JP5700475B2 - 傘装置 - Google Patents

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Description

本発明は、傘装置に関するものであり、具体的には逆方向に開閉することができる傘装置に係るものである。
従来の技術に係る傘は、カバーを支えるいくつかの長骨により構成される。各長骨の中部に長骨と受け骨の接合部分のダボがあり、受け骨の一端はダボと連結され、受け骨の他端は竿を上下にスライドするスライド部材と連結される。しかし、折畳み傘にせよストレート傘にせよ、閉めるとき、スライド部材をハンドル(柄)の方向にスライドさせ、受け骨は長骨を引っ張り、長骨の自由端をハンドル方向に移動させ、傘を閉めることができる。それに対して、スライド部材を上に移動させ、傘を開けることができる。
しかし、上記のような傘を閉めるとき、長骨の露先は使用者に向かって移動させるので、使用者に不便をもたらす。たとえば、使用者は雨天で自動車など比較的小さい空間に入るときや、比較的小さい出入り口を介して部屋に入るときは、まず自動車に入り、その後、腕を伸ばして自動車の外で傘を閉め、車内に置く。すなわち、使用者が完全に車内に入った後では、傘を閉めることができない。換言すれば、使用者は、傘を閉めるために体の一部を外に露出させなければならず、傘を閉じるときは使用者は必ず雨に濡らさられ、使用者にとって不便である。
雨天で混雑している公共の場所(たとえば地下鉄、バスの中)で、上記のような傘を持っているとき、カバーに付いた水によって、使用者と近くの人は濡らされてしまうことがある。使用者と近くの人にとって不便なこととなる。
なお、本発明に関連する技術として、下記の特許文献1が挙げられる。
特開2000−037217号公報
しかし、上記のような傘を閉めるとき、長骨の露先は使用者に向かって移動させるので、使用者に不便をもたらす。たとえば、使用者は雨天で自動車など比較的小さい空間に入るときや、比較的小さい出入り口を介して部屋に入るときは、まず自動車に入り、その後、腕を伸ばして自動車の外で傘を閉め、車内に置く。すなわち、使用者が完全に車内に入った後では、傘を閉めることができない。換言すれば、使用者は、傘を閉めるために体の一部を外に露出させなければならず、傘を閉じるときは使用者は必ず雨に濡らさられ、使用者にとって不便である。
雨天で混雑している公共の場所(たとえば地下鉄、バスの中)で、上記のような傘を持っているとき、カバーに付いた水によって、使用者と近くの人は濡らされてしまうことがある。使用者と近くの人にとって不便なこととなる。
以上のような事情に鑑み、本発明は、逆方向に開閉することができる傘装置を提供することを目的とする。
本発明の傘装置は、竿と、前記竿の頂端に固定されるキャップと、自由に前記竿に沿って自由にスライド可能な第1スライド部材と、前記竿に設置され、前記竿に沿って前記第1スライド部材と前記キャップとの間で自由にスライド可能であり、前記第1スライド部材と接続及び分離可能な第2スライド部材と、傘装置を開いたとき、前記傘装置の傘の表面に形成されるカバーと、一端が前記第2スライド部材に接続され、他端が前記カバーの縁に接続され、傘を開けたとき前記カバーを支える長骨と、一端が前記第1スライド部材に接続され、他端が前記長骨に接続され、前記長骨を移動させる受け骨とを具備し、前記傘装置を閉めるとき、前記第1スライド部材を前記第2スライド部材の方向に移動させて前記第2スライド部材と接続し、前記受け骨の他端は前記長骨の他端を前記傘装置の上方に移動させ、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーは、逆方向に前記傘装置の上方に収束し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記傘装置のハンドル端に移動させることによって、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーが逆方向に傘の竿に収束する。
上述のように、傘装置を閉めるとき、まず第1スライド部材を第2スライド部材の方向に移動させ、受け骨は長骨をキャップの方に移動させ、逆方向に閉める。第1スライド部材と第2スライド部材とを接続し、それらを一体に傘装置のハンドル端に移動させる。傘の骨は竿の周りに収束する。これにより、使用者は自動車に入るときや小さい出入り口を介して部屋に入るときに、室内に入って傘装置を閉めることができる。逆方向に閉められた傘は、カバーの外表面を内側にするので、カバーに付着した水が使用者と近くの人を濡らすことはない。
本実施形態に係る前記傘装置を開けるとき、第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記竿の頂部に移動させた後分離させ、前記第2スライド部材が固定され、前記第1スライド部材を下に移動させて前記竿の中部に固定され、そして、前記受け骨は前記長骨の他端を前記傘装置の下方に移動させることで、前記傘装置が開く。
本実施形態によれば、傘装置を開けるとき、第1スライド部材と第2スライド部材とを一体に上に移動させ、竿の頂部でそれらを分離させることで、受け骨と長骨は、逆方向に閉めるときとは逆に、逆方向に開く。これにより、使用者は、車両から降りるときや出入り口を介して部屋から出るとき、室内で傘装置を持ちそれを開くことができる。
本実施形態に係る傘装置は、竿の頂部に定位プラグを有し、前記定位プラグは前記竿の外に出て、前記第2スライド部材を係止可能であり、前記第2スライド部材の内表面と外表面との間に定位プラグ係止溝が設けられ、前記定位プラグを係合させることで前記第2スライド部材を前記竿の頂部に固定する。
本実施形態によれば、竿の外に弾き出る定位プラグが第2スライド部材に設けられた定位プラグ係止溝と係合することで、第2スライド部材を竿の頂部に固定することができる。
本実施形態に係る傘装置は、竿の内部にバネを有し、前記バネは、前記定位プラグの下方に設けられれ、前記竿の外に出ることが可能であり、前記定位プラグは、前記第2スライド部材を係止させた後、前記バネは、前記第2スライド部材の下端に係合することで前記第2スライド部材を支える。
本実施形態によれば、竿の外に弾き出るバネは第2スライド部材の下端を支え、第2スライド部材を強く固定することができる。
本実施形態に係る傘装置は、前記第1スライド部材の底に底部定位部材を有し、前記底部定位部材は、前記竿の中部に設置される中部定位穴と係合することで、前記第1スライド部材を前記竿の中部に固定する。
本実施形態によれば、竿の中部定位穴に第1スライド部材を係合させることで、第1スライド部材を竿の中部に強く固定することができる。
本実施形態に係る傘装置は、前記第2スライド部材の下端に内部係止溝を有し、前記第1スライド部材の上端に内部接続部材を有し、前記内部接続部材と前記内部係止溝とが係合することで、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを接続する。
本実施形態によれば、第2スライド部材の内部係止溝に第1スライド部材の内部接続部材とを係合させることで、第1スライド部材と第2スライド部材とを一体に接続することができる。
本実施形態に係る傘装置では、前記第1スライド部材は、接続レバーと、接続鉤とを有し、前記接続レバーは、前記竿に沿って前記第1スライド部材の外表面に嵌め込まれ、その頂部は前記第1スライド部材の上端の外部まで伸出し、前記内部接続部材に垂直方向に設けられ、前記接続鉤は、前記接続レバーの頂部に設けられ、前記竿の方を向き、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを接続するとき、前記接続鉤は前記定位プラグ係止溝と係合し、前記定位プラグを前記竿内に圧入し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とは一体に移動可能となる。
本実施形態によれば、第1スライド部材の接続レバーに設けられた接続鉤と、第2スライド部材の定位プラグ係止溝とを係合させ、接続鉤は定位プラグ係止溝内に係合した定位プラグを竿内に圧入することができる。そして、第1スライド部材と第2スライド部材とが一体に接続されると同時に、第2スライド部材と竿との固定が解除され、第1スライド部材と第2スライド部材とは一体に下にスライド可能となる。
本実施形態に係る傘装置は、前記竿の下部に下部定位穴を有し、前記下部定位穴は前記第1スライド部材の底部定位部材と係合することで、前記第1スライド部材を前記竿の底部に固定する。
本実施形態によれば、竿の下部定位穴と第1スライド部材とが係合し、一体にスライドした第2スライド部材も竿の底部に固定される。
本実施形態に係る傘装置は、前記第1スライド部材の内表面と外表面との間に弾性体を有し、前記弾性体の上端は前記内部接続部材と接続され、前記弾性体の外表面の両側に押しボタンを有し、前記押しボタンは前記第1スライド部材の外部まで出ており、前記弾性体の外表面に半円部を有し、前記半円部は前記第1スライド部材の前記接続レバーに接触可能であり、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを分離するとき、前記押しボタンが押されると、前記弾性体が変形することで、前記内部接続部材は前記第2スライド部材の前記内部係止溝から脱離し、前記半円部は前記接続レバーを突き起こし、前記接続鉤が前記第2スライド部材の定位プラグ係止溝から脱離する。
本実施形態によれば、第1スライド部材の内部に弾性体を有する。弾性体に内部接続部材と、押しボタンと、半円部とが設けられる。押しボタンを押すと、変形した弾性体は内部接続部材と半円部を移動させ、第1スライド部材と第2スライド部材との接続を解除することができる。そして、長骨と受け骨はキャップの上に逆方向に収束されるとき、第1スライド部材は第2スライド部材から分離し、受け骨は長骨の自由端を傘の下方に移動させ、傘装置を開ける。
本実施形態に係る傘装置では、前記定位プラグは弾性部材を介して前記竿の内部の定位穴内に設けられる。
本実施形態によれば、定位プラグは弾性部材を介して定位穴内に固定される。定位プラグが竿内に圧入され、スライド部材の移動の妨げを免れるだけでなく、竿の外部に弾き出て第2スライド部材に係合することもできる。
本実施形態に係る傘装置では、前記第2スライド部材は接続溝を有し、前記定位プラグ係止溝は前記第2スライド部材の外表面から内表面に切り込まれた溝状に形成され、前記第2スライド部材の上下端部に開口が設けられ、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを接続するとき、前記接続レバーの第1スライド部材の上端の外部に伸出する部分は前記接続溝内に収納される。
本実施形態によれば、接続レバーは第1スライド部材の外表面に嵌入され、その頂部は第1スライド部材の上端の外部に伸出する。したがって、第1スライド部材と第2スライド部材とを接続するとき、第2スライド部材の溝形状の接続溝は接続レバーを収納し、接続レバーを連接溝に沿わせて、これにより、定位プラグ係止溝に連接鉤を確実に係合させることができる。
本実施形態に係る傘装置では、前記第2スライド部材の前記接続溝の内部は、定位プラグ圧入面と、係止凸台とを有し、前記定位プラグ圧入面は、前記第2スライド部材の上端面と前記定位プラグ係止溝との間に形成され、前記第2スライド部材を前記竿の上方に移動させるとき、前記定位プラグを前記竿内に圧入し、前記係止凸台は、前記第2スライド部材の下端面と定位プラグ係止溝との間に形成され、前記定位プラグは、前記竿内から弾性作用により外へ出、前記係止凸台と前記定位プラグ圧入面とに係合し、前記第2スライド部材の移動を制限する。
本実施形態によれば、接続溝の内部は、定位プラグ圧入面と、定位プラグ係止溝と、係止凸台とを有する。第2スライド部材が上にスライドされるとき、定位プラグは定位プラグ圧入面によって、竿の内部に圧入され、その後、定位プラグ係止溝に弾き出る。定位プラグは定位プラグ圧入面と係止凸台との間で係止されることにより、第2スライド部材が竿に固定される。
本実施形態に係る傘装置では、前記定位プラグ圧入面は、前記竿に沿う上下方向の斜面である。
本実施形態によれば、定位プラグ圧入面は竿に沿う上下方向の斜面であるので、第2スライド部材を上に移動させるとき、定位プラグを竿内に圧入しやすい。
本実施形態に係る傘装置では、前記係止凸台は前記竿に沿う上下方向の斜面を有する。
本実施形態によれば、係止凸台は竿に沿う上下方向の斜面を有し、定位プラグを固定できるのみならず、第1スライド部材と第2スライド部材と接続するとき、接続レバーを突き起こすので、接続鉤は弾力を借りて定位プラグを竿の中に圧入することができる。
本実施形態に係る傘装置では、前記カバーは、前記長骨と前記受け骨との下に設置され、前記カバーの外縁は前記長骨の前記他端に固定され、その内縁は前記第1スライド部材に固定される。
本実施形態によれば、カバーは傘の骨の下に設置され、長骨はカバーを逆に移動させるとき、長骨の受ける力を減少させることができる。したがって、傘の骨を上に向かって逆に閉めることができる。
本実施形態に係る傘装置では、前記キャップは複数の収納溝を有し、前記収納溝が前記長骨を収納するとき、前記長骨は前記キャップに固定される。
本実施形態によれば、傘装置を逆に閉めるとき、複数の収納溝を介して長骨を収納することができる。傘の骨を竿の円周の方向に移動することを防止し、傘の寿命を延ばすことができる。
本実施形態に係る傘装置では、前記長骨の前記の他端は、前記カバーを接続するカバー接続溝を有し、前記カバー接続溝内に、前記カバーに接続される弾性部材が取り付けられる。
本実施形態によれば、長骨とカバーは弾性部材を介して接続されるので、長骨とカバーとの間の張力を減少することができる。そうすると、傘の骨とカバーの寿命を延長でき、傘の骨とカバーの材料の要求も低減される。
本実施形態に係る傘装置は、前記竿の下部にハンドルを有し、前記ハンドルは挟み機構を有し、前記挟み機構は、開閉可能な挟み部材と、固定部材とを有し、前記固定部材の一端は前記挟み部材の一方に接続され、前記挟み機構を開けるとき、前記挟み部材を開け、前記固定部材の動くことが可能な他端は前記挟み部材の他方に接して当該挟み部材の他方を押圧する。
本実施形態によれば、傘装置のハンドルは挟み機構を有する。挟み機構を開けるとき、固定部材は挟み部材に圧を受けて接触する。これにより、手すりなどの物体を挟み機構の中に入れ、傘を手すりに掛けることができる。
本実施形態に係る傘装置では、前記挟み機構は接続プラグを有し、前記接続プラグは前記挟み部材を回動可能に前記ハンドルに固定する。
本実施形態によれば、自由に回動する挟み部材は、接続プラグを介して、ハンドルに取り付けられる。
本実施形態に係る傘装置では、前記ハンドルはスライド溝を有し、スライド溝は軸方向に沿って前記ハンドルの外表面に設けられ、前記接続プラグは、前記スライド溝にスライド可能に係合する。
本実施形態によれば、接続プラグは、スライド溝に沿ってスライドすることにより、挟み機構をスライド溝に沿ってスライドさせる。
本実施形態に係る傘装置では、前記挟み機構の外表面に滑り止め部材を有する。
本実施形態によれば、挟み機構に滑り止め部材が設けられるので、傘装置を置きやすい。
実施形態に係る傘装置では、前記ハンドルは開閉器を有し、前記開閉器は、ハンドルの外表面に設置され、前記挟み機構を開くことが可能である。
本実施形態によれば、ハンドルの挟み機構に開閉器が設けられ、開閉器を押すことにより、挟み機構を非常に開けやすくすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る傘装置の開けた状態を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る傘装置のキャップの平面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る傘装置の長骨とカバーと接続する図である。 図4は、図3におけるC−C断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る傘装置の長骨の上向き図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る傘装置は開けた状態から閉めたときまでの一状態を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る傘装置は開けた状態から閉めたときまでの一状態を示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る傘装置は開けた状態から閉めたときまでの一状態を示す図である。 図9は、本発明の一実施形態に係る傘装置の開けた状態の部分を拡大する図である。 図10Aは、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材付近を左側から見た図である。図10Bは、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材を立体的に拡大する図である。 図11は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第1スライド部材付近を左側から見た拡大図である。 図12は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材と第1スライド部材と接続した状態を示す図である。 図13は、図12におけるA−A断面図である。 図14は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材と第1スライド部材が一体に下に移動することを示す図である。 図15は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材と第1スライド部材が一体に上に移動する一状態を示す図である。 図16は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材と第1スライド部材が一体に上に移動する一状態を示す図である。 図17は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材と第1スライド部材が一体に上に移動する一状態を示す図である。 図18は、図17におけるB−B断面図である。 図19は、本発明の一実施形態に係る傘装置の第2スライド部材と第1スライド部材を分離した状態を示す図である。 図20は、傘装置のハンドルの変形例を示す図である。 図21は、傘装置のハンドルの変形例をスライドする状態を示す図である。 図22は、傘装置のハンドルの変形例の挟み機構を左側から見た図である。 図23は、傘装置のハンドルの変形例の挟み機構の使い方を示す図である。 図24は、傘装置のハンドルの変形例の挟み機構の他の使い方を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[傘装置の全体的な構成]
まず、傘装置1の全体的な構成と主な部品を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る傘装置1が開いた状態を示す図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る傘装置1は、竿3と、竿3の頂端に設けられたキャップ2と、竿3の下端に設けられたハンドル6と、竿3に設けられた第1スライド部材11及び第2スライド部材12と、第2スライド部材12と接続する長骨4と、第1スライド部材11と接続する受け骨5と、カバー(傘布)7を有する。
この実施形態においては、例えば竿3は中空であり、頂端と下端のねじ山により、キャップ2とハンドル6とがそれぞれ接続される。竿3の下部には、第1スライド部材11を係止する下部定位穴37が設けられている。
図2は本発明の一実施形態に係る傘装置1のキャップ2の平面図である。
図2に示すように、キャップ2の外周は長骨4と同じ数量の収納溝81を有する。傘装置1を閉めるとき、収束した長骨4はそれぞれに収納溝81に収納される。そうすると、収束した長骨4が竿3の円周の方向に移動することを免れ、傘の寿命を延長することができ、閉めた傘装置1を持ちやすくなる。
図1に示すように、第1スライド部材11と第2スライド部材12は円筒の形でなり、中空の構成であり、竿3の外部に嵌められて竿3に沿ってスライドすることができる。第1スライド部材11の底部に、下部定位穴37と係合する定位部材35が設置される。
第2スライド部材12は第1スライド部材11の上方に設置され、キャップ2と第1スライド部材11との間に設置される。
いくつかの長骨4(例えば八個)の一端はドリフトピンにより、第2スライド部材12の上端と接続され、他端はカバー7の縁と接続される。傘装置1を開けるとき、長骨4はカバー7を支える。カバー7と接続される他端は下に向いて曲げられ、傘装置1を開けるとき、長骨4とカバー7との間の張力を減少することができる。
受け骨5の数は長骨4の数と同じである。受け骨5の一端はドリフトピンにより、第1スライド部材11の外表面と接続され、他端はドリフトピンにより長骨4と接続され、長骨4を支える(例えば、長骨4の中間の部位と接続される。)。
カバー7は長骨4と受け骨5との下に位置する。その外縁は長骨4の上記の他端に固定され、内縁は第1スライド部材11の中部に固定される。傘装置1を逆方向に閉めるとき、カバー7は長骨4と受け骨5とを包み、収束する。傘装置1を開けたとき、カバー7は雨や太陽の光などを遮る。
この実施形態においては、カバー7は長骨4と受け骨5との下に設置される。長骨4はカバー7を逆に移動させるとき、長骨4の受ける力を減少させることができる。したがって、カバー7は傘の骨が逆に移動する(逆に閉まる)ことを妨げない。
図1に示すように、この実施形態においては、傘装置1を開けたとき、第2スライド部材12は竿3の頂端、キャップ2の下に固定される。第1スライド部材11は定位部材35を竿3の中部定位穴36(図6参照)に嵌め込むことにより、竿3の中部に固定される。第1スライド部材11と接続するいくつかの受け骨5(図は二つだけ示す)はいくつかの長骨4(図は二つだけ示す)を支持し、長骨4はカバー7を支える。
[カバーと長骨とを接続する構成]
以下、図3から図5までを参照しながら、カバー7と長骨4とを接続する構成の一実施形態を説明する。図3は本発明の一実施形態に係る傘装置1の長骨4とカバー7とを接続することを示す図である。図4は図3におけるC−C断面図である。図5は本発明の一実施形態に係る傘装置1の長骨4の上向き図である。
図3に示すように、長骨4の端部にカバー7を接続するカバー接続溝82が設けられている。カバー接続溝82の中にカバー7の外縁を接続する弾性部材83(たとえばバネ)が設けられている。カバー接続溝82から延出された、弾性部材83の端部85が、ボールの形でなり、カバー7の外縁と接続され、カバー7が脱離することを防止する。
図4に示すように、長骨4の中に設けられたカバー接続溝82は矩形でなる。弾性部材83の一端はカバー接続溝82の外側の短辺に固定される。弾性部材83は、カバー接続溝82の中で、長骨4の外表面にあるスライド溝84(図5参照)に沿って前後に伸縮することができる。そうすると、長骨4とカバー7との間の力を緩和することができる。
図5に示すように、弾性部材83の固定されない端の端部85(ボールの形の部分)とスライド溝84との間にウェーハ87(図3参照)を設置することができる。カバー7の外縁と弾性部材83と接続する部分はウェーハ87と端部85との間にある。したがって、カバー7は弾性部材83から脱離することを防止できるだけではなく、カバー7の外縁がスライド溝84の内部に入ることも防止できる。
上記のように、この実施形態においては、傘装置1を逆方向に開閉するとき、長骨4はカバー7を移動させる過程中に、弾性部材83はカバー接続溝82の中で自由に伸縮することにより、長骨4とカバー7との間の力を減少することができる。これにより、長骨4またはカバー7が曲ったり折れたり断裂したりすることを防止できる。
この実施形態においては、長骨4が収束するとき、弾性部材83のある長骨4の一端を上に引くことによって、カバー7の一側は上方向に移動する。他側は第1スライド部材11の動きとともに上に移動する。したがって、傘装置1を開閉するとき、長骨4とカバー7の受ける力がかなり減少する。カバー7は長骨4の移動に与える影響を取り除くことができ、長骨とカバー7の寿命を延長でき、長骨とカバーの材料の要求も低減される。
[傘装置の動作過程]
以下、図6から図8までを参照しながら、傘装置1を逆に開閉する過程を説明する。
図6から図8までは本発明の一実施形態に係る傘装置1の開けた状態から閉めた状態までを示す図である。図6から図8までにおいて、傘装置1の動作過程の説明の便宜のため、カバー7等の部品を省略する。
図6から図8までに示すように、竿3に中部定位穴36を有し、この中部定位穴36は、第1スライド部材11の底部に設けられた底部定位部材35と係合することにより、第1スライド部材11を竿3の中部に固定する。
この実施形態においては、図6に示すように、逆に傘装置1を閉めるとき、まず竿3の中部定位穴36と第1スライド部材11の底部の底部定位部材35との係合を解除し、第1スライド部材11が竿3に沿って上に移動する。受け骨5の両端はそれぞれ第1スライド部材11と長骨4の中部と接続する。したがって、第1スライド部材11は竿3に沿って上に移動するとき、受け骨5は長骨4を動かし(長骨4の一端は第2スライド部材12と接続するので、固定される)、長骨4の他端を傘装置1の上に移動させる。普通の傘の移動と逆の方向に移動する。
その後、図7に示すように、第1スライド部材11は第2スライド部材12の位置に到達し、第2スライド部材12と接続する。そのとき、受け骨5は長骨4を動かし、逆方向にキャップ2の上方に収束させる。カバー7も上に収束する。第1スライド部材11と第2スライド部材12と接続すると同時に、第2スライド部材12と竿3との間の固定は解除される。そのとき、第1スライド部材11と第2スライド部材12と一体に竿3に沿って下のハンドル6の方向にスライドする。傘装置1の上に逆に収束した受け骨5、長骨4、カバー7も第1スライド部材11と第2スライド部材12と一体に下に移動する。
図8に示すように、第1スライド部材11と第2スライド部材12とは竿3に沿ってハンドル6の方向に竿3の底部までスライドする。受け骨5、長骨4、カバー7も一体に竿3の底部に移動する。そのとき、第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の底部の下部定位穴37と係合する。これにより、一体になる第1スライド部材11と第2スライド部材12は竿3の底部に固定される。このように、長骨4、受け骨5、カバー7も竿3の外側の周りに収束し、傘装置1は閉められる。閉められた傘装置1の長さを縮めると同時に、カバー7は、長骨4と受け骨5を外側で包む。そうすると、長骨4と受け骨5を保護することができ、カバー7の外表面(雨、太陽の光等を遮る面)は内部に入って裏返しになることにより、閉めた傘装置1のカバー7に付着した雨が使用者または他人に接して使用者が濡れることを防止できる。
傘装置1を逆方向に開ける過程は上記閉める過程と逆である。傘装置1を閉めた状態において、底部定位部材35と下部定位穴37との係合が解除され、第1スライド部材11と第2スライド部材12とは、一体に竿3に沿って傘装置1の頂端にスライドする。長骨4と受け骨5も同時に竿3の頂端に移動する。 第1スライド部材11と第2スライド部材12は竿3の頂端に着いて分離し、第1スライド部材11は下に移動した後、竿3に設けられた定位プラグ31とバネ34(図9参照)は竿3の外に出て、第2スライド部材12を竿3の頂端に固定する。第1スライド部材11は竿3に沿って下に移動するとき、第1スライド部材11と接続する受け骨5は、一端が第2スライド部材12に固定される長骨4を動かし、長骨4は収束状態から開いた状態に変わる。すなわち、長骨4の自由端は上を指す状態から下に移動し、カバー7は長骨4の移動と一体に開く。
第1スライド部材11は竿3の中部に着いたとき、第1スライド部材11の底部定位部材35は竿3の中部定位穴36と係合し、第1スライド部材11は竿3の中部に固定される。そのとき、受け骨5を介して動かされる長骨4の自由端は傘装置1の下に傾いて指す。カバー7は長骨4の移動と一体に受け骨5と長骨4との下に開く。
[傘装置の具体的な構成]
以下、図9から図14までを参照しながら、本発明の一実施形態に係る傘装置1の具体的な構成を説明する。
図9は本発明の一実施形態に係る傘装置1の開いた状態の部分を拡大する拡大図である。図10Aは本発明の一実施形態に係る傘装置1の第2スライド部材12付近を左側から見た断面図である。図10Bは本発明の一実施形態に係る傘装置1の第2スライド部材12を立体的に拡大する図である。図11は本発明の一実施形態に係る傘装置1の第1スライド部材11付近を左側から見た拡大図である。図12は本発明の一実施形態に係る傘装置1の第2スライド部材12と第1スライド部材11とが接続された状態を示す図である。図13は図12におけるA−A断面図である。図14は本発明の一実施形態に係る傘装置1の第2スライド部材12と第1スライド部材11が一体に下に移動することを示す図である。図9から図14までにおいて、便宜のため、カバー7と長骨4等の部品を省略する。
[竿の構成]
図9に示すように、竿3で第2スライド部材12がある位置に定位プラグ31とバネ34を有する。竿3は第1スライド部材11がある位置に中部定位穴36を有する。
定位プラグ31は竿3の頂部に設置され、竿3の半径方向に外に出ることができる。図10に示すように、竿3の頂部(キャップ2の下)にプラグ穴(定位穴)33が設けられている。プラグ穴33の中に弾性部材32(例えば、ばね)を有する。定位プラグ31は弾性部材32と接続され、プラグ穴33内に設置される。
図9と図10Aに示すように、この実施形態においては、二つのバネ34は定位プラグ31の下方で竿3の中に嵌め込まれ、竿3の半径方向に外に出ることができる。定位プラグ31は第2スライド部材12を止めた後、バネ34は第2スライド部材12の下端を支えて、強く固定することができる。二つのバネ34の底辺は一定角度で上向きに傾いている。一側から見た図によると、その形状は、斜辺が下に位置した直角台形の形である。第1スライド部材11は竿3に沿って上に移動し、第2スライド部材12と接続するとき、バネ34を竿3の内部に入れる。
[第2スライド部材の構成]
以下、図9、図10A、図10Bを参照しながら、第2スライド部材12の構成を説明する。
図9、図10A、図10Bに示すように、第2スライド部材12の内部に接続溝43と内部係止溝46が設けられている。第2スライド部材12の、定位プラグ31と対応する位置に、第2スライド部材12の上下方向に沿って、狭くて長い接続溝43が形成されている。第2スライド部材12の上下端面には、開口が設けられている。第2スライド部材12の外表面122と内表面121との間は第2スライド部材中空部123(図10A参照)となっている。接続溝43は、第2スライド部材12の外表面122から内表面121に向かって切り込まれ、第2スライド部材12の上下端面に開口が設けられた溝になる。図10Aに示すように、第2スライド部材12の竿3にある右の部分は接続溝43の内部空間である。第1スライド部材11と第2スライド部材12と接続するとき、接続溝43は、接続後述の接続レバー51の、第1スライド部材11の上端の外部に伸出した部分を収納する。
図10A、図10Bに示すように、接続溝43の内部は、傾斜して形成された、定位プラグを圧入する定位プラグ圧入面41aと、係止凸台42とを、上下方向に沿って順に有する。定位プラグ圧入面41aと係止凸台42との間に定位プラグを係止する定位プラグ係止溝40が形成されている。定位プラグ係止溝40は定位プラグ31に係合して第2スライド部材12を固定するのみならず、第1スライド部材11の後述の接続鉤52(図11参照)は、第1スライド部材11と第2スライド部材12とを係合することができる。
定位プラグ圧入面41aと竿3との間の空間は定位プラグ圧入溝41b(図10B参照)でなる。第2スライド部材12は上にスライドするとき、定位プラグ圧入面41aは定位プラグ31を竿3の内部に圧入する(図16参照)。
第2スライド部材12の内表面121に形成された係止凸台42は斜面を有する。定位プラグ係止溝40の一側から、第2スライド部材12の下端の一側まで係止凸台42の突起の高さがだんだん小さくなる。図10Aに示すように、係止凸台42と定位プラグ圧入面41aとによって、定位プラグ31が定位プラグ係止溝40で係止される。
第1スライド部材11が上方向にスライドして第2スライド部材12と接続するとき、係止凸台42は接続レバー51をすくい上げる。そして、接続鉤52が定位プラグ係止溝40に没入するとき(図12、図13参照)、接続鉤52は竿3から突出した定位プラグ31を竿3の内部に圧入する(図12、図13参照)。
図9、図10Aに示すように、内部係止溝46は第2スライド部材12の下端に形成され、第2スライド部材12の中に凹んで、第1スライド部材11の後述の内部接続部材54と係合できる凹溝である。
[第1スライド部材の構成]
以下、図9、図11、図12、図13を参照しながら、第1スライド部材11の構成を説明する。
図9、図11に示すように、第1スライド部材11は、接続レバー51、内部接続部材54、弾性体55、いくつかの長尺状支持部57、いくつかの長尺状接続部59、押しボタン58を有する。
図11に示すように、弾力材料から作られた接続レバー51は、竿3の方向に沿って、第1スライド部材11の表面に設置され、下部は第1スライド部材11に嵌め込まれ、第2スライド部材12の接続溝43に対して位置し(図9参照)、上部は第1スライド部材11の上端の外に伸出する。接続レバー51の頂部における竿3に向く一側には、接続鉤52が設置され(図11参照)、第2スライド部材12の定位プラグ係止溝40と係合する。接続レバー51の竿3に向く一側における接続鉤52の下の部分は、後述する半円部60と接する。第1スライド部材11と第2スライド部材12とが接続するとき、第1スライド部材11から伸出する接続レバー51は接続溝43の中に収納され、接続鉤52は定位プラグ係止溝40に係合する。
図9に示すように、第1スライド部材11の内部接続部材54は、第1スライド部材11の上端に設置され、図13に示すように接続レバー51の両側に位置するように設置される。内部接続部材54は後述の弾性体55と接続される。内部接続部材54は第2スライド部材12の内部係止溝46と係合することにより、第1スライド部材11と第2スライド部材12を接続することができる。
図11から図13まで示すように、例えば丸い形の弾性体55は第1スライド部材内表面111とその外表面112との間に設置される。弾性体55は力を受けて形を大きく変え、このとき、弾性体55の上端にある内部接続部材54も収縮される。
図9、図11に示すように、弾性体55の外表面の両側であって、例えば内部接続部材54の下に押しボタン58が設置される。
図13に示すように、一実施形態として、押しボタン58と内部接続部材54との数はそれぞれ二つである。押しボタン58は第1スライド部材の外表面に突出している。二つの押しボタン58を押せば、弾性体55が変形し、二つの内部接続部材54間の距離は縮小する。弾性体55の外表面の頂部に、接続レバー51の竿3に向く側と接する半円部60が設置される。押しボタン58を押し、弾性体55を変形させるとき、半円部60が外に移動して接続レバー51を突くことにより接続レバー51を起き上がらせる(図18参照)。
第1スライド部材内表面111と第1スライド部材外表面112との間は、いくつか(例えば、一層四つ、三層で12個)の長尺状支持部57により支えられる。これにより、中空の第1スライド部材11の変形を防止する。
いくつか(例えば、二つ)の長尺状接続部59の両端は、それぞれに第1スライド部材外表面112の内側と弾性体55と接続され、これにより弾性体55は第1スライド部材11の内部に固定される。
[第1スライド部材と第2スライド部材との接続]
以下、図12、図13、図14を参照しながら、本発明の一実施形態に係る傘装置1を逆に閉めるとき、第1スライド部材11と第2スライド部材12とを接続する過程を説明する。
図12に示すように、傘装置1を逆に閉めるとき、第1スライド部材11は、竿3の頂端に移動させられ、第2スライド部材12と接続する。第2スライド部材12の下に設けられた、第2スライド部材12の下端を支えるバネ34(図9参照)は第1スライド部材11により竿3内に圧入される。第1スライド部材11の上端にある内部接続部材54と第2スライド部材12の下端にある内部係止溝46(図9参照)とが係合する。第1スライド部材11の接続レバー51は同時に第2スライド部材12の接続溝43内に挿入される(図9、図10A、図10B参照)。接続鉤52は係止凸台42を通過するとき、接続レバー51と一体に突き起こされる。その後、接続鉤52が定位プラグ係止溝40の位置に到達したとき、上部において突き起こされた接続レバー51は自らの弾力により元の状態に戻る。そうすると、接続鉤52が定位プラグ係止溝40の中に没入するとき、定位プラグ係止溝40内にある定位プラグ31は竿3内に圧入される(図13参照)。因って、第1スライド部材11は第2スライド部材12と接続すると同時に、竿3からの第2スライド部材12の固定を解除することができ、第1スライド部材11と第2スライド部材12とを一体に竿3に沿って自由にスライドさせることができる。
図14に示すように、第1スライド部材11と第2スライド部材12とが一体に下にスライドした後、竿3に設置される定位プラグ31とバネ34とが竿3の外に弾き出る。第1スライド部材11と第2スライド部材12とは下に移動し、第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の底部の下部定位穴37とが接続され係合することにより、第1スライド部材11と第2スライド部材12を一体的に竿3の底部に固定させる。
[第1スライド部材と第2スライド部材との分離]
以下、図15から図19までを参照しながら、本発明の一実施形態に係る傘装置1を逆に開けるとき、第1スライド部材11と第2スライド部材12とを分離する過程を説明する。
図15から図17までは本発明の一実施形態に係る傘装置1の第2スライド部材12と第1スライド部材11を一体に上に移動する状態を示す図である。
図18は図17におけるB−B断面図である。
図19は本発明の一実施形態に係る傘装置1の第2スライド部材12と第1スライド部材11を分離した状態を示す図である。
図15から図19までにおいて、説明の便宜のため、第1スライド部材11と第2スライド部材12とそれらに関わる部品だけを示し、長骨4等の部品を省略する。
図15に示すように、傘装置1を開けるとき、まず第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の底部の下部定位穴37との係合を解除し、その後、第1スライド部材11と第2スライド部材12とは一体に上にスライドする。
図16に示すように、第1スライド部材11と第2スライド部材12とが一体に竿3の上にスライドするとき、第2スライド部材12は竿3の外に出ているバネ34を竿3内に圧入する。その後、定位プラグ圧入面41aは定位プラグ31を竿3の中に圧入する。
図17に示すように、第1スライド部材11と第2スライド部材12とが一体に竿3の上にスライドするとき、すなわち、定位プラグ係止溝40が定位プラグ31の位置に着いたとき、押しボタン58を押し、弾性体55を変形させ、そして第1スライド部材11の内部接続部材54は第2スライド部材12の内部係止溝46から脱離し、第1スライド部材11の接続鉤52は第2スライド部材12の定位プラグ係止溝40から脱離する。これにより、第1スライド部材11と第2スライド部材12との接続を解除できる。竿3の定位プラグ31は竿3の外に弾き出て、第2スライド部材12の定位プラグ係止溝40と係合し、第2スライド部材12は竿3の頂部に固定される。
図18に示すように、二つの押しボタン58を押すと、丸い弾性体55の形は楕円に変わる。すなわち、内部接続部材54の位置の直径は小さくなり、その代わりに半円部60の位置の直径は大きくなる。そうすると、内部接続部材54の両端の間の直径は縮小し、内部接続部材54は第2スライド部材12の内部係止溝46(図9参照)から脱離する。その上、半円部60の位置の直径が増大することにより、半円部60が第1スライド部材11の外表面112に移動し、接続レバー51は突き起こされ、接続レバー51の頂部にある接続鉤52は第2スライド部材12の定位プラグ係止溝40(図17参照)から脱離する。これにより、係止凸台42との係合を解除できる。竿3内に圧入されている定位プラグ31は、弾性部材32の作用により竿3の外に出て、定位プラグ圧入面41aと係止凸台42との間にある定位プラグ係止溝40と係合する。これにより、第2スライド部材12は竿3の頂部に固定される。
弾性体55が変形するとき、弾性体55と第1スライド部材11とを接続するのに使われる長尺状接続部59も変形する。
図19に示すように、第1スライド部材11と第2スライド部材12とが分離した後、第2スライド部材12は定位プラグ31により竿3の頂部に固定される。そのとき、第1スライド部材11は下にスライドし、竿3内に圧入されたバネ34は竿3の外に出て、第2スライド部材12の下端を係止し、第2スライド部材12を強く固定することができる。その後、第1スライド部材11は竿3の中部に到達し、底部定位部材35は竿3の中部定位穴36と係合し、第1スライド部材11を竿3の中部に固定することができる(図14参照)。
[傘装置の開閉過程の詳細説明]
以上のように、傘装置1を開けた状態においては、第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の中部定位穴36とが係合し、第1スライド部材11が竿3の中部に強く固定される。長骨4は開いた状態となる。
続いて、第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の中部定位穴36との係合が解除され、第1スライド部材11は第2スライド部材12の方向にスライドし、受け骨5は長骨4の自由端を上に動かし、キャップ2の上に長骨4を移動させる。カバー7も長骨4と一体に上に裏返しになる。
第1スライド部材11と第2スライド部材12とが接続するとき、竿3のバネ34は第1スライド部材11により竿3内に圧入される。第1スライド部材11の内部接続部材54と第2スライド部材12の内部係止溝46とが係合する。第1スライド部材11の接続レバー51は第2スライド部材12の接続溝43内に挿入され、接続鉤52は第2スライド部材12の定位プラグ係止溝40内に入れられ、定位プラグ31は竿3の中に圧入され、第2スライド部材12の固定が解除される。これにより、第1スライド部材11と第2スライド部材12とが一体に竿3に沿って自由にスライドする。受け骨5は長骨4を動かし、逆方向にキャップ2の上方に収束させる。カバー7は受け骨5と長骨4の外側でこれらを包む。
第1スライド部材11と第2スライド部材12とを一体に傘装置のハンドル6の方向にスライドさせると、第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の底部(下部)の下部定位穴37とが係合し、第1スライド部材11と第2スライド部材12が竿3の底部に固定される。長骨4と受け骨5も下に移動し、最後には竿3の周りに収束する。カバー7は受け骨5と長骨4との外側でこれらを包み、その外表面は内側に向く。
傘装置1を逆に開ける過程は以上のような過程と逆である。すなわち、まず第1スライド部材11の底部定位部材35と竿3の底部の下部定位穴37との係合を解除し、第1スライド部材11と第2スライド部材12とを一体に上にスライドさせ、これにより、閉めたカバー7と受け骨5と長骨4が上に移動する。
第2スライド部材12は竿3の上に到達したとき、押しボタン58を押し、第1スライド部材11の弾性体55を変形させると、内部接続部材54は第2スライド部材12の内部係止溝46から脱離し、半円部60は接続レバー51を突き起こし、接続鉤52は第2スライド部材12の定位プラグ係止溝40から脱離する。これにより、第1スライド部材11と第2スライド部材12とが分離する。
その後、第1スライド部材11を下に移動させ、竿3の定位プラグ31とバネ34とは竿3の外に弾き出て、第2スライド部材12は竿3の頂部に固定される。第1スライド部材11を下にスライドさせるとき、第1スライド部材11と接続する受け骨5は長骨4を動かし、閉めた状態から開けた状態になる。すなわち、長骨4の、第2スライド部材12に固定された一端に対する自由の他端は、上に向いた状態から下に移動し、カバー7も親骨4と一緒に開けられる。
最後に、第1スライド部材11の底部定位部材35は竿3の中部定位穴36と係合し、第1スライド部材11は竿3の中部に固定される。そのとき、長骨4の自由端は傘装置1の下方へ傾斜する方向に向き、すなわち、長骨4が開いた状態になる。カバー7は受け骨5と長骨4との下に張り広げられる。
[傘装置のハンドルの変形例]
図1から図19に示すような実施の形態に係るハンドル6はまっすぐな棒である。しかし、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形や変更が可能である。
以下、図20から図24までを参照しながら、本発明の傘装置に係るハンドルの変形を説明する。
図20は傘装置のハンドル600を示す図である。
図21は傘装置のハンドル600をスライドさせる状態を示す図である。
図22は傘装置のハンドル600を左側から見た図である。
図20に示すように、ハンドル600は円柱形のまっすぐなハンドルである。開閉器79はハンドル600の外表面に設置される。挟み機構72はハンドル600の底部の周りに置かれ、ハンドル600の軸方向に沿って下にスライドすることができる(図21参照)。挟み機構72の底部の両側にそれぞれ一つ以上の滑り止め部材93が設置される(たとえば二つ)。
図22に示すように、挟み機構72は、接続プラグ77と、挟み部材91a、91bと、固定部材92と、滑り止め部材93とを有する。
挟み部材91a、91bは、閉められたとき、ハンドル600の直線状の底部にり、開けられたとき、特定の角度に分けられ、傘装置1は手すりや受け金などに掛けられる。
固定部材92は棒状でなる。たとえば、その固定端は、らせんバネにより形成され、挟み部材91a内の下部に、ピンにより回動可能に固定される。これにより、固定部材92の自由端は、そのバネの弾性の復元力によって挟み部材91bの下部内に押し入れられ、挟み部材91bを押圧する。固定部材92は、上向きの押力を受けるとき(図23、24において)、自由端は挟み部材91bと分離され、外部の物体が挟み機構72の中に進入することができる。
ハンドル600は中空になり、挟み部材91a、91bの内側は半円穴になる。挟み機構72が閉められたとき、固定部材92は閉められた挟み部材91a、91bの中に収納される。
接続プラグ77は挟み部材91a、91bの上端に取り付けられ、挟み部材91a、91bの上端同士を接続し、それらを回動可能にハンドル600に固定する。
図22に示すように、ハンドル600はその側面にスライド溝78(一側だけを示す)を有する。スライド溝78は軸方向に沿ってハンドル600の両側の外表面に延びるように形成される。接続プラグ77はスライド溝78内に係合する。このように、接続プラグ77は、挟み部材91a、91bをハンドル600に固定できるだけではなく、スライド溝78に沿ってスライドすることもできる。
二つの滑り止め部材93はそれぞれ挟み部材91aと91bとの底部の外表面に設置され、外側に突出した半球状に形成される。本実施形態においては、滑り止め部材93は、挟み部材91a内に設けられ、固定部材92と接続する部分はピンでなり、挟み部材91aの外部に設けられる部分は滑り止め部材93でなる。滑り止め部材93は高摩擦係数の材料により作られる。そうすると、傘装置1を固定するのに適したものがない場合には、滑り止め部材93が壁に接することにより、傘装置1を壁等に寄りかけて立てることができる。
開閉器79は、ハンドル600内部の接続機構(たとえばフック)を介して挟み機構72と接続する。開閉器79を押すと、挟み機構72が開くので、片手で簡単に操作ができる。
以下、ハンドル600が動く過程を説明する。
図23は本発明の傘装置1のハンドル600の挟み機構72の動きを示す図である。本実施形態においては、挟み機構72が閉められたとき、挟み部材91aと91bも閉められ、固定部材92は挟み部材91a、91b内に収納される。開閉器79は内部の接続機構を介して、接続プラグ77をスライド溝78の頂端に固定している。挟み機構72はハンドル600の底部の周囲に設けられる(図20参照)。
開閉器79を押すと、接続プラグ77と接続機構との接続が解除され、挟み機構72はスライド溝78に沿って下にスライドし、挟み部材91a、91bは特定の角度に分けられ、固定部材92は、挟み部材91aと91bとの間で横になるように移動する(図22参照)。
図23に示すように、固定部材92の自由端は、上向きの力を受けるとき、挟み部材91bと分離され、手すりや受け金などのようなものを挟み機構72の中、すなわち挟み部材91aと91bとの間に入れる。固定部材92の固定された端は挟み部材91aに固定され、弾力性を備える。固定部材92の自由端は上向きの力を受けないとき、弾力の復元力により挟み部材91b内に入る。これにより、傘装置1を受け金に掛けることができる。
挟み機構72を閉めるとき、開いている挟み部材91aと91bを閉め、固定部材92は、閉めた挟み部材91a、91b内に収納される。挟み機構72を上にスライドさせることにより、接続プラグ77はスライド溝78の頂端に移動され、接続プラグ77と開閉器79の内部の接続機構とが接続され、固定される。閉められた挟み機構72はハンドル600の底部の周りを覆う。
図24は本発明の傘装置1のハンドル600の挟み機構72の他の動きを示す図である。
図24に示すように、固定部材92の自由端は挟み機構72の外に伸出することもでき、フックとして使うことができる。そうすると、受け金や壁がない場合には、ハンドル600から伸出している固定部材92を用いて、傘装置1をテーブルに固定することができる。
以上のように、本発明に係る傘装置は、竿に沿って自由にスライドでき、接続したり、分離したりできる第1スライド部材と第2スライド部材を有する。第1スライド部材と第2スライド部材のスライドにより、長骨と受け骨を動かすことによって、長骨と受け骨は普通の傘と違う方向に移動し、傘装置を逆に開閉することができる。使用者は自動車に入るときや狭い空間に入るときなど、傘装置を簡単に操作することができる。しかも、傘装置を逆に閉めることができるので、雨に濡れたカバーは内側になり、濡れなかった面は外側になる。混雑しているバスや他の公共場所にいるとき、使用後の傘装置でも使用者とその近くの人を濡れさせない。したがって、使用者とその近くの人に不便をもたらすことを妨げる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態においては、竿3の構成は中空の円柱形であり、第1スライド部材11と第2スライド部材12が竿3に嵌め込まれる。しかし、竿3に凹溝が設けられてもよい。第1スライド部材11と第2スライド部材12との一部がその凹槽と係合し、それによって竿3に固定される。キャップ2とハンドル6も嵌め込む方式や係合機構等により、竿3に固定されてもよい。
バネ34の数は二つに限られない。定位プラグ31の数も必要に応じて調整することができる。
ハンドル600に開閉器79を設置しなくても構わず、使用者は挟み機構72を開けることができる。ハンドル600の挟み機構72はスライドせずに開けることができる。
ピンではなく、ねじにより、挟み部材91aと固定部材92の一端とを接続してもよい。滑り止め部材93の数も必要に応じて調整することができる。
使用者の便宜のため、挟み機構72内に懐中電灯などの器具も設置することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態であるが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではない。技術者は本明細書を読んだ上で実施例に記載された技術を改良し、または一部分の技術を置換することも本発明の要旨の範囲に含まれる。
1 傘装置
2 キャップ
3 竿
4 長骨
5 受け骨
6 ハンドル
7 カバー
11 第1スライド部材
12 第2スライド部材
31 定位プラグ
32 弾性部材
33 プラグ穴
34 バネ
35 底部定位部材
36 中部定位穴
37 下部定位穴
40 定位プラグ係止溝
41a 定位プラグ圧入面
41b 定位プラグ圧入溝
42 係止凸台
43 接続溝
46 内部係止溝
51 接続レバー
52 接続鉤
54 内部接続部材
55 弾性体
57 長尺状支持部
58 押しボタン
59 長尺状接続部
60 半円部
72 挟み機構
77 接続プラグ
78 スライド溝
79 開閉器
81 収納溝
82 カバー接続溝
83 弾性部材
84 スライド溝
91a挟み部材
91b挟み部材
92 固定部材
93 滑り止め部材
111 第1スライド部材内表面
112 第1スライド部材外表面
113 第1スライド部材中空部
121 第2スライド部材内表面
122 第2スライド部材外表面
123 第2スライド部材中空部
600 ハンドル

Claims (23)

  1. 竿と、
    前記竿の頂端に固定されるキャップと、
    記竿に沿って自由にスライド可能な第1スライド部材と、
    前記竿に設置され、前記竿に沿って前記第1スライド部材と前記キャップとの間で自由にスライド可能であり、前記第1スライド部材と接続及び分離可能な第2スライド部材と、
    傘装置を開いたとき、前記傘装置の傘の表面に形成されるカバーと、
    一端が前記第2スライド部材に接続され、他端が前記カバーの縁に接続され、傘を開けたとき前記カバーを支える長骨と、
    一端が前記第1スライド部材に接続され、他端が前記長骨に接続され、前記長骨を移動させる受け骨とを具備し、
    前記傘装置を閉めるとき、前記第1スライド部材を前記第2スライド部材の方向に移動させて前記第2スライド部材と接続し、前記受け骨の他端は前記長骨の他端を前記傘装置の上方に移動させ、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーは、逆方向に前記傘装置の上方に収束し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記傘装置のハンドル端に移動させることによって、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーが逆方向に傘の竿に収束し、
    前記傘装置を開けるとき、第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記竿の頂部に移動させた後分離させ、前記第2スライド部材が固定され、前記第1スライド部材を下に移動させて前記竿の中部に固定され、そして、前記受け骨は前記長骨の他端を前記傘装置の下方に移動させることで、前記傘装置が開き、
    前記竿の頂部に定位プラグを有し、前記定位プラグは前記竿の外に出て、前記第2スライド部材を係止可能であり、前記第2スライド部材の内表面と外表面との間に定位プラグ係止溝が設けられ、前記定位プラグを前記定位プラグ係止溝に係合させることで前記第2スライド部材を前記竿の頂部に固定し、
    前記第1スライド部材の底に底部定位部材を有し、前記底部定位部材は、前記竿の中部に設置される中部定位穴と係合することで、前記第1スライド部材を前記竿の中部に固定し、
    前記第2スライド部材の下端に内部係止溝を有し、前記第1スライド部材の上端に内部接続部材を有し、前記内部接続部材と前記内部係止溝とが係合することで、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを接続し、
    前記第1スライド部材は、接続レバーと、接続鉤とを有し、
    前記接続レバーは、前記竿に沿って前記第1スライド部材の外表面に嵌め込まれ、その頂部は前記第1スライド部材の上端の外部まで伸出し、前記内部接続部材に垂直方向に設けられ、
    前記接続鉤は、前記接続レバーの頂部に設けられ、前記竿の方を向き、
    前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを接続するとき、前記接続鉤は前記定位プラグ係止溝と係合し、前記定位プラグを前記竿内に圧入し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とは一体に移動可能となる
    傘装置。
  2. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記竿の内部にバネを有し、前記バネは、前記定位プラグの下方に設けられ、前記竿の外に出ることが可能であり、
    前記定位プラグは、前記第2スライド部材を係止させた後、前記バネは、前記第2スライド部材の下端に係合することで前記第2スライド部材を支える
    傘装置。
  3. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記竿の下部に下部定位穴を有し、前記下部定位穴は前記第1スライド部材の底部定位部材と係合することで、前記第1スライド部材を前記竿の底部に固定する
    傘装置。
  4. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記第1スライド部材の内表面と外表面との間に弾性体を有し、前記弾性体の上端は前記内部接続部材と接続され、
    前記弾性体の外表面の両側に押しボタンを有し、前記押しボタンは前記第1スライド部材の外部まで出ており、
    前記弾性体の外表面に半円部を有し、前記半円部は前記第1スライド部材の前記接続レバーに接触可能であり、
    前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを分離するとき、前記押しボタンが押されると、前記弾性体が変形することで、前記内部接続部材は前記第2スライド部材の前記内部係止溝から脱離し、前記半円部は前記接続レバーを突き起こし、前記接続鉤が前記第2スライド部材の定位プラグ係止溝から脱離する
    傘装置。
  5. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記定位プラグは弾性部材を介して前記竿の内部の定位穴内に設けられる
    傘装置。
  6. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記第2スライド部材は接続溝を有し、前記定位プラグ係止溝は前記第2スライド部材の外表面から内表面に切り込まれた溝状に形成され、前記第2スライド部材の上下端部に開口が設けられ、
    前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを接続するとき、前記接続レバーの第1スライド部材の上端の外部に伸出する部分は前記接続溝内に収納される
    傘装置。
  7. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記第2スライド部材の前記接続溝の内部は、定位プラグ圧入面と、係止凸台とを有し、
    前記定位プラグ圧入面は、前記第2スライド部材の上端面と前記定位プラグ係止溝との間に形成され、前記第2スライド部材を前記竿の上方に移動させるとき、前記定位プラグを前記竿内に圧入し、
    前記係止凸台は、前記第2スライド部材の下端面と定位プラグ係止溝との間に形成され、
    前記定位プラグは、前記竿内から弾性部材による弾性作用により外へ出、前記係止凸台と前記定位プラグ圧入面とに係合し、前記第2スライド部材の移動を制限する
    傘装置。
  8. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記定位プラグ圧入面は前記竿に沿う上下方向の斜面である
    傘装置。
  9. 請求項に記載の傘装置であって、
    前記係止凸台は前記竿に沿う上下方向の斜面を有する
    傘装置。
  10. 請求項1に記載の傘装置であって、
    前記カバーは、前記長骨と前記受け骨との下に設置され、前記カバーの外縁は前記長骨の前記他端に固定され、その内縁は前記第1スライド部材に固定される
    傘装置。
  11. 請求項1に記載の傘装置であって、
    前記キャップは複数の収納溝を有し、前記収納溝が前記長骨を収納するとき、前記長骨は前記キャップに固定される
    傘装置。
  12. 請求項1に記載の傘装置であって、
    前記長骨の前記の他端は、前記カバーを接続するカバー接続溝を有し、前記カバー接続溝内に、前記カバーに接続される弾性部材が取り付けられる
    傘装置。
  13. 請求項1に記載の傘装置であって、
    前記竿の下部にハンドルを有し、
    前記ハンドルは挟み機構を有し、
    前記挟み機構は、開閉可能な挟み部材と、固定部材とを有し、前記固定部材の一端は前記挟み部材の一方に接続され、
    前記挟み機構を開けるとき、前記挟み部材を開け、前記固定部材の動くことが可能な他端は前記挟み部材の他方に接して当該挟み部材の他方を押圧する
    傘装置。
  14. 請求項13に記載の傘装置であって、
    前記挟み機構は接続プラグを有し、前記接続プラグは前記挟み部材を回動可能に前記ハンドルに固定する
    傘装置。
  15. 請求項14に記載の傘装置であって、
    前記ハンドルはスライド溝を有し、スライド溝は軸方向に沿って前記ハンドルの外表面に設けられ、
    前記接続プラグは、前記スライド溝にスライド可能に係合する
    傘装置。
  16. 請求項13に記載の傘装置であって、
    前記挟み機構の外表面に滑り止め部材を有する
    傘装置。
  17. 請求項15に記載の傘装置であって、
    前記ハンドルは開閉器を有し、前記開閉器は、ハンドルの外表面に設置され、前記挟み機構を開くことが可能である
    傘装置。
  18. 竿と、
    前記竿の頂端に固定されるキャップと、
    記竿に沿って自由にスライド可能な第1スライド部材と、
    前記竿に設置され、前記竿に沿って前記第1スライド部材と前記キャップとの間で自由にスライド可能であり、前記第1スライド部材と接続及び分離可能な第2スライド部材と、
    傘装置を開いたとき、前記傘装置の傘の表面に形成されるカバーと、
    一端が前記第2スライド部材に接続され、他端が前記カバーの縁に接続され、傘を開けたとき前記カバーを支える長骨と、
    一端が前記第1スライド部材に接続され、他端が前記長骨に接続され、前記長骨を移動させる受け骨とを具備し、
    前記傘装置を閉めるとき、前記第1スライド部材を前記第2スライド部材の方向に移動させて前記第2スライド部材と接続し、前記受け骨の他端は前記長骨の他端を前記傘装置の上方に移動させ、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーは、逆方向に前記傘装置の上方に収束し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記傘装置のハンドル端に移動させることによって、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーが逆方向に傘の竿に収束し、
    前記傘装置を開けるとき、第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記竿の頂部に移動させた後分離させ、前記第2スライド部材が固定され、前記第1スライド部材を下に移動させて前記竿の中部に固定され、そして、前記受け骨は前記長骨の他端を前記傘装置の下方に移動させることで、前記傘装置が開き、
    前記竿の頂部に定位プラグを有し、前記定位プラグは前記竿の外に出て、前記第2スライド部材を係止可能であり、前記第2スライド部材の内表面と外表面との間に定位プラグ係止溝が設けられ、前記定位プラグを前記定位プラグ係止溝に係合させることで前記第2スライド部材を前記竿の頂部に固定し、
    前記第1スライド部材の底にL字状の底部定位部材を有し、前記L字状の底部定位部材の一端部が、前記竿の中部に設置される中部定位穴と係合することで、前記第1スライド部材を前記竿の中部に固定する
    傘装置。
  19. 竿と、
    前記竿の頂端に固定されるキャップと、
    記竿に沿って自由にスライド可能な第1スライド部材と、
    前記竿に設置され、前記竿に沿って前記第1スライド部材と前記キャップとの間で自由にスライド可能であり、前記第1スライド部材と接続及び分離可能な第2スライド部材と、
    傘装置を開いたとき、前記傘装置の傘の表面に形成されるカバーと、
    一端が前記第2スライド部材に接続され、他端が前記カバーの縁に接続され、傘を開けたとき前記カバーを支える長骨と、
    一端が前記第1スライド部材に接続され、他端が前記長骨に接続され、前記長骨を移動させる受け骨とを具備し、
    前記傘装置を閉めるとき、前記第1スライド部材を前記第2スライド部材の方向に移動させて前記第2スライド部材と接続し、前記受け骨の他端は前記長骨の他端を前記傘装置の上方に移動させ、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーは、逆方向に前記傘装置の上方に収束し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記傘装置のハンドル端に移動させることによって、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーが逆方向に傘の竿に収束し、
    前記カバーは、前記長骨と前記受け骨との下に設置され、前記カバーの外縁は前記長骨の前記他端に固定され、その内縁は前記第1スライド部材に固定される
    傘装置。
  20. 竿と、
    前記竿の頂端に固定されるキャップと、
    記竿に沿って自由にスライド可能な第1スライド部材と、
    前記竿に設置され、前記竿に沿って前記第1スライド部材と前記キャップとの間で自由にスライド可能であり、前記第1スライド部材と接続及び分離可能な第2スライド部材と、
    傘装置を開いたとき、前記傘装置の傘の表面に形成されるカバーと、
    一端が前記第2スライド部材に接続され、他端が前記カバーの縁に接続され、傘を開けたとき前記カバーを支える長骨と、
    一端が前記第1スライド部材に接続され、他端が前記長骨に接続され、前記長骨を移動させる受け骨とを具備し、
    前記傘装置を閉めるとき、前記第1スライド部材を前記第2スライド部材の方向に移動させて前記第2スライド部材と接続し、前記受け骨の他端は前記長骨の他端を前記傘装置の上方に移動させ、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーは、逆方向に前記傘装置の上方に収束し、前記第1スライド部材と前記第2スライド部材とを一体に前記傘装置のハンドル端に移動させることによって、前記長骨、前記受け骨及び前記カバーが逆方向に傘の竿に収束し、
    前記竿の下部にハンドルを有し、
    前記ハンドルは挟み機構を有し、
    前記挟み機構は接続プラグを有し、前記接続プラグは前記挟み部材を回動可能に前記ハンドルに固定し、
    前記挟み機構は、開閉可能な挟み部材と、固定部材とを有し、前記固定部材の一端は前記挟み部材の一方に接続され、
    前記挟み部材が開いた状態では、前記固定部材の動くことが可能な他端は前記挟み部材の他方に接して当該挟み部材の他方を押圧し、
    前記挟み部材が閉じた状態では、前記固定部材の前記他端による前記挟み部材の他方への押圧が解除され、前記挟み部材内に収納される
    傘装置。
  21. 請求項20に記載の傘装置であって、
    前記ハンドルはスライド溝を有し、スライド溝は軸方向に沿って前記ハンドルの外表面に設けられ、
    前記接続プラグは、前記スライド溝にスライド可能に係合する
    傘装置。
  22. 請求項20に記載の傘装置であって、
    前記挟み機構の外表面に滑り止め部材を有する
    傘装置。
  23. 請求項21に記載の傘装置であって、
    前記ハンドルは開閉器を有し、前記開閉器は、ハンドルの外表面に設置され、前記挟み機構を開くことが可能である
    傘装置。
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