JP5742062B2 - アキシャルピストンエンジン、アキシャルピストンエンジンの作動方法、およびアキシャルピストンエンジンの熱交換器を製作する方法 - Google Patents

アキシャルピストンエンジン、アキシャルピストンエンジンの作動方法、およびアキシャルピストンエンジンの熱交換器を製作する方法 Download PDF

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Description

本発明はアキシャルピストンエンジンに関する。本発明はまた、アキシャルピストンエンジンの作動方法、およびアキシャルピストンエンジンの熱交換器の製作方法に関する。
アキシャルピストンエンジンは最新技術より十分に知られているが、エネルギーを変換する機器として特徴付けられ、少なくとも1つのピストンの助けを借りて出力側に機械式の回転エネルギーを供給するものであり、これによりピストンは回転エネルギーの回転軸と基本的に同軸になるように位置合わせされた向きで線形に振動する運動をする。
例えば圧縮空気のみによって作動されるアキシャルピストンエンジンの他に、可燃性の燃料が供給されるアキシャルピストンエンジンも知られている。この可燃燃料は、例えば燃料と空気などの複数の成分で構成することができ、これによりこれらの成分は一緒にまたは別々に1つまたは複数の燃料室に送り込まれる。
したがって本ケースでは用語「可燃燃料」は、燃焼に加担する、または燃焼に加担する成分と共に運ばれる任意の物質を指しており、これはアキシャルピストンエンジンの中を流れる。可燃燃料はこのとき少なくとも1つの可燃物または燃料を含んでおり、これにより本文脈における用語「燃料」は、化学反応または他の反応を介して、詳細には酸化還元反応を介して放熱するように反応する任意の物質を表している。さらに可燃燃料は例えば空気などの成分を含むことも可能であり、これにより燃料が反応するための原料が供給される。
詳細にはアキシャルピストンエンジンはまた、内部連続燃焼(icc)の原理の下に作動させることができ、これに従って可燃燃料、すなわち例えば燃料と空気が1つまたは複数の燃焼室に休みなく送り込まれる。
さらにアキシャルピストンエンジンは、一方で回転式ピストンと、したがって回転式シリンダによって作動することができ、これらは順次燃焼室を通り過ぎるように移動される。
一方でアキシャルピストンエンジンが固定されたシリンダを有する場合もあり、これによりそのとき作動媒体が所望の荷重シーケンスに従ってシリンダに順次分配される。
例えばこの種の固定シリンダを有するiccアキシャルピストンエンジンは、EP1035310A2およびWO2009/062473A2から知られており、これによりEP1035310A2では可燃燃料の供給と排ガスの除去が熱伝達によって互いに結合されるアキシャルピストンエンジンが開示されている。
EP1035310A2およびWO2009/062473A2に開示されるアキシャルピストンエンジンはさらに作動シリンダと対応する作動ピストンの間、ならびに圧縮シリンダと対応する圧縮ピストンの間に仕切りを有しており、これにより圧縮シリンダは、アキシャルピストンエンジンの片側に作動シリンダから離れるように向けて設けられる。この点においてこのようなアキシャルピストンエンジンに圧縮機側と作動側を割り当てることができる。
用語「作動シリンダ」「作動ピストン」および「作動側」は、用語「拡張シリンダ」「拡張ピストン」および「拡張側」あるいは「エキスパンダシリンダ」「エキスパンダピストン」および「拡張側」と同義として使用され、同様に用語「拡張段」または「エキスパンダ段」と同義としても使用されており、これにより「エキスパンダ段」または「拡張段」は、そこに位置する全ての「拡張シリンダ」または「エキスパンダシリンダ」全体を指すことが理解される。
EP1035310A2 WO2009/062473A2
本発明の課題は、アキシャルピストンエンジンの効率を改善させることである。
この課題は、熱伝達によって互いに結合された可燃燃料の供給システムと排ガス除去システムとを備えたアキシャルピストンエンジンによって達成され、このアキシャルピストンエンジンは少なくとも2つの熱交換器を特徴とする。
2つの熱交換器を設置することで最初は今までよりも費用がかかりフロー条件がさらに複雑になるが、2つの熱交換器を利用することで熱交換器までの経路を有意に短くすることができ、熱交換器のより好ましいエネルギー構成が可能になる。驚くべきことに、これによってアキシャルピストンエンジンの効率は有意に高くなる。
これは特に固定シリンダを備えるアキシャルピストンエンジンに当てはまり、このシリンダ内では、シリンダおよびこれによりピストンも回転軸の周りを回転するアキシャルピストンエンジンとは対照的にピストンが常に作動しているが、これは上記の構成では排ガスラインを1つしか必要とせず、それを通り過ぎてシリンダが移動されるためである。
好ましくは熱交換器は基本的に軸方向に配置されており、よって本文脈における用語「軸方向」は、アキシャルピストンエンジンの回転の主軸に平行な方向または回転エネルギーの回転軸に平行な方向を指す。これにより極めてコンパクトであり、よって省エネ設計にすることが可能であり、これはとりわけ熱交換器が1つだけ使用される場合にも当てはまるが、以下に記載され主張されるように断熱された熱交換器が使用される場合に特に当てはまる。
アキシャルピストンエンジンが少なくとも4つのピストンを有する場合、この場合いずれの場合でも少なくとも2つの隣接するピストンからの排ガスが1つの熱交換器へと導かれるのが有利である。この方法では排ガスのためのピストンと熱交換器の間の経路を最小限にすることができることで、熱交換器を経由して回収することができない廃熱という形での損失を最小限に抑えることができる。
上記はさらに、いずれの場合でも3つの隣接するピストンからの排ガスが1つの共通の熱交換器に導かれる場合に達成することができる。
一方アキシャルピストンエンジンは少なくとも2つのピストンを有し、これにより各ピストンからの排ガスがその固有の熱交換器に導かれる場合も考えることができる。この点に関して、本発明の具体的な実施によって各々のピストンに対して熱交換器が設けられる場合に恐らく有利になる。これにより確かに組み立て費用がかさむことにはなるが、その一方で熱交換器はそれぞれより小さくなり、よって構造をより簡単なものにすることができ、これによりアキシャルピストンエンジン全体をよりコンパクトに構築することで損失を少なくすることができる。とりわけこのような設計では、2つのピストン毎に1つの熱交換器が設けられる場合も、個々の熱交換器を必要ならば2つのピストンの間にある三角形の部分に組み込むことができ、これによりアキシャルピストンエンジン全体をこれに対応してコンパクトに設計することができる。
本発明の課題は、本発明の他の特徴に付け加えてまたはその代替として、熱伝達によって互いに結合された可燃燃料供給システムと排ガス除去システムを備えるアキシャルピストンエンジンによって達成され、このアキシャルピストンエンジンは、少なくとも1つの熱交換器の断熱システムを特徴とする。このようにして、できるだけ多くの熱エネルギーがアキシャルピストンエンジン内に留まり、熱交換器を経由して確実に可燃燃料に戻るように移動させることができる。
これに関連して、一部の廃熱は恐らくアキシャルピストンエンジン内の様々な場所で有利に利用することができるため、熱交換器断熱材は必ずしも熱交換器を完全に囲む必要はないことが理解される。しかしながら熱交換器断熱材はとりわけ外側に向かって設ける必要がある。
好ましくは熱交換器断熱材は、熱交換器と周辺のアキシャルピストンエンジンの温度勾配を400℃に、詳細には少なくとも380℃にしておくように設計される。具体的には熱伝達が進行する際、すなわち圧縮側に向かって進むとき、このとき温度勾配はすぐに有意に小さくなり得る。これに付け加えてまたはその代替として、熱交換器断熱材が好ましくは、熱交換器断熱材の領域内のアキシャルピストンエンジンの外部温度が500℃または480℃を超えないように設計される場合もある。このようにして熱放射および熱伝導によるエネルギーの損失量が確実に最小限に抑えられるが、これは、たとえこれより高い温度や温度勾配でもエネルギー損失の上昇に偏りがあるためである。さらに最大温度または最大温度勾配は狭い場所にのみ生じるが、これはその他の場合は熱交換器の温度は圧縮側に向かって一層低下するためである。
好ましくは熱交換器断熱材は、熱交換器と異なる材料でできた少なくとも1つの構成要素を有する。この構成要素はこのとき断熱というその課された任務に最適であるように設計することができ、例えばアスベスト、アスベストの代替品、水、排ガスまたは空気であってよく、熱交換器断熱材が流体断熱材の場合、とりわけ構成要素の移動による熱の除去を最小限にするために筐体を有するべきであり、一方で固体断熱材の場合、安定させることを目的としてまたは保護材して筐体を設けることができる。具体的には筐体は、熱交換器の外装材料と同一の材料から形成することができる。
最初に言及した課題はまた、少なくとも1つのシリンダを備える圧縮機段と、少なくとも1つのシリンダを備えるエキスパンダ段と、圧縮機段とエキスパンダ段の間にある少なくとも1つの燃焼室とを有するアキシャルピストンエンジンの熱交換器を製作する方法によって達成され、熱交換器の熱吸収部分は圧縮機段と燃焼室の間に位置し、熱交換器の熱放出部分はエキスパンダ段と周辺環境の間に位置しており、ここで熱交換器は、熱交換器の熱吸収部分から熱放出部分を隔てる管壁を含むことで2つの物質の流れを切り離しており、この製作方法は、管がこの管に対応する材料を構成する少なくとも1つの基盤の中に配置され、物的および/または摩擦によりこの基盤に接続されることを特徴とする。
上記に記載されるアキシャルピストンエンジンにおける熱交換器の利用は、耐用寿命を制限する構成要素が損傷することが原因で、一方で熱交換器の入力と出力の間で、一方で熱交換器の熱吸収部分と熱放出部分との間で特に高い温度差が生じることにより不都合をもたらす場合がある。これによる生じる熱ストレス、および損傷が原因で生じる可燃燃料または排ガスの損失に対処するために、上記に記載される提案による適切な設計によって、危険なストレスを受ける地点においてほぼ1つの材料のみで熱交換器を有利に作製することができる。たとえ上記が事実と異なる場合でも上述された解決法によって物的ストレスは有利に緩和される。
熱交換器を装着または設置するのに使用されるはんだまたは他の手段は、とりわけ関連する領域が高い熱負荷を持たない、またはあまり密閉する必要がない場合種々の材料で構成され得ることが理解される。
同一の熱拡張係数を持つ2つ以上の材料を使用することも考えることができ、これにより材料に生じる熱ストレスの発生には同様のやり方で対処することができる。
管と基盤の間に物的および/または摩擦接続部を構築するために、管と基盤の間の物的接続部が溶接またははんだ付けによって形成されることを特徴とする熱交換器の製作方法も提案されている。熱交換器の密閉の厳重さは、簡単なやり方でかつこの種の方法によって特に有利に保証される。この場合溶接またははんだ付け材料として管または基盤に対応する材料を使用することも可能である。
この代替としてまたはこれに付け加えて、管と基盤の摩擦接合は収縮によって成し遂げることもできる。これは、例えば物的に接合された接続部において管または基盤の材料と異なる材料の使用が回避されるため、管と基盤間の熱ストレスを防ぐことができるという利点を有する。その後対応する接続部を迅速かつ確実に機能するように設けることもできる。
本発明の課題はまた、少なくとも1つの圧縮機シリンダと、少なくとも1つの作動シリンダと、圧縮された可燃燃料がそれを介して圧縮機シリンダから作動シリンダに導かれる少なくとも1つの加圧ラインとを備え、圧縮された媒体を一時的に保管することができる可燃燃料タンクを特徴とするアキシャルピストンエンジンによって達成される。
増大した原動力は、圧縮機を利用して最初に供給する必要のある可燃燃料の量がこれに対応して増加することなく、特に短い間このような可燃燃料タンクを経由することが求められる。これは、圧縮機の圧縮ピストンが作動ピストンに直接接続されている場合に特に有利であり、それは可燃燃料の増加は、その他の場合では燃料の増加によってのみ最終的に達成することができるがこのときは単に増大した作動出力によって供給することができるからである。この点に関して燃料をこれにより早くも節約することができる。
可燃燃料タンクに保管された可燃燃料はまた、例えばアキシャルピストンエンジンの始動工程に使用することもできる。
好ましくは可燃燃料タンクは圧縮機シリンダと熱交換器の間に設けられ、その結果可燃燃料、特に燃焼のために供給される空気が、まだ冷たい状態でまたは熱交換器から取り出されたエネルギーをまだ持っていない状態で可燃燃料タンクに一時的に保管される。これはすぐに分かるようにアキシャルピストンエンジンのエネルギーバランスに対してプラスの効果を持つ。
特に耐用寿命を延ばすことを目的として、圧縮機シリンダと可燃燃料タンクの間におよび/または可燃燃料タンクと作動シリンダの間に弁が配置されることが有利である。このようにして漏れの危険を最小限にすることができる。具体的には弁を利用して可燃燃料タンクを、弁を介する加圧ラインから、または通常作動する際に可燃燃料を担持する組立体から隔てることができる場合に有利である。この方法では、アキシャルピストンエンジンの他の作動条件の影響を受けずに可燃燃料を可燃燃料タンクに保管することができる。
さらに本発明の他の特徴から独立して、圧縮機シリンダと作動シリンダの間の加圧ラインが弁を有することで、アキシャルピストンエンジンが動作することによって圧縮された可燃燃料を圧縮機がまだ利用できる場合でも、具体的には例えば交通信号灯やブレーキをかける際に停止する場合など可燃燃料が全く必要ない状況において可燃燃料タンクからの可燃燃料の供給を確実に作動させて止めることができる点が有利である。詳細にはこのときこれに対応して中断が行なわれ、圧縮機が利用できる可燃燃料は、例えば発進や加速工程のために遅れずにすぐさま利用できるように直接可燃燃料タンクに進むことができる。
このような接続において、アキシャルピストンエンジンの具体的な実施形態に応じて複数の加圧ラインを設けることもでき、これらは個別にまたは一緒に可燃燃料タンクを適切に閉鎖するまたはこれに接続することができることが理解される。
極めて有利な設計の変形形態によって少なくとも2つのこのような可燃燃料タンクが提供されており、これによりアキシャルピストンエンジンの種々の作動状態をより大きく差別化して調整することができる。
少なくとも2つの可燃燃料タンクが異なる圧力で充填される場合、燃焼室内の作動条件が格段に迅速に影響を受けることが可能であり、例えば調整弁に固有の反応動作に起因する遅れを見越す必要がない。具体的にはタンクの充填時間を最小限にすることができ、詳細にはそのときまでに可燃燃料を一様の低い圧力で保管することができ、同時に高圧下で可燃燃料を中に含む別のタンクが存在することが可能である。
第1の可燃燃料タンクの第1の下限圧力と第1の上限圧力と、第2の可燃燃料タンクの第2の下限圧力と第2の上限圧力を定め、その範囲内で可燃燃料タンクが加圧される圧力調整システムが設けられ、第1の上限圧力が好ましくは第2の上限圧力より低く、第1の下限圧力が好ましくは第2の下限圧力より低い場合、格段に多様で相互に影響するような調整の選択肢をそれに応じて達成することができる。具体的には使用される可燃燃料タンクを異なる圧力間隔で作動させることができ、これによりアキシャルピストンエンジンによって与えられる可燃燃料圧力の形態のエネルギーをさらにより有効に利用することができる。
例えばアキシャルピストンエンジン内で具体的には極めて広範な範囲の作動に関して特に迅速な反応動作を実現することができるように、第1の上限圧力が第2の下限圧力より低いまたはそれと等しいことが有利である。このようにして選択された圧力間隔を利用して特に広範な圧力範囲を有利に利用することができる。
本発明の課題はまた、少なくとも1つの作動シリンダを備え、このシリンダに予燃室と主燃室を備えた絶えず作動する燃焼室から排ガスが供給され、これが排ガス出口を有するアキシャルピストンエンジンによって達成され、この場合アキシャルピストンエンジンは予燃室内の温度を測定する予燃室温度センサを特徴とする。
この種の温度センサは簡単なやり方で燃焼の良否またはアキシャルピストンエンジンの稼働の安定性に関する有意な値を出力する。例えば抵抗温度センサ、熱電対センサ、赤外線センサなどいずれのセンサも温度センサとして利用することができる。
好ましくは予燃室温度センサは、それが予燃室の炎の温度を測定するように設計または配置される。これにより可能な限りかなり格段に有意な値が作成される。
アキシャルピストンエンジンは詳細には燃焼室調整システムを含むことができ、このシステムは予燃室温度センサを入力センサとして含んでおり、予燃室の温度が1000℃から1500℃の間になるように燃焼室を調整する。このようにして相対的に簡単であり、よって信頼性が高く極めて迅速な調整回路を利用して、アキシャルピストンエンジンの一連の工程で生成される汚染物質を確実に極度に少なくすることができる。具体的には煤煙が形成される危険を最小限まで抑えることができる。
さらにおよび具体的には本発明の他の特徴から独立して、上記に付け加えてまたはその代替として、アキシャルピストンエンジンは排ガスの温度を測定する排ガス温度センサを含むことができる。
このような排ガス温度センサを利用して、絶えず作動している燃焼室の作動状態を同様にチェックし技術的に簡単な方法で調整することができる。このような調整システムによってとりわけ簡単な方法で適切かつ完璧な燃料の燃焼が保証されることで、アキシャルピストンエンジンは最適な効率を呈示し放出される汚染物質は最小限になる。
なるべくなら燃焼室は、作動状態にある排ガスの温度が好ましくはアイドリングする際に850℃から1200℃の間になるように調整される。これは例えば上記に言及された要件に従って、水の温度または水の体積あるいは熱交換器内で予熱されたまたは予熱されない空気の比率を調節することによって、例えば適切に水を適用するおよび/または可燃燃料、とりわけ空気を適切に予熱することによって行なうことができる。
本発明の別の態様によると、少なくとも1つのシリンダを備える圧縮機段と、少なくとも1つのシリンダを備えるエキスパンダ段と、少なくとも1つの熱交換器を有するアキシャルピストンエンジンが提案されており、熱交換器の熱吸収部分は圧縮機段と燃焼室の間に位置し、熱交換器の熱放出部分はエキスパンダ段と周辺環境の間に位置しており、アキシャルピストンエンジンは、熱交換器の熱吸収部分および/または熱放出部分が下流および/または上流に少なくとも1つの流体を加えるための手段を有することを特徴とする。
可燃燃料の流れに流体を加えることは熱交換器の熱を移動させる能力を高める一因となるが、それは、例えば好適な流体を適用することによって可燃燃料の流れの固有の熱容量を排ガス流固有の熱容量に合うように調節することができる、あるいはそうでなければ排ガス流固有の熱容量を超えるように増大させることができるためである。これにより影響を受ける排ガス流から可燃燃料流への熱の伝達は、例えば有利にはより多量の熱を可燃燃料流に、したがって作動サイクルに結合させるのを可能にする一因となるが、その一方で熱交換器の構築サイズは同一のままであり、こうして熱力学的な効率を高めることができる。代替として、または、これに付け加えて流体を排ガス流に加えることもできる。適用される流体はこの場合、例えば下りラインの排ガスの後処理のために必要な手助けとなることができ、これは熱交換器内に形成される乱流によって理想的には排ガス流と混合することができ、これにより下りライン排ガス後処理システムは最大の効率で作動することができる。
「下流」はこの場合、特定の流体が出てくる熱交換器の側、あるいは排ガスラインまたは可燃燃料を運ぶ配管の流体が熱交換器を出た後に進入する部分を指している。
ここから類推することにより「上流」は、熱交換器の特定の流体が進入する側、あるいは排ガスラインまたは可燃燃料を運ぶ配管の流体がそこから熱交換器に進入する部分を指している。
この点において、流体の適用が熱交換器の空間的な近傍付近で速やかに行なわれるかどうかは問題ではなく、あるいは流体の適用がより広い空間距離のところで行なわれるかどうかも問題ではない。
例えば水および/または可燃物質を流体として適宜加えることができる。これには、可燃燃料流が一方で水および/または可燃物質を適用することにより固有の熱容量が増大するという先に記載した利点があり、他方で熱交換器内でまたは燃焼室に先んじて既に混合物を準備することができ、燃焼室で可能な限り最大の局所的に均一な燃焼空気比で燃焼を行なうことができるという利点がある。これにはまた、とりわけ燃焼行為が、効率の低下、すなわち不完全燃焼を極めてわずかしか記録しない、または全く記録しないという利点もある。
アキシャルピストンエンジンの別の構成に関して、熱交換器の熱放出部分に、または熱交換器の熱放出部分から下流に水抜き装置が配置されることが提案されている。熱交換器のところで温度が低下することから、蒸気となった水が全て凝結され、その後に続く排ガスラインが腐食により損傷する恐れがある。このような措置を設けることによって排ガスラインの損傷を有利に抑えることができる。
加えて少なくとも1つのシリンダを備える圧縮機段と、少なくとも1つのシリンダを備えるエキスパンダ段と、圧縮機段とエキスパンダ段の間にある少なくとも1つの燃焼室と、少なくとも1つの熱交換器とを有するアキシャルピストンエンジンの作動方法が提案されており、この場合熱交換器の熱吸収部分は圧縮機段と燃焼室の間に位置し、熱交換器の熱放出部分はエキスパンダ段と周辺環境の間に位置しており、方法は、熱交換器内を通って流れる可燃燃料流におよび/または熱交換器内を流れる排ガス流に少なくとも1つの流体が加えられることを特徴とする。これにより上記に既に示されるように流体を適用することにより可燃燃料流の固有の熱容量を増大させ、したがって可燃燃料流への熱の流れを増大させることによって、周辺環境に通じている排ガス流から可燃燃料流に効率よく熱を伝達するように改良することが可能である。エネルギー流をこの場合アキシャルピストンエンジンの作業サイクルに再生式に結合することにより、工程が適切に実施されたときの効率を高めることができ、とりわけ熱力学的効率を高めることができる。
有利にはアキシャルピストンエンジンは、水および/または可燃物質が適用されるような方法で作動される。このような方法の結果として、熱交換器内および燃焼室に先んじて理想的に混合することによって、とりわけ燃焼工程の効率を高めることができる。
可燃物質を同様に排ガスの流れに加えることができ、これが例えば排ガスの後処理のための手段である場合、その結果排ガスの温度を熱交換器内でまたは熱交換器の後にさらに上げることができる。必要であればこの方法において有利なやり方で排ガスを後処理し汚染物質を最小限にする後燃焼を行なうこともできる。よって熱交換器の熱放出部分に放出された熱が可燃燃料流をさらに温めるために間接的に利用される場合もあり、その結果アキシャルピストンエンジンの効率がこれにより悪影響を受けることはほとんどない。
上記の利点をさらに履行するために熱交換器から下流および/または上流に流体を加えることができる。
これに付け加えてまたはその代替として、分離された水を可燃燃料流および/または排ガス流に戻るように適用することもできる。最も好ましいケースではこれにより閉鎖した水の回路が実現し、これに対して外から水をさらに供給する必要はない。よってこのような構造のアキシャルピストンエンジンを装備した車両は水、とりわけ蒸留水を補給する必要がないという付加的な利点が生まれる。
有利には水および/または可燃物質の適用は、アキシャルピストンエンジンが停止状態にならないうちに所定の時間内の規定された時点で止められ、アキシャルピストンエンジンはそれが停止するまで水および/または可燃物質が適用されない状態で作動される。場合によって水は排ガスラインにとって有害であり、これはとりわけ排ガスラインが冷える際、排ガスライン内に堆積する可能性があるためこの方法では敬遠される場合がある。有利にはいずれの水もアキシャルピストンエンジンが停止しないうちにアキシャルピストンエンジン自体から除去されることで、特に停止中の水または水蒸気によるアキシャルピストンエンジンの構成要素の損傷は助長されなくなる。
本発明の課題は上記に言及した特徴に付け加えてまたはその代替として、少なくとも1つの圧縮機シリンダと、少なくとも1つの作動シリンダと、少なくとも1つの加圧ラインとを備え、この加圧ラインを通って圧縮された可燃燃料が圧縮機シリンダから作動シリンダに導かれるアキシャルピストンエンジンによって達成され、この場合アキシャルピストンエンジンは、圧縮機シリンダ内に位置する圧縮機ピストンの吸気行程中に水または水蒸気が圧縮機シリンダに加えられることを特徴とする。
一方これにより可燃燃料への水の分配が確実に優れたものになる。一方水を加えることによってアキシャルピストンエンジン全体のエネルギーバランスがマイナスの影響をあまり受けずに、水によって変化した圧縮エンタルピーを非厳密的に可燃燃料に採用することができる。具体的にはこれにより等温圧縮の圧縮過程を概算することができ、これにより圧縮中のエネルギーバランスを最適にすることができる。水の比率は、具体的な実施に応じておよび熱交換器に関連して上記に説明した水の適用を併用して、燃焼室の温度を調整する、および/または水の化学反応または触媒反応を利用して汚染を抑えるのに補助的に利用することができる。
水の適用は、例えば本発明の具体的な実施に応じて定量ポンプによって行なうことができる。定量ポンプはチェック弁を利用して一定量を供給することができるが、これは圧縮機ピストンもその吸気行程中にチェック弁を介して水を吸い込むことができ、このときチェック弁は圧縮する間閉じているためである。チェック弁の実装は、エンジンが停止する際の漏れを防ぐために、例えばソレノイド弁などの安全弁が水の供給ラインに設けられる場合に特に有利である。
水は場合によって別の場所でアキシャルピストンエンジンに加えられる場合もあることが理解される。
本発明の付加的な利点、目的および特性を、以下の同封される図面の説明に基づいて説明するが、この説明において様々なアキシャルピストンエンジンおよびその組立体の例が記載されている。
第1のアキシャルピストンエンジンの概略断面図である。 図1によるアキシャルピストンエンジンの頂部概略図である。 図2のものと同様の記載した第2のアキシャルピストンエンジンの頂部概略図である。 図1のものと同様に記載した第3のアキシャルピストンエンジンの概略断面図である。 熱交換器の概略断面図である。 予燃室温度センサと2つの排ガス温度センサを備えた別のアキシャルピストンエンジンの概略断面図である。 熱交換器の管を収容するために基盤が中に配置された熱交換器のためのフランジの概略図である。
図1および図2に記載されるアキシャルピストンエンジン201は、絶えず作動している燃焼室210を有しており、そこからショットチャネル215(一例として番号が付けられている)を介して作動媒体が作動シリンダ220(一例として番号が付けられている)に連続して供給される。各作動シリンダ220の中には作動ピストン230(一例として番号が付けられている)が配置されており、この作動ピストンは一方で直線のコネクティングロッド235を介して出力側に接続され、これはこの例示の実施形態では湾曲したレール240を持ち出力シャフト241上に配置されたスペーサ242として実現されており、一方で圧縮機ピストン250に接続されており、そのそれぞれが以下でより詳細に説明するように圧縮機シリンダ260内を往復する。
作動媒体が作動シリンダ220内でその機能を果たし、それに応じて作業ピストン230に負荷がかけられると、作動媒体は排ガスチャネル225を通って作動シリンダ220から押し出される。排ガスチャネル225には温度センサが設けられており、これは図面には示されていないが排ガスの温度を測定する。
排ガスチャネル225はいずれの場合でも排ガスを熱交換器270に排出し、その後ア既知の方法で適切な出口227のところでアキシャルピストンエンジン201から出る。その一部のための出口227をさらに具体的には環状のダクト(図示せず)に接続することができ、その結果結局排ガスは一カ所か二カ所でエンジン201から出ていく。とりわけ熱交換器270の具体的な構成によって、熱交換器270自体が既に消音効果を持つため、場合によっては消音装置を省くことも可能である。
熱交換器270は、圧縮機ピストン250によって圧縮機シリンダ260内で圧縮され、加圧ライン255を通って燃焼室210に導かれる可燃燃料を予熱する働きをする。圧縮はこの場合、供給される空気が圧縮機ピストン250によって供給ライン257(一例として番号が付けられている)を介して吸い込まれ、圧縮機シリンダ260内で圧縮されることにより既知の方法で行なわれる。このために、既知のもので容易にしかるべく利用できる弁システムが使用される。
図2からすぐに明らかになるように、アキシャルピストンエンジン201は2つの熱交換器270を有しており、その両方がアキシャルピストンエンジン201に関して軸方向に配置されている。このような配置にすることによって、排ガスが排ガスチャネル225を通っていずれの場合も熱交換器270まで横切っていく経路を、最新技術のアキシャルピストンエンジンと比べて有意に短縮することができる。その結果排ガスが極めて高い温度で各々の熱交換器270に到達することになり、これにより結局のところ可燃燃料もこれに対応する高い温度に予熱される。実際にはこのような構成にすることにより燃料の少なくとも20%を削減することができる。これに関連して最適な設計を利用することで30%以上の削減もさらに可能であると予測される。
さらに熱交換器270は、ここには示されていないがアスベストの代用品の断熱材により断熱されている。これによりこの例示の実施形態では、熱交換器270の近傍のアキシャルピストンエンジンの外部温度がほぼ全ての作動条件において450℃を超えないことが保証される。唯一の例外は負荷をかけすぎた場合であり、いずれにしてもこれが起こるのはほんのわずかの間に過ぎない。この場合断熱材は、熱交換器の一番高温の場所で350℃の温度勾配を保証するように設計されている。
これに関連して、付加的な措置を施すことによってアキシャルピストンエンジン201の効率を上げることが可能であることが理解される。例えば可燃燃料を既知のやり方で使用して燃焼室201を冷却したり熱的に絶縁することができ、これにより可燃燃料が燃焼室210に入る前にその温度をさらに上げることができる。一方でこれに対応する調整を、この例示の実施形態の場合のように燃焼用空気に関連して可燃燃料の成分だけに限定することができることをここで強調したい。圧縮の前または圧縮する際に燃焼用の空気に予め水を加えることも考えられるが、しかしながらこれはその後に、例えば加圧ライン255内でも容易に可能である。
特に好ましいのは圧縮機シリンダ260への水の適用が、対応する圧縮機ピストン250の吸気行程の間に行なわれることであり、その結果、等温圧縮またはできるだけ等温圧縮に近い圧縮になる。すぐに明らかになるように、圧縮機ピストン250の各作動サイクルは吸気行程と圧縮行程で成り立っており、この場合吸気行程中に可燃燃料が圧縮機シリンダ260に進入しその後圧縮される、すなわち圧縮行程中に圧縮され加圧ライン255へと導かれる。吸気行程中に水を加えることによって作動中簡単なやり方で水が確実に均一に分配される。
同様にそれに応じて燃料を調整することも考えられるが、この場合燃料の量は通常、燃焼用空気に対して比較的少量であるためかなり短時間で高温にすることができるため、この場合これは絶対的に必要なものではない。
図3に記載されるアキシャルピストンエンジン301は、その構造とその機能方法において図1および図2によるアキシャルピストンエンジン201に基本的に対応している。このような理由により詳細な説明は省くことにし、この場合同様に機能する図3の組立体は同様の参照用の標示を備えており、その最初の桁のみが互いに異なっている。アキシャルピストンエンジン301は中央燃焼室310を有しており、そこからアキシャルピストンエンジン301の作動シーケンスに従ってショットチャネル315(一例として番号が付けられている)を介して作動媒体を作動シリンダ320に導くことができる。作動媒体がその機能を果たした後、それはいずれの場合も排ガスチャネル325を介して熱交換器370へと供給される。
この場合アキシャルピストンエンジン301は、アキシャルピストンエンジン201とは対照的に厳密に2つの作動シリンダ320に対して熱交換器370を1つだけ有しており、これによりチャネル325の長さは最小限に短縮することができる。すぐに明らかになるようにこの例示の実施形態では熱交換器370は、アキシャルピストンエンジン301の筐体本体305に一部が挿入されており、これにより図1および図2によるアキシャルピストンエンジン201の構造と比べてさらによりコンパクトな構造になる。この場合熱交換器370をどの程度筐体本体305に挿入することができるかの目安は、例えば作動シリンダ220のための水の冷却システムなどの他の組立体の配置によって制限される。
図4に記載されるアキシャルピストンエンジン401もまた、図1から図3によるアキシャルピストンエンジン201および301に基本的に対応している。よって同一のまたは同様の作動組立体は同様に標示されており、その最初の桁だけが異なる。よってその他の点では作動方法の詳細な説明は、それが既に図1および図2によるアキシャルピストンエンジン201に関連して行なわれているためここでも省略する。
アキシャルピストンエンジン401もまた筐体本体405を含んでおり、それに接して絶えず作動する燃焼室410と、6つの作動シリンダ420と6つの圧縮機シリンダ460が設けられている。この場合燃焼室410はいずれの場合でもショットチャネル415を介して作動シリンダ420に接続されており、その結果アキシャルピストンエンジン401のタイミングのペースに対応して作動媒体を作動シリンダ420に供給することができる。
作動媒体はその機能を終えると、排ガスチャネル425を通って作動シリンダ420を出るが、このチャネルはいずれの場合でも熱交換器270へとつながっており、この場合これらの熱交換器470は、図1および図2によるアキシャルピストンエンジン201(特に図2を参照)の熱交換器270と全く同様に配置されている。作動媒体は出口427(一例として番号が付けられている)を通って熱交換器270から出る。
作動シリンダ420と圧縮機シリンダ460の中には作動ピストン430と圧縮機ピストン450がそれぞれ配置されており、これらは剛性のコネクティングロッド435を利用して互いに接続されている。コネクティングロッド435は既知の方法で湾曲したレール440を含んでおり、これはスペーサ424上に設けられており、このスペーサが最終的に出力シャフト441を駆動させる。
またこの例示の実施形態では、供給ライン457を介して燃焼用の空気が吸い込まれ圧縮機シリンダ460内で圧縮されることで、加圧ライン455を介して燃焼室410に適用され、これにより上記で言及した例示の実施形態で挙げられた措置を具体的な実施に応じて同様に設けることができる。
加えてアキシャルピストンエンジン401の場合、加圧ライン455は環状ダクト456を介して互いに接続されており、これにより全ての加圧ライン455内の圧力を既知の方法で確実に均一にすることができる。環状ダクト456と各加圧ライン455の間に弁485が設けられ、これにより可燃燃料の供給を加圧ライン455によって調整または設定することができる。さらにタンクライン481を介して可燃燃料タンク480が環状ダクト456に接続されており、このライン内にも弁482が同様に配置されている。
弁482および485は、アキシャルピストンエンジン401の作動状態に応じて開閉することができる。よって例えばアキシャルピストンエンジン401があまり可燃燃料を必要としない場合弁485の一方を閉じることが予想される。またそのような作動状況において全ての弁485の部分的に閉めて弁がスロットルとして作動することができるようにすることも予想される。弁482が開放される際、そのときは可燃燃料の余剰分を可燃燃料タンク480に送り込むことができる。これは、とりわけアキシャルピストンエンジン401が減速して稼働しているとき、すなわち可燃燃料を全く必要とせず、むしろ出力シャフト441を介して駆動されている場合にも可能である。このような作動状況で起きる圧縮機ピストン450の動きによって生じた可燃燃料の余剰分も同様に容易に可燃燃料タンク480に保管することができる。
このようにして保管された可燃燃料は必要に応じて、すなわち具体的には発進または加速する状況でならびに始動させるために補助的にアキシャルピストンエンジン401に供給することが可能であり、その結果、圧縮機ピストン450が余計な動きをしたりより素早く動作しなくても可燃燃料の余剰分が供給される。
弁482および485はまた、適切な場合上記を確実にするために省くこともできる。圧縮された可燃燃料を長期間保管することも目的とした前述のような弁は、漏れを避けることができないためあまりふさわしくないように思われる。
アキシャルピストンエンジン401の代替の一実施形態では環状ダクト456を省くことも可能であり、この場合圧縮機シリンダ460の出口はこのとき場合によって環状ダクトの区画を利用して加圧ライン455の数に一致するように合体される。この種の設計では、1本の加圧ライン455のみを可燃燃料タンク480に接続する、すなわち全ての加圧ライン455を可燃燃料タンク480に接続しない、あるいはそれらを接続可能にしないことが恐らく意味を成す。このような設計は実際は、全ての圧縮機ピストン450が減速する際に可燃燃料タンク480を充填できる訳ではないということを意味している。一方でこのとき燃焼室410が十分な可燃燃料を利用することができることで、補助的な調整または制御システム措置がなくても燃焼を維持することができる。これと同時に可燃燃料タンク480が他の圧縮機ピストン450を利用して充填されることで、可燃燃料はそれに応じて備蓄され、とりわけ始動、発進または加速段階にすぐに利用することができる。
アキシャルピストンエンジン401は、ここにはっきりとは示されていない別の設計の変形形態で2つの可燃燃料タンク480を装備する場合もあり、この場合も2つの可燃燃料タンク480にこのとき別々の圧力を充填することが可能であるため、2つの可燃燃料タンク480が異なる圧力間隔でリアルタイムに作動することが常に可能であることを理解されたい。好ましくはこの場合圧力調整システムが設けられ、このシステムは第1の可燃燃料タンク480のための第1の下限圧力と第1の上限圧力、ならびに第2の可燃燃料タンク(図示せず)のための第2の下限圧力と第2の上限圧力を設定し、その範囲内でそれぞれの可燃燃料タンク480に圧力が充填され、この場合第1の上限圧力は第2の上限圧力を下回り、第1の下限圧力は第2の下限圧力を下回る。具体的には第1の上限圧力は、第2の下限圧力より低いかそれと等しくなるように設定することができる。
図5に記載される熱交換器870は、例えば熱交換器270、370および470として使用することができる。この熱交換器870は排ガス空間871内に軸方向に複数の細いダクト872(一例として番号が付けられている)が配置されており、これらは排ガス空間871に対してガス密になるような方法で空気供給空間873と空気排出空間874に接続されている。熱交換器870は、開口875を利用して上記に言及したアキシャルピストンエンジン201、301、401の加圧ライン255、455に入るようにすることができ、その結果圧縮された可燃燃料は、細いダクト872を通って熱交換器870の中を流れることができる。さらに排ガス空間871は排ガスの入り口876と排ガスの出口877を有しており、排ガス空間内に互い違いになるように配置されそれぞれが細い管872の一部に接続された反らせ板878を利用することで排ガスと細いダクト872の密接な接触が促進される。反らせ板878はまた排ガスによってそれに対応して調整されるため、反らせ板878はまたそれに対応する細い管872への熱エネルギーの結合をもたらす。
排ガスの入り口876はアキシャルピストンエンジン201、301、401の排ガスチャネル225、325、425の1つに接続され、その一方で排ガスの出口877は、アキシャルピストンエンジン201、301、401の出力227、427を意味する。排ガス出口877は、より多様な設計では排気管または既に知られている他の組立体に接続することができることが理解される。さらにアキシャルピストンエンジン201、301、401は具体的な構成に応じて他の熱交換器を設けることもできることが理解される。熱交換器870は、とりわけアキシャルピストンエンジン301および401のものも、たとえアキシャルピストンエンジン201に基づいて記載したように熱交換器870とは異なるように構築する必要がある場合でも熱交換器を適宜断熱することができることも理解することができる。
図1から図5を通して排ガスまたは燃焼室の温度を測定する温度センサは示されていない。このような温度センサに関して、全ての温度センサは800℃と1100℃の間の温度を作動中確実に測定することができるとみなすことができる。具体的には燃焼室が予燃室と主燃室を備える場合、このような温度センサを利用して予燃室の温度も測定することができる。この点について上記に記載したアキシャルピストンエンジン201、301および401はそれぞれ、作動シリンダ220、320、420を出るときの排ガス温度がおよそ900℃であり、予燃室(もしあれば)の温度がおよそ1000℃であるように温度センサを利用して調整することができる。
図6の記載によって示される別のアキシャルピストンエンジン501の場合、このような温度センサは、1つの予燃室温度センサ592と2つの排ガス温度センサ593という形で設けられており、これらはそれに応じて概略的に表されている。具体的には予燃室温度センサ592を利用して(これはこの例示の実施形態では、それが別のアキシャルピストンエンジン501のプリバーナー517に近いことからプリバーナー温度センサと呼ぶこともできる)別のアキシャルピストンエンジン501の燃焼の良否または稼働の安全性に関する有意義な値が突き止められる。例えば予燃室517の中の炎の温度を測定することができることで、燃焼室調整システムを利用して別のアキシャルピストンエンジン501における種々の作動状態を調整することが可能である。排ガス温度センサ593を利用して(これは各々の作動シリンダ520の出口または排ガスチャネル525に配置されている)具体的には燃焼室510の作動状態を累積的にチェックし必要ならば調整することができ、その結果可燃燃料の最適な燃焼が常に保証される。
その他の場合では、別のアキシャルピストンエンジン501の構築および作動原理は、先に記載したアキシャルピストンエンジンのものに対応している。この点において、別のアキシャルピストンエンジン501は筐体本体505を有しており、これに接して絶えず作動している燃焼室510と、6つの作動シリンダ520と、6つの圧縮機シリンダ560が設けられている。
燃焼室510の内部では可燃燃料に点火しこれを燃やすことができ、この場合燃焼室510は上記に記載した方法で可燃燃料を充満させることができる。有利には別のアキシャルピストンエンジン501は二段燃焼システムにより作動し、そのため燃焼室510は先に既に言及したプリバーナー517とメインバーナー518を有する。プリバーナー517とメインバーナー518に可燃燃料を噴射することができ、この場合アキシャルピストンエンジン501の一定の割合の燃焼用の空気も(この例示の実施形態では全体の燃焼用空気の15%より小さくなるはずである)予燃室517に送ることができる。
プリバーナー517はメインバーナー518より直径が小さく、この場合燃焼室510は、円錐形のチャンバ513と円筒形のチャンバ514から成る移行領域を有する。
可燃燃料と燃焼用空気を供給するために、一方でメインノズル511と一方で処理ノズル512が燃焼室510に、詳細には関連する円錐形のチャンバ513にそれらを放出する。メインノズル511と処理ノズル512を利用することで可燃燃料または可燃物質を燃焼室510に噴射することができ、この場合、この例示の実施形態では処理ノズル512を利用して噴射された可燃燃料は早くも燃焼用空気と混合される、または既に混合されている。
メインノズル511は燃焼室510の主要な燃焼方向502に基本的に平行になるように配向されている。さらにメインノズル511は燃焼室510の対称軸503に同軸になるように配向されており、この場合対称軸503は主要な燃焼方向502に対して平行になるように置かれている。
さらに処理ノズル512がメインノズル511に対して一定の角度(ここでは理解しやすいようにはっきりとは描かれていない)で配置されることで、メインノズル511の噴射方向516と処理ノズル512の噴射方向519は円錐形のチャンバ513内の相互に交差する点で交わる。
可燃物質または可燃燃料はこの例示の実施形態では空気を追加して供給せずにメインノズル511からメインバーナー518へと噴射され、この場合可燃物質はメインバーナー518内で既に予熱され理想的には熱分解させることができる。このためにメインノズル511内を流れる可燃物質の量に対応する体積の燃焼用空気が、プリバーナー517またはメインバーナー518の背後の燃焼空間526へと送り込まれ、このために別個の燃焼用空気供給システム504が設けられ、これが燃焼空間526に空気を放出する。
この目的のために別個の予燃用空気供給システム504がプロセス空気供給システム521に接続され、この場合別の燃焼用空気供給システム522には、別個の燃焼用空気供給システム504から燃焼用空気を供給することができ、これはこの場合穴の開いたリング523に燃焼用空気を供給することができる。この穴の開いたリング523はこの場合処理ノズル512に割り当てられる。この点において処理ノズル512によって噴射されその上プロセス空気と混合された可燃物質を、プリバーナー517またはメインバーナー518の円錐形のチャンバ513に噴射することができる。
加えて燃焼室510とりわけ燃焼空間526はセラミック製の組立体506を含んでおり、これは有利には空冷式である。このセラミック製の組立体506はこの場合セラミック製の燃焼室の壁507を含んでおり、この壁は外形を形成する管508によって周りを囲まれている。この外形を形成する管508の周りには冷却空気チャンバ509が延在しており、これは冷却空気チャンバ供給システム524を利用してプロセス空気供給システム521に接続されている。
既知の作動シリンダ520は対応する作動ピストン530を保持しており、これはいずれの場合でもコネクティングロッド535によって圧縮機ピストン550に機械的に接続されている。
この例示の実施形態ではコネクティングロッド535は、コネクティングロッドを稼働させる車輪536を含んでおり、これは作動ピストン530または圧縮機ピストン550が移動する間湾曲したレール540に沿って走行する。これにより駆動式の湾曲レール支持体537を利用して湾曲したレール540に接続されている出力シャフト541が回転させられる。アキシャルピストンエンジン501によって生成された動力は、出力シャフト541を介して出力することができる。
既知の方法では圧縮機ピストン550を利用してプロセス空気の圧縮、適切な場合には噴射された水も含めた圧縮が行なわれるが、この水は必要であればさらに冷却するのに利用することができる。水または蒸気の適用が対応する圧縮機ピストン550の吸気行程中に行なわれる場合、可燃燃料の等温圧縮をとりわけ促進させることができる。水の適用が吸気行程に付随することで、作動中簡単なやり方で可燃燃料内にひときわ均一に水を分配することを保証することができる。
これにより、例えば図1から図5に関して上記に既に説明した例示の実施形態において既に詳細に記載されるように、プロセス空気が1つまたは複数のこのような熱交換器を利用して事前に温められ可燃燃料として燃焼室510に運ばれる場合、必要ならばここには記載されない(但し図5を参照)1つまたは複数の熱交換器内で有意により徹底的に排ガスを冷却することができる。排ガスは上記で挙げられた排ガスチャネル525を介して1つまたは複数の熱交換器に送り込むことができ、この場合熱交換器は、別のアキシャルピストンエンジン501を基準にして軸方向に配置される。
さらにプロセス空気は、既に説明したように冷却されなければならないアキシャルピストンエンジン501の付加的な組立体と接触することによりさらに事前に温めるまたは予熱することができる。このようにして圧縮され加熱されたプロセス空気はその後、既に説明した方法で燃焼室510に適用され、これにより別のアキシャルピストンエンジン501の効率をさらに上げることができる。
アキシャルピストンエンジン501の作動シリンダ520はそれぞれショットチャネル515を介して燃焼室510に接続されることで、点火された可燃燃料の混合体または燃料と空気の混合体がショットチャネル515を介して燃焼室510から出て各々の作動シリンダ520に進むことができ、作動ピストン530に対して作動媒体としての機能を果たすことができる。
この点において燃焼室510から流れる作動媒体を少なくとも1つのショットチャネル515を介して少なくとも2つの作動シリンダ520に連続して送り込むことが可能であり、この場合各作動シリンダ520について1つのショットチャネル515が設けられ、これは制御ピストン531を利用して開閉することができる。よって別のアキシャルピストンエンジン501の制御ピストン531の数は、作動シリンダ520の数によって規定される。ショットチャネル515の閉鎖はこの場合、その制御ピストンカバー532を含めた制御ピストン531を利用して行なわれる。制御ピストン531は制御ピストン湾曲レール533を利用して駆動され、この場合駆動シャフト541に対して制御ピストン湾曲レール533のスペーサ534が設けられており、これはとりわけ熱から分離させる働きもする。別のアキシャルピストンエンジン501のこの例示の実施形態では、制御ピストン531は、基本的に軸方向に向けられた往復運動543を行なうことができる。このために制御ピストン531はそれぞれ制御ピストン湾曲レール533内に支持される摺動部品(これ以上分類されない)を利用して誘導され、この場合この摺動部品はそれぞれ案内路の中を前後して走行する安全カム(これ以上分類されない)を有しており、制御ピストン531がひっくり返るのを防ぐ。
制御ピストン531はショットチャネル515の領域内で燃焼室510からの高温の作動媒体と接触するため、制御ピストン531が水冷式である場合に有利である。このために別のアキシャルピストンエンジン501は、水の冷却システム538を具体的には制御ピストン531の領域内に有しており、この場合水冷却システム538は、内側の冷却ダクト545と、中央の冷却ダクト546と、外側の冷却ダクト547を含む。このようにして十分に冷却された制御ピストン531は、対応する制御ピストンシリンダの中を作動中信頼できるように移動することができる。
別のアキシャルピストンエンジン501がショットチャネルリング539を有する場合、特に簡素な構造を利用してショットチャネル515および制御ピストン531を設けることができる。この場合ショットチャネルリング539は中央軸を有しており、その周りに作動シリンダ520および制御ピストンシリンダの一部が同心円状に配置される。それぞれの作動シリンダ520と制御ピストンシリンダの間にショットチャネル515が設けられ、この場合全てのショットチャネル515は燃焼室510の燃焼室床548の切り取り部(ここでは分類されない)に空間的に接続される。この点において作動媒体は、燃焼室510からショットチャネル515を介して作動シリンダ520へと進み、これにより機能を果たし、この機能を利用して圧縮機ピストン550もまた移動することができる。実際の構成によってショットチャネルリング539またはその材料が腐食性の燃焼生成物と直接接触したり極端に高い温度と直接接触しないように保護するために、コーティングやインサートを設けることもできることが理解される。
図6による具体的な例示の実施形態にははっきりとは示されていないが、別のアキシャルピストンエンジン501が、例えば少なくとも1つの可燃燃料タンクとこれに対応する弁を同様に装備する場合もあることが理解される。
加えて別のアキシャルピストンエンジンの場合可燃燃料タンクは、異なる圧力で圧縮された可燃燃料を保管することができるように二通りに対応するように設けることが可能である。既存の2つの可燃燃料タンクをこの場合燃焼室510の対応する加圧ラインに接続することができ、この場合可燃燃料タンクは弁を利用して加圧ラインと流体接続が可能である、またはそこから隔てることができる。具体的には作動シリンダ520または圧縮機シリンダ560と、可燃燃料タンクの間に、ストップ弁またはスロットル弁あるいは調整弁または制御弁を設けることができる。例えば上記に挙げた弁は、発進または加速する状況においてならびに始動するために適切に開閉することができ、これにより可燃燃料の余剰分を少なくとも限られた期間内燃焼室510が利用することが可能である。可燃燃料タンクは好ましくは圧縮機シリンダの1つと熱交換器の1つの間に流体的に相互接続される。2つの可燃燃料タンクが理想的には異なる圧力で作動することで、これにより圧力という形で別のアキシャルピストンエンジン501によって供給されるエネルギーをかなり十分に利用することが可能になる。このために第1の可燃燃料タンクに設けられた上限圧力と下限圧力は、適切な圧力調整システムを利用して第2の可燃燃料タンクの上限圧力と下限圧力を下回るように設定することができる。この場合可燃燃料タンクに対して異なる圧力間隔で作業を行なうことができることが理解される。
図7は熱交換器ヘッドプレート3020を示しており、これはアキシャルピストンエンジンの熱交換器に、とりわけ図5による熱交換器に使用するのに適している。熱交換器ヘッドプレート3020は、アキシャルピストンエンジンの出力マニフォルド上に設置しそれに接続することを目的としたフランジ3021を含んでおり、そこにはこれは対応するくり穴3022が熱交換器ヘッドプレート3020の半径方向の外側の領域に円形に配置されている。フランジ3021の半径方向内側の領域には基盤3023があり、これは例えば図7による細い管872などの各々の管を受ける管取付け位置3024として設計された多数のくり穴を有する。
熱交換器ヘッドプレート3020は全体を管または細い管872と同一の材料から作製されるのが好ましく、これにより熱膨張係数が熱交換器全体とできるだけ均一になり、熱交換器内の熱ストレスがこれにより最小限になることが保証される。これに付け加えて、熱交換器の覆いとなる筐体も同様に熱交換器ヘッドプレート3020または管に相当する材料で製作することができる。管取付け位置3024は、例えばこれらの管取付け位置3024に設置された管がプレス嵌めを利用して挿入されるように嵌合部を有するように設計することができる。
この代替として、管取付け位置3024はまた隙間嵌めまたは止まり嵌めが実現されるように設計することもできる。この方法では、管取付け位置3024への管の設置は、摩擦接続ではなく物的に接合される接続を利用して行なうこともできる。この物的接続は好ましくはこの場合溶接またははんだ付けによって行なわれ、この場合熱交換器ヘッドプレート3020または管に相当する材料ははんだ付けまたは溶接材として使用される。これには均一な熱膨張係数によって管取付け位置3024の熱ストレスを最小限にすることができるという利点もある。
このようにして完成させる場合、プレス嵌めによって管取付け位置3024に管を設置し、その上でそれらをはんだ付けまたは溶接することも可能である。1000℃を超える温度が極めて生じやすいことに起因して熱膨張係数が異なることによりプレス嵌めしか使用しない場合特定の状況下では機能しなくなる可能性があるため、このように設置することで管および熱交換器ヘッドプレート3020にさまざまな材料が使用される場合に熱交換器の漏れを確実に防ぐこともできる。
201 アキシャルピストンエンジン
205 筐体本体
210 燃焼室
215 ショットチャネル
220 作動シリンダ
225 排ガスチャネル
227 出口
230 作動シリンダ
235 コネクティングロッド
240 湾曲したレール
241 出力シャフト
242 スペーサ
250 圧縮機ピストン
255 加圧ライン
257 供給ライン
260 圧縮機シリンダ
270 熱交換器
301 アキシャルピストンエンジン
305 筐体本体
310 燃焼室
315 ショットチャネル
320 作動シリンダ
325 排ガスチャネル
370 熱交換器
401 アキシャルピストンエンジン
405 筐体本体
410 燃焼室
415 ショットチャネル
420 作動シリンダ
425 排ガスチャネル
427 出口
430 作動シリンダ
435 コネクティングロッド
440 湾曲したレール
441 出力シャフト
442 スペーサ
450 圧縮機ピストン
455 加圧ライン
456 環状ダクト
457 供給ライン
460 圧縮機シリンダ
470 熱交換器
480 可燃燃料タンク
481 タンクライン
485 弁
501 別のアキシャルピストンエンジン
502 主要な燃焼方向
503 対称軸
504 燃焼用空気供給システム
505 筐体本体
506 セラミック製の組立体
507 セラミック製の燃焼室の壁
508 外形を形成する管
509 冷却空気チャンバ
510 燃焼室
511 メインノズル
512 処理ノズル
513 円錐形のチャンバ
514 円筒形のチャンバ
515 ショットチャネル
516 第1の噴射方向
517 プリバーナー
518 メインバーナー
519 他の噴射方向
520 作動シリンダ
521 プロセス空気供給システム
522 他の燃焼用空気供給システム
523 穴が開けられたリング
524 冷却空気チャンバ供給システム
525 排ガスチャネル
526 燃焼空間
530 作動シリンダ
531 制御ピストン
532 制御ピストンカバー
533 制御ピストン湾曲レール
534 スペーサ
535 コネクティングロッド
536 コネクティングロッド稼働車輪
537 駆動式の湾曲レール支持体
538 水冷却システム
539 ショットチャネルリング
540 湾曲したレール
541 出力シャフト
543 往復運動
545 内側の冷却ダクト
546 中央の冷却ダクト
547 外側の冷却ダクト
548 燃焼室の床
550 圧縮機ピストン
560 圧縮機シリンダ
592 予燃室温度センサ
593 排ガス温度センサ
870 熱交換器
871 排ガス空間
872 細い管
873 空気供給空間
874 空気排出空間
875 開口
876 排ガスの入り口
877 排ガスの出口
878 反らせ板
3200 熱交換器ヘッドプレート
3021 フランジ
3022 設置穴
3023 マトリクス
3024 管取付け位置

Claims (7)

  1. 熱伝達によって互いに結合された可燃燃料供給システムと排ガス除去システムを備え、内部連続燃焼(icc)の原理の下に作動されるアキシャルピストンエンジンであって、
    可燃燃料は複数の燃焼室へ休みなく送り込まれ、各作動シリンダ及び対応する作動ピストンと、各圧縮シリンダ及び対応する圧縮ピストンとは、それぞれ一定の間隔を設けて配置され、各圧縮シリンダはアキシャルピストンエンジンの片側に各作動シリンダから離れて対向して設けられ、前記各作動ピストンと対向して設けられる前記各圧縮ピストンは、それぞれ直線状のコネクティングロッドにより互いに結合され、
    前記アキシャルピストンエンジンは、少なくとも2組の前記作動及び圧縮ピストンと、少なくとも2つの前記エンジンの軸方向に配置され常時稼動する熱交換器を備え、少なくとも2つの隣接する前記作動又は圧縮ピストンからの排ガスが、共に前記少なくとも2つの熱交換器のうちの1つに導かれる、ことを特徴とするアキシャルピストンエンジン。
  2. 3つのピストンからの排ガスが共通の1つの熱交換器に導かれることを特徴とする、請求項1に記載のアキシャルピストンエンジン。
  3. 熱伝達によって互いに結合された可燃燃料供給システムと排ガス除去システムを備え、内部連続燃焼(icc)の原理の下に作動されるアキシャルピストンエンジンであって、
    可燃燃料は複数の燃焼室へ休みなく送り込まれ、各作動シリンダ及び対応する作動ピストンと、各圧縮シリンダ及び対応する圧縮ピストンとは、それぞれ一定の間隔を設けて配置され、各圧縮シリンダはアキシャルピストンエンジンの片側に各作動シリンダから離れて対向して設けられ、前記各作動ピストンと前記各圧縮ピストンは、それぞれ直線状のコネクティングロッドにより互いに結合され、
    前記アキシャルピストンエンジンは、少なくとも1組の前記作動及び圧縮ピストン、及び前記エンジンの軸方向に配置され常時稼動する1つの熱交換器を備え、前記作動及び圧縮ピストンからの排ガスが、全て前記1つの熱交換器に導かれる、ことを特徴とするアキシャルピストンエンジン。
  4. 熱伝達によって互いに結合された可燃燃料供給システムと排ガス除去システムを備え、内部連続燃焼(icc)の原理の下に作動されるアキシャルピストンエンジンであって、
    可燃燃料は複数の燃焼室へ休みなく送り込まれ、各作動シリンダ及び対応する作動ピストンと、各圧縮シリンダ及び対応する圧縮ピストンとは、それぞれ一定の間隔を設けて配置され、前記各圧縮シリンダはアキシャルピストンエンジンの片側に前記各作動シリンダから離れて対向して設けられ、前記各作動ピストンと前記各圧縮ピストンはそれぞれ直線状のコネクティングロッドにより互いに結合され、
    少なくとも1つの断熱システムを有する熱交換器を備えることを特徴とするアキシャルピストンエンジン。
  5. 前記熱交換器断熱材が、前記熱交換器と前記アキシャルピストンエンジンの周辺環境の間にあることにより400℃の最大温度勾配が可能になることを特徴とする、請求項4に記載のアキシャルピストンエンジン。
  6. 前記熱交換器断熱材の領域内の前記アキシャルピストンエンジンの外部温度が500℃を超えないことを特徴とする、請求項4または5に記載のアキシャルピストンエンジン。
  7. 前記熱交換器断熱材が、前記熱交換器と異なる材料でできた少なくとも1つの構成要素を含むことを特徴とする、請求項4から6のいずれか一項に記載のアキシャルピストンエンジン。
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