JP5716028B2 - シャーシを有するクラッド工業プロセストランスミッタハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、工業プロセストランスミッタに関し、特に、工業プロセストランスミッタ用のハウジングアセンブリ、およびその製造方法に関する。
工業プロセストランスミッタは、工業処理設備におけるプロセスを検知、測定、管理かつ制御するために使用される。一般に、工業プロセストランスミッタは、密閉された防爆ハウジングを備える。このようなハウジングの形状は、内側も外側も比較的複雑なものとなり得る。先行技術では、このようなハウジングは、通常、ダイカストによく適した材料であるアルミニウムから製造された一体型のダイカスト製品である。次いでダイカスト製品に対して、さらなる機械加工が所望通りに行われ、塗装される。しかし、アルミニウムは比較的高い反応性を備える材料であり、ハウジングが反応性、腐食性等の材料に晒される、特定の応用例には望ましくない。塗装や同様の被膜は、ある応用例においては、ハウジングのアルミニウム材料を保護するのに望ましくなく、または不適切となり得る。ステンレス鋼等の他の材料は、容易にダイカストすることができず、代わりにインベストメント鋳造等のプロセスを必要とする。これは、ダイカストと比べて比較的複雑で、費用のかかるプロセスである。さらに、鋳造プロセスによって比較的粗い面(約125Raよりも大)が残りやすく、厳密な清浄または滅菌プロセスを行わなければならない衛生用途には望ましくない。鋳造物のすべての面を機械加工して平滑性を高めることは、時間と費用がかかるため望ましくない。
したがって、代わりとなる工業プロセストランスミッタハウジングアセンブリが望まれる。
本発明による工業プロセストランスミッタ装置は、第1の金属材料のハウジングシャーシと、第2の金属材料のハウジング外板とを備える。ハウジングシャーシは、略円筒形の本体部と、ハウジングシャーシの本体部の第1の端部またはその付近に位置して第1の周方向に延びる支持部材と、ハウジングシャーシの本体部の、第1の端部と反対側の第2の端部またはその付近に位置して第2の周方向に延びる支持部材とを備える。第1の周方向に延びる支持部材は、略円筒形の本体部から半径方向外側に延び、第2の周方向に延びる支持部材は、略円筒形の本体部から半径方向外側に延びる。ハウジング外板は、ハウジングシャーシに嵌合し、ハウジングシャーシの第1および第2の周方向に延びる支持部材の両方に物理的に接触する。ハウジング外板は、第1および第2の周方向に延びる支持部材間でハウジングシャーシから離間している。
工業プロセストランスミッタアセンブリの概略ブロック図である。 本発明による工業プロセストランスミッタの斜視図である。 工業プロセストランスミッタの一実施形態の一部の分解横断面斜視図である。 図3の工業プロセストランスミッタの一部の横断面斜視図である。 導管を示す、工業プロセストランスミッタの別の部分の横断面図である。 ネックを示す、工業プロセストランスミッタの別の部分の分解斜視図である。 図6の工業プロセストランスミッタの一部の斜視図である。 図7の線8−8に沿った工業プロセストランスミッタの横断面斜視図である。 工業プロセストランスミッタおよび選択された内部電気部品の4分の1断面斜視図である。 カバーの一実施形態を含む、工業プロセストランスミッタの一部の横断面斜視図である。 図2の線11−11に沿った工業プロセストランスミッタの横断面図である。 カバーの代替実施形態の一部の横断面図である。 本発明による工業プロセストランスミッタの製造方法のフローチャートである。 本発明による工業プロセストランスミッタの代替実施形態の分解斜視図である。 図14の工業プロセストランスミッタの実施形態の斜視図である。 本発明による工業プロセストランスミッタの別の代替実施形態の横断面図である。
概して、本発明は、ステンレス鋼外板およびアルミニウムシャーシ(またはコア)を備えた工業プロセストランスミッタアセンブリ(フィールドデバイスアセンブリともいう)、およびその製造方法を提供する。図1は、工業プロセストランスミッタ20の一実施形態の概略ブロック図であり、工業プロセストランスミッタ20は、センサ22、信号回路24、少なくとも1つのフィードスルー26、およびF端子回路28を備える。工業プロセストランスミッタアセンブリ20は、電源30および制御室32に通信回線34を通して操作可能に接続される。さらに、工業プロセストランスミッタ20は、工業プロセス36を検知、測定、管理かつ/または制御する位置に設置される。
一実施形態では、センサ22は、工業プロセス36に作動的に接触して配置された公知の構成の圧力センサである。代替実施形態では、センサ22を、工業プロセス36に関連した温度、振動、流れ、または他のほぼあらゆるパラメータを検知または測定するように構成することができる。センサ22を、検知または測定したいパラメータの種類に適した任意の方法で、工業プロセス36に対して配置することができる。さらなる代替実施形態では、センサ22の代わりに、工業プロセス36を管理、制御するか、または他の方法で工業プロセス36と相互作用するアクチュエータまたは他のデバイスを使用することができる。
信号回路24は、センサ22に作動的に接続される。センサ22からのデータ信号が信号回路24に送られる。信号回路24は、これらのデータ信号により、またはデータ信号を使って所望の動作を行うことができる。例えば、信号回路24は、特定の用途に合わせて所望通りに、センサ22からの生データを記憶、フィルタリング、圧縮、変換、要約、分析または他の方法で処理することができる。信号回路は、通常、損傷または不具合の防止を促すために、工業プロセス36および工業プロセストランスミッタ20内側の環境から切り離されている。
F端子回路28は工業プロセストランスミッタアセンブリ内に位置され、通常、工業プロセス36および信号回路から切り離されている。少なくとも1つのフィードスルー26(図9参照)が、F端子回路28を信号回路24に電気的に接続する。一実施形態では、フィードスルー26が、従来の方法で電磁干渉(EMI)フィルタリングを行う。F端子回路28は、信号回路24からのデータまたは他の信号を記憶、フィルタリング、圧縮、変換、要約、分析、または他の方法で処理できる。F端子回路28は、通信回線34を通して制御室32に作動的に接続され、F端子回路28と制御室32との間の通信を可能にする。このようにして、データまたは他の信号をF端子回路28から制御室32に送ることができ、指令または他の信号を制御室32からF端子回路28に送ることができる。通信回線34には、直接有線接続、インターネット接続、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)、無線接続(例えば、網目状ネットワーク)、またはその他の適切な通信を用いることができる。さらに、F端子回路28は、電源30から入力された電力を受けることができ、電源30は、線間電圧、環境発電装置およびエネルギー貯蔵装置、または他の種類の電源とすることができる。F端子回路28によって受ける電力は、工業プロセストランスミッタアセンブリ20の他の部品により使用されるように分配可能である。
工業プロセストランスミッタ20は、明記しないさらなる部品を備えることができる点に注目すべきである。例えば、さらなる機能を与える回路を、特定の用途に合わせて所望通りに設けることができる。
図2は、工業プロセストランスミッタ20の斜視図であり、工業プロセストランスミッタ20は、ハウジング本体40、ハウジング本体40の両端部に係合する第1および第2のカバー42、44、ハウジング本体40から延びる導管46、およびハウジング本体40から延びるネック48を備える。図示した実施形態では、ハウジング本体40は略円筒形である。導管46およびネック48は、ハウジング本体40から異なる方向に突出する。ネック48は、少なくとも部分的にセンサ22を含み、工業プロセスと作動的に相互作用するよう所望の位置に取り付け可能である。ネック48を取付け位置に固定して、工業プロセストランスミッタ20の残りの部分を構造的に支持することができる。導管46は、ハウジング本体40内の回路を外部機器に電気的に接続することのできるフィールド線を少なくとも部分的に収納することができる。通常の設置では、導管46は、別の適切な電気導管(図示せず)に接続される。導管46およびネック48の特定の構成は、ネック48が特定の種類のセンサ22を収容する用途や、導管46を接続してある種の外部電気接続を提供する用途等の特定の用途に合わせて所望通りに変更することができる。
図3は、組立中の状態を示す、シャーシ(またはハウジングシャーシ)50および外板(またはハウジング外板)52を備えたハウジング本体40の一実施形態の分解横断面斜視図である。図4は、図3のハウジング本体40を、組み立てられたシャーシ50および外板52とともに示す、横断面斜視図である。図3および4に示すように、シャーシ50は、第1の端部56と、反対側の第2の端部58とを有する略円筒形の本体54を備える。第1の支持部材(またはランド)60が第1の端部56またはその付近に位置し、第2の支持部材(またはランド)62が第2の端部58またはその付近に位置する。第1および第2の支持部材60、62は、それぞれ周方向に延び、本体54から半径方向外側に突出するとともに、それぞれ本体54と一体形成することができる。周方向に延びる凹部(または溝)64が、本体54の外面で、第1および第2の支持部材60、62の間に画定される。第1および第2の開口66、68が、凹部64に本体54を通って形成される。図示した実施形態では、第1および第2の開口66、68が、円形の外周を有する。付加支持部材(またはランド)70が、第1および第2の開口66、68の周りに画定される(第2の開口68の周りの支持部材70のみが図3および4に示される)。各付加支持部材70は、第1または第2の開口66、68それぞれの外周に沿って延び、かつ本体54から半径方向外側に延びる。内側の壁72が本体54にわたって延び、シャーシ50を2つの区画に分割する。図示した実施形態では、壁72が棚状となっており、第1の開口66および第2の開口68の間に配置されて、第1および第2の開口66、68がシャーシ50内で異なる区画に開口するようになっている。さらに、肉厚構造74が、第1の開口66を囲むように本体54の内面に沿って位置する。
シャーシ50は、アルミニウム、または別の適切な材料から製造することができる。順に説明するように、シャーシ50を、ダイカストした後に機械加工して、所望の構成を製造することができる。適切な機械加工プロセスを使用して、第1および第2の開口66、68、支持部材60、62、70の外面、および他の形状を所望通りに画定または形成することができる。
図示した実施形態では、シール部材76(例えばOリング(オーリング))が、シャーシ50の第1の支持部材60および第2の支持部材62の外面内に凹んで設けられる。シール部材76は任意であり、代替実施形態から省いてもよい。以下で、シール部材76の機能について説明する。
シャーシ50の構成は、特定の用途に合わせて所望通りに変更することができる点に注目すべきである。例えば、壁72を省いてもよく、または、シャーシ50内に所望の数の内部区画を設けるために、さらなる壁を加えてもよい。さらに、開口66、68の数および位置を、特定の用途に合わせて所望通りに変更することができる。さらに、本体54から延びるさらなる支持部材を、さらなる実施形態において設けてもよい。
外板52は、全体が円筒形のスリーブとして構成される。図3に示すように、第1および第2の開口78、80が、シャーシ50の第1および第2の開口66、68にほぼ合わせた位置で、外板52に形成される。第1および第2の開口78、80の外周縁部が、付加支持部材70に載置される。図示した実施形態では、第1および第2の開口78、80が円形の外周を有し、シャーシ50の第1および第2の開口66、68それぞれよりも大きい直径を有する。図4に示すように、第1および第2のリップ(縁部)82、84が、外板52の両側縁部により形成される。第1のリップ82は、第1の支持部材60に隣接するシャーシ50の第1の端部56に位置し、第2のリップ84は、第2の支持部材62に隣接するシャーシ50の第2の端部58に位置する。
外板52を、ステンレス鋼または別の適切な材料から製造することができる。一実施形態では、外板52の外面の算術平均表面粗さは、約32Ra以下である。ステンレス鋼から形成された比較的平滑な外面が、食品および飲料産業等の衛生用途や、海上作業台等の腐食環境での使用によく適している。
シャーシ50および外板52が組み立てられると、図4に示すように、外板52は、全体としてシャーシ50を囲んで覆うように、第1および第2の支持部材60、62および付加支持部材70それぞれの少なくとも一部に載置される。このようにして、外板52は、シャーシ50の第1および第2の支持部材60、62それぞれの少なくとも一部と直接物理的に接触する。シャーシ50の凹部64と外板52との間に、空隙またはキャビティが形成されて、外板52が凹部64に隣接するシャーシ50の本体54から離間するようになっている。第1および第2のリップ82、84は、外板52をシャーシ50に固定し、特に外板52およびシャーシ50間の縦摺動を制限または防止する働きをする。シール部材76は、シャーシ50と外板52との間に流体シールを形成して、凹部64の空隙に流体が流入する危険性を減らす。外板52およびシャーシ50間の空隙に流体があると、ガルバニック効果等により腐食が促進されるおそれがあり望ましくない。
図5は、導管46およびハウジング本体40の一部を示す、工業プロセストランスミッタ20の一部の横断面図である。導管46は、本体部90、キャップ部92、アダプタリング94、およびシール部材96、98(例えば、Oリング)を備える。図示した実施形態では、本体部90は、全体が円筒形で周方向に延びるフランジ100を有する。本体部90の中央キャビティにより、電線または他の部品が導管46を貫通してハウジング本体40に入る。キャップ部92は、本体部90の一端部に固定される。キャップ部92と反対側の、本体部90の他方の端部は、開口66で、ハウジング本体40のシャーシ50に係合される。図示した実施形態では、導管46の本体部90とハウジング本体40のシャーシ50との間に、ねじ係合部が設けられる。アダプタリング94が、本体部90の一部を囲み、フランジ100とハウジング本体40の外板52との間でフランジ100に隣接して配置される。アダプタリング94は、外板52に当接して配置された、サドル状内面102を有する。外板52の全体が円筒形であるため、内面102のサドル形状により、アダプタリング94が外板52の隣接部に密に嵌合する。シール部材98は、アダプタリング94と外板52との間に流体シールを形成する。図示した実施形態では、シール部材98は、アダプタリング94の凹部内に配置される。アダプタリング94の外面104は、内面102の反対側に位置し、全体的に平面である。本体部90のフランジ100は、外面104に隣接して配置され、シール部材96はこれらの間に流体シールを形成する。図示した実施形態では、シール部材96は、フランジ100の凹部内に配置される。シール部材96、98は、開口66、78を通って流体がハウジング本体40に流入する危険性を減らす働きをする。
図6は、ハウジング本体40、ネック48、およびアダプタリング110を示す、工業プロセストランスミッタ20の別の部分の分解斜視図である。図7は、組み立てられた状態を示す、図6の工業プロセストランスミッタ20の一部の斜視図である。図8は、図7の線8−8に沿った工業プロセストランスミッタ20の横断面斜視図である。図示した実施形態では、ネック48の全体が円筒形であり、遠位端112および近位端114を有する。ネック48の近位端114はねじ切りされる。肩部116が、ねじ山に隣接して近位端114に形成される。ネック48は、センサ22の一部を含むように構成することができる。ネック48の特定の形状は、特定の種類のセンサまたは他の部品を収容するためなど、特定の用途に合わせて所望通りに変更することができる。ネック48をステンレス鋼から製造することができる。
本実施形態では、アダプタリング110が、ネック48の肩部116に嵌合するように構成されたサドル状内面118および反対側の外面120を画定する。外面120は、略平面形状を有することができる。ハウジング本体40の外板52は全体が円筒形であるため、内面118のサドル形状により、アダプタリング110が外板52の隣接部に密に嵌合することができる。アダプタリング110は、ネック48の近位端114が貫通可能な中央開口をさらに画定する。図示した実施形態では、アダプタリング110の外径が、肩部116に隣接するネック48の外径に等しい。アダプタリング110はステンレス鋼から製造することができる。
組み立てられると、ネック48の近位端114が、開口68でハウジング本体40のシャーシ50にねじ係合する。ネック48の一部がアダプタリング110を貫通する。アダプタリング110は、ハウジング本体40の外板52とネック48の肩部116との間に配置され、内面118が外板52に接触し、外面120がネック48の肩部116に接触する。溶接接合部122が外板52とアダプタリング110との間、およびアダプタリングとネック48の肩部116との間に形成される。溶接接合部122は気密シールを形成して、流体が開口68、80を通ってハウジング本体40に流入する危険性を減らすことができる。さらに、アダプタリング110の内面118のサドル形状により、外板52の円筒形と密に嵌合することができるとともに、略平面の外面120を呈し、ネック48の回転により、近位端114を支障なくシャーシ50にねじ係合させることができる。
図9は、工業プロセストランスミッタ20の4分の1断面斜視図である。図示した実施形態に示すように、電気フィードスルー26が壁72を通ってねじ係合され、シャーシ50により画定された別個の区画間を電気接続する。任意の数の電気フィードスルー26を、特定の用途に合わせて所望通りに設けることができる。密閉された防爆バリアが、フィードスルー26により架け渡された区画間に存在し、かつ壁を通して区画間の電気的接続を可能にするように、フィードスルーを構成することができる。これにより、1つの区画(例えば信号回路24)の回路を、別の区画の回路(例えば、F端子回路28)に電気接続することができる。
図10は、ハウジング本体40がカバー42の一実施形態に係合する状態を示す、工業プロセストランスミッタ20の一部の横断面斜視図である。図示した実施形態では、カバー42が単一の物体として形成される。カバーは、全体が円盤状の中央部126とフランジ128とを備える。カバー42をステンレス鋼から製造することができる。図示した実施形態では、フランジ128が環状の形であり、中央部126の外周から延びている。半径方向外側に面したねじ山130がフランジ128に形成されて、シャーシ50と係合する。肩部132が、ねじ山130に隣接してフランジ128に形成される。シール部材134(例えば、Oリング)がカバー42の肩部132に配置され、カバー42がハウジング本体40に完全に固定されると、シール部材132がカバー42の肩部132とハウジング本体40の外板52のリップ82との両方に当接するようになっている。これにより、流体シールがカバー42とハウジング本体40との間に形成されて、流体がハウジング本体40に流入する危険性を減らす。図2に示すカバー44を、カバー42とほぼ同一に構成することができる点に注目すべきである。
図11は、図2の線11−11に沿った工業プロセストランスミッタ20の横断面図である。図11に示すように、工業プロセストランスミッタ20は完全に組み立てられ、2つのカバー42、44がハウジング本体40の両端部に係合し、センサ22がネック48に設置され、信号回路24およびF端子回路28がハウジング本体40内の別個の区画に配置される。ネック48はハウジング本体40の1つの区画に対して開口し、導管46は別の区画に対して開口する。動作中に、導管46に接続された導管内に流体があることにより、流体が導管46を通ってハウジング本体40に入ることがある。しかし、壁72は、信号回路24およびセンサ22を、導管46を通ってハウジング本体40に導入される流体から切り離す働きをする。
図12は、カバー136の代替実施形態の一部の横断面図である。カバー136は、カバー42、44と同様の方法でハウジング本体40に係合するように構成される。しかし、カバー136は、単一の物体である状態とは対照的に、カバーシャーシ138およびカバー外板140を備える。カバーシャーシ138は、全体が円盤状の中央部142と環状フランジ144とを備える。第1の支持部材(またはランド)146が、中央部142の外径またはその付近に形成され、少なくとも1つの付加支持部材(またはランド)148が、中央部142の半径方向内側位置に形成される。支持部材146、148は、通常はカバーシャーシ138の角部に隣接して配置されるが、カバー外板140を支持することが望ましい他の任意の位置にも配置される。凹部(または溝)150が支持部材146、148に隣接して画定される。カバーシャーシ138を、アルミニウムまたは別の適切な材料から製造することができる。
カバー外板140の外周に、リップ152が形成される。カバー外板140を、ステンレス鋼または別の適正な材料から製造することができる。一実施形態では、カバー外板140の外面の算術平均表面粗さは、約32Ra以下である。ステンレス鋼から形成された比較的平滑な外面が、衛生用途や腐食環境での使用によく適している。
カバーシャーシ138およびカバー外板140が組み立てられると、カバー外板140は、全体としてカバーシャーシ138を覆い囲むように、支持部材146、148それぞれの少なくとも一部に載置される。このようにして、カバー外板140は、カバーシャーシ138の支持部材146、148それぞれの少なくとも一部と直接物理的に接触する。カバーシャーシ138の凹部150とカバー外板140との間に空隙またはキャビティが形成されて、カバー外板140が、凹部150に隣接するカバーシャーシ138の中央部142から離間するようになっている。リップ152は、カバー外板140をカバーシャーシ138に固定する働きをする。
図13は、ハウジング本体40およびカバー136を使用する実施形態における、工業プロセストランスミッタ20の一製造方法のフローチャートである。継手(例えば、導管46およびネック48)が鋳造され(ステップ200)、ハウジングシャーシ50が鋳造され(ステップ202)、カバーシャーシ138が鋳造される(ステップ204)。ステップ200、202および204は、所望通りに同時または別の時間に行うことができる。ハウジングシャーシ50およびカバーシャーシ138はそれぞれアルミニウムから、または別の公知の鋳造プロセスを使用してダイカストすることができる。ダイカストはアルミニウムのような材料での使用に適しており、壁72により形成された複数の内部区画を備えることの多い一般的なハウジングシャーシ50の比較的複雑な立体形状の鋳造を容易にし、肉厚構造74等のような特徴を有する。任意の適切なプロセスを使用して継手を鋳造することができる。一部の実施形態では、導管46およびネック48のような継手がステンレス鋼から鋳造される。代替実施形態において、ステップ200、202、204は、鋳造の代わりに射出成形または機械加工を含むことができる点に注目すべきである。
ハウジングシャーシ50およびカバーシャーシ138は、ステップ202、204で鋳造された後、それぞれステップ206、208で機械加工される。ステップ206、208における機械加工は、ハウジングシャーシ50およびカバーシャーシ138上の支持部材(例えば、支持部材60、62、70、146、148)を所望の寸法に機械加工することを含む。支持部材があるため、鋳造動作から生じる自然公差の変化を補償するのに必要な機械加工の総量が集中し、最終的に限定される。ねじ山の形成、シール用の受け溝の形成、余分な材料の除去等のさらなる機械加工を、継手、ハウジングシャーシ50および/またはカバーシャーシ138に対して、特定の用途に合わせて所望通りに行うことができる。機械加工の後、シール(例えば、シール部材76、96、98)が配置される(ステップ210)。
ハウジング外板52およびカバー外板140は、ステップ212、214でそれぞれ製造される。外板52、140を、引き抜き加工または任意の他の適切なプロセスにより製造することができる。ハウジング外板52が製造されると、少なくとも1つの開口(例えば、開口66、68)が、機械加工プロセスまたは任意の他の適切なプロセスにより、外板52に形成される(ステップ216)。前記ステップのいずれかの前、同時、または後に、ステップ212、214、216をそれぞれ行うことができる。
次に、ハウジング外板52をハウジングシャーシ50に嵌合し(ステップ218)、カバー外板140をカバーシャーシ138に嵌合する(ステップ220)。一実施形態では、従来の焼嵌め技術を使用して外板52、140をシャーシ50、138にそれぞれ嵌合させ、外板52、140は支持部材60、62、70、146、148に密に固定して載置される。ステップ218、220で行われる嵌合は、ハウジングシャーシ50に対するハウジング外板52の所望の位置合わせ、およびカバーシャーシ138に対するカバー外板140の所望の位置合わせを含み、ハウジング外板52の開口78がハウジングシャーシ50の開口66にほぼ合うように、かつハウジング外板52の開口80がハウジングシャーシ50の開口68にほぼ合うようにする。所望の配置が行われると、外板52、140の縁部は、丸められてリップ82、84、152を形成し(ステップ222)、外板52、140をシャーシ50、138にそれぞれ固定する役割をする。
図示した実施形態では、アダプタ(例えば、アダプタ104、110)がハウジング本体40の開口(例えば、開口78、80)に対して配置され(ステップ224)、継手がねじ切りされて、アダプタを通ってハウジング本体40と係合する(ステップ226)。
工業プロセストランスミッタ20の構造部品を組み立てた後、電気部品を設置できる。回路(例えば、F端子回路28、フィードスルー26、信号回路24、およびセンサ22)が設置される(ステップ228)。特定の用途に使用される任意の他の内部部品を設置してもよい。その後、シール134を設置し(ステップ230)、公知の種類のねじ材(例えば、ねじシールテープ、ねじ係止材、またはねじ潤滑剤)を、カバー136および/またはハウジング本体40のねじ山に施す(ステップ232)。その後、カバーシャーシ138をハウジングシャーシ50にねじ固定することにより、カバー136をハウジング本体40に係合させて、シール134が、カバー136とハウジング本体40との境界面に流体シールを設けるようにする(ステップ234)。
代替実施形態において、前述した方法が、明記しないさらなるステップを含むことができる点に注目すべきである。さらに、例えばカバー136の代わりにカバー42、44を使用することにより、特定のステップを省いてもよい。
本発明による工業プロセストランスミッタのいくつかの代替実施形態が可能である。図14は、組立中の工業プロセストランスミッタ20’の代替実施形態の分解斜視図であり、図15は、工業プロセストランスミッタ20’の斜視図である。図示した実施形態では、ハウジングシャーシ50’がネック48’と一体形成される。ネック48’およびハウジングシャーシ50’は、一体構造として共にアルミニウムからダイカストすることができる。他の点では、ハウジングシャーシ50’およびネック48’は、前記ハウジングシャーシ50およびネック48と同様である。
ハウジング外板52’を、算術平均表面粗さが約32Ra以下の、比較的平らなステンレス鋼板から形成し、ネック形状52Nをその上に形成することができる。ネック形状52Nは、ネック48’の形状に対応する形状を有する中央開口を持つ、全体が円筒形の構成とすることができる。引き抜き作業または任意の他の適切な技術により、ネック形状52Nを形成することができる。次に、ハウジング外板52’がハウジングシャーシ50’の周りに配置される。ネック48’は少なくとも部分的にネック形状52Nに挿入され、ネック形状52Nは全体としてネック48’を囲んで覆うようにする。ハウジング外板52’は、ハウジングシャーシ50’に巻き付けられ、ハウジング外板52’の両側の第1および第2の端部52X、52Yが互いに隣接して配置される。図15に示すように、溶接接合部300がハウジング外板52’の隣接する第1および第2の端部52X、52Y間に形成されて、気密シールを形成する。溶接接合部300は、タングステン不活性ガス(TIG)溶接、レーザ溶接、または任意の他の適切なプロセスにより形成することができる。ハウジング外板52’の両端部を丸めてリップ82’、84’を形成し、ネック形状52Nの遠位端を丸めてリップ302を形成する。各リップ82’、84’、302により、ハウジング外板52’をハウジングシャーシ50’に固定する。
図16は、工業プロセストランスミッタ20”の別の代替実施形態の横断面図である。図示した実施形態では、ハウジングシャーシ50”が設けられ、その周りにハウジング外板52”が配置される。ハウジングシャーシ50”およびハウジング外板52”は、前記ハウジングシャーシ50およびハウジング外板52と同様に構成することができる。ハウジングシャーシ50”の開口68”がねじ切りされ、全体が円筒形のネックシャーシ48”が開口68”にねじ係合される。ネックシャーシ48”を、アルミニウムまたは別の適切な材料から製造することができる。ネック外板400を、算術平均表面粗さが約32Ra以下のステンレス鋼板から製造することができ、ネック外板400はネックシャーシ48”の周りに配置される。ネック外板400とハウジング外板52”との間に溶接接合部402が形成されて、気密シールを形成する。溶接接合部402は、タングステン不活性ガス(TIG)溶接、レーザ溶接、または任意の他の適切なプロセスにより形成することができる。リップ404は、ネック外板400の遠位端に形成されて、ネック外板400をネックシャーシ48”に固定する役割をする。
本発明により多くの効果および利点が得られることが認識されるであろう。例えば、アルミニウムのような材料から製造された工業プロセストランスミッタシャーシを使用すると、比較的簡単で安価なダイカスト技術を使用することができ、シャーシ上の支持部材の構成によって必要とされる鋳造後の機械加工が比較的少なくてすむ。さらに、ステンレス鋼のような材料から製造された、シャーシを覆う外板を使用すると、腐食耐性と衛生用途性能が比較的良好となるとともに、工業プロセストランスミッタの全体的な質量を制限するのを促進する。本発明による工業プロセストランスミッタハウジングアセンブリの外板およびシャーシは、インベストメント鋳造や広範の機械加工により製造される固体ステンレス鋼ハウジングに関連する費用や複雑さを減らすのに役立つ。さらなる特徴および利点は、本開示を考慮すれば当業者には明らかであろう。
本発明について例示的な実施形態を参照して説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更を行うことができ、等価物をその要素の代わりに使用することができる点を当業者は理解するであろう。さらに、本発明の基本的な範囲を逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に合わせるために、多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての実施形態を含むことが意図される。

Claims (29)

  1. 略円筒形の本体部、前記本体部の第1の端部またはその付近に位置し、前記略円筒形の本体部から半径方向外側に延在する第1の周方向に延びる支持部材、前記本体部の、前記第1の端部と反対側の第2の端部またはその付近に位置し、前記略円筒形の本体部から半径方向外側に延在する第2の周方向に延びる支持部材を備えるとともに、第1の金属材料を含むハウジングシャーシと、
    前記第1の金属材料とは異なる第2の金属材料を含み、前記ハウジングシャーシに嵌合し、前記ハウジングシャーシの前記第1および第2の周方向に延びる支持部材の両方に物理的に接触し、前記第1および第2の周方向に延びる支持部材間で前記ハウジングシャーシから離間しているハウジング外板と、
    前記ハウジングシャーシにねじ係合されたカバーと、
    前記カバーと前記ハウジング外板との間にシール係合するOリングと、を有し、
    前記カバーが、前記第1の金属材料を含み、ねじ山、および前記ねじ山に隣接して位置する周方向に延びるカバー支持部材とを画定するカバーシャーシと、 ステンレス鋼を含み、前記カバーシャーシに嵌合するとともに前記カバーシャーシの周方向に延びるカバー支持部材に物理的に接触するカバー外板と、を備え、
    前記カバー外板が、前記周方向に延びるカバー支持部材に隣接する前記カバーシャーシに前記カバー外板を固定するための、丸められたリップを備えた工業プロセストランスミッタ装置。
  2. 前記ハウジング外板と前記ハウジングシャーシとの間にシール係合する少なくとも1つの追加のOリングをさらに備え、
    前記追加のOリングは、前記第1の周方向に延びる支持部材または前記第2の周方向に延びる支持部材のいずれかに形成されたシール凹部内に少なくとも部分的に配置された、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の金属材料がアルミニウムを含み、前記第2の金属材料がステンレス鋼を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ハウジング外板の外面の算術平均表面粗さが、約32Ra以下である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ハウジングシャーシが、
    第1の区画と第2の区画とを分離する内壁と、
    前記第1および第2の区画間の前記内壁を貫通する少なくとも1つの電気フィードスルーとをさらに備えた、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ハウジングシャーシの前記第1の区画に配置され、前記少なくとも1つの電気フィードスルーの少なくとも1つに作動的に接続された回路を備えた圧力センサと、
    前記第2の区画に配置され、前記1または複数の電気フィードスルーを介して前記圧力センサ回路に作動的に接続された付加回路であって、前記圧力センサからのデータを離れた位置に送信するように構成された付加回路と、をさらに備えた、請求項5に記載の装置。
  7. ねじ切りした電気接続導管と、
    前記ハウジング外板に対して反対向きの略円筒形の部分を有する前記ハウジング外板に当接して配置されたアダプタであって、前記電気接続導管の一部が、前記アダプタを貫通して前記ハウジング外板の開口に入るアダプタとをさらに備えた、請求項1に記載の装置。
  8. 前記アダプタと前記ハウジング外板との間に形成された第1の溶接接合部と、
    前記アダプタと前記電気接続導管との間に形成された第2の溶接接合部と、をさらに備えた、請求項7に記載の装置。
  9. 前記ハウジング外板の一部が、前記電気接続導管と前記ハウジングシャーシとの間のねじ山に係合する、請求項7に記載の装置。
  10. 前記ハウジングシャーシと一体形成され、前記第1の金属材料を含むネックをさらに備え、
    前記ハウジング外板が、一体のネック部と、第1および第2のハウジング外板部間の溶接接合部とをさらに備え、前記溶接接合部が前記ネック部と反対側に位置し、
    前記ネックが前記ハウジング外板の前記ネック部内に少なくとも部分的に配置され、前記ネック部の縁部が丸められて、前記ネック部を前記ネックに対して固定するためのネックリップを画定する、請求項1に記載の装置。
  11. 前記ハウジングシャーシに固定された、前記第1の金属材料を含むネックと、
    ステンレス鋼を含むネックスリーブであって、前記ネックが前記ネックスリーブ内に少なくとも部分的に配置され、前記ネックスリーブの縁部が丸められて、前記ネックスリーブを前記ネックに対して固定するためのネックリップを画定するネックスリーブと、
    前記ネックスリーブと前記ハウジング外板との間に形成された溶接接合部とをさらに備えた、請求項1に記載の装置。
  12. 前記ハウジング外板が、前記第1の周方向に延びる支持部材に隣接する前記ハウジングシャーシに前記ハウジング外板を固定するための、第1の丸められたリップと、前記第2の周方向に延びる支持部材に隣接する前記ハウジングシャーシに前記ハウジング外板を固定するための、第2の丸められたリップとを備えた、請求項1に記載の装置。
  13. 第1の金属材料からハウジングシャーシを鋳造するステップと、
    前記ハウジングシャーシの両端部の第1および第2の周方向に延びる外側部を機械加工するステップと、
    第2の金属材料を含むハウジング外板を設けるステップと、
    前記ハウジング外板を前記ハウジングシャーシに嵌合させるステップであって、前記ハウジング外板が、前記ハウジングシャーシの前記第1および第2の周方向に延びる外側部の両方に物理的に接触するステップと、
    前記ハウジング外板の両側縁部を丸めて、前記ハウジング外板を前記ハウジングシャーシに固定するためのリップを形成するステップとを含む、工業プロセストランスミッタの製造方法。
  14. 前記第1の金属材料がアルミニウムを含み、前記ハウジングシャーシがダイカストされる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ハウジング外板が略円筒形であり、前記ハウジング外板が、前記嵌合ステップ中に前記ハウジングシャーシ上を軸方向に摺動する、請求項13に記載の方法。
  16. 前記ハウジング外板を前記ハウジングシャーシに嵌合するステップが、焼嵌めを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記ハウジング外板に1または複数の開口を形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記ハウジング外板と導管との間に、少なくとも部分的にサドル状のアダプタを配置するステップと、
    前記導管を前記ハウジングシャーシにねじで取り付けるステップとをさらに含み、前記導管の一部が、前記アダプタおよび前記ハウジング外板の前記開口の1つを貫通する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記導管を前記ハウジングシャーシにねじで取り付けるステップにより前記導管と前記ハウジングシャーシとの間に形成されたねじ係合部に、前記ハウジング外板の一部を歪めて入れる、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ハウジング外板とネックとの間に、少なくとも部分的にサドル状のアダプタを配置するステップであって、前記ネックと前記アダプタがそれぞれステンレス鋼を含むステップと、
    前記ネックを前記ハウジングシャーシにねじで取り付けるステップであって、前記ネックの一部が、前記アダプタおよび前記ハウジング外板の前記開口の1つを貫通するステップと、
    前記アダプタを前記ハウジング外板に溶接するステップと、
    前記アダプタを前記ネックに溶接するステップとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  21. ネックを前記ハウジングシャーシにねじで取り付けるステップであって、前記ネックの一部が前記ハウジング外板の前記開口の1つを貫通するステップと、
    ステンレス鋼を含むネック外板を前記ネックの周りに配置するステップと、
    前記ネック外板を前記ハウジング外板に溶接するステップと、
    前記ネック外板の縁部を丸めて、前記ネック外板を前記ネックに対して固定するためのネック外板リップを形成するステップとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  22. ねじ切りされたカバーを設けるステップと、
    前記ハウジングシャーシにねじ山を形成するステップと、
    前記カバーと前記外板との間にシールを配置するステップと、
    前記ねじ切りされたカバーを前記ハウジングシャーシの前記ねじ山に係合させて、前記シールを、前記カバーと前記外板の前記リップの1つとの間にシール係合させるステップとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  23. 第1の金属材料からカバーシャーシを鋳造するステップと、
    ステンレス鋼から製造されたカバー外板を設けるステップと、
    前記カバー外板を前記カバーシャーシに嵌合するステップと、
    前記カバー外板の縁部を丸めて、前記カバー外板を前記シャーシに固定するステップと、
    前記カバーシャーシを前記ハウジングシャーシにねじ係合させるステップとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  24. 前記ハウジングシャーシが、略円筒形のシャーシ本体から延びる一体鋳造されたネックを備え、前記ハウジング外板を設けるステップが、
    実質的に平らなステンレス鋼板を設けるステップと、
    略円筒形のネック孔を、前記実質的に平らなステンレス鋼板の一部から引き抜くステップと、
    前記ハウジングシャーシの前記ネックを前記ネック孔内に配置するステップと、
    前記略円筒形のシャーシ本体の周りに、前記実質的に平らなステンレス鋼板を巻き付けるステップと、
    前記巻き付けたステンレス鋼板の端部同士を互いに溶接するステップとを含む、請求項13に記載の方法。
  25. アルミニウムを含むハウジングシャーシであって、略円筒形の本体部、および第1の区画と第2の区画とを分離する内壁を画定するハウジングシャーシと、
    ステンレス鋼を含むハウジング外板であって、前記ハウジングシャーシに嵌合し、前記ハウジングシャーシの少なくとも一部に物理的に接触し、第1の端部に隣接する前記ハウジングシャーシに前記ハウジング外板を固定するための、第1の丸められたリップ、および反対側の第2の端部に隣接する前記ハウジングシャーシに前記ハウジング外板を固定するための、第2の丸められたリップを備えたハウジング外板と、
    前記ハウジングシャーシにねじ係合されたカバーと、
    前記カバーと前記ハウジング外板との間にシール係合するOリングと、
    前記ハウジングシャーシの前記第1および第2の区画間の前記内壁を貫通する、少なくとも1つの電気フィードスルーと、
    前記ハウジングシャーシの前記第1の区画に配置され、前記少なくとも1つの電気フィードスルーの少なくとも1つに作動的に接続された回路を備えたセンサと、
    前記第2の区画に配置され、前記少なくとも1つの電気フィードスルーを介して前記センサ回路に作動的に接続された付加回路であって、センサデータを離れた位置に送信するように構成された付加回路と、を備えた工業プロセストランスミッタ装置。
  26. 前記カバーが、
    アルミニウムを含み、ねじ山、および前記ねじ山に隣接して位置する周方向に延びるカバー支持部材を画定するカバーシャーシと、
    ステンレス鋼を含み、前記カバーシャーシに嵌合するとともに前記カバーシャーシの周方向に延びるカバー支持部材に物理的に接触するカバー外板とを備え、
    前記カバー外板が、前記周方向に延びるカバー支持部材に隣接する前記カバーシャーシに前記カバー外板を固定するための、丸められたリップを備えた、請求項25に記載の装置。
  27. 前記ハウジングシャーシが、
    略円筒形の本体部と、
    前記ハウジングシャーシの前記本体部の第1の端部またはその付近に位置し、前記略円筒形の本体部から半径方向外側に延在する第1の周方向に延びる支持部材と、
    前記ハウジングシャーシの前記本体部の、前記第1の端部と反対側の第2の端部またはその付近に位置し、前記略円筒形の本体部から半径方向外側に延在する第2の周方向に延びる支持部材と、を備え、
    前記ハウジング外板が、前記ハウジングシャーシの前記第1および第2の周方向に延びる支持部材の両方に物理的に接触し、
    前記ハウジング外板が、少なくとも1つの周方向に延びる凹部で前記ハウジングシャーシから離間している、請求項25に記載の装置。
  28. 略円筒形の本体部、前記本体部の第1の端部またはその付近に位置するとともに前記略円筒形の本体部から半径方向外側に延びている第1の周方向に延びる支持部材、及び前記本体部の前記第1の端部と反対側の第2の端部またはその付近に位置するとともに前記略円筒形の本体部から半径方向外側に延びている第2の周方向に延びる支持部材を備えるとともに、第1の金属材料を含むハウジングシャーシと、
    前記第1の金属材料とは異なる第2の金属材料を含み、前記ハウジングシャーシに嵌合し、前記ハウジングシャーシの前記第1および第2の周方向に延びる支持部材の両方に物理的に接触し、前記ハウジングシャーシに固定され、前記ハウジングシャーシの少なくとも一部を覆うように構成されたハウジング外板と、
    前記ハウジング内に少なくとも部分的に配置されたセンサと、
    前記ハウジング内に位置し、前記センサに電気的に接続された電子機器アセンブリと、を備え、
    前記ハウジングシャーシは、
    前記第1の金属材料を含み、ねじ山、および前記ねじ山に隣接して位置する周方向に延びるカバー支持部材を画定するカバーシャーシと、
    ステンレス鋼を含み、前記カバーシャーシに嵌合するとともに前記カバーシャーシの周方向に延びるカバー支持部材に物理的に接触し、前記周方向に延びるカバー支持部材に隣接する前記カバーシャーシに対して固定するための丸められたリップを備えるカバー外板と、を有するカバーが係合され、
    前記ハウジング外板は、シール係合するOリングを介して前記カバーに接続している工業プロセストランスミッタ。
  29. 前記ハウジング外板が、算術平均表面粗さが約32Ra以下であるステンレス鋼を含む、請求項28に記載の工業プロセストランスミッタ。
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