JP5740420B2 - 電子レシートシステム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

電子レシートシステム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、電子レシートシステム、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、商品決済時に店舗から買物客に渡されるレシートあるいは領収書を電子的に買物客の携帯端末等に受け渡す電子レシートという仕組みが知られている。
このようにレシートを電子データにすることによって、家計簿も電子的に自動的に簿記できるなど買物客にとって有益である。また、電子レシートを導入することにより、レシート用紙の消費を減らすことができるので、導入店舗にとっても有益なものとなっている。
加えて、購入商品に関連するクーポン等を電子レシートに対して電子的に添付することによって、製品販売促進や宣伝広告を行うことも知られている。
ところで、消費財メーカー等の販促キャンペーンの一つに、対象商品にキャンペーンシール(購買証明)を貼り付けておき、このキャンペーンシールに記載されているシール番号(商品IDとチェックデジット)をURL(Uniform Resource Locator)で指定される応募ページに入力して、キャンペーンに応募するものがある。しかしながら、このような応募型キャンペーンによれば、キャンペーン対象商品を製造する消費財メーカー等にとっては、キャンペーンシールの生産コストやキャンペーン対象商品にキャンペーンシールを貼り付けるコストなどを含む販促費は、無視できないものとなっている。
実施形態の電子レシートシステムは、電子レシート生成手段と、電子レシート管理手段と、付加情報管理手段と、電子レシート送信手段と、電子レシート表示手段と、処理手段と、を備える。前記電子レシート生成手段は、商品販売データに関連する電子レシート情報を、買物客の会員コードに対応付けて生成する。前記電子レシート管理手段は、前記電子レシート生成手段で生成した前記電子レシート情報を記憶部に記憶する。前記付加情報管理手段は、商品情報および特定条件に対応付けられる付加情報を記憶部に記憶する。前記電子レシート送信手段は、買物客の会員コードに対応付けられた情報処理装置に対し、当該会員コードに対応付けられる前記電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報にかかる前記付加情報とを送信する。前記電子レシート表示手段は、前記電子レシート送信手段により前記情報処理装置に送信された前記電子レシート情報を表示するとともに、当該電子レシート情報に含まれる商品情報に対応付けられる前記付加情報に対する処理の開始を操作されることにより指示するとともに前記付加情報を示すアイコンを当該商品情報に対応付けて表示する。前記処理手段は、前記電子レシート表示手段により表示された前記アイコンが操作された場合、前記付加情報に対する処理を開始する。そして、前記処理手段は、前記アイコンが操作された場合、前記電子レシート情報に関連する購買証明情報を出力する購買証明情報出力手段を備える。
図1は、実施形態にかかる電子レシートシステムの構成全体を示す構成図である。 図2は、顧客の会員登録における画面の遷移例を示す遷移図である。 図3は、携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 図4は、POS端末の要部構成を示すブロック図である。 図5は、電子レシートサーバの要部構成を示すブロック図である。 図6は、電子レシート管理サーバの要部構成を示すブロック図である。 図7は、POS端末における電子レシート処理にかかる機能ブロック図である。 図8は、電子レシート処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、電子レシートサーバにおける情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、電子レシート管理サーバにおける電子レシート管理処理および商品情報送信処理にかかる機能ブロック図である。 図11は、電子レシート管理処理および商品情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、携帯端末における電子レシート受け取り処理および電子レシート閲覧処理にかかる機能ブロック図である。 図13は、電子レシート受け取り処理および電子レシート閲覧処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、携帯端末における表示例を示す正面図である。 図15は、携帯端末における表示例を示す正面図である。 図16は、携帯端末における表示例を示す正面図である。 図17は、携帯端末における表示例を示す正面図である。 図18は、携帯端末における表示例を示す正面図である。 図19は、携帯端末における表示例を示す正面図である。 図20は、キャンペーン応募処理の流れを示す画面遷移図である。 図21は、別のキャンペーン応募処理の流れを示す画面遷移図である。 図22は、変形例にかかる電子レシートシステムの構成全体を示す構成図である。 図23は、変形例にかかるPOS端末の要部構成を示すブロック図である。
本実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態にかかる電子レシートシステムの構成全体を示す構成図である。図1に示すように、店舗1には、商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置であるPOS(Point of Sales)端末2(図1では1台のみ示すが複数台であっても良い)と、ルータ3とが設置されている。POS端末2とルータ3とは、店舗内LAN4(Local Area Network)によって接続されている。ルータ3は、店舗内LAN4とインターネットやVPN(Virtual Private Network)であるネットワーク5とを接続するための機器である。なお、特に図示しないが、店舗1には、POS端末2を統括するストアサーバを設けるようにしても良い。
ネットワーク5には、電子レシートサーバ6が接続されている。電子レシートサーバ6は、店舗またはチェーン店舗(以下、店舗という)を運営する企業単位で複数台設けられており、店舗を運営する企業毎の電子レシート情報を管理する企業用のレシート管理サーバとして機能する。なお、電子レシートサーバ6は、店舗を運営する各企業の売上管理、売上分析、在庫管理などの機能を持つPOSシステムの本部サーバを適用するようにしても良い。
また、ネットワーク5には、携帯端末8が、Wi−Fi(Wireless Fidelity)等の規格に従って無線通信を行う基地局7を介して接続されている。携帯端末8は、Webブラウザを実装する、例えばスマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型コンピュータなどの情報処理装置である。なお、携帯端末8に代えて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を適用しても良い。
さらに、ネットワーク5には、店舗を運営する各種企業の電子レシート情報を一括に管理する顧客用レシート管理サーバとして機能する電子レシート管理サーバ9も接続されている。予め会員登録されている顧客は、ネットワーク5を通して携帯端末8を用いて電子レシート管理サーバ9にアクセスして電子レシート情報を得ることができる。電子レシート管理サーバ9は、例えば、電子レシートサーバ6で電子レシート情報を管理する企業以外の第三者機関によって管理される。なお、電子レシートサーバ6についても第三者機関等が管理しても良い。
加えて、ネットワーク5には、プロモーション管理サーバ10も接続されている。プロモーション管理サーバ10は、会員コードに対応付けてキャンペーン種別毎の応募履歴を管理するエントリーマスタを有している。
なお、顧客の会員登録は、例えば次のようにして行われる。図2は、顧客の会員登録における画面の遷移例を示す遷移図である。顧客は、携帯端末8からネットワーク5を通して会員管理サーバ(図示せず)に対して空メールを送信する。会員管理サーバは、受信したメールアドレスに会員登録のためのページを示すURL(Uniform Resource Locator)を送信する。顧客は、携帯端末8から会員登録のためのページを示すURLにアクセスして入力画面Hを表示させ(図2(a)参照)、会員登録に必要な事項を入力する。顧客による必要事項の入力終了後の携帯端末8には、入力確認画面Iが表示される(図2(b)参照)。そして、顧客による入力確認後には、会員マスタに対する会員登録が実行される。その後、会員管理サーバは、携帯端末8に対して会員コードおよびパスワードを含む会員登録完了メールを配信する。これにより、会員登録が終了する。なお、図2(c)は、登録完了後において、携帯端末8に表示される登録完了画面Jである。登録完了画面Jには、「トップ画面表示」ボタンB10が設けられている。顧客がこの「トップ画面表示」ボタンB10を操作することにより、携帯端末8は、図2(d)に示すトップ画面Kを表示する。
上述のような会員登録後、図2(d)に示すトップ画面Kは、電子レシートを使用する顧客の会員コードをバーコードBCとして表示する。顧客は、店舗1における取引決済時に店員に対して携帯端末8に表示されたバーコードBCを提示する。店員は、携帯端末8に表示されたバーコードBCをPOS端末2に接続されたスキャナ(図示せず)で読み取る。これにより、POS端末2における商品販売データ処理による決済後に生成される電子レシート情報に対して顧客の会員コードを対応付けることが可能になっている。
かかる構成の電子レシートシステムにおいては、店舗1のPOS端末2で商品販売データ処理が行なわれて生成された決済の内容を示す電子レシート情報が、ネットワーク5を介して電子レシートサーバ6を介して電子レシート管理サーバ9に伝送され、Web上に公開される。したがって、Webブラウザを実装してなる携帯端末8は、URL(Uniform Resource Locator)を指定することにより、Web上に公開された電子レシート情報を携帯端末8にダウンロードしてWebブラウザで閲覧することができる。なお、携帯端末8に電子レシート情報を閲覧するためのアプリケーションソフトウェアをインストールして閲覧するようにしても良い。
以下、この点を含み、本実施形態の電子レシートシステムを構築する各部の構成について説明する。
まず、情報処理装置である携帯端末8の要部構成を、図3のブロック図を用いて説明する。図3に示すように、携帯端末8は、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)11、データを一時的に記憶しておくためのメモリ12、CPU11からの命令で読み書きが可能であり、プログラムやデータ等が記憶される記憶部13、ネットワーク5を含む各種公衆網に接続されるネットワークインターフェース14、各種情報を表示可能な表示部17、携帯端末8を操作するための操作部18、時間を計時する時計部19等で構成されている。操作部18は、表示部17に積層されたタッチパネルや、筐体上に設けられたキーである。
記憶部13には、Web上に公開されている各種情報(コンテンツ)を閲覧するためのWebブラウザの他、商品販売データ処理による決済後に生成される電子レシート情報を電子レシート管理サーバ9から受け取るための電子レシート対応プログラムP11と、受け取った電子レシート情報を閲覧するための電子レシート閲覧プログラムP12とが予めインストールされている。
加えて、記憶部13には、応募型キャンペーンに応募するためのキャンペーン応募プログラムP13が予めインストールされている。
なお、携帯端末8で実行される電子レシート対応プログラムP11と電子レシート閲覧プログラムP12とキャンペーン応募プログラムP13は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、携帯端末8で実行される電子レシート対応プログラムP11と電子レシート閲覧プログラムP12とキャンペーン応募プログラムP13を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、携帯端末8で実行される電子レシート対応プログラムP11と電子レシート閲覧プログラムP12とキャンペーン応募プログラムP13をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
次に、商品販売データ処理装置であるPOS端末2の要部構成を、図4のブロック図を用いて説明する。図4に示すように、POS端末2は、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)21、データを一時的に記憶しておくためのメモリ22、CPU21からの命令で読み書きが可能であり、プログラムやデータ等が記憶される記憶部23、店舗内LAN4に接続されるネットワークインターフェース24、プリンタが接続されるプリンタインターフェース25、オペレータに対して各種情報を表示するためのオペレータ用表示部28、時間を計時する時計部29、客に対して種々の情報を表示するための客用表示部30、POS端末2を操作するための入力部31等で構成されている。
記憶部23には、当該POS端末2のPOSナンバーに加えて、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、業種・業態コード、当該POS端末2が設置される店舗1を示す店舗コード、などを予め記憶するための領域として識別コード管理領域23aが確保されている。ここで、業種・業態コードは、例えば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店、薬局、レストラン、飲食店などとして、店舗の業種・業態を区別するコード(分類コード)である。なお、このような業種・業態は、ユーザの好みによって任意に変更可能である。なお、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、業種・業態コードについては、電子レシートサーバ6に登録されていても良い。
また、記憶部23には、商品販売データ処理を含む各種のPOS業務を実行するためのソフトウェアの他、商品販売データ処理の際に印字発行されるレシートあるいは領収書に代えて電子的に処理した電子レシート情報を処理するための電子レシート処理プログラムP15が予めインストールされている。
なお、POS端末2で実行される電子レシート処理プログラムP15は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、POS端末2で実行される電子レシート処理プログラムP15を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、POS端末2で実行される電子レシート処理プログラムP15をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
次に、企業用のレシート管理サーバとして機能する電子レシートサーバ6の要部構成を、図5のブロック図を用いて説明する。電子レシートサーバ6は、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)41、データを一時的に記憶しておくためのメモリ42、CPU41からの命令で読み書きが可能であり、プログラムやデータ等が記憶される記憶部43、ネットワーク5に接続されるネットワークインターフェース44等で構成されている。
記憶部43には、店舗を運営する企業毎の電子レシート情報を記憶するための領域として電子レシート管理領域43aが確保されている。電子レシート情報は、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、業種・業態コード、店舗コード、買物客の会員コード、POS端末2のPOSナンバー、レシートナンバー、商品販売データなどを含んでいる。
また、記憶部43には、各店舗1のPOS端末2から受け取った電子レシート情報を電子レシート管理領域43aで管理するための電子レシート管理プログラムP1が予めインストールされている。
また、記憶部43には、電子レシート管理領域43aで管理されている電子レシート情報を電子レシート管理サーバ9へ送信するための情報送信プログラムP2も予めインストールされている。
さらに、記憶部43には、所望の商品(商品コード)、会員(会員コード)、企業(企業コード)、店舗(店舗コード)に対応付けて各種の付加情報を記憶する情報管理領域43bが設けられている。ここで、付加情報とは、例えば、所望の商品情報および特定条件(例えば、店舗を運営する特定の企業、特定の地域、特定の店舗、特定の時間等)に対応付けられるキャンペーンにかかるキャンペーン情報であって、企業のキャンペーンに関連付けられたホームページにリンクするURL、企業のCMに関連付けられたホームページにリンクするURL、企業のクーポンにリンクするURLなどのアクセス情報である。
なお、電子レシートサーバ6で実行される電子レシート管理プログラムP1および情報送信プログラムP2は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、電子レシートサーバ6で実行される電子レシート管理プログラムP1および情報送信プログラムP2を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、電子レシートサーバ6で実行される電子レシート管理プログラムP1および情報送信プログラムP2をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
次に、顧客用レシート管理サーバとして機能する電子レシート管理サーバ9の要部構成を、図6のブロック図を用いて説明する。電子レシート管理サーバ9は、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)51、データを一時的に記憶しておくためのメモリ52、CPU51からの命令で読み書きが可能であり、プログラムやデータ等が記憶される記憶部53、ネットワーク5に接続されるネットワークインターフェース54等で構成されている。
記憶部53には、店舗を運営する各種企業の電子レシート情報を一括に記憶するための領域として電子レシート管理領域53aが確保されている。より詳細には、電子レシート管理領域53aは、店舗を運営する各種企業の電子レシート情報および付加情報(キャンペーン情報)を会員毎に管理する。
電子レシート情報は、会員コード、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、店舗コード、POS端末2のPOSナンバー、レシートナンバー、商品販売データ(日時データを含む)などを含んでいる。したがって、例えば消費財メーカー等は、当該メーカーに関連する一意な購入商品の証明情報を、この電子レシート情報から特定条件の下(例えば、店舗を運営する特定の企業限定、特定の地域限定、特定の時間限定等)に取得することが可能になる。なお、消費財メーカーは、食料品、飲料、衣類、化粧品、薬品、生活雑貨などのメーカーである。
また、記憶部53には、後述するキャンペーン毎に受信した応募データに含まれる購買証明情報(詳細は後述する)を記憶・管理するための領域としてキャンペーン管理領域53bが確保されている。
また、記憶部53には、各企業の電子レシートサーバ6から受け取った付加情報および電子レシート情報を電子レシート管理領域53aで管理するための電子レシート管理プログラムP3が予めインストールされている。
また、記憶部53には、電子レシート情報および所望の商品の付加情報を携帯端末8へ送信するための情報送信プログラムP4が予めインストールされている。
なお、電子レシート管理サーバ9で実行される電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、電子レシート管理サーバ9で実行される電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、電子レシート管理サーバ9で実行される電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
続いて、本実施の形態のシステムを構築する各部の動作について説明する。
まず、POS端末2のCPU21が電子レシート処理プログラムP15に従って動作することにより実行される電子レシート処理について、図7に示す機能ブロック図および図8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
図7に示すように、POS端末2で実行される電子レシート処理プログラムP15は、電子レシート生成手段として機能する電子レシート生成部26、送信手段として機能する送信部27を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU21が記憶部23から電子レシート処理プログラムP15を読み出して実行することにより上記各部がメモリ22上にロードされ、電子レシート生成部26、送信部27がメモリ22上に生成されるようになっている。
電子レシート生成部26は、店舗を運営する企業を示す企業コードを含み、商品販売データ処理の際に処理された商品販売データに基づいて、電子的に処理した電子レシート情報を、買物客の会員コードに対応付けて生成する。
送信部27は、電子レシート生成部26で生成した電子レシート情報を、企業コードに応じた企業単位で管理する電子レシートサーバ6に送信する。
図8に示すように、POS端末2のCPU21(電子レシート生成部26)は、商品取引の締め処理を開始する締め操作キー等の入力があると、会員コードの入力、電子レシート発行有無の確認、締め操作に応じた決済処理に対応した電子レシート発行指示があったか否かを判断する(ステップS1)。
会員が、電子レシート発行指示を示すためには、例えば、会員である顧客が携帯端末8の表示部17にトリガーとなるコードを含むバーコードを表示し、店員または会員である顧客自らがPOS端末2の入力部31(例えば、バーコードスキャナ)で読み取る。
POS端末2のCPU21(電子レシート生成部26)は、電子レシート発行指示があったと判断した場合(ステップS1のYes)、商品取引データを本部サーバに送信し、商品取引データとは別に、商品販売データ処理による決済時に登録された商品の情報および決済の情報に基づいて、企業コード(店舗を運営する企業の識別コード)、業種・業態コード、店舗コード、買物客の会員コード、POS端末2のPOSナンバー、レシートナンバー、商品販売データなどをメモリ22に設けられた商品販売データ管理領域から抽出し、電子レシート情報を生成する(ステップS2)。
次いで、POS端末2のCPU21(送信部27)は、ネットワークインターフェース24を介して店舗内LAN4およびネットワーク5に接続し、生成された電子レシート情報を電子レシートサーバ6に送信し(ステップS3)、処理を終了する。なお、電子レシート発行指示がなかったと判断した場合は、紙レシートを印字して発行し、商品取引データを本部サーバに送信して処理を終了する。
次に、電子レシートサーバ6のCPU41が、電子レシート管理プログラムP1に従って動作することにより実行される電子レシート管理処理および情報送信プログラムP2に従って動作することにより実行される情報送信処理の流れを、図9に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
電子レシートサーバ6のCPU41は、POS端末2から送信された電子レシート情報をネットワークインターフェース44を介して受信すると(ステップS11のYes)、記憶部43の電子レシート管理領域43aに企業毎の電子レシート情報として記憶する(ステップS12)。すなわち、電子レシートサーバ6のCPU41は、電子レシート情報を企業コードに応じた企業単位で記憶部43に記憶して管理する手段として機能する。
次いで、電子レシートサーバ6のCPU41は、記憶した電子レシート情報に関係する付加情報を情報管理領域43bに記憶しているか否かの判断を行う(ステップS13)。付加情報は、所望の商品(商品コード)、会員(会員コード)、企業(企業コード)、店舗(店舗コード)等に対応付けられる各種のキャンペーン等に関する情報である。
例えば、電子レシート情報の商品コード「11111」に関係する付加情報「AAAAA」を記憶していると判断した場合は(ステップS13のYes)、電子レシート情報「11111」と付加情報「AAAAA」とを関係付けて記憶する(ステップS14)。
また、電子レシートサーバ6のCPU41は、受信した電子レシート情報を記憶した後、予め設定された送信タイミングになると(ステップS11のNo、ステップS15のYes)、電子レシート管理領域43aに記憶して管理されている電子レシート情報および情報管理領域43bに記憶して管理されている電子レシート情報に関係する付加情報を電子レシート管理サーバ9に送信し(ステップS16)、ステップS11に戻る。
なお、POS端末2のCPU21(電子レシート生成部26)が電子レシート情報を生成して電子レシートサーバ6に送信するようにしたが、これに限るものではない。例えば、POS端末2のCPU21が、商品販売データ処理による決済時に登録された商品の情報および決済の情報に基づいて、店舗コード、買物客の会員コード、POS端末2のPOSナンバー、レシートナンバー、商品販売データなどを電子レシートサーバ6に送信し、電子レシートサーバ6のCPU41が、企業コード、業種・業態コードなどを付加して、電子レシート情報を生成しても良い。
次に、電子レシート管理サーバ9のCPU51が、電子レシート管理プログラムP3に従って動作することにより実行される電子レシート管理処理および情報送信プログラムP4に従って動作することにより実行される商品情報送信処理の流れを、図10に示す機能ブロック図および図11に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
図10に示すように、電子レシート管理サーバ9で実行される電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4は、受信手段として機能する受信部55、電子レシート管理手段として機能する電子レシート管理部56、電子レシート送信手段として機能する電子レシート送信部57、付加情報管理手段として機能する付加情報管理部58を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU51が記憶部53から電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4を読み出して実行することにより上記各部がメモリ52上にロードされ、受信部55、電子レシート管理部56、電子レシート送信部57、付加情報管理部58がメモリ52上に生成されるようになっている。
受信部55は、店舗を運営する企業を示す企業コードを含み、商品販売データ処理の際に印字発行されるレシートあるいは領収書に代えて電子的に処理した企業単位の電子レシート情報を受信する。
電子レシート管理部56は、受信部55により受信した企業単位の電子レシート情報を記憶部53の電子レシート管理領域53aに記憶して一括管理する。付加情報管理部58は、所望の商品および特定条件(例えば、店舗を運営する特定の企業限定、特定の地域限定、特定の時間限定等)に対応付けられるキャンペーンにかかるキャンペーン情報を記憶部53の電子レシート管理領域53aに記憶して管理する。
電子レシート送信部57は、所定の買物客の会員コードに対応付けられた携帯端末8に対し、当該会員コードに対応付けられていて少なくとも1以上の企業コードを含む電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件にかかる付加情報(キャンペーン情報)とを電子レシート管理領域53aから取得して送信する。
図11に示すように、電子レシート管理サーバ9のCPU51(受信部55)は、各企業の電子レシートサーバ6から送信された電子レシート情報および付加情報をネットワークインターフェース54を介して受信したか否かを判断する(ステップS21)。
電子レシート情報および付加情報を受信した場合(ステップS21のYes)、電子レシート管理サーバ9のCPU51(電子レシート管理部56、付加情報管理部58)は、記憶部53の電子レシート管理領域53aに各種企業の電子レシート情報および付加情報を一括に記憶する(ステップS22)。
また、電子レシート管理サーバ9のCPU51(電子レシート送信部57)は、携帯端末8から電子レシート情報照会があった場合(ステップS21のNo、ステップS23のYes)、電子レシート管理領域53aに記憶して管理されている付加情報および電子レシート情報を、電子レシート情報照会の内容に従って抽出した後(ステップS24)、照会があった携帯端末8に送信し(ステップS25)、ステップS21に戻る。
なお、携帯端末8に電子レシート情報および付加情報を送信するタイミングは、携帯端末8から電子レシート情報照会があった場合だけでなく、電子レシート管理領域53aに電子レシート情報および付加情報を一括に記憶した後に送信するようにしても良い。
次に、携帯端末8のCPU11が、電子レシート対応プログラムP11に従って動作することにより実行される電子レシート受け取り処理および電子レシート閲覧プログラムP12に従って動作することにより実行される電子レシート閲覧処理の流れを、図12に示す機能ブロック図および図13に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
図12に示すように、携帯端末8で実行される電子レシート対応プログラムP11および電子レシート閲覧プログラムP12は、会員対応付け手段として機能する会員対応付け部81、電子レシート受信手段として機能する電子レシート受信部82、電子レシート表示手段として機能する電子レシート表示部83、処理手段として機能する応募部84を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU11が記憶部13から電子レシート対応プログラムP11および電子レシート閲覧プログラムP12を読み出して実行することにより上記各部がメモリ12上にロードされ、会員対応付け部81、電子レシート受信部82、電子レシート表示部83がメモリ12上に生成されるようになっている。
会員対応付け部81は、所定の買物客の会員コードを対応付ける。電子レシート受信部82は、会員コードに対応付けられていて少なくとも1以上の企業コードを含む電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件に対応付けられるキャンペーンにかかる付加情報(キャンペーン情報)とを、当該電子レシート情報を一括管理する電子レシート管理サーバ9から受信する。
電子レシート表示部83は、電子レシート受信部82により受信した電子レシート情報を、企業コード単位で整列させて表示部17に表示するとともに、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件に対応付けられる付加情報(キャンペーン情報)に対する応募の処理の開始を指示するアイコンを表示部17に表示する。表示されたアイコンを選択することで、応募の処理を指示することができる。
応募部84は、電子レシート表示部83により表示されたアイコンが操作部18を介して選択操作された場合、当該選択操作をキャンペーン応募の少なくとも一部とみなす。つまり、表示されたアイコンが選択操作されると、キャンペーン応募の処理を開始する。
図13に示すように、まず、携帯端末8のCPU11(会員対応付け部81)は、電子レシート管理サーバ9にアクセスして会員コードおよびパスワードの入力によって認証処理を実行する(ステップS31)。これにより、携帯端末8と所定の買物客の会員コードとが対応付けられる。
認証後、携帯端末8のCPU11(電子レシート受信部82)は、入力された当該会員コードに対応して電子レシート管理サーバ9の電子レシート管理領域53aに記憶され管理されている付加情報および電子レシート情報を受信する(ステップS32)。なお、付加情報および電子レシート情報の受信については、電子メールによって受信するものであっても良い。
次に、携帯端末8のCPU11(電子レシート表示部83)は、電子レシート情報に含まれる購入日を表示部17に一覧表示する(ステップS33)。このように購入日を表示部17に一覧表示することにより、携帯端末8は、買物客であるユーザに対して情報の選択を促す。
図14は、携帯端末8の表示部17における表示例Xを示す正面図である。図14に示すように、表示例Xは、電子レシート管理サーバ9にアクセスした携帯端末8を所有するユーザが各種企業の店舗で買物をした日について色を変えてカレンダー形式で一覧表示したものである。また、携帯端末8のCPU11(電子レシート表示部83)は、色を変えて一覧表示された日の中から操作部18の入力に追従するカーソルで所望の日を選択できるように表示を行う。
なお、図14に示すように、表示例Xには、検索キーとなる言語やキーワードを指定するための検索窓Aが設けられている。携帯端末8のCPU11は、検索窓Aにおいて指定された言語やキーワードを含む電子レシート情報に絞り込むようにしても良い。
また、表示例Xは、図14に示すように、カーソルで所望の日を選択した後に確定するための「レシート照会」ボタンB1を有している。携帯端末8のCPU11は、ユーザが所望の日をタップしただけで選択したと判断するようにしても良いし、ユーザが所望の日をタップした後に「レシート照会」ボタンB1を操作した場合に選択したと判断するようにしても良い。
さらに、表示例Xは、図14に示すように、応募型キャンペーンページに遷移するための「キャンペーン」ボタンB2を有している。
なお、図15は表示例Xの変形例である。図15に示す表示例Xにおいては、電子レシート管理サーバ9にアクセスした携帯端末8を所有するユーザが各種企業の店舗で買物をした日に対して、当該企業の店舗のマークM等を付すことにより、買い物をした店舗を直感的に把握することができる。すなわち、図15に示す表示例Xによれば、どの企業の店舗で買い物を頻繁に行っているかという情報を容易に知ることができる。なお、店舗のマークMを表示するために、電子レシート情報に含まれる企業コードに対してマークを予め対応付けておくテーブルを用意する。
携帯端末8のCPU11(電子レシート表示部83)は、ユーザが所望の日をタップして選択したと判断すると(ステップS34のYes)、その選択された日に対応した電子レシート情報を表示部17に表示する(ステップS35)。
図16は、携帯端末における表示例Yを示す正面図である。図16に示すように、表示例Yは、電子レシート管理サーバ9にアクセスした携帯端末8を所有するユーザが買物をした各種企業の店舗を日別に一覧表示したものである。より詳細には、表示例Yは、電子レシート情報を受信した順に時系列に表示したものであって、企業マーク、取引時間、企業名、店舗名が表示される。また、携帯端末8のCPU11(電子レシート表示部83)は、一覧表示された日別の店舗情報の中から操作部18の入力に追従するカーソルで所望の日別の店舗を選択できるように表示を行う。
なお、図17は表示例Yの変形例である。図17の表示例Yには、一定時間間隔で時刻が表示されている「時刻バー」が配置されている。図17に示す例では、1時間間隔である。このように一定の時間間隔で電子レシート情報が表示されるため、電子レシート情報が表示されない空白の時間の状況をイメージしやすくなっている。
また、図18も表示例Yの変形例である。図18の表示例Yは、表示例Yの企業マークをタッチすることによって、特定の企業の店舗での利用履歴のみを時系列でソートして一覧表示したものである。このように利用頻度の高い企業の店舗のみを一覧表示することで、利用状況を把握することが容易になる。
携帯端末8のCPU11(電子レシート表示部83)は、ユーザが所望の日別の店舗を選択したと判断すると(ステップS36のYes)、その選択された日別の店舗に対応した電子レシート情報を表示部17に表示する(ステップS37)。
図19は、携帯端末8の表示部17における表示例Zを示す正面図である。図19に示すように、表示例Zは、電子レシート管理サーバ9にアクセスした携帯端末8を所有するユーザが買物をした所望の日における所望の店舗の電子レシート情報を表示したものである。表示例Zは、電子レシート情報を解析して紙のレシートと同様のレイアウトで表示したものである。表示例Zでは、操作部18の入力に追従するカーソルで商品a、または、商品に対応付けられる各種の付加情報(例えば、キャンペーン情報)に対する応募の処理の開始を指示するアイコンb(図19では「応募」というボタン形状のアイコン)に対して、フォーカスを当て、選択し操作することができる。
なお、画面表示イメージは、必ずしもレシートイメージにする必要はない。しかしながら、表示例Zにおいては、返品がある場合には店舗に提示する場合に使用するため、以下の情報が表示される。
・店舗名
・購入日時
・購入商品明細
・売上合計額
・レジナンバー
・取引ナンバー
ここでユーザが適当な商品、または、商品に対応付けられるアイコンを選択すると(ステップS38のYes)、携帯端末8のCPU11(電子レシート表示部83)は、ネットワークインターフェース14を介してネットワーク5に接続し、選択された商品またはアイコンに関連付けられたアクセス情報に基づく各種の情報をネットワーク5上から取得して表示部17に表示する(ステップS39)。
例えば、商品aに対するアクセス情報として商品に関連付けられたホームページが商品情報リンクとして設定されている場合には、所望の商品が選択された場合、当該商品に関連付けられたホームページが表示部17に表示される。
また、「応募」というボタン形状のアイコンbに対してアクセス情報として応募キャンペーンに関連付けられたホームページが設定されている場合には、「応募」というボタン形状のアイコンbが選択された場合、当該アイコンbに関連付けられた応募型キャンペーンのページが表示部17に表示される。
従来、企業のキャンペーンとして、キャンペーン対象商品にキャンペーンシール(購買証明)を貼り付けておき、このキャンペーンシールに記載されているシール番号をURLで指定される応募ページに入力して、キャンペーンに応募するような応募型キャンペーンがある。
一方、本実施形態の電子レシートシステムにおいては、キャンペーン対象商品に対してキャンペーンシール(購買証明)を貼り付けることを不要とし、電子レシート情報に含まれる商品販売データをデジタル化した購買証明とするとともに、かつ、デジタル化した購買証明である電子レシート情報を消費財メーカー等が得られるようにしたものである。これによりキャンペーン対象商品を購入したユーザのみがキャンペーンに応募することができ、キャンペーンの効果測定を正しく行うことが可能となる。また、電子レシートの表示画面に「応募」というボタン形状のアイコンbが表示されることにより、これまでキャンペーンに気づかなかったユーザにキャンペーンを知らせることができ、キャンペーンの効果を高めることが可能となる。
ここで、携帯端末8のCPU11が、「応募」というボタン形状のアイコンbの選択に従って起動するキャンペーン応募プログラムP13に従って動作することにより実行されるキャンペーン応募処理の流れを図20に示す画面遷移図を参照しつつ説明する。
なお、「応募」というボタン形状のアイコンbは、選択回数に制限(例えば、1回のみ)を設けるようにしても良い。この場合、会員コードに対応付けてキャンペーン種別毎の応募履歴を管理するプロモーション管理サーバ10のエントリーマスタを参照するようにすれば良い。
ここで、図20はキャンペーン応募処理の流れを示す画面遷移図である。図20(a)に示す表示例Zは、図19で説明したように、電子レシート管理サーバ9にアクセスした携帯端末8を所有するユーザが買物をした所望の日における所望の店舗の電子レシート情報を表示したものである。
図20(a)に示す「応募」というボタン形状のアイコンbが操作されることで、携帯端末8のCPU11は、図20(b)に示すように、表示部17に応募画面Fを表示させる。図20(b)に示す応募画面Fには、キャンペーン応募の処理の開始を指示する「はい」ボタンgと、キャンペーン応募をしないことを指示する「いいえ」ボタンhとが表示されている。
図20(b)に示す「はい」ボタンgが操作された場合、携帯端末8のCPU11は、図20(c)に示すメーカー側のキャンペーンサイトGを表示部17に表示させ、メーカー側のキャンペーンサイトGに顧客を誘引させる。
キャンペーン応募の際には、携帯端末8のCPU11(応募部84)は、キャンペーン応募を表す信号に加え、ユニークなシリアル番号を生成してメーカー側に送信するとともに、プロモーション管理サーバ10にもユニークなシリアル番号を送信する。加えて、携帯端末8のCPU11は、電子レシート管理サーバ9に対してキャンペーンに応募したことを示す情報およびユニークなシリアル番号を応募データとして送信する。ユニークなシリアル番号は、例えば、以下のデータで構成される。
シリアル番号→CCCSSSRRRIIIYYYMMDDHHMMID
CCC→○○○マート(企業コード)
SSS→〇〇〇店(店舗コード)
RRR→レジ番号
III→JAN+連番コード
YYYY→2012(年)
MM→11(月)
DD→27(日)
HH→07(時)
MM→23(分)
ID→会員のID
上述のコードの「III」部分は、JAN+連番コードで構成され、例えば、あるJANコードで特定される商品が1品購入された場合は、連番コードが「1」となり、商品が3品購入された場合は、連番コードが「3」となる。すなわち、ユニークなシリアル番号は、消費者がその商品を、何品、購入したことを証明する電子的な購買証明情報として機能する。また、このシリアル番号には、企業を特定する企業コード、店舗を特定する店舗コード、商品が購入された日時を特定する月日時分のデータ等も含めるように任意に設定することができる。すなわち、応募部84は、電子レシート情報に関連する購買証明情報を出力する購買証明情報出力手段を備える。
上述のようなシリアル番号を電子レシート管理サーバ9に送信することで、電子レシート管理サーバ9は、キャンペーン毎に応募データをシリアル番号で管理することができる。この応募の記録によって、電子レシート管理サーバ9は、商品販売と応募の割合などのキャンペーン効果を算出することが可能になる。
また、上述のようなシリアル番号をメーカー側に送信することで、所定の企業限定や所定の地域限定、所定の時間限定等のキャンペーン(プロモーション)を実施することができる。
すなわち、レシート単位での購買証明(エビデンス)情報がメーカー側に即時伝達され、キャンペーン応募の管理はキャンペーンを企画するメーカー側で行うことになる。この効果としては、下記に示すように、いくつか挙げられる。
・買い物した時点で即応募の行動喚起をすることができる。ある程度ポイントを貯めてからでないとメーカー側のキャンペーンサイトGに来ないというのではなく、メーカー側のサイト誘引を買い物時点で即実現するというメリットがある。さらには、購入の都度、何回でもメーカー側のキャンペーンサイトGを訪れるという仕組みになっている。
・応募アクションと連動してレシート単位での情報をリアルタイムにメーカーに送ることができる。日付、購入店を含むシリアル番号のデータが応募アクションとともに送れることにより、キャンペーンとメディアへの公開時期との関係性や店による応募数の差がリアルタイムで判断できるので、キャンペーン期間中のテコ入れ施策にもつながりやすい。
・例えば、インスタントウイン方式のキャンペーンをメーカー側がやる場合、いずれにしても1枚単位で即抽選をする必要があるが、キャンペーン応募の管理はキャンペーンを企画するメーカー側で行うことにより、プロモーション管理サーバ10側にポイントをためるというシステムが不要となる。
・利用者側からしても、現状はシール1枚1枚のシリアルをいちいち入力する手間がワンクリックで済むことになるので、手間が省けるというメリットがある。
以上のように、メーカー側のキャンペーンサイトGを表示部17に表示させ、メーカー側のキャンペーンサイトGに顧客を誘引させるとともに、キャンペーン応募を表す信号および購買証明情報をメーカー側に送信するようにしたことにより、キャンペーンの効果を高めることができる。
なお、図20のキャンペーン応募処理の画面遷移図では、図20(a)の「応募」アイコンbを操作すると、図20(b)の応募画面Fを表示させるようにしたがこれに限定されるものではない。図20(a)の「応募」アイコンを操作すると、図20(b)の応募画面Fを表示することなく、図20(c)のメーカー側のキャンペーンサイトGを表示部17に表示するようにしてもよい。このとき、図20(a)の「応募」アイコンbの操作によって、携帯端末8のCPU11は、キャンペーン応募を表す信号に加え、ユニークなシリアル番号を生成してメーカー側に送信するとともに、プロモーション管理サーバ10にもユニークなシリアル番号を送信する。加えて、携帯端末8のCPU11は、電子レシート管理サーバ9に対してキャンペーンに応募したことを示す情報およびユニークなシリアル番号を応募データとして送信する。このユニークなシリアル番号は、消費者がその商品を、何品、購入したことを証明する電子的な購買証明情報として機能する。
なお、図19に示すアイコンの一種であるバナーcに対してアクセス情報としてCMに関連付けられたホームページが設定されている場合には、バナーcが選択された場合、当該バナーcに関連付けられたCMが表示部17に表示される。
携帯端末8のCPU11は、操作部18から電子レシート閲覧処理の終了が宣言されると(ステップS40のYes)、処理を終了する。
携帯端末8のCPU11は、操作部18から電子レシート閲覧処理の終了が宣言されない場合には(ステップS40のNo)、ステップS38に戻り、商品、または、商品に対応付けられるアイコンの選択に待機する。
なお、図20(a)に示す「応募」というボタン形状のアイコンbが操作された場合に、プロモーション管理サーバ10に対してポイントを貯めるようにしても良い。
図21は、別のキャンペーン応募処理の流れを示す画面遷移図である。図21(a)に示す表示例Zは、図19で説明したように、電子レシート管理サーバ9にアクセスした携帯端末8を所有するユーザが買物をした所望の日における所望の店舗の電子レシート情報を表示したものである。
図21(a)に示す「応募」というボタン形状のアイコンbが操作されると、携帯端末8のCPU11は、応募型キャンペーンに対して応募の処理を開始する。まず、携帯端末8のCPU11は、アイコンbに関連付けられた応募型キャンペーンに対して顧客が未エントリーであるか否かを判断する。
携帯端末8のCPU11は、プロモーション管理サーバ10のエントリーマスタを参照することによってアイコンbに関連付けられた応募型キャンペーンに対して顧客が未エントリーであると判断した場合には、エントリー処理を実行する。
このような応募型キャンペーンに対するエントリー処理は、携帯端末8の表示部17にエントリー画面を表示し、「ログインID」および「パスワード」の発行を行う。「ログインID」および「パスワード」の発行は、図2で説明した顧客の会員登録と同様の手続きで行う。顧客は、携帯端末8からネットワーク5を通してプロモーション管理サーバ10に対して空メールを送信する。プロモーション管理サーバ10は、受信したメールアドレスにエントリーのためのページを示すURL(Uniform Resource Locator)を送信する。顧客が携帯端末8からエントリーのためのページを示すURLにアクセスすることにより、携帯端末8のCPU11は、エントリー画面を表示部17に表示させる。顧客は、携帯端末8の表示部17に表示されたエントリー画面に対してエントリーに必要な事項を入力する。そして、顧客による入力確認後に、プロモーション管理サーバ10のエントリーマスタに対する登録が実行される。
エントリー処理が実行された、または、プロモーション管理サーバ10のエントリーマスタを参照することによってアイコンbに関連付けられた応募型キャンペーンに対して顧客がエントリー済みであると判断した場合には、携帯端末8のCPU11は、図21(b)に示すログイン画面Dを表示部17に表示させる。顧客は、携帯端末8の表示部17に表示されたログイン画面Dに対して「ログインID」および「パスワード」を入力する。
携帯端末8のCPU11(応募部84)は、ログイン認証後、プロモーション管理サーバ10に対する応募処理を実行する。応募処理としては、例えば1回の「応募」というボタン形状のアイコンbの選択を1ポイントとして加算してためていく処理である。このような場合、携帯端末8のCPU11は、図21(c)に示すように、表示部17に応募画面Eを表示させる。図21(c)に示す応募画面Eには、プロモーション管理サーバ10に蓄積されたポイント数を表示するポイント数表示部fと、当該ポイント数によるキャンペーン応募の処理の開始を指示する応募ボタンdと、ポイントを蓄積したままとする戻るボタンeとが表示されている。
なお、図21(c)に示す応募画面Eのポイント数表示部fにおいて表示されるポイント数は、対象商品毎に蓄積されるものに限らない。例えば、メーカー毎に蓄積したものであっても良いし、ブランド毎に蓄積したものであっても良い。
また、応募処理としては、例えば1回の「応募」というボタン形状のアイコンbの選択を1ポイントとして加算してためていくものに限るものではなく、対象商品Bは1ポイントだが、対象商品Cは2ポイントであるというように、対象商品毎に付与ポイントが異なるものであっても良い。
図21(c)に示す応募ボタンdが操作されると、携帯端末8のCPU11は、蓄積されたポイント数をキャンペーン応募に用いることをプロモーション管理サーバ10に対して送信し、図21(d)に示すような表示例Zに戻る。なお、図21(d)に示す表示例Zでは、図21(a)に示した「応募」というボタン形状のアイコンbは表示されない。
キャンペーン応募の際には、携帯端末8のCPU11は、蓄積されたポイント数をキャンペーン応募に用いることを表す信号に加え、ユニークなシリアル番号をプロモーション管理サーバ10に送信する。
上述のようなシリアル番号をプロモーション管理サーバ10に送信することで、所定の企業限定や所定の地域限定、所定の時間限定等のキャンペーン(プロモーション)を実施することができる。
また、図21(c)に示す戻るボタンeが操作されると、携帯端末8のCPU11は、そのまま図21(d)に示すような表示例Zに戻る。この場合においても、図21(d)に示す表示例Zでは、図21(a)に示した「応募」というボタン形状のアイコンbは表示されない。
以上のように、本実施形態の電子レシートシステムによれば、消費財メーカー等は、今まで不特定多数を対象とするしかなかった販促プロモーションを、電子レシート情報を利用した特定条件の下で実施することができる。特定条件とは、例えば、店舗を運営する特定の企業限定、特定の地域限定、特定の時間限定等である。
また、本実施形態の電子レシートシステムによれば、例えば消費財メーカー等は、当該メーカーに関連する一意な購入商品の証明情報を、電子レシート情報から取得することが可能になるため、キャンペーンにかかる販促費を大幅に軽減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態の変形例として、上述した電子レシート管理サーバ9の機能を、商品販売データ装置であるPOS端末2が有してもよい。以下、本変形例の構成について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付与し、説明を省略する。
図22は、本変形例にかかる電子レシートシステムの構成全体を示す構成図である。図22に示すように、店舗1には、本変形例に係る商品販売データ処理装置であるPOS端末2a(図22では1台のみ示すが複数台であっても良い)と、ルータ3とが設置されている。POS端末2aとルータ3とは、店舗内LAN4によって接続されている。また、本変形例の店舗内LAN4には、携帯端末8が、Wi−Fi(Wireless Fidelity)等の規格に従って無線通信を行うアクセスポイント(図示せず)等を介して接続することが可能である。つまり、携帯端末8は、店舗内LAN4を通じて、POS端末2aと通信可能に構成される。
上記構成の電子レシートシステムにおいて、POS端末2aは、図23に示す要部構成を備える。ここで、図23は、商品販売データ処理装置であるPOS端末2の要部構成を示すブロック図である。図23に示すように、POS端末2aは、CPU21、メモリ22、記憶部231、ネットワークインターフェース24、プリンタインターフェース25、オペレータ用表示部28、時計部29、客用表示部30、入力部31等を備える。
記憶部231には、商品販売データ処理を含む各種のPOS業務を実行するためのソフトウェアの他、電子レシート処理プログラムP15、電子レシート管理プログラムP3、情報送信プログラムP4が予めインストールされている。
記憶部23には、当該POS端末2のPOSナンバーに加えて、識別コード管理領域23aが確保されている。また、記憶部23が、電子レシート管理領域53a及びキャンペーン管理領域53bを確保する構成としてもよい。
なお、POS端末2aで実行される電子レシート処理プログラムP15、電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、POS端末2aで実行される電子レシート処理プログラムP15、電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、POS端末2aで実行される電子レシート処理プログラムP15、電子レシート管理プログラムP3および情報送信プログラムP4をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
続いて、本変形例のPOS端末2aの動作について説明する。
POS端末2aのCPU21が電子レシート管理プログラムP3に従って動作することにより実行される電子レシート管理処理および情報送信プログラムP4に従って動作することにより実行される商品情報送信処理の機能構成及びフローチャートは、上述した図10及び図11と同様である。
なお、本変形例において、POS端末2aの記憶部23が電子レシート管理領域53a及びキャンペーン管理領域53bを有する場合、電子レシート管理部56、電子レシート送信部57及び付加情報管理部58はアクセス手段として機能する。
また、記憶部23が電子レシート管理領域53a及びキャンペーン管理領域53bを有さない場合には、受信部55、電子レシート管理部56及び付加情報管理部58を生成しない構成としてもよい。この構成の場合、電子レシート送信部57は、アクセス手段として機能し、所定の買物客の会員コードに対応付けられた携帯端末8に対し、当該会員コードに対応付けられていて少なくとも1以上の企業コードを含む電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件にかかる付加情報(キャンペーン情報)とを、電子レシート管理サーバ9の電子レシート管理領域53aから取得して送信する。
また、POS端末2aの受信部55は、電子レシート情報に基づいて生成されたキャンペーン情報に対する応募データ(購買証明情報)を携帯端末8から受信し、自装置の記憶部23に確保されたキャンペーン管理領域53b或いは電子レシート管理サーバ9の記憶部53に確保されたキャンペーン管理領域53bに記憶する。なお、自装置のキャンペーン管理領域53bに記憶した応募データについても、データを集約するため、後ほど電子レシート管理サーバ9等に送信することが好ましい。
以上の構成により、POS端末2aは電子レシート管理サーバ9と同等の機能を有する。そのため、携帯端末8のユーザは、店舗1内において店舗内LAN4を通じてPOS端末2aにアクセスすることで、上記実施形態と同様のサービスを享受することができる。
2 商品販売データ処理装置
8 情報処理装置
9 電子レシート管理サーバ
26 電子レシート生成手段
27 送信手段
55 受信手段
56 電子レシート管理手段
57 電子レシート送信手段
58 付加情報管理手段
81 会員対応付け手段
82 電子レシート受信手段
83 電子レシート表示手段
84 処理手段、購買証明情報出力手段
特開2003−123144号公報 特開2007−316750号公報

Claims (6)

  1. 商品販売データに関連する電子レシート情報を、買物客の会員コードに対応付けて生成する電子レシート生成手段と、
    前記電子レシート生成手段で生成した前記電子レシート情報を記憶部に記憶する電子レシート管理手段と、
    商品情報および特定条件に対応付けられる付加情報を記憶部に記憶する付加情報管理手段と、
    買物客の会員コードに対応付けられた情報処理装置に対し、当該会員コードに対応付けられる前記電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報にかかる前記付加情報とを送信する電子レシート送信手段と、
    前記電子レシート送信手段により前記情報処理装置に送信された前記電子レシート情報を表示するとともに、当該電子レシート情報に含まれる商品情報に対応付けられる前記付加情報に対する処理の開始を操作されることにより指示するとともに前記付加情報を示すアイコンを当該商品情報に対応付けて表示する電子レシート表示手段と、
    前記電子レシート表示手段により表示された前記アイコンが操作された場合、前記付加情報に対する処理を開始する処理手段と、
    を備え
    前記処理手段は、前記アイコンが操作された場合、前記電子レシート情報に関連する購買証明情報を出力する購買証明情報出力手段を備える、
    ことを特徴とする電子レシートシステム。
  2. 前記処理手段は、前記アイコンに対する操作の回数に制限を設ける、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子レシートシステム。
  3. 買物客の会員コードを対応付ける会員対応付け手段と、
    前記会員コードに対応付けられる電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件に対応付けられる付加情報とを、当該電子レシート情報を記憶する電子レシート管理サーバから受信する電子レシート受信手段と、
    前記電子レシート受信手段により受信した前記電子レシート情報を表示部に表示するとともに、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件に対応付けられる前記付加情報に対する処理の開始を操作されることにより指示するとともに前記付加情報を示すアイコンを当該商品情報に対応付けて前記表示部に表示する電子レシート表示手段と、
    前記電子レシート表示手段により表示された前記アイコンが操作部を介して操作された場合、前記付加情報に対する処理を開始する処理手段と、
    を備え
    前記処理手段は、前記アイコンが操作された場合、前記電子レシート情報に関連する購買証明情報を出力する購買証明情報出力手段を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記アイコンに対する操作の回数に制限を設ける、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    買物客の会員コードを対応付ける会員対応付け手段と、
    前記会員コードに対応付けられる電子レシート情報と、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件に対応付けられる付加情報とを、当該電子レシート情報を記憶する電子レシート管理サーバから受信する電子レシート受信手段と、
    前記電子レシート受信手段により受信した前記電子レシート情報を表示部に表示するとともに、当該電子レシート情報に含まれる商品情報および特定条件に対応付けられる前記付加情報に対する処理の開始を操作されることにより指示するとともに前記付加情報を示すアイコンを当該商品情報に対応付けて前記表示部に表示する電子レシート表示手段と、
    前記電子レシート表示手段により表示された前記アイコンが操作部を介して操作された場合、前記付加情報に対する処理を開始する処理手段と、
    として機能させ
    前記処理手段は、前記アイコンが操作された場合、前記電子レシート情報に関連する購買証明情報を出力する、
    プログラム。
  6. 前記処理手段は、前記アイコンに対する操作の回数に制限を設ける、
    ことを特徴とする請求項記載のプログラム。
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