JP5739897B2 - 電動ファン付き呼吸用保護具を制御する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に低空気圧高空気流量の事象を検出するために、電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)において使用する送風器システムを制御する方法に関する。
ともすれば健康に危険性があるかあるいは有害となる塵埃、煙霧又はガスが存在することが既知であるか、又は可能性がある区域で作業するとき、作業者が呼吸用保護具を使用するのが通例である。そのような状況下で使用される一般的なタイプの呼吸用保護具が、電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)である。PAPRは、電気モーターによって駆動されるファンを備える送風器システムを有し、その電気モーターは、空気の強制的な流れを呼吸用保護具のユーザーに送給するためのものである。ターボユニットが一般にはハウジングを備え、そのハウジングは通常、送風器システムを収容し、かつフィルターを送風器システムに連結するように適合されている。
空気が送風器システムによってフィルターを通じて吸い込まれ、ターボユニットから呼吸管を通じてマスクの1つ、又は、マスク、ヘルメット、フード若しくはスーツなど、封じ込められたユーザー環境に移送され(ここでユーザーは、周囲及び外部条件から分離された環境内に封じ込められる)、したがって、濾過空気がユーザーの呼吸ゾーン(ユーザーの鼻及び口の周りの領域)に供給される。また、PAPR用の送風器システムは、ファンを駆動する電力を調整するための電子制御ユニットを備えることもある。通常、単一の電源、例えば電池が、ファンと電子制御ユニットの両方に電力を供給する。
指定水準の呼吸保護が確実に維持されるようにするためには、十分な空気流量がユーザーに必要とされる。例えば、過度に低い空気流量は、ユーザーの呼吸ゾーンに汚染物質が侵入する原因となり得る。これに対応して、例えば、指定水準未満に空気流量が低下した場合にユーザーに警報するために、あるいは、フィルターが塵埃で閉塞されている可能性があり、交換を必要とすることをユーザーに警報するために、電子制御ユニットを使用してユーザーに警報が作動されてもよい。また、PAPRの正しい動作が損なわれやすくなる水準まで電池が消耗している場合に、電子制御ユニットが警報を作動させることも一般的である。
PAPRの動作を規定の動作範囲外とさせる事象が発生した場合、PAPRのユーザーに警報を作動し作動することが望ましい。このことは、PAPRスーツシステムが入手可能となった現在には特に望ましい。スーツの保全性が損なわれた場合でも、多くの場合、ユーザーが気付かないことがある。
本発明は、低空気圧高空気流量の事象を検出するように、電動ファン付き呼吸用保護具の送風器システムを制御する方法を提供するものであり、このシステムは、電気モーターによって駆動され、濾過空気の強制的な流れをユーザーに送給するための電子制御ユニットによって制御されるファンを備え、かつこの電子制御ユニットが、中に記憶された送風器システムの種々の特性に関して、許容動作範囲を規定する事象を表す複数のデータ点を有し、この方法は、送風器の動作状態を表す特性を標本抽出して、標本データ点を取得する工程と、同じ特性に関して、標本データ点と、低空気圧高空気流量の事象を表す記憶データ点とを比較する工程と、一定期間にわたって標本抽出する工程を繰り返す工程と、この比較する工程が期間の大部分にわたって低空気圧高空気流量の事象が達成されたことを示す場合、警報をアクティブにする工程と、を含む。
動作状態の送風器システム動作範囲からの逸脱、例えば空気流量の増加及び/又は送風器システム空気圧の低下を考慮することにより、ユーザーは適切な処置をとることができるように、PAPRシステムが障害を来している状況に関して警報を受けることができる。
本発明の他の特徴が添付の従属請求項から明らかとなろう。
本発明は、電動ファン付き呼吸用保護具の送風器システムを制御する方法であって、標本抽出が電子制御ユニットによって実施される方法を提供する。
好ましくは、標本抽出される特性は、モーターにかかる電圧か、モーターに流れる電流か、モーターの速度か、あるいはそれらの組合わせのいずれかである。この状況において、低空気圧高空気流量の事象は、標本抽出される特性に関する最小許容値である。
本発明は更に、電動ファン付き呼吸用保護具の送風器システムを制御する方法であって、標本抽出が、電子制御ユニットの外側にあるセンサーを使用して実施される方法を提供する。
本発明は更にまた、電動ファン付き呼吸用保護具を制御する方法であって、標本抽出される特性が空気圧か又は空気流量のいずれかである方法を提供する。その特性が空気圧である状況において、低空気圧高空気流量の事象は最小許容値である。あるいは、その特性が空気流量である状況において、低空気圧高空気流量の事象は最大許容値である。
警報は、聴覚警報、視覚警報、又は振動警報のうちの少なくとも1つ以上である。
好ましくは、一定期間は3秒間〜30秒間の範囲内にある。
好ましくは、呼吸用保護具は、実質的に一定の体積空気流をユーザーに送給する。
好ましくは、呼吸用保護具は、実質的に一定の電流及び実質的に一定の電圧のいずれかで動作する。
本発明はまた、封じ込められたユーザー環境に濾過空気の強制的な流れを送給するために電動ファン付き呼吸用保護具を制御する方法を用いた呼吸用保護具の使用法に関する。好ましくは、封じ込められたユーザー環境は、マスク、ヘルメット、又はフードのいずれかである。あるいは、封じ込められたユーザー環境はスーツである。
単に一例として、これから本発明の実施形態について、添付の図面を参照して以下で説明することにする。
定電流の動作範囲の模式的グラフ。 一定体積空気流の動作範囲の模式的グラフ。 電動ファン付き呼吸用保護具の模式図。 図3の呼吸用保護具の送風器システムのブロック図を示す。 及び 本発明の実施形態による送風器制御シーケンスの流れ図を示す。
PAPRの動作中に電池が枯渇したときに送風器システムからの空気流量が影響を受けないように、多くの電子制御ユニットは、定電流か又は定電圧のいずれかを電気モーターに送給する。一部の電子制御ユニットは、送風器システムからの実質的に一定の体積空気流量を維持する目的で、電気モーターへの電力を制御する。
そのような電子制御ユニットは多くの場合、電池電圧の変化を補償すると共に、フィルターが塵埃又は粒子で目詰まりしたとき、フィルターの圧力降下の変化を補償する。「体積空気流量」という用語は、任意の時点でユーザーに供給される空気の質量に対するものとして、任意の時点でユーザーに供給される空気の体積を示す。
定電流型、低電圧型、及び体積空気流量型の3種類の制御システムは、モーターの電気特性(モーターにかかる電圧、モーターに流れる電流、モーター出力、モーターの速度)の各々に対して規定された動作範囲、並びに、モーターが発生させる空気圧及び空気流量に対して規定された動作範囲内に設定されたパラメータを用いて動作する。図1aは定電流の動作範囲の模式的グラフであり、図1bは、一定体積空気流量の動作範囲の模式的グラフである。この例示的な定電流制御送風器システムの動作範囲は、定電圧の動作範囲と類似している。図1aのグラフが示すところによれば、送風器システムの空気圧降下が低下すると、送風器システムからの空気流量は増加する。グラフのうちのAと記した区間は、所望の水準の呼吸保護を維持するのに空気流量が不十分であることを表している。これは、高空気圧低空気流量の動作範囲である。グラフのうちの点Bと点Cの間の区間は、適切な呼吸保護を維持するのに十分な空気流量がユーザーに送給される所望の動作範囲である。送風器に連結されたフィルターの圧力降下が、塵埃又は粒子による目詰まりが原因で増大すると、低電流型又は低電圧型の送風器システムからの空気流量は、時間の経過と共に減少するおそれがある。しかしながら、送風器の寿命の間の動作範囲は、図示の動作範囲と大まかに言って一致することになる。Bは、低空気流量の警報が発せられる高空気圧低空気流量の事象を表している。Cは低空気圧高空気流量の事象を表しており、これを越えると、PAPRの保全性が損なわれるおそれがあり、グラフ上で領域Dと記されている。図1bの特性曲線は、点Bと点Cとの間の平坦区間を有しており、この平坦区間において、所望の動作空気流量は一定であり、適切な呼吸保護を維持するのに十分なものである。グラフのうちのAと記した区間は、所望の水準の呼吸保護を維持するには空気流量が不十分であることを示すものであり、高空気圧低空気流量の動作範囲である。図1aと同様に、図1bの点Cは、低空気圧高空気流量の事象を表しており、これを越えると、Dと記した領域において、PAPRの保全性が損なわれているおそれがある。
空気流量を減少させるか、あるいは送風器システムにかかる空気圧を低下させる事象(高空気圧低空気流量の事象)が発生した場合、十分な濾過空気をユーザーが受けていないこと、及び、汚染した可能性のある空気がユーザーの呼吸ゾーンに侵入したおそれがあることをユーザーに警報するために、低空気流量の警報が作動されると期待される。しかしながら、空気圧を降下させるか、あるいは空気流量を増加させる事象(低空気圧高空気流量の事象)が発生したとき、警報の作動のための備えがない。
以下は、現行のPAPRシステムにおいて警報が作動がされそうもないという問題のいくつかの例である。これらの各々は、低空気圧高空気流量の事象を表す。フィルター媒質が不注意で損傷を受けるかあるいは破れるなど、PAPRの濾過プロセスに障害が起こると、結果として、汚染した可能性のある空気がユーザーの呼吸ゾーンに侵入することになり得る。更に、フィルターが適切に装着されていない、フィルターがガスケット若しくはシールなしで装着されている、又は、フィルターが使用中に取り外されるか若しくは部分的に取り外されるなど、システム保全が守られないと、同様の事象が生じることがある。呼吸チューブがマスク、ヘルメット、フード、又はスーツに、若しくはターボ出口に正しく装着されていないか、あるいは使用中に取り外されるか若しくは損傷を受けた場合、同様の事象が生じるおそれがある。同様に、PAPRが取り付けられるマスク、ヘルメット、フード又はスーツなど、封じ込められた局所的なユーザー環境が引き裂かれるか、損傷を受けるか、あるいは他の形で損なわれた場合、汚染された可能性のある空気がユーザーの呼吸ゾーンに侵入し得る状況が生じ得る。加えて、マスク、ヘルメット、フード、又はスーツが使用中に取り外されており、PAPRターボが稼働したままである場合、商業的に入手可能な現行のPAPRは警報を発しない。
本発明は、PAPRの保全性が上述のように損なわれると、PAPRで現在用いられている送風器システムを制御する現在知られている方法では、警報が作動されないという認識に基づくものである。更に、上記の問題は結果として、送風器システムが高空気圧低空気流量の事象を進展させることとなり、したがって、送風器システムのパラメータは、送風器システムが動作している環境に関する情報、より具体的には、送風器システムから供給を受けているマスク(例えば、フルフェイス型呼吸器マスク、ハーフフェイス型呼吸器マスクなど)、ヘルメット、フード、又はスーツなど、封じ込められたユーザー環境に関する情報を電子制御ユニットに提供するために用いられ得ることが認識されてきた。そのような事象はまた、時には、封じ込められたユーザー環境の保全性が損なわれていることを示すものと見なされ得る。
以下に説明する本発明の例示的な一実施形態は、図2に示すようなターボを用いている。図2は電動ファン付き呼吸用保護具の模式図である。図示の呼吸用保護具は、体積空気流型の装置であるが、上述の定電圧型の装置と定電流型の装置の双方に関し、構成要素は類似したものであり、時には実質的に同じである。この例示的なPAPRは、フード1などのヘッド又はフェイスピースと、ターボユニット2と、呼吸チューブ3と、フィルター4と、ベルト5などのターボ支持体とを備えている。フード1は、ユーザー6の頭部に着用されている。フード1は、ユーザー6の頭部を少なくとも部分的に密閉して、呼吸ゾーン7、つまりユーザー6の鼻及び口の周りの領域を形成しており、濾過空気が直接この呼吸ゾーン7に誘導されるようになっている。ターボユニット2は、ユーザーの胴の周りに固定できるようにベルト5に取り付けられてもよい。ターボユニット2は通常、送風器システム(図示せず)を収容するハウジング(図示せず)を有しており、送風器システムはファン(同様に図示せず)を使用してPAPRシステムを通じて空気を引き込む。ターボユニット2は、呼吸チューブ3を通じてフード1に空気を供給し、呼吸チューブ3は、ターボユニット2の出口8とフード1の入口9との間に連結される。ターボユニット2はフィルター4を装着しており、フィルター4は、フィルター4が空気流路内にあり、好ましくは送風器のファン開口部の上流側に配設されるように、ターボユニットの内部にあっても、あるいは図2に示すようにターボユニットに取り付けられてもよい。フィルター4を設ける目的は、空気がユーザー6に送給される前に、少なくとも一定量の粒子及び/又はガス及び/又は蒸気を周囲空気から除去することである。ターボユニット2に装着される電池パック10は、電子制御ユニット18及びモーター17(以下で説明するように、共に図2に示す)に電力を供給する。
フードが図2に示されているが、ユーザーの呼吸ゾーン7に空気を誘導するようにユーザーの顔の少なくとも原面積を覆う、閉鎖したユーザー環境が形成されるのであれば、フード1は、マスク、ヘルメット又は全身スーツなど、別のヘッドピース又はフェイスピースで置き換えられてもよい。
以下に、呼吸用保護具の送風器システムがどのようにして機能し得るかを説明する。以下の例において、PAPRの構造構成要素は、図2及び3を参照して上述した通りのものであると想定されてよい。
図3は、図2の呼吸用保護具の送風器システムのブロック図を示す。この送風器システムは、図2に示すターボユニット2内に収容される。本発明のこの実施形態によれば、送風器11は、吸気口13と排気口14とを有するハウジング12を含む。送風器11はファン15を更に含み、ファン15は、モーター17によって駆動される複数のブレード16を有する。送風器11は電子制御ユニット18によって制御され、電子制御ユニット18は、モーター17に供給される電力を調整する。
図3を更に参照すると、送風器システムは電子制御ユニット18を備えており、この電子制御ユニット18は、フード1へと向かう、実質的に一定の、好ましくは定常な体積空気流量を維持するように機能する。電子制御ユニット18は、情報を計算するための、シングルチップマイクロコントローラなどのマイクロプロセッサ装置19と、情報、例えば較正データを記憶するための、フラッシュRAMなどのメモリ装置20と、モーターにかかる電圧を検出するためのセンサー、モーターに流れる電流を検出するためのセンサー、及びモーターの速度を検出するためのセンサーなどのセンサーからデータを受信するためのセンサー入力受信器21a、21b、21cと、を備えている。また、モーター17に電力を供給するための、パルス幅変調制御器チップなどの出力制御器22と、PAPR内に含められ得るブザー又は発光ダイオードなどの警報又はステータス指示器とが含められている。電子制御ユニット18のメモリー装置20は2つの部分、つまり固定メモリーと一時メモリーとを有する。固定メモリーは、例えば製造時にデータを入力されており、そのデータは、マイクロプロセッサ19が計算を実行できるようにするためのアルゴリズム及びプログラムと、工場での較正手順から得られた較正情報と、から構成されるものである。一時メモリーは、センサーの読み、並びに、ターボユニット2の始動及び稼働時に収集されたファン及びモーターの動作パラメータデータなどのデータ及び情報を記憶するために使用される。所望により、このデータは、ターボユニット2が給電を停止されたときに消去されてもよい。
本発明のこの実施形態において、モーターの速度及びモーター電圧は、送風器システムの動作状態を規定するために選定された特性値である。モーターの速度はセンサー23によって測定されてもよく、センサー23は送風器11に結合されており、所与の期間におけるファン15の回転数を測定するものである。モーターの速度を測定するのに好適なタイプのセンサーはホール効果装置であるが、他のタイプのセンサー、例えば光学センサーが使用されてもよい。モーターの速度の情報は、電子制御ユニット18のマイクロプロセッサ19によって受信される。電気モーター17の印加電圧22は、直接、電子制御ユニット18のマイクロプロセッサ19への入力21で監視されてもよい。つまり、この例示的な実施形態において、供給される2つのセンサー入力21b、21cは、この特定の用法の間には非アクティブであるが、別の特性が選定された場合にアクティブにされてもよい。
図3の例示的な送風器システムの工場での段取り及び較正中に、送風器11の許容動作範囲を規定する事象を表す、上述した動作特性(モーターの速度及びモーターにかかる電圧)に関するものを含めて、複数のデータ点が電子制御ユニット18の固定メモリー20に記憶されてよい。記憶されたデータ点は、許容動作範囲の限界(図1b参照)における低空気圧高空気流量(LPHF)を表すデータ点を含み得る。
送風器11が始動されたときに、また使用中に、電子制御ユニット18は、実質的に一定の体積空気流量を維持するように努める。必要な体積空気流量は、工場での段取り中に予め定められてもよい。例えば、体積空気流量は、好ましくは、限定されるものではないが70リットル/分〜250リットル/分の範囲にあり、PAPRに必要となる呼吸保護の水準、及び、PAPRで使用されるマスク、ヘルメット、フード、又はスーツのタイプに依存する。
より好ましくは、体積空気流量は120リットル/分〜220リットル/分の範囲内に、更に好ましくは160リットル/分〜200リットル/分の範囲内にある。送風器11の使用中、電子制御ユニット18は、送風器システムの動作特性に関するデータ点を標本抽出し、記憶されているデータ点と比較する。ある規定の基準が満たされている場合、電子制御ユニット18は、許容できない事象が発生したことをユーザーに警告するようにアクティブにされるために警報24を作動する。
図4は、本発明の実施形態による送風器システムの制御シーケンスの流れ図を示す。この例示的な実施形態において、ターボユニット2が始動されると、電子制御ユニット18の固定メモリー20に記憶されたアルゴリズムが、工程26において標本抽出シーケンスを開始する。
図4のシーケンスは、固定メモリー20に記憶されたアルゴリズムによって予め定められた規則的な間隔で、制御ユニット18によって通常、複数回、繰り返される。例えば、連続する標本同士の間隔は、限定するものではないが2ms〜50msの範囲内に、より好ましくは2ms〜20msの範囲内に、更により好ましくは2ms〜10msの範囲内にある。ローリング平均アルゴリズムがそのようなシステムでしばしば用いられ、複数の標本が収集され平均化されて、システムにおける電気ノイズの影響が低減される。本発明のこの実施形態において、60個の標本のローリング平均が用いられる。標本抽出された各データ点が以下のように処理される。
工程27において、モーターの速度が送風器11内のセンサー23を用いて電子制御ユニット18によって測定され、一時メモリー20に記憶される。記憶されたモーターの速度のデータ点から、電子制御ユニット18は、工程28において、送風器システムの較正で得られた、固定メモリー20に記憶された記憶データ点を参照することによって、モーター17の特定の速度に対して予測モーター電圧を計算し、その結果を一時メモリー20に記憶する。工程29において、電子制御ユニット18は、予想モーター電圧に関する、一時メモリー20に記憶されたデータ点と、低空気圧高空気流量(LPHF)の事象を表す、固定メモリーに記憶されたモーター電圧データ点とを比較する。予想モーター電圧が事象のモーター電圧よりも高い場合、電子制御ユニットは次に工程30のシーケンスに従って、実質的に一定の空気流量を確認及び維持し、他の送風器システムの事象に関して確認する。しかしながら、予想モーター電圧が事象のモーター電圧よりも低い場合、電子制御ユニットは、工程31において実モーター電圧を(例えばパルス幅変調制御器を用いて)高空気流量の事象のモーター電圧に等しくなるように調節し、工程32において高空気流量タイマーを開始する。このシーケンスは、上述したように一定の間隔で繰り返される。続くデータ点が標本抽出された後、必要に応じて工程33において、高空気流量タイマーがキャンセルされるか、あるいは依然としてアクティブとなり得る。工程34においてタイマーが一定期間にわたって依然としてアクティブであり、その期間の大半にわたって低空気圧高空気流量(LPHF)状態が存在したことが示唆される場合、電子制御ユニット18が作動して、工程35においてユーザーに対してアラーム24をアクティブにする。この一定期間は、限定するものではないが3秒間〜30秒間の範囲に、より好ましくは5秒間〜15秒間の範囲に、更に好ましくは8秒間〜12秒間の範囲に及ぶ。この時間範囲外の更なるデータ点が標本抽出され、低空気圧高空気流量(LPHF)の事象が検出されなくなった場合、警報はキャンセルされる。別法として、警報は、例えばPAPRをオフにすることでユーザーによって手動でキャンセルされてもよい。
本発明の実施形態による低空気圧高空気流量の警報24は、視覚警報、聴覚警報、振動警報、又はそれらの任意の組合わせを含み得る。視覚警報は好ましくは、ターボユニットの外側で視認できる、発光ダイオード(LED)又は電球などの光によって与えられる。しかしながら、視覚警報は、別の種類の指示器、例えば、警報メッセージ、数字ディスプレイ若しくは液晶ディスプレイ(LCD)、又は他の好適な装置であってもよい。視覚警報は、連続的、間欠的、若しくは明示的情報であっても、ユーザーに向けた符号化情報であってもよい。例えば、視覚警報が光を含む場合、その光は、ユーザーの注意を引きつけるように間欠的に点滅してもよい。聴覚警報は好ましくは圧電素子によって与えられるが、別の種類の音響器又はブザー、例えば電子機械式ブザーが使用されてもよい。聴覚警報は連続的であっても間欠的であってもよく、あるいは、生成される音の音量において、かつ/又は周波数において可変であってもよい。ユーザーが聴覚警報を聴くことが困難となり得る騒々しい環境など、特定の用途では、携帯電話で広く見られるものなどの振動警報を用いることが望ましいこともある。振動警報は、連続的にあるいは間欠的に振動するように設定されてよい。各種類の警報が単独で用いられても、1種類以上の他の種類の警報と組み合わせて用いられてもよい。例えば、視覚警報の点滅が聴覚警報の発音と確実に一致して生じるようにして、間欠的な視覚警報と間欠的な聴覚警報とを同時に作動させることが望ましいこともある。聴覚警報と振動警報とを同時に用いることが、もう一つの例示的な組合わせとなり得る。
上記の実施形態において、モーターの速度及びモーターにかかる電圧のモーター特性は、低空気圧高空気流量の事象を判定するために用いられ、モーターに対して外側にあるセンサーを直接使用して測定される。別法として、動作状態を表す送風器システムの他の特性が用いられてもよい。これらは、電子制御ユニット18又は更なるセンサー25によって測定される空気圧及び空気流量の間接測定値を与える送風器11の任意の電気特性、例えばモーターに流れる電流又はモーター出力であってもよい。しかしながら、空気圧又は空気流量の物理的特性は、モーター17の外側に配設され得るセンサー25を使用して、直接測定されてもよい。例えば、空気圧が、送風器11の入口13と出口14との間で圧力を比較するように適合された圧力センサーによって測定されてもよく、あるいは、空気流量が、送風器11の出口14にある空気流路に配置された空気流量センサーによって測定されてもよい。したがって好ましくは、標本抽出される特性は、モーターにかかる電圧か、モーターに流れる電流か、モーターの速度か、あるいはそれらの組合わせのいずれかである。別法として、標本抽出される特性は、空気圧か又は空気流量のいずれかである。
標本抽出される特性が、モーター17にかかる電圧、モーターに流れる電流、モーター出力、又はモーターの速度のいずれかである場合、低空気圧高空気流量の事象が最小許容値で表わされることが見込まれる。標本抽出される特性が空気圧である場合、低空気圧高空気流量の事象もまた最小許容値で表わされる。しかしながら、標本抽出されるモーター特性が空気流量である場合、低空気圧高空気流量の事象が最大許容値で表わされる。
PAPRの送風器制御システムが定電圧又は定電流制御を用いる場合、動作状態が低空気圧高空気流量の事象に達した場合に警報を与える方法は、上記と類似したものとなる。異なる点は、多くの場合、モーター電圧又はモーター電流が電子制御ユニットによって初期始動の後に固定され、使用中に実質的に維持されることである。したがって、モーター電圧を調節する工程31は多くの場合、そのようなシステムでは用いられないが、上述した方法の残りの工程は、警報をアクティブにするべきか否かを判定するために実施される。上記の実施形態においては、一定体積空気流システムについて記載されているが、一定質量空気流システムが使用されてもよく、この一定質量空気流システムでは、実質的に一定の体積の空気ではなく、実質的に一定の質量の空気がユーザーに送給される。

Claims (2)

  1. 空気流をユーザーに送給するように、電動ファン付き呼吸用保護具の送風器システムを制御する方法であって、前記システムは、電気モーターによって駆動され、濾過空気の強制的な流れをユーザーに送給するための電子制御ユニットによって制御されるファンを備え、かつ前記電子制御ユニットが、中に記憶された前記送風器システムの種々な特性に関して、許容動作範囲を規定する事象を表す複数のデータ点を有し、前記方法は、
    前記送風器システムの動作状態を表す特性を標本抽出して、標本データ点を取得する工程と、
    同じ特性に関して、前記標本データ点と、予め定められた空気圧降下及び予め定められた空気流量を与える前記記憶されたデータ点とを比較する工程と、
    一定期間にわたって前記標本抽出する工程を繰り返す工程と、前記比較する工程により、前記期間の大部分にわたって前記送風器システムの空気圧降下が前記予め定められた空気圧降下より小さく且つ前記送風器システムからの空気流量が前記予め定められた空気流量より大きい事象が達成されたことを示す場合、
    警報を起動する工程と、を含む方法。
  2. 前記標本抽出される特性は、前記モーターにかかる電圧、前記モーターに流れる電流、前記モーターの速度、又はそれらの任意の組合わせのいずれかである、請求項1に記載の方法。
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