JP5686184B2 - ネットワークシステム、処理端末、待ち時間設定プログラム、および、待ち時間設定方法 - Google Patents
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Description
この発明は、複数の処理端末を相互に通信可能に接続し、各処理端末が自端末を含む任意の処理端末に搭載されている処理プログラムを選択的に利用するネットワークシステム、このネットワークシステムにかかる処理端末、待ち時間設定プログラム、および、待ち時間設定方法に関する。
従来、複数の処理端末(ネットワーク機器)を相互に通信可能に接続したネットワークシステムがある。処理端末間の通信は、TCP/IP等の公知のプロトコルで行われる。TCP/IP通信を行うネットワーク機器は、IPパケットによる通信を行うために、ルーティング表を保持している。このルーティング表は、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウエイ、インターフェイス等が設定されている。ネットワーク機器は、このルーティング表を参照して、パケットを送信する送信先(通信相手端末)を決定する。
また、処理プログラム(アプリケーションプログラムやサブルーチンプログラム等)を、ネットワークを介して動的に選択し、遠隔実行するCORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の分散オブジェクトシステムがある。この分散オブジェクトシステムは、処理端末が処理プログラムの論理的な名前と、この処理プログラムが搭載されている処理端末の物理的な位置情報と、をテーブルで管理している。処理端末は、任意の処理プログラムを実行するとき、この処理プログラムにアクセスするための物理的な情報を上記テーブルを参照して取得する機能(ブローカ)を有している。
また、非同期な通信を行う処理プログラムは、あるメッセージを相手先に送信してから、その応答が返ってきて受信割り込みが行われるまで、プロセスの状態を待ち状態にする。通常、この待ち時間は、処理プログラムの中で固定値(例えば50ms)として設定されており、常に同じ時間だけプロセスを中断して受信割り込みを待つ。
さらに、コマンドを送信する側と、コマンドを受信して対応するコマンド処理を実行して返す側とで構成されるコマンド送受信型システムもある(特許文献1参照)。このコマンド送受信型システムは、コマンド送信側がコマンド受信側からコマンド処理に要する時間に関する情報を受け取り、その時間だけ応答の待ち時間を設定する。
しかしながら、処理プログラムを搭載した複数の処理端末を相互に通信可能に接続し、LAN通信、シリアル通信、プロセッサ間通信等の様々な方式の通信で任意の処理端末に搭載されている処理プログラムが利用できるネットワーク分散システムにおいては、同じ処理内容の処理プログラムであっても、その処理プログラムが搭載されている処理端末によって通信方式が異なる。このため、通信に要する時間は、同じ処理内容の処理プログラムであっても、その処理プログラムが搭載されている処理端末によって異なる。また、処理時間(実行時間)は、同じ処理内容の処理プログラムであっても、その処理プログラムが搭載されている処理端末の性能によって異なる。
なお、実行時間は、処理内容が異なる処理プログラムであれば、その処理プログラムが搭載されている処理端末の性能が同じであったとしても異なる。
したがって、処理端末は、自端末を含む任意の処理端末に搭載されている処理プログラムを利用する場合、その処理プログラムに対する要求の送信から、処理結果を受信するまでの所要時間が一定ではない。このため、処理端末は、処理プログラムを利用する場合、その処理プログラムに対する要求の送信から、処理結果を受信するまでの待ち時間が短く設定されたり、逆に長く設定されたりすることがあった。処理端末は、待ち時間が短い場合、待ち時間が処理結果を受信する前に経過するので、処理プログラムに対して要求を再送することになる。反対に、処理端末は、待ち時間が長い場合は、処理プログラムの実行上あるいは通信上など何らかの障害で処理プログラムから処理結果が送られてこないときに、この処理プログラムに対して再度実行させるための要求を再送するタイミングが遅れる。
特に、処理端末が利用する処理プログラムを動的に変更する動的システムは、処理内容が同じ処理プログラムであっても、上述したように、利用する処理プログラムが搭載されている処理端末の性能によって、最適な待ち時間が異なる。したがって、処理プログラムの種類で待ち時間を決めることができない。
この発明の目的は、処理端末が任意の処理端末に搭載されている処理プログラムを選択的に利用する動的システムにおいて、選択した処理プログラムに応じて待ち時間を適正に設定するネットワークシステム、処理端末、待ち時間設定プログラム、および、待ち時間設定方法を提供することにある。
この発明のネットワークシステムは、上記課題を解決し、その目的を達するために以下のように構成している。
このネットワークシステムは、複数の処理端末を相互に通信可能に接続している。各処理端末は、任意の処理端末(自端末を含む)に搭載されている処理プログラムを選択的に利用することができる。
処理端末は、ルーティングテーブルを記憶部に記憶する。ルーティングテーブルには、利用可能な処理プログラム毎に、その処理プログラムが実行処理する項目と、その処理プログラムが搭載されている処理端末と、その処理プログラムを利用するときの待ち時間に影響を与える、その処理プログラムの実行時間を含む複数種類の属性毎の属性値と、が対応づけて登録されている。待ち時間に影響を与える属性の種類は、例えば、通信時間、送信リトライ回数、送信リトライ待ち時間、処理プログラムの実行時間である。通信時間は、処理内容の通知にかかる通信時間と、処理結果の通知にかかる通信時間と、を加算した時間である。送信リトライ回数は、通信障害などで応答要求に対するACK応答がない場合に、応答要求を再送信する回数の上限値である。送信リトライ待ち時間は、応答要求に対するACK応答がない場合に、再度応答要求を送信(再送信)するまでの待ち時間である。処理プログラムの実行時間は、その処理プログラムの実行処理にかかる時間である。
処理プログラムの処理時間は、この処理プログラムが搭載されている処理端末の性能によって異なるので、以下のようにして、ルーティングテーブルに記憶する。
各処理端末は、自端末に搭載されている処理プログラムを最初に実行したときに、この処理プログラムの実行時間を計測し、自端末のルーティングテーブルに記憶する。そして、実行時間通知部が、他の処理端末から自端末に搭載されている処理プログラムの実行時間の通知要求があったときに、実行時間記憶部に記憶している当該処理プログラムの実行時間を通知する。
また、各処理端末は、通知要求送信部が任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、記憶部が記憶するルーティングテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなければ、この処理プログラムが搭載されている処理端末に対して当該処理プログラムの実行時間の通知要求を送信する。
各処理端末は、他の処理端末から処理プログラムの処理時間が通知されたとき、通知された処理時間を、自端末のルーティングテーブルに登録されている該当する処理プログラムの処理時間として記憶する。
また、各処理端末は、通知要求送信部が任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、記憶部が記憶するルーティングテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなければ、この処理プログラムが搭載されている処理端末に対して当該処理プログラムの実行時間の通知要求を送信する。
各処理端末は、他の処理端末から処理プログラムの処理時間が通知されたとき、通知された処理時間を、自端末のルーティングテーブルに登録されている該当する処理プログラムの処理時間として記憶する。
処理端末が任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、待ち時間取得部がルーティングテーブルを参照し、登録されている各属性の属性値に基づいて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する。また、記憶部が記憶するテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなかった処理プログラムについては、前記通知要求送信部による当該処理プログラムの実行時間の通知要求に対して、通知された実行時間を用いて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する。そして、要求部が、取得した待ち時間を設定し、選択した処理プログラムに対して実行処理を要求する。
したがって、待ち時間が、選択した処理プログラムに応じて適正に設定できる。これにより、処理端末が、処理プログラムに対して不適正なタイミングで要求を再送するのを防止し、処理効率を向上させることができる。
この発明によれば、待ち時間の設定が、選択した処理プログラムに応じて適正に行える。したがって、処理端末が、処理プログラムに対して不適正なタイミングで要求を再送するのを防止し、処理効率を向上させることができる。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の実施形態であるネットワークシステムを示す概略図である。図1では、3台の情報処理端末1(1A〜1C)を示している。情報処理端末1A、1Cは、イーサネット(登録商標)によるLANで接続しており、相互に通信できる。また、情報処理端末1Aと、情報処理端末1Bとは、RS232Cで通信可能に接続している。
図1に示す例では、情報処理端末1Aは、処理プログラムA、および処理プログラムXを搭載している。情報処理端末1Bは、処理プログラムXを搭載している。情報処理端末1Cは、処理プログラムY、および処理プログラムZを搭載している。
ここでは、処理プログラムAは、アプリケーションプログラムである。また、処理プログラムX、Y、Zは、処理プログラムAが実行時に利用することがあるサブルーチンプログラムである。
図2は、情報処理端末の階層構造を示す概略図である。情報処理端末1は、オペレーティングシステム層10(以下、OS層10と言う。)と、通信仮想化層11と、アプリケーション層14と、ドライバ層15と、ハードウェア層16と、を有している。
OS層10は、情報処理端末1のOSを実行する階層である。OSは、ハードディスク(不図示)等の記憶媒体に記憶している。OS層10は、記憶媒体から読み出したOSを実行する。
通信仮想化層11は、OS層10の上位に位置する。アプリケーション層14は、この通信仮想化層11の上位に位置する階層である。アプリケーション層14は、アプリケーションプログラムや、このアプリケーションプログラムの実行時に使用するサブルーチンプログラム等を実行する階層である。アプリケーションプログラムや、サブルーチンプログラムは、OSと同様に、ハードディスク(不図示)等の記憶媒体に記憶している。このアプリケーションプログラムや、サブルーチンプログラムが、この発明で言う処理プログラムに相当する。以下、アプリケーション層14で実行するアプリケーションプログラムや、サブルーチンプログラム等を総称して処理プログラムと言う。
通信仮想化層11は、このネットワークシステムの拡張性を考え、アプリケーション層14で実行する任意の処理プログラムが、他の処理プログラムとの通信手順を知らなくても、この他のプログラムを利用可能にするために設けた階層である。通信仮想化層11は、プログラム間の通信において、シリアル通信やネットワーク通信などの実装方式の違いを吸収して通信手順を仮想化する役割を果たす。このため、通信仮想化層11は、様々な通信方式を透過的に扱えるインターフェイスを上位層であるアプリケーション層14に提供する通信仮想化プログラムを実行する。この通信仮想化プログラムも、OS、アプリケーションプログラム、サブルーチンプログラムと同様に、ハードディスク(不図示)等の記憶媒体に記憶している。
また、この通信仮想化層11は、通信仮想化プログラムの実行に際して、ハードディスク(不図示)等の記憶媒体に記憶している、ルーティングテーブル12を使用する。
図3は、ルーティングテーブルを示す図である。ルーティングテーブル12は、全ての情報処理端末1で同じではなく、情報処理端末1毎に異なる。図3は、図1に示す情報処理端末1Aが有するルーティングテーブル12の例である。ルーティングテーブル12は、情報処理端末1が利用できる処理プログラム毎に、処理名、通信方式、IPアドレス/ポート番号、通信時間、送信リトライ回数、送信リトライ待ち時間、および処理時間を対応づけたテーブルである。
処理名は、処理プログラムが実行する処理の名前である。処理名が同じである処理プログラムは、同じ入力に対する実行処理の結果が同じになるプログラムであるが、同一のプログラムであるとは限らない。すなわち、処理プログラムは、処理名が同じであっても、そのスペックが異なる場合がある。通信方式は、その処理プログラムを利用するときの通信方式である。IPアドレス/ポート番号は、その処理プログラムのネットワーク上の位置を示す。
また、通信時間は、その処理プログラムとの間でパケットが往復するのに要する時間である。具体的に、処理要求にかかるデータの通信にかかる通信往路時間と、処理結果にかかるデータの通信にかかる通信復路時間と、を加算した時間である。送信リトライ回数は、送信先の通信仮想化層からのACK応答が無応答の場合に、応答要求を再送する回数である。送信リトライ待ち時間は、送信先の通信仮想化層からの応答要求に対して無応答であった場合に、今回の応答要求の送信時から、次回の応答要求を送信するまでの待ち時間である。応答要求の送信時間は、送信リトライ待ち時間に含まれている。処理時間は、その処理プログラムの実行開始から完了までにかかる時間である。情報処理端末1は、自端末に搭載されている処理プログラムを最初に実行したときに、この処理プログラムの実行時間を計測し、自端末のルーティングテーブル12に記憶する。また、必要に応じて、他の情報処理端末1に対して処理時間を通知する。情報処理端末1は、他の情報処理端末1から処理プログラムの処理時間が通知されると、通知された処理時間を、自端末のルーティングテーブル12に登録されている該当する処理プログラムの処理時間として記憶する。
ドライバ層15は、UDPやTCP等のネットワーク通信を制御する通信ドライバや、RS−232C等のシリアル通信を制御する通信ドライバが位置する階層である。ドライバ層15は、図2に示すように、OS層10の下位に位置する。
ハードウェア層16は、CPU、メモリ(RAM)、通信を実行する通信制御装置、入出力を行う入出力装置等のハードウェアが位置する階層である。ハードウェア層16は、ドライバ層15の下位に位置する。
次に、情報処理端末1が、自端末を含む任意の情報処理端末1に搭載されている処理プログラムを利用するときの動作について説明する。図4は、処理プログラムの実行を要求する側(要求側)の情報処理端末の動作を示すフローチャートである。図5は、処理プログラムの実行が要求される側(実行側)の情報処理端末の動作を示すフローチャートである。ここでは、情報処理端末1Aがアプリケーション層14で実行している処理プログラムA(アプリケーションプログラム)が、処理プログラムX、Y、Z(サブルーチンプログラム)のいずれかを利用する場合を例示しながら説明する。
なお、ここで説明する各種プログラムの動作は、そのプログラム自体が実際に動作するわけではなく、そのプログラムを実行している情報処理端末1の動作である。
要求側の情報処理端末1は、アプリケーション層14で実行しているアプリケーションプログラムにおいて、サブルーチンである処理プログラムの実行要求が発生すると(s1)、この実行要求を通信仮想化層11で実行されている通信仮想化プログラムに通知する。
通信仮想化層11で実行されている通信仮想化プログラムは、ルーティングテーブル12を参照して、今回要求された処理プログラムを選択する(s2)。s2では、ルーティングテーブル12から今回要求された処理プログラムを抽出し、予め定められている条件等に基づいて、抽出した処理プログラムの中から1つを選択する処理である。例えば、実行が要求された処理プログラムが、図1に示す処理プログラムXであれば情報処理端末1Bに搭載されている処理プログラムXを選択する。また、実行が要求された処理プログラムが、図1に示す処理プログラムYであれば情報処理端末1Aに搭載されている処理プログラムY、または情報処理端末1Cに搭載されている処理プログラムYの一方を、予め定められている条件に基づいて選択する。また、実行が要求された処理プログラムが、図1に示す処理プログラムZであれば情報処理端末1Cに搭載されている処理プログラムZを選択する。
通信仮想化プログラムは、s2で選択した処理プログラムの処理時間がルーティングテーブル12に登録されているかどうかを判定する(s3)。通信仮想化プログラムは、選択した処理プログラムの処理時間がルーティングテーブル12に登録されていなければ、処理時間の通知を含む実行要求を送信する(s4)。反対に、通信仮想化プログラムは、選択した処理プログラムの処理時間がルーティングテーブル12に登録されていれば、処理時間の通知を含まない実行要求を送信する(s5)。s4、またはs5では、通信仮想化プログラムは、s2で選択した処理プログラムに応じた通信手順(ルーティングテーブル12に登録されている通信手順)で実行要求を送信する。
実行側の情報処理端末1は、通信仮想化層11で実行している通信仮想化プログラムが、処理プログラムの実行要求を受信すると(s21)、処理時間の通知要求が含まれているかどうかを判定する(s22)。実行側の情報処理端末1は、処理時間の通知要求が含まれていれば、ルーティングテーブル12を参照して、今回実行要求が通知された処理プログラムの処理時間を取得し、これを要求側の情報処理端末1に通知する(s23)。
なお、実行側の情報処理端末1は、処理時間の通知要求が含まれていなければ、s23にかかる処理を行わない。
要求側の情報処理端末1は、s4で処理時間の通知を含む実行要求を送信した場合は、実行側の情報処理端末1から処理時間が通知されるのを待って、待ち時間を計算し、これをアプリケーションプログラムに通知する(s6、s7)。また、要求側の情報処理端末1は、s7では、今回通知された処理時間を、ルーティングテーブル12に登録されている該当する処理プログラムの処理時間として記憶する。要求側の情報処理端末1は、s5で処理時間の通知を含まない実行要求を送信した場合は、待ち時間を計算し、これをアプリケーションプログラムに通知する(s8)。
図6は、送信リトライ回数が2回に設定されている処理プログラムに対する待ち時間を説明する図である。この処理プログラムに対する待ち時間は、応答要求を2回再送したときが最大になる。すなわち、最大の待ち時間は、図6に示すように、2回の送信リトライ待ち時間、通信往路時間、処理時間、および通信復路時間が発生したときである。この図6では、実行側の通信仮想化層11からのACK応答については、図示を省略している。
上述したように、通信往路時間と、通信復路時間との和が、ルーティングテーブル12に登録されている通信時間である。また、送信リトライ回数、送信リトライ待ち時間、および処理時間もルーティングテーブル12に登録されている。
なお、処理時間は、ルーティングテーブル12に登録されていなければ、s6で取得している。
s7、またはs8では、要求側の情報処理端末1は、
待ち時間=送信リトライ回数×送信リトライ待ち時間+通信時間+処理時間
により、最大の待ち時間を計算する。
待ち時間=送信リトライ回数×送信リトライ待ち時間+通信時間+処理時間
により、最大の待ち時間を計算する。
なお、処理結果が得られるまでの時間は、送信リトライの発生回数が減少することにより、短くなる。
要求側の情報処理端末1は、アプリケーション層14で実行しているアプリケーションプログラムに対して、s7、またはs8で計算した待ち時間を設定する(s9)。
実行側の情報処理端末1は、アプリケーション層14で実行要求された処理プログラムを実行し(s24)、得られた処理結果を、通信仮想化層11を介して、要求側の情報処理端末1に通知し(s25)、本処理を終了する。
要求側の情報処理端末1は、アプリケーション層14で、実行側の情報処理端末1から処理結果を受信すると(s10)、アプリケーション層14で実行しているアプリケーションプログラムに対する割り込み処理で処理結果を受け渡す(s11)。すなわち、アプリケーション層14で実行しているアプリケーションプログラムが、処理プログラムによる処理結果を受け取り、処理を再開する。
このように、要求側の情報処理端末1は、アプリケーション層14で実行しているアプリケーションプログラムに対して、処理プログラムの実行にかかる待ち時間を適正に設定することができるので、情報処理端末1の処理効率を向上させることができる。
ここで、上記のネットワークシステムを駅務システムに適用した場合の例について説明する。図7は、駅務システムを示す概略図である。図8は、精算機が記憶するルーティングテーブルを示す図である。図7では、精算機20、自動改札機21、および駅サーバ22をLANで接続し、相互に通信可能にしている。精算機20は、鉄道利用者から乗車券を受け付けて、運賃を精算する。自動改札機21は、駅の改札口に設置され、利用者に対して改札処理を行う。駅サーバ22は、駅に設置されている精算機20、自動改札機21、券売機等の駅務機器を管理する。
精算機20は、精算処理を行う精算プログラム(アプリケーションプログラム)、および、運賃を計算する運賃計算プログラム(サブルーチンプログラム)を搭載している。自動改札機21、および駅サーバ22は、運賃計算プログラムを搭載している。
精算機20が記憶するルーティングテーブル12には、図8に示すように、自機に搭載されている運賃計算プログラム(No1)、自動改札機21に搭載されている運賃計算プログラム(No2)、駅サーバ22に搭載されている運賃計算プログラム(No3)が登録されている。
この精算機20は、鉄道利用者から乗車券を受け付けて、運賃を精算するために、精算プログラムの実行を開始する。精算機20は、この精算プログラムにおいて運賃計算プログラムの実行要求が発生すると、自機(精算機20)、自動改札機21、または駅サーバ22に搭載されている運賃計算プログラムのいずれかを選択し、ここで選択した運賃計算プログラムに対して実行要求を行う。
このとき、精算機20は、自機の運賃計算プログラムを選択した場合、
待ち時間=1×1+1+10=12ms
を待ち時間として算出し、精算プログラムに設定する。
待ち時間=1×1+1+10=12ms
を待ち時間として算出し、精算プログラムに設定する。
また、精算機20は、自動改札機21の運賃計算プログラムを選択した場合、
待ち時間=2×10+1+10=31ms
を待ち時間として算出し、精算プログラムに設定する。
待ち時間=2×10+1+10=31ms
を待ち時間として算出し、精算プログラムに設定する。
さらに、精算機20は、駅サーバ22の運賃計算プログラムを選択した場合、
待ち時間=3×5+1+10=26ms
を待ち時間として算出し、精算プログラムに設定する。
待ち時間=3×5+1+10=26ms
を待ち時間として算出し、精算プログラムに設定する。
このように、精算機20は、実行している精算プログラムに対して、選択した運賃計算プログラムに応じた待ち時間を設定する。
なお、この発明のネットワークシステムは、上述の駅務システムに限らず、他のシステムにも適用できる。
1(1A、1B、1C)…情報処理端末
10…オペレーティングシステム層(OS層)
11…通信仮想化層
12…ルーティングテーブル
14…アプリケーション層
15…ドライバ層
16…ハードウェア層
20…精算機
21…自動改札機
22…駅サーバ
10…オペレーティングシステム層(OS層)
11…通信仮想化層
12…ルーティングテーブル
14…アプリケーション層
15…ドライバ層
16…ハードウェア層
20…精算機
21…自動改札機
22…駅サーバ
Claims (6)
- 複数の処理端末を相互に通信可能に接続し、前記処理端末が任意の処理端末に搭載されている処理プログラムを選択的に利用するネットワークシステムにおいて、
前記処理端末は、
利用可能な前記処理プログラムについて、その処理プログラムが実行処理する項目と、その処理プログラムが搭載されている前記処理端末と、その処理プログラムを利用するときの待ち時間に影響を与える、その処理プログラムの実行時間を含む複数種類の属性毎の属性値と、を対応づけて登録したテーブルを記憶する記憶部と、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、前記記憶部が記憶するテーブルを参照し、登録されている各属性の属性値に基づいて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する待ち時間取得部と、
前記待ち時間取得部が取得した待ち時間を設定し、選択した処理プログラムに対して実行処理を要求する要求部と、を備えるとともに、
さらに、自端末に搭載されている処理プログラムを実行したときに、この処理プログラムの実行時間を記憶する実行時間記憶部と、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、前記記憶部が記憶するテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなければ、この処理プログラムが搭載されている処理端末に対して当該処理プログラムの実行時間の通知要求を送信する通知要求送信部と、
他の処理端末から自端末に搭載されている処理プログラムの実行時間の通知要求があったときに、前記実行時間記憶部に記憶している当該処理プログラムの実行時間を通知する実行時間通知部と、を備え、
前記待ち時間取得部は、前記記憶部が記憶するテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなかった処理プログラムについては、前記通知要求送信部による当該処理プログラムの実行時間の通知要求に対して、通知された実行時間を用いて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する、
ネットワークシステム。 - 前記テーブルは、処理プログラムの実行時間に加えて、少なくとも、通信時間、リトライ回数、リトライ待ち時間、を属性とし、これらの属性値も登録している、請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記処理端末は、駅に設置され、駅務処理を行う駅務機器である、請求項1、または2に記載のネットワークシステム。
- 通信可能に接続されている他の処理端末に搭載されている処理プログラムを選択的に利用する処理端末において、
利用可能な前記処理プログラムについて、その処理プログラムが実行処理する項目と、その処理プログラムが搭載されている前記処理端末と、その処理プログラムを利用するときの待ち時間に影響を与える、その処理プログラムの実行時間を含む複数種類の属性毎の属性値と、を対応づけて登録したテーブルを記憶する記憶部と、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、前記記憶部が記憶するテーブルを参照し、登録されている各属性の属性値に基づいて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する待ち時間取得部と、
前記待ち時間取得部が取得した待ち時間を設定し、選択した処理プログラムに対して実行処理を要求する要求部と、を備えるとともに、
さらに、自端末に搭載されている処理プログラムを実行したときに、この処理プログラムの実行時間を記憶する実行時間記憶部と、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、前記記憶部が記憶するテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなければ、この処理プログラムが搭載されている処理端末に対して当該処理プログラムの実行時間の通知要求を送信する通知要求送信部と、
他の処理端末から自端末に搭載されている処理プログラムの実行時間の通知要求があったときに、前記実行時間記憶部に記憶している当該処理プログラムの実行時間を通知する実行時間通知部と、を備え、
前記待ち時間取得部は、前記記憶部が記憶するテーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなかった処理プログラムについては、前記通知要求送信部による当該処理プログラムの実行時間の通知要求に対して、通知された実行時間を用いて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する、処理端末。 - 通信可能に接続されている他の処理端末に搭載されている処理プログラムを選択的に利用する処理端末の制御部に、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに、処理プログラムが実行処理する項目と、その処理プログラムが搭載されている前記処理端末と、その処理プログラムを利用するときの待ち時間に影響を与える、その処理プログラムの実行時間を含む複数種類の属性毎の属性値と、を対応づけて登録したテーブルを参照し、選択した処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する待ち時間取得ステップと、
前記待ち時間取得ステップが取得した待ち時間を設定し、選択した処理プログラムに対して実行処理を要求する要求ステップと、
自端末に搭載されている処理プログラムを実行したときに、この処理プログラムの実行時間を記憶する実行時間記憶ステップと、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、前記テーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなければ、この処理プログラムが搭載されている処理端末に対して当該処理プログラムの実行時間の通知要求を送信する通知要求送信ステップと、
他の処理端末から自端末に搭載されている処理プログラムの実行時間の通知要求があったときに、前記実行時間記憶ステップで記憶した当該処理プログラムの実行時間を通知する実行時間通知ステップと、を実行させる待ち時間設定プログラムであって、
前記待ち時間取得ステップは、前記テーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなかった処理プログラムについては、前記通知要求送信ステップによる当該処理プログラムの実行時間の通知要求に対して、通知された実行時間を用いて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する、待ち時間設定プログラム。 - 通信可能に接続されている他の処理端末に搭載されている処理プログラムを選択的に利用する処理端末が、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに、処理プログラムが実行処理する項目と、その処理プログラムが搭載されている前記処理端末と、その処理プログラムを利用するときの待ち時間に影響を与える、その処理プログラムの実行時間を含む複数種類の属性毎の属性値と、を対応づけて登録したテーブルを参照し、選択した処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する待ち時間取得ステップと、
前記待ち時間取得ステップが取得した待ち時間を設定し、選択した処理プログラムに対して実行処理を要求する要求ステップと、
自端末に搭載されている処理プログラムを実行したときに、この処理プログラムの実行時間を記憶する実行時間記憶ステップと、
任意の項目にかかる実行処理を行うときに選択した処理プログラムについて、前記テーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなければ、この処理プログラムが搭載されている処理端末に対して当該処理プログラムの実行時間の通知要求を送信する通知要求送信ステップと、
他の処理端末から自端末に搭載されている処理プログラムの実行時間の通知要求があったときに、前記実行時間記憶ステップで記憶した当該処理プログラムの実行時間を通知する実行時間通知ステップと、を実行する待ち時間設定方法であって、
前記待ち時間取得ステップは、前記テーブルに実行時間にかかる属性値が登録されていなかった処理プログラムについては、前記通知要求送信ステップによる当該処理プログラムの実行時間の通知要求に対して、通知された実行時間を用いて、この処理プログラムの利用時における待ち時間を取得する、待ち時間設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013507051A JP5686184B2 (ja) | 2011-03-29 | 2011-11-18 | ネットワークシステム、処理端末、待ち時間設定プログラム、および、待ち時間設定方法 |
Applications Claiming Priority (4)
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JP2011071701 | 2011-03-29 | ||
JP2011071701 | 2011-03-29 | ||
JP2013507051A JP5686184B2 (ja) | 2011-03-29 | 2011-11-18 | ネットワークシステム、処理端末、待ち時間設定プログラム、および、待ち時間設定方法 |
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Publications (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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