JP5739029B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スリップリングを介して電気信号等が伝達されるように構成された回転役物を駆動するにあたり、スリップリングに飛びが発生した場合に生じる不具合を抑制する。【解決手段】回転役物128が回転駆動される際、ランプ制御基板340から、回転役物128内のモータ駆動制御部806へ、スリップリング770を介して確認信号が周期的に送信される。回転役物128内のモータ駆動制御部806は、確認信号を受信する毎に、その確認信号に対する応答(ACK信号)を、スリップリング770を介してランプ制御基板340へ送信する。ランプ制御基板では、確認信号送信に対するACK信号の受信状態が監視され、ACK信号が正常に受信されない状態になった場合に、異常判定が行われる。【選択図】図8

Description

本発明は、回転駆動される役物を備える遊技機に関する。
遊技機に搭載される各種の役物として、電力供給を受けて駆動される電気駆動演出部(例えばLEDや、モータにより駆動される演出部材など)を有し、その電気駆動演出部を回転させながら動作させることが可能に構成された、回転役物がある。このような回転役物においては、通常、回転中の電気駆動演出部に電力や電気信号を伝達するために、スリップリングが用いられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−224436号公報
しかし、スリップリングを介して回転役物の電気駆動演出部に電力や電気信号を伝達する構成においては、回転役物と一体的に回転する導電性のリングと、このリングに物理的且つ電気的に接触するブラシとの接触状態が瞬間的に離れる、いわゆる「飛び」が発生することがある。スリップリングに飛びが発生すると、その飛びが発生している間(ブラシとリングが離れている間)は役物が電気的に遮断されるため、回転役物の電気駆動演出部を正常に駆動制御できなくなるおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、スリップリングを介して電気信号等が伝達されるように構成された回転役物を駆動するにあたり、スリップリングに飛びが発生した場合に生じる不具合を抑制することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
本発明の遊技機(1)は、回転役物(128)と、制御手段(340)とを備える。回転役物は、回転駆動される役物であって、演出用の演出部(806)およびこの演出部と当該役物の外部とを電気的に接続するためのスリップリング(770)の回転電極(780)が搭載されたものである。制御手段は、演出部を制御する。演出部は、制御手段からスリップリングを介して応答要求信号が受信される度に、その応答要求信号に対する応答信号を、スリップリングを介して制御手段へ送信する。制御手段は、所定の送信タイミング毎に演出部へスリップリングを介して応答要求信号を送信し、その送信した応答要求信号に対する演出部からの応答信号が正常に受信されない応答異常状態となった場合はエラー判定を行う。
また、本発明において、制御手段は、所定の判定時間内に応答信号が一度も受信されなかった場合に、応答異常状態になったものと判断するように構成されていてもよい。
また、本発明において、制御手段は、エラー判定を行った場合、所定のエラー復帰処理を行うように構成されていてもよい。
また、本発明において、回転役物の回転位置が所定の基準位置にあることを検知する基準位置検知手段(808)を備え、制御手段は、エラー復帰処理として、回転役物を基準位置まで回転させ、その基準位置を起点として演出部の制御を再開するように構成されていてもよい。
本発明によれば、スリップリングを介して電気信号等が伝達されるように構成された回転役物を駆動するにあたり、スリップリングに飛びが発生した場合に生じる不具合を抑制することが可能となる。
実施形態の遊技機1の概略正面図である。 表示器111の構成を表す説明図である。 遊技機1の概略構成を表すブロック図である。 (A)は第1特別図柄の大当たり判定テーブルを例示し、(B)は第2特別図柄の大当たり判定テーブルを例示し、(C)は普通図柄の当たり判定テーブルを例示する説明図である。 (A)は大当たりにおける図柄決定テーブルを例示し、(B)は15R大当たりとなる割合を例示し、(C)は、ハズレにおける図柄決定テーブルを例示する説明図である。 変動パターンの決定のためのテーブルを例示する説明図である。 回転役物128の構成を表す説明図であり、(A)は裏面から見た図、(B)は表面から見た図である。 (A)は回転役物駆動装置343の電気的構成図を示し、(B)はスリップリング770の具体的構成を示す斜視図である。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行されるメイン処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される復旧処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される電断監視処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行されるタイマ割込処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行されるスイッチ処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される第1始動装置スイッチ処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される第2始動装置スイッチ処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行されるゲートスイッチ処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される特別図柄処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される大当たり判定処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される変動パターンテーブル選択処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される停止中処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される普通図柄処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される電動チューリップ処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される大入賞装置開放制御処理を示すフローチャートである。 主制御基板300のメインCPU301aによって実行される遊技状態設定処理を示すフローチャートである。 演出制御基板320のサブCPU320aによって実行されるタイマ割込処理を示すフローチャートである。 演出制御基板320のサブCPU320aによって実行されるコマンド処理を示すフローチャートである。 演出制御基板320のサブCPU320aによって実行される保留関連処理を示すフローチャートである。 演出制御基板320のサブCPU320aによって実行される保留処理を示すフローチャートである。 ランプ制御基板340のCPU340によって実行されるランプ制御基板タイマ割込み処理を示すフローチャートである。 ランプ制御基板340のCPU340によって実行される回転役物駆動処理を示すフローチャートである。 ランプ制御基板340のCPU340によって実行されるACK確認処理を示すフローチャートである。 スリップリングの他の実施例を示す説明図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の遊技機の一実施形態としての遊技機1について説明する。
[遊技機1の構成]
図1を用いて、遊技機1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態の遊技機1の概略正面図である。遊技機1は、遊技者の発射操作に基づいて遊技球を発射させ、特定の入賞装置に遊技球が入賞すると、その入賞に基づいて所定数の遊技球を遊技者に払い出すよう構成されたパチンコ遊技機である。なお、本実施形態の遊技機1は、1種タイプと呼ばれるパチンコ遊技機である。
図1に示すように、遊技機1は、入賞や判定に関する役物等が設けられた遊技盤100と、遊技盤100を囲む枠部材101とを備えている。
枠部材101は、遊技盤100の盤面と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持するいわゆるガラス枠である。枠部材101が支持するガラス板と遊技盤100とによって、遊技球が流下可能な遊技領域102が形成されている。
枠部材101は、その上部中央に、演出などで発光する枠ランプ103を有している。枠ランプ103の左右両側には、スピーカ104が設けられている。また、枠部材101は、その下部が遊技者側へ突出した構成となっており、その突出部分の上面に、円形の演出ボタン105が設けられている。演出ボタン105の左側手前には、4つの押しボタンからなる演出キー106が設けられている。さらに、演出ボタン105の奥側には、遊技球を発射装置(不図示)へ案内する皿107が設けられている。枠部材101は、その右側下部に、ハンドル108を有している。ハンドル108には、レバー109が回転可能に取り付けられている。また、ハンドル108には、レバー109の回転にかかわらず一時的に遊技球の発射を停止させるための停止ボタン110が設けられている。また、枠部材101における、遊技盤100の右下側の領域に、表示器111が設けられている。
遊技盤100は、その中央に、液晶表示装置121を有している。また、遊技盤100は、入賞や判定に関する役物として、第1始動装置122、第2始動装置123、電動チューリップ124、ゲート125、大入賞装置126、及び、4つの一般入賞装置127を有している。
また、遊技盤100と枠部材101との間には、演出用の役物(ギミック)として、回転役物128が設けられている。回転役物128は、遊技領域102の外周とほぼ同じ内径を有する略リング状の役物であって、遊技領域102の外周に沿うように配置されている。なお、図1では、回転役物128を、遊技機1全体における配置位置がわかる程度に概略的に図示しており、詳細な構成については図示を省略している。回転役物128の詳細構成については、後で図7を用いて説明する。
第1始動装置122は、液晶表示装置121の下方で遊技盤100の左右中央に設けられている。第1始動装置122の下方に、第2始動装置123が設けられている。また、第2始動装置123に近接して、普通電動役物としての電動チューリップ124が設けられている。ゲート125は、遊技盤100の右側上部に設けられている。液晶表示装置121の下方右寄りに、大入賞装置126が設けられている。4つの一般入賞装置127のうちの2つは遊技盤100の左側下部に設けられ、残りの2つは遊技盤100の右側下部に設けられている。なお、遊技盤100の最下部には、入賞しなかった遊技球を排出する排出装置129が設けられている。
このような構成により、遊技者がハンドル108を握ってレバー109を時計方向に回転させると、皿107に溜められた遊技球が発射装置(不図示)へと案内され、レバー109の回転角度に応じた打球力で遊技領域102へ向けて発射される。発射装置により発射された遊技球は、遊技盤100の左端側に設けられたレール(不図示)の間を上昇し、やがて遊技領域102内の上部へ到達する。遊技領域102内の上部へ到達した遊技球は、その後、遊技領域102内を落下する。このとき、遊技球は、遊技領域102に設けられた複数の釘や風車等に接触することでその移動方向を変化させながら(予測不能に)遊技盤100の盤上を落下する。なお、上述したように遊技球の発射は、遊技者が停止ボタン110を操作することによって一時的に停止される。
遊技者がハンドル108のレバー109を回転操作することよって遊技球を発射させる際、遊技者がレバー109を小さい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「左打ち」を行うと、遊技球が相対的に弱い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、図1の波線矢印131に例示されるように遊技領域102における左側領域を流下する。一方、遊技者がレバー109を大きい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「右打ち」を行うと、遊技球が相対的に強い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、図1の波線矢印132に例示されるように遊技領域102における右側領域を流下する。したがって、ゲート125や大入賞装置126へ入賞させる際は「右打ち」が必要となってくる。
第1始動装置122は、常時開放されている始動装置である。この第1始動装置122には、遊技球の入球を検出する第1始動装置検出スイッチ304(図3参照)が設けられている。この第1始動装置検出スイッチ304により遊技球の入球が検出されることによって入賞すると、遊技者にとって有利な大当たり遊技を実行するか否かが判定されてその判定結果が表示器111に表示されると共に、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
第2始動装置123は、電動チューリップ124が作動しているときだけ開放される始動装置である。この第2始動装置123には、遊技球の入球を検出する第2始動装置検出スイッチ305(図3参照)が設けられている。この第2始動装置検出スイッチ305により遊技球の入球が検出されることによって入賞すると、上記第1始動装置122と同様に、遊技者にとって有利な大当たり遊技を実行するか否かが判定されてその判定結果が表示器111に表示されると共に、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
なお、以下の説明では、第1始動装置122を通過した遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第1特別図柄判定」ということとし、第2始動装置123への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第2特別図柄判定」ということとし、これらの判定を総称して「特別図柄判定」ということとする。
大入賞装置126は、特別図柄判定の結果に応じて開放される。この大入賞装置126の開口部には、大入賞装置126を開閉するプレートが設けられている。大入賞装置126は、通常はこのプレートによって閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器111に停止表示された場合、すなわち大当たりが発生した場合、上記プレートを作動させて大入賞装置126を開放する大当たり遊技が実行される。このため、遊技者は、大当たり遊技中に右打ちを行うことで、大当たり遊技が行われていないときに比べてより多くの賞球を得ることができる。
電動チューリップ124は、第2始動装置123に近接配置されており、一対の羽根部材を有している。この電動チューリップ124は、一対の羽根部材が第2始動装置123を閉塞する閉姿勢(図1参照)と、第2始動装置123を開放する開姿勢(不図示)とに姿勢変化可能に構成されている。
第2始動装置123は、通常は、図1に示されるように電動チューリップ124によって閉塞されている。これに対して、遊技球がゲート125を通過すると、賞球の払い出しは行われないものの、第2始動装置123を開放するか否かが判定される。ここで、第2始動装置123を開放すると判定された場合、電動チューリップ124の一対の羽根部材が規定時間開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作が規定回数だけ繰り返される。
このように、第2始動装置123は、電動チューリップ124が作動していないとき(つまり一対の羽根部材が閉姿勢のとき)には遊技球が通過し難い状態であるのに対して、電動チューリップ124が作動する(つまり一対の羽根部材が開姿勢になる)と遊技球が通過し易い状態となる。なお、以下の説明では、ゲート125への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「普通図柄判定」と呼ぶものとする。
4つの一般入賞装置127は、第1始動装置122と同様に常時開放されており、遊技球の入賞によって所定個数の賞球がある入賞装置である。なお、第1始動装置122等とは異なり、一般入賞装置127に遊技球が入賞しても判定が行われることはない。
演出用のギミックとしての回転役物128は、遊技者の興味を引いたり遊技者に様々な期待感を与えたりするために駆動される役物であり、回転役物駆動モータ702(図7(B)参照)により、遊技の進行状況等に応じて予め決められた駆動パターンで回転駆動される。回転役物128は、それ自体が回転可能であるのに加え、後述するように、回転役物128が回転しながら、その回転役物128に搭載されている各種のモータ751〜753(図7,図8参照)やLED760(図8参照)も駆動される。
[表示器111の構成]
図2は、図1における表示器111の拡大図である。表示器111は、主に特別図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示するものであり、図2に示されるように、第1特別図柄表示器201、第2特別図柄表示器202、第1特別図柄保留表示器203、第2特別図柄保留表示器204、普通図柄表示器205、及び、普通図柄保留表示器206を有している。
第1特別図柄表示器201は、第1特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第1特別図柄判定の判定結果を示す停止図柄を停止表示することによって第1特別図柄判定の判定結果を報知する。この第1特別図柄表示器201には、第1特別図柄判定の結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、又は第1特別図柄判定の結果がハズレであることを示すハズレ図柄が停止表示される。
第2特別図柄表示器202は、第2特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第2特別図柄判定の判定結果を示す停止図柄を停止表示することによって第2特別図柄判定の判定結果を報知する。この第2特別図柄表示器202には、第2特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、又は第2特別図柄判定の結果がハズレであることを示すハズレ図柄が停止表示される。
ところで、特別図柄判定に係る図柄の変動表示や大当たり遊技などが行われている最中に、第1始動装置122に新たに遊技球が入賞した場合は、この入賞を契機とする第1特別図柄判定及び図柄の変動表示を即座に実行することができない。そこで、本実施形態の遊技機1は、第1始動装置122に遊技球が入賞しても即座に第1特別図柄判定を実行できない場合には第1特別図柄判定の権利が保留されるように構成されている。第1特別図柄保留表示器203は、このようにして保留された第1特別図柄判定の保留数を表示する。
同様に、特別図柄判定に係る図柄の変動表示や大当たり遊技などが行われている最中に、第2始動装置123に新たに遊技球が入賞した場合も、この入賞を契機とする第2特別図柄判定及び図柄の変動表示を即座に実行することができない。そこで、本実施形態における遊技機1は、第2始動装置123に遊技球が入賞しても即座に第2特別図柄判定を実行できない場合には第2特別図柄判定の権利が保留されるように構成されている。第2特別図柄保留表示器204は、このようにして保留された第2特別図柄判定の保留数を表示する。
普通図柄表示器205は、普通図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから普通図柄判定の判定結果を示す停止図柄を停止表示することによって普通図柄判定の判定結果を報知する。なお、例えば普通図柄表示器205における図柄の変動表示中など、遊技球がゲート125を通過しても普通図柄判定及び普通図柄判定に係る図柄の変動表示を即座に実行できない場合には、普通図柄判定の権利が保留される。普通図柄保留表示器206は、このようして保留された普通図柄判定の保留数を表示する。
なお、以下の説明では、第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202に表示される図柄を「特別図柄」と呼び、普通図柄表示器205に表示される図柄を「普通図柄」と呼ぶものとする。
[遊技機1の内部構成]
図3は、遊技機1のブロック図である。遊技機1は、主制御基板300、払出制御基板310、演出制御基板320、画像制御基板330、ランプ制御基板340、発射制御基板350、及び電源基板360を備えている。
主制御基板300は、遊技機の基本動作を制御する。主制御基板300は、ワンチップマイコン301を備えており、ワンチップマイコン301は、メインCPU301a、メインROM301bおよびメインRAM301cを含んでいる。また、主制御基板300は、主制御用の入力ポート及び出力ポート(いずれも不図示)を備えている。
この主制御用の入力ポートには、一般入賞装置127に遊技球が入球したことを検知する一般入賞装置検出スイッチ302、普通図柄ゲート125に遊技球が入球したことを検知するゲート検出スイッチ303、第1始動装置122に遊技球が入球したことを検知する第1始動装置検出スイッチ304、第2始動装置123に遊技球が入球したことを検知する第2始動装置検出スイッチ305、大入賞装置126に遊技球が入球したことを検知する大入賞装置検出スイッチ306、及び、払出制御基板310が接続されている。この主制御用の入力ポートによって、各種信号が主制御基板300に入力される。
また、主制御用の出力ポートには、第2始動装置123に近接配置された電動チューリップ124の一対の羽根部材を開閉動作させる始動装置開閉ソレノイド307、大入賞装置126を開閉するプレートを動作させる大入賞装置開閉ソレノイド308、表示器111を構成する各表示器201〜206、外部情報信号を出力する遊技情報出力端子板309、払出制御基板310、及び、演出制御基板320が接続されている。この主制御用の出力ポートによって、各種信号が出力される。
遊技情報出力端子板309は、主制御基板300において生成された外部情報信号を遊技店のホールコンピュータ等に出力するための基板である。遊技情報出力端子板309は主制御基板300と配線接続され、遊技情報出力端子板309には、遊技店のホールコンピュータ等と接続をするためのコネクタが設けられている。
主制御基板300のワンチップマイコン301において、メインCPU301aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づき、メインROM301bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。
メインROM301bには、遊技制御用のプログラムや各種遊技に必要なテーブルが記憶されている。例えば、大当たり抽選に参照される大当り判定テーブル、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブル、特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブル等が記憶されている。なお、ここに挙げたテーブルは一部に過ぎず、図示しないテーブルが多数設けられている。
メインRAM301cは、メインCPU301aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、複数の記憶領域を有している。例えば、メインRAM301cには、普通図柄判定の保留数T、普通図柄乱数、特別図柄の保留数U1,U2、ラウンド数R、大入賞装置への入球数C、確変遊技フラグ、時短遊技フラグなどが記憶される。なお、ここに挙げたものの他にも、多数の情報が記憶される。
払出制御基板310は、遊技球の発射制御と賞球の払い出し制御を行う。この払出制御基板310は、図示しない払出CPU、払出ROM、払出RAMから構成されるワンチップマイコンを備えており、主制御基板300に対して、双方向に通信可能に接続されている。払出CPUは、遊技球が払い出されたか否かを検知する払出球計測スイッチ311、扉開放スイッチ312、及び、タイマからの入力信号に基づいて、払出ROMに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータを主制御基板300に送信する。
また、払出制御基板310の出力側には、遊技球の貯留部から所定数の賞球を遊技者に払い出すための賞球払出装置の払出モータ313が接続されている。払出CPUは、主制御基板300から送信された払出個数指定コマンドに基づいて、払出ROMから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、賞球払出装置の払出モータ313を制御して所定の賞球を遊技者に払い出す。このとき、払出RAMは、払出CPUの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
演出制御基板320は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この演出制御基板320は、サブCPU320a、サブROM320b、サブRAM320cを備えており、主制御基板300に対して、当該主制御基板300から演出制御基板320への一方向に通信可能に接続されている。
サブCPU320aは、主制御基板300から送信されたコマンド、演出ボタン検出スイッチ321、演出キー検出スイッチ322、及び、タイマからの入力信号に基づいて、サブROM320bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するコマンドやデータを画像制御基板330やランプ制御基板340へ送信する。サブRAM320cは、サブCPU320aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
例えば、演出制御基板320におけるサブCPU320aは、主制御基板300から特別図柄の変動態様を示す変動パターン指定コマンドを受信すると、受信した変動パターン指定コマンドの内容を解析して、液晶表示装置121、音声出力装置331、演出用駆動装置341、演出用照明装置342に所定の演出を実行させるためのコマンドやデータを生成し、これら各コマンド、データを画像制御基板330やランプ制御基板340へ送信する。
演出制御基板320のサブROM320bには、演出制御用のプログラムや各種の遊技の決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、主制御基板300から受信した変動パターン指定コマンドに基づいて演出パターンを決定するための演出パターン決定テーブル、停止表示する装飾図柄の組み合わせを決定するための装飾図柄決定テーブル等がサブROM320bに記憶されている。演出パターン決定テーブルには、回転役物128の駆動パターンを決定するための駆動パターン決定テーブルが含まれる。なお、上述したテーブルは、本実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
演出制御基板320のサブRAM320cは、複数の記憶領域を有している。これらの記憶領域には、遊技状態、演出モード、演出パターン、装飾図柄、計数カウンタ、発射操作情報等が記憶される。なお、この他にも多数の情報が記憶される。
画像制御基板330は、液晶表示装置121の画像表示制御を行うための図示しない画像CPU、制御ROM、制御RAM、CGROM、VRAM、VDPと、音声CPU、音声ROM、及び、音声RAMを備えている。この画像制御基板330は、演出制御基板320に双方向通信可能に接続されており、その出力側に液晶表示装置121および音声出力装置331が接続されている。
画像CPUは、演出制御基板320から受信したコマンドに基づいて、VDPに所定の画像を表示させる制御を行う。制御RAMは、画像CPUの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、制御ROMから読み出されたデータを一時的に記憶するものである。また、制御ROMには、画像CPUの制御処理のプログラムや、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメパターン、アニメシーン情報などが記憶されている。
CGROMには、液晶表示装置121に表示される装飾図柄や背景等の画像データが多数格納されており、画像CPUが演出制御基板320から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、CGROMに格納された所定の画像データをVRAMに展開させ、VRAMに展開された画像データを液晶表示装置121に表示させる制御を行う。
また、音声ROMには、音声出力装置331から出力するための音声のデータが多数格納されており、音声CPUは、演出制御基板320から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、音声出力装置331における音声出力制御を行う。
ランプ制御基板340は、演出用駆動装置341及び演出用照明装置342の動作を制御する。このランプ制御基板340は、CPU340a、ROM340b、RAM340cを備えており、演出制御基板320と双方向に通信可能に接続されている。
演出用駆動装置341は、演出用の各種のソレノイドやモータ等のアクチュエータを含む。ランプ制御基板340のCPU340aは、ROM340bに格納されたプログラムに従って、これら各種アクチュエータの駆動を制御する。演出用照明装置342は、枠部材101に設けられた枠ランプ103や、遊技盤100に設けられた不図示の盤ランプなどの、遊技機1が有する各種の照明・発光用の装置・素子を含む。ランプ制御基板340のCPU340aは、ROM340bに格納されたプログラムに従って、これら各種ランプ等の動作の制御も行う。ランプ制御基板340のCPU340aは、演出制御基板320から送信されたコマンドやデータ(演出パターン決定テーブルに基づいて生成されたデータ等)に基づいて、上記の各制御を行う。ランプ制御基板340のRAM340cは、CPU340aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
演出用駆動装置341には、回転役物128を駆動するための回転役物駆動装置343が含まれる。演出制御基板320は、主制御基板300から受信した変動パターン指定コマンドに基づき、サブROM320bに記憶されている駆動パターン決定テーブルを参照して、回転役物128の動作を制御するためのデータを生成して、ランプ制御基板340へ出力する。
ランプ制御基板340のCPU340aは、演出制御基板320からのコマンドやデータをもとに、回転役物駆動装置343との間で種々の信号の送受信を行いながら、回転役物128の動作を制御するための制御指令を生成して、演出用駆動装置341内の回転役物駆動装置343へ出力する。回転役物駆動装置343は、ランプ制御基板340からの制御指令に従って、回転役物128を駆動する。
発射制御基板350は、タッチセンサ351からのタッチ信号を入力するとともに、発射ボリューム352から供給された電圧に基づいて、発射用ソレノイド353や玉送りソレノイド354に対する通電制御を行う。
タッチセンサ351は、遊技者がハンドル108に触れたことによる静電容量の変化を利用した静電容量型の近接スイッチから構成され、遊技者がハンドル108に触れたことを検知すると、発射制御基板350に発射用ソレノイド353の通電を許可するタッチ信号を出力する。
発射ボリューム352は、可変抵抗器から構成され、その発射ボリューム352に印加された定電圧(例えば5V)を可変抵抗器により分圧して、分圧した電圧を発射制御基板350へ供給する。
ここで、発射用ソレノイド353の回転速度は、発射制御基板350に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間に発射される遊技球の個数は、発射ソレノイドが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。すなわち、1個の遊技球は約0.6秒毎に発射されることになる。
なお、タッチセンサ351からのタッチ信号及び発射ボリューム352からの電圧信号は、演出制御基板320へ入力されるようになっている。これにより、演出制御基板320において遊技球の発射を検出可能となる。
電源基板360は、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており、遊技機1内の各部に電源電圧を供給する。具体的には、電源基板360は、主制御基板300、払出制御基板310、演出制御基板320、発射制御基板350へ電源電圧を供給する。また、電源基板360は、遊技機1内に供給する電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板300に出力する。より具体的には、電断検知信号がハイレベルになるとメインCPU301aは動作可能状態になり、電断検知信号がローレベルになるとメインCPU301aは動作停止状態になる。バックアップ電源はコンデンサに限らず、例えば、電池でもよく、コンデンサと電池とを併用して用いてもよい。
[各種テーブル]
図4〜図6を用いて、メインROM301bに記憶されている各種テーブルの詳細について説明する。
図4(A)及び(B)は、「大当たりの判定」に用いられる大当り判定テーブルを示している。図4(A)は、第1特別図柄の大当り判定テーブルであり、図4(B)は、第2特別図柄の大当り判定テーブルである。
大当り判定テーブルは、遊技状態及び取得された大当たり乱数に基づいて、「大当たり」又は「ハズレ」を判定するものである。大当たり乱数は、「0」〜「598」のいずれかの数値として、第1始動装置122又は第2始動装置123への入球時に取得される。
ここで図4(A)及び(B)に示す遊技状態について説明を加える。
本実施形態においては、大当たりの判定に関する状態として「通常遊技状態」と「確変遊技状態」とを有する。
「通常遊技状態」というのは、第1始動装置122または第2始動装置123に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの判定において、大当たりとなる確率が1/299.5に設定された遊技状態をいう。これに対して「確変遊技状態」というのは、上記大当たりとなる確率が1/29.95に設定された遊技状態をいう。したがって、「確変遊技状態」では、「通常遊技状態」よりも、大当たりに当選し易いこととなる。なお、この確変遊技状態のときには、後述する確変遊技フラグが「ON」にセットされており、通常遊技状態のときには、確変遊技フラグが「OFF」になっている。また、通常遊技状態から確変遊技状態に移行するのは、確変大当たり遊技を終了した後である。
なお、「大当たり」とは、大入賞装置126を開放させる特別遊技である。具体的には、第1始動装置122または第2始動装置123に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの判定において、大当りに当選したときに実行される遊技をいう。
「大当たり」においては、大入賞装置126が開放されるラウンド遊技を合計15回又は合計8回行う。各ラウンド遊技における大入賞装置126の最大開放時間は最大29.5秒に設定されており、この間に大入賞装置126に規定個数(9個)の遊技球が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となる。「大当たり」は、大入賞装置126に遊技球が入球するとともに、当該入球に応じた賞球を遊技者が獲得できることから、多量の賞球を獲得可能である。また、大入賞装置126は、遊技盤100の右側の下部に設けられていることから、「大当たり」のときには、ハンドル108のレバー109を大きく回転させる、いわゆる「右打ち」で遊技を行うこととなる。
図4(A)に示す第1特別図柄の大当り判定テーブルによれば、通常遊技状態であるときには、取得された大当たり乱数が「7」又は「8」のときに大当たりと判定される。一方、確変遊技状態であるときには、「7」〜「26」の20個の大当たり乱数が大当たりと判定される。なお、上記以外の値であった場合には「ハズレ」と判定される。
大当たり乱数の乱数範囲が「0」〜「598」であるから、通常遊技状態のときに大当たりと判定される確率は1/299.5であり、確変遊技状態のときに大当たりと判定される確率は10倍アップして1/29.9である。
図4(C)は、「普通図柄の当たり判定」に用いられる当り判定テーブルを例示する説明図である。
当たり判定テーブルは、遊技状態及び取得された普通図柄乱数に基づいて、「当たり」又は「ハズレ」を判定するものである。普通図柄乱数は、「0」〜「65535」のいずれかの数値として、ゲート125の通過時に取得される。
ここで図4(C)に示す遊技状態について説明を加える。
本実施形態では、第2始動装置123に近接して配置された電動チューリップ124に関する状態として「非時短遊技状態」と「時短遊技状態」とを有する。上述した大当たりの判定に関する状態(通常遊技状態、確変遊技状態)と電動チューリップ124に関する状態(非時短遊技状態、時短遊技状態)とは、それぞれの状態を関連させることもでき、独立させることもできる。
なお、遊技を開始したときの遊技状態、すなわち遊技機1の初期の遊技状態は、「通常遊技状態」であって「非時短遊技状態」に設定されている。
本実施形態において「非時短遊技状態」というのは、ゲート125を遊技球が通過したことを条件として行われる普通図柄の当たり判定において、その判定結果に対応する普通図柄の変動時間が12秒と長く設定され、かつ、当たりに当選した際の第2始動装置123の開放制御時間が0.2秒と短く設定された遊技状態をいう。つまり、ゲート125を遊技球が通過すると、普通図柄の抽選が行われて、普通図柄表示器205において普通図柄の変動表示が行われるが、普通図柄は変動表示が開始されてから12秒後に停止表示する。そして、抽選結果が当たりであった場合には、普通図柄の停止表示後に、電動チューリップ124の作動により第2始動装置123が約0.2秒間開放される。
これに対して「時短遊技状態」というのは、ゲート125を遊技球が通過したことを条件として行われる普通図柄の当たり判定において、その判定結果に対応する普通図柄の変動時間が3秒と、「非時短遊技状態」よりも短く設定され、かつ、当たりに当選した際の第2始動装置123の開放制御時間が3.5秒と、「非時短遊技状態」よりも長く設定された遊技状態をいう。さらに、「非時短遊技状態」においては普通図柄の当たり判定において当たりに当選する確率が1/65536に設定され、「時短遊技状態」においては普通図柄の当たり判定において当たりに当選する確率が65535/65536に設定される。なお、この時短遊技状態のときには、後述する時短遊技フラグが「ON」にセットされており、非時短遊技状態のときには、時短遊技フラグが「OFF」になっている。
したがって、「時短遊技状態」においては、「非時短遊技状態」よりも、ゲート125を遊技球が通過する限りにおいて、第2始動装置123が開放状態に制御されやすくなる。これにより、「時短遊技状態」では、遊技の進行において遊技球の消費が抑えられる。
また、ゲート126が遊技盤100の右側に設けられていることから、「時短遊技状態」のときには、ハンドル108のレバー109を大きく回転させた、いわゆる「右打ち」で遊技を行うこととなる。
なお、普通図柄の当たり判定において当たりに当選する確率を「非時短遊技状態」および「時短遊技状態」のいずれの遊技状態であっても変わらないように設定してもよい。
図4(C)に示す当り判定テーブルによれば、非時短遊技状態であるときには、普通図柄乱数が「0」のときに当たりと判定される。一方、時短遊技状態であるときには、普通図柄乱数が「0」〜「65534」のいずれかであるときに当たりと判定される。なお、上記以外の乱数値であった場合には、「ハズレ」と判定される。
普通図柄乱数の範囲が「0」〜「65535」であるから、非時短遊技状態のときに当たりと判定される確率は1/65536であり、時短遊技状態のときに当たりと判定される確率は65535/65536=1/1.00002である。
図5は、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブルを例示する説明図である。
図5(A)は、大当たりのときに停止図柄を決定するための図柄決定テーブルであり、図5(B)は、15R大当たりとなる確率を示す説明図であり、図5(C)は、ハズレのときに停止図柄を決定するための図柄決定テーブルである。
図5(A)では、「特別図柄」の種別(遊技球が第1始動装置122及び第2始動装置123のいずれに入球したか)と、第1始動装置122または第2始動装置123に遊技球が入球したときに取得される「大当たり図柄用乱数値」に基づいて、大当たりの「種別」及び停止図柄データが決定される。なお、大当たり図柄用乱数は、その範囲が「0」〜「99」に設定されている。また、確変大当たりとなるか通常大当たりとなるかの確率は、それぞれ1/2(50%)となっている。
図5(A)に示すように、第1特別図柄において大当たりのときには大当たり図柄用乱数を参照し、大当たり図柄用乱数が「0」〜「49」のいずれかであれば、1/2の確率で「確変15R大当たり」となり、1/2の確率で「通常15R大当たり」となる。このときは、停止図柄データがそれぞれ「01」、「02」となる。
同様に、大当たり図柄用乱数が「50」〜「99」のいずれかであれば、1/2の確率で「確変8R大当たり」となり、1/2の確率で「通常8R大当たり」となる。このときは、停止図柄データがそれぞれ「03」、「04」となる。
第2特別図柄において大当たりのときにも大当たり用図柄乱数を参照し、大当たり図柄用乱数が「0」〜「74」のいずれかであれば、1/2の確率で「確変15R大当たり」となり、1/2の確率で「通常15R大当たり」となる。このときは、停止図柄データがそれぞれ「05」、「06」となる。
同様に、大当たり図柄用乱数が「75」〜「99」のいずれかであれば、1/2の確率で「確変8R大当たり」となり、1/2の確率で「通常8R大当たり」となる。このときは、停止図柄データがそれぞれ「07」、「08」となる。
図5(B)に示すように15R大当たりとなる割合は、第1特別図柄で大当たりとなった場合が50%であるのに対し、第2特別図柄で大当たりとなった場合は、75%となっている。
図5(C)に示すように、第1特別図柄においても第2特別図柄においても判定結果がハズレのときには、停止図柄データは「00」となる。
なお、特別図柄の種類(停止図柄データ)によって、大当たり終了後の遊技状態、大当たり態様が決定される。
[変動パターン決定テーブル]
図6は、特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブルを例示する説明図である。
図6に示すように、第1特別図柄及び第2特別図柄の変動パターン決定テーブルは共通となっている。変動パターンは、判定結果、遊技状態、保留球数、リーチ乱数、及び、変動パターン乱数に基づいて決定される。なお、リーチ乱数及び変動パターン乱数は「0」〜「99」の値をとる。
図6に例示されるように、判定結果が確変大当たりである場合、変動パターン乱数に基づいて変動パターンが決定される。具体的には、変動パターン乱数が「0」〜「29」のときは、変動パターン1が選択される。このとき、変動時間は20秒であり、リーチAによって大当たりとなる。そして、大当たり終了後、確変遊技状態で遊技が制御される。また、変動パターン乱数が「30」〜「99」のときは、変動パターン2が選択される。このとき、変動時間は30秒であり、リーチBによって大当たりとなる。そして、大当たり終了後、確変遊技状態で遊技が制御される。
判定結果が通常大当たりである場合、変動パターン乱数に基づいて変動パターンが決定される。具体的には、変動パターン乱数が「0」〜「29」のときは、変動パターン1が選択される。このとき、変動時間は20秒であり、リーチAによって大当たりとなる。そして、大当たり終了後、通常遊技状態で遊技が制御される。また、変動パターン乱数が「30」〜「99」のときは、変動パターン2が選択される。このとき、変動時間は30秒であり、リーチBによって大当たりとなる。そして、大当たり終了後、通常遊技状態で遊技が制御される。
判定結果がハズレである場合、遊技状態、保留球数、リーチ判定用乱数、及び、変動パターン乱数に基づいて変動パターンが決定される。
具体的には、遊技状態が「非時短遊技状態」で保留球数が「0〜2」である場合、リーチ乱数及び変動パターン乱数により、変動パターン3,4,5のいずれかが選択される。変動パターン3は変動時間が10秒の通常変動であり、変動パターン4は変動時間が20秒でありリーチAでハズレとなり、変動パターン5は変動時間が30秒でありリーチBでハズレとなる。
遊技状態が「非時短遊技状態」で保留球数が「3〜4」である場合、リーチ乱数及び変動パターン乱数により、変動パターン4,5,6のいずれかが選択される。変動パターン6は変動時間が5秒の短縮変動であり、変動パターン4は変動時間が20秒でありリーチAでハズレとなり、変動パターン5は変動時間が30秒でありリーチBでハズレとなる。
遊技状態が「時短遊技状態」で保留球数が「0〜1」である場合、リーチ乱数及び変動パターン乱数により、変動パターン3,4,5のいずれかが選択される。変動パターン3は変動時間が10秒の通常変動であり、変動パターン4は変動時間が20秒でありリーチAでハズレとなり、変動パターン5は変動時間が30秒でありリーチBでハズレとなる。
遊技状態が「時短遊技状態」で保留球数が「2〜4」である場合、リーチ乱数及び変動パターン乱数により、変動パターン4,6,7のいずれかが選択される。変動パターン4は変動時間が5秒の短縮変動であり、変動パターン4は変動時間が20秒でありリーチAでハズレとなり、変動パターン7は変動時間が5秒でありリーチCでハズレとなる。変動パターン7は、リーチであるにもかかわらず、変動時間の短い変動パターンである。
なお、図6に例示する特別図柄の変動パターン決定テーブルの特徴として、判定結果がハズレの場合に時短遊技状態であるときには、特別図柄の変動時間が短くなるように設定されている。例えば、大当たりの判定結果がハズレの場合に保留球数が「2」のときには、時短遊技状態であればリーチ乱数に基づいて95%の確率で変動時間が5秒の変動パターン6(短縮変動)が決定されるが、非時短遊技状態であれば変動時間が10秒を超える変動パターンが決定される。このように、時短遊技状態になると変動時間が短くなるように設定されている。
[回転役物128]
図7、図8を用いて、回転役物128と回転役物駆動装置343の構成、及び回転役物128の動作の概要について説明する。図7を用いて、まず、回転役物128の具体的構成について説明する。なお、図7(A)は、回転役物128を裏面から(即ち遊技盤100側から)見た図であり、図7(b)は、回転役物128を正面から(即ち遊技者側から)見た図である。
図7に示すように、回転役物128は、リング状の回転枠700と、回転枠700に固定して設けられた外ギア701とを有する。外ギア701には、回転役物駆動モータ702の回転駆動力がギア703を介して伝達される。そのため、回転役物駆動モータ702が回転すると、外ギア701が回転し、これにより回転役物128全体が回転する。
回転枠700には、4つの可動枝711,721,731,741がそれぞれ取り付けられている。具体的には、第1可動枝711は、その一端が回転枠700に取り付けられている。第1可動枝711は、その一端側を中心として矢印A方向に回動可能である。図7は、第1可動枝711がその回動可能範囲における一方の可動端まで回動された状態を示している。第1可動枝711は、図7に示した状態から回動することによって他方の可動端まで回動可能である。他方の可動端まで回動すると、第1可動枝711のほぼ全体が回転枠700に重なった状態となる。
第2可動枝721も同様であり、第2可動枝721は、その一端が回転枠700に取り付けられている。第2可動枝721は、その一端側を中心として矢印B方向に回動可能である。図7は、第2可動枝721がその回動可能範囲における一方の可動端まで回動された状態を示している。第2可動枝721は、図7に示した状態から回動することによって他方の可動端まで回動可能である。他方の可動端まで回動すると、第2可動枝721のほぼ全体が回転枠700に重なった状態となる。
第3可動枝731も同様であり、第3可動枝731は、その一端が回転枠700に取り付けられている。第3可動枝731は、その一端側を中心として矢印C方向に回動可能である。図7は、第3可動枝731がその回動可能範囲における一方の可動端まで回動された状態を示している。第3可動枝731は、図7に示した状態から回動することによって他方の可動端まで回動可能である。他方の可動端まで回動すると、第3可動枝731のほぼ全体が回転枠700に重なった状態となる。
第4可動枝741も同様であり、第4可動枝741は、その一端が回転枠700に取り付けられている。第4可動枝741は、その一端側を中心として矢印D方向に回動可能である。図7は、第4可動枝741がその回動可能範囲における一方の可動端まで回動された状態を示している。第4可動枝741は、図7に示した状態から回動することによって他方の可動端まで回動可能である。他方の可動端まで回動すると、第4可動枝741のほぼ全体が回転枠700に重なった状態となる。
第1可動枝711及び第2可動枝721の回動は、第1モータ751により行われる。即ち、第1モータ751が回転すると、その回転駆動力が、図示しない伝達機構を介して、第1可動枝711及び第2可動枝721に伝達され、これら2つの可動枝711,721が同時に回動する。
第3可動枝731及び第4可動枝741の回動は、第2モータ752により行われる。即ち、第2モータ752が回転すると、その回転駆動力が、図示しない伝達機構を介して、第3可動枝731及び第4可動枝741に伝達され、これら2つの可動枝731,741が同時に回動する。
第1可動枝711の他端側には、第1パーツ712が、第1パーツ回転軸713を中心に回転可能に取り付けられている。第2可動枝721の他端側には、第2パーツ722が、第2パーツ回転軸723を中心に回転可能に取り付けられている。第3可動枝731の他端側には、第3パーツ732が、第3パーツ回転軸733を中心に回転可能に取り付けられている。第4可動枝741の他端側には、第4パーツ742が、第4パーツ回転軸743を中心に回転可能に取り付けられている。
4つのパーツ712,722,732,742の回転は、いずれも、パーツ駆動モータ753により行われる。即ち、パーツ駆動モータ753が回転すると、その回転駆動力が駆動機構を介して内ギア754に伝達し、内ギア754が回転する。内ギア754は、外ギア701と同様、回転枠700に対して同心状に配置されている。ただし、内ギア754は、回転枠700に固定されておらず、自在に回転可能である。
内ギア754には、第1ギア756、第2ギア757、第3ギア758、及び第4ギア759が噛み合っている。そのため、内ギア754が回転すると、これら4つのギア756〜759も回転する。
第1ギア756の回転は、第1可動枝711内に配置されたギア機構を介して第1パーツ回転軸713まで伝達され、これにより第1パーツ712が回転する。第2ギア757の回転は、第2可動枝721内に配置されたギア機構を介して第2パーツ回転軸723まで伝達され、これにより第2パーツ722が回転する。第3ギア758の回転は、第3可動枝731内に配置されたギア機構を介して第3パーツ回転軸733まで伝達され、これにより第3パーツ732が回転する。第4ギア759の回転は、第4可動枝741内に配置されたギア機構を介して第4パーツ回転軸743まで伝達され、これにより第4パーツ742が回転する。
各可動枝721,722,732,742には、それぞれ、演出用のLED760(図7では図示略。図8参照。)が複数設けられている。また、パーツ駆動モータ753の回転駆動力を内ギア754に伝達する伝達機構の近傍には、各パーツ721,722,732,742の回転位置を検出するためのパーツ回転位置センサ704が設けられている。
このように、回転役物128には、電力を受けて駆動したり或いは電気信号の送受を行なったりする部材(以下「電動演出部材」という)が複数設けられている。具体的には、回転役物128には、電動演出部材として、第1駆動モータ751、第2駆動モータ752、パーツ駆動モータ753、複数のLED760、及びパーツ回転位置センサ704が設けられている。
これら電動演出部材に対しては、電力を供給したり、電気信号の送受をできるようにしたりする必要があるが、回転役物128は、それ自体が回転するため、回転役物128と演出用駆動装置341の本体側(固定側)との間を電線で直接接続することは好ましくない。
そこで、本実施形態では、回転役物128に設けられた各種の電動演出部材に対して、スリップリング770を介して、電力供給を行ったり信号送受を行ったりするようにしている。回転役物128の回転枠700の外周面には、回転枠700の周方向全体に渡って、スリップリング770の構成部材の1つである回転電極780が設けられている。回転電極780を含む、スリップリング770の具体的構成については、後で図8を用いて説明する。
図8を用いて、次に、回転役物駆動装置343の具体的構成について説明する。図8(A)に示すように、回転役物駆動装置343は、回転役物128を回転駆動する回転役物駆動モータ702と、ランプ制御基板340から入力される制御指令に従って回転役物駆動モータ702への通電を行うドライバ805と、回転役物128の回転位置が所定の基準位置にあることを検出するための基準位置検出センサと、を備えている。
また、回転役物駆動装置343は、第1可動枝711及び第2可動枝721を回動させるための第1駆動モータ751、第3可動枝731及び第4可動枝741を回動させるための第2駆動モータ752、各パーツ712,722,732,742を回転させるためのパーツ駆動モータ753、パーツ回転位置センサ704、複数のLED760、モータ駆動制御部806、及びLED駆動制御部807を備えている。これら第1駆動モータ751、第2駆動モータ752、パーツ駆動モータ753、パーツ回転位置センサ704、複数のLED760、モータ駆動制御部806、及びLED駆動制御部807は、回転役物128に搭載されている。
モータ駆動制御部806は、ランプ制御基板340からの制御指令に従って、第1駆動モータ751、第2駆動モータ752、及びパーツ駆動モータ753をそれぞれ駆動制御する。また、モータ駆動制御部806は、パーツ回転位置センサ704の検知信号(各パーツ712,722,732,742の回転位置を示す信号)を、ランプ制御基板340へ送信する。また、モータ駆動制御部806は、ランプ制御基板340から周期的に送信されてくる確認信号を受信し、受信する毎に、その受信した確認信号に対する応答信号であるACK信号をランプ制御基板340へ送信(返信)する。
LED駆動制御部807は、ランプ制御基板340からの制御指令に従って、複数のLED760を個別に駆動制御する。なお、本実施形態では、LED駆動制御部807は、ランプ制御基板340からの確認信号受信及びそれに対する応答信号(ACK信号)送信の機能を持っていない。ただし、モータ駆動制御部806と同様に、LED駆動制御部807にもこれらの機能を持たせるようにしてもよい。
ランプ制御基板340と回転役物128との電気的接続は、既述の通り、スリップリング770により行われる。スリップリング770の具体的構成は、図8(A)及び図8(B)に示す通りである。スリップリング770は、回転役物128に取り付けられた回転電極780と、この回転電極780と摺動接触することにより回転電極780との電気的接続を実現する4つのブラシ801〜804とを備える。回転電極780は、詳しくは、4つのリング811〜814を備え、何れも回転枠700の外周面に設けられている。
第1リング811は、回転役物128内に電力を供給するための電極であり、第1ブラシ801が接触している。第1リング811には、第1ブラシ801を介して電源電圧が印加され、その電源電圧がモータ駆動制御部806及びLED駆動制御部807へ供給される。この電源電圧は、モータ駆動制御部806及びLED駆動制御部807の動作用電源、及び、各モータ751〜753や複数のLED760の電源となる。
第4リング814は、回転役物128内の接地ラインに接続されており、第4ブラシ804が接触している。回転役物128内の接地ラインは、第4リング814及び第4ブラシ804を介して、演出用駆動装置341の本体側の接地ラインに接続される。
第2リング812は、回転役物128内のモータ駆動制御部806に対する各種信号の送受を行うための電極であり、第2ブラシ802が接触している。ランプ制御基板340と、回転役物128内のモータ駆動制御部806との間の各種信号の送受は、第2ブラシ802及び第2リング812を介して行われる。
第3リング813は、回転役物128内のLED駆動制御部807に対する各種信号の送受を行うための電極であり、第3ブラシ803が接触している。ランプ制御基板340と、回転役物128内のLED駆動制御部807との間の各種信号の送受は、第3ブラシ803及び第3リング813を介して行われる。各リング811〜814におけるブラシとの接触面には、潤滑及び摩耗低減のためにグリスが塗布されている。
また、回転役物128の近傍には、回転役物128の回転基準位置(初期位置)を検出するための基準位置検出センサ808が設けられている。基準位置検出センサ808からの検出信号(基準位置検出信号)は、ランプ制御基板340に入力される。
なお、基準位置検出センサ808の具体的構成は特に限定されるものではなく、例えば回転役物が回転基準位置にあることを検出する光学センサや、回転役物が回転基準位置にあるときに押圧されるスイッチ式のセンサなどを利用することが考えられる。
[主制御基板のメイン処理]
図9を用いて、主制御基板300において実行されるメイン処理について説明する。図9は、主制御基板300において実行されるメイン処理の一例を示すフローチャートである。主制御基板300は、電源投入時に、このメイン処理を実行する。主制御基板300のメイン処理は、メインROM301bに記憶されているプログラムに基づいてメインCPU301aが実行するものである。
メインCPU301aは、図9のメイン処理を開始すると、S901で、メインRAM301cへのアクセスを許可する。この処理は、例えば電源投入後、1000msを待機した後に行われる。
S902では、RAMクリアスイッチが「ON」であるか否かを判断する。ここでRAMクリアスイッチが「ON」であると判断された場合(S902:YES)、S911へ移行する。一方、RAMクリアスイッチが「ON」でないと判断された場合(S902:NO)、すなわちRAMクリアスイッチが「OFF」である場合には、S903へ移行する。
S903では、バックアップフラグが「ON」であるか否かを判断する。バックアップフラグは、メインRAM301cに記憶されるものであり、遊技機1への電源が遮断された状態になるとセットされて「ON」となる。ここでバックアップフラグが「ON」であると判断された場合(S903:YES)、S904へ移行する。一方、バックアップフラグが「ON」でないと判断された場合(S903:NO)、すなわちバックアップフラグが「OFF」である場合には、S911へ移行する。
S904では、チェックサムが正常であるか否かを判断する。チェックサムとは、バックアップ情報に対して作成されるものであり、データの加算値が一致することでバックアップ情報の正当性を判断しようというものである。ここでチェックサムが正常であると判断された場合(S904:YES)、S905へ移行する。一方、チェックサムが正常でないと判断された場合(S904:NO)、S911へ移行する。
S905では、復旧処理を実行する。復旧処理の詳細については後述する。
S906では、CTC周期の設定を行う。この処理は、内蔵されているタイマカウンタであるCTCの周期を設定するものである。例えば4msに設定するという具合である。これにより、メインCPU301aは、CTCの周期で、後述するタイマ割込処理を実行する。
S907では、電断監視処理を実行する。電断監視処理の詳細については後述する。
S908では、割込禁止設定を行う。この処理は、メインCPU301aによるタイマ割込処理を禁止するものである。
S909では、乱数更新処理を行う。この処理は、大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数の各種乱数値を更新するものである。これらの乱数値は、この処理が行われる毎に「1」加算される。なお、各乱数値は、予め設定された最大値に達した後は「0」に戻される。
S910では、割込許可設定を行う。この処理は、メインCPU301aによるタイマ割込処理を許可するものである。そして、S910の処理終了後、S907からの処理を繰り返す。
S911には、S902で肯定判断された場合、S903で否定判断された場合、及び、S904で否定判断された場合に移行する。S911では、RAMクリアを行う。RAMクリアとは、主制御基板300が設定する各種フラグやカウント値を初期化するものである。例えば各種フラグには、確変フラグや時短フラグが挙げられる。カウント値には、時短変動回数Wなどが挙げられる。
S912では、周辺部初期設定を行う。この処理は、主制御基板300から払出制御基板310及び演出制御基板320へ初期設定コマンドを送信するものである。これにより、払出制御基板310及び演出制御基板320にて、初期設定が行われる。S912の処理終了後、上述したS906へ移行する。
[復旧処理]
図10を用い、主制御基板300において実行される復旧処理について説明する。この復旧処理は、図9のS905にて実行されるものである。
最初のS1001では、作業領域を設定する。作業領域は、復旧処理に用いられる領域である。このS1001の処理では、作業領域をメインRAM301cに設定する。
S1002では、復旧コマンドを作成する。この復旧コマンドには、遊技状態に関するコマンドが含まれる。すなわち、確変遊技フラグ及び時短遊技フラグなどである。また、これらフラグに関するカウンタのカウント値が含まれる。さらに、保留表示に関連する保留情報が含まれる。
S1003では、復旧コマンドを送信する。この処理は、S1002にて作成した復旧コマンドを演出制御基板320へ送信する処理である。
S1004ではバックアップフラグを「OFF」とし、その後、復旧処理を終了する。
[電断監視処理]
図11を用い、主制御基板300において実行される電断監視処理について説明する。この電断監視処理は、図9のS907にて実行されるものである。
最初のS1101では、割込禁止設定を行う。この処理は、メインCPU301aによるタイマ割込処理を禁止する処理である。
S1102では、電源が遮断されたか否かを判断する。この処理は、遊技機1への電源供給が遮断されたか否かを判断する処理である。ここで電源が遮断されたと判断された場合(S1102:YES)、S1103へ移行する。一方、電源が遮断されていないと判断された場合(S1102:NO)、S1106へ移行する。
S1103では、バックアップ情報を作成して格納する。バックアップ情報はメインRAM301cに格納する。このとき、チェックサムを作成しバックアップ情報とともに格納する。バックアップ情報は、上述したように復旧コマンドの作成に用いられる。
S1104では、バックアップフラグを「ON」にする。バックアップフラグは、メインRAM301cに格納される。
S1105ではRAMアクセスを禁止し、その後、メイン処理(図9参照)を終了する。
S1106には、S1102で電源が遮断されていないと判断された場合に移行する。S1106では、割込許可設定を行う。この処理は、メインCPU301aのタイマ割込処理を許可するものである。S1106の処理終了後、図9のS908へ移行する。
[タイマ割込処理]
図12を用いて、主制御基板300において実行されるタイマ割込み処理について説明する。図12は、主制御基板300において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。主制御基板300は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図12に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図12以降のフローチャートに基づいて説明する主制御基板300の処理は、メインROM301bに記憶されているプログラムに基づいてメインCPU301aが実行するものである。
まず、S1201では、乱数更新処理を実行する。この処理は、大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数の各種乱数値を更新するものである。これらの乱数値は、この処理が行われる毎に「1」加算される。なお、各乱数値は、予め設定された最大値に達した後は「0」に戻される。
S1202では、スイッチ処理を行う。この処理は、各スイッチからの検知信号が入力された場合に実行されるものである。なお、スイッチ処理の詳細については後述する。
S1203では、特別図柄処理を行う。この処理は、第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202に特別図柄を変動表示させてから特別図柄判定の結果を示す停止図柄を停止表示させる処理等を含む。なお、特別図柄処理の詳細については後述する。
S1204では、普通図柄処理を行う。この処理は、普通図柄判定を実行し、普通図柄表示器205に普通図柄を変動表示させてから普通図柄判定の結果を示す普通図柄を停止表示させる処理等を含む。この普通図柄処理の詳細については後述する。
S1205では、電動チューリップ処理を行う。この処理は、普通図柄判定を行った結果、第2始動装置123を開放すると判定した場合に、電動チューリップ124を作動させるものである。電動チューリップ処理の詳細については後述する。
S1206では、大入賞装置開放制御処理を行う。この処理は、S1203において大当たりであると判定した場合、大入賞装置開閉ソレノイド308を制御して大入賞装置126を開放するものである。大入賞装置開放制御処理の詳細については後述する。
S1207では、賞球処理を実行する。この処理は、遊技球の入賞に応じた賞球の払い出しを制御するものである。
S1208では、送信処理を実行する。この処理は、S1207以前の処理ステップにおいてメインRAM301cにセット(格納)された各種コマンドや演出内容を決定するために必要な情報を演出制御基板320に送信するものである。
[スイッチ処理]
図13は、図12のS1202におけるスイッチ処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS1301では、第1始動装置スイッチ処理を実行する。この処理は、第1始動装置検出スイッチ304からの検知信号の入力の有無を監視して、S1201の処理によって適宜更新される各種乱数(大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)について、第1始動装置検出スイッチ304からの検知信号が入力された時点の値を取得するものである。第1始動装置スイッチ処理については、さらに後述する。
続くS1302では、第2始動装置スイッチ処理を実行する。この処理は、第2始動装置検出スイッチ305からの検知信号の入力の有無を監視して、S1201の処理によって適宜更新される各種乱数(大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)について、第2始動装置検出スイッチ305からの検知信号が入力された時点の値を取得するものである。第2始動装置スイッチ処理についてはさらに後述する。
次のS1303では、ゲートスイッチ処理を実行する。この処理は、ゲート検出スイッチ303からの検知信号の入力の有無を監視して、S1201の処理によって適宜更新される普通図柄乱数について、ゲート検出スイッチ303からの検知信号が入力された時点の値を取得するものである。ゲートスイッチ処理についてはさらに後述する。
[第1始動装置スイッチ処理]
図14は、図13のS1301における第1始動装置スイッチ処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS1401では、第1始動装置検出スイッチ304が「ON」になったか否かを判定する。この処理は、第1始動装置検出スイッチ304からの検知信号(第1始動装置検出スイッチ304が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第1始動装置検出スイッチ304が「ON」になったか否かを判定するものである。ここで第1始動装置検出スイッチ304が「ON」になったと判定した場合(S1401:YES)、S1402へ移行する。一方、第1始動装置検出スイッチ304が「ON」になっていないと判定した場合(S1401:NO)、以降の処理を実行せず、第1始動装置スイッチ処理を終了する。
S1402では、保留数U1が最大保留数Umax1未満であるか否かを判断する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が、予めメインROM301bに記憶されている最大保留数Umax1(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判断するものである。ここで、U1<Umax1であると判断された場合(S1402:YES)、S1403へ移行する。一方、U1≧Umax1であると判断された場合(S1402:NO)、以降の処理を実行せず、第1始動装置スイッチ処理を終了する。
S1403では、保留数U1の値を現在の値から「1」加算した値に更新する。
S1404〜S1407では、各種乱数を取得する。この処理は、第1特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得し、これらの乱数を対応付けてメインRAM301cに格納するものである。
S1408では、事前判定を行う。ここでは、大当たり判定、大当たり図柄の決定、及び、変動パターンの選択を事前に行う。これらの処理は、後述する特別図柄処理で行われるものと同様のものである。したがって、詳細な処理については、後述する。
ここでは最初に、S1404にて取得した大当たり用乱数に基づいて大当たりであるか否かを判定する。
大当たり判定の結果が大当たりであるときには、S1405にて取得した大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄(停止図柄データ)を決定する。図5(A)に示したように、大当たり図柄乱数が「0〜49」のときは15R大当たりとなり、大当たり図柄乱数が「50〜99」のときは8R大当たりとなる。また、15R大当たりのうち1/2の割合で確変15R大当たりとなり、1/2の割合で通常15R大当たりとなる。このときはそれぞれ、停止図柄データが「01」、「02」となる。また、8R大当たりのうち1/2の割合で確変8R大当たりとなり、1/2の割合で通常8R大当たりとなる。このときはそれぞれ、停止図柄データが「03」、「04」となる。
一方、大当たり判定の結果がハズレであるときには、ハズレ図柄(停止図柄データ)が選択される。ハズレのときの停止図柄データは「00」である。
また、大当たり判定の結果が大当たりであるときには、S1407にて取得した変動パターン乱数に基づいて変動パターンを選択する。具体的には、図6に示すように、大当たりの場合には、変動パターン1又は変動パターン2が選択される。
一方、大当たり判定の結果がハズレであるときには、S1406にて取得したリーチ乱数、S1407にて取得した変動パターン乱数、遊技状態、及び、保留数に基づいて、変動パターンを選択する。この場合は、変動パターン3〜変動パターン6のいずれかが選択される。
上述したように、大当たり判定、大当たり図柄の決定、及び、変動パターンの選択は、後述する特別図柄処理で行われる。したがって、変動パターンは、特別図柄処理を実行する時点での保留数に応じて、変更されることがあり得る。
S1409では、保留コマンドをセットする。保留コマンドには、第1特別図柄に係る保留であるか第2特別図柄に係る保留であるかを区別する「始動装置データ」、何番目の保留であるかを示す「保留数データ」(すなわち保留数U1)、大当たり種類及びハズレを示す「停止図柄データ」、変動パターンを示す「変動パターンデータ」が含まれる。
なお、S1409でセットされた保留コマンドは、図12のS1208の送信処理にて演出制御基板320へ送信される。
[第2始動装置スイッチ処理]
図15は、図13のS1302における第2始動装置スイッチ処理の詳細を示すフローチャートである。第2始動装置スイッチ処理は、上述した第1始動装置スイッチ処理と同様のものである。
最初のS1501では、第2始動装置検出スイッチ305が「ON」になったか否かを判定する。この処理は、第2始動装置検出スイッチ305からの検知信号(第2始動装置検出スイッチ305が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第2始動装置検出スイッチ305が「ON」になったか否かを判定するものである。ここで第2始動装置検出スイッチ305が「ON」になったと判定した場合(S1501:YES)、S1502へ移行する。一方、第2始動装置検出スイッチ305が「ON」になっていないと判定した場合(S1501:NO)、以降の処理を実行せず、第2始動装置スイッチ処理を終了する。
S1502では、保留数U2が最大保留数Umax2未満であるか否かを判断する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている第2特別図柄保留数U2が、予めメインROM301bに記憶されている最大保留数Umax2(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判断するものである。ここで、U2<Umax2であると判断された場合(S1502:YES)、S1503へ移行する。一方、U2≧Umax2であると判断された場合(S1502:NO)、以降の処理を実行せず、第2始動装置スイッチ処理を終了する。
S1503では、保留数U2の値を現在の値から「1」加算した値に更新する。
S1504〜S1507では、各種乱数を取得する。この処理は、第2特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得し、これらの乱数を対応付けてメインRAM301cに格納するものである。
S1508では、事前判定を行う。ここでは、大当たり判定、大当たり図柄の決定、及び、変動パターンの選択を事前に行う。これらの処理は、後述する特別図柄処理で行われるものと同様のものである。したがって、詳細な処理については、後述する。
ここでは最初に、S1504にて取得した大当たり用乱数に基づいて大当たりであるか否かを判定する。
大当たり判定の結果が大当たりであるときには、S1505にて取得した大当たり用図柄乱数に基づいて大当たり図柄(停止図柄データ)を決定する。図5(A)に示したように、大当たり用図柄乱数が「0〜74」のときは15R大当たりとなり、大当たり図柄乱数が「75〜99」のときは8R大当たりとなる。また、15R大当たりのうち1/2の割合で確変15R大当たりとなり、1/2の割合で通常15R大当たりとなる。このときはそれぞれ、停止図柄データが「05」、「06」となる。また、8R大当たりのうち1/2の割合で確変8R大当たりとなり、1/2の割合で通常8R大当たりとなる。このときはそれぞれ、停止図柄データが「07」、「08」となる。
一方、大当たり判定の結果がハズレであるときには、ハズレ図柄(停止図柄データ)が選択される。ハズレのときの停止図柄データは「00」である。
また、大当たり判定の結果が大当たりであるときには、S1507にて取得した変動パターン乱数に基づいて変動パターンを選択する。具体的には、図6に示すように、大当たりの場合には、変動パターン1又は変動パターン2が選択される。
一方、大当たり判定の結果がハズレであるときには、S1506にて取得したリーチ乱数、S1507にて取得した変動パターン乱数、遊技状態、及び、保留数に基づいて、変動パターンを選択する。このときは、変動パターン3〜変動パターン6のいずれかが選択される。
上述したように、大当たり判定、大当たり図柄の決定、及び、変動パターンの選択は、後述する特別図柄処理で行われる。したがって、変動パターンは、特別図柄処理を実行する時点での保留数に応じて、変更されることがあり得る。
S1509では、保留コマンドをセットする。保留コマンドには、第1特別図柄に係る保留であるか第2特別図柄に係る保留であるかを区別する「始動装置データ」、何番目の保留であるかを示す「保留数データ」(すなわち保留数U2)、大当たり種類及びハズレを示す「停止図柄データ」、変動パターンを示す「変動パターンデータ」が含まれる。
なお、S1509でセットされた保留コマンド及び先読みコマンドは、図12のS1208の送信処理にて演出制御基板320へ送信される。
[ゲートスイッチ処理]
図16は、図13のS1303におけるゲートスイッチ処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS1601では、ゲート検出スイッチ303が「ON」となったか否かを判断する。この処理は、ゲート検出スイッチ303からの検知信号(ゲート検出スイッチ303が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、ゲート検出スイッチ303が「ON」になったか否かを判断するものである。ここでゲート検出スイッチ303が「ON」になったと判断された場合(S1601:YES)、S1602へ移行する。一方、ゲート検出スイッチ303が「ON」になっていないと判断された場合(S1601:NO)、以降の処理を実行せず、ゲートスイッチ処理を終了する。
S1602では、保留数Tが最大保留数Tmax未満であるか否かを判断する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている普通図柄判定の保留数Tが、メインROM301bに予め記憶されている普通図柄判定の最大保留数Tmax(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判断するものである。ここでT<Tmaxであると判断された場合(S1602:YES)、S1603へ移行する。一方、T≧Tmaxであると判断された場合(S1602:NO)、以降の処理を実行せずに、ゲートスイッチ処理を終了する。
S1603では、保留数Tを現在の値から「1」加算した値に更新する。続くS1604では、普通図柄判定に使用される普通図柄乱数を取得して、メインRAM301cに格納する。
[特別図柄処理]
図17を用いて、主制御基板300によって実行される特別図柄処理の詳細について説明する。図17は、図12のS1203の特別図柄処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS1701では、大当たり遊技中であるか否かを判断する。大当たり遊技中である場合には、メインRAM301cに記憶される大当たり遊技フラグが「ON」にされる。この処理は、メインRAM301cに記憶されている大当たり遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判断するものである。ここで大当たり遊技中であると判断された場合(S1701:YES)、以降の処理を実行せず、特別図柄処理を終了する。一方、大当たり遊技中でないと判断された場合(S1701:NO)、S1702へ移行する。
S1702では、特別図柄の変動表示中であるか否かを判断する。ここで特別図柄の変動表示中でないと判断された場合(S1702:NO)、S1703へ移行する。一方、特別図柄の変動表示中であると判断された場合(S1702:YES)、S1711へ移行する。
S1703では、第1特別図柄判定の保留数U1又は第2特別図柄判定の保留数U2のうちいずれか一方が「0」よりも大きいか否かを判断する。ここでU1>0又はU2>0であると判断された場合(S1703:YES)、S1704へ移行する。一方、U1=U2=0であると判断された場合(S1703:NO)、以降の処理を実行せず、特別図柄処理を終了する。
S1704では、U2>0ならば、保留数U2を現在の値から「1」減算した値に更新する。また、U2=0ならば、保留数U1を現在の値から「1」減算した値に更新する。すなわち、第2特別図柄の保留が優先的に消化される。
S1705では、記憶領域のシフト処理を行う。この処理は、メインRAM301cの記憶領域に対するシフト処理を実行するものである。具体的には、S1704で減算した第1又は第2特別図柄判定の大当たり乱数、大当たり用図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数について、保留記憶領域に最初に格納されたもの(最も古いもの)を判定用記憶領域にシフトさせ、残りのものを判定用記憶領域側にシフトさせる。
S1706では、大当たり判定処理を実行する。この処理は、判定用記憶領域に記憶されている乱数に基づいて、大当たり判定処理を実行するものである。この大当たり判定処理が実行されることによって、大当たり及びハズレのいずれであるかが判定され、その判定結果がメインRAM301cにセットされる。そして、大当たりであると判定された場合には大当たりの種類を示す大当たり図柄(停止図柄データ)が決定される。大当たり判定処理の詳細については後述する。
S1707では、変動パターン選択処理を実行する。具体的には、メインROM301bに予め記憶されている変動パターンテーブルを参照して、S1706における大当たり判定の判定結果、メインRAM301cにセットされた停止図柄データ、現在の遊技状態、特別図柄判定の保留数U1又はU2、判定用記憶領域に記憶されているリーチ乱数及び変動パターン乱数に基づいて、特別図柄の変動パターンを選択する。このS1707の処理が行われることによって、リーチ有り演出を行うか、或いはリーチ無し演出を行うかも併せて決定される。変動パターン選択処理の詳細については後述する。
S1708では、変動開始コマンドをセットする。この処理は、S1706の処理で設定した停止図柄データ、S1707の処理で設定した変動パターンを示す変動パターンデータ、遊技機1の遊技状態を示す遊技状態データ等を含む変動開始コマンドをメインRAM301cにセットするものである。この変動開始コマンドは、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の開始を指示するコマンドであって、図12のS1208の送信処理によって演出制御基板320に送信される。
これに対して、演出制御基板320は、主制御基板300から受信した変動開始コマンドを解析することによって、特別図柄判定の結果を特定し、リーチ有り演出とリーチ無し演出のどちらを行う必要があるのかを判定し、特別図柄が変動表示される変動時間を取得し、遊技機1の遊技状態を特定する。そして、第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202における特別図柄の変動表示に伴って、液晶表示装置121にどのようなパターンで装飾図柄を変動表示させるか、音声出力装置331からどのような音を出力するか、枠ランプ103をどのような発光パターンで発光させるか、回転役物128を含む各種の役物を動作させるか、各種役物を動作させる場合にはどの役物をどのように動作させるか等を決定し、決定した内容の演出を画像制御基板330及びランプ制御基板340に実行させる。
S1709では、変動表示を開始する。この処理は、S1708の処理でセットした変動開始コマンドに含まれているデータに基づいて、特別図柄の変動表示を開始するものである。なお、この特別図柄の変動表示は、第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202を用いて行われる。
S1710では、変動時間の計測を開始する。この処理は、変動表示を開始してからの経過時間である変動時間の計測を開始するものである。
次のS1711では、変動時間が経過したか否かを判断する。この処理は、S1710における変動時間の計測開始から、S1707の処理によって選択された変動パターンに対応する変動時間が経過したか否かを判断するものである。ここで、変動時間が経過していないと判断された場合(S1711:NO)、以降の処理を実行せず、特別図柄処理を終了する。一方、変動時間が経過したと判断された場合(S1711:YES)、S1712へ移行する。
S1712では、図柄確定コマンドをセットする。この処理は、第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202に特別図柄判定の判定結果を示す停止図柄が停止表示されることを通知する図柄確定コマンドをメインRAM301cにセットするものである。図柄確定コマンドは、図12のS1208における送信処理によって演出制御基板320に送信される。これにより、液晶表示装置121に変動表示されていた装飾図柄を特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示させる処理等が行われることになる。
S1713では、変動表示を終了する。この処理は、S1709の処理で開始した特別図柄の変動表示を終了するものである。その際、S1706の処理で設定した停止図柄データ(大当たり図柄又はハズレ図柄)を、特別図柄を変動表示していた特別図柄表示器201,202に停止表示させる。具体的には、第1特別図柄表示器201において特別図柄が変動表示されていた場合には第1特別図柄表示器201に大当たり図柄又はハズレ図柄を停止表示させ、第2特別図柄表示器202において特別図柄が変動表示されていた場合には第2特別図柄表示器202に大当たり図柄又はハズレ図柄を停止表示させる。
S1714では、計測した変動時間をリセットする。この処理は、S1710の処理で計測を開始した変動時間をリセットするものである。
続くS1715では、停止中処理を実行する。この処理は、大当たりである場合に大当たり遊技を開始させる処理等を含む。停止中処理の詳細については後述する。
[大当たり判定処理]
図18は、図17のS1706における大当たり判定処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS1801では、大当たり判定を行う。ここで、第1始動装置122への入賞に係る大当たり判定を実行する場合、メインROM301bに予め記憶されている第1特別図柄の大当たり判定テーブル(図4(A)参照)を用いる。一方、第2始動装置123への入賞に係る大当たり判定を実行する場合、メインROM301bに予め記憶されている第2特別図柄の大当たり判定テーブル(図4(B)参照)を用いる。
第1特別図柄及び第2特別図柄の大当たり判定テーブルには、大当たり乱数が記述されている。そこで、判定用記憶領域に記憶されている大当たり乱数が、第1特別図柄又は第2特別図柄の大当たり判定テーブルに記述されている値と一致するか否かで大当たりを判定する。一致しない場合はハズレと判定する。このとき、遊技状態が通常遊技状態である場合、大当たり乱数は「7」又は「8」のいずれかであり、遊技状態が確変遊技状態である場合、大当たり乱数は「7」〜「26」のいずれかである。
続くS1802では、大当たりであるか否かを判断する。この処理は、S1801の判定結果に基づき、大当たりであるか否かを判断するものである。ここで大当たりであると判断された場合(S1802:YES)、S1803へ移行する。一方、大当たりでないと判断された場合(S1802:NO)、すなわちハズレである場合には、S1805にてハズレ図柄(停止図柄データ「00」)をセットし、大当たり判定処理を終了する。
S1803では、大当たりの種類を決定する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている大当たりにおける図柄判定テーブル(図5(A)参照)を用い、大当たりの種類を決定するものである。ここでは、判定用記憶領域に記憶されている大当たり用図柄乱数に基づき、15R大当たりか8R大当たりかを決定する。第1特別図柄の場合には、図5(A)の上段に示した値を用い、第2特別図柄の場合には、図5(A)の下段に示した値を用いる。これにより、図5(B)に示した大当たりの内訳を実現することが可能となる。
S1804では、大当たり図柄をセットする。この処理は、S1803の処理で決定した大当たりの種類に応じた大当たり図柄(停止図柄データ)をメインRAM301cにセットするものである。これにより、上述した図17におけるS1713の処理の際、ここでセットされた大当たり図柄が第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202に停止図柄として停止表示されて、大当たり遊技が実行されることになる。S1804の処理終了後、大当たり判定処理を終了する。
[変動パターン選択処理]
図19は、図17のS1707における変動パターン選択処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS1901では、大当たりか否かを判断する。この処理は、図18のS1801における大当たり判定に基づくものである。ここで大当たりであると判断された場合(S1901:YES)、S1902へ移行する。一方、大当たりでないと判断された場合(S1901:NO)、すなわちハズレである場合には、S1905へ移行する。
S1902では、確変大当たりであるか否かを判断する。この処理は、図18のS1803にて決定される大当たりの種類(停止図柄データ)に基づくものである。ここで確変大当たりであると判断された場合(S1902:YES)、S1903にて確変大当たり用の変動パターンテーブルをセットし、その後、S1909へ移行する。一方、確変大当たりでないと判断された場合(S1902:NO)、すなわち通常大当たりである場合には、S1904にて通常大当たり用の変動パターンテーブルをセットし、その後、S1909へ移行する。
S1901で大当たりでないと判定された場合に移行するS1905では、遊技状態及び保留数を判定する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている時短遊技フラグに基づいて、現在の遊技状態が時短遊技状態であるか非時短遊技状態であるかを判定するものである。また、現在の特別図柄判定の保留数を判定するものである。これにより対応する変動パターンテーブルが絞り込まれる。
S1906では、リーチであるか否かを判断する。この処理は、ハズレである場合、遊技者に対して大当たりを期待させるためのリーチ演出を行うか否かを判断するものである。具体的には、判定用記憶領域に記憶されているリーチ乱数が、変動パターンテーブルに記述されている値と一致するか否かを判定する。ここでリーチであると判断された場合(S1906:YES)、S1907へ移行する。一方、リーチでないと判断された場合(S1906:NO)、S1908へ移行する。
S1907では、リーチ用の変動パターンテーブルをセットする。この処理は、S1905で判定された遊技状態及び保留球数に基づいて、リーチ用の変動パターンテーブルをメインROM301bから読み出し、メインRAM301cにセットするものである。その後、S1909へ移行する。
S1908では、リーチなしの変動パターンテーブルをセットする。この処理は、S1905で判定された遊技状態及び保留球数に基づいて、リーチなしの変動パターンテーブルをメインROM301bから読み出し、メインRAM301cにセットするものである。その後、S1909へ移行する。
S1909では、変動パターン乱数判定処理を行う。この処理は、S1903、S1904、S1907、又は、S1908の処理でセットされた変動パターンテーブルを用いて変動パターン乱数の判定を行うものである。具体的には、メインRAM301cにセットされた変動パターンテーブルを参照して、判定用記憶領域に記憶されている変動パターン乱数に対応する変動パターンを選択する。このS1909の処理が行われることにより、特別図柄の変動パターン(変動時間)が決定されることとなる。
S1910では、変動パターンをセットする。この処理は、S1909にて選択した変動パターンを示す変動パターンデータをメインRAM301cにセットするものである。変動パターンデータは、大当たり判定処理によって設定された図柄(停止図柄データ)と共に、図17中のS1708の処理でセットされる変動開始コマンドに含まれ、図12のS1208の送信処理によって演出制御基板320に送信される。
[停止中処理]
図20は、図17中のS1715における停止中処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2001では、大当たりか否かを判断する。この処理は、図18のS1801の判定結果に基づいて、大当たりであるか否かを判断するものである。ここで大当たりであると判断された場合(S2001:YES)、S2002にて大当たり遊技フラグを「ON」に設定し、その後、S2003へ移行する。一方、大当たりでないと判断された場合(S2001:NO)、S2006へ移行する。
S2003では、時短遊技フラグが「ON」であるか否かを判断する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている時短遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判断するものである。時短遊技フラグは、遊技機1の遊技状態が時短遊技状態であるか否かを示すフラグであり、通常遊技状態から時短遊技状態に移行する際に「ON」に設定され、時短遊技状態から通常遊技状態に戻される際に「OFF」に設定される。ここで時短遊技フラグが「ON」に設定されていると判断された場合(S2003:YES)、S2004にて時短遊技フラグを「OFF」に設定し、その後、S2005へ移行する。一方、時短遊技フラグが「ON」に設定されていないと判断された場合(S2003:NO)、すなわち時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合には、S2004の処理を実行せず、S2005へ移行する。
S2005では、メインRAM301cに、オープニングコマンドをセットする。オープニングとは、大当たり遊技が開始されてから最初に大入賞装置126が開放され始めるまでの期間をいう。オープニングコマンドは、これらのオープニングが開始されることを通知するためのコマンドであり、S1208の送信処理によって演出制御基板320に送信される。
S2005の処理後、又はS2001にて大当たりでないと判定された場合に移行するS2006では、確変遊技フラグが「ON」であるか否かを判断する。確変遊技フラグは、メインRAM301cに記憶されるものであり、確変遊技状態となっている場合に「ON」とされ、通常遊技状態となっている場合に「OFF」とされる。ここで確変遊技フラグが「ON」となっていると判断された場合(S2006:YES)、以降の処理を実行せず、停止中処理を終了する。一方、確変遊技フラグが「OFF」となっていると判定された場合(S2006:NO)、S2007へ移行する。
S2007では、時短遊技フラグが「ON」であるか否かを判断する。時短遊技フラグは、メインRAM301cに記憶されるものであり、時短遊技状態となっている場合に「ON」とされ、非時短遊技状態となっている場合に「OFF」とされる。ここで時短遊技フラグが「ON」となっていると判断された場合(S2007:YES)、S2008へ移行する。一方、時短遊技フラグが「OFF」となっていると判定された場合(S2007:NO)、以降の処理を実行せず、停止中処理を終了する。
S2008では、現在の時短変動回数Wから「1」を減じることで、時短変動回数Wを更新する。時短変動回数Wは、メインRAM301cに記憶される。
S2009では、時短変動回数Wが「0」であるか否かを判定する。ここでW=0であると判定された場合(S2009:YES)、S2010にて時短遊技フラグを「OFF」とし、その後、停止中処理を終了する。一方、W≠0である場合(S2009:NO)、S2010の処理を実行せず、停止中処理を終了する。
[普通図柄処理]
図21は、図12のS1204における普通図柄処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2101では、補助遊技フラグが「ON」であるか否かを判断する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている補助遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定するものである。補助遊技フラグは、電動チューリップ124が規定時間だけ開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作を規定回数行う補助遊技中であるか否かを示すフラグであり、補助遊技中は「ON」に設定され、補助遊技中でないときは「OFF」に設定される。ここで補助遊技フラグが「ON」に設定されていると判断された場合(S2101:YES)、以降の処理を実行せず、普通図柄処理を終了する。この場合、図12のS1205の電動チューリップ処理へ移ることになる。一方、補助遊技フラグが「ON」でないと判断された場合(S2101:NO)、すなわち補助遊技フラグが「OFF」に設定されている場合には、S2102へ移行する。
S2102では、普通図柄が変動中であるか否かを判断する。この処理は、普通図柄表示器205における変動表示が行われているか否かを判断するものである。ここで普通図柄が変動中でないと判断された場合(S2102:NO)、S2103へ移行する。一方、普通図柄が変動中であると判断された場合(S2102:YES)、S2114へ移行する。
普通図柄が変動中でない場合に移行するS2103では、普通図柄判定の保留数Tが「1」以上であるか否かを判定する。ここで保留数Tが「1」以上であると判定された場合(S2103:YES)、S2104へ移行する。一方、保留数Tが「1」以上でないと判定された場合(S2103:NO)、すなわち保留数Tが「0」である場合には、以降の処理を実行せず、普通図柄処理を終了する。
S2104では、保留数Tを現在の値から「1」減算した値に更新する。そして、S2105にて、当たり乱数判定処理を行う。この処理は、図16のS1604にてメインRAM301cに記憶された普通図柄乱数の中で最も古い普通図柄乱数が、予めメインROM301bに記憶されている普通図柄判定に係る当選値のいずれかと一致するか否かを判定するものである。
S2106では、当たりであるか否かを判断する。この処理は、S2105の判定結果に基づいて、普通図柄判定の判定結果が当たりであるか否かを判断するものである。ここで当たりであると判断された場合(S2106:YES)、S2107にて当たり図柄をメインRAM301cにセットし、その後、S2109へ移行する。一方、当たりでないと判定された場合(S2106:NO)、すなわちハズレである場合には、S2108にてハズレ図柄をメインRAM301cにセットし、その後、S2109へ移行する。
S2109では、非時短遊技状態であるか否かを判断する。この処理は、時短遊技フラグが「ON」に設定されているか否かに基づいて、遊技機1の現在の遊技状態が非時短遊技状態であるか否かを判定するものである。ここで非時短遊技状態であると判定された場合(S2109:YES)、S2110にて普通図柄変動時間を12秒にセットし、その後、S2112へ移行する。一方、非時短遊技状態でないと判定された場合(S2109:NO)、すなわち時短遊技状態である場合には、S2111にて普通図柄変動時間を3秒にセットし、その後、S2112へ移行する。普通図柄変動時間は、普通図柄表示器205に普通図柄を変動表示させる時間である。ここでセットされた普通図柄変動時間は、メインRAM301cに一時的に記憶される。
S2112では、普通図柄表示器205による普通図柄の変動を開始する。そして、S2113では、その変動表示開始からの経過時間の計測を開始する。
一方、普通図柄が変動中である場合に移行するS2114では、普通図柄の変動を終了させるか否かを判断する。具体的には、S2113の処理によって計測を開始した経過時間が、S2110又はS2111でセットした普通図柄変動時間に達したか否かに基づいて、普通図柄の変動表示を終了させるか否かを判断する。ここで普通図柄の変動を終了させると判断された場合(S2114:YES)、S2115にて普通図柄表示器205における普通図柄の変動表示を終了させ当たり図柄又はハズレ図柄を停止表示させて、その後、S2116へ移行する。一方、普通図柄の変動を終了させないと判断された場合(S2114:NO)、以降の処理を実行せず、普通図柄処理を終了する。
S2116では、経過時間をリセットする。この処理は、S2113の処理で計測を開始した経過時間をリセットするものである。
S2117では、S2106と同様、普通図柄判定の判定結果が当たりであるか否かを判断する。ここで当たりであると判断された場合(S2117:YES)、S2118に補助遊技フラグを「ON」に設定し、その後、普通図柄処理を終了する。一方、当たりでないと判断された場合(S2117:NO)、S2118の処理を実行せず、普通図柄処理を終了する。
[電動チューリップ処理]
図22は、図12のS1205における電動チューリップ処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2201では、補助遊技フラグが「ON」になっているか否かを判断する。ここで補助遊技フラグが「ON」になっていると判断された場合(S2201:YES)、S2202へ移行する。一方、補助遊技フラグが「ON」になっていないと判断された場合(S2201:NO)、すなわち補助遊技フラグが「OFF」になっている場合には、以降の処理を実行せず、電動チューリップ処理を終了する。
S2202では、電動チューリップが動作中であるか否かを判断する。ここで電動チューリップが動作中であると判断された場合(S2202:YES)、S2207へ移行する。一方、電動チューリップが動作中でないと判断された場合(S2202:NO)、S2203へ移行する。
S2203では、非時短遊技状態であるか否かを判断する。この処理は、図21のS2109と同様のものである。ここで非時短遊技状態であると判断された場合(S2203:YES)、S2204にて動作パターンをセットし、その後、S2206へ移行する。S2204では、電動チューリップ124の動作パターンとして、第2始動装置123を0.1秒間開放する動作を2回行う動作パターンをメインRAM301cにセットする。これにより、合計0.2秒間の開放が実現される。一方、非時短遊技状態でないと判定された場合(S2203:NO)、すなわち時短遊技状態である場合には、S2205にて動作パターンをセットし、その後、S2206へ移行する。S2205では、電動チューリップ124の動作パターンとして、第2始動装置123を0.5秒間開放する動作を7回行う動作パターンをメインRAM301cにセットする。これにより、合計3.5秒間の開放が実現される。
S2206では、電動チューリップ124の動作を開始する。この処理は、S2204又はS2205でセットした動作パターンで、電動チューリップ124の動作を開始させるものである。
S2207では、動作が完了したか否かを判断する。ここで電動チューリップ124の動作が完了したと判断された場合(S2207:YES)、S2208にて補助遊技フラグを「OFF」に設定し、その後、電動チューリップ処理を終了する。これにより、補助遊技が終了する。一方、電動チューリップ124の動作が完了していないと判断された場合(S2207:NO)、S2208の処理を実行せず、電動チューリップ処理を終了する。
[大入賞装置開放制御処理]
図23は、図12のS1206における大入賞装置開放制御処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2301では、大当たり遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判断する。ここで大当たり遊技フラグが「ON」に設定されていると判断された場合(S2301:YES)、S2302へ移行する。一方、大当たり遊技フラグが「ON」に設定されていないと判断された場合(S2301:NO)、すなわち大当たり遊技フラグが「OFF」に設定されている場合には、以降の処理を実行せず、大入賞装置開放制御処理を終了する。
S2302では、オープニング中であるか否かを判断する。例えば図20のS2005の処理によって大当たり遊技に係るオープニングコマンドをセットしてからの経過時間が所定のオープニング時間に達したか否かに基づいて、大当たり遊技のオープニング中であるか否かを判断するという具合である。ここでオープニング中であると判断された場合(S2302:YES)、S2303へ移行する。一方、オープニング中でないと判断された場合(S2302:NO)、S2311へ移行する。
S2303では、オープニング時間が経過したか否かを判断する。ここでオープニング時間が経過したと判断された場合(S2303:YES)、S2304へ移行する。一方、オープニング時間が経過していないと判断された場合(S2303:NO)、以降の処理を実行せず、大入賞装置開放制御処理を終了する。
S2304では、動作パターンを設定する。この処理は、ラウンド上限数Rmax(「15」又は「8」)や動作パターンを決定してメインRAM301cに格納するものである。S2304の処理によって、ラウンドと次のラウンドとの間のインターバル時間、最終ラウンド終了後のエンディング時間等の大当たり遊技に関する各種時間も併せて設定される。
S2305では、大入賞装置126への遊技球の入賞数Yを「0」としてリセットする。続くS2306では、メインRAM301cに記憶される大当たり中のラウンド数Rを現在の値から「1」加算した値に更新する。ラウンド数Rは、大当たり開始前は「0」に設定されており、S2306の処理が実行される毎に「1」加算される。
S2307では、大入賞装置の開放制御を開始する。続くS2308では、S2307の開放制御が開始されてからの経過時間である開放時間の計測を開始する。次のS2309では、ラウンド開始コマンドをセットする。この処理は、ラウンド遊技が開始されたことを通知するラウンド開始コマンドをメインRAM301cにセットするものである。S2309の処理終了後、S2316へ移行する。
S2302でオープニング中でないと判定された場合に移行するS2311では、エンディング中であるか否かを判断する。この処理は、例えばメインRAM301cに記憶されている現在の状態が大当たり遊技におけるどの時点であるかを示す情報に基づいて、最終ラウンド終了直後のエンディング中であるか否かを判断するものである。ここでエンディング中であると判断された場合(S2311:YES)、S2324へ移行する。一方、エンディング中でないと判断された場合(S2311:NO)、S2312へ移行する。
S2312では、インターバル中であるか否かを判断する。この処理は、例えばメインRAM301cに記憶されている現在の状態が大当たり遊技におけるどの時点であるかを示す情報に基づいて、インターバル中(ラウンドと次のラウンドとの間)であるか否かを判断するものである。ここでインターバル中であると判断された場合(S2312:YES)、S2313へ移行する。一方、インターバル中でないと判断した場合(S2312:NO)、S2314へ移行する。
S2313では、インターバル時間が経過したか否かを判断する。この処理は、前回のラウンド終了時に大入賞装置126が閉塞してから、S2304の処理によって設定されたインターバル時間が経過したか否かを判断するものである。ここでインターバル時間が経過したと判断された場合(S2313:YES)、次のラウンドを開始するタイミングになっているため、S2304へ移行する。一方、インターバル時間が経過していないと判断された場合(S2313:NO)、以降の処理を実行せず、大入賞装置開放制御処理を終了する。
S2314では、大入賞装置検出スイッチ306が「ON」になったか否かを判断する。大入賞装置検出スイッチ306は、大入賞装置への遊技球の入賞を検出するスイッチである。この処理は、ラウンド中に大入賞装置検出スイッチ306からの検知信号の入力の有無に基づいて、大入賞装置検出スイッチ306が「ON」になったか否かを判断するものである。ここで大入賞装置検出スイッチ306が「ON」になったと判断された場合(S2314:YES)、大入賞装置126に1個の遊技球が入賞したと判断して、S2315にて遊技球の入賞数Yを現在の値から「1」加算した値に更新し、その後、S2316へ移行する。一方、大入賞装置検出スイッチ306が「ON」になっていないと判断された場合(S2314:NO)、S2315の処理を実行せず、S2316へ移行する。
S2316では、規定開放時間が経過したか否かを判断する。この処理は、大入賞装置126の開放開始から規定開放時間が経過したか否かを判断するものである。具体的には、S2308の処理によって計測が開始された開放時間が、予めメインROM301bに記憶されている規定開放時間(本実施形態では29秒)に達したか否かを判断する。ここで規定開放時間が経過していないと判断された場合(S2316:NO)、S2317へ移行する。一方、規定開放時間が経過したと判断された場合(S2316:YES)、S2317の処理を実行せず、S2318へ移行する。
S2317では、入賞数Yが入賞上限数Ymaxとなったか否かを判断する。この処理は、メインRAM301cに記憶されている今回のラウンドにおける遊技球の入賞数Yが、予めメインROM301bに記憶されている大入賞装置126の閉塞タイミングを規定する入賞上限数Ymax(例えば「9」)と一致するか否かを判断するものである。ここでY=Ymaxであると判断された場合(S2317:YES)、S2318へ移行する。一方、Y≠Ymaxであると判断された場合(S2317:NO)、以降の処理を実行せず、大入賞装置開放制御処理を終了する。
S2318では、大入賞装置126の開放制御を終了する。これにより、大入賞装置126が閉塞される。
S2319では、ラウンド数Rがラウンド上限数Rmaxとなったか否かを判断する。ここでR=Rmaxであると判断された場合(S2319:YES)、S2321へ移行する。一方、R≠Rmaxであると判断された場合(S2319:NO)、S2320にてインターバル時間の計測を開始し、その後、大入賞装置開放制御処理を終了する。S2320の処理は、次のラウンドの開始タイミングを制御するために、大入賞装置126が閉塞されてからの経過時間であるインターバル時間の計測を開始するものである。このインターバル時間は、S2313の処理に使用される。
S2321では、エンディング時間の計測を開始する。そして、S2322では、ラウンド数Rを「0」としてリセットする。さらに、S2323では、エンディングコマンドをメインRAM301cにセットする。このエンディングコマンドは、大入賞装置126の最後の開放が終了したことを通知するコマンドであり、S1208の送信処理によって演出制御基板320に送信される。
S2324では、エンディング時間が経過したか否かを判断する。この処理は、S2321の処理によって計測を開始したエンディング時間が、S2304の処理によって設定された設定エンディング時間に達したか否かを判断するものである。ここでエンディング時間が経過したと判断された場合(S2324:YES)、S2325へ移行する。一方、エンディング時間が経過していないと判断された場合(S2324:NO)、以降の処理を実行せず、大入賞装置開放制御処理を終了する。
S2325では、遊技状態設定処理を実行する。遊技状態設定処理は、大当たり遊技終了後の遊技機1の遊技状態を設定するものである。遊技状態設定処理の詳細については後述する。
S2326では大当たり遊技フラグを「OFF」し、その後、大入賞装置開放制御処理を終了する。大当たり遊技フラグを「OFF」にすることで、大当たり遊技が終了することになる。
[遊技状態設定処理]
図24は、図23のS2325における遊技状態設定処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2401では、大当たり図柄(停止図柄データ)に基づいて確変の有無を判定する。この処理は、図18のS1804にてセットされる大当たり図柄に基づくものである。
S2402では、S2401の判定結果に基づき、確変大当たりであるか否かを判断する。ここで確変大当たりであると判断された場合(S2402:YES)、S2403へ移行する。一方、確変大当たりでないと判断された場合(S2402:NO)、すなわち通常大当たりである場合には、S2405へ移行する。
S2403では、確変遊技フラグを「ON」にする。確変遊技フラグは、メインRAM301cに記憶されるものであり、確変遊技状態となっている場合に「ON」とされ、通常遊技状態となっている場合に「OFF」とされる。
S2404では、時短遊技フラグを「ON」にする。時短遊技フラグは、メインRAM301cに記憶されるものであり、時短遊技状態となっている場合に「ON」とされ、非時短遊技状態となっている場合に「OFF」とされる。S2404の処理終了後、遊技状態設定処理を終了する。
S2402で確変大当たりでないと判定された場合に移行するS2405では、確変遊技フラグを「OFF」にする。
S2406では、時短遊技フラグを「ON」とし、S2407で、時短変動回数Wに「100」をセットする。これにより、低確率状態における遊技球の減少を抑えた遊技(いわゆる時短遊技)が100回付与される。S2407の処理終了後、遊技状態設定処理を終了する。
[演出制御基板320のタイマ割込処理]
図25を用いて、演出制御基板320のタイマ割込み処理の内容について説明する。図25は、演出制御基板320のサブCPU320aによって行われるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、演出制御基板320に設けられた図示しないリセット用クロックパルス発生回路によって、演出制御基板320の電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、所定の周期(例えば2ms)毎に繰り返し実行される。また、図25のフローチャートに基づいて説明する演出制御基板320で行われる処理は、サブROM320bに記憶されているプログラムに基づいて実行される。さらにまた、本発明に関係しない処理について適宜省略して示す。
電源投入を契機にして、サブCPU320aは起動プログラムを実行し、これによって、メモリ(例えば、サブRAM320c)等の各ユニットの初期化等を行う。初期化が行われた後、サブROM320bに記憶されたプログラムがサブRAM320cに読み込まれ、サブCPU320aによって当該プログラムが実行される。
最初のS2501では、演出用乱数を更新する。この処理は、演出に用いる各種乱数を更新するものである。具体的には、各種乱数に「1」を加算して更新し、所定の値まで到達すると「0」にリセットする。
S2502では、コマンド処理を実行する。この処理は、各種コマンドに基づく演出を行うためのものである。ここで処理されるコマンドは、主制御基板300から送信される変動開始コマンド、図柄確定コマンド、オープニングコマンド、ラウンド開始コマンド、及び、エンディングコマンドである。コマンド処理に詳細については、後述する。
S2503では、保留関連処理を実行する。この処理は、保留コマンド等に基づく演出表示を行うためのものである。ここで処理されるコマンドは、主制御基板300から送信される保留コマンド、及び、復旧コマンドである。保留関連処理の詳細については後述する。
S2504では、演出ボタン処理を行う。この処理は、演出ボタン105による演出を実現するためのものである。具体的には、遊技者による演出ボタン105の操作による演出ボタン検出スイッチ321からの入力に基づき、各種の演出上の処理を行う。
S2505では、送信処理を行う。この処理は、S2504までの処理でセットされたコマンドを画像制御基板330及びランプ制御基板340へ送信するものである。
[コマンド処理]
図26は、図25のS2502で実行されるコマンド処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2601では、コマンドを受信したか否かを判断する。主制御基板300から送信されたコマンドは、演出制御基板320のバッファ領域に記憶される。この処理は、当該バッファ領域にコマンドが記憶されているか否かを判断するものである。ここでコマンドを受信したと判断された場合(S2601:YES)、S2602へ移行する。一方、コマンドを受信していないと判断された場合(S2601:NO)、以降の処理を実行せず、コマンド処理を終了する。
S2602では、S2601で受信したと判断されたコマンドが変動開始コマンドであるか否かを判断する。変動開始コマンドは、図17のS1708でセットされる。ここで変動開始コマンドであると判断された場合(S2602:YES)、S2603にて変動処理を実行し、その後、コマンド処理を終了する。一方、変動開始コマンドでないと判断された場合(S2602:NO)、S2604へ移行する。S2603の変動処理は、主には、液晶表示装置121に装飾図柄の変動表示を行わせるための変動コマンドをセットする処理である。
S2604では、S2601で受信したと判断されたコマンドが図柄確定コマンドであるか否かを判断する。図柄確定コマンドは、図17のS1712でセットされる。ここで図柄確定コマンドであると判断された場合(S2604:YES)、S2605へ移行する。一方、図柄確定コマンドでないと判断された場合(S2604:NO)、S2606へ移行する。
S2605では、図柄確定処理を実行する。図柄確定コマンドは、第1特別図柄表示器201又は第2特別図柄表示器202に特別図柄判定の判定結果を示す停止図柄が停止表示されることを通知するコマンドである。したがって、図柄確定処理では、液晶表示装置121に変動表示されていた装飾図柄を特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示させる処理等を行う。S2605の処理終了後、コマンド処理を終了する。
S2606では、S2601で受信したと判断されたコマンドがオープニングコマンドであるか否かを判断する。ここでオープニングコマンドであると判断された場合(S2606:YES)、S2607へ移行する。一方、オープニングコマンドでないと判断された場合(S2606:NO)、S2608へ移行する。
S2607では、オープニング処理を実行する。オープニングとは、大当たり遊技が開始されてから最初に大入賞装置126が開放され始めるまでの期間をいう。オープニングコマンドは、このオープニングが開始されることを通知するためのコマンドであり、図20のS2005でセットされる。
オープニング処理としては、サブROM320bに予め記憶されている実写映像(例えばアイドルグループの映像)を読み出し、画像制御基板330へコマンドとともに送信することで、液晶表示装置121に、当該実写映像を表示するような処理であることが例示される。また、サブROM320bに予め記憶されている音声データ(例えば「おめでとう」)を読み出し、画像制御基板330へコマンドとともに送信することで、音声出力装置331を介したスピーカ104からの音声出力を行う処理であることが例示される。さらにまた、ランプ制御基板340へコマンドとともに制御データを送信することで、演出用駆動装置341を介した役物の駆動を行ったり、演出用照明装置342を介した枠ランプ103の点灯を行ったりする処理であることが例示される。
また、オープニング処理において、回転役物128を回転駆動させたり、回転役物128の回転駆動と共に回転役物128に搭載されている各種電動演出部材の駆動を行わせるようにすることで、遊技者の期待を煽るような演出を行うようにしてもよい。その場合、回転役物や電動演出部材の駆動を指示するコマンドとしての回転役物駆動コマンド、電動演出部材駆動コマンドや、制御データとしての、駆動対象の回転役物(駆動モータ)や電動演出部材の制御内容を示すデータを送信する。なお、これら駆動コマンドや制御データが実際にランプ制御基板340に送信されるのはS2505の送信処理の実行時であり、S2607では、これら各コマンドや制御データがサブRAM320c等にセットされることになる。S2607の処理終了後、コマンド処理を終了する。
S2608では、S2601で受信したと判断されたコマンドがラウンド開始コマンドであるか否かを判断する。ここでラウンド開始コマンドであると判断された場合(S2608:YES)、S2609へ移行する。一方、ラウンド開始コマンドでないと判断された場合(S2608:NO)、S2610へ移行する。
S2609では、ラウンド処理を実行する。ラウンド開始コマンドは、ラウンド遊技が開始されたことを通知するコマンドであり、図23のS2309でセットされる。したがって、ラウンド処理としては、サブROM320bに予め記憶されている実写ライブ映像(例えばアイドルグループのライブ映像)を読み出し、画像制御基板330へコマンドとともに送信することで、液晶表示装置121に、当該実写ライブ映像を表示するような処理であることが例示される。また、サブROM320bに予め記憶されている音楽データ(例えば、ライブ映像に対応する楽曲データ)を読み出し、画像制御基板330へコマンドとともに送信することで、音声出力装置331を介したスピーカ104からの楽曲の出力を行う処理であることが例示される。さらにまた、ランプ制御基板340へコマンドとともに制御データを送信することで、演出用駆動装置341を介した役物の駆動を行ったり、演出用照明装置342を介した枠ランプ103の点灯を行ったりする処理であることが例示される。
このラウンド処理においても、適宜、回転役物128やこれに搭載されている電動演出部材を駆動対象として回転役物駆動コマンドや電動演出部材駆動コマンドを制御データと共に送信することで、回転役物128や電動演出部材を所定のタイミングで所定の動作パターンにて動作させるようにしてもよい。なお、これら駆動コマンドや制御データが実際にランプ制御基板340に送信されるのはS2505の送信処理の実行時であり、S2607では、これら各コマンドや制御データがサブRAM320c等にセットされることになる。S2609の処理終了後、コマンド処理を終了する。
S2610では、S2601で受信したと判断されたコマンドがエンディングコマンドであるか否かを判断する。ここでエンディングコマンドであると判断された場合(S2610:YES)、S2611へ移行する。一方、エンディングコマンドでないと判断された場合(S2610:NO)、S2611の処理を実行せず、コマンド処理を終了する。
S2611では、エンディング処理を行う。エンディングコマンドは、大入賞装置126の最後の開放が終了したことを通知するコマンドであり、図23のS2323でセットされる。したがって、エンディング処理としては、サブROM320bに予め記憶されているメッセージ画像(例えばRUSHタイム突入やチャンスタイム突入)を読み出し、画像制御基板330へコマンドとともに送信することで、液晶表示装置121に、当該メッセージ画像を表示するような処理であることが例示される。また、サブROM320bに予め記憶されている音声データ(例えば「RUSHタイム突入」や「チャンスタイム突入」)を読み出し、画像制御基板330へコマンドとともに送信することで、音声出力装置331を介したスピーカ104からの音声出力を行う処理であることが例示される。さらにまた、ランプ制御基板340へコマンドとともに制御データを送信することで、演出用駆動装置341を介した役物の駆動を行ったり、演出用照明装置342を介した枠ランプ103の点灯を行ったりする処理であることが例示される。
このエンディング処理においても、適宜、回転役物128やこれに搭載されている電動演出部材を駆動対象として回転役物駆動コマンドや電動演出部材駆動コマンドを制御データと共に送信することで、回転役物128や電動演出部材を所定のタイミングで所定の動作パターンにて動作させるようにしてもよい。なお、これら駆動コマンドや制御データが実際にランプ制御基板340に送信されるのはS2505の送信処理の実行時であり、S2607では、これら各コマンドや制御データがサブRAM320c等にセットされることになる。S2611の処理終了後、コマンド処理を終了する。
[保留関連処理]
図27は、図25のS2503で実行される保留関連処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2701では、コマンドを受信したか否かを判断する。この処理は、図26のS2601と同様のものである。主制御基板300から送信されたコマンドは、演出制御基板320のバッファ領域に記憶される。この処理は、当該バッファ領域にコマンドが記憶されているか否かを判断するものである。ここでコマンドを受信したと判断された場合(S2701:YES)、S2702へ移行する。一方、コマンドを受信していないと判断された場合(S2701:NO)、以降の処理を実行せず、保留関連処理を終了する。
S2702では、S2701で受信したと判断されたコマンドが保留コマンドであるか否かを判断する。保留コマンドは、図14のS1409又は図15のS1509でセットされる。ここで保留コマンドであると判断された場合(S2702:YES)、S2703にて保留処理を実行し、その後、保留関連処理を終了する。保留処理の詳細については後述する。一方、保留コマンドでないと判断された場合(S2702:NO)、S2704へ移行する。
S2704では、S2701で受信したと判断されたコマンドが復旧コマンドであるか否かを判断する。復旧コマンドは、図10のS1003で送信される。ここで復旧コマンドであると判断された場合(S2704:YES)、S2705へ移行する。一方、復旧コマンドでないと判断された場合(S2704:NO)、S2705の処理を実行せず、保留関連処理を終了する。
S2705では、保留復旧処理を実行する。復旧コマンドは、上述したように、電源の遮断が起きたときに送信される。この復旧コマンドには保留情報が含まれているため、ここでは、保留情報に基づいて、保留表示などを電源遮断前の状態に戻す。S2705の処理実行後、保留関連処理を終了する。
[保留処理]
図28は、図27のS2703で実行される保留処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS2801では、保留コマンドを解析する。保留コマンドには、第1特別図柄に係る保留であるか第2特別図柄に係る保留であるかを区別する「始動装置データ」、何番目の保留であるかを示す「保留数データ」(すなわち保留数U1、U2)、大当たり種類及びハズレを示す「停止図柄データ」、変動パターンを示す「変動パターンデータ」が含まれる。
S2802では、保留オブジェクトを選択する。ここでは、通常表示態様の保留オブジェクトが選択される。本実施形態では、第1特別図柄に係る保留も第2特別図柄に係る保留も通常表示態様の保留オブジェクトを共通にしているが、異なるものとしてもよい。このときは、「始動装置データ」に基づいて通常表示態様の保留オブジェクトを選択するようにすればよい。
S2803では、保留領域にデータを格納する。この処理は、「始動装置データ」に基づいて第1特別図柄に係る保留であるか第2特別図柄に係る保留であるかを特定し、また、「保留数データ」に基づいて何番目の保留であるかを特定し、第1特別図柄に係る第1〜第4保留領域及び第2特別図柄に係る第1〜第4保留領域のいずれかにデータを格納するものである。格納されるデータは、保留オブジェクトを特定するための「オブジェクトデータ」、大当たり種類及びハズレを示す「停止図柄データ」及び変動パターンを示す「変動パターンデータ」である。
S2804では、保留表示コマンドをセットする。この保留表示コマンドは、図25のS2505の送信処理によって、画像制御基板330へ送信される。これによって、新たな保留に関し、通常表示態様の保留オブジェクトによる保留表示が実現される。S2804の処理実行後、保留処理を終了する。
[ランプ制御基板のタイマ割込処理]
図29を用いて、ランプ制御基板340において実行されるタイマ割込み処理のうち、特に回転役物128の動作を制御するための回転役物制御処理について説明する。この回転役物制御処理は、ランプ制御基板340の電源投入時や電源瞬断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、ランプ制御基板340のCPU340aにより所定の周期毎に繰り返し実行される。この回転役物制御処理は、ランプ制御基板340のROM340bに記憶されているプログラムに基づいて実行される。なお、ランプ制御基板340におけるタイマ割込み処理は、実際には、回転役物128以外の他の役物や駆動対象(演出用駆動装置341内)、演出用照明装置342などの制御処理も含まれているが、図29では、回転役物128の制御処理(回転役物128に搭載されている各種電動演出部材の制御処理を含む)について図示及び説明することとし、他の制御処理については図示及び説明を省略する。
ランプ制御基板340のCPU340aは、電源投入を契機にして起動プログラムを実行し、これによって、メモリ(例えば、RAM340c)等の各ユニットの初期化等を行う。CPU340aは、初期化を行った後、ROM340bに記憶されたタイマ割込み処理のプログラムを読み込んで実行する。
ランプ制御基板340のCPU340aは、まずS2901で、演出制御基板320から駆動コマンド(回転役物駆動コマンド及び電動演出部材駆動コマンドの少なくとも一方)を受信したか否かを判断する。図25の演出制御基板320のタイマ割込み処理において、S2505で送信された各種コマンド等のデータは、ランプ制御基板340において受信され、ランプ制御基板340のバッファ領域に記憶される。S2901の処理は、当該バッファ領域に演出制御基板320から受信したコマンドが記憶されているか否かを判断する処理である。
駆動コマンドを受信していない場合は、この図29のタイマ割込み処理(詳しくは回転役物128の制御に関する処理)を終了する。駆動コマンドを受信している場合は、S2902で、その受信した駆動コマンドや、駆動コマンドと共に受信された制御データ等の解析を行う。S2902の解析処理は、回転役物128自体を回転させるべきか否か、回転させるべき場合には具体的にどのように回転させるべきか、回転役物128に搭載されている各種電動演出部材を動作させるべきか、動作させるべき場合は具体的にどのように動作させるべきか、などについて解析する処理である。
S2903では、回転役物駆動処理を実行する。この回転役物駆動処理は、S2902の解析処理によって駆動すべきと判断した駆動対象(回転役物128自体あるいはこれに搭載されている各種電動演出部材)について、順次又は並列処理にて、制御データに基づく駆動処理を実行することにより具体的に駆動させる処理である。
[回転役物駆動処理]
図30は、図29のS2903で実行される回転役物駆動処理の詳細を示すフローチャートである。
最初のS3001では、回転役物128の駆動を開始する。例えば、ランプ制御基板340から回転役物駆動コマンド及び制御データを受信している場合には、ドライバ805に対し、受信した制御データが示す駆動パターンで回転役物駆動モータ702を回転駆動させるための制御指令を出力する。これにより、回転役物駆動モータ702がその駆動パターンで駆動し、ひいては、回転役物128がその駆動パターンに従って回転する。
なお、回転役物128は、回転を停止しているとき、通常は、その回転位置が所定の基準位置に戻されている。そのため、回転役物駆動コマンドに基づく回転役物128の回転は、通常は、基準位置から開始される。
ランプ制御基板340から電動演出部材駆動コマンド及び制御データを受信している場合には、スリップリング770を介して、回転役物128内のモータ駆動制御部806やLED駆動制御部807へ、受信した制御データが示す駆動パターンで電動演出部材を駆動させるための制御指令を出力する。
例えば、電動演出部材駆動コマンドとして、第1駆動モータ751及び第2駆動モータ752の駆動を指示するコマンド(及び制御データ)を受信している場合は、モータ駆動制御部806へ、受信した制御データが示す駆動パターンで第1駆動モータ751及び第2駆動モータ752を駆動させるための制御指令を出力する。モータ駆動制御部806は、ランプ制御基板340からスリップリング770を介してその制御指令を受信すると、その制御指令に従い、第1駆動モータ751及び第2駆動モータ752を駆動する。
また例えば、電動演出部材駆動コマンドとして、パーツ駆動モータ753の駆動を指示するコマンド(及び制御データ)を受信している場合は、モータ駆動制御部806へ、受信した制御データが示す駆動パターンでパーツ駆動モータ753を駆動させるための制御指令を出力する。モータ駆動制御部806は、ランプ制御基板340からスリップリング770を介してその制御指令を受信すると、その制御指令に従い、パーツ駆動モータ753を駆動する。
また例えば、電動演出部材駆動コマンドとして、複数のLED760の駆動を指示するコマンド(及び制御データ)を受信している場合は、LED駆動制御部807へ、受信した制御データが示す駆動パターンで複数のLED760を駆動させるための制御指令を出力する。LED駆動制御部807は、ランプ制御基板340からスリップリング770を介してその制御指令を受信すると、その制御指令に従い、複数のLED760を駆動する。
S3002では、モータ駆動制御部806に対する、スリップリング770を介した確認信号の送信を開始する。具体的には、モータ駆動制御部806へ、所定の送信周期(例えば50μ秒毎)で、確認信号を繰り返し送信する。
既述の通り、回転役物128に搭載されているモータ駆動制御部806は、ランプ制御基板340から確認信号を受信すると、受信する毎に、ACK信号を返送する。このACK信号の返送も、確認信号と同様、スリップリング770を介して(詳しくは第2リング812及び第2ブラシ802を介して)行われる。
S3003では、ランプ制御基板340から受信した駆動コマンドに基づく回転役物128の駆動(電動演出部材の駆動も含む)が完了したか否か判断する。回転役物128の駆動が完了した場合は、S3006に進み、回転役物128の回転位置を基準位置に戻して、回転役物駆動処理を終了する。具体的には、回転役物128を特定の方向に回転させ、その回転中に基準位置検出センサ808により基準位置への到達が検知された場合に回転を停止させる。
S3003の判断処理において、回転役物128の駆動がまだ完了していない場合は、S3004で、割り込み(異常通知)があったか否か判断する。この割り込みは、確認信号に対するACK信号が正常に受信されない異常状態が発生したことを示すものである。この割り込みは、回転役物駆動処理と並列して実行されているACK確認処理(図31参照)によって出力されるものである。
本実施形態では、ランプ制御基板340と回転役物128との間の電気的接続をスリップリング770を用いて行っている。スリップリング770は、各ブラシと各リングが常時接触した状態になっているが、何らかの要因で接触状態の「飛び」が発生する可能性がある。
飛びが発生する主な原因の1つに、グリスが挙げられる。既述の通り、スリップリング770の回転電極780には、グリスが塗布されている。グリスの塗布状態はフラット(均一)であることが理想であり、スリップリング770の製造時は塗布状態がフラットになるようにグリスが塗布されるのであるが、その後の使用状況や使用環境、経年変化等によって、グリスの塗布状態にムラが出るおそれがある。塗布状態にムラが出ると、リングの回転中、ブラシとリングとの接触状態が不安定となり、そのムラが生じている部分との摺接時にブラシがリングから瞬間的に離れてしまうおそれがある。
グリスの塗布ムラに限らず、その他の要因によっても、スリップリング770において接触状態の「飛び」が発生する可能性もある。スリップリング770に飛びが発生すると、その飛びが発生している間(ブラシとリングが離れている間)は回転役物128内の電動演出部材が電気的に遮断されるため、電動演出部材を正常に駆動制御できなくなるおそれがある。
例えば、回転役物128に設けられている各駆動モータ751〜753の回転が不安定となり、各駆動モータ751〜753の故障や、これらによって回動又は回転される各可動枝711,721,731,741や各パーツ712,722,732,742の破損が発生するおそれがある。また例えば、各回転役物128に設けられている複数のLED760の点灯状態が不安定になるおそれがあり、そうなると、遊技者に対して違和感を与えてしまう。
そこで本実施形態では、ランプ制御基板340から回転役物128内のモータ駆動制御部806へ確認信号を周期的に送信して、その確認信号に対するACK信号の受信状態を監視することで、スリップリング770による電気的接続状態が正常であるか否かを関しするようにしている。具体的には、図30の回転役物駆動処理と並行して、図31のACK確認処理を実行し、このACK確認処理において、ACK信号の受信状態の異常を判断した場合に割り込み(異常通知)を出力するようにしている。
図30の回転役物駆動処理におけるS3004の判断処理は、図31のACK確認処理において割り込みが出力されたか否かを判断する処理である。S3004で、割り込みがないと判断した場合は、S3003に戻る。S3004で、割り込みがあったと判断した場合は、S3005に進む。割り込みがあったということは、スリップリング770の接触状態が正常ではないなどの理由によって、回転役物128内のモータ駆動制御部806とランプ制御基板340との間で信号の送受信が正常に行えない状態になっている可能性があることを意味する。そこでその場合は、S3005で、リトライ処理を行う。
S3005のリトライ処理は、回転役物128に搭載されている電動演出部材の駆動を全て停止させて初期位置に戻すと共に、回転役物128の回転位置を基準位置に戻し、その後に回転役物128の駆動を再開させる処理である。S3005でリトライ処理を実行した後は、S3003に戻る。
[ACK確認処理]
図31を用いて、ACK確認処理の詳細を説明する。ランプ制御基板340のCPU340aは、図30の回転役物駆動処理を実行中、その回転役物駆動処理と並行して、図31のACK確認処理を実行する。
最初のS3101では、モータ駆動制御部806からスリップリング770を介してACK信号を受信したか否か判断する。ACK信号を受信した場合は、S3102で、非受信期間Taをリセットして、S3101に戻る。
S3101で、ACK信号を受信していない場合は、S3103で、非受信期間Taのカウントを行う。非受信期間Taとは、ACK信号を受信していない状態の継続時間を示すものである。S3104では、現在の非受信期間Taが、所定の上限期間Tx(例えば50m秒)以上となったか否かを判断する。
非受信期間Taがまだ上限期間Txに到達していない場合は、S3101に戻る。非受信期間Taが上限期間Tx以上となっている場合は、S3105で、割り込み(異常通知)を出力する。割り込み出力後、S3106で、回転役物128のリトライ処理(図30のS3005の処理)が完了するのを待ち、リトライ処理が完了したら、S3101に戻る。
[本実施形態の遊技機1が発揮する効果]
(1)本実施形態の遊技機1は、役物として、複数種類の電動演出部材が搭載されてその電動演出部材と一体的に回転可能な回転役物128を有している。電動演出部材と演出用駆動装置341の本体とは、スリップリング770を介して電気的に接続されている。そして、回転役物128が駆動される際、ランプ制御基板のCPU340aは、電動演出部材を構成するモータ駆動制御部806へスリップリング770を介して確認信号を周期的に送信し、その確認信号に対するACK信号の返信状態を確認する。そして、ACK信号が正常に受信されなくなった場合、異常判定を行い、割り込み(異常通知)を出力する。
そのため、スリップリング770に飛び等の異常が生じた場合にこれを適切に検出することができ、その異常発生に対する適切な処置を迅速に実行することが可能となる。
(2)本実施形態では、スリップリング770の異常有無の判定を、モータ駆動制御部806からのACK信号が継続して受信されなかった時間に基づいて行っている。具体的には、上限期間Txの間継続してACK信号が一度も受信されなかった場に、割り込みを出力するようにしている。また、上限期間Txは、少なくとも、正常ならばその上限期間Tx内にACK信号が複数回受信されるような時間に設定されている。
そのため、誤判定の発生を抑えつつ、異常が生じた場合には適切なタイミングでその異常を検出することができる。
(3)本実施形態では、ACK信号に基づく異常判定の結果、異常を検知した場合は、割り込みを出力して、所定のリトライ処理を実行するようにしている。異常発生時にリトライ処理を実行することで、回転役物128の故障や破損を防ぎつつ、通常動作を再開させることができる。
特に、本実施形態では、異常検知時には、回転役物128の回転位置を基準位置に戻すと共に電動演出部材を初期位置に戻し、その後に回転役物128の再駆動を試みるようにしている。そのため、異常検知後の再駆動を適切に実行させることができる。
[他の実施形態]
(1)電動演出部材を備えた回転役物として、上記実施形態で例示した回転役物128はあくまでも一例であり、他の種々の回転役物に対して本発明を適用できる。即ち、回転役物の形状や構成、動作内容、遊技機1における配置位置、配置数などは、適宜決めることができる。また、回転役物に搭載される電動演出部材の種類や数、搭載位置、動作内容などについても、適宜決めることができる。
そして、回転役物の構成や、搭載される電動演出部材の種類や数などに応じて、使用するスリップリングの数や種類、搭載位置などについても適宜決めることができる。
例えば、回転役物128において回転可能に搭載されている4つのパーツ712,722,732,742にそれぞれLEDを搭載すると共に、各パーツ712,722,732,742の回転軸にスリップリングを設け、そのスリップリングを介して各パーツのLEDへ電力を供給するようにしてもよい。
その際、各可動枝711,721,731,741の回動軸にもスリップリングを設け、そのスリップリングを介して各パーツへ電力を供給するようにしてもよい。各可動枝711,721,731,741自体にLED等の何らかの電動演出部材が設けられている場合も同様である。
(2)スリップリングの具体的構成についても、図8に示した構成はあくまでも一例であり、他の種々のスリップリングを用いることができる。
例えば、図32(A)に例示したようなスリップリング3200を用いてもよい。図32(A)に示すスリップリング3200は、電力供給対象の電動演出部材が搭載された回転体と一体的に回転する回転電極780と、4つのブラシ3201〜3204とを備える。回転電極780は、上記実施形態の回転電極780と同じであり、第1リング811、第2リング812、第3リング813、及び第4リング814を備えている。第1リング811には第1ブラシ3201が接触しており、第2リング812には第2ブラシ3202が接触しており、第3ブラシ813には第3リング3203が接触しており、第4リング814には第4ブラシ3204が接触している。
第1ブラシ3201は、詳しくは、長尺ブラシ部3201aと、この長尺ブラシ部3201aよりも短い短尺ブラシ部3201bとを有しており、各ブラシ部3201a,3201bはそれぞれ、第1リング811における異なる部分に接触している。第2ブラシ3202、第3ブラシ3203、及び第4ブラシ3204も同様であり、それぞれ、長尺ブラシ部3202a,3203a,3204aと、短尺ブラシ部3202b、3203b、3204bを有している。
図32(A)に示すスリップリング3200を用いることで、一組のブラシとリングとの接触状態を全体としてより良好に保つことができる。即ち、例えば第1ブラシ3201において、例えば、なんらかの要因で短尺ブラシ部3201bの飛びが発生したとしても、長尺ブラシ部3201aが第1リング811に接触している限り、全体として、第1ブラシ3201と第1リング811との接触状態は維持される。
また例えば、図32(B)に例示したようなスリップリング3210を用いてもよい。図32(B)に示すスリップリング3210は、回転体3211の外周面ではなく回転側面(回転面と平行な面)に、回転体3211の回転中心と同心円状に4つの円環状の電極3221,3222,3223,3224が形成されている。そして、第1電極3221には第1ブラシ3231が接触しており、第2電極3222には第2ブラシ3232が接触しており、第3電極3223には第3ブラシ3233が接触しており、第4電極3224には第4ブラシ3234が接触している。図32(B)に示すようなスリップリング3210を、上記実施形態においてスリップリング770の代わりに用いることができる。
図32(A),図32(B)に示した各スリップリング3200,3210は、あくまでも一例であり、他のあらゆる種類のスリップリングを用いることができる。
(3)その他、本発明は、上記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。例えば、上記の実施形態の構成の一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えたり、他の実施形態の構成に対して付加、置換等したり、課題を解決できる限りにおいて省略したりしてもよい。また、上記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成してもよい。
1…遊技機、
128…回転役物、
340・・・ランプ制御基板(制御手段)、
770・・・スリップリング、
780・・・回転電極、
806・・・モータ駆動制御部(演出部)、
808…基準位置検出センサ(基準位置検知手段)

Claims (4)

  1. 回転駆動される役物であって、演出用の演出部およびこの演出部と当該役物の外部とを電気的に接続するためのスリップリングの回転電極が搭載された回転役物と、
    前記演出部を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記演出部は、前記制御手段から前記スリップリングを介して応答要求信号が受信される度に、その応答要求信号に対する応答信号を、前記スリップリングを介して前記制御手段へ送信し、
    前記制御手段は、所定の送信タイミング毎に前記演出部へ前記スリップリングを介して前記応答要求信号を送信し、その送信した応答要求信号に対する前記演出部からの前記応答信号が正常に受信されない応答異常状態となった場合はエラー判定を行う
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記制御手段は、所定の判定時間内に前記応答信号が一度も受信されなかった場合に、前記応答異常状態になったものと判断する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機であって、
    前記制御手段は、前記エラー判定を行った場合、所定のエラー復帰処理を行う
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の遊技機であって、
    前記回転役物の回転位置が所定の基準位置にあることを検知する基準位置検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記エラー復帰処理として、前記回転役物を前記基準位置まで回転させ、その基準位置を起点として前記演出部の制御を再開する
    ことを特徴とする遊技機。
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