JP5713927B2 - 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法 - Google Patents

風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5713927B2
JP5713927B2 JP2012010024A JP2012010024A JP5713927B2 JP 5713927 B2 JP5713927 B2 JP 5713927B2 JP 2012010024 A JP2012010024 A JP 2012010024A JP 2012010024 A JP2012010024 A JP 2012010024A JP 5713927 B2 JP5713927 B2 JP 5713927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
command value
power
wind
output command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012010024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013150474A (ja
Inventor
強志 若狭
強志 若狭
明 八杉
明 八杉
芳克 井川
芳克 井川
丈博 名嘉
丈博 名嘉
篠田 尚信
尚信 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012010024A priority Critical patent/JP5713927B2/ja
Priority to PCT/JP2012/080341 priority patent/WO2013108484A1/ja
Priority to US13/752,888 priority patent/US8736094B2/en
Publication of JP2013150474A publication Critical patent/JP2013150474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5713927B2 publication Critical patent/JP5713927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/007Control circuits for doubly fed generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D7/00Controlling wind motors 
    • F03D7/02Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor
    • F03D7/028Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor controlling wind motor output power
    • F03D7/0284Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor controlling wind motor output power in relation to the state of the electric grid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/30Control parameters, e.g. input parameters
    • F05B2270/337Electrical grid status parameters, e.g. voltage, frequency or power demand
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2101/00Special adaptation of control arrangements for generators
    • H02P2101/15Special adaptation of control arrangements for generators for wind-driven turbines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wind Motors (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

本発明は、風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法に関するものである。
発電した電力を電力系統へ送電する風力発電装置は、電力品質の維持、電力系統の安定化のために、電力系統の周波数である系統周波数を一定に保つように発電出力を制御するPFR(Primary Frequency Control)が求められる。このため、風力発電装置は、系統周波数が上昇した場合、出力する有効電力を低減させなければならない。
表1は、系統周波数の変化に対する風力発電装置に対する要求(系統連系要求)の一例を示す表である。
Figure 0005713927
なお、表1の制限式に示されるように、発電出力の制限量は、実際の系統周波数と基準となる系統周波数(表1の例では50.2Hz)との差分に応じて決定される。
この系統連系要求を満たすことができないと、風力発電装置の電力系統への系統連系が認められない場合もある。
特許文献1には、系統周波数の上昇に応じて、発電機出力を低減させる風力発電装置の制御方法について記載されている。特許文献1に記載の制御方法は、系統周波数が上昇すると系統周波数を制御目標とし、系統周波数が低下するように風力発電装置の出力を低下させている。
米国特許第6891281号明細書
しかしながら、風力発電装置の発電出力を低減させることは、風力発電装置の所有者(売電事業者)にとっては、売電収入が低下するため、好ましくはない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、系統連系の要求を満たすと共に、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様の発電出力を得ることができる、風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第一態様に係る風力発電装置の制御装置は、電力系統に系統連系され、翼を有するロータの回転により発電機が発電する風力発電装置の制御装置であって、前記風力発電装置の発電出力を示す出力指令値を生成する出力指令値生成手段と、前記発電出力と前記発電機の回転数との関係に基づいて定められる少なくとも前記発電出力の上限値によって、前記出力指令値を制限する出力指令値制限手段と、前記電力系統の周波数である系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合に、前記出力指令値の上限値である第1制限値を系統周波数の上昇量に応じて生成する制限値生成手段と、前記出力指令値制限手段によって制限された前記出力指令値の上限を、前記制限値生成手段で生成された前記第1制限値で制限する第1上限制限手段と、を備える。
本構成によれば、風力発電装置は、電力系統に系統連系され、翼を有するロータの回転により発電機が発電する。
そして、風力発電装置の制御装置は、出力指令値生成手段によって風力発電装置の発電出力を示す出力指令値を生成する。そして、出力指令値は、出力指令値制限手段によって、発電出力と発電機の回転数との関係(所謂、パワーカーブ)に基づいて定められる少なくとも発電出力の上限値で制限される。パワーカーブは、発電機の回転数が発電出力に対して最も効率良く発電できる最適な値となっており、翼の特性等に基づいて予め決定されている。これにより、発電機の回転数を制御目標として、発電出力指令値が制限されることとなる。なお、出力指令値制限手段は、パワーカーブに基づいた発電出力の上限値及び下限値で出力指令値を制限してもよい。
系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合、制限値生成手段によって、出力指令値の上限値である第1制限値が系統周波数の上昇量に応じて生成される。そして、出力指令値制限手段で制限された出力指令値の上限が、第1上限制限手段によって第1制限値で制限される。
ここで、従来は、系統周波数が上昇すると系統周波数を制御目標とし、系統周波数が低下するように風力発電装置の出力を低下させていた。
一方、本構成は、系統周波数を低下させる場合でも、出力指令値は発電出力と発電機の回転数との関係に基づいた上限値及び下限値で予め制限されているので、従来のように系統周波数を制御目標とするのではなく、発電機の回転数が制御目標となる。
このように、本構成は、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様に、発電機の回転数を制御目標として風力発電装置を制御することとなるので、系統連系の要求を満たすと共に、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様の発電出力を得ることができる。
上記第一態様では、前記出力指令値制限手段によって制限された前記出力指令値の上限値を、任意に設定可能とされた第2制限値で制限する第2上限制限手段を備え、前記第1上限制限手段が、前記第2上限制限手段で制限された前記出力指令値の上限値を、前記第1制限値で制限することが好ましい。
本構成によれば、第1上限制限手段と第2上限制限手段によって出力指令値の上限値を制限することとなるので、系統周波数が上昇した場合に複数の補償制御(PFRとSFR)を簡易に行うことができる。
上記第一態様では、前記制限値生成手段が、系統周波数の上昇量に応じた前記発電出力の低減量を基準出力に乗算することで、前記第1制限値を生成することが好ましい。
基準出力とは、系統周波数の上昇に伴う発電出力の制限を行わなければ出力可能な発電出力のことであり、本構成は、簡易に適正な第1制限値を生成することができる。
上記第一態様では、前記基準出力が、系統周波数が上昇する前の前記発電出力、又は前記風力発電装置に対する風速に基づいた前記発電出力であることが好ましい。
系統周波数が上昇する前の発電出力は、過去の実績に応じた現在出力可能な電力であり、風速に基づいた発電出力は、時々刻々と変化する現在の風速に応じた現在出力可能な電力である。これにより、本構成は、第1制限値を正確に算出ができる。
上記第一態様では、前記第1上限制限手段によって前記出力指令値が制限されると前記風力発電装置が停止する場合、前記第1上限制限手段による前記出力指令値の制限を行わないことが好ましい。
出力指令値が制限されると、ロータは、風力発電装置の発電出力が低下することに伴って加速する。そして、ロータの回転数が所定の閾値に達すると風力発電装置の保護のため風力発電装置はトリップする。トリップ時に発電機は解列されるが、解列されるとそれまで電力系統へ供給されていた電力が供給されないこととなるので、電力系統に系統周波数の低下等の悪影響を及ぼす。また、風力発電装置は、一旦トリップすると再起動までに時間がかかる。また、風力発電装置本体及び電力系統との接続を遮断する遮断器等、各種機器の寿命の観点から頻繁に停止と再起動を繰り返すのは好ましくない。
このため、本構成は、第1上限制限手段によって出力指令値が制限されると風力発電装置が停止する場合、第1上限制限手段による出力指令値の制限を行わないので、風力発電装置の解列、停止と再起動の繰返しを防止できる。
本発明の第二態様に係る風力発電装置は、上記記載の制御装置を備える。
本発明の第三態様に係るウインドファームは、上記記載の風力発電装置を複数備える。
本発明の第四態様に係る風力発電装置の制御方法は、電力系統に系統連系され、翼を有するロータの回転により発電機が発電する風力発電装置の制御方法であって、前記風力発電装置の発電出力を示す出力指令値を生成する第1工程と、前記発電出力と前記発電機の回転数との関係に基づいて定められる少なくとも前記発電出力の上限値によって、前記出力指令値を制限する第2工程と、前記電力系統の周波数である系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合に、前記出力指令値の上限値である第1制限値を系統周波数の上昇量に応じて生成する第3工程と、前記第2工程によって制限された前記出力指令値の上限を、前記第1制限値で制限する第4工程と、を含む。
本発明によれば、系統連系の要求を満たすと共に、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様の発電出力を得ることができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る風力発電装置の外観図である。 本発明の第1実施形態に係る風力発電装置の電気的構成を示した模式図である。 本発明の第1実施形態に係るタービン制御器の発電出力指令値を生成する機能に関する機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る風力発電装置のパワーカーブと発電出力の制限値との関係を示したグラフである。 本発明の第1実施形態に係る系統周波数の変化と発電出力との関係を示したグラフであり、(A)は系統周波数が上昇したタイミングを示し、(B)は発電出力低減量の時間変化を示し、(C)は発電出力の時間変化を示している。 系統周波数が上昇した場合した後、発電出力指令値を制限することによって系統周波数を基準周波数に戻すまでの時間変化を示したグラフである。 本発明の第2実施形態に係るウインドファームの構成図である。 本発明の第2実施形態に係る選択処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る風力発電装置10の外観図である。
図1に示す風力発電装置10は、基礎12上に立設されるタワー(支柱)14と、タワー14の上端に設置されるナセル16と、略水平な軸線周りに回転可能にしてナセル16に設けられるロータ18とを有している。
ロータ18には、その回転軸線周りに放射状にして複数(本実施形態では、一例として3つ)の翼20が取り付けられている。これにより、ロータ18の回転軸線方向から翼20に当たった風の力が、ロータ18を回転軸線周りに回転させる動力に変換され、該動力が発電機によって電力に変換される。なお、翼20は、風向きに対して回動可能なようにロータ18に連結されており、翼20のピッチ角度が変化可能とされている。
図2は、第1実施形態に係る風力発電装置10の電気的構成を示した模式図である。
風力発電装置10は、ロータ18に接続された主軸30の回転数を増速する増速器32を介して動力が発電機34に伝達され、発電機34によって動力が電力に変換される。なお、発電機34は、例えば、巻線型誘導発電機であるが、同期発電機としてもよい。そして、風力発電装置10は、昇圧のための変圧器36を介して電力系統38に系統連系されており、電力を電力系統38へ供給する。
なお、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、電力系統38の周波数である系統周波数を一定に保つように発電出力を制御するPFRが求められる。
風力発電装置10は、ナセル16内に備えられているタービン制御器40によって制御される。タービン制御器40は、ロータ18の回転数の計測値(以下、「ロータ回転数計測値」という。)に基づいて、翼20のピッチ角を示した翼ピッチ角指令値を生成してピッチ角を変更するピッチアクチュエータ(不図示)へ出力する。
また、タービン制御器40は、ロータ回転数計測値及び系統周波数の計測値(以下、「系統周波数計測値」という。)に基づいて、風力発電装置10が出力させる有効電力及び無効電力の大きさを示した発電出力指令値を生成して、コンバータ制御器42へ出力する。
コンバータ制御器42は、入力された発電出力指令値に基づいて、風力発電装置10に備えられたコンバータ44を制御するための制御信号を生成する。コンバータ44は、コンバータ制御器42からの制御信号に基づいて、発電機34から電力系統38への発電出力を制御する。
図3は、タービン制御器40の発電出力指令値を生成する機能に関する機能ブロック図である。
タービン制御器40は、発電出力指令値生成部50によって、発電出力指令値を生成する。本第1実施形態に係る発電出力指令値生成部50は、ロータ回転数計測値とロータ18の回転数の指令値(以下、「ロータ回転数指令値」という。)との差分を減算部52で算出し、PI制御部54によった該差分に基づいたPI制御により発電出力指令値Pを生成する。なお、発電出力指令値生成部50は、ロータ18の回転数の替わりに発電機34の回転数に基づいて、発電出力指令値Pを生成してもよい。
発電出力指令値生成部50によって生成された発電出力指令値Pは、最適上下限制限部56に入力される。
最適上下限制限部56は、発電機34を効率良く回転させるために定められた発電出力の上限値及び下限値によって発電出力指令値Pを制限する(発電出力指令値P)。
これにより、風力発電装置10は、受ける風が弱くて発電出力を定格値にできない場合に、ロータ18の回転数を目標値に近づけると共に効率良く発電することができる。
さらに、コンバータ制御器42は、制限値生成部58を備える。制限値生成部58は、系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合に、発電出力指令値の上限値となる制限値(以下、「周波数依存上限値」という。)を系統周波数の上昇量に応じて生成する。
制限値生成部58は、系統周波数計測値と予め定められた系統周波数の基準値である系統周波数閾値との差分を減算部60で算出する。
減算部60からの出力が正の場合は系統周波数計測値が系統周波数閾値よりも上昇している場合であり、PFRを実施するタイミングである。この場合に制限値生成部58は、低減量算出部62によって、系統周波数の上昇量に応じた発電出力の低減量(以下、「発電出力低減量」という。)を差分に基づいて算出する。なお、本第1実施形態に係る低減量算出部62は、発電出力低減量を、一例としてpu単位系で算出する。
そして、制限値生成部58は、低減量算出部62で算出した発電出力低減量[p.u.]と基準となる1.0[p.u.]との差分を減算部64で算出し、算出結果に基準となる発電出力(以下、「基準出力」という。)[kW]を乗算部66で乗算する。この結果、系統周波数が基準値よりも上昇した場合における発電出力の上限値となる周波数依存上限値[kW]が算出される。
制限値生成部58によって生成された周波数依存上限値は、第1上限制限部68に入力される。
さらに、コンバータ制御器42は、最適上下限制限部56によって制限された発電出力指令値Pの上限値を、任意に設定可能とされた制限値(以下、「任意設定上限値」という。)で制限(発電出力指令値P)する第2上限制限部70を備える。
任意設定上限値は、例えば、電力系統38の運用者又は風力発電装置10の管理者によって適正な売電収入を得ることができるように設定される。
そして、第2上限制限部70によって制限された発電出力指令値Pは、第1上限制限部68によって周波数依存上限値で制限され(発電出力指令値P)、コンバータ制御器42へ出力される。
次に、本第1実施形態に係るタービン制御器40の作用を説明する。
図4は、風力発電装置10のパワーカーブと発電出力の制限値との関係を示したグラフである。パワーカーブは、発電出力と発電機34の回転数との関係を示した曲線であり、発電出力指令値をP、発電機34の回転数をω、係数をKoptとする下記(1)式で表わされる。パワーカーブは、発電機34の回転数が発電出力に対して最も効率良く発電できる最適な値となっており、翼20の特性等に基づいて予め決定されている。
P=Kopt×ω ・・・(1)
本第1実施形態に係るタービン制御器40は、発電出力指令値Pと(1)式に基づいて、最適な発電機34の回転数ωを算出し、算出した回転数ωとなるように翼20のピッチ角を変化させ、ロータ18の回転数、すなわち発電機34の回転数を制御する。
そして、発電出力指令値Pを制限する最適上下限制限部56は、回転数ωが予め設定された最小値ωminから中間値ωmedの間において、パワーカーブで示される発電出力を発電出力指令値Pの上限値とし、発電出力0[kW]を発電出力指令値Pの下限値とする。また、最適上下限制限部56は、回転数ωが予め設定された最小値ωmedから中間値ωmaxの間において、パワーカーブで示される発電出力を発電出力指令値Pの下限値とし、定格出力を発電出力指令値Pの上限値とする。そして、最適上下限制限部56は、発電出力指令値Pをパワーカーブに沿って変化するように制限している。すなわち、風力発電装置10は、発電機34の回転数を制御目標として制御されている。
そして、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合、系統周波数の上昇量に応じて発電出力指令値の上限値である周波数依存制限値を生成し、最適上下限制限部56で制限した発電出力指令値の上限を周波数依存制限値で制限する。
ここで、従来は、系統周波数が上昇すると系統周波数を制御目標とし、系統周波数が低下するように風力発電装置10の出力を低下させていた。
一方、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、系統周波数を低下させる場合でも、発電出力指令値は発電出力とパワーカーブに基づいた上限値及び下限値で制限されているので、従来のように系統周波数を制御目標とするのではなく、発電機34の回転数が制御目標となっている。
このように、本第1実施形態に係る風力発電装置10は、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様に、発電機34の回転数を制御目標として制御されるので、系統連系要求を満たすと共に、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様の発電出力を得ることができる。
また、タービン制御器40は、発電出力低減量に基準出力を乗算することで、周波数依存制限値を生成する。基準出力とは、系統周波数の上昇に伴う発電出力の制限を行わなければ出力可能な発電出力のことであり、上述した表1に示される「PM:現在出力可能な有効電力」と同義である。
このような算出方法によって、タービン制御器40は、簡易に適正な周波数依存制限値を生成することができる。
ここで、具体的な基準出力は、系統周波数が上昇する前の発電出力、又は風力発電装置10に対する風速に基づいた発電出力である。系統周波数が上昇する前の発電出力は、過去の実績に応じた現在出力可能な電力であり、風速に基づいた発電出力は、時々刻々と変化する現在の風速に応じた現在出力可能な電力である。これにより、タービン制御器40は、周波数依存制限値を正確に算出ができる。
これら基準出力について、図5を参照して説明する。
図5は、系統周波数の変化と発電出力との関係を示したグラフである。図5(A)は系統周波数が上昇したタイミングを示している。図5(B)は発電出力低減量の時間変化を示している。図5(C)は発電出力の時間変化を示しており、破線は、系統周波数の上昇に伴う発電出力の制限を行わなければ出力可能な発電出力を示しており、風速の影響を受けるので、時々刻々と変化している。
図5(B),(C)においてcase−1(実線)で表わされる発電出力低減量又は発電出力は、基準出力を系統周波数が上昇する前の発電出力(発電出力指令値P)とした場合である。一方、図5(B),(C)においてcase−2(一点鎖線)で表わされる発電出力低減量又は発電出力は、基準出力を風力発電装置10に対する風速に基づいた発電出力とした場合である。
基準出力を系統周波数が上昇する前の発電出力とする場合は、系統周波数が上昇する前の発電出力を検知し、記憶するだけでよいので簡易な構成でよい。一方、基準出力を風力発電装置10に対する風速に基づいた発電出力とする場合は、時々刻々と変化する風速を検知し、検知した風速に基づいて発電出力を算出しなければならないので、構成が複雑となるが、基準出力としてより正確である。
また、本第1実施形態に係るタービン制御器40は、発電出力指令値を最適上下限制限部56で制限した後に、第2上限制限部70によって任意設定上限値で制限し、更に発電出力指令値を第1上限制限部68によって周波数依存制限値で制限する。
ここで、図6は、系統周波数が上昇した場合した後、発電出力指令値を制限することによって系統周波数を基準周波数に戻すまでの時間変化を示したグラフの一例である。
図6に示される場合は、上昇した系統周波数が、所定の系統周波数(図6の例では50.5Hz)に戻るまで、発電出力低減量がより大きいPFRによって短時間(例えば数十秒)で低下される。そして、上記所定の系統周波数以下では、徐々に時間をかけて(例えば30分)、基準周波数(図6の例では50.0Hz)に戻されるSFR(Secondary Frequency Response)が実施される。このように、PFRとSFRとでは、周波数変動の周期が異なる。
本第1実施形態に係るタービン制御器40では、第1上限制限部68がPFRに対応し、第2上限制限部70がSFRに対応することとなる。SFRを行う場合の方がPFRを行う場合よりも基準周波数に対する系統周波数の上昇量は小さいため、任意設定上限値は、周波数依存制限値よりも高く設定されることとなる。
また、制限値生成部58における系統周波数閾値は、PFRを行う必要が生じる系統周波数の値(図6の例では50.5Hz)とされる。すなわち、第1上限制限部68は、系統周波数が系統周波数閾値を超えて上昇した場合に機能する。一方、第2上限制限部70は、例えば、系統周波数が系統周波数閾値と基準周波数との間の周波数となり、かつ電力系統の運用者がSFRの実行が必要であると判断してSFRの実行の指示信号がタービン制御器40に入力された場合に機能する。
このように、本第1実施形態に係るタービン制御器40は、第1上限制限部68及び第2上限制限部70を備えるので、系統周波数が上昇した場合に周期の異なる周波数変動に対して、各々異なる補償制御(PFRとSFR)を簡易に行うことができる。
以上説明したように、本第1実施形態に係る風力発電装置10のタービン制御器40は、発電出力指令値を生成する発電出力指令値生成部50と、パワーカーブに基づいて定められる発電出力の上限値及び下限値によって、発電出力指令値を制限する最適上下限制限部56を備える。さらに、タービン制御器40は、系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合に、発電出力指令値の上限値である周波数依存制限値を系統周波数の上昇量に応じて生成する制限値生成部58と、最適上下限制限部56によって制限された発電出力指令値の上限を、周波数依存制限値で制限する第1上限制限部68を備える。
従って、タービン制御器40は、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様に、発電機34の回転数を制御目標として風力発電装置10を制御することとなるので、系統連系の要求を満たすと共に、系統周波数が上昇しても系統周波数が上昇していない場合と同様の発電出力を得ることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
図7は、本第2実施形態に係るウインドファーム80の全体構成を示した図である。
ウインドファーム80は、複数の風力発電装置10、及び風力発電装置10の運転状態(風向、風速、ロータ18の回転数、発電出力、及び翼20のピッチ角等)を示す風車運転状態情報を各風力発電装置10から受信し、各風力発電装置10に対して制御信号等を送信するウインドファーム制御装置82を備える。
ウインドファーム制御装置82は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。
本第2実施形態に係る風力発電装置10の構成は、図1〜3に示す第1実施形態に係る風力発電装置10の構成と同様であるので説明を省略する。
ここで、発電出力指令値が制限されると、ロータ18は、風力発電装置10の発電出力が低下することに伴って加速する。そして、ロータ18の回転数が所定の閾値に達すると風力発電装置10の保護のため風力発電装置10は停止(トリップ)する。トリップ時に発電機34は解列されるが、解列されるとそれまで電力系統38へ供給されていた電力が供給されないこととなるので、電力系統38に系統周波数の低下等の悪影響を及ぼす。また、風力発電装置10は、一旦トリップすると再起動までに時間がかかる。また、風力発電装置10本体及び電力系統38との接続を遮断する遮断器等、各種機器の寿命の観点から頻繁に停止と再起動を繰り返すのは好ましくない。
このため、本第2実施形態に係る風力発電装置10は、第1上限制限部68によって発電出力指令値が制限されると風力発電装置10がトリップする場合、第1上限制限部68による発電出力指令値の制限を行わない。すなわち、PFRが実施されるとロータ18の回転数が所定の閾値に達する場合には、PFRは実施されない。これにより、風力発電装置10の解列、停止と再起動の繰返しを防止できる。
本第2実施形態では、ウインドファーム制御装置82がPFR実施しない風力発電装置10を選択する選択処理を行う。
図8は、選択処理を行う場合に、ウインドファーム制御装置82によって実行されるプログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムはウインドファーム制御装置82が備える記憶媒体の所定領域に予め記憶されている。
ステップ100では、ウインドファーム80を構成する各風力発電装置10から風車運転状態情報を取得する。
次のステップ102では、風力発電装置10の挙動を記述する計算モデル(例えば運動方程式、状態方程式、ルックアップテーブル等)に入力し、PFRを実施した場合に風力発電装置10がトリップする確率(以下、「トリップ確率」という。)を各風力発電装置10毎に算出する。なお、計算モデルは、予めウインドファーム制御装置82が備える記憶媒体に記憶されている。
下記表2は、各風力発電装置10毎のトリップ確率の算出結果を示した表である。
Figure 0005713927
次のステップ104では、ステップ102で算出した各風力発電装置10のトリップ確率に基づいて、PFRを実施しない風力発電装置10を選択する。例えば、トリップ確率が所定値以上の風力発電装置10が、PFRを実施しない風力発電装置10として選択される。一例として上記所定値を80%以上とすると、表2の例では、No.2,6,7の風力発電装置10が、PFRを実施しない風力発電装置10として選択される。
また、トリップ確率の高い上位所定割合の風力発電装置10が、PFRを実施しない風力発電装置10として選択されてもよい。
次のステップ106では、所定時間(例えば10分)が経過するまで待ち状態となり、所定時間経過後にステップ100へ戻り、風車運転状態情報の取得、トリップ確率の算出、PFRを実施しない風力発電装置10の選択を繰り返し行う。これにより、予期せず生じるPFRの実施に対応可能となる。
なお、トリップ確率の算出はウインドファーム制御装置82ではなく、風力発電装置10毎に設けられているタービン制御器40、又は他の計算機で実行されてもよく。PFRを実施しない風力発電装置10の選択もタービン制御器40、又は他の計算機で実行されてもよい。
また、ウインドファーム制御装置82は、トリップ確率の替わりに、風力発電装置10をトリップさせる回転数に至るまでの、ロータ18の回転数の裕度を算出する形態としてもよい。この形態の場合、ロータ18の回転数の裕度が低い風力発電装置10は、PFRを実施しないこととなる。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態では、タービン制御器40が、第1上限制限部68及び第2上限制限部70を備える形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、タービン制御器40が、第1上限制限部68を備えるものの第2上限制限部70を備えない形態としてもよい。この形態の場合、発電出力指令値は、最適上下限制限部56で制限された後に、第2上限制限部70によって任意設定上限値で制限さることなく、第1上限制限部68によって周波数依存制限値で制限されることとなる。
10 風力発電装置
18 ロータ
20 翼
34 発電機
40 タービン制御器
50 発電出力指令値生成部
56 最適上下限制限部
58 制限値生成部
68 第1上限制限部
70 第2上限制限部

Claims (8)

  1. 電力系統に系統連系され、翼を有するロータの回転により発電機が発電する風力発電装置の制御装置であって、
    前記風力発電装置の発電出力を示す出力指令値を生成する出力指令値生成手段と、
    前記発電出力と前記発電機の回転数との関係に基づいて定められる少なくとも前記発電出力の上限値によって、前記出力指令値を制限する出力指令値制限手段と、
    前記電力系統の周波数である系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合に、前記出力指令値の上限値である第1制限値を系統周波数の上昇量に応じて生成する制限値生成手段と、
    前記出力指令値制限手段によって制限された前記出力指令値の上限を、前記制限値生成手段で生成された前記第1制限値で制限する第1上限制限手段と、
    を備えた風力発電装置の制御装置。
  2. 前記出力指令値制限手段によって制限された前記出力指令値の上限値を、任意に設定可能とされた第2制限値で制限する第2上限制限手段を備え、
    前記第1上限制限手段は、前記第2上限制限手段で制限された前記出力指令値の上限値を、前記第1制限値で制限する請求項1記載の風力発電装置の制御装置。
  3. 前記制限値生成手段は、系統周波数の上昇量に応じた前記発電出力の低減量を基準出力に乗算することで、前記第1制限値を生成する請求項1又は請求項2記載の風力発電装置の制御装置。
  4. 前記基準出力は、系統周波数が上昇する前の前記発電出力、又は前記風力発電装置に対する風速に基づいた前記発電出力である請求項3記載の風力発電装置の制御装置。
  5. 前記第1上限制限手段によって前記出力指令値が制限されると前記風力発電装置が停止する場合、前記第1上限制限手段による前記出力指令値の制限を行わない請求項1から請求項4の何れか1項記載の風力発電装置の制御装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項記載の制御装置を備えた風力発電装置。
  7. 請求項6記載の風力発電装置を複数備えたウインドファーム。
  8. 電力系統に系統連系され、翼を有するロータの回転により発電機が発電する風力発電装置の制御方法であって、
    前記風力発電装置の発電出力を示す出力指令値を生成する第1工程と、
    前記発電出力と前記発電機の回転数との関係に基づいて定められる少なくとも前記発電出力の上限値によって、前記出力指令値を制限する第2工程と、
    前記電力系統の周波数である系統周波数が予め定められた基準周波数よりも上昇した場合に、前記出力指令値の上限値である第1制限値を系統周波数の上昇量に応じて生成する第3工程と、
    前記第2工程によって制限された前記出力指令値の上限を、前記第1制限値で制限する第4工程と、
    を含む風力発電装置の制御方法。
JP2012010024A 2012-01-20 2012-01-20 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法 Active JP5713927B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012010024A JP5713927B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法
PCT/JP2012/080341 WO2013108484A1 (ja) 2012-01-20 2012-11-22 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法
US13/752,888 US8736094B2 (en) 2012-01-20 2013-01-29 Wind-turbine-generator control system, wind turbine generator, wind farm, and wind-turbine-generator control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012010024A JP5713927B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013150474A JP2013150474A (ja) 2013-08-01
JP5713927B2 true JP5713927B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=48798921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012010024A Active JP5713927B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5713927B2 (ja)
WO (1) WO2013108484A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108923707A (zh) * 2018-08-10 2018-11-30 广东工业大学 双馈电机系统的控制方法、系统、装置及可读存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10022974C2 (de) * 2000-05-11 2003-10-23 Aloys Wobben Verfahren zum Betreiben einer Windenergieanlage sowie Windenergieanlage
JP4386068B2 (ja) * 2006-12-18 2009-12-16 株式会社日立製作所 風力発電装置,風力発電装置の制御方法,制御装置
JP4604111B2 (ja) * 2008-06-12 2010-12-22 株式会社日立製作所 風力発電装置および風力発電装置群
JP5550283B2 (ja) * 2009-08-06 2014-07-16 三菱重工業株式会社 風力発電装置、風力発電装置の制御方法、風力発電システム及び風力発電システムの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013150474A (ja) 2013-08-01
WO2013108484A1 (ja) 2013-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lee et al. Releasable kinetic energy-based inertial control of a DFIG wind power plant
US8736094B2 (en) Wind-turbine-generator control system, wind turbine generator, wind farm, and wind-turbine-generator control method
US9341163B2 (en) Wind-turbine-generator control apparatus, wind turbine generator system, and wind-turbine-generator control method
EP2360375B1 (en) Method for operating a power dissipating unit in a wind turbine
JP5237454B2 (ja) 風力発電装置およびその制御方法
JP5156029B2 (ja) 風力発電装置及びその制御方法
KR101450147B1 (ko) 풍력발전기의 관성제어 방법
Engelken et al. Inertial response with improved variable recovery behaviour provided by type 4 WTs
JP5579176B2 (ja) 風力発電設備及び風力発電設備の制御方法
JP6007343B2 (ja) 風力発電機の出力制御方法
JP5216167B1 (ja) 風車の出力制御装置及び出力制御方法
TWI543492B (zh) 用於藉由風力發電設備或風力發電場將電能饋送至電力供應電網之方法及用於將電能饋送至電力供應電網之風力發電設備及風力發電場
EP2660464B1 (en) Control device for wind power generation device, wind power generation system, and control method for wind power generation device
JP5946810B2 (ja) 電力システム及びその運転方法、並びに電力システムの制御装置
EP3633847B1 (en) A method for handling sub-synchronous resonances
JP2017145733A (ja) 風力発電装置および風力発電装置の制御方法
EP2594786B1 (en) Method of operating a wind turbine
JPWO2013125044A1 (ja) 風車制御装置及びその方法並びに風力発電システム
JP5713927B2 (ja) 風力発電装置の制御装置、風力発電装置、ウインドファーム、及び風力発電装置の制御方法
JP5245017B1 (ja) 風力発電システム及びその制御方法
US20130221670A1 (en) Wind turbine generator system, control apparatus therefor, and control method therefor
JP2015090145A (ja) 風力発電装置、風力発電装置の変動抑制方法および風力発電装置の変動抑制プログラム
Li et al. An Adaptive Short-Term Frequency Stabilization Method for Doubly Fed Induction Generators Considering Power Margins
JP2022190741A (ja) 再生可能エネルギー発電システムおよび再生可能エネルギー発電システムの制御方法
JP2013181440A (ja) 風力発電システム、その制御装置、及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150310

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5713927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151