JP5715728B1 - ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策方法およびこのための地域環境保全対策装置とムクドリ忌避具 - Google Patents

ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策方法およびこのための地域環境保全対策装置とムクドリ忌避具 Download PDF

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Abstract

【課題】判明した知見を活用することで、ムクドリを撃退、追い払い、ムクドリ撃退に頭を悩ましている現状の継続を解決する。【解決手段】樹木に取り付け可能に形成された、ムクドリ忌避剤との併用がなされた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具、および準備された、投光器による投光が、当該地域における樹木および人工的建造物の形態状態に対応して、当該地域に、ムクドリ忌避具の照射光を夕方から翌日にかけてムクドリがねぐらを形成した後に継続して照射し、投光器の投光を人工的建造物に向けて光照射する、継続した投光時間帯を組み合わせ形態でなされ、継続した投光時間帯を組み合わせ形態が、予め定めた日数に亘って実施される。【選択図】図2

Description

本発明は、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策方法およびこのための地域環境保全対策装置とムクドリ忌避具に関する。
光プロジェクターで木を照らしてムクドリを追い払うことが提案されている。ムクドリは、何百羽、何千羽が集団で街路樹等に木々に飛来して、ねぐらとする習性がある。市町村の当局にとって市内の著名文化財を汚し、市民に不快な思いをさせる社会問題であり、ムクドリのふん害それらの集団としての鳴き声は、付近の住民に取って大きな環境問題であり、当局ばかりでなく、市民、住民にとってムクドリ撃退に悩まされて続けているという現状がある。このため、光を嫌うムクドリの性質を利用して、投光器で夕暮れ時にねぐらとなるところを照射することが提案されている。また、爆竹を鳴らして音によるムクドリ撃退が提案されている。更には、小形ポンプによって放水することによるムクドリ撃退が提案されている。その際に、3日連続で夕暮れ時にねぐらにならぬように1時間前後音と光による撃退を実施することが提案されてきた。
特許文献1には、加震器および集音器を樹木と枝に据え付けることが記載されている。
特許文献2には、シート光を外部に投射する光投射手段を備えたムクドリ撃退装置が記載されている。
特許文献3には、照明機能を有する鳥獣忌避装置付きの外灯が記載されている。
特許公報4には、電球と回転反射板とを備えた鳥類飛来防止装置が記載されている。
特許文献5には、本願発明者等が考案して公開された動物忌避具が記載されている。この明細書では、従来のムクドリ忌避具として記載する。
特許文献6には、配電設備の近傍の営巣に関する営巣画像情報を取得することが記載されている。
特開2013−188195号公報 特開2009−153427号公報 特開2014−42482号公報 特開平6−284847号公報 特開2012−115202号公報 特開2011−204012号公報
特許文献1−6に記載されているように各種のムクドリ撃退装置、方法が提案されて来ていて、ムクドリ追い払いの効果が認められていることが報告されているが、対処方法が限定的であり、ムクドリは音、光等の驚かしにすぐに慣れ、それらの効果は一次的なものであり、恒久的にムクドリの撃退がなされる効果が得られておらず、ムクドリは、昼間は益鳥であるが、夜間に市町村の当局あるいは住民にとって市内の著名文化財を汚し、市民に不快な思いをさせるムクドリのふん害それらの集団としての鳴き声は大きな環境・社会問題であるムクドリ撃退に頭を悩ましている現状が継続している。ムクドリは、ねぐらとして市街地を好み、市街地にある樹木をねぐらとすることを好む。市街地の樹木の近くには多くの場合、電線、建物等の人工的建造物があって、フクロウ、ヘビ、いたち等の天敵から身を守るのに適切な環境にあるためといわれている。
本発明は、かかる点に鑑み市街地地域におけるムクドリの性質を深く観察することで、ムクドリを撃退、追い払いに判明した知見を活用し、もって市町村の当局あるいは住民にとって市内の著名文化財を汚し、市民に不快な思いをさせるムクドリのふん害それらの集団としての鳴き声は大きな環境・社会問題であるムクドリ撃退に頭を悩ましている現状の継続を解決することを目的とする。
課題を解決するために、本発明は、次のような方法および手段を提供する。
本発明は、従来のムクドリ撃退方法である、ムクドリが集団を形成する夕暮れ時にねぐらを形成しないように音、光あるいはその他の方法によってムクドリを撃退、追っ払うという手法ではなく、対策初日は、ムクドリにねぐらを形成させ、ねぐらから飛び立てなくなった夕暮を過ぎた以降に、光をムクドリに当て、その晩一日天敵に見据えられたと同等の環境を作り、この環境を数日続けることで、集団を形成するムクドリに特定地域には天敵がいると想定されるバリア環境を作り出すことを内容としている。バリア環境には、ムクドリ忌避剤を併用することが採用される。このことのために、
・バリア環境形成に、予め特定された市街地域全体に対策を施すものとし、この地域にある樹木並びに電線、建物等の人工的建造物を一体に対策し、未対策地・領域を作らない方法を採用すること
・対策は、天敵と同等の雰囲気を形成すると考えられる光照射を基本とすること
・ムクドリがねぐらを形成することを妨害することで撃退、追い払いを行うのではなく、対策初日はあえてねぐらを形成させておいて光照射させ、天敵に見据えられたと同等の恒久的恐怖感を与えること
・光照射時間は、恒久的恐怖感が与えるに必要十分な時間とすること、望ましくはムクドリ忌避剤を併用し、ムクドリ忌避剤による不快なねぐら環境を長時間形成すること
・集団に満遍なく光照射するために光照射を数日間実施すること
を内容とする。この対策に、従来からの手法を組み合わせることが出来るが。これらの手法の適用に際しては、ムクドリがねぐらを形成した後に効果が発揮されることになるようにすることが推奨される。
本発明は、市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、
当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、および該樹木に近接した電線、電柱および建物等の人工的建造物の形態状態が、当該地域の地図に関連してムクドリねぐら情報として取得され、
樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木および人工的建造物への光照射が当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木をねぐらとしたムクドリおよび人工建造物をねぐらの待機場所としたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されること
を特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法を提案する。ムクドリ忌避具に併用してムクドリ忌避剤が使用されるようにしてよい。以下に示す発明についても同様である。
本発明は、市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、
当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、およびムクドリのねぐらの待機場所を含むムクドリのねぐらを提供する人工的建造物の形態状態が、当該地域の地図に関連してムクドリねぐら情報として取得され、
樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木への光照射、および投光器による人工建造物への投光による光照射が組み合わされ、組み合わされた光照射が、樹木および人工的建造物からなる当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木をねぐらとしたムクドリおよび人工建造物をねぐらの待機場所としたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されること
を特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法を提案する。
本発明は、上述された市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
該実施されることで得られるムクドリねぐら防止数データが、端末の画像表示画面に、一方がY軸にして他方をX軸として画面表示され、およびムクドリバリア環境量データの大きさとクドリねぐら防止数データの大きさとによって定まる面積が画面表示されること
ことを特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法を提案する。
本発明は、上述されたムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法において、市町村内における複数の地域が、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これら複数の地域全体についてねぐら防止観測状態情報が画面表示されることを特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法を提案する。
本発明は、上述されたムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法において、ムクドリ忌避具が、透光性の単一容器内に太陽電池で形成された電源手段を有して太陽電池が上向けになるようにし、光照射が下向きになるようにして樹木に取り付けられ、太陽電池の電気がなくなるまでムクドリを照射続け、当該ムクドリ忌避具が取り付けられた樹木にナフタリンからなるムクドリ忌避具が取り付けられること
を特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法を提案する。
本発明は、上述されたムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられるムクドリ忌避具が、透光性の単一容器内に太陽電池で形成された電源手段が配設されて太陽電池が上向けになるようにし、光照射が下向きになるようにして樹木に取り付けられ、当該ムクドリ忌避具が、単一容器内に硫黄およびナフタリンからなるムクドリ忌避剤が配設されて構成されたことを特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられるムクドリ忌避具を提案する。
本発明は、市街地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられる画像表示装置であって、
ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む取得された地域情報が画面に表示され、
当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、および人工的建造物の形態状態が、地図に関連して取得されたムクドリねぐら情報が画面に表示され、
樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木への光照射、および人工的建造物へ光照射が、樹木および人工的建造物からなる当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木あるいは人工建造物をねぐらとしたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されたときに、取得された一括実施形態情報が画面に表示され、
当該一括実施されたことによるムクドリ撃退結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として取得されたときに、ムクドリのねぐら防止観測情報が画面に表示され、
市町村内における複数の地域が、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これら複数の地域全体についてねぐら防止観測状態情報が画面表示されること
を特徴とする画面表示装置を提案する。
本発明は、市街地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられる画像表示装置であって、
ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む取得された地域情報が画面に表示され、
当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、およびムクドリのねぐらの待機場所を含むムクドリのねぐらを提供する人工的建造物の形態状態が、地図に関連して取得されたムクドリねぐら情報が画面に表示され、
樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木への光照射、および投光器による人工的建造物への投光による光照射が組み合わされ、組み合わされた光照射が、樹木および人工的建造物からなる当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木あるいは人工建造物をねぐらとしたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されたときに、取得された一括実施形態情報が画面に表示され、
当該一括実施されたことによるムクドリ撃退結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として取得されたときに、ムクドリのねぐら防止観測情報が画面に表示され、
市町村内における複数の地域が、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これら複数の地域全体についてねぐら防止観測状態情報が画面表示されること
を特徴とする画面表示装置を提案する。
上述したような特徴のある方法、装置の採用によって、市町村の当局あるいは住民にとって市内の著名文化財を汚し、市民に不快な思いをさせるムクドリのふん害それらの集団としての鳴き声は大きな環境・社会問題であるムクドリ撃退に頭を悩ましている現状の継続を解決することができる。
本発明の実施例の概念を説明する図。 図1に示される概念を具現化した状態をブロックで示す図。 樹木(街路樹等)の環境を示す図。 電線等の環境を示す図。 2種類のムクドリ忌避具を示す図。 投光器61の概略構成を示す図。 ある都市における地域の地図および環境情報を含む地域情報を示す図。 ムクドリ忌避具の樹木への取り付け状態および投光器による投光状況を示す図。 同じ都市における他の地域の地図および環境情報を含む地域情報を示す図。 ムクドリ忌避具取り付け工程を示す図。 ムクドリ飛来最終報告書を示す図。 ムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策状況を面積で示す座標軸図。
本発明によれば、地図に関連したムクドリねぐら情報が取得され、
樹木に取り付け可能に形成される、電源手段および照射光を下方に向けて照射する光照射手段を備えたムクドリ忌避具、および人工的建造物に向けて光を投光する投光器が準備され、
取得された当該地域における樹木および人工的建造物の形態状態に対応して、決定された、ムクドリ忌避具の樹木に対する取り付け形態および人工的建造物に向けて光を投光する投光器の準備が形成され、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した光照射による光照射形態情報が取得され、
ムクドリ忌避具の樹木に対する取り付け・照射光の下方に向けての照射および人工的建造物に向けての投光器による投光によるムクドリ忌避実施が予め定めた日数に亘って同じ日に継続して実施され、実施された結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として取得される。
このムクドリ撃退、追い払い方法によれば、ムクドリ忌避具は、ひと晩中継続した光が樹木をねぐらとしたムクドリに照射され、不快な夜を過ごしたムクドリは、次の晩に再び同じところに舞い戻るような状態が形成されないことが観測された。不快な夜を過ごしたということは、フクロウ等の天敵に長い時間見つめられていたということに相当するものと想像することができる。この光照射に併用してムクドリ忌避剤を使用することで、より不快な環境を形成することが出来る。光照射には、投光器による強烈な光であることを要しないが、携帯タイプの電燈の光では天敵として弱すぎる。LED光が推奨される。もう一つ重要なことは、人工的建造物にねぐらを形成したムクドリに対しても投光器による投光による光照射が組み合わされたことである。このような組み合わせの下に、予め特定された地域全体としてムクドリ撃退、追い払いがなされたということが数日繰り返され、集団としてのムクドリについて、ひと晩中安眠できず、不快な夜を過ごしたという扱いがなされたことで、ムクドリは、次の晩から同じところに帰ってこないという性質を持つことが確認され、ねぐらを形成した後の光照射という光照射雰囲気が形成されることで、バリア環境が形成され、当該市街地域に再び飛来して来ないことが観測された。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例の概念を説明する図である。
図1において、本発明実施例のムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法は、市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策方法であり、地域情報1、ムクドリねぐら待機情報を含むムクドリねぐら情報2、投光形態情報3、地域および時間帯の組み合わせによる光照射の実施4、ムクドリねぐら防止観測情報5および報告書の作成6から構成される。
図2は、図1に示される概念を市街地域環境保全対策装置100として具現化した状態をブロックで示すもので、各種端末によって形成され得る。市街地域環境保全対策装置100は、外部装置101に各種の通信手段103を介して接続される。
市街地域環境保全対策装置100は、入力手段11、演算処理手段12、出力手段13、データベース14および画面表示手段15から構成され、画面表示手段15は、画面16を備える。これらの手段は、内部通信回路17によって接続され、情報の授受がなされる。
外部装置102は、画像21およびその他の情報22を生成して通信手段103を介して市街地域環境保全対策装置100に送信することができる。
画像21は、地域環境、樹木、人口建造物、ムクドリねぐら状況、ムクドリねぐら待機状況等についての画像情報から形成される。
その他の情報22としては、ムクドリ忌避具設置作業状況およびムクドリ集団形成記録についての情報がある。
市街地域環境保全対策装置100の演算処理手段12は、地域および時間帯の投光形態の形成31、実施情報の取得32、実施観測情報の取得33および報告書の作成についての処理を行う。地域および時間帯の投光形態の形成31は、地域情報、ムクドリねぐら情報およびムクドリねぐら待機情報および投光形態情報からなされる。投光形態情報は、ムクドリ忌避具および投光器についての投光形態についての情報から形成される。実施観測情報の取得33は、ムクドリねぐら防止観測情報からなる。ここで時間帯とは、ムクドリがねぐらを形成した後に、光照射を行う時間帯のことであり、時間帯には当該時間帯を含み、ムクドリがねぐらを形成した時間の前後を含めることができる。
データベース14には、市町村役場が管理する市街地域地図、地域内樹木、地域内人工的建造物、ムクドリ忌避具仕様、投光器仕様、報告書ファイル仕様が格納されている。
このような構成において、ムクドリの飛来、ねぐらによる鳥害防止対策の市街地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得される。予め取得された地域情報が採用されてもよい。
また、当該地域における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、およびムクドリのねぐらあるいはねぐらの待機場所を提供する電線、電柱および建物等の人工的建造物の形態状態が、地図に関連したムクドリねぐら情報およびムクドリねぐら待機情報として取得される。このように、本実施例で人工的建造物と記載された時に、樹木に近接された電線、電柱および建物等を指す。人工的建造物は、市街地に多く存在し、それ自体は夜通し明るくされ、人工的建造物付近は、ムクドリの天敵を寄せ付けない構造、機能を持ち、樹木をねぐらとする時に樹木に近在してねぐらあるいはねぐら待機物として快適な環境を提供している。
これまでの観察で、ムクドリは、周りは明るいが、樹木の木陰や光の届かない電線等の人工建造物をねぐらとすることはよく知られているところである。このような木陰あるいは人工建造物の周辺は光で明るいところであり、このような場所が好まれ、ねぐらとなっている。このような場所の特徴として、樹木に隣接して電線等の人工建造物があることが多い。よって、ムクドリ対策は、樹木に飛来してねぐらとしたムクドリに加えて、樹木に隣接する人工建造物でねぐらとしているムクドリをも組み合わせて、地域として対策すること望ましいことが分かる。多くの場合に、許可なく人工的建造物にムクドリ忌避具を付着して取り付けることは許されない。このために、人工的建造物をねぐらとするムクドリに対しては、付着することを必要としない投光器による投光手段、方法が補助的な手法として採用される。この投光器による投光になる光照射によるムクドリ対策には、従来から提案されて来た投光器による投光手段、方法が採用可能である。
樹木に取り付け可能に形成され、準備された、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具、および投光器による光照射が、当該地域における樹木および人工的建造物の形態状態に対応して、ムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日の朝方にかけて寝ているムクドリに向けて照射し、投光器の投光になる光照射を人工的建造物に向けて光を照射する地域および投光時間帯組み合わせ形態が形成され、実行される。
すなわち、樹木に取り付け可能に形成され、準備された、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具、および投光器による光照射が、当該地域における樹木および人工的建造物の形態状態に対応して、当該地域に、ムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日の朝方にかけて継続して照射し、投光器の投光を人工的建造物に向けて光照射する、継続した投光時間帯を組み合わせ形態でなされ、継続した投光時間帯を組み合わせ形態が、予め定めた日数に亘って実施される。
当該継続した投光時間帯を組み合わせ形態が、予め定めた日数に亘って実施されたことによるムクドリ撃退結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として取得される。当該継続した投光時間帯を組み合わせた形態は、ムクドリ忌避具による連夜の光照射と投光器による光照射とを組み合わせることで形成される。投光器による光照射は、補助的なものであるが、市街地域全体に亘る対策のために重要な機能を提供する。光照射は、夕方から朝方まで連続しての照射である必要はなく、ムクドリがねぐらを形成した後の2乃至3時間もあれば十分である。1時間であってもよい。小規模の太陽電池になる光の強さであっても1乃至3時間で十分にムクドリに天敵としての恐怖が与えられるものと想像される。光照射に電源として太陽電池を用いる場合には、本実施例のムクドリ忌避具でもって太陽電池の電気がなくなるまでの数時間照射すれことで十分に効果が認められた。ムクドリの待機に対する投光は、例えば30分光照射すれば十分であり、5,6分の間隔で繰り返して投光することで十分に効果が認められた。投光は、光が拡散せず、上方に向けて一点に集中させることが出来る投光器が採用されることが推奨される。これによって住民に影響することがないようにすることができる。
本実施例は、ムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法が特定された市街地域全体についておよび時間帯組み合わせ形態で実行されることに一つの特徴がある。ムクドリ対策は、ムクドリに一次的に強い光を照射すること、あるいは大きな音で驚かすことの手法では解決しない。この手法を数日繰り返しても解決しない。このような手法は、一次的にムクドリを驚かせることができるが、ムクドリの集団は、慣れてしまい、次の日にも同じ地域内の樹木をねぐらにすることが観測され、ムクドリを恒久的に追い払うことができないことが観測された。発明者らの観察によれば、樹木をねぐらとして形成後飛び立つことのないムクドリに対してある程度の時間光照射、光投光してその晩に光が当てられたという恐怖感を体験させることが重要である。光照射の場合、ムクドリ忌避具の照射光を下方に向けて、飛び立つことのできないムクドリに当て続け、継続照射することが、重要な意味を持つことが解明された。初日におけるムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日の朝方にかけて継続照射することによっては、ムクドリはすでにその樹木をねぐらにしているための退散することができない。初日におけるムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日の朝方にかけて継続照射したことは、ムクドリを不快にさせ、その日安眠させずにおかず、二日目からはムクドリの集団が照射対象のその地域の樹木に、さらには人工建造物に飛来することがないことが観測された。二日に飛来するムクドリがいても二日目も同じに光照射することで三日にはムクドリは再び舞い戻ることがなく、同市街地域に二度と舞い戻ることがなかった。確実さを確保するために3日続けて光照射することで、ムクドリが当該地域から恒久的に追い払うことが出来ることが観測された。極めて単純な手法であるがムクドリの追い払い手法として抜群の効果があることが解明された。夕方から翌日の朝方にかけて、ムクドリがねぐらで眠りについてから継続照射することのために、ムクドリ忌避具の電源としては、太陽電池を用いた電源が推奨される。太陽電池で昼間の電気を蓄電しておいて夜間に自動的に放電させるようにすると省エネになる。このような機能を持つム照射装置が市販されている。このようなムクドリ忌避具が採用されると、コストを抑えてムクドリねぐら対策を行うことでできる。そして、この手法によれば、ムクドリは集団性にあるムクドリに対して、一定地域に多数集まり、集団でねぐらを形成することに対して、特定された地域に対して安価に対策を行うことができることになる。当該地域における樹木および人工的建造物の形態状態に対応して、ムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日の朝方にかけて寝ているムクドリに継続照射し、投光器の投光を当該日の内に人工的建造物に向けて光を投光する地域および時間帯組み合わせ形態で実行することで、市街地域としての対策がなされ、夕方から翌日の朝方にかけての光照射および数日に亘る夕方から翌日にかけての照射という光照射の組み合わせでもって、集団形成のムクドリに対して寝込み照射という特異な照射がなされ、このような扱いを受けたムクドリは当該地域を再びねぐらとすることがないことが観測された。
そして、ムクドリ忌避具による、予め設定された投光形態による光の照射および投光器による人工的建造物に向けての光照射によるムクドリ忌避実施が予め定めた日数に亘って実施された結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として取得される。
取得された各情報は、画面表示手段15の画面16に表示することができる。すなわち、取得された、地域情報、ムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木およびムクドリのねぐらあるいはねぐらの待機場所を提供する人工的建造物の形態状態情報に関連したムクドリねぐら情報、ムクドリ忌避具の樹木に対する取り付け形態および人工的建造物に向けて光を投光器による投光形態および当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報が、端末の画像表示画面に一連のムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策情報として表示される。
画面表示装置15の画面16には、ムクドリの飛来、ねぐらによる鳥害防止対策の市街地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得されたときに、取得された地域情報が画面に表示され、
当該地域における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木およびムクドリのねぐらあるいはねぐらの待機場所を提供する人工的建造物の形態状態が、地図に関連したムクドリねぐら情報として取得されたときに、取得された地図に関連したムクドリねぐら情報が画面に表示され、
樹木に取り付け可能に形成され、準備された、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具、および投光器による投光が、当該地域における樹木および人工的建造物の形態状態に対応して、当該地域に、ムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日にかけて、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続して照射し、投光器の投光を人工的建造物に向けて光を投光する、継続した投光時間帯を組み合わせ形態でなされ、継続した投光時間帯を組み合わせ形態が、予め定めた日数に亘って実施されて取得されたときに、取得された形態状態が画面に表示され、
当該継続した投光時間帯を組み合わせ形態が、予め定めた日数に亘って実施されたことによるムクドリ撃退結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として取得されたときに、取得された当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報が画面に表示される。夕方から翌日にかけてとは、当日の夕方から翌日の朝方の所定の時間帯であることを意味し、夕方から朝方全時間に亘ってということではない。
市町村内における複数の市街地域を、ムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策要地域として画面表示される。
図3は、樹木(街路樹等)の環境を示す。これまでの観察で、ムクドリは、樹木の木陰は暗い環境を好む性質を持っており、ねぐらとすることを好むことはよく知られているところである。このような木陰の周辺は市街の光で明るいところであり、天敵からの安全のためにこのような場所が好まれ、ねぐらとなっている。
図4は、電線等の環境を示す。市街地域では、樹木に隣接して人工的建造物があり、このような建造物は、ムクドリのねぐらの待機所として好まれる。
図5は、2種類のムクドリ忌避具を示す。図5(a)は、本実施例になる照射光を発するムクドリ忌避具41を示す。図5(b)は、従来タイプの忌避剤を収納したムクドリ忌避具42を示す。
図5(a)において、ムクドリ忌避具41は、プラスチック製で透光性のある、キャップ43と、このキャップの内部の頂上直下に形成された嵌め込み部44と、この嵌め込み部44に押圧することで嵌め込まれる内筒45と、内筒内に配設される光照射装置46および取り付け具47とか構成される。キャップ43は、円筒状をなし、上面が閉鎖され、下方に次第に拡大され、下端が開放された形状をなす。このようにキャップ43がスカート状の広がり筒部を有するのは、ムクドリ忌避具41を樹木に取り付けた時に、降雨対策になるようにするためであり、スカート状の筒部43Aを形成しておくことが望ましいことによる。光照射装置46は、ソーラー電池48および電球49から形成され、スイッチあるいは光センサーの始動によって照射作動されるように構成される。このような形態の光照射装置は、安く市販されている。
図5(b)は、従来タイプの忌避剤を収納したムクドリ忌避具42であり、ムクドリ忌避剤が使用される。ムクドリ忌避具42は、キャップ51、キャップ51内に取り付け部53によって取り付けられた忌避剤収納容器52およびムクドリ忌避剤54から構成される。ムクドリ忌避剤54には、硫黄が使用される。硫黄にナフタリンを混合して使用するようにしてもよい。硫黄、ナフタリンとも市販の物を使用することができる。硫黄、ナフタリンは昇華性があり、昇華ガスを発生し、発生した臭いガスは、図に示すように外部へと流出して、ムクドリ忌避剤として作用することになる。
これらのムクドリ忌避具は、ムクドリがねぐらを形成した後に作動させるようにする。光照射を用いたムクドリ忌避具との併用によって、ムクドリは、その晩、安眠、安心することができず、次の日に当該地に近づかない。
図6は、投光器61の概略構成を示す。本実施例の場合、投光器61は、一種のムクドリ忌避具をなす。したがって、ここではムクドリ忌避具といった場合に、投光器を含んで使用し、図5に示すムクドリ忌避具と投光器とを区別する時には双方の名称を用いて区別するものとする。
投光器として、例えばLED投光器が採用される。投光器61は、基台62、光照射筒63、モータMH、MV、回転軸64、モータ収容箱65、支脚66、他の回転軸67から構成され、投光方向は制御装置(図示せず)によって制御され、基台62が車輪78を備えることで、移動型の投光器とされる。LED投光器の場合に、光照射筒63は、安全性確保のために大人70の背丈以上の高さ位置に設置されたものが選択される。LED投光は、電線のような構造物について一点一直線移動状に投光するのに便利である。
図7は、ある都市における、ムクドリの飛来し、ねぐら化によるムクドリ鳥害の防止対策の地域がA区間として予め特定されることで取得された当該地域の地図および環境情報を含む地域情報を示している。表示された地図において、中央道の両側には、それぞれ15本の樹木がある観察され、左右に2対の電線50が記録される。ムクドリの飛来、ねぐらによる鳥害防止対策の地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、当該地域における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、およびムクドリのねぐらの待機場所を提供する人工的建造物の形態状態が取得される。このような情報から、地図に関連したムクドリねぐら情報が取得される。ムクドリねぐら情報には、ムクドリねぐら待機情報が含まれる。取得された各種の情報は、画面表示装置15に記録される。
図5に示すムクドリ忌避具41,42および図6に示す投光器61が準備される。
樹木に取り付け可能に形成され、準備された、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具、および投光器の配置計画が策定される。A区間には、光照射型のムクドリ忌避具(光照射手段を備えたムクドリ忌避具)41および硫黄+ナフタリン型のムクドリ忌避具42が配設させることになったことを示している。総計90個使用され、光照射型のムクドリ忌避具41および硫黄+ナフタリン型のムクドリ忌避具42はそれぞれ半々とされた。
図8は、光照射型のムクドリ忌避具の設置状況および投光器の設置状況を示し、図8(a)は、ムクドリ忌避具41および硫黄+ナフタリン型のムクドリ忌避具42の樹木への取り付け状態を示し、図8(b)は、電線50上にとまるムクドリに対して光投光している状態を示す。図8(a)、図8(b)に示される形態は、市街地域の状態に対応して変わる。
図7に示す図において、左右の街路樹について同時に対策をする必要はない。いずれか一方について対策を行って他方側の街路樹に追い詰め、最終的に下端のルーム館あるいは居酒屋付近に追い込んでおいて、地域全体の対策を完了させることができる。
図9は、同じ都市における、ムクドリの飛来し、ねぐら化による鳥害の防止対策の地域がB区間として予め特定されることで取得された当該地域の地図および環境情報を含む地域情報を示している。表示された地図において、表町通りの両側には、それぞれ35本の樹木、電線50が観察され、記録される。ムクドリの飛来、ねぐらによるムクドリ鳥害防止対策の地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、当該地域における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、およびムクドリのねぐらの待機場所を提供する人工的建造物の形態状態が取得される。このような情報から、地図に関連したムクドリねぐら情報およびムクドリねぐら待機情報が取得される。取得された各種の情報は、画面表示装置15に記録される。図7において説明したと同様にして、左右側、ビル地区等の対策地に対応して2種のムクドリ忌避具設置計画が策定される。図7、図9の図面において2種類のムクドリ忌避具を使用する例について説明したが、光照射手段を備えたムクドリ忌避具の1種類であってもよい。
このように、市町村内における複数の市街地域が、ムクドリによるムクドリ鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これらの地域についてねぐら防止観測状態情報が表示されることを特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策方法が形成される。他の区間についても、A区間、B区間と同様にして作成される。
図10は、ムクドリ忌避具取り付け工程を示す。
図10において、・ステップ1で次に示す調査がなされる。
(1)バリア環境が設定された市街地域のおけるムクドリ集結地域の特定調査
(2)ムクドリねぐら待機を含むムクドリねぐら形態調査
(3)ムクドリ忌避具の選定、取り付け数、投光器の選定
(4)風向き、気流等の調査
・ステップ2で、取付け場所の確定がなされる。
地域全体に亘る樹木への取り付け位置、取付け数の決定、投光器操作方法の決定がなされる。
・ステップ3で、取り付け作業・投光器種類の選定・投光器操作方法の決定がなされる。
高所作業者・作業員数の決定、道路使用許可書の入手がなされる。
・ステップ4で、ムクドリがねぐらを形成した後の夜間におけるムクドリ撃退作業の実施がなされる。夜間には、ムクドリは静かになり、眠っている。ねぐら情報には、この静かになったことが含まれる。ムクドリのねぐら形成は、静かになったことで観測できる。
ムクドリ忌避具の取り付けとムクドリのねぐら形成後における光作動の開始がなされ、光の継続照射がなされる。
望ましくは同時に、投光器による断続的短期間投光による光照射がなされる。
・ステップ5で、監視と確認がなされる。
監視と撃退状況画像の取得による確認がなされる。これらの情報は、他の情報と共に電子情報化される。
・ステップ6で、報告書の作成がなされる。報告書も電子情報化される。
図11は、ムクドリ飛来最終報告書を示す。
当該報告書で、ムクドリ最終観察報告がなされる。考察および市街地域環境保全が書き加えられるようにしてもよい。
図12は、市街地域環境保全の状況を示す図である。画面に表示される。
図12において、市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法は、
ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、
当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、および該樹木に近接した電線、電柱および建物等の人工的建造物の形態状態が、当該地域の地図に関連してムクドリねぐら情報として取得され、
樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木および人工的建造物への光照射が当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木をねぐらとしたムクドリおよび人工建造物をねぐらの待機場所としたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施され、
該実施されることで得られるムクドリねぐら防止数データが、端末の画像表示画面に、一方がY軸にして他方をX軸として画面表示され、およびムクドリバリア環境量データの大きさとムクドリねぐら防止数データの大きさとによって定まる面積が画面表示されることで構成され得る。定まった面積は、ムクドリねぐら防止効果を表示するものとなって、経済効果をも表わすことになる。ムクドリバリア環境量データとしては、地域面積、これの組み合わせ、地域内の樹木数、樹木に近接して対策がなされる人工的建造物の数、作業の困難性、観光地・住宅地域・交通の要所等の環境状態についての情報がデータ化され、使用される。ムクドリねぐら防止数データは、事前の観察で掌握された当該地域における集団化したムクドリの大、中、小量状態を数相当数としたデータおよび対策実施後のムクドリ撃退状況指数から予め定めた手法によって定められるデータが求められて使用される。
図12は、ムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策状況を面積で示す座標軸図である。
図12には、X軸に、指数としてムクドリ環境量データ、Y軸に、指数としてムクドリねぐら防止数データを採った座標軸が示してあり、ムクドリ環境量データおよびムクドリねぐら防止数データから5つの面積が(1)〜(5)が表示してある。これらの表示は、事例であって多数の面積を表示可能である。これらの面積に対応して、例えば市町村役場からのムクドリ対策のための作業が公募され得ることになる。
本実施例によれば、初日におけるムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日にかけて継続照射することによっては、ムクドリはすでにその樹木をねぐらにしているための退散することがないが、初日におけるムクドリ忌避具の照射光を下方に向けてその日の夕方から翌日にかけて継続照射したことは、ムクドリを不快にさせ、その日安眠、安心させず、二日目からはムクドリの集団が照射対象のその地域の樹木に、さらには人工的建造物に飛来することがないことが観測された。極めて単純な手法であるがムクドリの追い払い手法として抜群の効果があることが解明された。
1…地域情報、2…ムクドリねぐら待機情報を含むムクドリねぐら情報、3…投光形態情報、4…地域および継続時間帯の組み合わせによる光照射の実施、5…ムクドリねぐら防止観測情報、6…報告書の作成、11…入力手段、12…演算処理手段、13…出力手段、14…データベース、15…画面表示手段、16…画面、41,42…ムクドリ忌避具、50…電線、61…投光器、100…市街地域環境保全対策装置、102…外部装置。

Claims (8)

  1. 市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
    ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、
    当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、および該樹木に近接した電線、電柱および建物等の人工的建造物の形態状態が、当該地域の地図に関連してムクドリねぐら情報として取得され、
    樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木および人工的建造物への光照射が当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木をねぐらとしたムクドリおよび人工建造物をねぐらの待機場所としたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されること
    を特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法。
  2. 市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
    ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報が取得され、
    当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、およびムクドリのねぐらの待機場所を含むムクドリのねぐらを提供する人工的建造物の形態状態が、当該地域の地図に関連してムクドリねぐら情報として取得され、
    樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木への光照射、および投光器による人工建造物への投光による光照射が組み合わされ、組み合わされた光照射が、樹木および人工的建造物からなる当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木をねぐらとしたムクドリおよび人工建造物をねぐらの待機場所としたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されること
    を特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法。
  3. 請求項1または2に記載された市街地地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
    該実施されることで得られるムクドリねぐら防止数データが、端末の画像表示画面に、一方がY軸にして他方をX軸として画面表示され、およびムクドリバリア環境量データの大きさとクドリねぐら防止数データの大きさとによって定まる面積が画面表示されること
    特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載されたムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法において、市町村内における複数の地域が、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これら複数の地域全体についてねぐら防止観測状態情報が画面表示されることを特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載されたムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法において、ムクドリ忌避具が、透光性の単一容器内に太陽電池で形成された電源手段を有して太陽電池が上向けになるようにし、光照射が下向きになるようにして樹木に取り付けられ、太陽電池の電気がなくなるまでムクドリを照射続け、当該ムクドリ忌避具が取り付けられた樹木にナフタリンからなるムクドリ忌避具が取り付けられること
    を特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載されたムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられるムクドリ忌避具第一のムクドリ忌避具が透光性の単一容器内に太陽電池で形成された電源手段配設て太陽電池上向けになるように構成され、光照射が下向きになるようにして樹木に取り付けられ、第二のムクドリ忌避具が単一容器内に硫黄およびナフタリンからなるムクドリ忌避剤配設て構成されて、樹木に取り付けられることを特徴とするムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられる第一のムクドリ忌避具と第二のムクドリ忌避具とが組み合わされたムクドリ忌避具。
  7. 市街地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法に用いられる市街地域環境保全対策装置であって、
    ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報を取得する地域情報取得手段、
    当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、および人工的建造物の形態状態を、地図に関連したムクドリねぐら情報として取得するムクドリねぐら情報取得手段、
    樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木への光照射、および人工的建造物へ光照射が、樹木および人工的建造物からなる当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木あるいは人工建造物をねぐらとしたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されたときに、一括実施形態情報を取得する一括実施形態情報取得手段、
    当該一括実施されたことによるムクドリ撃退結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として、ムクドリのねぐら防止観測情報を取得するムクドリのねぐら防止観測情報取得手段、
    市町村内における複数の地域が、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これら複数の地域全体についてねぐら防止観測状態情報が画面表示される画面表示手段、を備えたこと
    を特徴とする市街地域環境保全対策装置。
  8. 市街地域におけるムクドリによる鳥害防止対策のための市街地域環境保全対策方法であって、
    地域情報取得手段が、ムクドリが飛来して、ねぐらとすることに対する鳥害防止対策の市街地地域が予め特定されることで当該地域の地図および環境情報を含む地域情報を取得し、
    ムクドリねぐら情報取得手段が、当該地域内における、環境情報としてのムクドリのねぐらを提供する街路樹などの樹木、および人工的建造物の形態状態を、地図に関連したムクドリねぐら情報データとして取得し、
    一括実施形態情報取得手段が、樹木に取り付けられた、電源手段および光照射手段を備えたムクドリ忌避具による樹木への光照射、および人工的建造物へ光照射が、樹木および人工的建造物からなる当該地域の全体のムクドリねぐら情報をカバーする形態で、当該地域にある樹木あるいは人工建造物をねぐらとしたムクドリに対して、その日の夕方から翌日にかけて継続した時間で、ムクドリがねぐらを形成した後に、継続した予め定めた日数に亘って実施されたときに、一括実施形態情報を取得し、
    ムクドリのねぐら防止観測情報取得手段が、当該一括実施されたことによるムクドリ撃退結果が、当該地域におけるムクドリのねぐら防止観測情報として、ムクドリのねぐら防止観測情報を取得し、
    画面表示手段が、市町村内における複数の地域が、ムクドリによる鳥害防止対策のための地域環境保全対策要地域として画面表示され、これら複数の地域全体についてねぐら防止観測状態情報を画面表示し、かつ
    X軸に指数としてとして地図に関連したムクドリねぐら情報データとしてのムクドリ環境量データ、Y軸に指数として当該一括実施されたことによるムクドリ撃退結果を示すムクドリねぐら防止数データを採った座標軸に、X軸Y軸指数からなる市街地域環境保全対策状況を面積で表示すること
    を特徴とする市街地域環境保全対策方法。
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