JP5680761B2 - 力率補償型エルイーディー照明装置 - Google Patents

力率補償型エルイーディー照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5680761B2
JP5680761B2 JP2013533765A JP2013533765A JP5680761B2 JP 5680761 B2 JP5680761 B2 JP 5680761B2 JP 2013533765 A JP2013533765 A JP 2013533765A JP 2013533765 A JP2013533765 A JP 2013533765A JP 5680761 B2 JP5680761 B2 JP 5680761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductance
inductance element
resistance
capacitance
rapid start
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013533765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013543230A (ja
Inventor
テク リム,チュン
テク リム,チュン
チョル キム,ボン
チョル キム,ボン
ホン リ,ビョン
ホン リ,ビョン
ジェ キム,ヒョン
ジェ キム,ヒョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OPTOMIND Inc
Original Assignee
OPTOMIND Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020100099802A external-priority patent/KR101102781B1/ko
Priority claimed from KR1020110101093A external-priority patent/KR101240286B1/ko
Application filed by OPTOMIND Inc filed Critical OPTOMIND Inc
Priority claimed from PCT/KR2011/007546 external-priority patent/WO2012050348A2/ko
Publication of JP2013543230A publication Critical patent/JP2013543230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5680761B2 publication Critical patent/JP5680761B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明の実施例はエルイーディーのための力率補償型エルイーディー照明装置に関する。さらに詳細には既存の蛍光灯で使用されているラピッドスタート(Rapid Start)式安定器に直接使用でき、且つ力率が良く、出力パワ−をLEDに合わせて設計することができる力率補償型エルイーディー照明装置に関する。
LEDは電力消耗が少なくて半永久的に長い寿命を持ち、既存の蛍光灯に匹敵するほどの輝度(brightness)特性を有するなど長所が多いことから、現在全世界的に多くの研究がなされており、徐々に照明光源として蛍光灯を代替するLED照明灯が広く使用されている傾向である。
一般的に蛍光灯は負性抵抗特性を有する水銀放電管の一種であり、蛍光灯の放電開始を誘導し、点灯後の安定的な点灯状態を維持するための装置として安定器が必要である。安定器は初期の蛍光灯の点灯に必要な放電開始高電圧を印加し、点灯後には蛍光灯に安定的に電圧と電流を供給する役割をする。
一方、LEDを利用した照明は蛍光灯と違い、安定器という部品がなくても一定の電圧電流によって直ちに動作が可能であり、蛍光灯と同じ照度を発生させるための必要電力がLED照明灯の場合は蛍光灯の半分の水準であるという長所がある。ところが、既存の蛍光灯照明を代替してLED照明灯に取り替えようとする時に安定器と蛍光灯を取り外して設置することになる。しかし、ラピッドスタート式の場合、安定器が頑丈に建物の天井に付着されている場合が一般的であり、これを除去することが容易ではなく、専門家の助けが必要であり、これに伴う費用がたくさんかかる問題点がある。
従って、既存のラピッドスタート式安定器をそのままにして蛍光灯のみをLED照明灯に取り替る方法を使用することもできるが、単純に既存の蛍光灯をLED照明灯に取り替ると、入力力率も悪くなり、さらに入力電流の高調波(harmonics)が過度に発生して出力電力も温度や入力電圧に対して敏感に変化する問題点がある。
このような問題点を解決するために本発明の一実施例は、既存の水銀放電式蛍光灯をLEDなどの発光素子を利用した照明灯に取り替るに当たり、蛍光灯の点灯のために既設置されたラピッドスタート式安定器を除去しなくても力率特性が良く、既存の蛍光灯に近い照度を出せる方法を提供することに目的がある。
前述した目的を果たすために、本発明の一実施例は、力率補償型エルイーディー照明装置において、ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ備えられた接続端子と、前記両端部のうち、一端部の接続端子と他端部の接続端子との間に連結されるようにインダクタンス素子及びキャパシタンス素子が直列で連結された直列インダクタンス−キャパシタンス素子を備える補償回路;及び前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路及び前記整流回路の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置を提供する。
前記エルイーディー照明装置は、前記接続端子は前記両端部にそれぞれ2個が備えられ、前記直列インダクタンス−キャパシタンス素子の一端と連結される前記一端部のいずれか一つの接続端子を選択する第1スイッチ;及び前記直列インダクタンス−キャパシタンス素子の他端に連結される前記他端部のいずれか一つの接続端子を選択する第2スイッチをさらに含むことができる。
前記キャパシタンス素子の容量は、ラピッドスタート式安定器の電源入力端での力率が1となるように設定することができる。
前記インダクタンス素子の容量は前記ラピッドスタート式安定器及び前記補償回路がラピッドスタート式安定器の入力電源の周波数に共振するように設定することができる。
また、前述した目的を果たすために、本発明の他の実施例は、力率補償型エルイーディー照明装置において、ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ2個ずつ備えられた接続端子、前記一端部のいずれか一つの接続端子と前記一端部の他の一つの接続端子との間に直列で連結される第1インダクタンス素子及び第2インダクタンス素子、前記他端部のいずれか一つの接続端子と前記他端部の他の一つの接続端子との間に直列で連結される第3インダクタンス素子及び第4インダクタンス素子、前記第1インダクタンス素子と前記第2インダクタンス素子との間の接続点と、前記第3インダクタンス素子と前記第4インダクタンス素子との間の接続点同士を連結するキャパシタンス素子を備える補償回路;及び前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路及び前記整流回路の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置を提供する。
前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、前記第3インダクタンス素子及び前記第4インダクタンス素子の容量は前記ラピッドスタート式安定器、前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、前記第3インダクタンス素子及び前記第4インダクタンス素子及びキャパシタンス素子が前記ラピッドスタート式安定器の入力電源の周波数に共振するように設定することができる。
そして、前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、前記第3インダクタンス素子及び前記第4インダクタンス素子は同一のインダクタンス容量を有することができる。
また、前述した目的を果たすために、本発明の他の実施例は、力率補償型エルイーディー照明装置において、ラピッドスタート式安定器のソケットに結合することができるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ2個ずつ備えられた接続端子;前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、一端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第1抵抗素子;前記一端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第2抵抗素子;前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、他端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第3抵抗素子;前記他端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第4抵抗素子;前記第1抵抗素子の他端と前記第2抵抗素子の他端の接点に一端が連結される第1インダクタンス素子;前記第3抵抗素子の他端と前記第4抵抗素子の他端の接点に一端が連結される第2インダクタンス素子;前記第1インダクタンス素子の他端と前記第2インダクタンス素子の他端との間に直列で連結されたキャパシタンス素子を備える補償回路;及び前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路及び前記整流回路の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置を提供する。
前記第1インダクタンス素子及び前記第2インダクタンス素子の容量は前記ラピッドスタート式安定器、前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子及び前記キャパシタンス素子が前記ラピッドスタート式安定器の入力電源の周波数に共振するように設定することができる。
前記第1インダクタンス素子及び前記第2インダクタンス素子は同一のインダクタンス容量を有するように設定することができる。
前記第1抵抗素子、第2抵抗素子、第3抵抗素子及び前記第4抵抗素子は同一の容量を有するように設定することができる。
前述した目的を果たすための本発明の他の実施例は、力率補償型エルイーディー照明装置において、ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ2個ずつ備えられた接続端子;前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、一端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第1抵抗素子;前記一端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第2抵抗素子;前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、他端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第3抵抗素子;前記他端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第4抵抗素子; 前記第1抵抗素子の他端と前記第2抵抗素子の他端との接点と、前記第3抵抗素子の他端と前記第4抵抗素子の他端との接点との間にインダクタンス素子とキャパシタンス素子が直列で連結された補償回路;及び前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路、及び前記整流回路の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置を提供する。
ここで、前記第1抵抗素子、第2抵抗素子、第3抵抗素子及び前記第4抵抗素子は同一の容量を有するように設定することができる。
以上で説明したように本発明の実施例によると、既設置されているラピッドスタート式安定器の後端に蛍光灯を代替するLED照明灯を設置するに当たり、補償回路を適用し、入力端の力率が1に近いながらも出力を安定的に出すことができるという效果がある。
図1は、補償回路110とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第1実施例に係るエルイーディー照明装置100とラピッドスタート式安定器130とで構成された照明システムを図示した図である。 図2は、補償回路110とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第1実施例に係るエルイーディー照明装置100とラピッドスタート式安定器130とで構成された照明システムのブロック図を図示した図である。 図3は、補償回路110、エルイーディー負荷回路120及びラピッドスタート式安定器130の回路図を例示した図である。 図4は、図3で示した回路を理想的な単巻変圧器(Ideal Auto Transformer)を含んだ等価回路で示した図である。 図5は、図4で図示した等価回路において理想的な単巻変圧器(Ideal auto transformer)を除去し、2次側T2のインピーダンスを1次側T1に移動させた等価回路を図示した図である。 図6は、補償回路610とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第2実施例に係るエルイーディー照明装置600を備える照明システムを示した図である。 図7は、補償回路710とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第3実施例に係るエルイーディー照明装置700を備える照明システムを示した図である。 図8は、補償回路810とエルイーディー負荷回路820を含む本発明の第4実施例に係るエルイーディー照明装置800を備える照明システムを示した図である。 図9は、補償回路910とエルイーディー負荷回路920を含む本発明の第5実施例に係るエルイーディー照明装置900を備える照明システムを示した図である。
以下、本発明の一部の実施例を例示的な図面を通じて詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付けるに当り、同一の構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されていても可能な限り同一の符号を有するようにしている事に留意しなければならない。また、本発明を説明するに当り、関連の公知構成、または機能についての具体的な説明が本発明の要旨を紛らすと判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
また、本発明の構成要素を説明するに当たり、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用し得る。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別することに限るものであり、その用語によって該当の構成要素の本質や順番、または手順などが限定されない。ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」、または「接続」されると記載した場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結される、または接続されるのみならず、各構成要素の間にさらに他の構成要素が「連結」、「結合」、または「接続」されることもあり得ると理解されなければならない。
図1は補償回路110とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第1実施例に係るエルイーディー照明装置100とラピッドスタート式安定器130とで構成された照明システムを図示した図であり、図2は補償回路110とエルイーディー負荷回路120とを含む本発明の第1実施例に係るエルイーディー照明装置100とラピッドスタート式安定器130とで構成された照明システムのブロック図を図示した図であり、図3は補償回路110、エルイーディー負荷回路120及びラピッドスタート式安定器130の回路図を例示した図である。
図1ないし図3に図示したように、本発明の第1実施例に係る補償回路110はラピッドスタート式安定器130のソケット132a、132bに結合できるようにエルイーディー照明装置100の両端部にそれぞれ備えられた接続端子112a、112bを具備し、接続端子112a、112bの両端部のうち、一端部の接続端子112aと他端部の接続端子112bとの間にはインダクタンス素子L1及びキャパシタンス素子C1が直列で連結された直列インダクタンス−キャパシタンス素子114を備える。
エルイーディー負荷回路120はキャパシタンス素子C1の両端に連結され、キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路122、及び整流回路の両端に連結され、整流回路122で発生した直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュール124を備える。図3において整流回路122としてはフルブリッジ整流器を使用し、エルイーディーモジュール124としてはフルブリッジ整流器に並列で連結されたエルイーディーアレイを使用したが、本発明がこれに限定されない。
図3のラピッドスタート式安定器130が一般的な直管型蛍光灯を負荷回路として使用するように作られた場合、a及びbは蛍光灯一端部の2個の接続端子112aが結合される図1におけるラピッドスタート式安定器130のソケット一端部132aの接続部を表し、c及びdは蛍光灯他端部の2個の接続端子112bが結合されるラピッドスタート式安定器130のソケット他端部132bの接続部を表す。
ラピッドスタート式安定器130は負荷回路(例えば、蛍光灯)が直接連結される場合に、入力電源Vsが入力される瞬間には入力電源の周波数に可飽和リアクトル(Tのインダクタンス成分)及び安定器キャパシターCmを共振させて大きい電流を蛍光灯に流して蛍光灯をオン(On)させ、蛍光灯が点いた後は可飽和リアクトルが飽和することによって可飽和リアクトルのインダクタンスの大きさが下落して可飽和リアクトル及び安定器キャパシターCmとの間で共振が発生しない。したがって蛍光灯に加えられる電圧が大幅に低下することによって蛍光灯に入力される電流は減少し、入力端の力率を1として満しながら蛍光灯の出力である負荷電流を一定に維持させるようになる。
図3において、補償回路110はラピッドスタート式安定器130のソケット一端部132aの一つの接続部aとソケット他端部132bの一つの接続部dとの間に直列インダクタンス−キャパシタンス素子114が連結される。ここで、直列インダクタンス−キャパシタンス素子114はインダクタンス素子として使用される補償インダクターLと、キャパシタンス素子として使用される補償キャパシターCを含み、エルイーディー負荷回路120は補償キャパシターCの両端者に並列で連結される。
エルイーディー負荷回路120は整流回路122を構成するフルブリッジ整流器D1、D2、D3、D4、エルイーディーモジュール124を構成するエルイーディーアレイ及び出力キャパシターCから成り得る。
図3のように、ラピッドスタート式安定器130を補償回路110なしにエルイーディー負荷回路120に直に使用するとエルイーディーモジュール124に要求される出力電力は、同じ程度の照度で蛍光灯の略半分になる。そうすると、ラピッドスタート式安定器130に流れる電流もその分減少するようになり、これによってラピッドスタート式安定器130内の容量性電流(capacitive current)が減少する結果をもたらすようになり、ラピッドスタート式安定器130の電源入力端の力率がラグ(lag)になる。従って、このようにラピッドスタート式安定器130の電源入力端の力率が減少することを防止し、力率を1に合わせるために補償回路110が必要になり、補償回路110ではエルイーディー負荷回路120と並列で補償キャパシターCを設ける。ラピッドスタート式安定器130の電源入力端の力率を1に合わせるために単純に補償キャパシターCのみを補償回路110に備える場合には電源入力端での共振周波数が変化するようになるので、共振周波数が変化しないように補償キャパシターCと直列で補償インダクターLを追加することで、共振周波数をラピッドスタート式安定器130の入力電源の周波数に合うように調節できる。
エルイーディー負荷回路120は多様な形態で構成でき、出力キャパシターCの代りにエルイーディーモジュール124と整流回路122との間にインダクター(図示なし)を置いて出力電流の変化を減らすこともできるが、この場合、インダクター(図示なし)と出力キャパシターCの値を組み合わせることで出力電流の変化を減らすこともできる。あるいは、出力キャパシターCを省略して電源周波数の2倍(120Hz)であるフリッカリング・ノイズを許容するように設計することもできる。また、整流回路122として、フルブリッジ整流器の代わりにハーフブリッジ整流器を用いることができ、整流回路122内においてダイオードの代わりにLEDを直・並列で用いることもできる。このように多様なエルイーディー負荷回路120を用いることができ、エルイーディー負荷回路120として使用できる負荷回路の種類は本実施例において言及したものに限定されない。
一方、本実施例において、エルイーディー負荷回路120内のエルイーディーモジュール124の素材として使用できるLED(Light Emitting Diode)は有機発光ダイオード(OLED: Organic Light Emitting Diode)、 AMOLED(Active Matrix Organic Light Emitting Diode)など、多様な発光素子を含めて使用することができる。
図4は、図3で示した回路を理想的な単巻変圧器(Ideal Auto Transformer)を含んだ等価回路で示した図である。
実質の単巻変圧器(Auto Transformer)を理想的な単巻変圧器に代替すると、1次側T1の磁化インダクタンスLと1、2次側の漏洩インダクタンスを等価的に示したL1Kが含まれる。nとnはそれぞれ1次側T1と2次側T2コイルのターン数をそれぞれ示したものであり、エルイーディー負荷回路120は等価的にRにモデリングすることができる。ここで2次側T2コイルのターン数(n)は2次側T2での可飽和リアクトルの特性を反映して等価的に可変であることを仮定した。
図5は図4で図示した等価回路において理想的な単巻変圧器(Ideal auto transformer)を除去し、2次側T2のインピーダンスを1次側T1に移動させた等価回路を図示した図である。ここで、LはL1kとLの合を意味し、IとIはそれぞれ磁化インダクタンスに流れる電流とインダクタンスLに流れる電流を表す。Vは出力電圧を意味し、nは変圧器(Transformer)の1次側T1と2次側T2のターン数の比(n+n)/nを意味する。
図5におけるインダクタンスLと等価インピーダンスZ、Zは数学式1のように表すことができる。
Figure 0005680761
前述したように、入力電源側における力率が1となるようにL及びCの大きさを決定し、これは一般的な家庭用エル光源(すなわち、蛍光灯の端子に連結されるエルイーディー負荷回路120を意味する)の出力を20Wとして仮定して大きさを決めることができる。この際、電源入力端の共振周波数(f)が入力電源の周波数と一致する条件は数学式2のように表すことができる。
Figure 0005680761
数学式2においてVは入力電源の電圧、Vは等価インピーダンスZにかかる出力電圧を表す。
このように数学式2は3個の独立的な式で構成され、数学式2の三個の式を同時に満すL、C、Rの値を計算して選定することができる。しかし、実際にはラピッドスタート式安定器130内の2次側T2の過飽和特性と数学式2の近似的特性のため、L、C、Rの値を決定するに当たって数学式2で計算された値に対し、実験を通じた若干の補正が必要である。このように、エルイーディー負荷回路120の負荷値であるRが決定された場合、エルイーディー照明装置100が希望する出力(すなわち、エルイーディー負荷回路120の希望する負荷値Rによる出力)を得るために、入力力率が1となり、入力電源の周波数と共振周波数が一致して入力電流の高調波が最小化する特性を得るように補償回路110のインダクターL及びキャパシターCの値を決定することができる。
一方、負荷値であるR値はエルイーディー負荷回路120においてLEDの連結形態によって変化させることができる。すなわち、エルイーディー負荷回路120においてLEDを複数で直列、または並列で連結すると、等価のRが変わることができ、LEDアレイに直列で連結するLEDの個数が多くなるほど等価のRが増加し、並列で連結するLEDアレイの個数が多くなるほど等価のRは減少する。
数学式1と数学式2の関係において入力電源の周波数が60Hz(f)ではなく、50Hz(f)に設定された環境で使用される場合に、ラピッドスタート式安定器130のインダクターとキャパシターの値が共にf/f倍で比例するように設定されることが一般的である。従って、補償回路110に使用されるインダクターとキャパシターの値も共に入力電源の周波数が60Hz(f)の場合の値のf/f倍になるように設定すると数学式1のインピーダンスZ、Zは大きさが変わらない。すなわち、入力電源の周波数(f)の変化によってラピッドスタート式安定器130内の1、2次側の漏洩インダクタンスL1k、キャパシターCmの大きさ、補償回路110のキャパシターC1及び補償インダクターL1の大きさもf1/f2倍に設定するとインピーダンスZ1、Z2は周波数との関りのない大きさになり得る。
図6は補償回路610とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第2実施例に係るエルイーディー照明装置600を備える照明システムを示した図である。
図6の補償回路610は、図3に示した補償回路110の補償インダクターL1をラピッドスタート式安定器130のソケット132a、132bの4個の結合端子の極性とは関係なく、補償回路610及びエルイーディー負荷回路120を連結して動作するようにするために補償回路110はエルイーディー照明装置600の両端部にそれぞれ2個ずつの接続端子(612a、612b)を具備し、図3での補償インダクターLと同一のインダクタンス値を有するそれぞれのインダクターL1a(第1インダクタンス素子)、L1b(第2インダクタンス素子)、L1c(第3インダクタンス素子)、L1d(第4インダクタンス素子)の一端部を各接続端子(612a、612b)に連結し、L1a、L1bの他端部は補償キャパシターC1の一端部に、L1c、L1dの他端部は補償キャパシターC1の他端部に連結することができる。
図6の場合、インダクターL1a、L1b、L1c、L1dに流れるそれぞれの電流は図3のインダクターLに流れる電流(I)の半分(I/2)なので、各インダクター(L1a、L1b、L1c、L1d)の消費電力はL(I/2)/2であることから、4個のインダクター(L1a、L1b、L1c、L1d)での消費電力の合はL /2になり、図3の場合のIの電流が流れる補償インダクターLの消費電力(L /2)と等しくなる。従って、補償回路110において補償インダクターをラピッドスタート式安定器130のソケット132a、132bの4個の結合端子にそれぞれ連結しても消費電力の増加が発生せず、補償インダクターを4個連結する費用のみ追加で発生するので、大きい費用の増加なしに補償回路110を具現できる。
図7は補償回路710とエルイーディー負荷回路120を含む本発明の第3実施例に係るエルイーディー照明装置700を備える照明システムを示した図である。
図7において、図3のようにラピッドスタート式安定器130のソケット一端部132aの二つの端子a、bの電圧をVa、Vbとし、ラピッドスタート式安定器130のソケット他端部132bの二つの端子c、dの電圧をVc、Vdとすると、(V>V>V>V)であり、a、b間の電圧差とc、d間の電圧差は入力電源が220Vの場合、所定の電圧差(一般的に、約4Vrms)を有する。すなわち、|V−V|=|V−V|≒(4V)rmsとなる。
図7の回路において(V>V>V>V)であり、|V−V|=|V−V|≒(4V)rmsである点を利用し、正格電圧220Vを基準で入力電圧が220Vより低い所ではVa−Vd、220Vより高い所ではVb−Vc、220V近辺の所ではVa−VcまたはVb−Vdが補償回路110の入力端に選択されるようにスイッチを使うことができる。この時、スイッチでは直列インダクタンス−キャパシタンス素子の一端とエルイーディー照明装置100の両端部に備えられた接続端子のうち、一端部の接続端子712aを連結する第1スイッチ716a、直列インダクタンス−キャパシタンス素子の他端とエルイーディー照明装置100の両端部の接続端子のうち、他端部の接続端子712bを連結する第2スイッチ716bを含むことができる。
図8は補償回路810とエルイーディー負荷回路820を含む本発明の第4実施例に係るエルイーディー照明装置800を備える照明システムを示した図である。
図1ないし図7が1灯式の照明システムを示したのに対し、図8は2灯式の照明システムを示したものであり、補償回路810とエルイーディー負荷回路820の実在の連結関係を示したものではなく、2灯式の照明システムに補償回路810及びエルイーディー負荷回路820を二つ(822、824)連結する場合、照明システムの動作特性を分析するためにその原理を説明するための図である。
2灯式照明システムの場合にも、1灯式照明システムの場合に既存の蛍光灯1個に補償回路110とエルイーディー負荷回路120を使用するように、これを既存の二灯式蛍光灯照明システムのラピッドスタート式安定器830に接続される蛍光灯の2個位置に同様の方法でエルイーディー照明装置800を挿入する。実際には1灯式照明システムと2灯式照明システムのラピッドスタート式安定器の動作点が異なるため、1灯式照明システムに適用したのと同一のパラメタの値を有するエルイーディー照明装置800をそのまま2灯式照明システムに適用すると同様の動作特性が見られない場合がある。しかし、このようにしても出力電力と入力力率特性などが類似することが実験的に確認され、もしさらに優れた特性が要求される場合には数学式1ないし2を使用して2灯式照明システムに合わせた補償インダクター及び補償キャパシターの容量を設計すると良い。
その他に3灯式照明システム、4灯式照明システムの場合にも同様の設計原理が適用され、本発明は照明システム内に挿入できる蛍光灯の個数に制限はない。
(第5実施例)
図9は補償回路910とエルイーディー負荷回路920を含む本発明の第5実施例に係るエルイーディー照明装置900を備える照明システムを示した図である。
図9に図示したように、本発明の第5実施例に係る補償回路910はラピッドスタート式安定器930のソケット932a、932bに結合できるようにエルイーディー照明装置900の両端部にそれぞれ備えられた接続端子912a、912bを具備し、接続端子912a、912bの両端部のうち、一端部の接続端子912aと連結される二つの連結点a’、b’にはそれぞれ第1抵抗素子Rb1の一端部と第2抵抗素子Rb2の一端部が連結され、第1抵抗素子Rb1の他端部と第2抵抗素子Rb2の他端部は互いに連結され、また第1抵抗素子Rb1の他端部と第2抵抗素子Rb2の他端部の接点は第1インダクタンス素子Lc1の一端部と連結される。また、接続端子912a、912bの両端部のうち、他端部の接続端子912bと連結される二つの連結点c’、d’にはそれぞれ第3抵抗素子Rb3の一端部と第4抵抗素子Rb4の一端部が連結され、第3抵抗素子Rb3の他端部と第4抵抗素子Rb4の他端部は互いに連結され、また第3抵抗素子Rb3の他端部と第4抵抗素子Rb4の他端部の接点は第2インダクタンス素子Lc2の一端部と連結される。
そして、第1インダクタンス素子Lc1の他端部と第2インダクタンス素子Lc2の他端部との間にはキャパシタンス素子Ccの両端がそれぞれ連結される。
連結点a’、b’はラピッドスタート式安定器930の出力端子a、bにそれぞれ連結され、連結点c’、d’はラピッドスタート式安定器930の出力端子c、dにそれぞれ連結される。
各抵抗素子Rb1、Rb2、Rb3、Rb4は互いに同じ値を有することができる。また、各インダクタンス素子Lc1、Lc2も互いに同じ値を有することができる。
エルイーディー負荷回路920はキャパシタンス素子Ccの両端に連結され、キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路122及び整流回路の両端に連結され、整流回路922で発生した直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュール924を備える。図9において、整流回路922としてはフルブリッジ整流器を使用し、エルイーディーモジュール924としてはフルブリッジ整流器に並列で連結されたエルイーディーアレイを使用したが、本発明での整流回路及びエルイーディーモジュールがこれに限定されない。
図9のラピッドスタート式安定器930が一般的な直管型蛍光灯を負荷回路として使用するように作られた場合、a及びbは蛍光灯一端部の2個の接続端子912aが結合される図1でのラピッドスタート式安定器130のソケット一端部132aの接続部を表し、c及びdは蛍光灯他端部の2個の接続端子112bが結合されるラピッドスタート式安定器130のソケット他端部132bの接続部を表すものである。
エルイーディー負荷回路920は整流回路922を構成するフルブリッジ整流器D1、D2、D3、D4、エルイーディーモジュール924を構成するエルイーディーアレイ及び出力キャパシターCから成り得る。
図9においても図3と類似してラピッドスタート式安定器930の電源入力端の力率が減少することを防止し、力率を1に合わせるために補償回路910を使用し、補償回路910ではエルイーディー負荷回路920と並列で補償キャパシターCを設ける。ラピッドスタート式安定器930の電源入力端の力率を1に合わせるために単純に補償キャパシターCのみが補償回路910に具備する場合には電源入力端での共振周波数が変化するようになるので、共振周波数が変化しないように補償キャパシターCの両端に直列で補償インダクタンス素子Lc1、Lc2を追加して共振周波数をラピッドスタート式安定器130の入力電源の周波数に合わせるように調節することができる。
図9の場合には図6においてインダクタンス素子を4個使用する場合とは異なり、類似した容量のインダクタンス素子を2個のみ使用しながらも図6での構成のような長所を有するように試みた。
図9の場合、各抵抗素子Rb1、Rb2、Rb3、Rb4の値とインダクタンス素子Lc1、Lc2の容量を有するように構成された場合、各抵抗素子Rb1、Rb2、Rb3、Rb4に流れるそれぞれの電流もやはり図3のインダクターLに流れる電流Iの半分I/2なので、図6のと類似して各インダクタンス素子Lc1、Lc2の消費電力はL(I/2)/2であるため、インダクタンス素子Lc1、Lc2での消費電力の合が減少し、各抵抗素子Rb1、Rb2、Rb3、Rb4による消費電力は一部増加するが、インダクタンス素子を2個のみを使用できるようにすることで4個を使用する場合に比べて補償回路910の大きさと価格を最小化することができる長所がある。従って、補償回路910において補償インダクターをラピッドスタート式安定器930のソケット132a、132bの4個の結合端子にそれぞれ連結しても消費電力の増加があまり発生ぜす、それに補償インダクターを2個で連結する費用のみが追加で発生するので、費用を節減しながらもサイズが小さな補償回路910を具現することができる。
一方、図9において第1インダクタンス素子Lc1及び第2インダクタンス素子Lc2のうち、一つは省略して構成することもできる。この場合、第1インダクタンス素子Lc1及び第2インダクタンス素子Lc2のうち、一つが省略されることで、第1抵抗素子Rb1の他端と第2抵抗素子Rb2の他端との接点と、第3抵抗素子Rb3の他端と第4抵抗素子Rb4の他端との接点の間に補償キャパシタンス素子Cと省略されないインダクタンス素子(Lc1またはLc2)が直列で連結される。
以上において、本発明の実施例を構成するすべての構成要素が一つに結合されるか、結合されて動作することが説明されたからといって、本発明が必ずしもこのような実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の目的範囲内であれば、そのすべての構成要素が一つ以上選択的に結合して動作することもできる。
また、以上で記載した「含む」、「構成する」または「有する」などの用語は、特に反対の記載がない限り、該当の構成要素が内在され得ることを意味するので、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含むことができると解釈されなければならない。技術的、もしくは科学的な用語を含むすべての用語は、異なるように正義されない限り、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。あらかじめ正義された用語と同様に一般的に使用される用語は関連技術の文脈上の意味と一致することと解釈されなければならず、本発明において明白に定義しない限り、理想的、もしくは、過度に形式的な意味に解釈されない。
以上の説明は本発明の技術思想を例示的に説明したに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば本発明の本質的な特性から脱しない範囲で多様な修正及び変形が可能である。従って、本発明に開示された実施例は本発明の技術思想を限定するものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるべきではない。本発明の保護範囲は下の請求範囲によって解釈されなければならず、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものとして解釈されなければならない。
CROSS−REFERENCE TO RELATED APPLICATION
本特許出願は2010年10月13日に韓国に出願した特許出願番号第10−2010−0099802号、2011年9月24日に韓国に出願した特許出願番号第10−2011−0096623号及び2011年10月5日に韓国に出願した特許出願番号第10−2011−0101093号に対して米国特許法119(a)条(35U.S.C§119(a))によって優先権を主張すると、そのすべての内容は参考文献として本特許出願に併合される。同時に、本特許出願は米国以外の国家に対しても上と同一の理由で優先権を主張するとそのすべての内容は参考文献として本特許出願に併合される。
以上で説明したように本発明は既設置されているラピッドスタート式安定器の後端に蛍光灯を代替するLEDなどの発光素子を設けるに当たり、補償回路を適用して入力端の力率が1に近いながらも出力を安定的に出せるという效果があって有用な発明である。

Claims (12)

  1. 力率補償型エルイーディー照明装置において、
    ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ接続端子を具備し、前記両端部のうち、一端部の接続端子と他端部の接続端子との間にインダクタンス素子とキャパシタンス素子が直列で連結された力率補償回路と、
    前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路、及び前記整流回路の出力の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路と、
    を含み、
    前記力率補償回路の前記インダクタンス素子のインダクタンス値と前記キャパシタンス素子の容量は、
    前記ラピッドスタート式安定器の電源入力端子からの入力力率が1または1に近い値に調整され、共振周波数が前記ラピッドスタート式安定器の入力電源の周波数と一致するように設定されていることを特徴とするエルイーディー照明装置。
  2. 前記エルイーディー照明装置は、
    前記接続端子は前記両端部にそれぞれ2個が具備され、
    前記直列インダクタンス−キャパシタンス素子の一端と連結される前記一端部のいずれか一つの接続端子を選択する第1スイッチと、
    前記直列インダクタンス−キャパシタンス素子の他端と連結される前記他端部のいずれか一つの接続端子を選択する第2スイッチと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエルイーディー照明装置。
  3. 力率補償型エルイーディー照明装置において、
    ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ2個ずつ備えられた接続端子、前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、一端部のいずれか一つの接続端子と前記一端部の他の一つの接続端子との間に直列で連結される第1インダクタンス素子及び第2インダクタンス素子、前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、他端部のいずれか一つの接続端子と前記他端部の他の一つの接続端子との間に直列で連結される第3インダクタンス素子及び第4インダクタンス素子、並びに前記第1インダクタンス素子と前記第2インダクタンス素子との間の接続点と、前記第3インダクタンス素子と前記第4インダクタンス素子との間の接続点との間に連結されたキャパシタンス素子を備える力率補償回路と、
    前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路及び前記整流回路の出力の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路と、
    を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置。
  4. 前記キャパシタンス素子の容量は、
    前記ラピッドスタート式安定器の電源入力端での力率が1となるように設定されることを特徴とする請求項3に記載のエルイーディー照明装置。
  5. 前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、前記第3インダクタンス素子及び前記第4インダクタンス素子のインダクタンス値は、前記ラピッドスタート式安定器、前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、前記第3インダクタンス素子及び前記第4インダクタンス素子及びキャパシタンス素子が前記ラピッドスタート式安定器の入力電源の周波数に共振するように設定されることを特徴とする請求項3に記載のエルイーディー照明装置。
  6. 前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、前記第3インダクタンス素子、及び前記第4インダクタンス素子は、同一のインダクタンスを有することを特徴とする請求項3に記載のエルイーディー照明装置。
  7. 力率補償型エルイーディー照明装置において、
    ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ2個ずつ備えられた接続端子、前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、一端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第1抵抗素子、前記一端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第2抵抗素子、前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、他端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第3抵抗素子、前記他端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第4抵抗素子、前記第1抵抗素子の他端と前記第2抵抗素子の他端との接点に一端が連結される第1インダクタンス素子、前記第3抵抗素子の他端と前記第4抵抗素子の他端との接点に一端が連結される第2インダクタンス素子、及び前記第1インダクタンス素子の他端と前記第2インダクタンス素子の他端との間に直列で連結されたキャパシタンス素子を備える力率補償回路と、
    前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路及び前記整流回路の出力の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路と、
    を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置。
  8. 前記第1インダクタンス素子及び前記第2インダクタンス素子のインダクタンス値は前記ラピッドスタート式安定器、前記第1インダクタンス素子、前記第2インダクタンス素子、及び前記キャパシタンス素子が前記ラピッドスタート式安定器の入力電源の周波数に共振するように設定されることを特徴とする請求項7に記載のエルイーディー照明装置。
  9. 前記第1インダクタンス素子及び前記第2インダクタンス素子は、同一のインダクタンスを有することを特徴とする請求項7に記載のエルイーディー照明装置。
  10. 前記第1インダクタンス素子及び前記第2インダクタンス素子は、同一のインダクタンスを有し、
    前記第1抵抗素子、第2抵抗素子、第3抵抗素子、及び前記第4抵抗素子は同一の抵抗値を有することを特徴とする請求項7に記載のエルイーディー照明装置。
  11. 力率補償型エルイーディー照明装置において、
    ラピッドスタート式安定器のソケットに結合できるように前記エルイーディー照明装置の両端部にそれぞれ2個ずつ備えられた接続端子、前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、一端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第1抵抗素子、前記一端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第2抵抗素子、前記エルイーディー照明装置の両端部のうち、他端部のいずれか一つの接続端子に一端が連結される第3抵抗素子、前記他端部の他の一つの接続端子に一端が連結される第4抵抗素子、前記第1抵抗素子の他端と前記第2抵抗素子の他端との接点と、前記第3抵抗素子の他端と前記第4抵抗素子の他端との接点との間にインダクタンス素子とキャパシタンス素子が直列で連結された力率補償回路と、
    前記キャパシタンス素子の両端に連結され、前記キャパシタンス素子の両端の交流電流を直流電流に整流する整流回路及び前記整流回路の出力の両端に連結され、前記直流電流を受信して駆動されるエルイーディーモジュールを備えるエルイーディー負荷回路と、
    を含むことを特徴とするエルイーディー照明装置。
  12. 前記第1抵抗素子、第2抵抗素子、第3抵抗素子、及び前記第4抵抗素子は、同一の抵抗値を有することを特徴とする請求項7または請求項11に記載のエルイーディー照明装置。
JP2013533765A 2010-10-13 2011-10-11 力率補償型エルイーディー照明装置 Expired - Fee Related JP5680761B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020100099802A KR101102781B1 (ko) 2010-10-13 2010-10-13 역률보상형 엘이디 조명장치
KR10-2010-0099802 2010-10-13
KR10-2011-0096623 2011-09-24
KR20110096623 2011-09-24
KR10-2011-0101093 2011-10-05
KR1020110101093A KR101240286B1 (ko) 2011-09-24 2011-10-05 역률보상형 엘이디 조명장치
PCT/KR2011/007546 WO2012050348A2 (ko) 2010-10-13 2011-10-11 역률보상형 엘이디 조명장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013543230A JP2013543230A (ja) 2013-11-28
JP5680761B2 true JP5680761B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=49764837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013533765A Expired - Fee Related JP5680761B2 (ja) 2010-10-13 2011-10-11 力率補償型エルイーディー照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5680761B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7033746B2 (ja) * 2017-12-27 2022-03-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 負性インピーダンス変換回路、及びそれを用いた点灯装置、照明器具

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3871069B2 (ja) * 1994-12-22 2007-01-24 東芝ライテック株式会社 放電灯点灯装置
US8358056B2 (en) * 2008-10-16 2013-01-22 Kumho Electric Inc. LED fluorescent lamp
JP5384964B2 (ja) * 2008-11-25 2014-01-08 ローム株式会社 Led照明装置
JP2011171240A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 点灯装置及びそれを用いた照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013543230A (ja) 2013-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104871648B (zh) 用于led串的应急照明转换
CN104025716B (zh) 用于具有高压led组件的固态照明装置的驱动电路以及相关方法
US9220159B2 (en) Electronic ballast
JP2012049273A (ja) 直流電源装置およびledランプシステム
JP6994503B2 (ja) マルチランプ照明器具照明システムにおいてステップ調光を可能にするためのレトロフィット発光ダイオード(led)管
JP2010182656A (ja) 蛍光ランプ形状のledランプ
CA2788390C (en) Low current solution for illuminated switches using dc operated leds
KR20110062243A (ko) 형광등용 안정기를 이용한 led 조명 장치
KR101276133B1 (ko) 역률보상형 엘이디 조명장치
US8564222B2 (en) Lighting device controlling circuit module
JP5680761B2 (ja) 力率補償型エルイーディー照明装置
KR101002895B1 (ko) Led 형광램프
KR101102781B1 (ko) 역률보상형 엘이디 조명장치
TWI419612B (zh) 具廣域輸入電壓之發光裝置
WO2012050348A2 (ko) 역률보상형 엘이디 조명장치
US6555971B1 (en) High frequency, high efficiency quick restart lighting system
KR101240286B1 (ko) 역률보상형 엘이디 조명장치
US6879117B2 (en) Electronic ballast for fluorescent lamp
RU2354084C2 (ru) Светодиодный осветитель "экон-т"
JP2006120349A (ja) 放電灯点灯装置と照明器具及び照明システム
KR101558980B1 (ko) 개선된 led 형광램프 및 이를 채용하는 등기구
KR101446836B1 (ko) 상태 모니터링 기능을 구비한 형광등 호환형 엘이디 램프
JP5306310B2 (ja) 蛍光灯補助装置
CA2748753C (en) Lighting device controlling circuit module
KR101214461B1 (ko) 엘이디 조명용 스위칭 전원 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140627

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5680761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees