JP5671714B2 - 緊縛具 - Google Patents
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Description
(1) 帯体の端部を取り付け可能なベースと、
前記帯体を巻き取るシャフトと、
前記シャフトを中心として回動することにより、前記ベースに対し接近・離間可能なレバーと、
前記レバーを前記ベースに対し反復回動させたとき前記シャフトを一方向にのみ回転させるラチェット機構とを備える緊縛具であって、
前記ベースおよび前記レバーは、それぞれ、前記シャフトを挿通する開口が基端部に形成された対向する一対の側板を有し、
前記ベースの一方側の側板が前記レバーの一方側の側板よりも内側に位置して、前記ベースの一方側の側板の基端部と前記レバーの一方側の側板の基端部とが重なり、
前記レバーの他方側の側板が前記ベースの他方側の側板よりも内側に位置して、前記ベースの他方側の側板の基端部と前記レバーの他方側の側板の基端部とが重なっており、
前記ベースの他方側の側板と前記レバーの他方側の側板とには、その各基端部の先端側に前記ベースと前記レバーとが最も接近した状態で互いに入り込み合う、U字状に欠損した欠損部が設けられており、
前記ベースの他方側の側板の前記欠損部が設けられている部分には、該部分を2箇所反対方向に折り曲げてなり、前記ベースの一方側の側板との間隔が急峻に変化する段差部が設けられ、前記ベースの他方側の側板は、前記段差部を介して基端部と先端部とに分けられており、
前記ラチェット機構は、前記ベースの一方側の側板における前記開口の周囲に形成された第1のラチェット歯と、前記レバーの他方側の側板における前記開口の周囲に形成された第2のラチェット歯と、前記シャフトの外周部に突設され、前記第1のラチェット歯および前記第2のラチェット歯とそれぞれ係合する第1の爪および第2の爪とにより構成され、
前記レバーを前記ベースに対し接近する方向に回動操作したときには、前記第1の爪が前記第1のラチェット歯を乗り越え、その際、前記ベースの一方側の側板は、その基端部が前記レバーの一方側の側板の基端部から離間するように変形し、
前記レバーを前記ベースに対し離間する方向に回動操作したときには、前記第2の爪が前記第2のラチェット歯を乗り越え、その際、前記レバーの他方側の側板は、その基端部が前記ベースの他方側の側板の基端部から離間するように変形し、
前記ベースと前記レバーとが最も接近した状態で前記欠損部同士が互いに入り込み合った際、前記レバーの他方側の側板は、当該緊縛具の幅方向で、前記ベースの他方側の側板の基端部と先端部との間に位置することを特徴とする緊縛具。
前記レバーの他方側の側板の前記欠損部は、該側板の前記ベースに対し接近・離間する側の縁部に形成されている上記(1)に記載の緊縛具。
前記ベースの他方側の側板は、その基端部と先端部との間の、当該緊縛具の幅方向のズレ量が前記ベースを構成する板部材の厚さの2倍以上である上記(1)または(2)に記載の緊縛具。
前記シャフトの一端側の前記各脚片の端部は、前記レバーの一方側の側板に当接し、前記シャフトの他端側の前記各脚片の端部は、前記ベースの他方側の側板に当接している上記(1)ないし(5)のいずれか1項に記載の緊縛具。
前記ベースを構成する板部材の厚さと前記レバーを構成する板部材の厚さとは、同じである上記(1)ないし(7)のいずれか1項に記載の緊縛具。
図1は、本発明の緊縛具の実施形態を示す図((a)は側面図、(b)は部分断面平面図、(c)は側面図)、図2および図3は、それぞれ、図1に示す緊縛具が備えるラチェット機構の構成および作動状態を示す部分断面図、図4は、図1に示す緊縛具が備えるラチェット機構における第1のラチェット歯と第1の爪の係合状態を示す側面図、図5は、図1に示す緊縛具が備えるラチェット機構における第2のラチェット歯と第2の爪の係合状態を示す側面図、図6は、図1に示す緊縛具の分解平面図、図7は、図1に示す緊縛具が備えるベースを示す図((a)は側面図、(b)は平面図、(c)は側面図)、図8は、図1に示す緊縛具が備えるレバーを示す図((a)は側面図、(b)は平面図、(c)は側面図)、図9は、図1に示す緊縛具が備えるシャフトの組立前の状態を示す図((a)は正面図、(b)は平面図)、図10〜図15は、それぞれ、図1に示す緊縛具の操作過程を順に示す図である。
2 ベース
20 底部
21 側板(ベース側第2側板(ベースの他方側の側板))
211 縁部
212 先端部
213 基端部
22 側板(ベース側第1側板(ベースの一方側の側板))
223 基端部
23、24 開口
25 長孔(スリット)
26 凸部(隆起部)
27 逃げ孔
28 欠損部
29 段差部
3 レバー
30 底板
31 側板(レバー側第2側板(レバーの他方側の側板))
311 縁部
313 基端部
32 側板(レバー側第1側板(レバーの一方側の側板))
323 基端部
33、34 開口
35 欠損部
36 開口
37 段差部
38 間隙(ギャップ)
39 長孔(スリット)
4 シャフト
40 外周面(外周部)
41 長孔
42 脚片
421 端部
43 脚片
431 端部
6 第1のラチェット歯
61 歯部
62 係止面
63 縁部
64 切欠き
7 第2のラチェット歯
71 歯部
72 係止面
73 縁部
74 切欠き
8 第1の爪
81 係止面
82 角部
83 摺動面
84 端面
9 第2の爪
91 係止面
93 摺動面
94 端面
10 ラチェット機構
11 緊締ベルト
12 マイナスドライバ
13 電柱
t1、t2、t3 厚さ
Δt ズレ量
Claims (10)
- 帯体の端部を取り付け可能なベースと、
前記帯体を巻き取るシャフトと、
前記シャフトを中心として回動することにより、前記ベースに対し接近・離間可能なレバーと、
前記レバーを前記ベースに対し反復回動させたとき前記シャフトを一方向にのみ回転させるラチェット機構とを備える緊縛具であって、
前記ベースおよび前記レバーは、それぞれ、前記シャフトを挿通する開口が基端部に形成された対向する一対の側板を有し、
前記ベースの一方側の側板が前記レバーの一方側の側板よりも内側に位置して、前記ベースの一方側の側板の基端部と前記レバーの一方側の側板の基端部とが重なり、
前記レバーの他方側の側板が前記ベースの他方側の側板よりも内側に位置して、前記ベースの他方側の側板の基端部と前記レバーの他方側の側板の基端部とが重なっており、
前記ベースの他方側の側板と前記レバーの他方側の側板とには、その各基端部の先端側に前記ベースと前記レバーとが最も接近した状態で互いに入り込み合う、U字状に欠損した欠損部が設けられており、
前記ベースの他方側の側板の前記欠損部が設けられている部分には、該部分を2箇所反対方向に折り曲げてなり、前記ベースの一方側の側板との間隔が急峻に変化する段差部が設けられ、前記ベースの他方側の側板は、前記段差部を介して基端部と先端部とに分けられており、
前記ラチェット機構は、前記ベースの一方側の側板における前記開口の周囲に形成された第1のラチェット歯と、前記レバーの他方側の側板における前記開口の周囲に形成された第2のラチェット歯と、前記シャフトの外周部に突設され、前記第1のラチェット歯および前記第2のラチェット歯とそれぞれ係合する第1の爪および第2の爪とにより構成され、
前記レバーを前記ベースに対し接近する方向に回動操作したときには、前記第1の爪が前記第1のラチェット歯を乗り越え、その際、前記ベースの一方側の側板は、その基端部が前記レバーの一方側の側板の基端部から離間するように変形し、
前記レバーを前記ベースに対し離間する方向に回動操作したときには、前記第2の爪が前記第2のラチェット歯を乗り越え、その際、前記レバーの他方側の側板は、その基端部が前記ベースの他方側の側板の基端部から離間するように変形し、
前記ベースと前記レバーとが最も接近した状態で前記欠損部同士が互いに入り込み合った際、前記レバーの他方側の側板は、当該緊縛具の幅方向で、前記ベースの他方側の側板の基端部と先端部との間に位置することを特徴とする緊縛具。 - 前記ベースの他方側の側板の前記欠損部は、該側板の前記レバーが接近・離間する側の縁部に形成され、
前記レバーの他方側の側板の前記欠損部は、該側板の前記ベースに対し接近・離間する側の縁部に形成されている請求項1に記載の緊縛具。 - 前記ベースは、板部材で構成され、該板部材を加工してなるものであり、
前記ベースの他方側の側板は、その基端部と先端部との間の、当該緊縛具の幅方向のズレ量が前記ベースを構成する板部材の厚さの2倍以上である請求項1または2に記載の緊縛具。 - 前記第2の爪が前記第2のラチェット歯を乗り越える際、前記レバーの他方側の側板は、その基端部が、前記レバーの他方側の側板の前記欠損部が形成された部分を支点として前記ベースの他方側の側板の基端部から離間するように変形する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の緊縛具。
- 前記第1の爪は、前記レバーの一方側の側板よりも内側に位置し、前記第2の爪は、前記ベースの他方側の側板よりも内側に位置する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の緊縛具。
- 前記シャフトの両端には、それぞれ、複数の脚片が形成され、前記シャフトの中心軸から遠ざかる方向へ折り曲げられており、
前記シャフトの一端側の前記各脚片の端部は、前記レバーの一方側の側板に当接し、前記シャフトの他端側の前記各脚片の端部は、前記ベースの他方側の側板に当接している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の緊縛具。 - 前記第1の爪および前記第2の爪は、それぞれ、その高さが最大となる部分から離れる方向に、該高さが漸減する摺動面を有し、該摺動面は、前記シャフトの長手方向中央側に向いている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の緊縛具。
- 前記ベースおよび前記レバーは、それぞれ、板部材で構成され、該板部材を加工してなるものであり、
前記ベースを構成する板部材の厚さと前記レバーを構成する板部材の厚さとは、同じである請求項1ないし7のいずれか1項に記載の緊縛具。 - 前記レバーは、該レバーを回動操作するときに、その操作力を付与する工具が接続される接続部を有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の緊縛具。
- 少なくとも前記ベースと前記レバーと前記シャフトとを自動組立機により組み立ててなる請求項1ないし9のいずれか1項に記載の緊縛具。
Priority Applications (1)
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JP2013035359A JP5671714B2 (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | 緊縛具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013035359A JP5671714B2 (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | 緊縛具 |
Related Child Applications (1)
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
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2013
- 2013-02-26 JP JP2013035359A patent/JP5671714B2/ja not_active Expired - Fee Related
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