JP5728839B2 - 故障診断方法、装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の故障診断方法、装置及びプログラムに関する。
大規模集積(LSI:Large Scale Integrated)回路等の半導体装置は、設計及び製造後に出荷試験が行われる。出荷試験で故障が検出されると、論理シミュレーション又は故障辞書等を用いた故障解析が行われ、故障候補が抽出される。故障候補に基づいて、統計的解析を行う大量故障診断(Volume Diagnosis)により故障要因が絞り込まれる。絞り込まれた故障要因に関連する故障候補を選択して、電子顕微鏡等を用いた物理解析により実際の半導体装置上の故障であるか否かが調べられ、故障原因が特定される。特定された故障原因は、半導体装置の設計及び/又は製造工程にフィードバックされ、出荷試験で検出される故障を減少させるための変更が加えられる。
故障診断は、製造後の出荷試験で故障が検出された半導体装置について、半導体装置内部の故障箇所を推定する技術である。近年は、大量故障診断において統計的解析を用いることで、更に故障要因を絞り込んだり、故障箇所を推定する手法が提案されている。
テクノロジの微細化、回路の大規模化に伴い、物理解析のコストが増大している。物理解析のコストを減らし、故障原因を早期に特定するためには、大量故障診断において、物理解析対象となる故障候補を的確に絞り込む必要がある。
故障解析ツールから入力される半導体装置の故障レポートに基づいて統計的解析を行って、故障要因となる特徴を故障への寄与度に応じて出力する大量故障診断方法が提案されている(例えば、非特許文献1)。故障レポートには、故障候補となるネット又は入出力ピンの情報が含まれ、オープン故障又はブリッジ故障といった故障のタイプが含まれても良い。一般的に、大量故障診断方法では、故障要因の候補となる特徴のリストが入力されるか、又は、予め診断装置に組み込まれている。ここで、故障要因となる特徴は、配線長、ビア数、配線密度のようなレイアウト情報、及びオープン故障又はブリッジ故障の要因となる配線パターン等である。この提案されている大量故障診断方法は、ある1種類の特徴に着目し、ネットリスト等の回路情報を着目した特徴の特徴量の大きい順にソートして上位から均等に複数個のグループに分割する。各グループについて、故障数の期待値と実測値を夫々計算する。期待値は、着目した特徴の特徴量に基づくモデル式を用いることで計算され、実測値は、故障リストから各グループに含まれる故障候補をカウントすることで計算される。又、期待値と実測値の分布の近さから、着目した1種類の特徴の故障への寄与度を計算する。全ての種類の特徴について、上記の如き処理を繰り返して各種類の特徴の故障への寄与度を計算し、寄与度の高い種類の特徴を故障要因とする。
この提案されている大量故障診断方法において、故障要因の絞り込みの精度を向上する観点からすると、回路情報を複数個のグループに分割する際のグループ分割数が多い方が望ましい。しかし、故障解析ツールから入力される故障レポート中の故障候補数が比較的少ない場合には、グループ分割数を多くすると故障候補を含まないグループ、或いは、故障候補数の少ないグループが多くなってしまい、統計的解析の精度が低下する要因となる。尚、故障候補数が比較的少ない場合とは、例えば数百万ネット分の回路情報のうち故障候補が数十ネットのような場合を言い、このような場合には故障候補のデータがノイズとみなされてしまう可能性がある。又、故障候補数が比較的少ない場合とは、実際の半導体装置内の故障が比較的少ない、半導体装置の製造プロセスの立ち上げ時期のため半導体装置の製造個数そのものが比較的少ない、例えば半導体装置の設計及び製造が別組織で行われるため製造業者側から入手できる半導体装置に関する故障情報に限りがある、等の理由に起因する。
一方、故障候補を含まないグループ、或いは、故障候補数の少ないグループを少なくするという観点からすると、回路情報を複数個のグループに分割する際のグループ分割数を少なくすることが望ましい。しかし、グループ分割数が少ないことは、統計的解析の対象となるサンプル数が少ないことを意味する。このことは、統計的解析精度の低下要因となる。
従来の故障診断方法では、半導体装置の故障レポートから得られる故障候補数が比較的少ない場合には、統計的解析の精度が低下してしまうという問題があった。
特開2002−156418号公報 特開2003−282665号公報
M. Sharma et al., "Efficiently Performing YieldEnhancements by Identifying Dominant Physical RootCause from Test Fail Data", International TestConference 2008, Paper 14.3, pp.1-9 http://www.kamishima.net/jp/clustering/ http://ja.wikipedia.org/wiki/決定木
そこで、1つの側面では、本発明は、統計的解析の精度の低下を抑制可能な故障診断方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う大量故障診断を行うコンピュータによる半導体装置の故障診断方法であって、前記コンピュータが、前記故障要因となる特徴の1種類の特徴を指標として、ネットリスト及びレイアウト情報を含む、前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、前記故障レポートから各グループの故障候補数をカウントして計算し、前記回路情報に含まれる前記レイアウト情報から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、各グループの前記故障候補数と各グループの前記部分回路の前記特徴量の総和の計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の工程と、前記コンピュータが、前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力して記憶部に格納する第2の工程とを含み、前記第1の工程は、前記レイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループG ij (j=1,...,N)について、各グループG ij に属するネットn ijp (p=1,…,P ij , P ij はグループG ij に属するネットの総数)の特徴量v(fk,n ijp )(k=1,...,K)の総和sumfk(G ij )=Σv(fk,n ijp )を計算し、各グループG ij (j=1,...,N)について、計算された故障発生数F ij 及び特徴量v(fk,n ijp )の集合(セット)S ij ={F ij ,sumf1(G ij ),sumf2(G ij ),...,sumfk(G ij )}を学習サンプルのリストに追加し、各グループの前記故障候補数を計算する際、異なるグループ間同じ故障候補を重複して前記故障候補数のカウントに含めることを許容する故障診断方法が提供される。
故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う大量故障診断を行う半導体装置の故障診断装置であって、前記故障要因となる特徴のうち1種類の特徴を指標として、ネットリスト及びレイアウト情報を含む、前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、前記故障レポートから各グループの故障候補数をカウントして計算し、前記回路情報に含まれる前記レイアウト情報から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、各グループの前記故障候補数と各グループの前記部分回路の前記特徴量の総和の計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の手段と、前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力する第2の手段とを備え、前記第1の手段は、前記レイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループG ij (j=1,...,N)について、各グループG ij に属するネットn ijp (p=1,…,P ij , P ij はグループG ij に属するネットの総数)の特徴量v(fk,n ijp )(k=1,...,K)の総和sumfk(G ij )=Σv(fk,n ijp )を計算する手段と、各グループG ij (j=1,...,N)について、計算された故障発生数F ij 及び特徴量v(fk,n ijp )の集合(セット)S ij ={F ij ,sumf1(G ij ),sumf2(G ij ),...,sumfk(G ij )}を学習サンプルのリストに追加する手段を有し、各グループの前記故障候補数を計算する際、異なるグループ間同じ故障候補を重複して前記故障候補数のカウントに含めることを許容する故障診断装置が提供される。
故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う半導体装置の大量故障診断をコンピュータに行わせるプログラムであって、前記故障要因となる特徴のうち1種類の特徴を指標として、ネットリスト及びレイアウト情報を含む、前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、前記故障レポートから各グループの故障候補数をカウントして計算し、前記回路情報に含まれる前記レイアウト情報から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、各グループの前記故障候補数と各グループの前記部分回路の前記特徴量の総和の計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の手順と、前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力して記憶部に格納する第2の手順とを前記コンピュータに実行させ、前記第1の手順は、前記レイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループG ij (j=1,...,N)について、各グループG ij に属するネットn ijp (p=1,…,P ij , P ij はグループG ij に属するネットの総数)の特徴量v(fk,n ijp )(k=1,...,K)の総和sumfk(G ij )=Σv(fk,n ijp )を計算し、各グループG ij (j=1,...,N)について、計算された故障発生数F ij 及び特徴量v(fk,n ijp )の集合(セット)S ij ={F ij ,sumf1(G ij ),sumf2(G ij ),...,sumfk(G ij )}を前記学習サンプルのリストに追加し、各グループの前記故障候補数を計算する際、異なるグループ間同じ故障候補を重複して前記故障候補数のカウントに含めることを許容するプログラムが提供される。
統計的解析の精度の低下を抑制することができる。
半導体装置の製造工程を説明する図である。 故障解析、大量故障診断及び物理解析を説明するフローチャートである。 コンピュータシステムの一例を示すブロック図である。 本発明の一実施例における故障診断方法を説明するフローチャートである。 図4のステップS11の処理の一例をより詳細に説明するフローチャートである。 故障レポートのデータ構造の一例を示す図である。 学習サンプルのリストの一例のデータ構造を示す図である。 ネットリストを特徴量について夫々3つのグループに分割した例を示す図である。 グループ分割により得られたグループに含まれるネットリストの例を示す図である。 ウエハ上のダイの領域を示す平面図である。 グループ分割をこの第2の例で行った場合に計算される故障発生数を説明する図である。 配線密度に応じたネットリストのグループ分割を説明する図である。 グループ分割により得られたグループに含まれる故障ネットリスト数及び故障ネットリストの例を示す図である。 図4のステップS12の処理の一例をより詳細に説明するフローチャートである。 故障要因情報の一例を示す図である。 故障要因情報の他の例を示す図である。 図4のステップS12の処理の他の例をより詳細に説明するフローチャートである。 故障要因情報の一例を示す図である。
開示の故障診断方法、装置及びプログラムでは、論理シミュレーション又は故障事象等を用いた故障解析ツールから入力される半導体装置の故障レポートに基づいて統計的解析を行って、故障要因となる特徴を故障への寄与度に応じて出力する故障診断において、1種類の特徴を指標として半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、回路情報をK×N個のグループに分割する。各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、これらの計算結果を学習サンプルのリストとして出力する。各特徴の故障への寄与度は、学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで計算される。
以下に、開示の故障診断方法、装置及びプログラムの各実施例を図面と共に説明する。
先ず、LSI回路等の半導体装置の設計、製造、試験及び解析を含む製造工程を、図1と共に説明する。図1は、半導体装置の製造工程を説明する図である。
半導体装置は設計工程1で設計され、ネットリスト及びレイアウト情報等の回路情報が生成される。製造工程2は、設計工程1で設計された半導体装置の回路情報に基づいて半導体装置を製造する。製造された半導体装置に対しては、出荷試験工程3で周知の出荷試験が行われる。出荷試験で故障が検出されなければ、半導体装置は良品として出荷される。一方、出荷試験で故障が検出された半導体装置の情報、或いは、良品として出荷された半導体装置のうち運用時等に不具合が発見されたクレーム品の情報は、故障解析工程4に渡される。故障解析工程4は、回路情報及びテスト情報に基づいて、周知の論理シミュレーション又は故障事象等を用いた故障解析ツールにより故障解析を行って故障候補を抽出し、故障レポート5を生成する。故障レポート5には、故障候補となるネット又は入出力ピンの情報が含まれ、オープン(Open-Circuit)故障又はブリッジ(Bridge)故障といった故障のタイプが含まれても良い。
大量故障診断工程6は、回路情報、故障レポート5及び故障要因となる特徴に基づいて、統計的解析を行う大量故障診断を行うことで故障要因を絞り込む。ここで、故障要因となる特徴は、半導体装置内の配線長、ビア数、配線密度、オープン故障又はブリッジ故障の要因となる配線パターン等である。物理解析工程8は、絞り込まれた故障要因の故障候補を含む故障要因情報7に基づいて、電子顕微鏡等を用いた周知の物理解析を行って実際の半導体装置上の故障であるか否かを調べて故障原因を特定する。特定された故障原因は、設計工程1及び/又は製造工程2にフィードバックされ、出荷試験工程4で検出される故障を減少させるための設計及び/又はプロセスに変更が加えられる。
設計工程1、製造工程2、出荷試験工程3、故障解析工程4、及び物理解析工程8の処理は、夫々周知の手順により実行可能であるため、その詳細な説明は省略する。
図2は、故障解析、大量故障診断及び物理解析を説明するフローチャートである。図2の処理は、故障解析工程4、大量故障診断工程6及び物理解析工程8で実行される。図2において、ステップS1,S2は故障解析工程4で実行され、ステップS3,S4は大量故障診断工程6で実行され、ステップS5,S6は物理解析工程8で実行される。
ステップS1では、出荷試験工程3の出荷試験に用いられたテスト情報と、出荷試験の対象となった半導体装置の回路情報とが、故障解析工程4を実行するコンピュータに入力される。テスト情報は、この例では半導体装置に入力されるテストパターンのデータである。又、回路情報は、この例ではネットリスト(n,n,...,n)、レイアウト情報、及び特徴fi(i=1,...,K)を含む。ステップS2では、故障解析工程4を実行するコンピュータが入力されたテスト情報及び回路情報に基づいて論理シミュレーション又は故障辞書等を用いた故障解析を行って故障候補を抽出し、故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポート5を生成して出力する。出力された故障レポート5は、例えば故障解析工程4を実行するコンピュータ内に設けられた、或いは、このコンピュータに外部接続された記憶部に格納される。
ステップS3では、大量故障診断工程6を実行するコンピュータがネットリストを指定された特徴でN個のグループに分割すると共に、故障レポート5から各グループの故障候補数を計算し、レイアウト情報から各グループの特徴の特徴量を計算して、学習サンプルとして出力する。ステップS4では、大量故障診断工程6を実行するコンピュータが学習サンプルを入力として学習処理を行い、各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、寄与度の比較的高い特徴を故障要因情報7として出力する。ステップS3,S4により、統計的解析処理が実行され、学習サンプル及び故障要因情報7は記憶部に格納されても良い。故障解析工程4を実行するコンピュータと、大量故障診断工程6を実行するコンピュータは、同じコンピュータで形成しても良い。
ステップS5では、故障レポート5に記述された故障候補のうち、故障要因となる特徴を有する故障候補に対して物理解析処理を施して、実際の半導体装置上の故障であるか否かを判断する。ステップS6では、物理解析処理により特定された故障箇所の情報を出力し、設計工程1及び/又は製造工程2にこの情報をフィードバックする。物理解析処理により特定された故障箇所の情報は、記憶部に格納されても良い。
本発明の一実施例において、故障診断装置は、メモリ等の記憶部及びCPU等のプロセッサを有する周知の汎用コンピュータ又はコンピュータシステムにより形成可能である。この場合、記憶部には、プロセッサ(コンピュータ)に少なくとも故障診断方法(又は、故障診断処理)の手順を実行させて故障診断装置の各手段として機能させるか、或いは、故障診断装置の各機能を実現させるプログラム(又は、故障診断プログラム)が格納される。このプログラムは、適切なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納しても良い。又、故障診断プログラムは、大量故障診断工程6の処理を実行するものであるが、設計工程1、出荷試験工程3、及び故障解析工程4のうち少なくとも1つの工程の処理を実行するプログラムに含まれていても良い。
図3は、コンピュータシステムの一例を示すブロック図である。図3に示すコンピュータシステム10は、CPU11、記憶部12、入力装置13、及び表示装置14がバス15により接続された構成を有する。CPU11は、記憶部12に格納されたプログラムを実行することによりコンピュータシステム10全体を制御する。記憶部12は、半導体記憶装置、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体等で形成可能であり、上記のプログラム及び各種データを格納すると共に、CPU11が実行する演算の中間結果及び演算結果等を一時的に格納する一時メモリとしても機能する。記憶部12は複数の記憶装置で形成されていても良い。又、プログラムは、コンピュータシステム10にネットワークを介して接続された外部装置(図示せず)から記憶部12にインストールされても良い。コンピュータシステム10がネットワーク等を介して外部装置と通信する場合には、ネットワーク及びバス15に接続されたインタフェース部(図示せず)を更に設ければ良いことは言うまでもない。入力装置13は、キーボード等により形成可能である。表示装置14は、オペレータに入力装置13からの入力を促すメッセージ、及び統計的解析により得られる故障要因情報7等を表示する。入力装置13及び表示装置14、タッチパネルのように入力装置と表示装置の両方の機能を有する入出力装置で形成しても良い。
図4は、本発明の一実施例における故障診断方法を説明するフローチャートである。図4の手順は、CPU11が記憶部12に格納されたプログラムを実行することにより実行される。この例では、統計的解析処理は、故障レポート5と、ネットリスト及びレイアウト情報を含む回路情報9と、故障要因となる特徴のリスト50を入力とする。故障要因となる特徴の情報が故障要因となる特徴のリスト50により指定されない場合は、プログラムに組み込まれた故障要因となる特徴のリストを使用すれば良い。故障レポート5及び回路情報9及び故障要因となる特徴のリスト50は、故障解析工程4からコンピュータシステム10に直接入力されても、故障解析工程4によりコンピュータシステム10の記憶部12に一旦格納されてからCPU11が記憶部12から読み出すようにしても良い。又、統計的解析処理は、絞り込まれた故障要因の故障候補を含み、故障への寄与度が比較的高い特徴のランキングを示す故障要因情報7を出力とする。
ステップS11では、故障要因となる特徴のリスト50のうち1種類の特徴を指標として半導体装置の回路情報9をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、回路情報9をK×N個のグループに分割する。又、ステップS11では、故障レポート5から生成された各グループの故障候補数を計算すると共に、回路情報9及び故障レポート5から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、これらの計算結果を学習サンプルのリストとして出力する。異なるグループ間では、同じ故障候補を重複して故障候補数のカウントに含めることが許容される。学習サンプルのリストは、記憶部12に格納されても良い。
一般的に、ランダムなグループ分割を複数回行う手法はあるが、このような手法によると、類似したグループが複数個作成されてしまう可能性が比較的高い。一方、故障要因となる1種類の特徴を指標としてグループ分割を行う場合、グループ間で特徴量の分布が異なるように分割される可能性が高い。更に、複数種類の特徴についてグループ分割を行うことで、傾向の異なるグループを多く生成することが可能となり、統計的解析の精度向上を図ることが可能となる。従って、Nの値を比較的小さく設定し、且つ、Kの値を比較的大きく設定してステップS11の如きグループ分割を行うことで、故障候補数が比較的少ない場合の統計的解析の精度の低下を防止することができる。
ステップS12では、学習サンプルのリストに基づいて周知の学習処理を行うことで、各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、寄与度の比較的高い特徴のランキングを計算して、絞り込まれた故障要因を含み故障への寄与度が比較的高い特徴のランキングを示す故障要因情報7を出力する。学習処理は、例えばサポートベクターマシン(SVM:Support Vector Machine)の如き手法を利用可能である。又、学習処理は、ステップS11で生成したグループのうち、故障発生数の予測値と実測値との適合度が所定値以上になるようなサンプルの集合を抽出することにより、故障候補の抽出精度の向上を図り、統計的解析の精度を向上するようにしても良い。故障要因情報7は、記憶部12に格納されても良い。
図5は、図4のステップS11の処理の一例をより詳細に説明するフローチャートである。図5において、ステップS21では、故障レポート5と、ネットリスト(n,n,...,n)及びレイアウト情報を含む回路情報9と、故障要因となる特徴のリスト50を形成する特徴fi(i=1,...,K)とが、例えば記憶部12から読み出される等して入力される。故障レポート5は、例えば図6に示す如きデータ構造を有する。図6は、故障レポート5のデータ構造の一例を示す図である。図6は、故障候補のネットリストのID(又、ネットID)、故障候補のダイ座標(x,y)、及び故障のタイプを含む故障レポート5を示すが、後述するステップS23でネットリストを分割するか、或いは、ダイを分割するかに応じて、故障候補のネットリストのネットID及び故障候補のダイ座標(x,y)の一方のみを故障レポート5に含めるようにしても良い。ダイとは、複数の半導体装置が形成されたウエハを切断することで得られる各半導体装置が形成されたウエハ部分であり、ダイの情報は回路情報9に含まれていても良い。例えば、図6の例では、故障候補のネットリストのネットIDが「10」、或いは、故障候補のダイ座標(x,y)が(5,8)の故障タイプが「オープン(Open-Circuit)」である。
ステップS22では、未選択の特徴fiを選択する。ステップS23では、ネットリスト(n,n,...,n)又はダイを特徴fiに従ってN個のグループGi1,...,GiNに等分割する。ステップS24では、故障レポート5から、各グループGij(j=1,...,N)の故障発生数Fij(j=1,...,N)を計算する。ステップS25では、レイアウト情報及び故障レポート5から、各グループGij(j=1,...,N)について、各グループGijに属するネットnijp(p=1,...,Pij,PijはグループGijに属するネットの数)の特徴量v(fk,nijp)(k=1,...,K)の総和sumfk(Gij)=Σvp=1…Pij(fk,nijp)を計算する。ステップS26では、各グループGij(j=1,...,N)について、計算された故障発生数Fij及び特徴量v(fk,nijp)の集合(セット)Sij={Fij,sum(f1(Gij),sum(f2(Gij),...,sum(fk(Gij)}を学習サンプルのリストに追加する。
ステップS27では、全ての特徴fiを選択済みであるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS22へ戻る。一方、ステップS27の判定結果がYESであると、ステップS28では、学習サンプルのリスト{Sij}を出力する。図7は、学習サンプルのリスト{Sij}の一例のデータ構造を示す図である。
図7は、サンプルを識別するためのサンプルIDSijに対し、故障数及び各グループGij内の各ネットの特徴量の総和V(fi)を含むリストを示す。例えば、特徴f1,f2,f3,f4があり特徴数K=4であり、且つ、回路情報9を複数個のグループに分割する際のグループ分割数N=5の場合、特徴f1で分割したグループに属するネットがn11,n12,n13であれば、各ネットn11,n12,n13の特徴f1に関する特徴量が夫々「30」,「40」,「30」であれば、サンプルS12のV(f1)はV(f1)=30+40+30=100となる。尚、図7に示す故障数は、図4のステップS12において学習処理を行う際のターゲット値に相当する。図7のリストは、例えば記憶部12に格納される。
次に、図5のステップS23におけるグループ分割の例を、図8〜図13と共に説明する。
グループ分割の第1の例では、回路情報9のネットリストを特徴量の大きさでソートして分割し、このような分割を複数の特徴について繰り返す周知の手順が実行される。図8は、ネットリストN1〜N10を特徴量F1,F2について夫々3つのグループに分割した例を示す図である。図8において、例えばネットリストN3の特徴量F1は「5600」であり、特徴量F2は「0.2」である。又、図9は、グループ分割により得られたグループG11〜G13,G21〜G23に含まれるネットリストのネットIDの例を示す図である。図9は、各特徴量F1,F2について3つのグループを特徴量の昇順にソートした例を示す。図9において、例えばグループG11に含まれるネットリストのネットIDは「N2,N3,N7,N9」であり、この場合は図5のステップS24が図9の情報に基づいて各グループG11〜G13,G21〜G23の故障発生数を計算する。図8のネットリストに関連する特徴量F1,F2のデータ、及び図9のグループに関連するネットリストのネットIDのデータは、例えば記憶部12に格納される。
グループ分割の第2の例では、ウエハ上の位置に応じたダイのグループ分割を複数回行う。図10は、ウエハ上のダイの領域を示す平面図である。図10において、(a)はウエハ100の中心からの距離に応じてウェハ100をグループGa1〜Ga4に4分割した例、(b)はウエハ100のx座標に応じてウエハ100をグループGb1〜Gb4に4分割した例、(c)はウエハ100のy座標に応じてウエハ100をグループGc1〜Gc4に4分割した例を示す。又図10において梨地で示すd1〜d5は、故障ダイのIDを示す。この例では、ウエハ100の4分割を図10の(a)〜(c)の3通りの方法で行うので、グループ分割数は4×3=12である。
図11は、グループ分割をこの第2の例で行った場合に図5のステップS24で計算される故障発生数を説明する図である。図11において、グループ分割により得られた各グループに対して、故障ダイの数が故障発生数として計算され、故障ダイのIDが関連して例えば記憶部12に格納される。図11において、例えばグループGb3の故障ダイの数は「1」であり、故障ダイのIDは「d4」である。
グループ分割の第3の例では、配線密度に応じたネットリストのグループ分割を複数回行う。配線密度は、回路情報9に含まれており、レイアウト情報に含まれていても良い。例えば半導体装置の配線層数が5層であり、ネットリストを配線密度に応じて4グループにグループ分割し、このような分割を配線層数分、即ち、5層分行うことで、グループ分割数は4×5=20となる。
図12は、半導体装置の配線密度に応じたネットリストのグループ分割を説明する図である。図12は、説明の便宜上、任意の1つの配線層のグループ分割の一例を示し、グループGw1〜Gw4はこの任意の1つの配線層におけるグループ分割により得られたものである。又、ここでは一例としてネットリストのネットIDN1〜N4が故障ネットリストであるものとする。図13は、任意の1つの配線層におけるグループ分割により得られたグループGw1〜Gw4に含まれる故障ネットリスト数及び故障ネットリストのネットIDの例を示す図である。例えば、グループGa3に含まれる故障ネットリスト数は「2」であり、故障ネットリストのネットIDは「N3,N4」である。
尚、ネットリスト及び配線密度等の回路情報9又はダイのグループ分割を行う方法は上記第1〜第3の例に限定されず、K-means手法に代表されるクラスタリング(Clustering,例えば、非特許文献2)を用いる手法又は決定木(Decision Tree,例えば、非特許文献3)を用いる手法等を採用することも可能である。グループ分割にクラスタリング又は決定木を用いる手法を採用すると、傾向の強いものを同じグループにまとめることになる。
図14は、図4のステップS12の処理の一例をより詳細に説明するフローチャートである。図14において、ステップS31では、図4のステップS11で生成された学習サンプルのリスト{Sij}=(S11,S12,...,SKN)を入力する。学習サンプルのリスト{Sij}=(S11,S12,...,SKN)は、例えば記憶部12から読み出して入力する。ステップS32では、周知の学習処理を行い、各サンプルSijの故障発生数の予測値pijを例えばSVMの如き手法を用いて計算する。ステップS33では、未選択の特徴fi(i=1,...,K)を選択する。
ステップS34では、特徴fiで分割されたサンプルSi1,...,SiNについて、故障発生数の予測値pijと故障発生数の実測値rijとの平均二乗誤差(MSE:Mean Square Error)MSE=Σ(pij−rijを計算し、MSEを特徴fiの故障への寄与度とする。故障発生数の実測値rijは、例えば図7の故障数に相当する。ステップS35では、全ての特徴fiの故障への寄与度を計算済みであるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS33へ戻る。
一方、ステップS35の判定結果がYESであると、ステップS36では、例えば寄与度の降順に特徴をソートして一定値以上の比較的高い寄与度を有する特徴のみを出力することで、故障要因となる特徴を絞り込む。ステップS37では、絞り込まれた故障要因である特徴を含み、ステップS36でのソートにより故障への寄与度が比較的高い特徴のランキングを示す故障要因情報7を出力する。出力される故障要因情報7の出力形式は特に限定されない。出力された故障要因情報7は、例えば記憶部12に格納される。
図15は、ステップS37で出力される故障要因情報7の一例を示す図である。図15の故障要因情報7は、特徴f1〜f6の故障への寄与度を表形式で出力する場合を示す。図15の表からは、例えば特徴f1の故障への寄与度は「0.005」であることがわかる。尚、図15では特徴f1〜f6の順に記述されているが、寄与度の降順に記述しても良いことは言うまでもない。
図16は、ステップS37で出力される故障要因情報7の他の例を示す図である。図16の故障要因情報7は、特徴f1〜f6の故障への寄与度をグラフ形式で出力する場合を示す。図17のグラフからは、例えば特徴f1の故障への寄与度は「0.005」であることがわかる。尚、図16では特徴f1〜f6の順に棒グラフが示されているが、寄与度の降順に棒グラフを示しても良いことは言うまでもない。
図17は、図4のステップS12の処理の他の例をより詳細に説明するフローチャートである。図17において、ステップS41では、図4のステップS11で生成された学習サンプルのリスト{Sij}=(S11,S12,...,SKN)を入力する。学習サンプルのリスト{Sij}=(S11,S12,...,SKN)は、例えば記憶部12から読み出して入力する。ステップS42では、選択する2以上の特徴の組み合わせ(fl1,fl2,...,flm)を生成する(m<K)。例えば、遺伝アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)等を用いることにより、最適な2以上の特徴の組み合わせ(fl1,fl2,...,flm)を生成することができる。ステップS43では、生成した特徴の組み合わせ(fl1,fl2,...,flm)で分割したサンプルの集合SIをSI={Sij,i=l1,l2,...,lm、j=1,...,N}から算出する。
ステップS44では、周知の学習処理を行い、各サンプルSijの故障発生数の予測値pijを例えばSVMの如き手法を用いて計算すると共に、故障発生数の予測値pijと故障発生数の実測値rmjとの平均二乗誤差(MSE)AI=Σ(pij−rmjを計算し、AIをサンプルの集合SIの適合度とする。適合度AIは、サンプルの集合SIの故障への寄与度に相当し、適合度AIが高い程故障への寄与度が高い。ステップS45では、適合度AIが予め設定されている所定値を有する適合度A0以上であるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS42へ戻る。
一方、ステップS45の判定結果がYESであると、ステップS46では、所定値(適合度A0)以上の比較的高い適合度AIを有するサンプルの集合SIのみを出力することで、故障要因となる特徴を絞り込む。つまり、ステップS46では、絞り込まれた故障要因である特徴の組み合わせを含み、適合度AIが所定値以上であることから故障への寄与度が比較的高い特徴の組み合わせのランキングを示す故障要因情報7を出力する。出力される故障要因情報7の出力形式は特に限定されない。出力された故障要因情報7は、例えば記憶部12に格納される。このように、図4のステップS11で生成したグループのうち、故障発生数の予測値と実測値との適合度AIが所定値以上になるようなグループの集合SIを抽出することで、故障候補の抽出精度を向上して統計的解析の精度を更に向上することができる。
図18は、ステップS46で出力される故障要因情報7の一例を示す図である。図18の故障要因情報7は、特徴の組み合わせfl1,...の故障への寄与度を適合度AIとして表形式で出力する場合を示す。図18の表からは、例えば特徴の組み合わせfl1の故障への寄与度は「0.015」であることがわかる。尚、故障要因情報7は、グラフ形式で出力しても良いことは言うまでもない。又、図18では特徴の組み合わせfl1,...の順に記述されているが、適合度AIの降順に記述しても良いことは言うまでもない。
上記実施例によれば、故障解析工程4が出力する故障レポート5から得られる故障数が比較的少ない場合であっても、大量故障診断工程6の統計的解析による故障要因の絞込みを行い、故障候補を高精度に抽出することが可能となり、統計的解析の精度低下を防止することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う故障診断を行うコンピュータによる半導体装置の故障診断方法であって、
前記故障要因となる特徴の1種類の特徴を指標として前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算した計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の工程と、
前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力して記憶部に格納する第2の工程と
を前記コンピュータに実行させる、故障診断方法。
(付記2)
前記第2の工程は、前記K×N個のグループのうち、故障発生数の予測値と実測値との適合度が所定値以上になるような前記学習サンプルの集合を抽出して前記故障要因情報として出力する、付記1記載の故障診断方法。
(付記3)
前記第2の工程は、
選択する2以上の特徴の組み合わせを生成し、
前記特徴の組み合わせで分割したサンプルの集合を算出し、
前記学習処理を行い各サンプルの故障発生数の予測値を計算すると共に、故障発生数の予測値と故障発生数の実測値との平均二乗誤差を計算して前記サンプルの集合の適合度を得る、付記2記載の故障診断方法。
(付記4)
前記第1の工程は、
前記半導体装置のレイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループGij(j=1,...,N)について、各グループGijに属するネットnijp(p=1,…,Pij, PijはグループGijに属するネットの総数)の特徴量v(fk,nijp)(k=1,...,K)の総和sumfk(Gij)=Σv(fk,nijp)を計算し、
各グループGij(j=1,...,N)について、計算された故障発生数Fij及び特徴量v(fk,nijp)の集合(セット)Sij={Fij,sum(f1(Gij),sum(f2(Gij),...,sum(fk(Gij)}を学習サンプルのリストに追加する、付記1乃至3のいずれか1項記載の故障診断方法。
(付記5)
前記第1の工程は、
前記回路情報のネットリストを特徴量の大きさでソートして分割し、この分割を複数の特徴について繰り返す手順と、
前記半導体装置が形成されるウエハ上の位置に応じたダイのグループ分割を複数回行う手順と、
前記半導体装置の配線密度に応じたネットリストのグループ分割を複数回行う手順
のうちいずれか1つの手順を実行する、付記1乃至4のいずれか1項記載の故障診断方法。
(付記6)
故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う故障診断を行う半導体装置の故障診断装置であって、
前記故障要因となる特徴のうち1種類の特徴を指標として前記回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算した計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の手段と、
前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力する第2の手段とを備えた、故障診断装置。
(付記7)
前記第2の手段は、前記K×N個のグループのうち、故障発生数の予測値と実測値との適合度が所定値以上になるような前記学習サンプルの集合を抽出して前記前記故障要因情報として出力する、付記6記載の故障診断装置。
(付記8)
前記第2の手段は、
選択する2以上の特徴の組み合わせを生成する手段と、
前記特徴の組み合わせで分割したサンプルの集合を算出する手段と、
前記学習処理を行い各サンプルの故障発生数の予測値を計算すると共に、故障発生数の予測値と故障発生数の実測値との平均二乗誤差を計算して前記サンプルの集合の適合度を得る手段を有する、付記7記載の故障診断装置。
(付記9)
前記第1の手段は、
前記半導体装置のレイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループGij(j=1,...,N)について、各グループGijに属するネットnijp(p=1,…,Pij, PijはグループGijに属するネットの総数)の特徴量v(fk,nijp)(k=1,...,K)の総和sumfk(Gij)=Σv(fk,nijp)を計算する手段と、
各グループGij(j=1,...,N)について、計算された故障発生数Fij及び特徴量v(fk,nijp)の集合(セット)Sij={Fij,sum(f1(Gij),sum(f2(Gij),...,sum(fk(Gij)}を学習サンプルのリストに追加する手段を有する、付記6乃至8のいずれか1項記載の故障診断装置。
(付記10)
前記第1の手段は、
前記回路情報のネットリストを特徴量の大きさでソートして分割し、この分割を複数の特徴について繰り返す処理と、
前記半導体装置が形成されるウエハ上の位置に応じたダイのグループ分割を複数回行う処理と、
前記半導体装置の配線密度に応じたネットリストのグループ分割を複数回行う処理
のうちいずれか1つの処理を実行する、付記6乃至9のいずれか1項記載の故障診断装置。
(付記11)
故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う半導体装置の故障診断をコンピュータに行わせるプログラムであって、
前記故障要因となる特徴のうち1種類の特徴を指標として前記回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算した計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の手順と、
前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力して記憶部格納する第2の手順と
を前記コンピュータに実行させる、プログラム。
(付記12)
前記第2の手順は、前記K×N個のグループのうち、故障発生数の予測値と実測値との適合度が所定値以上になるような前記学習サンプルの集合を抽出して前記前記故障要因情報として出力する、付記11記載のプログラム。
(付記13)
前記第2の手順は、
選択する2以上の特徴の組み合わせを生成し、
前記特徴の組み合わせで分割したサンプルの集合を算出し、
前記学習処理を行い各サンプルの故障発生数の予測値を計算すると共に、故障発生数の予測値と故障発生数の実測値との平均二乗誤差を計算して前記サンプルの集合の適合度を得る、付記12記載のプログラム。
(付記14)
前記第1の手順は、
前記半導体装置のレイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループGij(j=1,...,N)について、各グループGijに属するネットnijp(p=1,…,Pij, PijはグループGijに属するネットの総数)の特徴量v(fk,nijp)(k=1,...,K)の総和sumfk(Gij)=Σv(fk,nijp)を計算し、
各グループGij(j=1,...,N)について、計算された故障発生数Fij及び特徴量v(fk,nijp)の集合(セット)Sij={Fij,sum(f1(Gij),sum(f2(Gij),...,sum(fk(Gij)}を学習サンプルのリストに追加する、付記11乃至13のいずれか1項記載のプログラム。
(付記15)
前記第1の手順は、
前記回路情報のネットリストを特徴量の大きさでソートして分割し、この分割を複数の特徴について繰り返す手順と、
前記半導体装置が形成されるウエハ上の位置に応じたダイのグループ分割を複数回行う手順と、
前記半導体装置の配線密度に応じたネットリストのグループ分割を複数回行う手順
のうちいずれか1つの手順を実行する、付記11乃至14のいずれか1項記載のプログラム。
(付記16)
前記故障診断は、大量故障診断(Volume Diagnosis)である、付記11乃至14のいずれか1項記載のプログラム。
(付記17)
付記11乃至16のいずれか1項記載のプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
以上、開示の故障診断方法、装置及びプログラムを実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
10 コンピュータシステム
11 CPU
12 記憶部
13 入力装置
14 表示装置
15 バス

Claims (5)

  1. 故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う半導体装置の大量故障診断をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    前記故障要因となる特徴のうち1種類の特徴を指標として、ネットリスト及びレイアウト情報を含む、前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、前記故障レポートから各グループの故障候補数をカウントして計算し、前記回路情報に含まれる前記レイアウト情報から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、各グループの前記故障候補数と各グループの前記部分回路の前記特徴量の総和の計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の手順と、
    前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力して記憶部に格納する第2の手順と
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記第1の手順は、
    前記レイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループG ij (j=1,...,N)について、各グループG ij に属するネットn ijp (p=1,…,P ij , P ij はグループG ij に属するネットの総数)の特徴量v(fk,n ijp )(k=1,...,K)の総和sumfk(G ij )=Σv(fk,n ijp )を計算し、
    各グループG ij (j=1,...,N)について、計算された故障発生数F ij 及び特徴量v(fk,n ijp )の集合(セット)S ij ={F ij ,sumf1(G ij ),sumf2(G ij ),...,sumfk(G ij )}を前記学習サンプルのリストに追加し、
    各グループの前記故障候補数を計算する際、異なるグループ間同じ故障候補を重複して前記故障候補数のカウントに含めることを許容する、プログラム。
  2. 前記第2の手順は、前記K×N個のグループのうち、故障発生数の予測値と実測値との適合度が所定値以上になるような前記学習サンプルの集合を抽出して前記故障要因情報として出力する、請求項1記載のプログラム。
  3. 前記第1の手順は、
    前記回路情報に含まれる前記ネットリストを特徴量の大きさでソートして分割し、この分割を複数の特徴について繰り返す手順と、
    前記半導体装置が形成されるウエハ上の位置に応じたダイのグループ分割を複数回行う手順と、
    前記半導体装置の配線密度に応じた前記ネットリストのグループ分割を複数回行う手順
    のうちいずれか1つの手順を実行する、請求項1又は2記載のプログラム。
  4. 故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う大量故障診断を行う半導体装置の故障診断装置であって、
    前記故障要因となる特徴のうち1種類の特徴を指標として、ネットリスト及びレイアウト情報を含む、前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、前記故障レポートから各グループの故障候補数をカウントして計算し、前記回路情報に含まれる前記レイアウト情報から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、各グループの前記故障候補数と各グループの前記部分回路の前記特徴量の総和の計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の手段と、
    前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力する第2の手段とを備え、
    前記第1の手段は、
    前記レイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループG ij (j=1,...,N)について、各グループG ij に属するネットn ijp (p=1,…,P ij , P ij はグループG ij に属するネットの総数)の特徴量v(fk,n ijp )(k=1,...,K)の総和sumfk(G ij )=Σv(fk,n ijp )を計算する手段と、
    各グループG ij (j=1,...,N)について、計算された故障発生数F ij 及び特徴量v(fk,n ijp )の集合(セット)S ij ={F ij ,sumf1(G ij ),sumf2(G ij ),...,sumfk(G ij )}を学習サンプルのリストに追加する手段を有し、
    各グループの前記故障候補数を計算する際、異なるグループ間同じ故障候補を重複して前記故障候補数のカウントに含めることを許容する、故障診断装置。
  5. 故障候補となるネット又は入出力ピンの情報を含む故障レポートと故障要因となる特徴とに基づいて統計的解析を行う大量故障診断を行うコンピュータによる半導体装置の故障診断方法であって、
    前記コンピュータが、前記故障要因となる特徴の1種類の特徴を指標として、ネットリスト及びレイアウト情報を含む、前記半導体装置の回路情報をN個(Nは2以上の自然数)のグループに分割する処理を、K種類(Kは2以上の自然数)の特徴について行うことで、前記回路情報をK×N個のグループに分割すると共に、前記故障レポートから各グループの故障候補数をカウントして計算し、前記回路情報に含まれる前記レイアウト情報から各グループに属する部分回路の特徴量の総和を計算し、各グループの前記故障候補数と各グループの前記部分回路の前記特徴量の総和の計算結果を含む学習サンプルのリストを出力する第1の工程と、
    前記コンピュータが、前記学習サンプルのリストに基づいて学習処理を行うことで各特徴の故障への寄与度を計算すると共に、前記寄与度が一定値以上の特徴のランキングを計算して、故障要因を含み前記特徴のランキングを示す故障要因情報を出力して記憶部に格納する第2の工程と
    を含み、
    前記第1の工程は、
    前記レイアウト情報及び前記故障レポートから、各グループG ij (j=1,...,N)について、各グループG ij に属するネットn ijp (p=1,…,P ij , P ij はグループG ij に属するネットの総数)の特徴量v(fk,n ijp )(k=1,...,K)の総和sumfk(G ij )=Σv(fk,n ijp )を計算し、
    各グループG ij (j=1,...,N)について、計算された故障発生数F ij 及び特徴量v(fk,n ijp )の集合(セット)S ij ={F ij ,sumf1(G ij ),sumf2(G ij ),...,sumfk(G ij )}を学習サンプルのリストに追加し、
    各グループの前記故障候補数を計算する際、異なるグループ間同じ故障候補を重複して前記故障候補数のカウントに含めることを許容する、故障診断方法。
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