JP5690974B2 - 撮像装置及び合焦制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び合焦制御方法に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の固体撮像素子の高解像度化に伴い、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant,携帯情報端末)等の撮影機能を有する情報機器の需要が急増している。なお、以上のような撮像機能を有する情報機器を撮像装置と称する。
ところで、主要な被写体に焦点を合わせる合焦制御方法には、コントラストAF(Auto Focus,自動合焦)方式や位相差AF方式がある。位相差AF方式は、コントラストAF方式に比べて合焦位置の検出を高速、高精度に行うことができるため、様々な撮像装置で多く採用されている(例えば特許文献1参照)。
位相差AF方式においては、通常、固体撮像素子における固定の領域にある位相差検出用の光電変換素子から出力される信号を用いて相関演算を行い、位相差(像ずれ量)を検出する。しかし、位相差検出用の信号を取得する領域を固定にしてしまうと、被写体のコントラストが低い場合には位相差を正確に検出することができない。
そこで、特許文献1は、被写体のコントラストが低い場合には、位相差検出用の信号を取得する領域を広げることで、位相差検出精度を上げる方法を開示している。
また、特許文献1は、1回目の焦点検出時には、相関演算に用いる位相差検出用の信号のピッチを、光電変換素子の画素ピッチの1/2にして相関演算を行って低精度で位相差を検出して大まかに焦点を合わせ、その後、相関演算に用いる位相差検出用の信号のピッチを、光電変換素子の画素ピッチと同じにして相関演算を行って高精度で位相差を検出する方法についても開示している。
日本国特開平11−258492号公報
特許文献1に記載されているように、相関演算を行った結果、被写体のコントラストが低くて位相差が検出できなかった場合に、位相差検出対象エリアを広げて、再度、相関演算を行うと、広げたエリアから取得された位相差検出用の信号は、1回目の相関演算のときよりも多くなる。このため、この位相差検出用の信号を全て利用して通常の相関演算を行うのでは、位相差検出処理に時間がかかってしまう。
そこで、広げたエリアから取得される位相差検出用の信号を間引いて読み出す方法を採用すれば、相関演算に要する時間を減らすことができる。しかし、位相差検出用の信号を間引いてしまうと、位相差検出精度が低下してしまう。
特許文献1には、2回の相関演算を行い、2回目の相関演算時には位相差検出対象エリアを広げる方法において、位相差AFの高速化を実現する構成は開示されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、位相差AFを高精度かつ高速に行うことができる撮像装置及び合焦制御方法を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮影光学系の異なる瞳領域を通過した一対の光束を受光し光量に応じた信号を出力する第一の画素セル及び第二の画素セルのペアを複数有する撮像素子と、第一の範囲にある複数の上記ペアから得られる狭範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出部と、上記第一の範囲を含みその第一の範囲よりも広い第二の範囲にある全ての上記ペアから得られる広範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第二のデフォーカス量算出部と、上記第一のデフォーカス量算出部により算出されるデフォーカス量又は上記第二のデフォーカス量算出部により算出されるデフォーカス量に基づいて上記撮像光学系の合焦状態を制御する合焦制御部とを備え、上記第二のデフォーカス量算出部は、上記狭範囲信号群の配列ピッチよりも広いピッチで並ぶ広ピッチ信号群を、上記広範囲信号群を用いて生成し、上記広ピッチ信号群を用いてデフォーカス量の算出を行うものである。
本発明の合焦制御方法は、撮影光学系の異なる瞳領域を通過した一対の光束を受光し光量に応じた信号を出力する第一の画素セル及び第二の画素セルのペアを複数有する撮像素子において第一の範囲にある複数の上記ペアから得られる狭範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出ステップと、上記第一の範囲を含みその第一の範囲よりも広い第二の範囲にある全ての上記ペアから得られる広範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第二のデフォーカス量算出ステップと、上記第一のデフォーカス量算出ステップにより算出されるデフォーカス量又は上記第二のデフォーカス量算出ステップにより算出されるデフォーカス量に基づいて上記撮像光学系の合焦状態を制御する合焦制御ステップとを備え、上記第二のデフォーカス量算出ステップでは、上記狭範囲信号群の配列ピッチよりも広いピッチで並ぶ広ピッチ信号群を、上記広範囲信号群を用いて生成し、上記広ピッチ信号群を用いてデフォーカス量の算出を行うものである。
本発明によれば、位相差AFを高精度かつ高速で行うことができる撮像装置及び合焦制御方法を提供することができる。
本発明の第一実施形態を説明するための撮像装置の一例としてのデジタルカメラの概略構成を示す図 図1に示すデジタルカメラに搭載される固体撮像素子5の一部の構成を示す平面模式図 図1に示すデジタルカメラにおける固体撮像素子5の平面模式図 図1に示すデジタルカメラによる焦点制御方法を説明するためのフローチャート 図1に示すデジタルカメラによる焦点制御方法を説明するための図 図1に示すデジタルカメラによる焦点制御方法を説明するための図 図6に示すエリア50A,50B,50Cを含む範囲の拡大図 図1に示すデジタルカメラの動作の変形例を説明するためのフローチャート 図1に示すデジタルカメラの動作の変形例を説明するための図 撮像装置としてのスマートフォンの構成を示す図 図10に示すスマートフォンの内部構成を示すブロック図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態を説明するための撮像装置の一例としてのデジタルカメラの概略構成を示す図である。
図1に示すデジタルカメラの撮像系は、撮影光学系としての撮影レンズ1と、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ(IRCUT)3と、光学ローパスフィルタ(OLPF)4とを備えている。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御する。また、システム制御部11は、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1に含まれるフォーカスレンズの位置を調整したり、撮影レンズ1に含まれるズームレンズの位置の調整を行ったりする。更に、システム制御部11は、絞り駆動部9を介して絞り2の開口量を制御することにより、露光量の調整を行う。
また、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体像を撮像画像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されるRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備える。アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7は、システム制御部11によって制御される。固体撮像素子5がCMOSイメージセンサの場合、アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7は固体撮像素子5に内蔵されることもある。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、補間演算、ガンマ補正演算、及びRGB/YC変換処理等を行って撮影画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された撮影画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、固体撮像素子5に含まれる位相差検出用画素セルから出力される撮像信号を用いてデフォーカス量を算出する位相差検出部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された表示部23が接続される表示制御部22とを備えている。メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、位相差検出部19、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
図2は、図1に示すデジタルカメラに搭載される固体撮像素子5の一部の構成を示す平面模式図である。
固体撮像素子5は、行方向X及びこれに直交する列方向Yに二次元状(図2の例では正方格子状)に配列された多数の画素セル(図中の各正方形)を備えている。多数の画素セルは、行方向Xに一定ピッチで並ぶ複数の画素セルからなる画素セル行を、列方向Yに一定のピッチで並べた配置となっている。多数の画素セルは、撮像用画素セル30と位相差検出用画素セル31Lと位相差検出用画素セル31Rとを含んでいる。
撮像用画素セル30は、図1に示す撮影レンズ1の瞳領域の異なる部分を通過した一対の光(例えば撮影レンズ1の主軸に対して左側を通過した光と右側を通過した光)の双方を受光する画素セルである。
位相差検出用画素セル31Lは、上記一対の光の一方を受光する画素セルであり、撮像用画素セル30と比較すると、光電変換部の開口(ハッチングを付していない領域)が左側に偏心した構成となっている。
位相差検出用画素セル31Rは、上記一対の光の他方を受光する画素セルであり、撮像用画素セル30と比較すると、光電変換部の開口(ハッチングを付していない領域)が右側に偏心した構成となっている。
上記各画素セルに含まれる光電変換部の上方にはカラーフィルタが搭載されており、このカラーフィルタの配列が固体撮像素子5を構成する多数の画素セル全体でベイヤー配列となっている。
図2では、赤色(R)光を透過するカラーフィルタが搭載される画素セルに“R”を記している。また、緑色(G)光を透過するカラーフィルタが搭載される画素セルに“G”を記している。更に、青色(B)光を透過するカラーフィルタが搭載される画素セルに“B”を記している。
位相差検出用画素セル31Lは、図2の上から3番目の画素セル行において、緑色(G)光を透過するカラーフィルタが搭載された画素セルの位置に3画素セルおきに配置されている。
位相差検出用画素セル31Rは、図2の上から5番目の画素セル行において、緑色(G)光を透過するカラーフィルタが搭載された画素セルの位置に3画素セルおきに配置されている。
行方向Xにおいて同じ位置にある位相差検出用画素セル31Lと位相差検出用画素セル31Rはペアを構成しており、固体撮像素子5には、このペアが複数設けられた構成となっている。
図3は、図1に示すデジタルカメラにおける固体撮像素子5の平面模式図である。
固体撮像素子5の中央部に格子状に配列された複数のエリア50は、位相差検出用画素セル31Lと位相差検出用画素セル31Rとを含む領域である。すなわち、この複数のエリア50のそれぞれには、撮像用画素セル30と位相差検出用画素セル31Lと位相差検出用画素セル31Rとが図2に示す配列で配置されている。エリア50以外の領域には、撮像用画素セル30のみが配列されている。
デジタルカメラの使用者は、この複数のエリア50の中から少なくとも1つを選択することで、選択したエリア50に結像される被写体領域にピントを合わせることができる。
図1に示す位相差検出部19は、位相差検出用画素セル31L及び位相差検出用画素セル31Rから読み出される信号群を用いて、撮影レンズ1の焦点調節状態、ここでは合焦状態から離れている量とその方向、すなわちデフォーカス量を算出する。位相差検出部19は、デフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出部及び第二のデフォーカス量算出部としての機能を果たす。
図1に示すシステム制御部11は、位相差検出部19によって算出されたデフォーカス量に基づいて、撮像レンズ1に含まれるフォーカスレンズの位置を制御する。システム制御部11は、撮像光学系の合焦状態を制御する合焦制御部としての機能を果たす。
次に、図1に示すデジタルカメラによる焦点制御方法について説明する。図4は、図1に示すデジタルカメラによる焦点制御方法を説明するためのフローチャートである。
ユーザにより、位相差検出対象エリアとして図3に示す複数のエリア50のうちの1つのエリア50A(図5参照)が設定された状態で、AF指示がなされると、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、固体撮像素子5に含まれる位相差検出用画素セル31R,31Lから撮像信号を読み出す。そして、位相差検出部19は、読み出された撮像信号のうち、エリア50Aにある位相差検出用画素セル31R,31Lから読み出された撮像信号を取得する(ステップS1)。
続いて、位相差検出部19は、取得した撮像信号のうち、位相差検出用画素31Lから読み出された第一信号群と、位相差検出用画素31Rから読み出された第二信号群との相関演算を行って、第一の信号群と第二の信号群の位相差を検出する。そして、位相差検出部19は、検出した位相差に基づいてデフォーカス量を算出する(ステップS2)。
ステップS2の後、位相差検出部19は、算出したデフォーカス量の信頼性を判定する(ステップS3)。この信頼性は、例えば、撮像画像信号のコントラストの大きさによって判定する。
算出したデフォーカス量の信頼性が高い場合(ステップS3:YES)、位相差検出部19は、ステップS2において算出したデフォーカス量をシステム制御部11に送信する。そして、システム制御部11は、受信したデフォーカス量に相当する量だけ撮影レンズ1を光軸方向に駆動することによって、合焦状態を達成する(ステップS8)。
デフォーカス量の信頼性が低い場合(ステップS3:NO)、位相差検出部19は位相差検出対象範囲を広げる。具体的には、位相差検出部19は、図6に示すように、予め指定されたエリア50Aと、その両隣にある2つのエリア50B,50Cとを含む範囲を位相差検出対象範囲に設定する。ここでは、エリア50Aを含み、かつ、エリア50Aよりも広い範囲を位相差検出対象範囲に設定すればよい。
位相差検出対象範囲が設定されると、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、再度、位相差検出用画素セル31R,31Lから撮像信号を読み出す。そして、位相差検出部19は、読み出された撮像信号のうち、エリア50A,50B,50Cを含む範囲にある位相差検出用画素セル31R,31Lから読み出された撮像信号を取得する(ステップS4)。
図7は、図6に示すエリア50A,50B,50Cを含む範囲の拡大図である。なお、ここでは説明のため簡略化しているが、実際には、各エリアには相関演算が可能な程度の多数の位相差検出用画素セルが配置される。ステップS4において、位相差検出部19は、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Rと12個の位相差検出用画素セル31Lとから読み出された撮像信号を取得する。
次に、位相差検出部19は、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Rから読み出された撮像信号のうちの半分の撮像信号と、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Lから読み出された撮像信号のうちの半分の撮像信号との相関演算を行う(ステップS5)。
具体的には、位相差検出部19は、12個の位相差検出用画素セル31Rの並びにおいて奇数列にある6個の位相差検出用画素セル31R(図7において太実線で囲まれる範囲にある位相差検出用画素セル31R)から読み出された信号群と、12個の位相差検出用画素セル31Lの並びにおいて奇数列にある6個の位相差検出用画素セル31L(図7において太実線で囲まれる範囲にある位相差検出用画素セル31L)から読み出された信号群との相関演算を行う。
次に、位相差検出部19は、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Rから読み出された撮像信号のうちの残り半分の撮像信号と、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Lから読み出された撮像信号のうちの残り半分の撮像信号との相関演算を行う(ステップS6)。
具体的には、位相差検出部19は、12個の位相差検出用画素セル31Rの並びにおいて偶数列にある6個の位相差検出用画素セル31R(図7において破線で囲まれる範囲にある位相差検出用画素セル31R)から読み出された信号群と、12個の位相差検出用画素セル31Lの並びにおいて偶数列にある6個の位相差検出用画素セル31L(図7において破線で囲まれる範囲にある位相差検出用画素セル31L)から読み出された信号群との相関演算を行う。
次に、位相差検出部19は、ステップS5における相関演算の結果とステップS6における相関演算の結果とを用いて、デフォーカス量を算出し、算出したデフォーカス量をシステム制御部11に送信する(ステップS7)。
例えば、位相差検出部19は、ステップS5における相関演算によって得られる位相差からデフォーカス量を算出し、ステップS6における相関演算によって得られる位相差からデフォーカス量を算出し、2つのデフォーカス量の平均値を最終的なデフォーカス量として算出し、このデフォーカス量をシステム制御部11に送信する。
又は、位相差検出部19は、位相差検出対象となる2つの信号群をそれぞれ関数f(x+α)、g(x)で表したとき、下記式(1)又は(2)により相関演算式S(α)を定義する。
S(α)=∫|f(x+α)−g(x)| dx ・・・(1)
S(α)=∫(f(x+α)−g(x))^2 dx ・・・(2)
αは、2つの信号群のずれ量を示す。
そして、位相差検出部19は、ステップS5,6のそれぞれにおいて、式(1)又は式(2)の相関演算によって、横軸をαとし縦軸をS(α)とする相関演算カーブを生成する。そして、位相差検出部19は、生成した2つの相関演算カーブを加算し、加算後の相関演算カーブにおいて、S(α)の値が最小となるαを、デフォーカス量として算出し、このデフォーカス量をシステム制御部11に送信する。
ステップS7の後、システム制御部11は、ステップS8において、受信したデフォーカス量に相当する量だけ撮影レンズ1を光軸方向に駆動することによって、合焦状態を達成する。
以上のように、図1に示すデジタルカメラによれば、エリア50Aだけでは信頼性の高いデフォーカス量を算出できない場合でも、位相差検出対象範囲を広げてデフォーカス量を再度算出するため、信頼性の高いデフォーカス量を算出することができる。このため、被写体のコントラストが低い場合等でも、位相差AFを高精度に行うことができる。
また、このデジタルカメラによれば、位相差検出対象範囲を広げた場合でも、その範囲内にある位相差検出用画素セル31R,31Lからの信号を全て用いて位相差を検出するため、位相差の検出精度を向上させることができる。
また、このデジタルカメラでは、位相差検出対象範囲を広げた場合には、その範囲内にある位相差検出用画素セル31R,31Lの半分から得られる信号群の相関演算結果と、残り半分から得られる信号群の相関演算結果とを用いて、デフォーカス量を算出する。このように、相関演算を2回に分けて行うことで、1回の相関演算で用いる信号群を構成する信号数を減らすことができるため、相関演算に要する時間を短縮することができる。また、2回の相関演算を同時進行して行うことが可能になり、デフォーカス量算出までの時間を短縮することができる。
このように、図1に示すデジタルカメラによれば、位相差AF精度の向上と位相差AFの高速化とを両立させることができる。
なお、図1に示すデジタルカメラは、AF指示がなされた時点で固体撮像素子5から出力された撮像画像信号(ユーザにより指定されたエリア50からの撮像画像信号)をシステム制御部11により解析して被写体のコントラストを検出し、コントラストが所定値よりも大きい場合は、指定されたエリア50のみで位相差を高精度に検出できると判断して、図4のステップS1、ステップS2を行い、その後、ステップS3は行わずにステップS8の処理を行ってもよい。一方、被写体のコントラストが上記所定値以下の場合は、図4のステップS1以降の処理を行う。
このように、被写体コントラストが低いときにのみ、ステップS3以降の処理を行うようにすることで、位相差AF速度を向上させることができる。
また、図4では、ステップS2で算出されるデフォーカス量の信頼性が低いときにのみ、ステップS4以降の処理を行うものとしたが、ステップS3の処理を省略してステップS2の後にステップS4の処理を行うようにしてもよい。このようにした場合、ステップS8において、ステップS2で算出されたデフォーカス量とステップS7で算出されたデフォーカス量のそれぞれの信頼性を判定し、信頼性が高い方を用いてAF制御を行えばよい。
また、上記信頼性が同程度であった場合は、2つのデフォーカス量を用いて最終的なデフォーカス量を算出(例えば2つのデフォーカス量の平均を算出)することで、位相差AF精度をより向上させることができる。
また、図1に示すデジタルカメラは、図4のステップS3:NOのときに固体撮像素子5から読み出される撮像画像信号をシステム制御部11により解析して被写体の明るさを検出し、明るさが所定値よりも大きい場合は、ステップS5とステップS6のいずれかのみを行い、ステップS7において、ステップS5又はステップS6の相関演算結果からデフォーカス量を算出してもよい。
被写体が明るい場合は、位相差AFの精度は向上するため、上述したようにすることで、位相差AF速度を更に向上させることができる。また、消費電力も低減することができる。
撮像素子駆動部10は、図4のステップS3:NOのときに、ステップS5の演算に用いる信号と、ステップS6の演算に用いる信号とを独立に(別フィールドで)読み出す駆動を行ってもよい。このようにすることで、例えば、ステップS6の処理が不要になったときには、ステップS3:NOのときに、ステップS5の演算に用いる信号のみを固体撮像素子5から読み出す駆動を採用することが可能になる。この結果、高速処理、低消費電力化が可能となる。
図8は、図1に示すデジタルカメラの動作の変形例を説明するためのフローチャートである。図8において図4に示した処理と同じ処理には同一符号を付して説明を省略する。
ステップS4の後、位相差検出部19は、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Rのうちの隣り合う2つの位相差検出用画素セル31Rから読み出された信号同士を加算し、図7に示した12個の位相差検出用画素セル31Lのうちの隣り合う2つの位相差検出用画素セル31Lから読み出された信号同士を加算する(ステップS15)。
図9に示すように、位相差検出部19は、12個の位相差検出用画素セル31Rと12個の位相差検出用画素セル31Lを、互いに隣り合う4個ずつのグループ34に分け、各グループ34から読み出された位相差検出用画素セル31Rの撮像信号同士、位相差検出用画素セル31Lの撮像信号同士を加算して、位相差検出用画素セル31Rに対応する6個の撮像信号と、位相差検出用画素セル31Lに対応する6個の撮像信号とを得る。
次に、位相差検出部19は、位相差検出用画素セル31Rに対応する6個の撮像信号と、位相差検出用画素セル31Lに対応する6個の撮像信号との相関演算を行って、デフォーカス量を算出し、算出したデフォーカス量をシステム制御部11に送信する(ステップS16)。ステップS16の後は、ステップS7の処理が行われる。
以上のように、この変形例によれば、位相差検出対象範囲を広げた場合でも、その範囲内にある位相差検出用画素セル31R,31Lからの信号を全て用いて位相差を検出するため、位相差の検出精度を向上させることができる。
更に、この変形例では、位相差検出対象範囲を広げた場合には、その範囲内にある位相差検出用画素セル31Rの半分から得られる信号群と残り半分の信号群とを加算して得られる信号群と、その範囲内にある位相差検出用画素セル31Lの半分から得られる信号群と残り半分の信号群とを加算して得られる信号群との相関演算により、デフォーカス量を算出する。このため、相関演算量を減らすことができる。
また、この変形例によれば、相関演算に用いる信号群を構成する各信号が、2つの撮像信号を加算した感度の高いものとなるため、暗い被写体に対して特に有効となる。
このように、この変形例によっても、位相差AF精度の向上と位相差AFの高速化とを両立させることができる。
なお、デジタルカメラは、図8のステップS3:NOのときに、固体撮像素子5から読み出した撮像画像信号をシステム制御部11により解析して被写体の明るさを検出し、明るさが所定値よりも大きい場合は、図4のステップS4以降の処理を行い、明るさが所定値以下の場合は図8のステップS4以降の処理を行うようにしてもよい。この所定値は、予め一定の値をカメラ内部のメモリに記録しておくか、ユーザが任意に設定又は変更できるようにしてもよい。
また、図8のステップS15において撮像信号を固体撮像素子5外部において加算するのではなく、固体撮像素子5内で加算を行ってもよい。このように、固体撮像素子5内で信号の加算を行うことで低ノイズの撮像信号を得ることができ、位相差AF精度の更なる向上を図ることができる。
図4に示した焦点制御方法では、エリア50A,50B,50Cにある位相差検出用画素セル31R,31Lから出力される信号は、空間上で、行方向Xに3画素セル分おきに配置されたものになる。そして、ステップS5やステップS6で相関演算を行う対象となる2つの信号群は、それぞれ、空間上で、行方向Xに7画素セル分おきに信号が配置されたものになる。なお、画素セルから出力される信号には、その信号の空間上における位置を示す座標情報が対応付けられる。本明細書では、この座標情報によって決まる信号の配置のことを、信号の配列と言う。
また、図8に示した焦点制御方法では、ステップS16で相関演算を行う対象となる2つの信号群は、それぞれ、空間上で、行方向Xに7画素セル分おきに信号が配置されたものになる。図8に示した方法のように、行方向Xに隣接する2つの信号を加算する場合は、加算後の信号に対応付けられる座標情報は、加算前の2つの信号の位置の中間位置を示すものとなる。
このように、図4のステップS5,S6や図8のステップS16では、相関演算を行う対象となる2つの信号群の各々の信号の配列ピッチは、エリア50A,50B,50Cにある全ての位相差検出用画素セル31R,31Lから出力される信号群の配列ピッチよりも大きいものとなる。
つまり、エリア50A,50B,50Cにある全ての位相差検出用画素セル31R,31Lから出力される信号を全て用いているにもかかわらず、配列ピッチが広い信号群同士で相関演算を行うことができるため、相関演算に要する時間を減らすことができ、デフォーカス量の算出に要する時間を短縮することができる。
なお、図4のステップS5及びステップS6では、エリア50A,50B,50Cを含む範囲において奇数列にある画素セル31Rの出力信号群及び奇数列にある画素セル31Lの出力信号群で相関演算を行い、当該範囲において偶数列にある画素セル31Rの出力信号群及び偶数列にある画素セル31Lの出力信号群で相関演算を行うものとしたが、これに限らない。
例えば、上記範囲にある12個のペアを、行方向Xに2個おきに並ぶ6つのペアのグループと残り6つのペアのグループに分け、各グループについて、画素セル31Rの出力信号群と画素セル31Lの出力信号群との相関演算を行い、この2つの相関演算の結果を用いてデフォーカス量を算出してもよい。
つまり、エリア50A,50B,50Cにある全ての位相差検出用画素セル31R,31Lから出力される信号群を、n個(nは1以上の自然数)おきにサンプリングして得られる信号群と残りの信号群との2つの信号群を、相関演算の対象とする信号群とすればよい。
また、上記範囲にある12個のペアを、3つ以上のグループに分け、各グループにおいて相関演算を行い、その結果を用いてデフォーカス量を算出するようにしてもよい。この場合、各グループにおいて、ペアから得られる信号の配列ピッチは同一とすればよい。
次に、撮像装置としてスマートフォンの構成について説明する。
図10は、本発明の撮影装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示すものである。図10に示すスマートフォン200は、平板状の筐体201を有し、筐体201の一方の面に表示部としての表示パネル202と、入力部としての操作パネル203とが一体となった表示入力部204を備えている。また、この様な筐体201は、スピーカ205と、マイクロホン206と、操作部207と、カメラ部208とを備えている。なお、筐体201の構成はこれに限定されず、例えば、表示部と入力部とが独立した構成を採用したり、折り畳み構造やスライド機構を有する構成を採用したりすることもできる。
図11は、図10に示すスマートフォン200の構成を示すブロック図である。図10に示すように、スマートフォンの主たる構成要素として、無線通信部210と、表示入力部204と、通話部211と、操作部207と、カメラ部208と、記憶部212と、外部入出力部213と、GPS(Global Positioning System)受信部214と、モーションセンサ部215と、電源部216と、主制御部220とを備える。また、スマートフォン200の主たる機能として、図示省略の基地局装置BSと図示省略の移動通信網NWとを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部210は、主制御部220の指示にしたがって、移動通信網NWに収容された基地局装置BSに対し無線通信を行うものである。この無線通信を使用して、音声データ、画像データ等の各種ファイルデータ、電子メールデータなどの送受信や、Webデータやストリーミングデータなどの受信を行う。
表示入力部204は、主制御部220の制御により、画像(静止画像及び動画像)や文字情報などを表示して視覚的にユーザに情報を伝達するとともに、表示した情報に対するユーザ操作を検出する、いわゆるタッチパネルであって、表示パネル202と、操作パネル203とを備える。
表示パネル202は、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro−Luminescence Display)などを表示デバイスとして用いたものである。
操作パネル203は、表示パネル202の表示面上に表示される画像を視認可能に載置され、ユーザの指や尖筆によって操作される一又は複数の座標を検出するデバイスである。このデバイスをユーザの指や尖筆によって操作すると、操作に起因して発生する検出信号を主制御部220に出力する。次いで、主制御部220は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル202上の操作位置(座標)を検出する。
図10に示すように、本発明の撮影装置の一実施形態として例示しているスマートフォン200の表示パネル202と操作パネル203とは一体となって表示入力部204を構成しているが、操作パネル203が表示パネル202を完全に覆うような配置となっている。
係る配置を採用した場合、操作パネル203は、表示パネル202外の領域についても、ユーザ操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル203は、表示パネル202に重なる重畳部分についての検出領域(以下、表示領域と称する)と、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、非表示領域と称する)とを備えていてもよい。
なお、表示領域の大きさと表示パネル202の大きさとを完全に一致させても良いが、両者を必ずしも一致させる必要は無い。また、操作パネル203が、外縁部分と、それ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。更に、外縁部分の幅は、筐体201の大きさなどに応じて適宜設計されるものである。更にまた、操作パネル203で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などが挙げられ、いずれの方式を採用することもできる。
通話部211は、スピーカ205やマイクロホン206を備え、マイクロホン206を通じて入力されたユーザの音声を主制御部220にて処理可能な音声データに変換して主制御部220に出力したり、無線通信部210あるいは外部入出力部213により受信された音声データを復号してスピーカ205から出力させたりするものである。また、図10に示すように、例えば、スピーカ205を表示入力部204が設けられた面と同じ面に搭載し、マイクロホン206を筐体201の側面に搭載することができる。
操作部207は、キースイッチなどを用いたハードウェアキーであって、ユーザからの指示を受け付けるものである。例えば、図10に示すように、操作部207は、スマートフォン200の筐体201の側面に搭載され、指などで押下されるとオンとなり、指を離すとバネなどの復元力によってオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部212は、主制御部220の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたコンテンツデータを記憶し、またストリーミングデータなどを一時的に記憶するものである。また、記憶部212は、スマートフォン内蔵の内部記憶部217と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部218により構成される。なお、記憶部212を構成するそれぞれの内部記憶部217と外部記憶部218は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、MicroSD(登録商標)メモリ等)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などの格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部213は、スマートフォン200に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たすものであり、他の外部機器に通信等(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394など)又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)など)により直接的又は間接的に接続するためのものである。
スマートフォン200に連結される外部機器としては、例えば、有/無線ヘッドセット、有/無線外部充電器、有/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)やSIM(Subscriber Identity Module Card)/UIM(User Identity Module Card)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有/無線接続されるスマートフォン、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、有/無線接続されるPDA、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、イヤホンなどがある。外部入出力部213は、このような外部機器から伝送を受けたデータをスマートフォン200の内部の各構成要素に伝達することや、スマートフォン200の内部のデータが外部機器に伝送されるようにすることができる。
GPS受信部214は、主制御部220の指示にしたがって、GPS衛星ST1〜STnから送信されるGPS信号を受信し、受信した複数のGPS信号に基づく測位演算処理を実行し、当該スマートフォン200の緯度、経度、高度からなる位置を検出する。GPS受信部214は、無線通信部210や外部入出力部213(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる時には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部215は、例えば、3軸の加速度センサなどを備え、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の物理的な動きを検出する。スマートフォン200の物理的な動きを検出することにより、スマートフォン200の動く方向や加速度が検出される。係る検出結果は、主制御部220に出力されるものである。
電源部216は、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給するものである。
主制御部220は、マイクロプロセッサを備え、記憶部212が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作し、スマートフォン200の各部を統括して制御するものである。また、主制御部220は、無線通信部210を通じて、音声通信やデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能を備える。
アプリケーション処理機能は、記憶部212が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって主制御部220が動作することにより実現するものである。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部213を制御して対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能や、電子メールの送受信を行う電子メール機能、Webページを閲覧するWebブラウジング機能などがある。
また、主制御部220は、受信データやダウンロードしたストリーミングデータなどの画像データ(静止画像や動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部204に表示する等の画像処理機能を備える。画像処理機能とは、主制御部220が、上記画像データを復号し、この復号結果に画像処理を施して、画像を表示入力部204に表示する機能のことをいう。
更に、主制御部220は、表示パネル202に対する表示制御と、操作部207、操作パネル203を通じたユーザ操作を検出する操作検出制御を実行する。表示制御の実行により、主制御部220は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコンや、スクロールバーなどのソフトウェアキーを表示したり、あるいは電子メールを作成したりするためのウィンドウを表示する。なお、スクロールバーとは、表示パネル202の表示領域に収まりきれない大きな画像などについて、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部220は、操作部207を通じたユーザ操作を検出したり、操作パネル203を通じて、上記アイコンに対する操作や、上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、あるいは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付ける。
更に、操作検出制御の実行により主制御部220は、操作パネル203に対する操作位置が、表示パネル202に重なる重畳部分(表示領域)か、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分(非表示領域)かを判定し、操作パネル203の感応領域や、ソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部220は、操作パネル203に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指などによって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、あるいはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも1つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部208は、図1に示したデジタルカメラにおける外部メモリ制御部20、記録媒体21、表示制御部22、表示部23、及び操作部14以外の構成を含む。カメラ部208によって生成された撮像画像データは、記憶部212に記録したり、入出力部213や無線通信部210を通じて出力したりすることができる。図10に示すにスマートフォン200において、カメラ部208は表示入力部204と同じ面に搭載されているが、カメラ部208の搭載位置はこれに限らず、表示入力部204の背面に搭載されてもよい。
また、カメラ部208はスマートフォン200の各種機能に利用することができる。例えば、表示パネル202にカメラ部208で取得した画像を表示することや、操作パネル203の操作入力のひとつとして、カメラ部208の画像を利用することができる。また、GPS受信部214が位置を検出する際に、カメラ部208からの画像を参照して位置を検出することもできる。更には、カメラ部208からの画像を参照して、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、スマートフォン200のカメラ部208の光軸方向を判断することや、現在の使用環境を判断することもできる。勿論、カメラ部208からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、静止画又は動画の画像データにGPS受信部214により取得した位置情報、マイクロホン206により取得した音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、モーションセンサ部215により取得した姿勢情報等などを付加して記録部212に記録したり、入出力部213や無線通信部210を通じて出力したりすることもできる。
以上のような構成のスマートフォン200においても、同様に、高速かつ高精度の位相差AFを行うことができる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された撮像装置は、撮影光学系の異なる瞳領域を通過した一対の光束を受光し光量に応じた信号を出力する第一の画素セル及び第二の画素セルのペアを複数有する撮像素子と、第一の範囲にある複数の上記ペアから得られる狭範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出部と、上記第一の範囲を含みその第一の範囲よりも広い第二の範囲にある全ての上記ペアから得られる広範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第二のデフォーカス量算出部と、上記第一のデフォーカス量算出部により算出されるデフォーカス量又は上記第二のデフォーカス量算出部により算出されるデフォーカス量に基づいて上記撮像光学系の合焦状態を制御する合焦制御部とを備え、上記第二のデフォーカス量算出部は、上記狭範囲信号群の配列ピッチよりも広いピッチで並ぶ広ピッチ信号群を、上記広範囲信号群を用いて生成し、上記広ピッチ信号群を用いてデフォーカス量の算出を行うものである。
開示された撮像装置は、上記第二のデフォーカス量算出部は、上記広範囲信号群から所定個おきに上記ペアの信号をサンプリングして得られる信号群と残りの信号群との2つの信号群を、それぞれ上記広ピッチ信号群として生成し、上記2つの広ピッチ信号群のそれぞれについて、上記第一の画素セルの信号と上記第二の画素セルの信号との相関演算を行い、その2つの相関演算の結果を用いて上記デフォーカス量を算出する第一の処理を行うものである。
開示された撮像装置は、上記第一の処理により上記デフォーカス量を算出する場合に、上記2つの広ピッチ信号群のそれぞれを上記撮像素子から独立して読み出す駆動を行う撮像素子駆動部を備えるものである。
開示された撮像装置の上記第二のデフォーカス量算出部は、被写体の明るさが予め決められた所定値を超えるときは、上記2つの広ピッチ信号群の一方についての相関演算結果に基づいて上記デフォーカス量を算出する第二の処理を行い、上記撮像素子駆動部は、上記被写体の明るさが上記所定値を超えるときは、上記2つの広ピッチ信号群の他方の上記撮像素子からの読み出しを省略するものである。
開示された撮像装置の上記第二のデフォーカス量算出部は、被写体の明るさが予め決められた所定値を超えるときは、上記2つの広ピッチ信号群の一方についての相関演算結果に基づいて上記デフォーカス量を算出する第二の処理を行うものである。
開示された撮像装置の上記第二のデフォーカス量算出部は、上記広範囲信号群を、連続して並ぶ複数個ずつのグループに分け、各グループにおける上記第一の画素セルの信号同士を加算し、各グループにおける上記第二の画素セルの信号同士を加算することで上記広ピッチ信号群を生成し、その広ピッチ信号群における上記第一の画素セルの信号群と上記第二の画素セルの信号群との相関演算結果に基づいて、上記デフォーカス量を算出する第三の処理を行うものである。
開示された撮像装置は、上記第二のデフォーカス量算出部は、被写体の明るさが予め決められた所定値以下のときに、上記第三の処理により上記デフォーカス量を算出するものである。
開示された撮像装置における上記第三の処理は、上記各グループにおける上記第一の画素セルの信号同士を上記撮像素子内部で加算し、上記各グループにおける上記第二の画素セルの信号同士を上記撮像素子内部で加算しすることで上記広ピッチ信号群を生成する処理であるものを含む。
開示された合焦制御方法は、撮影光学系の異なる瞳領域を通過した一対の光束を受光し光量に応じた信号を出力する第一の画素セル及び第二の画素セルのペアを複数有する撮像素子において、第一の範囲にある複数の上記ペアから得られる狭範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出ステップと、上記第一の範囲を含みその第一の範囲よりも広い第二の範囲にある全ての上記ペアから得られる広範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第二のデフォーカス量算出ステップと、上記第一のデフォーカス量算出ステップにより算出されるデフォーカス量又は上記第二のデフォーカス量算出ステップにより算出されるデフォーカス量に基づいて上記撮像光学系の合焦状態を制御する合焦制御ステップとを備え、上記第二のデフォーカス量算出ステップでは、上記狭範囲信号群の配列ピッチよりも広いピッチで並ぶ広ピッチ信号群を、上記広範囲信号群を用いて生成し、上記広ピッチ信号群を用いてデフォーカス量の算出を行うものである。
本発明によれば、位相差AFを高精度かつ高速に行うことができる撮像装置及び合焦制御方法を提供することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2012年5月1日出願の日本特許出願(特願2012−104574)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
1 撮影レンズ
5 固体撮像素子
30 撮像用画素セル
31R,31L 位相差検出用画素セル

Claims (9)

  1. 撮影光学系の瞳領域の異なる部分を通過した一対の光束を受光し光量に応じた信号を出力する第一の画素セル及び第二の画素セルのペアを複数有する撮像素子と、
    第一の範囲にある複数の前記ペアから得られる狭範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出部と、
    前記第一の範囲を含み当該第一の範囲よりも広い第二の範囲にある全ての前記ペアから得られる広範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第二のデフォーカス量算出部と、
    前記第一のデフォーカス量算出部により算出されるデフォーカス量又は前記第二のデフォーカス量算出部により算出されるデフォーカス量に基づいて前記撮影光学系の合焦状態を制御する合焦制御部とを備え、
    前記第二のデフォーカス量算出部は、前記狭範囲信号群の配列ピッチよりも広いピッチで並ぶ広ピッチ信号群を、前記広範囲信号群を用いて生成し、前記広ピッチ信号群を用いてデフォーカス量の算出を行う撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記第二のデフォーカス量算出部は、前記広範囲信号群から所定個おきに前記ペアの信号をサンプリングして得られる信号群と残りの信号群との2つの信号群を、それぞれ前記広ピッチ信号群として生成し、前記2つの広ピッチ信号群のそれぞれについて、前記第一の画素セルの信号と前記第二の画素セルの信号との相関演算を行い、当該2つの相関演算の結果を用いて前記デフォーカス量を算出する第一の処理を行う撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記第二のデフォーカス量算出部は、被写体の明るさが予め決められた値を超えるときは、前記2つの広ピッチ信号群の一方についての相関演算結果に基づいて前記デフォーカス量を算出する第二の処理を行う撮像装置。
  4. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記第一の処理により前記デフォーカス量を算出する場合に、前記2つの広ピッチ信号群のそれぞれを前記撮像素子から独立して読み出す駆動を行う撮像素子駆動部を備える撮像装置。
  5. 請求項4記載の撮像装置であって、
    前記第二のデフォーカス量算出部は、被写体の明るさが予め決められた値を超えるときは、前記2つの広ピッチ信号群の一方についての相関演算結果に基づいて前記デフォーカス量を算出する第二の処理を行い、
    前記撮像素子駆動部は、前記被写体の明るさが前記予め決められた値を超えるときは、前記2つの広ピッチ信号群の他方の前記撮像素子からの読み出しを省略する撮像装置。
  6. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記第二のデフォーカス量算出部は、前記広範囲信号群を、連続して並ぶ複数個ずつのグループに分け、各グループにおける前記第一の画素セルの信号同士を加算し、各グループにおける前記第二の画素セルの信号同士を加算することで前記広ピッチ信号群を生成し、当該広ピッチ信号群における前記第一の画素セルの信号群と前記第二の画素セルの信号群との相関演算結果に基づいて、前記デフォーカス量を算出する第三の処理を行う撮像装置。
  7. 請求項6記載の撮像装置であって、
    前記第二のデフォーカス量算出部は、被写体の明るさが予め決められた値以下のときに、前記第三の処理により前記デフォーカス量を算出する撮像装置。
  8. 請求項6又は7記載の撮像装置であって、
    前記第三の処理は、前記各グループにおける前記第一の画素セルの信号同士を前記撮像素子内部で加算し、前記各グループにおける前記第二の画素セルの信号同士を前記撮像素子内部で加算することで前記広ピッチ信号群を生成する処理である撮像装置。
  9. 撮影光学系の瞳領域の異なる部分を通過した一対の光束を受光し光量に応じた信号を出力する第一の画素セル及び第二の画素セルのペアを複数有する撮像素子において、第一の範囲にある複数の前記ペアから得られる狭範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第一のデフォーカス量算出ステップと、
    前記第一の範囲を含み当該第一の範囲よりも広い第二の範囲にある全ての前記ペアから得られる広範囲信号群を用いてデフォーカス量を算出する第二のデフォーカス量算出ステップと、
    前記第一のデフォーカス量算出ステップにより算出されるデフォーカス量又は前記第二のデフォーカス量算出ステップにより算出されるデフォーカス量に基づいて前記撮影光学系の合焦状態を制御する合焦制御ステップとを備え、
    前記第二のデフォーカス量算出ステップでは、前記狭範囲信号群の配列ピッチよりも広いピッチで並ぶ広ピッチ信号群を、前記広範囲信号群を用いて生成し、前記広ピッチ信号群を用いてデフォーカス量の算出を行う合焦制御方法。
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