JP5681622B2 - ドーズカウンタおよびロックアウト機構 - Google Patents

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Description

本明細書に記載される本発明は、医薬品送達の分野に関する。より具体的には、本発明は、患者による肺への吸入のためのエアロゾル化された薬物の投与量を送達するための吸入器および方法に関し、吸入器は、ロックアウト特徴を有するドーズカウンタ構成要素を組み込み、方法は、吸入器内の医薬品の投与回数を数え、所定の投与回数が送達されると、医薬品がそれ以上送達されないように吸入器を動作不能にする。
肺の治療的処置のための薬物送達および治療剤の全身送達のためのエアロゾルの使用が増えている。例えば、喘息の治療において、β2刺激薬等の気管支拡張剤および副腎皮質ステロイド等の抗炎症剤の送達のために、吸入器が一般的に使用される。加圧式定量噴霧式吸入器(pMDI:pressurized metered dose inhaler)およびドライパウダー吸入器(DPI:dry powder inhaler)の2種類の吸入器が、一般的に使用されている。どちらの種類の吸入器も、治療される状態の場所に、または全身送達のために、肺の気道内に薬物(典型的には固体の微粒子または粉末の形態である)を送達することが目的である。
従来のpMDIデバイスでは、薬物が加圧式エアゾール缶において提供され、該薬物は、クロロフルオロカーボン(CFC)またはヒドロフルオロアルカン(HFA)等の液体推進剤に懸濁または溶解されている。缶は、内部のばねに抗して内側に押し込められ得る、中空の放出ステムを有する計量バルブを含む。一旦、放出ステムが完全に缶内に押し込められると、計量された量の推進剤−薬物の混合物が該ステムから放出される。放出は、薬物の粒子が懸濁または溶解された推進剤の微細な液滴を含むエアロゾルの形態である。そのような缶を用いた使用のための典型的なpMDIは、アクチュエータおよびノズルを有する筐体を含む。缶の中空放出ステムがアクチュエータの孔に受け取られた状態で、缶が筐体に挿入される。缶の閉鎖端部を押し下げることにより、ステムが缶の中で内側に押され、計量された量の薬物がノズルを通って放出される。筐体はさらに、ノズルと流体連通する流路を規定し、該流路は、エアロゾル化された薬物がマウスピース部を出た後で吸入され得るように、筐体のマウスピース部に出口を有する。患者は、マウスピースの周りで唇を閉じた状態でマウスピースを口に挿入するか、または開けた口からやや離してマウスピースを持つかのいずれかである。次いで、患者は缶を押し下げて薬物を放出し、それと同時に吸入する。
吸入器の分野において、投薬された投与回数または吸入器から投薬されるべき残りの投与回数を追跡および/または表示するためのドーズカウンタを使用することが知られている。そのような従来のカウンタは、通常、吸入によって医薬品の投与量が排出される度に増分される。
また、患者が、必要な投与回数を超過して送達するのを防止するために、吸入器を動作不能にする必要性が存在する。標準的な丸剤または錠剤では、医師から処方された実際の投与回数のみが薬剤師によって調剤される。吸入器に関しては、問題はそれよりはるかに複雑である。缶内の推進剤/医薬品の量を制限することによって投与回数を制限すると、吸入器の最後の数回の作動では投与量の一部しか送達されないため、実用的ではない。よって、吸入器の各作動ごとに十分な量の医薬品の送達を提供するために、缶内の含有量がまだ十分残っているうちに吸入器を動作不能にすることが可能である必要がある。
また、微細な量の薬剤で適切に缶を充填することは、製造の観点からは困難である可能性がある。よって、品質管理の観点から、再現性のある充填が可能な量で缶を充填し、次いで、本発明のカウンタ/ロックアウト機構の使用により投与回数を制限することが良策である。
開示される発明は、上記の問題を補正するために開発された。開示される本発明のドーズカウンタ/ロックアウト機構は、pMDIの薬物缶、呼吸作動式の同期トリガ、および流量制御チャンバを有する吸入器に組み込まれて示される。しかしながら、開示されるドーズカウンタ/ロックアウト機構は、手動により缶の作動が行われる吸入器に組み込まれ得る。
さらに、開示される吸入器は、缶が特定のポイントを超えて押し下げられた場合に、薬物缶から医薬品が実際に送達された後にのみ増分が生じるドーズカウンタを含む。所定の作動回数に達すると、2つのことが起こる。1つ目は、投与量を数えるホイールが、それ以上増分することができなくなる。2つ目として、缶を押し下げ、それによって缶から薬剤を放出するためにはコックされる(cocked)(すなわち、圧縮される)必要があるばねアセンブリが、残りの機構から係合解除され、したがって圧縮されることができず、したがって薬剤缶に投与量を送達させることができなくなる。
本明細書に記載される本発明は、所定回数の機械的作動が起こった後にデバイスを動作不能にする作動カウンタ/ロックアウト機構に関与する。本明細書では加圧式定量噴霧式吸入器の構成要素として記載されているが、本発明は、移動可能なキャリッジを並進させることができる任意の種類の機械的デバイスにおける構成要素であり得る。例えば、本デバイスは、実験動物に糖剤を送達し、動物がデバイスを所定回数始動させた後で解除されるデバイスとともに使用され得る。以下の説明、考察、および図面は、pMDIの特定のクラスのデバイスに組み込まれる本発明を対象とする。しかしながら、当業者は、これは、本発明を組み込むことのできる機械的デバイスの多くの可能な種類のうちの1つに過ぎないことを理解するであろう。
本発明はまた、pMDIの作動サイクルの数を数えて表示するための方法を含む。さらに、本方法は、吸入器にpMDI缶を作動させないようにする解除ステップを含み得る。
本発明の上述したならびに他の特徴および利点は、添付図面とともに読まれる以下の例示的実施形態の詳細な説明によって、より明白となる。詳細な説明および図面は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
定量噴霧式吸入器であって、
製剤を含有する加圧缶であって、該缶は、ばね負荷バルブステムを有する計量バルブをさらに備える、加圧缶と、
該缶を固定して保持する缶ホルダと、
吸入器本体であって、該缶ホルダは、該吸入器本体と摺動可能に係合され、該缶ホルダは、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である、吸入器本体と
該缶ホルダに摺動可能に係合される圧縮アセンブリと、
該圧縮アセンブリを該缶ホルダに着脱可能に取り付ける圧縮アセンブリラッチであって、該圧縮アセンブリラッチは、該圧縮アセンブリが該缶ホルダに固定して装着される係合構成と、該圧縮アセンブリが該缶ホルダと摺動可能に係合される係合解除構成とを有する、圧縮アセンブリラッチと、
缶ラッチであって、該缶ラッチは、該缶ホルダが該第1の位置に制限される係合構成と、該缶ホルダが、該吸入器本体に沿ったその動きにおいて制限されない係合解除構成と、を有し、
該缶ホルダは、リセットアームをさらに備えている、缶ラッチと、
カムであって、該カムが第1の位置に配向されると、カムローブが該リセットアームに対して付勢され、該缶ホルダを該第1の位置に押し進め、該カムが第2の位置に配向されると、該カムローブが該圧縮アセンブリに対して付勢され、それにより、該クレードルラッチおよび該圧縮アセンブリラッチが両方とも該係合位置にある場合に、該圧縮アセンブリに機械的エネルギーを貯蔵させるように、該リセットアームと該圧縮アセンブリとの間に位置付けられる、カムと、
ドーズカウンタホイールと
を備え、
該ドーズカウンタホイールは、一方向で戻り止め可能に回転可能であるように適合され、該缶ホルダは、該ドーズカウンタホイールと係合し、該缶ホルダが該第2の位置から該第1の位置に移動する度に、該ドーズカウンタホイールを増分的に回転させる作動アームをさらに備え、該ドーズカウンタホイールは、該ドーズカウンタホイールが増分的に回転させられる度に、異なる投与量の印を表示するように適合され、該ロックアウトカムは、該ドーズカウンタホイールが所定の位置となる所定回数の増分的な回転の後に、該圧縮アセンブリラッチを係合解除させるように適合されており、
それにより、該缶ラッチが該係合解除位置に配置されると、該圧縮アセンブリが該カムローブによってもはや圧縮され得ないことにより、該第1の位置から該第2の位置に缶ホルダを移動するために必要な機械的エネルギーを貯蔵せず、それにより、薬剤を放出させる、定量噴霧式吸入器。
(項目2)
前記缶ラッチは、手動で係合解除される、項目1に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目3)
前記缶ラッチの係合解除は、呼吸作動式である、項目1に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目4)
前記吸入器本体内で回転するカバーをさらに備え、前記カバーは、前記カムをさらに備えている、項目1に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目5)
前記圧縮アセンブリは、1つ以上のばねを備えている、項目1に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目6)
前記圧縮アセンブリラッチは、第1および第2のラッチ部材を備え、該第1のラッチ部材は、前記圧縮アセンブリに固定して装着され、該第2のラッチ部材は、前記缶ホルダに固定して装着され、少なくとも1つの該ラッチ部材は、該圧縮アセンブリおよび該缶ホルダが相互に固定して装着されないように、前記ロックアウトカムによって間接的または直接的に物理的に変位され得る、項目1に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目7)
前記ドーズカウンタホイールは、該ドーズカウンタホイールの外周上に数字を有し、前記吸入器は、特定の番号を関心の数字として表示するように適合されている、項目1に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目8)
前記吸入器は、前記ドーズカウンタホイールの外周上の数字のうちの1つのみが、前記吸入器本体の外側から見えるように適合されている、項目7に記載の定量噴霧式吸入器。
(項目9)
薬剤ディスペンサであって、
製剤と、
薬剤貯蔵容器であって、該製剤は、該薬剤貯蔵容器内に含有されている、薬剤貯蔵容器と、
駆動されると、該製剤を該薬剤貯蔵ユニットから分散させる、薬剤分散ユニットと、
ドーズカウンタホイールであって、一方向で戻り止め可能に回転可能となるように適合されている、ドーズカウンタホイールと、
該ドーズカウンタホイールを係合し、該薬剤分散ユニットが駆動される度に、該カウンタホイールを増分的に回転させる作動アームと
を備え、
該ドーズカウンタホイールは、該ドーズカウンタホイールが所定の位置に回転されると、該薬剤分散ユニットが駆動されるのを防止するように適合されている、薬剤ディスペンサ。
(項目10)
前記ドーズカウンタホイール上に配置されている、投与量を数える印をさらに備える、項目9に記載の薬剤ディスペンサ。
(項目11)
前記投与量を数える印は、数字である、項目10に記載の薬剤ディスペンサ。
(項目12)
前記薬剤ディスペンサの外側から、任意のある時点に、唯一の前記数字が見える、項目11に記載の薬剤ディスペンサ。
上述した概要および本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明は、添付図面とともに読まれるときに理解されるであろう。本発明の例示の目的のために、図中には現在好ましい実施形態が示されている。しかしながら、本発明は、図示された正確な配置および構成に限定されるものではないことを理解されたい。
図A〜Dは、従来技術の吸入器の一般的な動作を概略的に表す図である。 図A〜Dは、従来技術の吸入器の一般的な動作を概略的に表す図である。 図A〜Dは、従来技術の吸入器の一般的な動作を概略的に表す図である。 図A〜Dは、従来技術の吸入器の一般的な動作を概略的に表す図である。 図E〜Hは、投与量カウンタ/ロックアウトの発明を概略的に表す図である。 図E〜Hは、投与量カウンタ/ロックアウトの発明を概略的に表す図である。 図E〜Hは、投与量カウンタ/ロックアウトの発明を概略的に表す図である。 図E〜Hは、投与量カウンタ/ロックアウトの発明を概略的に表す図である。 図1は、吸入器の一実施形態の外観斜視図である。 図2は、吸入器の実施形態の別の分解外観斜視図である。 図3は、本発明のクレードルの4つの斜視図である。 図3Aは、本発明のクレードル内に配置されるpMDI缶の斜視図である。 図3Bは、図3Aに示すpMDI缶およびクレードルの分解斜視図である。 図4は、本発明のクレードルおよびマニホールドの分解図である。 図5は、呼吸作動構成要素のうちのいくつかを示すマニホールドの分解斜視図である。 図6は、マニホールドおよびコッキングレバー維持部の分解斜視図である。 図6Bは、マニホールド上に位置付けられたコッキングレバー維持部を示す図である。 図7は、コッキングレバー維持部およびカウンタホイールの分解斜視図である。 図8は、コッキングレバー維持部およびカウンタホイールの代替の分解斜視図である。 図9は、ばねアセンブリの分解図である。 図10は、内部のばねアセンブリの斜視図である。 図11は、ばねアセンブリの代替の斜視図である。 図12は、クレードル内に配置されたばねアセンブリの斜視図である。 図13は、コッキングレバーの斜視図である。 図14は、コッキングレバーの代替の斜視図である。 図15は、コッキングレバー、クレードルおよびコッキングレバー維持部の斜視図である。 図16は、途中まで上昇した位置にあるコッキングレバーを示す断面図である。
(I.投与量カウンタ−ロックアウトの概略的描写)
図A〜Hに示す図面は、投与量カウンタ/ロックアウト特徴がどのように作動するかという、一般的な機能説明を提供することを意図している。最初に、投与量カウンタ/ロックアウト機構を持たない吸入器の一般的な動作の説明が図A〜Dに示され、以下に記載される。以下の図A〜Hの参照番号は、図1〜16において使用される参照番号とは合致しない。
図A:クレードル53は、缶からの突出部である、ばね負荷中空缶ステム57を有する缶55を保持する。缶55は、通常、溶液または粒子懸濁液として薬剤を含有する促進剤で加圧される。缶ステム57が押し下げられ、ばね圧に抗して缶55の本体内に押し込まれると、中空の缶ステム57から出る促進剤の圧力下で、缶の内容物の計量された一定量が排出され、患者が吸入器本体50を介して息を吸うことによって生じる吸気流に入る。
クレードル53は、ばねアセンブリ59に強固に装着される。クレードル53は、吸入器50と摺動可能に装着されるが、クレードルラッチ52によってその下方向が制限される。クレードルラッチ52は、次いで、吸入器本体50に沿ってクレードル53を摺動可能に移動できるようにする種々の手段により解除することができる。クレードルラッチ52は、患者が吸入器本体50を介して息を吸うことによって生じる、吸入器本体50を通る空気流に応答して外れるように設計することができる。クレードルラッチ52は、呼吸作動式である代わりに、代替として、手動で駆動されるように設計することができ、それは、患者が、吸息と、クレードルラッチ52の手動による駆動とを連携させなければならないことを意味する。
図Aは、リセットまたは静止構成と見なされる図を示す。クレードルラッチ52が係合位置に位置付けられ得るように、カム63は、クレードル53およびばねアセンブリ61を維持するリセットアーム67を完全な上昇位置に押し上げている。
図Bでは、カム63が回転して、今度はばねアセンブリ59を押している。ばねアセンブリ59はクレードル53に固定して装着されているため、クレードル53がやや下向きに付勢され、クレードルラッチ52によって所定の場所に維持されている。移動アセンブリ(ばねアセンブリ59、クレードル53、および缶55)が所定の位置に維持されているため、ばねアセンブリ59のばねは、より小さいサイズで示されているばねアセンブリ59を表すボックスによって示されるように圧縮される。
図Cは、手動または息を吸うことのいずれかによって、患者がクレードルラッチ52を作動させた後の構成を示しており、クレードルラッチ52が外され、圧縮されたばねの伸長によって移動アセンブリが下向きに付勢される。
クレードル53は、缶55を下向きに付勢することで、缶ステム57がステム保持部54に対して付勢されるように構成される。ステム保持部54に対して付勢されることの結果として、缶ステム57が缶55内に変位され、それにより、計量された一定量の薬剤が、上述したように缶から放出される。
薬剤69の投与量が放出された後、カム63が回転して、図Dに示すようなリセットまたは静止位置に戻る。カム63のローブがリセットアーム67を上向きに付勢することで、今度は移動アセンブリを付勢して、その上昇位置に戻す。移動アセンブリがその最も高い上昇位置にある状態で、次いで、クレードルラッチ52が自動的にリセットされる。
これで、デバイスは、次の作動サイクルの準備ができた状態になる。実際には、カム63は、マウスピースカバーとしての役割も果たすコッキングレバーに装着され、コッキングレバーは、図Aおよび図Dにおいて閉鎖位置(リセット位置)に位置付けられ、図B(コックされた位置)および図C(放出位置)における開放位置に回転させられる。
患者が吸入器を手に取るとき、カバーは閉じており、すべての構成要素は図Aに示される。患者は、全開位置にカバーを回転させることで吸入器を使用可能にし、またそうすることでカム63を回転させて、図Bに示すようにデバイスを構成する。カバーが開いた状態で、患者は息を吸い込み、呼吸作動式トリガを作動させることで、次いで、患者によって肺の中に吸い込まれる空気流に薬剤が投薬されることを可能にする。薬剤の送達中、吸入器は図Cに示す構成である。
吸入および薬剤の送達が終了すると、患者はカバーを回転させて閉じ、それにより、カム63を回転させてそのリセット位置に戻し、そうすることで、実際には図Aと同じ構成である図Dに示す構成にデバイスを配置する。クレードル53が、カム63の回転により上方位置に配置されると、缶55から圧力が解放される。次いで、缶55の圧縮されたばね(複数可)の動作によって缶ステムが押し戻され、缶55をそのリセット位置に戻させる。
(II.投与量カウンタ:本発明の第1の構成要素の概略的描写)
上で挙げた説明を踏まえて、次に、さらなる発明の構成要素である投与量カウンタのロックアウト機能について考察する。
図Eに示すように、投与量カウンタの特徴を達成するためには、2つの追加構成要素が必要である。カウンタ作動アーム72が、クレードル53に装着される。図Dについて上述したように吸入器がリセット機能を終了する度に、カウンタ作動アーム72は、投与量カウンタホイール75の外周上にある一連の切り欠き77のうちの1つを押す。投与量カウンタホイールの外周には、一連の数字(通常は1〜4または1〜8)が印字されている。吸入器が薬剤送達のステップを終了する度に、カウンタ作動アームが投与量カウンタホイールを一定量回転させ、それにより、吸入器の筐体にあるウィンドウから、投与量カウンタホイール上の次に大きな数字を表示させる。投与量カウンタの特徴は、必要に応じて、数を小さいほうから数えるか、または大きい方から逆に数えるかのいずれかに設計することができる。
(ロックアウト)
ロックアウト機能を達成するためには、2つの追加特徴が必要である。上述した切り欠き77は、カウンタホイール75の外周の一部のみに沿って設置される。吸入器は、所定回数のみ作動するように設計され、切り欠き77の数は、この所定の作動回数と同じである。一旦、カウンタホイールがこの所定の数だけ進むと、接触アーム72が接触することができるホイール上の切り欠きは、それ以上存在しない。よって、カウンタアーム72は、何も押すものがない。そのため、たとえクレードル53が図Aおよび図Cに示す位置の間で前後に動いたとしても、接触アーム72がいずれの切り欠き77とも接触しないため、カウンタホイール75は回転しない。
さらなる構成要素が吸入器に追加されない場合、吸入器はなお薬剤を送達することができるが、カウンタホイールは所定の作動回数を記録するのみであろう。
吸入器を動作不能にするために、カウンタアームおよびカウンタホイールとともに作用する追加要素が必要である。これらの追加要素を用いると、カウンタホイールが所定回数だけ増分的に回転させられた場合、吸入器が動作不能となり、薬剤を送達しない。動作不能化の好ましい方法は、吸入器がばねを圧縮する能力を妨げることである。動作不能状態において、移動部品のいずれも物理的にブロックまたは妨害されておらず、したがって、吸入器が動作不能であるとき、部品は応力下にないことに留意されたい。
ドロップアウトカム79が、カウンタホイール75の外周に沿って設置される。カウンタホイール75が適切な回数だけ増分的に回転させられると、カウンタホイール75は、ドロップアウトカム79がドロップアウトタブ81に接触し、それにより、図Fに示すようにばねラッチ83を係合解除するように位置付けられる。
ばねラッチ83は、係合されると、クレードル53をばねアセンブリ59に強固に装着する。ドロップアウトタブ81がドロップアウトカム79に接触されると、ばねラッチ83の2つの部分を分離する。よって、ばねアセンブリ59は、もはやクレードル53に強固に装着されなくなる。その結果、カム63が図Gに示す位置に回転すると、ばねアセンブリ全体がクレードル53に対して移動するため、ばねアセンブリ59のばねは圧縮しない。したがって、クレードル53および缶55を付勢して、缶ステム57を缶53の中に押し込めるために利用可能ないずれの機械力も存在しないため、いずれの薬剤の送達も行われない。
図Gに示すように、たとえクレードルラッチ52が作動されたとしても、缶を駆動するための圧縮されたばね力が存在しない。カム63が回転させられてその元の位置に戻ると、移動アセンブリがその最初の位置に戻り、クレードルラッチ52が再び係合される。
標準的な吸入器(図A〜D)および投与量カウンタおよびロックアウト機構(図E〜F)を有する改良された吸入器の概略的描写を記載してきたが、好ましい実施形態の詳細な説明を次に提示する。
図1は、閉鎖した静止状態にある吸入器100を示す。裏カバー105および表カバー115は、吸入器100に基本的な筐体構造を提供する。コッキングレバー110は、吸入器100に装着して、旋回点112の周りを旋回する。投与量カウンタ表示ウィンドウ120は、表カバー115内に形成される。後に詳細に考察するように、投与量カウンタ表示ウィンドウ120から見ることができる回転面上の数字によって、実際に送達された投与回数が示される。
図2は、吸入器100の分解図である。表カバー115および裏カバー105は、マニホールドアセンブリ125を取り囲む。マウスピース130は、表カバー115の底部にある開口部を介して挿入され、マニホールドアセンブリ125の下部にある開口部内でスナップフィットを構成する。コッキングレバー110はその閉鎖位置において、マウスピース130を覆っている。通常の使用では、コッキングレバー110が手動で約135度回転させられ、それにより、マウスピース130を完全に暴露し、患者の口にマウスピース130を挿入できるようにする。
図3は、クレードル140の種々の構成要素を適切に見ることができように、4つの異なる視点からクレードル140を示した図である。クレードル140のすべての機能を明確に理解することは、本発明のすべての特徴がどのように一緒に作用するかを理解する上で非常に重要である。クレードル140が実行する6つの別個の機能が存在する。
1.缶を保持する。
2.マニホールド170を摺動可能に係合する。
3.ラッチの一部をマニホールドに提供する。
4.ラッチの一部をばねアセンブリに提供する。
5.ドーズカウンタホイールを作動させる。
6.ばねアセンブリのための支持を提供する。
次に、これらの6つの機能を詳細に考察する。
(1.缶を保持する)
缶167は、缶エンクロージャ160内に維持され、また、缶ステム168を駆動するためにクレードル140が押し下げられると、缶167を押し下げる(図3Aおよび3Bを参照)。
(2.マニホールド170を摺動可能に係合する)
クレードル140の本体から離れて、一対のアームが延在する。それぞれのアームは、マニホールド170上の対応する嵌合部(クレードルレール180)に係合する摺動部の溝145を含む(図4を参照)。
(3.ラッチの一部をマニホールドアセンブリに提供する)
図3に示すクレードルラッチA155は、トリガ受け190(図5を参照)とともに、クレードル140をマニホールド170に着脱可能に固定するクレードルラッチアセンブリ(図示せず)を形成する。クレードルラッチアセンブリの第2の部分はトリガ受け190であり、図5に示すようにトリガポケット187内に位置付けられる。パネル185は、マニホールド170から取り外した状態で示されている。装着ブラケット188Aをパネルポケット188B内に位置付けることにより、パネル185は、通常、マニホールド170内に位置付けられる。パネル185は、図示しないが種々のガスケットおよびシールを介して可撓位置186で付勢され、患者の吸気によって発生するベンチュリ効果を利用してマニホールド170内に変位することができる。吸入器上の患者の吸気によってパネル185が内側に付勢される場合は、トリガ受け190がクレードルラッチA155から係合解除する。このトリガ動作は、通常、ばねアセンブリが圧縮された後に起こる。クレードルラッチアセンブリの係合解除により、ばねアセンブリのばねが伸長し、クレードル140を下方に押し下げることにより缶167も下方に押し下げ、缶ステム168を介して単回投与量の薬剤を缶167から放出させる。
(4.ばねアセンブリの一部を提供する)
ばねアセンブリラッチA157は、図3に示すように、後に記載するばねアセンブリ240上の対応する構成要素に嵌合する。2つの構成要素は、本発明のロックアウト特徴の重要な構成要素であり、後に考察する、ばねアセンブリラッチ158を形成する。
(5.ドーズカウンタホイールを作動させる)
カウンタ作動ロッド150は、クレードル140から延在し、図7に示すカウンタホイール217に接触する。クレードル140(図3を参照)が、そのコックされた位置からその静止位置まで移動する度に、カウンタ作動アーム50がカウンタホイール217の外周上の切り欠きに接触して、それを所定の量だけ回転させる。
(6.ばねアセンブリのための支持を提供する)
ばねアセンブリ240(図9の拡大図において単独で示され、図10および11において正面図および背面図で示される)は、図12に示すようにクレードル140内に収容される。図12に示すように、ばねアセンブリ240のばねアセンブリラッチB257は、クレードル140の一部であるばねアセンブリラッチA157に着脱可能に係合される。ばねアセンブリ240が下方向に付勢されると(後に説明するように)、係合したばねアセンブリラッチ158は、ばねアセンブリに印加される下向きの力を引き起こし、それがクレードル140に伝達される。
図6は、マニホールドアセンブリ125から取り外されたコッキングレバー維持部200を示す。これは、通常、図6Bに示すようにマニホールド170上に位置付けられる。ロッキングタング205はスロット195内に挿入される。コッキングレバー維持部200がマニホールド170内に完全に挿入された場合、後に考察するように、コッキングレバー110を維持するために使用される2つのコッキングレバーアパーチャ197が存在する。
図7は、コッキングレバー維持部200およびカウンタホイール217を示す。カウンタホイール217は、カウンタホイール軸215に嵌まり、またそれによって保持される。カウンタホイール軸215は、圧縮された2本のアームから構成される。次いで、カウンタホイール軸215の圧縮されたアームが、カウンタホイール217の中央に形成された取付孔213を介して挿入されるように、カウンタホイール217が位置付けられる。一旦、カウンタホイール軸215が取付孔213に完全に挿入されて貫通すると、2本のアームは伸長することができ、それにより、カウンタホイール軸215上のカウンタホイール217を回転可能に係止する。カウンタホイール217は、図8に示すように、戻り止め歯230に嵌入するように位置付けられる戻り止めアーム210に嵌まる。戻り止めアーム210と戻り止め歯230との相互作用は、カウンタホイール217が、戻り止め歯230の間隔によって決定される増分だけ、一方向にのみ回転できるようにする。
図8にはまた、回転作動歯225も示される。これらの歯は、クレードル140がその静止位置に配置される度に、クレードル140上に設置されたカウンタ作動ロッド150によって係合される。回転作動歯225と投薬ナンバー218との間隔は、カウンタ作動ロッド150のそれぞれの動きが、カウンタホイール217上で次に大きな投薬ナンバーを投与量カウンタ表示ウィンドウ120内に表示するように設計される。
種々の視点からのばねアセンブリ240を図9〜11に示す。ばねアセンブリ240の3つの主要な要素は、プッシャ245、ばね250、およびばねホルダ255である。ばねアセンブリ240の分解図を図9に示す。
図10は、ある視点からの完全に組み立てられたばねアセンブリ240示す。ばね250のそれぞれ1つは、プッシャアーム247のそれぞれ1つの上に配置される。このアセンブリは、プッシャ維持タブ260が、ばねホルダ255の底部にある開口部を通って挿入されるように、ばねホルダ255内に配置される。一旦これらの孔を通して配置されると、プッシャ維持タブ260が、プッシャ247をばねホルダ255内に係止する。ばね250の直径は、ばねホルダ255の底部にある孔よりも小さい。したがって、プッシャ245が下向きに付勢されると、プッシャアーム247が、ばねホルダ255の底部にある孔を通って伸長する。これにより、ばね250が、ばねホルダ255の下部とプッシャ245の上部との間で圧縮される。
図11は、図10に示す視点の反対側を示す。ドロップアウトアーム262上に位置するドロップアウトタブ265は、カウンタホイール217(図7)上のドロップアウトカム220によって係合される。ドロップアウトタブ265がドロップアウトカム220との接触によって付勢されると、矢印Aで示される方向に移動する。これにより、ばねアセンブリラッチA157をばねアセンブリラッチB257から係合解除させる。
ばねアセンブリラッチが係合されると、プッシャ245に対する任意の下向きの圧力がばね250を圧縮させ、また、その下向きの圧力をクレードル140に伝達する。通常、クレードルラッチ(クレードルラッチA155およびトリガ受け190)は係合されているため、クレードル140は、いずれの有意な下降運動も行うことができない。よって、プッシャ245上の下向きの圧力は、結果的に、クレードル140をクレードルラッチに対して密接に付勢させ、また、ばね250を圧縮する。
しかしながら、ばねアセンブリラッチが係合解除されると、ばね250が圧縮され得ず、クレードル140になんらの下向きの力も付与せずに、ばねアセンブリ240全体がクレードル140内を下向きに移動する。ばね250が圧縮されないと、クレードル140の下降運動を引き起こすために利用可能な圧縮エネルギーが存在せず、缶167は、缶ステム168を缶167内に移動するために必要な力に打ち勝つ。
図12は、クレードル140内に位置付けられたばねアセンブリ240を詳細に示しており、ばねアセンブリラッチ構成要素(ばねアセンブリラッチA157およびばねアセンブリラッチB257)は係合しているが、これらの2つの構成要素がよく見えるように、やや離れた位置にある。通常、ドロップアウトカム220がドロップアウトタブ265に係合して2つの構成要素を係合解除させ、互いにすれ違うように摺動させない限りは、ばねアセンブリラッチA157とばねアセンブリラッチB257とは直接接触している。
図13は、コッキングレバー110と、一方の端に位置するそのカム270およびそのピボット軸受267とを示す。ピボット軸受267は、コッキングレバー維持部およびコッキングレバー支持ブラケット192によって形成されるコッキングレバーアパーチャ197内に、旋回可能に保持される。
図1は、閉鎖または静止位置にあるコッキングレバー110を示す。図15もまた、閉鎖または静止位置にある構成要素のうちのいくつかを示す。コッキングレバー110が静止位置にあるにあるとき、カム270は、リセットローブ290が図15に示されるように位置するように配向される。この位置では、リセットローブ290は上向きに配向され、リセットアーム接触面162と直接接触している。この位置では、クレードル140は、その最も高い位置で付勢されている。
通常の操作中は、コッキングレバー110がマウスピース130から離れて回転させられるにつれてカム270が回転させられ、それにより、圧縮ローブ280をカム接触面246と接触させ、プッシャ245にばね250を圧縮させる。
コッキングレバー110は、その全開位置(約135度)に回転させられると、カム270上の安定化面285をカム接触面246と完全に接触させる。安定化面285は平坦であるため、カム接触面246と完全に接触すると、コッキングレバー110が全開位置で安定化し、ばね250を圧縮された状態に保持する。
典型的には、次のステップは、クレードルラッチアセンブリをトリガするためであり、それにより、トリガ受け190からクレードルラッチA155を係合解除する。次いで、クレードル140は、ばね250の伸長によって付勢される。圧縮されたばね250が伸長する力は、缶ステム上の力に打ち勝つのに十分であり、それにより、缶ステム168を缶167内に付勢して、計量された投与量の薬剤の送達をもたらす。
送達後、コッキングレバー110が回転させられて閉鎖位置まで戻り、それにより、リセットローブ290がリセットアーム接触面162に対して回転させられ、クレードル140をその通常位置に戻す。クレードル140がその最も高い位置にある状態で、クレードルラッチアセンブリが再係合し、クレードル140をマニホールド170に固定して装着させる。
図16は、コッキングレバー110が途中まで上昇された位置にある吸入器100の断面図を示す。カム270は、圧縮ローブ280がカム接触面246と接触するように配向して示されている。この構成では、プッシャ245が下方向に付勢されており、それにより、結果的にばね250が部分的に圧縮されている。
図16はまた、ばねアセンブリラッチA157に係合したばねアセンブリラッチB257を示す。コッキングレバー110をさらに上昇させると、安定化面285が回転させられてカム接触面246と接触し、安定した位置で保持されるであろう。
本発明は、その主旨または本質的な特性から逸脱することなく、他の特定の形態において具現化することができる。記載した実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈されるものではない。したがって、本発明の範囲は、上述した例示的な実施形態に限定されない。均等物の意味および範囲に含まれるすべての変更または修正が、本発明に包含されることが意図される。
いくつかの例における「1つ以上の」、「少なくとも」、「それに限定されないが」または他の同様の語句等の広義の用語および語句の存在は、そのような広義の語句が存在しない可能性がある例においても、狭義の場合が意図されるかまたは必要であることを意味すると解釈されるものではない。
本出願において使用される場合、冠詞「a」および「an」は、その冠詞の文法的目的語の1つまたは1つより多く(すなわち、少なくとも1つ)を指す。例として、「an element」は、1つの要素または1つより多くの要素を意味する。

Claims (9)

  1. 定量噴霧式吸入器であって、
    製剤を含有する加圧缶であって、該缶は、ばね負荷バルブステムを有する計量バルブをさらに備える、加圧缶と、
    該缶を固定して保持するクレードルと、
    吸入器本体であって、該クレードルは、該吸入器本体と摺動可能に係合され、該クレードルは、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である、吸入器本体と、
    吸入器本体に旋回可能に装着されたコッキングレバーと、
    1つ以上のばねおよびばねアセンブリラッチを含むばねアセンブリであって、
    該ばねアセンブリラッチは、該ばねアセンブリを該クレードルに着脱可能に取り付け、
    該ばねアセンブリラッチは、該ばねアセンブリが該クレードルに固定して装着される係合配置と、該ばねアセンブリが該クレードルと摺動可能に係合される係合解除配置とを有する、ばねアセンブリと、
    クレードルラッチであって、
    該クレードルラッチは、該クレードルが該第1の位置に制限される係合配置と、該クレードルが、該吸入器本体に沿ったその動きにおいて制限されない係合解除配置と、を有し、
    該クレードルは、リセットアーム接触面をさらに備えており、
    該コッキングレバーがカムを備えており、該カムは、該リセットアーム接触面と該ばねアセンブリとの間に位置付けられ、その結果、該カムが第1の位置に配向されると、カムローブは、該リセットアーム接触面に対して付勢されて該ばねアセンブリと係合せず、該カムが第2の位置に配向されると、該カムローブは、該ばねアセンブリに対して付勢され、それにより、該クレードルラッチおよび該ばねアセンブリラッチが両方とも該係合配置にある場合に該1つ以上のばねを圧縮することによって該ばねアセンブリに機械的エネルギーを貯蔵させ、該吸入器が作動されることによって該クレードルラッチ係合解除すると、該ばねアセンブリにおける該圧縮ばねの伸長によって該クレードルが放出位置へと下向きに付勢されることを可能にする、クレードルラッチと、
    ドーズカウンタホイールと
    を備え、
    該ドーズカウンタホイールは、一方向で戻り止め可能に回転可能であるように適合され、
    該クレードルは、該ドーズカウンタホイールと係合し、該クレードルが該放出位置から該第1の位置に移動する度に、該ドーズカウンタホイールを増分的に回転させるカウンタ作動アームをさらに備え、該ドーズカウンタホイールは、該ドーズカウンタホイールが増分的に回転させられる度に、異なる投与量の印を表示するように適合され、そして該ドーズカウンタホイールは、ドロップアウトカムを備え、
    該ドロップアウトカムは、該ドーズカウンタホイールが所定の位置となるときに、所定回数の増分的な回転の後に、該ばねアセンブリラッチを係合解除させるように適合されており、
    それにより、該ばねアセンブリが該カムローブによってもはや圧縮され得ないことにより、クレードルを該第1の位置から該第2の位に移動するために必要な機械的エネルギーを貯蔵することを防止し、それにより、該吸入器が作動されることによって該クレードルラッチが係合解除しても、該クレードルは下向きに付勢されず、したがって、該吸入器を動作不能にし、薬剤の放出を防止する、定量噴霧式吸入器。
  2. 前記クレードルラッチの係合解除は、呼吸作動式である、請求項1に記載の定量噴霧式吸入器。
  3. 前記ばねアセンブリラッチは、第1および第2のラッチ部材を備え、該第1のラッチ部材は、前記ばねアセンブリに固定して装着され、該第2のラッチ部材は、前記クレードルに固定して装着され、少なくとも1つの該ラッチ部材は、該ばねアセンブリおよび該クレードルが相互に固定して装着されないように、前記ドロップアウトカムによって間接的または直接的に物理的に変位され得る、請求項1に記載の定量噴霧式吸入器。
  4. 前記ドーズカウンタホイールは、該ドーズカウンタホイールの外周上に数字を有し、前記吸入器は、特定の番号を関心の数字として表示するように適合されている、請求項1に記載の定量噴霧式吸入器。
  5. 前記吸入器は、前記ドーズカウンタホイールの外周上の数字のうちの1つのみが、前記吸入器本体の外側から見えるように適合されている、請求項に記載の定量噴霧式吸入器。
  6. 薬剤ディスペンサであって、
    製剤と、
    製剤が内部に含有されている薬剤貯蔵容器と、
    薬剤貯蔵容器を固定して保持するクレードル、および、ラッチを介して該クレードルに着脱可能に取り付けられた駆動手段を含んでおり、駆動手段がラッチを介してクレードルを移動させることによって該製剤を薬剤貯蔵容器から分散させる、薬剤分散ユニットと、
    ドーズカウンタホイールであって、該ドーズカウンタホイールは、一方向で戻り止め可能に回転可能となるように適合され、該ドーズカウンタホイールは、所定回数の増分的な回転においてはその度増分的に回転させられ得、そして該ドーズカウンタホイールは、ドロップアウトカムを備える、ドーズカウンタホイールと、
    該ドーズカウンタホイールを係合し、該薬剤分散ユニットが駆動される度に、該カウンタホイールを増分的に回転させる作動アームと
    を備え、
    該所定回数の増分的な回転が行われた後に、該ドロップアウトカムは、該ラッチを係合解除して、該駆動手段がクレードルを移動させるのを防止することにより、該薬剤ディスペンサを動作不能にするように適合されており、それにより、該薬剤ディスペンサが動作不能にされたとき、該ディスペンサの移動部品のいずれも物理的にブロックまたは妨害されていない、薬剤ディスペンサ。
  7. 前記ドーズカウンタホイール上に配置されている、投与量を数える印をさらに備える、請求項に記載の薬剤ディスペンサ。
  8. 前記投与量を数える印は、数字である、請求項に記載の薬剤ディスペンサ。
  9. 前記薬剤ディスペンサの外側から、任意のある時点に、唯一の前記数字が見える、請求項に記載の薬剤ディスペンサ。
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