JP5696531B2 - 帳票画像管理システム、帳票画像管理方法、及びプログラム - Google Patents

帳票画像管理システム、帳票画像管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本明細書で議論される実施態様は、画像情報の管理技術に関する。
入力画像を複数の領域に区画し、当該入力画像に対する画質の調整の前後での画素値の変化を当該領域毎に算出して、オンスクリーンディスプレイ画像を合成する領域を、当該領域毎の画素値の変化に基づいて決定するという技術が知られている。
また、第一の画像を表示している状態で手書きによる記入がされた電子ペーパを光学的に読み取り、第一の画像の認識結果に基づき、手書きにより記入された内容を表す第二の画像の画像データを読み取り結果から抽出するという技術が知られている。この技術においては、第二の画像を抽出するために、第一の画像の画素の濃度についての、画像が記録されていない状態での濃度への置き換えによる、当該第一の画像の除去が行われている。
特開2009−116192号公報 特開2004−234050号公報
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律、及び、この法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が2005年に施行された。この2つの法律は「e−文書法」などと総称されている。このe−文書法によって、保存義務のある文書の電子的保存が認められるようになったことから、手書きされた紙の帳票の読み取りをイメージスキャナ装置で行って電子文書化し、得られた帳票画像データを証跡情報として保存するという作業が増大している。また、この作業により帳票画像データを保存するためのストレージの容量が肥大化しており、そのためのコストの増大が問題視されつつある。
帳票画像データのデータ量を減らすために、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式のような、静止画像の圧縮技術を用いた帳票画像データのデータ量の圧縮が行われている。しかしながら、昨今のストレージ容量の肥大化は深刻であり、静止画像の圧縮技術を流用して得られる程度のデータ圧縮率では、その対策が十分とはいえないのが現状である。
上述した現状を鑑み、本願出願人は、記入済みの帳票の画像と当該帳票の記入前の画像との差分のデータを保存する技術についての出願を行った(特願2010−242685号)。
しかしながら、帳票の画像の読み取りに用いるイメージスキャナ装置は、機種の違い、読み取りに使用する照明ランプの経年変化、汚れ等の要因により、同一の帳票の読み取りを行っても、得られる画像に輝度の違いが現れる。このような輝度の違いは、2枚の画像の差分を用いることによるデータ量の削減効果を低下させる要因となり得る。
上述した問題に鑑み、本明細書で後述する帳票画像管理システムは、証跡情報として利用される帳票画像データの保存のためのデータ量を削減する。
明細書で後述する帳票画像管理システムのひとつに、マスタ画像格納部と、記入済帳票画像取得部と、補正部と、符号化部と、保存部とを備えるというものがある。ここで、マスタ画像格納部は、帳票のマスタ画像を格納する。記入済帳票画像取得部は、この帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する。輝度差獲得部は、このマスタ画像と記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得する。補正部は、この記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、上述した輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う。符号化部は、この補正が施された記入済帳票の画像についての、前述のマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す。そして、保存部は、この符号化処理により得られた差分データと前述の補正量の情報とを対応付けて保存する。このシステムにおいて、前述の補正量は、輝度差獲得部により獲得された一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前述の補正によってゼロになる量である。
また、本明細書で後述する帳票画像管理方法のひとつは、まず、未記入の帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する。次に、マスタ画像格納部に格納されている上述の未記入の帳票についてのマスタ画像と、上述の記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得する。次に、この記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、上述の輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う。次に、この補正が施された記入済帳票の画像についての、前述のマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す。そして、この符号化処理により得られた差分データと、前述の補正量の情報とを対応付けて保存部に保存する。この方法において、前述の補正量は、獲得された一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前述の補正によってゼロになる量である。
また、本明細書で後述するプログラムのひとつは、以下の処理をコンピュータに実行させる。この処理は、まず、未記入の帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する。次に、マスタ画像格納部に格納されている上述の未記入の帳票についてのマスタ画像と、上述の記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得する。次に、この記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、上述の輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う。次に、この補正が施された記入済帳票の画像についての、前述のマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す。そして、この符号化処理により得られた差分データと、前述の補正量の情報とを対応付けて保存部に保存する。このプログラムにおいて、前述の補正量は、獲得された一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前述の補正によってゼロになる量である。
本明細書で後述する帳票画像管理システムは、証跡情報として利用される帳票画像データの保存のためのデータ量が少なくて済むという効果を奏する。
帳票画像管理システムの一実施例の機能ブロック図である。 コンピュータのハードウェア構成例である。 帳票画像格納制御処理の処理内容を図解したフローチャートである。 輝度差テーブル作成処理の処理内容を図解したフローチャートである。 配列O及び配列Eを説明する図である。 輝度差テーブルのデータ構造を説明する図である。 輝度値補正処理の処理内容を図解したフローチャートである。 保存処理の処理内容を図解したフローチャートである。 保存データのデータ構造を説明する図である。 帳票画像復元制御処理の処理内容を図解したフローチャートである。 輝度値逆補正処理の処理内容を図解したフローチャートである。
まず図1について説明する。図1は、帳票画像管理システムの一実施例の機能ブロック図である。
ここで「帳票」の語の意味について定義しておく。帳票とは、一般的には、各種の事務処理・会計処理のために使用される帳簿や伝票の総称を意味する。但し、本願では、帳票とは、上述した一般的な意味だけではなく、各種試験に用いる答案用紙や、選挙に用いる投票用紙などといった、所定の様式の画像が予め印刷されており、手書き、押印、印刷等によって情報が追加される用紙一般を意味するものとする。
図1の帳票画像管理システム10は、マスタ画像格納部11、記入済帳票画像取得部12、輝度差獲得部13、補正部14、符号化部15、保存部16、読出部17、復号化部18、復元部19、及び表示部20を備えている。
マスタ画像格納部11は、未記入である帳票のマスタ画像を格納しておく。
記入済帳票画像取得部12は、上記の帳票に対して手書き等により追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得するものであり、例えばイメージスキャナ装置である。なお、この記入済帳票画像取得部12が、マスタ画像格納部11に格納される未記入である帳票のマスタ画像を取得してマスタ画像格納部11に格納する機能を提供してもよい。
輝度差獲得部13は、上記のマスタ画像と上記の記入済帳票の画像との間で対応している一対の領域毎の輝度差を獲得する。
補正部14は、上記の記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、輝度差獲得部13が獲得した輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う。
符号化部15は、補正部14による上記の補正が施された記入済帳票の画像についての上記のマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す。
保存部16は、符号化部15による符号化処理により得られた差分データと、上記の補正量の情報とを対応付けて保存する。
この帳票画像管理システム10は、このようにして、記入済帳票画像の構成画素の輝度値に対して、マスタ画像と記入済帳票画像との間の輝度差に応じた補正量の補正を行う。このようにすると、マスタ画像と上記補正後の記入済帳票画像との間での輝度差を少なくすることができるので、この2つの画像から生成される差分データのデータ量も少なくなる。後述するように、元の記入済帳票画像を復元するには、この差分データと共に前述の補正量の情報も保存部16に保存しておく必要はあるが、この両者のデータ量を合わせても、その合計の保存量は少なくて済む。
なお、補正部14が補正を行う対象を、記入済帳票とする代わりに、マスタ画像としてもよい。すなわち、補正部14は、マスタ画像を構成する各画素の輝度値に対して、輝度差獲得部13が獲得した輝度差に応じた補正量の補正を一律に行うようにしてもよい。なお、このとき、符号化部15は、上記の記入済帳票の画像について、この補正部14により補正が施されたマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す。このようにしても、マスタ画像と上記補正後の記入済帳票画像との間での輝度差を少なくすることができるので、この2つの画像から生成される差分データのデータ量も少なくなる。
読出部17は、上述した差分データと、当該差文データに対応付けられている前述の補正量の情報とを保存部16から読み出す。
復号化部18は、マスタ画像格納部11に格納されているマスタ画像を用いて読出部17が読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前述の補正が施されている記入済帳票の画像を獲得する。
復元部19は、復号化部18が獲得した前述の補正が施されている記入済帳票の画像と、読出部17が保存部16から読み出した前述の補正量の情報とから、前述の補正が施される前のものである、元の記入済帳票の画像を復元する。
帳票画像管理システム10は、以上の読出部17、復号化部18、及び復元部19を備えることで、前述したようにして保存部16に保存した差分データと補正量の情報とから、元の記入済帳票の画像を復元することができる。
なお、表示部20は、復元部19により復元された記入済帳票の画像を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイ装置である。
なお、図1の帳票画像管理システム10において、以下のように構成してもよい。すなわち、まず、マスタ画像及び記入済帳票の画像に、対応する画像領域毎に区画を設定する。このようにする場合には、輝度差獲得部13は、前述の輝度差を、この区画内の画像領域毎に獲得する。また、補正部14は、この場合には、この区画内の画像領域毎に、当該画像領域毎の補正量で前述の補正を行う。符号化部15は、この場合には、この区画内の画像領域毎に補正部14により前述の補正が施された記入済帳票の画像についてのマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す。そして、保存部16は、この場合には、この区画内の画像領域毎の補正量の情報を保存する。
このようにして、記入済帳票の画像における上記の区画内の画像領域毎に前述の補正を行うようにすると、マスタ画像と記入済帳票画像との間での前述の輝度差の大小の傾向が、画像の一部分に偏っているような場合でも、保存データ量の削減を効果的に行える。
なお、上記の補正量は、例えば、マスタ画像と記入済帳票の画像との間で対応している一対の画素の輝度差についての上記の区画内の画像領域毎の度数分布において、度数が最大である階級に属している一対の画素の輝度差が、ゼロになる量とするとよい。
このようにすると、マスタ画像と補正後の記入済帳票画像との差分画像を構成する画素のうちで輝度がゼロである画素の数が多くなる。このような補正を行った画像に対して前述の符号化処理を施した場合には、生成される差分データのデータ量が顕著に少なくなることが期待できる。
なお、上述したようにして、記入済帳票の画像における上記の区画内の画像領域毎に前述の補正を行う場合には、読出部17、復号化部18、及び復元部19がそれぞれ以下の機能を提供することで、元の記入済帳票の画像の復元を行う。
すなわち、この場合には、読出部17は、上述した差分データと、当該差分データに対応付けられている前述の区画内の画像領域毎の補正量の情報とを保存部16から読み出す。
また、復号化部18は、マスタ画像格納部11に格納されているマスタ画像を用いて読出部17が読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前述の区画内の画像領域毎に前述の補正が施されている記入済帳票の画像を獲得する。
そして、復元部19は、復号化部18が獲得した前述の区画内の画像領域毎に前述の補正が施されている記入済帳票の画像と、読出部17が保存部16から読み出した前述の区画内の画像領域毎の補正量の情報とから、元の記入済帳票の画像を復元する。
なお、図1の帳票画像管理システム10を、帳票画像を取得する帳票画像取得装置、帳票画像を保存しておくストレージ装置、及び保存されている帳票画像を表示する表示装置を用いて構成するようにしてもよい。すなわち、帳票画像取得装置が記入済帳票画像取得部12、輝度差獲得部13、補正部14、及び符号化部15を備え、ストレージ装置がマスタ画像格納部11及び保存部16を備え、表示装置が読出部17、復号化部18、復元部19、及び表示部20を備える。そして、帳票画像取得装置、ストレージ装置、及び表示装置を通信ネットワークで結んで各装置間での各種のデータの授受を行えるようにする。このようにして図1の帳票画像管理システム10を構成してもよい。
次に図2について説明する。図2は、コンピュータを用いて図1の帳票画像管理システム10を構成する場合に使用可能である、標準的なコンピュータのハードウェア構成例を図解したものである。
このコンピュータ30は、MPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク装置34、入力装置35、表示装置36、インタフェース装置37、及び記録媒体駆動装置38を備えている。なお、これらの構成要素はバスライン39を介して接続されており、MPU31の管理の下で各種のデータを相互に授受することができる。
MPU(Micro Processing Unit)31は、このコンピュータ30全体の動作を制御する演算処理装置であり、コンピュータ30の制御処理部として機能する。
ROM(Read Only Memory)32は、所定の基本制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリである。MPU31は、この基本制御プログラムをコンピュータ30の起動時に読み出して実行することにより、このコンピュータ30の各構成要素の動作制御が可能になる。
RAM(Random Access Memory)33は、MPU31が各種の制御プログラムを実行する際に、必要に応じて作業用記憶領域として使用する、随時書き込み読み出し可能な半導体メモリである。
ハードディスク装置34は、MPU31によって実行される各種の制御プログラムや各種のデータを記憶しておく記憶装置である。MPU31は、ハードディスク装置34に記憶されている所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、後述する各種の制御処理を行えるようになる。このコンピュータ30を図1の帳票画像管理システム10として使用する場合には、このハードディスク装置34がマスタ画像格納部11及び保存部16として利用もされる。
入力装置35は、例えばマウス装置やキーボード装置であり、図2のシステムの利用者により操作されると、その操作内容に対応付けられている各種情報の入力を取得し、取得した入力情報をMPU31に送付する。
表示装置36は例えば液晶ディスプレイ装置であり、MPU31から送付される表示データに応じて各種のテキストや画像を表示する。このコンピュータ30を図1の帳票画像管理システム10として使用する場合には、この表示装置36が表示部20として利用される。
インタフェース装置37は、このコンピュータ30に接続される各種機器との間での各種情報の授受の管理を行う。より具体的には、インタフェース装置37は、例えば、記入済帳票画像取得部12であるイメージスキャナ装置から出力される記入済帳票画像のスキャンデータを受け取ってMPU31に送付する。
記録媒体駆動装置38は、可搬型記録媒体40に記録されている各種の制御プログラムやデータの読み出しを行う装置である。MPU31は、可搬型記録媒体40に記録されている所定の制御プログラムを、記録媒体駆動装置38を介して読み出して実行することによって、後述する各種の制御処理を行うようにすることもできる。なお、可搬型記録媒体40としては、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のコネクタが備えられているフラッシュメモリ、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)などがある。
このようなコンピュータ30を用いて図1の帳票画像管理システム10を構成するには、例えば、後述する各種の制御処理をMPU31に行わせるための制御プログラムを作成する。作成された制御プログラムはハードディスク装置34若しくは可搬型記録媒体40に予め格納しておく。そして、MPU31に所定の指示を与えてこの制御プログラムを読み出させて実行させる。こうすることで、輝度差獲得部13、補正部14、符号化部15、読出部17、復号化部18、及び復元部19が各々備えている機能がMPU31により提供される。従って、このコンピュータ30を用いて図1の帳票画像管理システム10を構成することができる。
次に、図1の帳票画像管理システム10で行われる各種の制御処理について説明する。
まず図3について説明する。図3は、帳票画像格納制御処理の処理内容を図解したフローチャートである。この処理は、前述した記入済帳票の画像を取得して当該画像を表現している画像データを保存部16に格納して保存する処理である。
この帳票画像格納制御処理は、帳票画像管理システム10の使用者から与えられる所定の動作開始指示が帳票画像管理システム10で検知されると開始される。
図3において、まず、S101では、記入済み帳票の画像を取得して輝度差獲得部13に送付する処理を記入済帳票画像取得部12が行う。
次に、S102では、S101の処理で画像を取得した帳票の未記入状態のマスタ画像をマスタ画像格納部11から読み出す処理を輝度差獲得部13が行う。
次に、S103では、S101の処理で取得された記入済み帳票画像とS102の処理で取得されたマスタ画像との各々の画像領域に対して、予め定められている所定の区画を設定して分割する処理を輝度差獲得部13が行う。
次に、S104では、記入済み帳票画像とマスタ画像とで対応している区画のうち、後述するS106の輝度値補正処理が実行されていない区画を1組選択する処理を輝度差獲得部13が行う。
次に、S105では、S104の処理で選択された区画について、後述する輝度差テーブルを作成する処理を輝度差獲得部13が行う。この輝度差テーブル作成処理の詳細については後述する。
次に、S106では、S104の処理で選択された区画について、S105の処理で作成された輝度差テーブルに基づいた輝度値補正処理を補正部14が行う。この輝度値補正処理の詳細についても後述する。
次に、S107では、S103の処理によって設定された全ての区画について、S106の輝度値補正処理が行われたか否かを判定する処理を補正部14が行う。ここで、全ての区画について輝度値補正処理が行われたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS108に処理が進む。一方、ここで、輝度値補正処理が行われていない区画が残されていると判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S104へ処理が戻って、輝度値補正処理が行われていない区画について、前述したS104以降の処理が行われる。
S108では、区画毎に輝度値補正処理が施された画像領域を結合して、輝度値補正された記入済み帳票画像を獲得する処理を補正部14が行う。
次に、S109では、S108の結合処理により得られた、輝度値補正された記入済み帳票画像についての、S102の処理で取得されたマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を符号化部15が行う。
本実施例では、この符号化処理に動き補償フレーム間予測処理を利用する。すなわち、輝度値補正された記入済み帳票画像についての、S102の処理で取得されたマスタ画像に基づく動き補償フレーム間予測処理が行われる。そして、この予測処理により得られる、動きベクトルの情報と動き補償フレーム間予測誤差の情報とを、上述の帳票の画像についての、上述のマスタ画像に対する差分データとして生成する処理が行われる。また、この符号化処理において、上述のようにして生成した差分データに対して更にデータ圧縮処理を行うようしてもよい。
なお、動き補償フレーム間予測の手法としては、広く知られている各種の手法を用いることができる。例えば、この動き補償フレーム間予測の手法として、各種の汎用の動画圧縮符号化方式(例えば、ITU−T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門)によって標準化されたH.262規格やH.264規格など)で採用されているものを採用してもよい。
次に、S110では、S109の符号化処理により得られた差分データを保存部16に保存させる処理を符号化部15が行い、その後は、この帳票画像格納制御処理が終了する。この保存処理の詳細は後述する。
以上までの処理が帳票画像格納制御処理である。
次に図4について説明する。図4は、図3の帳票画像格納制御処理におけるS105の処理である、輝度差テーブル作成処理の処理内容を図解したフローチャートである。
図4において、まず、S111では、変数iに初期値「0」を代入する処理を輝度差獲得部13が行う。
次に、S112では、配列E[i]の値から配列O[i]の値を減算した結果に値「256」を加算する演算を行い、この演算結果を変数difに代入する処理を輝度差獲得部13が行う。
ここで、配列O及び配列Eについて、図5Aを用いて説明する。
配列O及び配列Eは、それぞれ、マスタ画像及び記入済み帳票画像における、図2のS104の処理で選択された区画内の画像領域を構成している各画素の輝度値の集合である。従って、配列E[i]の値から配列O[i]の値を減算した値は、マスタ画像と記入済帳票画像との間で対応している一対の画素毎の輝度差を表している。
図5Aは、配列O及び配列Eの添字と区画内の各画素との関係を図解したものである。本実施例では、1つの区画は横m個縦n個の画素で構成されているものとしており、区画内の各画素の輝度値は、O[0]〜O[m×n−1]及びE[0]〜E[m×n−1]により参照できるものとしている。
なお、本実施例では、マスタ画像及び記入済み帳票画像のどちらの画素もYUVデータによる表現を採用しているので、各画素の輝度値は、−128〜+127の範囲を取るものとする。従って、上述した一対の画素毎の輝度差に値「256」を加算した演算結果は正の整数となり、この演算結果が変数difに代入される。つまり、変数difには、上述した一対の画素毎の輝度差を、正の方向へ「256」だけシフトした値が代入される。
図4の説明に戻り、次に、S113では、配列table_difference[dif]の値をインクリメントする(現在の値に値「1」を加算する)処理を輝度差獲得部13が行う。
配列table_differenceについて説明する。配列table_differenceは、上述した一対の画素毎の輝度差を階級とする度数の集合であり、この度数分布の表を、本実施例においては「輝度差テーブル」と称している。図5Bは、この輝度差テーブルのデータ構造を図図解したものであり、配列table_differenceについて、0〜511までの計512個の配列変数が宣言されている。なお、図5Bでは、“table_difference[]”を、“T[]”と簡略化して記載している。
従って、S113の処理は、この輝度差テーブルにおいての、S112の処理により求められた上述した一対の画素毎の輝度差を階級とする度数を、「1」だけ増加させる処理といえる。
次に、S114では、変数iの現在の値が、m×n−1の計算値に達したか否か、すなわち、S104の処理で選択された区画内の全ての画素についての輝度差テーブルの集計が完了したか否かを判定する処理を輝度差獲得部13が行う。ここで、変数iがm×n−1に達したと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS116に処理が進み、変数iがm×n−1に未だ達していないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS115に処理が進む。
S115では、変数iの値をインクリメントする(現在の値に値「1」を加算する)処理を輝度差獲得部13が行い、その後はS112へ処理が戻って、この変数iの更新後の値について、前述したS112以降の処理が行われる。
以上までのS111からS115にかけての処理により、図2のS104の処理で選択された区画内の画像領域についての輝度差テーブルが生成される。一方、これより説明するS116からS120にかけての処理により、この輝度差テーブルにおいて、度数が最大である階級(すなわち輝度差)の獲得が行われる。
まず、S116では、各種の変数の初期化の処理を輝度差獲得部13が行う。この初期化処理では、変数i及び変数max_positionに初期値「0」が代入され、変数maxには、この処理時点での配列table_difference[0]の値が代入される。
次に、S117では、配列table_difference[i]の値が、この処理時点での変数maxの値よりも大きいか否かを判定する処理を輝度差獲得部13が行う。ここで、配列table_difference[i]が変数maxよりも値が大きいと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS118に処理を進める。一方、配列table_difference[i]の値が変数maxの値以下であるとされたとき(判定結果がNoのとき)にはS119に処理を進める。
S118では、配列table_difference[i]の値を変数maxに代入すると共に、変数iの値を変数max_positionに代入する処理を輝度差獲得部13が行う。
S119では、変数iの現在の値が「511」に達したか否か、すなわち、輝度差テーブルから度数が最大である階級を獲得するための探索を全ての階級について完了したか否かを判定する処理を輝度差獲得部13が行う。ここで、変数iの値が「511」に達したと判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、この輝度差テーブル作成処理が終了し、図3の帳票画像格納制御処理に処理が戻る。一方、ここで、変数iの値が未だ「511」に達していないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S117に処理が戻り、上述した探索のための処理が継続される。
以上までの処理が輝度差テーブル作成処理である。この処理後における変数max_positionには、輝度差テーブルにおいて度数が最大であった輝度差が格納されている。
次に図6について説明する。図6は、図3の帳票画像格納制御処理におけるS106の処理である、輝度値補正処理の処理内容を図解したフローチャートである。
図6において、まず、S121では、変数iに初期値「0」を代入する処理を補正部14が行う。
次に、S122では、補正部14は、前述した配列E[i]の値から変数max_positionの値(すなわち度数差テーブルにおいて度数が最大であった輝度差)を減算した結果に値「256」を加算する演算処理を行う。そして、この演算結果を配列E[i]に改めて代入する処理を補正部14が行う。
次に、S123では、変数iの現在の値が、m×n−1の計算値に達したか否か、すなわち、図3のS104の処理で選択された区画内の全ての画素について、上述の輝度差に応じた一律の補正量の補正を完了したか否かを判定する処理を補正部14が行う。ここで、変数iがm×n−1に達したと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS125に処理が進み、変数iがm×n−1に未だ達していないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS124に処理が進む。
S124では、変数iの値をインクリメントする(現在の値に値「1」を加算する)処理を補正部14が行い、その後はS122へ処理が戻って、この変数iの更新後の値について、前述したS122以降の処理が行われる。
S125では、補正部14は、S122の補正処理において用いた補正量である、変数max_positionの値を、図3のS104の処理で選択された区画についての補正量として、所定のメモリ(例えば、図2のRAM33)に格納する処理を行う。この処理を完了すると図6の輝度値補正処理が終了し、図3の帳票画像格納制御処理に処理が戻る。
以上までの処理が輝度値補正処理である。この処理による補正によって、前述の区画内の画像領域毎での一対の画素毎の輝度差についての度数分布において度数が最大である階級に属している一対の画素の輝度差がゼロになる。
なお、図6の輝度値補正処理では、記入済み帳票画像についての画素値の集合である配列E[i]に対して、変数max_positionの値の減算と値「256」の加算とを行って、記入済み帳票画像に対する補正を行っている。この代わりに、マスタ画像についての画素値の集合である配列O[i]に対して、変数max_positionの値の加算と値「256」の減算とを行って、マスタ画像に対する補正を行うようにしてもよい。但し、この場合には、図3のS109の符号化処理では、S108の結合処理により得られた、記入済帳票の画像についての、補正が施されたマスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を行うようにする。
次に図7について説明する。図7は、図3の帳票画像格納制御処理におけるS110の処理である、保存処理の処理内容を図解したフローチャートである。
図7において、まず、S131では、前述した図6のS125の処理より所定のメモリに格納しておいた、変数max_positionの値、すなわち、前述の区画毎の補正量を、図3のS103の処理で設定した全ての区画について読み出す処理を符号化部15が行う。
次に、S132では、S131の処理により読み出した、全ての区画の変数max_positionの値を格納したヘッダ情報を作成し、作成したヘッダ情報を、図3のS109の処理により生成された差分データに付加して保存データを生成する処理を符号化部15が行う。図8は、このS132の処理により生成される保存データの構造を図解したものであり、各区画についての変数max_positionの値を格納したヘッダ情報を、差分データに付加した構造を表している。
次に、S133では、S132の処理により生成された保存データを保存部16に格納する処理を符号化部15が行い、その後は図7の保存処理が終了して図3の帳票画像格納制御処理に処理が戻る。
次に図9について説明する。図9は、帳票画像復元制御処理の処理内容を図解したフローチャートである。この処理は、図3の帳票画像格納制御処理によって保存部16に格納されて保存されている画像データを読み出して、元の記入済帳票の画像を復元して表示部20で表示する処理である。
この帳票画像復元制御処理は、帳票画像管理システム10の使用者から与えられる所定の動作開始指示が帳票画像管理システム10で検知されると開始される。
図9において、まず、S201では、図7の保存処理によって保存部16に格納された保存データを読み出す処理を読出部17が行う。
次に、S202では、S201の処理により得られた保存データに付加されているヘッダ情報から、全ての区画の変数max_positionの値(すなわち前述の補正量の情報)を読み出して所定のメモリ(例えば図2のRAM33)に格納する処理を読出部17が行う。
次に、S203では、図3のS102の処理で読み出したものと同一のマスタ画像をマスタ画像格納部11から読み出す処理を復号化部18が行う。
次に、S204では、S201の処理により読出された保存データに含まれている差分データに対して復号化処理を施して、前述した図3のS109の符号化処理が施される前の、輝度値補正された記入済み帳票画像を獲得する処理を復号化部18が行う。この処理は、具体的には以下のように行われる。
まず、復号化部18は、図3のS109の符号化処理の実行において行われた動き補償フレーム間予測処理において生成されたものと同一の予測画像を生成する処理を行う。この予測画像は、S203の処理によって取得したマスタ画像と、保存データに含まれている差分データのうちの動きベクトルの情報とを用いることで生成することができる。次に、復号化部18は、保存データに含まれている差分データのうちの予測誤差の情報を取り出し、取り出した予測誤差を、生成された予測画像に対して加算する処理を行う。以上の処理によって、上述の、輝度値補正された記入済み帳票画像が得られる。
次に、S205では、S204の処理により得られた、輝度値補正された記入済み帳票画像の画像領域に対して、図3のS103の処理において設定したものと同一の区画を設定して分割する処理を復元部19が行う。
次に、S206では、S205の処理により設定された区画のうち、後述するS207の輝度値逆補正処理が実行されていない区画を1つ選択する処理を復元部19が行う。
次に、S207では、S206の処理で選択された区画について、輝度値逆補正処理を復元部19が行う。この輝度値逆補正処理は、当該区画内の画像領域を構成している各画素についての、補正部14による補正前の輝度値を得るための処理であり、その詳細については後述する。
次に、S208では、S205の処理によって設定された全ての区画について、S207の輝度値逆補正処理が行われたか否かを判定する処理を復元部19が行う。ここで、全ての区画について輝度値逆補正処理が行われたと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS209に処理が進む。一方、ここで、輝度値逆補正処理が行われていない区画が残されていると判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S206へ処理が戻って、輝度値逆補正処理が行われていない区画について、前述したS206以降の処理が行われる。
S209では、区画毎に輝度値逆補正処理が施された画像領域を結合して、補正部14による補正前の、元の記入済み帳票画像を獲得する処理を復元部19が行う。
S210では、S209の処理により得られた元の記入済み帳票画像を表示する処理を表示部20が行い、その後は、この帳票画像復元制御処理が終了する。
以上までの処理が帳票画像復元制御処理である。
次に図10について説明する。図10は、図9の帳票画像復元制御処理におけるS207の処理である、輝度値逆補正処理の処理内容を図解したフローチャートである。
まず、この輝度値逆補正処理の説明の前に、配列αについて説明する。配列αは、図9のS204の処理により得られた、輝度値補正された記入済み帳票画像における、S206の処理で選択された区画内の画像領域を構成している各画素の輝度値の集合である。なお、本実施例では、前述した配列O及び配列Eと同様に、1つの区画は横m個縦n個の画素で構成されているものとしており、区画内の各画素の輝度値は、α[0]〜α[m×n−1]により参照できるものとする。
図10において、まず、S211では、変数iに初期値「0」を代入する処理を復元部19が行う。
次に、S212では、復元部19は、配列α[i]の値から変数max_positionの値(すなわち、S206の処理で選択された区画についての度数差テーブルにおいて度数が最大であった輝度差)を加算した結果に値「256」を減算する演算処理を行う。そして、この演算結果を配列α[i]に改めて代入する処理を復元部19が行う。なお、変数max_positionの値は、S202の処理により所定のメモリに格納しておいたものを読み出して使用する。
次に、S213では、変数iの現在の値が、m×n−1の計算値に達したか否か、すなわち、図9のS206の処理で選択された区画内の全ての画素について、上述の輝度差に応じた一律の補正量の逆補正を完了したか否かを判定する処理を復元部19が行う。ここで、変数iがm×n−1に達したと判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、この輝度値逆補正処理が終了し、図9の帳票画像復元制御処理に処理が戻る。一方、変数iがm×n−1に未だ達していないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS214に処理が進む。
S214では、変数iの値をインクリメントする(現在の値に値「1」を加算する)処理を復元部19が行い、その後はS212へ処理が戻って、この変数iの更新後の値について、前述したS212以降の処理が行われる。
以上までの処理が輝度値逆補正処理である。
なお、図6の輝度補正処理において、前述のようにしてマスタ画像に対して輝度値の補正を行った場合には、図9の帳票画像復元制御処理におけるS203の処理で読み出されたマスタ画像に対して、区画毎の輝度値の逆補正処理を施す。そして、この逆補正後のマスタ画像とS201の処理で読み出した保存データに含まれている差分データとを用いてS204の復号化処理を行う。このようにすることで、元の(すなわち、輝度値補正を行っていない)記入済み帳票画像を得ることができる。
図1の帳票画像管理システム10が、以上の各種の制御処理を行うことで、前述した記入済帳票の画像を表現している画像データの保存部16での保存、及び、その画像データから元の記入済帳票の画像の復元及び表示が可能になる。
なお、以上までに説明した実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
帳票のマスタ画像を格納しておくマスタ画像格納部と、
前記帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する記入済帳票画像取得部と、
前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の領域毎の輝度差を獲得する輝度差獲得部と、
前記記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う補正部と、
前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す符号化部と、
前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存する保存部と、
を備えることを特徴とする帳票画像管理システム。
(付記2)
前記差分データと該差分データに対応付けられている前記補正量の情報とを前記保存部から読み出す読出部と、
前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて前記読出部が読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得する復号化部と、
前記復号化部が獲得した前記補正が施されている記入済帳票の画像と、前記読出部が読み出した前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する復元部と、
を更に備えることを特徴とする付記1に記載の帳票画像管理システム。
(付記3)
前記マスタ画像及び前記記入済帳票の画像には、対応する画像領域毎に区画が設定されており、
前記輝度差獲得部は、前記輝度差を前記区画内の画像領域毎に獲得し、
前記補正部は、前記区画内の画像領域毎に該画像領域毎の補正量で前記補正を行い、
前記符号化部は、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
前記保存部は、前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報を保存する、
ことを特徴とする付記1に記載の帳票画像管理システム。
(付記4)
前記補正量は、前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の画素の輝度差についての前記区画内の画像領域毎の度数分布において度数が最大である階級に属している一対の画素の輝度差が、前記補正によってゼロになる量であることを特徴とする付記3に記載の帳票画像管理システム。
(付記5)
前記差分データと該差分データに対応付けられている前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とを前記保存部から読み出す読出部と、
前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて前記読出部が読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得する復号化部と、
前記復号化部が獲得した前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像と、前記読出部が読み出した前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する復元部と、
を更に備えることを特徴とする付記3又は4に記載の帳票画像管理システム。
(付記6)
未記入の帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得し、
マスタ画像格納部に格納されている前記未記入の帳票についてのマスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の領域毎の輝度差を獲得し、
前記記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行い、
前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存部に保存する、
ことを特徴とする帳票画像管理方法。
(付記7)
前記差分データと該差分データに対応付けられている前記補正量の情報とを前記保存部から読み出し、
前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて、前記保存部から読み出した前記差分データに対して復号化処理を施して、前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得し、
獲得された前記補正が施されている記入済帳票の画像と、前記復号化処理を施した差分データに対応付けられており前記保存部から読み出した前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する、
ことを特徴とする付記6に記載の帳票画像管理方法。
(付記8)
前記マスタ画像及び前記記入済帳票の画像には、対応する画像領域毎に区画が設定されており、
前記輝度差の獲得では、前記輝度差を前記区画内の画像領域毎に獲得し、
前記補正では、前記区画内の画像領域毎に該画像領域毎の補正量で前記補正を行い、
前記符号化処理では、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
前記保存部での保存では、前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報を該保存部に保存する、
ことを特徴とする付記6に記載の帳票画像管理方法。
(付記9)
前記補正量は、前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の画素の輝度差についての前記区画内の画像領域毎の度数分布において度数が最大である階級に属している一対の画素の輝度差が、前記補正によってゼロになる量であることを特徴とする付記8に記載の帳票画像管理方法。
(付記10)
前記差分データと該差分データに対応付けられている前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とを前記保存部から読み出し、
前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて、前記保存部から読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得し、
獲得された前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像と、前記復号化処理を施した差分データに対応付けられており前記保存部から読み出した前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する、
ことを特徴とする付記8又は9に記載の帳票画像管理方法。
(付記11)
未記入の帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得し、
マスタ画像格納部に格納されている前記未記入の帳票についてのマスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の領域毎の輝度差を獲得し、
前記記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行い、
前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存部に保存する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記12)
前記差分データと該差分データに対応付けられている前記補正量の情報とを前記保存部から読み出し、
前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて、前記保存部から読み出した前記差分データに対して復号化処理を施して、前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得し、
獲得された前記補正が施されている記入済帳票の画像と、前記復号化処理を施した差分データに対応付けられており前記保存部から読み出した前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する、
処理を更に前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記マスタ画像及び前記記入済帳票の画像には、対応する画像領域毎に区画が設定されており、
前記輝度差の獲得では、前記輝度差を前記区画内の画像領域毎に獲得し、
前記補正では、前記区画内の画像領域毎に該画像領域毎の補正量で前記補正を行い、
前記符号化処理では、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
前記保存部での保存では、前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報を該保存部に保存する、
ことを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記14)
前記補正量は、前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の画素の輝度差についての前記区画内の画像領域毎の度数分布において度数が最大である階級に属している一対の画素の輝度差が、前記補正によってゼロになる量であることを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記15)
前記差分データと該差分データに対応付けられている前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とを前記保存部から読み出し、
前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて、前記保存部から読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得し、
獲得された前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像と、前記復号化処理を施した差分データに対応付けられており前記保存部から読み出した前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する、
処理を更に前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記13又は14に記載のプログラム。
(付記16)
帳票のマスタ画像を格納しておくマスタ画像格納部と、
前記帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する記入済帳票画像取得部と、
前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応している一対の領域毎の輝度差を獲得する輝度差獲得部と、
前記マスタ画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う補正部と、
前記記入済帳票の画像についての、補正が施された前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す符号化部と、
前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存する保存部と、
を備えることを特徴とする帳票画像管理システム。
10 帳票画像管理システム
11 マスタ画像格納部
12 記入済帳票画像取得部
13 輝度差獲得部
14 補正部
15 符号化部
16 保存部
17 読出部
18 復号化部
19 復元部
20 表示部
30 コンピュータ
31 MPU
32 ROM
33 RAM
34 ハードディスク装置
35 入力装置
36 表示装置
37 インタフェース装置
38 記録媒体駆動装置
39 バスライン
40 可搬型記録媒体

Claims (9)

  1. 帳票のマスタ画像を格納するマスタ画像格納部と、
    前記帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する記入済帳票画像取得部と、
    前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得する輝度差獲得部と、
    前記記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う補正部と、
    前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す符号化部と、
    前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存する保存部と、
    を備え
    前記補正量は、前記輝度差獲得部により獲得された前記一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前記補正によってゼロになる量である
    ことを特徴とする帳票画像管理システム。
  2. 前記差分データと該差分データに対応付けられ前記補正量の情報とを前記保存部から読み出す読出部と、
    前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて前記読出部が読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前記補正が施され記入済帳票の画像を獲得する復号化部と、
    前記復号化部が獲得した前記補正が施され記入済帳票の画像と、前記読出部が読み出した前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する復元部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の帳票画像管理システム。
  3. 前記マスタ画像及び前記記入済帳票の画像には、対応する画像領域毎に区画が設定されており、
    前記輝度差獲得部は、前記輝度差を前記区画内の画像領域毎に獲得し、
    前記補正部は、前記区画内の画像領域毎に該画像領域毎の補正量で前記補正を行い、
    前記符号化部は、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
    前記保存部は、前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報を保存
    前記補正量は、前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応する一対の画素の輝度差についての前記区画内の画像領域毎の度数分布において度数が最大である階級に属する一対の画素の輝度差が、前記補正によってゼロになる量である
    ことを特徴とする請求項1に記載の帳票画像管理システム。
  4. 前記差分データと該差分データに対応付けられ前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とを前記保存部から読み出す読出部と、
    前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて前記読出部が読み出した差分データに対して復号化処理を施して、前記区画内の画像領域毎に前記補正が施されている記入済帳票の画像を獲得する復号化部と、
    前記復号化部が獲得した前記区画内の画像領域毎に前記補正が施され記入済帳票の画像と、前記読出部が読み出した前記区画内の画像領域毎の前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する復元部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載の帳票画像管理システム。
  5. 未記入の帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得し、
    マスタ画像格納部に格納されている前記未記入の帳票についてのマスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得し、
    前記記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行い、
    前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
    前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存部に保存
    前記補正量は、獲得された前記一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前記補正によってゼロになる量である
    ことを特徴とする帳票画像管理方法。
  6. 前記差分データと該差分データに対応付けられ前記補正量の情報とを前記保存部から読み出し、
    前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて、前記保存部から読み出した前記差分データに対して復号化処理を施して、前記補正が施され記入済帳票の画像を獲得し、
    獲得された前記補正が施され記入済帳票の画像と、前記復号化処理を施した差分データに対応付けられており前記保存部から読み出した前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する、
    ことを特徴とする請求項に記載の帳票画像管理方法。
  7. 未記入の帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得し、
    マスタ画像格納部に格納されている前記未記入の帳票についてのマスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得し、
    前記記入済帳票の画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行い、
    前記補正が施された記入済帳票の画像についての前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施し、
    前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存部に保存する、
    処理をコンピュータに実行させ
    前記補正量は、獲得された前記一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前記補正によってゼロになる量である
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記差分データと該差分データに対応付けられ前記補正量の情報とを前記保存部から読み出し、
    前記マスタ画像格納部に格納されている前記マスタ画像を用いて、前記保存部から読み出した前記差分データに対して復号化処理を施して、前記補正が施され記入済帳票の画像を獲得し、
    獲得された前記補正が施され記入済帳票の画像と、前記復号化処理を施した差分データに対応付けられており前記保存部から読み出した前記補正量の情報とから、前記補正前の記入済帳票の画像を復元する、
    処理を更に前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  9. 帳票のマスタ画像を格納するマスタ画像格納部と、
    前記帳票に対して追加の情報が記入された記入済帳票の画像を取得する記入済帳票画像取得部と、
    前記マスタ画像と前記記入済帳票の画像との間で対応する一対の領域毎の輝度差を獲得する輝度差獲得部と、
    前記マスタ画像を構成する各画素の輝度値に対して、前記輝度差に応じた補正量の補正を一律に行う補正部と、
    前記記入済帳票の画像についての、補正が施された前記マスタ画像に対する差分データを生成する符号化処理を施す符号化部と、
    前記符号化処理により得られた差分データと前記補正量の情報とを対応付けて保存する保存部と、
    を備え
    前記補正量は、前記輝度差獲得部により獲得された前記一対の領域毎の輝度差についての度数分布において、度数が最大である階級に属する輝度差が、前記補正によってゼロになる量である
    ことを特徴とする帳票画像管理システム。
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