JP5669763B2 - 食品を加圧するための道具 - Google Patents

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    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
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Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条に基づき、2009年3月11日付け出願の米国特許仮出願第61/159,344の利益を主張するものである。当該仮出願の内容は、ここに援用することでその全てが含まれるものとする。
本開示は、一般に台所用具に関連する。特に、本開示は、食品を搾ったり、押しつけたり、押し出したり又は、加工したりするための用具に関する。
台所用品の市場では、ガーリックプレス、ポテトライサー、シトラスジューサー等が公知である。この種の伝統的道具は、下部アームの終端が、対応する上部アームの終端に蝶番式に連結された状態の上下のアームを有する。上下のアームは、ヒンジ部の反対側に一組の対向するハンドルを有する。オレンジジューサーの場合、下部アームは、半分のオレンジを支持するためにその長さに沿ってドームを組み込み、上部アームは、半分のオレンジをドームに対して加圧するために相補的なカップを組み込む。ユーザは、カップがドームに近づくまでハンドルを同時に締めつけることで、オレンジから果汁を搾る。ドームは、典型的には、果汁を集めるための窪み及び/又は果汁を容器に導く他の構成によって囲まれている。
ガーリックプレス又はライサーの場合、ドームは、容器によって置き換えられ、容器に対向して、ピストンが上部アームに連結される。ニンニクのひとかけ又はジャガイモを容器の中に配置すると、ピストンがそのひとかけ又はジャガイモに対して動かされる。ハンドルを同時に締めつけて、ニンニク又はジャガイモを容器の穴に通す。
この種の伝統的道具の大きさ及び食品の密度により、そのような道具では、果汁を搾ったり、ニンニクを押しつけたり、ジャガイモをライサーでしぼり出したりするために、かなりの労力又は力を加えなければならない。ニンニクを押しつけるには、通常両手が必要であり、ジューサーをテーブルに設定する、又は、ライサーを調理なべの縁に結合させ、両手、重力及び彼/彼女の体重をかけて、上部アームを下部アームに対して下向きに動かすようにし、これら全てを同時に用いてハンドルを純粋に手で締めつけるようにすることは、まれなことではない。
これらの仕事は、小柄な人や、年配者、関節炎を患う人、障害者等にとっては、成し遂げることがどれも大変で不可能となることがある。後者集団の多くの人々にとって、この種の伝統的な道具を用いることは可能ではなかった。
少なくともいくつかの実施形態は一般に、果物(例えば、柑橘系果物)から果汁を搾ったり、食品(例えば、ニンニク)を押しつけたり、ライサーでジャガイモをしぼり出したり又は、食品の状態を変え、食品を部分的に取り除き、及び/又は、食品から1つ以上の成分を抽出するために食品を加工したりするために用いられる台所用具及び他の用具及びシステムに関する。ある実施形態では、台所用具は、加圧用具の形をとっている。
実施形態によっては、加圧用具は、手動で操作する手持ち式用具である。前記用具には、機械的な利点を提供して食品の加圧を容易にするピストン組立体が含まれる。ユーザは、片方又は両方の手で前記加圧用具を手動で操作することができる。前記加圧用具は、従来、物を載せたり降ろしたりするための開いた構成と、容器の中に保持された食品を加圧するための閉じた位置との間を動かすことができるようになっている。
実施形態によっては、物を加圧する道具は、基部と、レバーと、ピストン組立体とを含む。前記基部は、近位部分、遠位部分、当該近位部分と当該遠位部分との間の容器及び、当該遠位部分と当該容器との間に位置する複数の歯を有する。前記容器は、加圧する物を受けるようになっている。前記レバーは、近位部分と遠位部分とを有する。前記レバーの前記近位部分は、前記用具を動かすための手動による操作を容易にするようになっている。
前記レバーの前記遠位部分は、当該レバーの枢動によって前記レバーの前記遠位部分が前記基部の前記遠位部分の周りを動くように、前記基部の歯に巻き込まれる複数の歯を有する。前記ピストン組立体は、前記基部と前記レバーに連結される。前記ピストン組立体は、実施形態によっては、前記レバーの前記遠位部分の動きによって、前記容器に対してピストンヘッドが動くように、前記レバーと当該容器の間に位置するピストンヘッドを有する。ある実施形態では、前記ピストンヘッドは、前記容器に対して出たり入ったりして動いて、当該容器の中の1つの物又は複数の物を加圧する。
実施形態によっては、用具は、食品を押しつけ、食品から汁を抽出し、食品を押し出し又は、食品を加工するように構成された携帯可能な手持ち式加圧用具である。前記手持ち式加圧用具は、ユーザが確実に所望の力を食品に加えられるのに十分な著しい機械的利点を提供することができる。
実施形態によっては、加圧用具は一般に、基部と、容器と、レバーと、ピストン組立体とを含む。前記基部には、基部ハンドル部及び基部ヒンジ端が含まれる。前記基部ヒンジ端は、複数の歯を有する。前記容器は、少なくとも1つの食品を受け保持するように構成される。前記レバーは、回転可能に前記基部に連結される。前記レバーは、レバーハンドル部と、複数の歯を有するレバーヒンジ端とを含む。
前記ピストン組立体には、ブラケットと当該ブラケットによって担持されたピストンヘッドとが含まれる。前記ブラケットは、レバーの複数の歯が前記基部の複数の歯と噛み合うように、枢動可能に前記基部ヒンジ端及び前記レバーヒンジ端に連結される。前記ピストンヘッドは、前記レバーハンドル部が、基部ハンドル部へと動くことで前記レバーの複数の歯を前記基部の歯に沿って動かすと、前記容器の中に保持された食品を加圧する。
また他の実施形態では、加圧用具は一般に、レバーと、基部と、容器と、ピストン組立体とを含む。前記レバーには、複数の歯が含まれる。前記基部には、複数の歯が含まれる。前記容器は、前記基部によって担持される。前記ピストン組立体には、前記レバーが、閉じた位置から開いた位置の間を動くのに伴って、前記容器に対して動くことができるピストンヘッドが含まれる。
1つ以上のギア組立体、リンク組立体、ブラケット、レバーアーム又は、その組み合わせによりレバーを基部に接続することができる。実施形態によっては、レバーは、基部に蝶番式に連結される。レバーは、枢動してピストンヘッドを動かすことができる。実施形態によっては、レバー及び基部には、互いに噛み合う相補的ギアが含まれる。リンク組立体は、基部及びレバーの両方に接続され、ピストンヘッドを担持する。リンク組立体により十分なてこの力が提供され容器の中の食品が加圧される。
実施形態によっては、加圧用具は、レバーと、基部と、容器と、容器の中に保持された物を加圧する手段とを含む。前記加圧する手段は、前記物を前記基部又は前記容器の底部に向かって押すことができる。前記加圧する手段は、実施形態によっては、前記レバーが閉じた位置と開いた位置との間を動くのに伴って、前記容器を通って動くことができるピストンヘッドを含む。前記加圧する手段は、1つ以上のギア列、ギア、ブラケット、リンク機構又はピストンヘッドを含むことができる。
以下の図面を参照して、実施形態を説明するが、それらは、制限的かつ網羅的なものではない。特に指定しない限り、様々な図面を通して同じ参照番号は同様の部分又は動作に関する。
図1は、一実施形態に係る加圧用具の等角投影図である。 図2Aは、図1の2A−2A線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が加圧された構成を示す。 図2Bは、図1の2B−2B線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が中間にある構成を示す。 図2Cは、図1の2C−2C線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が接近可能である構成を示す。 図3は、図1の加圧用具の側方立面図である。 図4は、図1の加圧用具の平面図である。 図5は、図1の加圧用具の底面図である。 図6は、図1の加圧用具の正面図である。 図7は、図1の加圧用具の背面図である。 図8は、従来型ガーリックプレスの寸法の関係を示す図である。 図9は、一実施形態に係る、寸法付けされた加圧用具の断面図であり、図1の9−9線に沿った断面図である。 図10は、一実施形態に係る汁を搾るための加圧用具の等角投影図である。 図11Aは、図10の11A−11A線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が加圧された構成を示す。 図11Bは、図10の11 B−11B線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が中間にある構成を示す。 図11Cは、図10の11C−11C線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が接近可能である構成を示す。 図12は、図10の加圧用具の底面図である。 図13は、一実施形態に係る、ポテトライサーの形をした加圧用具の等角投影図である。 図14Aは、図13の14A−14A線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が加圧された構成を示す。 図14Bは、図13の14B−14B線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が中間にある構成を示す。 図14Cは、図13の14C−14C線に沿った加圧用具の断面図であり、当該加圧用具が接近可能である構成を示す。 図15は、図13の加圧用具の側方立面図である。 図16は、図13の加圧用具の底面図である。 図17は、図13の加圧用具の上面図である。
本明細書は、以下の説明及び対応する図面において示して説明するように本発明を利用した道具及びシステムに様々な組み合わせで組み込むことができる特定の構造及び特徴を説明する様々な実施形態を開示するものである。当業者であれば、以下の開示を検討すれば、本発明の精神を逸脱することなく説明した実施形態及び/又は特徴は変更でき、削除可能であることが分かる。様々な開示した実施形態を用いて、食品を(例えば、搾ったり、すり潰したり、押しつけたり、ライサーでしぼり出したり、押し出したり等)加工することで、食品の状態を変化させ、食品を部分的に取り除き、及び/又は食品から1つ以上の成分を抽出することができる。実施形態によっては、ニンニクのひとかけを押しつけたり、ジャガイモをライサーでしぼり出したり、フルーツジュース等に用いることができる。
図1〜図7は、加圧用具100の詳細な実施形態を説明するものである。図示した例示的な加圧用具100を用いて、ニンニクを押しつけることができ、一般に基部102と、レバー104と、ピストン組立体106とを含む。基部102及びレバー104は、互いに相対的に動いて加圧用具100を開閉できる。ギア組立体107は、機械的な利点を提供するので、比較的大きな加圧力を容器114の中に保持された食べ物にかけることができる。
図1の基部102及びレバー104はそれぞれ、成形、鋳造、鍛造金属等、単一の一体化したユニットとして形成することができ、接合され、溶融され、又は、共に連結されるいくつかのパーツから組み立てることができる。あるいは、部品は、快適さ、握りやすさのため、又は、他のデザイン要求を満たすために、表面を覆ったり、オーバーモールド形成したり、別の処理を施すことができる。
実施形態によっては、基部102及びレバー104はそれぞれ、ハンドル部109,111を含む。ハンドル部109,111は、ユーザの手で心地よく握ることができる。ハンドル部109,111の形状、構成及び寸法は、ユーザの手の大きさ、所望の操作力等に基づいて、加圧用具100が、100回又は200回の動作に対応するものかどうかを含む幅広い異なる種類のデザイン要求に基づいて選択することができるが、制限されるものではない。
基部102は、加圧用具100の動作中にユーザが見えるように方向付けられた近位の把持端108と遠位のヒンジ端110の間に延びる。従って、典型的な使用法では、把持端108が、ヒンジ端110よりもユーザの胴体に近い。ハンドル部109は、把持端108とヒンジ端110との間で延び、図示した実施形態では、ユーザの手で快適に操作するように形成される。
しかしながら、ハンドル部109又は基部102の他の部分は、他の大きさ及び形状を有して、使用中に基部102が表面にあるために手で保持する必要のない片手使い等、加圧用具を他の応用に適応させることができる。例えば、基部102は、支持面に乗せるための任意の数の脚部やクランプ等を含むことができるが、制限されるものではない。
基部102のヒンジ端110は、ヘッド112で終端する。図2A〜図2Cに示したように、ヘッド112の少なくとも一部は、拡大され、基部102の長さに対して上方にオフセットする。図2Aに示したように、用具100が閉じられた形の構成又は加圧された形の構成では、ヘッド112の大部分は、概ね基部102とレバー104との間に位置する架空の平面125の上方に位置する。
そのため、ハンドル部109は、架空の平面125の片面に位置付けし、ヘッド112のかなりの部分は、架空の平面125の他面に位置付けすることができる。当業者であれば、本開示を検討することにより、他のヘッド構成、位置及び、向き付けも同様に好適であることが理解される。
再び図1を参照すると、レバー104は、近位の枢動端126と遠位のヒンジ端128との間に延在する。レバー104のヒンジ端128が、ヘッド112に当たる。図示したヒンジ端128は、ピストンアーム118の長さに沿って位置付けられたレバーヒンジ130においてピストン組み体106のピストンアーム118に蝶番式に連結される。レバーヒンジ130は、回転軸148を規定する。レバー104の枢動端126は、枢動端126が基部104の把持端108に近位する図2Aに示した閉じた構成と、枢動端126が上方に枢動して基部102から離れている図2Cに示した開いた構成との間でレバーヒンジ130の周りを枢動可能である。
容器114は、概ね基部102のヒンジ端110とハンドル部109との間に位置付けられる。図示した実施形態では、容器114は、ヒンジ端110の近位に位置付けられ、加圧用具100によるてこの作用によりユーザが経験する利点を強化(例えば、最大化)する。他の特徴に対する容器114の位置は、ピストン組み体106の所望の機械的利点及び動きを実現するように選択することができる。従って、本開示を検討した当業者であれば、容器114が、本発明の精神から逸脱することなく、基部102に沿ったどこかに異なる方向で位置付けできることが分かる。
図2A〜図4を参照すると、容器114には、開口部又は口部122や外に向かって延びるリップ127を有する本体部115が含まれる。本体部115は、基部102の受容孔129に位置付けられる。リップ127は、概ね口部122から外側に離れて放射的に延び、基部102の上面にある。概ね円筒形の側壁131は、リップ127から基部又は底部133に向かって下向きに延びる。図3に示したように、底部133は、受容孔129から外側に向かって突出する。容器114を取り外すためには、ユーザは、基部102から上の方に向けて容器114を押すことができる。容器114は、取り外して、加圧用具100の他の構成要素と分離して洗うことができる利点がある。例えば、容器114は、加圧用具100の他の構成要素を手で洗っている間に、食器洗浄器で洗うことができる。他の実施形態では、基部102及び容器114は、一体化したユニットを形成することができ、同時に洗浄することができる。
図5に示したように、底部133は、貫通している。ニンニク、ねり粉、ジャガイモ又は他の物を、底部133の穴の列を通して押し出すことができる。図示した穴は、互いに概ね等しい間隙を有する円形の貫通孔である。穴の数、大きさ、形状、構成、パターンは、所望の食品加工に基づいて選択可能である。例として、ジャガイモをライサーでしぼり出すための穴の大きさは、ニンニクを押し出すための穴の大きさと異なっていてもよい。
再び図2Aを参照すると、プランジャー120の形をしたピストンヘッドは、容器114の概ね円筒形の側壁131によって囲まれたプレスプレート123を含む。プレスプレート123は、食品を底部133に押し当てるための概ね平坦な下面135を有する。一組の脚部137a,137b(集合的に「137」)は、プレスプレート123から上方に延びて出会い、ピストン組立体106のブラケット組立体141に枢動可能に連結された接合部139を形成する。
幅広く異なる種類のプレスプレートを用いることができる。例えば、プレスプレート123は、湾曲、部分的に球状(ドーム形)又は、食べ物を加工するのに適した他の如何なる形状又は構成を有することもできる。図示したプレスプレート123は、上部から見ると、概ね楕円形である。相補的形状の容器114がプレスプレート123をぴったりと受ける。他の実施形態では、プレスプレート123は、概ね円形の形状、多角形の形状(例えば、正方形、長方形等)等を有する。
図1〜図3を参照すると、ブラケット組立体141は、回転軸143の周りを回転可能である。レバー104は、ブラケット組立体141に対して回転軸148の周りを回転可能である。プランジャー120は、ブラケット組立体141に対してピストンヘッドピン167によって画定される回転軸151(図2A〜図2C参照)の周りを回動可能である。
図2Aに示した実施形態を含む実施形態によっては、加圧用具100が閉じられると、回転軸143,151は、架空の平面125の片面にあり、回転軸148は、架空の平面125の他面にある。実施形態によっては、回転軸143,151の一方又は両方は、架空の平面125の近位に又は架空の平面125に位置することができ、回転軸148は、架空の平面125から所望の距離をオフセットすることができる。回転軸143,148,151は、他の位置にあってもよい。
図6及び図7に示したように、回転軸143,148は、概ね互いに平行とすることができる。(回転軸151は、図6及び図7には図示せず)回転軸151は、回転軸143,148に概ね平行とすることができる。
プランジャー120が容器のチェンバ153を通って動くときに、プランジャー120が容器114の中に適切に位置した状態を保つように、プランジャー120は、回転軸151の周りを自在に枢動する。ピン167又は他の構成要素は、プランジャー120を枢動可能にブラケット組立体141に連結させることができる。実施形態によっては、プランジャー120は、ブラケット組立体141又はピストンアーム118に対して回転可能に固定される。
再び図1を参照すると、ブラケット組立体141には、ピストン又は基部ヒンジ116と、ピストンアーム118と、レバーヒンジ130とが含まれる。レバーヒンジ130は、図2Aに示したように、加圧用具100が閉じられているときには、基部102の長さに対して、概ねピストンヒンジ116とピストンヘッドピン167との間に位置付けられる。図示したピストンアーム118の一終端は、ピストンヒンジ116に枢動可能に連結され、ピストンアーム118の開口端は、プランジャー120において終端する。
ピストンアーム118は、離れて配置されたリンク機構117a,117b(集合的に「117」)の形であってもよい。ヘッド112及びヒンジ端128は、枢動端126が基部102の把持端108に向かって下方に動いて、プランジャー120を弓状に加圧した位置まで動かすように、リンク機構117の間に位置合わせされる。図示したリンク機構117は、ピストンヒンジ116においてヘッド112に枢動可能に連結される。ピストンヒンジ116には、リンク機構117及びヘッド112を通して延在するピンを含むことができるが、限定されるものではない。必要であれば又は、所望であれば、他の種類のピストンアーム及びヒンジピンを用いることもできる。
リンク機構117は、金属、プラスチック、合成物、その組み合わせ等から作成される隆起したリンク機構であってもよい。図示した実施形態においては、リンク機構117は、基部102のヒンジ端110に連結された遠心端と、レバー104のヒンジ端128に枢動可能に連結された中央領域と、プランジャー120を担持する近位端199(図2A参照)を有する。リンク機構117は、単一の一体化した部品であってもよく、ピストンヘッドは、ピストンアームに固定して取り付けられてもよく、又は、ピストンヘッドは、ピストンアームに枢動可能に連結されてもよく、特定のデザインは、とりわけ、特定の加圧用具100及びその様々な部品のユーザ性能、デザイン耐久性、大きさ、形状及び構成に基づく。
基部102及びレバー104は、協働してギア組立体107を形成する。図1のギア組立体107には、基部102の固定ギア132と、レバー104のギア134とが含まれる。固定ギア132は、基部102のヘッド112部分の周りに延びる。レバー104のヒンジ端128部分の周りに延びる旋回ギアとして図示したように、固定ギア132は、ギア134に作用的に巻き込まれる。固定ギア132及びギア134は、基部102及びレバー104にそれぞれ固定して連結された分離した構成要素であってもよい。あるいは、固定ギア132及びギア134は、基部102及びレバー104とそれぞれ一体化して形成することもできる。
図1のヘッド112のガイド157,159により、ギア134を固定ギア132に位置合わせした状態に保つことができる。図示したガイド157,159は、固定ギア132のどちらか一方に位置するプレートである。他の種類のガイドを用いることもできる。ガイド157,159の間の距離は、ギア134の歯136が、使用中に固定ギア132の歯138に巻き込まれた状態のままであるように、ギア134の幅よりも若干大きい又は、ほとんど同じであってもよい。
図示したピストンヒンジ116は、ガイド157、固定ギア132及びガイド159を通って延びる。レバーヒンジ130は、ギア134を通って延びる。ピストンヒンジ116、レバーヒンジ130及び、リンク機構117が協働して、歯136,138を適切に結合した状態に維持する。
図2A〜図Cのギア134には、ギア134及び回転軸148が概ね同軸であるように、ギア本体171から外側に突出し、レバーヒンジ130に対して放射状に対称的な複数の歯136が含まれる。結果として、レバー104及びギア134は、回転軸148の周りを同軸的に回転する。ギア134は、レバーヒンジ130においてピストンアーム118に蝶番式に連結されているので、ギア134は、レバー104が枢動するにつれて、固定ギア132に沿って進む。図示した実施形態において、ギア134は、固定ギア132に沿って転がる。
ギア132には、固定ギア132及び回転軸143が概ね同軸であるように、ギア本体173から外側に突出し、ピストンヒンジ116に対して放射状に対称的な複数の固定された歯138が含まれる。結果として、ピストンアーム118は、レバーヒンジ130の軌道と共に、固定ギア132に同軸的な回転軸148の周りのヘッド112の周りを枢動する。
固定ギア132及びギア134は、基部102及びレバー104とそれぞれ一体化して形成することもできる。他の実施形態において、固定ギア132及びギア134は、必要であれば又は、所望であれば、交換可能な分離した構成要素であってもよい。例えば、固定ギア132は、ヘッド112に接着、粘着、ピン止め又は、他の方法で連結することができる。
加圧用具100は、レバー104が開いた構成にあるときは、プランジャー120に接近可能な構成であり、レバー104が閉じた構成のときは、ピストンヘッドが加圧された構成であるように構成される。以下に詳細に説明するとおり、ギア組立体107は、レバー104の枢動運動をピストンアーム118の概ね弓状の運動に変換し、プランジャー120を用いて、用具100を操作するために必要な労力を削減するように作用する。
ギア組立体107は、従来のプレスと比較すると、かなりの機械的利点を提供することができる。実施形態によっては、加圧用具100は、ユーザが加える同じ力に対して、従来型の用具よりも大きな加圧力を加えることができるので、用具100が、小柄な人、年配者、関節炎を患う人、障害者、子供等を含む幅広い範囲の人々による操作に適したものとなる。
伝統的なガーリックプレスでは、固定された上部アームと固定された下部アームが単一のヒンジで出会い、ピストンは、固定された上部アームに連結される。図8は、「A」点から「C」点まで延びる固定された上部アームと、「B」点で固定された上部アームに連結されたピストンとを含む従来型のガーリックプレスを示す図である。ヒンジ(A)とピストン(B)との間の第1の短い距離d1は、ピストンと終端(C)との間の長い距離d2のおよそ25%である。
比較例として、加圧機100(図9に概略的に示す)では、レバー104のヒンジ端128(ギア132,134が互いに接触する場所)と、ピストン120との間の第2の短い距離d3が、ピストンとレバー104の終端の枢動端126との間の長い距離d2のおよそ10%である。
両方の用具において、長い距離(d2)は、本質的に同じである。図示した加圧用具100と先行技術との重要な違いは、短い距離にある。図9の実施形態の第2の短い距離(d3)は、先行技術の第1の短い距離(d1)の半分よりも短い。結果として、加圧用具100のプランジャー120によってかかる加圧力を、従来技術の伝統的なプレスによってかかる力よりもかなり大きくすることができる。
ここで図2A〜図2Cを参照して、加圧用具100の使用方法を議論する。加圧用具100に食品を載せるために、加圧用具100を接近可能な構成に動かすことができる。ユーザは、ピストンアーム118が回転軸148の周りを回転して、レバー104のヒンジ端128とプランジャー120の両方を動かすように、レバー104を基部102から離して枢動させることができる。回転軸148,151は、プランジャー120が加圧位置(図2A参照)と接近可能な位置(図2C参照)との間で概ね弓状に動くように、概ね湾曲した軌道に沿って動く。プランジャー120の軌道は、容器114の構成及び位置に基づいて選択することができる。
接近可能な構成では、ピストンアーム118は、基部102から上方に離れて回転しているので、プランジャー120は、容器114の外側にある。図2Cのプランジャー120は、口部122から離れて配置されるので、食品を容器114へ載せることを可能とし、その残り物をそこから取り除くことができる。ユーザは、食品(例えば、少なくともひとかけ以上のニンニク)を手動で容器114に載せることができる。
その後、用具100を加圧構成へと動かすことができる。プランジャー120を接近可能な位置から加圧位置まで動かすためには、図2Cに矢印147で示したようにレバー104を基部102に向かって回転軸148の周りを回転させる。プランジャー120が底部133に近づくにつれて、食品が加圧され、最後には、底部133の穴を通って押し出される。加圧構成では、プランジャー120は、底部133に近位である又は、底部133と接触する。食品が底部133を通って押し出しされると、加圧用具100は、容器114をきれいにしたり(例えば、残り物を取り出す)、容器114に再び載せたりするために、接近可能な構成に戻すことができる。
実施形態によっては、レバー104の回転速度が、ブラケット組立体141やプランジャー120の回転速度と異なる。図2B及び図2Cは、レバー104の回転角がブラケット組立体141の回転角よりも大きいことを示す図である。図2Bを参照すると、レバー104が角度α回転した場合、ブラケット組立体141は、角度αよりも小さい角度β回転する。
実施形態によっては、角度βは、角度αのおよそ半分以下である。角度αの角度βに対する比率は、およそ5、3、2、1.5又は1以下である。図2Bに図示した実施形態を含む実施形態によっては、角度βがおよそ12度からおよそ15度の範囲にあるとき、角度αは、およそ30度からおよそ35度の範囲とすることができる。このように、ブラケット組立体141の回転角βは、レバーの回転軸148の周りのレバー104の対応する回転角αよりも小さい。
ユーザがレバー104を回転させると、レバー104及びブラケット組立体141は、異なる角速度で回転させられる。ギア組立体107は、ギアレジューサーとして機能し、ブラケット組立体141の角速度を減速させるギアの低速を提供するとともに、プランジャー120による力を増加させる。任意の数のギア(例えば、平歯車、遊星歯車、ウォーム歯車等)、レバー、ベアリング等を有する異なる種類のギアレジューサーを用いることもできる。
図10〜図12は、本発明の他の実施形態を説明する図であり、図1〜図7及び図9に関連して説明した加圧用具100の機械的利点と類似の利点を有するジューサーの形をしたものである。例えば、ヒンジの位置とドーム/カップの位置との間の一組のメッシュギアの位置のオフセットによって、レバー204が搾っている食品にかける、てこの作用が増加する。
図10は、カップ216の形をした相補的形状のピストンと噛み合う容器214を含む加圧用具200を示す図である。図11A〜11Cに示すように、容器214は、部分的に球状のカップ216よりも若干大きい部分的に球状のドームである。図11Cに示したように加圧用具200が接近可能な構成にあるとき、柑橘系果物の一切れ(例えば、オレンジの半分、レモンの半分)を、容器214の凹面219に置くことができる。レバー204は、図11Cの矢印205で示した方向に基部202に向かって動かして、用具200を閉じることができる。
図10を参照すると、カップ216は、ピストン組立体206のブラケット組立体240と一体的に形成することができ、機械的プロセス、鋳造プロセス(例えば、射出成形プロセス、圧縮成形プロセス等)等によって形成することができ、金属、プラスチック等から作ることができる。実施形態によっては、カップ216及びブラケット240は、互いに固定的に又は枢動可能に連結可能な分離した構成要素である。
カップ216は、柑橘系果物の半分として図11Cに点線で示した一切れの果物218(例えば、一切れのオレンジ、レモン、グレープフルーツ等)に接触させることができる。果物218の外面220(例えば、皮)は、上向きにすることができる。果物218の果肉は、容器214の底部224に面することができる。カップ216は、果物218を底部224に向かって押し込み果物218から果汁を搾り出す。
加圧用具200が閉じているとき、一切れの果物は、概ね均一な圧力を加えられるように完全に押し込むことができる。このように、カップ216及び容器214は、協働して果汁を抽出する。抽出された果汁は、図12に示したように、穴230a,230b,230c,230d,230e,230f(集合的に「230」)を通って流れることができる。果物も、他の向きとすることができる。
再び図11Aを参照すると、ドームとして図示した容器214は、基部202と一体化して形成することができる。凹面219には、円周状に延びる環状の溝が含まれる。環状の溝によって果汁の取り出が容易になり、V字型溝、U字型溝などであってもよい。あるいは、凹面219は、1つ以上の隆起部、突出部、凹部、窪み又は、果汁の絞り出しや収集を促進したり容易にしたりする他の特徴を含むことができる。また他の実施形態では、凹面219は、概ね滑らかで特色のない表面(例えば、溝や他の種類の特徴のない部分的に球形の表面)であってもよい。
図12は、容器214に連結された脚部260a,260b(集合的に「260」)を示す図である。脚部260は、下向きに突出する。加圧用具200を安定させるために、ユーザは、支持面に脚部260を維持させつつ、レバー204を上方及び/又は下方に動かすことができる。または、加圧用具200は、動作中に支持面から離して保持することができる。
果汁をしぼり出すとき、収集容器を、穴230の下部に位置付けて抽出した果汁を受け取ることができる。脚部260を用いて、加圧用具200と収集容器との間の相対的な運動を制限、最小化、または実質的に防止することができる。収集容器は、ピッチャー、コップ、カップ、ボール等であってもよい。
図13〜図17は、本発明の他の実施形態を説明する図であり、図1〜図7及び図9〜図12に関連して説明したプレス及びジューサーの進歩性のある機構と類似の機構の実施形態の利点を有するポテトライサーの形をしたものである。加圧用具300には、ピストン組立体306と容器314とが含まれる。容器314は、図1〜図7及び図9において説明したような容器114と概ね同様のものであってもよい。
しかしながら、容器314は、丸ごとのジャガイモやジャガイモの大きな一切れ等、より大きい食品を収容するために、より大きくすることができる。例えば、容器314は、およそ1インチ(約2.54cm)からおよそ4インチ(約10.16cm)の範囲の内径を有することができる。図1〜図7及び図9に関連して議論した容器114は、およそ0.25インチ(約0.63cm)からおよそ2.5インチ(約6.35cm)の範囲の内径を有することができる。もちろん、必要であれば又は、所望であれば、他の寸法も可能である。ユーザは、加工する食品に基づいて、容器の幅、形状、深さを選択することができる。
レバー304が、図14Cの接近可能な位置から図14の加圧された位置へと回転すると、ピストンヘッド320は、ジャガイモ又はジャガイモの小片を、容器314の底部333(図16参照)にある比較的小さい貫通孔を通して押しつけることできる。このようにして、ジャガイモを押し出すことができる。マッシュポテトを作るために、貫通孔を比較的小さくすることができる。当業者であれば、本開示に鑑みて、他の種類の物を加工するために、加圧用具300を変更することができる。パスタを作るために、パスタ生地を押し出すこともできる。貫通孔の形状を選択して、異なる種類のパスタを作ることもできる。
図14Aを参照すると、基部302は、容器314がそこから延びる受容孔305を有する。図14A〜図16は、受容孔305を通って下に向かって離れる方向に延びる容器314を示す図である。実施形態によっては、容器314の高さのおよそ半分が基部302の外側に位置する。もちろん、必要であれば又は、所望であれば、異なる高さの異なる容器を受容孔305に設置することもできる。
図17を参照すると、ピストンヘッド320は、概ね円形のプレスプレート322を有する。容器314は、相補的円形の形状を有してピストンヘッド320に比較的ぴったりと合う。他の種類のピストンヘッド及び容器を用いることもできる。
本発明は、いくつかの実施形態及び実施例の文脈において開示したが、当業者であれば、本発明が具体的に開示した実施形態を超えて、他の代替的実施形態及び/又は、利用法及び、その明白な変更例及び同等物まで広がることが分かる。従って、本発明は、添付の請求項によって制限される以外は制限されることを意図するものではない。
100 加圧用具
102 基部
104 レバー
106 ピストン組立体
107 ギア組立体
108 把持端
109,111 ハンドル部
110 ヒンジ端
112 ヘッド
114 容器
120 ピストンヘッド
126 枢動端
128 ヒンジ端
130 レバーヒンジ
136,138 複数の歯

Claims (22)

  1. 近位部分、遠位部分、当該近位部分と当該遠位部分との間に位置して加圧するべき物を受けるようになっている容器及び、当該遠位部分と当該容器との間に位置する複数の歯を有する基部と、
    前記道具を動かすための手動操作を容易にするようになっている近位部分及び、前記基部の前記歯に巻き込まれる複数の歯を有する遠位部分を有して、その枢動運動によって、当該遠位部分が前記基部の前記遠位部分の周りを回転するようになっているレバーと、
    前記基部及び前記レバーに連結され、前記レバーと前記容器との間にピストンヘッドを有して、前記レバーの前記遠位部分の動きによって、当該ピストンヘッドが前記容器に入ったり出たりするように動かされて、前記容器の中の前記物を加圧するようになっているピストン組立体と、を備え、
    前記基部の前記遠位部分の前記複数の歯は、部分的に円形のギアの一部を形成し、前記レバーの前記遠位部分の前記複数の歯は、部分的に円形のギアの相補的部分の一部を形成する、物を加圧する道具。
  2. 前記基部の前記近位部分は、前記道具を動かすためにその手動操作を容易にするようになっている請求項1の道具。
  3. 前記容器は、底部及び当該底部に複数の穴を備えるとともに、少なくともひとかけのニンニクを受けるようになっており、前記ピストンヘッドは、前記底部に対して前記ひとかけのニンニクを押しつけて前記穴を通して押し出すようになっている請求項1の道具。
  4. 前記容器は、底部及び当該底部に複数の穴を備えるとともに、少なくともジャガイモの一部分を受けるようになっており、前記ピストンヘッドは、前記底部に対して前記ジャガイモを押しつけて前記穴を通して押し出すようになっている請求項1の道具。
  5. 前記容器は、ドーム及び当該ドームに複数の排水用の穴を備え、前記ピストンヘッドは、柑橘系果物の半分を前記ドームに押しつけて前記柑橘系果物から果汁を搾るようになっているカップを備える請求項1の道具。
  6. 前記レバーの前記遠位部分は、前記基部の前記遠位部分に連結された、当該レバーが枢動するのに伴って、前記基部の前記遠位部分に沿って転がる請求項1の道具。
  7. 前記レバーの前記遠位部分は、前記レバー及び前記基部に枢動可能に連結された固定されたリンク機構によって前記基部の前記遠位部分に連結される請求項1の道具。
  8. 前記レバーの前記遠位部分は、前記レバー及び前記基部に両端でピンに枢動可能に結合された少なくとも1つのリンク機構によって前記基部の前記遠位部分に連結され、前記基部の前記遠位部分の前記複数の歯は、前記基部の前記遠位部分において前記ピンの周りで放射状に対称的であるギアの一部を形成し、前記レバーの前記遠位部分の前記複数の歯は、前記レバーの前記遠位部分において前記ピンの周りで放射状に対称的であるギアの一部を形成する請求項1の道具。
  9. 近位部分、遠位部分、当該近位部分と当該遠位部分との間に位置して加圧するべき物を受けるようになっている容器及び、当該遠位部分と当該容器との間に位置する複数の歯を有する基部と、
    前記道具を動かすための手動操作を容易にするようになっている近位部分及び、前記基部の前記歯に巻き込まれる複数の歯を有する遠位部分を有して、その枢動運動によって、当該遠位部分が前記基部の前記遠位部分の周りを回転するようになっているレバーと、
    前記基部及び前記レバーに連結され、前記レバーと前記容器との間にピストンヘッドを有して、前記レバーの前記遠位部分の動きによって、当該ピストンヘッドが前記容器に入ったり出たりするように動かされて、前記容器の中の前記物を加圧するようになっているピストン組立体と、を備え、
    前記レバーの前記遠位部分は、前記レバー及び前記基部に両端でピンに枢動可能に結合された少なくとも1つのリンク機構によって前記基部の前記遠位部分に連結され、前記基部の前記遠位部分の前記複数の歯は、前記基部の前記遠位部分において前記ピンの周りで放射状に対称的であるギアの一部を形成し、前記レバーの前記遠位部分の前記複数の歯は、前記レバーの前記遠位部分において前記ピンの周りで放射状に対称的であるギアの一部を形成する、物を加圧する道具。
  10. 前記基部の前記近位部分は、前記道具を動かすためにその手動操作を容易にするようになっている請求項の道具。
  11. 前記容器は、底部及び当該底部に複数の穴を備えるとともに、少なくともひとかけのニンニクを受けるようになっており、前記ピストンヘッドは、前記底部に対して前記ひとかけのニンニクを押しつけて前記穴を通して押し出すようになっている請求項の道具。
  12. 前記容器は、底部及び当該底部に複数の穴を備えるとともに、少なくともジャガイモの一部分を受けるようになっており、前記ピストンヘッドは、前記底部に対して前記ジャガイモを押しつけて前記穴を通して押し出すようになっている請求項の道具。
  13. 前記容器は、ドーム及び当該ドームに複数の排水用の穴を備え、前記ピストンヘッドは、柑橘系果物の半分を前記ドームに押しつけて前記柑橘系果物から果汁を搾るようになっているカップを備える請求項の道具。
  14. 前記基部の前記遠位部分の前記複数の歯は、部分的に円形のギアの一部を形成する請求項の道具。
  15. 基部ハンドル部及び、複数の歯を有する基部ヒンジ端を含む基部と、
    食品を受けて保持するように構成された容器と、
    前記基部に回転可能に連結され、レバーハンドル部及び複数の歯を有するレバーヒンジ端を含むレバーと、
    ブラケット組立体及び当該ブラケット組立体によって担持されるピストンヘッドを含み、前記レバーハンドル部が前記基部ハンドル部に向かって動かされることで前記レバーの前記複数の歯が前記基部の前記歯に沿って動くときに、前記レバーの前記複数の歯が前記基部の前記複数の歯と当たるように、前記基部ヒンジ部に枢動可能に連結され、前記レバーヒンジ端に枢動可能に連結されるピストン組立体と、を含み、
    前記ブラケット組立体は、第1のリンク機構と、第2のリンク機構とを含み、前記レバーの前記複数の歯及び前記基部の前記複数の歯は、前記第1のリンク機構と前記第2のリンク機構との間にあり、前記第1のリンク機構と前記第2のリンク機構はそれぞれ、前記基部の前記ヒンジ端に枢動可能に連結された遠位端と、前記レバーの前記ヒンジ端に枢動可能に連結された中央領域と、前記ピストンヘッドを担持する近位端とを有する、加圧用具。
  16. 前記基部ヒンジ端及び前記ブラケット組立体のリンク機構を通って延びる基部ピンと、前記レバーヒンジ端と前記ブラケット組立体の前記リンク機構を通って延びるレバーピンと、をさらに備え、前記レバーの前記複数の歯及び前記基部の前記複数の歯が巻き込まれるように、前記基部ピンが、前記レバーピンから離れて配置される請求項15の加圧用具。
  17. 前記ピストンヘッドを前記ブラケット組立体の前記リンク機構に枢動可能に連結させるピストンヘッドピンをさらに備え、前記加圧用具が閉じると、前記基部の長さに対して前記レバーピンが、前記基部ピンと前記ピストンヘッドピンとの間に位置する請求項16の加圧用具。
  18. 前記容器は、ニンニクのひとかけ用容器、ジャガイモ用容器又は、ジューサー用容器である請求項15の加圧用具。
  19. 複数の歯を含むレバーと、
    複数の歯を含む基部と、
    前記基部によって担持される容器と、
    前記レバーが、第1の位置と第2の位置との間を動くのに伴って、前記容器の少なくとも一部を通って動くことができるピストンヘッドを含むピストン組立体と、を含み、
    前記レバー、前記基部及び、前記ピストン組立体は協働して、前記ピストン組立体のブラケットがその周りを回転する回転のヒンジ軸及び、前記レバーが前記ブラケットに対してその周りを回転する回転のレバー軸を画定し、前記ピストンヘッドは、前記ブラケットが前記回転のヒンジ軸の周りを回転し、前記レバーが前記回転のレバー軸の周りを回転するにつれて前記容器の底部に向かって動くことができ、
    前記レバーが回転するときに、前記ピストンヘッドを担持するブラケットが、前記レバーの角速度よりもゆっくりとした角速度で動くように、前記レバーと前記基部に連結されたギアレジューサーをさらに備える、加圧用具。
  20. 前記ピストン組立体には、前記レバーが前記基部に対して枢動するにつれて、前記基部の前記複数の歯と噛み合う前記レバーの前記複数の歯を保持するブラケットが含まれる請求項19の加圧用具。
  21. 前記レバーの前記複数の歯は、前記レバーの端部と一体的に形成される請求項19の加圧用具。
  22. 前記回転のヒンジ軸の周りの前記ブラケットの回転角度は、前記レバーが前記基部に対して動くのに伴って前記レバーが前記回転のレバー軸の周りを回転する角度よりも小さい請求項19の加圧用具。
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