JP5686448B2 - 回動保持部材を有する毛包単位の除去器具 - Google Patents

回動保持部材を有する毛包単位の除去器具 Download PDF

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Description

本発明は一般に、毛包単位の採取に使用される器具および方法に関し、特に、毛髪移植手術と併せて使用される器具および方法に関するものである。
毛髪移植手術はよく知られており、一般に、患者の頭皮の側縁および後縁領域といった「ドナー領域」からドナーの毛髪移植片を採取し、それらを禿部(「受皮部」)に移植するステップを伴う。歴史的に見て、最近ではドナー移植片は単一の毛包単位にすることができるにも関わらず、採取される毛髪移植片は比較的大きく(3−5mm)、毛包単位は生来、体表にわたって分布している1−3(あまり一般的ではないが、4−5)の密接した毛包(「FU」)の集合体として生じる。既知のプロセスの1つでは、脂肪質の皮下組織内へと切開するために外科用メスを用いて、切開によってドナー領域から頭皮の直線部分が切除される。この細片は次いで、構成する毛包単位に(顕微鏡の下で)切り分けられ、針またはレーザブレードによって形成されたそれぞれの穿刺切開部の受皮部へと移植される。通常は鉗子を用いて毛包単位の移植片を把持し、針の穿刺位置に配置するが、それを行うための他の器具や方法も知られている。
例えば、米国特許第7,172,604号(Cole)は、各毛包単位を抽出する器具を開示している。米国特許出願公開第20050267506号(Harris)は、最初に鋭利な穿孔機で表皮に印を付け、次いで鈍い穿孔機を切開部に挿入し、周辺組織および脂肪層から毛髪の毛包単位を分離して毛髪の切断率を低減させることにより、毛包単位を抽出する方法および装置を開示している。他の米国特許第6,585,746号(Gildenberg)は、ロボットシステムを用いた毛髪移植システムを開示しており、当該システムは、ロボットアームと、ドナー領域から毛包を採取するために利用できるロボットアームに結合された毛包エンドエフェクタとを有する。
毛包単位を採取する器具の改良における一定の進歩にもかかわらず、有効な採取される試料の量を増加させて、除去器具における採取済み単位の保持および得られた試料の質を向上させる、より効果的な採取器具が必要である。
本開示の一態様によると、毛包単位の除去器具が提供されている。この器具は、管腔と、体表を貫通するよう構成された先端付の遠位端とを有する細長い本体を具え、当該細長い本体の管腔は、1以上の毛包単位を受け取るように構成され、そのための容量を有している。この器具はさらに、細長い本体によって収容され、格納位置から保持位置に回動移動できるように構成された保持部材を具え、これにより、保持位置において、保持部材の少なくとも一部は細長い本体の管腔内へと突出する。さらに、この器具は、格納位置から保持位置に、および/または保持位置から格納位置に保持部材を回動させるよう構成されたアクチュエータを具えており、細長い本体は、1以上の毛包単位を受け取ることができる管腔の容量を損なうことなく保持部材を収容するよう構成される。除去器具は手動で操作することができ、これは携帯型デバイスであってもよく、あるいはロボットアームに動作可能に接続されるよう構成されてもよく、実質的に自動プロセスを用いて動作させることもできる。
幾つかの実施形態では、細長い本体は更に、使用時に体表に侵入する細長い本体の一部の大きさを実質的に増大させることなく、保持部材を収容するように構成される。幾つかの実施形態では、保持部材は少なくとも2つの回動可能な要素を具えており、アクチュエータの軸方向運動によって、少なくとも2つの回動可能な要素を格納位置から保持位置に回動させて、収束させる。更なる実施形態では、細長い本体は保持部材の回動軸を提供する凹みを具えうる。
保持部材は、細長い本体の一部を規定するよう構成することができる。保持部材はさらに隆起部を具えてもよく、アクチュエータは、隆起部を径方向に押し出し、保持部材を回動させることができる。幾つかの実施形態では、管腔内に突出する保持部材の一部は、毛包単位を把持するための把持機能を具えうる。
他の態様によると、毛包単位を除去または採取する器具に毛包単位を保持するための方法が提供されている。この方法は、細長い本体の遠位端が体表を貫通し、細長い本体の管腔内に毛包単位を受け取るように、細長い本体と保持部材とを具える毛包単位の除去器具を体表内に挿入するステップを含む。この方法は更に、保持位置において保持部材の少なくとも一部が細長い本体の管腔内に突出し、格納位置において保持部材がその管腔の一部を規定するように、格納位置と保持位置の間で保持部材を回動させるステップを含む。この方法は、例えば、ロボットシステムを用いて行うなど、実質的に自動化することができる。代替的に、この方法を、毛包単位を除去する携帯用デバイスを用いて実行することもできる。
この方法の幾つかの実施形態では、保持部材を回動させるステップは、細長い本体の少なくとも一部にわたってアクチュエータを動かすステップを含む。他の実施形態では、この方法は更に、細長い本体内の毛包単位の近位方向への移動を補助するために、毛包単位の除去器具を流体源または気体源に連結するステップを含む。
この方法の幾つかの実施形態では、保持部材は複数の回動要素を具え、アクチュエータの運動により、複数の回動要素を格納位置から保持位置に移動させて、収束させる。
本発明の他の目的や更なる目的、およびその利点は、添付の図面とともに読むと、以下の詳述から明らかとなるであろう。
記載された実施形態の特徴および利点は、明細書、特許請求の範囲、および添付の図面を参照すると認識され、同じくよく理解されるであろう。
図1aは、格納位置における、本願の毛包単位の除去器具の一実施形態の透視図である。 図1bは、その構造の説明の助けとなる位置における、図1aの毛包単位の除去器具の透視図である。 図2は、アクチュエータを有するシステムに組み込まれた毛包単位の除去器具の透視図の一例である。 図3は、図2の端面図である。 図4aは、格納位置における、毛包単位の除去器具の一例の概略的断面図である。 図4bは、保持位置における、毛包単位の除去器具の一例の概略的断面図である。 図5は、毛包単位の除去器具および3つの回動要素を組み込んだ関連システム部品の透視図の一例である。 図6は、本願の実施形態による毛包単位を除去する方法のフローチャートである。
以下の詳述では、本発明を実施することができる実施形態の幾つかを例示している添付の図面を参照している。これに関して、「上部」、「底部」、「内側」、「外側」、「遠位」、「近位」等といった方向を示す用語は、記載された図面の方向を参照に使用されている。本書に記載された構成要素または実施形態は、幾つもの異なる方向に配置することができるため、方向を示す用語は例示する目的で使用されており、限定を意味するものではない。本願の範囲から逸脱することなく、他の実施形態を使用することができ、構造的または論理的な変化をすることもできると理解されたい。したがって、以下の詳述は限定的な意味に捉えるものではなく、記載されている本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。
本願のデバイスおよび方法は、手動の処置およびシステム、さらに自動の処置およびシステムに有用である。本書に記載された自動システムの幾つかはさらに、ロボット支援される、あるいはコンピュータ/ソフトウェア/機械命令によって制御されてもよい。本願の器具はさらに、ロボット支援システムおよび処置と共に使用することができ、それらは例えば、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願公開第2007/0106306号に記載されているように、ロボットシステムと共に使用するよう構成することができ、この開示物は参照により本書に援用される。
本書に使用されるような用語「器具」、「毛包単位の除去器具」または「採取カニューレ」は、体表から毛包単位(「FU」)を除去または採取することができる、任意の数の器具またはエンドエフェクタを意味する。体表は、体に付着させることができる、あるいは体から除去される皮膚片または体組織とすることができる。このような器具は、多くの異なる形状や構造を有しうる。多くの実施形態では、この器具は中空の管状シャフトを具えるため、例えば、カニューレ、針、または穿孔機に分類してもよい。除去器具の遠位端(例えば、穿孔機、コアリングデバイス、切除および/またはトリミングデバイス、針)は一般に、組織(例えば、毛包)を切除して採取するように構成される。
本書に記載される毛包単位を採取するカニューレ(または器具)の様々な実施形態は、このようなシステムが、完全自動化(例えば、ロボット制御されている)、半自動化、または携帯型デバイスなどを用いて手動制御されていても、採取システムに利用することができる。各採取用カニューレの設計は、他の実施形態と比較して、特定の利点(例えば、毛包単位の格納や保持に優れている、皮膚や組織の周囲への外傷が少ない)、または欠点(例えば、複雑なデザイン、および/または操作、製造費用が高い、外傷が大きい)を有しうると当業者は理解されたい。したがって、特定の採取用カニューレの遠位端のデザインの選択は、達成することが求められる具体的な性能基準に左右される。
上述のように、本願は特に、毛髪採取に有用であり、毛髪移植片、例えば毛包単位(FU)を採取するデバイスおよび方法を提供する。このように、毛包単位(またはFU)という用語は、毛髪移植片、毛包、または毛包単位を表すという理解の下、幾つかの実施形態を説明する例として単に本書において使用されている。
本願の一態様によると、保持部材を有する、毛包単位の除去または採取器具が提供されている。除去または採取器具は一般に、円筒形状と、その中を通る中空の管腔とを有する管状の細長い本体を有するが、これらの器具は管状である必要はなく、その形状は円筒以外(例えば、湾曲して直線的ではない、または断面が円形以外)であってもよい。さらに、特に有用な毛包単位の除去器具は、細長い本体を通って一端から他端に延在する中空の管腔を有するが、管腔が細長い本体の全長に沿って一部にのみ延在することも可能である。より具体的には、本書に記載された毛包単位の除去器具と共に、吸引または減圧を使用することができ、吸引は、細長い本体の長さ全体に延在する管腔を通って、または本体に沿って一部にのみ延在する管腔内に作り出すことができる。本書に記載された保持部材は、器具の遠位部分にのみではなく、器具の本体に沿った様々な位置、例えば、器具の構造やその目的に応じて、器具の遠位端から少し離れた位置、または器具の本体の中間に配置することができる。本書において使用されるような「接続する」、「取り付ける」、「連結する」または「装着する」という用語は、直接的に、あるいは1以上の介在要素を介して、接続、取り付け、組み込み、または装着されることを意味しうる。
本書において使用されるような「保持部材」は、様々な毛包除去器具の管腔に、毛包単位を部分的または完全に保持する1つの構造または機構、または幾つかの構造および/または機構を指す。保持部材は、管腔内または管腔を交差して平行移動する、あるいは、例えば管腔内に位置する毛包単位の周りを単純に堅く包囲して、円周方向に管腔を放射状に圧縮し、毛包単位を損なうことなくその保持や除去を向上させることができる。本書に記載される保持部材は、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、テフロン、ニチノール、ステンレス鋼などといった、様々な生態適合性材料から作ることができる。保持部材の構造は、中空、編み組み、フィラメント状などであってもよく、特定の一実施形態に限定されると考えるべきではない。
図1aおよび1bは、その説明を助けるべくある程度誇張された構造に示された幾つかの特徴とともに、本願の実施形態による毛包単位の除去器具の一例を図示している。器具100は、通常は管状に図示される、管腔104を形成する中空内部を有する細長い本体102と、開口106を有する遠位先端部とを具え、この先端部は体表を貫通するように構成される。細長い本体102は内径108と外径110の双方を有し、そのいずれも、幾つかの実施形態において予め設定された寸法を有しうる。内径108および外径110は、細長い本体102の壁109を規定する。器具100は、1または複数の毛包単位を除去または採取するために使用することができ、対象の1または複数の毛包単位を受け取る容量を有する、それ相応の大きさに作られる。例えば、毛包単位の除去器具100は、直径が約0.5乃至1.5mmの、1以上の毛包単位を受け取る容量を有する管腔104を具えうる。器具100の遠位部分のみが図示されており、その長さや近位の終端部は、器具がどのように使用され、共に使用するシステムの種類によって異なる。器具100は、用途に応じて、約4乃至25mmの長さを有しうる。前述のように、この特定の構造では、図示された器具は一般に円筒形状を有しているが、体表(図示せず)の貫通を更に容易にするため、図示のように遠位先端部に向けて先細りして、その遠位端112では小さい形へと縮小している。図示の例では、細長い本体102は、2つの更なる側部開口を有しており、一方の開口114aのみを図1bにおいて明確に見ることができる。これらの開口の目的は後述する。
本願の一態様では、毛包単位を受け取ることができる管腔104の容量が保持部材120を包含することで損なわれるか、犠牲とならないように、保持部材120を収容するよう構成された器具100が提供されている。本願の他の態様では、例えば、毛包単位の除去器具が保持部材120を用いて体表を貫通するときの、その全体的な断面寸法、サイズ、または断面形状は、このような保持部材120がない毛包単位の除去器具の対応するサイズ、寸法、または形状と実質的に異なるものではない。
図1−4に示す構造の保持部材120は、例えば、2つの回動可能な要素122aおよび122bを具えている。図1bは、保持部材120が誇張された開放位置にあるように回動している回動可能な要素122aおよび122bを示しており、回動可能な要素122aおよび122bの遠位端124aおよび124bは、細長い本体102から実質的に離れるように回動して図示されている。しかしながら、遠位端124aおよび124bは、細長い本体102の側開口114aおよび114b(図示せず)を通って細長い本体102の管腔104内へと回動できるように運動できる。遠位端124aおよび124bが周りを回動する軸126aおよび126bは、細長い本体102の溝116aおよび116bといった凹みに配置することができる。したがって、溝116a、116bは、回動可能な要素122aおよび122bが周りを回動できる支点を提供する。図1bの例示では、支点構造は、細長い本体102の外向面に配置された溝または凹み116aおよび116bの形態で提供されているが、支点は、他のこのような適切な構造または機構によっても与えることができることを理解されたい。例えば、支点は、軸受または穴のシャフトによって提供することもできる。代替的に、1以上の回動可能な要素を柔軟な部材(例えば、ばね)に取り付けて、支点の代わりに湾曲部を設けることもできる。
回動可能な要素122aおよび122bは、使用時に、格納位置において細長い本体102の一部を形成し、例えば側開口114aおよび114bを塞ぐように構成されている。換言すると、細長い本体102の管腔104(図1bに示す面128bを参照)に面する回動可能な要素122aおよび122bの表面は、細長い本体102の壁109の内面の一部と実質的に並んで、それらを規定するように機能し、結果として細長い本体の管腔の一部を規定することができる。さらに、格納位置では、保持部材の外面は、細長い本体102の外面に実質的に沿って位置しうる。例えば、保持部材は、細長い本体102の壁109内に少なくとも部分的に配置されるよう構成することができる。したがって、格納位置では、回動可能な要素122aおよび122bは、細長い本体102の管腔壁と実質的に面一であることが好ましい(図1a参照)。回動可能な要素122aおよび122bを適切に構成することにより、体表を貫通するときに細長い本体102によって形成される断面形状(または形跡)は、このような保持部材を組み込んでいない細長い本体によって形成される断面形状(または形跡)と実質的に同一となる。
回動可能な要素122aおよび122bは、毛包単位によって受ける外傷を最低限にするよう構成された内向面128aおよび128bの少なくとも一部をそれぞれ有しうる。このような構成は、例えば、形成または仕上げの調整、および/または回動可能な要素122aおよび122bの内向面128aおよび128bにコーティングを適用することを含む。限定ではないが、これらの構成は、把持機構と総称される、ナイフ状ではない、鈍いまたは曲線的エッジ、鋸歯状のエッジ、先細などの段階的な移行、王冠形状、粗面または隆起状の仕上げを有する幾つかの特徴を含みうる。これらの非外傷性の内向面は、保持部材のいずれの実施形態にも組み込むことができる。
回動可能な要素122a、122bは、アクチュエータ140を用いて回動させることができる。幾つかの実施形態では、アクチュエータは細長い本体102の長軸とほぼ平行に遠位/近位に移動し、格納位置から保持位置へと、それぞれの開口114aおよび114bに出入りする回動可能な要素122aおよび122bの運動を制御することができる。例えば、図2に示すアクチュエータ140は、細長い本体102の外面にわたって、またはその上を摺動または移動するように構成された単純な円錐スリーブの形状を呈しているが、アクチュエータ140の他の形態または形状も十分であると理解されたい。格納位置では、遠位端142が保持部材120の溝116a、116bに対して近位に位置するようにアクチュエータ140を配置することができ、回動可能な要素122aおよび122bは細長い本体102の管腔壁と実質的に面一に配置される。保持位置では、遠位端142が保持部材120の溝116a、116bに対して遠位に位置するようにアクチュエータ140を配置することができ、回動可能な要素122aおよび122bの遠位端124aおよび124bは、細長い本体102の管腔104内に配置される。
保持部材の回動可能な要素122a、122bを動作させるために使用されるアクチュエータ140は、例えば、指/親指で動作しうる手動ハンドピースを具えてもよく、アクチュエータまたはスリーブ140を遠位方向に進展させて、保持部材120の回動可能な要素122a、122bを回動させて、回動可能な要素122a、122bそれぞれの遠位端124a、124bを管腔104内に入れて、固定または収束させる。戻りばね(図示せず)は、アクチュエータまたはスリーブ140を本来の位置に戻し、保持部材120を前述のような本来の格納位置に戻すことができるようにする。代替的に、アクチュエータ140を実質的に自動化または半自動化システムに組み込むことも有用となりうる。具体的には、本書に参照により既に援用されている米国特許出願公開第2007/0106306号に記載されているような、ロボットシステムに組み込むことができる。この具体的な実施形態では、除去器具100を自動(例えば、ロボット)アーム上に保持することができ、これにより、体表に対する除去器具の運動は、体表に対するロボットアームの運動、自動アームに対する除去器具の運動、あるいはその組み合わせによって実施することができる。必要に応じて格納位置から保持位置への保持部材120の回動運動を容易にするために、さらに近位からさらに遠位の軸方向位置へのアクチュエータ140の運動を、留め具(図示せず)を設けることにより、プロセッサまたはコントローラにより、またはこのような軸方向の運動を制限するコンピュータプログラム等の機構により、制御することができる。
図3は、アクチュエータ140と、格納位置にある回動可能な要素122aおよび122bを示している。アクチュエータ140はより近位の位置に配置され、保持部材120の遠位端124a、124bの内向面を細長い本体102の管腔壁と実質的に面一に配置することができ、ひいては管腔104を実質的に一掃することが可能となる。
図4aおよび4bは、動作時の保持部材120の断面図であるが、特定の領域にハッチがかかっていないため、これらの図面は慣習的な基準に従っていないことに留意されたい。慣習から外れることにより、図面の明瞭にする効果がある。図4aは、図3のように、格納位置にある回動可能な要素122aおよび122bを示している。隆起部130aおよび130bは、回動可能な要素122aおよび122bの外面に配置することができる。格納位置では、これらの隆起部は、細長い本体102の最も外側の面と比較して持ち上がるか隆起しているが、隆起部130aおよび130bの片側の保持部材120の外壁は、細長い本体102の外面と実質的に一直線、または面一に位置する。図4bは、(矢印に示す)遠位方向に移動しているアクチュエータ140を示しており、隆起部130aおよび130b(図4aに示す)は、管腔104の長軸に向かって径方向内側に押し付けられる。この動きを補助するため、隆起部は先細のエッジを具えることができ、これにより、図示する方向へのアクチュエータ140の運動が、隆起部をアクチュエータ140の下側に容易に摺動させる。この遠位方向への運動は、回動可能な要素122aおよび122bが支点116aおよび116bの周りを回動し、回動可能な要素122aおよび122bの遠位の対向する部分(支点から遠位の部分)が互いに向かって回動するように、これらの要素を動作させる。支点116a、116bの近位に位置する回動可能な要素122aおよび122bの近位端または近位部分132aおよび132bは、互いから離れて径方向外側に回動移動する。この保持位置では、回動可能な要素122aおよび122bの近位部分または近位端132aおよび132bは、細長い本体102の外面から僅かに突出するよう図示されているが、示唆したように、円錐のアクチュエータ140の構造によって制限することもできる。
図4bに図示されている保持位置では、細長い本体102の管腔104内に配置された毛包単位は、回動可能な要素122aおよび122bの内向面128a、128bを用いて保持され、遠位方向への動きは妨げられることが見てとれる。
既知の保持デバイスに反して、記載する器具100にこのような保持部材120を包含しても、体表を貫通したときに、器具100の断面外形または形跡を(増大させるというよりも)維持する、および/または内側管腔の容量を(保持デバイスの存在によって規定される、より小さい容量に損なうというよりも)器具の内壁の構造により規定される最大容量に維持することが可能となる。したがって、このような保持部材120を包含しても、一般に、動作時に除去器具100の外側または内側の範囲に付加的な「部分」を与えず、保持部材を容易に付加するために、このような外側または内側の範囲に関して妥協または犠牲を払うようにされることはない。その結果、採取器具または除去器具は体表に大きな創傷を残すことはなく、除去されうる1以上の毛包単位のサイズを縮小させる必要がなくなる。
図5は、保持部材の回動可能な要素の数は2より多くてもよいことを示しており、この具体的なケースでは、3の回動可能な要素142a、142b、および142cがある。しかしながら、図に見られるように、円錐のアクチュエータ140の運動は、円錐のアクチュエータ140の遠位方向への軸方向運動により、3の回動可能な要素の全てが、格納位置から保持位置に実質的に同時に回動移動できるような運動となる。
本願の他の態様では、毛包単位の除去器具は、毛髪移植片の採取を実現するために利用される2つの異なる管を具備しうる。この器具アセンブリは、例えば、互いに対して移動可能な、一対の同軸配置されたカニューレを含みうる。例えば、上記のように、保持部材を収容する細長い本体102は、鈍い遠位先端部を有する外側カニューレを表すことができる。このように鈍い遠位先端部は、毛包単位の周辺組織を切開するために使用できる。器具のアセンブリは更に、比較的鋭い遠位端を有する内側カニューレ(図示せず)を具えることができ、この内側カニューレは、細長い本体102の管腔104内を軸方向に移動できる。貫通する内側カニューレの遠位端は、例えば、細長い本体102の管腔104を通って押し出され、体表を貫通することができる。次いで、細長い本体102が内側カニューレによって形成された切開部を通り、鈍的切開を用いて皮膚および皮下組織内へと挿入され、例えば、採取するよう選択された毛包単位を周辺組織から密閉して分離する。細長い本体102によって収容された保持部材120は、回動移動し、細長い本体102の管腔104内に密閉された毛包単位を保持するように動作できる。
図6は、上記の毛包単位の除去器具を用いて実施することができる方法150の一例の流れ図である。ユーザまたは動作機構(自動化される場合は、ロボットシステムなど)は、ステップ152において、細長い本体102の遠位端を進展させて、格納位置にある保持部材120を用いて患者の体表を貫通するために、除去器具100を移動させる。保持部材120は、例えば、遠位端が体表を貫通する前、あるいは体表を貫通している間に、格納位置にあるように配置されるか構成される。この構成は、穿刺ステップと同時に、または分離ステップの際に実行することができる。体表の貫通を補助するために、除去器具100を回転させる、あるいは体表を更に貫通するように操作することができる。一旦体表内に入ると、除去器具は、その遠位端が所望の挿入深さとなるまで挿入される。毛包単位が毛包単位の除去器具100の管腔104内に密閉されると同時に、ステップ154において保持部材が保持位置まで回動する。格納位置から保持位置への保持部材120の回動運動は、例えば、アクチュエータ140を動作させることによって生じうる。幾つかの実施形態では、本書に記載されているように、この回動運動は、例えば、回動可能な要素122a、122b上の隆起部130a、130bと衝突し、回動可能な要素122a、122bの遠位端を管腔104の中心に向かって内側に移動させて、毛包単位を保持するようにアクチュエータを遠位方向に軸方向運動させることにより、容易となる。一旦この動作が達成されると、体表から毛包単位を除去するために、ユーザ(または動作機構)は除去器具100を引き抜くことができる(ステップ156)。このステップは再び、除去器具を回転させて、体表から繋がれている毛包単位の分離を補助するステップを含みうる。一旦、体表から引き抜かれて除去されると、除去器具100は任意で、保持部材120が細長い本体102内の格納位置に収まり、管腔104が実質的に一掃されるように、(例えば、再びアクチュエータを使用することによって)再構成される。このようにすることで、ステップ158において、毛包単位を除去器具から放出して、望むように利用することができる。
代替的な実施形態では、上記方法のステップ152は、例えば、互いに対して移動できる2つの同軸配置されたカニューレを使用して体表から毛包単位を除去する場合には変更することができる。この方法の実施形態では、ステップ152において、内側カニューレの遠位端(図示せず)が細長い本体102の管腔104を通って進展し、患者の体表を貫通することができる。この際、内側カニューレの遠位方向への運動が不必要に妨げられないように、細長い本体102内の格納位置に保持部材120を有することが好ましい。体表の貫通を助けるために、内側カニューレを回転させる、あるいは体表を更に貫通するように操作することができる。内側カニューレの遠位端を用いて体表を最初に貫通した後、細長い本体102は、内側カニューレによって形成された切開部を通って所望の挿入深さまで挿入することができる。ステップ154において細長い本体102が保持部材の回動運動を実現する前に、内側カニューレをいつでも部分的または完全に引き抜くことができる。前記の方法の例を参照して記載したように、保持部材の回動運動は、アクチュエータ140を動作させることで実現しうる。この方法の残りは、上記と同じ方法である。
上記の方法は手動で実施することができる、あるいはロボットシステムを用いた実施を含み、部分的または実質的に自動化できることは明らかである。
参照により本書に援用されるとされた任意の特許、刊行物、その他の開示物の全体または一部は、援用された資料が本開示で述べられた既存の定義、ステートメント、その他の開示物と矛盾しない範囲までのみが、本書に援用されていると理解されたい。そのため、必要な範囲まで、本書に述べられた開示は、参照により本書に援用された矛盾する資料に取って代わる。
本発明が好適な実施形態について記載されているが、使用されている用語は説明の用語であって、限定ではないと理解されたい。したがって、本発明の範囲から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更をすることができる。非限定的な例として、ある図面または実施形態を参照して記載された特定の特徴または特性は、他の図面または実施形態に記載された特徴または特性と適切に組み合わせることができることは、当業者によって理解されるであろう。

Claims (19)

  1. 毛包単位の除去器具であって:
    管腔と、体表を貫通するよう構成された先端部付の遠位端とを有する細長い本体であって、当該細長い本体の管腔は、1以上の毛包単位を受け取るよう構成され、そのための容量を有している細長い本体と;
    遠位端と近位端とを具える保持部材であって、前記細長い本体に収納され、格納位置から保持位置の間を前記細長い本体に対して回動するように構成された保持部材と、を具えており;
    前記保持部材が回動点の周りを前記保持位置へと回動すると、前記保持部材の遠位端が径方向内側に移動し、かつ前記保持部材の近位端が反対方向に径方向外側へ移動して、前記保持部材の遠位端が前記細長い本体の管腔内に突出することを特徴とする除去器具。
  2. 請求項1に記載の毛包単位の除去器具において、前記格納位置では、前記保持部材が、当該器具を使用する際に前記体表に侵入する当該毛包単位の除去器具の一部の断面を実質的に増大させることなく、且つ前記1以上の毛包単位を受け取ることができる前記管腔の容量を損なうことなく、構成されていることを特徴とする除去器具。
  3. 請求項1または2の何れかに記載の毛包単位の除去器具がさらに、前記格納位置と前記保持位置の間で前記保持部材を回動させるよう構成されたアクチュエータを具えていることを特徴とする除去器具。
  4. 請求項3に記載の毛包単位の除去器具において、前記アクチュエータが、前記保持部材を回動させるために遠位/近位方向に移動するよう構成されていることを特徴とする除去器具。
  5. 請求項3に記載の毛包単位の除去器具において、前記アクチュエータの動きが、プロセッサによって制御されることを特徴とする除去器具。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記保持部材が、前記保持部材の遠位端と近位端の間に位置する回動点の周りを回動することを特徴とする除去器具。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記格納位置では、前記保持部材が、前記細長い本体の管腔壁と実質的に面一であることを特徴とする除去器具。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記保持部材が、前記細長い本体の管腔内に位置する毛包単位と接触するよう構成された内向面を有し、当該内向面の少なくとも一部は非外傷性に構成されていることを特徴とする除去器具。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記回動点が、凹み、穴、または湾曲部である支点を含むことを特徴とする除去器具。
  10. 請求項1乃至の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記格納位置では、前記保持部材が、前記細長い本体の壁内に少なくとも部分的に配置されることを特徴とする除去器具。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記保持部材が、少なくとも2の回動可能な要素を具えていることを特徴とする除去器具。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、当該除去器具が更に、前記細長い本体に対して同軸配置された第2の細長い本体を具えていることを特徴とする除去器具。
  13. 請求項1乃至11の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、当該器具が、ロボットアームに動作可能に連結されるよう構成されていることを特徴とする除去器具。
  14. 請求項1に記載の毛包単位の除去器具において、前記管腔内に突出する前記保持部材の一部がさらに、前記毛包単位を把持するための把持機構を具えていることを特徴とする除去器具。
  15. 請求項3に記載の毛包単位の除去器具において、前記保持部材がさらに隆起部を具えており、前記アクチュエータが前記隆起部を径方向に押し付けて前記保持部材を回動させることを特徴とする除去器具。
  16. 請求項3に記載の毛包単位の除去器具において、前記保持部材が複数の回動要素を具えており、前記アクチュエータの運動が、前記複数の回動要素を前記格納位置から前記保持位置に移動させて収束させることを特徴とする除去器具。
  17. 請求項15に記載の毛包単位の除去器具において、前記アクチュエータの運動により、前記保持部材の遠位端部が前記細長い本体の中心に向かって径方向に移動し、前記保持部材の近位端部が反対方向に移動することを特徴とする除去器具。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、前記細長い本体内の前記毛包単位の近位方向への動きを補助するために、前記毛包単位の除去器具が流体源または気体源に連結されることを特徴とする除去器具。
  19. 請求項1乃至18の何れかに記載の毛包単位の除去器具において、当該除去器具の動作が、実質的に自動化されていることを特徴とする除去器具。
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