JP5734289B2 - 注射装置 - Google Patents

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    • F04B23/028Pumping installations or systems having reservoirs the pump being located directly adjacent the reservoir the pump being mounted on top of the reservoir

Description

本発明は、請求項1の前置部に記載の、液体薬剤を送達するための注射装置の再使用可能なバックエンドに交換可能に取り付け可能な、ポンプユニットに関する。本発明は、更に、請求項7の前置部に記載の再使用可能なバックエンド、並びにポンプユニット及び再使用可能なバックエンドを含む注射装置に関する。
多くの薬剤は、体内に注射する必要がある。このことは、特に、経口投与によって不活化される又は著しく低下する効能を有する薬剤、例えばタンパク質(インスリン、成長ホルモン、インターフェロンのような)、糖類(例えば、ヘパリン)、抗体及び大部分のワクチンに当てはまる。そのような薬剤は、主に、注射器、薬剤ペン又は薬剤ポンプによって注射される。
小型の小規模の蠕動薬剤ポンプが特許文献1に開示されている。このポンプは、送達ヘッド、送達ヘッドのための駆動ユニット、及び速度制御を含む。駆動ユニットを有するポンプは、薬物送達の後、ポンプを廃棄しそれを清浄なものと交換することによって清浄で無菌の処置を維持するために、再使用可能なバックエンドに交換可能に取り付けることができる。
特許文献2には、蠕動薬剤ポンプを有する注射装置が開示されており、ここでは、駆動ユニットは、ポンプユニットよりむしろ再使用可能なバックエンドに組み込まれており、従って、比較的高価な駆動ユニットを、ポンプユニットが交換される度に毎回廃棄する必要はない。
ドイツ特許第19745999号 国際特許公開第2008/040477(A1)号
本発明の目的は、注射装置のための改善されたポンプユニット及び改善された再使用可能なバックエンドを提供することである。
この目的は、請求項1に記載のポンプユニットにより、及び請求項7に記載の再使用可能なバックエンドにより達成される。
本発明の好ましい実施態様は、従属請求項に記載されている。
本発明よれば、ポンプユニットは、液体薬剤を送達するための注射装置の再使用可能なバックエンドに交換可能に取り付け可能である。ポンプユニットは、薬剤入口、薬剤出口、及び液体薬剤を入口から出口に送達するための蠕動ポンプを含む。蠕動ポンプは、ポンプロータ及びポンプホース、例えば、シリコンホースを含む。ポンプホースは、ポンプロータの周辺に沿って部分的に配置される。ポンプロータは、ポンプホースと係合するための突起を示す。ポンプユニットは固定面を有し、固定面はそれに取り付けられたとき再使用可能なバックエンドと向き合う固定面を有する。固定面は、円弧の形状に凹部を有し、再使用可能なバックエンドから突出する対応する形状の止め具がポンプユニット内に入り、ポンプロータと反対側の外側からポンプホースを支持することを可能にする。このようにして、ポンプユニットが再使用可能なバックエンドに取り付けられた場合、突起が止め具に対抗してポンプホースを局部的に圧迫することが可能になる。ロータが回転した場合、突起はポンプホースに沿って前進し、そのようにしてホースのスクーズ部分及びホースの中の流体(空気又は液体薬剤)を、回転方向に沿ってそれぞれの圧迫部分の前方に前進させる。その結果、流体は薬剤出口から強制的に排出される。同時に、前進する圧迫部分の後に減圧が生じ、そのようにして薬剤入口から流体を取り入れる。
ポンプユニットが再使用可能なバックエンドに取り付けられていないときは、ポンプホースは止め具の代わりに隙間があるために自由に弛緩しており、従って、突起はポンプホースを圧迫する相手を有しない。ポンプユニットを組み立てた後ポンプホースが永久に圧迫されている従来の蠕動ポンプと異なり、本発明のポンプユニットのポンプ性能は、ポンプホースの粘弾性的変形に影響されない。従って、ポンプユニットの寿命は、大幅に改善される。
出口は、患者の皮膚に突き刺すために取り付けられる中空の針を有することができる。
ポンプロータ及び/又はポンプホースには、テフロン(登録商標)(Teflon(R))のような固着防止コーティングを施してもよい。このようにして、ポンプホースとポンプロータ間の動的摩擦は軽減され、結果としてポンプユニットの効率は増大する。
好ましい実施態様において、ポンプロータは再使用可能なバックエンドの駆動シャフトと係合するためのアダプタを有する。駆動ユニットを使い捨てのポンプユニットよりむしろ再使用可能なバックエンドに組み込むことにより、比較的高価な駆動ユニットをポンプユニットが交換される度に毎回廃棄する必要がなくなる。
ポンプロータは、ロータの一部としての突起を有する一部材の構成要素(one-part component)として設計してよい。
好ましくは、薬剤の体積流量を定量するための流量センサがポンプユニットに配置され、そして再使用可能なバックエンドの制御ユニットに連結可能であって、従って送達すべき薬剤の体積を制御することを可能にする。
ポンプユニットは、一方で、薬剤容器(アンプル)、駆動ユニット及び制御ユニットに対する、及び他方で、注射針に対する、容易に連結を断つことが可能なインターフェースを有する。
本発明に記載の再使用可能なバックエンドは、交換可能な薬剤容器、制御ユニット、駆動ユニット及びエネルギ源を含む。再使用可能なバックエンドは、交換可能なポンプユニットに取り付け可能である。再使用可能なバックエンドは、それに取り付けられたとき交換可能なポンプユニットと向き合う、前部側面から突出した円弧の形状を有する止め具を含む。止め具は、交換可能なポンプユニットの中の対応する形状の凹部に入り、ポンプユニットのポンプロータに対向して外側からポンプユニットのポンプホースを支持するように配置される。このようにして、ロータの突起は、これら2つの部品が互いに取り付けられた場合、ポンプホースを止め具に対して局部的に圧迫することが可能になる。再使用可能なバックエンドは、注射装置全体の耐用年数にわたって使用することができるが、ポンプユニットは各薬剤送達の後で交換することができる。
制御ユニットは、ポンプユニットに配列された薬剤の流量を定量するための流量センサに連結可能であり、そのようにして送達すべき薬剤の体積を制御することを可能にする。
駆動ユニットのためのエネルギ源は、駆動ユニットが電動モーターを含む場合は、ガルバニ電池又はガルバニ電池のバッテリーであってよい。好ましくは、エネルギ源は再充電可能(rechargeable)なアキュムレータである。再充電可能なアキュムレータは、交換可能か、又は代わりに、再使用可能なバックエンドを保持するように配置される外部充電デバイスによって充電可能であってよい。
再使用可能なバックエンドは、使用者との対話処理のための使用者インターフェースを更に有してよい。これは、投薬及び/又はトリガーノブ、又は、例えば、用量体積を表示する回転体及び/又は表示装置を含んでよい。
本発明によれば、液体薬剤を送達するための注射装置は、上記で特定したようなポンプユニット及び再使用可能なバックエンドを含む。
これらのポンプユニット、再使用可能なバックエンド、又は注射装置は、好ましくは、鎮痛薬、抗凝固剤、インスリン、インスリン誘導体、ヘパリン、ロベノックス(Lovenox)、ワクチン成長ホルモン及びペプチドホルモンの1つを送達するために使われてよい。
本発明の更なる応用範囲は、以下の詳細な記述から明らかになるであろう。しかしながら、詳細な記述及び具体的な実施例は、本発明の好ましい実施態様を示唆するものであるが、単に説明のためだけである。本発明の精神と範囲を超えない種々の変更及び改善は、この詳細な記述から当業者には明白になるからである。
本発明は、以下の詳細な記述、及び説明のためだけに記載され、従って本発明を限定するものではない添付の図面から、より完全に理解されるであろう。
組み立て中の、交換可能なポンプユニット及び再使用可能なバックエンドを有する注射装置の透視断面図である。 組み立てた状態での、注射装置の透視断面図である。 組み立て前又は後の、注射装置の透視部分図である。 ポンプユニットの透視図である。 組み立てた注射装置の透視図である。 充電器に保持された注射装置の透視図である。 注射装置の概略図である。
全ての図面中、対応する部品は同じ参照記号を用いて記載されている。
図1は、組み立て中の、交換可能なポンプユニット2及び再使用可能なバックエンド3を有する、液体薬剤を送達するための注射装置の透視部分図を示す。
ポンプユニット2は、再使用可能なバックエンド3に交換可能に取り付けられる。ポンプユニット2は、薬剤入口2.1、薬剤出口2.2、及び液体薬剤を入口2.1から出口2.3へ送達するための蠕動ポンプを含む。蠕動ポンプは、ポンプロータ2.3及びポンプホース2.4、例えば、シリコンホースを含む。ポンプホース2.4は、ポンプロータ2.3の周辺に沿って部分的に配置される。ポンプロータ2.3は、ポンプホース2.4と係合するための突起2.5を示す。ポンプユニット2は、再使用可能なバックエンド3と向き合う固定面2.6を有し、それは図4に最もよく示される。固定面2.6は、円弧の形状に凹部2.7を有し、再使用可能なバックエンド3から突出する対応する形状の止め具3.1がポンプユニット2の中に入ることを可能にする。止め具3.1は図1、2及び3に示される。図2に示されるように、ポンプユニット2及び再使用可能なバックエンド3が組み立てられる場合、止め具3.1は、ポンプロータ2.3に対向して外側からポンプホース2.4を支持する。このようにして、突起2.5がポンプホース2.4を止め具3.1に対して局部的に圧迫することが可能になる。ロータ2.3が回転した場合、突起2.5はポンプホース2.4に沿って前進し、そのようにしてホース2.4の圧迫部分及びホース2.4の中の流体(空気及び液体薬剤)を、回転方向に沿ってそれぞれの圧迫部分の前方に前進させる。その結果、流体は薬剤出口2.2から強制的に排出される。同時に、前進する圧迫部分の後に減圧が生じ、そのようにして薬剤入口2.1から流体を吸入する。
ポンプユニット2が再使用可能なバックエンド3に装着されていない場合は、ポンプホース2.4は止め具3.1の代わりに隙間があるために自由に弛緩しており、従って、突起2.5はポンプホース2.4を圧迫する相手を有しない。
再使用可能なバックエンド3は、交換可能な薬剤容器3.2、図7の概略図で示される制御ユニット3.3、駆動ユニット3.4、及び駆動ユニット3.4に動力を与えるエネルギ源3.5を含む。
薬剤容器3.2は、薬剤入口2.1の後方に向いている針によって孔を開けられる中隔を有してもよい。
薬剤出口2.2は、患者Pの皮膚に突き刺すために取り付けられる中空の針2.8を有してもよい。
ポンプロータ2.3及びポンプホース2.4には、テフロン(登録商標)のような固着防止コーティングを施してもよい。
ポンプロータ2.3は、再使用可能なバックエンド3の駆動ユニット3.4に連結する駆動シャフト3.6と係合するためのアダプタ2.9を有する。
ポンプロータ2.3は、好ましくは、ロータ2.3の部品である突起2.5及びアダプタ2.9を有する一部材の構成要素として設計される。
ポンプユニット2は、薬剤の流量又は流量体積を定量するための流量センサ2.10(図7に示す)を更に含む。流量センサ2.10は、制御ユニット3.3に連結可能であり、このようにして送達すべき薬剤の体積を制御することを可能にする。
ポンプユニット2は、一方で、薬剤容器3.2(アンプル)、駆動ユニット3.4及び制御ユニット3.3に対する、及び他方で、中空の注射針2.8、例えば、Luer-Lok(登録商標)又はLuer-Slip(登録商標)に対する、容易に連結を断つことが可能なインターフェースを有する。
エネルギ源3.5は、駆動ユニット3.4が電動モーターを含む場合は、ガルバニ電池又はガルバニ電池のバッテリーであってよい。好ましくは、エネルギ源3.5は、再充電可能なアキュムレータである。再充電可能なアキュムレータは、交換可能、又は代わりに、再使用可能なバックエンド3を保持するように配置される外部充電デバイス(図6を参照)により充電可能であってよい。
再使用可能なバックエンド3は、使用者との対話処理のための使用者インターフェースを更に有してよい。これは、投薬及び/又はトリガーノブ3.8、又は、例えば、用量体積を表示するための、回転体及び/又は表示装置を含んでよい。
再使用可能なバックエンド3は、薬剤容器3.2の内容物を検査するための覗き窓3.10を更に含んでよい。
ポンプユニット2、再使用可能なバックエンド3、又は注射装置1は、好ましくは、鎮痛薬、抗凝固剤、インスリン、インスリン誘導体、ヘパリン、ロベノックス、ワクチン、成長ホルモン及びペプチドホルモンの1つを送達するために使われてよい。
注射を実施するために、使用者は所要用量を使用者インターフェース3.7にて設定する。所要容量は制御ユニット3.3へ送られ、そこに保存される。使用者が、例えば、ノブ3.8を押すことにより注射装置を始動するや否や、所要用量は流量センサの設定ポイントに変換され、駆動ユニット3.4が始動する。駆動ユニット3.4は、エネルギ源3.5によって供給される電気エネルギーを機械エネルギーに変換し、それを蠕動ポンプに送る。そこでエネルギーは再び流体エネルギーに変換され、薬剤の体積流量をもたらす。積算した(integrated)流量センサ2.10は体積流量を得て、測定値を制御ユニットに送る。測定値は、特にそれが体積の増分に対応した増分の形態の場合、制御ユニット3.3により積算することができ、駆動ユニット3.4は設定ポイントの体積を送達の際にスイッチを切ることができる。送達の後、制御ユニット3.3は、表示ユニット3.9によって表示すべき使用者に対するメッセージを作り出すことができる。
本明細書で使用する用語「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで一実施態様において、薬学的に活性な化合物は、最大で1500Daまでの分子量を有し、及び/又は、ペプチド、蛋白質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモン、若しくはオリゴヌクレオチド、又は上記の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈又は肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、癌、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症、及び/又は関節リウマチの治療、及び/又は、予防に有用であり、
ここで更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、又は糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の治療、及び/又は、予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで更なる実施態様において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリン、又はヒトインスリン類似体若しくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)、又はその類似体若しくは誘導体、又はエキセンジン−3又はエキセンジン−4、若しくはエキセンジン−3又はエキセンジン−4の類似体若しくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21)、Arg(B31)、Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3)、Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28)、Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;ヒトインスリンであり、ここで、B28位におけるプロリンは、Asp、Lys、Leu、Val又はAlaで代替され、そして、B28位において、Lysは、Proで代替されてもよく;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、及びDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイル ヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、及びB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、エキセンジン−4(1−39)、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドを意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下の化合物リスト:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);又は
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39);
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);
ここで、基−Lys6−NH2は、エキセンジン−4誘導体のC−末端と連結してもよく;
又は以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28 Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
desMet(O)14,Asp28,Pro36,Pro37,Pro38 エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5,desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25, Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−(Lys)6−des Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2
又は前述のいずれかのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物;
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(ホリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン (ソマトロピン)、デスモプレッシン、テルリプレッシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどのRote Liste、2008年版、50章に表示されている脳下垂体ホルモン又は視床下部ホルモン又は規制活性ペプチド及びそれらの拮抗剤である。
多糖類としては、例えば、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、又は超低分子量ヘパリン、若しくはその誘導体などのグルコアミノグリカン、又はスルホン化された、例えば、上記多糖類のポリスルホン化形体、及び/又は、薬学的に許容可能なその塩がある。ポリスルホン化低分子量ヘパリンの薬学的に許容可能な塩の例としては、エノキサパリンナトリウム塩がある。
薬学的に許容可能な塩は、例えば、酸付加塩及び塩基塩がある。酸付加塩としては、例えば、HCl又はHBr塩がある。塩基塩は、例えば、アルカリ又はアルカリ土類金属、例えば、Na+、又は、K+、又は、Ca2+から選択されるカチオン、又は、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)を有する塩であり、ここで、R1〜R4は互いに独立に、水素;場合により置換されるC1−C6アルキル基;場合により置換されるC2−C6アルケニル基;場合により置換されるC6−C10アリール基、又は場合により置換されるC6−C10ヘテロアリール基である。薬学的に許容される塩の更なる例は、“Remington's Pharmaceutical Sciences”17編、Alfonso R.Gennaro(編集),Mark
Publishing社,Easton, Pa., U.S.A.,1985 及び Encyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容可能な溶媒和物としては、例えば、水和物がある。
符号の説明
1 注射装置
2 ポンプユニット
薬剤入口
薬剤出口
ポンプロータ
ポンプホース
突起
固定面
凹部
中空の針
アダプタ
流量センサ
3 再使用可能なバックエンド
止め具
薬剤容器
制御ユニット
駆動ユニット
エネルギ源
駆動シャフト
使用者インターフェース
投薬/トリガーノブ
表示装置
覗き窓
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Claims (12)

  1. ポンプユニット(2)は薬剤入口(2.1)、薬剤出口(2.2)、及び液体薬剤を入口(2.1)から出口(2.2)に送達するための蠕動ポンプを含んでなり、蠕動ポンプはポンプロータ(2.3)及びポンプホース(2.4)を含んでなり、ポンプホース(2.4)はポンプロータ(2.3)の周囲に部分的に配置され、ポンプロータ(2.3)はポンプホース(2.4)と係合するための突起(2.5)を有する、液体薬剤を送達するための注射装置(1)の再使用可能なバックエンドに交換可能に取り付け可能なポンプユニット(2)であって、取り付けられた場合再使用可能なバックエンド(3)と向き合うポンプユニット(2)の固定面(2.6)は、円弧形状の凹部(2.7)を有し、ポンプロータ(2.3)と反対側の外側からポンプホース(2.4)を支持するように対応する形状の止め具(3.1)が再使用可能なバックエンド(3)から突出してポンプユニット(2)中に入ることを可能にし、従って、再使用可能なバックエンド(3)に取り付けられた場合、突起(2.5)が止め具(3.1)に対抗してポンプホース(2.4)を局部的に圧迫することを可能にすることを特徴とする、上記ポンプユニット(2)。
  2. 再使用可能なバックエンド(3)に取り付けられる前又は取り付けられた後、凹部(2.7)がポンプホース(2.4)を弛緩させるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載のポンプユニット(2)。
  3. ポンプロータ(2.3)及び/又はポンプホース(2.4)に固着防止コーティングが施されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポンプユニット(2)。
  4. ポンプロータ(2.3)が、再使用可能なバックエンド(3)の駆動シャフト(3.6)と係合するためのアダプタ(2.9)を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のポンプユニット(2)。
  5. ポンプロータ(2.3)が、一部材構成要素であることを特徴とする、請求項4に記載のポンプユニット(2)。
  6. 薬剤の体積流量を定量するための流量センサ(2.10)が、ポンプユニット(2)に配置され、再使用可能なバックエンド(3)の制御ユニット(3.3)に連結可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプユニット(2)。
  7. 薬剤容器(3.2)、制御ユニット(3.3)、駆動ユニット(3.4)及びエネルギ源(3.5)を含んでなり、交換可能なポンプユニット(2)に取り付け可能な再使用可能なバックエンド(3)であって、ポンプユニット(2)のポンプロータ(2.3)の反対側の外側からポンプユニット(2)のポンプホース(2.4)を支持するように交換可能なポンプユニット(2)の対応する形状の凹部(2.7)に入り、従ってロータ(2.3)の突起(2.5)が止め具(3.1)に対抗してポンプホース(2.4)を局部的に圧迫することを可能にするために、取り付けられたとき交換可能なポンプユニット(2)に向き合う前面から、突出する円弧形状を有する止め具(3.1)を含んでなることを特徴とする、上記再使用可能なバックエンド(3)。
  8. 制御ユニット(3.3)が、ポンプユニット(2)に配置される薬剤の体積流量を定量するための流量センサ(2.10)に連結可能であることを特徴とする、請求項7に記載の再使用可能なバックエンド(3)。
  9. エネルギ源が、再充電可能なアキュムレータであることを特徴とする、請求項7又は8に記載の再使用可能なバックエンド(3)。
  10. 再充電可能なアキュムレータが、再使用可能なバックエンド(3)を保持するように配置される外部充電デバイス(4)によって充電可能であることを特徴とする、請求項9に記載の再使用可能なバックエンド(3)。
  11. 使用者との対話処理のための使用者インターフェース(3.7)が配置される、請求項7〜10のいずれか1項に記載の再使用可能なバックエンド(3)。
  12. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のポンプユニット(2)及び請求項7〜10のいずれか1項に記載の再使用可能なバックエンド(3)を含んでなる、液体薬剤を送達するための注射装置(1)。
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