JP5698255B2 - 直交ベクトルを用いたデータ交換装置 - Google Patents

直交ベクトルを用いたデータ交換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5698255B2
JP5698255B2 JP2012540453A JP2012540453A JP5698255B2 JP 5698255 B2 JP5698255 B2 JP 5698255B2 JP 2012540453 A JP2012540453 A JP 2012540453A JP 2012540453 A JP2012540453 A JP 2012540453A JP 5698255 B2 JP5698255 B2 JP 5698255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
rank
bits
equal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012540453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013512608A (ja
JP2013512608A5 (ja
Inventor
アブデルアズィーズ グラハサン,
アブデルアズィーズ グラハサン,
Original Assignee
エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム filed Critical エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム
Publication of JP2013512608A publication Critical patent/JP2013512608A/ja
Publication of JP2013512608A5 publication Critical patent/JP2013512608A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5698255B2 publication Critical patent/JP5698255B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/004Orthogonal
    • H04J13/0048Walsh
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0003Code application, i.e. aspects relating to how codes are applied to form multiplexed channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath
    • H04L45/243Multipath using M+N parallel active paths

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

本発明は、例えば、マイクロプロセッサやメモリで発生するような集積回路ユニット間でのデータ交換のデバイス及び方法に関する。
一般に集積回路のユニット間におけるデータ交換は数多くのイニシエータユニットとターゲットユニットとの間で発生する。複数のイニシエータユニットは、それらがターゲットユニットに対する送信のために符号化したデジタルメッセージを送信する。
非特許文献1には従来の技術が説明されている。この文献によれば、送信されるメッセージの複数のビットがウォルシュ(Walsh)関数から導出された複数の直交ベクトルのセットを適用することにより符号化され、それから送信のために算術加算される。これらのメッセージは互いに干渉することもなく、ターゲットユニットのレベルで復号化される。
シン ワン等(Xin Wang et al.)著"CDMA技術のネットワーク−オンチップへの適用(Applying CDMA technique to Network-on-Chip)",超大規模集積(VLSI)システムについてのIEEEトランザクション(IEEE Transactions on very large scale integration (VLSI) systems),IEEEサービスセンタ,ピスカタウェイ(Piscataway),ニュージャージー州、USA,第15巻第10号、2007年10月、1091〜1100頁
本願の発明者は従来技術の改良を目的とし、本発明の目的の1つは従来技術の不都合な部分の全て、或いは、その一部を克服することにある。例えば、本願の発明者は従来技術の通信時間差(複数のイニシエータユニットがビットをターゲットユニットに送信するのに必要なクロックサイクルの数)を減少させることを試みた。また、本願の発明者は従来の回路に要求されていたシリコン表面積を削減することを試みた。
従って、本発明の実施例では、集積回路の複数の第1のユニットから前記集積回路の少なくとも1つの第2のユニットにメッセージを送信する方法であって、前記複数の第1のユニットは第1のデジタルメッセージを第2のデジタルメッセージに変換し、前記複数の第1のユニットの前記第2のメッセージが付加され、前記少なくとも1つの第2のユニットに送信されることを特徴とする方法を提供する。前記第1のメッセージの前記第2のメッセージへの変換は、単位行列の複数の行或いは複数の列から得られる複数のベクトルによる直交変換の適用を含む。
本発明の実施例に従えば、ランクiの第1のメッセージのビットは、ランクiの第2のメッセージのnビットワードに、
a)ランクnの単位行列の行或いは列から得られるベクトルを適用して、ランクiの前記第1のメッセージの前記ビットを中間的なnビットワードに変換する工程と、
b)前記中間的なnビットワードのランクiのビットを値“0”で置換することにより、ランクiの前記第2のメッセージのnビットワードを取得する工程とにより、
変換される。
本発明の実施例に従えば、前記単位行列のランクnは、前記第1のメッセージの数に等しい。
本発明の実施例に従えば、ランクiの前記第1のメッセージのビットbiに関し、iは1からpまでの値をもち、前記第2のメッセージはnビットbijを含み、jは1からnまでの値をもち、ランクiの前記第2のメッセージにおいてbijの位置を示し、各ビットbijは時刻tjにおいて提供され、各時刻tjについて、ビットbijの合計Sjは、式:Sj=Σi=p i=1ijに従って計算され、前記第2のユニットに提供される。
本発明の実施例に従えば、複数の合計Sjが、前記第2のユニットで復号化されて前記第1のメッセージの複数のビットbiを復元し、
複数の合計Sjの復号化は、
a)jは1からnの値をもち、同時に送信される複数の第1のメッセージに対応した最初のp個の合計Sjが全て“0”に等しいなら、前記複数の第1のメッセージの複数のビットbiは全て“0”に等しいと規定する工程と、
b)最初のp個の合計Sjが全て等しく、かつ、ゼロ(0)ではないなら、前記複数の第1のメッセージの複数のビットbiは全て“1”に等しいと規定する工程と、
c)最初のp個の合計Sjが全て同じ値をもたないなら、合計Siがおそらくは最初のp個の合計Sjによりとられたであろう2つの値の内の大きい方の値に等しいなら、ランクiのメッセージのビットbiは“0”に等しいと規定し、合計Siがおそらくは最初のp個の合計Sjによりとられたであろう2つの値の内の小さい方の値に等しいなら、ビットbiは“1”に等しいと規定する。
本発明の実施例に従えば、前記第1のメッセージの前記第2のメッセージへの変換は、前記第1のメッセージの複数のビットと、前記単位行列の複数の行要素或いは複数の列要素との間の排他的論理和(XOR)演算を実行することを含む。
本発明の実施例に従えば、複数のベクトルが第1のユニットに割当てられることと、第1のユニットへの1つ以上のベクトルの割当てが時間により変更されることとの内、少なくともいずれかが実行される。
本発明の実施例に従えば、前記第1のメッセージは並列に処理される複数のビットを含む。
本発明はまた、複数の第1のユニットと相互接続ユニットに接続された少なくとも1つの第2のユニットとを有する集積回路を提供するものである。前記複数の第1のユニットは、第1のメッセージを単位行列の複数の行或いは複数の列から得られる複数のベクトルにより実行される直交変換の適用を含む符号化を行うことにより第2のデジタルメッセージを提供可能であり、前記相互接続ユニットは、前記複数の第1のユニットの前記第2のメッセージを付加し、前記少なくとも1つの第2のユニットに前記付加された前記第2のメッセージを送信することが可能な少なくとも1つの加算器を有する。
本発明の実施例に従えば、前記回路は、ランクiの第1のメッセージのビットを、ランクiの第2のメッセージのnビットワードに変換する手段をさらに有し、
a)ランクnの単位行列の行或いは列から得られるベクトルを適用することにより、ランクiの第1のメッセージの前記ビットは中間的なnビットワードに変換され、
b)前記中間的なnビットワードのランクiのビットを値“0”で置換することによりランクiの前記第2のメッセージのnビットワードを取得する。
本発明の実施例に従えば、前記単位行列の次元nは、前記第1のメッセージの数p以上である。
本発明の実施例に従えば、前記第2のユニットは復号化器を有し、
前記復号化器は、
a)jは1からnの値をもち、前記相互接続ユニットにより提供され、同時に送信される複数の第1のメッセージに対応した最初のp個の合計Sjが全て“0”に等しいかどうかを判断することが可能な手段と、
b)最初のp個の合計Sjが全て等しく、かつ、ゼロ(0)ではないかどうかを判断することが可能な手段と、
c)最初のp個の合計Sjが全て“0”に等しいなら、前記第1のメッセージの複数のビットbiは全て“0”に等しいと規定することが可能な手段と、
d)最初のp個の合計Sjが全て等しく、かつ、ゼロ(0)ではないなら、前記第1のメッセージの複数のビットbiは全て“0”に等しいと規定することが可能な手段と、
そして、最初のp個の合計Sjが全て同じ値をもたないなら、
e)合計Siがおそらくは最初のp個の合計Sjによりとられたであろう2つの値の内の大きい方の値に等しいなら、ランクiのメッセージのビットbiは“0”に等しいと規定し、合計Siがおそらくは最初のp個の合計Sjによりとられたであろう2つの値の内の小さい方の値に等しいなら、ランクiのビットbiは“1”に等しいと規定する手段と、を有する。
本発明の実施例に従えば、前記第1のメッセージを前記第2のメッセージへ変換することを可能にする手段は、前記第1のメッセージの複数のビットと、前記単位行列の複数の行要素或いは複数の列要素との間の排他的論理和(XOR)或いは相補的排他的論理和(XOR−−−)演算を実行する。
本発明の実施例に従えば、前記回路は、前記第1のユニットへの複数のベクトルの割当てを時間により変更することと、前記第1のユニットへ複数のベクトルを割当てることとの内、少なくともいずれかを実行可能なコントローラを有する。
本発明の実施例に従えば、前記第1のメッセージは複数のビットを含み、前記回路は、前記第1のメッセージの複数のビットを並列に処理可能な回路を含む。
本発明の前述した目的、特徴、及び利点について、添付図面と共に、次の非限定的な具体的な実施例の説明において詳細に検討する。
本発明に従うメッセージを送信する回路を示す図である。 本発明に従うデコーダの動作を示す図である。
本願の発明者は従来技術の回路の通信時間差を減少させようと試みたので、本願の発明者は(アダマール行列に対応する)ウォルシュ関数に由来する直交ベクトルの使用による通信時間差が2つの因子によるものであることを見出した。
一方で、これらの行列や関数が次数nであり、行列の必要なデジタル化のために第1行は他の行に対して線形的に独立ではなく、破棄されねばならないために、ただ(n−1)個のベクトルだけが用いられる。これはバンド幅損失という結果を招き、その損失は、例えば、n=32では3%、n=4では25%にも相当する。
他方、上記行列の次元は2の整数乗に等しいだけである。これは、イニシエータユニットの数に依存し、非常に大きいこともある付加的なバンド幅損失を招く結果になる。例えば、16個のイニシエータユニットがあるとき、(次数が16の行列はわずかに15個のイニシエータユニットを符号化できるのみであり、行の損失のために)次数が32の行列が用いられねばならず、そのとき、バンド幅損失は50%であり、これはかなりな量である。
本願の発明者はできれば同時に、上記2つの因子を最小化しようと試みたので、本願の発明者は2値のマトリクス、それは一方でその全てのラインが2つずつ線形的に独立であり、他方、任意の数のイニシエータユニットにより良く適合できる次元をもつマトリクスを探した。発明者は次数nの単位行列で何回も試行を繰り返すことを選択した。その単位行列は上記の利点に加えて、従来技術の他の側面も改善することが可能である。
図1は本発明に従う回路1を示している。回路1はp個のイニシエータユニットの系列を有する。これは説明を簡単にするためにこれ以後、イニシエータInit1,Init2,……,Initpと呼ぶ、各イニシエータInitiは符号化器Codiに接続される。ここで、iは1からpの値をとる。各符号化器Codiはp以上の次数nの単位行列の行或いは列から導出されるベクトルに割当てられる。各符号化器Codiは、ターゲットユニット20に接続される相互接続ユニット10に接続される。コントローラ100はイニシエータInitiとターゲットユニット20に接続され、特に、システムを同期させ、データ交換を管理する。
ターゲットユニット20は復号化器DECを有する。ターゲットユニット20は同じ復号化器を用いる1つ以上のターゲット回路に対応しても良い。もちろん、相互接続ユニット10はまた、夫々が復号化器をもつ複数のターゲット回路に接続しても良い。
相互接続回路10は複数の半加算器ADD2、……ADDPを有する。加算器ADD2は符号化器Cod1に接続される入力と符号化器Cod2に接続される入力とをもつ。加算器ADD2の出力は不図示の加算器ADD3の入力に接続され、その加算器ADD3はランク3の符号化器に接続される別の入力をもっている。一般に、最初のものは除き、ランクiの加算器ADDiは、ランクiの符号化器とランクi−1の加算器に接続にされる入力をもつ。加算器ADDiの出力はターゲットユニット20に接続される出力をもつランクpの最後のものを除き、ランクi+1び加算器の入力に接続される。
図1の回路の第1の動作モードについて詳細に説明する。ここでは、複数のイニシエータにより提供される複数のメッセージが1ビットだけをもち、単位行列の次元がイニシエータの数pに等しいと仮定する。
イニシエータInit1は従って、符号化器Cod1にビットb1を提供する。iが1からpまでの値をもつ、ランクiのイニシエータInitiは符号化器Codiにビットbiを提供する。
符号化器Cod1は、ビットb1を次数pの単位行列の行或いは列から導出されるベクトルによりpビットb11、b12、……、b1pのワードm1に変換する。同じことが任意の符号化器Codiに対しても生じる。その符号化器ではビットb1から、jは1からpまでの値をもつ、pビットbijのワードmiを提供する。例えば、符号化器Codiは、ビットb1とその行列のランクiの行要素各々との間の排他的論理和(XOR)の論理演算を実行する。
複数のビットbij各々は各クロックサイクルにおいて符号化器Codiの出力に提供される。即ち、複数のビットbi1は時刻t1において各符号化器から出力され、複数のビットbijは時刻tjにおいて提供される。
相互接続ユニット10において、ビットbijは各クロックサイクルにおいて算術加算される。即ち、時刻tjにおいて、相互接続ユニット10は符号化器Codiにより提供される全てのビットbijの合計Sjを計算する。合計Sjは、ターゲットユニット20の復号化器に提供される。もちろん、合計Sjは、加算器ADD2、ADDpによって計算されるが、合計Sjの計算を可能にする他の何らかのアーキテクチュアも本発明の技術分野に属するものである。
ユニット20の復号化器は従って、時刻t1から時刻tpまでp個の合計Sjのセットを受信する。これらの合計Sjはデコードされて送信されたメッセージを復元する。これは、符号化において用いられた複数のベクトルが直交しているので、何のあいまいさもなく可能である。一旦復号化されると、送信されたメッセージは対応するターゲットユニットに搬送される。
上述した本発明に従う方法の利点の中でも、単位行列の使用によりシステムのバンド幅に対して顕著な改善が可能となることは気に留めたい点である。
一方で、全く、ウォルシュ関数に基く2値のマトリクスはただ疑似直交性があるだけであり、理解されるように、複数の列の1つはメッセージを符号化するのに用いることはできない。これとは対照的に、単位行列は直接的にも直交する2値のマトリクスであり、その複数の行や複数の列から生じる全てのベクトルはメッセージを符号化するのに用いられる。その結果得られるバンド幅利得は、例えば、次数64のマトリクスに対して2%である。
これに対して、ウォルシュ関数に基くマトリクスの次元は2のベき乗に等しいだけである。従って、次元16の次には次元32になる。それで、従来技術では、16個から31個の数のメッセージを送信するために、全ての場合において、32個のクロックパルスが必要となる。これとは反対に、単位行列は奇数の次元も含むどんな次元でも良く、これは正確に用いられるイニシエータの数に適合できる。バンド幅利得は50%に達することもあるので、それは非常に大きいものである。
もちろん、上述の動作モードは本発明の趣旨を逸脱することなくいくつかの変更が可能である。
例えば、イニシエータが複数のメッセージを同時に配信するように適合されても良く、単位行列のいくつかの行がそのイニシエータに割当てられても良いことを理解されたい。
単位行列の次元は、イニシエータの数、或いは、同時に送信されるメッセージの数に必ずしも等しくある必要はない。一般には、用いられる単位行列がおそらくは同時に送信されるメッセージの最大数以上の次元をもてば十分である。
また、イニシエータにより提供されるメッセージは複数のビットを有し、そのビットは上述のように並行に処理されても良い。
さらに、単位行列の複数の行或いは複数の列から導出される直交ベクトルの要素は必ずしも単位行列の要素に対応している必要はない。例えば、用いられるベクトルの成分は、単位行列の要素の逆数、単位行列の複数の行(或いは複数の列)の線形結合、或いは、直交性を変えることはない何らかの別の変換に対応していても良い。
また、XOR以外の演算子が用いられてビットbiからワードmiを取得しても良い。例えば、XOR−−−関数(相補的排他的論理和の関数)が用いられて、それに従って復号化アルゴリズムを変更するように提供されても良い。
次に、図1の回路の第2の実施例について説明する。それは、第1のモードと比較して符号化器によって提供されるワードが単位行列から導出されるベクトルを直接適用することには対応していない。
最初に、第1のモードのように、iが1からpまでの値をとる各符号化器Codiは、ランクpの単位行列の行或いは列をランクiのメッセージのビットbiに適用して、これをpビットワードmiに変換する。ワードmiは複数のビットbijから形成され、jは1からpまでの範囲の値をとる。好ましくは、ワードmiを取得するために、符号化器Codiは、ビットbiと、次元pの単位行列の行の各要素との間のXOR論理演算を実行すると良い。その単位行列の用いられる行或いは列はランクiのものであるかもしれないが、必ずしもそうである必要はない。
本願の発明者は、ワードmiのランクiのビットが値“0”で置換されるなら、jが1からpまでの範囲の値をとる、多くの合計Sjによりおそらくはとられる可能性のある値は制限されることに着目した。この場合、まったく、合計Sjの全ては同じであり、それらは“0”だけの値をとるか、或いは“1”だけの値をとるかであるか、或いは、それらは全て等しくはなく、それらは2つの連続するアナログの値N或いはN−1のいずれかだけをとる。本願の発明者は従って、本発明においてこの特徴を用いることにした。
従って、図1の第2の実施例においては、単位行列の行或いは列をビットbiに適用することにより取得されるpビットワードmiは、pビットワードMiに変形される中間的なワードである、その変形は、ワードmiのランクiのビットを値“0”で置換し、さらにワードMiをワードmiに対応させることを含む。
ワードMiは相互接続ユニット10に提供される。そこで、これらのワードは加算されて、ターゲットユニット20の復号化器に送信される複数の合計Sjを形成する。
ランクiの複数のビットを強制的に“0”にするために、これ以後、図2との関連で理解されるように復号化器は単純化される。
図2はターゲットユニット20の復号化器により用いられる復号化アルゴリズムを図示している。以前に示したように、時刻t1からtpに沿って、復号化器は複数の合計S1、S2、……、Spのセットを受信する。
ステップ200では、復号化器は、jが1からpまでの範囲の値をとる、全ての合計Sjが同一であるかどうかを調べる。
もし、そうであるなら、ステップ210ではそれらの合計Sjが全てゼロ(0)であるかどうかを調べる。
もし、複数ある合計Sjが全てゼロであるなら、これは、全ての送信されるビットが値“0”に対応していることを意味する。これは図2のステップ220で示されている。
複数ある合計Sjが全て同じであるがゼロではないなら、これは全ての送信されたビットが値“1”に対応することを示す(ステップ230)。理解されるように、この場合には、合計Sj各々の値がp−1に等しいことが知られているが、復号化器はこの値を決定して、送信されたメッセージを復号化する必要はない。結果として、その復号化器は単純化される。
ステップ200で、全ての合計Sjが同一ではないなら、ステップ250に進む。
ステップ250では、復号化器は何らかの方法でランクiの合計SiがN或いはN−1に等しいかどうかを判断する。もし、合計SiがNに等しいなら、ビットbiは“1”の値をもつ。ここで再び述べるが、1とp−1との間の値をとるNの値は問題にはならず、復号化器はそれを知る必要はないし、また、複数のビットbiを定義するためにそれを決定する必要はない。
従って、図2では、いずれかの合計Siに基いて、復号化器はステップ250において、kが1からpまでの範囲の値をとり、合計Siより大きな合計Skが存在するかどうかを判断する。もし、そのような場合であれば、合計Siは値N−1に対応し、ビットbiは“1”に等しく(ステップ260)、さもなければ、ビットbiは“0”に等しい(ステップ270)。従って、送信されたメッセージは全ての合計を検証した後に、これらの合計の値を判断する必要なく、復号化される。
従って、図1の回路の第2の動作モードによりその復号化器をかなり単純化することが可能になる。それは、単純な比較器で構成されても良いかもしれず、その結果、シリコン表面積の効率をかなり向上させるものとなる。
さらに、複数の合計Sjに関しては4つの状態に分解されるので、復号化器が必要なのはより少ないデータで良い。その結果、相互接続ユニット10をターゲットユニット20に接続するバスは行の数がより少なくても良く、それはさらに用いられるシリコン表面積の効率を向上させる。
もちろん、第1の実施例の場合のように、第2の動作モードも本発明の趣旨を逸脱することなく変形することができる。
従って、イニシエータは複数の同時メッセージを提供することができる。この場合、単位行列の複数の行或いは複数の列はこのイニシエータに割当てられ、このイニシエータと関係のある符号化器はこれらのメッセージに対応する符号化ワードを配信することが可能である。
さらに、複数のイニシエータにより提供された複数のメッセージが複数のビットを有するとき、これらのビットは並行に処理され、各ビットが上述のように処理されても良い。
また、単位行列の次元は送信されるメッセージの数よりも大きくても良い。例えば、単位行列がnの次元をもち、メッセージの数がn未満の数pに等しいと仮定しよう。前述のように、ランクiのメッセージのビットbiが、その行列の行或いは列、例えば、ランクiの行を適用して符号化され、その後、取得されたワードのランクiのビットが相互接続ユニット10への送信前に強制的に“0”にされる。この場合、復号化では、最初のp個の合計Sjが考慮され、ランクp+1からランクnまでの合計は送信されたビットの値を復元するには無駄になる。
しかしながら、その行列のランクは送信されるメッセージの数に適合され、システムの通信遅延を低減することが好ましい。このことは、コントローラ100のレベルで備えられ、そのシステムの管理において、送信されたメッセージの数に行列の次元を適合させると良い。
なお、本発明に従う方法は非常に柔軟性に富み種々の状況に適合させることができる。
例えば、イニシエータが複数のメッセージを同時に送信することを望む場合、コントローラは送信されるメッセージと同じ数のベクトルをそこに割当てることができる。これらのベクトルは優先権をもっていない他のイニシエータから借用することができる。これらのイニシエータも行列のサイズを増やすことにより作成される。
また、コントローラはイニシエータに割当てられるベクトル割当てを時間により変更することができる。
なお、本発明では、一般に、相互接続ユニット10は条件付き論理要素を有しておらず、これはデバイスを単純化する。さらに、本発明に従う回路を有するか、或いは、本発明に従う方法を実施する何らかの電子デバイスはもちろん、本発明の技術分野に属するものである。
上述のように本発明の具体的な実施例について異なる変型例とともに説明した。なお、当業者であれば、発明の特徴を示すことなく、これら種々の実施例と変型例との内、少なくともいずれかの種々の要素を組み合わせることが可能である。
言うまでもなく、本発明は、当業者が容易に想到するであろう種々の変更、変形、改造をもおそらくは含むものである。そのような変更、変形、改造は本発明の精神と範囲の中にあるものであることが意図されている。従って、前述の説明はただの例示に過ぎず、本発明を限定することを意図したものではない。本発明は以下の請求の範囲とその均等物において規定されるようにのみ限定されるものである。

Claims (13)

  1. 集積回路の複数の第1のユニット(Init1,Init2,……,Initp)から前記集積回路の少なくとも1つの第2のユニット(20)にメッセージを送信する方法であって、
    前記複数の第1のユニットそれぞれにより第1のデジタルメッセージを第2のデジタルメッセージに変換し、
    前記複数の第1のユニットそれぞれの変換により得られた第2のデジタルメッセージを加算し
    前記加算された第2のデジタルメッセージを前記少なくとも1つの第2のユニットに送信
    前記第1のデジタルメッセージの前記第2のデジタルメッセージへの変換は、単位行列の複数の行或いは複数の列から得られる複数のベクトルによる直交変換適用することを含み、
    ランクiの第1のメッセージのビットb i は、ランクiの第2のメッセージのnビットワードM i に、
    a)ランクnの単位行列の行或いは列から得られるベクトルを適用して、ランクiの前記第1のメッセージの前記ビットを中間的なnビットワードm i に変換する工程と、
    b)前記中間的なnビットワードのランクiのビットを値“0”で置換することによりランクiの前記第2のメッセージの前記nビットワードを取得する工程とにより、
    変換されることを特徴とする方法。
  2. 前記単位行列のランクnは、前記第1のメッセージの数に等しいことを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. ランクiの前記第1のメッセージのビットbiに関し、iは1からpまでの値をもち、
    前記第2のメッセージの前記nビットワードはn個のビットbijを含み、
    jは1からnまでの値をもち、jはランクiの前記第2のメッセージにおけるijの位置を示すものであり
    各ビットbijは時刻tjにおいて提供され、
    各時刻tjについて、ビットbijの合計Sjは、
    j=Σi=p i=1ijに従って計算され、
    前記第2のユニットに提供されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 複数の、合計Sjは、前記第2のユニットで復号化されて前記第1のメッセージの複数のビットbiを復元し、
    前記複数の、合計Sjの復号化は、
    a)jは1からnの範囲の値をもち、同時に送信される複数の第1のメッセージに対応した最初のp個の合計Sjが全て“0”に等しいなら、前記複数の第1のメッセージの複数のビットbiは全て“0”に等しいと結論する工程と、
    b)前記最初のp個の合計Sjが全て等しく、かつ、ゼロ(0)ではないなら、前記複数の第1のメッセージの複数のビットbiは全て“1”に等しいと結論する工程と、
    c)前記最初のp個の合計Sjが全て同じ値をもたないなら、合計Si より大きな合計S k が存在するかどうかを判断し、前記合計S i より大きな合計S k が存在しないなら、ランクiのメッセージのビットbiは“0”に等しいと規定し、前記合計S i より大きな合計S k が存在するなら、ビットbiは“1”に等しいと結論する工程と、
    を有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記第1のメッセージの前記第2のメッセージへの変換は、前記第1のメッセージの複数のビットと、前記単位行列の複数の行要素或いは列要素との間の排他的論理和(XOR)演算の実行を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  6. 複数のベクトルが前記複数の第1のユニットに割当てられることと、
    前記複数の第1のユニットへの1つ以上のベクトルの割当てが時間により変更されることとの内、少なくともいずれかが実行されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1のメッセージは並列に処理される複数のビットを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  8. 複数の第1のユニット(Init1,Init2,……,Initp)と相互接続ユニット(10)に接続された少なくとも1つの第2のユニット(20)とを有する集積回路であって、
    前記複数の第1のユニットそれぞれは、第1のメッセージを単位行列の複数の行或いは複数の列から得られる複数のベクトルによる直交変換の適用を含む符号化を行うことにより第2のデジタルメッセージを提供可能であり、
    前記相互接続ユニットは、前記複数の第1のユニットそれぞれにより提供される前記第2のデジタルメッセージを加算し、前記少なくとも1つの第2のユニットに前記加算された2のデジタルメッセージを送信することが可能な少なくとも1つの加算器と、
    ランクiの第1のメッセージのビットを、ランクiの第2のメッセージのnビットワードに変換する手段とを有し、
    a)ランクnの単位行列の行或いは列から得られるベクトルを適用することにより、ランクiの前記第1のメッセージの前記ビットは中間的なnビットワードに変換され、
    b)前記中間的なnビットワードのランクiのビットを値“0”で置換することによりランクiの前記第2のメッセージのnビットワードを取得することを特徴とする集積回路。
  9. 前記単位行列の次元nは、前記第1のメッセージの数p以上であることを特徴とする請求項に記載の集積回路。
  10. 前記第2のユニットは復号化器を有し、
    前記復号化器は、
    a)jは1からnの値をもち、前記相互接続ユニットにより提供され、同時に送信される複数の第1のメッセージに対応した最初のp個の合計Sjが全て“0”に等しいかどうかを判断する手段と、
    b)前記最初のp個の合計Sjが全て等しく、かつ、ゼロ(0)ではないかどうかを判断する手段と、
    c)前記最初のp個の合計Sjが全て“0”に等しいなら、前記第1のメッセージの複数のビットbiは全て“0”に等しいと規定する手段と、
    d)前記最初のp個の合計Sjが全て等しく、かつ、ゼロ(0)ではないなら、前記第1のメッセージの複数のビットbiは全て“1”に等しいと規定する手段と、
    そして、前記最初のp個の合計Sjが全て同じ値をもたないなら、
    e)合計Si より大きな合計S k が存在するかどうかを判断し、前記合計S i より大きな合計S k が存在しないなら、ランクiのメッセージのビットbiは“0”に等しいと規定し、前記合計S i より大きな合計S k が存在するなら、ランクiのビットbiは“1”に等しいと規定する手段と、
    を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の集積回路。
  11. 前記換する段は、前記第1のメッセージの複数のビットと、前記単位行列の複数の行要素或いは複数の列要素との間の排他的論理和(XOR)或いは相補的排他的論理和(XOR−−−)の演算を実行することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の集積回路。
  12. 前記複数の第1のユニットへの前記複数のベクトルの割当てを時間により変更することと、前記複数の第1のユニットへ前記複数のベクトルを割当てることとの内、少なくともいずれかを実行可能なコントローラ(100)をさらに有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の集積回路。
  13. 前記第1のメッセージは複数のビットを含み、
    前記集積回路は、前記第1のメッセージの前記複数のビットを並列に処理可能な回路を含むことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の集積回路。
JP2012540453A 2009-11-30 2010-11-29 直交ベクトルを用いたデータ交換装置 Expired - Fee Related JP5698255B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0958498 2009-11-30
FR0958498 2009-11-30
PCT/EP2010/068398 WO2011064359A1 (en) 2009-11-30 2010-11-29 Data exchange device using orthogonal vectors

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013512608A JP2013512608A (ja) 2013-04-11
JP2013512608A5 JP2013512608A5 (ja) 2014-01-23
JP5698255B2 true JP5698255B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=42320340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012540453A Expired - Fee Related JP5698255B2 (ja) 2009-11-30 2010-11-29 直交ベクトルを用いたデータ交換装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8526294B2 (ja)
EP (1) EP2507714A1 (ja)
JP (1) JP5698255B2 (ja)
WO (1) WO2011064359A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076168B1 (en) * 1998-02-12 2006-07-11 Aquity, Llc Method and apparatus for using multicarrier interferometry to enhance optical fiber communications
US7110434B2 (en) * 1999-08-31 2006-09-19 Broadcom Corporation Cancellation of interference in a communication system with application to S-CDMA
JP3679759B2 (ja) * 2002-01-17 2005-08-03 松下電器産業株式会社 無線送信装置
US8064528B2 (en) * 2003-05-21 2011-11-22 Regents Of The University Of Minnesota Estimating frequency-offsets and multi-antenna channels in MIMO OFDM systems
WO2007000964A1 (ja) * 2005-06-27 2007-01-04 Kddi Corporation マルチチャネル伝送システム、送信装置および送信方法
JP2009502080A (ja) * 2005-07-19 2009-01-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電子装置及び通信リソース割り当て方法
US8077595B2 (en) * 2006-02-21 2011-12-13 Qualcomm Incorporated Flexible time-frequency multiplexing structure for wireless communication
FR2936384A1 (fr) 2008-09-22 2010-03-26 St Microelectronics Grenoble Dispositif d'echange de donnees entre composants d'un circuit integre

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011064359A1 (en) 2011-06-03
EP2507714A1 (en) 2012-10-10
JP2013512608A (ja) 2013-04-11
US8526294B2 (en) 2013-09-03
US20110292784A1 (en) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8520493B2 (en) Device for exchanging data between components of an integrated circuit
US8402353B2 (en) Cyclic code processing circuit, network interface card, and cyclic code processing method
US7924176B2 (en) N-state ripple adder scheme coding with corresponding N-state ripple adder scheme decoding
TW201237636A (en) Method and circuit for reducing simultaneous signal switching using bus inversion
JP2007234004A (ja) ブース乗算の装置および方法
JP2020532927A (ja) ポーラー符号のためのブロック並列凍結ビット生成
JP5698255B2 (ja) 直交ベクトルを用いたデータ交換装置
Ahmed et al. Enhanced overloaded CDMA interconnect (OCI) bus architecture for on-chip communication
CN107431672B (zh) 一种数据加扰方法和加扰装置
Roy et al. High-speed architecture for successive cancellation decoder with split-g node block
JP4956295B2 (ja) 半導体記憶装置
CN108347250A (zh) 适用于少量冗余里德-所罗门码的快速编码方法及设备
CN113055023A (zh) 一种高能效高速并行ldpc编码方法及编码器
KR101370606B1 (ko) 스위칭 횟수 및 크로스톡 지연을 최소화한 버스 인코딩 장치
KR100946177B1 (ko) 데이터 송수신 장치 및 방법
CN112148661A (zh) 数据处理方法和电子设备
Ahmed et al. Aggregated CDMA crossbar for network-on-chip
Farag et al. Aggregated CDMA Crossbar With Hybrid ARQ for NoCs
Ahmed et al. Parallel overloaded CDMA interconnect (OCI) bus architecture for on-chip communications
CN112054808B (zh) Polar码的编码方法及装置
Langi A Hardware Architecture of a Counter-Based Entropy Coder
Thomas et al. PRLE Based T–OCI Crossbar for On-Chip Communication
RU2682399C2 (ru) Способ и устройство нахождения наибольшего и наименьшего элементов массива методом дешифрации данных
Wang et al. Transformed HCT for parallel Huffman decoding
Abdul-Barik et al. Improved Lempel-Ziv-Welch’s Error Detection and Correction Scheme using Redundant Residue Number System (RRNS)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5698255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees