JP2015064849A - 情報提示装置、情報提示方法、及びプログラム - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上のコミュニケーションの場において、ユーザにとって必要な情報を、分かり易く提示し得る、情報提示装置、情報提示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報提示装置10は、第1のユーザに情報が提示される第2のユーザのWebサイトへのアクセスログを取得するアクセスログ取得部11と、第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得するリアルタイム度取得部12と、ユーザ間の関係度を取得する関係度取得部13と、提示される情報の件数を算出し、これを関係度に基づいて第2のユーザに振分ける件数調整部14と、アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い第2のユーザのアクセスログを集約するアクセスログ集約部15と、第2のユーザのアクセスログ又は集約後のアクセスログを提示すべき情報として出力する情報出力部16とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク上でのユーザ間のコミュニケーションにおいて、ユーザに他のユーザの情報を提示する、情報提示装置、情報提示方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
近年、モバイル端末の普及により、コミュニケーションツールの利用が増加している。コミュニケーションツールは、場所及び時間に影響されることなく、人と人とのコミュニケーションを可能にするツールであり、例えば、SNS(Social Networking System)によって提供されている。また、このようなコミュニケーションツールによって、コミュニケーションが活性化することで、コミュニケーションツールを提供するサイトの運営者は、コミュニティを形成したり、ビジネスを拡大したりすることができる。
また、ユーザが、コミュニケーションツールによって、自分以外の人とのコミュニケーションを活性化することで、ユーザとその人との間には深い理解が生まれたり、ユーザと新しい人との出会いが発生したりする。この結果、ユーザは、豊かな社会生活を送ることができる。
そして、このようなコミュニケーションツールにおいては、これを提供するシステムによって、ユーザ間のコミュニケーションを更に活性化させるために、ユーザの注意を喚起し、ユーザ間のコミュニケーションのきっかけを与える機能が付加されることがある。
ユーザの注意を喚起するための機能の一つとしては、アクティビティフィードが知られている。アクティビティフィードは、ユーザに、そのユーザと関係がある他のユーザの行動等の状況を、典型的にはリアルタイムに提示する機能であり、SNS(Social Networking System)では一般的である。
具体的には、SNSにおいて、アクティビティフィードは、例えば、ユーザに、その友人の行動履歴を提示する。友人の行動履歴を見ることで、ユーザは、その友人に声をかけたり、あるいは、その友人と同様の行動をとったりできる。この結果、新たなコミュニケーションが発生することが期待される。
このように、アクティビティフィードによれば、ユーザ間に、コミュニケーションをより活性化させるためのきっかけを提供することができる。例えば、特許文献1は、アクティビティフィードを提供する情報提示システムの一例を開示している。具体的には、特許文献1に開示されている情報提示システムは、まず、アクセスログに基づいて、アクティビティフィードが提示されるユーザと他のユーザとの親密度を判定する。そして、この情報提示システムは、親密度の判定結果に応じて、アクティビティフィードでの他のユーザに関する情報(アクセスログ)の表示序列を決定する。
通常、ユーザは、親密度の高い他のユーザの情報ほどより詳しく知りたいと思うため、特許文献1に開示された情報システムによれば、より利用しやすいコミュニケーションツールが提供されることになると考えられる。
特開特開2012−168896号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された情報提示システムでは、上述したように、ユーザ間の親密度のみに基づいて他のユーザの情報の表示序列が決定される。このため、ユーザにとって必要のない情報の表示序列が上位となる可能性があり、ユーザにとって情報が分かり易く絞り込まれていないアクティビティフィードが生成される可能性がある。
また、上記特許文献1に開示された情報提示システムでは、上述したように、アクセスログがそのままアクティビティフィードとして提示されるので、ユーザにとって重要な情報が盛り込まれていないアクティビティフィードが生成される可能性もある。
[発明の目的]
本発明の目的の一例は、上記問題を解消に、ネットワーク上のコミュニケーションの場において、ユーザにとって必要な情報を、分かり易く提示し得る、情報提示装置、情報提示方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報提示装置は、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための装置であって、
前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、アクセスログ取得部と、
前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、リアルタイム度取得部と、
前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、関係度取得部と、
前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、件数調整部と、
前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、アクセスログ集約部と、
前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記アクセスログ取得部によって取得されたアクセスログ、又は前記アクセスログ集約部による集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、情報出力部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における情報提示方法は、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための方法であって、
(a)前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、ステップと、
(b)前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、ステップと、
(c)前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、ステップと、
(d)前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、ステップと、
(e)前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、ステップと、
(f)前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記(a)のステップによって取得されたアクセスログ、又は前記(e)のステップによる集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータによって、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、ステップと、
(b)前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、ステップと、
(c)前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、ステップと、
(d)前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、ステップと、
(e)前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、ステップと、
(f)前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記(a)のステップによって取得されたアクセスログ、又は前記(e)のステップによる集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、ネットワーク上のコミュニケーションの場において、ユーザにとって必要な情報を、分かり易く提示することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における情報提示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1における情報提示装置の動作を示すフロー図である。 図3は、本発明の実施の形態2における情報提示装置の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態2における情報提示装置の動作を示すフロー図である。 図5は、本発明の実施の形態1及び2における情報提示装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施例におけるアクティビティフィードの一例を示す図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における、情報提示装置、情報提示方法、及びプログラムについて、図1及び図2を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本実施の形態1における情報提示装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における情報提示装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態1における情報提示装置10は、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための装置である。図1の例では、ユーザA、ユーザB、及びユーザCのうちいずれかが第1のユーザとなる。例えば、ユーザAが第1のユーザである場合は、ユーザAに対して情報の提示が行なわれる。また、この場合、ユーザB及びCが第2のユーザであり、ユーザB及びCの情報がユーザAに提示される。なお、図1では、3人のユーザしか図示されていないが、ユーザの数は特に限定されるものではない。
図1に示すように、情報提示装置10は、アクセスログ取得部11と、リアルタイム度取得部12と、関係度取得部13と、件数調整部14と、アクセスログ集約部15と、情報出力部16とを備えている。
アクセスログ取得部11は、第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを取得する。また、アクセスログの取得が行なわれるWebサイトは、ユーザ間にコミュニケーションツールを提供しているWebサイトである。
また、リアルタイム度取得部12は、第1のユーザのWebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する。更に、関係度取得部13は、第1のユーザと第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する。件数調整部14は、リアルタイム度に応じて、第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、関係度に基づいて、第2のユーザそれぞれに振分ける。
また、アクセスログ集約部15は、第2のユーザのいずれか又は全部において、アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザの提示対象となるアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する。
情報出力部16は、第2のユーザそれぞれにおける、アクセスログ取得部11によって取得されたアクセスログ、又はアクセスログ集約部15による集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、第1のユーザに提示すべき情報として出力する。
このように、情報提示装置10は、情報が提示される第1のユーザのリアルタイム度に応じて、提示される情報の全体の件数が決定される。例えば、第1のユーザが、直ぐにWebサイトを閲覧できる状態にある場合は、第1のユーザには多くの情報が提示される。更に、第1のユーザと第2のユーザとの関係度に応じて、第2のユーザ毎の件数が決定され、決定された件数に比べて、提示すべき情報が多すぎる場合は集約される。この結果、ネットワーク上のコミュニケーションの場において、ユーザにとって情報が分かり易く絞り込まれたアクティビティフィードが生成されることになる。
続いて、本実施の形態1における情報提示装置10の構成について更に具体的に説明する。まず、本実施の形態1では、情報提示装置10は、インターネット等のネットワーク30を介して、Webサーバ20に接続されている。上述のコミュニケーションツールを提供しているWebサイトは、このWebサーバ20上に置かれている。
また、ネットワーク30には、ユーザA〜Cが用いる端末21〜23も接続されている。ユーザA〜Cは、それぞれの端末上で、Webサイトが提供するコミュニケーションツールを用いて、互いにコミュニケーションをとることができる。
アクセスログ取得部11は、上述したように各第2のユーザのWebサイトへのアクセスログを取得する。本実施の形態1では、アクセスログとしては、例えば、第2のユーザが端末上でWebブラウザを介してWebサーバにアクセスしたときのアクセスログが挙げられる。具体的には、アクセスログ取得部11は、Webサーバ20に対して、各第2のユーザの端末がHTTPによって通信を行なったときの通信履歴を送信するように命令し、送信されてきた通信履歴からアクセスログを取得する。
また、本実施の形態1では、アクセスログ取得部11は、全ユーザのアクセスログを取得する。これは、いずれのユーザの第2のユーザになる可能性があり、その情報は、第1のユーザに対して提示されるためである。また、アクセスログ取得部11は、リアルタイムに、即ち、端末からWebサーバ20にアクセスがある度に、アクセスログを取得しても良いし、一定期間毎にまとめてアクセスログを取得しても良い。
リアルタイム度取得部12は、上述したように、第1のユーザのWebサイト閲覧へのリアルタイム度を取得する。本実施の形態1では、リアルタイム度は、情報提示装置10からの情報提示があった場合に、第1のユーザがどれだけ即座にそれを確認できるかを示す指標である。
リアルタイム度の具体例としては、第1のユーザが最後にWebサイトにアクセスしたときからの経過時間の逆数から得られる値が挙げられる。その他、リアルタイム度としては、予め設定された算出式に、第1のユーザが最後にWebサイトにアクセスしてからの経過時間を適用することによって算出される値、第1のユーザの過去の行動を学習することで得られた算出式から算出される値も挙げられる。また、リアルタイム度は、ユーザの視線を検出するデバイスを用いて、ユーザが画面を注視している度合が求められている場合は、この求められた注視の度合から推定されていても良い。
また、本実施の形態1では、リアルタイム度は、Webサーバ20によって算出されており、リアルタイム度取得部12は、Webサーバ20にリアルタイム度を送信するように命令し、送信されてきたリアルタイム度を取得する。一方、リアルタイム度がWebサーバ20で算出されていない場合は、リアルタイム度取得部12は、アクセスログ取得部11から第1のユーザのアクセスログを取得し、取得したアクセスログに基づいて、リアルタイム度を算出する。
更に、本実施の形態1では、リアルタイム度は、第1のユーザの端末で算出されていても良い。この場合は、リアルタイム度取得部12は、第1のユーザの端末にリアルタイム度を送信するように命令し、送信されてきたリアルタイム度を取得する。
関係度取得部13は、上述したように、第1のユーザと第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する。本実施の形態1では、関係度は、第1のユーザと第2のユーザとの親密度合(どれだけ近いか、又はどれだけ遠いか)を示す指標である。
関係度の具体例としては、友人関係にあるかどうか、更には、親しい友人関係(又はそうでない友人関係)にあるかどうかによって値が異なる指標、ユーザ同士が友人関係にないことを示す指標が挙げられる。また、その他に、関係度としては、第1のユーザの発言行動から抽出したキーワードのベクトルと第2のユーザとの距離も挙げられる。このような関係度が用いられる場合は、発言行動をした第1のユーザと、この発言行動の内容に近い領域に興味を持っている第2のユーザとの関係度が高くなる傾向にある。
また、関係度は、本実施の形態1では、Webサーバ20によって算出されている。このため、関係度取得部13は、Webサーバ20に、関係度を送信するように命令し、送信されてきた関係度を取得する。
件数調整部14は、リアルタイム度取得部12で取得されたリアルタイム度と、関係度取得部13で取得された関係度とを用いて、上述したように、第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を第2のユーザそれぞれに振分ける。
具体的には、まず、件数調整部14は、第1のユーザのリアルタイム度を用いて、提示される情報の件数、即ち、アクティビティフィードで出力される件数を算出する。本実施の形態1では、件数調整部14は、第1のユーザのリアルタイム度が大きい程、値が大きくなるように、提示される情報の件数(出力件数)を算出する。
続いて、件数調整部14は、算出した出力件数を、第2のユーザ毎に、第1のユーザとの関係性が高い第2のユーザの情報ほど、送信されてくる件数が多くなるように、配分する。
例えば、ユーザAのリアルタイム度として、直近の単位時間当りのアクセス数T(A)が用いられているとする。また、ユーザAとユーザBとの関係度として、友だち関係及び興味領域等を総合して親密度合を示す指標R(A,B)が用いられ、未だアクティビティフィードによって情報が提示されていないユーザBのアクセスログの件数をL(B)とする。この場合、件数調整部14ユーザAのアクティビティフィードに表示されるユーザBの件数F(A,B)を、下記の数1によって算出でき、算出した値をユーザBに振分ける。
Figure 2015064849
なお、上記数1において、K1、K2、K3は任意の係数である。また、「*」は第2のユーザとなり得るユーザそれぞれを表している。
また、いずれかの第2のユーザにおいて、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない場合が発生したとする。この場合、件数調整部14は、アクセスログの数と振分けられた件数との差に応じて、他の第2のユーザに振分けられる件数を増加させことができる。例えば、件数調整部14は、アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い第2のユーザにおいて、振分けられる件数を増加させる。
アクセスログ集約部15は、上述したように、アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い第2のユーザが存在する場合に、その第2のユーザのアクセスログを、設定されたルール(以下「アクセスログ集約ルール」と表記する。)に基づいて集約する。これにより、該当する第2のユーザの、情報として提示されるアクセスログの数は、振分けられた件数となる。
ここで、アクセスログ集約部15が実行する処理について具体的に説明する。まず、本実施の形態1では、アクセスログは、情報として、アクセス時の時刻(いつ)、アクセスの主体(だれが)、アクセス時の操作対象(何を)、アクセス時の操作内容(どうした)を含んでいる。アクセスログは、これらの情報を組み合せた形式で表現されている。よって、アクセスログ集約部15は、取得したアクセスログに含まれる主体に基づいて、取得したアクセスログを、ユーザ毎に分類し、ユーザ毎のアクセスログの数をカウントする。
また、本実施の形態1では、情報提示装置10は、更に、アクセスログ集約ルールを格納するルール格納部17を備えている。よって、アクセスログ集約部15は、ルール格納部17から、アクセスログ集約ルールを取得する。
アクセスログ集約ルールの具体例としては、「2つ以上のアクセスログにおいて、アクセス時の時刻の差がa分以内であり、且つ、操作内容が同一である場合に、操作対象をまとめて、1つのアクセスログとする(a:任意の自然数)」というルールが挙げられる。
操作対象のまとめ方としては、例えば、条件に合うアクセスログが5つあり、それぞれの操作対象が、X、Y、Z、Y、Yである場合に、最も多いYを代表として選択する方法、操作対象として、X、Y、Zを包含する抽象概念を用いる方法が挙げられる。また、X、Y、Zを包含する抽象概念としては、例えば、X、Y、Zがそれぞれ書籍のタイトルを表している場合であれば、「本」が挙げられる。
また、他の具体例としては、「2つ以上のアクセスログにおいて、アクセス時の時刻の差がb分以内であり、且つ、操作対象が同一又は同一カテゴリにある場合に、操作内容をまとめて、1つのアクセスログとする(b:任意の自然数)」というルールも挙げられる。
操作内容のまとめ方としては、例えば、操作内容として、「興味を示した」等の抽象的な内容を用いる方法、条件に合うアクセスログが6つあり、それぞれの操作内容が、X、Y、Z、Y、X、Xである場合に、最も多いXを代表として選択する方法が挙げられる。
また、操作内容のまとめ方としては、操作内容がXとYとの2種類である場合に、両者を包含する抽象概念を用いる方法も挙げられる。XとYとを包含する抽象概念としては、例えば、操作内容が「走る」と「歩く」とであれば、「運動する」が挙げられる。
なお、本実施の形態では、アクセスログ集約ルールは、上述した例に限定されない。また、アクセスログ集約ルールは、操作対象と操作内容とを同時にまとめる複合的なルールであっても良い。更に、アクセスログ集約ルールは、アクセス時の時刻でまとめるルールであって、各時刻から求められた分散値に応じて、時刻をまとめる範囲を変更するルールであっても良い。また、アクセスログ集約ルールは、アクセスの主体でまとめるルールであって、異なるアクセスの主体を属性に応じて主体を同一とみなすルールであっても良い。
情報出力部16は、第2のユーザのアクセスログ、又は集約が行なわれた場合は集約後の第2のユーザのアクセスログを、アクティビティフィードして出力する。本実施の形態では、情報出力部16は、第1のユーザの端末(図1の例では端末21)に、ユーザB及びCのアクセスログを含む情報を送信する。これにより、第1のユーザは、端末の画面上で、他のユーザのアクセスログを確認することができる。
なお、端末の画面上での情報の提示態様は、特に限定されるものではない。例えば、情報の提示は、メイン画面の空いた領域で行なわれていても良い。また、領域が少ない場合は、ユーザによるスクロールによって全ての情報が提示される態様であっても良い。更に、情報の提示は、ユーザ毎に行なわれても良いし、時系列に沿って行なわれても良い。また、ユーザが、提示されている情報を、クリック等によって選択すると、詳細情報が表示される態様であっても良い。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態1における情報提示装置10の動作について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1における情報提示装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1を参酌する。また、本実施の形態1では、情報提示装置10を動作させることによって、情報提示方法が実施される。よって、本実施の形態1における情報提示方法の説明は、以下の情報提示装置の動作説明に代える。
図2に示すように、最初に、アクセスログ取得部11が、Webサーバ20から、各ユーザのアクセスログを取得する(ステップS1)。また、アクセスログ取得部11は、取得したアクセスログをアクセスログ集約部15と情報出力部16とに出力する。
次に、リアルタイム度取得部12が、Webサーバ20から、第1のユーザのリアルタイム度を取得する(ステップS2)。また、リアルタイム度取得部12は、取得したリアルタイム度を件数調整部14に出力する。
次に、関係度取得部13は、Webサーバ20から、第1のユーザと第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する(ステップS3)。本実施の形態では、関係度は、Webサーバ20によって算出されている。また、関係度取得部13は、取得した関係度を件数調整部14に出力する。
なお、ステップS1〜S3の実行順序は限定されず、これらのうちのいずれのステップが最初に実行されても良い。また、ステップS1〜S3は、同時に実行されても良い。
次に、件数調整部14は、ステップS2で取得されたリアルタイム度に応じて、第1のユーザに提示する情報の出力件数を算出し、算出した件数を、関係度に基づいて、第2のユーザそれぞれに振分ける(ステップS4)。具体的には、件数調整部14は、ユーザ毎に、算出した出力件数と、関係度とを、上記数1に当てはめて、各ユーザに振分けるべき件数を算出する。
次に、アクセスログ集約部15が、アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い第2のユーザが存在するかどうかを判定する。そして、アクセスログ集約部15は、該当する第2のユーザが存在する場合は、アクセスログ集約ルールに基づいて、該当する第2のユーザのアクセスログを集約する(ステップS5)。
その後、情報出力部16は、第2のユーザそれぞれにおける、ステップS1で取得されたアクセスログ、又は集約が行なわれた場合はステップS5による集約後のアクセスログを、アクティビティフィードとして、第1のユーザの端末に出力する(ステップS6)。これにより、第1のユーザは、端末の画面上で、第2のユーザのアクセスログを確認することができる。
なお、上記とは別のユーザに対して情報の提示が行なわれる場合は、情報の提示が行なわれるユーザについても、上記ステップS1〜S6が実行されることになる。ステップS1〜S6は、情報の提示(アクティビティフィード)が行なわれるユーザの数だけ、また、必要な回数だけ実行される。
[プログラム]
また、本実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、図2に示すステップS1〜S6を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における情報提示装置10と情報提示方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、アクセスログ取得部11、リアルタイム度取得部12、関係度取得部13、アクセスログ集約部15、及び情報出力部16として機能し、処理を行なう。
[実施の形態1の効果]
このように、本実施の形態1では、ユーザに提示すべき情報の数が適正化されると共に、多すぎる場合は情報の集約が行なわれる。本実施の形態1によれば、ネットワーク上のコミュニケーションの場において、第1のユーザにとって情報が分かり易く絞り込まれたアクティビティフィードを生成できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における、情報提示装置、情報提示方法、及びプログラムについて、図3及び図4を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本実施の形態2における情報提示装置の構成について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態2における情報提示装置の構成を示すブロック図である。
図3に示す本実施の形態2における情報提示装置40も、図1に示した実施の形態1における情報提示装置10と同様に、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための装置である。以下においては、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態2においては、情報提示装置40は、実施の形態1における情報提示装置10と異なり、アクセスログ制御部41と、詳細化ルール格納部42とを備えている。アクセスログ制御部41は、まず、第2のユーザそれぞれにおいて、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないかどうかを判定する。
また、アクセスログ制御部41は、判定後、Webサーバ20に対して、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定した第2のユーザが端末上で行なった操作の操作ログを取得させ、これをアクセスログと共に出力するように命令する。なお、以降の説明では、「アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定した第2のユーザ」は、「アクセスログ少数ユーザ」と表記する。
また、本実施の形態2では、アクセスログ制御部41は、アクセスログ少数ユーザの全ての操作ログではなく、アクセスログ詳細化ルールに規定された操作ログのみを、Webサーバ20に取得及び出力させることができる。アクセスログ詳細化ルールは、端末に送信させる操作ログを規定するルールであり、予め作成されて、詳細化ルール格納部42に格納されている。
一般的に「アクセスログ」は、ユーザが、端末上のWebブラウザからWebサーバにデータ送信を要求したときに出力される。実施の形態1では、アクセスログ取得部11は、このアクセスログを取得している。
ところで、ユーザは、WebブラウザによってWebサーバにデータ送信を要求する以前にも、Webブラウザ上で様々な操作を実行している。例えば、ユーザは、画面のスクロール、マウスクリック等による表示の切替、といった操作を行なうことがある。また、Webブラウザ上では、Javaスプリクト(登録商標)等で記述されたプログラムが実行される場合があり、この場合、操作によっては、このプログラムによる処理で完結する。
従って、アクセスログの数が少ない場合は、代わりに、上述した操作のログを取得することが考えられるが、行なわれた操作の数は膨大であり、全てを取得することは、処理量の観点から現実的ではない。そのため、アクセスログ詳細化ルールによって、取得すべき操作ログが規定されている。
具体的には、アクセスログ制御部41は、アクセスログ少数ユーザの端末に、ユーザが行なった操作の操作ログをWebサーバ20に送信させるプログラムを送信し、実行させる。また、アクセスログ制御部41は、上述したように、Webサーバ20に対しては、送信されてきた操作ログを記録し、これらをアクセスログと共に出力するように命令する。Webサーバ20は、アクセスログ制御部41からの命令を受け取ると、操作ログの記録、操作ログ及びアクセスログの出力を実行する。
例えば、アクセスログ詳細化ルールに、特定のイベントの操作ログのみが取得対象として規定されているとする。この場合、アクセスログ少数ユーザの端末において、アクセスログ制御部41から送信されてきたプログラムは、Webブラウザの内部で発生するイベントを監視する。そして、プログラムは、発生したイベントが対象となるイベントであれば、Webサーバ20に、実行された操作の操作ログを送信する。Webサーバ20は、実行された操作ログを、アクセスログと共に記録し、その後、これらを出力する。
また、本実施の形態2では、アクセスログ取得部11は、アクセスログ制御部41によって上述の命令がなされると、アクセスログ少数ユーザについては、Webサーバ20から送信されてきた、アクセスログに加え、操作ログも取得する。
更に、本実施の形態2では、情報出力部16は、アクセスログ少数ユーザについては、アクセスログ取得部11によって取得された通常のアクセスログと操作ログとを、提示すべき情報として、第1のユーザに出力する。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態2における情報提示装置40の動作について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態2における情報提示装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図3を参酌する。また、本実施の形態2では、情報提示装置40を動作させることによって、情報提示方法が実施される。よって、本実施の形態2における情報提示方法の説明は、以下の情報提示装置の動作説明に代える。
図4に示すように、ステップS11〜S16が実行される。ステップS11〜S16は、実施の形態1において図2に示したステップS1〜S6と同様のステップである。よって、ステップS11〜S16の実行により、先ずは、第2のユーザのアクセスログが、アクティビティフィードとして、第1のユーザに提示される。
次に、ステップS16の実行後に、アクセスログ制御部41は、第2のユーザそれぞれにおいて、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないかどうかを判定する(ステップS17)。即ち、アクセスログ制御部41は、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない第2のユーザが存在するかどうかを判断する。
ステップS17の判定の結果、いずれかの第2のユーザにおいて、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない場合(ステップS17:Yesの場合)は、アクセスログ制御部41は、Webサーバ20に対して、該当する第2のユーザ(アクセスログ少数ユーザ)の操作ログを取得し、これをアクセスログと共に出力するように命令する(ステップS18)。
一方、ステップS17の判定の結果、いずれの第2のユーザにおいても、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少くない場合(ステップS17:Noの場合)、またはステップS18が実行された場合は、情報提示装置40における処理は一旦終了する。
そして、Webサーバ20は、先のステップS18により、該当するユーザについてはアクセスログと操作ログとを出力することになる。従って、その後、再度ステップS1が実行される場合は、アクセスログ取得部11は、該当するユーザについては、アクセスログと操作ログとを取得することになる。
[プログラム]
また、本実施の形態2におけるプログラムは、コンピュータに、図4に示すステップS11〜S18を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における情報提示装置40と情報提示方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、アクセスログ取得部11、リアルタイム度取得部12、関係度取得部13、アクセスログ集約部15、情報出力部16、アクセスログ制御部41として機能し、処理を行なう。
[実施の形態2の効果]
このように、本実施の形態2では、アクセスログが少ない第2のユーザについては、操作ログの情報も、第1のユーザに提示される。このため、アクセスログが少ない第2のユーザと第1のユーザとの間においても、新たなコミュニケーションが生まれる可能性が高まることになる。
[コンピュータの構成]
ここで、上述の実施の形態1及び2におけるプログラムを実行することによって、情報提示装置を実現するコンピュータについて図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態1及び2における情報提示装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図5に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
以下に、本発明の実施例について説明する。なお、以下の実施例は、実施の形態2に対応しており、以下においては、図4に示したステップ毎に説明を行なう。
[ステップS11]
最初に、アクセスログ取得部11は、Webサーバ20に導入されている、Apache(http://httpd.apache.org)等のソフトウェアを利用して、アクセスログを取得する。また、アクセスログ取得部11は、Google Analytics(http://www.Google.com/analytics/)、Piwik(http://piwik.org/)等のWebサイトの解析サービスを利用して、アクセスログを取得することもできる。なお、アクセスログのフォーマットは、例えば、「日時、ユーザID、行動タイプ、行動内容」が挙げられる。
[ステップS12]
次に、リアルタイム度取得部12は、Webサーバ20から、リアルタイム度の入力を受け付ける。リアルタイム度のフォーマットとして、例えば、「ユーザID、リアルタイム度」が挙げられる。
また、本実施例では、リアルタイム度は、第1のユーザのアクセスログを用いて算出される。例えば、あるユーザの過去10回のアクセス時刻をD1,D2,...D10とし、現在時刻をNOWとすると、リアルタイム度は、下記の数2から算出することができる。
Figure 2015064849
なお、上記数2において、時刻はエポック秒で表されている。また、MAXは最大値を得る関数であり、VARは分散を得る関数である。
[ステップS13]
次に、関係度取得部13は、Webサーバ20から、関係度を取得する。関係度のフォーマットとして、例えば、「ユーザID1、ユーザID2、関係性タイプ、親密度合」が挙げられる。また、関係度としては、単純にSNSにおける友人関係であるか否かを表す指標が用いられても良い。更に、関係性タイプ毎に、その重要度に応じて、親密度合に重みつき平均を行なって、総合親密度合を算出し、「ユーザID1、ユーザID2、統合親密度合」とすることもできる。
[ステップS14]
次に、件数調整部14は、第1のユーザに提示するアクティビティフィードの出力件数を、そのユーザのリアルタイム度から算出する。また、第1のユーザとなるユーザが複数存在する場合は、件数調整部14は、ユーザ毎に、出力件数を算出する。
例えば、件数調整部14は、リアルタイム度の値が大きい程、より多くの情報をアクティビティフィードによって提示するために、下記の数3から、出力件数を算出する。なお、下記の数3において、K4は任意の係数である。
Figure 2015064849
また、出力件数の値が大きくなり過ぎることを防ぐため、上記数3において、リアルタイム度の代わりに、「sqrt(リアルタイム度)」、又は「log(リアルタイム度)」を用いて、出力件数を算出しても良い。ここで、sqrtは平方根関数、logは対数関数である。
次に、出力件数の算出が終わると、件数調整部14は、算出した出力件数を、第1のユーザと第2のユーザそれぞれとの関係度に応じて、第2のユーザ毎に振分ける。ここで、アクティビティフィードが提示される第1のユーザをユーザ1とし、第2のユーザを、ユーザ2、ユーザ3、...、ユーザN(N:任意の自然数)とする。また、ユーザ間の関係度をR(1,2)、R(1,3)、...、R(1,N)とする。
この場合、ユーザ1の出力件数のうち、ユーザi(i=2,3,・・・,N)に振分けられる件数Aiは、下記の数4によって算出される。また、「*」は第2のユーザとなり得るユーザそれぞれを表している。なお、下記の数3では、各第2のユーザへの振分けは、線形配分によって行なわれるが、本実施例はこれに限定されず、例えば、関係度の2乗に比例するように振分ける等、偏った配分が行なわれていても良い。
Figure 2015064849
また、いずれかの第2のユーザにおいて、場合が発生した場合、本実施例では、アクセスログ制御部41によってステップS17及びS18が実行される。よって、この場合、件数調整部14は、アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない第2のユーザが存在することを示すフラグを立てて、アクセスログ制御部41に処理を行なわせる。
[ステップS15]
次に、アクセスログ集約部15は、件数調整部14によって振分けられた件数よりもアクセスログの数が多い第2のユーザが存在するかどうかを判定し、存在する場合は、アクセスログ集約ルールに基づいて、該当する第2のユーザのアクセスログを集約する。
例えば、ユーザXのアクセスログがY件あり、振分けられたアクティビティフィードの出力件数がZ件であり、そして、YがZより大きいときは、アクセスログを集約して、Z件に収める。また、一回の集約でZ件に収まらない場合は、件数調整部14は、複数のアクセスログ集約ルールを適用したり、アクセスログ集約ルールの適用を複数回実行したりすることもできる。また、件数調整部14は、アクセスログ集約ルールの適用では、アクセスログの件数をZ件に収めることができない場合は、アクセスログを時刻でソートし、最近のZ件に絞りこむこともできる。
また、本実施例では、アクセスログ集約ルールは、例えば、テンプレートマッチングによって表現されており、ある正規表現に該当した場合に、アクセスログ集約部15が、複数のアクセスログを1つにする等の処理を実行するように、記述されている。また、アクセスログ集約ルールは、アクセスログ集約部15が、アクセスログの1つ1つに重みを付与し、最も重みが大きいアクセスログを代表として選択するように、記述されていても良い。
[ステップS16]
次に、情報出力部16は、第2のユーザそれぞれにおける、ステップS11で取得されたアクセスログ、又は集約が行なわれた場合はステップS15による集約後のアクセスログを、アクティビティフィードとして、第1のユーザの端末に出力する。また、アクティビティフィードがWebアプリケーションによって行なわれる場合は、アクティビティフィードの結果は、例えば、ユーザの端末の画面の一部上に、又はポップアップウィンドウ上に表示されても良い。図6は、本発明の実施例におけるアクティビティフィードの一例を示す図である。
[ステップS17、S18]
次に、アクセスログ制御部41は、アクセスログ少数ユーザが存在するかどうかを判定する。このとき、アクセスログ制御部41は、件数調整部14によって立てられたフラグに基づいて判定を行なうことができる。
そして、アクセスログ少数ユーザが存在する場合は、アクセスログ制御部41は、アクセスログ少数ユーザについてはアクセスログに加えて、アクセスログ詳細化ルールに規定されている操作ログも取得されるようにする。例えば、ユーザXのアクセスログがY件あり、配分されたアクティビティフィードの出力件数がZ件であり、YがZより小さいときは、ユーザXのアクセスログだけではなく、操作ログも取得されるように処理を行う。
具体的には、ユーザの端末上で、Webアプリケーションが実行されている場合、アクセスログは、Webサーバで取得されるが、操作ログは、端末上のWebブラウザから取得する必要がある。そのため、アクセス制御部41は、あるユーザのWebブラウザでの操作ログを取得するため、端末に、ユーザが行なった操作の操作ログをWebサーバ20に送信させるプログラムを送信する。プログラムは、Javaスプリクト(登録商標)等で記述されている。プログラムがWebブラウザ上で実行されると、Webブラウザ上の操作ログが取得され、取得された操作ログがWebサーバ20に送信される。
アクセスログ詳細化ルールは、端末に送信させる操作ログを規定するルールであり、端末は、アクセスログ詳細化ルールに規定されている操作ログのみを、Webサーバ20に送信する。また、アクセスログ詳細化ルールは、段階的に操作ログを取得できるように記述されていても良い。
更に、アクセスログ詳細化ルールは、状況に応じて、取得される操作ログの種類を多くしたり、取得される操作ログの粒度を小さくしたりできるように記述されていても良い。例えば、アクセスログ詳細化ルールは、状況に応じて、スクロールの操作ログのみが取得される状態から、スクロールの操作ログに加えてマウスの移動量も取得される状態へと変化するように記述されていても良い。
なお、アクセスログと操作ログとを合せた件数が、振分けられた件数を超えるようになった場合は、アクセスログ制御部41は、端末及びWebサーバ20に対して、操作ログの出力を提示するように命令を送信する。
ステップS17及びS18が実行されると、アクセスログ取得部11は、後のステップS11において、アクセスログ少数ユーザについては、アクセスログと操作ログとを取得する。このように、アクセスログ少数ユーザについて、操作ログが取得されるようになるのは、次の処理サイクルが行われた場合である。
以上のように、本実施例によれば、ユーザに提示すべき情報の数が適正化されると共に、多すぎる場合は情報の集約が行なわれるので、ユーザにとって情報が分かり易く絞り込まれたアクティビティフィードが生成される。また、アクセスログが少ないユーザについては、操作ログの情報も提示されるので、新たなコミュニケーションが生まれる可能性が高まることになる。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記15)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための装置であって、
前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、アクセスログ取得部と、
前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、リアルタイム度取得部と、
前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、関係度取得部と、
前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、件数調整部と、
前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、アクセスログ集約部と、
前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記アクセスログ取得部によって取得されたアクセスログ、又は前記アクセスログ集約部による集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、情報出力部と、
を備えていることを特徴とする情報提示装置。
(付記2)
前記件数調整部が、前記複数の第2のユーザのいずれかにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない場合に、前記アクセスログの数と振分けられた件数との差に応じて、他の第2のユーザの前記振分けられた件数を増加させる、
付記1に記載の情報提示装置。
(付記3)
前記複数の第2のユーザそれぞれにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないかどうかを判定し、そして、前記Webサイトを提供するWebサーバに対して、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定した第2のユーザが端末上で行なった操作の操作ログを取得させ、取得した前記操作ログを前記アクセスログと共に出力するように、命令する、アクセスログ制御部を更に備え、
前記アクセスログ取得部は、前記アクセスログ制御部によって命令がなされると、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについては、前記アクセスログに加え、前記操作ログも取得し、
前記情報出力部は、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについては、前記アクセスログ取得部によって取得された前記アクセスログと前記操作ログとを、提示すべき情報として、前記第1のユーザに出力する、
付記1に記載の情報提示装置。
(付記4)
前記リアルタイム度が、前記第1のユーザによる前記Webサイトへの最新のアクセスからの経過時間が短い程、値が大きくなるように求められており、
前記件数調整部は、前記リアルタイム度が大きい程、値が大きくなるように、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出する、
付記1〜3のいずれかに記載の情報提示装置。
(付記5)
前記アクセスログが、情報として、アクセス時の時間、アクセスの主体、アクセス時の操作対象、アクセス時の操作内容を含み、
前記ルールが、前記時間、前記主体、前記操作対象、及び前記操作内容のうち、少なくとも1つを制限するルールである、
付記1〜4のいずれかに記載の情報提示装置。
(付記6)
第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための方法であって、
(a)前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、ステップと、
(b)前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、ステップと、
(c)前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、ステップと、
(d)前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、ステップと、
(e)前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、ステップと、
(f)前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記(a)のステップによって取得されたアクセスログ、又は前記(e)のステップによる集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、ステップと、
を有することを特徴とする情報提示方法。
(付記7)
前記(d)のステップにおいて、前記複数の第2のユーザのいずれかにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない場合に、前記アクセスログの数と振分けられた件数との差に応じて、他の第2のユーザの前記振分けられた件数を増加させる、
付記6に記載の情報提示方法。
(付記8)
(g)前記複数の第2のユーザそれぞれにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないかどうかを判定し、そして、前記Webサイトを提供するWebサーバに対して、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定した第2のユーザが端末上で行なった操作の操作ログを取得させ、取得した前記操作ログを前記アクセスログと共に出力するように、命令する、ステップを更に有し、
前記(g)のステップが実行された後に、前記(a)のステップから前記(f)のステップが実行される場合は、
前記(a)のステップにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについて、前記アクセスログに加え、前記操作ログも取得し、
前記(f)のステップにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについて、前記(a)のステップによって取得された前記アクセスログと前記操作ログとを、提示すべき情報として、前記第1のユーザに出力する、
付記6に記載の情報提示方法。
(付記9)
前記リアルタイム度が、前記第1のユーザによる前記Webサイトへの最新のアクセスからの経過時間が短い程、値が大きくなるように求められており、
前記(d)のステップにおいて、前記リアルタイム度が大きい程、値が大きくなるように、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出する、
付記6〜8のいずれかに記載の情報提示方法。
(付記10)
前記アクセスログが、情報として、アクセス時の時間、アクセスの主体、アクセス時の操作対象、アクセス時の操作内容を含み、
前記ルールが、前記時間、前記主体、前記操作対象、及び前記操作内容のうち、少なくとも1つを制限するルールである、
付記6〜9のいずれかに記載の情報提示方法。
(付記11)
コンピュータによって、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、ステップと、
(b)前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、ステップと、
(c)前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、ステップと、
(d)前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、ステップと、
(e)前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、ステップと、
(f)前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記(a)のステップによって取得されたアクセスログ、又は前記(e)のステップによる集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、ステップと、
を実行させるプログラム。
(付記12)
前記(d)のステップにおいて、前記複数の第2のユーザのいずれかにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない場合に、前記アクセスログの数と振分けられた件数との差に応じて、他の第2のユーザの前記振分けられた件数を増加させる、
付記11に記載のプログラム。
(付記13)
(g)前記複数の第2のユーザそれぞれにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないかどうかを判定し、そして、前記Webサイトを提供するWebサーバに対して、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定した第2のユーザが端末上で行なった操作の操作ログを取得させ、取得した前記操作ログを前記アクセスログと共に出力するように、命令する、ステップを更に前記コンピュータに実行させ、
前記(g)のステップが実行された後に、前記(a)のステップから前記(f)のステップが実行される場合は、
前記(a)のステップにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについて、前記アクセスログに加え、前記操作ログも取得し、
前記(f)のステップにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについて、前記(a)のステップによって取得された前記アクセスログと前記操作ログとを、提示すべき情報として、前記第1のユーザに出力する、
付記11に記載のプログラム。
(付記14)
前記リアルタイム度が、前記第1のユーザによる前記Webサイトへの最新のアクセスからの経過時間が短い程、値が大きくなるように求められており、
前記(d)のステップにおいて、前記リアルタイム度が大きい程、値が大きくなるように、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出する、
付記11〜13のいずれかに記載のプログラム。
(付記15)
前記アクセスログが、情報として、アクセス時の時間、アクセスの主体、アクセス時の操作対象、アクセス時の操作内容を含み、
前記ルールが、前記時間、前記主体、前記操作対象、及び前記操作内容のうち、少なくとも1つを制限するルールである、
付記11〜14のいずれかに記載のプログラム。
以上のように、本発明によれば、ネットワーク上のコミュニケーションの場において、ユーザにとって必要な情報を、分かり易く提示することができる。本発明は、SNS等における、コミュニティの活性化、及びユーザ行動の解析に有効である。
10 情報提示装置(実施の形態1)
11 アクセスログ取得部
12 リアルタイム度取得部
13 関係度取得部
14 件数調整部
15 アクセスログ集約部
16 情報出力部
17 集約ルール格納部
20 Webサーバ
21〜23 ユーザの端末
30 ネットワーク
40 情報提示装置(実施の形態2)
41 アクセスログ制御部
42 詳細化ルール格納部
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (7)

  1. 第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための装置であって、
    前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、アクセスログ取得部と、
    前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、リアルタイム度取得部と、
    前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、関係度取得部と、
    前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、件数調整部と、
    前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、アクセスログ集約部と、
    前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記アクセスログ取得部によって取得されたアクセスログ、又は前記アクセスログ集約部による集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、情報出力部と、
    を備えていることを特徴とする情報提示装置。
  2. 前記件数調整部が、前記複数の第2のユーザのいずれかにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ない場合に、前記アクセスログの数と振分けられた件数との差に応じて、他の第2のユーザの前記振分けられた件数を増加させる、
    請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 前記複数の第2のユーザそれぞれにおいて、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないかどうかを判定し、そして、前記Webサイトを提供するWebサーバに対して、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定した第2のユーザが端末上で行なった操作の操作ログを取得させ、取得した前記操作ログを前記アクセスログと共に出力するように、命令する、アクセスログ制御部を更に備え、
    前記アクセスログ取得部は、前記アクセスログ制御部によって命令がなされると、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについては、前記アクセスログに加え、前記操作ログも取得し、
    前記情報出力部は、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも少ないと判定された第2のユーザについては、前記アクセスログ取得部によって取得された前記アクセスログと前記操作ログとを、提示すべき情報として、前記第1のユーザに出力する、
    請求項1に記載の情報提示装置。
  4. 前記リアルタイム度が、前記第1のユーザによる前記Webサイトへの最新のアクセスからの経過時間が短い程、値が大きくなるように求められており、
    前記件数調整部は、前記リアルタイム度が大きい程、値が大きくなるように、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の情報提示装置。
  5. 前記アクセスログが、情報として、アクセス時の時間、アクセスの主体、アクセス時の操作対象、アクセス時の操作内容を含み、
    前記ルールが、前記時間、前記主体、前記操作対象、及び前記操作内容のうち、少なくとも1つを制限するルールである、
    請求項1〜4のいずれかに記載の情報提示装置。
  6. 第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するための方法であって、
    (a)前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、ステップと、
    (b)前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、ステップと、
    (c)前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、ステップと、
    (d)前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、ステップと、、
    (e)前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、ステップと、
    (f)前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記(a)のステップによって取得されたアクセスログ、又は前記(e)のステップによる集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、ステップと、
    を有することを特徴とする情報提示方法。
  7. コンピュータによって、第1のユーザに対して別の複数の第2のユーザの情報を提示するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記複数の第2のユーザそれぞれのWebサイトへのアクセスログを少なくとも取得する、ステップと、
    (b)前記第1のユーザのwebサイト閲覧への対応度合を示すリアルタイム度を取得する、ステップと、
    (c)前記第1のユーザと前記複数の第2のユーザそれぞれとの関係を示す関係度を取得する、ステップと、
    (d)前記リアルタイム度に応じて、前記第1のユーザに提示する情報の件数を算出し、算出した件数を、前記関係度に基づいて、前記複数の第2のユーザそれぞれに振分ける、ステップと、、
    (e)前記複数の第2のユーザのいずれか又は全部において、前記アクセスログの数が振分けられた件数よりも多い場合に、該当する第2のユーザのアクセスログを、設定されたルールに基づいて集約する、ステップと、
    (f)前記複数の第2のユーザそれぞれにおける、前記(a)のステップによって取得されたアクセスログ、又は前記(e)のステップによる集約が行なわれた場合は集約後のアクセスログを、前記第1のユーザに提示すべき情報として出力する、ステップと、
    を実行させるプログラム。
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