JP5687224B2 - 樹脂シート搭載基板の搬送方法および搬送装置 - Google Patents

樹脂シート搭載基板の搬送方法および搬送装置 Download PDF

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この発明は、基板上に樹脂シートが搭載されているワークを搬送するための樹脂シート搭載基板の搬送方法および搬送装置に関する。
基板などを、コンベアを用いて加工装置に搬送する搬送装置においては、種々の装置が提案されているが、そのひとつに搬送コンベアに負圧を設ける装置を設けて、基板をコンベアと固定させる方法がある。この方法では基板の滑りは防止できるが、基板上にシート等を搭載している場合にはシートの滑りを防止できない。
そこで特許文献1の搬送装置においては、コンベア上方に付勢装置が設けてあり、付勢装置はコンベアと同期して移動することができる。付勢装置はコンベア上方より基板を押圧できる機構となっているため、基板はコンベアの搬送速度によらず、滑ることなく搬送可能である。基板搬送後は、付勢装置は元の位置まで移動し、次の搬送基板を待つ。
特開2011-184118号公報
上記搬送装置では、付勢装置により基板を押圧するため、重なったシートをずれることなく搬送することを解決することができる。しかしながら、搬送距離が長くなれば、付勢装置の移動距離も長くなり、設備が複雑になる。また、ダイシング後の基板など、多数に分割された基板を搬送する場合には、コンベア上の基板の数だけ付勢装置が必要となり、設備が高価なものとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、ずれを生じることなく、基板上に樹脂シートを被せて搬送することのできる搬送装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、基板表面に樹脂シートを被せて搬送コンベアに載置する工程と、前記基板および前記基板上に搭載された樹脂シートを、静電気により帯電させ密着させることにより、前記樹脂シートを前記基板に対し局所的に静電的固定する仮止め工程と、前記搬送コンベアを駆動し、前記樹脂シートを被せられた基板を搬送する工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、樹脂シートを搭載した基板を搬送する際、樹脂シートを基板上で局所的に熱的または静電的に固定することで、基板搬送中の樹脂シートの滑りを防止でき、搬送速度によらず基板を搬送することができる。さらに樹脂シートの滑りを考慮する必要がなくなるため、樹脂シートの外形寸法を小さくすることができ、材料コストの低減も可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1による、樹脂シート搭載基板の搬送装置を示す上面図である。 図2は、本発明の実施の形態1による、樹脂シート搭載基板の搬送装置のi−i断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1による、樹脂シート搭載基板の搬送装置に、基板と樹脂シートを搭載した状態を示す上面図である。 図4は、本発明の実施の形態1による、樹脂シート搭載基板の搬送装置の図3によるii−ii断面図である。 図5は、実施の形態1の樹脂シート搭載基板の搬送装置において、ワーク昇降装置が上昇し、基板と樹脂シートを持ち上げた図である。 図6は、実施の形態1の樹脂シート搭載基板の搬送装置において、固着後にワーク昇降装置が下降し、基板が搬送を開始した直後の図である。 図7は、本発明の実施の形態2による、樹脂シート搭載基板の搬送装置の上面図である。 図8は、本発明の実施の形態2による、樹脂シート搭載基板の搬送装置のiii−iii断面図である。 図9は、本発明の実施の形態3による、樹脂シート搭載基板の搬送装置の上面図である。 図10は、本発明の実施の形態3による、樹脂シート搭載基板の搬送装置のiv−iv断面図である。 図11は、本発明の実施の形態4による、樹脂シート搭載基板の搬送装置の断面図である。 図12は、本発明の実施の形態5の太陽電池モジュールの搬送工程における太陽電池モジュールの断面図である。 図13は、本発明の実施の形態5の太陽電池モジュールの搬送工程における太陽電池モジュールの断面図である。 図14は、樹脂シートがずれて加熱された場合の太陽電池モジュールの断面図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1による、樹脂シート搭載基板の搬送装置である。図2は樹脂シート搭載基板の搬送装置を示す断面図であり、図1のi−i断面図である。図3は実施の形態1による、基板と樹脂シートを搭載した樹脂シート固定装置、図4は樹脂シート固定装置の図3によるii−ii断面図である。
実施の形態1の樹脂シートの搭載基板の搬送装置1は、基板5表面に樹脂シート6を被せて搬送する搬送コンベア2と、基板5と、この基板5上に搭載された樹脂シート6を、局所的に固定する固定装置としての加熱装置4とを備え、基板5に樹脂シート6を局所的に熱固着して搬送するようにしたものである。
この樹脂シート搭載基板の搭載装置1はさらに、ワーク昇降装置3を備え、搬送コンベア2上の基板5および樹脂シート6を加熱装置4に近づけ固着することで、基板5と樹脂シート6とが局所的に熱圧着され仮止めされるように構成されている。搬送コンベア2は、ローラ2aが回転軸2bによって支持され、さらに回転軸2bがフレーム2cに支持されることで、ローラ2aが回転できるようになっており、このローラ2aを複数配置した構造となっている。
基板5上に樹脂シート6を固定する場合に、加熱装置4によって熱を加えるため、ローラ2aへの熱の影響が懸念される。そのために図5に示すように、ワーク昇降装置3により、基板5と樹脂シート6を上昇させ、熱の影響を防止する。熱によって樹脂シート6を基板5上に固着させた後に、ワーク昇降装置3は下降し、図6に示すように搬送コンベア2で搬送する。図示しないが、ワーク昇降装置3には真空吸着機構を設けて、基板5を固定できる構造としても良い。しかし、ローラ2aに熱の影響がない場合は、ワーク昇降装置3を設ける必要はない。
加熱装置4は熱源となる2対のヒータ部4aが搬送コンベア2の側縁部に固定具4bによって固定されており、固定具4bはシリンダやガイドレール等の駆動装置4cに接続しており、図1に示す位置と図3に示す位置の間で移動可能な構造となっている。基板5と樹脂シート6を搭載装置1に搭載する場合には、図1に示す位置で待機しており、ヒータ部4aや固定具4bと基板5や樹脂シート6とが干渉しないようになっている。基板5と樹脂シート6が搬送装置1のワーク昇降装置3上に搭載された後、ヒータ部4aと固定具4bは図3に示すように基板5と樹脂シート6上に移動する。基板5と樹脂シート6が搭載された後、加熱装置4によって樹脂シート6を局所加熱することで、一部溶融させ、基板5に固着させる。この固着させた領域は局所加熱により基板5に融着しており、固着部6aを構成する。固着後、ワーク昇降装置3はローラ2aの高さより低い位置まで下降し、基板5と樹脂シート6はローラ2a上に移載される。これと同時に加熱装置4は図1に示す位置に戻る。その後、ローラ2aを回転させることで基板5と樹脂シート6を搬送する。
ここで樹脂シート搭載基板の搬送装置1への基板5と樹脂シート6の供給方法については、手動もしくは自動で搬送コンベア2上に直接供給する。特許文献1の搬送装置では、付勢装置が備わった搬送装置を用いており、搬送コンベアと付勢装置とでワークを挟み込み、搬送コンベアと付勢装置を同期させることで、搬送時のワークの滑りを防止している。この場合、付勢装置を駆動するためのモータやレールが必要となり、搬送距離によっては数多くの付勢装置が必要となり、装置が複雑かつ高価となる。
これに対し、実施の形態1の樹脂シート搭載基板の搬送装置1によれば樹脂シート6を搭載した基板5を搬送する前に、樹脂シート6を加熱装置4で局所的に加熱し、樹脂シート6の一部を溶融、あるいは半溶融させ、基板5と密着し、冷え固まった段階で固着する。そのため搬送時に樹脂シート6が基板5上で滑ることによる位置ずれが起こらない。ローラ2aの表面は摩擦係数の高い材質を採用することで基板5との摩擦力を高め、搬送時の滑りを防止することができる。
なお、基板5への樹脂シート6の固着位置は製品の性能上また外観上に影響の与えない場所で固着させることが望ましい。また、加熱装置4で局所的に加熱し、樹脂シート6が溶融もしくは半溶融した状態で、溶融箇所を加圧し、基板5に圧着しても良い。また図3に示すように、加熱箇所は4点に限定されるものではない。シート全面、または中央1点でも同様の効果が期待できるが、両側面の少なくとも2箇所とすることで安定して固定することができる。
また、本発明の実施の形態1による樹脂シート6を基板に仮止めする固定方法においては、熱以外に、レーザ等を用いて直接、樹脂シート6を局所的に加熱してもよい。
さらにまた、例えば上流側に樹脂シート6を摩擦する摩擦部を配置し、樹脂シート6表面に静電気を生成することで、静電気を用いて樹脂シート6を基板5に密着させても良い。
さらに固着時の樹脂の状態に関しても限定するものではない。固着後の製品の製造工程によっては、完全に溶融させても問題が生じない場合、溶融点以下で加熱しなければならない場合、熱によって完全に架橋反応をさせても良い場合、あるいはそうではない場合など、それぞれの場合によって使い分ける必要がある。
このように実施の形態1による樹脂シート搭載基板の搬送装置1は、搬送設備に局所加熱装置4を付加したのみの構成であるため、装置構成が簡単でありかつ安価でもある。また樹脂シート6は基板5に固着されるため、搬送時にずれることがない。そのため樹脂シート6の固着後の搬送速度に制限がないため、ラインタクトを短縮できる。さらに樹脂シート6のずれ量を予め考慮する必要がなくなり、樹脂シート6の外形寸法を必要最小限にできるため、材料コストも低減できる。
なお、本実施の形態1の樹脂シート搭載基板の搬送装置1は、太陽電池モジュールの形成などに際し、基板表面を封止するための樹脂シートの搭載に有効であるが、上記の太陽電池モジュールの製造工程に限定されるものではなく、イメージセンサ、固体撮像装置などの光電変換装置を含むモジュールだけでなく、半導体メモリなど、種々の半導体装置の封止に適用可能であることはいうまでもない。
実施の形態2.
図7は実施の形態2による、樹脂シート搭載基板の搬送装置1を示す上面図、図8は樹脂シート搭載基板の搬送装置1の図7によるiii−iii断面図である。本実施の形態では、基板5と樹脂シート6とを加熱固定するための加熱装置4を、搭載コンベア7に固定している。搭載コンベア7上に基板5と樹脂シート6を搭載した後、樹脂シート6が滑らない程度のゆっくりとした搬送速度で、加熱装置4を備えた樹脂シート搭載基板の搬送装置1の搬送コンベア2に基板5と樹脂シート6を載せる。加熱装置4は搭載コンベア2上の定位置に固定されており、加熱装置4の直下に搬送されてきた樹脂シート6は順次溶融され、基板5に固着していく。固着後、搬送速度を速めて次工程へ基板5を搬送する。他部については前記実施の形態1と同様に形成されており、同一部位には同一符号を付し、ここでは説明を省略する。樹脂シート6に重ねられた基板5は加熱装置4直下に到達したとき、局所的に樹脂シート6が溶融し基板5に固着され、仮止めされ、停止することなく一定の搬送速度で順次搬送される。
ここで実施の形態2による樹脂シート6の固定方法において、ヒータによる熱以外に、レーザ等を用いて直接、樹脂シート6を局所的に加熱してもよい。また、後述するように帯電装置を用いて静電気により樹脂シート6を基板5に密着させても良い。
このように実施の形態2によれば、加熱装置4に基板5と樹脂シート6とを搭載するための搭載コンベア7を接続しているため、固定位置に搭載ポジションを設ける必要がなく、加熱装置を固定式とすることができる。従って設備構成を簡素化することができる。基板5と樹脂シート6を一旦停止させることなく固着できるため、ラインタクトを短縮できる。また、実施の形態1で説明したワーク昇降装置3や、駆動装置4cを設置する必要がないため、構成をさらに簡素化できる。また樹脂シート6は基板5に固着するため、搬送時にずれることがない。そのため樹脂シート6の固着後の搬送速度に制限がないため、ラインタクトを短縮できる。さらに樹脂シート6のずれ量を予め考慮する必要がなくなり、樹脂シート6の外形寸法を必要最小限にできるため、材料コストも低減できる。
実施の形態3.
図9は実施の形態3による、樹脂シート搭載基板の搬送装置1を示す図であり、図10は樹脂シート搭載基板の搬送装置1の図9によるiv−iv断面図である。この樹脂シート搭載基板の搬送装置1においては、加熱装置4が搬送コンベア2の下面に配置され、基板5側から加熱し、樹脂シート6に熱を伝達させて、固着し、仮止めする構成となっている。基板5と樹脂シート6の供給方法は、加熱装置4の設置位置上面より供給しても良いし、予め基板5上に樹脂シート6を搭載して、コンベア搬送で供給しても良い。また加熱装置4に関しても、基板5側から熱を供給しなければならないため、熱以外に、レーザ等を用いて直接、樹脂シート6を局所的に加熱してもかまわない。他部については前記実施の形態1と同様に形成されており、同一部位には同一符号を付し、ここでは説明を省略する。
このように本発明の実施の形態3による樹脂シート搭載基板の搬送装置1は、樹脂シート6を基板5に固着して搬送するため、搬送時にずれることがない。そのため樹脂シート6の固着後の搬送速度に制限がないため、ラインタクトを短縮できる。さらに樹脂シート6のずれ量を予め考慮する必要がなくなり、樹脂シート6の外形寸法を必要最小限にできるため、材料コストの低減をはかることができる。また、基板5側から加熱することで、樹脂シート6は基板5上の昇温領域に当接する部分のみで溶融し固着するため、樹脂シート6が過剰に溶融することなく、溶融して基板5に固定される。したがって、より高精度で、外観性に優れた仮固定が実現される。
実施の形態4.
図11は実施の形態4による、樹脂シート搭載基板の搬送装置1を示す断面図である。本実施の形態の樹脂シート搭載基板の搬送装置では、加熱装置に代えて帯電装置24が搬送コンベア2の上面に配置され、樹脂シート16側に帯電装置24を近づけ樹脂シート16を局所的に帯電させ、固着部16sで基板5に、静電気によって固定することで仮止めする構成となっている。基板5と樹脂シート16の供給方法は、帯電装置24の設置位置上面より供給しても良いし、予め基板5上に樹脂シート16を搭載して、コンベア搬送で供給しても良い。他部については前記実施の形態1と同様に形成されており、同一部位には同一符号を付し、ここでは説明を省略する。
このように本発明の実施の形態4による樹脂シート搭載基板の搬送装置1は、樹脂シート16を基板5に静電気により密着させ固定して搬送するため、搬送時にずれることがない。
また、封止工程で位置をずらしたい場合にも容易にずらすことができる。
そのため樹脂シート16の固着後の搬送速度に制限がないため、ラインタクトを短縮できる。さらに樹脂シート16のずれ量を予め考慮する必要がなくなり、樹脂シート16の外形寸法を必要最小限にできるため、材料コストの低減をはかることができる。
実施の形態5.
次に実施の形態5について図12および図13を参照しつつ説明する。本実施の形態では、例えば本発明の実施の形態1で説明した樹脂シート搭載基板の搬送装置を用いて太陽光発電モジュールが製造される。図12および図13は基板としてのガラス基板9に樹脂シート11を搭載して搬送する場合の太陽電池モジュールの断面を示す図である。太陽光発電モジュールは、太陽光を受光して発電する太陽電池セル8を直列に接続することで、大電力を得ることができる。この直列に接続した太陽電池セル8はガラス基板9と耐候性フィルム10の間で樹脂シート11によって封止された構成となっている。
封止用の樹脂は、図12に示すように、基板としてのガラス基板9上にシート状の樹脂として搭載される。このとき、図1〜6に示した加熱装置4によってガラス基板9上に搭載された樹脂シート(シート状の樹脂)11を局所加熱によって固着部11sで固着する。このようにして固着部11sで樹脂シート11をガラス基板9上に局所的に固定して仮止めし、搬送する。
そしてこの後、図13に示すように、樹脂シート11上に耐候性フィルム10を搭載し、熱圧着により封止がなされる。
本実施の形態によれば、ガラス基板9上に樹脂シート(シート状の樹脂)11を局所加熱によって固着部11sで固着でき、搬送時にずれることがない。
ここで、ガラス基板9上に樹脂シート(シート状の樹脂)11が搭載された状態で搬送する場合があり、樹脂シート11がガラス基板9上で位置ずれした場合、図14に示すように樹脂で太陽電池セル8全体を封止できず不良に繋がる。しかし本実施の形態によれば、ガラス基板9上に樹脂シート(シート状の樹脂)11を局所加熱によって固着部11sで固着でき、搬送時にずれることがない。樹脂で封止した後、外周に金属のフレームを取り付けるため、例えば、金属のフレームで隠れる部分を固着すれば、外観に影響を与えることはない。
なお、実施の形態においては太陽電池モジュールについて説明したが、上記の太陽電池モジュールの製造工程に限定されるものではなく、イメージセンサ、固体撮像装置などの光電変換装置を含むモジュールだけでなく、半導体メモリなど、種々の半導体装置の封止に適用可能であることはいうまでもない。
以上のように、本発明の樹脂シート搭載基板の搬送装置および搬送方法は、基板上に樹脂シートを搭載して封止装置まで搬送する場合、特に太陽電池など、基板表面全体が有効領域であるような装置に対し、位置ずれなく樹脂シートを保持することができ、有用である。
1 樹脂シート搭載基板の搬送装置
2 搬送コンベア
2a ローラ
2b 回転軸
2c フレーム
3 ワーク昇降装置
4 加熱装置
4a ヒータ部
4b 固定具
4c 駆動装置
4d 配線類
5 基板
6 樹脂シート
6a 固着部
7 搭載コンベア
8 太陽電池セル
9 ガラス基板
10 耐候性フィルム
11 樹脂シート
11s 固着部
16 樹脂シート
16s 固着部
24 帯電装置

Claims (5)

  1. 基板表面に樹脂シートを被せて搬送コンベアに載置する工程と、
    前記基板および前記基板上に搭載された前記樹脂シートを、静電気により帯電させ密着させることにより、前記樹脂シートを前記基板に対し局所的に、静電的固定する仮止め工程と、
    前記搬送コンベアを駆動し、前記樹脂シートを被せられた基板を搬送する工程とを含むことを特徴とする樹脂シート搭載基板の搬送方法。
  2. 前記仮止め工程は、前記基板を搬送する工程に先立ち、実行されることを特徴とする請求項1に記載の樹脂シート搭載基板の搬送方法。
  3. 前記仮止め工程は、前記基板を搬送しながら、実行されることを特徴とする請求項1に記載の樹脂シート搭載基板の搬送方法。
  4. 前記仮止め工程は、前記基板上に搭載された前記樹脂シートを、両側面の少なくとも2箇所で固定する工程を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の樹脂シート搭載基板の搬送方法。
  5. 基板表面に樹脂シートを被せて搬送する搬送コンベアと、
    前記搬送コンベアに設けられた帯電部を備え、前記基板と、前記基板上に搭載された前記樹脂シートを、局所的に静電的に固定する固定装置を備え、
    前記基板に前記樹脂シートを固着して搬送する樹脂シート搭載基板の搬送装置。
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