JP5731964B2 - 機器管理システム、機器管理方法および機器管理プログラム - Google Patents

機器管理システム、機器管理方法および機器管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ホームネットワークに接続された機器を管理する機器管理システム、機器管理方法および機器管理プログラムに関する。
現在、ホームネットワークには、様々な機器が接続されている。例えば、SIPなどのプロトコルにより接続される電話系機器、UPnP、DLNA、HTTPなどのプロトコルにより接続される PC系およびAV系機器、ZigBee、特小無線などのプロトコルにより接続されるセンサ系機器などがある。
従来、これらの複数の機器を連携させたサービスを構築する場合、例えば、非特許文献1に記載されたOSGiサービス・アグリゲーション・プラットフォーム(OSAP)を用いることが考えられる。
「OSGiサービス・アグリゲーション・プラットフォーム(OSAP)」、NTT研究開発この一年 2007年報、[online]、インターネット<http://www.ntt.co.jp/RD/OFIS/active/2007pdf/hot/pf/01.html>
しかしながら、非特許文献1の技術では、以下の課題がある。すなわち、ゲートウェイは宅内に配置されるため、宅内の機器のみに対しての通信機能および通信管理機能を持つ。そのため、複数の宅内をまたがる機器を連携したサービス(例えば、ある家で侵入センサに反応があった場合、地域一帯の宅内の警報装置を鳴動させる地域セキュリティサービス)を実現することは、困難である。
また、非特許文献1の技術を拡張して、複数の宅内にまたがる機器を連携したサービスを構築する場合、各サービス提供者がそれぞれサーバを設置し、複数の宅内のサービスプログラムが当該サーバと連携することで実現することとなるが、一般的に、ゲートウェイの外部ネットワーク側のアドレスは固定ではない。そのため、各サービス提供者は、サービスプログラム毎に、どの家のどの機器と通信するには、どのIDやアドレスを使うべきかという管理を行う必要があり、開発・運用負担が大きい。また、ユーザにとっても宅内の情報を個々別々に多数のサービス提供者に通知したくないという心理的障壁(例えば、宅内情報が漏えいした場合に悪用されるというセキュリティ上の不安)がある。また、「地域」等の特定の端末集団を対象とした複数のサービスを提供する場合にも、ユーザは、個別に設定を行う必要があり、面倒である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の宅内に配置された機器を連携させるサービスを、より容易に構築可能な機器管理システム、機器管理方法および機器管理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ホームネットワーク上の機器を管理する機器管理システムであって、前記ホームネットワークに接続されるゲートウェイと、仮想ゲートウェイと、コミュニティ管理サーバとを有し、前記ゲートウェイは、当該ゲートウェイに接続された機器と通信するとともに、当該機器のローカルIDを生成する機器通信手段と、前記ローカルIDおよび当該ゲートウェイのゲートウェイIDを用いて前記仮想ゲートウェイと通信する仮想端末手段と、を有し、前記仮想ゲートウェイは、前記仮想端末手段とゲートウェイIDおよびローカルIDを用いて通信するとともに、外部サーバと通信するための前記機器のエイリアスIDを設定し、当該エイリアスIDを用いて前記外部サーバと通信し、前記コミュニティ管理サーバへの所定の機器の公開要求を受け付けると、当該機器用のエイリアスIDを設定し、設定したエイリアスIDを前記コミュニティ管理サーバに通知し、前記コミュニティ管理サーバは、前記通知されたエイリアスIDを、当該コミュニティ管理サーバが備える管理情報記憶手段に登録する。
本発明は、機器管理システムが行う、危機管理ホームネットワーク上の機器を管理する機器管理方法であって、前記機器管理システムは、前記ホームネットワークに接続されるゲートウェイと、仮想ゲートウェイと、コミュニティ管理サーバとを有し、前記ゲートウェイは、新たな機器の接続を検知して、検知した機器のローカルIDを生成する生成ステップと、前記ローカルIDおよび当該ゲートウェイのゲートウェイIDを前記仮想ゲートウェイに通知する通知ステップと、を行い、前記仮想ゲートウェイは、前記ゲートウェイとゲートウェイIDおよびローカルIDを用いて通信するとともに、外部サーバと通信するための前記機器のエイリアスIDを設定し、当該エイリアスIDを用いて前記外部サーバと通信する通信ステップと、前記コミュニティ管理サーバへの所定の機器の公開要求を受け付けると、当該機器用のエイリアスIDを設定し、設定したエイリアスIDを前記コミュニティ管理サーバに通知する通知ステップと、を行い、前記コミュニティ管理サーバは、前記通知されたエイリアスIDを、当該コミュニティ管理サーバが備える管理情報記憶部に登録する登録ステップを行う。
本発明は、前記機器管理方法をコンピュータシステムに実行させるための機器管理プログラムである。
本発明によれば、複数の宅内に配置された機器を連携させるサービスを、より容易に構築可能な機器管理システム、機器管理方法および機器管理プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る機器管理システムの全体構成図である。 ゲートウェイの管理情報の一例を示す図である。 仮想ゲートウェイの管理情報の一例を示す図である。 コミュニティ管理サーバの管理情報の一例を示す図である。 機器の接続時のシーケンスである。 サービスサーバから機器への通信時のシーケンスである。 操作端末から機器への通信時のシーケンスである。 機器からサービスサーバへの通信時のシーケンスである。 機器から機器への通信時のシーケンスである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る機器管理システムの全体構成図である。
本実施形態の機器管理システムは、各宅内に配置されるゲートウェイ(GW)gw01〜04と、仮想ゲートウェイ(仮想GW)vg01〜03と、コミュニティ管理サーバc01〜03と、サービスサーバs01〜02とを備える。
各ゲートウェイgw01〜04は、ホームネットワークに接続され、当該ホームネットワークを介して、様々な通信種別の様々な機器(宅内機器)が接続されている。図示する例では、A宅のゲートウェイgw01には、SIPプロトコルで通信する電話機(Tel)、ZigBeeプロトコルで通信する温度センサ(Sensor)、UPnPのプリンタ(Printer)、DLNAのハードディスクレコーダ(HDDR)が、有線LAN、無線LAN、USB、シリアルなどのホームネットワークを介して接続されている。
ゲートウェイgw01〜04は、宅内の機器と通信し、それらを仮想端末として管理し、仮想ゲートウェイvg01〜03に通知する。本実施形態のゲートウェイは、接続された機器と通信するとともに、当該機器のローカルIDを生成する機器通信部11と、ローカルIDおよび当該ゲートウェイのゲートウェイIDを用いて仮想ゲートウェイと通信する仮想端末部12と、を有する。
機器通信部11は、通信種別毎に複数存在し、A宅のゲートウェイgw01では、SIP 用、ZigBee用、UPnP用およびDLNA用の機器通信部を有する。機器通信部11は、機器との通信内容を対応する仮想端末部12に通知する。
仮想端末部12は、機器通信部11に対しN個(Nは0以上の整数)存在する。また、仮想端末部12は、原則として、機器毎に存在するが必ずしも1:1である必要はない。例えば、1つの機器が複数の仮想端末部12となる場合もあるし、逆の場合もあってよい。機器通信部11は、新たな機器を発見するたびに、その通信内容に基づいて発見した機器の仮想端末部12を生成する。
各仮想端末部12は、仮想ゲートウェイと通信するためのローカルIDと、通信種別と、実際の機器と通信するための機器固有IDおよび接続先情報と、機器種別とを管理情報として、図示しない記憶部にそれぞれ保持する。そして、仮想端末部12は、ローカルIDと、当該ゲートウェイの外部ネットワーク側の接続先情報(IPアドレス等)を、仮想ゲートウェイに定期的に通知する。
図2は、図1のA宅のゲートウェイgw01の各仮想端末部12がそれぞれ保持する管理情報を一覧形式で示したものである。図2では、例えば、電話機の機器に対応する仮想端末部12は、ローカルID(L10)と、通信種別(SIP)と、機器固有ID(MACアドレス)と、接続先情報(IPアドレス)と、機器種別(電話系)とを保持する。また、センサの機器に対応する仮想端末部12は、ローカルID(L20)と、通信種別(ZigBee)と、機器固有ID(id)と、接続先情報(USBアドレス)と、機器種別(センサ系)とを保持する。なお、機器固有IDと接続先情報は、通信種別によって指定方法が異なる。
また、各ゲートウェイgw01〜04は、例えばインターネット等のネットワークを介して各仮想ゲートウェイvg01〜03に接続されている。なお、ゲートウェイgw01〜04は、仮想ゲートウェイvg01〜03と、1:1に対応してもよいし、1:NまたはN:1に対応してもよい。また、ゲートウェイと仮想ゲートウェイとが1:1に対応している場合には、仮想ゲートウェイは、宅内のゲートウェイの中に設置されることとしてもよい。また、ゲートウェイgw01〜04の実施形態として宅内の装置ではなく、携帯電話やスマートフォンにより実現してもよい。
仮想ゲートウェイvg01〜03は、少なくとも1つのゲートウェイgw01〜04に接続されるとともに、少なくとも1つのコミュニティ管理サーバc01〜03に接続される。そして、仮想ゲートウェイvg01〜03は、ゲートウェイgw01〜04から通知された仮想端末部12の情報を管理し、コミュニティ管理サーバc01〜03に通知する。
また、仮想ゲートウェイvg01〜03は、ユーザが設定を行うためのインタフェースを備え、ユーザは、操作端末(不図示)を用いて、どの仮想端末部12(機器)をどのコミュニティ管理サーバc01〜03に公開するかを設定することができる。仮想ゲートウェイvg01〜03は、ユーザが公開を設定した仮想端末部12に対して、コミュニティ管理サーバc01〜03毎に異なるエイリアスID(コミュニティ管理サーバと通信するための接続用ID)を発行し、発行したエイリアスIDを当該仮想ゲートウェイの接続先情報(IPアドレス等)および機器種別とともにコミュニティ管理サーバc01〜03に通知する。また、仮想ゲートウェイvg01〜03は、当該仮想ゲートウェイが備える記憶部(不図示)に管理情報を保持する。
図3は、図1に示す仮想ゲートウェイvg01の管理情報の一例を示すものである。図示する管理情報は、ゲートウェイgw01が備える仮想端末部12毎に、エイリアスIDと、仮想ID(ゲートウェイID+ローカルID)と、ゲートウェイへの接続先情報と、機器種別とを有する。このような管理情報を保持することで、仮想ゲートウェイは、仮想端末部12とゲートウェイIDおよびローカルIDを用いて通信するとともに、エイリアスIDを用いてコミュニティ管理サーバと通信することができる。
コミュニティ管理サーバc01〜03は、少なくとも1つの仮想ゲートウェイvg01〜03に接続される。また、コミュニティ管理サーバc01〜03は、サービスサーバs01〜02に接続されていてもよい。
コミュニティ管理サーバc01〜03は、複数の仮想ゲートウェイvg01〜03から通知される仮想端末部12へのエイリアスIDを含む管理情報を、図示しない記憶部に記憶し、管理する。コミュニティ管理サーバc01〜03は、例えば、「A小学校学区」、「B町町内会」、「C株式会社」、「D家親戚」等、ある目的で集まったコミュニティ(グループ)ごとに存在し、それらの単位で公開される仮想端末部12を管理する。
図4は、図1に示すコミュニティ管理サーバc01の管理情報の一例を示すものである。図示する管理情報は、仮想端末部12毎に、エイリアスIDと、仮想ゲートウェイへの接続先情報と、端末種別とを保持する。
コミュニティの管理者が、あるサービス提供者と契約すると、コミュニティ管理サーバc01〜03は、管理情報として記憶部に記憶された仮想ゲートウェイが公開する仮想端末部12の情報を対応するサービスサーバs01〜02に公開する。具体的には、仮想端末部12の情報の通知、また仮想端末部12との通信インタフェースを提供する。これにより、コミュニティ管理サーバc01〜03は、サービスサーバs01〜02と、エイリアスIDを用いて通信することができる。
サービスサーバs01〜02は、あるサービスロジックをもとに、あるコミュニティ管理サーバに登録された仮想端末部12の機器との通信を行うことで、サービスを提供する。サービスサーバs01〜02は、コミュニティ管理サーバc01〜03が公開するコミュニティ内の仮想端末部12の情報に基づいて、仮想端末部12を選択し、仮想端末部12との通信を行うことでユーザにサービスを提供する。
ゲートウェイ、仮想ゲートウェイ、コミュニティ管理サーバおよびサービスサーバは、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、ゲートウェイ、仮想ゲートウェイ、コミュニティ管理サーバおよびサービスサーバの各機能は、ゲートウェイ用のプログラムの場合はゲートウェイのCPUが、仮想ゲートウェイ用のプログラムの場合は仮想ゲートウェイのCPUが、コミュニティ管理サーバ用のプログラムの場合はコミュニティ管理サーバのCPUが、サービスサーバ用のプログラムの場合はサービスサーバのCPUがそれぞれ実行することにより実現される。
また、ゲートウェイ用のプログラム、仮想ゲートウェイ用のプログラム、コミュニティ管理サーバ用のプログラムおよびサービスサーバ用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図5は、ある宅内のホームネットワークに、新たな機器が接続された場合に、当該機器に関する情報が、ゲートウェイにより仮想端末化され、最終的にコミュニティ管理サーバに通知されるシーケンス1を示すものである。
宅内において、新たな機器がゲートウェイに接続されると、ゲートウェイにおいては、当該機器からの通信種別に対応した機器通信部が、当該機器から送信される機器固有IDと、接続先情報と、機器種別とを受信し(S100)、当該機器に対応する仮想端末部を生成し、当該機器のローカルIDを払い出す(S101)。そして、機器通信部は、払い出したローカルIDと、通信種別と、当該機器から受信した情報(機器固有ID、接続先情報、機器種別)とを含む管理情報(図2参照)を、仮想端末部に設定する。仮想端末部は、ローカルIDと端末種別とを、当該ゲートウェイのゲートウェイIDおよび接続先情報(IPアドレス)ともに、対応する仮想ゲートウェイに送信する(S102)。
仮想ゲートウェイは、仮想端末部から情報を受信すると、記憶部に記憶された管理情報(図3参照)に受信した情報を登録する(S103)。ここでは、仮想ID(ゲートウェイID+ローカルID)と、ゲートウェイの接続先情報と、端末種別とが設定される。
そして、ユーザは、PCなどの操作端末(不図示)を用いて、仮想ゲートウェイにアクセスし、どの仮想端末部(機器)をどのコミュニティ管理サーバに公開するかを設定する。すなわち、操作端末は、ユーザの指示を受け付けて、所望のコミュニティ管理サーバと、当該コミュニティ管理サーバに公開する仮想端末部の仮想IDと指定した公開要求を、仮想ゲートウェイに送信する(S104)。
仮想ゲートウェイは、操作端末から公開要求を受信すると、要求された仮想端末部に対する、指定されたコミュニティ管理サーバ用のエイリアスIDを払い出し、当該仮想ゲートウェイの管理情報を更新する。すなわち、払い出したエイリアスIDを、管理情報の指定された仮想端末部(仮想ID)に対応する欄に設定する(図3参照)。そして、仮想ゲートウェイは、管理情報に設定された当該仮想端末部のエイリアスID、当該仮想ゲートウェイの接続先情報および機器種別とを、指定されたコミュニティ管理サーバに通知する(S105)。
コミュニティ管理サーバは、仮想ゲートウェイからの通知を受け付けて、当該コミュニティ管理サーバの管理情報(図4参照)に登録する。
図6は、あるコミュニティ管理サーバが、あるサービスサーバにサービスの契約している際に(S200)、サービスサーバからある機器(仮想端末部)への通信を行うシーケンス2−1である。本シーケンスの例としては、所定の機器である警報機を鳴動させたい場合などが考えられる。なお、S200でサービスの契約をする際に、コミュニティ管理サーバは、当該コミュニティ管理サーバが備える管理情報(図4参照)を、契約先のサービスサーバに送信する。
まず、サービスサーバは、コミュニティ管理サーバから受け付けた管理情報に基づいて、通信対象の仮想端末部を選択し、通信を開始する(S201)。仮想端末部の選択は、本実施形態では、機器種別に基づいて選択するものとする。すなわち所定の機器種別の仮想端末部を通信対象として選択する。そして、サービスサーバは、選択した仮想端末部のエイリアスIDおよび通信内容をコミュニティ管理サーバに送信し、通信を開始する。
コミュニティ管理サーバは、管理情報(図4)を参照し、選択されたエイリアスID(仮想端末部)の接続先情報を用いて、対応する仮想ゲートウェイに当該エイリアスID宛の通信内容を転送する(S202)。
仮想ゲートウェイは、コミュニティ管理サーバから転送された通信内容を受け付けると、管理情報(図3)を参照し、当該エイリアスIDに対応する接続先情報および仮想ID(ゲートウェイID+ローカルID)を用いて、対応するゲートウェイのローカルID宛に通信内容を転送する(S203)。
ゲートウェイの当該ローカルIDの仮想端末部は、記憶部に保持する機器固有IDおよび接続先情報と、通信内容とを対応する機器通信部に通知し(S204)、機器通信部は、機器固有のプロトコルを用いて、機器固有IDおよび接続先情報が示す機器に通信内容を通知する(S205)。
図7は、コミュニティ管理サーバが、操作端末用のインタフェースを備える形態において、ある操作端末からある機器(仮想端末部)への通信を行うシーケンス2−2である。
操作端末は、ユーザの指示を受け付けて、所望のコミュニティ管理サーバにアクセスし、当該コミュニティ管理サーバに登録されている所望の仮想端末部(エイリアスID)を選択し、当該仮想端末部への通信内容を送信して通信を開始する(S211)。これにより、コミュニティ管理サーバ、仮想ゲートウェイおよびゲートウェイは、シーケンス2−1(図6参照)のS202〜S205と同様に、S211で選択された機器に対して通信を行う(S212〜S215)。
図8は、あるコミュニティ管理サーバが、あるサービスサーバにサービスの契約している場合に、ある機器からサービスサーバへの通信を行うシーケンス3−1である。例えば、侵入センサ(機器)が、侵入者を検知した場合にサービスサーバに通知する場合などが考えられる。
契約しているサービスサーバは、事前に、どの機器からの通知を受け取るかを、コミュニティ管理サーバに設定しておく(S300)。この設定により、コミュニティ管理サーバの管理情報(図4)には、サービスサーバが設定した機器のエイリアスIDには、所定のフラグが設定されるものとする。
ある機器が、機器固有のプロトコルを用いて、ゲートウェイの機器通信部に対して通信を行う(S301)。機器通信部は、対応する仮想端末部に通信内容を通知し(S302)、仮想端末部は、通信内容と、当該仮想端末のローカルIDと、ゲートウェイIDと、を仮想ゲートウェイに通知する(S303)。
仮想ゲートウェイは、管理情報(図3)に基づいて、ゲートウェイから通知されたゲートウェイIDおよびローカルIDに対応してエイリアスIDが設定されたコミュニティ管理サーバに、エイリアスIDとともに通信内容を通知する(S304)。コミュニティ管理サーバは、仮想ゲートウェイからの通知を受信し、受信した通知のエイリアスIDがS300でフラグが設定されたエイリアスIDの場合に、エイリアスIDとともに通信内容をサービスサーバへ通知する(S305)。
図9は、仮想ゲートウェイが、操作端末用のインタフェースを備える形態において、ある機器から、サービスサーバを利用することなく、直接別の機器に通信を行う場合のシーケンス3−2である。
ユーザは、PCなどの操作端末(不図示)を用いて、仮想ゲートウェイにアクセスし、どの仮想端末部(機器)を、宅外のどの仮想端末部(機器)と通信させるかを設定する。すなわち、操作端末は、ユーザの指示を受け付けて、通信元である所望の仮想端末部のエイリアスIDと、通信先である宅外の所望の仮想端末部のエイリアスIDおよび仮想ゲートウェイIDとを仮想ゲートウェイに送信する(S400)。仮想ゲートウェイは、操作端末から設定要求を受信すると、要求された仮想端末部のエイリアスIDに、通信先として設定されたエイリアスIDおよび仮想ゲートウェイIDを設定し、当該仮想ゲートウェイの管理情報(図3)を更新する。
通信元の機器が、機器固有のプロトコルを用いて、ゲートウェイの機器通信部に対して通信を行う(S401)。機器通信部は、対応する仮想端末部に通信内容を通知し(S402)、仮想端末部は、通信内容と、当該仮想端末のローカルIDと、ゲートウェイIDと、を仮想ゲートウェイに通知する(S403)。
仮想ゲートウェイは、管理情報(図3)に基づいて、ゲートウェイから通知されたゲートウェイIDおよびローカルIDに対応してエイリアスIDが設定されたコミュニティ管理サーバに、エイリアスIDおよび通信内容とともに、S400で設定した通信先のエイリアスIDおよび仮想ゲートウェイIDを通知する(S404)。コミュニティ管理サーバは、仮想ゲートウェイからの通知を受信し、受信した通知内容を通信先の仮想ゲートウェイに通信先エイリアスIDとともに通知する。以下、シーケンス2−1のS203からS205と同様に、S400で通信先に指定された機器に対して通信を行う。
以上説明した本実施形態では、ゲートウェイが機器通信部および仮想端末部を備えることにより、様々な通信プロトコルを利用する機器を、1つのプロトコルで通信をする仮想端末に変換(統一化)し、様々な機器を利用したサービスの実現を可能とすることができる。
また、本実施形態では、仮想ゲートウェイが、配下に接続されたゲートウェイと仮想端末部の状態(IPアドレスの変化など)を管理することによって、それより上位のサーバ(コミュニティ管理サーバ、サービスサーバ)は、実際の接続状態を直接管理することが不要となる。また、仮想ゲートウェイが、仮想端末部をより上位のサーバに対しての公開・非公開を管理し、公開先には一時的な接続用ID(エイリアスID)を発行することによって宅内情報の拡散・漏えいを防止することができる。
また、本実施形態では、コミュニティ管理サーバが、複数の宅内の機器をある目的をもったコミュニティ(グループ)で管理し、サービス利用時の機器の選択や設定の負担を小さくすることを可能とする。これにより、サービスサーバにとっては、世界中の機器から目的の機器を探す必要がなくなり、ユーザにとっては、ある機器への通信を許可する相手を1つ1つ設定する負担が小さくなる。
また、本実施形態により、サービスサーバは、複数の宅内の機器を利用したサービスをより容易に構築可能となる。また、その際にサービス提供者はどの家のどの機器と通信するにはどのIDやアドレスを使うべきかという管理を行う必要がなく、開発・運用負担を低減することができる。またユーザは、ある目的をともにしたコミュニティ(グループ)の単位で端末の公開・非公開を設定すればよく、個別に設定を行う場合に比べ設定負担が小さい。
また、コミュニティ管理サーバやサービスサーバへは、直接機器(仮想端末部)のIDやアドレスが通知されることはなく、コミュニティ管理サーバやサービスサーバが得たエイリアスIDは使いまわすことができないため、仮に情報が漏えいした場合にもそれを利用して通信を行うことはできないため、ユーザの心理的障壁を小さくすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
11:仮想端末部
12:機器通信部
gw01〜04:ゲートウェイ
vg01〜03:仮想ゲートウェイ
c01〜03 :コミュニティ管理サーバ
s01〜02 :サービスサーバ

Claims (5)

  1. ホームネットワーク上の機器を管理する機器管理システムであって、
    前記ホームネットワークに接続されるゲートウェイと、仮想ゲートウェイと、コミュニティ管理サーバとを有し、
    前記ゲートウェイは、
    当該ゲートウェイに接続された機器と通信するとともに、当該機器のローカルIDを生成する機器通信手段と、
    前記ローカルIDおよび当該ゲートウェイのゲートウェイIDを用いて前記仮想ゲートウェイと通信する仮想端末手段と、を有し、
    前記仮想ゲートウェイは、
    前記仮想端末手段とゲートウェイIDおよびローカルIDを用いて通信するとともに、外部サーバと通信するための前記機器のエイリアスIDを設定し、当該エイリアスIDを用いて前記外部サーバと通信し、
    前記コミュニティ管理サーバへの所定の機器の公開要求を受け付けると、当該機器用のエイリアスIDを設定し、設定したエイリアスIDを前記コミュニティ管理サーバに通知し、
    前記コミュニティ管理サーバは、
    前記通知されたエイリアスIDを、当該コミュニティ管理サーバが備える管理情報記憶手段に登録すること
    を特徴とする機器管理システム。
  2. 請求項1記載の機器管理システムであって、
    前記コミュニティ管理サーバは、
    所定のサービスを前記機器に提供するサービスサーバと、前記エイリアスIDを用いて通信すること
    を特徴とする機器管理システム。
  3. 機器管理システムが行う、危機管理ホームネットワーク上の機器を管理する機器管理方法であって、
    前記機器管理システムは、前記ホームネットワークに接続されるゲートウェイと、仮想ゲートウェイと、コミュニティ管理サーバとを有し、
    前記ゲートウェイは、
    新たな機器の接続を検知して、検知した機器のローカルIDを生成する生成ステップと、
    前記ローカルIDおよび当該ゲートウェイのゲートウェイIDを前記仮想ゲートウェイに通知する通知ステップと、を行い、
    前記仮想ゲートウェイは、
    前記ゲートウェイとゲートウェイIDおよびローカルIDを用いて通信するとともに、外部サーバと通信するための前記機器のエイリアスIDを設定し、当該エイリアスIDを用いて前記外部サーバと通信する通信ステップと、
    前記コミュニティ管理サーバへの所定の機器の公開要求を受け付けると、当該機器用のエイリアスIDを設定し、設定したエイリアスIDを前記コミュニティ管理サーバに通知する通知ステップと、を行い、
    前記コミュニティ管理サーバは、
    前記通知されたエイリアスIDを、当該コミュニティ管理サーバが備える管理情報記憶部に登録する登録ステップを行うこと
    を特徴とする機器管理方法。
  4. 請求項3記載の機器管理方法であって、
    前記コミュニティ管理サーバは、
    所定のサービスを前記機器に提供するサービスサーバと、前記エイリアスIDを用いて通信する通信ステップを行うこと
    を特徴とする機器管理方法。
  5. 請求項3または請求項4に記載の機器管理方法をコンピュータシステムに実行させるための機器管理プログラム。
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