JP5730372B2 - 無線通信装置、無線通信方法及び集積回路 - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法及び集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、セルラーシステム等の無線通信システムに適用可能な無線通信装置、無線通信方法及び集積回路に関する。
セルラーシステム等の無線通信システムでは、複数の基地局を活用しマクロダイバーシチ効果を得る方法が導入されている。以下、基地局に所属する各送信ポイントをセルと標記し、移動体通信の国際的な標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において検討されている次世代通信システムのLTE(Long Term Evolution)を例に説明する。LTEでは、適切に接続セルを切り替えるハードハンドオーバーの導入により、セルから端末への下り方向の通信において、送信装置(基地局およびセル)から受信装置(端末)に送信する信号の伝送品質を確保している。
LTEをさらに進めた通信システムであるLTE−advanced(以下LTE−Aという)では、主にセルエッジにおけるデータレート向上にむけたマクロダイバーシチの積極的な活用を目指し、協調マルチポイント送受信(CoMP)の導入が検討されている。CoMPに適用する具体的な方式として、例えば非特許文献1に示されるように、LTE−Aでは大きく分けて2とおりの手法が検討されている。
(1)Joint processing/transmission (JP): 端末に向け複数のセルからデータを同時送信
(2)Coordinated beam−forming/scheduling (CB): 複数のセル間で協調して時間−周波数リソースや空間リソース(ビーム)を割り当て干渉軽減
これらの手法においては、LTEでのハードハンドオーバーで接続セルの単純な切り替えとしていたのと異なり、複数のセルによる同時送信や協調制御を適用する。
ここで、JPにおける端末の受信動作の一例を図1に示す。またLTEでは、信号を配置する最小単位は、周波数方向にはサブキャリア、時間方向にはOFDMシンボルとして定義されている。以下ではこれを時間−周波数リソースとして表記する。各セルは自身の持つ複数の時間−周波数リソースのうち制御信号(PDCCH:Physical downlink control channel)とデータ信号(PDSCH:Physical downlink shared channel)を時間方向で多重して送信する。より具体的には、LTEでは、時間方向における周波数スケジューリング及び適応MCS制御の最小単位であるSub-frameと定義している。同様に周波数方向には周波数スケジューリング及び適応MCS制御の最小単位をリソースブロック(Resource Block:RB、以下RBという)として定義している。そのSub-frame内に存在する14個のOFDMシンボルのうち、先頭から単一または連続した複数のOFDMシンボルを制御信号の送信に用い、Sub-frame中の残りのシンボルをデータ信号の送信に用いる。ここで設定する制御信号用のOFDMシンボル数の決定は各セルに委ねられており、OFDMシンボル数で1〜3の値をとることができる。また、セル間で異なる周波数シフト量としたセル固有参照信号(CRS:Cell-specific reference signal)を送信する。JPでは、同時送信に加わる複数のセルの同一RBを割り当てる動作を取る。これを図中でPDSCH for CoMPとして示した。また、図中に示すPDSCH for non-CoMPの領域のように、前述のリソースを除いたRBは、各セルが自身に接続する端末に対し任意に割り当てることができる。また、JPにてCoMP動作を取る各端末は、あらかじめ設定した一つのセルからのみ制御信号を受け、該当サブフレームにおける自身へのデータ信号割当の有無や、どのRBを割り当てられたかといった情報を通知される。この指示を出すセルをServing cellと定義し、同時送信に加わるほかのセルを図中ではOther cell A, Other cell Bと記載した。
この同時送信方法では、PDSCH for CoMPの領域にある信号を3つのセル(Serving cell, Other cell A, Other cell B)から同時に送信することにより、特定のセルからの信号がフェージングやシャドウィング変動により大きく品質劣化しても他のセルからの信号により検出可能となる、マクロダイバーシチの効果を得られ、受信品質を安定させることが可能である。
3GPP TSG RAN WG1 #55bis, R1-090129, Huawei, CMCC, " Further Discussions on the Downlink Coordinated Transmission - Impact on the Radio Interface", January 12-16, 2009
前述した従来例の同時送信方法においては、図1に示したようにServing cell以外のセルでは自身の周波数シフト量を設定しCRSを送信する必要があり、"PDSCH for CoMP"と示した領域のうち斜線のハッチングで示した位置のリソースではデータ信号を送ることができない。また、前述の制御信号とデータ信号の時間多重に際して多重する比率の設定は各セルに委ねられており、該当セルに所属する端末数などに応じて各セルが適切に設定する必要がある。そのため、図1中太枠で囲んだ領域のように、Serving cellと比較してデータ信号用時間軸シンボルの過不足が起こりえる。こうした理由により、各セルに依存してPDSCH for CoMPとして用いるデータの配置が異なる。そのため、端末で観測した際に同時送信に参加する全セルの信号が合成されるリソースと、一部のセルの信号のみとなるリソースとが混在することになり、そうしたリソース間で信号品質の大きく異なる状況となる。一方、LTEやLTE−Aで用いられるTurbo符号は、信号品質の変動が小さい環境で白色雑音への耐性を主眼に置いて設計されている。このため、前述のような信号品質の大きく異なる状況では、誤り訂正能力を十分に発揮できず復調性能劣化を引き起こすことになる。
本発明の目的は、Turbo符号を適用したデータ信号を複数セルから同時送信する場合に、信号品質の変動による復調性能劣化を防ぐことが可能な無線通信装置、無線通信方法及び集積回路を提供することである。
本発明は、第1の態様として、周波数及び時間による時間−周波数領域に定義された複数のリソースを用いて通信を行う無線通信システムに用いる無線通信装置であって、同一の通信相手に対する同一のデータ信号を複数の通信装置から同時に送信する機能を備え、前記データ信号が伝送される際、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソース配置情報ならびに前記通信装置が個別に送信に用いるリソース配置情報を設定するリソース情報設定部と、前記リソース配置情報に基づき、前記データ信号のRate−matching後の信号のうち前半部分を前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースに配置するとともに、前記Rate−matching後の信号の後半部分を前記通信装置が個別に送信に用いるリソースに配置する変調・マッピング部と、前記時間−周波数領域に定義されたリソースを用いて制御信号とセル固有参照信号を含む前記データ信号とを送信する送信部と、を備える無線通信装置を提供する。
また、本発明は、第2の態様として、上記の無線通信装置であって、通信装置が個別に送信に用いるリソースは、制御信号を送信するのに用いる時間領域のリソースとするものを含む。
また、本発明は、第3の態様として、上記の無線通信装置であって、通信装置が個別に送信に用いるリソースは、セル固有参照信号を送信するのに用いる時間領域のリソースとするものを含む。
また、本発明は、第4の態様として、上記の無線通信装置であって、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースは、MBSFNサブフレームでデータ送信に用いる時間領域のリソースとするものを含む。
また、本発明は、第5の態様として、上記の無線通信装置であって、通信装置が個別に送信に用いるリソースは、複数の通信装置のうちセル固有参照信号の送信数の最も少ない通信装置がセル固有参照信号を送信するのに用いる時間領域のリソースとするものを含む。
本発明は、第6の態様として、周波数及び時間による時間−周波数領域に定義された複数のリソースを用いて通信を行う無線通信システムに用いる無線通信装置であって、複数の通信装置から同時に送信される同一のデータ信号を受信する機能を備え、前記データ信号が伝送される際に設定された、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソース配置情報ならびに前記通信装置が個別に送信に用いるリソース配置情報を取得するリソース配置情報取得部と、前記データ信号を受信する際に、前記リソース配置情報に基づき受信信号から尤度を生成するMIMO復調部と、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースに配置された信号から得られた尤度をRate−matching後の信号の前半部分とし、前記通信装置が個別に送信に用いるリソースに配置された信号から得られた尤度をRate−matching後の信号の後半部分として尤度合成を行う尤度合成部と、を備える無線通信装置を提供する。
また、本発明は、第7の態様として、周波数及び時間による時間−周波数領域に定義された複数のリソースを用いて通信を行う無線通信システムに用いる無線通信装置であって、同一の通信相手に対する同一のデータ信号を複数の通信装置から同時に送信する機能を備え、前記データ信号が伝送される際、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソース配置情報ならびに前記通信装置が個別に送信に用いるリソース配置情報を設定するリソース情報設定部と、前記リソース配置情報に基づき、前記データ信号のRate−matching後の信号のうち制御信号により通信相手に通知するRedundancy versionに対応した部分を前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースに配置するとともに、前記Rate−matching後の信号の前記Redundancy versionに別途通知したオフセットを加えたRedundancy versionに対応する部分を前記通信装置が個別に送信に用いるリソースに配置する変調・マッピング部と、前記時間−周波数領域に定義されたリソースを用いて制御信号とセル固有参照信号を含む前記データ信号とを送信する送信部と、を備える無線通信装置を提供する。
また、本発明は、第8の態様として、上記の無線通信装置であって、通信装置が個別に送信に用いるリソースに適用するオフセットを通信装置の識別番号に依存した値とするものを含む。
また、本発明は、第9の態様として、周波数及び時間による時間−周波数領域に定義された複数のリソースを用いて通信を行う無線通信システムに用いる無線通信装置であって、複数の通信装置から同時に送信される同一のデータ信号を受信する機能を備え、前記データ信号が伝送される際に設定された、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソース配置情報ならびに前記通信装置が個別に送信に用いるリソース配置情報を取得するリソース配置情報取得部と、前記データ信号を受信する際に、前記リソース配置情報に基づき受信信号から尤度を生成するMIMO復調部と、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースに配置された信号から得られた尤度を、Rate−matching後の信号の、制御信号により通知されたRedundancy versionに対応した部分とし、前記通信装置が個別に送信に用いるリソースに配置された信号から得られた尤度を、前記Redundancy versionに別途通知されたオフセットを加えたRedundancy versionに対応した部分として尤度合成を行う尤度合成部と、を備える無線通信装置を提供する。
また、本発明は、第10の態様として、上記いずれかに記載の無線通信装置を備える無線通信基地局装置を提供する。
また、本発明は、第11の態様として、上記いずれかに記載の無線通信装置を備える無線通信移動局装置を提供する。
本発明は、第12の態様として、周波数及び時間による時間−周波数領域に定義された複数のリソースを用い、同一の通信相手に対する同一のデータ信号を複数の通信装置から同時に通信を行う無線通信方法であって、前記データ信号が伝送される際、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソース配置情報ならびに前記通信装置が個別に送信に用いるリソース配置情報を設定するステップと、前記リソース配置情報に基づき、前記データ信号のRate−matching後の信号のうち前半部分を前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースに配置するとともに、前記Rate−matching後の信号の後半部分を前記通信装置が個別に送信に用いるリソースに配置するステップと、前記時間−周波数領域に定義されたリソースを用いて制御信号とセル固有参照信号を含む前記データ信号とを送信するステップと、を有する無線通信方法を提供する。
本発明は、第13の態様として、周波数及び時間による時間−周波数領域に定義された複数のリソースを用い、複数の通信装置から同時に送信される同一のデータ信号を受信し通信を行う無線通信方法であって、前記データ信号が伝送される際に設定された、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソース配置情報ならびに前記通信装置が個別に送信に用いるリソース配置情報を取得するステップと、前記データ信号を受信する際に、前記リソース配置情報に基づき受信信号から尤度を生成するとともに、前記複数の通信装置の間で共通して送信に用いるリソースに配置された信号から得られた尤度をRate−matching後の信号の前半部分とし、前記通信装置が個別に送信に用いるリソースに配置された信号から得られた尤度をRate−matching後の信号の後半部分として尤度合成を行うステップと、を有する無線通信方法を提供する。
上記構成により、データ配置に用いる信号成分を全セル共通リソースとセル依存リソースとに区分し、符号化およびRate−matchingを施したデータの前半を全セル共通のリソースに配置し、後半をセル依存リソースに配置して送信し、マクロダイバーシチ効果を確実に得られる全セル共通リソースにより多くのシステマティックビットを配置して送信することで、データ配置に用いるリソース間で信号品質の大きく異なることにより生じる復調性能劣化を最小限にすることができる。これによってスループット劣化を防ぐことができ、重要度の高いシステマティックビットが、セル依存の理由により送信の有無が変わりえるリソースに配置される可能性を小さくできる。よって、重要度の高いビットでマクロダイバーシチの効果を得られないことに起因する復調性能の劣化を抑制できる。これにより、セルラーシステムにおける協調マルチポイント送受信を良好な特性で実現可能となる。
また、符号化後のデータを全セル共通のリソースおよびセル依存のリソースに配置する際、RV(Redundancy version)に関して下り制御チャネルで指示する値RV_aのデータを全セル共通のリソースに、既定のオフセット値Nを用いてRV_a+Nに対応するデータをセル依存のリソースに、それぞれ配置する。これにより、データ配置に用いるリソース間で信号品質が大きく異なる現象を、HARQ(Hybrid auronomous repeat request)のパケット合成と同一の動作として取り扱うことができ、復調性能の劣化を抑制できる。
本発明によれば、Turbo符号を適用したデータ信号を複数セルから同時送信する場合に、信号品質の変動による復調性能劣化を防ぐことができる。
同時送信におけるデータ配置方法の従来例を示す図 本発明の実施形態1で用いる送信装置の主要部の構成を示すブロック図 本発明の実施形態1で用いる受信装置の主要部の構成を示すブロック図 本発明の実施形態1におけるデータ配置方法を示す図 本発明の実施形態1の変形例1におけるデータ配置方法を示す図 本発明の実施形態1の変形例2におけるデータ配置方法を示す図 本発明の実施形態2におけるデータ配置方法を示す図
以下の実施形態では、本発明に係る無線通信装置及び無線通信方法を携帯電話等の移動体通信用のセルラーシステムに適用した例を示す。ここでは、基地局(BS:Base Station)が送信装置となり、移動局の端末(UE:User Equipment)が受信装置となる無線通信システムにて通信を行う場合を例示する。単一または複数の基地局からなる複数セルは、同時送信に対応する端末と通信を行うものとする。ここで、同時送信に参加する各セルは、単一の端末に対し同一の送信データに対応する信号を送信する通信システムであるとする。この際、各セルは自身のセルの識別番号に応じた周波数シフトの施された参照信号を送信するとともに、制御信号とデータ信号を多重する際の比率を、自身の接続端末数や、各端末に対し制御信号送信に必要となるリソース数の総和などに応じて決定するものとする。
(実施形態1)
背景技術で説明したように、LTEでは、各セルが自身に所属する端末数などに応じ、Sub-frame中で制御信号の送信用に設定するOFDMシンボル数を3以下として設定する。また、各セル固有の参照信号は既定のOFDMシンボル上に各セル固有の周波数シフトを付与した特定のサブキャリア上に配置される。本実施形態では、データ配置に用いる信号成分を全セル共通リソースとセル依存リソースとに区分し、符号化およびRate−matchingを施したデータの前半を全セル共通リソースに配置し、後半をセル依存リソースに配置して送信する。すなわち、本実施形態では、マクロダイバーシチ効果を確実に得られる全セル共通リソースにより多くのシステマティックビットを配置して送信する。
ここでセル依存リソースは、各セルがデータ信号以外に、自身の接続する端末に向けて送信する必要のあるリソースとし、より具体的には、制御信号またはセル固有参照信号を送信するのに用いる時間領域のリソースとする。全セル共通リソースとはデータ信号を配置可能な時間領域リソースのうちセル依存リソースを除いたものとする。
上記のデータ配置方法を用いる構成とすることにより、データ配置に用いるリソース間で信号品質の大きく異なることにより生じる復調性能劣化を最小限にすることができ、これによってスループット劣化を防ぐことができる。より具体的には、重要度の高いシステマティックビットが、セル依存の理由により送信の有無が変わりえるリソースに配置される可能性を小さくできるので、重要度の高いビットでマクロダイバーシチの効果を得られないことに起因する復調性能の劣化を抑制できる。これにより、セルラーシステムにおける協調マルチポイント送受信を良好な特性で実現可能となる。
次に、本実施形態に係る無線通信システムの受信装置及び送信装置の具体例の構成を説明する。
図2は本実施形態で用いる送信装置の主要部の構成を示すブロック図、図3は本実施形態で用いる受信装置の主要部の構成を示すブロック図である。
本実施形態では、図2に示した送信装置と図3に示した受信装置との間で電波を用いて無線通信を行う場合を想定している。ここでは、セルラーシステムの無線通信基地局装置(基地局、BS)に図2に示す送信装置を適用し、携帯電話装置などの無線通信移動局装置である端末(UE)に図3に示す受信装置を適用することが想定される。また、ここでは、特定の受信装置に対し複数の送信装置から同時にデータ送信を行う協調マルチポイント送受信システムを構成するとともに、送信装置は複数の受信装置に対してそれぞれ送信可能であり、送信側で複数のアンテナに対して重み付けをするプリコーディング(Precoding)送信を行うことを前提としている。なお、通信信号の形態としては、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号によるマルチキャリア通信方式で通信を行う場合などが想定される。具体例として、送信装置となる基地局が、受信装置となる端末との間で通信を行う場合を例示する。
図2に示す送信装置100は、複数の端末用処理ブロック102、103と、符号化部104と、Rate−matching部105と、変調・マッピング部106と、DM−RS生成部107と、Precoding処理部108と、複数の送信RF部111−1〜111−4と、複数のアンテナ112−1〜112−4と、スケジューリング部101と、下り制御信号生成部109と、CRS生成部110とを備えている。
スケジューリング部101は、別途受信装置から報告を受けたチャネル品質情報に基づき、伝送信号に関するスケジューリングとして、周波数スケジューリングおよび適応MCS制御を実施する。
下り制御信号生成部109は、スケジューリング部101より受け取った割り当てユーザの情報をもとに各ユーザに対する制御信号を生成するとともに、制御信号の送信用に設定するOFDMシンボル数を設定したうえで対応する制御フォーマット情報(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を生成する。
端末用処理ブロック102、103は、CoMP用、non−CoMP用などのそれぞれのユーザの端末に対応する送信信号の信号処理を行うものであり、それぞれ符号化部104、Rate−matching部105、変調・マッピング部106、DM−RS生成部107、Precoding処理部108を有している。符号化部104は、送信データの符号化処理、サブブロックインタリーブ処理等を行い、Rate−matching部105に出力する。Rate−matching部105は、スケジューリング部101の指示する該当ユーザの周波数スケジューリング情報と適応MCS情報からRate−matching処理を実施し、全セル共通リソース用データとセル依存リソース用データとに分けて変調・マッピング部106に出力する。変調・マッピング部106は、受け取った各データを適応MCS情報に対応した変調方式でPSK(Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)などのデジタル変調シンボルに変調するとともに、各時間−周波数リソースのうち全セル共通リソースまたはセル依存リソースにマッピングしてPrecoding処理部108に出力する。DM−RS生成部107は該当ユーザの送信レイヤーごとに同期検波用の参照信号DM−RSをPrecoding処理部108に出力する。Precoding処理部108は、複数のアンテナに出力するそれぞれの送信信号に対して送信レイヤーのビームを形成するための重み付け処理を行い、各送信信号を各アンテナの送信RF部111−1〜111−4に出力する。
送信RF部111−1〜111−4では、送信信号についてシリアル/パラレル変換、逆フーリエ変換等の処理が行われた後、所定の無線周波数帯の高周波信号に変換され、電力増幅された後にアンテナ112−1〜112−4から電波として送信される。図示例の送信部では、4本のアンテナを用いて送信するための送信信号を生成する。送信装置からの送信信号は、CRS、下り制御信号、及びDM−RSと各種データを含むデータ信号などとして受信装置に伝送される。ここで、CRS及び制御信号はビームを形成しない無指向性の信号として送信され、DM−RS及びデータ信号は所定の送信チャネルにおいてプリコーディングによりビーム番号に応じた所定のビームを形成した有指向性の信号として送信される。
次に、全セル共通リソース用データとセル依存リソース用データとを区別したデータ信号のマッピング方法について詳しく説明する。図4は実施形態1におけるデータ信号のマッピング方法を示す図であり、データ部のシステマティックビット及びパリティビットと、全セル共通リソース及びセル依存リソースの配置例を示している。実施形態1では、データ信号を配置可能なOFDMシンボルのうち、制御信号及びCRSの配置されうるOFDMシンボルを除いた、シンボル番号で先頭から順に3番目(図中1と示した実線太枠領域)、5・6番目(同2)、9・10番目(同3)、12・13番目(同4)のリソースを全セル共通リソースとする。一方、CRSの配置されうる、シンボル番号で4番目(図中5と示した点線太枠領域)、7・8番目(同6)、11番目(同7)、および制御信号の配置されうる1・2番目(同8)のリソースをセル依存リソースとする。続いて、図中に示すLTEにおける符号化後ビットの配置規則を説明する。LTEでは、符号化後ビットは符号化前のデータ本体であるシステマティックビット(S)と、符号化により付加される冗長データであるパリティビット(P)とを有している。またLTEでは、レートマッチング後の信号をリソースの先頭からfrequency-first(周波数優先)の規則で割当リソース内に配置する。すなわち、1つの割当リソースにおいて、システマティックビットから順に先頭のOFDMシンボルより周波数方向に各サブキャリアに配置した後に、次のOFDMシンボルの先頭サブキャリアに戻って周波数方向の配置を施し、これを最終シンボルまで繰り返すようにしている。よって、送信されるデータのうち、システマティックビットは割当リソース内の時間軸上で先頭側に配置され、パリティビットは後ろ側に配置される。本実施形態では、前述の規則によってデータ配置用シンボルの並び替えを行う。より具体的には、仮想的に全セル共通のリソースを時間軸上で先頭側の位置に配置し、セル依存のリソースを時間軸上で後ろ側の位置とする。この並び替えを行うことにより、仮想的な該当リソース中の前側のシンボル、すなわち全セル共通のリソースにより多くのシステマティックビットを配置することができる。またセル依存リソースについて、Serving cellでは自身のCRSに対応する時間−周波数リソースには信号を配置しないのに加え、Other cellでは同様にServing cellのCRSに対応する時間−周波数リソース(図中Other cellにおける白抜きのリソース)と、自身のCRSを配置する時間−周波数リソース(斜線のハッチングで示した位置のリソース)に対応するデータをCRSで置き換える動作とする。
一方の図3に示す受信装置200は、複数のアンテナ201−1〜201−4と、複数の受信RF部202−1〜202−4と、チャネル推定部203と、MIMO復調部204と、尤度合成部205と、復号部206と、CRC検査部207と、CQI測定部208と、フィードバック情報生成部209と、符号化部210と、多重部211と、送信RF部212とを備えている。
相手装置(例えば図2に示す送信装置)から送信される電波は、独立した複数のアンテナ201−1〜201−4によりそれぞれ受信される。アンテナ201−1で受信された電波の高周波信号は、受信RF部202−1でベースバンド信号などの比較的低い周波数帯の信号に変換された後、フーリエ変換、パラレル/シリアル変換等の処理が行われてシリアルデータの受信信号に変換される。同様に、アンテナ201−4で受信された電波の高周波信号は、受信RF部202−4でベースバンド信号などの比較的低い周波数帯の信号に変換された後、フーリエ変換、パラレル/シリアル変換等の処理が行われてシリアルデータの受信信号に変換される。これらの受信RF部202−1〜202−4の出力は、チャネル推定部203、MIMO復調部204に入力される。
チャネル推定部203は、同時送信に参加する相手装置(送信装置)の各送信アンテナから送信される信号に含まれている参照信号に基づいてチャネル推定を実施する。より具体的には、チャネル推定部203は、DM−RSを用いて同時送信の全セルの信号が合成されて観測された場合のチャネル推定値を算出するとともに、CRSを用いて各セルの信号が個別に観測された場合のチャネル推定値を算出する。これらのチャネル推定値はCQI測定部208およびMIMO復調部204に入力される。
CQI測定部208は、チャネル推定部203の出力したチャネル推定値を用いて、チャネル品質(受信品質)としてCQIを算出し、フィードバック情報生成部209に出力する。具体的なチャネル品質情報として、既定の変調方式・符号化率の組み合わせに対応したCQI、既定のコードブックから現在のチャネル状況に即したプリコーディングマトリクスを選択するPMI、希望する送信ストリーム数に対応したRIなどが挙げられる。
MIMO復調部204は、チャネル推定部203から受け取ったチャネル推定値のうちServing cellの信号が個別に観測された場合のチャネル推定値を用い、Serving cellから送信された信号より制御信号を検出し、割り当てられたデータ信号の変調方式や符号化率などのMCSの情報や、割当リソースブロックの情報を含む送信パラメータなどの制御情報を抽出して取得する。MIMO復調部204は、取得した制御情報のうち割当リソースブロックの情報から自身宛の同時送信に割り当てられたリソースの周波数上の位置を特定する。本実施形態では、時間上の位置については前述の図4に示した設定により一意に決定されるものとする。さらにMIMO復調部204は、これら周波数および時間上の位置を特定した自身宛データを用いて、全セル共通のリソースに対しては全セルの信号が合成されて観測された場合のチャネル推定値を用い同期検波処理を施して各送信ビットの尤度を算出し、全セル共通リソース用データとして尤度合成部205に出力する。あわせてMIMO復調部204は、セル依存のリソースについて各セルの信号が個別に観測された場合のチャネル推定値を用いて同期検波処理を施し各送信ビットの尤度を算出し、セル依存リソース用データとして尤度合成部205に出力する。
尤度合成部205は、MIMO復調部204から入力された全セル共通リソース用データおよびセル依存リソース用データを図4で示した配置に沿って並び替え、デインターリーブ処理、レートデマッチング(Rate-Demaching)処理、尤度合成処理等を行ったうえで復号部206に出力する。復号部206は受け取った信号について復号処理を行って受信データを復元する。この際、復号部206は尤度合成部205から受け取った信号に対し誤り訂正復号処理を施し、CRC検査部207に出力する。CRC検査部207は、復号部206から出力される復号後の信号に対しCRC(Cyclic Redundancy Check)検査による誤り検出処理を施し、復号後の受信データに誤りが含まれているかどうかを示すデータエラーの有無情報をフィードバック情報生成部209に出力する。そして、CRC検査部207より受信データが出力される。
フィードバック情報生成部209は、CQI測定部208で算出したチャネル品質情報(CQI、PMI、RIなど)を含むフィードバック情報を生成する。また、フィードバック情報生成部209は、CRC検査部207での誤り検出結果に基づき、復号した受信データに誤りが含まれているかどうかを判断し、Ack/Nack情報を生成する。ここで、フィードバック情報生成部209は、復号結果に誤りが含まれていなければACK(Acknowledgement)を生成し、復号結果に誤りが含まれていればNack(Negative Acknowledgement)を生成する。
符号化部210は、送信データの符号化処理を行って多重部211に出力する。多重部211は、入力したフィードバック情報、符号化された送信データを含む送信信号等を多重処理する。そして、多重部211は、変調多値数や符号化率を適応的に設定するレートマッチング(Rate-Maching)処理、インターリーブ処理、変調処理等を行い、送信RF部212に出力する。送信RF部212では、シリアル/パラレル変換、逆フーリエ変換等の処理が行われた後、所定の無線周波数帯の高周波信号に変換され、電力増幅された後にアンテナ201−1から電波として送信される。このとき、受信装置から送信されるチャネル品質情報やAck/Nack情報等のフィードバック情報は、フィードバック信号として送信装置に伝送されて報告される。
上記のデータ配置方法を用いる構成とすることにより、データ配置に用いるリソース間で信号品質の大きく異なることにより生じる復調性能劣化を最小限にすることができ、これによってスループット劣化を防ぐことができる。より具体的には、重要度の高いシステマティックビットが、セル依存の理由により送信の有無が変わりえるリソースに配置される可能性を小さくできるので、重要度の高いビットでマクロダイバーシチの効果を得られないことに起因する復調性能の劣化を抑制できる。
(変形例1)
なお、上記実施形態1では、制御信号の配置されうるOFDMシンボルと、CRSの配置されうるOFDMシンボルの両方をセル依存リソース用データとして扱う例について説明した。しかし、本発明では、制御信号の配置されうるOFDMシンボルと、CRSの配置されうるOFDMシンボルのどちらか一方をセル依存リソース用データとしてもよい。この構成をとることにより、例えば図5に記載のようにOther cellがMBSFN(MBMS Single Frequency Network)サブフレームでデータ部のCRSを送信しない場合に、より多くのリソースを全セル共通のリソースとして扱うことができる。
(変形例2)
また、上記実施形態1では、同時送信に参加する各セルでCRS送信するアンテナ数を同一として説明した。しかし、本発明では、Other cellでCRS送信するアンテナ数が少なく該当セルでCRS送信するOFDMシンボル数が少ない場合に、CRSの配置されうるOFDMシンボルを削減してもよい。この構成をとることにより、例えば図6に記載のようにOther cellでCRS送信するアンテナ数が2であり1,8番目のOFDMシンボルでCRSを送信しない場合に、より多くのリソースを全セル共通のリソースとして扱うことができる。
(変形例3)
また、上記実施形態1では、セル依存リソースを時間領域のリソースとして定義したが、同時送信に参加するセルにおける時間−周波数領域として定義してもよい。より具体的には、一部の時間−周波数領域リソースがセル固有参照信号や制御信号の送信に用いられているOFDMシンボル中であっても、同時送信に参加するセルのいずれもセル固有参照信号や制御信号送信に用いることの無い時間−周波数リソースがあれば全セル共通のリソースとして扱っても良い。具体的には、図4のシンボル番号で4番目(図中5と示した点線太枠領域)、7・8番目(同6)、11番目(同7)のうちドットのハッチングを施した時間−周波数リソースを全セル共通リソースとしても良い。これにより、より多くの時間−周波数リソースを全セル共通のリソースとして扱うことができる。
(変形例4)
また、上記実施形態1では、符号化前のデータ信号長によらず単一の符号化を施す例を説明したが、LTEのように一定の符号化長を超えないように複数の符号化ブロックに分割する動作も取り得る。全セル共通リソースとセル依存リソースに分割する処理を符号化ブロック数が1のときに限定してもよい。これにより、複数の符号化ブロックを処理する際に時間領域で早い時点に配置される符号化ブロックのデータが全セル共通リソースに配置され時間領域に広く配置されることで処理の開始が遅くなる状況を回避できる。そのうえ、符号化ブロック数が1のときには、重要度の高いビットでマクロダイバーシチの効果を得られないことに起因する復調性能の劣化を抑制できる。
(変形例5)
さらに複数の符号化ブロックに分割する動作として、Serving cellで割り当てた時間軸のリソースを符号化ブロック数で等分し、等分したブロック内で全セル共通リソースとセル依存リソースに分割する処理を施してもよい。これにより、時間領域で早い時点に配置される符号化ブロックから順次、復号の処理を実施できるうえ、重要度の高いビットでマクロダイバーシチの効果を得られないことに起因する復調性能の劣化を抑制できる。
(実施形態2)
実施形態2では、符号化後のデータを全セル共通のリソースおよびセル依存のリソースに配置する際、RV(Redundancy version)に関して下り制御チャネルで指示する値RV_aのデータを全セル共通のリソースに、既定のオフセット値Nを用いてRV_a+Nに対応するデータをセル依存のリソースに、それぞれ配置する。ここでは、実施形態1と異なる点のみを説明する。送信装置及び受信装置の構成は図2及び図3に示した実施形態1と同様であり、説明を省略する。実施形態2は、送信装置におけるRate−matching部105の動作、受信装置におけるMIMO復調部204の動作ならびに尤度合成部205の動作が異なる。
図7は実施形態2におけるデータ配置方法を示す図であり、符号化後のデータを配置する例を示している。実施形態2では、Rate−matching部105において、符号化部104の出力する信号のうちRV_aの開始点から全セル共通リソース用データで送信可能なビット数を切り出し、変調・マッピング部に出力する。あわせてRate−matching部105は、符号化部104の出力する信号のうち既定のオフセットNを用いてRV_a+Nに対応する開始点から、セル依存リソース用データで送信可能なビット数を切り出し、変調・マッピング部に出力する。図7はRV_a=0、N=2とした場合の動作を示している。
続いて、このときの受信装置の動作を説明する。MIMO復調部204において、検出した制御信号よりRV_aを取り出し、全セル共通リソース用データのRVを取得する。その値と、別途通知されたオフセット値Nとを用いて、セル依存リソース用のRVを特定する。Serving cellから送信された信号より制御信号を検出し、割り当てられたデータ信号の変調方式や符号化率などのMCSの情報や、割当リソースブロックの情報を含む送信パラメータなどの制御情報を抽出して取得する。取得した制御情報のうち割当リソースブロックの情報から自身宛の同時送信に割り当てられたリソースの周波数上の位置を特定する。MIMO復調部204は、各送信ビットの尤度を出力する際に、これらの情報とあわせて尤度合成部205に出力する。尤度合成部205は、受け取ったRVの情報に基づいて尤度合成を行う。
上記のデータ配置方法を用いる構成とすることにより、データ配置に用いるリソース間で信号品質が大きく異なる現象を、HARQ(Hybrid auronomous repeat request)のパケット合成と同一の動作として取り扱うことができ、復調性能の劣化を抑制できる。
(変形例)
また、上記ではRVに付与するオフセットを単一の値としたが、同時送信に参加しているセル間で異なる値としてもよい。この構成により、HARQのパケット合成により多くのパリティビットを追加したのと同等の効果を得ることができる。
なお、本発明は、本発明の趣旨ならびに範囲を逸脱することなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が様々な変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
なお、上記各実施形態ではアンテナとして説明したが、アンテナポートでも同様に適用できる。アンテナポート(antenna port)とは、1本または複数の物理アンテナから構成される、論理的なアンテナを指す。すなわち、アンテナポートは必ずしも1本の物理アンテナを指すとは限らず、複数のアンテナから構成されるアレイアンテナ等を指すことがある。例えばLTEにおいては、アンテナポートが何本の物理アンテナから構成されるかは規定されず、基地局が異なる参照信号(Reference signal)を送信できる最小単位として規定されている。また、アンテナポートはプリコーディングベクトル(Precoding vector)の重み付けを乗算する最小単位として規定されることもある。
上記各実施形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
2009年4月27日出願の特願2009−107836の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、Turbo符号を適用したデータ信号を複数セルから同時送信する場合に、信号品質の変動による復調性能劣化を防ぐことが可能となる効果を有し、セルラーシステム等の無線通信システムに適用可能な無線通信装置及び無線通信方法等として有用である。
100 送信装置
101 スケジューリング部
102 CoMPユーザ処理ブロック
103 non−CoMPユーザ処理ブロック
104 符号化部
105 Rate−matching部
106 変調・マッピング部
107 DM−RS生成部
108 Precoding処理部
109 下り制御信号生成部
110 CRS生成部
111−1〜111−4 送信RF部
112−1〜112−4 アンテナ
200 受信装置
201−1〜201−4 アンテナ
202−1〜202−4 受信RF部
203 チャネル推定部
204 MIMO復調部
205 尤度合成部
206 復号部
207 CRC検査部
208 CQI測定部
209 フィードバック情報生成部
210 符号化部
211 多重部
212 送信RF部

Claims (13)

  1. 協調マルチポイント送受信を行う複数のセルと通信を行う無線通信装置であって、
    データ信号の配置に関する制御信号を受信する受信部と、
    前記制御信号に基づいて、前記データ信号の配置を特定する特定部と、
    を有し、
    前記複数のセルは、第1セルと第2セルを含み、複数の時間−周波数リソースのうち、前記第1セル及び第2セルにおいて制御信号又はセル固有参照信号が配置されない第1のリソースと、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも一方において制御信号又はセル固有参照信号が配置され得る第2のリソースとにおいて、前記データ信号のうち第1の部分が前記第1のリソースに配置され、前記データ信号の第2の部分が前記第2のリソースに配置され、
    前記第1の部分はRate−matching後のデータ信号のうち前半部分であり、前記第2の部分は前記Rate−matching後のデータ信号のうち後半部分である、
    線通信装置。
  2. 協調マルチポイント送受信を行う複数のセルと通信を行う無線通信装置であって、
    データ信号の配置に関する制御信号を受信する受信部と、
    前記制御信号に基づいて、前記データ信号の配置を特定する特定部と、
    を有し、
    前記複数のセルは、第1セルと第2セルを含み、複数の時間−周波数リソースのうち、前記第1セル及び第2セルにおいて制御信号又はセル固有参照信号が配置されない第1のリソースと、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも一方において制御信号又はセル固有参照信号が配置され得る第2のリソースとにおいて、前記データ信号のうち第1の部分が前記第1のリソースに配置され、前記データ信号の第2の部分が前記第2のリソースに配置され、
    前記第1の部分は制御信号によって通知されるRedundancy versionに対応した部分であり、前記第2の部分は前記Redundancy versionにオフセットを加えたRedundancy versionに対応する部分である、
    線通信装置。
  3. 前記第2のリソースは、前記制御信号の送信に用いられるシンボル数に依存するリソースである、
    請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記第2のリソースは、前記セル固有参照信号に適用される周波数シフト、前記セル固有参照信号を送信するアンテナポート数に依存するリソースである、
    請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記第1のリソースは、MBSFNサブフレームでデータ送信に用いるリソースである、
    請求項1記載の無線通信装置。
  6. 前記第2のリソースは、前記複数のセルのうち、セル固有参照信号の送信数の最も少ないセルが前記セル固有参照信号を送信するのに用いるリソースである、
    請求項1記載の無線通信装置。
  7. 協調マルチポイント送受信を行う複数のセルと通信を行う無線通信方法であって、
    データ信号の配置に関する制御信号を受信し、
    前記制御信号に基づいて、前記データ信号の配置を特定し、
    前記複数のセルは、第1セルと第2セルを含み、複数の時間−周波数リソースのうち、前記第1セル及び第2セルにおいて制御信号又はセル固有参照信号が配置されない第1のリソースと、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも一方において制御信号又はセル固有参照信号が配置され得る第2のリソースとにおいて、前記データ信号のうち第1の部分が前記第1のリソースに配置され、前記データ信号の第2の部分が前記第2のリソースに配置され、
    前記第1の部分はRate−matching後のデータ信号のうち前半部分であり、前記第2の部分は前記Rate−matching後のデータ信号のうち後半部分である、
    線通信方法。
  8. 協調マルチポイント送受信を行う複数のセルと通信を行う無線通信方法であって、
    データ信号の配置に関する制御信号を受信し、
    前記制御信号に基づいて、前記データ信号の配置を特定し、
    前記複数のセルは、第1セルと第2セルを含み、複数の時間−周波数リソースのうち、前記第1セル及び第2セルにおいて制御信号又はセル固有参照信号が配置されない第1のリソースと、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも一方において制御信号又はセル固有参照信号が配置され得る第2のリソースとにおいて、前記データ信号のうち第1の部分が前記第1のリソースに配置され、前記データ信号の第2の部分が前記第2のリソースに配置され、
    前記第1の部分は制御信号によって通信相手装置に通知されるRedundancy versionに対応した部分であり、前記第2の部分は前記Redundancy versionにオフセットを加えたRedundancy versionに対応する部分である、
    線通信方法。
  9. 前記第2のリソースは、前記制御信号の送信に用いられるシンボル数に依存するリソースである、
    請求項記載の無線通信方法。
  10. 前記第2のリソースは、前記セル固有参照信号に適用される周波数シフト、前記セル固有参照信号を送信するアンテナポート数に依存するリソースである、
    請求項記載の無線通信方法。
  11. 前記第1のリソースは、MBSFNサブフレームでデータ送信に用いるリソースである、
    請求項記載の無線通信方法。
  12. 前記第2のリソースは、前記複数のセルのうちセル固有参照信号の送信数の最も少ないセルが前記セル固有参照信号を送信するのに用いるリソースである、
    請求項記載の無線通信方法。
  13. 協調マルチポイント送受信を行う複数のセルとの通信を制御する集積回路であって、
    データ信号の配置に関する制御信号を受信する処理と、
    前記制御信号に基づいて、前記データ信号の配置を特定する処理と、
    を制御し、
    前記複数のセルは、第1セルと第2セルを含み、複数の時間−周波数リソースのうち、前記第1セル及び第2セルにおいて制御信号又はセル固有参照信号が配置されない第1のリソースと、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも一方において制御信号又はセル固有参照信号が配置され得る第2のリソースとにおいて、前記データ信号のうち第1の部分が前記第1のリソースに配置され、前記データ信号の第2の部分が前記第2のリソースに配置され、
    前記第1の部分はRate−matching後のデータ信号のうち前半部分であり、前記第2の部分は前記Rate−matching後のデータ信号のうち後半部分である、又は、前記第1の部分は制御信号によって通信相手装置に通知されるRedundancy versionに対応した部分であり、前記第2の部分は前記Redundancy versionにオフセットを加えたRedundancy versionに対応する部分である、
    集積回路。
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