JP5685225B2 - キーシリンダ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、キーシリンダ装置に関する。
従来から、車両には、安全性の観点から乗員の判断で任意にエアバッグを展開しない状態に選択することができるエアバッグカットオフスイッチが設けられている(例えば、特許文献1〜3参照)。
このエアバッグカットオフスイッチのオンオフ状態の切り替えは、メカニカルキーを通じて実行される。このメカニカルキーは、通常、車両ドアの施解錠、エンジンの始動等に利用されるものである。
例えば、図8に示すように、エアバッグカットオフスイッチ装置100は、一種のキーシリンダ装置であって、ロータ101と、ブロック102と、これらを回動可能に収納する円筒状のケース103とを備える。ロータ101及びブロック102の内部には上記メカニカルキー110に対応するキー溝105が形成されている。このキー溝105は、各メカニカルキー110に固有のキーパターン110aに対応するものではなく、メカニカルキー110の種類に対応するものである。図9(a)〜(d)に示すように、このキー溝105は、対応するメカニカルキー110の種類によって異なる形状で形成される。
メカニカルキー110がキー溝105に挿入されていない状態においては、ブロック102がケース103の内周面(上側)に付勢されることでロータ101の回転が規制される。
メカニカルキー110がキー溝105に挿入されると、そのメカニカルキー110の先端がブロック102を押し下げる。これにより、上記ブロック102の付勢状態が解除されて、メカニカルキー110とともにロータ101がケース103に対して回動可能となる。
このロータ101の回動に伴って接点(図示略)の接続状態が切り替わる。これにより、エアバッグカットオフスイッチ装置のオンオフ状態が切り替わる。
特開2000−198410号公報 特開平8−216825号公報 特開平11−227558号公報
上記構成によれば、メカニカルキー110の種類に、キー溝105の形状を合わせる必要がある。よって、エアバッグカットオフスイッチ装置100の汎用性が低かった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より汎用性を向上させたキーシリンダ装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、ケースと、前記ケースに収納されるとともに、メカニカルキーが自身のキー溝に挿入された状態で、前記ケースに対して回転軸を中心に回転可能となるロータと、前記回転軸に対して直交する方向から前記ロータに挿通されるとともに、内周面にキー溝が形成された枠状のブロックと、前記ブロックを前記ケースの内周面に付勢することで、前記ブロックを係止位置とする付勢手段と、を備え、前記メカニカルキーが前記キー溝に挿入されていない状態においては、前記係止位置にある前記ブロックを通じて前記ロータの前記ケースに対する回転が規制され、前記メカニカルキーが前記ロータの回転軸に沿って前記キー溝に挿入されたとき、前記メカニカルキーが前記ブロックを前記係止位置から前記付勢する方向と反対方向に存在する非係止位置に移動させることで前記ロータの前記ケースに対する回転が許可されるキーシリンダ装置において、前記キー溝は前記キーシリンダ装置に対応する複数種類の前記メカニカルキーが挿入可能な大きさに形成され、前記メカニカルキーの前記ロータの回転軸に沿った前記キー溝への挿入方向において、前記ブロックの後端よりも後方に設けられるとともに、前記メカニカルキーの前記キー溝への挿入時における前記回転軸に対する前記メカニカルキーの傾きを、前記メカニカルキーとの摺動を通じて前記回転軸に沿う方向に是正する案内部を備え、前記案内部は、前記回転軸方向からみて前記キー溝内に当該案内部の先端が突出していることをその要旨としている。
複数の種類のメカニカルキーを挿入可能とするにはキー溝を、複数のメカニカルキーのうち大きいものに合わせる必要がある。この場合、メカニカルキーの種類によってはキー溝がメカニカルキーのサイズに対して大きく、キー溝に挿入されたメカニカルキーが回転軸に対して傾くおそれ、ひいては、メカニカルキーをキー溝に挿入してもブロックを非係止位置まで移動させることができないおそれがあった。上記構成によれば、メカニカルキーが傾いてキー溝に挿入された場合であっても、案内部との摺動を通じてメカニカルキーの傾きがロータの回転軸に沿う方向に是正される。これにより、メカニカルキーの種類に関わらず、メカニカルキーのキー溝への挿入によりブロックが係止位置から非係止位置まで移動して、ロータのケースに対する回転が可能となる。よって、キーシリンダ装置の汎用性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のキーシリンダ装置において、前記ブロックは、前記ロータのキー溝と連通する自身のキー溝内において前記メカニカルキーと当接する当接部を有し、前記案内部及び前記当接部間には前記メカニカルキーの先端部が進入可能に構成され、前記メカニカルキーは、その先端部が前記案内部に摺動することを通じて傾きが前記ロータの回転軸に沿う方向に是正されるのに伴い、前記当接部を前記非係止位置側に押圧することをその要旨としている。
同構成によれば、メカニカルキーは、その先端部が案内部に摺動することを通じて傾きがロータの回転軸に沿う方向に是正されるのに伴い、当接部を非係止位置側に押圧することでブロックを非係止位置に移動させる。よって、メカニカルキーの傾きの是正と、ブロックの位置の移動とが同時に行われる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のキーシリンダ装置において、前記当接部と前記案内部との隙間を、前記案内部によって傾きが是正された状態のメカニカルキーにおける前記当接部及び前記案内部間の長さより前記係止位置及び前記非係止位置間の距離だけ小さく設定することをその要旨としている。
同構成によれば、当接部と案内部との隙間を上記のように設定することで、案内部によって傾きが是正されたメカニカルキーによってブロックを、係止位置から非係止位置までより正確に移動させることができる。
本発明によれば、キーシリンダ装置において、より汎用性を向上させることができる。
本発明の一実施形態におけるエアバッグカットオフシステムの構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態におけるエアバッグカットオフスイッチ装置の断面図。 本発明の一実施形態におけるエアバッグカットオフスイッチ装置の断面図。 本発明の一実施形態におけるエアバッグカットオフスイッチ装置の正面図。 (a)は図2のA−A線断面図、(b)は図3のB−B線断面図。 本発明の一実施形態との比較対象となる案内部がないエアバッグカットオフスイッチ装置の図2に対応する断面図。 他の実施形態におけるエアバッグカットオフスイッチ装置の断面図。 背景技術におけるエアバッグカットオフスイッチ装置の図3に対応する断面図。 背景技術における(a)〜(d)は各種メカニカルキーに対応したエアバッグカットオフスイッチ装置(キー溝)の正面図。
以下、本発明に係るキーシリンダ装置をエアバッグカットオフスイッチ装置に具体化した一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、車両1は、エアバッグカットオフスイッチ装置20と、制御装置11と、エアバッグ装置12と、を備える。
制御装置11は、エアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態に応じて、車両1の衝突を感知したときエアバッグ装置12を通じてエアバッグを膨張させる動作許可状態と、車両1の衝突感知の有無に関わらず、エアバッグ装置12を通じてエアバッグを膨張させない非動作状態との間で切り替わる。エアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態は、ユーザが所持するメカニカルキー15を通じて切り替えられる。
詳しくは、図2に示すように、エアバッグカットオフスイッチ装置20は、ロータ21と、ブロック24と、ケース26と、を備える。
ロータ21は円柱状に形成されるとともに、円筒状のケース26内に軸回転可能に収納されている。ロータ21及びブロック24の内部には互いに連通するキー溝21a,24aが形成されている。ロータ21のキー溝21aは、ユーザ側に開口している。
図4に示すように、本例のキー溝21aは、上記背景技術に示した図9(a)〜(d)の各キー溝に対応したメカニカルキーが挿入可能に大きく形成されている。
図2に示すように、本例のメカニカルキー15(正確にはそのグリップ部を除く部分)は長方板状に形成されるとともに、その両側部に凹凸状のキーパターン15bが形成されている。
エアバッグカットオフスイッチ装置20においては、このキーパターン15bの照合は行っていない。よって、キーの種類及びキーパターン15bの異なるメカニカルキー15を通じて、エアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態を切り替えることができる。これは、エアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態の切り替えは、車両ドアの施解錠、エンジンの始動に比べて、セキュリティ性が必要ないからである。なお、本例では、メカニカルキー15における長手方向を長さ方向と規定し、短手方向を幅方向と規定する。
ロータ21には、ロータ21の回転軸に対して直交する方向(図2の上下方向)に延びる貫通孔21bが形成されている。図3に示すように、メカニカルキー15がロータ21のキー溝21aに挿入されたとき、この貫通孔21b内にはメカニカルキー15のキー先端部15aが位置する。また、このとき、キー先端部15aの先端面(上下方向に延びる面)は、ロータ21の上下方向に延びる奥壁29に当接する。
図5(a)に示すように、ブロック24は略長方枠状に形成されている。ブロック24における内周面がキー溝24aである。また、ブロック24の上部には、上方向に延出するブロック先端部25が形成されている。
ブロック24は、貫通孔21bに挿入される。また、ブロック24及びロータ21間には付勢手段であるばね30が設けられている。このばね30の弾性力によって、ブロック24はケース26の内周面に付勢されている。
ケース26の内周面には、ブロック先端部25が嵌合する一対の係止穴26a,26bが形成されている。ブロック24は、図5(a)に示す自身のブロック先端部25が係止穴26a,26bに嵌合する係止位置と、図5(b)に示す自身のブロック先端部25が係止穴26a,26bから脱出した非係止位置との間で移動する。
各係止穴26a,26bは、ロータ21の回転軸を中心として一定角度だけ離れた位置に存在する。この一定角度は、エアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態を切り替える際に必要となるメカニカルキー15の回動角度となる。
ロータ21には、メカニカルキー15の傾きを是正する案内部22が形成されている。図2に示すように、案内部22は、ブロック24に対して図中の右上側に位置するとともに、回転軸方向からみてキー溝24a内にその先端が突出する板状に形成されている。すなわち、案内部22は、キー溝24a内に進入するキー先端部15aに対して上側から接触可能な位置に設けられている。
図2に示すように、ブロック24におけるキー溝24aの下側にはキー先端部15aが当接する当接部24cが形成されている。この当接部24cは、右側に行くにつれて上側に向かう態様で傾斜した傾斜面24bを有する。
次に、メカニカルキー15が挿入されていない状態における案内部22と当接部24cとの隙間L1(図2参照)の設定方法について説明する。ここで、図3に示すように、案内部22によって傾きが是正されたメカニカルキー15のキー先端部15aにおける当接部24c及び案内部22間の長さをL2とし、ブロック24の係止位置及び非係止位置間の距離をL3とする。このとき、「L2−L3」の式からL1を設定する。換言すると、この式から案内部22と当接部24cとの隙間L1を設定することで、ブロック24を係止位置から非係止位置に移動させることができる。
次に、エアバッグカットオフスイッチ装置20の作用について説明する。以下の作業はユーザによって実行される。
図2に示すように、まず、メカニカルキー15をロータ21のキー溝21a内に挿入していく。このメカニカルキー15は、キー溝21aに対して小さい断面を有する種類である。この場合、メカニカルキー15は、その長さ方向が回転軸方向に対して斜め右上に傾いた状態でキー溝21a,24a内に進入していく。このとき、メカニカルキー15のキー先端部15aが案内部22に当接する。
この状態で、さらにメカニカルキー15を右側に挿入していくと、そのキー先端部15aが案内部22に対して摺動する。キー先端部15aにおける案内部22と接する面は左側に行くにつれて上側に向かう態様の傾斜面15cである。メカニカルキー15の傾斜面15cが案内部22に沿って移動することで、メカニカルキー15は案内部22によって下側に押し下げられる。この結果、図3に示すように、メカニカルキー15は、その長さ方向が回転軸方向に沿う姿勢となる。これにより、メカニカルキー15の傾きが是正される。この傾きの是正に伴い、図5(b)に示すように、ばね30の弾性力に抗してブロック24が係止位置から非係止位置に押し下げられる。このとき、キー先端部15aは奥壁29、案内部22及び当接部24cの3箇所に当接した状態となる。この状態において、ロータ21の回転、ひいてはエアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態の切り替えが可能となる。
図6は、本実施形態との比較対象として案内部22がない場合の構成について示している。この構成においては、特に、キーパターン15bの幅方向がキー溝21a,24aに対して短い場合、案内部22がないためメカニカルキー15が傾いた状態で維持される場合がある。この場合、メカニカルキー15が当接部24cに当接しない。よって、ブロック24が非係止位置とならず、ロータ21の回転、ひいてはエアバッグカットオフスイッチ装置20のオンオフ状態の切り替えができない状態となる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)複数の種類のメカニカルキーを挿入可能とするにはキー溝を、複数のメカニカルキーのうち大きいものに合わせる必要がある。この場合、メカニカルキーの種類によってはキー溝がメカニカルキーのサイズに対して大きく、キー溝に挿入されたメカニカルキーが回転軸に対して傾くおそれ、ひいては、メカニカルキーをキー溝に挿入してもブロック24を非係止位置まで移動させることができないおそれがあった。上記実施形態によれば、メカニカルキー15が傾いてキー溝21aに挿入された場合であっても、案内部22との摺動を通じてメカニカルキー15における長さ方向の回転軸に対する傾きが是正される。この傾きが是正されたとき、メカニカルキー15の長さ方向とロータ21の回転軸とが一致する。これにより、メカニカルキー15の種類に関わらず、メカニカルキー15のキー溝21aへの挿入によりブロック24が係止位置から非係止位置まで移動して、ロータ21のケース26に対する回転が可能となる。よって、メカニカルキーの種類毎にエアバッグカットオフスイッチ装置20を製造する必要がなくなり、エアバッグカットオフスイッチ装置20の汎用性を向上させることができる。
(2)メカニカルキー15は、そのキー先端部15aが案内部22に摺動することを通じて傾きが是正されるのに伴い、当接部24cを非係止位置側に押圧する。よって、メカニカルキー15の傾きの是正と、ブロック24の位置の移動とが同時に行われる。
(3)メカニカルキー15が挿入されていない状態における当接部24cと案内部22との隙間L1を、案内部22によって傾きが是正されたキー先端部15aにおける当接部24c及び案内部22間の長さL2からブロック24の係止位置及び非係止位置間の距離L3を差し引いた値とする。これにより、案内部22によって傾きが是正されたメカニカルキー15によってブロック24を、係止位置から非係止位置までより正確に移動させることができる。
(4)図3に示すように、メカニカルキー15がキー溝21a内に奥まで挿入されると、キー先端部15aは、上側が案内部22、下側が当接部24c、先端側が奥壁29にそれぞれ当接した状態となる。よって、キー先端部15aがキー溝21a内において安定する。従って、この状態で、ユーザがメカニカルキー15から手を離しても、キー先端部15aの位置が維持される。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態における案内部の形状は適宜変更可能である。例えば、図7に示すように、案内部40の下面(メカニカルキー15が接触する面)を傾斜させた傾斜面40aとしてもよい。この傾斜面40aは、図中の右側に行くにつれて下に向かう態様で傾斜するとともに、所定の傾斜角度αで傾斜している。本構成によれば、傾斜面40aに沿ってキー先端部15aがより確実に回転軸側(下側)に案内される。
・上記実施形態においては、キーシリンダ装置をエアバッグカットオフスイッチ装置20に具体化していたが、本キーシリンダ装置を他の用途に利用してもよい。
・上記実施形態においては、係止穴26a,26bは2つであったが、キーシリンダ装置の用途によっては3つ以上設けられていてもよい。
・上記実施形態においては、付勢手段はばね30であったが、その他、ゴム等の弾性部材であってもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)キーシリンダ装置において、前記ケースに対する前記ロータの回転位置に応じて、エアバッグの展開を許可する状態と、エアバッグの展開を禁止する状態との間で切り替えること
(ロ)キーシリンダ装置において、前記メカニカルキーのキーパターンに関わらず、前記メカニカルキーの前記キー溝への挿入に伴い前記ブロックが非係止位置に移動したとき、前記ロータの前記ケースに対する回転が可能となること
1…車両、11…制御装置、12…エアバッグ装置、15…メカニカルキー、15a…キー先端部、15b…キーパターン、15c…傾斜面、20…エアバッグカットオフスイッチ装置(キーシリンダ装置)、21…ロータ、21a…キー溝、21b…貫通孔、22…案内部、24…ブロック、24a…キー溝、24b…傾斜面、24c…当接部、25…ブロック先端部、26…ケース、26a,26b…係止穴、30…ばね(付勢手段)。

Claims (3)

  1. ケースと、
    前記ケースに収納されるとともに、メカニカルキーが自身のキー溝に挿入された状態で、前記ケースに対して回転軸を中心に回転可能となるロータと、
    前記回転軸に対して直交する方向から前記ロータに挿通されるとともに、内周面にキー溝が形成された枠状のブロックと、
    前記ブロックを前記ケースの内周面に付勢することで、前記ブロックを係止位置とする付勢手段と、を備え、
    前記メカニカルキーが前記キー溝に挿入されていない状態においては、前記係止位置にある前記ブロックを通じて前記ロータの前記ケースに対する回転が規制され、
    前記メカニカルキーが前記ロータの回転軸に沿って前記キー溝に挿入されたとき、前記メカニカルキーが前記ブロックを前記係止位置から前記付勢する方向と反対方向に存在する非係止位置に移動させることで前記ロータの前記ケースに対する回転が許可されるキーシリンダ装置において、
    前記キー溝は前記キーシリンダ装置に対応する複数種類の前記メカニカルキーが挿入可能な大きさに形成され、
    前記メカニカルキーの前記ロータの回転軸に沿った前記キー溝への挿入方向において、前記ブロックの後端よりも後方に設けられるとともに、前記メカニカルキーの前記キー溝への挿入時における前記回転軸に対する前記メカニカルキーの傾きを、前記メカニカルキーとの摺動を通じて前記回転軸に沿う方向に是正する案内部を備え
    前記案内部は、前記回転軸方向からみて前記キー溝内に当該案内部の先端が突出しているキーシリンダ装置。
  2. 請求項1に記載のキーシリンダ装置において、
    前記ブロックは、前記ロータのキー溝と連通する自身のキー溝内において前記メカニカルキーと当接する当接部を有し、
    前記案内部及び前記当接部間には前記メカニカルキーの先端部が進入可能に構成され、
    前記メカニカルキーは、その先端部が前記案内部に摺動することを通じて傾きが前記ロータの回転軸に沿う方向に是正されるのに伴い、前記当接部を前記非係止位置側に押圧するキーシリンダ装置。
  3. 請求項2に記載のキーシリンダ装置において、
    前記当接部と前記案内部との隙間を、前記案内部によって傾きが是正された状態のメカニカルキーにおける前記当接部及び前記案内部間の長さより前記係止位置及び前記非係止位置間の距離だけ小さく設定するキーシリンダ装置。
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