JP5668492B2 - データ処理装置、コンピュータプログラム及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、コンピュータプログラム及びデータ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、自装置の運用中にテスト検証を行うデータ処理装置コンピュータプログラム及びデータ処理方法に関する。
1台の運用サーバ上で運用中に実運用と同じデータを使用し、運用定義の検証が必要な場合がある。このような場合には、検証によって処理された検証用データによって実運用によって処理されたデータが消されないように出力先を変更し、実運用の妨げにならないように検証処理ステップに休止(スリープ)を挟んでCPU使用率が高くならないよう管理者が注意して検証している。
また、コンピュータ、サーバ装置等の各種装置の動作を検証する技術として、対象装置の動作をシミュレートしたプログラムを利用して仮想的に動作検証を行う技術が存在する。例えば、上記のプログラムを実行する実行部と、この実行部に対する条件を設定する設定部と備え、設定条件から定まる期待値と実行部からの出力値とを比較することにより、仮想試験を行う技術が存在する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−51875号公報
1台の運用サーバ上で運用中に実運用と同じ運用定義を検証するような場合、CPU使用率が高くならないよう制御するため、検証用データの作成に時間がかかるという問題があった。更に検証用データの出力先を変更するため、実際の出力データの出力先への確認をすることができない。また仮想的に動作検証をする場合においては、仮想用に定義を用意する必要があり、更に出力データの出力先への確認をすることができないという問題があった。
本願は、上記の課題を解決するため、装置の負荷を上げずに運用中の装置で運用定義をそのまま使用してテスト検証を行うことができるデータ処理装置コンピュータプログラム及びデータ処理方法を提供することを目的とする。
本願に開示するデータ処理装置は、データの入力を受付ける受付部と、自装置の運用を定義する定義情報及びデータの絞り込み規則を記憶する記憶部と、前記定義情報及び前記データの絞り込み規則に基づいて、受付けたデータの絞り込みを行い、テスト入力データを生成する絞り込み部と、前記絞り込み部が生成したテスト入力データを前記定義情報に従って処理し、出力データを生成する処理部とを備えることを特徴とする。
本願によれば、運用定義をそのまま使用してテスト検証を行った場合であっても、マシン負荷を上げずに運用定義の検証データの作成、運用中資源の保証、及びテスト結果の確認を行うことができる。
本実施の形態における処理系の全体構成を示す模式図である。 定義情報に記述されている処理内容の一例を示す図である。 定義情報に記述されている処理内容の一例を示す図である。 データ処理装置の内部構成を説明するブロック図である。 データ処理装置が検証時に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 データの絞り込み規則を規定する絞り込み規則テーブルの一例を示す概念図である。 データ絞り込み処理の手順を説明するフローチャートである。 データ絞り込み処理の手順を説明するフローチャートである。 初期設定で確保するメモリ領域の一例を示す概念図である。 変換種別リストの一例を示す図である。 規則「001」を適用した場合のデータの絞り込み例を示す図である。 規則「002」及び規則「003」の双方を適用した場合のデータの絞り込み例を示す図である。 データ処理装置が実行する運用検証処理の手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本実施の形態における処理系の全体構成を示す模式図である。図1に示した処理系は、データ入力装置20、データ処理装置10、及びデータ出力装置30を含む。データ入力装置20は、各種のデータを記憶するデータベース、ファイル等のデータソース21を備えたコンピュータ、サーバ等の装置であり、自らが記憶しているデータ、又は自らが生成したデータをデータ処理装置10へ送信する。
データ処理装置10は、データ入力装置20から入力されたデータを処理し、処理後のデータをデータ出力装置30へ送出するための装置である。データ入力装置20から入力されたデータは、例えば、複数のレコードからなり、各レコードは複数の項目を含むものとする。データ処理装置10が実行する処理は、コード変換処理、ソート処理、集計処理、項目編集処理、項目選択処理、又は振り分け処理等の各種のデータ処理である。
また、データ処理装置10には、自装置の運用を定義する定義情報122(図4を参照)が記憶されている。定義情報122には、自装置が実行すべき1又は複数のデータ処理の内容及び処理手順、データの入力元、データの出力先等の情報が記述されており、データ処理装置10が、この定義情報122に従ってデータを処理することにより、自装置の運用を行う。
図2及び図3は定義情報122に記述されている処理内容の一例を示す図である。図2は定義情報122に記述されている処理を示している。図2に示した例では、項目条件に合致するレコードを抽出する処理、各レコードから指定した項目のみを選択する項目選択処理、指定した項目の条件を満たすレコードを抽出する振り分け処理、及び指定した項目のコードを変換するコード変換処理が含まれている。
図3は各変換処理の具体例を示している。1つ目の処理内容は、1番目の項目に「男」という文字列を含んだレコードを抽出することを示している。2つ目の処理内容は、各レコードが備える項目のうち、1〜5番目の項目を選択することを示している。3つ目の処理内容は、第3の項目の値が100より大きいレコードを抽出することを示している。4つ目の処理内容は、各項目に記述されている文字列の文字コードをSJISからUTF8に変換することを示している。
データ処理装置10は、データ入力装置20からのデータを、上述したような定義情報122に従って項目条件に合致するレコードの抽出、項目の選択、項目の振り分け、コード変換等の処理を行い、変換後のデータをデータ出力装置30へ出力する。
データ出力装置30は、データ処理装置10が出力するデータを記憶するためのデータベース、ファイル等のデータターゲット31を有するコンピュータ、サーバ等の装置である。
データ入力装置20及びデータ出力装置30は、例えば、通信ネットワークを介してデータ処理装置10に接続している。なお、データ処理装置10に接続しているデータ入力装置20及びデータ出力装置30の数は1台に限らず、複数台を接続してもよい。
本実施の形態において、データ処理装置10は、定義情報122に従って運用する運用サーバとして機能すると共に、運用中の業務・処理に影響を与えずに、自装置の定義情報を検証する検証サーバとして機能する。運用定義の検証において、データ処理装置10は、定義情報と後述する絞り込み規則テーブルとに基づいてデータの絞り込みを行い(後述するテスト入力ファイル126を作成する)、上述したような変換処理を行うことにより定義情報の検証を行う。
図4はデータ処理装置10の内部構成を説明するブロック図である。データ処理装置10は、制御部11、記憶部12、データ入力部13、運用処理部14、運用検証部15、データ出力部16、操作部17、及び表示部18を備える。
制御部11は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える。記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶手段であり、本願のコンピュータプログラム(プログラム121)、上述した定義情報122、データ入力装置20から収集したデータを記録する入力ファイル123、運用定義の検証に用いるデータを記録する出力ファイル124、データの絞り込み規則を規定した絞り込み規則テーブル125等を記憶する。
制御部11は、記憶部12からプログラム121を読み込み、実行することにより、上述したハードウェア各部の動作を制御する。
データ入力部13は、データ入力装置20が送出するデータを入力するための入力インタフェースである。データ出力部16は、データ出力装置30へデータを出力するための出力インタフェースである。
運用処理部14は、定義情報122に従って自装置を運用するための処理を実行する処理部である。上述したように、定義情報122には、自装置が実行すべき1又は複数のデータ処理の内容及び処理手順、データの入力元、データの出力先等の情報が記述されている。運用処理部14は、データ入力部13を通じて入力されたデータを、定義情報122に記述された処理内容、処理手順(処理フロー)に従って処理する。また、運用処理部14は、処理後のデータをデータ出力部16へ送出し、データ出力部16を通じて、定義情報122に記述された出力先へ処理後のデータを出力する。
運用検証部15は、定義情報122に従って自装置の運用を検証するための処理(運用検証処理)を実行する処理部であり、絞り込み部151、仮想運用処理部152、出力部153、及び検証部154を備える。本実施の形態では、絞り込み部151が、入力するデータの絞り込み処理を行う。そして、データ量を制限した上で、仮想運用処理部152が、運用処理部14と同様に定義情報122に従ってデータの処理を行い、処理後のデータを出力ファイル124として生成する。出力部153は、仮想運用処理部152により生成された出力ファイル124を、装置内部に設けた仮想的な転送先へ出力する。検証部154は、入力ファイル123に記録されているデータと、仮想転送先へ出力された出力ファイルとを突き合わせ可能とすることにより、定義情報122に基づく運用の善し悪しを検証する。
操作部17は、データ処理装置10の管理者からの操作指示を受付けるためのキーボード、マウス等の入力デバイスである。表示部18は、管理者等に通知すべき情報や、運用処理部14及び運用検証部15での処理結果等を表示する液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
なお、通信ネットワーク等を介して遠隔操作、各種情報の表示を行えるように構成している場合には、操作部17及び表示部18が搭載されていいなくてもよい。
以下、データ処理装置10が検証時に実行する処理について説明する。図5はデータ処理装置10が検証時に実行する処理の手順を説明するフローチャートである。データ処理装置10は、まず、検証開始指示が与えられたか否かを判断する(ステップS11)。検証開始指示が与えられたか否かの判断は、予め定められたタイミング若しくは運用処理部14での処理負荷が小さいタイミング等をデータ処理装置10にて検出したか否か、又はデータ処理装置10の管理者が検証開始指示を手入力で与えたか否かを判断することによって行う。
検証開始指示が与えられていない場合(S11:NO)、定義情報122が更新されているか否かを判断する(ステップS12)。更新の有無の判断手法は、既知の手法を用いることができる。例えば、初期設定時又は前回更新時の定義情報122を保存しておき、現在の定義情報122が保存しておいた定義情報122と合致するか否かを判断することにより、更新の有無を調べることができる。定義情報122が更新されていないと判断した場合(S12:NO)、処理をステップS11へ戻す。
検証開始指示が与えられた場合(S11:YES)、又は定義情報122が更新されていると判断した場合(S12:YES)、データ処理装置10は、データ入力装置20から入力されるデータを収集する(ステップS13)。データ入力装置20から入力されるデータの形式は任意である。本実施の形態では、1レコードが複数の項目からなるデータを収集するものとする。データ入力装置20からレコード単位でデータを収集する構成であってもよく、複数のレコードをまとめて収集する構成であってもよい。収集したデータは、例えば、1つのファイル(入力ファイル123)に記録される。
次いで、データ処理装置10は、現在の定義情報122に従って、データの絞り込み処理を行う(ステップS14)。データの絞り込み処理については、後に詳述することとするが、このステップでは、現在の定義情報122を解析し、定義情報122の影響を受けるレコード又は項目を抽出することによって収集したデータの絞り込みを行う。
データ絞り込み処理において絞り込まれたデータは、例えば、1つのファイル(テスト入力ファイル126)に記録される。
次いで、データ処理装置10は、データ絞り込み処理により絞り込んだデータ(すなわち、テスト入力ファイル126に記録されたデータ)を用いて現在の定義情報122に基づく運用の検証を行う(ステップS15)。このステップで行う運用検証処理については、後に詳述することとするが、ここでは、テスト入力ファイル126に記録されたデータを用いて、現在の定義情報122に従う処理を行い、出力ファイルを生成し、出力ファイルを仮想的に用意した転送先(仮想転送先)へ転送する処理を行う。入力ファイル123に記録されているデータと、仮想転送先へ転送されたデータとを突き合わせ可能とすることにより、定義情報122に基づく運用の善し悪しを検証することができる。
次に、運用検証時に実行するデータ絞り込み処理について説明する。データの絞り込みは、予め定めた規則に従って行う。図6はデータの絞り込み規則を規定する絞り込み規則テーブル125の一例を示す概念図である。図6に示した例では、3つの絞り込み規則を規定している。
規則「001」は、コード変換処理、ソート処理、集計処理等の、全項目/全レコードが処理対象の変換種別について規定された規則であり、先頭から50レコードのみを処理対象とする旨が定められている。
規則「002」は、項目編集処理、項目選択処理等の、特定項目のみ処理対象とする変換種別について規定された規則であり、処理対象項目のみを処理対象とする旨が定められている。
規則「003」は、振り分け処理、項目条件による変換処理等の、特定レコードのみを処理対象とする変換種別について規定された規則であり、処理対象のレコードのみを処理対象とする旨が定められている。
データ処理装置10では、上記のようなデータ絞り込み規則に従ってデータの絞り込みを行う。図7及び図8はデータ絞り込み処理の手順を説明するフローチャートである。データ処理装置10は、データ絞り込み処理の初期設定を行う(ステップS21)。具体的には、検証対象の変換種別リスト設定域、入力レコード数上限フラグ域、変換処理フローの入力データ項目(全項目)に対する処理対象/対象外フラグの設定域、処理対象レコード検索用の項目番号及び検索条件のリスト域を、メモリ(例えば、記憶部12)上に確保する。
図9は初期設定で確保するメモリ領域の一例を示す概念図である。
図9(a)は、変換種別リスト設定域の一例を示す。変換種別リスト設定域には、現在の定義情報122から抽出した変換処理の種別と各変換処理で用いるパラメータとを関連付けて記憶する。この変換種別リスト設定域には、後述するように、運用定義の定義情報から抽出される変換種別、パラメータを記録する。
図9(b)は、入力レコード数上限フラグ域の一例を示す。フラグの初期値としてはOFFを設定し、データ絞り込み処理において入力レコード数の上限を設定する場合、ONに変更する。
図9(c)は、処理対象/対象外フラグの設定域の一例を示す。フラグの初期値としてはONを設定し、出力対象外の項目に対して、出力対象項目のフラグをOFFに設定する。
図9(d)は、処理対象レコード検索用のリスト域の一例を示す。このリスト域では、対象項目の項目番号とレコードの検索条件とを関連付けて記憶する。対象項目数は、定義情報を基に適宜設定される。
ステップS21でデータ絞り込み処理の初期設定を行った後、運用検証部15は、現在の定義情報122に出現する変換種別を抽出し、初期設定で確保したメモリ上の変換種別リスト設定域に書き込みを行うことにより、変換種別リストを作成する(ステップS22)。この変換種別リストは、定義情報122に基づいて作成する。例えば、図2及び図3に示した定義情報から、<seqno>を通番として抽出し、<cnvseq>を変換種別として抽出し、<cond>をパラメータとして抽出することにより、図10に示したような変換種別リストを作成することができる。
図10(a)〜図10(d)に示した変換種別リストの一例は、項目条件による変換処理、項目選択処理、振り分け処理、及びコード変換処理が、現在の定義情報122から抽出され、それぞれの処理で用いられるパラメータと共に変換種別リストに記憶されている様子を示している。
なお、定義情報の更新直後にデータ絞り込み処理を行う場合には、定義が変更された変換種別のみを抽出し、変換種別リストに記憶させる構成としてもよい。
次いで、運用検証部15は、絞り込み規則テーブル125を参照して作成した変換種別リストの中に、全項目/全レコードが処理対象の変換種別のみが存在するか否かを判断する(ステップS23)。詳しくは、作成した変換種別リストの全ての変換種別が絞り込み規則テーブル125の規則「001」に含まれるかを判断する。全項目/全レコードが処理対象の変換種別のみが存在すると判断した場合(S23:YES)、入力レコード数上限フラグをONに設定する(ステップS24)。
全項目/全レコードが処理対象とならない変換種別が存在すると判断した場合(S23:NO)、運用検証部15は、作成した変換種別リストの中に、特定項目のみを処理対象とする変換種別が存在するか否かを判断する(ステップS25)。詳しくは、作成した変換種別リストの変換種別の中に、絞り込み規則テーブル125の規則「002」に含まれる変換種別が存在するかを判断する。特定項目のみを処理対象とする変換種別が存在すると判断した場合(S25:YES)、出力対象外の項目に対して出力対象項目フラグにOFFを設定する(ステップS26)。詳しくは、変換種別リストの特定項目のみを処理対象とする変換種別に対応するパラメータ以外の出力対象項目フラグをOFFに設定する。このとき、複数の変換処理が該当する場合、それらの論理和により出力対象項目フラグの設定を行う。
特定項目のみを処理対象とする変換種別が存在しないと判断した場合(S25:NO)、又はステップS26で出力対象項目フラグの設定を行った場合、運用検証部15は、作成した変換種別の中に、特定レコードのみ処理対象とする変換種別が存在するか否かを判断する(ステップS27)。特定レコードのみ処理対象とする変換種別が存在すると判断した場合(S27:YES)、レコード検索対象項目について、出力対象項目フラグにONを設定する(ステップS28)。また、検索対象項目及びレコード検索条件のリストを生成する(ステップS29)。詳しくは、変換種別リストの中に絞り込み規則テーブル125の規則「003」に含まれる変換種別に対応するパラメータから検索対象項目とレコード検索条件を生成する。
図10(b)、(c)及び(d)に、定義情報122(図2及び図3を参照)及び絞り込み規則テーブル125(図6を参照)により生成された入力レコード数上限フラグ、処理対象/対象外フラグ及び処理対象レコード検索用のリストを示す。
ステップS24又はS29の処理を実行した場合、若しくはステップS27で特定レコードのみ処理対象とする変換種別が存在しないと判断した場合(S27:NO)、各メモリ領域に設定されたフラグ等を参照し、以下で説明するようにデータの絞り込みを行う。絞り込んだデータは、検証用のデータとして1つのファイル(テスト入力ファイル126)に記録する。
まず、運用検証部15は、入力レコード数上限フラグがONであるか否かを判断する(ステップS30)。入力レコード数上限フラグがONである場合(S30:YES)、入力データのうち先頭から50レコードを抽出し(ステップS31)、テスト入力ファイル126に記録する。
入力レコード数上限フラグがOFFである場合(S30:NO)、入力データを1レコード毎に読み込む(ステップS32)。次いで、運用検証部15は、データの終端であるか否かを判断し(ステップS33)、データの終端であると判断した場合には(S33:YES)、本フローチャートによるデータの絞り込み処理を終了する。
データの終端でないと判断した場合(S33:NO)、運用検証部15は、読み込んだ1レコード分のデータに検索条件項目として指定された項目が含まれるか否かを判断する(ステップS34)。検索条件項目として指定された項目が含まれると判断した場合(S34:YES)、その項目が検索条件に合致するか否かを判断する(ステップS35)。検索条件に合致しないと判断した場合(S35:NO)、処理をステップS32へ戻す。
ステップS34において、検索条件項目として指定された項目が含まれないと判断した場合(S34:NO)、又はステップS35において、検索条件に合致すると判断した場合(S35:YES)、運用検証部15は、出力対象項目フラグがOFFの項目が存在するか否かを判断する(ステップS36)。出力対象項目フラグがOFFの項目が存在すると判断した場合(S36:YES)、ステップS32で読み込んだ1レコード分のデータのうち、出力対象項目フラグがONの項目のみを抽出し(ステップS37)、テスト入力ファイル126に記録する。
また、出力対象項目フラグがOFFの項目が存在しないと判断した場合(S36:NO)、ステップS32で読み込んだ1レコード分のデータをテスト入力ファイル126に記録する(ステップS38)。
ステップS37又はステップS38の処理の後、運用検証部15は、処理をステップS32へ戻し、入力データに含まれる全てのレコードについてデータの絞り込みを行う。
以下、データ絞り込み処理の適用例について説明する。図11は規則「001」を適用した場合のデータの絞り込み例を示す図である。図11(a)は、入力ファイル123の一例を示している。図11(a)に示した例は、1レコード当たり10項目のデータからなり、全体として10001レコードからなるファイルを表している。
この入力ファイル123に対し、規則「001」を適用する場合、すなわち、全項目/全レコードが処理対象の変換種別(例えば、コード変換処理、ソート処理、集計処理)のみが定義情報122に規定されている場合、先頭から50レコードのみを処理対象とするため、絞り込み後のデータは図11(b)に示すようになる。
図12は規則「002」及び規則「003」の双方を適用した場合のデータの絞り込み例を示す図である。図12(a)は、入力ファイル123一例を示している。図12(a)に示した例は、1レコード当たり10項目のデータからなり、全体として10001レコードからなるファイルを表している。図12(b)は、入力項目ごとの処理対象/対象外フラグであり、1,2,3,4及び5項目が出力対象であることを表している。図12(c)は、検索対象項目の検索条件であり、3項目のデータが100より大きいことが条件となっている。
この入力ファイル123に対して、規則「002」及び規則「003」を適用する場合、規則「002」により特定の項目(1,2,3,4および5項目)のみが抽出され、規則「003」により特定のレコードのみ(3項目目のデータが100より大きい)を抽出するため、例えば、絞り込み後のデータは図12(d)に示すようになる。なお、図12(a)に示す入力ファイル123の5項目は、例えば、関数に対する入力値を示しており、図12(d)では、その関数の適用結果を示している。
次に、運用検証処理について説明する。図13はデータ処理装置10が実行する運用検証処理の手順を説明するフローチャートである。まず、運用検証部15は、現在の定義情報122から変換処理フローを呼び出すと共に(ステップS41)、運用検証部15にて処理したデータの転送先を装置内部に設けた仮想的な転送先(例えば、記憶部12内部に設けた仮想転送先)に設定する(ステップS42)。
ここで、変換処理フローは、データ処理装置10の運用時に運用処理部14が実行する一連の処理を指す。実際の運用時には、運用処理部14にて生成された出力ファイル124を、定義情報122が規定する出力先(データ出力装置30、又はデータ出力装置30内部のデータベース若しくはファイル)に出力する。これに対し、運用検証時には、実際の出力先ではなく、データ処理装置10内部に設けた仮想転送先へ出力する。
例えば、定義情報122で規定された出力先がデータ出力装置30である場合、転送先装置名を自装置名に更新し、運用時と同様の出力処理を行う。
また、定義情報122で規定された出力先がデータ出力装置30内部のデータベースである場合、定義情報122で規定されているテーブル名を、「_通番」を付加したテーブル名に更新し、更新後のテーブル名を有するDBテーブルを記憶部12内に設けた仮想転送先に作成したうえで、この仮想転送先のDBテーブルにデータを出力する。定義情報122で規定された出力先がファイルである場合も同様であり、定義情報122で規定されているファイル名を、「_通番」を付加したファイル名に更新し、更新後のファイル名を有するファイルを記憶部12内の仮想転送先に作成したうえで、この仮想転送先のファイルにデータを出力する。
次いで、運用検証部15は、仮想転送先に出力されたデータに基づいて運用定義の検証を行う(ステップS43)。例えば、出力ファイル124に記録されたデータと仮想転送先に出力されたデータとの内容比較を運用検証部15に実行させ、運用定義に沿った処理が完了しているか否かを判断させることにより、運用定義の検証を行う。また、テスト入力ファイル126に記録されているデータと出力ファイル124とを表示部18に表示させ、運用定義に沿った処理が完了しているか否かを管理者に判断させることによって、運用定義の検証を行ってもよい。
次いで、運用検証部15は、仮想転送先に出力したデータを削除し(ステップS44)、本フローチャートによる検証処理を終了する。
このように、本実施の形態では、運用定義をそのまま使用してテスト検証しても、マシン負荷を上げずに運用定義の検証、運用中の資源保証、及び検証結果の確認が可能となる。
また、運用処理部14によるデータの出力先が利用者のコンピュータが備えるデータベース又はファイル転送であった場合、運用検証処理において仮想転送先を設けているため、利用者資産を更新することなく、出力定義の検証と出力データの正当性とを検証することができる。
テスト検証時に運用で使用する入力データから、定義検証に必要データのみ絞り込むことにより、マシン負荷を上げずに短時間で運用定義及び入力データの検証が可能となる。また、運用で使用する入力データを用いることにより、手作業によるデータ絞り込みや作業ミスを防ぐことができる。
更に、定義更新発生時に運用で使用の入力データから、定義差分の検証に必要データのみにデータを絞り込むことにより、マシン負荷を下げながら短時間で運用定義及び入力データの検証が可能となる。この結果、テスト入力データの変換結果を確認する際、少量データの結果確認で済むため、大量入力データに対する確認と比較して確認時間を短縮出来る。
10 データ処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 データ入力装置
14 運用処理部
15 運用検証部
16 データ出力部
17 操作部
18 表示部
20 データ入力装置
21 データソース
30 データ出力装置
31 データターゲット
151 絞り込み部
152 仮想運用処理部
153 出力部
154 検証部

Claims (5)

  1. データの入力を受付ける受付部と、
    自装置の運用を定義する定義情報及びデータの絞り込み規則を記憶する記憶部と、
    前記定義情報及び前記データの絞り込み規則に基づいて、受付けたデータの絞り込みを行い、テスト入力データを生成する絞り込み部と、
    前記絞り込み部が生成したテスト入力データを前記定義情報に従って処理し、出力データを生成する処理部と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 記処理部が生成した出力データを自装置内部に設けた仮想出力先へ出力し、
    前記仮想出力先へ出力した前記出力データに基づいて前記定義情報を検証す
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記絞り込み部は、前記定義情報から変換種別リストを生成し、生成した変換種別リスト及び前記絞り込み規則に基づいてテスト入力データを生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. コンピュータに、
    自機の運用を定義する定義情報及びデータの絞り込み規則に基づいて、入力されたデータの絞り込みを実行して、テスト入力データを生成し、
    生成たテスト入力データを前記定義情報に従って処理する
    機能を実現させるためのコンピュータプログラム。
  5. コンピュータが、
    自機の運用を定義する定義情報及びデータの絞り込み規則に基づいて、入力されたデータの絞り込みを実行して、テスト入力データを生成し、
    生成したテスト入力データを前記定義情報に従って処理する
    データ処理方法。
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