JP5682044B2 - 呼吸可能空気供給のための安全システムとその方法及び建造物 - Google Patents

呼吸可能空気供給のための安全システムとその方法及び建造物 Download PDF

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Description

この特許出願は以下の優先権を主張する。:
(1)米国公開特許番号 11/505,708, タイトル 「Breathable air safety system and method having at least one fill site」, 2006年8月16日出願
(2)米国公開特許出願番号 11/505,597, タイトル 「Breathable air safety system and method having an air storage sub-system」, 2006年8月16日出願
(3)米国公開特許出願番号 11/505,599, タイトル 「Breathable air safety system and method having a fill station」, 2006年8月16日出願。
(4)米国公開特許出願番号 11/505,525, タイトル 「Safety system and method of an underground mine」, 2006年8月16日出願。
(5)米国公開特許出願番号 11/505,538, タイトル 「Safety system and method of a tunnel structure」 , 2006年8月16日出願。
ここに開示されるのは、呼吸可能空気供給のための安全システムに関する一つの実施形態であり、一般に安全システムの技術分野に関連する。
建造物は、ショッピングモール、倉庫と製造設備、IKEA 、Home Depotなどの大型ボックスストア、高層ビルなどの垂直構造、中層建築物、低層建築物、鉱山、地下鉄、トンネル、および/またはワインの貯蔵庫などの水平な建造物を含む場合が考えられる。
例えば、トンネルは実質的に水平であり、且つトンネルの通路の長さ対通路幅の比率は少なくとも2対1である場合が考えられる。さらに、トンネルは四方が完全に同封され入り口は、覆われた領域の長さを節約するために存在しない場合があり、それはトンネルへのアクセスを制限する。
建造物により適正な安全性を提供して、維持するのが重要である場合がある。例えば、数年間に渡る地下鉱山の屋根を支える能力の不足は、米国の地下鉱山における死亡事故を引き起こしている。例えば、ある巨大な岩石が鉱山の屋根から落ちれば、それは死亡事故をもたらす事につながる。
緊急事態を軽減するために、非常職員(例として、消防士、SWAT等の特殊部隊、 法の執行者、 および/または医療労働者)は建物で活動を行っているかもしれない。緊急事態には、火災、化学攻撃、テロ事件、地下鉄事故、鉱山の崩壊、生物学的因子攻撃等の出来事を含むかもしれない。
そのような状況で、建物中の呼吸可能な空気はひどく影響を受けるかもしれない(例、枯渇、吸湿及び/又は 汚染)。さらに、建物の遮蔽領域、窓の不足、汚染物の集中により、新鮮な空気の流れはかなり妨げられる場合が考えられる。その結果、建物への空気の吸入は非常に有害であり、死(場合によっては数分以内に)をもたらすかもしれない。
さらに、しばしば非常時の仕事は、建物の中で行なう必要がある場合がある。
効率的な方法で緊急性を軽減する非常職員の能力は、呼吸可能な空気の不足とそして/または、汚染空気の放置によって制限されるかもしれない。建物に足止めされた民間人の生存率は、建物内部での汚染空気の伝播により低くなるかもしれない。これは罪のない多くの命を高いリスクに晒すことになる。
非常職員は非常時の任務において、呼吸可能な空気を得る方法として携帯用呼吸装置(例、自己呼吸装置)を利用できる。しかしながら、携帯用呼吸装置は重いかもしれない(例えば、20―30ポンド)。および/または短い時間しか呼吸可能空気を供給できないかもしれない(例えば、約15―30分)。緊急事態のとき非常職員は、輸送のシステムが利用不可能であるために、救出のために建物の中を歩いたり、上ったりする必要性があるかもしれない(例、妨げられた歩道、エレベーター、動く歩道、エスカレーター)。
非常職員が目的地に到着するまでには、携帯用の呼吸装置は使い切ってしまい、補給を必要とするかもしれない(例、往復便、すなわち、新しい携帯用の呼吸装置のために戻る)。その結果、限られた時間が費やされ、貴重な命が失われるかもしれない。予備の携帯用呼吸装置が建物の中の多くの場所に設置されていれば、必要に応じて非常職員はそれらの携帯用の呼吸装置を取り替えることができる。しかしながら、多くの携帯用の呼吸装置を設置するのはコスト高であるかもしれず、また場所も取るので、非常職員による救出活動に大きな障害となる。
その上、管理者、監督者、従業員などは、定期的に携帯用の呼吸装置を点検しないかもしれない。時間の経過と共に携帯用の呼吸装置の圧力が低下し、緊急時に予備の呼吸装置を使用する際に、非常職員にとって大きなリスクとなるかもしれない。携帯用の呼吸装置は、設置中にいじられる事があるかもしれない。それは非常職員にとって有害物質が、携帯用の呼吸装置に混入する事につながるかもしれない。
空気保存サブシステムをもつ、呼吸可能空気供給のための安全システムと、安全にする方法について開示する。一つの見方として、ビルの建物の安全システムとは、呼吸可能空気の圧縮空気の源からビルの給気機構への供給を容易にする供給ユニット、給気システムから呼吸可能空気の漏出を防ぐバルブ(それはシステム圧力の損失につながるかもしれない)、ビルの複数の場所にある呼吸装置に空気を供給する建築物内部の補給ステーション、過剰加圧された呼吸装置の破裂に耐える安全シールドとしての補給ステーションの管理された安全チャンバ、ビルの建物の複数の場所に圧縮空気の源の呼吸可能空気の供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性を持つ給気機構、そして圧縮空気の源に加えてビルの建物へのさらなる供給を行う空気保存サブシステムを含むと言うことができる。
さらに安全システムは、ビルの建物の複数の場所に散布される空気の保存場所を提供する空気保存サブシステムの、空気保存タンクを含む場合がある。安全システムはさらに、ストレスによる故障を防ぐことを通じて、チューブの耐性を上げるためのループ構造を持つチューブによりつなぎ合された複数の空気保存タンクを内蔵する空気保存サブシステムを含む場合がある。また安全システムには、空気保存タンクに保存された圧縮空気よりも高圧の圧縮空気を保存するための空気保存タンクとつなぎ合された空気保存サブシステムのブースタータンクがある場合がある。さらに安全システムは、空気供給システムにより高い圧力を維持し、圧力ブースターのピストンを圧縮空気で動かすための空気保存サブシステムの空気送出源を含む場合がある。
安全システムは、空気保存サブシステムの少なくとも一つのインジケータユニットを含む場合がある。このインジケータユニットは、保存圧力、ブースター圧、圧縮空気源の圧力、そして/または、給気機構の圧力値を含む給気システムの状態情報を提供する。安全システムはさらに、供給ユニットを覆う外装を含む場合がある。外装には、全天候型機能、紫外線の、そして/または、赤外線の太陽放射に対する保護機能があるかもしれない。また外装は、腐食、そして/または、物理的な損傷を防ぐことができる。
また、安全システムは供給ユニット外装に施錠装置を含むかもしれない。施錠装置は、考え得る安全の損失から、給気システムの安全と信頼性を確保する。安全システムは、様々な危険で物理的な損傷を最小限にくい止め、そして/または、損傷から供給ユニットを保護するために、さらに供給ユニット外装に強力な金属材料を含むかもしれない(例えば、少なくとも18ゲージの炭素鋼)。さらに安全システムは、必要に応じて呼吸可能空気の圧縮空気源から給気機構までの供給を、自動的に中断させるバルブを含む場合がある。
安全システムは、さらに供給ユニットと補給ステーションのどれかのリリーフバルブを含むかもしれない。給気機構の圧力が設計時の耐圧を超えると、リリーフバルブは呼吸可能空気をリリースする。また、それは給気システムの各部品の圧力定格内にシステム圧力を維持することによって、給気システムの信頼性を確実にする。
また、安全システムは供給ユニットのCGAコネクタとRIC/UACコネクタを含む場合がある。これらのコネクタは、圧縮空気源との互換性を確実にする。安全システムは、供給ユニットで調整可能な圧力調整器を含むかもしれない。圧力調整器は圧縮空気源の充填圧を調整し、圧力が給気機構の設計圧力を超えていない事を保証する。
さらに、安全システムは供給ユニット外装に少なくとも1個の圧力計を含む場合がある。この圧力計は、給気機構の圧力を示す。また、圧縮空気源と供給ユニット外装と補給ステーション外装の目視可能な表示により、薄暗い環境下でも充填圧を確認できる。安全システムは、補給ステーションに給気システムからの漏気を防ぐ為の別のバルブを持っているかもしれない。漏出は給気機構の圧力損失につながる場合がある。分離バルブは、給気機構の空気圧センサーにより自動的に作動する場合がある。
さらに、安全システムは各補給ステーションに少なくとも一つの圧力調整器を含むかもしれない。この圧力調整器は、呼吸装置を充填する圧力を調整し、充填圧が呼吸装置の圧力定格を超えていないのを保証する。また、安全システムは補給ステーションに少なくとも1個の圧力計を含み、補給ステーションの充填圧と給気機構の圧力を示す。さらに、安全システムは耐火性の材料、そして/または、耐火性の外装アセンブリを含む場合が考えられる。それにより、給気システムは規定された時間内温度上昇に耐える能力をもつことができる。
安全システムは、耐火性の材質をさらなる損傷から保護するために、耐火性の材質の外側に、給気構造の多くのパイプのそれぞれの外径の少なくとも3倍ある筒状のカバーを含む事が考えられる。筒状のカバーの両端は、正規の機関により認証された材料で装着される。さらに安全システムは、給気構造の安全性及び完全性を損なわせる可能性のある給気システムに対する物理的な損傷を防ぐために給気構造に頑丈なケースを含む場合が考えられる。
加えて、安全システムは、如何なる損傷からも頑丈なケースを更に保護するために、頑丈なケースの外にある給気構造のパイプの外径の少なくとも3倍の別の筒状のカバーを含むことが考えられる。別の筒状のカバーの両端は、正規の機関により認証された材料で装着される。また安全システムは、給気構造の各パイプに適切な構造支柱を提供するために5フィート以内の間隔で、多くのサポート構造を含むかもしれない。給気構造は、圧縮空気の使用に関して互換性のあるステンレスまたは熱可塑性材料を含む事が考えられる。
安全システムは、さらに空気監視システムを含む事がある。空気監視システムは、給気機構の呼吸可能空気中の不純物や汚染物質を追跡し、自動的に記録する。空気監視システムは、不純物や汚染物質の濃度が安全基準値を超えているとき、自動閉鎖機能により補給ステーションへの空気供給を中断させる。
また安全システムは、自動的に給気機構の圧力を追跡して記録する圧力監視システムを含む場合がある。さらに安全システムは、電気的にビルの火災警報システムと結合された圧力スイッチを含む事が考えられる。それにより、給気機構の圧力が安全域を超えたとき、火災警報システムがオンになる。給気機構の圧力が安全域を超えると圧力スイッチは、電気信号によりに非常時の統轄ステーションに警報を送る。
補給ステーションには、少なくとも1台の呼吸装置に対応する容量があるかもしれない。補給ステーションは、より速く呼吸装置の充填工程を完了するRIC/UACコネクタを含む事が考えられる。安全システムは、さらに供給ユニット外装の施錠装置のタンパースイッチを含むので、安全システムへの外部からの侵入者があった場合には、自動的にアラームを発生させ電気的にビルの監理担当者及び非常時の統轄ステーションに信号を送る。安全チャンバは、承認された規格に基づいて破裂に対する抵抗力を認証されるかもしれない。また安全システムは、呼吸可能空気を空気補給ステーションに届けるための圧縮空気源を切り替えるために、非常職員がアクセスしやすい切換えバルブを含むかもしれない。
空気保存サブシステムは、定められた時間内温度上昇に耐え得る耐火性外装で囲まれていることがある。安全システムはさらに、補給ステーションの安全チャンバを安全にするメカニズムを含むかもしれない。安全システムはさらに、補給ステーションで充填可能な呼吸装置への空気の流れを示すフロースイッチとの連携によって安全チャンバのロック機構が自動的に作動するとの安全装置を備えているかもしれない。
別の側面として、建造物の安全性の方法には、呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブにより緊急サポートシステムの圧力を決められた範囲内に保つこと、建造物の緊急サポートシステムの補給サイトの安全チャンバに呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現すること、また空気保存サブシステムの空気保存タンクに予備の呼吸可能空気の保存を可能にすることにより圧縮空気源で補充できる呼吸可能空気を保存することが含まれる。
さらに、その方法は、全天候型である供給ユニット外装を組み込むことにより天候による腐食や物理的な損傷を防ぐ事を含むかもしれない。また、供給ユニットの外装に施錠装置を取り付けることで、供給ユニットへの外部からの侵入を防御し、呼吸緊急システムの信頼性を低下させる事を防ぐかもしれない。また、様々な外部の危険による物理的な損害を最小にするために供給ユニットの外装に剛性の高い金属を使用する方法も考えられる。
方法には、供給ユニットと補給サイトのどれかのバルブを利用することによって、緊急サポートシステムからの空気の流出を防ぐ方法も考えられる。その方法には、呼吸可能空気の圧縮空気源から緊急サポートシステムまでの供給をバルブを利用して停止する事が含まれるかもしれない。さらに、供給ユニット及び/または補給サイトの開放バルブを通じてシステムの圧力が規定の値を超えたとき、緊急サポートシステムからの空気を自動的に開放する方法も考えられる。また方法には、緊急サポートシステムと権威ある機関の圧縮空気源との互換性を、CGAコネクタ、そして/または、RIC/UACコネクタにより確保する事が含まれる。
さらに、圧縮空気源の充填圧力が、緊急サポートシステムの規定圧力を超えないようにするための調整を含む方法も考えられる。緊急サポートシステムのシステム圧および、供給ユニット外装の圧力計で圧縮空気の圧力をモニターする場合がある。また目視可能な表示により、薄暗い環境下での供給ユニット外装への作業性を改善する。さらに、補給サイトの遮断バルブを使用することによって、緊急サポートシステムの残りの部分から補給サイトを隔離する場合がある。それにより、緊急サポートシステムの残りの部分は緊急事態の間使用可能となる。
その方法は、更に、緊急サポートシステムの空気圧センサに基づいて遮断バルブを自動的に作動させることがある。また、その方法は、補給サイトの圧力調整器により、呼吸装置の圧力が規定の値を超えないようにするために、補給サイトの充填圧を調整する機構を持つ場合がある。さらに補給サイトの充填圧力のどれか、および補給サイトへの圧力計を使用することにより、緊急サポートシステムのシステム圧をモニターする機構を含むかもしれない。
その方法は、更に、耐火性素材を使うことで、給気機構が一定時間高い温度に耐えるのを可能にする事を含むかもしれない。その方法は、耐火性素材をいろいろな障害からを守るために、給気機構のそれぞれのパイプに、耐火性素材の外側に少なくとも外径のサイズの3倍の筒状のカバーを組み込むことを含むかもしれない。
その方法は、更に、給気機構に頑丈なケースを利用する事で、給気機構への物理的な損害による緊急サポートシステムの安全や統合性の危機を避けることも含むかもしれない。それに加えて、頑丈な硬いケースの外側に、給気機構のパイプの外径サイズの少なくとも3倍の筒状のカバーを使う事で、頑丈な固体のケースをいかなる損害からも保護することを含むかもしれない。
その方法には、空気監視システムを通じて、緊急サポートシステム内の呼吸可能空気中の不純物や汚染物質を追跡し、自動的に記録することを含むかもしれない。そして、不純物や汚染物質の濃度のどれかが安全基準値を超えているとき、自動閉鎖機能により補給ステーションへの空気分散を中断させることを含むかもしれない。それに加え、圧力監視システムは緊急サポートシステムのシステム圧力を追跡し記録することを含むかもしれない。
その方法には、供給ユニットの施錠装置が壊されるような事が発生すれば、自動的にアラームを発生させ電気的にビルの監理担当者及び非常時の統轄ステーションに信号を送ることを含むかもしれない。また、呼吸装置を充填させるのに十分な圧力を絶えず持つことを保証するために、複数の空気保存タンク中の呼吸可能空気の圧力と比べて、呼吸可能空気の圧力を増加させるように圧力ブースターを使うことを含むかもしれない。
その方法には、さらに、駆動空気源で圧力ブースターを駆動し、空気保存タンク中の呼吸可能空気の供給を保持することを含むかもしれない。特定地域の公共機関に使用される、呼吸装置の圧力定格を指定する自治体コードを元にした緊急サポートシステムの規定圧力を指定することを含むかもしれない。
さらに別の観点では、建造物は、その土地領域が建造物の内側になるように、垂直および水平に土地領域を囲みながら広がる第1セットの壁と、建造物の内部領域を、水平及び垂直の何れかの方向において、互いに水平及び垂直の何れかの部屋に分割する第2セットの壁と、呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の緊急サポートシステムまでの供給を容易にするために壁の第一セットの特定の壁に隣接した供給ユニットと、建造物の複数の場所にある呼吸装置に呼吸可能空気を供給する建造物の内側の補給ステーションと、安全なチャンバの中に過剰圧の呼吸装置が破裂した場合にそれに耐える安全シールドとしての補給ステーションの安全チャンバと、圧縮空気源の呼吸可能な空気の、建造物の複数の場所への供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構と、圧縮空気源に加えて建造物に空気の追加供給をする空気格納サブシステムと、を備えている。
また、建造物の構造は空気監視システムを含む場合がある。そのシステムは、自動的に給気機構の呼吸可能空気中の不純物と汚染物質のいずれをも追跡し記録する。建造物は、さらに空気圧モニターを含む場合がある。空気圧モニターは電気的にアラームと結合され、給気機構の圧力が指定された範囲にないとき、アラームが作動する。さらに建造物は、温度上昇または物理的衝撃から補給ステーションを保護するための物理的な外装を補給ステーションの安全チャンバの外側に備える場合がある。
更なる局面では、トンネル構造の安全システムは、呼吸可能空気の圧縮空気源からトンネル構造の給気機構までの供給を容易にするトンネル構造の供給ユニットと、給気システムからの呼吸可能空気の漏出が潜在的に給気機構の圧力の損失を出すのを防ぐバルブと、トンネル構造の複数の所在地の呼吸装置に呼吸可能空気を供給するトンネル構造の内部にある補給サイトと、圧縮空気源の呼吸可能空気をトンネル構造の複数の所在地に分配するのを容易にする圧縮空気の使用について互換性がある送風構造と、を備える。
また更なる局面では、トンネル構造の安全システムは、呼吸可能空気の圧縮空気源からトンネル構造の給気機構までの供給を容易にするトンネル構造の供給ユニットと、給気システムからの呼吸可能空気の漏出が潜在的に給気機構の圧力の損失を出すのを防ぐバルブと、トンネル構造の複数の場所の呼吸装置に呼吸可能空気を供給するトンネル構造の内部にある補給サイトと、過剰に加圧された呼吸装置に起こり得る破裂を安全チャンバの中だけに閉じ込める安全シールドとしての補給ステーションの安全チャンバと、圧縮空気源の呼吸可能空気をトンネル構造の複数の場所に供給するのを容易にする圧縮空気の使用について互換性がある給気機構と、を備える。
もう一つの側面で、建築構造の安全性の方法は、緊急サポートシステムからの呼吸可能空気の漏出を防ぐための緊急サポートシステムにバルブを含むことにより緊急サポートシステムの規定圧力を規定圧力のしきい値範囲内に確実に維持することと、建造物の緊急サポートシステムの補給サイトの安全チャンバに呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現することと、緊急サポートシステムの規定圧力を維持することによって、圧縮空気使用上の定格をみたし、供給ユニットと補給サイトを圧縮空気源の空気を補給サイトに供給するべく結び付けている給気機構を通じてシステム圧力が呼吸装置と互換性が取れるようにすることと、を含む。
さらに別の局面では、建造物は、その土地領域が建造物の内側になるように、垂直および水平に土地領域を囲みながら広がる第1セットの壁と、建造物の内部領域を、水平及び垂直の何れかの方向において、互いに水平及び垂直の何れかに並ぶ部屋に分割する第2セットの壁と、呼吸可能空気の圧縮空気源から壁の緊急サポートシステムまでの供給を容易にするために第一セットの壁の特定の壁に隣接した供給ユニットと、建築構造の複数の場所の呼吸装置に呼吸可能空気を供給する建造物の内側の補給ステーションと、安全なチャンバの中に過剰圧の呼吸装置が破裂した場合にそれを閉じ込める安全シールドとしての補給ステーションの安全チャンバと、そして、圧縮空気源の呼吸可能な空気の、建造物の複数の場所への供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構と、を含む。
もう一つの側面では、建造物の安全システムは、呼吸可能空気の圧縮空気源から建築構造の給気機構までの供給を容易にするための建造物の供給ユニットと、給気システムからの呼吸可能空気の漏出が潜在的にシステム圧力の損失を出すのを防ぐバルブと、給気機構から呼吸可能空気を抽出する過程を促進させるため、及び建造物の複数の所在地にある呼吸装置に呼吸可能空気を提供するために、呼吸装置を補給するための補給パネルの補給アウトレットとして認定されたRIC/UACコネクタ圧力を有する建築構造内の補給パネルと、建築構造の複数の所在地に対する圧縮空気源の呼吸可能空気の供給を容易にする圧縮空気の使用について互換性のある給気機構と、を含む。
更なる側面において、建造物を安全にする方法は、緊急サポートシステムからの呼吸可能空気の漏出を防ぐために緊急サポートシステムのバルブを含むことにより、緊急サポートシステムの規定圧力がその規定圧力のしきい値範囲に収まることを確実にすること、及び、呼吸装置を充たすための補給パネルにRIC/UACコネクタを含むことにより、緊急サポートシステムからの空気供給プロセスを迅速にすること、を含む。
さらに別の局面では、建造物は、その土地領域が建造物の内側になるように、垂直および水平に土地領域を囲みながら広がる第1セットの壁と、建造物の内部領域を、水平及び垂直の何れかの方向において、互いに水平及び垂直の何れかの部屋に分割する第2セットの壁と、呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の緊急サポートシステムまでの供給を容易にするために壁の第一セットの特定の壁に隣接した供給ユニットと、給気機構から呼吸可能空気を供給する過程を促進させるため、及び建築構造の複数の所在地にある呼吸装置に呼吸可能空気を提供するためのRIC/UACコネクタを有する建築構造の内部領域の補給パネルと、建築構造の複数の所在地に対する圧縮空気源の呼吸可能空気の供給を容易にする圧縮空気を伴う使用について互換性のある給気機構と、を含む。
もう一つの側面において、鉱山構造の安全システムは、圧縮空気源から鉱山構造の給気機構までの呼吸可能空気の供給を容易にするための鉱山構造の供給ユニットと、給気システムからの呼吸可能空気の漏出が潜在的にシステム圧力の損失を出すのを防ぐバルブと、鉱山構造の複数の場所の呼吸装置に呼吸可能空気を供給する鉱山構造内部の補給サイトと、圧縮空気源の呼吸可能な空気を鉱山構造の複数の所在地に分配するのを容易にする圧縮空気を伴う使用について互換性のある給気機構と、を含む。
さらに別の局面で、鉱山構造の安全方法は、緊急サポートシステムからの呼吸可能空気の漏出を防ぐための緊急サポートシステムにバルブを含むことにより緊急サポートシステムの規定圧力を規定圧力のしきい値範囲内に確実に維持することと、鉱山構造の緊急サポートシステムの補給サイトの安全チャンバに呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現することと、
空気保存サブシステムの空気保存タンクに予備の呼吸可能空気の保存を可能にすることにより圧縮空気源で補充できる呼吸可能空気を保存することと、を含む。
更なる局面で、構造の安全システムは、呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の給気機構への供給を容易にする建造物の供給ユニットと、圧縮空気源の呼吸可能空気を建築構造の複数の場所に供給するのを容易にする圧縮空気を伴う使用について互換性がある給気機構と、圧縮空気源に加えて建築構造に対する空気の追加供給を提供する空気格納サブシステムと、を含む。
ここで説明された、方法、システム、および装置は、複数の態様を達成する如何なる手段によって実現されてもよく、装置によって実行された際に、個々に開示される動作の何れかをその装置に実行させる一組の指示を具現する装置によって読み取りが可能な媒体の形式においても実行されることが可能である。他の特徴は付随する図面から、及び以下の詳述から明らかになるであろう。
図1は、建物内の給気システムを具体化した1具体例のブロック 図である。 図2は、補給サイトを垂直方向にした給気システムの1具体例の ブロック図である。 図3は、補給サイトを水平方向にした給気システムの1具体例の ブロック図である。 図4Aは、給気システムの供給ユニットの1具体例の正面図で ある。 図4Bは、給気システムの供給ユニットの1具体例の背面図で ある。 図5は、供給ユニットを囲む供給ユニット外装の1具体例のイラ ストである。 図6Aは、建物外部の補給ステーションの1具体例の図である。 図6Bは、建物内部の補給パネルの1具体例の図である。 図7Aは、耐火性素材に埋め込まれた給気機構のパイプの1具 体例の図面である。 図7Bは、耐火性素材に埋め込まれた給気機構のパイプの1具 体例の断面図である。 図8は、無線モジュールにより、建物の管理者と緊急機関とがネ ットワーク を介して通信を行う空気監視システムのネットワーク表示 の1具体例である。 図9は、空気保存サブシステムの制御パネルの1具体例の正面図 である。 図10は、空気保存サブシステムの図の1具体例である。 図11は、空気保存サブシステムを持つ流通システムの1具体 例のブロック図である。 図12は、空気保存サブシステムを持つ建造物の安全に関する 作業工程の1具体例である。 図13は、図12のオペレーションのさらなる作業工程の1具 体例を記述したものである。 図14は、図13のオペレーションのさらなる作業工程の1具 体例を記述したものである。 図15は、図14のオペレーションのさらなる作業工程の1具 体例を記述したものである。 図16は、図15のオペレーションのさらなる作業工程の1具 体例を記述したものである。 図17は、補給ステーションを持つ建造物の安全に関する作業 工程の1具体例である。 図18は、補給サイトを持つ建造物の安全に関する作業工程の 1具体例である。 図19は、鉱山構造の安全に関する作業工程の具体例である。 これらの具体例の他の特徴は、以下の詳細記述および付随する図面より明らかである。
空気保存サブシステムをもつ、呼吸可能空気供給のための安全システムと、安全にする方法について開示する。以下の記述では、説明の目的で、様々な実施形態についてより理解出来るように、多くの特定の詳細な内容が出てくる。しかし、その技術の分野における通常の知識を有する者であれば、様々な形態がこれらの特定の詳細な内容なしで実施できることは明白である。
「給気システム」及び「緊急サポートシステム」の言葉は、文章中互換性あるものとして使われる。
一つの実施形態では、建造物の安全システムには、
呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の給気機構(例、図1−3の給気機構104)への供給を行う建造物の供給ユニット(例、図1-3の供給ユニット100)、
給気機構104の圧力の低下の可能性につながる呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブ、
複数の場所に設置された呼吸装置への呼吸可能空気の供給を行う建物内部の補給ステーション(例、図6Aの補給ステーション102A)、
安全チャンバ612内の呼吸装置の過圧による破裂に耐えるための補給ステーション102Aの安全チャンバ(例、図6Aのホルダー612)、
建造物の複数の場所への圧縮空気源の呼吸可能空気の普及を行い易くする給気機構(例、図1-3の給気機構104)、
そして、圧縮空気源に加え、建造物への空気のさらなる供給を行う空気保存サブシステム(例えば、図10の空気保存サブシステム950)が含まれる。
別の実施形態では、建造物を安全にする方法には、
呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブにより緊急サポートシステム(例えば、図1-3の給気システム150、250、350)の圧力を決められた範囲内に保つことと、
建造物の緊急サポートシステムの補給サイト(例、図1-3の補給サイト102)の安全チャンバ(例えば、図6Aのホルダー612)に呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現することと、
空気保存サブシステムの空気保存タンクに予備の呼吸可能空気の保存を可能にすることにより圧縮空気源で補充できる呼吸可能空気を保存することと、
が含まれる。
さらに別の実施形態では、建造物(例えば、ショッピングモール等の水平な建物、高層ビルなどの垂直構造、中層ビル及び/または低層ビル、鉱山、地下鉄および/またはトンネル他)は、
その土地領域が建造物の内側になるように、垂直および水平に土地領域を囲みながら広がる第1セットの壁と、
建造物の内部領域を、水平及び垂直の何れかの方向において、互いに水平及び垂直の何れかの部屋に分割する第2セットの壁と、
呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の緊急サポートシステム(例えば、図1-3の給気システム150、250、350)までの供給を容易にするために壁の第一セットの特定の壁に隣接した供給ユニット(例えば、図1-3の供給ユニット100)と、
建造物の複数の場所にある呼吸装置に呼吸可能空気を供給する建造物の内側の補給ステーション(例えば、図6Aの補給ステーション102A)と、
安全なチャンバの中に過剰圧の呼吸装置が破裂した場合にそれを閉じ込める安全シールドとしての補給ステーション102Aの安全チャンバ(例えば、図6Aのホルダー612)と、
圧縮空気源の呼吸可能な空気の、建造物の複数の場所への供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例えば、図1-3の給気機構104)と、
圧縮空気源に加えて建造物に空気の追加供給をする空気格納サブシステム(例えば、図10の空気保存サブシステム950)と、
を備えている。
将来の実施形態では、トンネル構造の安全システムには、
圧縮空気源からトンネル構造の給気システム(例、図1-3の給気システム150、250、350)への呼吸可能空気の供給を容易にするためのトンネル構造の供給ユニット(例、図1−3の供給ユニット100)と、
システム圧の低下を誘発する可能性のある給気システム150からの呼吸可能空気の漏出を防ぐバルブ(例、図4のバルブ群408の確認バルブ)と、
トンネル構造の複数の場所の呼吸装置に呼吸可能空気を供給するためのトンネル構造内部の補給サイト(例えば、図1の補給サイト102)と、
トンネル構造の複数の場所への圧縮空気源の呼吸可能空気の普及を容易にする圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例、図1−3の給気機構104)と
が含まれる。
さらに別の実施形態では、建造物の安全システムには、
圧縮空気源から建造物の給気システム(例えば、図1−3の給気システム150、250、350)への呼吸可能空気の供給を容易にする建造物の供給ユニット(例えば、図1−3の供給ユニット100)と、
システム圧の低下につながる可能性がある給気システム150からの呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブ(例、図4のバルブ群408のバルブ)と、
安全チャンバ612内の過圧された呼吸装置の破裂に耐えるための安全保護としての補給ステーション102Aの安全チャンバ(例、図6Aのホルダ621)と、
建造物の複数の場所への圧縮空気源の呼吸可能空気の普及を行い易くする圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例えば、図1−3の給気機構104)と、
が含まれる。
次の実施形態では、建造物を安全にする方法には、
呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブにより緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150、250、350)の圧力を決められた範囲内に保つことと、
建造物の緊急サポートシステムの補給サイト(例、図1−3の補給サイト102)の安全チャンバ(例えば、図6Aのホルダー612)に呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現することと、
緊急サポートシステム150の規定圧力を維持することによって、圧縮空気使用上の定格をみたし、供給ユニットと補給サイト102を圧縮空気源の空気を補給サイト102に供給するべく結び付けている給気機構を通じてシステム圧力が呼吸装置と互換性が取れるようにすることと、
が含まれる。
さらに別の実施形態では、建造物(例えば、ショッピングモール等の水平な建物、高層ビルなどの垂直構造、中層ビル及び/または低層ビル、鉱山、地下鉄および/またはトンネル他)は、
その土地領域が建造物の内側になるように、垂直および水平に土地領域を囲みながら広がる第1セットの壁と、
建造物の内部領域を、水平及び垂直の何れかの方向において、互いに水平及び垂直の何れかの部屋に分割する第2セットの壁と、
呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150、250、350)までの供給を容易にするために壁の第一セットの特定の壁に隣接した供給ユニット(例えば、図1−3の供給ユニット100)と、
建造物の複数の場所にある呼吸装置に呼吸可能空気を供給する建造物の内側の補給ステーション(例えば、図6Aの補給ステーション102A)と、
安全なチャンバの中に過剰圧の呼吸装置が破裂した場合にそれを閉じ込める安全シールドとしての補給ステーション102Aの安全チャンバ(例えば、図6Aのホルダー612)と、
圧縮空気源の呼吸可能な空気の、建造物の複数の場所への供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例えば、図1−3の給気機構104)と、
を備えている。
さらに別の実施形態では、建造物の安全システムには、
圧縮空気源から建造物の給気システム(例えば、図1−3の給気システム150、250、350)への呼吸可能空気の供給をし易くする建造物の供給ユニット(例えば、図1−3の供給ユニット100)と、
システム圧の低下につながる可能性がある給気システム150からの呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブ(例、図4のバルブ群408のバルブ)と、
呼吸装置補給パネルの補給口用に圧力調整されたRIC/UACコネクタを持ち、給気システムからの呼吸可能空気抽出を迅速に行い、建造物の複数の場所に位置する呼吸可能装置へ呼吸可能空気を供給する、建造物内部の補給パネル(例、図6の補給パネル102B)と、
建造物の複数の場所に位置する呼吸装置への圧縮空気源の呼吸可能空気の供給をし易くする圧縮空気の使用について互換性のある給気機構(例、図1−3の給気機構104)と、
が含まれる。
さらに別の実施形態では、建造物を安全にする方法は、
緊急サポートシステム150からの呼吸可能空気の漏出を防ぐために緊急サポートシステムのバルブを含むことにより、緊急サポートシステムの規定圧力がその規定圧力のしきい値範囲に収まることを確実にすること、及び、呼吸装置を充たすための補給パネルにRIC/UACコネクタを含むことにより、緊急サポートシステムからの空気供給プロセスを迅速にすること、が含まれる。
さらに別の実施形態では、建造物は、
その土地領域が建造物の内側になるように、垂直および水平に土地領域を囲みながら広がる第1セットの壁と、
建造物の内部領域を、水平及び垂直の何れかの方向において、互いに水平及び垂直の何れかの部屋に分割する第2セットの壁と、
呼吸可能空気の圧縮空気源から建造物の緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150、250、350)までの供給を容易にするために壁の第一セットの特定の壁に隣接した供給ユニット(例えば、図1−3の供給ユニット100)と、
RIC/UACコネクタを持ち、給気システムからの呼吸可能空気抽出を迅速に行い、建造物の複数の場所に位置する呼吸可能装置へ呼吸可能空気を供給する、建造物内部の補給パネルと、
圧縮空気源の呼吸可能な空気の建造物の複数の場所への供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例えば、図1−3の給気機構104)と、
を備えている。
次の実施形態では、鉱山の安全システムは、
圧縮空気源から鉱山の給気機構(例えば、図1−3の給気機構104)への呼吸可能空気の供給をし易くする鉱山の供給ユニット(例えば、図1−3の供給ユニット100)と、
システム圧の低下につながる可能性がある給気システム150からの呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブ(例、図4のバルブ群408の中のチェックバルブ)と、
鉱山の複数の場所にある呼吸装置に呼吸可能空気を供給する鉱山の内側の補給ステーション(例えば、図1−3の補給ステーション102)と、
圧縮空気源の呼吸可能な空気の鉱山の複数の場所への供給を容易にする、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例えば、図1−3の給気機構104)と、
を備えている。
さらに別の実施形態では、鉱山を安全にする方法には、
呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブにより緊急サポートシステム150の圧力を決められた範囲内に保つことと、
鉱山の緊急サポートシステム150の補給サイト(例えば、図1−3の補給サイト102)の安全チャンバ(例えば、図6Aのホルダー612)に呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現することと、
空気保存サブシステム(例えば、図10の空気保存サブシステム950)の空気保存タンク(例えば、図10の空気保存タンク1008)に予備の呼吸可能空気の保存を可能にすることにより圧縮空気源で補充できる呼吸可能空気を保存することと、
が含まれる。
図1は、1実施形態に基づいた建造物内の給気システム150のブロック図である。給気システム150は、給気機構104を通じて給気システム150の他の部分と結合されており、いろいろな数の供給ユニット100といろいろな数の補給サイト102を含む場合がある。給気システム150はまた、CO/湿気センサー106と低圧センサー108を持つ空気監視システムを含む場合がある。
供給ユニット100は、圧縮空気源への容易なアクセスおよび/あるいは給気システムへの呼吸可能空気の供給を迅速化するために建造物(例、ショッピングモール等の水平な建物、高層ビルなどの垂直構造、中層ビル及び/または低層ビル、鉱山、地下鉄および/またはトンネル他)の外部の幾つかの場所に設置される場合がある。供給ユニット100はまた、緊急時(例、ビル火災、科学攻撃、テロ攻撃、地下鉄事故、鉱山の崩壊および/あるいは生物機関攻撃、その他)に障害となる事を防ぐために、人通りの少ない場所に設置される場合がある。
補給サイト102もまた、圧縮空気源への容易なアクセスおよび/あるいは給気システムへの呼吸可能空気の供給を迅速化するために建造物(例、ショッピングモール等の水平な建物、高層ビルなどの垂直構造、中層ビル及び/または低層ビル、鉱山、地下鉄および/またはトンネル他)外部の幾つかの場所に設置される場合がある。一つの実施形態では、補給サイト102は遠隔地(例、供給ユニット100、ビル管理および/または公共機関、その他)との通信のために、無線機能(例、無線モジュール114)を備えている場合がある。
給気機構104は、各フロア毎及び/あるいは異なるフロアに、いろいろな数の補給サイト102(例、補給パネル102Bおよび/または補給ステーション102A)を持っている場合がある。各補給サイト102は、給気機構104を通して供給ユニット100に別々に連続してつなぎ合わされている場合がある。給気機構104は、給気システム150の容量を拡張するために、いろいろな数のパイプを含むかもしれない。それにより呼吸可能空気は、圧縮空気源により高い効率で補給される。
空気監視システム110は、給気システム150内の呼吸可能空気の品質(例、不純物レベルや汚染物質濃度、その他)を追跡し記録するために、複数のCO/湿気センサー106と圧力センサー108を含む場合がある。緊急作業者(例、消防士、特殊部隊、警察官および/または医者、その他)は、給気システム150による呼吸可能空気に依存するので、呼吸可能空気の品質を常に維持する事は不可欠である。空気監視システム110はまた、危険薬物(例、ベンゼン、アセタミド、アクリル酸、アスベスト、水銀、リン、プロピレン酸化物)を検出する他のセンサーを持っている場合がある。
一つの実施形態では、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構104は、建造物の複数の場所への圧縮空気源の呼吸可能空気の普及を容易にするかもしれない。耐火性評価された素材(例、図7Aの耐火性素材702)は給気機構104を包む事がある。それにより、給気機構104は規定時間内上昇した温度に耐える能力を持っている。流通構造104のパイプは、耐火素材702をダメージから保護するために耐火素材702の外部に筒状のカバーを含む。筒状のカバーの両端は、公共機関により認可された(例、承認された規格により認定された)耐火素材702がはめられる。さらに、給気機構104は給気システム150の信頼性や安全を脅かす可能性がある給気機構104への物理的なダメージから保護するために、強固なケースが含まれる場合がある。
給気機構104は、給気機構104の各パイプに構造的に十分なサポートを提供するために、特定間隔(例、5フィート以内)でサポート構造を持つかもしれない。給気機構104のパイプとコネクタは、圧縮空気との使用に互換性のあるステンレス、熱可逆性素材その他でできている。
別の実施形態では、給気システム150は、給気機構104の呼吸可能空気内の不純物レベルおよび/または汚染濃度を自動的に追跡し記録する、空気監視システム110を含むかもしれない。空気監視システム110は、不純物レベルあるいは汚染濃度のいずれか安全基準値を超えるような場合に、補給サイト102への空気の流通を中断する自動停止機能を持つ場合がある。例えば、圧力監視システム(例、図1の圧縮センサー108)は、給気機構104の圧力を自動的に記録するかもしれない。さらに、圧力スイッチは警報システム(例、火災警報システム)と電気的に接続されており、給気機構104の圧力が安全値を超えると、警報システムが作動するかもしれない。
図2は、補給サイトが垂直である構造内の給気システムのブロック図である。給気システム250では、給気機構104は各補給サイト102を供給ユニット100に個々に接続する。個々に接続する事は、給気機構104の一つのパイプが動作しなくなった場合及び/あるいは修理不能となった場合に、他のパイプから補給サイト102へ空気を送ることができる利点がある。
給気システム250内では、給気機構104は供給ユニット100から垂直に表示された各補給サイト102(例、補給パネル102Bおよび/または補給ステーション102A)を連続に接続する。各給気システム250は、給気システム250の呼吸可能空気への効率よく確実にアクセスするような、特定の建築スタイルによっては同時に使われるかもしれない。
図3は、補給サイト(例、補給パネルおよび/あるいは補給ステーション)が水平である構造内(例、鉱山、ビルディング、トンネル他)の給気システム350のブロック図である。給気システム350は、給気機構104を通じて給気システム150の他の部分と結合されており、いろいろな数の供給ユニット100といろいろな数の補給サイト102(例、補給パネルおよび/補給ステーション、他)を含む場合がある。給気システム150は、CO/湿気センサー106と低圧センサー108を含む空気監視システム110を含む場合がある。給気システム350内では、給気機構104は供給ユニット100から垂直に表示された各補給サイト102(例、補給パネル102Bおよび/または補給ステーション102A)を連続に接続する。各給気システム350は、給気システム350の呼吸可能空気への効率よく確実にアクセスするような、特定の建築スタイルによっては同時に使われるかもしれない。
図4Aは、給気システム150の供給ユニットの正面図の具体例である。供給ユニットは給気システム(例、給気システム150、250および/あるいは図1−3の350)への呼吸可能空気の圧縮空気源へのアクセスを持つ場合がある。供給ユニット100は、補給圧表示器400、補給制御ノブ402、システム圧表示器404そしてコネクタ406を含むかもしれない。
供給ユニット100は、給気機構104の設計圧の安全しきい値を超えないように、圧縮空気源の補給圧を調整するための供給ユニット100の調整可能な圧力調節器を持つ場合がある。さらに、供給ユニット100は、給気機構104の圧力と圧縮空気源の補給圧を表示するために供給ユニット外装の圧力計(例、補給圧表示器400、システム圧表示器404、他)を持つ場合がある。
補給圧表示器400は、呼吸可能空気が給気システム150への圧縮空気源により運ばれている時の圧力レベルを表示する。補給制御ノブ402は、補給圧を制御するのに使用される場合がある。それにより、補給圧は給気機構104の設計圧の安全しきい値を超えない。システム圧表示器404は、給気機構104内の呼吸可能空気の現在の圧力レベルを表示する。
コネクタ406は、様々な緊急機関(例、消防士、警察官、医者および/または特殊部隊、その他)の圧縮空気源の空気口と互換のあるCGAコネクタ、RIC/UACコネクタ(例、図6BのRIC/UACコネクタ)である。供給ユニット100のコネクタ406(例、CGAコネクタ、RIC/UACコネクタ620、他)は、圧縮空気源と供給ユニット100の互換性を確かにする事で圧縮空気源との接続を容易にする。一つの実施形態では、建造物の供給ユニット100は、圧縮空気源から建造物の給気機構104への呼吸可能空気の供給を容易にする。
図4Bは、給気システム150の供給ユニット100の背面図である。供給ユニット100は、システム圧が給気機構104の設計圧の安全しきい値以内であることを維持するための幾つかのバルブ408(例、バルブ、分離バルブおよび/または安全リリーフバルブ、他)を持っている。
構造(例、建造物、トンネル構造、鉱山構造、他)の供給ユニット100は、圧縮空気源から構造内の給気機構104までの呼吸可能空気の供給を容易にする。供給ユニット100は、システム圧の低下に繋がる給気システム150からの呼吸可能空気の漏出を防ぐために、幾つかのバルブ408(例、バルブ、分離バルブおよび/または安全リリーフバルブ、他)を持っている。例えば、供給ユニット100は、圧縮空気源から給気機構104への呼吸可能空気の供給を自動的に停止するための幾つかのバルブ408を含む場合がある。供給ユニット100の安全リリーフバルブおよび/あるいは補給サイト102は、給気機構104の圧力がバルブの設計圧を超える時、給気システム150の信頼性を確保するために、呼吸可能空気を開放する場合がある。これにより、システム圧は給気システム150の各部品の圧力規格内に収まる。
図5は、供給ユニット100を包含する供給ユニット外装500の具体例である。供給ユニット外装500は、無許可のアクセスから供給ユニット100を守るために、施錠機構502を含む場合がある。さらに、供給ユニット外装500は、耐火性素材702を含む場合がある。
それにより、供給ユニット100は、規定時間の間の温度上昇に耐えることができる。
供給ユニット100を包含する供給ユニット外装500は、いろいろな天候、紫外線及び/または太陽放射赤外線エネルギーによる腐食や物理的なダメージに影響されない。施錠機構502は、給気システム150の安全や信頼性を脅かす可能性のある侵入から供給ユニット100を保護する。
さらに、供給ユニット外装500は、いかなる侵入や様々な危険から供給ユニット100を保護するために頑丈な鉄の材質でできている。例えば、頑丈な鉄素材とは18ゲージの鋼鉄であれば十分かもしれない。供給ユニット外装500は、薄暗い環境下でも見やすいように目視可能な表示がある場合がある。施錠機構502は、供給ユニット100や安全チャンバ612へのいかなる侵入が発生した場合に、自動的に警報を作動させ、建物の管理者へ電気的に信号を送るタンパースイッチを含むかもしれない。
図6Aは、建物内部の補給ステーション102Aの具体例の説明図である。補給ステーション102Aは、図1の補給サイト102の1タイプである場合がある。補給ステーション102Aは、システム圧表示器600、補給圧調整器602、補給圧表示器604、もう一つの補給表示器606、そして補給制御ノブ608を含む場合がある。補給ステーション102Aは、RIC/UACコネクタ610、及び給気システム150から空気を供給するための複数の呼吸装置を含むかもしれない。補給ステーション102Aは破裂抑制安全チャンバである場合がある。それにより、過圧された圧縮空気シリンダーは遮蔽され、負傷を防ぐことができる。
システム圧力計600は、給気機構104内の呼吸可能空気の現在の圧力レベルを表示する。補給圧調整器602は、補給圧が給気システム150の設計圧力を超えないように圧縮空気源を調整する。補給圧力計604ともう一つの補給圧力計606は、呼吸可能空気が圧縮空気源により給気システム150へ運ばれる圧力レベルを表示する。補給制御ノブ608は、補給圧を制御するために使われる。これにより、補給圧は給気システム150用に設計された安全しきい値を超えないようになる。
RIC/UACコネクタ610は、ホースを通して(例えば、RIC/UACコネクタ610と緊急装置との接続)呼吸可能空気を供給するために緊急装置へ直接接続することがある。このことにより、本質的に、貴重な時間を節約することができる。なぜなら、救急隊員は呼吸可能空気を受け取る前に救助服から救急装置を外す時間を割く必要がないからである。さらに、RIC/UACコネクタ610は、呼吸可能空気を供給するために人工呼吸装置の顔部分に直接接続する場合がある。
複数の呼吸装置ホルダー612は、複数の圧縮空気シリンダーを同時に補給することができる。それに加え、複数の呼吸装置ホルダー612を順に回転し、補給ステーション102A内部で複数の空気シリンダーを補給する間に、追加の圧縮空気シリンダーをロードすることができる。
一つの実施形態では、建物(例、ビルの建物、トンネル構造、鉱山構造、他)内部の補給ステーション102Aは、建物の複数の場所にある呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する場合がある。補給ステーション102Aの安全チャンバ(例、図6Aのホルダー612)は、安全チャンバ612内の呼吸装置の過剰圧による破裂に対する安全シールドである。補給ステーション102Aは、確実に呼吸装置を補給するために設計圧力範囲のしきい値にシステム圧力を維持する事で、給気システム150からの空気の漏出(例、給気機構の圧力低下を引き起こす可能性)を防ぐバルブを持っている。分離バルブは、給気システム150の残りの部分から呼吸可能補給ステーションを分離するために含まれる場合がある。
分離バルブは、給気機構104の空気圧センサー(例、図1の低圧センサー108)により自動的に作動する。補給ステーション102Aは、呼吸装置を補給する補給圧を調整するおよび/または補給圧力が呼吸可能装置の破裂に至る可能性がある呼吸装置の耐圧を超えないようにする圧力レギュレータを含む場合がある。補給ステーション102Aは、補給ステーション102Aの補給圧(補給圧力計604、606)及び給気機構104の圧力(例、システム圧力計600)を表示する圧力計(例、システム圧力計600、補給圧力計604、そしてもう一つの補給圧力計606)を持っている。
一つの実施形態では、補給ステーション102Aは呼吸可能装置を囲む物理的な容量と、呼吸装置の補給を容易にするRIC/UACコネクタ610を含む。補給ステーション102Aはまた、補給ステーション102A内の補給可能な呼吸装置の空気の流れの状態を表示する接続機構(例えば、流量スイッチ)により、自動的に作動する施錠機能を持つ安全チャンバ612の安全機構を含む。
図6Bは、1実施形態に基づく建物内部の補給ステーション102Bの具体例の説明図である。補給ステーション102Bは、補給圧力計614(例、圧力計)、補給制御ノブ616(例、圧力レギュレータ)、システム圧力計618、複数のRIC/UACコネクタ620と補給ホース622を含む場合がある。補給パネル102Bはまた、給気システム150の信頼性と安全を脅かす可能性のある侵入から補給パネル102Bを守る施錠を持つ補給パネル外装624を含む場合がある。システム圧力計618は、給気機構104内の呼吸可能空気の現在の圧力レベルを表示する。補給制御ノブ616は補給圧力を調整する。これにより、補給圧力は給気システム150の設計による安全しきい値を超えない。
RIC/UACコネクタ620は、ホース(例、RIC/UACコネクタ620と緊急器具の接続)により呼吸可能空気を供給することで、緊急器具との直接接続を容易にする。さらに、補給ホース622で接続されたRIC/UACコネクタ620は、救急隊員(例、消防士、特殊部隊、警察官および/または医者、その他)や呼吸補助の必要な取り残された生存者の人工呼吸装置の顔部分と直接接続することもできる。各補給ホース622は異なる耐圧設定で設計されており、いろいろな呼吸装置やRIC/UACコネクタ620を通じて呼吸マスクとも接続可能である。補給パネル外装624には、薄暗い環境下において目視可能な表示がある。
一つの実施形態では、建物(例、トンネル構造、鉱山構造、ビル構造、他)内部の補給パネル102Bは、給気システム150からの呼吸可能空気の抽出工程を迅速化するため、及び/または、建物の複数の場所にある呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する呼吸装置を補給するためのRIC/UACコネクタ620を持っています。補給パネル102Bは、システム圧力を維持し給気システム150の信頼性を確かにするための給気システム150の開放圧力(例、最大でも設計圧力より約10%多い)を設定するための安全バルブセットを含む場合がある。例えば補給パネル外装624は、様々な人為的および自然災害によるダメージかを最小限にするために、18ゲージの鋼鉄でできている。補給パネル102Bは給気システム150の残りの動作可能部分から、ダメージを受けた補給パネル102Bを分離するための分離バルブを持っている。
図7は、耐火性素材702でつくられた給気機構104のパイプの具体例を図形化したものである。パイプを持つ給気機構104は、耐火性素材の702で覆われている。耐火性素材の702は、給気機構104をダメージ(例、火災による)から守る。それにより、給気システム150は緊急時(例、ビル火災、化学攻撃、テロ攻撃、地下鉄事故、鉱山崩壊および/または生物機関攻撃)により長い時間動作できる。
図7Bは、耐火性素材702の中に埋められた給気機構104の具体例の断面図である。セクション700は耐火性素材702に埋められた給気機構104の断面である。
図8は、無線モジュール808により建物管理802と公共機関804がネットワーク810を通じて通信する空気監視システム806のネットワーク図である。空気監視システム806は様々なセンサー(例えば、図1のCO/湿気センサー106、図1の圧力センサー108、そして/または危険薬物センサー、他)及び/またはシステム準備の情報(例、システム圧力、使用中、未使用、動作状態、補給サイト状態、補給サイト動作状態、他)に関する状態表示を含む場合がある。
空気監視システム806は、建物管理802(例、ビル管理、セキュリティおよび/または保護サービス、他)にセンサーから読み出した値を伝達する。それにより、正しい整備がおこなわれる。空気監視システム806はまた、通常の点検及び整備のために警報(例、注意として)をネットワーク810を通じて建物管理802に送る。空気監視システム806はまた、センサーから読んだ値を公共機関804(例、警察、消防署、および/または病院、他)へ送る。無線モジュール808は、空気監視システム806と給気システム150のスイッチを入れるために、他の装置と通信するデバイスである。
図9は、空気保存サブシステム950の制御パネル900の具体例の前面図である。制御パネル900は補給圧力計902、保存圧力計904、ブースター圧力計906、システム圧力計908と保存バイパスノブ910を含みます。補給圧力計902は圧縮空気源から給気機構(例、図1−3の給気機構104)へ供給されるときの圧力レベルを表示する。保存圧力計904は空気保存サブシステム950の空気保存タンクの圧力レベルを表示する。
ブースター圧力計は、ブースタータンク(例、図10のブースタータンク1006)の圧力レベルを表示する。システム圧力計908は圧力監視システムにより記録された給気機構104内の呼吸可能空気の現在の圧力レベルを表示する。空気保存サブシステム950に保存された空気は、保存バイパスノブ910を使って給気機構104へ直接供給される。
図10は、空気保存サブシステム950の具体例の説明図である。特に図10は制御パネル900、チューブ1000、駆動空気源1002、圧力ブースター1004、ブースタータンク1006、そして空気保存タンク1008の具体例の説明図である。制御パネル900は、保存圧、ブースター圧、圧縮空気源の圧力そして空気保存サブシステム950のシステム圧力に関する状態情報を提供する。ループ構成をもつチューブ1000は、各空気保存タンク1008を接続する。チューブ1000のループ構成はチューブ1000の耐久性を向上させる。このため、ストレスによるチューブ1000へのダメージを防止する。一つの実施形態では、制御パネル900は空気保存タンク1008とブースタータンク1006をつないだチューブ1000に設置される。
空気圧駆動空気源1002は、給気システム150でより高い圧力を維持するために、圧力ブースター1004の駆動に使用されることがある。これにより、呼吸装置を確実に満たす。例えば、空気保存タンク1008内の呼吸可能空気の供給は、駆動空気源1002を利用して圧力ブースター1004を駆動することにより保持される。
また、空気圧駆動源1002は、呼吸可能空気を空気圧駆動ブースター1004から分離することで、建物(鉱山、トンネル、ビルディング他)へ効率よく呼吸可能空気が供給されるようにする。ブースタータンク1006は、呼吸装置が十分な呼吸可能空気で常に供給されるように、空気保存タンク1008に保存された空気よりも高い圧力の空気を保持する。
一つの実施形態では、空気保存サブシステム950は、構造物(例、建造物、トンネル構造、鉱山構造、他)の複数の場所へ散布可能な空気の保存庫を提供するための空気保存タンク1008を含む場合がある。空気保存サブシステム950の空気保存タンク1008は、ストレスによる損傷を防ぐために強度を上げるようにチューブ1000(例、ループ状の構成で)を通じてお互いに接続される。さらに、空気保存サブシステム950のブースタータンク1006は、空気保存タンク1008内に保存された圧縮空気よりも高い圧力の圧縮空気を保存するために、空気保存タンク1008と接続される。空気保存サブシステム950の空気圧駆動源1002は、給気システム150の高い圧力が維持され、呼吸装置が確実に補給されるために、圧力ブースター1004のピストンを空気駆動する目的で圧力ブースター1004に接続される場合がある。
空気駆動源1002は構造物へさらに効率よく呼吸可能空気を供給できるかもしれない(例えば、呼吸可能空気が圧力ブースター1004から分離できるようにすることで)。空気保存サブシステム950は、給気機構104の呼吸可能空気中の不純物レベルや汚染濃度を自動的に記録する空気監視システム(例えば、図1−3のCO/湿気センサー106)を含む場合がある。
空気監視システム110は、不純物や汚染濃度が基準しきい値を超える場合に、供給ステーション102Aへの空気の供給を停止する自動停止装置を含む場合がある。空気保存サブシステム950は、給気機構104の圧力を追跡し記録する圧力監視システム(例、図1の圧力センサー108)を含む場合がある。
圧力スイッチは、警報システムと電気的に接続される。これにより給気機構104の圧力が安全しきい値を超えた場合、警報が作動する。圧力スイッチは、給気機構104の圧力が規定値以下に低下すると、電気的に緊急事態監督ステーションに警告信号を送る。
空気保存サブシステム950は、給気システム150に関する保存圧力、ブースター圧、圧縮空気源圧および/または給気機構104の圧力その他の状態情報を提供する表示装置を含む場合がある。さらに、空気保存サブシステム950は空気保存サブシステム950から圧縮空気源を分離するために救急隊員により操作されるバルブを含む場合がある。これにより、圧縮空気源の呼吸可能空気は給気機構104を通じて補給サイト102へ直接供給される。
空気保存サブシステム950は、規定時間内は温度上昇でも破裂しないように認定された耐火性素材で覆われる場合がある。ある実施形態では、空気保存サブシステム950は圧縮空気源に加え、追加の構造物への空気供給源をもつ場合がある。
図11は、一つの実施形態における空気保存サブシステム950を持つ空気流通サブシステム150のブロック図である。一つの実施形態では、給気システム150は、給気システム150の残りの部分と給気機構104を通じて接続される複数の供給ユニット100や複数の補給サイト102を含む。給気システム150は、CO/湿気センサー106と圧力センサー108そして空気保存サブシステム950を持つ空気監視システム110をふくむ場合がある。図10の空気保存サブシステム950の空気保存タンク1008及び/またはブースタータンク1006は、供給ユニット100により給気機構104へ接続された圧縮空気源を通して呼吸可能空気を供給される場合と、もしくは、供給ユニット100とは独立して供給される場合とがある。空気保存サブシステム950は、圧縮空気源に加え、給気システム150への呼吸可能空気源のスペアを含む場合がある。
一つの実施形態では、圧縮空気の使用において互換性のある給気機構104は、構造物の複数の場所への圧縮空気源の呼吸可能空気の供給を容易にする場合がある。
図12は一つの実施形態における空気保存サブシステム(例、図10の空気保存サブシステム950)をもつ構造物を安全にするための工程表である。動作1202では、呼吸可能空気の漏出を防ぐためのバルブ(図4Bのバルブ群408の中のバルブ)により緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気機構104)の圧力を決められた範囲内に保つ。動作1204では、建造物の緊急サポートシステム150の補給サイト(例、図1−3の補給サイト102)の安全チャンバ(例えば、図6Aのホルダー612)に呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現する。
動作1206では、空気保存サブシステム(例えば、図10の空気保存サブシステム950)の空気保存タンク(例えば、図10の空気保存タンク1008)に予備の呼吸可能空気の保存を可能にすることにより圧縮空気源で補充できる呼吸可能空気を保存する。動作1208では、天候に抵抗力のある供給ユニット外装(例えば、図5の供給ユニット外装)に組み込まれることによって、天候による腐食や物理的なダメージを防ぐ。動作1210では、呼吸緊急サポートシステム150の安全性と信頼性を損なう供給ユニット(例えば、図1−3の供給ユニット100)への侵入を施錠機構(例えば、図5の施錠機構502)を組み込むことにより防ぐ。
動作1212では、供給ユニット100や補給サイト102を様々な侵入や物理的なダメージから守るために丈夫な金属材料を用いて供給ユニットを囲うことにより様々な外的な棄権による物理的ダメージを最小限に抑える。動作1214では、供給ユニット100と補給サイト102のバルブ408を用いることにより緊急サポートシステム150の圧力損失につながる緊急サポートシステム150からの空気のリークを防ぐ。
図13は一つの実施形態における、図12の動作を更に詳しく記述した工程表である。動作1302では、圧縮空気源から緊急サポートシステム150への呼吸可能空気の供給が緊急サポートシステム150のバルブ408を用いることによって中止できる。動作1304では、緊急サポートシステム150のシステム圧力が規定の値を超えたとき、緊急サポートシステム150の呼吸可能空気を、供給ユニット100と補給サイト102の安全リリーフバルブにトリガーをかけることによって自動的に開放する。
動作1306では、緊急支援システム150と権威ある機関の圧縮空気源との互換性を、CGAコネクタ(例えば、図4Aのコネクタ406)あるいは、供給ユニット100のRIC/UACコネクタ(例えば、図6Aと6BのRIC/UACコネクタ610と620)により確保する。動作1308では、圧縮空気源の補給圧力が緊急サポートシステム150の規定圧力を超えないように補給圧力を供給ユニット100の圧力レギュレータで調整する。
動作1310では、緊急支援システム150の圧力および/または圧縮空気源の圧力が供給ユニット外装500の圧力計によりモニターされる。動作1312では、供給ユニットの外装500は、薄暗い環境下では発光することにより目視できる表示を組み込むことによってそこに到達し易くする。動作1314では、補給サイト102を緊急サポートシステム150の残りの部分から分離バルブにより切り離すことによって緊急時、緊急サポートシステムの残りの部分を使用可能とすることができる。
図14は一つの実施形態における、図13の動作を更に詳しく記述した工程表である。動作1402では、切り離しバルブ(図4のバルブ群408の中の一つのバルブ)は緊急サポートシステム150の圧力センサに基づいて作動させることができる。動作1404では、補給サイト102の補給圧力は呼吸装置の定格圧力を超えないように補給サイト102の圧力レギュレータで調整される。
動作1406では、補給サイト102の補給圧力と緊急サポートシステム150のシステム圧力は補給サイト102に圧力計を組み込むことによってモニターされる。動作1408では、給気機構104は耐火性の材料(例えば、図7Aの耐火性材料702)により給気機構104を囲むことによって一定時間温度上昇に耐える。
動作1410では、耐火性材料702はその外側に給気機構のパイプの外径の3倍以上の筒状のカバーを組み込むことによって、ダメージが防がれる。動作1412では、緊急サポートシステム150の安全性と整合性を損なう可能性のある給気機構104への物理的なダメージは給気機構104に丈夫で硬いさやをつけることによって防止される。動作1414では、丈夫で硬いさやはさらにその外側に給気機構104のパイプの外径の3倍以上の別の筒状のカバーをつけることによっていろいろなダメージから守られる。
図15は一つの実施形態における、図14の動作を更に詳しく記述した工程表である。動作1502では、緊急呼吸サポートシステム150の呼吸可能空気の中の不純物や汚染物質は空気監視システム110により自動的に追跡され、記録される。動作1504では、不純物あるいは汚染物質の濃度が安全基準値を超えているとき、自動閉鎖機能により補給ステーションへの空気供給を中断させる。動作1506では、緊急サポートシステム150のシステム圧力は圧力監視システムにより自動的に追跡、記録される。
動作1508では、圧力監視システムと火災警報システムは電気的に結合され、緊急サポートシステム150のシステム圧力が安全な範囲を超えた場合には火災警報システムが圧力スイッチを通じて自動的に起動する。動作1510では、緊急サポートシステム150のシステム圧力が規定値より低くなったときには圧力スイッチを通じて電気信号によりに非常時の統轄ステーションに警報が送られる。
動作1512では、供給ユニット100への侵入が発生した場合には供給ユニット外装500の施錠機構のタンパースイッチを通じて警報が自動的に発生され、そしてその信号は電気的に結合されてビルの監理担当者及び非常時の統轄ステーションに送られる。動作1514では、緊急サポートシステム150が呼吸装置に補給するために必要な圧力の呼吸可能空気を常に供給できるように、空気保存タンク(例えば、図10空気保存タンク1008)の呼吸可能空気の圧力に比べてブースタータンクの呼吸可能空気の圧力が高くなるように、ブースタータンクに保存されている呼吸可能な空気の圧力を圧力ブースター(例えば、図10の圧力ブースター1004)により増加させる。
図16は一つの実施形態における、図15の動作を更に詳しく記述した工程表である。動作1602では、空気保存タンクの呼吸可能空気の供給は駆動空気源(例えば、図4の駆動空気源1002)で圧力ブースター1004を駆動することによって保持される。
図17は一つの実施形態における、補給ステーション(例えば図6A の補給ステーション102A )を持つ建造物を安全にするための工程表である。動作1702では、緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150,250,350)からの呼吸可能空気の漏出を防ぐため緊急サポートシステム150にバルブ(例えば、図4のバルブ群408の中のバルブ)を含むことにより緊急サポートシステム150の規定圧力を規定圧力のしきい値範囲内に確実に維持する。動作1704では、建造物の緊急サポートシステム150の補給サイト(例えば、図1−3の補給サイト102)の安全チャンバ(例えば、図6Aのホールダー612)に呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現する。
動作1706では、システム圧力が呼吸装置と互換性があり、圧縮空気の使用に関して互換性のある給気機構(例えば、図1−3の給気機構104)が供給ユニット100と補給サイト102と結合し、圧縮空気源の呼吸可能空気を補給サイト102に送り込むことができるように、緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150,250,350)の規定の圧力が維持される。
図18は一つの実施形態における、補給サイト(例えば、図6A の補給サイト102 )を持つ建造物を安全にするための工程表である。動作1802では、緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150,250,350)からの呼吸可能空気の漏出を防ぐため緊急サポートシステム150にバルブ(例えば、図4のバルブ群408の中のバルブ)を含むことにより緊急サポートシステム150の規定圧力を規定圧力のしきい値範囲内に確実に維持する。動作1804では、呼吸可能な空気を補給する補給パネル102BにRIC/UACコネクタを取り付けることにより、緊急サポートシステム150からの空気抽出を可能にする。
図19は一つの実施形態における、鉱山を安全にするための工程表である。動作1902では、緊急サポートシステム(例えば、図1−3の給気システム150,250,350)からの呼吸可能空気の漏出を防ぐため緊急サポートシステム150にバルブ(例えば、図4のバルブ群408の中のチェックバルブ)を含むことにより緊急サポートシステム150の規定圧力を規定圧力のしきい値範囲内に確実に維持する。
動作1904では、鉱山の緊急サポートシステム150の補給サイト102の安全チャンバ(例えば、図6Aのホールダー612)に呼吸装置を入れることによって、呼吸装置の充填工程の安全を保障し、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を実現する。動作1906では、空気保存サブシステム950の空気保存タンク1008に予備の呼吸可能空気の保存を可能にすることにより圧縮空気源で補充できる呼吸可能空気を保存する。
ここに記載した実施形態はある特定の実施例に基づいて記載されているけれども、前記様々な実施形態のより幅広い精神や観点からから逸脱することなく、様々な修正や変更が可能であることは明白である。例えば、例えば、さまざまなデバイス、モジュール、分析装置、発生装置など、ここに記載されたものは、ハードウエア回路(例えば、CMOSのロジック回路)、ファームウエア、ソフトウエア、または、ハードウエアとファームウエアとソフトウエアの任意の組み合わせ(例えば、機械で読める媒体での実施)で実現し、動作することが可能である。例えば、様々な電気的な構造や方法はトランジスタや論理ゲートや電気回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))を用いて実現可能である。
加えて、ここで開示された様々な動作、工程、方法は機械で読める媒体やデータ処理システム(例えば、コンピュータシステム)と互換性のある機械がアクセスできる媒体に入れることができ、任意の順序の実行することができる。すなわち、明細書や図面は説明のためのものであって、範囲を制限するものではない。
ここで、開示された発明は様々な環境で用いられ、また様々な産業応用で用いることができる。例えば、呼吸可能な空気の安全システムを構成する、圧力計、空気保存タンク、ホースパイプ、呼吸装置、CGAコネクタ、RIC/UACコネクタ、呼吸マスク、バルブなどの異なる部品は一つもしくは複数の工場で生産されて、ある場所で空気保存サブシステムを持つ呼吸可能空気安全システムとして組み立てられる。利用に関しては、呼吸可能空気安全システムは例えば、いろいろな種類の構造物において、緊急事態において呼吸可能空気の効率的な供給を容易にするために用いられる。その構造物としては、通常の建造物や鉱山やトンネルが含まれるが、これらに制限されるわけではない。
この分野において通常の知識を有する者にとっては、ここまでの記載内容を読めば、多くの別の案や変更案が間違いなく明らかになるが、ここに記載され、また図示された特定の実施形態は、限定することを意図したものでないことは理解されるべきである。一例を挙げれば、非常事態において呼吸可能空気を効率よく供給することは特に有用な応用ではあるが、この中で教示される内容は呼吸可能な空気を非常職員に供給することだけに限定されるのではなく、空気保存サブシステムに呼吸可能空気を保存すること、緊急サポートシステムの規定圧力を保持すること、呼吸可能空気の中の父君物や汚染物質を追跡すること、建造物のいろいろな場所に呼吸可能空気を分配する前に補給する工程の安全性を保障することも含まれるべきである。
この分野において通常の知識を有する者であれば、呼吸可能空気の安全システムは他の一つのあるいは複数のシステムと合わせて使用できることを理解できるはずである。そのことは給気システムの呼吸可能空気への信頼性がありかつ効率的なアクセスに関連する特定の建造物の建築様式に依存し、上記の実施形態に記載されているような垂直あるいは水平位置に限定されるものではない。したがって、記載された実施形態の詳細に関する明細書は、これらの適用範囲を制限することを意図したものではない。

Claims (59)

  1. 建造物の呼吸可能空気供給のための安全システムであって、該安全システムは、
    圧縮空気源から建造物の給気機構へ呼吸可能空気を供給する建造物の供給ユニットと、
    圧縮空気の使用に必要な所定の耐圧を備えることで、前記建造物の複数の場所に前記圧縮空気源の呼吸可能空気を供給することのできる給気機構と、
    前記建造物の複数の場所において呼吸装置に前記呼吸可能空気を供給するために前記建造物内部に設けられた複数の補給ステーションと、
    前記複数の補給ステーションのうちの前記給気機構の呼吸可能空気の圧力低下を引き起こす可能性がある一部の補給ステーションを前記給気機構から分離し、前記一部の補給ステーションからの呼吸可能空気の漏出を防ぐための分離バルブと、
    前記呼吸装置に過度の圧力がかかり装置が破裂した場合にこれを内部に封じ込める安全シールドとしての前記補給ステーションの安全チャンバと
    前記供給ユニットに加えて、前記建造物に追加の呼吸可能空気を供給するための、駆動空気源と圧力ブースターとを含む空気保存サブシステムを備え、
    前記空気保存サブシステムは、前記駆動空気源の空気圧により前記圧力ブースターのピストンを駆動し空気を圧縮して圧縮した空気を供給する、もしくは、前記駆動空気源を前記圧力ブースターから切り離して前記駆動空気源自体の空気を供給することにより、追加の呼吸可能空気の供給を可能にすることを特徴とする建造物の安全システム。
  2. 前記給気機構の前記呼吸可能空気中の不純物や汚染物質の濃度を自動的に追跡し記録するための空気監視システムをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  3. 前記不純物や汚染物質の濃度が安全なしきい値を超えた場合、前記空気監視システムが、前記供給ユニットから前記建造物の前記給気機構への前記呼吸可能空気の送出を停止する自動停止機能を含む、請求項2に記載の安全システム。
  4. 前記給気機構の圧力値を常に追跡し記録するための圧力監視システムをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  5. 前記給気機構の圧力値が安全な範囲にない場合警報システムが発動するように、前記警報システムに電気的に接続された圧力スイッチをさらに備える、請求項4に記載の安全システム。
  6. 様々な危険要因による物理的損害を最小限に抑えることで前記供給ユニットを侵入行為や損傷のいずれからも保護するために、前記供給ユニットに金属材料で構成する格納装置をさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  7. 前記給気機構の圧力値が設計圧力値より高い、あるしきい値を越えた場合、呼吸可能空気を放出することで前記圧力値が前記給気システムの各々の構成要素の圧力規定値の範囲内になるように維持することによって、前記給気システムの信頼性を確かなものにする、前記供給ユニットと前記補給ステーションのいずれかに安全リリーフバルブをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  8. 前記圧縮空気源から供給される呼吸可能空気の圧力の調整に使用されることで、前記給気機構へ供給される呼吸可能空気の圧力が確実に前記給気機構の設計圧を超えないようにする、前記供給ユニットの調整可能な圧力調整器をさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  9. 前記供給ユニットの格納装置と前記補給ステーションに、薄暗い環境下でも発光することで目につきやすい表示をさらに備える、請求項6に記載の安全システム。
  10. 安全システムの安全性および信頼性を脅かす可能性のある侵入行為からの前記供給ユニットの安全性を確保するために、前記供給ユニットの前記格納装置の施錠機構をさらに備える、請求項6に記載の安全システム。
  11. 前記供給ユニットに、前記給気機構の前記不純物や汚染物質の濃度が安全なしきい値を超えた場合、前記圧縮空気源から前記給気機構への呼吸可能空気の送出を自動的に停止するバルブをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  12. 前記供給ユニットに、前記圧縮空気源と接続することのできる、CGAコネクタ、RIC/UACコネクタのいずれかをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  13. 前記供給ユニットの前記格納装置に、前記給気機構の圧力値と前記圧縮空気源自体の圧力値のいずれかを表示する少なくとも一つの圧力計をさらに備える、請求項6に記載の安全システム。
  14. 前記補給ステーションに前記給気機構との経路を切断できるバルブを備えて、前記補給ステーションに空気の漏出がある場合においても、前記バルブを閉鎖することにより前記給気機構の圧力の低下につながる前記補給ステーションからの呼吸可能空気の漏出を防ぎ、前記給気機構の圧力値を設計圧の許容値の範囲内に維持することで、前記補給ステーションとは別の補給ステーションにおいて呼吸装置に呼吸可能空気の充填を可能にする、請求項1に記載の安全システム。
  15. 前記補給ステーションに、前記補給ステーションを安全システムの他の部分から分離するための分離バルブをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  16. 前記分離バルブが前記給気機構の空気圧センサに基づいて自動的に作動する、請求項15に記載の安全システム。
  17. 前記各補給ステーションに少なくとも一つの圧力調整器をさらに備え、前記呼吸装置に補給する補給圧力を調整し、前記補給圧力が前記呼吸装置が破裂する恐れのある定格圧力を超えないことを確実にする、請求項1に記載の安全システム。
  18. 前記補給ステーションに、前記補給ステーションの補給圧力値と前記給気機構の圧力値のいずれかを表示する少なくとも一つの圧力計をさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  19. 前記給気機構を耐火性素材で構成するか、もしくは、前記給気機構を囲む耐火性の外枠を備える、請求項1に記載の安全システム。
  20. 前記耐火性素材をさらにいかなる種類の損傷からも保護するために、前記耐火性素材の外側に、前記給気機構の複数のパイプの各々の外径の少なくとも3倍の外径の筒状のカバーをさらに備える、請求項19に記載の安全システム。
  21. 前記筒状のカバーの両端は耐火性素材で装着される、請求項20に記載の安全システム。
  22. いかなる種類の損傷からも保護するために、前記筒状のカバーの外側に、前記給気機構のパイプの外径の少なくとも3倍の外径のもう一つの筒状のカバーをさらに備える、請求項21に記載の安全システム。
  23. 前記もう一つの筒状のカバーの両端は耐火性素材で装着される、請求項22に記載の安全システム。
  24. 前記給気機構の安全性と完全性を損なう恐れのある前記給気機構に対する物理的損害を防止するために、前記給気機構に頑丈な固いケースをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  25. 前記給気機構の各々のパイプを構造上適切に支えるために、複数の支持構造体を5フィート以内の間隔で各々のパイプに配置する、請求項1に記載の安全システム。
  26. 前記給気機構の前記呼吸可能空気の中の不純物や汚染物質の濃度を自動的に追跡し記録するための空気監視システムをさらに備える、請求項1に記載の安全システム。
  27. 前記監視システムが、不純物や汚染物質の濃度が安全なしきい値を超えた場合に、前記補給ステーションへの給気を自動的に停止する機能を有する、請求項26に記載の安全システム。
  28. 前記給気機構の圧力値を自動的に追跡し記録するための圧力監視システムをさらに備える、請求項26に記載の安全システム。
  29. 前記建造物は火災警報システムを備え、更に、前記火災警報システムと電気的に接続され、前記給気機構の圧力値が安全な範囲を超えた場合に前記火災警報システムが作動する圧力スイッチを備える、請求項28に記載の安全システム。
  30. 前記補給ステーションに少なくとも一つの呼吸装置を備えることのできる容積があり、かつ、前記呼吸装置の充填工程を加速するRIC/UACコネクタを備える、請求項1に記載の安全システム。
  31. 前記安全チャンバは破裂に耐えることが工業規格もしくは行政機関の定める規格により保証されている、請求項1に記載の安全システム。
  32. 前記補給ステーションの前記安全チャンバの安全機構として、前記補給ステーションの中で補給することが可能な前記呼吸装置への空気流の状況を示す流量スイッチとの連携により自動的に作動する施錠機能を有する、請求項1に記載の安全システム。
  33. 建造物内の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法であって、該方法は、
    圧縮空気源から建造物の給気機構へ呼吸可能空気を供給する建造物の供給ユニットと、
    前記建造物の複数の場所に前記圧縮空気源の呼吸可能空気を供給することのできる給気機構と、
    前記建造物の複数の場所において呼吸装置に前記呼吸可能空気を供給するために前記建造物内部に設けられた複数の補給サイトと、
    前記給気機構の呼吸可能空気の圧力低下を引き起こす可能性がある補給サイトからの呼吸可能空気の漏出を防ぐための分離バルブと、
    前記供給ユニットに加えて、前記建造物に追加の呼吸可能空気を供給するための、駆動空気源と圧力ブースターとを含む空気保存サブシステムを備える、緊急サポートシステムにおいて、
    前記分離バルブを操作することによって、前記給気機構の呼吸可能空気の圧力低下を引き起こす可能性がある補給サイトを前記給気機構から分離し、前記緊急サポートシステムの前記給気機構の圧力を規定された圧力の許容値の範囲内に確実に維持するステップと、
    前記建造物の前記緊急サポートシステムの前記補給サイトに安全チャンバを備え、前記安全チャンバの中に呼吸装置を入れ、呼吸装置への呼吸可能空気の充填中に呼吸装置に過度の圧力がかかり装置が破裂した場合にも破片を安全チャンバ内部に封じ込める安全シールドとすることによって、呼吸可能空気の呼吸装置への安全な充填を行うステップと、
    前記空気保存サブシステムの前記駆動空気源の空気圧により前記圧力ブースターのピストンを駆動し空気を圧縮して圧縮した空気を供給する、もしくは、前記駆動空気源を前記圧力ブースターから切り離して前記駆動空気源自体の空気を供給することにより、追加の呼吸可能空気の供給を行うステップと、を含むことを特徴とする呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  34. 前記供給ユニットに格納装置を取り付けることによって、天候による腐食や物理的損害を防止するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  35. 前記供給ユニットの格納装置に施錠機構を取り付けることで、前記緊急サポートシステムの安全性と信用性を損なう恐れのある前記供給ユニットへの侵入行為を阻止するステップをさらに含む、請求項34に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  36. 前記供給ユニットの格納装置全体に金属素材を使用することによって、様々な外的危険の物理的な損害を最小限にし、前記供給ユニットを侵入行為や損傷のいずれからも保護するステップをさらに含む、請求項34に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  37. 前記供給ユニットおよび前記補給サイトに経路を遮断するための遮断バルブを備え、前記供給ユニットおよび前記補給サイトのいずれかの遮断バルブを利用することによって、前記給気機構の圧力低下につながる可能性のある前記緊急サポートシステムからの空気の漏出を防ぐステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  38. 前記供給ユニットに経路を遮断するための遮断バルブを備え、前記供給ユニットの遮断バルブを利用することによって、前記圧縮空気源から前記給気機構への呼吸可能空気の送出を中断するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  39. 前記供給ユニットおよび前記補給サイトに安全リリーフバルブを備え、前記供給ユニットおよび前記補給サイトのいずれかの前記安全リリーフバルブを作動させることによって、前記給気機構の圧力値が規定の圧力を超えた場合、前記緊急サポートシステムから自動的に呼吸可能空気を放出するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  40. 前記供給ユニットにCGAコネクタとRIC/UACコネクタのいずれかを装備することによって、前記緊急サポートシステムにおいてCGAコネクタとRIC/UACコネクタのいずれかを介して接続可能な圧縮空気源の使用を可能にするステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  41. 前記供給ユニットの圧力調整器によって、前記圧縮空気源の補給圧力が確実に前記緊急サポートシステムの規定の圧力を超えないように前記補給圧力を調整するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  42. 前記供給ユニットの前記格納装置に圧力計を備え、前記圧力計によって、前記給気機構の圧力値と前記圧縮空気源自体の圧力値のいずれかを監視するステップをさらに含む、請求項34に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  43. 薄暗い環境下で発光することで目につきやすい表示を備えることにより、前記供給ユニットの前記格納装置に到達し易くするステップをさらに含む、請求項34に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  44. 前記補給サイトに分離バルブを備え、前記分離バルブを用いて前記補給サイトを前記緊急サポートシステムから切り離すことによって、前記緊急サポートシステムの切り離された前記補給サイト以外の部分を利用できるようにするステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  45. 前記緊急サポートシステムの空気圧センサに基づいて前記分離バルブが自動的に作動するステップをさらに含む、請求項44に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  46. 前記補給サイトの圧力調整器によって、補給圧力が前記呼吸装置の圧力規定を超えないように前記補給圧力を調整するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  47. 前記補給サイトに圧力計を組み入れることで、前記補給サイトの補給圧力値と前記緊急サポートシステムの給気機構の圧力値のいずれかを監視するステップをさらに含む、請求項46に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  48. 前記給気機構を構成するパイプを覆うのに耐火性素材を用いることで、前記給気機構に耐火性能を備えるステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  49. 前記耐火性素材の外側に前記給気機構の各々のパイプの外径の少なくとも3倍の外径の筒状のカバーで覆うことで、前記耐火性素材が損傷しないようにするステップをさらに含む、請求項48に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  50. 前記給気機構に覆いをかぶせることで、前記緊急サポートシステムの安全性と完全性を損なう恐れのある前記給気機構に対する物理的損害を防止するステップをさらに含む、請求項49に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  51. 前記覆いの外側に前記給気機構のパイプの外径の少なくとも3倍の厚さの筒状のカバーをもう一つ備えることで、前記覆いを損傷から保護するステップをさらに含む、請求項50に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  52. 空気監視システムによって前記緊急サポートシステムの前記呼吸可能空気の中の不純物や汚染物質の濃度を自動的に追跡し記録するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  53. いずれかの不純物や汚染物質の濃度が安全なしきい値を超えた場合、前記補給サイトに対する空気の送出を自動的に中断するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  54. 圧力監視システムによって前記緊急サポートシステムの給気機構の圧力値を追跡し記録するステップをさらに含む、請求項33に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  55. 前記建造物は火災警報システムを備え、前記給気機構の圧力値が安全な範囲にない場合前記火災警報システムが自動的に作動するように、前記圧力監視システムと前記建造物の前記火災警報システムとを電気的に接続するステップをさらに含む、請求項54に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する方法。
  56. 建造物内部の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する建造物であって、該建造物は
    垂直方向と水平方向に広がり土地の特定の部分を囲むことで前記特定の部分が建造物の内部領域になる第1の壁と、
    前記建造物の前記内部領域を水平および垂直方向のいずれかで分割し、互いに水平および垂直方向のいずれかに分かれた部屋を構成する第2の壁と、
    圧縮空気源から前記建造物の給気機構に呼吸可能空気を供給するための、前記第1の壁の中の特定の壁に隣接する供給ユニットと、
    前記建造物の複数の場所において前記呼吸可能空気を呼吸装置に供給するための、前記建造物の前記内部領域にある複数の補給ステーションと、
    呼吸装置に過度の圧力がかかり装置が破裂した場合にこれを安全チャンバの中に封じ込める安全シールドとしての前記複数の補給ステーションの安全チャンバと、
    圧縮空気の使用に必要な所定の耐圧を備えることで、前記建造物の複数の場所に前記圧縮空気源の呼吸可能空気を送り出すことのできる給気機構と、
    前記複数の補給ステーションのうち前記給気機構の呼吸可能空気の圧力低下を引き起こす可能性がある一部の補給ステーションを前記給気機構から分離し、前記一部の補給ステーションからの呼吸可能空気の漏出を防ぐための分離バルブと、
    前記供給ユニットに加えて、前記建造物に追加の呼吸可能空気を供給するための、駆動空気源と圧力ブースターとを含む空気保存サブシステムを備え、
    前記空気保存サブシステムは、前記駆動空気源の空気圧により前記圧力ブースターのピストンを駆動し空気を圧縮して圧縮した空気を供給する、もしくは、前記駆動空気源を前記圧力ブースターから切り離して前記駆動空気源自体の空気を供給することにより、追加の呼吸可能空気の供給を可能にすることを特徴とする呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する建造物。
  57. 前記給気機構の前記呼吸可能空気の中の不純物と汚染物質の濃度を自動的に追跡し記録する空気監視システムをさらに備える、請求項56に記載の呼吸装置へ呼吸可能空気を供給する建造物。
  58. 前記給気機構の圧力値が規定の許容値の範囲にない場合、警報が発動されるように前記警報に電気的に接続された空気圧監視装置をさらに備える、請求項57に記載の建造物。
  59. 前記補給ステーションの前記安全チャンバの外側に、前記補給ステーションを温度上昇や物理的衝撃のいずれからも保護することができる前記補給ステーションの物理的な格納装置をさらに備える、請求項56に記載の建造物。
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