JP5684749B2 - 通信制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ端末間の通信を制御する通信制御システムに係り、特に、通信制御装置における単一データへのアクセス集中による制御の遅延を回避するための技術に関する。
近年、SIP(Session Initiation Protocol)サーバのようなネットワークサーバ装置の機能を複数のサーバユニットで分散処理させることで提供する、スケールアウト型の通信制御システムが検討されている(例えば、非特許文献1)。スケールアウト型のネットワークサーバ装置では、複数サーバユニット(サーバクラスタ)によって単体サーバで処理できない量のトラフィックを処理することができる。サーバクラスタを大規模化することを考えたとき、そのようなサーバクラスタが利用するデータベースもスケールアウト型(データ管理クラスタ)で実現しなければ、データベースが処理におけるボトルネックとなる可能性がある。
データを大規模なサーバクラスタ(データ管理クラスタ)において分散管理する技術としては、分散ハッシュ技術のように、データのキー情報のハッシュ値からそのデータを管理しているサーバを探索し、アクセスする技術の適用が考えられる。分散ハッシュを利用したデータ管理クラスタでは、例えば加入者IDをキーにしてデータを分散管理することにより、多数のVoIP(Voice over Internet Protocol)加入者からの接続要求を分散処理するSIPサーバクラスタから、それぞれの加入者のデータに対するアクセスが発生したとしても、それらのデータアクセスも複数サーバで分散処理することができるため、データ管理クラスタを構成するサーバ台数が十分であれば、大きなデータアクセス負荷に耐えることができる。
入江道生 他、"スケールアウトと柔軟な構成変更を実現するセッション制御サーバのクラスタモデル"、2011年電子情報通信学会総合大会講演論文集 B-6-11
前記のデータ管理クラスタでは、キーのハッシュ値によってデータの分散化を行うため、キーが異なればデータは分散され、負荷の分散を実現することができるが、単一のデータに対する負荷の分散は実現することができない。例えば、SIPサーバクラスタの保守システムにおいて、SIPサーバクラスタが処理している総セッション数を随時把握したい場合、セッション数のカウンタ値をデータ管理クラスタに保持し、SIPサーバクラスタの各サーバユニットは接続要求ごとにそのカウンタ値をカウントアップ更新し、切断要求ごとにカウントダウン更新することが考えられる。保守システムは、このカウンタ値を参照することでSIPサーバクラスタ全体の総セッション数を知ることができる。
しかしながら、そのようなカウンタ値には、SIPサーバクラスタ全体からアクセスが集中するため、SIPサーバクラスタの規模が拡大すると過負荷による更新処理の遅延や失敗が発生し、SIPサーバにおける処理上のボトルネックとなる。したがって、前述のカウンタ値のようなデータ管理クラスタにおける単一データに対するアクセス集中の回避方法が問題になる。
通信事業者が提供するVoIPなどの通信サービスにおいては、高信頼かつ高品質なサービスの提供が要求されるため、通信制御システムを構成するネットワークサーバ装置の通信制御処理に要する時間には厳しい要件が課せられる(リアルタイム性が求められる)。一方、分散処理においては、制御処理が複数のサーバユニットに分散して行われることから一般的に変動要素が多く、処理時間に対する保証が難しい。
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、分散処理型のネットワークサーバ装置において、単一データへのアクセス集中が発生した場合においても制御処理の遅延を回避できる通信制御システムを提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、ネットワークに接続された端末間で通信を行うための呼制御を司るSIPサーバと、前記SIPサーバが呼制御処理を実行する際にアクセスされる単一データを含んでデータを記憶し管理するデータ管理サーバとを備える通信制御システムであって、前記データ管理サーバは、データの生成要求を受け付けたときに指定されたExpires時間とExpires通知先とを当該データのメタデータとして記憶部に記憶するとともに、当該データを生成してから前記Expires時間が経過したときに、当該データの生成要求元に対して前記Expires通知先を通知するExpires通知機能を備え、前記SIPサーバは、前記呼制御処理を実行するプログラムとは独立して起動され、前記単一データのアクセスを前記データ管理サーバに要求するExpires処理プログラムを有し、さらに前記SIPサーバは、前記呼制御処理を実行するプログラムから前記単一データをアクセスするときに、前記Expires時間を0、前記Expires通知先を前記Expires処理プログラムのアドレスに指定して、前記呼制御処理に係るデータの生成要求を前記データ管理サーバに送信し、前記Expires通知機能により当該データ管理サーバから自身が指定した前記Expires通知先の通知を受けた時点で、前記呼制御処理のプログラムの実行を継続するとともに、当該Expires通知先に該当する前記Expires処理プログラムを起動して、前記単一データのアクセスを前記データ管理サーバに要求するものとした。
こうすることにより、SIPサーバが呼制御処理の実行に伴って単一データのアクセスが必要な場合であっても、呼制御処理の実行を継続しつつ、当該単一データのアクセスを独立して行うことができるので、SIPサーバにおける制御処理の遅延を回避することができる。
また、本発明は、前記の通信制御システムにおいて、前記単一データを記憶し管理する前記データ管理サーバは、自身が高負荷状態にある場合は、当該単一データのアクセスを要求してきた前記SIPサーバに対して、所定の時間経過後に当該アクセス要求を再送信するように要求する応答を送信し、前記応答によって前記アクセス要求の再送信を要求された前記SIPサーバの前記Expires処理プログラムは、自身を前記Expires通知先として通知してきた前記データ管理サーバの前記Expires通知機能に対して前記所定の時間を通知し、当該Expires通知機能から再度前記Expires通知先の通知を受けて、当該アクセス要求を前記データ管理サーバに再送信するものとした。
こうすることにより、単一データを記憶し管理するデータ管理サーバが高負荷状態にあって当該単一データへのアクセス要求を処理できない場合には、当該データ管理サーバは要求元のSIPサーバに時間をおいて当該アクセス要求を再送信させるので、データ管理サーバの負荷を時間的に分散させることができる。
本発明によれば、分散処理型のネットワークサーバ装置において、単一データへのアクセス集中が発生した場合においても制御処理の遅延を回避できる通信制御システムを提供することができる。
本発明に係る通信制御システムの構成例を示す図である。 SIPサーバクラスタとデータ管理クラスタとから構成されるネットワークサーバ装置の内部構成を示した図である。 ユーザ端末から接続/切断要求が送信された場合の、従来の通信制御システムの動作シーケンスを示す図である。 Expires通知機能の基本的な動作についての説明図である。 Expires通知機能を利用した同時接続数の更新処理シーケンスである。 特定のデータ管理サーバが高負荷状態になるのを回避するための、Expires通知機能を利用した同時接続数の更新処理シーケンスである。
以下、本発明の実施形態を適宜図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る通信制御システムの構成例を示す図である。図1に示すように、通信制御システム100は、ネットワークサーバ装置10がSIP(Session Initiation Protyocol)を用いて呼制御を行うことにより、ネットワーク4に接続されるユーザ端末5間の通信サービスを提供するものであり、例えば、IP(Internet Protocol)電話サービスなどに適用される。
図1の例では、ネットワークサーバ装置10は、クラスタ型サーバ装置の各サーバユニットに実装される複数のSIPサーバ21からなるSIPサーバクラスタ2と、クラスタ型サーバ装置の各サーバユニットに実装される複数のデータ管理サーバ11からなるデータ管理クラスタ1とから構成され、それぞれがスケールアウト可能に構成されているが、それぞれ単体のSIPサーバや単体のデータ管理サーバであってもよい。
ユーザ端末5は、ネットワーク4を介してSIPサーバクラスタ2に接続/切断要求を送信し、SIPサーバクラスタ2は、データ管理クラスタ1によって管理されるデータの更新を行いつつ、ユーザ端末5間の呼制御を実行する。また、本通信制御システム100の保守を行うための保守システム6が、それぞれのSIPサーバ21およびデータ管理サーバ11に接続されているものとする。
図2は、SIPサーバクラスタ2とデータ管理クラスタ1とから構成されるネットワークサーバ装置10の内部構成を示した図である。SIPサーバ21は、不図示のCPU(Central Processing Unit)や主メモリを備えるコンピュータによって構成され、CPUが不図示の記憶部に記憶されている制御プログラム211を主メモリにロードして実行することによって、ユーザ端末5からの要求に基づいて呼制御を行う。また、それぞれのセッションの呼制御に必要なデータを通信状態212として不図示の記憶部に記憶し管理する。呼制御はSIPサーバクラスタ2を構成するSIPサーバ21で分散処理され、ユーザ端末5によって指定されるセッションIDなどのキーから生成されるハッシュ値により、処理先のSIPサーバ21が特定される。
また、データ管理サーバ11は、不図示のCPUや主メモリを備えるコンピュータによって構成され、CPUが不図示のプログラムを主メモリにロードして実行することによって通信状態212以外のデータ111を不図示の記憶部に記憶し管理する。データ111は、データ管理クラスタ1を構成するデータ管理サーバ11で分散管理されており、そのデータ111を識別するキーから生成されるハッシュ値により、格納先のデータ管理サーバ11が特定される。
図3は、図1と同様の構成を有する従来の通信制御システムにおいて、ユーザ端末5から接続/切断要求が送信された場合の、従来の動作シーケンスを示す図である。ここで、データ管理サーバ11のアクセスプロトコルはHTTP(HyperText Transfer Protocol)となっており、Xは保守システム6が必要とする同時接続数を表す数値データであるものとする。また、「POST X?add=1」は、数値データXに対して1を加算する要求、「POST X?sub=1」は1を減算する要求を示している。
SIPサーバ21は、ユーザ端末5からの接続要求であるINVITE信号を受信すると(S301)、データ管理サーバ11に対してXの加算要求を送信する(S302)。データ管理サーバ11においてX(データ111)の加算処理が行われたのちに、加算処理が完了した旨の応答を受信すると(S303)、SIPサーバ21は、着信先のユーザ端末5に向けてINVITE信号を転送する(S304)。その後の通信手順については図示を省いているが、ユーザ端末5間で通信が行われたのちに、例えば発信元のユーザ端末5がセッションの切断要求であるBYE信号を送信すると(S307)、SIPサーバ21は、データ管理サーバ11に対してXの減算要求を送信し(S308)、データ管理サーバ11において減算処理が行われたのちに、減算処理が完了した旨の応答を受信すると(S309)、着信先のユーザ端末5に対してBYE信号を転送する(S310)。
このように、全てのSIPサーバ21が、Xを管理している同一のデータ管理サーバ11に対して更新要求を送信することにより、ユーザ端末5からの接続/切断要求に対する呼制御処理がSIPサーバクラスタ2を構成する各SIPサーバ21に分散された場合であっても、保守システム6は、Xにアクセスするだけで(S305,S311)、SIPサーバクラスタ2全体が処理している同時接続数を知ることができる(S306,S312)。しかし、Xは一台のデータ管理サーバ11上だけに存在する単一データであるため、SIPサーバクラスタ2を構成する全てのSIPサーバ21が集中的にXにアクセスした場合には、Xを管理している特定のデータ管理サーバ11が高負荷状態に陥る可能性がある。その結果、Xに対するアクセス(S302,S308)への応答(S303,S309)が過負荷により遅延すれば、SIP信号の転送(S304,S310)が遅延することになる。さらに、過負荷によりXの更新処理が失敗した場合には、Xの値が実際の同時接続数とずれてしまう可能性がある。
これに対し、本発明に係る通信制御システム100は、前記のような単一データに対するアクセス集中時における制御処理への影響を回避するために、図4に示すように、データ管理サーバ11上の各々のデータ111に対して、メタデータ112としてExpires時間とExpires通知先とを付与し、各々のデータ111に対して設定されたExpires時間に達すると設定されたExpires通知先に通知リクエストを送信するExpires通知機能113を備える。Expires通知機能113は、データ管理サーバ11におけるデータの浮き(ソフトウェアバグやシステム障害などで、データを生成したまま解放契機を失ってしまう問題)への対策として搭載されるべき基本機能である。本発明では当該機能を利用することで、データ管理サーバ11へのアクセス集中時の問題を回避する。
図4は、Expires通知機能113の基本的な動作についての説明図である。図4に示すように、SIPサーバ21側に、データ管理サーバ11から送信される通知リクエスト(S402)を処理するWebアプリケーションであるExpires処理プログラム213を用意しておき、まず、制御プログラム211から、Expires時間Tと、Expires通知先としてExpires処理プログラム213のURL(Uniform Resource Locator)アドレスαとを指定して、キーをYとするデータ111の生成リクエストをデータ管理サーバ11に送信する(S401)。データ管理サーバ11は、データ111を生成するときに、データ111のメタデータ112に指定されたExpires時間TとExpires通知先αとを登録する。Expires通知機能113は、メタデータ112に登録されたExpires時間Tが経過するのを常に監視しており、Expires時間Tに達したメタデータ112を発見すると、そこに登録されているExpires通知先αに向けて、通知リクエストを送信する(S402)。この通知リクエストを受信したSIPサーバ21の制御プログラム211は、通知されたURLアドレスαをもつExpires処理プログラム213を起動する。
制御プログラム211からデータ管理サーバ11に送信するデータ111の生成リクエストには、HTTPのPUTリクエストを用い、例えばYというキーで特定されるデータ111を生成する際に、P−Expiresヘッダ(イタリック文字にて表記)を付加してExpires時間TとExpires通知先αとを指定する(S401)。キーYで特定されるデータ111を管理するデータ管理サーバ11は、このPUTリクエストを処理してデータ111を生成するときに、メタデータ112にTとαとを登録する。
また、Expires通知機能113からSIPサーバ21に送信する通知リクエストには、HTTPのPOSTリクエストを用いてExpires通知先αを通知するとともに、P−Expires−Sourceヘッダを付加して、対象となるデータ111のキーYを通知する(S402)。これにより、このPOSTリクエストを処理するExpires処理プログラム213は、どのデータによって通知リクエストが発行されたのかを知ることができる。
図5は、Expires通知機能113を利用した同時接続数Xの更新処理シーケンスである。本実施形態では、図4で示したように、SIPサーバ21は、制御プログラム211に加えて、URLアドレスαによって特定されるExpires処理プログラム213を備えており、このExpires処理プログラム213がXの更新要求処理を実行するものとする。
図5に示すように、SIPサーバ21(制御プログラム211)が発信元のユーザ端末5から接続要求であるINVITE信号を受信すると(S501)、制御プログラム211は、直接同時接続数Xの更新を要求するのではなく(図3参照)、受信したINVITE信号中のCall−ID(呼識別情報)であるγをキーとし、Expires時間を0秒、Expires通知先をα(Expires処理プログラム213のURLアドレス)に設定したPUTリクエストを、データ管理サーバ11に送信する(S502)。このように、生成するデータ111のキーとして、ユーザ端末5がランダムに生成するCall−ID等を用いることにより、データ管理クラスタ1を構成する各データ管理サーバ11にデータ111を分散させ、特定のデータ管理サーバ11への負荷の集中を避けることができる。
続いて、データ管理サーバ11からデータ111の生成が完了した旨の応答を受信すると(S503)、制御プログラム211は、着信先のユーザ端末5に対してINVITE信号を転送する(S504)。一方、データ111(キー=γ)を生成したデータ管理サーバ11は、Expires時間が0秒に設定されているため、即座にExpires通知機能113によってExpires処理プログラム213に対するPOSTリクエストを送信する(S505)。制御プログラム211がこのPOSTリクエストを受信することによって起動されるExpires処理プログラム213は、同時接続数Xを管理している特定のデータ管理サーバ11にXの加算要求を送信することにより、同時接続数Xのカウントアップ処理を行う(S506,S507)。最後に、Expires処理プログラム213は、Expires通知機能113から送信されたS505のPOSTリクエストへの応答を送信して処理を終了する(S508)。
このように、本シーケンスによれば、データ管理サーバ11においてデータ111の生成が完了した時点で、直ちに制御プログラム211の呼制御処理を続行することができるので、仮に同時接続数Xに対する処理が集中して過負荷により遅延が生じたとしても、その影響を受けるのはS507以降のシーケンスだけで済む。よって、制御信号の転送処理(S504)への影響を回避することができる。
しかし、図5に示したシーケンスによれば制御信号の転送処理への影響は回避できるが、同時接続数Xの更新要求が集中して特定のデータ管理サーバ11が高負荷状態になる点は解決されない。そこで、本発明に係る通信制御システム100では、特定のデータ管理サーバ11が高負荷状態になるのを回避するためにも、図4に示したExpires通知機能113を利用する。
図6は、特定のデータ管理サーバ11が高負荷状態になるのを回避するための、Expires通知機能113を利用した同時接続数Xの更新処理シーケンスである。図6に示すように、図5と同様な同時接続数Xの更新処理が集中して高負荷状態になっている特定のデータ管理サーバ11が、さらに同時接続数Xの更新要求(S606)を受信した場合には、当該データ管理サーバ11から、指定した時間後に更新要求を再送信するように要求するHTTPのService Unavailable応答(S607)を、要求元のExpires処理プログラム213宛に送信する。このとき、Retry−Afterヘッダを付加して再送信までの時間を指定する。
この応答を受信したExpires処理プログラム213は、S605のPOSTリクエストへの応答として、受信したService Unavailable応答をExpires通知機能113に送信する(S608)。これにより、Expires通知機能113は、指定された時間(図6の例では30秒)をExpires時間としてメタデータ112に再登録し、当該時間が経過したときに再度POSTリクエストをExpires処理プログラム213に送信する(S609)。そして、このPOSTリクエスト(S609)を受信したExpires処理プログラム213が、同時接続数Xの更新要求をデータ管理サーバ11に再度送信することによって、同時接続数Xのカウントアップ処理を行う(S610,S611)。最後に、Expires処理プログラム213は、Expires通知機能113から送信されたS605のPOSTリクエストへの応答を送信して処理を終了する(S612)。
このように、本シーケンスによれば、データ管理サーバ11が高負荷状態にあるときには、時間を指定してSIPサーバ21(Expires処理プログラム213)にデータの更新要求を再送信させることで、単一データの更新処理に係る負荷を、時間的に分散させることができる。なお、図6の例では再送信を要求する時間を30秒としたが、例えばデータ管理サーバ11にて生成したランダムな時間を指定するものとしてもよい。
以上にて本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の実施の態様はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種変形が可能である。
100 通信制御システム
10 ネットワークサーバ装置
1 データ管理クラスタ(クラスタ型サーバ装置)
11 データ管理サーバ(サーバユニット)
111 データ
112 メタデータ
113 Expires通知機能
2 SIPサーバクラスタ(クラスタ型サーバ装置)
21 SIPサーバ(サーバユニット)
211 制御プログラム
212 通信状態
213 Expires処理プログラム
4 ネットワーク
5 ユーザ端末(端末)
6 保守システム
T Expires時間
X 同時接続数
α Expires通知先URL(Expires通知先)
γ 呼識別情報(キー)

Claims (5)

  1. ネットワークに接続された端末間で通信を行うための呼制御を司るSIPサーバと、前記SIPサーバが呼制御処理を実行する際にアクセスされる単一データを含んでデータを記憶し管理するデータ管理サーバとを備える通信制御システムであって、
    前記データ管理サーバは、データの生成要求を受け付けたときに指定されたExpires時間とExpires通知先とを当該データのメタデータとして記憶部に記憶するとともに、当該データを生成してから前記Expires時間が経過したときに、当該データの生成要求元に対して前記Expires通知先を通知するExpires通知機能を備え、
    前記SIPサーバは、前記呼制御処理を実行するプログラムとは独立して起動され、前記単一データのアクセスを前記データ管理サーバに要求するExpires処理プログラムを有し、
    前記SIPサーバは、前記呼制御処理を実行するプログラムから前記単一データをアクセスするときに、前記Expires時間を0、前記Expires通知先を前記Expires処理プログラムのアドレスに指定して、前記呼制御処理に係るデータの生成要求を前記データ管理サーバに送信し、前記Expires通知機能により当該データ管理サーバから自身が指定した前記Expires通知先の通知を受けた時点で、前記呼制御処理のプログラムの実行を継続するとともに、当該Expires通知先に該当する前記Expires処理プログラムを起動して、前記単一データのアクセスを前記データ管理サーバに要求する
    ことを特徴とする通信制御システム。
  2. 請求項1に記載の通信制御システムにおいて、
    前記単一データを記憶し管理する前記データ管理サーバは、自身が高負荷状態にある場合は、当該単一データのアクセスを要求してきた前記SIPサーバに対して、所定の時間経過後に当該アクセス要求を再送信するように要求する応答を送信し、
    前記応答によって前記アクセス要求の再送信を要求された前記SIPサーバの前記Expires処理プログラムは、自身を前記Expires通知先として通知してきた前記データ管理サーバの前記Expires通知機能に対して前記所定の時間を通知し、当該Expires通知機能から再度前記Expires通知先の通知を受けて、当該アクセス要求を前記データ管理サーバに再送信する
    ことを特徴とする通信制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信制御システムにおいて、
    前記SIPサーバからの前記データの生成要求の送信にHTTPのPUTリクエストを用い、前記前記データ管理サーバからの前記Expires通知先の通知にHTTPのPOSTリクエストを用いる
    ことを特徴とする通信制御システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の通信制御システムにおいて、
    前記データ管理サーバは、複数のサーバユニットから構成されるクラスタ型サーバ装置のなかのいずれか1つのサーバユニットに対応し、前記単一データを特定するキーから生成されるハッシュ値によって、当該単一データを記憶し管理する特定のサーバユニットが探索される
    ことを特徴とする通信制御システム。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の通信制御システムにおいて、
    前記SIPサーバは、複数のサーバユニットから構成されるクラスタ型サーバ装置の各サーバユニットに対応し、前記端末によって指定されるキーから生成されるハッシュ値によって、当該端末の呼接続処理を実行する特定のサーバユニットが探索される
    ことを特徴とする通信制御システム。
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