JP5694391B2 - Dct−ofdmを使用する無線通信ネットワークにおける多重アクセスのための方法及び装置 - Google Patents

Dct−ofdmを使用する無線通信ネットワークにおける多重アクセスのための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に無線通信ネットワークに関し、具体的には、DCT−OFDM(離散コサイン変換直交周波数分割多重)に基づき、無線通信ネットワークにおいて多重アクセスを提供する方法及び装置に関する。
離散フーリエ変換(DFT)処理に基づくOFDMは、3GPP LTE、IEEE WiMAX 802.16x、IEEE WiFi 802.11xなどの、開発中及び計画された無線通信システムにおいて普及している変調手法である。DFTベースの変調は、LTE及びLTE拡張で使用されるOFDM信号などのように、多重搬送波信号の伝送に使用される場合、効率的かつ実用的なチャネル等化アルゴリズムを提供する。さらに、柔軟なリソース割振りを可能にする多重アクセス・ソリューション(例えば、直交周波数分割多重アクセス又はOFDMA)は、DFTベース及び他のOFDM信号構造に関連して実装可能である。
しかしながら、OFDM信号は、信号電力において不定期なスパイクを生じさせる電力エンベロープの大きな変動によって特徴付けられ、例えばこうした信号は、比較的高いピーク対平均電力比(PAPR)又は高「キュービック・メトリック(Cubic Metric)」(CM)を有することによって特徴付けられる。高PAPR/CM信号における大きな電力変動は、OFDM信号の伝送に使用される無線周波数(RF)電力増幅器(増幅器チェーン)に対して重要な設計要件を課す。特に、大きな電力変動は、OFDM信号の電力ピークに対処するための十分なマージンを持つ為に、RF Pasがかなりのバックオフを伴って動作することを必要とする。より一般的には、OFDM信号の最悪のケースの電力ピークを処理する為に、伝送信号チェーン全体を1つ又は複数の意味で「寸法決定(dimension)」しなければならない。
エネルギー、コスト、又はスペースに不可欠な設計の場合(例えば移動デバイス)、DFT−OFDMが必要とする電力バックオフ・マージンが非効率的なソリューションにつながる。したがって、単一搬送波システム全体にわたってDFT−OFDMとおおよそ同じ利点を備えるが、信号ダイナミクスがより圧縮されたシステムを得る為に、標準のOFDMシステムに対する修正が導入されている。2つの最も普及している技法が、分散型単一搬送波OFDMA(時にはB−IFDMAとも呼ばれる)、及びDFTS−OFDMとも呼ばれる局所型単一搬送波(LOC−SC)OFDMAである。アップリンク伝送の効率性を向上させる為に、3GPP LTEに対してLOC−SC−OFDMAが採用されている。
LOC/DIST−SC−OFDMAの両方では、送信器の逆DFT(IDFT)変調器の前に標準のDFTプリコーダが備えられる。2つの技法は、DFTプリコーダからの出力がIDFT上の入力にマッピングされる方法が異なる。受信器側では逆処理が適宜実行され、線形等化技法は従来のOFDM/OFDMAと同じ方法で実行可能である。他の代替として、研究者等は、離散コサイン変換(DCT)処理の使用に基づく新しい変調システムについて研究している。例えば、P.Tang、N.C.Beaulieuによる「A Comparison of DCT-Based OFDM and DFT-Based OFDM in Frequency Offset and Fading Channels」IEEE 2006を参照されたい。
例えば「より低いビット誤り率(BER)」を通じたシステム性能の改善の為に、OFDMとの関連においてDCTベースの伝送「プリコーディング」を使用することに関する研究が、さらに進められている。例えば、de Fein,C.及びFagan,A.D.による「Precoded OFDM-An Idea Whose Time Has Come」、ISSC 2004、ベルファストを参照されたい。DCTベースのOFDMとの関連におけるプリコーディングに関する他の研究は、例えば、Wang,Zhengdao及びGiannakis,Georgiosによる2001年の「Linearly Precoded or Coded OFDM against Wireless Channel Fades?」Third IEEE Signals Processing Workshop、台湾、に示されている。
広義には、DCTベースのOFDMでは、送信器は変調処理用にDCT(又は等価的にIDCT)を採用する。従来のDFTベースのOFDMシステムに比べて、DCT−OFDMとの関連では等化がより複雑である。しかしながら、DCTベースのOFDMシステムは、受信器側で対称巡回プレフィクス(CP)及びプレフィルタを採用することに基づいて、DFT−OFDMの引力チャネル対角化(attractive channel diagonalization)特性を保持している。例えば、N.Al-Dhahir、H.Minn、S.Satishによる「Optimum DCT-Based Multicarrier Transceivers for Frequency-Selective Channels」IEEE 2006を参照されたい。
DCTベースのOFDMはいくつかの有望な特徴を提供するが、DCT−OFDMシステムで使用される基礎となる信号は、ハードウェアの実質的な制限内で処理することが困難な潜在的に大きなエンベロープ変動を依然として体験する。さらに、依然として有利に低いPAPR/CMを提供しながら、複数ユーザの同時スケジューリング(co-scheduling)を可能にする効率的な多重アクセス技法の開発において、重要な研究が残されていることがわかっている。
本発明は、伝送用の単一搬送波離散コサイン変換(SC−DCT)OFDM信号を生成するための、有利な送信器装置及び関連する方法を提供する。これらの伝送側の革新には、Kの「入力副搬送波」をNの「出力副搬送波」にマッピングするための、回路構成及び信号処理方法が含まれ、「出力副搬送波」とは、SC−DCT OFDM信号用に定義された一部又はすべての副搬送波である。1つ又は複数の実施形態では、KはNよりも小さく、マッピングは有利なDCT/IDCTプリコーディングに基づく。さらに、又は別の方法として、本発明は有利な周波数選択マッピングを含み、本明細書で企図されるSC−DCT OFDM信号を受信及びマッピング解除するための対応する受信器装置及び関連する方法をさらに提供する。
一実施形態では、本発明は、伝送用のSC−DCT OFDM信号を生成するように構成された送信器回路を提供する。送信器回路は、公式N=2に従って、Kの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングするように構成された信号処理チェーンを含む。ここで、Sは信号処理チェーン内に直列に含まれるDCTプリコーダ・ステージの整数を示し、S≧1である。
送信器回路の信号処理チェーンは、送信されることになる一連の情報シンボルに従ってKの入力副搬送波を生成するように構成された直列並列変換器と、SC−DCT OFDM信号を形成するように構成された並列直列変換器に入力する為に、巡回プレフィクス又はゼロ詰め(zero padding)をNの出力副搬送波に追加するように構成された巡回プレフィクス又はゼロ詰め回路と、直列並列変換器と巡回プレフィクス又はゼロ詰め回路との間の1つ又は複数の直列DCTプリコーダ・ステージと、を含む。
それぞれのこうしたDCTプリコーダ・ステージは、Mの入力副搬送波から2Mの出力副搬送波を生成するように、及び、ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、Mの入力副搬送波を2Mの出力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた出力副搬送波にマッピングするように、構成され、それぞれのこうしたステージはその後にIDCT回路が続くDCT回路を備える。さらに、DCTプリコーダ・ステージのうちの最初のステージはそのMの入力副搬送波としてKの搬送波を受け取り、DCTプリコーダ・ステージのうちの最後のステージはその2Mの出力副搬送波としてNの出力副搬送波を提供する。
他の実施形態では、本発明は、伝送用のSC−DCT OFDM信号を生成するための方法を提供する。この方法は、伝送されることになる一連の情報シンボルからKの入力副搬送波の並列ベクトルを形成すること、及び、1つ又は複数のDCTプリコーダ・ステージを通じてKの入力副搬送波を渡すことによってKの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングすることを、含む。ここで、N=2であり、S(S≧1)は直列DCTプリコーダ・ステージの整数を示す。さらにこの方法は、巡回プレフィクス又はゼロ詰めをN出力副搬送波へ挿入すること、及び、その後、伝送用のSC−DCT OFDM信号を生成する為にNの出力副搬送波を直列信号に変換することを含む。
この方法に従ったマッピングの場合、各DCTプリコーダ・ステージで実行されるマッピングは、2Mの出力副搬送波を生成する為に、その後にIDCT機能が続くDCT機能を通じてMの入力副搬送波を渡すことを含む。Mの入力副搬送波は、偶数/奇数シフト制御信号に依存して、2Mの出力副搬送波のうちの偶数又は奇数の出力副搬送波にマッピングされる。この点で、最初のDCTプリコーダ・ステージについてM=Kであり、最後のDCTプリコーダ・ステージについて2M=Nである。
他の実施形態では、本発明は伝送用のSC−DCT OFDM信号を生成する方法を提供し、この方法は、伝送されることになる一連の情報シンボルからKの入力副搬送波の並列ベクトルを形成すること、及び、Kの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングすることを含む。そのマッピングは、サイズNのマッピング回路及び逆(IDCT)回路を通じてKの入力副搬送波を渡すことによって実施され、ここでK<Nである。
特にKの搬送波は、好ましい副搬送波周波数の識別に基づいて、周波数選択ごとに当該Nの出力副搬送波にマッピングされる。例えば、SC−DCT OFDM信号のターゲットとされるリモート受信器からのチャネル状態情報を使用して、より好ましいフェージング及び/又は干渉特徴を有する副搬送波を選択することなどのように、周波数選択マッピングを案内することができる。この方法は、巡回プレフィクス又はゼロ詰めをN出力副搬送波へ挿入すること、及び、その後、伝送用のSC−DCT OFDM信号を生成する為にNの出力副搬送波を直列信号に変換することを、さらに含む。
さらに他の実施形態では、本発明は、受信したSC−DCT OFDM信号を処理するように構成された受信器回路を提供する。この受信器回路は、公式K=N/2に従って、受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波をKの出力副搬送波にマッピング解除するように構成された、信号処理チェーンを含み、Sは信号処理チェーン内に直列に含まれるDCTデコーダ・ステージの整数を示す。(S≧1であることに留意されたい。)信号処理チェーンは、マッピング解除に先立ってNの入力副搬送波から巡回プレフィクスを除去するように構成された、事前処理回路も含む。
そのデコーディング構成の一部として、信号処理チェーンは、事前処理回路に続く1つ又は複数の直列DCTデコーダ・ステージを含む。それぞれのこうしたステージは、ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、当該Mの出力搬送波のように、2Mの入力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた入力副搬送波をマッピングすることによって、2Mの入力副搬送波からMの出力副搬送波を生成するように構成される。この構成によれば、各DCTデコーダ・ステージはその後にIDCT回路が続くDCT回路を備える。したがって、DCTデコーダ・ステージのうちの最初のステージはその2Mの入力副搬送波としてNの入力副搬送波を受け取り、DCTデコーダ・ステージのうちの最後のステージはそのMの出力副搬送波としてKの出力副搬送波を提供する。
さらに他の実施形態では、本発明は、受信したSC−DCT OFDM信号を処理するように構成された受信器回路内で使用するための方法を提供する。この方法は、受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波から巡回プレフィクスを除去すること、及び、当該巡回プレフィクスの除去後、公式K=N/2に従って、受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波をKの出力副搬送波にマッピング解除することを含む。ここで、Sは受信器回路の信号処理チェーン内に直列に含まれるDCTデコーダ・ステージの整数を示し、S≧1である。
この方法によれば、マッピング解除は、受信器回路に含まれる1つ又は複数の直列DCTプリコーダ・ステージのそれぞれにおいて、ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、当該Mの出力搬送波のように、2Mの入力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた入力副搬送波のマッピングに基づいて、2Mの入力副搬送波からMの出力副搬送波を生成することを含み、さらに、2Mの入力副搬送波でのDCTの実行に基づいて当該Mの出力搬送波を生成すること、その後、当該DCTから取得された結果に対してIDCTを実行することを含む。
さらに、本開示は例示的コンテキストとしてLTE拡張を使用しているが、本発明はより広い適用可能性を有することを理解されたい。例えば本発明は、WCDMA、CDMA、WiMax、UMBなどを含む、他のシステムの今後の進化に対する適用可能性を有する。より一般的には、本発明は前述の機能及び利点の概要に限定されるものではない。実際のところ当業者であれば、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を参照すれば、追加の特徴及び利点を理解されるであろう。
本明細書で教示されるようなSC−DCT OFDM信号を生成及び送信するように構成された第1の無線装置と、その信号を受信及び処理するように構成された第2の無線装置との、一実施形態を示すブロック図である。 図1の無線装置で使用できるような、送信及び受信信号処理チェーンの実施形態例を示すブロック図である。 図1の無線装置で使用できるような、送信及び受信信号処理チェーンの実施形態例を示すブロック図である。 図1の無線装置で使用できるような、送信及び受信信号処理チェーンの実施形態例を示すブロック図である。 図4に示される信号処理チェーンで使用される場合の、DCTプリコーダ及びデコーダ・ステージそれぞれの一実施形態を示すブロック図である。 図4に示される信号処理チェーンで使用される場合の、DCTプリコーダ及びデコーダ・ステージそれぞれの一実施形態を示すブロック図である。 図4に示される信号処理チェーンで使用される場合の、DCTプリコーダ及びデコーダ・ステージそれぞれの一実施形態を示すブロック図である。 本明細書で教示されるような、SC−DCT OFDM信号処理の相補的送信器及び受信器方法の一実施形態を示す、論理フローチャートである。 本明細書で教示されるような、SC−DCT OFDM信号処理の相補的送信器及び受信器方法の一実施形態を示す、論理フローチャートである。 DCT/IDCT計算を回避するための、DCT/IDCT処理の直接的な実装の一実施形態を示す図である。 DCT/IDCT計算を回避するための、DCT/IDCT処理の直接的な実装の一実施形態を示す図である。 SC−DCT OFDM信号を送信するように構成された、相補的無線デバイスの一実施形態を示すブロック図である。 SC−DCT OFDM信号を受信するように構成された、相補的無線デバイスの一実施形態を示すブロック図である。
図1は、1つ又は複数の送信アンテナ16からSC−DCT OFDM信号を送信するための、OFDM送信器14と協働するように構成された送信処理回路12を含む、第1の無線装置10(「デバイス1」)を示す。無線装置10は、本明細書で教示された実施形態のうちの任意の1つ又は複数に従って、SC−DCT OFDM信号を生成するように構成される。相補的に、図1は、そのOFDM受信器24及び関連付けられたアンテナ26を介して無線装置20で受信される場合、SC−DCT OFDM信号を受信及び処理するように構成された受信器処理回路22を含む、第2の無線装置20(「デバイス2」)をさらに示す。
図1のシステムで(すなわち、2つの無線装置10及び20で、又はそれらの間で)実施される信号処理の一部として、DCT関連処理の有利な実施形態は、以下で表されるような、直交DCT行列に基づくものである。
上記のDCT構造を念頭に置き、図2は、SC−DCT OFDM信号の生成、送信、並びに対応する受信及び処理に関して本明細書で企図される一実施形態を示す。少なくとも1つの実施形態では、図2に示される送信側処理回路はDCT−OFDMAを提供するものであり、SC−DCT OFDM信号全体において定義済み又は使用可能なNの副搬送波の異なるサブセットに各ユーザを選択的にマッピングすることに基づいて、複数のユーザがサポートされる。
図2では、(例えば所与のユーザに関連付けられた)情報シンボルの所与の直列ストリームが、例えば図1に示された無線装置10の送信処理回路12内に実装される送信信号処理チェーン30によって処理される。入力信号(直列シンボル・ストリーム)は直列並列(S/P)変換器32を介して並列化され、長さKのシンボル・ベクトルとなり、送信信号処理チェーン30によって生成されているSC−DCT OFDM信号を介して送信する為に、入力情報ストリームからのKのシンボルの連続ブロックを使用して、連続する長さKのシンボル・ベクトルが生成されることに留意されたい。その信号は、(一般にOFDMに関して理解されるように)間隔が空けられた狭帯域搬送波周波数で、合計Nの定義済み又は場合によっては使用可能な副搬送波を含み、長さKのシンボル・ベクトルはNの副搬送波のうちのKにマッピングされ、本明細書における1つ又は複数の実施形態ではKはNよりも小さい。
少なくとも1つの実施形態では、他の副搬送波にはゼロ(「0」)又は無信号値が割り当てられることに留意されたい。したがって、無線装置10が、ネットワーク基地局として働いている無線装置20へのアップリンク(UL)上を送信する複数のユーザ端末又は他のデバイスのうちの1つである場合、異なるこうしたデバイスは、Nの使用可能副搬送波の異なるKのサブセットが使用できることを理解されよう。したがって、所与のユーザによって使用される選択されたKの副搬送波のセットは、本明細書で教示される1つ又は複数の実施形態に従い、スケジューリング機能によって割り当てられる。例えば、スケジューリングされた副搬送波を適切に選択することによって、無線チャネルの最も便利又は好適な部分、すなわち典型的にはチャネルが大きなエネルギーを有する副搬送波に、信号エネルギーを集中させることが可能である。
例示された送信信号処理チェーン30は、S/P変換器32の向こう側に、OFDM信号のNの副搬送波のうちの特定の1つにKの副搬送波をマッピングするマッピング回路34を含み、このコンテキストでは、Kの副搬送波は、それらがマッピングされているものであることから「入力」副搬送波と呼ばれ、Nの副搬送波は、それらが送信されるOFDM信号内で使用可能な実際の副搬送波であることから「出力」副搬送波と呼ばれる。
いずれのケースでも、マッピング回路34の後には、Kの副搬送波に逆離散コサイン変換を適用する(サイズNの)IDCT回路36が続く。IDCT回路36からのサイズNの出力はマッピングされたKの副搬送波を含み、残りの(N−K)副搬送波は例えばゼロに設定されている。CP/ZP回路38は巡回プレフィクス(CP)又はゼロ詰め(ZP)を挿入する。CP/ZP回路38の少なくとも1つの実施形態は、CP、及びオプションで巡回サフィックス(CS)を追加することに留意されたい。また、ある設計問題は、CP挿入又はZP挿入のいずれを使用するかの決定に関して考察できることにも留意されたい。例えば、CP挿入は伝搬チャネルを効果的に対角化し、それによって受信器側での等化処理を簡略化するが、一般にプレフィルタリングが必要である。これに対して、ZPが使用される場合は等化がより複雑になるが、一般にプレフィルタリングは不要である。
CP又はZPの挿入後、並列直列(P/S)変換器40は信号を直列ストリームに変換する。この直列ストリームは、D/A変換、搬送波/副搬送波周波数への変調、増幅など、及び、SC−DCT OFDM信号としての伝送の為に、OFDM送信器回路14に入力される。
したがって、本明細書で教示される一方法は、伝送されることになる一連の情報シンボルからKの入力副搬送波の並列ベクトルを形成すること、及び、マッピング回路34及びサイズNの逆DCT(IDCT)回路を通じてKの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングすることに基づく、伝送用のSC−DCT OFDM信号の生成であり、ここではN>Kである。特に、マッピングは好ましい副搬送波周波数の識別に基づいて、周波数選択ごとに実行される。すなわち、IDCT回路36はKの並列情報シンボルをIDCT回路36の入力にマッピングし、Nの出力副搬送波を生成する。
受信側では、例えば図1の第2の無線装置20に関して示された受信器処理回路22内に実装される、受信信号処理チェーン50の例が見られる。SC−DCT OFDM信号は第1の無線装置10の送信アンテナ16から伝搬され、第2の無線装置20のアンテナ26で受信され、最初にOFDM受信器24で処理(例えば、フィルタリング、ダウンコンバート/デジタル化)される。
受信信号処理チェーンは、プレフィルタとしても構成可能なCP/ZP除去回路52と、サイズNのDCT回路54と、Nの副搬送波から当該Kの副搬送波をマッピング解除するためのマッピング解除回路56と、Kの副搬送波で動作するための等化(EQ)回路58と、EQ回路58からの直列バージョンの等化信号を出力するための並列直列(P/S)変換器60とを、さらに含む。複数のリモート送信器からの信号を受信及び処理することが意図された基地局又は他のノードは、異なる送信器からの信号を処理する為に(少なくとも機能的に)複数の受信信号処理チェーン50を含むことになることを理解されよう。別の方法として、受信信号処理チェーン50は、受信したSC−DCT OFDM信号からのKの副搬送波の複数セットを処理するように、サイズ決定又は場合によっては構造化することができる。
図3は、「LOC−SC−DCT−OFDM」(局所型単一搬送波DCTベースOFDM)と呼ばれるソリューションを提示する、他の実施形態を示す。このケースでは、長さKのシンボルのユーザ信号が長さKのDCTプリコーダ回路42を介して第1にプリコーディングされ、次に、IDCT変調器回路36にマッピングされる。DCTプリコーダ42によって出力されるマッピングされたプリコーディング済み情報シンボルは、例えば、典型的なSC様式で隣接する副搬送波にマッピングされる。
少なくとも1つの実施形態では、伝送用のLOC−SC−DCT OFDM信号を生成する方法は、K数の情報シンボルをKの情報シンボルの並列ベクトルに変換すること、及び、Kのプリコーディングされた情報シンボルを作成する為に、離散コサイン変換(DCT)において並列K情報シンボルをプリコーディングすることを含む。この方法は、Kのプリコーディングされた情報シンボルを逆DCT(IDCT)変調器のKの選択された入力にマッピングすること、及び、IDCT変調器からのNの出力副搬送波の中からKのマッピングされた副搬送波を対応的に生成することを、さらに含む。さらにこの方法は、巡回プレフィクス(CP)又はゼロ詰め(ZP)をNの副搬送波に挿入すること、及び、Nの副搬送波をLOC−SC−DCT信号として伝送用の直列ストリームに変換することを含む。少なくとも1つのこうした実施形態では、IDCT変調器からのNの出力副搬送波の中からKのマッピングされた副搬送波を生成することは、IDCT変調器からのNの出力副搬送波の中からKの連続してマッピングされた副搬送波を生成することを含むことに留意されたい。
こうした送信側のプリコーディングは、結果として、図2の実施形態と比較して追加の構成要素を含む、受信信号処理チェーン50を生じることになる。すなわち、サイズKのIDCT回路62が等化器58の後に配置される。図2の実施形態と比較して、図3の実施形態は、Kの副搬送波の隣接マッピングが最良のCM性能にとって必要であることを考えると、より制限されたスケジューリングの柔軟性を可能にする多重アクセス(MA)スキームの基準を提供する。すなわち、図2の送信処理チェーン30で使用される周波数選択マッピングが、Nの使用可能副搬送波へのKの副搬送波の非連続マッピングを使用できる場合、図3の実施形態は、CM性能を最大にする為に連続マッピングを使用するように制約付けることができる。
図4は、本発明の他の実施形態を示す。ここで、送信信号処理チェーン30は、前述のDCTプリコーディング及びマッピングの形を実装するように直列につながれた、1つ又は複数のDCTプリコーダ・ステージ44(例えば44−1から44−r)を含むように修正される。それに応じて、例示された受信信号処理チェーン50は、送信信号処理チェーン30によって送信されるOFDM信号を受信するための、上記で紹介されたOFDM受信器24の実施形態を含む。
例示された受信信号処理チェーン50は、CP/ZP除去回路52をさらに含む。送信信号処理チェーン30のCP/ZP挿入回路38がCPを挿入するように構成される場合、CP/ZP除去回路52は受信した信号からCPを除去するように構成される。したがって、CP/ZP挿入回路38がゼロ詰めを使用するように、すなわちCPではなくZPを挿入するように構成される場合、CP/ZP除去回路52は受信した信号からZPを除去するように構成される。
前述のように、送信側でのCP挿入の一利点は、受信側でのより単純な等化の利点である。この利点は、CP挿入が使用される場合に受信した信号のプレフィルタリングが必要であることによって、部分的に相殺される。したがって、受信信号処理チェーン50は、CP挿入が送信側で使用されるケースで使用/実装される、プレフィルタ回路53を示す。こうした構成では、プレフィルタ回路53は、必要な受信信号プレフィルタリングを提供するように構成される。送信側でZP挿入が使用される場合、プレフィルタリングは実装不要である。
CP/ZP除去及び(可能であれば)プレフィルタリングに続いて、一連のDCTデコーダ・ステージ64が見られる。一般に、受信信号処理チェーン50は、送信信号処理チェーン30で使用されるDCTプリコーダ・ステージ44と同じ数のDCTデコーダ・ステージ64を含む。ここで、送信側のDCTプリコーダ・ステージ44−1から44−rに対応するDCTデコーダ・ステージ64−1から64−rが見られる。また、第1のDCTデコーダ・ステージ64−1は、一般に、図6Aに示されるようなEQ回路65を含むことにも留意されたい。
送信側でのCP挿入の使用は、EQ回路65で実装されるチャネル対角化及び付随する等化処理の簡略化を提供し、ZPの使用は、一般に、より複雑な等化プロセスを必要とするが、プレフィルタリングの必要性を有利に消去する。いずれのケースでも、当業者であれば、EQ回路65は、入力(受信した信号)の線形組み合わせを形成する等化行列及び処理回路を実装するように構成可能であり、結果として生じる組み合わせ(信号)は搬送波間の干渉の減少を呈することを理解されよう。
DIST−SC−DCT−OFDM(分散型単一搬送波DCT OFDM)と呼ばれることのある図4の実施形態では、スケジューリングされる副搬送波の数は、N=2として定義されるか又は使用可能な数に関し、ここでSは、以下で説明されるように、DCTプリコーディング・ステージ44の数を示す整数である。
送信側の各DCTプリコーディング・ステージ44は、生成される副搬送波の数を倍にし、Shift(s)={0;1}フラグに従って偶数又は奇数の副搬送波上でのみ信号をマッピングし、ここでsはプリコーダ・インデックスである。したがって、offset+kとしてインデックス付けされた副搬送波のみが送信される信号を搬送し、他の副搬送波エネルギーを搬送しない。変数オフセットの値はSHIFT(s)の値によって決定される。対応するデコーディング・ステップは受信器側で実行され、ここで第1のDCTデコーダ・ステージ64−1は、前述のように、EQ回路65によって提供されるような等化処理を含むか又はこれに関連付けられる。
各DCTプリコーダ・ステージ44(及び対応するDCTデコーダ・ステージ64)は、図5に示されるように、ダウンサンプリングされたDCT/IDCT処理及び副搬送波マッピングの組み合わせから取得される。特に、図5は、M×1の入力ベクトルを受信する入力DCT回路70を備えるようなDCTプリコーダ・ステージ44を示す。DCT回路70からの出力は、2Mの出力副搬送波を提供するサイズ2MのIDCT回路72への入力として働く。受信側処理に関して、相補的な反対の配置構成が図6A及び図6Bに示され、ここでDCT回路80は2Mの入力副搬送波を受信し、その出力は、Mの出力副搬送波を出力するサイズ2MのIDCT回路82へと供給される。(DCTデコーダ・ステージ64−1は時間領域入力信号を受信し、副搬送波を出力することに留意されたい。)
さらに、図5におけるスイッチ74/76並びに図6A及び図6Bにおける84/86は、各ステージに適用されるSHIFT(s)信号に応答して実行される偶数奇数シフト制御に対応する。明確にする為に、図6Aは、その信号処理ステージ内にEQ回路65が統合された受信信号処理チェーン内の第1のDCTデコーダ・ステージ64−1を示す。図6Bは、連続するDCTデコーダ・ステージ64−2、…、64−rのうちのいずれか1つを対応的に示す。
図4〜図6A/Bの実施形態は、例えば、偶数又は奇数のマッピングに従いながらも、スケジューリングされたKuの副搬送波がNの副搬送波の全帯域幅を介して分散されるため、図2及び図3の実施形態と比較して提供するスケジューリングの柔軟性が低い可能性がある。他方で、この実施形態は優れたCM性能を提供する。(本実施形態における出力信号が入力信号のCMを保持することを、分析的に示すことができる。)
さらに、図4の実施形態を念頭に置くと、図7及び図8は、例えば図1の無線装置10及び12によって、特に図4に示された信号処理チェーン30及び50に従って、それぞれ実装される、相補的な送信側及び受信側方法を示す。
図7は、図4に示された実施形態において企図されるタイプのSCT−DCT OFDM送信信号を生成するための方法700を広義に示す。無線装置10の送信処理回路12及びOFDM送信器14は、(例えば、ソフトウェア、ハードウェア、又はその両方を介して)Kの入力副搬送波の並列ベクトルを形成すること(ブロック702)を含む例示的方法を実施するように構成されることを理解されよう。これらのKの「副搬送波」は、例えば一連の送信情報ストリームのブロックを、対応する並列シンボル・ベクトルに変換することによって形成される、並列化シンボル・ストリームを表す。
方法700は、Kの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングすることで続行され、このマッピングは1つ又は複数のDCTプリコーダ・ステージで実行される(ブロック704)。ここで「出力」副搬送波は、生成されることになるSC−DCT OFDM送信信号内での使用の為に使用可能な実際の副搬送波を表す。したがって、このプロセスは進行中の直列伝送情報ストリームを受け取り、これをそれぞれがKの情報シンボルを有する連続するシンボル・ベクトルに変換し、ここでこうしたシンボル・ベクトルはそれぞれKの「入力副搬送波」と呼ばれる。次に、それらのKの入力副搬送波は、OFDM信号構造を備える実際の副搬送波のうちのNの特定の副搬送波にマッピングされる。
特に、本明細書で以下に詳しく示されるように、マッピングは有利に構築及び構成されたDCTプリコーダを使用して実行される。この方法は、CP又はZPを挿入し、Nの出力副搬送波を直列形式に変換することで続行され、この形式はその後増幅などが実行され、SC−DCT OFDM信号として送信される。
図8は、本明細書で教示される1つ又は複数の実施形態において、図1の無線装置20内で実装される対応する受信器方法800を示す。この方法によれば、無線装置20の受信器処理回路22は、受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波からCP又はZPを除去すること(ブロック802)に基づいて、受信したSC−DCT OFDM信号を処理するように構成される。
この方法は、当該CP又はZPを除去した後、受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波をKの出力副搬送波にマッピング解除すること(ブロック804)で続行される。このマッピング解除は公式K=N/2に従って実行され、ここでSは、受信器回路22の信号処理チェーン内に直列に含まれるDCTデコーダ・ステージの整数を示す(S≧1)。企図されるマッピング解除は、受信器回路22に含まれる1つ又は複数の直列DCTデコーダ・ステージのそれぞれにおいて、2Mの入力副搬送波からMの出力副搬送波を生成することを含む。
特に、こうした処理は、ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、当該Mの出力搬送波のように、2Mの入力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた入力副搬送波のマッピングに基づき、さらに、2Mの入力副搬送波でのDCTの実行に基づいて当該Mの出力搬送波を生成すること、その後、当該DCTから取得された結果に対してIDCTを実行することをさらに含む。いずれのケースでも、この方法は、無線装置20でのデータ又は制御処理について、最初に送信された情報シンボルのデコーディング又は場合によっては抽出などの、さらなる受信した信号の処理(ブロック806)で続行される。
したがって一実施形態では、本発明は、伝送用のSC−DCT OFDM信号を生成するように構成された送信器回路(例えば、送信器処理回路12)を備える。送信器回路は、公式N=2に従って、Kの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングするように構成された信号処理チェーン30を含む。項Sは、信号処理チェーン30内に直列に含まれるDCTプリコーダ・ステージ44の整数を示し、ここではS≧1である。
信号処理チェーン30は、一連のKの情報シンボルを受信するように、及び、伝送用のKの出力情報シンボルの並列セット、例えばKの出力情報シンボルのベクトルを対応的に生成するように構成された、直列並列変換器32を含む。CP/ZP回路38は、SC−DCT OFDM信号を形成するように構成された並列直列(P/S)変換器40への入力の為に、CP又はZPをNの出力副搬送波に追加するように構成される。さらに前述のように、信号処理チェーン30は、直列並列変換器32とCP/ZP回路38との間に1つ又は複数の直列DCTプリコーダ・ステージ44をさらに含む。
それぞれのこうしたステージ44は、Mの入力副搬送波から2Mの出力副搬送波を生成するように、及び、ステージ44に適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、2Mの出力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた出力副搬送波にMの入力副搬送波をマッピングするように、構成される。(送信処理回路12は、例えばシフト制御信号を生成するように構成されたシフト制御回路を含むものと理解されよう。)さらに図5に示されるように、それぞれのこうしたDCTプリコーダ・ステージ44は、その後にIDCT回路72が続くDCT回路70を備える。この配置構成では、DCTプリコーダ・ステージ44−1のうちの最初のステージはそのMの入力副搬送波としてKuの副搬送波を受け取り、DCTプリコーダ・ステージ44−rのうちの最後のステージはその2Mの出力副搬送波としてNの出力副搬送波を提供する。
少なくとも1つの実施形態では、それぞれが送信されることになる異なる直列の情報シンボルに関連付けられた複数の当該信号処理チェーン30と、各当該信号処理チェーン30について偶数/奇数シフト制御信号を生成するように構成されたシフト制御回路とが存在し、結果として、異なる信号処理チェーン30間で異なるパターンの偶数又は奇数の副搬送波マッピングが使用される。少なくとも1つのこうした実施形態では、シフト制御回路は、各信号処理チェーン30に含まれるDCTプリコーダ・ステージ44の数を考慮して、異なるパターンの偶数又は奇数の副搬送波マッピングを生成するように構成される。
さらに、少なくとも1つのこうした実施形態において、異なるユーザに割り振られる副搬送波の数を決定するように、及び、異なるユーザを区別する為にそれぞれの対応する信号処理チェーン30のシフト挙動を制御するように、構成されたシフト制御回路が、多重アクセス・スケジューリング回路内に含められ、1つ又は複数の例示的実施形態ではこれが再度送信処理回路12内に機能的に実装される。
したがって本明細書では、Kの入力副搬送波の異なるセットを区別する為に、異なるパターンの偶数/奇数シフトを有する異なる偶数/奇数シフト制御信号に従って、Kの入力副搬送波の複数の異なるセットをマッピングすることを含む方法が教示される。特に、一実施形態では、この方法は、SC−DCT OFDM信号送信のターゲットとされている、例えば複数の無線装置12などの個々の受信器を区別する為に、異なるパターンの偶数/奇数シフトを使用する多重アクセス・スケジューリング方法の一部として、異なる偶数/奇数シフト制御信号を生成することを含む。
さらに少なくとも1つの実施形態では、信号処理チェーン30内の少なくとも1つのDCTプリコーダ・ステージ44は、Mの入力副搬送波を長さMの順序付きシーケンスとして受け取ること、及び、オリジナルの順序付きシーケンスの時間反転及びミラーリング・バージョンが組み入れられたオリジナルの順序付きシーケンスを含む長さ2Mの出力ベクトルを出力することによって、2Mの出力副搬送波を形成するように構成された、直接マッピングDCTプリコーダ・ステージ44を含む。こうした直接マッピングは、直接マッピングDCTプリコーダ・ステージ44に適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、長さ2Mの出力ベクトルに含まれるオリジナルの順序付きシーケンスの時間反転ミラーリング・バージョンをネゲート(negate)するか又はネゲートしないように構成された、例えば直接マッピングDCTプリコーダ・ステージ44に基づく。
同様に、図4を再度参照すると、本発明は、受信したSC−DCT OFDM信号を処理するように構成された受信器回路を提供する。こうした受信器回路は、例えば受信器処理回路22内に機能的に実装され、公式K=N/2に従って、受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波をKの出力副搬送波にマッピング解除するように構成された、信号処理チェーンを含む。ここでS項は信号処理チェーン50内に直列に含まれるDCTデコーダ・ステージ64の整数を示し、S≧1であり、信号処理チェーン50は、マッピング解除に先立ってNの入力副搬送波からCP又はZPを除去するように構成された事前処理回路52を含む。
さらに信号処理チェーン50は、その後に事前処理回路52が続く、前述の1つ又は複数の直列のDCTデコーダ・ステージ64をさらに含む。それぞれのこうしたステージ64は、2Mの入力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた入力副搬送波を当該Mの出力搬送波としてマッピングすることによって、2Mの入力副搬送波からMの出力副搬送波を生成するように構成される。こうしたマッピングは、ステージ64に適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して実行され、それぞれのこうしたステージ64は、(図6の例に示されるような)その後にIDCT回路82が続くDCT回路80を含む。この配置構成では、DCTデコーダ・ステージ64−1のうちの最初のステージはその2Mの入力副搬送波としてNの入力副搬送波を受け取り、DCTデコーダ・ステージ64−rのうちの最後のステージはそのMの出力副搬送波としてKの出力副搬送波を提供する。
少なくとも1つのこうした実施形態では、信号処理チェーン内の少なくとも1つのDCTデコーダ・ステージ64は、長さMの順序付きシーケンスの時間反転及びミラーリング・バージョンが組み入れられた長さMの順序付きシーケンスの長さ2Mの順序付きシーケンスとして形成されることが知られている、2Mの入力副搬送波から長さMの順序付きシーケンスを選択することによって、Mの出力副搬送波を形成するように構成された、直接マッピングDCTデコーダ・ステージを含む。
また、直接マッピングが使用されているか否かにかかわらず、受信器回路の少なくとも1つの実施形態は、Kの出力副搬送波を対応する直列ストリームに変換するように構成された並列直列変換器回路60と、直列ストリームから当該情報シンボルを取得するか又は場合によっては処理するように構成された(例えば受信処理回路22内の)処理回路とを含む。こうしたシンボルは、データ及び/又は制御信号を表す。
例えば前述の直接マッピングの詳細として、本発明は、DIST−SC−DCT OFDMスキームのある特性が、それぞれDCTプリコーダ及びデコーダのステージ44及び64の実装で活用可能であることを有利に理解する。特に本明細書では、DCTプリコーダ及びデコーダのステージ44及び64が、DCT/IDCTの明示的計算を回避するように実装可能であることが企図される。とりわけ、こうして回避されるDCT/IDCT計算は、送信器又は受信器で最も計算集約的な動作である可能性がある。DCTプリコーダ及びデコーダのステージ44及び64の代替(「直接」)実装は、それぞれ図9及び図10に示されている。図9の直接決定される出力シーケンスは、直接マッピングDCTプリコーダ・ステージ44に適用される偶数/奇数シフト制御信号の状態に基づいて、オリジナルの順序付きシーケンスのネゲートされた時間反転ミラーリング・バージョンに基づくか又は基づかないことに留意されたい。
当業者であれば、前述の例を念頭に置いて、本発明がいくつかの利点を提供することを理解されよう。そうした利点は、(1)スケジューリングの柔軟性と引き換えに信号ダイナミクス圧縮を手に入れる効果的な多重アクセス方法であり、たとえ全帯域幅割振りの場合であっても、図2、図3、及び図4の実施形態は、従来のDCT−OFDMに比べて低減されたCM/PAPRを提供する、及び、(2)図9及び図10は大幅な計算上の簡略化を提供する、という、非限定的な例を含む。
これらの利点の例を念頭に置いて、図11は、例えば無線通信ネットワークにおける送信ノードとして構成可能な例示的無線デバイス90を示す。一例では、デバイス90は、LTE、LTE拡張、又は他のタイプの無線通信ネットワークにおける動作用に構成された、移動端末を含む。デバイス90は、例えば図1で紹介され、本明細書で詳細に考察された、無線装置10に一致するように構成可能である。そのため、デバイス90は、1つ又は複数の送信信号処理チェーン98を含むトランシーバ回路96に関連付けられた、受信/送信制御及び処理回路94を含む通信及び制御回路92(例えば固定又はプログラム可能デジタル処理回路)を含む。これらのチェーン98は、例えば、図4に示された送信信号処理チェーン30と同様に実装される。したがってデバイス90は、本明細書における教示に一致して、SC−DCT OFDM信号をそのアンテナ100から送信する。
これに対応して、図12は、例えば無線通信ネットワークにおける送信ノードとして構成可能な例示的無線デバイス110を示す。一例では、デバイス110は、LTE、LTE拡張、又は他のタイプの無線通信ネットワークにおける動作用に構成された、基地局(例えばeNodeB又はeNB)を含む。デバイス110は、例えば図1で紹介され、本明細書で詳細に考察された、無線装置20に一致するように構成可能である。より具体的に言えば、本コンテキストにおける1つ又は複数の実施形態において、デバイス110は、複数のデバイス90からのSC−DCT OFDM信号を受信及び処理するように構成される。
そのため、デバイス110は、1つ又は複数の受信器信号処理チェーン118を含むトランシーバ回路116に関連付けられた、送信器/受信器処理及び制御回路114を含む通信及び制御回路112(例えば固定又はプログラム可能デジタル処理回路)を含む。これらのチェーン118は、例えば、図4に示された受信信号処理チェーン50と同様に実装される。したがってデバイス110は、本明細書における教示に一致して、SC−DCT OFDM信号をそのアンテナ120で受信する。
さらに、本明細書で説明されるMA技法に従って、デバイス110は、それらの送信信号処理チェーン98に含まれるDCTプリコーダ・ステージ44において異なる偶数/奇数シフト・パターンを使用する為に、複数のデバイス90を制御又は場合によっては構成することができることにも留意されたい。異なるシフト・パターンを異なるデバイス90に割り当てることによって、それらのデバイス90によって共有アップリンク上で伝送されるSC−DCT OFDM信号間の干渉を低減させる。
もちろん、図11及び図12の例示及び他の例示は限定的なものではない。前述の説明及び関連付けられた図面に提示された教示の恩恵を有する当業者であれば、開示された発明の修正及び他の実施形態が想起されるであろう本明細書では特定の用語が使用可能であるが、それらは一般的及び説明的意味のみで使用され、限定的な目的では使用されていない。

Claims (14)

  1. 伝送用の単一搬送波離散コサイン変換(SC−DCT)OFDM信号を生成するように構成された送信器回路であって、
    公式N=2に従って、Kの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングするように構成された信号処理チェーンを特徴とし、Sは前記信号処理チェーン内に直列に含まれるDCTプリコーダ・ステージの整数を示し、S≧であり、前記信号処理チェーンは、送信されることになる一連の情報シンボルに従って前記Kの入力副搬送波を生成するように構成された直列並列変換器と、前記信号処理チェーン内に含まれ前記SC−DCT OFDM信号を形成するように構成された並列直列変換器に入力する為に、巡回プレフィクス又はゼロ詰めを前記Nの出力副搬送波に追加するように構成されたプレフィクス又は詰め回路と、を含み、
    前記DCTプリコーダ・ステージの整数は、前記直列並列変換器と前記プレフィクス又は詰め回路との間の1つ又は複数の直列DCTプリコーダ・ステージを含み、それぞれのこうしたDCTプリコーダ・ステージは、Mの入力副搬送波から2Mの出力副搬送波を生成するように、及び、前記ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、前記Mの入力副搬送波を前記2Mの出力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた出力副搬送波にマッピングするように、構成され、それぞれのこうしたステージはその後にIDCT回路が続くDCT回路を備え、前記2Mの出力副搬送波は前記IDCT回路によって出力され、
    前記DCTプリコーダ・ステージのうちの最初のステージはそのMの入力副搬送波として前記Kの搬送波を受信するように構成され、前記DCTプリコーダ・ステージのうちの最後のステージはその2Mの出力副搬送波として前記Nの出力副搬送波を提供するように構成される、
    送信器回路。
  2. それぞれが送信されることになる異なる直列の情報シンボルに関連付けられた複数の前記信号処理チェーンが存在し、前記送信器回路は各前記信号処理チェーンについて偶数/奇数シフト制御信号を生成するように構成されたシフト制御回路を含み、結果として、前記異なる信号処理チェーン間で直交パターンの偶数又は奇数の副搬送波マッピングが使用されることをさらに特徴とする、請求項1に記載の送信器回路。
  3. 前記シフト制御回路は、各信号処理チェーンに含まれるDCTプリコーダ・ステージの数を考慮して、前記直交パターンの偶数又は奇数の副搬送波マッピングを生成するように構成されることをさらに特徴とする、請求項2に記載の送信器回路。
  4. 前記信号処理チェーン内の少なくとも1つのDCTプリコーダ・ステージは直接マッピングDCTプリコーダ・ステージを含み、前記Mの入力副搬送波は長さMの順序付きシーケンスであり、前記IDCT回路は、オリジナルの順序付きシーケンスと、前記オリジナルの順序付きシーケンスの時間反転及びミラーリング・バージョンを含む長さ2Mの出力ベクトルとして、前記2Mの出力副搬送波を出力するように構成され、前記直接マッピングDCTプリコーダ・ステージは、前記直接マッピングDCTプリコーダ・ステージに適用される前記偶数/奇数シフト制御信号に依存して、前記長さ2Mの出力ベクトルに含まれる前記オリジナルの順序付きシーケンスの時間反転ミラーリング・バージョンをネゲートするか又はネゲートしないように構成されることをさらに特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の送信器回路。
  5. 伝送用の単一搬送波離散コサイン変換(SC−DCT)OFDM信号を生成する方法であって、
    送信されることになる一連の情報シンボルからKの入力副搬送波の並列ベクトルを形成すること、
    1つ又は複数のDCTプリコーダ・ステージを通じて前記Kの入力副搬送波を渡すことによって前記Kの入力副搬送波をNの出力副搬送波にマッピングすることであって、N=2であり、Sは前記DCTプリコーダ・ステージの整数を示し、S≧である、マッピングすること、及び、
    巡回プレフィクス又はゼロ詰めを前記N出力副搬送波へ挿入すること、及び、その後、伝送用の前記SC−DCT OFDM信号を生成する為に前記Nの出力副搬送波を直列信号に変換することを特徴とし、
    各DCTプリコーダ・ステージにおけるマッピングは、2Mの出力副搬送波を生成する、その後にIDCT機能が続くDCT機能を通じて、Mの入力副搬送波を渡すことを含み、前記Mの入力副搬送波は、偶数/奇数シフト制御信号に依存して、前記2Mの出力副搬送波のうちの偶数又は奇数の出力副搬送波にマッピングされ、さらに、最初のDCTプリコーダ・ステージについてM=Kであり、最後のDCTプリコーダ・ステージについて2M=Nであることを特徴とする、
    方法。
  6. 送信されることになる前記直列の情報信号は、送信されることになる異なる直列の情報信号の中の1つであり、それぞれがKの入力副搬送波の異なるセットに対応し、Kの入力副搬送波の異なるセットを区別する為に、異なるパターンの偶数/奇数シフトを有する異なる偶数/奇数シフト制御信号に従って、Kの入力副搬送波の異なるセットをマッピングすることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  7. の入力副搬送波の各セットをマッピングする為に使用される前記DCTプリコーダ・ステージの数を考慮して、前記異なる偶数/奇数シフト制御信号を生成することをさらに特徴とする、請求項に記載の方法。
  8. 少なくとも1つのDCTプリコーダ・ステージにおいて直接マッピングを使用することをさらに特徴とし、前記直接マッピングは、前記Mの入力副搬送波を長さMの順序付きシーケンスとして受け取ること、及び、オリジナルの順序付きシーケンスと、前記オリジナルの順序付きシーケンスの時間反転及びミラーリング・バージョンを含む長さ2Mの出力ベクトルを出力することによって、所与のステージに対して前記2Mの出力副搬送波を形成し、前記ステージに適用される前記偶数/奇数シフト制御信号に依存して、前記長さ2Mの出力ベクトルに含まれる前記オリジナルの順序付きシーケンスの前記時間反転ミラーリング・バージョンをネゲートするか又はネゲートしないことをさらに特徴とする、請求項5から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 受信した単一搬送波離散コサイン変換(SC−DCT)OFDM信号を処理するように構成された受信器回路であって、
    公式K=N/2に従って、前記受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波をKの出力副搬送波にマッピング解除するように構成された、信号処理チェーンを特徴とし、Sは前記信号処理チェーン内に直列に含まれるDCTデコーダ・ステージの整数を示し、S≧であり、前記信号処理チェーンは、マッピング解除に先立ってNの入力副搬送波から巡回プレフィクス又はゼロ詰めを除去するように構成された、事前処理回路を含み、
    前記信号処理チェーンは、前記事前処理回路に続く1つ又は複数の直列DCTデコーダ・ステージをさらに含み、それぞれのこうしたステージは、前記ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、前記Mの出力搬送波のように、前記2Mの入力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた入力副搬送波をマッピングすることによって、2Mの入力副搬送波からMの出力副搬送波を生成するように構成され、それぞれのこうしたステージは、その後に前記Mの出力副搬送波を出力するように構成されたIDCT回路が続く、前記2Mの入力副搬送波を受信するように構成されたDCT回路を備え、
    前記DCTデコーダ・ステージのうちの最初のステージはその2Mの入力副搬送波として前記Nの入力副搬送波を受け取り、前記DCTデコーダ・ステージのうちの最後のステージはそのMの出力副搬送波として前記Kの出力副搬送波を提供する、
    受信器回路。
  10. 前記信号処理チェーン内の少なくとも1つのDCTデコーダ・ステージは、長さMの順序付きシーケンスの時間反転及びミラーリング・バージョンが組み入れられた前記長さMの順序付きシーケンスの長さ2Mの順序付きシーケンスとして形成されることが知られている、前記2Mの入力副搬送波から長さMの順序付きシーケンスを選択することによって、前記Mの出力副搬送波を形成するように構成された、直接マッピングDCTデコーダ・ステージを含むことをさらに特徴とする、請求項に記載の受信器回路。
  11. 前記Kの出力副搬送波を対応する直列ストリームに変換するように構成された並列直列変換器回路と、前記直列ストリームから当該情報シンボルを取得するように構成された処理回路とをさらに特徴とする、請求項9又は10に記載の受信器回路。
  12. 受信した単一搬送波離散コサイン変換(SC−DCT)OFDM信号を処理するように構成された受信器回路内で使用するための方法であって、
    前記受信したSC−DCT OFDM信号からのNの入力副搬送波から巡回プレフィクス又はゼロ詰めを除去すること、及び
    前記巡回プレフィクス又はゼロ詰めの除去後、前記公式K=N/2に従って、前記受信したSC−DCT OFDM信号からの前記Nの入力副搬送波をKの出力副搬送波にマッピング解除することを特徴とし、Sは前記受信器回路の信号処理チェーン内に直列に含まれる前記DCTデコーダ・ステージの整数を示し、S≧であり、
    前記マッピング解除することは、前記受信器回路に含まれる1つ又は複数の直列DCTプリコーダ・ステージのそれぞれにおいて、前記ステージに適用される偶数/奇数シフト制御信号に依存して、前記Mの出力搬送波のように、2Mの入力副搬送波のうちの偶数番号付け又は奇数番号付けされた入力副搬送波のマッピングに基づいて、前記2Mの入力副搬送波から前記Mの出力副搬送波を生成することを含み、前記2Mの入力副搬送波でのDCTの実行に基づいて前記Mの出力搬送波を生成すること、その後、前記Mの出力搬送波を取得するために前記DCTから取得された結果に対してIDCTを実行することをさらに含む、
    方法。
  13. 前記信号処理チェーン内の少なくとも1つの前記DCTデコーダ・ステージにおいて、長さMの順序付きシーケンスと、前記長さMの順序付きシーケンスの時間反転及びミラーリング・バージョンを含む長さ2Mの順序付きシーケンスとして形成されることが知られている、前記2Mの入力副搬送波から長さMの順序付きシーケンスを選択することにより、前記Mの出力副搬送波を形成することに基づいて、直接マッピング解除を実装することをさらに特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記Kの出力副搬送波を対応する直列ストリームに変換すること、及び、前記直列ストリームから当該情報シンボルを取得することをさらに特徴とする、請求項12又は13に記載の方法。
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