JP5719617B2 - Game machine - Google Patents
Game machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP5719617B2 JP5719617B2 JP2011017887A JP2011017887A JP5719617B2 JP 5719617 B2 JP5719617 B2 JP 5719617B2 JP 2011017887 A JP2011017887 A JP 2011017887A JP 2011017887 A JP2011017887 A JP 2011017887A JP 5719617 B2 JP5719617 B2 JP 5719617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- effect
- special symbol
- player
- control board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
本発明は、パチンコ機やじやん球遊技機等の遊技機に関し、特に情報の報知を行う報知手段と、遊技者の操作に基づいて前記報知手段に所定の情報を報知させる制御を行う報知制御手段とが設けられた遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko machine or a ball and ball game machine, and more particularly, a notification means for notifying information, and a notification control means for controlling the notification means to notify predetermined information based on a player's operation. It is related with the gaming machine provided with.
従来のパチンコ機と呼ばれ一般的に普及している遊技機では、遊技店の島設備に取り付けられる外枠と、外枠に回動可能に支持されたガラス枠とを具備する。外枠には、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤が設けられている。一方、ガラス枠の遊技盤に対向する上部中央には透明なガラス板が取り付けられ、下部中央には、遊技者が所持する遊技球を貯留する受け皿が設置されている。 2. Description of the Related Art A game machine that is commonly used and called a conventional pachinko machine includes an outer frame that is attached to an island facility of a game store and a glass frame that is rotatably supported by the outer frame. The outer frame is provided with a game board in which a game area in which game balls flow down is formed. On the other hand, a transparent glass plate is attached to the upper center of the glass frame facing the game board, and a tray for storing game balls possessed by the player is installed in the lower center.
また、近年普及したパチンコ機は、例えば特許文献1に示すように、受け皿に演出用のチャンスボタン等の演出ボタンを備える。遊技者は、演出ボタンを操作することによって演出を非操作の場合から変化させる。また、特許文献2には、遊技者による接触を検出するタッチセンサとしてタッチパネルをガラス枠のガラス板に配置し、タッチパネルを操作することによって演出用の情報を報知させる技術が開示されている。
In addition, pachinko machines that have become popular in recent years include, for example, a production button such as a chance button for production on a saucer as shown in
しかしながら、従来の遊技機において、タッチパネルの操作による情報の報知は、遊技者がタッチパネルを単純に触れる動作で実行されるため、情報の報知が単調になり、遊技者に飽きられやすかった。このことに対応して、タッチパネルの操作方法を複雑化した場合には、当該遊技機を初めて操作する遊技者に理解しづらくなり、遊技者がタッチパネルの操作を楽しめるようになるまで長い時間を要してしまう。一方、従来の遊技機における遊技球の動作による演出変化は、入賞口、ワープ、スル―等の役物の通過した時に限られており、道釘における遊技球の流下等、遊技球の全体の動きに対応していなかった。
本発明は、遊技球の全体の動きに対応した情報の報知を行うとともに、遊技機のタッチパネルの操作方法を複雑化することなくタッチパネルの操作による情報の報知を多様化することができる遊技機の提供を目的とする。
However, in the conventional gaming machine, the information notification by operating the touch panel is executed by an operation in which the player simply touches the touch panel, so the information notification becomes monotonous and the player is easily bored. Corresponding to this, when the operation method of the touch panel is complicated, it becomes difficult for the player who operates the gaming machine for the first time to understand, and it takes a long time until the player can enjoy the operation of the touch panel. Resulting in. On the other hand, the change in performance due to the action of the game ball in a conventional gaming machine is limited to when a prize port, warp, thru, etc. passes through the game balls. It did not respond to movement.
The present invention provides a gaming machine capable of notifying information corresponding to the entire movement of a game ball and diversifying information notification by operating the touch panel without complicating the operation method of the touch panel of the gaming machine. For the purpose of provision.
請求項1に記載の発明は、遊技領域が設けられた遊技盤と、前記遊技領域を視認可能に覆う透明板と、前記遊技盤の手前側において前記透明板を支持する支持部材と、前記透明板の手前側に設けられ、遊技者の接触可能な遊技者接触部材と、前記透明板の奥側に設けられ、前記遊技領域に流下する遊技球の接触可能な遊技球接触部材と、前記遊技領域に設けられた始動領域と、遊技者に有利な特別遊技に移行する当たり又は特別遊技に移行しないハズレを、前記始動領域への遊技球の進入を起因とした抽選で決定する特別遊技抽選手段と、前記遊技盤に設けられ、画面に画像を表示することで情報の報知を行う報知手段と、前記遊技者接触部材に対する遊技者の接触位置を検知する遊技者接触位置検知手段と、前記遊技球接触部材に対する遊技球の接触位置を検知する遊技球接触位置検知手段と、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記報知手段に所定の情報を報知させる制御を行う報知制御手段とを備え、前記報知制御手段は、前記報知手段の前記画面に目印の画像を表示させ、前記遊技者接触位置検知手段が前記目印の画像に重なる所定位置を遊技者の接触位置として検知した後に、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置が前記所定位置から他の位置に変化した場合に、当該接触位置の変化に連動して前記目印の表示位置を移動させる目印表示制御手段と、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置が、前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置に一致または近接する位置に来た場合に、前記特別遊技抽選手段の抽選結果に対応する情報を文字の画像で報知させる抽選結果報知制御手段とを備えることを特徴とする。
The invention according to
本発明によれば、報知制御手段は、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記報知手段に所定の情報を報知させる制御を行うので、遊技球の全体の動きに対応した情報の報知を行うとともに、遊技機のタッチパネルの操作方法を複雑化することなくタッチパネルの操作による情報の報知を多様化することができる。 According to the present invention, the notification control unit is configured to notify the notification unit based on the contact position of the player detected by the player contact position detection unit and the contact position of the game ball detected by the game ball contact position detection unit. Since control is performed to notify predetermined information, information corresponding to the entire movement of the game ball is notified, and information notification by operation of the touch panel is diversified without complicating the operation method of the touch panel of the gaming machine. can do.
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(First embodiment)
The first embodiment of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
(遊技機の構成)
次に、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施形態の遊技機1の構成について具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施形態の遊技機1の正面図であり、図2は本発明の第1の実施形態のガラス枠を開放させた状態の遊技機1の斜視図であり、図3は本発明の第1の実施形態のガラス枠を開放させた状態の遊技機1の斜視図であり、図4は遊技機1の裏面側の斜視図である。
(Composition of gaming machine)
Next, the configuration of the
図1乃至図3において、遊技機1は、遊技店の島設備に取り付けられる外枠60と、その外枠60と回動可能に支持されたガラス枠50とが備えられている(図1、図3参照)。また、外枠60には、遊技球200が流下する遊技領域6が形成された遊技盤2が設けられている。遊技盤2は、木質の合板による遊技板2aの表面に釘2b、風車2c等の部材を取り付けたものである。図1及び図2において、ガラス枠50には、回動操作されることにより遊技領域6に向けて遊技球を発射させる操作ハンドル3と、音声出力装置32と、複数のランプを有する上下の演出用照明装置34a、34bと、押圧操作により演出態様を変更させるための演出ボタン35とが設けられている。
1 to 3, the
さらに、図3において、ガラス枠50の下側には、受皿ユニット8が設けられている。受皿ユニット8には、複数の遊技球200を貯留する球皿部71が設けられており、この球皿部71は、操作ハンドル3の方向側に遊技球200が流下するように下りの傾斜を有している。この球皿部71の下りの傾斜の端部には、遊技球を受け入れる受入口が設けられており、この受入口に受け入れられた遊技球は、玉送りソレノイド4bが駆動することにより、ガラス枠50の裏面に設けられた玉送り開口部41へ1個ずつ送り出される。そして、玉送り開口部41へ送り出された遊技球は、打出部材4cの方向に向けて下り傾斜を有している発射レール42により、発射レール42の下り傾斜の端部に誘導される。発射レール42の下り傾斜の端部の上方には、遊技球を停留させる停止するストッパー43が設けられており、玉送り開口部41から送り出された遊技球200は、発射レール42の下り傾斜の端部で1個の遊技球が停留されることになる。
Further, in FIG. 3, a
そして、遊技者が操作ハンドル3を回動させると、操作ハンドル3に直結している発射ボリューム3b(図6参照)も回動し、発射ボリューム3bにより遊技球の発射強度が調整され、調整された発射強度で発射用ソレノイド4aに直結された打出部材4cが回転する。この打出部材4cが回転することで、打出部材4cにより発射レール42の下り傾斜の端部に貯留されている遊技球200が打ち出され、遊技球が遊技領域6に発射されることとなる。
When the player rotates the
上記のようにして発射された遊技球は、発射レール42からレール5a、5b間を上昇して玉戻り防止片5cを超えると、遊技領域6に到達し、その後遊技領域6内を落下する。このとき、遊技領域6に設けられた複数の釘や風車によって、遊技球は予測不能に落下することとなる。また、上記のようにして発射された遊技球は、タッチパネル54(図3参照)に接触することでタッチパネル54により位置検出が行われる。
When the game ball fired as described above rises between the
(遊技領域6の構成) (Composition of game area 6)
図1において、上記遊技領域6には、複数の一般入賞口12が設けられている。これら各一般入賞口12には、一般入賞口検出スイッチ12a(図6参照)が設けられており、この一般入賞口検出スイッチ12aが遊技球の入賞を検出すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。
In FIG. 1, the
また、上記遊技領域6の中央下側の領域には、遊技球が入球可能な始動領域を構成する第1始動口14および第2始動口15と、遊技球が入球可能な第2大入賞口17とが設けられている。
Further, in the area below the center of the
この第2始動口15は、一対の可動片15bを有しており、これら一対の可動片15bが閉状態に維持される第1の態様と、一対の可動片15bが開状態となる第2の態様とに可動制御される。なお、第2始動口15が上記第1の態様に制御されているときには、当該第2始動口15の真上に位置する第2大入賞口17の入賞部材が障害物となって、遊技球の受入れを不可能としている。一方で、第2始動口15が上記第2の態様に制御されているときには、上記一対の可動片15bが受け皿として機能し、第2始動口15への遊技球の入賞が容易となる。つまり、第2始動口15は、第1の態様にあるときには遊技球の入賞機会がなく、第2の態様にあるときには遊技球の入賞機会が増すこととなる。
The
ここで、第1始動口14には遊技球の入球を検出する第1始動口検出スイッチ14a(図6参照)が設けられ、第2始動口15には遊技球の入球を検出する第2始動口検出スイッチ15a(図6参照)が設けられている。
そして、第1始動口検出スイッチ14a又は第2始動口検出スイッチ15aが遊技球の入球を検出すると、特別図柄判定用乱数値等を取得し、後述する大当たり遊技を実行する権利獲得の抽選(以下、「大当たりの抽選」という)が行われる。また、第1始動口検出スイッチ14a又は第2始動口検出スイッチ15aが遊技球の入球を検出した場合にも、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
Here, the
When the first start
また、第2大入賞口17は、遊技盤2に形成された開口部から構成されている。この第2大入賞口17の下部には、遊技盤面側からガラス板52側に突出可能な第2大入賞口開閉扉17bを有しており、この第2大入賞口開閉扉17bが遊技盤面側に突出する開放状態と、遊技盤面に埋没する閉鎖状態とに可動制御される。
そして、第2大入賞口開閉扉17bが遊技盤面に突出していると、遊技球を第2大入賞口17内に導く受け皿として機能し、遊技球が第2大入賞口17に入球可能となる。この第2大入賞口17には第2大入賞口検出スイッチ17aが設けられており、この第2大入賞口検出スイッチ17aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
In addition, the second grand
When the second grand prize opening opening /
さらに、上記遊技領域6の右側の領域には、遊技球が通過可能な普通領域を構成する普通図柄ゲート13と、遊技球が入球可能な第1大入賞口16とが設けられている。
Furthermore, in the area on the right side of the
このため、操作ハンドル3を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと、普通図柄ゲート13と第1大入賞口16とには遊技球が、通過又は入賞しないように構成されている。特に、後述する時短遊技状態に移行したとしても、遊技領域6の左側の領域に遊技球を流下させてしまうと、普通図柄ゲート13に遊技球が通過しないことから、第2始動口15にある一対の可動片15bが開状態とならず、第2始動口15に遊技球が入賞することが困難になるように構成されている。
For this reason, unless the operation handle 3 is rotated to a large extent and the game ball is launched with a strong force, the
この普通図柄ゲート13には、遊技球の通過を検出するゲート検出スイッチ13a(図6参照)が設けられており、このゲート検出スイッチ13aが遊技球の通過を検出すると、普通図柄判定用乱数値を取得し、後述する「普通図柄の抽選」が行われる。
The
第1大入賞口16は、通常は第1大入賞口開閉扉16bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、後述する特別遊技が開始されると、第1大入賞口開閉扉16bが開放されるとともに、この第1大入賞口開閉扉16bが遊技球を第1大入賞口16内に導く受け皿として機能し、遊技球が第1大入賞口16に入球可能となる。第1大入賞口16には第1大入賞口検出スイッチ16a(図6参照)が設けられており、この第1大入賞口検出スイッチ16aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
The first
さらには、遊技領域6の最下部であって遊技領域6の最下部の領域には、一般入賞口12、第1始動口14、第2始動口15、第1大入賞口16および第2大入賞口17のいずれにも入球しなかった遊技球を排出するためのアウト口11が設けられている。
Further, in the lowermost area of the
また、遊技領域6の中央には、遊技球の流下に影響を与える飾り部材7が設けられている。この飾り部材7の略中央部分には、液晶表示装置(LCD)31が設けられており、この液晶表示装置31の上方には、ベルトの形をした演出用駆動装置33が設けられている。
In addition, a
この液晶表示装置31は、遊技が行われていない待機中に画像を表示したり、遊技の進行に応じた画像を表示したりする。なかでも、後述する大当りの抽選結果を報知するための3個の演出図柄36が表示され、特定の演出図柄36の組合せ(例えば、777等)が停止表示されることにより、大当りの抽選結果として大当りが報知される。
より具体的には、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したときには、3個の演出図柄36をそれぞれスクロール表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロールを停止させて、演出図柄36を停止表示するものである。また、この演出図柄36の変動表示中に、さまざまな画像やキャラクタ等を表示することによって、大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えるようにもしている。
The liquid
More specifically, when a game ball enters the
上記演出用駆動装置33は、その動作態様によって遊技者に期待感を与えるものである。演出用駆動装置33は、例えば、ベルトが下方に移動したり、ベルト中央部の回転部材が回転したりする動作を行う。これら演出用駆動装置33の動作態様によって、遊技者にさまざまな期待感を与えるようにしている。
The
さらに、上記の各種の演出装置に加えて、音声出力装置32は、BGM(バックグランドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)等を出力し、サウンドによる演出を行い、演出用照明装置34a、34bは、各ランプの光の照射方向や発光色を変更して、照明による演出を行うようにしている。
Furthermore, in addition to the above-mentioned various effects devices, the
遊技領域6の右下方には、第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、普通図柄表示装置22、第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄保留表示器24、普通図柄保留表示器25が設けられている。
In the lower right of the
上記第1特別図柄表示装置20は、第1始動口14に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するものであり、7セグメントのLEDで構成されている。つまり、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が複数設けられており、この第1特別図柄表示装置20に大当たりの抽選結果に対応する特別図柄を表示することによって、抽選結果を遊技者に報知するようにしている。例えば、大当たりに当選した場合には「7」が表示され、ハズレであった場合には「−」が表示される。このようにして表示される「7」や「−」が特別図柄となるが、この特別図柄はすぐに表示されるわけではなく、所定時間変動表示された後に、停止表示されるようにしている。
The first special
ここで、「大当たりの抽選」とは、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したときに、特別図柄判定用乱数値を取得し、取得した特別図柄判定用乱数値が「大当たり」に対応する乱数値であるか、「小当たり」に対応する乱数値であるかの判定する処理をいう。この大当たりの抽選結果は即座に遊技者に報知されるわけではなく、第1特別図柄表示装置20において特別図柄が点滅等の変動表示を行い、所定の変動時間を経過したところで、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。なお、第2特別図柄表示装置21は、第2始動口15に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するためのもので、その表示態様は、上記第1特別図柄表示装置20における特別図柄の表示態様と同一である。
Here, the “successful lottery” means that when a game ball enters the
また、本発明の第1の実施形態において「大当たり」というのは、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当たり遊技を実行する権利を獲得したことをいう。「大当たり遊技」においては、第1大入賞口16又は第2大入賞口17が開放されるラウンド遊技を計15回行う。各ラウンド遊技における第1大入賞口16又は第2大入賞口17の最大開放時間については予め定められた時間が設定されており、この間に第1大入賞口16又は第2大入賞口17に所定個数の遊技球(例えば9個)が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となる。つまり、「大当たり遊技」は、第1大入賞口16又は第2大入賞口17に遊技球が入球するとともに、当該入球に応じた賞球を遊技者が獲得できる遊技である。
なお、この大当たり遊技には、複数種類の大当たりが設けられているが、詳しくは後述する。
Further, in the first embodiment of the present invention, “big hit” means that the big hit lottery is performed in the big hit lottery performed on the condition that a game ball has entered the
This jackpot game is provided with a plurality of types of jackpots, which will be described in detail later.
また、普通図柄表示装置22は、普通図柄ゲート13を遊技球が通過したことを契機として行われる普通図柄の抽選結果を報知するためのものである。詳しくは後述するが、この普通図柄の抽選によって当たりに当選すると普通図柄表示装置22が点灯し、その後、上記第2始動口15が所定時間、第2の態様に制御される。
The normal
ここで、「普通図柄の抽選」とは、普通図柄ゲート13に遊技球が通過したときに、普通図柄判定用乱数値を取得し、取得した普通図柄判定用乱数値が「当たり」に対応する乱数値であるかどうかの判定する処理をいう。この普通図柄の抽選結果についても、普通図柄ゲート13を遊技球が通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、普通図柄表示装置22において普通図柄が点滅等の変動表示を行い、所定の変動時間を経過したところで、普通図柄の抽選結果に対応する普通図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。
Here, “normal symbol lottery” means that when a game ball passes through the
さらに、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中等、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球して、即座に大当たりの抽選が行えない場合には、一定の条件のもとで、大当たりの抽選の権利が保留される。より詳細には、第1始動口14に遊技球が入球したときに取得された特別図柄判定用乱数値を第1保留として記憶し、第2始動口15に遊技球が入球したときに取得された特別図柄判定用乱数値を第2保留として記憶する。
Furthermore, if a game ball enters the
これら両保留は、それぞれ上限保留個数を4個に設定し、その保留個数は、それぞれ第1特別図柄保留表示器23と第2特別図柄保留表示器24とに表示される。なお、第1保留が1つの場合には、第1特別図柄保留表示器23の左側のLEDが点灯し、第1保留が2つの場合には、第1特別図柄保留表示器23の2つのLEDが点灯する。また、第1保留が3つの場合には、第1特別図柄保留表示器23の左側のLEDが点滅するとともに右側のLEDが点灯し、第1保留が4つの場合には、第1特別図柄保留表示器23の2つのLEDが点滅する。また、第2特別図柄保留表示器24においても、上記と同様に第2保留の保留個数が表示される。
For both of these holds, the upper limit hold number is set to 4, and the hold number is displayed on the first special symbol hold
そして、普通図柄の上限保留個数も4個に設定されており、その保留個数が、上記第1特別図柄保留表示器23および第2特別図柄保留表示器24と同様の態様によって、普通図柄保留表示器25において表示される。
The upper limit reserved number of normal symbols is also set to four, and the reserved number of normal symbols is displayed in the same manner as the first special symbol hold
(受皿ユニット8の構成)
図2において、受皿ユニット8の球皿部71の前側及び右側には、斜め前方に傾斜する傾斜面部74が設けられている。傾斜面部74の右側部には、演出ボタン35が配置されている。演出ボタン35の操作は、演出ボタン検出スイッチ35a(図12参照)が設けられており、例えば遊技中における特定のリーチ演出に際し、演出ボタン35の操作を促すガイダンスが液晶表示装置31に表示されている間有効となる。
(Configuration of tray unit 8)
In FIG. 2, an
演出ボタン35の左斜め後側には、整列路72が設けられている。
An
整列路72の右側には、球抜きボタン75が設けられており、球抜きボタン75を手動で押し続けることにより、整列路72の先端に設けた開閉板を移動させて球皿側球排出口76を開放し、上球受皿に貯留された遊技球を球抜きして下側球排出口77(図1参照)に送るようにしている。下側球排出口77から排出される遊技球は、通常、ドル箱と呼ばれる遊技球収納箱に受け止められ収納される。
A
受皿ユニット8の下側には、下側演出用照明装置34bが設けられている。
On the lower side of the
(ガラス枠5の構成)
図3において、ガラス枠50は、遊技盤2の前方(遊技者側)において遊技領域6を視認可能に覆うガラス板52を支持している。なお、ガラス板52は、ガラス枠50に対して着脱可能に固定されている。ガラス板52の表側及び裏側には公知のタッチパネル53、54(図2、図3及び図5参照)がそれぞれ取り付けられている。
(Configuration of glass frame 5)
In FIG. 3, the
またガラス枠50は、左右方向の一端側(たとえば遊技機1に正対して左側)においてヒンジ機構部51を介して外枠60に連結されており、ヒンジ機構部51を支点として左右方向の他端側(たとえば遊技機1に正対して右側)を外枠60から開放させる方向に回動可能とされている。ガラス枠50は、ガラス板52とともに遊技盤2を覆い、ヒンジ機構部51を支点として扉のように回動することによって、遊技盤2を含む外枠60の内側部分を開放することができる。ガラス枠50の他端側には、ガラス枠50の他端側を外枠60に固定するロック機構が設けられている。ロック機構による固定は、専用の鍵によって解除することが可能とされている。また、ガラス枠50には、ガラス枠50が外枠60から開放されているか否かを検出する扉開放スイッチ133も設けられている。
The
(遊技機1の裏面の構成)
図4において、遊技機1の裏面には、主制御基板110、演出制御基板120、払出制御基板130、電源基板170、遊技情報出力端子板30などが設けられている。また、電源基板170に遊技機1に電力を給電するための電源プラグ171や、図示しない電源スイッチが設けられている。
(Configuration of the back side of the gaming machine 1)
In FIG. 4, a
以下、本発明の第1の実施形態の要部となるガラス板52の表側のタッチパネル53について詳細に説明する。
Hereinafter, the
図5は、タッチパネル53の構造を示す斜視図である。
図5において、タッチパネル53には、透明電極膜をスイッチ電極として使用した公知の方式のものを用いており、遊技者による接触位置を特定可能な複数のエリア(検出領域)がパネル面にマトリクス状に配置している。より具体的に説明すると、タッチパネル53には、表側シート81に短冊状の複数の電極83を配置するとともに、裏側シート82に短冊状の複数の電極84を配置している。この場合、タッチパネル53は、表側シート81の複数の電極83の長手方向を裏側シート82の複数の電極84の長手方向に対して90度を成す方向の向けた状態で、複数の電極83、84の電極面を向かい合わせて配置している。表側シート81と裏側シート82の間には、押されていない電極個所が接触しないように、小さなスベーサを入れいる。
尚、本実施例では、検出領域は、縦60列、横50列で配置しており、全体で第1から第n(n=60×50=3000)の検出領域に分割される。複数の電極83、84には、フレキシブル配線基板を介して演出制御基板120(図6参照)に接続するための端子85、86がそれぞれ設けられている。遊技者による接触位置では、電極83、84が接触し、端子85、86間が通電状態になる。これにより、演出制御基板120は、遊技者による接触位置を検出する。
このようなタッチパネル53においては、表側から見て表側シート81の複数の電極83と裏側シート82の複数の電極84が交差する複数の交差位置が遊技者による接触位置を特定可能な複数のエリア(検出領域)になっている。
液晶表示装置31の画面に表示された画像は、タッチパネル53を介して遊技者に視認される。また、ガラス板52の裏側のタッチパネル54もガラス板52の表側のタッチパネル53同様の構造を用い、演出制御基板120は、タッチパネル54の端子85、86間の通電状態により遊技領域6に流れる遊技球の接触位置を検出する。
FIG. 5 is a perspective view showing the structure of the
In FIG. 5, the
In the present embodiment, the detection areas are arranged in 60 vertical rows and 50 horizontal rows, and are divided into first to nth (n = 60 × 50 = 3000) detection areas as a whole. The plurality of
In such a
The image displayed on the screen of the liquid
(遊技機全体のブロック図)
次に、図6の遊技機1全体のブロック図を用いて、遊技の進行を制御する制御手段について説明する。
(Block diagram of the entire gaming machine)
Next, control means for controlling the progress of the game will be described using the block diagram of the
主制御基板110は遊技の基本動作を制御する主制御手段であり、第1始動口検出スイッチ14a等の各種検出信号を入力して、第1特別図柄表示装置20や第1大入賞口開閉ソレノイド16c等を駆動させて遊技を制御するものである。
The
この主制御基板110は、メインCPU110a、メインROM110bおよびメインRAM110cから構成されるワンチップマイコン110mと、主制御用の入力ポートと出力ポート(図示せず)と少なくとも備えている。
The
この主制御用の入力ポートには、払出制御基板130、一般入賞口12に遊技球が入球したことを検知する一般入賞口検出スイッチ12a、普通図柄ゲート13に遊技球が入球したことを検知するゲート検出スイッチ13a、第1始動口14に遊技球が入球したことを検知する第1始動口検出スイッチ14a、第2始動口15に遊技球が入球したことを検知する第2始動口検出スイッチ15a、第1大入賞口16に遊技球が入球したことを検知する第1大入賞口検出スイッチ16a、第2大入賞口17に遊技球が入球したことを検知する第2大入賞口検出スイッチ17aが接続されている。この主制御用の入力ポートによって、各種信号が主制御基板110に入力される。
The main control input port includes a
また、主制御用の出力ポートには、払出制御基板130、第2始動口15の一対の可動片15bを開閉動作させる始動口開閉ソレノイド15c、第1大入賞口開閉扉16bを動作させる第1大入賞口開閉ソレノイド16c、第2大入賞口開閉扉17bを動作させる第2大入賞口開閉ソレノイド17c、特別図柄を表示する第1特別図柄表示装置20と第2特別図柄表示装置21、普通図柄を表示する普通図柄表示装置22、特別図柄の保留球数を表示する第1特別図柄保留表示器23と第2特別図柄保留表示器24、普通図柄の保留球数を表示する普通図柄保留表示器25、外部情報信号を出力する遊技情報出力端子板30が接続されている。この主制御用の出力ポートによって、各種信号が出力される。
The main control output port includes a
メインCPU110aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM110bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。
The
主制御基板110のメインROM110bには、遊技制御用のプログラムや各種の遊技に決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、大当たり抽選に参照される大当り判定テーブル、普通図柄の抽選に参照される当り判定テーブル、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブル等がメインROM110bに記憶されている。
なお、上述したテーブルは、本発明の第1の実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
主制御基板110のメインROM110bには、遊技制御用のプログラムや各種の遊技に決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、大当たり抽選に参照される大当り判定テーブル(図12参照)、普通図柄の抽選に参照される当り判定テーブル(図12参照)、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブル(図13参照)、大当たり終了後の遊技状態を決定するための大当たり遊技終了時設定データテーブル、大入賞口開閉扉の開閉条件を決定する特別電動役物作動態様決定テーブル(図14参照)、大入賞口開放態様テーブル(図15参照)特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブル、等がメインROM110bに記憶されている。
なお、上述したテーブルは、本発明の第1の実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
The
For example, the
In addition, the table mentioned above only lists characteristic tables among the tables in the first embodiment of the present invention as an example. There are many programs.
The
For example, a jackpot determination table referred to in the jackpot lottery (see FIG. 12), a hit determination table referred to in the normal symbol lottery (see FIG. 12), and a symbol determination table for determining a special symbol stop symbol (see FIG. 13). , A jackpot game end setting data table for determining the game state after the end of the jackpot, a special electric accessory operating mode determination table (see FIG. 14) for determining the opening / closing conditions of the jackpot opening / closing door, and the jackpot opening mode Table (see FIG. 15) A variation pattern determination table for determining a variation pattern of special symbols, etc. is stored in the
In addition, the table mentioned above only lists characteristic tables among the tables in the first embodiment of the present invention as an example. There are many programs.
主制御基板110のメインRAM110cは、メインCPU110aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、複数の記憶領域を有している。
例えば、メインRAM110cには、普通図柄保留数(G)記憶領域、普通図柄保留記憶領域、普通図柄データ記憶領域、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域、第1特別図柄乱数値記憶領域、第2特別図柄乱数値記憶領域、ラウンド遊技回数(R)記憶領域、開放回数(K)記憶領域、大入賞口入球数(C)記憶領域、遊技状態記憶領域(高確率遊技フラグ記憶領域と時短遊技フラグ記憶領域)、高確率遊技回数(X)カウンタ、時短回数(J)カウンタ、遊技状態バッファ、停止図柄データ記憶領域、演出用伝送データ格納領域、特別図柄時間カウンタ、特別遊技タイマカウンタなど各種のタイマカウンタが設けられている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
The main RAM 110c of the
For example, in the main RAM 110c, a normal symbol hold count (G) storage area, a normal symbol hold storage area, a normal symbol data storage area, a first special symbol hold count (U1) storage area, and a second special symbol hold count (U2) A storage area, a first special symbol random value storage area, a second special symbol random value storage area, a round game number (R) storage area, a number of times of opening (K) storage area, a number of winning games (C) storage area, Game state storage area (high probability game flag storage area and short time game flag storage area), high probability game number (X) counter, short time number (J) counter, game state buffer, stop symbol data storage area, transmission data for production Various timer counters such as an area, a special symbol time counter, and a special game timer counter are provided. Note that the above-described storage area is merely an example, and many other storage areas are provided.
遊技情報出力端子板30は、主制御基板110において生成された外部情報信号を遊技店のホールコンピュータ等に出力するための基板である。遊技情報出力端子板30は、主制御基板110と配線接続され、外部情報を遊技店のホールコンピュータ等と接続をするためのコネクタが設けられている。
The game information
電源基板170は、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており、遊技機1に電源電圧を供給するとともに、遊技機1に供給する電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板110に出力する。より具体的には、電断検知信号がハイレベルになるとメインCPU110aは動作可能状態になり、電断検知信号がローレベルになるとメインCPU110aは動作停止状態になる。バックアップ電源はコンデンサに限らず、例えば、電池でもよく、コンデンサと電池とを併用して用いてもよい。
The
演出制御基板120は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この演出制御基板120は、サブCPU120a、サブROM120b、サブRAM120cを備えており、主制御基板110に対して、当該主制御基板110から演出制御基板120への一方向に通信可能に接続されている。また、演出制御基板120は、1チップCPUのタッチパネルコントローラ120dを備えている。サブCPU120aは、タッチパネルコントローラ120dに制御情報を送信する。
The
タッチパネルコントローラ120dは、受信した制御情報に基づいてタッチパネル53を駆動制御することでタッチパネル53における遊技者による接触の有無を特定し、接触有りの場合の接触位置を特定し、特定した接触位置検出情報をサブCPU120aに送信する。また、タッチパネルコントローラ120dは、受信した制御情報に基づいてタッチパネル54を駆動制御することでタッチパネル54における遊技球による接触の有無を特定し、接触有りの場合の接触位置を特定し、特定した接触位置検出情報をサブCPU120aに送信する。
The
サブCPU120aは、主制御基板110から送信されたコマンド、又は、上記演出ボタン検出スイッチ35a、又は、タッチパネルコントローラ120dによる接触位置検出情報、又は、タイマからの入力信号に基づいて、サブROM120bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータをランプ制御基板140又は画像制御基板150に送信する。サブRAM120cは、サブCPU120aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
例えば、演出制御基板120におけるサブCPU120aは、主制御基板110から特別図柄の変動態様を示す変動パターン指定コマンドを受信すると、受信した変動パターン指定コマンドの内容を解析して、液晶表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置33、演出用照明装置34a、34bに所定の演出を実行させるためのデータを生成し、かかるデータを画像制御基板150やランプ制御基板140へ送信する。また、CPU120aは、前記変動パターン指定コマンドを受信すると、タッチパネル53により遊技者の接触を検出するための制御情報及びタッチパネル54により遊技球の接触を検出するための制御情報を生成し、かかる制御情報をタッチパネルコントローラ120dに送信する。
For example, when the
演出制御基板120のサブROM120bには、演出制御用のプログラムや各種の遊技の決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、主制御基板から受信した変動パターン指定コマンドに基づいて演出パターンを決定するための演出パターン決定テーブル、停止表示する演出図柄36の組み合わせを決定するための演出図柄決定テーブル等がサブROM120bに記憶されている。なお、上述したテーブルは、本発明の第1の実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
The
For example, an effect pattern determination table for determining an effect pattern based on a variation pattern designation command received from the main control board, an effect symbol determination table for determining a combination of
演出制御基板120のサブRAM120cは、複数の記憶領域を有している。
サブRAM120cには、遊技状態記憶領域、演出モード記憶領域、演出パターン記憶領域、演出図柄記憶領域、カーソル表示位置記憶領域、タッチパネル操作演出実行フラグ記憶領域、第1乃至第nエリア対応実行可能フラグ記憶領域等が設けられている。カーソル表示位置記憶領域は、前回の処理又はカーソルの表示が中断される直前の処理においてカーソルが表示された位置を記憶する。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にもサブRAM120cには多数の記憶領域が設けられている。
The
In the
払出制御基板130は、遊技球の払い出し制御を行う。この払出制御基板130は、図示しない払出CPU、払出ROM、払出RAMから構成されるワンチップマイコンを備えており、主制御基板110に対して、双方向に通信可能に接続されている。払出CPUは、遊技球が払い出されたか否かを検知する払出球計数検知スイッチ132、扉開放スイッチ133、タイマからの入力信号に基づいて、払出ROMに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータを主制御基板110に送信する。また、払出制御基板130の出力側には、遊技球の貯留部から所定数の賞球を遊技者に払い出すための賞球払出装置の払出モータ131が接続されている。払出CPUは、主制御基板110から送信された払出個数指定コマンドに基づいて、払出ROMから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、賞球払出装置の払出モータ131を制御して所定の賞球を遊技者に払い出す。このとき、払出RAMは、払出CPUの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
ランプ制御基板140は、遊技盤2に設けられた演出用照明装置34a、34bを点灯制御したり、光の照射方向を変更するためのモータに対する駆動制御をしたりする。また、演出用駆動装置33を動作させるソレノイドやモータ等の駆動源を通電制御する。このランプ制御基板140は、演出制御基板120に接続されており、演出制御基板120から送信された各種のコマンドに基づいて、上記の各制御を行うこととなる。
The
画像制御基板150は、上記液晶表示装置31および音声出力装置32と接続されており、演出制御基板120から送信された各種のコマンドに基づいて、液晶表示装置31における画像の表示制御、音声出力装置32における音声の出力制御を行う。
画像制御基板150の詳しい説明は、図7の画像制御基板のブロック図を用いて後述する。
The
The detailed description of the
発射制御基板160は、遊技球の発射制御を行う。この発射制御基板160は、入力側にタッチセンサ3aおよび発射ボリューム3bが接続されており、出力側に発射用ソレノイド4aおよび玉送りソレノイド4bを接続している。発射制御基板160は、タッチセンサ3aからのタッチ信号を入力するとともに、発射ボリューム3bから供給された電圧に基づいて、発射用ソレノイド4aや玉送りソレノイド4bを通電させる制御を行う。
The
タッチセンサ3aは、操作ハンドル3の内部に設けられ、遊技者が操作ハンドル3に触れたことによる静電容量の変化を利用した静電容量型の近接スイッチから構成される。タッチセンサ3aは、遊技者が操作ハンドル3に触れたことを検知すると、発射制御基板160(図6参照)に発射用ソレノイド4aの通電を許可するタッチ信号を出力する。発射制御基板160は、大前提としてタッチセンサ3aからタッチ信号の入力がなければ、遊技球200を遊技領域6に発射させないように構成されている。
The
発射ボリューム3bは、操作ハンドル3が回動する回動部に直結して設けられ、可変抵抗器から構成される。発射ボリューム3bは、その発射ボリューム3bに印加された定電圧(例えば5V)を可変抵抗器により分圧して、分圧した電圧を発射制御基板160に供給する(発射制御基板160に供給する電圧を可変させる)。発射制御基板160は、発射ボリューム3bにより分圧された電圧に基づいて、発射用ソレノイド4aを通電して、発射用ソレノイド4aに直結された打出部材4cを回転させることで、遊技球200を遊技領域6に発射させる。
The firing
発射用ソレノイド4aは、ロータリーソレノイドから構成され、発射用ソレノイド4aには打出部材4cが直結されており、発射用ソレノイド4aが回転することで、打出部材4cを回転させる。
The launching
ここで、発射用ソレノイド4aの回転速度は、発射制御基板160に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射ソレノイドが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。すなわち、1個の遊技球は約0.6秒毎に発射されることになる。
Here, the rotation speed of the firing
玉送りソレノイド4bは、直進ソレノイドから構成され、球皿部71にある遊技球を、発射用ソレノイド4aに直結された打出部材4cに向けて1個ずつ送り出す。
The
(画像制御基板のブロック図)
次に、図7の画像制御基板150のブロック図を用いて、画像表示制御について説明する。
(Block diagram of image control board)
Next, image display control will be described using the block diagram of the
画像制御基板150は、液晶表示装置31の画像表示制御を行うためホストCPU150a、ホストRAM150b、ホストROM150c、CGROM151、水晶発振器152、VRAM153、VDP(Video Display Processor)2000と、音声制御回路3000とを備えている。
The
ホストCPU150aは、演出制御基板120から受信した演出パターン指定コマンドに基づいて、VDP2000にCGROM151に記憶されている画像データを液晶表示装置31に表示させる指示を行う。かかる指示は、VDP2000における制御レジスタ2010におけるデータの設定、描画制御コマンド群から構成されるディスプレイリストの出力によって行われる。
また、ホストCPU150aは、VDP2000からVブランク割込信号や描画終了信号を受信すると、適宜割り込み処理を行う。
Based on the effect pattern designation command received from the
In addition, when receiving a V blank interrupt signal or a drawing end signal from the
さらに、ホストCPU150aは、音声制御回路3000にも、演出制御基板120から受信した演出パターン指定コマンドに基づいて、所定の音声データを音声出力装置32に出力させる指示を行う。
Furthermore, the
ホストRAM150bは、ホストCPU150aに内蔵されており、ホストCPU150aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、ホストROM150cから読み出されたデータを一時的に記憶するものである。また、ホストRAM150bの記憶領域には、演出タイマカウンタ等の各種のタイマカウンタが設けられている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
The
また、ホストROM150cは、マスクROMで構成されており、ホストCPU150aの制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメパターン、アニメシーン情報等が記憶されている(図26〜図34参照)。
このアニメパターンは、演出パターンのアニメーションを表示するにあたり参照され、その演出パターンに含まれるアニメシーン情報の組み合わせや各アニメシーン情報の表示順序等を記憶している。また、アニメシーン情報には、ウェイトフレーム(表示時間)、対象データ(スプライトの識別番号、転送元アドレス等)、パラメータ(スプライトの表示位置、転送先アドレス等)、描画方法等などの情報を記憶している。
The
This animation pattern is referred to when displaying the animation of the production pattern, and stores the combination of animation scene information included in the production pattern, the display order of each animation scene information, and the like. The animation scene information stores information such as weight frame (display time), target data (sprite identification number, transfer source address, etc.), parameters (sprite display position, transfer destination address, etc.), drawing method, etc. doing.
CGROM151は、フラッシュメモリ、EEPROM、EPROM、マスクROM等から構成され、所定範囲の画素(例えば、32×32ピクセル)における画素情報の集まりからなる画像データ(スプライト、ムービー)等を圧縮して記憶している。なお、前記画素情報は、それぞれの画素毎に色番号を指定する色番号情報と画像の透明度を示すα値とから構成されている。
さらに、CGROM151には、色番号を指定する色番号情報と実際に色を表示するための表示色情報とが対応づけられたパレットデータを圧縮せずに記憶している。
なお、CGROM151は、全ての画像データを圧縮せずとも、一部のみ圧縮している構成でもよい。また、ムービーの圧縮方式としては、MPEG4等の公知の種々の圧縮方式を用いることができる。
The
Further, the
Note that the
水晶発振器152は、パルス信号をVDP2000(クロック生成回路2050)に出力し、このパルス信号を分周することで、クロック生成回路2050にてVDP2000が制御を行うためのシステムクロック、液晶表示装置31と同期を図るための同期信号等が生成される。
The
VRAM153は、画像データの書込み又は読み出しが高速なSRAMで構成されている。
また、VRAM153は、ホストCPU150aから出力されたディスプレイリストを一時的に記憶するディスプレイリスト記憶領域153aと、伸長回路2060により伸長された画像データを記憶する展開記憶領域153bと、画像を描画又は表示するための第1フレームバッファ153c、第2フレームバッファ153dとを有している。また、VRAM153には、パレットデータも記憶される。
なお、この2つのフレームバッファは、描画の開始毎に、「描画用フレームバッファ」と「表示用フレームバッファ」とに交互に切り替わるものである。
The
The
The two frame buffers are alternately switched between a “drawing frame buffer” and a “display frame buffer” every time drawing is started.
VDP2000は、いわゆる画像プロセッサであり、ホストCPU150aからの指示に基づいて、いずれかのフレームバッファ(表示用フレームバッファ)から画像データを読み出し、読み出した画像データに基づいて、映像信号(RGB信号等)を生成して、液晶表示装置31に出力するものである。
The
また、VDP2000は、制御レジスタ2010と、CGバス I/F2020と、CPU I/F2030と、クロック生成回路2050と、伸長回路2060と、描画回路2070と、表示回路2080と、メモリコントローラ2090とを備えている。
The
制御レジスタ2010は、VDP2000が描画や表示の制御を行うためレジスタであり、制御レジスタ2010に対するデータの書き込みと読み出しで、描画の制御や表示の制御が行われる。ホストCPU150aは、CPU I/F2030を介して、制御レジスタ2010に対するデータの書き込みと読み出しを行うことができる。
この制御レジスタ2010は、VDPが動作するために必要な基本的な設定を行うシステム制御レジスタと、データの転送に必要な設定をするデータ転送レジスタと、描画の制御をするための設定をする描画レジスタと、バスのアクセスに必要な設定をするバスインターフェースレジスタと、圧縮された画像の伸長に必要な設定をする伸長レジスタと、表示の制御をするための設定をする表示レジスタと、6種類のレジスタを備えている。
この制御レジスタの構成については、図8を用いて後述する。
The
The
The configuration of this control register will be described later with reference to FIG.
CGバス I/F2020は、CGROM151との通信用のインターフェース回路であり、CGバス I/F2020を介して、CGROM151からの画像データがVDP2000に入力される。
また、CPU I/F2030は、ホストCPU150aとの通信用のインターフェース回路であり、CPU I/F2030を介して、ホストCPU150aがVDP2000にディスプレイリストを出力したり、制御レジスタにアクセスしたり、VDP2000からの各種の割込信号をホストCPU150aが入力したりする。
The CG bus I /
The CPU I /
データ転送回路2040は、各種デバイス間のデータ転送を行う。
具体的には、ホストCPU150aとVRAM153とのデータ転送、CGROM151とVRAM153とのデータ転送、VRAM153の各種記憶領域(フレームバッファも含む)の相互間のデータ転送を行う。
The
Specifically, data transfer between the
クロック生成回路2050は、水晶発振器152よりパルス信号を入力し、VDP2000の演算処理速度を決定するシステムクロックを生成する。また、同期信号生成用クロックを生成し、表示回路を介して同期信号を液晶表示装置31に出力する。
The
伸長回路2060は、CGROM151に圧縮された画像データを伸長するための回路であり、伸長した画像データを展開記憶領域153bに記憶させる。
The
描画回路2070は、描画制御コマンド群から構成されるディスプレイリストによるシーケンス制御を行う回路である。
The
表示回路2080は、VRAM153にある「表示用フレームバッファ」に記憶された画像データ(デジタル信号)から、映像信号として画像の色データを示すRGB信号(アナログ信号)を生成し、生成した映像信号(RGB信号)を液晶表示装置31に出力する回路である。さらに、表示回路2080は、液晶表示装置31と同期を図るための同期信号(垂直同期信号、水平同期信号等)も液晶表示装置31に出力する。
なお、本発明の第1の実施形態では、映像信号として、デジタル信号をアナログ信号に変換したRGB信号を液晶表示装置31に出力するように構成したが、デジタル信号のまま映像信号を出力してもよい。
The
In the first embodiment of the present invention, an RGB signal obtained by converting a digital signal into an analog signal is output to the liquid
メモリコントローラ2090は、ホストCPU150aからフレームバッファ切換えの指示があると、「描画用フレームバッファ」と「表示用フレームバッファ」とを切り替える制御を行うものである。
The
音声制御回路3000には、音声データが多数格納されている音声ROMが備えられており、音声CPUが、演出制御基板120から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、音声出力装置32における音声出力制御をする。
The
(VDP2000における制御レジスタの構造図)
ここで、図8を参照して、VDP2000に備えられた制御レジスタ2010の構成について説明する。図8は、VDP2000における制御レジスタ2010の代表的なデータを取得して示した構造図である。
(Structure of control register in VDP2000)
Here, the configuration of the
上述した通り、制御レジスタ2010は、システム制御レジスタ、データ転送レジスタ、描画レジスタ、バスインターフェースレジスタ、伸長レジスタ、表示レジスタとの6種類のレジスタを備えているが、図8は、システム制御レジスタ、描画レジスタ、伸長レジスタ、表示レジスタの代表的なデータを取得して示した構造図である。
As described above, the
図8(a)は、システム制御レジスタの0〜1bit目を取得した構造図である。システム制御レジスタの0bit目が、Vブランク割込信号を出力させることを指示するデータであり、システム制御レジスタの1bit目が、描画終了割込信号を出力させることを指示するデータである。これらのシステム制御レジスタの0〜1bit目が、「割込レジスタ」に該当する。
具体的には、クロック生成回路2050により1/60秒(約16.6ms)毎にVブランク割込信号(垂直同期信号)が生成され、かかるVブランク割込信号が生成される毎にシステム制御レジスタの0bit目に1がセットされる。また、描画回路2070は、描画が終了すると、システム制御レジスタの1bit目に1をセットする。
そして、これらの「割込レジスタ」に1がセットされると、CPU I/F2030はVブランク割込信号又は描画終了割込信号をホストCPU150aに出力する。なお、CPU I/F2030は、各種割込信号を出力後には、各種割込レジスタの対応するbitに0をセットする。
FIG. 8A is a structural diagram in which the 0th to 1st bits of the system control register are acquired. The 0th bit of the system control register is data instructing to output a V blank interrupt signal, and the 1st bit of the system control register is data instructing to output a drawing end interrupt signal. The 0th to 1st bits of these system control registers correspond to “interrupt registers”.
Specifically, the
When 1 is set in these “interrupt registers”, the CPU I /
図8(b)は、描画レジスタの0bit目を取得した構造図である。描画レジスタの0bit目は、描画回路2070に描画の実行開始を指示するデータである。
具体的には、ホストCPU150aは、CPU I/F2030を介して、描画レジスタの0bit目に1をセットして、描画回路2070に描画の実行開始を指示する。描画回路2070は、描画を開始すると、描画レジスタの0bit目に0をセットする。
FIG. 8B is a structure diagram in which the 0th bit of the drawing register is acquired. The 0th bit of the drawing register is data that instructs the
Specifically, the
図8(c)は、伸長レジスタの0〜1bit目を取得した構造図である。伸長レジスタの0bit目は、伸長回路2060に圧縮された画像の伸長開始を指示するデータである。また、伸長レジスタの1bit目は、伸長回路2060の伸長実行状態を示すデータである。
具体的には、描画回路2070は、ホストCPU150aから出力されたディスプレイリストを解析し、使用する画像データがVRAM153の展開記憶領域153bに存在しないと、伸長レジスタの0bit目に1をセットして、伸長回路2060に使用する画像データの伸長を開始させて展開記憶領域153bに記憶させる指示を行う。伸長回路2060は、伸長を開始すると、伸長レジスタの0bit目に0をセットする。
また、伸長回路2060は、伸長を実行している間は伸長レジスタの1bit目に1をセットし、圧縮された画像の伸長が終了すると伸長レジスタの1bit目に0をセットする。
FIG. 8C is a structural diagram in which the 0th to 1st bits of the decompression register are acquired. The 0th bit of the expansion register is data instructing the
Specifically, the
The
図8(d)は、表示レジスタの0〜1bit目を取得した構造図である。表示レジスタの0bit目は、表示回路2080に映像信号を出力させることを指示するデータであり、表示レジスタの1bit目は、VRAM153のフレームバッファを指定するデータである。
具体的には、ホストCPU150aは、電源投入時に、CPU I/F2030を介して、表示レジスタの0bit目に1をセットして、表示回路2080に映像信号を作成して出力させることを指示する。これにより、表示回路2080は、指定されている「表示用フレームバッファ」にある画像データに基づいて、映像信号を生成して液晶表示装置31に出力する。
また、ホストCPU150aは、Vブランク割込信号を入力したときに描画が終了していれば、CPU I/F2030を介して、表示レジスタの1bit目に1を加算して、メモリコントローラ2090に「表示用フレームバッファ」と「描画用フレームバッファ」とを切り替える指示を与える。すなわち、描画の終了毎に、表示レジスタの1bit目が1加算されていくので、「0→1→0→1→・・・・・」と切り替わっていく。
FIG. 8D is a structural diagram in which the 0th to 1st bits of the display register are acquired. The 0 bit of the display register is data for instructing the
Specifically, the
If the drawing is finished when the V blank interrupt signal is input, the
以上の図8に示すレジスタの構造図は、あくまで制御レジスタ2010の代表的なデータを取得したものに過ぎず、より詳細なデータが存在することはいうまでもない。
The structure diagram of the register shown in FIG. 8 is merely obtained from representative data of the
次に、図9〜図10を参照して、メインROM110bに記憶されている各種テーブルの詳細について説明する。
Next, details of various tables stored in the
(大当たり判定テーブル)
図9(a−1)、図9(a−2)は、「大当たりの抽選」に用いられる大当り判定テーブルを示す図である。図9(a−1)は、第1特別図柄表示装置20において参照される大当り判定テーブルであり、図9(a−2)は、第2特別図柄表示装置21において参照される大当り判定テーブルである。図9(a−1)と図9(a−2)とのテーブルでは、小当たりの当選確率が相違しているものの、大当たり確率は同一である。
(Big hit judgment table)
FIG. 9 (a-1) and FIG. 9 (a-2) are diagrams showing a jackpot determination table used for the “big winning lottery”. 9A-1 is a jackpot determination table referred to in the first special
具体的には、大当り判定テーブルは、現在の確率遊技状態と取得された特別図柄判定用乱数値に基づいて、「大当たり」か「小当たり」か「ハズレ」かを判定するものである。
例えば、図9(a−1)に示す第1特別図柄表示装置用の大当り判定テーブルによれば、低確率遊技状態であるときには、「7」、「8」という2個の特別図柄判定用乱数値が大当たりと判定される。一方、高確率遊技状態であるときには、「7」〜「26」の20個の特別図柄判定用乱数値が大当たりと判定される。
また、図9(a−1)に示す第1特別図柄表示装置用の大当り判定テーブルによれば、低確率遊技状態であっても高確率遊技状態であっても、特別図柄判定用乱数値が「50」、「100」、「150」、「200」の4個の特別図柄判定用乱数値であった場合に「小当たり」と判定される。なお、上記以外の乱数値であった場合には、「ハズレ」と判定される。
従って、特別図柄判定用乱数値の乱数範囲が0〜598であるから、低確率遊技状態のときに大当たりと判定される確率は1/299.5であり、高確率遊技状態のときに大当たりと判定される確率は10倍アップして1/29.9である。また、第1特別図柄表示装置においては、小当たりと判定される確率は、低確率遊技状態であっても高確率遊技状態であっても1/149.75となる。
Specifically, the big hit determination table is used to determine whether “big hit”, “small hit”, or “losing” based on the current probability gaming state and the acquired random number for determining a special symbol.
For example, according to the jackpot determination table for the first special symbol display device shown in FIG. 9A-1, two special symbol determination disturbances “7” and “8” are in the low probability gaming state. The number is determined to be a big hit. On the other hand, in the high probability gaming state, 20 special symbol determination random numbers “7” to “26” are determined to be big hits.
Further, according to the jackpot determination table for the first special symbol display device shown in FIG. 9 (a-1), the random number value for special symbol determination is obtained in the low probability gaming state or the high probability gaming state. In the case of four special symbol determination random numbers “50”, “100”, “150”, and “200”, it is determined as “small hit”. If the random number is other than the above, it is determined as “lost”.
Therefore, since the random number range of the special symbol determination random number value is 0 to 598, the probability of being determined to be a big hit in the low probability gaming state is 1 / 299.5, and in the high probability gaming state, The probability to be determined is 10 times up to 1 / 29.9. In the first special symbol display device, the probability of being determined to be a small hit is 1 / 149.75 regardless of whether the game state is a low probability game state or a high probability game state.
(当たり判定テーブル)
図9(b)は、「普通図柄の抽選」に用いられる当り判定テーブルを示す図である。
具体的には、当たり判定テーブルは、時短遊技状態の有無と取得された普通図柄判定用乱数値に基づいて、「当たり」か「ハズレ」かを判定するものである。
例えば、図9(b)に示す当り判定テーブルによれば、非時短遊技状態であるときには、「0」という1個の特定の普通図柄判定用乱数値が当たりと判定される。一方、時短遊技状態であるときには、「0」〜「65534」の65535個の特定の普通図柄判定用乱数値が当たりと判定される。なお、上記以外の乱数値であった場合には、「ハズレ」と判定される。
従って、普通図柄判定用乱数値の乱数範囲が0〜65535であるから、非時短遊技状態のときに当たりと判定される確率は1/65536であり、時短遊技状態のときに当たりと判定される確率は65535/65536=1/1.00002である。
(Winning judgment table)
FIG. 9B is a diagram showing a hit determination table used for “ordinary symbol lottery”.
Specifically, the winning determination table determines whether it is “winning” or “lost” based on the presence / absence of the short-time gaming state and the acquired random number for normal symbol determination.
For example, according to the hit determination table shown in FIG. 9B, when in the non-time-saving gaming state, it is determined that one specific normal symbol determination random value of “0” is a win. On the other hand, when in the short-time gaming state, it is determined that 65535 specific random symbols for determining normal symbols from “0” to “65534” are hit. If the random number is other than the above, it is determined as “lost”.
Accordingly, since the random number range of the normal symbol determination random number value is 0 to 65535, the probability of being determined to be hit in the non-short-time gaming state is 1/65536, and the probability of being determined to be winning in the time-short gaming state is 65535/65536 = 1 / 1.00002.
(図柄決定テーブル)
図10は、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブルを示す図である。
図10(a)は、大当たりのときに停止図柄を決定するために参照される図柄決定テーブルであり、図10(b)は、小当たりのときに停止図柄を決定するために参照される図柄決定テーブルであり、図10(c)は、ハズレのときに停止図柄を決定するために参照される図柄決定テーブルである。
(Design determination table)
FIG. 10 is a diagram showing a symbol determination table for determining a special symbol stop symbol.
FIG. 10A is a symbol determination table that is referred to in order to determine a stop symbol at the time of a big hit, and FIG. 10B is a symbol that is referred to in order to determine a stop symbol at the time of a big hit. FIG. 10C is a symbol determination table that is referred to in order to determine the symbol to be stopped when lost.
具体的には、図10に示す図柄決定テーブルによれば、特別図柄表示装置の種別(遊技球が入賞した始動口の種別)と、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したときに取得される大当たり図柄用乱数値又は小当たり図柄用乱数値等とに基づいて、特別図柄の種類(停止図柄データ)が決定される。
例えば、第1特別図柄表示装置においては、大当たりのときには図10(a)に示す図柄決定テーブルを参照し、取得された大当たり図柄用乱数値が「55」であれば、停止図柄データとして「03」(特別図柄3(第1確変大当たり3))を決定する。また、第1特別図柄表示装置においては、小当たりのときには図10(b)に示す図柄決定テーブルを参照し、取得された小当たり図柄用乱数値が「50」であれば、停止図柄データとして「08」(特別図柄B(小当たりB))を決定する。又はズレのときには、いずれの乱数値も参照せずに、停止図柄データとして「00」(特別図柄0(ハズレ))を決定する。
Specifically, according to the symbol determination table shown in FIG. 10, the type of special symbol display device (the type of starter that the game ball has won) and the game ball at the
For example, the first special symbol display device refers to the symbol determination table shown in FIG. 10A in the case of a jackpot, and if the acquired jackpot symbol random value is “55”, the stop symbol data is “03”. ”(Special symbol 3 (first positive variation jackpot 3)) is determined. Further, in the first special symbol display device, the symbol determination table shown in FIG. 10B is referred to at the time of the small hit, and if the acquired random number for the small hit symbol is “50”, as the stopped symbol data “08” (special symbol B (small hit B)) is determined. Or, in the case of deviation, “00” (special symbol 0 (lost)) is determined as stop symbol data without referring to any random number value.
そして、特別図柄の変動開始時には、決定した特別図柄の種類(停止図柄データ)に基づいて、特別図柄の情報としての演出図柄指定コマンドが生成される。ここで、演出図柄指定コマンドは、1コマンドが2バイトのデータで構成されており、制御コマンドの分類を識別するため1バイトのMODEデータと、実行される制御コマンドの内容を示す1バイトのDATAデータとから構成される。このことは、後述する変動パターン指定コマンド等についても同様である。 Then, at the time of starting the change of the special symbol, an effect designating command is generated as special symbol information based on the determined special symbol type (stop symbol data). Here, the effect designating command is composed of 2-byte data, and 1-byte MODE data for identifying the control command classification and 1-byte DATA indicating the contents of the control command to be executed. It consists of data. The same applies to a variation pattern designation command described later.
なお、後述するように、特別図柄の種類(停止図柄データ)によって、大当たり遊技終了後の遊技状態、大当たり遊技の種類(図11参照)が決定されることから、特別図柄の種類が大当たり遊技終了後の遊技状態と大当たり遊技の種類を決定するものといえる。 As will be described later, since the game state after the end of the jackpot game and the type of jackpot game (see FIG. 11) are determined by the type of special symbol (stop symbol data), the type of special symbol is the end of jackpot game It can be said that it determines the later game state and the type of jackpot game.
次に、図13を参照して、サブROM120bに記憶されている各種テーブルの詳細について説明する。
Next, details of various tables stored in the
(変動演出パターン決定テーブル)
図13は、液晶表示装置31等においての演出図柄36の変動態様を決定するための変動演出パターン決定テーブルを示す図である。
(Variation production pattern determination table)
FIG. 13 is a diagram showing a variation effect pattern determination table for determining the variation mode of the
サブCPU120aは、主制御基板110から受信した特別図柄の変動パターン指定コマンド及び演出用乱数値1に基づいて、変動演出パターンを決定する。ここで、同じ特別図柄の変動パターン指定コマンドであっても演出用乱数値1に基づいて、異なる変動演出パターンが決定可能に構成されていることから、特別図柄の変動パターン指定コマンドの数を減少させて、主制御基板110における記憶容量の削減を図っている。
なお、「変動演出パターン」とは、特別図柄の変動中に行われる演出手段(液晶表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置33、演出用照明装置34a、34b)における具体的な演出態様をいう。例えば、液晶表示装置31においては、変動演出パターンによって表示される背景の表示態様、キャラクタの表示態様、演出図柄36の変動態様が決定される。また、本発明の第1の実施形態でいう「リーチ」とは、特別遊技に移行することを報知する演出図柄36の組合せの一部が停止表示され、他の演出図柄36が変動表示を行っている状態をいう。例えば、大当たり遊技に移行することを報知する演出図柄36の組合せとして「777」の3桁の演出図柄36の組み合わせが設定されている場合に、2つの演出図柄36が「7」で停止表示され、残りの演出図柄36が変動表示を行っている状態をいう。
The
The “variation effect pattern” is a specific effect in the effect means (liquid
サブCPU120aは、変動演出パターンを決定すると、決定した変動演出パターンに対応する演出パターン指定コマンドを画像制御基板150のホストCPU150aに送信する。
具体的には、演出パターン指定コマンドは、1コマンドが2バイトのデータで構成されており、制御コマンドの分類を識別するため1バイトのMODEデータと、実行される制御コマンドの内容を示す1バイトのDATAデータとから構成される。また、変動演出パターンに対応する演出パターン指定コマンドとしては、第1特別図柄表示装置20における特別図柄の変動パターンに基づく変動演出パターンのときには、「MODE」が「A1H」で設定され、第2特別図柄表示装置21における特別図柄の変動パターンに基づく変動演出パターンのときには、「MODE」が「B1H」で設定され、変動演出パターンの識別番号に合わせて「DATA」が設定される。
When the
Specifically, the production pattern designation command is composed of 2 bytes of data for 1 command, 1 byte of MODE data for identifying the control command classification, and 1 byte indicating the contents of the control command to be executed. Data. Further, as the effect pattern designation command corresponding to the change effect pattern, “MODE” is set to “A1H” in the case of the change effect pattern based on the change pattern of the special symbol in the first special
図示は省略するが、演出パターン指定コマンドは、変動演出パターンに対応するもの以外にも、MODEの設定値を変化させて、「デモ演出パターンに対応する演出パターン指定コマンド(MODE=01H)」、「当たり開始演出パターンに対応する演出パターン指定コマンド(MODE=02H)」、「大当り演出パターンに対応する演出パターン指定コマンド(MODE=03H)」、「当たり終了演出パターンに対応する演出パターン指定コマンド(MODE=04H)」
等の各種の演出パターン指定コマンドを画像制御基板150に送信する。
Although illustration is omitted, in addition to the effect pattern specifying command corresponding to the variable effect pattern, the MODE setting value is changed, and “effect pattern specifying command corresponding to the demo effect pattern (MODE = 01H)”, "Effect pattern designation command corresponding to hit start effect pattern (MODE = 0H)", "Effect pattern designation command corresponding to jackpot effect pattern (MODE = 03H)", "Effect pattern designation command corresponding to hit end effect pattern ( MODE = 04H)
Are transmitted to the
(遊技状態の説明)
次に、遊技が進行する際の遊技状態について説明する。本発明の第1の実施形態においては、大当たりの抽選に関する状態として「低確率遊技状態」と「高確率遊技状態」とを有し、第2始動口15が有する一対の可動片15bに関する状態として「非時短遊技状態」と「時短遊技状態」とを有する。この大当たりの抽選に関する状態(低確率遊技状態、高確率遊技状態)と一対の可動片15bに関する状態(非時短遊技状態、時短遊技状態)とは、それぞれの状態を関連させることもでき、独立させることもできる。つまり、
(1)「低確率遊技状態」であって「時短遊技状態」である場合と、
(2)「低確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」である場合と、
(3)「高確率遊技状態」であって「時短遊技状態」である場合と、
(4)「高確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」である場合とを設けることが可能になる。
なお、遊技を開始したときの遊技状態、すなわち遊技機1の初期の遊技状態は、「低確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」に設定されており、この遊技状態を本発明の第1の実施形態においては「通常遊技状態」と称することとする。
(Description of gaming state)
Next, the gaming state when the game progresses will be described. In the first embodiment of the present invention, there are a “low probability gaming state” and a “high probability gaming state” as states related to the jackpot lottery, and the state relating to the pair of
(1) “Low probability gaming state” and “Time saving gaming state”
(2) “Low probability gaming state” and “non-temporary gaming state”
(3) “High probability gaming state” and “short time gaming state”
(4) It is possible to provide a “high probability gaming state” and a “non-temporary gaming state”.
Note that the gaming state when the game is started, that is, the initial gaming state of the
本発明の第1の実施形態において「低確率遊技状態」というのは、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当たりの当選確率が1/299.5に設定された遊技状態をいう。これに対して「高確率遊技状態」というのは、上記大当たりの当選確率が1/29.95に設定された遊技状態をいう。したがって、「高確率遊技状態」では、「低確率遊技状態」よりも、大当たりに当選しやすいこととなる。なお、この高確率遊技状態のときには、後述する高確率遊技フラグがセットされており、低確率遊技状態のときには、高確率遊技フラグがオフになっている。
また、低確率遊技状態から高確率遊技状態に変更するのは、後述する大当たり遊技を終了した後である。
In the first embodiment of the present invention, the “low probability gaming state” means that a jackpot lottery performed on condition that a game ball enters the
Further, the low probability gaming state is changed to the high probability gaming state after the jackpot game described later is finished.
本発明の第1の実施形態において「非時短遊技状態」というのは、普通図柄ゲート13を遊技球が通過したことを条件として行われる普通図柄の抽選において、その抽選結果に対応する普通図柄の変動時間が29秒と長く設定され、かつ、当たりに当選した際の第2始動口15の開放制御時間が0.2秒と短く設定された遊技状態をいう。つまり、普通図柄ゲート13を遊技球が通過すると、普通図柄の抽選が行われて、普通図柄表示装置22において普通図柄の変動表示が行われるが、普通図柄は変動表示が開始されてから29秒後に停止表示する。そして、抽選結果が当たりであった場合には、普通図柄の停止表示後に、第2始動口15が約0.2秒間、第2の態様に制御される。
In the first embodiment of the present invention, the “non-short-time gaming state” refers to the normal symbol corresponding to the lottery result in the normal symbol lottery performed on condition that the game ball has passed through the
これに対して「時短遊技状態」というのは、普通図柄ゲート13を遊技球が通過したことを条件として行われる普通図柄の抽選において、その抽選結果に対応する普通図柄の変動時間が3秒と、「非時短遊技状態」よりも短く設定され、かつ、当たりに当選した際の第2始動口15の開放制御時間が3.5秒と、「非時短遊技状態」よりも長く設定された遊技状態をいう。さらに、「非時短遊技状態」においては普通図柄の抽選において当たりに当選する確率が1/65536に設定され、「時短遊技状態」においては普通図柄の抽選において当たりに当選する確率が65535/65536に設定される。なお、この時短遊技状態のときには、後述する時短遊技フラグがセットされており、非時短遊技状態のときには、時短遊技フラグがオフになっている。
したがって、「時短遊技状態」においては、「非時短遊技状態」よりも、普通図柄ゲート13を遊技球が通過する限りにおいて、第2始動口15が第2の態様に制御されやすくなる。これにより、「時短遊技状態」では、遊技者が遊技球を消費せずに遊技を進行することが可能となる。
また、普通図柄ゲート13が第2の遊技領域6Rのみからなる第2の専用領域(遊技領域6の右側の領域)に設けられていることから、「時短遊技状態」のときには、操作ハンドル3を大きく回動させ、強い発射強度で遊技球を発射して遊技を行うように構成されている。
なお、普通図柄の抽選において当たりに当選する確率を「非時短遊技状態」および「時短遊技状態」のいずれの遊技状態であっても変わらないように設定してもよい。
On the other hand, the “short-time gaming state” means that the normal symbol variation time corresponding to the lottery result is 3 seconds in the normal symbol lottery performed on condition that the game ball has passed through the
Therefore, in the “short-time gaming state”, the
In addition, since the
Note that the probability of winning in the normal symbol lottery may be set so that it does not change in any of the “non-short-time gaming state” and the “time-short gaming state”.
(大当たり遊技の種類の説明)
本発明の第1の実施形態においては、第1大入賞口16を長い開放時間で開放させる「長当たり遊技」と、第2大入賞口17を短い開放時間で開放させる「短当たり遊技」と、第2大入賞口17を短い開放時間で開放させてから、長い開放時間で開放させる「発展当たり遊技」との3種類の「大当たり遊技」と、1種類の「小当たり遊技」とが設けられている。なお、本発明の第1の実施形態においては、「大当たり遊技」と上記「小当たり遊技」とを総称して「特別遊技」という。
(Description of types of jackpot games)
In the first embodiment of the present invention, a “long winning game” in which the first big winning
本発明の第1の実施形態において「長当たり遊技」というのは、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当りに当選し、長大当たりに対応する特別図柄が決定されたときに実行される遊技をいう。
「長当たり遊技」においては、第1大入賞口16が開放されるラウンド遊技を合計15回行う。各ラウンド遊技における第1大入賞口16の最大開放時間は最大29秒に設定されており、この間に第1大入賞口16に規定個数(9個)の遊技球が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となる。つまり、「長当たり遊技」は、第1大入賞口16に遊技球が入球するとともに、当該入球に応じた賞球を遊技者が獲得できることから、多量の賞球を獲得可能な特別遊技である。また、第1大入賞口16は、遊技領域6の右側の領域に設けられていることから、「長当たり遊技」のときには、操作ハンドル3を大きく回動させ、強い発射強度で遊技球を発射して遊技を行うように構成されている。
In the first embodiment of the present invention, “long win game” means winning in the big win lottery performed on condition that a game ball has entered the
In the “long game”, the round game in which the first grand
本発明の第1の実施形態において「短当たり遊技」というのは、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当りに当選し、短当たりに対応する特別図柄が決定されたときに実行される遊技をいう。
「短当たり遊技」においては、第2大入賞口17が開放されるラウンド遊技を合計15回行う。各ラウンド遊技における第2大入賞口17の最大開放時間は、最大0.052秒に設定されており、1個の遊技球が発射される発射時間(約0.6秒)よりも短くなっている。この間に第2大入賞口17に規定個数(9個)の遊技球が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となるが、上記のとおり第2大入賞口17の開放時間が極めて短いため、遊技球が入球することはほとんどない。つまり、「短当たり遊技」は、「長当たり遊技」とは異なり、賞球の獲得が困難な特別遊技である。
In the first embodiment of the present invention, “short win game” means winning in the big win lottery performed on condition that a game ball has entered the
In the “short win game”, a round game in which the second grand
本発明の第1の実施形態において「発展当たり遊技」というのは、第1始動口14又は第2始動口15に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当りに当選し、発展当たりに対応する特別図柄が決定されたときに実行される遊技をいう。
「発展当たり遊技」においては、第2大入賞口17が開放されるラウンド遊技を合計15回行う。初回のラウンド遊技において、第2大入賞口17の開放時間が短い開閉動作を複数回実行した後、第2大入賞口17の開放時間が長い開閉動作を行う。2ラウンド遊技以降の第2大入賞口17の最大開放時間は29秒に設定されており、この間に第2大入賞口17に所定個数の遊技球(例えば9個)が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となる。つまり、「発展当たり遊技」は、当初は第2大入賞口17の開放時間が短い開閉動作を繰り返した後、第2大入賞口17の開放時間が長い開閉動作を繰り返している間には、第2大入賞口17に遊技球が入球するとともに、当該入球に応じた賞球を遊技者が獲得できることから、多量の賞球を獲得可能な遊技である。
In the first embodiment of the present invention, "game per development" means winning in the jackpot lottery performed on condition that a game ball has entered the
In "game per development", a round game in which the second grand
本発明の第1の実施形態において「小当たり遊技」というのは、第1始動口14もしくは第2始動口15に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、小当たり遊技を実行する権利を獲得した場合に実行される遊技をいう。
「小当たり遊技」においても、上記「短当たり遊技」と同様、第2大入賞口17が15回開放される。このときの第2大入賞口17の開放時間、開閉タイミング、開閉態様は、上記「短当たり遊技」と同じか、又は、遊技者が「小当たり遊技」と「短当たり遊技」との判別を不能もしくは困難な程度に近似するように設定している。
In the first embodiment of the present invention, “small hit game” means “small hit game” in the big hit lottery performed on the condition that a game ball has entered the
Also in the “small win game”, the second
次に、遊技機1における遊技の進行について、フローチャートを用いて説明する。
Next, the progress of the game in the
(主制御基板のメイン処理)
図14を用いて、主制御基板110のメイン処理を説明する。
(Main processing of main control board)
The main process of the
電源基板170により電源が供給されると、メインCPU110aにシステムリセットが発生し、メインCPU110aは、以下のメイン処理を行う。
When power is supplied from the
まず、ステップS10において、メインCPU110aは、初期化処理を行う。この処理において、メインCPU110aは、電源投入に応じて、メインROM110bから起動プログラムを読み込むとともに、メインRAM110cに記憶されるフラグなどを初期化する処理を行う。
First, in step S10, the
ステップS20において、メインCPU110aは、特別図柄の変動態様(変動時間)を決定するためのリーチ判定用乱数値および特図変動用乱数値の更新を行う演出用乱数値更新処理を行う。
In step S20, the
ステップS30において、メインCPU110aは、特別図柄判定用初期乱数値、大当たり図柄用初期乱数値、小当たり図柄用初期値乱数値、普通図柄判定用初期乱数値の更新を行う。以降は、所定の割込み処理が行われるまで、ステップS20とステップS30との処理を繰り返し行う。
In step S30, the
(主制御基板のタイマ割込処理)
図15を用いて、主制御基板110のタイマ割込処理を説明する。
(Timer interrupt processing of main control board)
The timer interrupt process of the
主制御基板110に設けられたリセット用クロックパルス発生回路によって、所定の周期(4ミリ秒)毎にクロックパルスが発生されることで、以下に述べるタイマ割込処理が実行される。
A clock pulse is generated every predetermined period (4 milliseconds) by the reset clock pulse generation circuit provided on the
まず、ステップS100において、メインCPU110aは、メインCPU110aのレジスタに格納されている情報をスタック領域に退避させる。
First, in step S100, the
ステップS110において、メインCPU110aは、特別図柄時間カウンタの更新処理、特別電動役物の開放時間等などの特別遊技タイマカウンタの更新処理、普通図柄時間カウンタの更新処理、普電開放時間カウンタの更新処理等の各種タイマカウンタを更新する時間制御処理を行う。具体的には、特別図柄時間カウンタ、特別遊技タイマカウンタ、普通図柄時間カウンタ、普電開放時間カウンタから1を減算する処理を行う。
In step S110, the
ステップS120において、メインCPU110aは、特別図柄判定用乱数値、大当たり図柄用乱数値、小当たり図柄用乱数値、普通図柄判定用乱数値の乱数更新処理を行う。
具体的には、それぞれの乱数値及び乱数カウンタを+1加算して更新する。なお、加算した乱数カウンタが乱数範囲の最大値を超えた場合(乱数カウンタが1周した場合)には、乱数カウンタを0に戻し、その時の初期乱数値からそれぞれの乱数値を新たに更新する。
In step S120, the
Specifically, each random number value and random number counter are updated by adding +1. When the added random number counter exceeds the maximum value in the random number range (when the random number counter makes one revolution), the random number counter is returned to 0, and each random number value is newly updated from the initial random number value at that time. .
ステップS130において、メインCPU110aは、ステップS30と同様に、特別図柄判定用初期乱数値、大当たり図柄用初期乱数値、小当たり図柄用初期値乱数値、普通図柄判定用初期乱数値を更新する初期乱数値更新処理を行う。
ステップS200において、メインCPU110aは、入力制御処理を行う。
この処理において、メインCPU110aは、一般入賞口検出スイッチ12a、第1大入賞口検出スイッチ16a、第2大入賞口検出スイッチ17a、第1始動口検出スイッチ14a、第2始動口検出スイッチ15a、ゲート検出スイッチ13aの各スイッチに入力があったか否か判定する入力処理を行う。
In step S130, as in step S30, the
In step S200, the
In this process, the
具体的には、一般入賞口検出スイッチ12a、第1大入賞口検出スイッチ16a、第2大入賞口検出スイッチ17a、第1始動口検出スイッチ14a、第2始動口検出スイッチ15aからの各種検出信号を入力した場合には、ぞれぞれの入賞口毎に設けられた賞球のために用いる賞球カウンタに所定のデータを加算して更新する。
Specifically, various detection signals from the general winning
さらに、第1始動口検出スイッチ14aから検出信号を入力した場合には、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域にセットされているデータが4未満であれば、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域に1を加算し、特別図柄判定用乱数値、大当たり図柄用乱数値、小当たり図柄用乱数値、リーチ判定用乱数値および特図変動用乱数値を取得して、取得した各種乱数値を第1特別図柄乱数値記憶領域にある所定の記憶部(第0記憶部〜第4記憶部)に記憶する。
Furthermore, when a detection signal is input from the first start
同様に、第2始動口検出スイッチ15aから検出信号を入力した場合には、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域にセットされているデータが4未満であれば、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に1を加算し、特別図柄判定用乱数値、大当たり図柄用乱数値、小当たり図柄用乱数値、リーチ判定用乱数値および特図変動用乱数値を取得して、取得した各種乱数値を第2特別図柄乱数値記憶領域にある所定の記憶部(第0記憶部〜第4記憶部)に記憶する。
Similarly, when a detection signal is input from the second start
また、ゲート検出スイッチ13aから検出信号を入力した場合には、普通図柄保留数(G)記憶領域にセットされているデータが4未満であれば、普通図柄保留数(G)記憶領域に1を加算し、普通図柄判定用乱数値を取得して、取得した普通図柄判定用乱数値を普通図柄保留記憶領域にある所定の記憶部(第0記憶部〜第4記憶部)に記憶する。
When a detection signal is input from the
さらに、第1大入賞口検出スイッチ16a又は第2大入賞口検出スイッチ17aからの検出信号を入力した場合には、第1大入賞口16又は第2大入賞口17に入賞した遊技球を計数するための大入賞口入球数(C)記憶領域に1を加算して更新する。
Furthermore, when a detection signal is input from the first grand prize opening
ステップS300において、メインCPU110aは、大当たりの抽選、特別電動役物、遊技状態の制御を行うための特図特電制御処理を行う。詳しくは、図16を用いて後述する。
In step S300, the
ステップS400において、メインCPU110aは、普通図柄の抽選、普通電動役物の制御を行うための普図普電制御処理を行う。
具体的には、まず普通図柄保留数(G)記憶領域に1以上のデータがセットされているか否かを判定し、普通図柄保留数(G)記憶領域に1以上のデータがセットされていなければ、今回の普図普電制御処理を終了する。
普通図柄保留数(G)記憶領域に1以上のデータがセットされていれば、普通図柄保留数(G)記憶領域に記憶されている値から1を減算した後、普通図柄保留記憶領域にある第1記憶部〜第4記憶部に記憶された普通図柄判定用乱数値を1つ前の記憶部にシフトさせる。このとき、既に第0記憶部に書き込まれていた普通図柄判定用乱数値は上書きされて消去されることとなる。
そして、図9(b)に示す当たり判定テーブルを参照し、普通図柄保留記憶領域の第0記憶部に記憶された普通図柄判定用乱数値が「当たり」に対応する乱数値であるかどうかの判定する処理を行う。その後、普通図柄表示装置22において普通図柄の変動表示を行って、普通図柄の変動時間が経過すると普通図柄の抽選の結果に対応する普通図柄の停止表示を行う。そして、参照した普通図柄判定用乱数値が「当たり」のものであれば、始動口開閉ソレノイド15cを駆動させ、第2始動口15を所定の開放時間、第2の態様に制御する。
ここで、非時短遊技状態であれば、普通図柄の変動時間を29秒に設定し、「当たり」であると第2始動口15を0.2秒間、第2の態様に制御する。これに対して、時短遊技状態であれば、普通図柄の変動時間を0.2秒に設定し、「当たり」であると第2始動口15を3.5秒間、第2の態様に制御する。
In step S400, the
Specifically, it is first determined whether or not 1 or more data is set in the normal symbol hold count (G) storage area, and 1 or more data must be set in the normal symbol hold count (G) storage area. If this is the case, the current ordinary power transmission control process is terminated.
If 1 or more data is set in the normal symbol holding number (G) storage area, after subtracting 1 from the value stored in the normal symbol holding number (G) storage area, the data is in the normal symbol holding storage area. The normal symbol determination random numbers stored in the first storage unit to the fourth storage unit are shifted to the previous storage unit. At this time, the normal symbol determination random value already written in the 0th storage unit is overwritten and erased.
Then, referring to the hit determination table shown in FIG. 9B, whether or not the normal symbol determination random number value stored in the 0th storage unit of the normal symbol hold storage area is a random value corresponding to “win”. Processing to determine is performed. Thereafter, the normal
Here, in the non-short-time gaming state, the variation time of the normal symbol is set to 29 seconds, and if it is “winning”, the
ステップS500において、メインCPU110aは、払出制御処理を行う。
この払出制御処理において、メインCPU110aは、ぞれぞれの賞球カウンタを参照し、各種入賞口に対応する払出個数指定コマンドを生成して、生成した払出個数指定コマンドを払出制御基板130に送信する。
In step S500, the
In this payout control process, the
ステップS600において、メインCPU110aは、外部情報データ、始動口開閉ソレノイドデータ、第1大入賞口開閉ソレノイドデータ、第2大入賞口開閉ソレノイドデータ、特別図柄表示装置データ、普通図柄表示装置データ、記憶数指定コマンドのデータ作成処理を行う。
In step S600, the
ステップS700において、メインCPU110aは、出力制御処理を行う。この処理において、上記S600で作成した外部情報データ、始動口開閉ソレノイドデータ、第1大入賞口開閉ソレノイドデータ、第2大入賞口開閉ソレノイドデータの信号を出力させるポート出力処理を行う。
また、第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21および普通図柄表示装置22の各LEDを点灯させるために、上記S600で作成した特別図柄表示装置データと普通図柄表示装置データとを出力する表示装置出力処理を行う。
さらに、メインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされているコマンドを演出制御基板120に送信するコマンド送信処理も行う。なお、演出制御基板120に送信されるコマンドの種別については、図18を用いて後述する。
In step S700, the
Further, the special symbol display device data and the normal symbol display device data created in S600 are used to turn on the LEDs of the first special
Further, command transmission processing for transmitting the command set in the effect transmission data storage area of the main RAM 110c to the
ステップS800において、メインCPU110aは、ステップS100で退避した情報をメインCPU110aのレジスタに復帰させる。
In step S800, the
(主制御基板の特図特電制御処理)
図16を用いて、主制御基板110の特図特電制御処理を説明する。
(Special figure special electric control processing of main control board)
With reference to FIG. 16, the special figure special power control process of the
まず、ステップS301において特図特電処理データの値をロードし、ステップS302においてロードした特図特電処理データから分岐アドレスを参照し、特図特電処理データ=0であれば特別図柄記憶判定処理(ステップS310)に処理を移し、特図特電処理データ=1であれば特別図柄変動処理(ステップS320)に処理を移し、特図特電処理データ=2であれば特別図柄停止処理(ステップS330)に処理を移し、特図特電処理データ=3であれば大当たり遊技処理(ステップS340)に処理を移し、特図特電処理データ=4であれば大当り遊技終了処理(ステップS350)に処理を移し、特図特電処理データ=5であれば小当り遊技処理(ステップS360)に処理を移す。
この「特図特電処理データ」は、後述するように特図特電制御処理の各サブルーチンの中で必要に応じてセットされていくので、その遊技において必要なサブルーチンが適宜処理されていくことになる。
First, in step S301, the value of the special figure special electricity processing data is loaded, the branch address is referred to from the special figure special electric treatment data loaded in step S302, and if the special figure special electric treatment data = 0, the special symbol memory determination process (step The process proceeds to S310). If the special symbol special power processing data = 1, the process proceeds to the special symbol variation processing (step S320). If the special symbol special power processing data = 2, the special symbol stop processing (step S330) is performed. If special figure special electric processing data = 3, the process moves to jackpot game processing (step S340), and if special figure special electric processing data = 4, the process moves to big hit game end processing (step S350). If special electric processing data = 5, the processing is shifted to the small hit game processing (step S360).
This “special drawing special electricity processing data” is set as necessary in each subroutine of the special figure special electricity control processing as will be described later, so that the subroutine necessary for the game is appropriately processed. .
ステップS310の特別図柄記憶判定処理においては、メインCPU110aは、大当たり判定処理、停止表示する特別図柄の決定をする特別図柄決定処理、特別図柄の変動時間を決定する変動時間決定処理等を行う。ここで、図17を用いて、特別図柄記憶判定処理の具体的な内容を説明する。
In the special symbol memory determination process in step S310, the
(主制御基板の特別図柄記憶判定処理)
図17は、主制御基板110の特別図柄記憶判定処理を示す図である。
(Special symbol memory judgment processing of the main control board)
FIG. 17 is a diagram illustrating a special symbol memory determination process of the
まず、ステップS311において、メインCPU110aは、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域又は第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に1以上のデータがセットされているか否かを判定する。
そして、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域又は第2特別図柄保留数(U2)記憶領域のいずれの記憶領域にも1以上のデータがセットされていなければ、特図特電処理データ=0を保持したまま、今回の特別図柄変動処理を終了する。
一方、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域又は第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に1以上のデータがセットされていれば、ステップS312に処理を移す。
First, in step S311, the
If one or more data is not set in any storage area of the first special symbol hold count (U1) storage area or the second special symbol hold count (U2) storage area, the special figure special electricity processing data = 0. The special symbol variation process of this time is terminated while holding.
On the other hand, if one or more data is set in the first special symbol hold count (U1) storage area or the second special symbol hold count (U2) storage area, the process proceeds to step S312.
ステップS312において、メインCPU110aは、大当たり判定処理を行う。
具体的には、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に1以上のデータがセットされている場合には、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に記憶されている値から1を減算した後、第2特別図柄乱数値記憶領域にある第1記憶部〜第4記憶部に記憶された各種乱数値を1つ前の記憶部にシフトさせる。このとき、既に第0記憶部に書き込まれていた各種乱数値は上書きされて消去されることとなる。そして、図9(a−2)に示す大当たり判定テーブルを参照して、第2特別図柄乱数値記憶領域の第0記憶部に記憶された特別図柄判定用乱数値が「大当たり」に対応する乱数値であるか、「小当たり」に対応する乱数値であるかの判定を行う。
また、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に1以上のデータがセットされておらず、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域に1以上のデータがセットされている場合には、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域に記憶されている値から1を減算した後、第1特別図柄乱数値記憶領域にある第1記憶部〜第4記憶部に記憶された各種乱数値を1つ前の記憶部にシフトさせる。このときにも、既に第0記憶部に書き込まれていた各種乱数値は上書きされて消去されることとなる。そして、図9(a−1)に示す大当たり判定テーブルを参照して、第1特別図柄乱数値記憶領域の第0記憶部に記憶された特別図柄判定用乱数値が「大当たり」に対応する乱数値であるか、「小当たり」に対応する乱数値であるかの判定を行う。
本発明の第1の実施形態では、第1特別図柄乱数値記憶領域よりも第2特別図柄乱数値記憶領域に記憶された乱数値が優先してシフト(消化)されることになる。しかしながら、始動口に入賞した順序で、第1特別図柄記憶領域又は第2特別図柄記憶領域をシフトさせてもよいし、第1特別図柄記憶領域を第2特別図柄記憶領域よりも優先させてシフトさせてもよい。
In step S312, the
Specifically, when one or more data is set in the second special symbol hold count (U2) storage area, 1 is calculated from the value stored in the second special symbol hold count (U2) storage area. After the subtraction, the various random numbers stored in the first to fourth storage units in the second special symbol random number storage area are shifted to the previous storage unit. At this time, various random values already written in the 0th storage unit are overwritten and deleted. Then, with reference to the jackpot determination table shown in FIG. 9 (a-2), the random number for special symbol determination stored in the 0th storage unit of the second special symbol random number storage area corresponds to “big hit”. It is determined whether it is a numerical value or a random value corresponding to “small hit”.
In addition, when one or more data is not set in the second special symbol hold number (U2) storage area and one or more data is set in the first special symbol hold number (U1) storage area, Various random numbers stored in the first to fourth storage units in the first special symbol random number storage area after subtracting 1 from the value stored in the first special symbol hold number (U1) storage area Is shifted to the previous storage unit. Also at this time, various random numbers already written in the 0th storage unit are overwritten and deleted. Then, with reference to the jackpot determination table shown in FIG. 9 (a-1), the random number value for special symbol determination stored in the 0th storage unit of the first special symbol random number storage area corresponds to “big hit”. It is determined whether it is a numerical value or a random value corresponding to “small hit”.
In the first embodiment of the present invention, the random number value stored in the second special symbol random value storage area is shifted (digested) with priority over the first special symbol random value storage area. However, the first special symbol storage area or the second special symbol storage area may be shifted in the order of winning in the start opening, and the first special symbol storage area is shifted with priority over the second special symbol storage area. You may let them.
ステップS313において、メインCPU110aは、停止表示する特別図柄の種類を決定するための特別図柄決定処理を行う。
この特別図柄決定処理では、上記大当り判定処理(ステップS312)において「大当たり」と判定された場合には、図10(a)に示す図柄決定テーブルを参照して、第1特別図柄乱数値記憶領域の第0記憶部に記憶された大当たり図柄用乱数値に基づいて大当たり図柄(特別図柄1〜特別図柄6)を決定する。また、上記大当り判定処理(ステップS312)において「小当たり」と判定された場合には、図10(b)に示す図柄決定テーブルを参照して、第1特別図柄乱数値記憶領域の第0記憶部に記憶された小当たり図柄用乱数値に基づいて小当たり図柄(特別図柄A、特別図柄B)を決定する。また、上記大当り判定処理(ステップS312)において「ハズレ」と判定された場合には、図10(c)に示す図柄決定テーブルを参照して、ハズレ図柄(特別図柄0)を決定する。
そして、決定した特別図柄に対応する停止図柄データを停止図柄データ記憶領域に記憶する。
In step S313, the
In this special symbol determination process, when it is determined as “big hit” in the jackpot determination process (step S312), the first special symbol random value storage area is referred to with reference to the symbol determination table shown in FIG. The jackpot symbol (
Then, stop symbol data corresponding to the determined special symbol is stored in the stop symbol data storage area.
ステップS314において、メインCPU110aは、特別図柄の変動時間決定処理を行う。
具体的には、変動パターン決定テーブルを参照して、第1特別図柄乱数値記憶領域の第0記憶部に記憶されたリーチ判定用乱数値および特図変動用乱数値に基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する。その後、決定した特別図柄の変動パターンに対応する特別図柄の変動時間を決定する。そして、決定した特別図柄の変動時間に対応するカウンタを特別図柄時間カウンタにセットする処理を行う。このような処理を行うことで、大当たりの抽選の一回の判定結果(特別図柄の判定結果)に対応した演出時間は、特別図柄の変動時間(変動態様)に対応しており、当該判定の直後に決定する。
In step S314, the
Specifically, referring to the variation pattern determination table, based on the reach determination random value and the special diagram variation random value stored in the 0th storage unit of the first special symbol random value storage area, the special symbol Determine the variation pattern. Thereafter, the variation time of the special symbol corresponding to the determined variation pattern of the special symbol is determined. Then, a process of setting a counter corresponding to the determined variation time of the special symbol in the special symbol time counter is performed. By performing such processing, the production time corresponding to the single determination result of the jackpot lottery (the determination result of the special symbol) corresponds to the variation time (variation mode) of the special symbol. Decide immediately.
ステップS315において、メインCPU110aは、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に特別図柄の変動表示(LEDの点滅)を行わせるための変動表示データを所定の処理領域にセットする。これにより、所定の処理領域に変動表示データがセットされていると、上記ステップS600でLEDの点灯又は消灯のデータが適宜作成され、作成されたデータがステップS700において出力されることで、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21の変動表示が行われる。
さらに、メインCPU110aは、特別図柄の変動表示が開始されるときに、上記ステップS314で決定された特別図柄の変動パターンに対応する特別図柄の変動パターン指定コマンド(第1特別図柄用変動パターン指定コマンド又は第2特別図柄用変動パターン指定コマンド)をメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットする。
In step S315, the
Further, the
ステップS316において、メインCPU110aは、特図特電処理データ=0から特図特電処理データ=1にセットして、特別図柄変動処理のサブルーチンに移す準備を行い、特別図柄記憶判定処理を終了する。
In step S316, the
再び、図16に示す特図特電制御処理について説明を戻すことにする。
ステップS320の特別図柄変動処理においては、メインCPU110aは、特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定する処理を行う。
具体的には、ステップS314で決定された特別図柄の変動時間が経過したか(特別図柄時間カウンタ=0)否かを判定し、特別図柄の変動時間が経過していないと判定した場合には、特図特電処理データ=1を保持したまま、今回の特別図柄変動処理を終了する。なお、上記ステップS314でセットされた特別図柄の変動時間のカウンタは、上記ステップS110において減算処理されていく。
特別図柄の変動時間が経過したと判定すれば、上記ステップS313で決定された特別図柄を第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に停止表示させる。これにより、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に特別図柄が停止表示され、遊技者に大当たりの判定結果が報知されることとなる。
また、時短回数(J)>0のときには時短回数(J)カウンタから1を減算して更新し、時短回数(J)=0となれば、時短遊技フラグをクリアし、高確率遊技回数(X)>0のときには高確率遊技回数(X)カウンタから1を減算して更新し、高確率遊技回数(X)=0となれば、高確率遊技フラグをクリアする。
最後に、特図特電処理データ=1から特図特電処理データ=2にセットして、特別図柄停止処理のサブルーチンに移す準備を行い、特別図柄変動処理を終了する。
Again, the description of the special figure special electric control process shown in FIG. 16 will be returned.
In the special symbol variation process of step S320, the
Specifically, it is determined whether or not the variation time of the special symbol determined in step S314 has elapsed (special symbol time counter = 0), and if it is determined that the variation time of the special symbol has not elapsed The special symbol variation process is terminated while the special symbol special electricity processing data = 1 is held. Note that the special symbol variation time counter set in step S314 is subtracted in step S110.
If it is determined that the variation time of the special symbol has elapsed, the special symbol determined in step S313 is stopped and displayed on the first special
Also, when the number of time reduction (J)> 0, 1 is subtracted from the time reduction (J) counter and updated. When the number of time reduction (J) = 0, the time reduction game flag is cleared and the number of high probability games (X )> 0 is updated by subtracting 1 from the high probability game number (X) counter, and if the high probability game number (X) = 0, the high probability game flag is cleared.
Finally, the special symbol special power processing data = 1 is set to the special symbol special power processing data = 2, preparation is made to move to a special symbol stop processing subroutine, and the special symbol variation processing is terminated.
ステップS330の特別図柄停止処理においては、メインCPU110aは、停止表示された特別図柄が「大当たり図柄」であるか、「小当たり図柄」であるか、「ハズレ図柄」であるかを判定する処理を行う。
そして、大当たり図柄と判定された場合には、遊技状態記憶領域に記憶されているデータを参照し、現在の遊技状態を示すデータ(00H〜03H)を遊技状態バッファにセットする。その後に、高確率遊技フラグ記憶領域および時短遊技フラグ記憶領域に記憶されているデータ(高確率遊技フラグと時短遊技フラグ)、高確率遊技回数(X)カウンタ、時短回数(J)カウンタをクリアする。さらに、特図特電処理データ=2から特図特電処理データ=3にセットして、大当たり遊技処理のサブルーチンに移す準備を行い、特別図柄停止処理を終了する。
また、小当たり図柄と判定された場合には、遊技状態記憶領域に記憶されているデータはクリアせずに、特図特電処理データ=2から特図特電処理データ=5にセットして、小当たり遊技処理のサブルーチンに移す準備を行い、特別図柄停止処理を終了する。
一方、ハズレ図柄と判定された場合には、特図特電処理データ=2から特図特電処理データ=0にセットして、特別図柄記憶判定処理のサブルーチンに移す準備を行い、特別図柄停止処理を終了する。
In the special symbol stop process in step S330, the
If it is determined that the game is a jackpot symbol, the data stored in the gaming state storage area is referred to and data (00H to 03H) indicating the current gaming state is set in the gaming state buffer. Thereafter, the data (high probability game flag and short time game flag), high probability game number (X) counter, and short time number (J) counter stored in the high probability game flag storage area and the short time game flag storage area are cleared. . Further, the special figure special power processing data = 2 is set to the special figure special electric processing data = 3, preparation is made to move to the jackpot game processing subroutine, and the special symbol stop processing is ended.
In addition, when it is determined that the small winning symbol, the data stored in the game state storage area is not cleared, and the special figure special electric processing data = 2 to the special figure special electric treatment data = 5 is set. The special symbol stop process is completed by making preparations for transferring to a winning game process subroutine.
On the other hand, if it is determined that the symbol is a lost symbol, the special symbol special electric processing data = 2 is set to special special electric symbol processing data = 0, and the special symbol memory determination processing subroutine is prepared for the special symbol stop processing. finish.
ステップS340の大当たり遊技処理においては、メインCPU110aは、上記長当たり又は短当たりのいずれの大当たりを実行させるかを決定し、決定した大当たりを制御する処理を行う。
具体的には、まず図11に示す特別電動役物作動態様決定テーブルを参照し、上記ステップS313で決定された大当たり図柄の種類(停止図柄データ)に基づいて、大当たりの開放態様を決定する(長当たりTBL、短当たりTBL又は発展当たりTBLを決定する)。
次に、決定した大当たりの開放態様を実行させるために図12(a)に示す大入賞口開放態様テーブルを参照し、大当たりの種類に応じた開放時間を特別遊技タイマカウンタにセットするとともに、第1大入賞口開閉ソレノイド16c(又は第2大入賞口開閉ソレノイド17c)の駆動データを出力して第1大入賞口開閉扉16b(又は第2大入賞口開閉扉17b)を開放させる。このとき、ラウンド遊技回数(R)記憶領域に1を加算する。
この開放中に規定個数の遊技球が入球するか、大入賞口の開放時間が経過すると(大入賞口入球数(C)=9又は特別遊技タイマカウンタ=0である)と、第1大入賞口開閉ソレノイド16c(又は第2大入賞口開閉ソレノイド17c)の駆動データの出力を停止して第1大入賞口開閉扉16b(又は第2大入賞口開閉扉17b)を閉鎖させる。これにより、1回のラウンド遊技が終了する。このラウンド遊技の制御を繰り返し15回行う。
15回のラウンド遊技が終了すると(ラウンド遊技回数(R)=15)、ラウンド遊技回数(R)記憶領域および大入賞口入球数(C)記憶領域に記憶されているデータをクリアするとともに、特図特電処理データ=3から特図特電処理データ=4にセットして、大当り遊技終了処理のサブルーチンに移す準備を行い、大当たり遊技処理を終了する。
In the jackpot game process of step S340, the
Specifically, first, referring to the special electric accessory actuating mode determination table shown in FIG. 11, the jackpot opening mode is determined based on the type of jackpot symbol (stop symbol data) determined in step S313 ( Determine TBL per long, TBL per short or TBL per evolution).
Next, in order to execute the determined jackpot opening mode, with reference to the jackpot opening mode table shown in FIG. 12A, the opening time according to the type of jackpot is set in the special game timer counter, The drive data of the first grand prize opening / closing solenoid 16c (or the second big prize opening /
When a specified number of game balls enter during the opening or when the opening time of the grand prize opening has elapsed (the number of the big prize opening (C) = 9 or the special game timer counter = 0), The output of the drive data of the big prize opening / closing solenoid 16c (or the second big prize opening /
When the 15 round games are completed (round game count (R) = 15), the data stored in the round game count (R) storage area and the number of winning prize entrance (C) storage areas are cleared, The special figure special electric processing data = 3 is set to the special figure special electric treatment data = 4, preparation is made to move to the big hit game end processing subroutine, and the big hit game processing is ended.
ステップS350の大当り遊技終了処理においては、メインCPU110aは、高確率遊技状態又は低確率遊技状態のいずれかの確率遊技状態を決定するとともに、時短遊技状態又は非時短遊技状態のいずれかの遊技状態を決定する処理を行う。
具体的には大当たり遊技終了時設定データテーブルを参照し、遊技状態バッファに記憶されているデータと上記ステップS313で決定された大当たり図柄の種類(停止図柄データ)とに基づいて、高確率遊技フラグの設定、高確率遊技回数(X)の設定、時短遊技フラグの設定、時短回数(J)の設定を行う。例えば、特別図柄1であれば、高確率遊技フラグ記憶領域に高確率遊技フラグをセットし、高確率遊技回数(X)カウンタに10000回をセットする。さらに、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグをセットし、時短回数(J)カウンタにも10000回をセットする。
その後、特図特電処理データ=4から特図特電処理データ=0にセットして、特別図柄記憶判定処理のサブルーチンに移す準備を行い、大当り遊技終了処理を終了する。
In the big hit game ending process in step S350, the
Specifically, with reference to the jackpot game end setting data table, based on the data stored in the game state buffer and the type of jackpot symbol (stop symbol data) determined in step S313, the high probability game flag , High probability game count (X), short-time game flag, short-time count (J). For example, in the case of the
After that, the special symbol special power processing data = 4 is set to the special symbol special power processing data = 0, preparation is made to move to a special symbol memory determination processing subroutine, and the big hit game end processing is terminated.
ステップS360の小当たり遊技処理においては、メインCPU110aは、まず図11に示す特別電動役物作動態様決定テーブルを参照し、上記ステップS313で決定された小当たり図柄の種類(停止図柄データ)に基づいて、小当たりの開放態様を決定する。
次に、決定した小当たりの開放態様を実行させるために図12(b)に示す大入賞口開放態様テーブルを参照し、小当たりの開放時間を特別遊技タイマカウンタにセットするとともに、第2大入賞口開閉ソレノイド17cの駆動データを出力して第2大入賞口開閉扉17bを開放させる。このとき、開放回数(K)記憶領域に1を加算する。
小当たりの開放時間が経過する(特別遊技タイマカウンタ=0)と、第2大入賞口開閉ソレノイド17cの駆動データの出力を停止して第2大入賞口開閉扉17bを閉鎖させる。この第2大入賞口開閉扉17bの開閉制御を繰り返し15回行う。
そして、第2大入賞口開閉扉17bの開閉制御が15回行われるか、第2大入賞口17に規定個数の遊技球が入球する(開放回数(K)=15又は大入賞口入球数(C)=9である)と、小当たり遊技を終了させるため、第2大入賞口開閉ソレノイド17cの駆動データの出力を停止させ、開放回数(K)記憶領域および大入賞口入球数(C)記憶領域に記憶されているデータをクリアするとともに、特図特電処理データ=5から特図特電処理データ=0にセットして、特別図柄記憶判定処理のサブルーチンに移す準備を行い、小当たり遊技処理を終了する。
In the small hit game process of step S360, the
Next, in order to execute the determined small hit opening mode, the big winning opening opening mode table shown in FIG. 12 (b) is referred to, and the small hitting opening time is set in the special game timer counter. Driving data of the winning opening /
When the small winning opening time elapses (special game timer counter = 0), the drive data output of the second big prize opening /
Then, the opening / closing control of the second grand prize opening /
(コマンドの説明)
上述の主制御基板110におけるフローチャートでは一部説明を省略した主制御基板110から演出制御基板120に送信されるコマンドの種別について、図18を用いて説明する。
(Command explanation)
The types of commands transmitted from the
主制御基板110から演出制御基板120に送信されるコマンドは、1コマンドが2バイトのデータで構成されており、制御コマンドの分類を識別するため1バイトのMODEの情報と、実行される制御コマンドの内容を示す1バイトのDATAの情報とから構成されている。
The command transmitted from the
「演出図柄指定コマンド」は、停止表示される特別図柄の種別を示すものであり、「MODE」が「E0H」で設定され、特別図柄の種別に合わせてDATAの情報が設定されている。なお、特別図柄の種別が結果的に大当たりの種別や高確率遊技状態を決定するものであるから、演出図柄指定コマンドは、大当たりの種別や、遊技状態を示すものともいえる。
この演出図柄指定コマンドは、各種の特別図柄が決定され、特別図柄の変動表示が開始されるときに、決定された特別図柄に対応する演出図柄指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS313において各種の特別図柄が決定され、上記ステップS315において特別図柄の変動表示が開始されるときに、決定された特別図柄に対応する演出図柄指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている演出図柄指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “designation designating command” indicates the type of the special symbol that is stopped and displayed, “MODE” is set as “E0H”, and DATA information is set according to the type of the special symbol. Since the special symbol type determines the jackpot type and the high probability gaming state as a result, it can be said that the effect symbol designation command indicates the jackpot type and the gaming state.
In the effect symbol designation command, when various special symbols are determined and the variation display of the special symbol is started, an effect symbol designation command corresponding to the determined special symbol is transmitted to the
「第1特別図柄記憶指定コマンド」は、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域に記憶されている保留記憶数を示すものであり、「MODE」が「E1H」で設定され、保留記憶数に合わせてDATAの情報が設定されている。
この第1特別図柄記憶指定コマンドは、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域に記憶されている保留記憶数が切り替わるときに、保留記憶数に対応する第1特別図柄記憶指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS200(orS230)又は上記ステップS312において第1特別図柄保留数(U1)記憶領域に記憶されている値が増減したときに、増減後の保留記憶数に対応する第1特別図柄記憶指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている第1特別図柄記憶指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “first special symbol memory designation command” indicates the number of reserved memories stored in the first special symbol reservation number (U1) storage area, “MODE” is set to “E1H”, and the number of reserved memories DATA information is set according to the above.
This first special symbol memory designation command is effect-controlled by the first special symbol memory designation command corresponding to the number of reserved memories when the number of reserved memories stored in the first special symbol reservation number (U1) storage area is switched. It is transmitted to the
「第2特別図柄記憶指定コマンド」は、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に記憶されている保留記憶数を示すものであり、「MODE」が「E2H」で設定され、保留記憶数に合わせてDATAの情報が設定されている。
この第2特別図柄記憶指定コマンドは、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に記憶されている保留記憶数が切り替わるときに、保留記憶数に対応する第2特別図柄記憶指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS200(orS240)又は上記ステップS312において第2特別図柄保留数(U2)記憶領域に記憶されている値が増減したときに、増減後の保留記憶数に対応する第2特別図柄記憶指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている第2特別図柄記憶指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
なお、本発明の第1の実施形態では、「第1特別図柄記憶指定コマンド」と「第2特別図柄記憶指定コマンド」とをまとめて「特別図柄記憶指定コマンド」という。
The “second special symbol memory designation command” indicates the number of reserved memories stored in the second special symbol reservation number (U2) storage area, “MODE” is set to “E2H”, and the number of reserved memories DATA information is set according to the above.
This second special symbol memory designation command is directed by the second special symbol memory designation command corresponding to the number of reserved memories when the number of reserved memories stored in the second special symbol reservation number (U2) storage area is switched. It is transmitted to the
In the first embodiment of the present invention, the “first special symbol memory designation command” and the “second special symbol memory designation command” are collectively referred to as “special symbol memory designation command”.
「図柄確定コマンド」は、特別図柄が停止表示されていることを示すものであり、「MODE」が「E3H」で設定され、「DATA」が「00H」に設定されている。
この図柄確定コマンドは、特別図柄が停止表示されているときに演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS320において特別図柄を第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21に停止表示させるときに、図柄確定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている図柄確定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “design determination command” indicates that the special symbol is stopped and displayed, “MODE” is set to “E3H”, and “DATA” is set to “00H”.
This symbol confirmation command is transmitted to the
「電源投入時指定コマンド」は、遊技機1の電源が投入されたことを示すものであり、「MODE」が「E4H」で設定され、「DATA」が「00H」に設定されている。
この電源投入時指定コマンドは、遊技機1の電源が投入されたときに演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS10において遊技機の電源が投入されたときに、電源投入時指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている電源投入時指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “power-on designation command” indicates that the
This power-on specification command is transmitted to the
「RAMクリア指定コマンド」は、メインRAM110cに記憶された情報がクリアされたことを示すものであり、「MODE」が「E4H」で設定され、「DATA」が「01H」に設定されている。
ここで、遊技機1の裏側には図示しないRAMクリアボタンが設けられており、RAMクリアボタンを押圧しながら、遊技機1の電源を投入すると、上記ステップS10においてメインRAM110cに記憶された情報がクリアされる。
そして、RAMクリア指定コマンドは、RAMクリアボタンを押圧しながら遊技機1の電源が投入されたときに演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS10においてRAMクリアボタンを押圧しながら遊技機の電源が投入されたときに、RAMクリア指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされているRAMクリア指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “RAM clear designation command” indicates that the information stored in the main RAM 110c has been cleared, “MODE” is set to “E4H”, and “DATA” is set to “01H”.
Here, a RAM clear button (not shown) is provided on the back side of the
The RAM clear designation command is transmitted to the
「電源復旧指定コマンド」は、遊技機1の電源が投入されて、正常に復旧したことを示すものであり、「MODE」が「E4H」で設定され、「DATA」が「02H〜05H」に設定されている。また、電源復旧指定コマンドは、電源復旧時の遊技状態も示しており、電源復旧時の遊技状態が「低確率遊技状態かつ非時短遊技状態」であれば「DATA」が「02H」に設定され、「低確率遊技状態かつ時短遊技状態」であれば「DATA」が「03H」に設定され、「高確率遊技状態かつ非時短遊技状態」であれば「DATA」が「04H」に設定され、「高確率遊技状態かつ時短遊技状態」であれば「DATA」が「05H」に設定される。
この電源復旧指定コマンドは、遊技機1の電源が投入されて、正常に復旧したときに演出制御基板120に送信される。具体的には、遊技機の電源が投入されると、電源投入時にメインRAM110cのチェックサムを作成し、作成した電源投入時のメインRAM110cのチェックサムと電断時のメインRAM110cのチェックサムとを比較する。ここで、チェックサムが一致していれば正常に復旧したものと判定し、遊技状態に応じて電源復旧指定コマンドを生成し、生成した電源復旧指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている電源投入時指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “power restoration designation command” indicates that the
This power restoration designation command is transmitted to the
「デモ指定コマンド」は、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21が作動していないことを示すものであり、「MODE」が「E5H」で設定され、「DATA」が「00H」に設定されている。
このデモ指定コマンドは、第1特別図柄表示装置20又は第2特別図柄表示装置21の特別図柄の保留記憶がないときに、演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS311において第1特別図柄保留数(U1)記憶領域又は第2特別図柄保留数(U2)記憶領域のいずれの記憶領域にも1以上のデータがセットされていないときに、デモ指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされているデモ指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “demonstration designation command” indicates that the first special
This demonstration designation command is transmitted to the
「第1特別図柄用変動パターン指定コマンド」は、第1特別図柄表示装置20における特別図柄の変動時間(変動態様)を示すものであり、「MODE」が「E6H」で設定され、各種の変動パターンに合わせてDATAの情報が設定されている。
この第1特別図柄用変動パターン指定コマンドは、第1特別図柄表示装置20の特別図柄の変動表示が開始されるときに、決定された特別図柄の変動パターンに対応する第1特別図柄用変動パターン指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS314において特別図柄の変動パターンが決定され、上記ステップS315において特別図柄の変動表示が開始されるときに、決定された特別図柄の変動パターンに対応する第1特別図柄用変動パターン指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている第1特別図柄用変動パターン指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “first special symbol variation pattern designation command” indicates the variation time (variation mode) of the special symbol in the first special
The first special symbol variation pattern designation command is a first special symbol variation pattern corresponding to the variation pattern of the special symbol determined when the special symbol variation display of the first special
「第2特別図柄用変動パターン指定コマンド」は、第2特別図柄表示装置21における特別図柄の変動時間(変動態様)を示すものであり、「MODE」が「E7H」で設定され、各種の変動パターンに合わせてDATAの情報が設定されている。
この第2特別図柄用変動パターン指定コマンドは、第2特別図柄表示装置21の特別図柄の変動表示が開始されるときに、決定された特別図柄の変動パターンに対応する第2特別図柄用変動パターン指定コマンドが演出制御基板120に送信される。
具体的には、上記ステップS314において特別図柄の変動パターンが決定され、上記ステップS315において特別図柄の変動表示が開始されるときに、決定された特別図柄の変動パターンに対応する第2特別図柄用変動パターン指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている第2特別図柄用変動パターン指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
なお、本発明の第1の実施形態では、「第1特別図柄用変動パターン指定コマンド」と「第2特別図柄用変動パターン指定コマンド」とをまとめて、「変動パターン指定コマンド」という。
The “variable pattern designation command for the second special symbol” indicates the variation time (variation mode) of the special symbol in the second special
The second special symbol variation pattern designation command is a second special symbol variation pattern corresponding to the variation pattern of the special symbol determined when the special symbol variation display of the second special
Specifically, when the variation pattern of the special symbol is determined in step S314 and when the variation display of the special symbol is started in step S315, the second special symbol corresponding to the determined variation pattern of the special symbol is started. The variation pattern designation command is set in the effect transmission data storage area of the main RAM 110c. Thereafter, the second special symbol variation pattern designation command set in the production transmission data storage area in step S700 is immediately transmitted to the
In the first embodiment of the present invention, the “first special symbol variation pattern designation command” and the “second special symbol variation pattern designation command” are collectively referred to as a “variation pattern designation command”.
「大入賞口開放指定コマンド」は、各種大当りの種別に合わせた大当たりのラウンド数を示すものであり、「MODE」が「EAH」で設定され、大当たりのラウンド数に合わせてDATAの情報が設定されている。
この大入賞口開放指定コマンドは、大当りラウンドが開始されるときに、開始されたラウンド数に対応する大入賞口開放指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS340において第1大入賞口開閉扉16b(又は第2大入賞口開閉扉17b)を開放させるときに、開放させるときのラウンド数に対応する大入賞口開放指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている大入賞口開放指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “Big Winner Opening Specification Command” indicates the number of jackpot rounds according to various jackpot types, “MODE” is set as “EAH”, and DATA information is set according to the number of jackpot rounds Has been.
With regard to the special winning opening opening designation command, when the big hit round is started, the big winning opening opening designation command corresponding to the started round number is transmitted to the
「オープニング指定コマンド」は、各種の大当りが開始することを示すものであり、「MODE」が「EBH」で設定され、大当たりの種別に合わせてDATAの情報が設定されている。
このオープニング指定コマンドは、各種の大当りが開始するときに、大当たりの種別に対応するオープニング指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS340の大当たり遊技処理の開始のときに、大当たりの種別に対応するオープニング指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされているオープニング指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “opening designation command” indicates that various jackpots start, “MODE” is set as “EBH”, and DATA information is set according to the jackpot type.
As for the opening designation command, when various jackpots start, an opening designation command corresponding to the type of jackpot is transmitted to the
「エンディング指定コマンド」は、各種の大当りが終了したことを示すものであり、「MODE」が「ECH」で設定され、大当たりの種別に合わせてDATAの情報が設定されている。
このエンディング指定コマンドは、各種の大当りが終了するときに、大当たりの種別に対応するエンディング指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS350の大当り遊技終了処理の開始のときに、大当たりの種別に対応するエンディング指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされているエンディング指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “ending designation command” indicates that various jackpots have ended, “MODE” is set as “ECH”, and DATA information is set according to the jackpot type.
As for the ending designation command, when various jackpots are completed, the ending designation command corresponding to the type of jackpot is transmitted to the
「遊技状態指定コマンド」は、時短遊技状態であるか非時短遊技状態であるかを示すものであり、「MODE」が「EEH」で設定され、非時短遊技状態であれば「DATA」が「00H」に設定され、時短遊技状態であれば「DATA」が「01H」に設定されている。
この遊技状態指定コマンドは、特別図柄の変動開始時、特別図柄の変動終了時、大当り遊技の開始時および大当りの終了時に、遊技状態に対応する遊技状態指定コマンドが演出制御基板120に送信される。具体的には、上記ステップS315において特別図柄の変動表示が開始されるとき、上記ステップS320において特別図柄を停止表示させるとき、上記ステップS320において高確率遊技フラグ、高確率遊技回数、時短遊技フラグおよび時短回数(J)をクリアしたとき、上記ステップS350において高確率遊技フラグ、高確率遊技回数、時短遊技フラグおよび時短回数(J)の設定を行ったときに、現在の遊技状態に対応する遊技状態指定コマンドがメインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされる。その後、すぐさま上記ステップS700において演出用伝送データ格納領域にセットされている遊技状態指定コマンドが演出制御基板120に送信されることになる。
The “gaming state designation command” indicates whether it is a short-time gaming state or a non-short-time gaming state, and “MODE” is set to “EEH”. “00H” is set, and “DATA” is set to “01H” in the time saving gaming state.
As for the gaming state designation command, a gaming state designation command corresponding to the gaming state is transmitted to the
次に、演出制御基板120におけるサブCPU120aにより実行される処理について説明する。
Next, processing executed by the
(演出制御基板のメイン処理)
図19を用いて、演出制御基板120のメイン処理を説明する。
(Production control board main processing)
The main process of the
ステップS1000において、サブCPU120aは、初期化処理を行う。この処理において、サブCPU120aは、電源投入に応じて、サブROM120bからメイン処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM120cに記憶されるフラグなどを初期化し、設定する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1100に処理を移す。
In step S1000, the
ステップS1100において、サブCPU120aは、演出用乱数更新処理を行う。この処理において、サブCPU120aは、サブRAM120cに記憶される乱数(演出用乱数値1、演出用乱数値2、演出図柄決定用乱数値、演出モード決定用乱数値等)を更新する処理を行う。以降は、所定の割込み処理が行われるまで、上記ステップS1100の処理を繰り返し行う。
In step S1100, the
(演出制御基板のタイマ割込処理)
図20を用いて、演出制御基板120のタイマ割込処理を説明する。
図示はしないが、演出制御基板120に設けられたリセット用クロックパルス発生回路によって、所定の周期(2ミリ秒)毎にクロックパルスが発生され、タイマ割込処理プログラムを読み込み、演出制御基板のタイマ割込処理が実行される。
(Timer interrupt processing of production control board)
The timer interruption process of the
Although not shown in the figure, a clock pulse is generated every predetermined period (2 milliseconds) by a reset clock pulse generation circuit provided on the
まず、ステップS1400において、サブCPU120aは、サブCPU120aのレジスタに格納されている情報をスタック領域に退避させる。
First, in step S1400, the
ステップS1500において、サブCPU120aは、演出制御基板120で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。
In step S1500, the
ステップS1600において、サブCPU120aは、コマンド解析処理を行う。この処理において、サブCPU120aは、サブRAM120cの受信バッファに格納されているコマンドを解析する処理を行う。コマンド解析処理の具体的な説明は、図21および図22を用いて後述する。なお、演出制御基板120は、主制御基板110から送信されたコマンドを受信すると、図示しない演出制御基板120のコマンド受信割込処理が発生し、受信したコマンドを受信バッファに格納する。その後、本ステップS1600において受信したコマンドの解析処理が行われる。
In step S1600, the
ステップS1700において、サブCPU120aは、タッチパネル53、54の駆動と検出電圧のチェックを行い、タッチパネル53、54に関する演出入力制御処理を行う。詳しくは、図23を用いて後述する。
In step S <b> 1700, the
ステップS1800において、サブCPU120aは、サブRAM120cの送信バッファにセットされている各種のコマンドをランプ制御基板140や画像制御基板150へ送信するデータ出力処理を行う。
In step S1800, the
ステップS1900において、サブCPU120aは、ステップS1810で退避した情報をサブCPU120aのレジスタに復帰させる。
In step S1900, the
(演出制御基板のコマンド解析処理)
図21および図22を用いて、演出制御基板120のコマンド解析処理を説明する。なお、図22のコマンド解析処理2は、図21のコマンド解析処理1に引き続いて行われるものである。
(Command analysis processing of production control board)
The command analysis processing of the
ステップS1601において、サブCPU120aは、受信バッファにコマンドが有るか否かを確認して、コマンドを受信したかを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファにコマンドがなければコマンド解析処理を終了し、受信バッファにコマンドがあればステップS1610に処理を移す。
In step S1601, the
If there is no command in the reception buffer, the
ステップS1610において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、デモ指定コマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドがデモ指定コマンドであれば、ステップS1611に処理を移し、デモ指定コマンドでなければステップS1620に処理を移す。
In step S1610, the
If the command stored in the reception buffer is a demonstration designation command, the
ステップS1611において、サブCPU120aは、デモ演出パターンを決定するデモ演出パターン決定処理を行う。
具体的には、デモ演出パターンを決定し、決定したデモ演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定したデモ演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定したデモ演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
In step S1611, the
Specifically, the demonstration effect pattern is determined, the determined demonstration effect pattern is set in the effect pattern storage area, and information on the determined demonstration effect pattern is transmitted to the
ステップS1612において、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域のタッチパネル操作演出実行フラグ=00をセット(タッチパネル操作演出実行フラグをオフ)する。
In step S1612, the
ステップS1620において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、特別図柄記憶指定コマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが特別図柄記憶指定コマンドであれば、ステップS1621に処理を移し、特別図柄記憶指定コマンドでなければステップS1630に処理を移す。
In step S1620,
If the command stored in the reception buffer is a special symbol storage designation command, the
ステップS1621において、サブCPU120aは、特別図柄記憶指定コマンドを解析して、液晶表示装置31に表示させる特図保留画像の表示個数を決定するとともに、決定した特図保留画像の表示個数に対応する特図表示個数指定コマンドを画像制御基板150とランプ制御基板140に送信する特別図柄記憶数決定処理を行う。
In step S1621, the
ステップS1630において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、演出図柄指定コマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが演出図柄指定コマンドであれば、ステップS1631に処理を移し、演出図柄指定コマンドでなければステップS1640に処理を移す。
In step S1630, the
If the command stored in the reception buffer is an effect designating command, the
ステップS1631において、サブCPU120aは、受信した演出図柄指定コマンドの内容に基づいて、液晶表示装置31に停止表示させる演出図柄36を決定する演出図柄決定処理を行う。
具体的には、演出図柄指定コマンドを解析して、大当たりの有無、大当たりの種別に応じて演出図柄36の組み合わせを構成する演出図柄データを決定し、決定された演出図柄データを演出図柄記憶領域にセットするとともに、演出図柄データを画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、演出図柄データ示す停止図柄指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
In step S1631, the
Specifically, the effect designating command is analyzed, the effect symbol data constituting the combination of the
ステップS1632において、サブCPU120aは、上記ステップ1100において更新されている演出モード決定用乱数値から1つの乱数値を取得し、取得した演出モード決定用乱数値と受信した演出図柄指定コマンドに基づいて、複数の演出モード(例えば、ノーマル演出モードやチャンス演出モード)の中から1つの演出モードを決定する演出モード決定処理を行う。また、決定した演出モードは、演出モード記憶領域にセットされる。
In step S1632, the
ステップS1640において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、変動パターン指定コマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが変動パターン指定コマンドであれば、ステップS1641に処理を移し、変動パターン指定コマンドでなければステップS1650に処理を移す。
In step S1640, the
If the command stored in the reception buffer is a variation pattern designation command, the
ステップS1641において、サブCPU120aは、上記ステップ1100において更新されている演出用乱数値1から1つの乱数値を取得し、取得した演出用乱数値1、受信した変動パターン指定コマンド及び演出モード記憶領域にセットされている演出モードに基づいて、複数の変動演出パターンの中から1つの変動演出パターンを決定する変動演出パターン決定処理を行う。
具体的には、ノーマル演出モードであれば、図13に示す変動演出パターン決定テーブルを参照し、取得した演出用乱数値1に基づいて1つの変動演出パターンを決定し、決定した変動演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した変動演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した変動演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。例えば、変動パターン指定コマンドとして「E6H01H」を受信したときには、取得した演出用乱数値1が「0〜49」であれば変動演出パターン1を決定し、取得した演出用乱数値が「50〜99」であれば変動演出パターン2を決定し、決定した変動演出パターンを演出パターン記憶領域にセットする。さらに、決定した変動演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。また、サブCPU120aは、タッチパネル53の第1から第nのエリアの内、現在のカーソル(図34参照)の位置データと決定した変動演出パターンにおいて操作が有効となるエリアのエリア操作対応表示実行可能フラグ=01をセット(エリア操作対応表示実行可能フラグをオン)する。また、た変動演出パターンにおいて操作が無効となるエリアのエリア操作対応表示実行可能フラグ=00をセット(エリア操作対応表示実行可能フラグをオフ)する。ここで、決定した変動演出パターンにおいて操作が有効となるエリアは、少なくとも現在のカーソル(図34参照)の位置データもしくはその近傍となるエリアになっている。
ステップS1642において、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域のタッチパネル操作演出実行フラグ=01をセット(タッチパネル操作演出実行フラグをオン)する。
この後、かかる演出パターンに基づいて、液晶表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置33、演出用照明装置34a、34bが制御されることになる。なお、ここで決定した変動演出パターンに基づいて、演出図柄36の変動態様が決定されることとなる。尚、大当たりの抽選の一回の判定結果に対応した演出時間は、演出図柄36の変動態様が示す演出時間と一致している。演出パターン指定コマンドは、画像制御基板150のホストCPU150aに対して大当たりの抽選の一回の判定結果に対応した演出時間を指定するようになっている。
In step S1641, the
Specifically, in the case of the normal effect mode, the variable effect pattern determination table shown in FIG. 13 is referred to, one variable effect pattern is determined based on the acquired random number for
In step S1642, the
Thereafter, based on the effect pattern, the liquid
ステップS1650において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、図柄確定コマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが図柄確定コマンドであれば、ステップS1651に処理を移し、図柄確定コマンドでなければステップS1660に処理を移す。
In step S1650, the
If the command stored in the reception buffer is a symbol confirmation command, the
ステップS1651において、サブCPU120aは、演出図柄36を停止表示させるために、演出図柄を停止表示させるための停止指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする演出図柄停止表示処理を行う。
In step S1651, the
ステップS1660において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、遊技状態指定コマンドであるか否かを判定する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが遊技状態指定コマンドであればステップS1661に処理を移し、遊技状態指定コマンドでなければステップS1670に処理を移す。
In step S1660, the
If the command stored in the reception buffer is a gaming state designation command, the
ステップS1661において、サブCPU120aは、受信した遊技状態指定コマンドに基づいた遊技状態を示すデータをサブRAM120cにある遊技状態記憶領域にセットする。
In step S1661, the
ステップS1670において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、オープニングコマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドがオープニングコマンドであればステップS1671に処理を移し、オープニングコマンドでなければステップS1680に処理を移す。
In step S1670, the
If the command stored in the reception buffer is an opening command, the
ステップS1671において、サブCPU120aは、当たり開始演出パターンを決定する当たり開始演出パターン決定処理を行う。
具体的には、オープニングコマンドに基づいて当たり開始演出パターンを決定し、決定した当たり開始演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した当たり開始演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した当たり開始演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
ステップS1672において、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域のタッチパネル操作演出実行フラグ=00をセット(タッチパネル操作演出実行フラグをオフ)する。
In step S1671, the
Specifically, the hit start effect pattern is determined based on the opening command, the determined hit start effect pattern is set in the effect pattern storage area, and information on the determined hit start effect pattern is controlled by the
In step S1672, the
ステップS1680において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、大入賞口開放指定コマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが大入賞口開放指定コマンドであればステップS1681に処理を移し、大入賞口開放指定コマンドでなければステップS1690に処理を移す。
In step S1680, the
If the command stored in the reception buffer is a big prize opening release designation command, the
ステップS1681において、サブCPU120aは、大当たり演出パターンを決定する大当たり演出パターン決定処理を行う。
具体的には、大入賞口開放指定コマンドに基づいて大当たり演出パターンを決定し、決定した大当たり演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した大当たり演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した大当たり演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
In step S1681, the
Specifically, the jackpot effect pattern is determined based on the big prize opening opening designation command, the determined jackpot effect pattern is set in the effect pattern storage area, and information on the determined jackpot effect pattern is stored in the
ステップS1690において、サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが、エンディングコマンドであるか否かを確認する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドがエンディングコマンドであればステップS1691に処理を移し、エンディングコマンドでなければコマンド解析処理を終了する。
In step S1690, the
If the command stored in the reception buffer is an ending command, the
ステップS1691において、サブCPU120aは、当たり終了演出パターンを決定する当たり終了演出パターン決定処理を行う。
具体的には、エンディングコマンドに基づいて当たり終了演出パターンを決定し、決定した当たり終了演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した当たり終了演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した当たり終了演出パターンに基づく演出パターン指定コマンドをサブRAM120cの送信バッファにセットする。本処理を終了すると、コマンド解析処理が終了する。
In step S1691, the
Specifically, a hit end effect pattern is determined based on the ending command, the determined hit end effect pattern is set in the effect pattern storage area, and information on the determined hit end effect pattern is controlled by the
(演出制御基板の演出入力制御処理)
図23を用いて、演出入力制御処理について説明する。
まず、ステップS1701において、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域にタッチパネル操作演出実行フラグ=01がセットされているか否かを判定する。ここで、サブCPU120aは、タッチパネル操作演出実行フラグ=01がセットされていなければ、今回の演出入力制御処理を終了し、タッチパネル操作演出実行フラグ=01がセットされていれば、ステップS1702の処理に移行する。
(Production control board production input control processing)
The effect input control process will be described with reference to FIG.
First, in step S1701, the
ステップS1702において、サブCPU120aは、タッチパネル接触位置検出処理を行うためタッチパネルコントローラ120dにタッチパネル制御情報を送信する。タッチパネルコントローラ120dは、サブCPU120aからタッチパネル制御情報を受信すると、タッチパネル53の表側シート81の複数の電極83に電圧を順次印加し、裏側シート82の複数の電極84の電圧を個別に検出することでタッチパネル53における遊技者による接触の有無を特定し、接触有りの場合の接触位置を特定し、これら特定した接触位置検出情報をサブCPU120aに送信する。サブCPU120aは、受信した接触位置検出情報をサブRAM120cに記憶して今回のタッチパネル接触位置検出処理を終了しステップS1703の処理に移行する。
In step S1702, the
ステップS1703において、サブCPU120aは、サブRAM120cに記憶した接触位置検出情報よりタッチパネル53に対して接触をが行われたか否かを判別する。タッチパネル53に対して接触が行われていた判別した場合、ステップS1704−1の処理に移行し、タッチパネル53に対して接触が行われていないと判別した場合、ステップS1711の処理に移行する。
In step S1703, the
ステップS1711において、サブCPU120aは、カーソル表示位置記憶領域に前回の処理又はカーソルの表示が中断される直前の処理においてカーソルが表示された位置を記憶されている場合には、記憶された位置にカーソルを表示するカーソル表示実行コマンドを送信バッファにセットすることでカーソル停止表示処理を行う。また、サブCPU120aは、カーソル表示位置記憶領域にカーソルが表示された位置が記憶されていない場合、ディフォルト位置にカーソルを表示するカーソル表示実行コマンドを送信バッファにセットすることでカーソル停止表示処理を行い、今回の演出入力制御処理を終了する。
In step S1711, if the position where the cursor was displayed in the previous process or the process immediately before the cursor display is interrupted is stored in the cursor display position storage area, the
ステップS1704−1において、サブCPU120aは、サブRAM120cに記憶した接触位置検出情報より接触が検出された接触位置が第1エリアか否かを判別する。ここで、サブCPU120aは、接触位置が第1エリアである場合、ステップS1705−1の処理に移行し、接触位置が第1エリアでなかった場合、ステップS1704−2の処理に移行する。
In step S1704-1, the
ステップS1705−1において、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域に第1エリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされているか否かを判定する。ここで、サブCPU120aは、第1エリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされていなければ、ステップS1704−2の処理に移行し、第1エリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされていれば、ステップS1706−1の処理に移行する。
In step S1705-1, the
ステップS1706−1において、サブCPU120aは、第1エリア操作対応表示実行コマンドを送信バッファにセットする。このコマンドは、画像制御基板105に第1エリア操作対応した画像表示を実行させるためのコマンドである。
In step S1706-1, the
ステップS1704−2において、サブCPU120aは、サブRAM120cに記憶した接触位置検出情報より接触が検出された接触位置が第2エリアか否かを判別する。ここで、サブCPU120aは、接触位置が第1エリアである場合、ステップS1705−2の処理に移行し、接触位置が第2エリアでなかった場合、接触位置が第3エリアか否かを判別の処理に移行する。
In step S1704-2, the
ステップS1705−2において、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域に第2エリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされているか否かを判定する。ここで、サブCPU120aは、第2エリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされていなければ、ステップS1706−2の処理に移行し、第2エリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされていれば、接触位置が第3エリアか否かの判別の処理に移行する。
In step S1705-2, the
ステップS1706−2において、サブCPU120aは、第2エリア操作対応表示実行コマンドを送信バッファにセットする。このコマンドは、画像制御基板105に第2エリアの操作対応した画像表示を実行させるためのコマンドである。
In step S1706-2, the
以後、第1エリアの操作対応したステップS1704−1、S1705−1、S1706−1及び第2エリアの操作対応したステップS1704−2、S1705−2、S1706−2と同様の処理を第3エリアから第n−1エリアまでくり返す。 Thereafter, the same processing as in steps S1704-1, S1705-1, S1706-1 corresponding to the operation in the first area and steps S1704-2, S1705-2, S1706-2 corresponding to the operation in the second area is performed from the third area. Repeat until area n-1.
ステップS1704−nにおいて、サブCPU120aは、接触が検出された接触位置が第nエリアか否かを判別する。ここで、サブCPU120aは、接触位置が第nエリアである場合、ステップS1705−nの処理に移行し、接触位置が第nエリアでなかった場合、今回の処理を終了する。
In step S1704-n, the
ステップS1705−nにおいて、サブCPU120aは、サブRAM120cの記憶領域に第nエリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされているか否かを判定する。ここで、サブCPU120aは、第nエリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされていなければ、ステップS1706−nの処理に移行し、第nエリア操作対応表示実行可能フラグ=01がセットされていれば、今回の処理を終了する。
In step S1705-n, the
ステップS1706−nにおいて、サブCPU120aは、第nエリア操作対応表示実行コマンドを送信バッファにセットし、今回の処理を終了する。
In step S1706-n, the
尚、遊技球の接触を検知するタッチパネル54についても、図23に示したタッチパネル53と同様の演出入力制御処理が行われる。
Note that the same effect input control processing as that of the
ここで、サブCPU120aは、演出入力制御処理の後のステップS1800(図20参照)において送信バッファにセットされたコマンドを画像制御基板150及びランプ制御基板140に送信する。画像制御基板150は受信したコマンドに基づいて、液晶表示装置31及び音声出力装置32を作動させ、ランプ制御基板140は受信したコマンドに基づいて演出用駆動装置33及び演出用照明装置34a、34bを作動させる。
Here, the
次に、画像制御基板150におけるホストCPU150aにより実行される処理について説明する。
Next, processing executed by the
(画像制御基板のメイン処理)
図24を用いて、画像制御基板150のメイン処理を説明する。
電源基板170により電源が供給されると、ホストCPU150aにシステムリセットが発生し、ホストCPU150aは、以下のメイン処理を行う。
(Main processing of image control board)
The main process of the
When power is supplied from the
ステップS2010において、ホストCPU150aは、初期化処理を行う。この処理において、ホストCPU150aは、電源投入に応じて、ホストROM150cからメイン処理プログラムを読み込むとともに、ホストCPU150aの各種モジュールやVDP2000の初期設定を指示する。
ここで、ホストCPU150aは、VDP2000の初期設定の指示として、
(1)表示回路2080に映像信号を作成して出力させることを指示するため、映像信号作成の指示をしたり(表示レジスタの0bit目に1をセットしたり)、
(2)伸長回路2060に使用頻度の高い画像データ(演出図柄36等の画像データ)をVRAM153の展開記憶領域153bに伸長させて展開させるために、伸長レジスタに所定の初期値データをセットしたり、
(3)描画回路2070に初期値画像データ(「電源投入中」という文字画像等)を描画させるため、初期値ディスプレイリストを出力したりする。
In step S2010, the
Here, the
(1) To instruct the
(2) In order to cause the
(3) In order to cause the
ステップS2020において、ホストCPU150aは、描画実行開始処理を行う。この処理において、既に出力したディスプレイリストに対する描画の実行をVDP2000に指示するため、描画レジスタに描画実行開始データをセットする(図8(b)参照)。
すなわち、電源投入開始時には上記ステップS2010で出力された初期値ディスプレイリストに対する描画の実行が指示され、通常のルーチン処理時には後述するS2050で出力されたディスプレイリストに対する描画の実行が指示されることになる。
In step S2020, the
That is, at the start of power-on, execution of drawing for the initial value display list output in step S2010 is instructed, and during normal routine processing, execution of drawing for the display list output in S2050 described later is instructed. .
ステップS2030において、ホストCPU150aは、演出制御基板120から送信された演出指示コマンド(ホストRAM150bの受信バッファに格納されているコマンド)を解析する演出指示コマンド解析処理を行う。
なお、画像制御基板150は、演出制御基板120から送信されたコマンドを受信すると、図示しない画像制御基板150のコマンド受信割込処理が発生し、受信したコマンドを受信バッファに格納する。その後、本ステップS2030において受信したコマンドの解析処理が行われる。
In step S2030, the
When the
演出指示コマンド解析処理は、受信バッファに演出指示コマンド(例えば、図13に示すような演出パターン指定コマンド)が記憶されているか否かを確認する。受信バッファに演出指示コマンドが記憶されていなければ、そのままステップS2040に処理を移す。
受信バッファに演出指示コマンドが記憶されていれば、新たな演出指示コマンドを読み込み、読み込んだ演出指示コマンドに基づいて、実行する1つ又は複数のアニメグループを決定するとともに、それぞれのアニメグループからアニメパターンを決定する(図26参照)。
また、ホストCPU150aは、受信バッファに演出パターン指定コマンドが記憶されていれば、ホストRAM150bの演出タイマカウンタに演出パターン指定コマンドに対応する演出時間をセットする。なお、演出タイマカウンタは、4ms毎に減算処理される。
また、ホストCPU150aは、受信バッファに第1から第nのエリア操作対応表示実行コマンドが記憶されていれば、新たな第1から第nのエリア操作対応表示実行コマンドを読み込み、ホストRAM105bの記憶領域に第1から第nのエリア操作対応表示実行フラグ=01をセット(第1から第nのエリア操作対応表示実行フラグをオン)する。
また、ホストCPU150aは、演出タイマカウンタの減算処理により読み込んだ演出指示コマンドに対応する演出時間が終了すると、ホストRAM105bの記憶領域に第1から第nのエリア操作対応表示実行フラグ=00をセット(第1から第nのエリア操作対応表示実行フラグをオフ)する。
The effect instruction command analysis process confirms whether or not an effect instruction command (for example, an effect pattern designation command as shown in FIG. 13) is stored in the reception buffer. If an effect instruction command is not stored in the reception buffer, the process proceeds directly to step S2040.
If a production instruction command is stored in the reception buffer, a new production instruction command is read, one or more animation groups to be executed are determined based on the read production instruction command, and an animation from each animation group is determined. The pattern is determined (see FIG. 26).
If the effect pattern designation command is stored in the reception buffer, the
Further, if the first to nth area operation corresponding display execution commands are stored in the reception buffer, the
Further, when the effect time corresponding to the effect instruction command read by the effect timer counter subtraction process ends, the
ステップS2040において、ホストCPU150aは、アニメーション制御処理を行う。この処理において、後述するステップS2210において更新される上記「シーン切換えカウンタ」、上記「ウェイトフレーム」、上記「フレームカウンタ」と、上記ステップS2030で決定されたアニメパターンとに基づいて、各種アニメシーンのアドレスを更新する。
In step S2040, the
ステップS2050において、ホストCPU150aは、アニメシーンが属するアニメグループの優先順位(描画順序)に従って、更新したアドレスにあるアニメシーンの1フレームの表示情報(スプライトの識別番号、表示位置等)から、ディスプレイリストを生成していく(図28参照)。そして、ディスプレイリストの生成が完了すると、ホストCPU150aはディスプレイリストをVDP2000に出力する。ここで出力するディスプレイリストについては、図26を用いて後述する。
なお、ここで出力されたディスプレイリストは、VDP2000におけるCPU I/F2030を介して、VRAM153のディスプレイリスト記憶領域153aに記憶される。
In step S2050, the
The display list output here is stored in the display
ステップS2060において、ホストCPU150aは、FB切換えフラグ=01であるか否かを判定する。
ここで、FB切換えフラグは、図25(b)で後述するように、1/60秒(約16.6ms)毎のVブランク割込みにおいて、前回のディスプレイリストの描画が完了していれば、FB切換えフラグ=01になる。すなわち、ステップS2060では、前回の描画が完了したか否かを判定することになる。
ホストCPU150aは、FB切換えフラグ=01であれば、ステップS2070に処理を移し、FB切換えフラグ=00であれば、FB切換えフラグ=01になるまで待機をする。
In step S2060, the
Here, as will be described later with reference to FIG. 25B, the FB switching flag is set to FB if the previous display list has been drawn in a V blank interrupt every 1/60 seconds (about 16.6 ms). Switching flag = 01. That is, in step S2060, it is determined whether or not the previous drawing has been completed.
If the FB switching flag = 01, the
ステップS2070において、ホストCPU150aは、FB切換えフラグ=00をセットして(FB切換えフラグをオフにして)、ステップS2020に処理を移す。
以降は、図25に示す所定の割り込みが発生するまで、ステップS2020〜ステップS2070の処理を繰り返し行う。
In step S2070, the
Thereafter, the processing from step S2020 to step S2070 is repeated until a predetermined interrupt shown in FIG. 25 occurs.
(画像制御基板の割込処理)
図25を用いて、画像制御基板150の割込処理を説明する。
(Image control board interrupt processing)
The interrupt process of the
画像制御基板150の割込処理には、描画終了割込信号を入力したことで行う描画終了割込処理と、Vブランク割込信号を入力したことで行うVブランク割込処理と、コマンドを受信したことで行われるコマンド受信割込処理とを、少なくとも備えている。
なお、描画終了割込処理とVブランク割込処理とは、図25を用いて説明を行うが、コマンド受信割込処理については、ステップS2030において説明をした通りであり、図示は省略する。
In the interrupt processing of the
Note that the drawing end interrupt process and the V blank interrupt process are described with reference to FIG. 25, but the command reception interrupt process is as described in step S2030 and is not shown.
(画像制御基板の描画終了割込処理)
図25(a)は、画像制御基板150の描画終了割込処理を示す図である。
(Image control board drawing end interrupt processing)
FIG. 25A is a diagram showing a drawing end interrupt process of the
VDP2000は所定単位のフレーム(1フレーム)の描画が終了すると、CPU I/F2030を介して、ホストCPU150aに描画終了割込信号を出力する。
ホストCPU150aは、VDP2000から描画終了割込信号を入力すると、描画終了割込処理を実行する
When the drawing of a predetermined unit frame (one frame) is finished, the
When the
描画終了割込処理においては、ホストCPU150aは、描画終了フラグ=01をセット(描画終了フラグをオン)して、今回の描画終了割込処理を終了する(ステップS2110)。すなわち、描画の終了毎に描画終了フラグがオンになる。
In the drawing end interrupt process, the
(画像制御基板のVブランク割込処理)
図25(b)は、画像制御基板150のVブランク割込処理を示す図である。
VDP2000は1/60秒(約16.6ms)毎に、CPU I/F2030を介して、ホストCPU150aにVブランク割込信号(垂直同期信号)を出力する。
ホストCPU150aは、VDP2000からVブランク割込信号を入力すると、Vブランク割込処理を実行する。
(V blank interrupt processing for image control board)
FIG. 25B is a diagram showing a V blank interrupt process for the
The VDP2000 outputs a V blank interrupt signal (vertical synchronization signal) to the
When the
ステップS2210において、ホストCPU150aは、「シーン切換えカウンタ」、「ウェイトフレーム」、「フレームカウンタ」の各種カウンタを更新する処理を行う。
In step S2210, the
ステップS2220において、ホストCPU150aは、描画終了フラグ=01であるか否かを判定する。すなわち、所定単位のフレームの描画が終了しているか否かを判定する。
ホストCPU150aは、描画終了フラグ=01であれば、ステップS2230に処理を移し、描画終了フラグ=01でなければ、今回のVブランク割込処理を終了する。すなわち、Vブランク割込信号を入力しても、描画が終了していなければ、ステップS2230以降の処理が行われない。
In step S2220, the
If the drawing end flag = 01, the
ステップS2230において、ホストCPU150aは、描画終了フラグ=00をセットする(描画終了フラグをオフにする)。
In step S2230, the
ステップS2240において、ホストCPU150aは、VDP2000のメモリコントローラ2090に「表示用フレームバッファ」と「描画用フレームバッファ」とを切り替える指示を与える。
具体的には、ホストCPU150aは、CPU I/F2030を介して、表示レジスタの1bit目に1を加算する処理を行う(図8(d)参照)。
In step S 2240, the
Specifically, the
ステップS2250において、ホストCPU150aは、FB切換えフラグ=01をセットし(FB切換えフラグをオンにし)、上記ステップS2060における待機状態を解除して、今回のVブランク割込処理を終了する。
In step S2250, the
次に、図26〜図28を参照して、アニメパターンの決定方法およびディスプレイリストの生成方法について説明する。 Next, an animation pattern determination method and a display list generation method will be described with reference to FIGS.
(アニメパターン)
図26は、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメグループの一例である。図27は、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメパターンの一例である。
(Anime pattern)
FIG. 26 is an example of an animation group for displaying an animation of a production pattern. FIG. 27 is an example of an animation pattern for displaying an animation of a production pattern.
図26に示すように、アニメパターンは、液晶表示装置31に表示するオブジェクトやシーン毎にグループ化され、背景のアニメーションを表示するための背景グループ、予告Aに用いるキャラクタのアニメーションを表示するための予告Aグループ、予告Bに用いるキャラクタのアニメーションを表示するための予告Bグループ、リーチキャラクタのアニメーションを表示するためのリーチグループ、演出図柄36のアニメーションを表示するための演出図柄グループ、大当り演出のアニメーションを表示するための大当り演出グループ、タッチパネル操作演出のアニメーションを表示するためのタッチパネル操作演出グループ・・・・等の多数のグループが存在している。そして、それぞれのグループ毎に多数のアニメパターンが対応付けられてホストROM150cに記憶されている。
ホストCPU150aは、サブCPU120aから受信した演出パターン指定コマンドに基づいて、実行する1つ又は複数のアニメグループを決定するとともに、それぞれのアニメグループからアニメパターンを決定する。
As shown in FIG. 26, the animation patterns are grouped for each object or scene displayed on the liquid
Based on the effect pattern designation command received from the
図27(a)〜(e)は、図13に示す変動演出パターン7(10秒の特別図柄の変動パターン6)に対応する演出パターン指定コマンド(A1H07H)を受信したときに、決定されるアニメパターンの一例を示している。
FIGS. 27A to 27E show animations to be determined when an effect pattern designation command (A1H07H) corresponding to the change effect pattern 7 (special
ホストCPU150aは、変動演出パターン7に対応する変動演出パターン指定コマンド(A1H07H)を受信したときには、ホストCPU150aにより、背景グループ、予告Aグループ、予告Bグループ、演出図柄グループの4つのグループを決定し、背景グループからはアニメパターン1、予告Aグループからはアニメパターン11、予告Bグループからはアニメパターン21、演出図柄グループからはアニメパターン501、タッチパネル操作演出グループからはアニメパターン601のアニメパターンを決定する。
When the
ここで、アニメパターンは、図27(a)〜(e)に示すように、アニメシーン情報の組み合わせや各アニメシーン情報の表示順序等を記憶している。
例えば、図27(d)に示す演出図柄グループ・アニメパターン501では、1番目にアニメシーン501が実行され、2番目にアニメシーン511が実行される。
ホストRAM150bには、1フレーム毎に更新する「シーン切換カウンタ」を有しており、1番目のアニメシーン501を実行している間にシーン切換えカウンタが540を計測すると、2番目のアニメシーン511にアニメシーンが切り替わる。そして、2番目のアニメシーン511を実行している間にシーン切換えカウンタが60を計測すると、演出図柄グループ・アニメパターン501のアニメシーンが終了する。
なお「1フレーム」とは、液晶表示装置の更新タイミング(垂直同期信号の更新タイミング)であり、1/60秒(約16.6ms)毎に、1フレーム更新されて行く。すなわち、1秒で60フレームが計測される。
Here, as shown in FIGS. 27A to 27E, the animation pattern stores a combination of animation scene information, a display order of each animation scene information, and the like.
For example, in the effect design group /
The
Note that “one frame” is the update timing of the liquid crystal display device (update timing of the vertical synchronization signal), and one frame is updated every 1/60 seconds (about 16.6 ms). That is, 60 frames are measured in 1 second.
また、各アニメシーンには、アニメシーン情報が記憶されており、1フレーム毎に更新されるウェイトフレーム(すなわち表示時間)、対象データ(スプライトの識別番号、転送元アドレス等)、パラメータ(スプライトの表示位置、転送先アドレス等)、描画方法等などの表示情報を記憶している。
例えば、標準速によるアニメーション表示において、図27(d)に示すアニメシーン501では、最初に第1図柄〜第4図柄が所定の座標に20フレーム(約0.33秒)まで表示され続ける。その後、第1図柄〜第4図柄が別の座標に15フレーム(約0.25秒)まで表示され続ける。以降も同様に、第1図柄〜第4図柄が予め定められたフレームまで異なる座標に表示され続けていくと、第1図柄〜第4図柄が移動して表示していくようなアニメーションを表示することができる。
Each animation scene stores animation scene information, and wait frames (that is, display time) updated every frame, target data (sprite identification number, transfer source address, etc.), parameters (sprite Display information such as a display position, a transfer destination address, and a drawing method.
For example, in the animation display at the standard speed, in the
そして、図27(a)〜(e)に示すように、背景グループのアニメパターン1と、予告Aグループからはアニメパターン11と、予告Bグループからはアニメパターン21と、演出図柄グループからはアニメパターン501と、、タッチパネル操作演出グループからはアニメパターン601のアニメパターンの複数のアニメパターンが決定され、これらのアニメパターンのアニメーションが並列するように実行される。
すなわち、液晶表示装置31の表示領域には、アニメパターンの開始から終了に至るまで、背景としてBG1(山)とBG2(雲)の画像と、カ―ソル1(図32のカーソル40a)の画像が表示され続け、アニメパターンの開始から2秒(120フレーム)後にキャラクタAの予告表示のアニメーションを行う画像が3秒(180フレーム)表示され、アニメパターンの開始から3秒(180フレーム)後に、キャラクタBの予告表示のアニメーションを行う画像が4秒(240フレーム)表示される。さらには、演出図柄の通常変動表示のアニメーションを行う画像が9秒間(540フレーム)行われ、その後1秒間(60フレーム)の仮停止表示のアニメーションを行う画像が表示される。
なお、これらの画像は、液晶表示装置31の表示領域に重複して表示されることになり、最初に描画された画像は、後に描画された画像によって上書きされて消されることになる。この画像の生成方法は、後述のディスプレイリストにおいて説明する。
As shown in FIGS. 27A to 27E, the background
That is, in the display area of the liquid
Note that these images are displayed in an overlapping manner in the display area of the liquid
(ディスプレイリスト)
図28は、描画制御コマンド群から構成されるディスプレイリストの一例である。
(Display list)
FIG. 28 is an example of a display list including drawing control command groups.
ホストCPU150aは、上記図26に示すようにアニメパターンを決定すると、所定単位のフレーム毎(1フレーム毎)にディスプレイリストを生成して、生成したディスプレイリストをVDP2000に出力する。
When the
ここで、ディスプレイリストの生成方法については、ホストCPU150aが、現在のフレームを示す「フレームカウンタ」と決定されたアニメパターン(アニメシーン)とに基づいて、現在のフレーム数におけるアニメシーンの内容に従った描画制御コマンドを、各アニメグループの優先順位(描画順序)に従って生成することで、現在のフレーム数におけるディスプレイリストが生成される。
Here, regarding the display list generation method, the
例えば、上記図27(a)〜(e)に示すアニメグループの優先順位として、背景グループには最も低い優先順位11のデータが対応づけられ、予告Aグループには優先順位10のデータが対応づけられ、予告Bグループには優先順位9のデータが対応づけられ、・・・・、演出図柄グループには優先順位2のデータが対応づけられ、タッチパネル操作演出グループには最も高い優先順位1のデータが対応づけられているものとする。
For example, as the priority order of the animation groups shown in FIGS. 27A to 27E, the background group is associated with the
そして、上記図27(a)〜(e)に示すように、背景グループのアニメパターン1と、予告Aグループからはアニメパターン11と、予告Bグループからはアニメパターン21と、演出図柄グループからはアニメパターン501と、演出図柄グループからはアニメパターン601の複数のアニメパターンが決定されたものとする。
次に、最も低い優先順位のアニメグループ(背景グループ)のアニメパターン1から、現在のフレームカウンタ(現在のフレーム数)におけるアニメシーンの内容に従った描画制御コマンドを順次生成していき、決定したアニメグループのうちで最も高い優先順位のアニメグループ(演出図柄グループ)までの描画制御コマンドが生成されると、最後に描画終了コマンドを生成して、図28に示すようなディスプレイリストを完成させる。
このようなディスプレイリストは、ホストCPU150aが必要なデータを参照しながら、プログラム処理によって生成されて行く。
27 (a) to 27 (e), the background
Next, drawing control commands were sequentially generated and determined from the
Such a display list is generated by program processing while referring to necessary data by the
このように、所定単位のフレーム毎(1フレーム毎)に描画制御コマンド群をまとめたディスプレイリストを、ホストCPU150aがVDP2000に出力することで、VDP2000にある描画回路2070が具体的な描画処理を行い、ホストCPU150aの処理負担の軽減を図ることができる。
As described above, when the
次に、VDP2000において実行される処理について説明する。 Next, processing executed in VDP2000 will be described.
(伸長回路の伸長制御処理)
図29を用いて、VDP2000における伸長回路2060の伸長制御処理を説明する。
(Expansion circuit expansion control processing)
The decompression control processing of the
まず、ステップS2310において、伸長回路2060は、描画回路2070から描画する画像データを伸長させる伸長実行開始の指示があったか否かの判定を行う。具体的には、描画回路2070により伸長レジスタに伸長実行開始データがセットされたか否か(伸長レジスタの0bit目に1がセットされたか否か)の判定を行う(図8(c)参照)。
伸長回路2060は、伸長実行開始の指示があったときは、ステップS2320に処理を移し、伸長実行開始の指示がなかったときは、伸長実行開始の指示があるまで待機をする。
First, in step S2310, the
When there is an instruction to start decompression execution, the
ステップS2320において、伸長回路2060は、描画回路2070によりセットされた伸長レジスタの伸長実行開始データをクリアする(伸長レジスタの0bit目に0をセットする)。
In step S2320, the
ステップS2330において、伸長回路2060は、描画回路2070に伸長の実行中であることを知らせるため、伸長レジスタに伸長実行中データをセットする(伸長レジスタの1bit目に1をセットする)(図8(c)参照)。
In step S2330, the
ステップS2340において、伸長回路2060は、CRROM151に圧縮された圧縮画像データを読み出し、読み出された圧縮画像データを元画像データに伸長して、伸長された画像データをVRAM153の展開記憶領域153bに展開させる。
In step S2340, the
ステップS2350において、伸長回路2060は、1つの画像の伸長が完了したか否かを判定する。
伸長回路2060では、1つの画像の伸長が完了したときは、ステップS2360に処理を移し、1つの画像の伸長が完了していないときは、ステップS2340に処理を戻して伸長処理を繰り返し行う。
In step S2350, the
In the
ステップS2360において、伸長回路2060は、1つの画像の伸長が完了すると、描画回路2070に伸長が終了したことを知らせるため、伸長レジスタの伸長実行中データをクリア(伸長レジスタの1bit目に0をセット)して、ステップS2310に処理を戻して伸長制御処理を繰り返し行う。
In step S2360, when the
(描画回路における描画制御処理)
図30を用いて、VDP2000における描画回路2070の描画制御処理を説明する。
(Drawing control process in drawing circuit)
A drawing control process of the
ステップS2410において、描画回路2070は、ホストCPU150aから描画の実行開始の指示があったか否かの判定を行う。具体的には、ホストCPU150aにより描画レジスタに描画実行開始データがセットされているか否か(描画レジスタの0bit目に1がセットされているか否か)の判定を行う(図8(b)参照)。
描画回路2070では、描画の実行開始の指示があったときは、ステップS2420に処理を移し、描画の実行開始の指示がなかったときは、描画の実行開始の指示があるまで待機をする。
In step S2410, the
The
ステップS2420において、描画回路2070は、ホストCPU150aによりセットされた描画レジスタの描画実行開始データをクリアする(描画レジスタの0bit目に0をセットする)。
In step S2420, the
ステップS2430において、描画回路2070は、VRAM153のディスプレイリスト記憶領域153aに記憶されたディスプレイリストを読み込み、読み込んだディスプレイリストの描画制御コマンドを、あらかじめ定められた優先順位(描画順序)に従って順次解析していく。
なお、ここではディスプレイリストにある複数の描画制御コマンドを全て一括して解析するわけではなく、1回のディスプレイリスト解析制御処理においては、あらかじめ定められた優先順位(描画順序)に従って、所定単位(例えば1つの画像データ)の描画制御コマンドを順次解析していく。
In step S2430, the
Here, not all of the plurality of drawing control commands in the display list are analyzed at once. In one display list analysis control process, a predetermined unit (drawing order) is used in accordance with a predetermined priority (drawing order). For example, a drawing control command of one image data) is sequentially analyzed.
ステップS2440において、描画回路2070は、ディスプレイリストに圧縮された画像を伸長させる伸長コマンドが記憶されており、描画する画像データがVRAM153の展開記憶領域153bに記憶(伸長)されていなければ、伸長回路2060に描画する画像データを伸長させること指示する。具体的には、具体的には、伸長レジスタに伸長実行開始データをセットする(伸長レジスタの0bit目に1をセットする)。
In step S2440, the
ステップS2450において、描画回路2070は、描画する画像の伸長が完了したか否かを判定する。具体的には、伸長レジスタに伸長実行中データがクリアされているか否か(伸長レジスタの1bit目に0がセットされているか否か)を判定する。
描画回路2070は、描画する画像の伸長が完了したときはステップS2460に処理を移し、描画する画像の伸長が完了していなかったときは、描画する画像の伸長が完了するまで待機をする。
In step S2450, the
The
ステップS2460において、描画回路2070は、ディスプレイリストの描画制御コマンドに従い、適宜必要なデータを描画レジスタに設定しながら、VRAM153の展開記憶領域153bに伸長された画像を、VRAM153にある「描画用フレームバッファ」に描画する描画処理を行う。
In step S2460, the
ステップS2470において、描画回路2070は、1フレームのディスプレイリストの全ての描画制御コマンドが終了(1フレームの描画処理が完了)したか否かを判定する。
描画回路2070は、1フレームの描画処理が完了したときは、ステップS2480に処理を移し、1フレームの描画処理が完了していなかったときは、ステップS2430に処理を戻して、1フレームの描画処理が完了するまで上記ステップS2430の「ディスプレイリスト解析制御処理」と上記ステップS2440の「伸長指示処理」と上記ステップS2460の「描画処理」とを繰り返し行う。
なお、本発明の第1の実施形態のように、画像データを全て圧縮してCGROM151に記憶しているとすると、ディスプレイリストに従い、1つの画像毎に伸長して描画していくことになる。
In step S2470, the
When the drawing process for one frame is completed, the
If all the image data is compressed and stored in the
ステップS2480において、描画回路2070は、割込レジスタに描画終了データをセットし(システム制御レジスタの1bit目に1をセットし)(図8(a)参照)、ステップS2410に処理を戻して描画制御処理を繰り返し行う。
In step S2480, the
(表示回路における表示制御処理)
図31を用いて、VDP2000における表示回路2080の表示制御処理を説明する。
(Display control processing in display circuit)
A display control process of the
ステップS2510において、表示回路2080は、ホストCPU150aから映像信号作成の指示があったか否かの判定を行う。具体的には、表示レジスタの0bit目に1がセットされているか否かを判定する(図8(d)参照)。
表示回路2080は、映像信号の作成の指示があったときは、ステップS2520に処理を移し、映像信号作成の指示がなかったときは、映像信号作成の指示があるまで待機をする。
なお、表示レジスタの0bit目は、原則として、電源投入時から「1」はセットされたままになっている(電源投入時から映像信号作成ONの状態を維持している)。
In step S2510, the
If there is an instruction to create a video signal, the
As a general rule, the 0th bit of the display register remains set to “1” from the time of power-on (the video signal creation ON state is maintained from the time of power-on).
ステップS2520において、表示回路2080は、VRAM153にある「表示用フレームバッファ」に記憶された画像データ(デジタル信号)から、映像信号として画像の色データを示すRGB信号(アナログ信号)を生成する。
In step S2520, the
ステップS2530において、表示回路2080は、生成した映像信号(RGB信号)と、液晶表示装置31と同期を図るための同期信号(垂直同期信号、水平同期信号等)とを液晶表示装置31に出力する。その後、ステップS2510に処理を戻して表示制御処理を繰り返し行う。
In step S 2530, the
次に、演出制御基板120について簡単に概略を説明する。
Next, the outline of the
演出制御基板120は、主制御基板110から送信されたコマンドを受信すると、演出制御基板120のコマンド受信割込処理が発生し、受信したコマンドを受信バッファに格納する。
When the
そして、演出制御基板120におけるサブCPU120aは、2ms毎に行われる演出制御基板120のタイマ割込み処理にて、受信したコマンドを解析して各コマンドに対応する各種コマンドを生成する。その後、生成した各種コマンドは、画像制御基板150やランプ制御基板140へ送信される。
Then, the
例えば、演出制御基板120におけるサブCPU120aは、主制御基板110から変動パターン指定コマンドを受信すると、受信した変動パターン指定コマンドの内容を解析して、液晶表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置33、演出用照明装置34a、34bに所定の演出を実行させるためのコマンドを生成し、かかるコマンドを画像制御基板150やランプ制御基板140へ送信する。
For example, when the
次に、ランプ制御基板140と画像制御基板150について簡単に概略を説明する。
Next, the outline of the
ランプ制御基板140においては、演出制御基板120から演出用のコマンドを受信すると、受信した演出用のコマンドに基づいて演出用駆動装置作動プログラムを読み出して、演出用駆動装置33を作動制御するとともに、受信した演出用のコマンドに基づいて演出用照明装置制御プログラムを読み出して、演出用照明装置34a、34bを制御する。
In the
画像制御基板150において、演出制御基板120から演出用のコマンドを受信すると、受信した演出用のコマンドに基づいて、音声CPUが音声ROMから音声出力装置制御プログラムを読み出して、音声出力装置32における音声を出力制御するとともに、ホストCPU150aが画像ROMからアニメーション制御プログラムを読み出して、液晶表示装置31における画像表示を制御する。
In the
(遊技内容)
次に、図32〜図33を用いて、遊技者がタッチパネル53に触れない状態で液晶表示装置31の表示画面等で行われる遊技内容について説明する。
図32は、演出図柄36の変動表示開始から大当り遊技までの遊技内容を説明するための説明図である。
また、図33は、図32(a)の表示画面の構成図であり、リーチ演出が表示されるまでの変動演出パターンの表示画面の構成図を示している。
(Game contents)
Next, with reference to FIG. 32 to FIG. 33, game contents that are played on the display screen of the liquid
FIG. 32 is an explanatory diagram for explaining the game contents from the start of the variable display of the
FIG. 33 is a configuration diagram of the display screen of FIG. 32A, and shows a configuration diagram of the display screen of the variation effect pattern until the reach effect is displayed.
図32(a)は、液晶表示装置31の表示領域に演出図柄36が変動表示されている表示画面である。
ここで、演出図柄36が変動表示されている状態では、タッチパネル操作演出実行フラグ=01となり、図23の演出入力制御処理がステップS1701→S1702→S1703→S1711→RETURNの流れとなり、カーソル40aが前回の演出図柄36が変動の最後に時点で表示された位置に表示される。
演出図柄36は4種類の図柄で構成され、図32(a)には、液晶表示装置31の表示領域の中央に左用の演出図柄36aと中用の演出図柄36bと右用の演出図柄36cとが表示され、液晶表示装置31の表示領域の左下に小さく、第4の演出図柄36dが表示されている。また、液晶表示装置31の表示領域の下方には、情報基礎画像37bが表示され、その情報基礎画像37bの上には、2個の特図保留画像37aと3個の普図保留画像38a、38bとが表示されている。さらには、演出図柄36の背景には、山背景画像39a、予告Aに用いる飛行機画像39b、タッチパネル53(図2及び図5参照)の操作の目印となるカーソル40aが表示されている。
FIG. 32A is a display screen in which the
Here, in the state where the
The
図32(b)は、図32(a)の状態から所定の時間が経過して、リーチとなった状態を示す表示画面である。
このとき、左用の演出図柄36aと右用の演出図柄36cとは、表示領域の両隅に同じ種類の演出図柄(例えば7)が停止表示されている。
なお、本発明の第1の実施形態における演出図柄36の「停止表示」とは、演出図柄36が全く動かない完全停止表示と、演出図柄36が小さく揺れ動く仮停止表示とを含むものである。この状態においてもカーソル40aが表示される。
FIG. 32B is a display screen showing a state in which a predetermined time has elapsed from the state of FIG.
At this time, for the
It should be noted that the “stop display” of the
図32(c)は、図32(b)の状態から所定の時間が経過して、キャラクタZ39cが登場した表示画面である。
このとき、キャラクタZ39cが液晶表示装置31の表示領域の前面に亘って表示され、液晶表示装置31の表示領域の下方にある特図保留画像37a、普図保留画像38a、38bは消去されている。この状態においてもカーソル40aが表示される。
FIG. 32C is a display screen on which a character Z39c appears after a predetermined time has elapsed from the state of FIG.
At this time, the character Z39c is displayed over the front surface of the display area of the liquid
図32(d)は、図32(c)の状態から所定の時間が経過して、リーチ演出の結果を表示している表示画面である。
このとき、左用の演出図柄36aと右用の演出図柄36cと同じ種類の中用の演出図柄36bが停止表示されている。また、リーチ演出の結果として、キャラクタZ39cが倒された表示も行われている。この状態においては、図32(c)に示したカーソル40aが消滅する。
FIG. 32D is a display screen that displays the result of the reach effect after a predetermined time has elapsed from the state of FIG.
At this time, the medium-
図32(e)は、図32(d)の状態から所定の時間が経過して、大当り遊技に移行することを表示している表示画面である。
このとき、液晶表示装置31の表示領域には、「大当り」という文字画像が表示されている。尚、本発明の第1の実施形態において、図32(e)の表示画面は、演出図柄36の変動表示の演出指示コマンドに対応する演出時間の終了後を行われるものであり、大当り遊技の演出時間に含まれる。この状態においては、図32(c)に示したカーソル40aは表示されない。
FIG. 32E is a display screen that displays that a predetermined time has elapsed from the state of FIG.
At this time, a character image “big hit” is displayed in the display area of the liquid
図32(f)は、図32(e)の状態から所定の時間が経過して、大当り遊技が行われていることを表示している表示画面である。
このとき、大当りの契機となった演出を報知するための履歴画像39e、大当りラウンド画像39f、大当り背景画像39gが表示されている。この状態においては、図32(c)に示したカーソル40aは表示されない。
FIG. 32 (f) is a display screen displaying that a big hit game has been performed after a predetermined time has elapsed from the state of FIG. 32 (e).
At this time, a
(変動演出パターンの表示画面の構成図)
図32(a)の表示画面の構成図について、図33を用いて説明する。
(Configuration diagram of display screen of variation effect pattern)
A configuration diagram of the display screen in FIG. 32A will be described with reference to FIG.
図33は、図32(a)の表示画面の構成図であり、上記図28に示すディスプレイリストに従って描画されたデータが表示されたものである。 FIG. 33 is a configuration diagram of the display screen of FIG. 32A, in which data drawn according to the display list shown in FIG. 28 is displayed.
図7に示す描画回路2070は、図28(a)に示すディスプレイリストに従って描画処理を行い、図33(a)の示すように、最初に山背景画像39aを描画し、次に飛行機画像39bを描画し、情報基礎画像37b、3個の普図保留画像38a、38b、2個の特図保留画像37a、左用の演出図柄36a、右用の演出図柄36c、中用の演出図柄36b、第4の演出図柄36d、カーソル40aの順に描画することで、下から順に複数の画像を重ね合わせ、最終的に図33(b)に示す表示画面を作成する。
The
なお、図32(a)では、演出図柄36の変動表示を矢印で表示したが、正確には所定のフレーム数のあいだ演出図柄36は停止表示されているので(いわゆるペラペラ漫画のような構成)、図33では演出図柄36が停止表示されたようになっている。
In FIG. 32 (a), the change display of the
図34は、演出図柄36の変動表示中にタッチパネル53を操作した場合の説明図である。
FIG. 34 is an explanatory diagram when the
図34(a)は、液晶表示装置31の表示領域に演出図柄36が変動表示されている状態でカーソル40aの位置に対応するタッチパネル53の位置に遊技者の指500が触れた状態を示している。図34(b1)、図34(c1)は、遊技状態が高確率遊技状態にある場合を示し、図34(b2)、図34(c2)は、大当たりの抽選に当選した場合を示している。
FIG. 34A shows a state in which the player's
ここで、図34(a)において、演出図柄36が変動表示されている状態では、タッチパネル操作演出実行フラグ=01となり、カーソル40aの位置に対応するタッチパネル53の位置に遊技者の指500が触れた状態では、図23の演出入力制御処理がステップS1701→S1702→S1703→S1704−1→…→RETURNの流れとなり、カーソル40aが遊技者の指500の触れた位置に追随して移動することになる。タッチパネル54が遊技領域6(図1参照)の玉戻り防止片5c(図1参照)より右側の区分領域6a(図1参照)で遊技球を検出した場合、演出制御基板120は、検出した遊技球をイメージする遊技球画像40bを液晶表示装置31の表示領域に表示するコマンドを画像制御基板150に送信し、液晶表示装置31の表示領域に遊技球画像40bを表示させる。遊技球画像40bは、遊技球が右斜め下方に流下する画像になる。さらに、演出制御基板120は、カーソル40aが液晶表示装置31の遊技球画像40bを表示するエリア(例えば第220エリア)に移動した場合、図34(b1)に示す(確変)の文字40cや図34(b2)に示す(当)の文字40dを表示させる。
Here, in FIG. 34A, in the state where the
この後、タッチパネル53から遊技者が指を離した場合、図23の演出入力制御処理がステップS1701→S1702→S1703→S1711→RETURNの流れとなり、カーソル40aがタッチパネル53から遊技者が指を離す直前の位置から停止した状態で表示される。図34(c1)に示す(確変)の文字40cや図34(c2)に示す(当)の文字40dは、今回の演出図柄36の変動表示が終了するまで表示され、今回の演出図柄36の変動表示が終了すると表示されなくなる。
Thereafter, when the player releases his / her finger from the
図35及び図36は、演出制御基板120が演出パターン602を選択した状態で、演出図柄536の変動表示中にタッチパネル53を操作した場合を示し、図35は遊技領域6の区分領域6aを示す説明図であり、図36は遊技機1の上半分を示す説明図である。
FIGS. 35 and 36 show a case where the
図35において、遊技領域6の区分領域6aは、ガラス板52に設けられたタッチパネル54と遊技盤2の遊技板2aの間に形成される。ガラス板52の裏側の区分領域6aでは、遊技球200がタッチパネル54(図3参照)に接触することで、当該タッチパネル54により遊技球200の接触位置の検知が行われる。区分領域6aに対応するガラス板52の表側では、前方から見て遊技球200に重なる位置に遊技者の指500がタッチ可能である。この場合の指500の接触位置は、ガラス板52の表側のタッチパネル53により検知される。
In FIG. 35, the divided
演出制御基板120は、演出パターン602において、タッチパネル53による指500の接触位置がタッチパネル54による遊技球200の接触位置と一致した場合に後述の図36(b)に示す演出を行う。
The
以下、演出パターン602の具体的な表示内容を説明する。
演出パターン602では、演出制御基板120は、液晶表示装置31に表示する画像としてタッチパネル操作演出グループのアニメパターン602を選択する。
図36(a)は、液晶表示装置31の右上の表示領域に演出図柄536が変動表示されている状態でタッチパネル53に遊技者の指500が触れる前の状態を示している。
Hereinafter, specific display contents of the effect pattern 602 will be described.
In the effect pattern 602, the
FIG. 36A shows a state before the player's
まず、演出パターン602では、図36(a)に示すように、液晶表示装置31には、“パチンコ玉を押せ!!”の文字の画像511、人差し指を差し出した手の画像512、遊技球200(パチンコ玉)の画像513が表示されている。これら画像は、遊技者に対して前方から見て遊技球200に重なる位置を指で触れる催促を行っている。
First, in the effect pattern 602, as shown in FIG. 36A, the liquid
このような催促に対応して図36(b)に示すように、タッチパネル53において前方から見て遊技球200に重なる位置に遊技者の指500がタッチした場合、演出制御基板120は、タッチパネル53の検知結果に基づいて画像511、512、513の表示を終了し、液晶表示装置31の画面中央に(大当り)の文字の画像514を表示させる。また、タッチパネル53において前方から見て遊技球200に重なる位置に遊技者の指がタッチした場合に表示する画像としては、大当たり当選の期待度を示す(50%)の文字の画像等、各種適用可能である。
When the player's
図37及び図38は、演出制御基板120が演出パターン603を選択した状態の遊技機1の上半分を示す説明図であり、図37(a)は左打ちにおいて遊技者の指500がタッチパネル53に触れる前の状態を示し、図37(b)は左打ちにおいて遊技者の指500がタッチパネル53に触れた状態を示し、図38(a)は右打ちにおいて遊技者の指500がタッチパネル53に触れる前の状態を示し、図38(b)は右打ちにおいて遊技者の指500がタッチパネル53に触れた状態を示している。
37 and 38 are explanatory views showing the upper half of the
図37及び図38において、飾り部材7の上面中央の上方に位置する遊技領域6には、複数の釘2bによる釘列2dが打ち付けにより設けられている。遊技領域6は、釘列2dによって左打ち用の遊技領域6Lと右打ち用の遊技領域6Rに分割されている。
37 and 38, a
左打ち用の遊技領域6Lの飾り部材7より左側には、左打ち用の区分領域6Laが設定されている。右打ち用の遊技領域6Rの飾り部材7より右側には、右打ち用の区分領域6Raが設定されている。
左打ち用の区分領域6La及び右打ち用の区分領域6Raは、ガラス板52(図35参照)に設けられたタッチパネル54(図35参照)と遊技盤2の遊技板2aの間に形成される。ガラス板52の裏側の左打ち用の区分領域6La及び右打ち用の遊技領域6Rでは、遊技球200がタッチパネル54に接触することで、当該タッチパネル54により遊技球200の接触位置の検知が行われる。
On the left side of the
The left-handed division area 6La and the right-handed division area 6Ra are formed between the touch panel 54 (see FIG. 35) provided on the glass plate 52 (see FIG. 35) and the
以下、演出パターン603の具体的な表示内容を説明する。
演出パターン603では、演出制御基板120は、液晶表示装置31に表示する画像としてタッチパネル操作演出グループのアニメパターン603を選択する。
Hereinafter, specific display contents of the effect pattern 603 will be described.
In the effect pattern 603, the
演出パターン603において左打ち用の遊技領域6Lで遊技球200の検知が行われた場合には、図37に示す画像の表示が行われる。
When the
まず、演出パターン603において、図37(a)に示すように、右打ち用の区分領域6Raに位置するタッチパネル54で遊技球200の検知が行わわれない状態で、左打ち用の遊技領域6Lに遊技球が通過し、左打ち用の区分領域6Laに位置するタッチパネル54で遊技球200の検知が行われた場合、演出制御基板120は、液晶表示装置31の画面の右上の表示領域に英数字をイメージした演出図柄536を変動表示させ、液晶表示装置31の画面中央から周辺部に左打ち用のキャラクタAの画像521を表示させる。さらに、この状態で演出制御基板120は、液晶表示装置31の画面の中央に楕円形の操作領域の画像522を表示させ、この操作領域の画像522の中に “ここを押せ!!”の文字の画像523を表示させる。
First, in the effect pattern 603, as shown in FIG. 37A, in the state where the
このような催促に対応して、図37(b)に示すように、タッチパネル53において前方から見て楕円形の操作領域の画像522に重なる位置に遊技者の指500がタッチした場合、演出制御基板120は、タッチパネル53の検知結果に基づいて画像521、522、523の表示を終了させ、液晶表示装置31の画面中央に大当たり当選の期待度を示す(50%)の文字の画像524を表示させる。ここで演出パターン603において図37に示す左打ち用の演出が選択された場合には、右打ち用の区分領域6Raで遊技球200の検知が行われるまで、図37に示す左打ち用の演出が選択され続けることになる。
In response to such a prompt, as shown in FIG. 37 (b), when the player's
尚、左打ち用の区分領域6La及び右打ち用の区分領域6Raの双方で遊技球200の検知が行われていなかった場合(未検知の場合)には、図37に示したものと同様の画像表示が行われる。
If the
図38(a)に示すように、右打ち用の区分領域6Raに位置するタッチパネル54で遊技球200の検知が行われた場合、演出制御基板120は、液晶表示装置31の画面右上の表示領域に漢数字をイメージした演出図柄536aを変動表示させ、液晶表示装置31の画面中央から周辺部に右打ち用のキャラクタBの画像531を表示させる。さらに、この状態で演出制御基板120は、液晶表示装置31の画面の中央に楕円形の操作領域の画像532を表示させ、この操作領域の画像532の中に “ここを押せ!!”の文字の画像533を表示させる。
As shown in FIG. 38A, when the
このような催促に対応して図38(b)に示すように、前方から見て操作領域の画像532に重なる位置のタッチパネル53に遊技者の指500がタッチした場合、演出制御基板120は、タッチパネル53の検知結果に基づいて画像531、532、533の表示を終了し、液晶表示装置31の画面中央に(大当り)の文字の画像534を表示させる。ここで演出パターン603において図38に示す右打ち用の演出が選択された場合、左打ち用の区分領域6Laで遊技球200の検知が行われるまで、図38に示す右打ち用の演出が選択され続けることになる。
When the player's
以上に説明した演出パターン603では、遊技球200が左打ち用の遊技領域6Lの区分領域6Laと右打ち用の遊技領域6Rの区分領域6Raのどちらの領域を通過するかで演出用の画像を切り換えることが可能になり、遊技球200の動作に対応する演出の多様化が可能になる。
In the effect pattern 603 described above, an effect image is displayed depending on which one of the divided area 6La of the left-
尚、演出制御基板120は、遊技球200が左打ち用の遊技領域6Lの区分領域6Laと右打ち用の遊技領域6Rの区分領域6Raのどちらの領域を通過するかで、右打ちまたは左打ちを指示する画像を液晶表示装置31に表示することも可能である。
The
以上の構成及び動作を纏めて説明すると、遊技領域6には、遊技球200が流下する。
第1始動口14および第2始動口15は、前記遊技領域6に設けられた始動領域になっている。
If the above structure and operation | movement are demonstrated collectively, the game ball | bowl 200 will flow down into the game area |
The
主制御基板110は、遊技者に有利な特別遊技に移行する当たり(本実施例の場合、大当たりの長当たり)又は特別遊技に移行しないハズレを、前記第1始動口14および第2始動口15への遊技球の進入を起因とした抽選で決定する特別遊技抽選手段になっている。尚、前記特別遊技は、例えば通常開かれない大入賞口16、17の開放を行い通常より高い確率で遊技球が払いだされる遊技状態のことを示している。
When the
第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21は、前記主制御基板110による前記特別遊技抽選手段の抽選結果に対応する特別図柄を表示可能であり、前記特別遊技抽選手段の抽選1回毎に前記特別図柄の変動表示と停止を行い、停止する前記特別図柄に前記特別遊技抽選手段の抽選結果に対応するものを選択することで、当該抽選結果を報知する特別図柄表示手段になっている。
The first special
左中右の演出図柄36a、36b、36cは、複数の演出図柄になっている。
液晶表示装置31は、前記特別遊技抽選手段の抽選に対応する演出を行う演出図柄36a、36b、36cを表示可能であり、前記演出図柄36a、36b、36cの変動表示と停止表示を行う表示出力手段になっている。
The left middle
The liquid
タッチパネル53は、遊技者の接触可能な遊技者接触部材になっている。
タッチパネル54は、前記遊技領域6に流下する遊技球の接触可能な遊技球接触部材になっている。
液晶表示装置31は、画面に画像を表示することで情報の報知を行う報知手段になっている。
The
The
The liquid
タッチパネル53の短冊状の複数の電極83、84及びタッチパネルコントローラ120dは、前記タッチパネル53に対する遊技者の接触位置を検知する遊技者接触位置検知手段になっている。
タッチパネル54の短冊状の複数の電極及びタッチパネルコントローラ120dは、前記タッチパネル54に対するに対する遊技球の接触位置を検知する遊技球接触位置検知手段になっている。
The plurality of strip-shaped
The plurality of strip-shaped electrodes of the
演出制御基板120及び画像制御基板150は、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記液晶表示装置31に所定の情報を報知させる制御を行う報知制御手段になっている。
また、演出制御基板120及び画像制御基板150は、前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置に基づいて前記タッチパネル53に対して所定の領域を設定し、前記遊技者接触位置検知手段が検知した接触位置が前記所定の領域である場合に、前記報知手段に対して所定の情報を報知させる制御を行う。
また、演出制御基板120及び画像制御基板150は、前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置に基づいて前記液晶表示装置31の画面に対して所定の領域を設定し、少なくとも前記特別図柄の変動表示中に前記液晶表示装置31の画面に目印の画像を常に表示させ、前記遊技者接触位置検知手段が検知した接触位置が変化した場合に、当該接触位置の変化に連動して前記目印を移動させ、当該目印が前記所定の領域に移動した場合に、前記液晶表示装置31に対して所定の情報を報知させる制御を行う。
また、前記所定の領域は、例えば遊技球画像40bを表示するエリアである。
The
Further, the
Further, the
The predetermined area is an area for displaying the
ガラス板52は、前記遊技領域6を視認可能に覆う透明板になっている。
遊技球画像40bは、前記目印の画像になっている。
前記タッチパネル53は透明性を有し、前記液晶表示装置31は、前記画面が前記タッチパネル53に裏面に対向して配置され、前記タッチパネル53の裏側で情報の報知を行う。
The
The
The
主制御基板110は、当たりを決定する抽選確率を低確率状態及び当該低確率状態よりも高い高確率状態に変動させる確率変動手段になっている。
また、演出制御基板120及び画像制御基板150は、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置が、前記ガラス板52を介して前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置に近接する位置に来た場合に、前記報知手段に所定の情報を報知させる制御を行う。
The
Further, the
前記所定の情報は、図34(b1)に示す(確変)の文字40c、図34(b2)に示す(当)の文字40dや図36(b2)、図38(b)に示す(大当り)の文字の画像514、534、図37(b)に示す50%の文字の画像524等のことである。
The predetermined information includes the (probability)
図34(b1)に示す(確変)の文字40cは、前記当たりを決定する抽選確率が前記高確率状態にあることの期待度100%を示している。
A
前記所定の情報は、前記当たりを決定する抽選確率が前記高確率状態にあることの期待度100%以外にも、期待度50%等、各種表示可能である。 The predetermined information can be displayed in various ways such as an expectation degree of 50% in addition to the expectation degree of 100% that the lottery probability for determining the winning is in the high probability state.
以上説明したように本発明の第1の実施形態によれば、演出制御基板120及び画像制御基板150は、タッチパネル53及びタッチパネルコントローラ120dによる遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と、タッチパネル54及びタッチパネルコントローラ120dによる遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記液晶表示装置31に所定の情報を報知させる制御を行うので、遊技球の全体の動きに対応した情報の報知を行うとともに、遊技機のタッチパネルの操作方法を複雑化することなくタッチパネルの操作による情報の報知を多様化することができる。
As described above, according to the first embodiment of the present invention, the
尚、本発明の第1の実施形態によれば、複数の演出図柄の変動表示中に記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記液晶表示装置31に所定の情報を報知させるように構成したが、他の状態、例えば図32(f)に示した大当り遊技中に複数の演出図柄の変動表示中に記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記液晶表示装置31に所定の情報を報知させるように構成してもよい。
According to the first embodiment of the present invention, the player's contact position detected by the player contact position detecting means and the game detected by the game ball contact position detecting means during the variable display of a plurality of effect symbols. Although the liquid
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(Second Embodiment)
The second embodiment of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
図39は、本発明の第2の実施形態の遊技機601の受皿ユニット608及びその周辺部の斜視図である。図39を用いた説明において、図1乃至図36に示した第1の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
FIG. 39 is a perspective view of the
遊技機601は、遊技店の島設備に取り付けられる外枠60と、その外枠60と回動可能に支持されたガラス枠650とが備えられている。
The
遊技機601のガラス枠650は、遊技盤2の前方(遊技者側)において遊技領域6を視認可能に覆うガラス板652を支持している。ガラス枠650の下側には、受皿ユニット608が設けられている。受皿ユニット608の球皿部71の前側及び右側には、斜め前方に傾斜する傾斜面部674が設けられている。
The
傾斜面部674の左側部には、タッチパッド700が設けられている。タッチパッド700は、遊技者の接触可能な平板状の遊技者接触部材701の裏側に前記遊技者接触部材701に対する遊技者の接触位置を検知する遊技者接触位置検知手段702を設けたものである。タッチパッド700は、タッチマウスとも呼ばれる。尚、第2の実施形態では、ガラス板652にタッチセンサを設けていない。
A
遊技者接触位置検知手段702は、遊技者接触部材701と人体(遊技者)の指で構成されるコンデンサが、遊技者接触部材701の表面のどの位置に存在するかを微弱な静電容量の変化として検出する。
The player contact position detecting means 702 has a weak electrostatic capacity indicating at which position on the surface of the player contact member 701 a capacitor composed of the
第2の実施形態の演出制御基板120(図6参照)は、遊技者接触位置検知手段702の検出結果によって示される遊技者接触部材701の表面をなぞった指の軌跡を、液晶表示装置31(図32乃至図34参照)の画面上のカーソル40a(図32乃至図34参照)の動作に関連づけて表示する。この場合の画面表示は、第1の実施形態の図32乃至図34の例と同様である。
The effect control board 120 (see FIG. 6) according to the second embodiment displays the trajectory of the finger tracing the surface of the
このような構成を纏めて説明すると、ガラス板652は、前記遊技領域6を視認可能に覆う透明板になっている。
If this structure is explained collectively, the
ガラス枠650は、前記遊技盤2の手前側において前記ガラス板652を支持する支持部材になっている。
The
遊技者接触部材701は、前記ガラス枠650に設けられている。
The
以上説明したように本発明の第2の実施形態によれば、遊技者接触部材と遊技者接触位置検知手段として受皿ユニット608のタッチパッド700を用いた場合にも、第1の実施形態と同様の画面表示が行え、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
As described above, according to the second embodiment of the present invention, even when the
尚、タッチパネルが遊技球を検出する領域としては、図36乃至図38に示した区分領域以外にも例えば道釘の上側等、各種適用可能である。 In addition to the segmented areas shown in FIGS. 36 to 38, various areas such as the upper side of the road nail can be applied as the area where the touch panel detects the game ball.
尚、本発明の第1及び第2の実施形態においては、パチンコ遊技機に用いる遊技機について説明をしたが、じやん球遊技機、アレンジボール遊技機に用いてもよい。 In the first and second embodiments of the present invention, the gaming machine used for the pachinko gaming machine has been described. However, the gaming machine may be used for a jigball game machine and an arrangement ball gaming machine.
また、本発明の第1及び第2の実施形態によれば、液晶表示装置31を動画表示手段として用いているが、動画表示手段は、プラズマディスプレイを用いてもよいし、プロジェクター、いわゆる7セグメントLED、ドットマトリクス等の表示装置等を用いてもよい。
Further, according to the first and second embodiments of the present invention, the liquid
1 遊技機
2 遊技盤
6 遊技領域
6a 分割領域
8 受皿ユニット
14 第1始動口
14a 第1始動口検出スイッチ
15 第2始動口
15a 第2始動口検出スイッチ
20 第1特別図柄表示装置、
21 第2特別図柄表示装置
31 液晶表示装置
35 液晶表示装置
40a、40d、40e カーソル
52 ガラス板
53、54 タッチパネル
74 傾斜面部
75 球貸しボタン
75a 操作部
75b 押圧操作部材
76 返却ボタン
76a 操作部
76b 押圧操作部材
83、84 電極
81 表側シート
82 裏側シート
110 主制御基板
110a メインCPU
110b メインROM
110c メインRAM
120 演出制御基板
120a サブCPU
120b サブROM
120c サブRAM
150 画像制御基板
150a ホストCPU
150b ホストRAM
150c ホストROM
151 CGROM
153 VRAM
153a ディスプレイリスト記憶領域
153b 展開記憶領域
153c 第1フレームバッファ
153d 第2フレームバッファ
153s スクリーンショット記憶領域
200 遊技球
2000 VDP
2010 制御レジスタ
2020 CGバス I/F
2030 CPU I/F
2050 クロック生成回路
2060 伸長回路
2070 描画回路
2080 表示回路
2090 メモリコントローラ
DESCRIPTION OF
21 Second special
110b Main ROM
110c Main RAM
120
120b Sub ROM
120c sub RAM
150
150b host RAM
150c host ROM
151 CGROM
153 VRAM
153a Display
2010 Control register 2020 CG bus I / F
2030 CPU I / F
2050
Claims (1)
前記遊技領域を視認可能に覆う透明板と、
前記遊技盤の手前側において前記透明板を支持する支持部材と、
前記透明板の手前側に設けられ、遊技者の接触可能な遊技者接触部材と、
前記透明板の奥側に設けられ、前記遊技領域に流下する遊技球の接触可能な遊技球接触部材と、
前記遊技領域に設けられた始動領域と、
遊技者に有利な特別遊技に移行する当たり又は特別遊技に移行しないハズレを、前記始動領域への遊技球の進入を起因とした抽選で決定する特別遊技抽選手段と、
前記遊技盤に設けられ、画面に画像を表示することで情報の報知を行う報知手段と、
前記遊技者接触部材に対する遊技者の接触位置を検知する遊技者接触位置検知手段と、
前記遊技球接触部材に対する遊技球の接触位置を検知する遊技球接触位置検知手段と、
前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置と前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置とに基づいて前記報知手段に所定の情報を報知させる制御を行う報知制御手段と、
を備え、
前記報知制御手段は、
前記報知手段の前記画面に目印の画像を表示させ、前記遊技者接触位置検知手段が前記目印の画像に重なる所定位置を遊技者の接触位置として検知した後に、前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置が前記所定位置から他の位置に変化した場合に、当該接触位置の変化に連動して前記目印の表示位置を移動させる目印表示制御手段と、
前記遊技者接触位置検知手段が検知した遊技者の接触位置が、前記遊技球接触位置検知手段が検知した遊技球の接触位置に一致または近接する位置に来た場合に、前記特別遊技抽選手段の抽選結果に対応する情報を文字の画像で報知させる抽選結果報知制御手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 A game board with a game area;
A transparent plate that covers the game area in a visible manner;
A support member for supporting the transparent plate on the front side of the game board;
A player contact member provided on the near side of the transparent plate and contactable by the player;
A game ball contact member provided on the back side of the transparent plate and capable of contacting a game ball flowing down to the game area;
A starting area provided in the gaming area;
A special game lottery means for determining, by a lottery based on the entry of a game ball into the starting area, whether or not to shift to a special game advantageous to a player or not to shift to a special game;
Informing means provided on the game board and informing information by displaying an image on a screen;
A player contact position detecting means for detecting a contact position of the player with respect to the player contact member;
Game ball contact position detecting means for detecting a contact position of the game ball with respect to the game ball contact member;
Notification control for controlling the notification means to notify predetermined information based on the contact position of the player detected by the player contact position detection means and the contact position of the game ball detected by the game ball contact position detection means Means,
With
The notification control means includes
An image of a mark is displayed on the screen of the notification means, and the player contact position detection means detects after the player contact position detection means detects a predetermined position overlapping the mark image as a player contact position. A mark display control means for moving the display position of the mark in conjunction with the change in the contact position when the contact position of the player who has been changed from the predetermined position to another position;
When the contact position of the player detected by the player contact position detection means comes to a position that matches or is close to the contact position of the game ball detected by the game ball contact position detection means, the special game lottery means Lottery result notification control means for notifying information corresponding to the lottery result with a character image;
Gaming machine, characterized in that it comprises a.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011017887A JP5719617B2 (en) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | Game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011017887A JP5719617B2 (en) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | Game machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012157433A JP2012157433A (en) | 2012-08-23 |
JP5719617B2 true JP5719617B2 (en) | 2015-05-20 |
Family
ID=46838494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011017887A Active JP5719617B2 (en) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | Game machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5719617B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6067328B2 (en) * | 2012-10-29 | 2017-01-25 | 京楽産業.株式会社 | Game machine |
JP6040405B2 (en) * | 2013-03-19 | 2016-12-07 | 株式会社ソフイア | Game machine |
JP6318598B2 (en) * | 2013-12-17 | 2018-05-09 | 株式会社三洋物産 | Game machine |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003265707A (en) * | 2002-03-13 | 2003-09-24 | Jurin:Kk | Pachinko game device |
JP2005296104A (en) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Samii Kk | Game device |
JP2006263345A (en) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Aruze Corp | Game machine |
JP2010246840A (en) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Kyoraku Sangyo Kk | Game machine |
-
2011
- 2011-01-31 JP JP2011017887A patent/JP5719617B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012157433A (en) | 2012-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5729858B2 (en) | Game machine | |
JP5657932B2 (en) | Game machine | |
JP5623902B2 (en) | Game machine | |
JP5055409B2 (en) | Game machine | |
JP5984313B2 (en) | Game machine | |
JP5779366B2 (en) | Game machine | |
JP5779365B2 (en) | Game machine | |
JP2011206461A (en) | Game machine | |
JP5719617B2 (en) | Game machine | |
JP5508372B2 (en) | Game machine | |
JP2011206460A (en) | Game machine | |
JP5623857B2 (en) | Game machine | |
JP2011212282A (en) | Game machine | |
JP5298102B2 (en) | Game machine | |
JP5182724B2 (en) | Game machine | |
JP5182725B2 (en) | Game machine | |
JP5713706B2 (en) | Game machine | |
JP5895070B2 (en) | Game machine | |
JP2012179144A (en) | Game machine | |
JP2012139297A (en) | Game machine | |
JP5876232B2 (en) | Game machine | |
JP5914592B2 (en) | Game machine | |
JP5771642B2 (en) | Game machine | |
JP6060196B2 (en) | Game machine | |
JP5182726B2 (en) | Game machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150323 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5719617 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |