JP5681934B1 - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着状態をシンプルかつ適切に維持することができる無線通信装置を提供する。【解決手段】無線通信装置30は、2つの部分が連結されることによって、2つの部分で構成される連結部分を含む環状体を形成するバンド50と、環状体の外周側に取り付けられ、外周側において連結部分を覆う筐体70と、連結部分を覆う筐体70とは反対側において、および、環状体の環状の断面を含む境界面を挟んだ両側において、連結部分を覆い、外周側において取り付けられた筐体70が片手で取り外されないように筐体70と嵌合するブラケット60とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、手首に装着される無線通信装置に関する。
従来、徘徊者を保護するための技術として、特許文献1および特許文献2に記載の技術がある。具体的には、特許文献1および特許文献2には、腕時計型の通信装置が示されている。例えば、このような腕時計型の通信装置は、徘徊する可能性を有する被介護者の手首に装着される。そして、特許文献1および特許文献2では、被介護者が腕時計型の通信装置を外すことができないように、腕時計型の通信装置に対して鍵が利用される。
これにより、腕時計型の通信装置が被介護者によって外されることなく、腕時計型の通信装置の通信機能を用いて被介護者を保護することが可能である。
特開2005−278864号公報 登録実用新案第3036960号公報
しかしながら、腕時計型の通信装置に対して鍵が利用される場合、被介護者が多くなるほど鍵の管理が複雑化する。また、被介護者が鍵の所在を知得した場合、被介護者自身が鍵を用いて腕時計型の通信装置を手首から外すことができる。また、介護者が鍵を紛失することなどによって腕時計型の通信装置を被介護者の手首から外すことができない状況に陥る可能性がある。また、腕時計型の通信装置に錠の機構を追加することは容易ではない。
そこで、本発明は、装着状態をシンプルかつ適切に維持することができる無線通信装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る無線通信装置は、手首に装着される無線通信装置であって、2つの部分が連結されることによって、前記2つの部分で構成される連結部分を含む環状体を形成するバンドと、前記環状体の外周側に取り付けられ、前記外周側において前記連結部分を覆う筐体と、前記連結部分を覆う前記筐体とは前記連結部分を挟んで反対側において、および、前記環状体の環状の断面を含む境界面を挟んだ両側において、前記連結部分を覆い、前記外周側において取り付けられた前記筐体が片手で取り外されないように前記筐体と嵌合するブラケットとを備える。
これにより、無線通信装置の装着者が自分自身で無線通信装置を手首から外すことが困難になる。一方、無線通信装置の装着者とは別の人が、両手を用いて無線通信装置を無線通信装置の装着者の手首から外すことが可能である。したがって、この無線通信装置は、装着状態をシンプルかつ適切に維持することができる。
例えば、前記ブラケットは、前記外周側に取り付けられた前記筐体の複数の面のうち前記連結部分に向いている面とは反対側の面の一部を覆って、前記筐体と嵌合してもよい。
これにより、無線通信装置の装着者が自分自身で無線通信装置を手首から外すことがより困難になる。また、筐体が取り付けられた状態が安定する。
また、例えば、前記ブラケットには、前記筐体と嵌合するための凸部が形成されており、前記筐体には、前記ブラケットと嵌合するための凹部が形成されていてもよい。
これにより、ブラケットが筐体と適切に嵌合する。また、無線通信装置の装着者が自分自身で無線通信装置を手首から外すことがより困難になる。
また、例えば、前記ブラケットは、前記境界面を挟んで前記筐体の両側と嵌合してもよい。
これにより、ブラケットが筐体の両側と接触し嵌合する。したがって、ブラケットは筐体を適切に支持することができる。
また、例えば、前記2つの部分には、2つの孔が形成されており、前記ブラケットは、前記2つの孔へ挿入されることによって前記2つの部分を連結する挿入部を備えてもよい。
これにより、連結部分において、2つの孔に挿入部が挿入され、バンドの2つの部分が連結される。そして、連結部分は、ブラケットおよび筐体で覆われるため、連結部分を構成する2つの部分を引き離すことは困難である。したがって、装着状態が安定して維持される。
また、例えば、前記筐体には、溝が形成されており、前記挿入部は、前記外周側に取り付けられる前記筐体とは反対側から前記2つの孔へ挿入され、前記2つの孔を通って、前記筐体に形成されている前記溝に挿入されてもよい。
これにより、挿入部が2つの孔から外れ難くなる。また、連結部分の付近に、筐体が安定して取り付けられる。
また、例えば、前記バンドと前記ブラケットとは、分離しないように一体化されていてもよい。
これにより、バンドとブラケットとを分離することが困難になる。したがって、無線通信装置を手首から外すことがより困難になる。
また、例えば、前記外周側に取り付けられた前記筐体は、前記筐体から前記ブラケットを引き離す外力で前記ブラケットが撓ることによって、取り外されてもよい。
これにより、ブラケットを筐体から引き離す外力に従って、筐体が取り外される。両手を用いずに、片手で、ブラケットを筐体から引き離す外力を与えることは困難である。したがって、装着状態が安定して維持される。
また、例えば、前記筐体は、コインを用いて与えられる前記外力で前記ブラケットが撓ることによって、取り外されてもよい。
これにより、コインを用いて十分な外力が与えられる。したがって、無線通信装置を手首から外すことが容易になる。
また、例えば、前記ブラケットは、コインを差し込んで前記ブラケットを撓らせるための差込部を備えてもよい。
これにより、無線通信装置を手首から外す際に、コインを用いて外力を与えることが容易になる。
また、例えば、前記差込部の形状は、前記コインの形状に沿っていてもよい。
これにより、コインが差込部に適切に差し込まれる。したがって、無線通信装置を手首から外すための外力が適切に与えられる。
また、例えば、前記差込部は、前記外周側に取り付けられた前記筐体と前記ブラケットが嵌合する際に前記境界面で分断される前記ブラケットの2つの区域のうち一方のみに備えられてもよい。
これにより、コインを差し込んで外力を与える方向が制限される。したがって、無線通信装置の装着者が自分自身で無線通信装置を手首から外すことがより困難になる。
また、例えば、前記筐体は、前記差込部に差し込まれた前記コインから前記筐体への外力をよけるための傾斜部を備えてもよい。
これにより、コインを用いてブラケットおよび筐体の両方へ外力を与えることが困難になる。したがって、無線通信装置の装着者が自分自身で無線通信装置を手首から外すことがより困難になる。
また、例えば、前記ブラケットは、ポリカーボネートで構成されていてもよい。
これにより、ブラケットに関して、適切な硬度を得ることが可能である。また、ポリカーボネートにガラス繊維を追加して、硬度を調整することが可能である。
また、例えば、前記バンドは、エラストマーで構成されていてもよい。
これにより、バンドに関して、適切な弾力性、および、適切な耐性を得ることが可能である。
また、例えば、前記筐体は、ポリカーボネートおよびガラス繊維で構成されていてもよい。
これにより、筐体に関して、適切な硬度を得ることが可能である。また、ポリカーボネートとガラスとの配分に基づいて、硬度を調整することが可能である。また、ブラケットと同種の材料を用いることが可能であり、材料の仕入れを簡便化することが可能である。
また、例えば、前記ブラケットは、曲がった板状に形成されており、前記ブラケットの厚みは、3mm以内でもよい。
これにより、ブラケットは、適切に撓り、適切に筐体と嵌合する。したがって、装着状態が安定して維持される。
また、例えば、前記ブラケットの厚みは、曲がった板状に形成されている前記ブラケットが全体として一定の強度で構成されるように、前記ブラケットの領域毎に異なってもよい。
これにより、ブラケットは、壊れることなく、適切に撓る。また、ブラケットの耐久性が向上する。
また、例えば、前記無線通信装置は、さらに、前記筐体に、無線通信を行う通信部を備えてもよい。
これにより、無線通信を行うための通信部が、筐体によって保護される。したがって、故障の発生が抑制される。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの非一時的な記録媒体、または、これらの任意の組み合わせで実現されてもよい。
本発明の一態様に係る無線通信装置は、装着状態をシンプルかつ適切に維持することができる。
図1は、実施の形態における無線通信システムの模式図である。 図2は、実施の形態における無線通信装置の斜視図である。 図3は、実施の形態におけるバンドおよびブラケットの斜視図である。 図4は、実施の形態におけるバンドの前面を示す図である。 図5は、実施の形態におけるバンドの側面を示す図である。 図6は、実施の形態におけるバンドの端面を示す図である。 図7は、実施の形態におけるブラケットの斜視図である。 図8は、実施の形態におけるブラケットの下面を示す図である。 図9は、実施の形態におけるブラケットの前面を示す図である。 図10は、実施の形態におけるブラケットの背面を示す図である。 図11は、実施の形態におけるブラケットの側面を示す図である。 図12は、実施の形態におけるブラケットの断面を示す図である。 図13は、実施の形態におけるバンドおよびブラケットの前面を示す図である。 図14は、実施の形態におけるバンドおよびブラケットの側面を示す図である。 図15は、実施の形態におけるバンドおよびブラケットの断面を示す図である。 図16は、実施の形態における筐体の斜視図である。 図17は、実施の形態における筐体の前面を示す図である。 図18は、実施の形態における筐体の背面を示す図である。 図19は、実施の形態における筐体の側面を示す図である。 図20は、実施の形態における筐体の断面を示す図である。 図21は、実施の形態における筐体の上面を示す図である。 図22は、実施の形態における筐体の外形の端面を示す図である。 図23は、実施の形態における無線通信装置を手首に装着する過程を示す図である。 図24は、実施の形態におけるブラケットおよび筐体の結合状態を示す図である。 図25は、実施の形態における無線通信装置を手首から外す過程を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、工程、工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素は、任意の構成要素として説明される。
また、ここでは、斜視図の上側を前面として表現し、下側を背面として表現し、右下側を下面として表現し、左上側を上面として表現し、左下側および右上側のそれぞれを側面として表現する場合がある。
(実施の形態)
まず、本実施の形態における無線通信装置が利用される無線通信システムを説明する。特に、本実施の形態における無線通信装置は、人の位置を検出するための無線通信システムにおいて利用される。
図1は、本実施の形態における無線通信システムの模式図である。図1に示された無線通信システム10は、親機20、中継機21、中継機22、中継機23、および、子機(無線通信装置)30を備える。
例えば、子機30は、被介護者である人90の手首に装着される。そして、子機30は、定期的に信号を発信する。中継機21、22、23は、子機30から発信された信号を受信し、電波強度を測定する。そして、中継機21、22、23は、測定された信号強度を親機20へ送信する。その際、例えば、中継機23は、中継機21を介して、親機20へ、測定された信号強度を送信してもよい。
親機20は、中継機21、22、23から受信した電波強度、および、予め特定されている中継機21、22、23の位置に基づいて、子機30の位置を推定する。介護者である人80は、親機20で推定された位置を確認することにより、人90の位置を確認することができる。
しかしながら、子機30が人90の手首から外されている場合、無線通信システム10において、人90の位置を確認することが困難である。そこで、本実施の形態における子機30は、装着状態が適切に維持されるように構成される。
なお、子機30と中継機21、22、23のそれぞれとの間では、無線通信が用いられる。すなわち、子機30は、無線通信装置である。親機20と中継機21、22、23との間では、無線通信が用いられてもよいし、有線通信が用いられてもよい。通信規格は限定されず、どのような規格が用いられてもよい。
また、親機20と中継機21、22、23とは、それぞれ、専用の装置でもよいし、携帯電話またはパーソナルコンピュータ等の汎用的な装置でもよい。親機20は、推定された位置を他の装置に通知することにより、推定された位置を人80に通知してもよい。
また、ここでは、被介護者と介護者とが無線通信システム10を利用する例が示されている。無線通信システム10の利用者は、このような例に限られず、子とその親とが無線通信システム10を利用してもよい。
以下、子機30の構成を具体的に説明する。なお、以下では、子機30が無線通信装置30として示される。
図2は、図1に示された無線通信装置30の斜視図である。無線通信装置30は、人90の手首91に装着される。その際、例えば、人90の利き手側に無線通信装置30が装着されることで、人90が無線通信装置30を自分で取り外すことが難しくなる。また、無線通信装置30は、バンド50、ブラケット60、および、筐体70を構成要素として備える。以下、無線通信装置30の各構成要素を具体的に説明する。
図3は、図2に示されたバンド50およびブラケット60の斜視図である。図3では、バンド50およびブラケット60が一体化されている。なお、バンド50およびブラケット60は、一体成形されてもよい。
バンド50は、長尺状の形状を有する。バンド50は、ベルトと表現される場合もある。また、バンド50は、エラストマーで構成され、例えば、ゴムで構成される。これにより、バンド50は、柔軟に曲げられる。なお、バンド50は、金属線を含んでいてもよい。これにより、バンド50を切断することが困難になる。
ブラケット60は、筐体70をバンド50に取り付けるための支持具であって、板状に形成されており、かつ、U字状に形成されている。また、ブラケット60は、ポリカーボネートで構成される。これにより、適度な硬度でブラケット60が構成される。
具体的には、ブラケット60は、外力が加えられることで少し撓り、外力が取り除かれることで元の形状に戻るという性質を有する。ここで、外力は、例えば、バンド50、ブラケット60および筐体70の間で相互に作用する力ではなく、外部から与えられる力を意味する。例えば、人80によって与えられる力である。
なお、ブラケット60は、ガラス繊維を含んでもよい。これにより、ポリカーボネートとガラス繊維の配分に基づいて、ブラケット60の硬度が調整される。
図4は、図2に示されたバンド50の前面を示す図である。図4の通り、バンド50は、複数の小片51と、複数のくびれ部52と、取り付け部58とを含む。
取り付け部58には、ブラケット60が取り付けられる。また、取り付け部58は、孔54と切り欠き部55を有する。また、複数の小片51のうち、取り付け部58とは反対側のいくつかの小片51に孔53が2つずつ形成されている。複数のくびれ部52は、複数の小片51の間に形成されている。そして、くびれ部52は小片51よりも細く形成されている。また、くびれ部52の形状は、破損を防ぐため、カーブしている。
また、バンド50の幅は、20mmである。くびれ部52の幅は、15mmである。孔53の幅は、4.5mmである。一対の孔53の幅は、12mmである。
また、図4において、複数の孔54のうち一番下の孔54と、複数の孔53のうち一番上の孔53との間の距離は、98.5mmである。一方、一番下の孔53までの距離は、236.5mmである。また、複数の孔53は、6mm間隔で形成されている。したがって、バンド50によって形成される環状体の周長は、98.5mmから236.5mmまでであって、6mm間隔で調整可能である。これにより、周長が、手首91に対して緩めに、かつ、手首91から外れないように調整可能である。
図5は、図2に示されたバンド50の側面を示す図である。図5に示された通り、取り付け部58は、ブラケット60が取り付けられる空洞部56を含む。また、切り欠き部55は、取り付け部58の前面のみに形成されている。
取り付け部58の全体の厚みは、3.2mmである。また、取り付け部58の背面の厚みは、0.8mmであり、取り付け部58の前面の厚みは、0.6mmである。そして、小片51の厚みは、1.8mmであり、くびれ部52の厚みは、1mmである。
特に、くびれ部52は、細く、かつ、薄く形成されている。これにより、直線状のバンド50は、自然な環状体を形成することができる。また、例えば、バンド50の長さを調整するため、くびれ部52は、はさみ等で切断可能であってもよい。くびれ部52は、細く、薄いため、くびれ部52をはさみ等で切断することは容易である。一方、人90が自分自身でくびれ部52を切断することができないように、くびれ部52は、特殊な道具(特殊なはさみ)のみで、切断可能であってもよい。
図6は、図2に示されたバンド50の端面を示す図である。より具体的には、図6は、図4に示されたバンド50のA−A’端面を示す。図6に示された通り、孔54は、取り付け部58の前面のみに形成されている。
図7は、図2に示されたブラケット60の斜視図である。より具体的には、図3に示された一体化されたバンド50およびブラケット60のうち、ブラケット60のみが示されている。
図8は、図7に示されたブラケット60の下面を示す図である。より具体的には、図7に示されたブラケット60を右下から見た図である。ブラケット60は、U字状に形成されている。また、ブラケット60は、凸部61、挿入部62、および、隆起部63等を有する。
凸部61は、筐体70と嵌合するための形状を有する。そして、ブラケット60と筐体70とが組み合わされた場合、凸部61は、筐体70の前面に引っ掛けられる。すなわち、凸部61は、筐体70の前面の一部を覆う。また、凸部61は、ブラケット60の両側に形成されている。1対の凸部61は、筐体70の両側と嵌合する。なお、凸部61は、爪、鉤、鉤爪、爪部、鉤部、または、鉤爪部などのように表現されてもよい。
挿入部62は、バンド50の孔54および孔53に挿入される。これにより、バンド50の2つの部分が連結され、環状体が形成される。また、複数の挿入部62は、複数対の挿入部62で構成される。複数対の挿入部62のうち、一対の挿入部62は、より大きく突出している。
隆起部63は、バンド50の切り欠き部55に入り込むように形成される。これにより、ブラケット60が、バンド50に対してずれないように固定される。
1対の凸部61の間隔は、26.6mmである。凸部61の突出の長さは、1.9mmである。1対の凸部61の間隔は、外力によって、1〜2mm程度広がる。ブラケット60の背面の厚みは、1.8mmである。背面には、傾斜が形成されている。ブラケット60の各部分の厚みは、おおよそ3mm以内である。
図9は、図7に示されたブラケット60の前面を示す図である。図9に示された通り、ブラケット60は、3対の挿入部62を有する。また、ブラケット60は、4つの隆起部63を有する。また、ブラケット60の片側にのみ、差込部64を有する。ブラケット60の上面から下面までの長さは、20mmである。
3対の挿入部62は、バンド50の3つの孔54に対応する。4つの隆起部63は、バンド50の4つの切り欠き部55に対応する。
差込部64は、コインを用いて外力を与えるための部分であり、コインを差し込んでブラケット60を撓らせるための部分である。ブラケット60は、筐体70が取り付けられた状態において、筐体70からブラケット60を引き離す外力を受けて撓る。すなわち、ブラケット60は、外力を受けている間、歪められる。これにより、筐体70が取り外される。すなわち、差込部64は、筐体70を取り外す際に用いられる。
図10は、図7に示されたブラケット60の背面を示す図である。上述した通り、ブラケット60の背面には、傾斜が形成されている。図10には、傾斜に対応する境界が示されている。
ブラケット60の背面に形成された傾斜は、ブラケット60の領域毎に厚みを変化させて、ブラケット60の強度を補う。これにより、曲がった板状に形成されているブラケット60が、全体として一定の強度で構成され、壊れることなく、適切に撓る。また、ブラケット60の耐久性が向上する。
図11は、図7に示されたブラケット60の側面を示す図である。ブラケット60の側面にも傾斜が形成されている。図11には、傾斜に対応する境界が示されている。
図12は、図7に示されたブラケット60の断面を示す図である。より具体的には、図12は、図9に示されたブラケット60のB−B’断面を示す。
3対の挿入部62のうち真ん中の1対の挿入部62は、他の2対の挿入部62よりも突出している。また、差込部64は、コインの形状に沿った形状を有する。具体的には、差込部64の形状は、10円玉の円周に沿っている。10円玉は、サイズが比較的大きい、厚みが適度に薄い、流通量が多い、および、角がくっきりしているという理由で、有効である。
図13は、図3に示された一体化されたバンド50およびブラケット60の前面を示す図である。図13のように、バンド50の取り付け部58にブラケット60が取り付けられる。そして、バンド50の3つの孔54へ、ブラケット60の3対の挿入部62が挿入される。また、バンド50の4つの切り欠き部55へ、ブラケット60の4つの隆起部63が入り込む。
また、図13では、差込部64が、一体化されたバンド50およびブラケット60の前面に向かって、右側に設けられている。差込部64が右側に設けられるか左側に設けられるかは、無線通信装置30が右手に装着されるか左手に装着されるかに応じて、変更されてもよい。すなわち、バンド50およびブラケット60は、右手用に一体化されてもよいし、左手用に一体化されてもよい。
図14は、図3に示された一体化されたバンド50およびブラケット60の側面を示す図である。ブラケット60は、バンド50の取り付け部58の空洞部56に組み込まれる。
図15は、図3に示されたバンド50およびブラケット60の断面を示す図である。具体的には、図13に示された一体化されたバンド50およびブラケット60のC−C’断面を示す。上述の通り、ブラケット60は、バンド50の取り付け部58の空洞部56に組み込まれる。そして、ブラケット60の3対の挿入部62がバンド50の3つの孔54へ挿入される。
図16は、図2に示された筐体70の斜視図である。筐体70は、無線通信を行うための回路等を格納するための箱である。筐体70は、ポリカーボネートおよびガラス繊維で構成される。これにより、適度な硬度で筐体70が構成される。
図17は、図16に示された筐体70の前面を示す図である。筐体70は、ストラップホール部71、凹部72、傾斜部73、阻害部74、固定部75、および、ボタン76を含む。
ストラップホール部71は、紐などを通すための孔を有する。これにより、筐体70にタグを付けたり、保管場所に引っ掛けるための紐を付けたりすることができる。
凹部72は、ブラケット60と嵌合するための形状を有する。より具体的には、凹部72は、ブラケット60の凸部61と嵌合する。
傾斜部73には、筐体70とブラケット60とが結合した状態においてブラケット60の差込部64を見やすくするための傾斜が形成されている。つまり、傾斜部73において、筐体70が削られている。
また、傾斜部73は、差込部64に差し込まれたコインから筐体70への外力をよけるように形成されている。具体的には、人90が、コインを差込部64に差し込んでコインをひねった場合、コインからブラケット60と筐体70との両方へ、ブラケット60と筐体70とを引き離すための外力が与えられる可能性がある。傾斜部73は、このような外力をよけるため、形成されている。
すなわち、人90が、コインを差込部64に差し込んでコインをひねった場合、コインが滑るように形成される。これにより、人90が、コインからブラケット60と筐体70との両方へ外力を与えることが困難になる。
阻害部74は、傾斜部73にコインが差し込まれないように、凸状の形状を有する。これにより、阻害部74は、ブラケット60の両側のうち差込部64が設けられていない方にコインが差し込まれることを阻害する。
固定部75は、凸状の形状を有し、筐体70とブラケット60とが結合した状態においてブラケット60がずれないようにブラケット60を固定する。
ボタン76は、無線通信のためのユーザインタフェースである。例えば、ボタン76の押下に応じて、無線通信が開始される。
ストラップホール部71の高さは、3.5mmである。筐体70の高さは、ストラップホール部71の高さを除いて、41mmである。筐体70の幅は、凸状の固定部75を含めて、32mmであり、凸状の固定部75を除いて、29mmである。
図18は、図16に示された筐体70の背面を示す図である。筐体70の背面には、溝77、および、ネジ78が含まれる。
溝77には、ブラケット60の挿入部62が挿入される。例えば、バンド50とブラケット60と筐体70とが結合されることにより、ブラケット60の挿入部62がバンド50の孔54および孔53を通って、筐体70の溝77へ挿入される。
ネジ78は、筐体70の開閉を制限する。これにより、筐体70の内部が適切に保護される。特に、ネジ78は、筐体70の背面に含まれるため、筐体70がブラケット60に取り付けられた状態において筐体70が開けられないように、筐体70の開閉を制限することができる。
図19は、図16に示された筐体70の側面を示す図である。筐体70の側面には、前面にも現れたストラップホール部71、凹部72、傾斜部73、阻害部74、および、固定部75が現れる。図19に示されている通り、筐体70の厚みは、14.5mmである。
図20は、図16に示された筐体70の断面を示す図である。より具体的には、図20は、図17に示された筐体70のD−D’断面を示す。図20の通り、溝77において、筐体70が内側へ向かって削られている。また、筐体70の内部に、無線通信を行うための通信部79が含まれる。通信部79は、具体的には、電気回路である。
図21は、図16に示された筐体70の上面を示す図である。筐体70の上面には、前面にも現れたストラップホール部71、および、固定部75が現れる。
図22は、図16に示された筐体70の外形の端面を示す図である。より具体的には、図22は、図17に示された筐体70のE−E’端面を示す。また、図22は、筐体70の外形のみを示し、筐体70の内部の構造が省略されている。図22に示されているように、凹部72および溝77において、筐体70が内側に向かって削られている。これにより、ブラケット60が適切に筐体70と嵌合する。
図23は、図2に示された無線通信装置30を手首91に装着する過程を示す図である。ここでは、図3に示された一体化されたバンド50とブラケット60とが用いられる。
まず、バンド50が手首91に巻きつけられる。次に、ブラケット60の挿入部62がバンド50の孔53に挿入される。これにより、図23のように、バンド50で形成された環状体が手首91に装着される。
すなわち、手首91に装着される環状体は、バンド50の2つの部分が連結されることにより形成される。環状体に含まれる連結部分57は、連結されている2つの部分で構成される。具体的には、連結部分57は、バンド50の取り付け部58の前面側の部分と、バンド50のうち取り付け部58の前面側の部分に連結されている部分とで構成される。連結部分57は、バンド50の2つの部分が連結するための孔53および孔54を含む。ブラケット60は、連結部分57の背面側および側面側を覆っている。
次に、筐体70が連結部分57の前面側に取り付けられる。その際、ブラケット60は、筐体70と嵌合する。これにより、筐体70が連結部分57の前面側を覆う。そして、これにより、図2のように、無線通信装置30が手首91に装着される。
図24は、図2におけるブラケット60および筐体70の結合状態を示す図である。図24は、図2におけるブラケット60および筐体70の上面を模式的に示す。ブラケット60は、取り付けられた筐体70が片手(1つの手)のみで取り外されないように筐体70と嵌合する。具体的には、ブラケット60の凸部61は、筐体70の凹部72に嵌合する。また、ブラケット60の凸部61は、筐体70の上面の一部を覆う。これにより、ブラケット60は、筐体70と強固に嵌合する。
ブラケット60は、取り付けられた筐体70からブラケット60を引き離す外力を受けて撓る。これにより、筐体70が取り外される。しかし、両手を用いずに、筐体70からブラケット60を引き離す外力をブラケット60に与えることは困難である。したがって、片手で筐体70を取り外すことは困難である。
このように、ブラケット60は、取り付けられた筐体70が片手で取り外せないように筐体70と嵌合する。
図25は、図2に示された無線通信装置30を手首91から外す過程を示す図である。図25のように、無線通信装置30を手首91から外すため、コイン40が用いられる。具体的には、コイン40がブラケット60の差込部64に差し込まれる。そして、コイン40を用いて、ブラケット60を筐体70から引き離す外力がブラケット60に与えられる。
より具体的には、無線通信装置30の装着者である人90とは別の人80が、一方の手で筐体70を押さえて、他方の手でコイン40を用いて筐体70から引き離す方向へブラケット60が撓るように外力を与える。すなわち、人80は、コイン40を用いて隙間を押し広げる。これにより、図23のように、筐体70が取り外される。図23では、連結部分57の前面側が覆われていないため、手首91からバンド50を外すことが可能である。
コイン40が用いられる場合でも、両手を用いずに、片手で筐体70からブラケット60を引き離す外力をブラケット60に与えることは困難である。
以上の通り、本実施の形態における無線通信装置30は、バンド50と筐体70とブラケット60とを備え、手首91に装着される。
バンド50は、バンド50の2つの部分が連結されることによって、バンド50の2つの部分で構成される連結部分57を含む環状体を形成する。筐体70は、環状体の外周側に取り付けられ、環状体の外周側において連結部分57を覆う。ブラケット60は、連結部分57を覆う筐体70とは反対側において、および、環状体の環状の断面を含む境界面を挟んだ両側において、連結部分57を覆い、環状体の外周側において取り付けられた筐体70が片手で取り外されないように筐体70と嵌合する。
これにより、無線通信装置30の装着者である人90が自分自身で無線通信装置30を手首91から外すことが困難になる。一方、人90とは別の人80が、両手を用いて無線通信装置30を人90の手首91から外すことが可能である。したがって、無線通信装置30は、装着状態をシンプルかつ適切に維持することができる。
なお、具体的には、バンド50は、手首91に装着するための環状体を形成する。環状体の環状の断面は、環状体の外周および内周で形成される。境界面は、環状体の環状の断面、および、その延長面を含む。ブラケット60が筐体70と嵌合することは、筐体70がブラケット60と嵌合することとに等しい。
また、より具体的には、ブラケット60が所定の位置に取り付けられた後に、筐体70がブラケット60と嵌合することによって、筐体70が環状体の外周側に取り付けられる。これにより、ブラケット60は、環状体の外周側に取り付けられた筐体70と嵌合する。
また、例えば、ブラケット60は、環状体の外周側に取り付けられた筐体70の複数の面のうち連結部分57に向いている面とは反対側の面の一部を覆って、筐体70と嵌合する。これにより、人90が自分自身で無線通信装置30を手首91から外すことがより困難になる。また、筐体70が取り付けられた状態が安定する。
また、例えば、ブラケット60には、筐体70と嵌合するための凸部61が形成されている。そして、筐体70には、ブラケット60と嵌合するための凹部72が形成されている。これにより、ブラケット60が筐体70と適切に嵌合する。また、人90が自分自身で無線通信装置30を手首91から外すことがより困難になる。
また、例えば、ブラケット60は、環状体の環状の断面を含む境界面を挟んで筐体70の両側と嵌合する。これにより、ブラケット60が筐体70の両側と接触し嵌合する。したがって、ブラケット60は筐体70を適切に支持することができる。
また、例えば、バンド50の2つの部分には、2つの孔53、54が形成されている。そして、ブラケット60は、2つの孔53、54へ挿入されることによってバンド50の2つの部分を連結する挿入部62を備える。
これにより、連結部分57において、2つの孔53、54に挿入部62が挿入され、バンド50の2つの部分が連結される。そして、連結部分57は、ブラケット60および筐体70で覆われるため、連結部分57を構成する2つの部分を引き離すことは困難である。したがって、装着状態が安定して維持される。
また、例えば、筐体70には、溝77が形成されている。そして、挿入部62は、環状体の外周側に取り付けられる筐体70とは反対側から2つの孔53、54へ挿入され、2つの孔53、54を通って、筐体70に形成されている溝77に挿入される。これにより、挿入部62が2つの孔53、54から外れ難くなる。また、連結部分57の付近に、筐体70が安定して取り付けられる。
また、例えば、バンド50とブラケット60とは、分離されないように一体化されている。これにより、バンド50とブラケット60とを分離することが困難になる。したがって、無線通信装置30を手首91から外すことがより困難になる。
また、例えば、環状体の外周側に取り付けられた筐体70は、筐体70からブラケット60を引き離す外力でブラケット60が撓ることによって、取り外される。これにより、ブラケット60を筐体70から引き離す外力に従って、筐体70が取り外される。両手を用いずに、片手で、ブラケット60を筐体70から引き離す外力を与えることは困難である。したがって、装着状態が安定して維持される。
また、例えば、筐体70は、コイン40を用いて与えられる外力でブラケット60が撓ることによって、取り外される。これにより、コイン40を用いて十分な外力が与えられる。したがって、無線通信装置30を手首91から外すことが容易になる。
また、例えば、ブラケット60は、コイン40を差し込んでブラケット60を撓らせるための差込部64を有する。これにより、無線通信装置30を手首91から外す際に、コイン40を用いて外力を与えることが容易になる。
また、例えば、差込部64の形状は、コイン40の形状に沿っている。これにより、コイン40が差込部64に適切に差し込まれる。したがって、無線通信装置30を手首91から外すための外力が適切に与えられる。
また、例えば、差込部64は、環状体の環状の断面を含む境界面で分断されるブラケット60の2つの区域のうち一方のみに備えられる。これにより、コイン40を差し込んで外力を与える方向が制限される。したがって、人90が自分自身で無線通信装置30を手首91から外すことがより困難になる。
また、例えば、筐体70は、差込部64に差し込まれたコイン40から筐体70への外力をよけるための傾斜部73を備えてもよい。これにより、コイン40を用いてブラケット60と筐体70との両方へ外力を与えられることが困難になる。したがって、人90が自分自身で無線通信装置30を手首91から外すことがより困難になる。
また、例えば、ブラケット60は、ポリカーボネートで構成されている。これにより、ブラケット60に関して、適切な硬度を得ることが可能である。また、ポリカーボネートにガラス繊維を追加することで硬度を調整することが可能である。
また、例えば、バンド50は、エラストマーで構成されている。これにより、バンド50に関して、適切な弾力性、および、適切な耐性を得ることが可能である。
また、例えば、筐体70は、ポリカーボネートおよびガラス繊維で構成されている。これにより、筐体70に関して、適切な硬度を得ることが可能である。また、ポリカーボネートとガラス繊維との配分に基づいて、硬度を調整することが可能である。また、ブラケット60と同種の材料を用いることが可能であり、材料の仕入れを簡便化することが可能である。
また、例えば、ブラケット60は、曲がった板状に形成されており、ブラケット60の厚みは、3mm以内である。これにより、ブラケット60は、適切に撓り、適切に筐体70と嵌合する。したがって、装着状態が安定して維持される。
また、例えば、ブラケット60の厚みは、曲がった板状に形成されているブラケット60が全体として一定の強度で構成されるように、ブラケット60の領域毎に異なっている。これにより、ブラケット60は、壊れることなく、適切に撓る。また、ブラケット60の耐久性が向上する。
また、例えば、無線通信装置30は、さらに、筐体70に、無線通信を行う通信部79を備える。これにより、無線通信を行うための通信部79が、筐体70によって保護される。したがって、故障の発生が抑制される。
また、例えば、ブラケット60および筐体70は、組み合わされた状態において全体として丸みを有するように、形成されている。これにより、片手で、筐体70を掴み、かつ、ブラケット60を筐体70から引き離す外力をブラケット60に与えることがより難しくなる。
また、例えば、ブラケット60の挿入部62を削ることにより、腰に巻かれるベルトを通すためのベルトループなどに筐体70を取り付けることが可能になる。これにより、無線通信装置30を汎用的に利用することが可能になる。例えば、被介護者に限らず、子供あるは登山者などが利用することができる。
また、例えば、バンド50の2つの部分を連結するため、孔53、54の代わりに、中留が用いられてもよい。また、バンド50、ブラケット60および筐体70の材料は、上記に示された材料以外の樹脂でもよいし、金属でもよい。また、バンド50、ブラケット60および筐体70のサイズは、変更されてもよい。
また、例えば、無線通信装置30は、無線通信装置30の位置を特定するための装置でもよい。また、無線通信装置30は、信号を送信(発信)する装置でもよいし、信号を受信する装置でもよいし、信号の送信および受信の両方が可能な装置でもよい。具体的には、通信部79が、親機20および中継機21、22、23へ無線通信で信号を送信してもよいし、親機20および中継機21、22、23から無線通信で信号を受信してもよい。
以上、本発明の一態様に係る無線通信装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は実施の形態に限定されない。実施の形態に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、および、実施の形態における複数の構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
本発明の一態様に係る無線通信装置は、無線通信システムなどに利用可能であり、特に、徘徊者検知システム、迷子検知システム、遭難者検知システムなどのように、人の位置を検知するための無線通信システムに有用である。
10 無線通信システム
20 親機
21、22、23 中継機
30 子機(無線通信装置)
40 コイン
50 バンド
51 小片
52 くびれ部
53、54 孔
55 切り欠き部
56 空洞部
57 連結部分
58 取り付け部
60 ブラケット
61 凸部
62 挿入部
63 隆起部
64 差込部
70 筐体
71 ストラップホール部
72 凹部
73 傾斜部
74 阻害部
75 固定部
76 ボタン
77 溝
78 ネジ
79 通信部
80、90 人
91 手首

Claims (19)

  1. 手首に装着される無線通信装置であって、
    2つの部分が連結されることによって、前記2つの部分で構成される連結部分を含む環状体を形成するバンドと、
    前記環状体の外周側に取り付けられ、前記外周側において前記連結部分を覆う筐体と、
    前記連結部分を覆う前記筐体とは前記連結部分を挟んで反対側において、および、前記環状体の環状の断面を含む境界面を挟んだ両側において、前記連結部分を覆い、前記外周側において取り付けられた前記筐体が片手で取り外されないように前記筐体と嵌合するブラケットとを備える
    無線通信装置。
  2. 前記ブラケットは、前記外周側に取り付けられた前記筐体の複数の面のうち前記連結部分に向いている面とは反対側の面の一部を覆って、前記筐体と嵌合する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記ブラケットには、前記筐体と嵌合するための凸部が形成されており、
    前記筐体には、前記ブラケットと嵌合するための凹部が形成されている
    請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記ブラケットは、前記境界面を挟んで前記筐体の両側と嵌合する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記2つの部分には、2つの孔が形成されており、
    前記ブラケットは、前記2つの孔へ挿入されることによって前記2つの部分を連結する挿入部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記筐体には、溝が形成されており、
    前記挿入部は、前記外周側に取り付けられる前記筐体とは反対側から前記2つの孔へ挿入され、前記2つの孔を通って、前記筐体に形成されている前記溝に挿入される
    請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記バンドと前記ブラケットとは、分離しないように一体化されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記外周側に取り付けられた前記筐体は、前記筐体から前記ブラケットを引き離す外力で前記ブラケットが撓ることによって、取り外される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  9. 前記筐体は、コインを用いて与えられる前記外力で前記ブラケットが撓ることによって、取り外される
    請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記ブラケットは、コインを差し込んで前記ブラケットを撓らせるための差込部を備える
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  11. 前記差込部の形状は、前記コインの形状に沿っている
    請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記差込部は、前記外周側に取り付けられた前記筐体と前記ブラケットが嵌合する際に前記境界面で分断される前記ブラケットの2つの区域のうち一方のみに備えられる
    請求項10または11に記載の無線通信装置。
  13. 前記筐体は、前記差込部に差し込まれた前記コインから前記筐体への外力をよけるための傾斜部を備える
    請求項10〜12のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  14. 前記ブラケットは、ポリカーボネートで構成されている
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  15. 前記バンドは、エラストマーで構成されている
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  16. 前記筐体は、ポリカーボネートおよびガラス繊維で構成されている
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  17. 前記ブラケットは、曲がった板状に形成されており、
    前記ブラケットの厚みは、3mm以内である
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  18. 前記ブラケットの厚みは、曲がった板状に形成されている前記ブラケットが全体として一定の強度で構成されるように、前記ブラケットの領域毎に異なっている
    請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 前記無線通信装置は、さらに、前記筐体に、無線通信を行う通信部を備える
    請求項1〜18のいずれか1項に記載の無線通信装置。
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