JP5733423B2 - 基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法 - Google Patents

基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法 Download PDF

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Description

本件は、無線通信を行う基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法に関する。
携帯電話などの移動通信システムは、基地局が送受信可能な範囲からなるエリア(セル)を複数組み合わせて広いエリアをカバーするセルラー方式が主流となっている。無線端末は、自身の移動に伴い通信する基地局を切り替えながら通信を継続する。
現在、CDMA(Code Division Multiple Access)やW−CDMA(Wideband-CDMA)方式による第3世代移動通信方式のサービスが行われているが、その一方で、より高速な通信を可能とする、次世代移動通信方式の検討が盛んに検討されている。3GPP(3rd Generation Partnership Project)においては、2010年頃からサービスが開始されているLTE(Long Term Evolution)の発展版である、LTE−A(LTE-Advanced)が検討されている(例えば、非特許文献1,2参照)。
近年、スマートフォンなどの普及に伴い、無線通信で扱われるデータの特性が多様化してきている。従来の音声通信やWWW(World Wide Web)の閲覧に加え、IM(Instant Message)やSNS(Social Networking Services)などの利用が増加している。また、スマートフォンでは、IMやSNSのデータ通信が、利用者が直接操作することなく、バックグラウンドで行われる場合もある。
スマートフォンなどの無線端末におけるIMやSNSなどのデータ通信は、データが不定期に断続的に送受信される。3GPPでは、このような従来の音声通信やWWWの閲覧とは異なるデータ通信特性を扱う効率的な手法が検討されている。
例えば、IMやSNSなどの断続的な通信状況では、RRC(Radio Resource Control)状態遷移が頻繁に切り替わる。具体的には、コネクティッド(Connected)とアイドル(Idle)との間でRRC状態遷移が頻繁に切り替わる。このように、RRC状態遷移が頻繁に切り替わると、無線シグナリングのオーバヘッドが多くなり、無線端末の消費電力が大きくなる。
そこで、従来、間欠的にデータを送受信するDRX/DTX(Discontinuous Reception/Discontinuous Transmission)が用いられてきた。例えば、無線端末は、周期的に通信部をオンして、RRCコネクティッド状態を維持し、基地局から断続的に送信されるデータを受信するようにする。このように、無線端末は、DRX/DTXを用いることによって、RRCコネクティッド状態を維持し、RRC状態遷移の切り替わりを抑制して、消費電力を抑制することが可能になる。
3GPP TR25.913 V7.3.0 3GPP TR36.913 V8.0.1
しかし、間欠動作の周期および動作期間が固定的である従来のDRX/DTXでは、無線端末は、基地局から間隔の長い周期で送信される小さなデータと、バースト状のデータとを適切に受信することができない。そのため、無線端末のスループットが低下し、また消費電力を無駄に消費するという問題点があった。
例えば、スマートフォンなどの無線端末におけるIMやSNSでは、基地局から小さなデータが間隔の長い周期で送信されたり、時折バースト状のデータが送信されたりする。従来のDRX/DTXにおいて、間欠動作の周期を長く設定すると、無線端末は、例えば、通信部をオンする機会が少なくなるため、消費電力を削減できるが、データを受信する機会が少なくなるため、時折送信されるバースト状のデータ受信に対応できない。また、間欠動作の周期を短く設定すると、無線端末は、通信部をオンする機会が多くなるので、時折送信されるバースト状のデータ受信に対応できるが、小さなデータが間隔の長い周期で送信されるようになると、消費電力を無駄に消費することになる。
また、従来のDRX/DTXにおいて、間欠動作のデータ通信できる期間を短く設定すると、無線端末は、基地局から送信されるバースト状のデータを受信する機会が少なくなり、スループットが低下する。また、間欠動作の動作時におけるデータ通信できる期間を長く設定すると、無線端末は、バースト状のデータ受信に対応でき、スループットが向上するが、小さなデータが間隔の長い周期で送信されるようになると、消費電力を無駄に消費することになる。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、スループットを向上させ、また消費電力を抑制することができる基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、無線端末と無線通信を行う基地局が提供される。この基地局は、間欠的に前記無線端末と無線通信を行う通信部と、前記無線端末に過去に送信したデータの送信実績に基づいて、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前回の前記期間で、前記通信部が前記無線端末へ物理下り制御チャネルを送信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、前回の前記期間で、前記通信部が前記物理下り制御チャネルを送信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す
また、上記課題を解決するために、基地局と無線通信を行う無線端末が提供される。この無線端末は、間欠的に前記基地局と無線通信を行う通信部と、前記基地局から過去に受信したデータの受信実績に基づいて、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を制御する制御部と、前記制御部は、前回の前記期間で、前記通信部が前記基地局から送信される物理下り制御チャネルを受信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、前回の前記期間で、前記通信部が前記物理下り制御チャネルを受信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す
開示の装置および方法によれば、スループットを向上させ、また、消費電力を抑制することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 DRXを説明する図である。 無線端末のデータ受信のタイミングチャートである。 基地局のブロック図である。 基地局の動作を示したフローチャートである。 無線端末のブロック図である。 無線端末の動作を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係る無線端末のデータ受信のタイミングチャートである。 基地局のブロック図である。 基地局の動作を示したフローチャートである。 無線端末のブロック図である。 無線端末の動作を示したフローチャートである。 基地局のハードウェア構成例を示した図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図1に示すように、無線通信システムは、基地局1および無線端末2を有している。図1に示す基地局1の下部には、基地局1の通信タイミングを示したタイムチャートが示してある。無線端末2の下部には、無線端末2の通信タイミングを示したタイムチャートが示してある。
基地局1は、図1に示すように、通信部1aおよび制御部1bを有している。通信部1aは、間欠的に無線端末2と無線通信を行う。制御部1bは、無線端末2に送信した過去のデータの送信実績に基づいて、通信部1aの無線端末2と無線通信を行うことができる期間を制御する。
例えば、基地局1のタイムチャートに示すTは、通信部1aの今回無線通信を行うことができる期間を示している。T−1は、通信部1aの前回無線通信を行うことができた期間を示している。
基地局1のタイムチャートに示すように、通信部1aが前回、無線端末2と無線通信を行うことができた期間T−1に、無線端末2にデータを送信していたとする。この場合、制御部1bは、例えば、通信部1aの無線端末2と無線通信を行うことができる期間を一定長延長する。例えば、制御部1bは、基地局1のタイムチャートに示すように、通信部1aが無線通信できる今回の期間Tを前回の期間T−1より長くする。
なお、通信部1aは、期間Tにおいて、データを無線端末2に送信しなかったとする。この場合、制御部1bは、例えば、通信部1aの次回無線通信できる期間T+1を初期値に戻す。また、通信部1aは、期間Tにおいて、データを無線端末2に送信したとする。この場合、制御部1bは、例えば、通信部1aの次回無線通信できる期間をさらに一定長延長する。例えば、制御部1bは、通信部1aの次回無線通信できる期間T+1を、今回の期間Tより長くする。
無線端末2は、図1に示すように、通信部2aおよび制御部2bを有している。通信部2aは、間欠的に基地局1と無線通信を行う。制御部2bは、基地局1から受信した過去のデータの受信実績に基づいて、通信部2aの基地局1と無線通信を行うことができる期間を制御する。
例えば、無線端末2のタイムチャートに示すTは、通信部2aの今回無線通信を行うことができる期間を示している。T−1は、通信部2aの前回無線通信を行うことができた期間を示している。
無線端末2のタイムチャートに示すように、通信部2aが前回、基地局1と無線通信を行うことができた期間T−1に、通信部2aが基地局1からデータを受信していたとする。この場合、制御部2bは、例えば、通信部2aの基地局1と無線通信を行うことができる期間を一定長延長する。例えば、制御部2bは、無線端末2のタイムチャートに示すように、通信部2aが無線通信できる今回の期間Tを前回の期間T−1より長くする。
なお、通信部2aは、期間Tにおいて、基地局1からデータを受信しなかったとする。この場合、制御部2bは、例えば、通信部2aの次回無線通信できる期間T+1を初期値に戻す。また、通信部2aは、期間Tにおいて、基地局1からデータを受信したとする。この場合、制御部2bは、例えば、通信部2aの次回無線通信できる期間をさらに一定長延長する。例えば、制御部2bは、通信部2aの次回無線通信できる期間T+1を、今回の期間Tより長くする。
このように、基地局1の制御部1bは、無線端末2に送信した過去のデータ送信実績に基づいて、通信部1aの無線端末2と無線通信を行うことができる期間を制御する。また、無線端末2の制御部2bは、基地局1から受信した過去のデータ受信実績に基づいて、通信部2aの基地局1と無線通信を行うことができる期間を制御する。これにより、無線端末2のデータ受信のスループットを向上させ、また消費電力を抑制することができる。
例えば、基地局1から無線端末2に、間隔の長い周期で小さなデータが送信されているとする。この状態から、バースト状のデータが基地局1から無線端末2に送信されるようになると、通信部1a,2aの通信できる期間は長くなる。これにより、無線端末2のデータ受信のスループットを向上することができる。また、バースト状のデータが基地局1から無線端末2に送信されなくなり、間隔の長い周期で小さなデータが送信されるようになると、通信部1a,2aの通信できる期間は、例えば、初期値に戻され、短くなる。これにより、通信部1a,2aの通信しない期間を増やすことができ、消費電力を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図2に示すように、無線通信システムは、基地局11および無線端末12を有している。基地局11および無線端末12は、例えば、LTE−Aの通信方式に基づいて無線通信を行う。無線端末12は、例えば、スマートフォンまたは携帯電話機である。基地局11および無線端末12の詳細を説明する前に、DRXについて説明する。
図3は、DRXを説明する図である。図3の横軸は時間を示す。
無線端末は、オンデュレーション(On duration)の期間に、基地局から送信されるデータを受信できるよう受信機能(通信部)をオンし、自分宛てのPDCCH(Physical Downlink Control Channel)信号の有無を確認する。無線端末は、自分宛てのPDCCH信号があった場合、インアクティビティタイマ(Inactivity timer)を起動して、受信機能をオンする期間を延長する。すなわち、無線端末は、データを受信できる期間を延長する。
無線端末は、自分宛てのPDCCH信号がなかった場合、オンデュレーション期間経過後、受信機能をオフし、次のオンデュレーション期間まで受信機能をオフする。
オンデュレーションの期間とインアクティビティタイマの期間とを合わせた期間をアクティブタイム(Active time)と呼ぶ。無線端末は、このアクティブタイムの期間に、データを受信することができる。また、オンデュレーションからオンデュレーションまでの期間をDRXサイクル(DRX cycle)と呼ぶ。
オンデュレーション、インアクティビティタイマ、およびDRXサイクル(以下、パラメータと呼ぶことがある)は、基地局から無線端末に通知される。例えば、パラメータは、基地局から事前に、RRCシグナリングによって通知される。基地局と無線端末が同じパラメータを共有することで、基地局は、無線端末が受信機能をオンしているタイミングで、PDCCH信号およびデータを送信することができる。
なお、基地局では、図3に示すDRXサイクルがDTXサイクルとなる。また、基地局は、図3に示すオンデュレーションにPDCCH信号を無線端末に送信する。また、基地局は、PDCCH信号を無線端末に送信した場合、オンデュレーションの期間またはインアクティビティタイマの期間に、データを無線端末に送信する。
ここで、DRXサイクルを長くすると、無線端末は、受信機能をオンする機会を少なくできるので、消費電力を削減することができるが、データの受信機会が少なくなるので、受信スループットは低下する。例えば、無線端末は、基地局から小さなデータが長い間隔で時折送信される場合には、DRXサイクルが長くても適切にデータを受信できるが、バースト状のデータが送信される場合には、そのデータを適切に受信できず、受信スループットが低下する。
一方、DRXサイクルを短くすると、無線端末は、バースト状のデータを適切に受信できるようになるが、基地局から小さなデータが長い間隔でしか送信されなくなった場合には、電力を無駄に消費することになる。
また、アクティブタイムを短くすると、無線端末は、受信機能をオンする期間を短くできるので、消費電力を削減することができるが、データを受信できる期間が短くなるので、受信スループットは低下する。
一方、アクティブタイムを長くすると、無線端末は、バースト状のデータを適切に受信できるようになるが、基地局から小さなデータが長い間隔で送信されるようになった場合には、電力を無駄に消費することになる。
パラメータは、通信中に変更することが可能であるが、RRCシグナリングによって通知されるため、変更の反映までに時間を要する。すなわち、パラメータの変更は、固定的であり、データの通信状況に応じてダイナミックに可変できない。
そこで、図2に示す基地局11は、RRCシグナリングを用いず、過去のデータ送信実績に基づいてアクティブタイムをダイナミックに可変する。また、無線端末12は、RRCシグナリングを用いず、過去のデータ受信実績に基づいてアクティブタイムをダイナミックに可変する。
図4は、無線端末のデータ受信のタイミングチャートである。図4には、無線端末12のDRXサイクル、アクティブタイム、オンデュレーションタイム、およびインアクティビティタイマが示してある。
無線端末12は、過去に受信したデータの受信実績に基づいて、インアクティビティタイマを一定長延長する。例えば、無線端末12は、前回のDRXサイクルにおいて、基地局11からデータを受信していた場合、今回のインアクティビティタイマを一定長延長する。また、無線端末12は、前回のDRXサイクルにおいて、基地局11からデータを受信していない場合、インアクティビティタイマを初期値(例えば、RRCで事前設定した値)に戻す。
無線端末12は、PDCCH信号を受信した場合、基地局11からデータが送信される。従って、無線端末12は、前回のDRXサイクルにおいて、基地局11からPDCCH信号を受信していた場合、基地局11からデータを受信していたという実績を有することになる。
例えば、図4のDRXサイクルT−3を考える。前回のDRXサイクルT−4では、無線端末12は、PDCCH信号を受信していない。従って、無線端末12は、DRXサイクルT−3のインアクティビティタイマを延長しない。
DRXサイクルT−2を考える。前回のDRXサイクルT−3では、無線端末12は、PDCCH信号を受信している。従って、無線端末12は、DRXサイクルT−2のインアクティビティタイマを一定長延長する。例えば、インアクティビティタイマの初期値をt1とする。インアクティビティタイマを延長する一定長をaとする。この場合、DRXサイクルT−2のインアクティビティタイマは、t1+aとなる。
DRXサイクルT−1を考える。前回のDRXサイクルT−2では、無線端末12は、PDCCH信号を受信している。従って、無線端末12は、DRXサイクルT−1のインアクティビティタイマを一定長延長する。例えば、DRXサイクルT−1のインアクティビティタイマは、t1+a+aとなる。
DRXサイクルTを考える。前回のDRXサイクルT−1では、無線端末12は、PDCCH信号を受信していない。従って、無線端末12は、DRXサイクルTのインアクティビティタイマを初期値に戻す。例えば、DRXサイクルT−1のインアクティビティタイマは、t1となる。
これにより、無線端末12は、各DRXサイクルで連続してデータを受信していれば、インアクティビティタイマがますます長くなる。従って、無線端末12は、バースト状のデータを受信するようになっても、適切にそのデータを受信することができるようになる。また、前回のDRXサイクルでデータを受信していなければ、インアクティビティタイマは初期値に戻される。従って、無線端末12は、バースト状のデータを受信しなくなると、消費電力を低減することができる。
基地局11も無線端末12と同様に、前回のDRX(DTX)サイクルにおいて、無線端末12にデータを送信していた場合、インアクティビティタイマを一定長延長する。また、基地局11は、前回のDRXサイクルにおいて、無線端末12にデータを送信していない場合、インアクティビティタイマを初期値に戻す。
なお、基地局11は、PDCCH信号を無線端末12に送信して、無線端末12にデータを送信する。従って、基地局11は、前回のDRXサイクルにおいて、無線端末12にPDCCH信号を送信した場合、無線端末12にデータを送信したという実績を有することになる。または、基地局11は、前回のDRXサイクルにおいて、無線端末12からACK/NACK信号を受信した場合、無線端末12にデータを送信したという実績を有することになる。無線端末12から受信するACK/NACK信号は、無線端末12がデータを受信したか否かを示す信号であるからである。
上記では、基地局11および無線端末12は、アクティブタイムのインアクティビティタイマを一定長延長するとしたが、オンデュレーションを延長するようにしてもよい。これによっても、基地局11および無線端末12は、過去のデータ通信実績に基づいてアクティブタイムをダイナミックに可変できる。
図5は、基地局のブロック図である。図5に示すように、基地局11は、通信制御部21、BB(BaseBand)部22、および無線部23を有している。通信制御部21は、送信判断部21aおよびDRX制御部21bを有している。なお、通信制御部21は、例えば、図1の制御部1bに対応し、BB部22および無線部23は、通信部1aに対応する。
送信判断部21aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部23がデータを無線端末12に送信したか判断する。例えば、送信判断部21aは、無線部23がPDCCH信号を送信したか判断して、データを無線端末12に送信したか判断する。または、送信判断部21aは、無線部23が無線端末12からACK/NACK信号を受信したか判断して、データを無線端末12に送信したか判断する。
DRX制御部21bは、送信判断部21aが前回のDRXサイクルにおいて、データを無線端末12に送信したと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを一定長延長する。また、DRX制御部21bは、送信判断部21aが前回のDRXサイクルにおいて、データを無線端末12に送信していないと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを初期値に戻す。
BB部22は、無線端末12に送信するデータのBB処理を行う。また、BB部22は、オンデュレーション期間において、PDCCH信号を送信する。また、BB部22は、アクティブタイムにおいて、無線端末12にデータを送信する。また、BB部22は、DRX制御部21bの制御に応じて、無線端末12に送信するデータのインアクティビティタイマを可変する。
無線部23は、無線端末12に送信するデータの無線信号処理を行う。例えば、無線部23は、無線端末12に送信するデータの周波数を無線周波数に変換する。また、無線部23は、無線端末12から受信するデータの無線処理を行う。例えば、無線部23は、無線端末12から受信するデータの周波数をベースバンド周波数に変換する。
なお、上記では、DRX制御部21bは、インアクティビティタイマを可変するようにしたが、オンデュレーションを可変してもよい。
また、BB部22および無線部23は、アクティブタイム以外の期間において、電源をオフする。すなわち、BB部22および無線部23は、データ通信しない期間、電源をオフして、消費電力の低減を図る。
図6は、基地局の動作を示したフローチャートである。
[ステップS1]送信判断部21aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部23がPDCCH信号を送信したか否か判断する。すなわち、送信判断部21aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部23が無線端末12にデータを送信したか否か判断する。送信判断部21aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部23がPDCCH信号を送信していた場合、ステップS2へ進む。送信判断部21aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部23がPDCCH信号を送信していない場合、ステップS3へ進む。
[ステップS2]DRX制御部21bは、送信判断部21aが前回のDRXサイクルにおいて、PDCCH信号を送信したと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを一定長延長する。
[ステップS3]DRX制御部21bは、送信判断部21aが前回のDRXサイクルにおいて、PDCCH信号を送信していないと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマをリセットする(初期値に戻す)。
なお、ステップS1では、送信判断部21aは、PDDCH信号の送信を判断したが、無線端末12からのACK/NACK信号の受信を判断してもよい。また、ステップS2,S3では、DRX制御部21bは、インアクティビティタイマを可変するようにしたが、オンデュレーション期間を可変するようにしてもよい。
図7は、無線端末のブロック図である。図7に示すように、無線端末12は、通信制御部31、BB部32、および無線部33を有している。通信制御部31は、受信判断部31aおよびDRX制御部31bを有している。なお、通信制御部31は、例えば、図1の制御部2bに対応し、BB部32および無線部33は、通信部2aに対応する。
受信判断部31aは、前回のDRXサイクルにおいて、基地局11からデータを受信したか判断する。受信判断部31aは、例えば、無線部33がPDCCH信号を受信したか判断して、基地局11からデータを受信したか判断する。
DRX制御部31bは、受信判断部31aが前回のDRXサイクルにおいて、データを基地局11から受信したと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを一定長延長する。また、DRX制御部31bは、受信判断部31aが前回のDRXサイクルにおいて、データを基地局11から受信していないと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを初期値に戻す。
BB部32は、基地局11と送受信するデータのBB処理を行う。また、BB部32は、オンデュレーション期間において、PDCCH信号を受信する。また、BB部32は、アクティブタイムにおいて、基地局11からデータを受信する。また、BB部32は、DRX制御部31bの制御に応じて、基地局11から受信するデータのインアクティビティタイマを可変する。
無線部33は、基地局11に送信するデータの無線信号処理を行う。例えば、無線部33は、基地局11に送信するデータの周波数を無線周波数に変換する。また、無線部33は、基地局11から受信するデータの無線処理を行う。例えば、無線部33は、基地局11から受信するデータの周波数をベースバンド周波数に変換する。
なお、上記では、DRX制御部31bは、インアクティビティタイマを可変するようにしたが、オンデュレーションを可変してもよい。
また、BB部32および無線部33は、アクティブタイム以外の期間において、電源をオフする。すなわち、BB部32および無線部33は、データ通信しない期間、電源をオフして、消費電力の低減を図る。
図8は、無線端末の動作を示したフローチャートである。
[ステップS11]受信判断部31aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部33がPDCCH信号を受信したか否か判断する。すなわち、受信判断部31aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部33が基地局11からデータを受信したか否か判断する。受信判断部31aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部33がPDCCH信号を受信していた場合、ステップS12へ進む。受信判断部31aは、前回のDRXサイクルにおいて、無線部33がPDCCH信号を受信していない場合、ステップS13へ進む。
[ステップS12]DRX制御部31bは、受信判断部31aが前回のDRXサイクルにおいて、PDCCH信号を受信していたと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを一定長延長する。
[ステップS13]DRX制御部31bは、受信判断部31aが前回のDRXサイクルにおいて、PDCCH信号を受信していないと判断した場合、今回のDRXサイクルのインアクティビティタイマを初期値に戻す。
なお、ステップS12,S13では、DRX制御部31bは、インアクティビティタイマを可変するようにしたが、オンデュレーション期間を可変するようにしてもよい。
このように、基地局11の通信制御部21は、前回のDRXサイクルにおいてデータを送信したか否かによって、今回のDRXサイクルにおけるアクティブタイム(インアクティビティタイマまたはオンデュレーション)を制御する。また、無線端末12の通信制御部31は、前回のDRXサイクルにおいてデータを受信したか否かによって、今回のDRXサイクルにおけるアクティブタイムを制御する。これにより、無線端末12のデータ受信のスループットを向上させ、また消費電力を抑制することができる。
また、基地局11および無線端末12は、前回のアクティブタイムを一定長延長して、今回のアクティブタイムとするようにした。これにより、アクティブタイムは、連続してデータ通信が行われると、それに比例して長くなり、バースト状のデータのスループットを向上することができる。
なお、上記では、無線端末12は、前回のDRXサイクルにおけるデータ通信に基づいて、アクティブタイムを制御するようにしたが、過去の連続した所定数のDRXサイクルにおいてデータ通信を行っていた場合に、アクティブタイムを制御するようにしてもよい。
例えば、図4において、無線端末12は、DRXサイクルT−4においてもPDCCH信号を受信していたとする。また、無線端末12は、過去の連続した3回のDRXサイクルにおいてデータ受信を行っていた場合に、インアクティビティタイマを一定長延長するとする。
この場合、無線端末12は、DRXサイクルT−1においては、過去の連続した3回のDRXサイクルT−4〜T−2においてデータ受信を行っているので、インアクティビティタイマを一定長延長する。また、無線端末12は、DRXサイクルTにおいては、過去の連続した3回のDRXサイクルにおいてデータ受信を行っていないので(DRXサイクルT−1では、データを受信していない)、インアクティビティタイマを初期値に戻す。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第2の実施の形態では、前回または過去の連続した所定数のDRXサイクルにおいて、データを送信または受信したか否かによって、今回のDRXサイクルのアクティブタイムを可変するようにした。第3の実施の形態では、過去の単位時間におけるデータの送信回数または受信回数に基づいて、今回のDRXサイクルのアクティブタイムを可変するようにする。
図9は、第3の実施の形態に係る無線端末のデータ受信のタイミングチャートである。図9には、無線端末12のDRXサイクル、アクティブタイム、オンデュレーションタイム、およびインアクティビティタイマが示してある。また、図9には、単位時間TU1,TU2(TU1とTU2は同じ時間幅)が示してある。
無線端末12は、過去の単位時間におけるデータの受信回数に基づいて、インアクティビティタイマを延長する。例えば、無線端末12は、過去の単位時間におけるデータの受信回数が多いほど、インアクティビティタイマを延長する。すなわち、無線端末12は、過去の単位時間におけるデータの受信回数に比例して、インアクティビティタイマを延長する。
例えば、図9のDRXサイクルT−1を考える。DRXサイクルT−1からの過去の単位時間TU1におけるPDCCH信号の受信回数は、3回である。従って、無線端末12は、受信回数3回に比例した期間、DRXサイクルT−1のインアクティビティタイマを延長する。
例えば、インアクティビティタイマの初期値をt1とする。無線端末12がPDCCH信号の受信回数に比例して延長する期間をnTe(nはPDCCH信号受信回数)とする。この場合、DRXサイクルT−1のインアクティビティタイマは、t1+3Teとなる。
DRXサイクルTを考える。DRXサイクルTからの過去の単位時間TU2におけるPDCCH信号の受信回数は、2回である。従って、無線端末12は、受信回数2回に比例した期間、DRXサイクルTのインアクティビティタイマを延長する。例えば、DRXサイクルTのインアクティビティタイマは、t1+2Teとなる。
このように、無線端末12は、過去の単位時間におけるデータの受信回数に比例して、インアクティビティタイマを可変する。これにより、無線端末12は、バースト状のデータを受信するようになれば、インアクティビティタイマを延長し、バースト状のデータを受信しなくなれば、インアクティビティタイマを短くしていく。これにより、無線端末12は、受信スループットを向上させ、消費電力を抑制することができる。
なお、基地局11も同様に、過去の単位時間におけるデータの送信回数に比例して、インアクティビティタイマを可変する。
また、上記では、基地局11および無線端末12は、アクティブタイムのインアクティビティタイマを延長するとしたが、オンデュレーションを延長するようにしてもよい。
図10は、基地局のブロック図である。図10において、図5と同じものには同じ符号が付してある。基地局11は、通信制御部41を有している。通信制御部41は、カウント部41aおよびDRX制御部41bを有している。
カウント部41aは、過去の単位時間における、無線部23のデータの送信回数をカウントする。カウント部41aは、例えば、過去の単位時間における、PDCCH信号の送信回数をカウントして、無線部23のデータの送信回数をカウントする。
DRX制御部41bは、カウント部41aのカウントした送信回数に基づいて、DRXサイクルのアクティブタイム(インアクティビティタイマまたはオンデュレーション)を可変する。
図11は、基地局の動作を示したフローチャートである。
[ステップS21]カウント部41aは、過去の単位時間あたりの、無線部23のPDCCH信号の送信回数nをカウントする。
[ステップS22]DRX制御部21bは、カウント部41aのカウントした送信回数nに基づいて、インアクティビティタイマを変更する。
なお、ステップS21では、カウント部41aは、PDCCH信号の送信回数をカウントしたが、無線端末12から送信されるACK/NACK信号の受信回数をカウントしてもよい。
また、ステップS22では、DRX制御部41bは、カウント部41aがカウントした送信回数nに基づいて、インアクティビティタイマを変更したが、オンデュレーションの期間を変更するようにしてもよい。
図12は、無線端末のブロック図である。図12において、図7と同じものには同じ符号が付してある。無線端末12は、通信制御部51を有している。通信制御部51は、カウント部51aおよびDRX制御部51bを有している。
カウント部51aは、過去の単位時間における、無線部33のデータの受信回数をカウントする。カウント部51aは、例えば、過去の単位時間における、PDCCH信号の受信回数をカウントして、無線部33のデータの受信回数をカウントする。
DRX制御部51bは、カウント部51aのカウントした送信回数に基づいて、DRXサイクルのアクティブタイム(インアクティビティタイマまたはオンデュレーション)を可変する。
図13は、無線端末の動作を示したフローチャートである。
[ステップS31]カウント部51aは、過去の単位時間あたりの、無線部33が基地局11から受信したPDCCH信号の受信回数nをカウントする。
[ステップS32]DRX制御部51bは、カウント部51aがカウントした受信回数nに基づいて、インアクティビティタイマを変更する。
なお、ステップS32では、DRX制御部51bは、カウント部51aのカウントした受信回数nに基づいて、インアクティビティタイマを変更したが、オンデュレーションの期間を変更するようにしてもよい。
図14は、基地局のハードウェア構成例を示した図である。図14に示すように、基地局11は、プロセッサ61、HDD(Hard Disk Drive)62、RAM(Random Access Memory)63、BB部64、RF(Radio Frequency)部65、IF(InterFace)部66、およびバス67を有している。
プロセッサ61は、バス67を介して、HDD62、RAM63、BB部64、RF部65、およびIF部66と接続されている。基地局11は、プロセッサ61によって装置全体が制御されている。プロセッサ61は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。
HDD62には、OS(Operating System)のプログラムやアクティブタイムを制御するためのプログラム、基地局11の動作を規定するプログラムが格納されている。RAM63には、プロセッサ61の各種処理で用いられるデータやプログラムの一部または全部が一時的に格納される。図1に示す制御部1b,2bは、例えば、プロセッサ61によって、その機能が実現される。また、図5に示す通信制御部21および図10に示す通信制御部41は、例えば、プロセッサ61によって、その機能が実現される。
BB部64は、無線端末12に送信するデータおよび無線端末12から受信するデータのBB処理を行う。図5および図10に示すBB部22は、例えば、BB部64に対応する。
RF部65は、無線端末12に送信するデータおよび無線端末12から受信するデータの無線処理を行う。図5および図10に示す無線部23は、例えば、RF部65に対応する。図1に示す通信部1aは、例えば、BB部64とRF部65とによって、その機能が実現される。
IF部66は、上位装置であるCN(Core Network)装置またはCNに設けられたサーバと、例えば、有線を介して通信する。
無線端末12のハードウェア構成は、図14と同様になる。ただし、無線端末12は、IF部66を有さない。また、HDD62は、フラッシュメモリであってもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 基地局
1a,2a 通信部
1b,2b 制御部
2 無線端末

Claims (18)

  1. 無線端末と無線通信を行う基地局において、
    間欠的に前記無線端末と無線通信を行う通信部と、
    前記無線端末に過去に送信したデータの送信実績に基づいて、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記無線端末へ物理下り制御チャネルを送信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記物理下り制御チャネルを送信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す、
    とを特徴とする基地局。
  2. 前記制御部は、前記通信部が前回または過去の連続した所定数の無線通信において前記無線端末にデータを送信していた場合、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を一定長延長することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  3. 前記制御部は、前回の無線通信を行うことができた期間を一定長延長して、今回の無線通信を行うことができる期間とすることを特徴とする請求項2記載の基地局。
  4. 前記制御部は、前記通信部が前回または過去の連続した所定数の無線通信において前記無線端末にデータを送信していない場合、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を初期値に戻すことを特徴とする請求項1記載の基地局。
  5. 前記制御部は、前記通信部の過去の単位時間におけるデータの送信回数に基づいて、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を制御することを特徴とする請求項1記載の基地局。
  6. 前記制御部は、前記送信回数に比例して、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を延長することを特徴とする請求項5記載の基地局。
  7. 前記制御部は、今回の前記期間を延長する場合、過去の単位時間において前記物理下り制御チャネルの送信回数がN回であった場合、今回の前記期間を、送信回数Nに比例したN・Te(Teは定数)延長することを特徴とする請求項6記載の基地局。
  8. 基地局と無線通信を行う無線端末において、
    間欠的に前記基地局と無線通信を行う通信部と、
    前記基地局から過去に受信したデータの受信実績に基づいて、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記基地局から送信される物理下り制御チャネルを受信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記物理下り制御チャネルを受信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す、
    とを特徴とする無線端末。
  9. 前記制御部は、前記通信部が前回または過去の連続した所定数の無線通信において前記基地局からデータを受信していた場合、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を一定長延長することを特徴とする請求項記載の無線端末。
  10. 前記制御部は、前回の無線通信を行うことができた期間を一定長延長して、今回の無線通信を行うことができる期間とすることを特徴とする請求項記載の無線端末。
  11. 前記制御部は、前記通信部が前回または過去の連続した所定数の無線通信において前記基地局からデータを受信していない場合、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を初期値に戻すことを特徴とする請求項記載の無線端末。
  12. 前記制御部は、前記通信部の過去の単位時間におけるデータの受信回数に基づいて、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を制御することを特徴とする請求項記載の無線端末。
  13. 前記制御部は、前記受信回数に比例して、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を延長することを特徴とする請求項12記載の無線端末。
  14. 前記制御部は、今回の前記期間を延長する場合、過去の単位時間において前記物理下り制御チャネルの受信回数がN回であった場合、今回の前記期間を、受信回数Nに比例したN・Te(Teは定数)延長することを特徴とする請求項13記載の無線端末。
  15. 基地局と無線端末とを有する無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、
    間欠的に前記無線端末と無線通信を行う基地局通信部と、
    前記無線端末に過去に送信したデータの送信実績に基づいて、前記基地局通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を制御する基地局制御部と、を備え、
    前記基地局制御部は、
    前回の前記期間で、前記基地局通信部が前記無線端末へ物理下り制御チャネルを送信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記基地局通信部が前記物理下り制御チャネルを送信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻し、
    前記無線端末は、
    間欠的に前記基地局と無線通信を行う端末通信部と、
    前記基地局から過去に受信したデータの受信実績に基づいて、前記端末通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を制御する端末制御部と、を備え、
    前記端末制御部は、
    前回の前記期間で、前記端末通信部が前記基地局から送信される前記物理下り制御チャネルを受信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記端末通信部が前記物理下り制御チャネルを受信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す、
    とを特徴とする無線通信システム。
  16. 無線端末と無線通信を行う基地局の無線通信方法において、
    通信部によって、間欠的に前記無線端末と無線通信を行い、
    制御部によって、前記無線端末に過去に送信したデータの送信実績に基づいて、前記通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を制御
    前記制御部は、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記無線端末へ物理下り制御チャネルを送信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記物理下り制御チャネルを送信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  17. 基地局と無線通信を行う無線端末の無線通信方法において、
    通信部によって、間欠的に前記基地局と無線通信を行い、
    制御部によって、前記基地局から過去に受信したデータの受信実績に基づいて、前記通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を制御
    前記制御部は、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記基地局から送信される物理下り制御チャネルを受信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記通信部が前記物理下り制御チャネルを受信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  18. 基地局と無線端末とを有する無線通信システムの無線通信方法において、
    前記基地局は、
    基地局通信部によって、間欠的に前記無線端末と無線通信を行い、
    基地局制御部によって、前記無線端末に過去に送信したデータの送信実績に基づいて、前記基地局通信部の前記無線端末と無線通信を行うことができる期間を制御し、
    前記基地局制御部は、
    前回の前記期間で、前記基地局通信部が前記無線端末へ物理下り制御チャネルを送信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記基地局通信部が前記物理下り制御チャネルを送信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻し、
    前記無線端末は、
    端末通信部によって、間欠的に前記基地局と無線通信を行い、
    端末制御部によって、前記基地局から過去に受信したデータの受信実績に基づいて、前記端末通信部の前記基地局と無線通信を行うことができる期間を制御
    前記端末制御部は、
    前回の前記期間で、前記端末通信部が前記基地局から送信される前記物理下り制御チャネルを受信した場合は、前回の前記期間に連続する今回の前記期間を一定長延長し、
    前回の前記期間で、前記端末通信部が前記物理下り制御チャネルを受信していない場合は、今回の前記期間を初期値に戻す、
    ことを特徴とする無線通信方法。
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