JP5696094B2 - 推薦情報提示装置及びそのプログラム - Google Patents

推薦情報提示装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5696094B2
JP5696094B2 JP2012110901A JP2012110901A JP5696094B2 JP 5696094 B2 JP5696094 B2 JP 5696094B2 JP 2012110901 A JP2012110901 A JP 2012110901A JP 2012110901 A JP2012110901 A JP 2012110901A JP 5696094 B2 JP5696094 B2 JP 5696094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
group
tag
recommended
recommendation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012110901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013238990A (ja
Inventor
妙 佐藤
妙 佐藤
伊藤 浩二
浩二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012110901A priority Critical patent/JP5696094B2/ja
Publication of JP2013238990A publication Critical patent/JP2013238990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5696094B2 publication Critical patent/JP5696094B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、ソーシャルレコメンドサービスなどにおいて、推薦情報をユーザに提示する推薦情報提示装置及びそのプログラムに関する。
近年、ユーザの行動や状況に合わせて適切なサービス・コンテンツを推薦するソーシャルレコメンドサービスが注目されている。例えば、個人の推薦する情報(例えば、「Aさんオススメ」)に対するユーザの閲覧履歴を用いて情報をパーソナライズする方法がある(例えば、非特許文献1を参照)。
ところで、グループからの明示的な推薦情報をユーザに提示するにあたっては、一般的に、推薦情報提示の基準としてグループ構成員(例えば、A社の社員)数(サービス利用登録者数、又はアクティブユーザ)に占める推薦した人の割合を定めることが行われる。そして、グループ構成員の一人一人(例えば、A社社員aさん、A社社員bさんなど)が推薦した、その合計人数が、上記定められた割合を超えた場合に、グループからの明示的な推薦情報を提示する。上記定められた割合を求めるにあたっては、例えば、以下の2つの方法が採られている。第1の方法として、グループ構成員数(サービス利用登録者数、又はアクティブユーザ)の情報が既知で、評価対象の情報をグループ構成員が推薦したかどうかの履歴が取得できた、すなわち、対象情報を推薦したグループ構成員の合計人数がわかったとき、グループ構成員数(サービス利用登録者数、又はアクティブユーザ)に占める推薦した人の数の割合を基準と照らし合わせ、基準を満たす場合に推薦情報を提示する手法がある。また、第2の方法として、グループ構成員数(サービス利用登録者数、又はアクティブユーザ)の情報が既知で、評価対象の情報をグループ構成員が利用した(例えば、情報を閲覧した、など)かどうかの履歴と推薦したかどうかの履歴が取得できた、すなわち、対象情報を利用した(例えば、情報を閲覧した、など)グループ構成員の合計人数と対象情報を推薦したグループ構成員の合計人数がわかったとき、評価対象の情報に対して利用があった(例えば、情報が提示された、など)人のうち、推薦した人の数が基準を満たす場合(基準よりも高い割合で情報が推薦された場合)に、グループとしての推薦情報を提示する手法が一般的に用いられている。
佐藤妙ら,"ユーザの興味と情報発信者からの影響度を融合した情報パーソナライズ方法の提案",信学技報,Vol.111, no.470, LOIS2011-114, pp.73-78, 2012. 林靖人、"社会調査におけるサンプル数について"、[online]、Survey and Consulting Office for Planning、[平成24年4月26日検索]、インターネット〈URL:http://www.npo-scop.jp/web/column/img/column001.pdf〉 渕野昌、"母比率の推定"、[online]、平成16年7月15日、[平成24年4月26日検索]、インターネット〈URL:http://kurt.scitec.kobe-u.ac.jp/~fuchino/chubu/statistics-04s-misc.pdf〉
ところが、上記第1の方法では、情報が表示されたユーザが少ない一方で、推薦をした人が多かった場合などについて、情報が表示されたユーザの合計人数を用いないことから、推薦人数が少ないという理由で、実際に情報が表示されたユーザの中での推薦割合が高いものであっても、適切に評価できないことがある。また、第2の方法のように評価対象の情報に対して利用のあったユーザに限定して基準を当てはめただけでは、利用ユーザが少なかった場合にはサンプルが偏っている可能性もあり、正しい判定がされたか定かではないという問題がある。しかし、推薦情報を提示するサービスを提供する者にとって、サイトの信頼性や、情報の信頼性を担保することは極めて重要な課題である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、グループに関する信頼性のある推薦情報を提示可能な推薦情報提示装置及びそのプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、以下のような手段を講じている。
本発明の第1の態様は、コンピュータを用いて、画面上に表示される情報に対してグループとしての推薦情報を提示する装置及びそのプログラムであって、前記グループの構成員が閲覧した情報と、前記閲覧した情報に対する当該構成員が他者に対して推薦したか否かを表す推薦状況とを含むログを収集し、前記ログをもとに、前記情報を閲覧した構成員のうち当該情報を推薦する構成員の割合が所定の基準値以上であり、かつ、前記グループとして当該情報を推薦していると推定可能な標本数を超えるという条件を満たすかを判定し、前記条件を満たすと判定した場合に、前記情報に前記グループとしての推薦情報を付与するものである。
第1の態様によれば、統計的手法を用いて、集団の行動と見なせる必要最低限の標本数を求めることにより、グループの行動傾向を、早く、正しく推定することが可能になる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の前記判定において、前記ログの取得時刻又は現在時刻から所定の時間間隔前までのログを処理対象とするものである。
第2の態様によれば、上記第1の態様における標本数の算出にあたり、時間変化を考慮することで、情報に対する流行の変化や、評価の変化を捉えたグループとしての推薦情報の提示が可能になる。
本発明の第3の態様は、上記第1又は第2の態様において、前記情報を表示した構成員のうち推薦する構成員の割合を前記グループとしての推薦情報に付加するものである。
第3の態様によれば、推薦情報の表示の際に、実際の推薦率を表示することで、グループとしての推薦情報の意味を正確に伝えることが可能となる。
本発明の第4の態様は、上記第1乃至第3の態様のいずれかにおいて、前記情報を表示した構成員のうち推薦する構成員の割合をもとに母比率の信頼区間を推定し、前記信頼区間を前記グループとしての推薦情報に付加するものである。
第4の態様によれば、推薦情報の表示の際に、母比率の信頼区間を表示することで、グループとしての推薦情報の信頼性も含めてユーザに伝えることが可能となる。
すなわちこの発明によれば、グループに関する信頼性のある推薦情報を提示可能な推薦情報提示装置及びそのプログラムを提供することができる。
グループ内における対象情報を閲覧した人数の時間変化を示す図。 推薦情報提示のための判定方法を示す図。 第1実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図。 解析対象一時保存データベースの構成例を示す図。 グループ構成員表の構成例を示す図。 設定値(E,p)の構成例を示す図。 表示情報データベースの構成例を示す図。 実施例1に係るグループタグ付与判定部の処理例を示す図。 対象情報に対する評価の時間変化を示す図。 解析対象を時間に応じて変化させる方法を示す図。 第2実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図。 第2実施形態に係るログ収集部の動作を示す図。 実施例2−1に係る解析対象一時保存データベースの構成例を示す図。 実施例2−1に係るグループタグ付与判定部の処理例を示す図。 実施例2−3に係る解析対象一時保存データベースの構成例を示す図。 第3実施形態に係るグループタグの表示例を示す図。 第3実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図。 第4実施形態に係るグループタグの表示例を示す図。 第4実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図。 第4実施形態に係る区間推定部の処理例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態では、ソーシャルレコメンドサービスなどにおいて、A社社員、20代、女性などの様々なグループからの明示的な推薦情報をユーザに提示する手法を提案する。グループの推薦情報として100%の信頼性を担保するには、当該グループに属する全ユーザの、対象情報に対する評価結果を用いる必要がある。全ユーザが評価を終えるには、長い時間を要する。しかし、グループの推薦情報をより多くのユーザが当該情報の選択時に利用するためには、全ユーザの評価完了を待たず、早期に提示する必要がある。推薦情報の提示が遅くなると、既にその情報を閲覧したユーザが多くなる、あるいは、流行が廃れるといった理由から、推薦情報の価値が無くなってしまう。
ここで、図1に、横軸に時刻t、縦軸に累計人数をとり、グループ内における対象情報を閲覧した人数の時間変化を示す。図1に示すように、実際は、対象情報を閲覧したユーザの数は徐々に増加するので、対象情報の出現初期にはログが不十分である。また、ユーザが目にする情報の数は膨大な情報のうちの一部であり、対象情報を目にしないユーザも存在する。したがって、上記状況の中で、できるだけ少ないログ数で、信頼性を維持し“グループの行動傾向”を判断する必要がある。そこで、第1実施形態では、グループの行動傾向の判断に必要な最小標本数を求め、必要標本数を満たしたときにグループの推薦情報を提示する。
具体的には、情報閲覧者数と、明示的な推薦を行った者の数を用いて、グループ構成員全体の行動傾向を判断する。この判断には、ランダムサンプリングを前提とした、母比率の検定を行うための必要標本数算出方法を応用する(例えば、非特許文献2を参照)。必要標本数算出方法は、ある集団(母集団と呼ぶ)がある質問(例えばイエスあるいはノー)に対して回答を行う時、母集団の中から無作為に抽出した集団(標本と呼ぶ)がイエスと回答した割合を用いて、母集団においてイエスと回答した割合を推定するために必要な標本数を求めるものである。
例えば、図2に示すように、母集団Nを、評価対象グループの登録者数、あるいはアクティブユーザ数とし、母集団Nに占める、推薦するユーザの割合pを推定するに十分な標本数n(論理値)を算出する。算出には下記の式1−1を用いる。
Figure 0005696094
式1−1のEは標準誤差であり、サービス提供者によって定められる。または、ユーザが定めてもよい。なお、社会調査などではE=0.05あるいは0.1を用いるのが一般的である。pは、評価対象グループにおいて、明示的に推薦したユーザの割合であり、グループの推薦として表示するための基準である。pはサービス提供者によって定められる。ただし、nを算出するにあたり、原則としてpは設定数を用いるが、誤差最大を考慮するために、p=0.5(pが0.5のとき、nは最大値をとるため)としてもよい。
実際の推薦率p´は、情報を閲覧したユーザ(n´)のうち、推薦をしたユーザ(m´)の割合であり、下記の式1−1´で求められる。
Figure 0005696094
そして、pを判定するに十分なnを実測値(情報が提示されたユーザ数n´)が満たしていた場合、グループとしての推薦情報を提示するための評価基準pに基づき、上記求めた実際の推薦率p´を用いて下記の式2の判定を行う。
Figure 0005696094
以下に、このような方法を用いた第1実施形態に係る推薦情報提示システムについて説明する。
図3は、第1実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図である。このシステムは、グループタグ付与判定装置100(推薦情報提示装置)、クライアント端末上で実行可能なブラウザまたは専用アプリケーション200,700、解析対象一時保存データベース400、グループ構成員表500、設定値(E,p)600、及び、表示情報データベース800を有する。
ブラウザまたは専用アプリケーション200は、表示情報受取部210、表示部220、オススメタグ受信部230、及びログ送信部240を含み、ユーザ操作により所望の情報をクライアント端末に表示し、表示された情報に対して付与されるオススメタグ情報を取得する。なお、ブラウザまたは専用アプリケーション200は、ユーザを特定するユーザIDを、例えばユーザのログイン操作などのタイミングで、事前に取得しているものとする。
表示情報受取部210は、クライアント端末の画面上に表示するための表示情報と、この表示情報に予め付与される情報IDを取得し、表示部220に送る。表示部220は、クライアント端末の画面上に表示情報を表示する。ユーザは、表示された情報に対して、情報を推薦する場合には、明示的な推薦情報(たとえば、「オススメ」、「いいね」といったタグ)を付与する。ユーザが付与する明示的な推薦情報を、以後、オススメタグと呼ぶ。オススメタグ受信部230は、オススメタグの有無情報(オススメタグ情報:1または0)を受信する。オススメタグ受信部230は、あらかじめ取得してある情報ID、ユーザIDとオススメタグ情報をログ送信部240に送る。ログ送信部240は、ユーザが閲覧を終了あるいは、他のページに遷移するなどの任意のタイミングで、情報ID、ユーザID、及びオススメタグ情報をグループタグ付与判定装置100に送る。
グループタグ付与判定装置100は、クライアント端末から送られてくるオススメタグ情報等をもとにグループとしての推薦情報(たとえば、「A社オススメ」「通信業界オススメ」などのタグである。以後、グループタグと呼ぶ)を付与するものであり、ログ収集部110、ログ識別部120、p´,n算出部130、グループタグ付与判定部140、グループタグ付与部150を含む。
ログ収集部110は、ログ送信部240から送られてくる情報ID、ユーザID、及びオススメタグ情報を収集し、これらの情報をもとに解析対象一時保存DB400を更新する。
図4に解析対象一時保存DB400のデータ構造の一例を示す。解析対象一時保存DB400は、情報ID、グループ名、m´、及びn´を有する。また、図5にグループ構成員表500の構成例を示す。グループ構成員表500は、グループ名、グループ所属人数、構成員(ユーザの氏名等)、ユーザID、ログイン日時、及びグループに所属するユーザのうちのアクティブユーザ数(合計数)を含む。なお、アクティブユーザであるか否かは、ログイン日時を利用して判定する。判定基準は、例えば「3日以内にログインしたことがあるユーザ」など、サービス提供者が任意に定めるものとする。
ログ収集部110は、ユーザIDに該当するグループ名を上記グループ構成員表500から取得し、解析対象一時保存DB400のうち、情報ID及びグループ名が一致するn´の値を1加算する。また、オススメタグ情報について有りの場合には、m´に1加算し、無しの場合には、m´は変更しない。
ログ収集部110が解析対象一時保存DB400の更新を終了した後、あるいは、ある任意に定められた時間毎に、ログ識別部120は、解析対象一時保存DB400から判定対象の情報ID及びグループ名に該当するm´、n´を取得する。また、グループ構成員表500から判定対象のグループ名に該当するNを取得する。なお、Nについては、グループ所属人数を用いるのか、あるいはアクティブユーザ数を用いるのかは、サービス提供者が事前に選択するものとする。ログ収集部110は、情報ID、グループ名、取得したN、m´、及びn´をp´,n算出部130に送信する。
p´,n算出部130は、グループ名、情報ID、取得したN、m´、n´を受け取る。また、図6に示す設定値(E,p)600から標準誤差E、グループタグを表示する基準pを取得する。そして、p´,n算出部130は、式1−1を用いてnを算出し、式1−1´を用いてp´を算出する。p´,n算出部130は、情報ID、グループ名、p、p´、n、及びn´をグループタグ付与判定部140に送信する。
グループタグ付与判定部140は、p´,n算出部130から情報ID、グループ名、p、p´、n、及びn´を取得する。そして、式2の条件によりグループタグの付与判定を行う。
グループタグ付与判定部140は、式2の条件を満たす場合は、判定結果を「グループタグを付与する(1とする)」とし、この条件に満たなかった場合には、判定結果を「グループタグを付与しない(0とする)」とする。判定結果が0の場合、ここで終了となる。判定結果が1の場合、グループタグ付与判定部140は、情報ID、グループ名、及び判定結果をグループタグ付与部150に送信する。
グループタグ付与部150は、情報ID、グループ名、及び判定結果を受け取り、この情報IDに該当する表示情報を表示情報DB800から取得する。表示情報DB800には、図7に示すように情報IDと表示情報とが対応付けて格納されている。さらに、グループタグ付与部150は、グループ名と判定結果に基づいて、上記取得した表示情報に付与するグループタグを作成する。そして、グループタグ付与部150は、ブラウザまたは専用アプリケーション700へ情報ID、表示情報、グループタグを送信する。
ブラウザまたは専用アプリケーション700は、表示情報受取部710、表示部720を含む。表示情報受取部710は、情報ID、表示情報、グループタグを受け取り、表示部720に送信する。表示部720は、表示情報にグループタグを付して、クライアント端末の画面上に表示する。
[実施例1]
ここで、図8を用いて、グループタグ付与の判定対象「情報1」について、グループ「A社」に所属するユーザ(A社社員)のログを用いて、グループ「A社」の推薦情報付与の判定手順を以下に示す。
ブラウザまたは専用アプリケーション200の表示情報受取部210は、表示するための情報ID「情報1」と表示情報「ニュースA」を取得し、表示部220に送る。表示部220は、クライアント端末の画面上に「ニュースA」の情報を表示する。ユーザdさんは、表示された「ニュースA」に対して、“オススメタグ”をつける。オススメタグ受信部230は、「ニュースA」の情報ID「情報1」、ユーザdさんのユーザID「004」、オススメタグの有無情報(有り)を受信する。ログ送信部240は、ユーザ閲覧を終了あるいは、他のページに遷移するなどの任意のタイミングで、「ニュースA」の情報ID「情報1」、ユーザdさんのユーザID「004」、オススメタグの有無情報(有り)をグループタグ付与判定装置100のログ収集部110に送る。
ログ収集部110は、グループ構成員表500から、ユーザID「004」に該当するグループ名「A社」「Cサークル」(以後「Cサークル」に関する手順は省略する)を取得する。そして、図3の解析対象一時保存DB400の、情報ID「情報1」、「A社」のn´値(=145)に1加算する。また、オススメタグ情報について有なので、m´値(=81)に1加算する。図4は、この更新後のデータを示している。
ログ収集部110が解析対象一時保存DB400の更新を終了した後、あるいは、ある任意に定められた時間毎に、ログ識別部120は、解析対象一時保存DB400から、「A社」、「情報1」に該当するオススメした人数m´(=82)、閲覧者数n´(=146)を取得する。また、グループ構成員表500の「A社」に該当するN(=681)を取得する。本実施例1では、Nについて、グループに所属するユーザのうちのアクティブユーザの合計数を用いるものとする。そして、グループ名「A社」、情報ID「情報1」、取得したN(=681)、m´(=82)、n´(=146)をp´,n算出部130に送信する。
p´,n算出部130は、グループ名「A社」、情報ID「情報1」、取得したN(=681)、m´(=82)、n´(=146)を受け取る。また、標準誤差E(=0.1)、グループタグを表示する基準p(=0.5)(情報が提示されたユーザの中でオススメタグをつけた人の割合)を図5の設定値(E,p)600から取得する。そして、p´,n算出部130は、式1−1を用いてn(=84.28)を算出し、式1−1´を用いてp´(=82/146)を算出する。p´,n算出部130は、グループ名「A社」、情報ID「情報1」、p(=0.5),p´(=0.56),n(=84.28),n´(=146)をグループタグ付与判定部140に送信する。
グループタグ付与判定部140は、グループ名「A社」、情報ID「情報1」、p(=0.5),p´(=0.56),n(=84.28),n´(=146)を取得する。そして、式2を用いて判定を行う。実施例1の場合、n=84.28<n´=146、p=0.5<p´=0.56より、n´は、母集団の母比率を推定するに十分であって、かつ基準を満たしているものと判定されるため、グループタグ付与判定部140は、判定結果を「グループタグを付与する(1とする)」とする。
これにより、ブラウザまたは専用アプリケーション700の表示部720は、クライアント端末の画面上に表示される情報ID「情報1」の表示情報「ニュースA」に対して“A社オススメ”タグを付して表示する。
したがって、上記第1実施形態によれば、統計的手法を用いて、集団の行動と見なせる必要最低限の標本数を求めることにより、グループの行動傾向を、早く、正しく推定することが可能になる。
なお、第1実施形態において、p´及びnの算出を共にp´,n算出部130で行っているが、p´の算出・判定とnの算出・判定とを独立させてもよい。例えば、p´の算出・判定(p≦p´)後に、nの算出・判定(n≦n´)を行うようにしてもよい。また、順序を入れ替え、nの算出・判定(n≦n´)後に、p´の算出・判定(p≦p´)を行うようにすることもできる。
(第2実施形態)
対象情報について、コンテンツによっては評価が時間と共に変化する場合がある。例えば、ニュースといったような鮮度が情報の価値を左右するものなどである。図9上段は、横軸に時刻t、縦軸に累計人数をとり、グループ内における対象情報を閲覧した人数と、グループ内における対象情報を閲覧した人のうちオススメタグを付与した人数を示す。図9中段は、横軸に時刻t、縦軸に人数/時間をとり、グループ内における対象情報を閲覧した人数と、オススメタグを付与した人数の時間変化を示す。図9下段は、横軸に時刻t、縦軸に(「オススメした」人数/時間)を(対象情報を閲覧した人数/時間)で割った値をコンテンツ評価として、コンテンツ評価の時間変化を示す。コンテンツ評価は、時間変化すると考えられる。したがって、対象情報に対する評価の時間変化を推薦情報に反映できるようにする必要がある。
そこで、第2実施形態では、上記第1実施形態における、ランダムサンプリングを前提とした、母比率の検定を行うための必要標本数算出方法を採用した上で、解析対象となる、情報が提示されたユーザ数n´、情報が提示されたユーザのうち推薦したユーザ数m´について、情報提示開始時からの累積ではなく時間変化させるようにする。具体的には、時間間隔Δtを持って、解析対象のログを変化させるようにする。
つまり、図10に示すように、現在時刻または最新ログ取得時刻をt1とし、t0=t1−Δtで求め、t0〜t1に含まれるログを解析対象とする。具体的には、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザ数をn´とし、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザのうち推薦したユーザ数をm´とする。そして、解析対象として定められたn´、m´を用いて式1−1´によりp´を求め、式2の条件によりグループタグの付与判定を行う。
図11は、第2実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図である。上記第1実施形態の図3と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。図11に示すように、第2実施形態に係る推薦情報提示システムは、上記図3のシステム構成に、解析対象処理装置300を追加したものである。解析対象処理装置300は、Δt算出部310と、対象データ管理部320とを有する。また、ログ収集部110が情報毎にグループ名に所属する構成員のログをメモリに保存する機能を有する。
図12に、第2実施形態に係るログ収集部110の動作を示す。ログ収集部110は、情報毎に、グループ名に所属する構成員のログを、メモリにキャッシュする。例えば、ログ収集部110は、グループ構成員表500から、ユーザID「004」に該当するグループ名「A社」「Cサークル」(「Cサークル」については以後省略する)を取得する。そして、図12に示すように、グループ名「A社」、情報ID「情報1」に該当するキューに、ログ取得時刻t、ユーザID「004」、表示情報(=1)、オススメタグの有無情報(=1)をキャッシュに格納する。メモリ内の、情報ID「情報1」、グループ名「A社」に該当する情報閲覧数合計をn´(=97)として、また、オススメ数合計をm´(=53)として、解析対象一時保存DB400を更新する。
さらに、第2実施形態では、解析対象一時保存DB400のデータに時間情報を持たせたこと、およびグループタグ付与判定部140の動作が第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態について3つの実施例に従って説明する。
[実施例2−1]
実施例2−1では、現在時刻または最新ログ取得時刻をt1とし、t0=t1−Δtで求め、t0〜t1に含まれるログを解析対象とする。具体的には、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザ数をn´とし、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザのうち推薦したユーザ数をm´とする。そして、解析対象として定められたn´、m´を用いて式1−1´によりp´を求め、式2の条件によりグループタグの付与判定を行う。
図13に、実施例2−1に係る解析対象一時保存DB400のデータ構造を示す。この解析対象一時保存DB400は、情報ID、グループ名、m´、n´に加え、t0、t1、Δtを有する。t0の初期値は、対象情報の提示開始時刻が入力される。解析対象とする時間間隔Δtは、事前にサービス提供者が任意に定めるものとし、ここではΔtは固定とする。つまり、この実施例2−1では、n>n´、あるいは、p>p´のいずれかに合致する場合、グループタグはつかない。
グループタグ付与判定部140は、上記第1実施形態と同様にグループタグの付与判定を行う。例えば図14に示すように、グループタグ付与判定部140は、グループ名「A社」、情報ID「情報1」、p(=0.5),p´(=0.55),n(=84.28),n´(=97)を取得する。そして、式2を用いて判定を行う。式2の条件に合うため、グループタグ(“A社オススメ”タグ)を付与する(1とする)とする。これにより、ブラウザまたは専用アプリケーション700の表示部720は、クライアント端末の画面上に表示される情報ID「情報1」の表示情報に対して“A社オススメ”タグを付して表示する。
さらに、グループタグ付与判定部140は、情報ID、グループ名、情報提示時刻tをt1として解析対象処理装置300に送信する。例えば、情報ID「情報1」、グループ名「A社」、情報提示時刻t(2012.2.15 10:03)を最新ログ取得時刻t1として解析対象処理装置300のΔt算出部310に送信する。
Δt算出部310は、情報ID「情報1」、グループ名「A社」、t1(2012.2.15 10:03)を受け取り、解析対象一時保存DB400の情報ID「情報1」、グループ名「A社」に該当するt1(2012.2.15 10:03)を更新し、また、解析対象一時保存DB400の情報ID「情報1」、グループ名「A社」に該当するΔt(24:00)を用いて、情報ID「情報1」、グループ名「A社」に該当するt0(t0=t1−Δt=2012.2.14 10:03)を更新する。
そして、Δt算出部310は、解析対象一時保存DB400から、t0(2012.2.14 10:03)を取得し、新しく取得したt0(2012.2.14 10:03)と、情報ID「情報1」、グループ名「A社」を対象データ管理部320に送信する。
対象データ管理部320は、情報ID「情報1」、グループ名「A社」に該当するキューの中でt0(2012.2.14 10:03)以前のログを消去する。
[実施例2−2]
実施例2−2では、解析対象とする時間間隔Δtは、サービス利用開始時から上記式1−1により必要標本数nが出た時点の時刻までとする。したがって、Δtは、初めて必要標本数nが集まった(n=n´)ときに定められる。その後、Δtは変化しない。そして、実施例2−1と同様に、現在時刻、または、最新ログ取得時刻をt1とし、t0=t1−Δtで求め、t0〜t1に含まれるログを解析対象とする。具体的には、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザ数をn´とし、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザのうち推薦したユーザ数をm´とする。そして、解析対象として定められたn´、m´を用いて式1−1´によりp´を求め、式2の条件によりグル―プタグの付与判定を行う。つまり、実施例2−2では、n>n´、あるいは、p>p´のいずれかに合致する場合、グループタグはつかない。
なお、Δtは、初めて必要標本数nが集まった(n=n´)ときに任意の時間qを加えた時刻までとしてもよい。この場合、前記の場合と比較してΔtの値が大きくなるので、逐次更新されるt0、t1(Δt=t1−t0)の範囲に含まれるn´の値が大きくなる可能性が高まり、n>n´になる可能性が小さくなる。すなわち、n≦n´になる可能性が高くなり、グループタグ付与判定条件n>n´、p>p´のうち、p>p´によってグループタグの付与判定がされるようになる。
グループタグ付与判定部140は、対象グループ名、対象情報に該当するキャッシュを初期値0として持っておく。グループタグ付与判定部140は、初めてn≦n´となったときを判別するものとする。すなわち、n´−nを行い、グループ名に該当する結果が初めて0または正になったとき、対象グループ名、対象情報に該当するキャッシュの値を0から1へ変更する。キャッシュの値が1になったとき、ログ取得時刻tをt1、また、Δtとして、解析対象処理装置300のΔt算出部310に送信する。また、情報ID、グループ名も合わせて送信する。それ以後は、情報ID、グループ名、情報提示時刻tをt1として解析対象処理装置300のΔt算出部310に送信する。
Δt算出部310は、初回には、情報ID、グループ名、t1、Δt(この場合、t1、Δtは同値)をグループタグ付与判定部140から受け取り、解析対象一時保存DB400の情報ID、グループ名に該当するt1、Δtを更新する。2回目以降は、情報ID、グループ名、t1をグループタグ付与判定部140から受け取り、解析対象一時保存DB400の情報ID、グループ名に該当するt1を更新し、また、解析対象一時保存DB400の情報ID、グループ名に該当するΔtを用いて、情報ID、グループ名に該当するt0(t0=t1−Δt)を更新する。
そして、Δt算出部310は、解析対象一時保存DB400からt0を取得し、新しく取得したt0と、情報IDおよびグループ名を対象データ管理部320に送信する。対象データ管理部320は、受け取った情報IDおよびグループ名に該当するキューの中でt0以前のログを消去する。
[実施例2−3]
実施例2−3では、解析対象とする時間間隔Δtは、上記式1−1により必要標本数nを求め、必要標本数nが担保されるように逐次Δtを定める。すなわち、Δtは変化する。そして、現在時刻または最新ログ取得時刻をt1とし、t0=t1−Δtで求め、t0〜t1に含まれるログを解析対象とする。具体的には、t0〜t1の間に情報が提示されたユーザ数をn´とするが、実施例2−3の場合は、常にn´=nである。したがって、解析対象を選定するにあたっては、図11中の解析対象処理装置300でΔtを算出せずとも、nを用いることで選定することができる。また、情報が提示されたユーザのうち推薦したユーザ数をm´とする。そして、解析対象として定められたn´、m´を用いて式1−1´によりp´を求め、式2の条件によりグループタグの付与判定を行う。つまり、実施例2−3では、p>p´に合致する場合、グループタグはつかない。
図15に、実施例2−3に係る解析対象一時保存DB400のデータ構造を示す。この解析対象一時保存DB400は、情報ID、グループ名、m´、n´および、現在時刻または最新ログ取得時刻t1を有する。
グループタグ付与判定部140は、対象グループ名、対象情報に該当するキャッシュを初期値0として持っておく。グループタグ付与判定部140は、初めてn≦n´となったときを判別するものとする。すなわち、n´−nを行い、グループ名に該当する結果が初めて0または正になったとき、対象のグループ名、対象情報の情報IDに該当するキャッシュの値を0から1へ変更する。ログ収集部110は、キャッシュの値が1になったとき、とそれ以降は、ログ収集部110が持つキューの中で該当する情報ID、グループ名のセル数がn個以上の時、最新順から数えてn+1個目以前にあたるセルを消去する。
以上述べたように第2実施形態によれば、上記第1実施形態での標本数算出にあたり、時間変化を考慮することで、流行の変化や、評価の変化を捉えたグループタグ情報提示が可能になる。これにより、個人が行った推薦の行動が、偏りなく母集団の傾向を示している場合にのみ、グループタグが表示され、グループタグの信頼性を担保できる。また、最低限のログを持って信頼性を担保することができ、他のユーザに早くグループタグが提示できる。
(第3実施形態)
対象情報について、グループタグを提示した場合、グループタグの有無だけでは、例えば、どの程度注目をされているのか、どの程度の信頼性が担保されているのか、といった、タグの情報の意味がわかりづらい。そこで、第3実施形態では、グループタグの表示の際に、実際の推薦率p´を表示することで、グループタグの意味を正確にユーザに伝えるようにする。
図16は、第3実施形態に係るグループタグの表示例を示す図である。グループタグを表示すると判定されたときの実際の推薦率p´を用いて、60%、90%などの付加情報をグループタグに追加する。表現の方法としては数値(図16の例1)または、アイコン(図16の例2)、または色(図16の例3)などで表示する。これらのグループタグに追加する付加情報をタグオプション情報と呼ぶ。
図17は、第3実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図である。なお、第3実施形態は、上述した第1実施形態、あるいは第2実施形態に追加して実施することができるが、ここでは、第1実施形態に追加した場合の実施例について説明する。第3実施形態に係る推薦情報提示システムは、上記第1実施形態におけるグループタグ付与判定部140、グループタグ付与部150、表示情報受取部710および、表示部720の動作が異なるが、構成は図3のシステムと同様であるため、図3と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
グループタグ付与判定部140は、グループタグの付与判定において、判定結果が1の場合に、例えば、情報ID「情報1」、グループ名「A社」、及び判定結果(=1)に加え、実際の推薦率p´(=0.56)をグループタグ付与部150に送信する。
グループタグ付与部150は、情報ID、グループ名、判定結果及びp´を受け取り、この情報ID「情報1」に該当する表示情報を表示情報DB800から取得する。さらに、グループタグ付与部150は、グループ名、判定結果およびp´に基づいて、上記取得した表示情報に付与するグループタグ(“A社オススメ”)にタグオプション情報(例えば“56%”)を付したもの(例えば“A社の56%の人オススメ”)を作成する。そして、グループタグ付与部150は、ブラウザまたは専用アプリケーション700へ情報ID、表示情報、およびタグオプションを付したグループタグを送信する。
ブラウザまたは専用アプリケーション700の表示情報受取部710は、情報ID、表示情報、タグオプションを付したグループタグを受け取り、表示部720に送信する。表示部720は、「情報1」の表示情報に、タグオプションを付したグループタグ(“A社の56%の人オススメ”)を付して、クライアント端末の画面上に表示する。
したがって、第3実施形態によれば、グループタグの表示の際に、実際の推薦率を表示することで、グループタグの意味を正確にユーザに伝えることが可能となる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、グループタグの表示の際に、母比率の信頼区間を表示することで、グループタグの信頼性を高めるものである。
そこで、第4実施形態では、グループタグを表示すると判定されたときの実際の推薦率p´を用いて、母比率の区間推定(非特許文献3を参照)を行い、母比率の信頼区間をタグに表示する。区間推定とは、母比率pハットは、標本比率p´を算出した場合、下記の式3で信頼区間を求めるものである。
Figure 0005696094
式3において、n´が大きくなると、信頼区間は狭まる。この区間推定は、計測したp´、すなわち、情報が表示されたユーザ(n´)という標本の中で、どれだけの人が推薦をしたかという比率(割合)が、実際のグループの傾向をどれくらいの誤差を含めて把握できたかを推定するものである。したがって、グループタグを提示する際に区間推定結果を用いることで、ユーザに対して、グループタグの意味を示すことができる。
なお、上記の式1−1、式3に含まれる1.96という係数は、信頼係数95%(有意水準5%)の場合の係数であるが、信頼係数を変更して式1−1、式3の1.96を変更してもよい。
図18は、第4実施形態に係るグループタグの表示例を示す図である。グループタグを表示すると判定されたときの実際の推薦率p´を用いて信頼区間を算出し、55%〜65%などの信頼区間をグループタグに追加する。表現の方法としては例えば、図18の例1´に示すように数値で表現する。
図19は、第4実施形態に係る推薦情報提示システムの機能構成を示すブロック図である。なお、第4実施形態は、上述した第1実施形態、あるいは第2実施形態に追加して実施することができるが、ここでは、第1実施形態に追加した場合の実施例について説明する。また、上記第3実施形態と第4実施形態のいずれかを用いても、両者を用いてもよい。
図19に示すように、第4実施形態に係る推薦情報提示システムは、上記第1実施形態の構成に区間推定部160を追加したものである。また、グループタグ付与判定部140、グループタグ付与部150、表示情報受取部710および、表示部720の動作が異なる。その他の構成は図3のシステムと同様であるため、図3と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
グループタグ付与判定部140は、判定結果が1の場合に、例えば、情報ID「情報1」、グループ名「A社」、判定結果(=1)、および実際の推薦率p´(=0.56)を区間推定部160に送信する。
区間推定部160は、図20に示すように、上記式3を用いて信頼区間(0.48<pハット<0.64)を算出する。そして、区間推定部160は、情報ID「情報1」、グループ名「A社」、判定結果(1)、および算出した信頼区間(0.48<pハット<0.64)を、グループタグ付与部150に送信する。
グループタグ付与部150は、情報ID、グループ名、判定結果および信頼区間を受け取り、この情報ID「情報1」に該当する表示情報を表示情報DB800から取得する。表示情報DB800から情報IDに該当する表示情報を取得する。さらに、グループタグ付与部150は、グループ名、判定結果および信頼区間に基づいて、上記取得した表示情報に付与するグループタグ(“A社オススメ”)に信頼区間(例えば“48〜64%”)を付したもの(例えば“A社の48〜64%の人オススメ”)を作成する。そして、グループタグ付与部150は、ブラウザまたは専用アプリケーション700へ情報ID、表示情報、および信頼区間を付したグループタグを送信する。
ブラウザまたは専用アプリケーション700の表示情報受取部710は、情報ID、表示情報、信頼区間を付したグループタグを受け取り、表示部720に送信する。表示部720は、「情報1」の表示情報に、タグオプションを付したグループタグ(“A社の48〜64%の人オススメ”)を付して、クライアント端末の画面上に表示する。
したがって、第4実施形態によれば、グループタグ表示の際に母比率の信頼区間を表示することで、グループタグの信頼性を担保してユーザに伝えることが可能となる。
なお、上記第3、第4実施形態において、グループタグ付与部150でタグオプション情報又は信頼区間を付したグループタグを作成したが、これに限らず、グループタグ付与部150は情報ID、表示情報及びグループタグ並びにタグオプション情報又は信頼区間を表示情報受取部710へ送信し、表示部720において表示情報にタグオプション情報又は信頼区間を付したグループタグを付けるようにしても良い。
また、グループタグを付けるにあたり、個人の明示的な推薦情報、すなわち、オススメタグを用いる方法を記述したが、グループとしての推薦や、グループとしての行動傾向を捉えるためのログは、明示的な推薦情報ではなく、例えば、トップページから詳細画面を見た履歴などでもよい。たとえば、詳細閲覧履歴を使う場合には、「A社オススメ」ではなく、「A社注目」というようなグループタグとして付与することもできる。
すなわち、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…グループタグ付与判定装置、110…ログ収集部、120…ログ識別部、130…p´,n算出部、140…グループタグ付与判定部、150…グループタグ付与部、160…区間推定部、200…ブラウザまたは専用アプリケーション、210…表示情報受取部、220…表示部、230…オススメタグ受信部、240…ログ送信部、300…解析対象処理装置、310…Δt算出部、320…対象データ管理部、400…解析対象一時保存データベース、500…グループ構成員表、600…設定値(E,p)、700…ブラウザまたは専用アプリケーション、710…表示情報受取部、720…表示部、800…表示情報データベース。

Claims (5)

  1. コンピュータを用いて、画面上に表示される情報に対してグループとしての推薦情報を提示する装置であって、
    前記グループの構成員が閲覧した情報と、前記閲覧した情報に対する当該構成員が他者に対して推薦したか否かを表す推薦状況とを含むログを収集する収集手段と、
    前記ログをもとに、前記情報を閲覧した構成員のうち当該情報を推薦する構成員の割合が所定の基準値以上であり、かつ、前記グループとして当該情報を推薦していると推定可能な標本数を超えるという条件を満たすかを判定する判定手段と、
    前記条件を満たすと判定した場合に、前記情報に前記グループとしての推薦情報を付与する付与手段と
    を具備することを特徴とする推薦情報提示装置。
  2. 前記判定手段は、前記ログの取得時刻又は現在時刻から所定の時間間隔前までのログを処理対象とすることを特徴とする請求項1に記載の推薦情報提示装置。
  3. 前記付与手段は、前記情報を表示した構成員のうち推薦する構成員の割合を前記グループとしての推薦情報に付加することを特徴とする請求項1又は2に記載の推薦情報提示装置。
  4. 前記情報を表示した構成員のうち推薦する構成員の割合をもとに母比率の信頼区間を推定する手段をさらに具備し、
    前記付与手段は、前記信頼区間を前記グループとしての推薦情報に付加することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の推薦情報提示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の推薦情報提示装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させる推薦情報提示プログラム。
JP2012110901A 2012-05-14 2012-05-14 推薦情報提示装置及びそのプログラム Expired - Fee Related JP5696094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012110901A JP5696094B2 (ja) 2012-05-14 2012-05-14 推薦情報提示装置及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012110901A JP5696094B2 (ja) 2012-05-14 2012-05-14 推薦情報提示装置及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013238990A JP2013238990A (ja) 2013-11-28
JP5696094B2 true JP5696094B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=49763969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012110901A Expired - Fee Related JP5696094B2 (ja) 2012-05-14 2012-05-14 推薦情報提示装置及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5696094B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7198900B2 (ja) * 2017-08-14 2023-01-04 ヤフー株式会社 生成装置、生成方法、及び生成プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4329436B2 (ja) * 2003-07-08 2009-09-09 ソニー株式会社 コンテンツ視聴支援システム及びコンテンツ視聴支援方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP5223865B2 (ja) * 2007-07-20 2013-06-26 日本電気株式会社 知識発見支援システム、方法、及び、プログラム
JP4371382B2 (ja) * 2007-12-30 2009-11-25 ユーウィングス株式会社 アクセス対象情報検索装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013238990A (ja) 2013-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080184129A1 (en) Presenting website analytics associated with a toolbar
US20130198376A1 (en) Hybrid internet traffic measurement using site-centric and panel data
US10769644B2 (en) Cross-domain identity service
Netter et al. Privacy settings in online social networks--Preferences, perception, and reality
EP2541445A2 (en) A method and a system for analysing impact of changes to content of a website
CN104899236B (zh) 一种评论信息显示方法、装置及系统
CN107766470B (zh) 一种数据分享的智能统计方法、智能统计显示方法及装置
US9866454B2 (en) Generating anonymous data from web data
US20130346215A1 (en) Advertisement distribution apparatus, distribution method, and distribution program
US10296924B2 (en) Document performance indicators based on referral context
JP2007249306A (ja) 情報配信システム、情報配信方法及びプログラム
CN104917812B (zh) 一种应用于群智计算的服务节点选择方法
JP6055912B2 (ja) 端末装置および装置のプログラム
JP5696094B2 (ja) 推薦情報提示装置及びそのプログラム
US20160307223A1 (en) Method for determining a user profile in relation to certain web content
JP2014222474A (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
JP6347532B1 (ja) 評価装置、評価方法及び評価プログラム
JP3859987B2 (ja) 情報検索提供装置、情報検索提供方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP6399420B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2016057879A (ja) コンテンツ評価サーバ、コンテンツ評価システム及びプログラム
JP5053783B2 (ja) 情報配信装置
JP5271951B2 (ja) サーバ装置、評価方法、評価プログラム、及び評価システム
JP2015064849A (ja) 情報提示装置、情報提示方法、及びプログラム
KR101078016B1 (ko) 온라인 배너 광고를 제공하는 방법 및 장치
KR102563498B1 (ko) 설문조사용 질문카드에 기반한 맛집 데이터 취합 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5696094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees