JP5671753B1 - Fresh flower holder - Google Patents
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Abstract
【課題】花瓶に生けた複数本の生花を安定して保持する。【解決手段】 使用に際しては、花瓶V内に水を注水し、生花保持具1を花瓶Vの上部から挿入して花瓶V内に固定する。この状態で、生花保持具1の上部から複数本の生花Fの茎Sを挿入する。これらの茎Sの挿入により、弾性を有する薄肉の舌片1dは、下方に押し曲げられ舌片1d間に間隙が生ずるので、茎Sの先端を花瓶Vの中に押し込むことができる。茎Sの押し込みが終わると、曲げられた舌片1dはその素材の弾性により復元する力が作用し、中心部に位置する茎Sは舌片1dの先端に囲まれて保持され、中心から外れた茎Sは隣り合う舌片1d間で舌片1dの面により挟まれて保持される。このようにして、茎Sは花瓶Vに対して倒れることもなく、また、茎Sの径の大小に関係なく、茎Sは舌片1d間に固定され、移動することはない。【選択図】図5To stably hold a plurality of flowers arranged in a vase. In use, water is poured into a vase V, and a fresh flower holder 1 is inserted from above the vase V and fixed in the vase V. In this state, the stems S of a plurality of fresh flowers F are inserted from the upper part of the fresh flower holder 1. By inserting these stems S, the thin tongue piece 1d having elasticity is bent downward and a gap is formed between the tongue pieces 1d, so that the tip of the stem S can be pushed into the vase V. When the pushing of the stem S is finished, the bent tongue piece 1d is restored by the elasticity of the material, and the stem S located at the center is held by being surrounded by the tip of the tongue piece 1d and deviated from the center. The stem S is sandwiched and held between the adjacent tongue pieces 1d by the surface of the tongue piece 1d. In this way, the stem S does not fall with respect to the vase V, and the stem S is fixed between the tongue pieces 1d and does not move regardless of the diameter of the stem S. [Selection] Figure 5
Description
本発明は、例えば花瓶や花立て等に生花を生ける際に、花瓶内の花が倒れ難くする生花保持具に関するものである。 The present invention relates to a fresh flower holder that makes it difficult for a flower in a vase to fall, for example, when a fresh flower is laid in a vase or a flower stand.
通常、花瓶に生花を生ける際には、花瓶に水を注水し、生花の茎部を花瓶内に挿入することにより花を生けている。 Usually, when a fresh flower is laid in a vase, water is poured into the vase and the stem portion of the fresh flower is inserted into the vase to make a flower.
また、通常の花瓶内に挿入し、生花を保持するものとして、例えば特許文献1のものが知られている。
In addition, for example, the one disclosed in
花瓶や花立てに花を生ける際には、その瓶口の径に近い多数本の生花を挿入した場合に、花を安定させることができる。 When a flower is laid in a vase or a flower stand, the flower can be stabilized when a large number of fresh flowers close to the diameter of the bottle mouth are inserted.
しかし、例えば花瓶や花立ての口径に比較して少数本の生花を挿入すると、生花束の径よりも花瓶や花立て等の瓶口がはるかに広いことから、生花が片寄ったり傾いたりして安定させることが困難である。 However, if you insert a small number of fresh flowers compared to the diameter of a vase or a flower stand, for example, the vase or flower stand is much wider than the diameter of the fresh bouquet, and the fresh flowers are offset or tilted. It is difficult to stabilize.
水盤等の開口部が広い花器の場合には、剣山に茎部の先端を刺すことにより、生花を直立させることもできるが、瓶口の狭い花瓶等において、剣山を使用することは不適である。 In the case of a vase with a wide opening such as a water basin, it is possible to make fresh flowers stand upright by piercing the sword with the tip of the stem, but it is not appropriate to use a sword in a vase with a narrow mouth. .
また、特許文献1の器具は複数の部品から成る複雑な構造の器具であり、安価に製造することは困難である。
Moreover, the instrument of
本発明の目的は、上述の課題を解消し、少数本の生花でも花瓶や花立ての花器に安定して保持できる安価な生花保持具を提供することにある。 An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide an inexpensive fresh flower holder that can stably hold a small number of fresh flowers in a vase or a flower vase.
上記目的を達成するための本発明に係る生花保持具は、弾性を有し薄肉の合成樹脂材から成る筒部の上部に、上端に達する複数のスリットを長手方向に沿って設けることにより複数の舌片を形成し、これらの舌片を前記筒部の上端開放部の内側に向けて重なり合うように折曲した生花保持具であり、上部から挿入した生花の茎を前記舌片間に固定することを特徴とする。 In order to achieve the above object, a fresh flower holder according to the present invention is provided with a plurality of slits reaching the upper end along the longitudinal direction at the top of a cylindrical portion made of a thin synthetic resin material having elasticity. It is a fresh flower holder that forms tongue pieces and is bent so that these tongue pieces are overlapped toward the inside of the upper end open part of the cylindrical part , and a stem of fresh flowers inserted from above is fixed between the tongue pieces. It is characterized by that.
本発明に係る生花保持具によれば、少数本の生花でも花瓶等の花器に安定して保持することができる。 According to the fresh flower holder according to the present invention, even a small number of fresh flowers can be stably held in a vase such as a vase.
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は生花保持具の素材の斜視図、図2は組立状態の斜視図を示している。生花保持具1は肉薄で例えばペットボトル等に使用されるポリプロピレン等の弾性を有する合成樹脂材から成り、上下端を開放部とした例えば円筒状の筒部1aから成っている。筒部1aの上端周壁及び下端周壁には、それぞれ長手方向に多数のスリット1b及びスリット1cを設けることにより、それぞれ多数枚の舌片1d及びひれ部1eが筒部1aの長手方向に上端、下端に達するまで形成されている。舌片1d及びひれ部1eは、スリット1b及びスリット1cによりそれぞれ互いに平行に形成されているが、先端に向うにつれて細幅とするようにしてもよい。
The present invention will be described in detail based on the embodiments shown in the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a raw material for a fresh flower holder, and FIG. 2 is a perspective view in an assembled state. The
上方の舌片1dの中間部には、筒部1aの円周方向の上下の2個所に折癖や部分的に肉薄とした折目1f、1gが平行に設けられている。下方の折目1fにおいて、舌片1dが稍々外側に向くように谷折りで折り曲げられ、また上方の折目1gにおいて、舌片1dが内側に向かい筒部1aの長手方向と直交する程度に大きく山折りされている。そして、折目1gにおいて、外側に突出されたフランジ状の第1の係止部1hが形成されている。折り目1gにより折り曲げられた隣り合う舌片1d同士は、重なり合って筒部1aの上端開放部を覆うようにされている。
In the middle portion of the
この場合に、各舌片1dの長さは、その先端が筒部1aの上端開放部の中心付近に達する程度とされている。また、上端開放部の中央において、舌片1dによる略円形の開口部が形成するように、舌片1dの長さを調整することもできる。
In this case, the length of each
更に、筒部1aの下端に形成した多数のひれ部1eは先端に向うにつれ稍々内側に軽く湾曲しておくと、花瓶Vの挿入が容易となる。また、ひれ部1eの先端部には、筒部1aの円周方向に折目1iが設けられ、この折目1iにおいて、ひれ部1eが外側に向くように大きく谷折りすることにより、第2の係止部1jが形成されている。なお、生花保持具1の下部のひれ部1eのうち、折目1iにおいて折り曲げるひれ部1eは必ずしも全てのひれ部1eではなく、1枚おきに折ったり、任意のひれ部1eのみを折るようにしてもよい。また、折り曲げるひれ部1eの先端の形状を三角形状に尖らせてもよい。
Furthermore, if the
図3は筒状の花瓶に生花保持具1を挿入した状態の断面図を示している。花瓶Vは内径が生花保持具1の筒部1aの外径よりも大きめのものを選択することが好ましく、花瓶Vが生花保持具1よりも細径であると、生花保持具1を挿入することができなくなる。筒部1aの下部には複数のスリット1cが設けられていることから、花瓶Vに生花保持具1を挿入すると、第2の係止部1jが外側に突出していても、ひれ部1e同士がすぼむことにより、筒部1aを花瓶Vの瓶口Vaから容易に内部に挿入することができる。
FIG. 3 shows a cross-sectional view of a state where the
そして、生花保持具1は花瓶V内において、すぼめたひれ部1eの弾性力により、第2の係止部1jの先端を花瓶Vの内壁Vbに押し付ける。同時に、外側に拡がった上部の折目1gから成る第1の係止部1hにおいても、折目1g付近が花瓶Vの内壁Vbに接することにより、生花保持具1は花瓶V内に安定して固定される。そして、第2の係止部1jとされない、つまり外側に折り曲げられていないひれ部1eの先端が花瓶Vの底部Vcに達し、生花保持具1の高さ位置が決められる。
In the vase V, the
なお、折目1gにより外側に拡がった第1の係止部1hを、花瓶Vの内部に挿入せずに、瓶口Va上に係止させることにより、生花保持具1全体が花瓶V内に落ち込まないようにすることもできる。
In addition, the 1st latching | locking
図4は図3に示す生花保持具1を挿入した花瓶Vに、生花Fを挿入した状態の斜視図、図5は断面図をそれぞれ示している。
4 is a perspective view of a state in which a fresh flower F is inserted into the vase V in which the
生花保持具1の使用に際しては、花瓶V内に水を注水し、生花保持具1を花瓶Vの上部から挿入して花瓶V内に固定する。この状態で、生花保持具1の上部から複数本の生花Fの茎Sを挿入する。これらの茎Sの挿入により、舌片1dは下方に押し曲げられ舌片1d間に間隙が生ずるので、茎Sの先端を花瓶Vの底部Vc付近まで押し込むことができる。
When the
なお、この場合に茎Sの挿入により生花保持具1が花瓶V内で下方に移動しないように、下部の一部のひれ部1eの先端が花瓶Vの底部Vcにまで達していることが好ましいが、花瓶Vの長さが長く、生花保持具1の底部にまで達しない場合には、第1の係止部1hを花瓶Vの瓶口Va上に係止させることが好適である。
In this case, it is preferable that the tip of the lower
茎Sの押し込みが終わると、曲げられた舌片1dはその素材の弾性により復元する力が作用し、中心部に位置する茎Sは舌片1dの先端に囲まれて保持され、中心から外れた茎Sは隣り合う舌片1d間で舌片1dの面により挟まれて保持される。このようにして、茎Sは花瓶Vに対して倒れることもなく、また、茎Sの径の大小に関係なく、茎Sは舌片1d間に固定され、移動することはない。
When the pushing of the stem S is finished, the
また、生花Fの生花保持具1への挿入に際しては、挿入後に各生花Fの茎Sが舌片1d間の好適な個所に位置するように調整することにより、茎Sの保持は更に確実になされる。
Further, when the fresh flowers F are inserted into the
このように、茎Sが舌片1d間に嵌まり込むことで、茎Sの位置が保持される。従って、茎Sが移動することはなく、また抜け出し方向に対しても茎Sを囲む舌片1dによる接触抵抗が大きく、茎Sは生花保持具1から抜け出し難くなる。
In this way, the position of the stem S is maintained by fitting the stem S between the
更には、第1、第2の係止部1h、1jが花瓶Vに接合していることにより、生花保持具1は花瓶Vから外れることもなく、生花保持具1は生花Fの茎Sを確実に保持することができる。
Further, since the first and second
なお、第1、第2の係止部1h、1j、ひれ部1eの内の少なくとも1つは、筒部1aが花瓶Vの径に適合するものであれば、特に設けなくてもよい。また、折り目1f、1g、1i以外にも花瓶Vの大きさに合わせて舌片1d、ひれ部1eの長さを調整するために、他の個所に折り目を適宜に設けることもできる。
Note that at least one of the first and
このように、花瓶Vを生花保持具1に取り付けることにより、生花Fの保持が確実になされると共に、生花保持具1の舌片1dが花瓶Vの蓋部の役割をも果たし、花瓶V内の水が蒸発し難くなり、生花Fをより長持ちさせる。また、屋外で使用する場合にも、生花Fが風雨により倒れることがなく、花瓶V内への土埃等の侵入も防ぐこともできる。
Thus, by attaching the vase V to the
生花Fが枯れて花瓶Vから除去する場合には、生花Fを生花保持具1ごと花瓶Vから引き抜き、生花保持具1から枯れた生花Fを取り外して捨てれば、生花保持具1を再び使用することができる。
When the fresh flower F is withered and removed from the vase V, the fresh flower F is pulled out from the vase V together with the
1 生花保持具
1a 筒部
1b、1c スリット
1d 舌片
1e、 ひれ部
1f、1g、1i 折目
1h 第1の係止部
1j 第2の係止部
F 生花
S 茎
V 花瓶
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