JP5675425B2 - シール構造及びガスタービンのバイパス空気量制御装置 - Google Patents

シール構造及びガスタービンのバイパス空気量制御装置 Download PDF

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本発明は、軸体を軸線方向に沿って進退動可能且つ首振り可能に支持するスリーブを備えると共に、スリーブと軸体との間並びにスリーブを支持する壁体とスリーブとの間をシールするシール構造、及びそのシール構造を採用したガスタービンのバイパス空気量制御装置に関する。
従来から、ガスタービンに設置され、燃焼器をバイパスして尾筒に導かれる空気の量を制御するバイパス空気量制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このバイパス空気量制御装置は、尾筒に空気を導くように尾筒と1対1で対応した複数の開口を備えた環状の弁本体と、弁本体の一面に沿う回転方向に摺動可能となるように弁本体に保持され且つその摺動位置によって開口の開度を可変する環状のスライドリングと、タービン本体の一部を構成する壁体に形成された貫通穴を貫通して一端がスライドリングに連結された軸体と、軸体の他端を支持して軸体を軸線方向に沿って進退動させることでスライドリングを回転方向に変位させる駆動装置と、を備えている。
この際、軸体は、その一端はタービン本体の内部でスライドリングに連結され、その他端は高温高圧環境下から離れた位置、即ち、タービン本体の外部で駆動装置に連結されている。
これにより、軸体は、その中途部でタービン本体の内部と外部とに別れて位置する必要があることから、タービン本体の一部を構成する壁体に支持されたスリーブを貫通している。また、このスリーブは、軸体が軸線方向に沿う直線運動の進退動によってスライドリングを回転方向に摺動変位させることから、軸体を軸線方向に沿って進退動可能且つ首振り可能に支持しなければならない。
特開平10−026353号公報
ところで、上述したスリーブは、タービンの熱効率改善の観点から、外部への漏れ空気量を低減するため、タービン本体の内部と外部との密閉性を確保する必要がある。
この際、スリーブは、軸体とスリーブとの間並びにスリーブと壁体との間、の双方の密閉性を確保する必要があるが、上述したバイパス空気量制御装置には、スリーブの内側と外側を十分にシールするシール構造の具体的な構成は開示されていなかった。
そこで、本発明は、軸体の軸線方向に沿う直線運動と軸線角度が可変する首振り運動とを許容しつつ、軸体とスリーブとの間並びにスリーブと壁体との間の密閉性を確保することができるシール構造及びそのシール構造を備えたガスタービンのバイパス空気量制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のシール構造は、低温の低圧側と高温の高圧側とに仕切る壁体に形成された貫通穴を貫通する軸体を軸線方向に沿って進退動可能且つ首振り可能に支持すると共に前記壁体と前記軸体との間をシールするシール構造であって、前記貫通穴の内部に設けられて前記軸体が貫通され且つ外周側に球面座が形成されたスリーブと、前記壁体に設けられて前記球面座が摺動可能に支持される凹面部と、前記球面座を前記凹面部に向けて付勢する付勢部材と、前記スリーブと前記軸体との間を封止する第一の封止部と、前記スリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止する第二の封止部と、を備え、前記第一の封止部及び前記第二の封止部は、いずれも前記球面座よりも低圧側に設けられ、前記スリーブは、前記球面座が形成され前記軸体が貫通されている第一のスリーブと、前記第一のスリーブよりも前記低圧側に配置され、前記軸体が貫通されている第二のスリーブと、を有し、前記第一の封止部は、前記第二のスリーブの内周面と前記軸体との間を封止し、前記第二の封止部は、前記第二のスリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止することを特徴とする。
本発明のガスタービンのパイパス空気量制御装置によれば、軸体の軸線方向に沿う直線運動と軸線角度が可変する首振り運動とを許容しつつ、軸体とスリーブとの間並びにスリーブと壁体との間の密閉性を確保することができる。
この際、前記二の封止部は、一端が前記第二のスリーブに固定され、他端が前記壁体に固定されている金属ベローズを含んでもよい。
また、本発明のガスタービンのバイパス空気量制御装置は、燃焼器をバイパスして尾筒に導かれる空気の量を制御するガスタービンのバイパス空気量制御装置であって、前記尾筒に空気を導くように前記尾筒と1対1で対応した複数の開口を備えた環状の弁本体と、前記弁本体の一面に沿う回転方向に摺動可能となるように前記弁本体に保持され且つその摺動位置によって前記開口の開度を可変する環状のスライドリングと、タービン本体の一部を構成し、低温の低圧側と高温の高圧側とに仕切る壁体に形成された貫通穴を貫通して一端が前記スライドリングに連結された軸体と、該軸体の他端を支持して前記軸体を軸線方向に沿って進退動させることで前記スライドリングを回転方向に変位させる駆動装置と、前記貫通穴の内部に首振り可能に支持されて前記軸体が貫通され且つ外周側に球面座が形成されたスリーブと、前記壁体に設けられて前記球面座が摺動可能に支持される凹面部と、前記壁体と前記スリーブとの間に設けられて前記球面座を前記凹面部に向けて付勢する付勢部材と、前記スリーブと前記軸体との間を封止する第一の封止部と、前記スリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止する第二の封止部と、を備え、前記第一の封止部及び前記第二の封止部は、いずれも前記球面座よりも低圧側に設けられていることを特徴とする。
本発明のガスタービンのパイパス空気量制御装置によれば、軸体の軸線方向に沿う直線運動と軸線角度が可変する首振り運動とを許容しつつ、軸体とスリーブとの間並びにスリーブと壁体との間の密閉性を確保することができる。
本発明のシール構造は、軸体の軸線方向に沿う直線運動と軸線角度が可変する首振り運動とを許容しつつ、軸体とスリーブとの間並びにスリーブと壁体との間の密閉性を確保することができる。
本発明の一実施形態に係るガスタービンの概略構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るガスタービンに適用されるバイパス空気量制御装置の正面図である。 本発明の参考例に係るバイパス空気量制御装置におけるシール構造の実施の形態1を示す要部の断面図である。 本発明の一実施形態に係るバイパス空気量制御装置におけるシール構造の実施の形態2を示す要部の断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係るガスタービンについて、図面を参照して説明する。尚、以下に示す実施例は本発明のガスタービンにおける好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスタービンの概略構成を示す縦断面図である。
図1において、ガスタービン1は、圧縮空気Cを生成する圧縮機2と、圧縮機2から供給される圧縮空気Cに燃料を供給して作動流体である燃焼ガスGを生成する複数の燃焼器3と、燃焼器3から供給される燃焼ガスGにより回転動力を発生させるタービン4と、タービン4を通過した燃焼ガスGを排気する排気室5と、を圧縮空気C及び燃焼ガスGの供給・排気方向の上流側から下流側に向けてこの順に備えている。また、ガスタービン1は、軸線Oを回転中心としてタービン4の周方向Rに回転するロータ6を備えている。
タービン4は、内部にタービン静翼8とタービン動翼9とを備え、ロータの軸方向に交互に配置されている。燃焼器で発生した燃焼ガスGがロータ廻りに配設されたガスタービン動翼を回転させ、燃焼ガスの熱エネルギーが回転エネルギーに変換されて、電力として取り出される。
ガスタービン1は、図1に示すように、燃焼器の燃空比を調整するため、バイパス空気量制御装置10を備えている。図2はバイパス空気量制御装置の一例を示す。
図2において、バイパス空気量制御装置10は、尾筒3aに空気を導くように尾筒3aと1対1で対応した複数の開口11aを備えた環状の弁本体11と、弁本体11の一面に沿う回転方向に摺動可能となるように弁本体11に保持され且つその摺動位置によって開口11aの開度を可変する開口12aを備えた環状のスライドリング12と、タービン本体の一部を構成する壁体(例えば、燃焼器ケーシング3b)13を貫通して一端がスライドリング12に連結された軸体14と、を備えている。尚、軸体14の他端は軸体14の軸線方向に沿って進退動させることでスライドリング12を回転方向に変位させるアクチュエータ等の駆動装置7に連結されている。
参考例
図3は本発明のシール構造の参考例を示す要部の断面図である。壁体13は、その内側に形成された貫通穴13aに軸体14が貫通するスリーブ15が設けられている。
また、壁体13の端面には軸体14が貫通する受部材16がボルト17によって固定されている。
スリーブ15は、壁体13の内側から貫通穴13aを貫通しており、その外側の端部には球面座15aが形成されている。また、スリーブ15の外周面と貫通穴13aの内周端面との間には、軸体14の首振りに連動するスリーブ15の首振りを許容するための隙間Gが存在している。尚、この隙間Gは、貫通穴13aの内径よりもスリーブ15の外径を小さくすれば良い。また、スリーブ15と壁体13との間には、スリーブ15を壁体13の外部に向けて常時付勢する付勢部材としての皿バネ18が設けられている。さらに、スリーブ15の内周面と軸体14の外周面との間には、封止部としての複数(四段)のグランドパッキン19が設けられている。このグランドパッキン19は、円筒状の押し金20をスリーブ15に螺合することによって増し締めされている。また、押し金20には、受部材16の外周側から挿入されたネジ21が係合する凹部20aが形成されており、押し金20が回り止めされている。
受部材16は、外方からボルト17によって壁体13の端面に固定することにより、スリーブ15に対して突き合せ状態で接触している。また、受部材16には、球面座15aと対向する凹面部16aが形成されている。これにより、球面座15aと凹面部16aとは環状の線接触(メタルタッチ)によりシールされる。この際、球面座15aと凹面部16aとに加工上の誤差や熱膨張が発生しても、皿バネ18の付勢によって確実なシール状態を確保することができる。さらに、受部材16と軸体14との間にもシール部材22が設けられている。また、受部材16と壁体13との間には、密閉性を確保するためのガスケット23が設けられている。
また、スリーブ15と受部材16との間には抽気パイプ24の先端が臨んでおり、第二の封止部としてのシール部材22と受部材16との間に漏れた空気を排気ダクト(図示せず)へと逃がすことも可能である。
このように、参考例のシール構造によれば、軸線方向に沿う直線運動と首振り運動とを行う軸体14とスリーブ15とにおいて、軸体14とスリーブ15との間はグランドパッキン19によりシールされる。また、スリーブ15の外側は皿バネ18の付勢によるスリーブ15の球面座15aと壁体13の凹面部16aとの接触によりシールされる。これにより、軸体14とスリーブ15との首振りを許容するために設けられたスリーブ15と壁体13との間の隙からの漏れが阻止される。
(実施の形態)
図4は本発明のシール構造の実施の形態を示す要部の断面図である。尚、壁体13、軸体14、受部材16、ボルト17、グランドパッキン19に関しては、形状的な変更を除き、上記参考例と機能的には実質的に同一であるため、ここではその説明は省略する。
スリーブ25は、壁体13の内側から貫通穴13aを貫通しており、その外側の端部には球面座25aが形成されている。尚、実施の形態1と同様に、貫通穴13aの内周端面とスリーブ25との間には、軸体14の首振りに連動するスリーブ25の首振りを許容するための隙間が存在している。尚、この隙間は、貫通穴13aの内径よりもスリーブ25の外径を小さくすれば良い。さらに、スリーブ25の先端には軸体14の外周面と接する第二のスリーブ35が設けられている。尚、この第二のスリーブ35は、スリーブ25と一体でも良いし、嵌め合い等による接続(同種材・異種材は問わない)でも良い。そして、この第二のスリーブ35と軸体14との間には、封止部としての複数(四段)のグランドパッキン19が設けられている。尚、本実施の形態においては、グランドパッキン19を増し締めする円筒状の押し金30は、例えば、第二のスリーブ35に設けられたハンドル部材27との間でワイヤ31で接続することにより回り止めされている。また、第二のスリーブ35によってグランドパッキン19及び押し金30とを壁体13の外部(低圧側)に離間状態で配置したことにより、高温環境下にある壁体13の内部から離れた位置でシール構造を採用することができ、グランドパッキン19に適用する材料(例えば、膨張黒鉛)による劣化を抑制し、シール性の確保(強度の確保)に貢献することができる。また、第二のスリーブ35にグランドパッキン19を設けたことにより、グランドパッキン19の増し締めや交換が簡単になり、本装置のメンテナンス性が向上する。
一方、第二のスリーブ35と受部材16との間には、第二の封止部としての第二のシール部材32が設けられている。
この第二のシール部材32は、第二のスリーブ35にネジ固定される内側ベース32aと、受部材16にネジ固定される外側ベース32bと、内側ベース32aと外側ベース32bとに跨る金属ベローズ32cと、を備えている。尚、第二のスリーブ35と内側ベース32aとの間並びに軸部材16と外側ベース32bとの間には、密閉性を確保するためのガスケット33,34が設けられている。これにより、軸体14とスリーブ25とが首振り(傾動)した場合であっても、金属ベローズ32cによって第二のシール部材32の追従を許容することができる。また、第二のシール部材32と受部材16との間には抽気パイプ24の先端が臨んでおり、第二のシール部材32と受部材16との間に漏れた空気を排気ダクト(図示せず)へと逃がすことも可能である。
このように、本発明のシール構造によれば、軸線方向に沿う直線運動と首振り運動とを行う軸体14とスリーブ25,35とにおいて、軸体14と第二のスリーブ35との間はグランドパッキン19によりシールされている。また、スリーブ25の外側は皿バネ18の付勢によるスリーブ15の球面座15aと壁体13の凹面部16aとの接触によりシールされる。これにより、軸体14とスリーブ25との首振りを許容するために設けられたスリーブ25と壁体13との間の隙からの漏れが阻止される。さらに、第二のスリーブと受部材16との間は第二のシール部材32によってシールされている。
したがって、本発明のシール構造は、軸体の軸線方向に沿う直線運動と軸線角度が可変する首振り運動とを許容しつつ、軸体とスリーブとの間並びにスリーブと壁体との間の密閉性を確実に確保することができるという効果が得られる。
1…ガスタービン
13…壁体
13a…貫通穴
14…軸体
15…スリーブ
15a…球面座
16…受部材
16a…凹面部
18…皿バネ(付勢部材)
19…グランドパッキン(封止部)
22…シール部材(第二の封止部)
32…第二のシール部材(第二の封止部)

Claims (5)

  1. 低温の低圧側と高温の高圧側とに仕切る壁体に形成された貫通穴を貫通する軸体を軸線方向に沿って進退動可能且つ首振り可能に支持すると共に前記壁体と前記軸体との間をシールするシール構造であって、
    前記貫通穴の内部に設けられて前記軸体が貫通され且つ外周側に球面座が形成されたスリーブと、
    前記壁体に設けられて前記球面座が摺動可能に支持される凹面部と、
    前記球面座を前記凹面部に向けて付勢する付勢部材と、
    前記スリーブと前記軸体との間を封止する第一の封止部と、
    前記スリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止する第二の封止部と、
    を備え、
    前記第一の封止部及び前記第二の封止部は、いずれも前記球面座よりも低圧側に設けられ、
    前記スリーブは、前記球面座が形成され前記軸体が貫通されている第一のスリーブと、前記第一のスリーブよりも前記低圧側に配置され、前記軸体が貫通されている第二のスリーブと、を有し、
    前記第一の封止部は、前記第二のスリーブの内周面と前記軸体との間を封止し、
    前記第二の封止部は、前記第二のスリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止することを特徴とするシール構造。
  2. 前記第二の封止部は、一端が前記第二のスリーブに固定され、他端が前記壁体に固定されている金属ベローズを含むことを特徴とする請求項1に記載のシール構造。
  3. 燃焼器をバイパスして尾筒に導かれる空気の量を制御するガスタービンのバイパス空気量制御装置であって、
    前記尾筒に空気を導くように前記尾筒と1対1で対応した複数の開口を備えた環状の弁本体と、
    前記弁本体の一面に沿う回転方向に摺動可能となるように前記弁本体に保持され且つその摺動位置によって前記開口の開度を可変する環状のスライドリングと、
    タービン本体の一部を構成し、低温の低圧側と高温の高圧側とに仕切る壁体に形成された貫通穴を貫通して一端が前記スライドリングに連結された軸体と、
    該軸体の他端を支持して前記軸体を軸線方向に沿って進退動させることで前記スライドリングを回転方向に変位させる駆動装置と、
    前記貫通穴の内部に首振り可能に支持されて前記軸体が貫通され且つ外周側に球面座が形成されたスリーブと、
    前記壁体に設けられて前記球面座が摺動可能に支持される凹面部と、
    前記壁体と前記スリーブとの間に設けられて前記球面座を前記凹面部に向けて付勢する付勢部材と、
    前記スリーブと前記軸体との間を封止する第一の封止部と、
    前記スリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止する第二の封止部と、
    を備え、
    前記第一の封止部及び前記第二の封止部は、いずれも前記球面座よりも低圧側に設けられていることを特徴とするガスタービンのバイパス空気量制御装置。
  4. 前記スリーブは、前記球面座が形成され前記軸体が貫通されている第一のスリーブと、前記第一のスリーブよりも前記低圧側に配置され、前記軸体が貫通されている第二のスリーブと、を有し、
    前記第一の封止部は、前記第二のスリーブの内周面と前記軸体との間を封止し、
    前記第二の封止部は、前記第二のスリーブの外周面と前記貫通穴の内壁との間を封止することを特徴とする請求項3に記載のガスタービンのバイパス空気量制御装置。
  5. 前記第二の封止部は、一端が前記第二のスリーブに固定され、他端が前記壁体に固定されている金属ベローズを含むことを特徴とする請求項4に記載のガスタービンのバイパス空気量制御装置。
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