JP5666714B2 - 完全性保護を備えたビーコンおよび管理情報要素 - Google Patents

完全性保護を備えたビーコンおよび管理情報要素 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年11月5日に出願され、参照によって本明細書に明確に組み込まれている米国仮特許出願61/410,745(代理人整理番号110370P1)の利益を主張する。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、ある無線送信の完全性を保護することに関する。
無線通信システムのために要求される帯域幅要件が増加する問題に対処するために、複数のユーザ端末が、チャネル・リソースを共有することによって、高データ・スループットを達成しながら、単一のアクセス・ポイントと通信することを可能にするための、異なるスキームが開発されている。複数入力または複数出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのためのポピュラーな技術として最近現れたこのような1つのアプローチを表す。MIMO技術は、例えば電気電子学会(IEEE)802.11規格のようないくつかの新興の無線通信規格に採用された。IEEE 802.11は、短距離通信(例えば、数10メートルから数100メートル)のためにIEEE 802.11委員会によって開発された無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)エア・インタフェース規格のセットを示す。
MIMOシステムはデータ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与えうる。
単一のアクセス・ポイントと複数のユーザ局とを備える無線ネットワークでは、アップリンク方向とダウンリンク方向との両方において、複数のチャネルにおいて、異なる局への同時送信が生じうる。このようなシステムには、多くのチャレンジがある。
ある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成することと、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値とを備えるメッセージを送信することと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成する手段と、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値とを備えるメッセージを送信する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された処理システムと、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値とを備えるメッセージを、少なくとも1つのアンテナを介して送信するように構成された送信機と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品は、完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成し、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値とを備えるメッセージを送信する、ように実行可能な命令群を備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示のある態様は、アクセス・ポイントを提供する。アクセス・ポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された完全性チェック生成器と、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値とを備えるメッセージを、少なくとも1つのアンテナを介して送信するように構成された送信機と、を含む。
本開示の前述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された上記具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう無線通信ネットワークの例を例示する。 図2は、本開示のある態様にしたがって、図1の無線通信ネットワークにおける無線ノードの物理レイヤの信号処理機能の例のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがって、図1の無線通信ネットワークにおける無線ノードの処理システムのための典型的なハードウェア構成のブロック図を例示する。 図4は、MACフレーム・フォーマットの例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがうカプセル・フレーム・フォーマットの例を例示する。 図6は、管理MIC情報要素(MMIE)を例示する。 図7は、MACフレーム・フォーマットの例を例示する。 図8は、完全性保護されたIEが、MMIEで増加した情報要素をどのようにして含みうるのかを例示する。 図9は、MACフレーム・フォーマットの例を例示する。 図10は、本開示のある態様にしたがう動作の例を例示する。 図10Aは、図10に例示された動作を実行することが可能な装置の例を例示する。 図11は、本開示のある態様にしたがう動作の例を例示する。 図11Aは、図11に例示された動作を実行することが可能な構成要素を備えた装置の例を例示する。
本開示のある態様のさまざまな態様が、以下に記載される。本明細書における教示は、さまざまな広範な形態で具体化され、本明細書で開示されているあらゆる具体的な構成、機能、またはこれら両方は、単に代表例であることが明らかであるべきである。本明細書における教示に基づいて、当業者であれば、本明細書に開示された態様は、その他任意の態様と独立して実施され、これら態様のうちの複数は、さまざまな方式で組み合わされうることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、このような装置またはこのような方法は、本明細書に記載された態様のうちの1または複数に追加されたその他の構成、機能、または、構成と機能を用いて、あるいは、本明細書に記載されたものとは異なる態様のうちの1または複数を用いて実現されうる。さらに、態様は、特許請求の範囲のうちの少なくとも1つの構成要素を含みうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。さらに、本明細書で使用されるように、用語「レガシー局」は、一般に、IEEE 802.11規格の802.11nまたは初期のバージョンをサポートする無線ネットワーク・ノードを称する。
本明細書に記載されたマルチ・アンテナ送信技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)、空間分割多元接続(SDMA)等のようなさまざまな無線技術と結合して使用されうる。複数のユーザ端末は、異なる(1)CDMAのための直交符号チャネル、(2)TDMAのための時間スロット、または(3)OFDMのためのサブ帯域を介して、データを同時に送信/受信しうる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広帯域CDMA(W−CDMA)、または他のいくつかの規格を実施しうる。OFDMシステムは、IEEE 802.11、または、その他いくつかの規格を実施しうる。TDMAシステムは、GSM(登録商標)、または、その他いくつかの規格を実施しうる。これらさまざまな規格は、当該技術分野において知られている。
(典型的な無線通信システム)
図1は、アクセス・ポイントおよびユーザ端末を備えた多元接続MIMOシステム100を例示する。簡略のために、図1には、1つのアクセス・ポイント110しか示されていない。アクセス・ポイント(AP)は、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局、またはその他いくつかの用語でも称されうる。ユーザ端末は、据置式または移動式であり、移動局、局(STA)、クライアント、無線デバイス、またはその他いくつかの用語でも称されうる。ユーザ端末は、例えばセルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド・デバイス、無線モデム、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ等のような無線デバイスでありうる。
アクセス・ポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンクにおいて、所与の瞬間において、1または複数のユーザ端末120と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセス・ポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセス・ポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピア・トゥ・ピアを通信しうる。システム・コントローラ130は、アクセス・ポイントに接続しており、アクセス・ポイントのための調整および制御を与える。
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを適用する。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナを装備しており、ダウンリンク送信のための複数の入力(MI)と、アップリンク送信のための複数の出力(MO)とを示す。N個の選択されたユーザ端末120のセットは、集合的に、ダウンリンク送信のための複数の出力と、アップリンク送信のための複数の入力とを示す。ある場合では、N個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームが、ある手段によって、符号、周波数、または時間で多重化されていない場合、Nap≧N≧1を有することが所望されうる。データ・シンボル・ストリームが、CDMAで異なる符号チャネルを用いて、OFDMでサブ帯域の別のセットを用いて、等で多重化されうるのであれば、Nは、Napよりも大きくなりうる。選択された各ユーザ端末は、ユーザ特有データをアクセス・ポイントへ送信するか、および/または、ユーザ特有データをアクセス・ポイントから受信する。一般に、選択されたユーザ端末はそれぞれ、1または複数のアンテナ(つまり、Nut≧1)を装備しうる。N個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有しうる。
MIMOシステム100は、時分割デュプレクス(TDD)システムまたは周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯を使用する。MIMOシステム100はさらに、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用しうる。ユーザ端末はそれぞれ、(例えば、コスト・ダウンを維持するために)単一アンテナを、あるいは、(例えば、追加コストが支援されうる場合)複数アンテナを装備しうる。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセス・ポイント110と2つのユーザ端末120m,120xのブロック図を示す。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナ224a乃至224apを装備している。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma乃至252muを装備し、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa乃至252xuを装備している。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティ、およびアップリンクのための受信エンティティである。ユーザ端末120はそれぞれ、アップリンクのための送信エンティティ、およびダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で使用されるように、「送信エンティティ」は、周波数チャネルを介してデータを送信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、周波数チャネルを介してデータを受信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスである。後述する説明では、添字“dn”は、ダウンリンクを示し、添字“up”は、アップリンクを示し、Nup個のユーザ端末が、アップリンクにおける同時通信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンクにおける同時通信のために選択され、Nupは、Ndnと等しい場合も、等しくない場合もあり、NupおよびNdnは、固定値であることも、各スケジューリング・インタバルについて変動する場合もありうる。ビーム・ステアリングまたはその他のある空間処理技術が、アクセス・ポイントおよびユーザ端末において使用されうる。
アップリンクでは、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータ・プロセッサ288が、データ・ソース286からトラフィック・データを、コントローラ280から制御データを受け取る。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられた符号化スキームおよび変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラフィック・データ{dup,m}を処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)し、データ・シンボル・ストリーム{sup,m}を提供する。TX空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリーム{sup,m}について空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナのためにNut,m個の送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、および周波数アップコンバート)し、アップリンク信号を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセス・ポイント110へ送信のために、Nut,m個のアップリンク信号を提供する。
up個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時送信のためにスケジュールされうる。これらユーザ端末の各々は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、送信シンボル・ストリームのセットを、アップリンクで、アクセス・ポイントへ送信する。
アクセス・ポイント110では、Nap個のアンテナ224a乃至224apが、アップリンクで送信しているNup個すべてのユーザ端末から、アップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信した信号を、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行されるものに対して相補的な処理を実行し、受信したシンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222から受信したNap個のシンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、復元されたNap個のアップリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列変換(CCMI)、最小平均平方誤差(MMSE)、連続干渉除去(SIC)、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。復元された各アップリンク・データ・シンボル・ストリーム{sum,m}は、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータ・シンボル・ストリーム{sum,m}の推定値である。RXデータ・プロセッサ242は、復号されたデータを取得するために、そのストリームのために使用されたレートにしたがって、復元された各アップリンク・データ・シンボル・ストリーム{sup,m}を処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。各ユーザ端末の復号されたデータは、格納のためにデータ・シンク244へ提供され、および/または、さらなる処理のためにコントローラ230へ提供されうる。
ダウンリンクでは、アクセス・ポイント110において、TXデータ・プロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィック・データをデータ・ソース208から、制御データをコントローラ230から、恐らくはその他のデータをスケジューラ234から受信する。さまざまなタイプのデータが、異なる伝送チャネルで送信されうる。TXデータ・プロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、各ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)する。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためにNdn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、Nap個のアンテナのために、Nap個の送信シンボルを提供する。各送信機ユニット(TMTR)222はそれぞれ、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のため、Nap個のダウンリンク信号を提供する。
各ユーザ端末120では、Nut,m個のアンテナ252が、アクセス・ポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット(RCVR)254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信ユニット254からのNut,m個の受信シンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のために復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリーム{sdn,m}を提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。RXデータ・プロセッサ270は、ユーザ端末のために復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。
各ユーザ端末120では、Nut,m個のアンテナ252が、アクセス・ポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット(RCVR)254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信ユニット254からのNut,m個の受信シンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のために復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリーム{sdn,m}を提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。RXデータ・プロセッサ270は、ユーザ端末のために復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。
図3は、システム100内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、アクセス・ポイント110またはユーザ端末120でありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含むことができるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に接続され、トランシーバ314に電気的に接続されている。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含むことができる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合することができる。
当業者であれば、本明細書に記載された技術は、一般に、例えばSDMA、OFDMA、CDMA、SDMA、およびこれらの組み合わせのような任意のタイプの多元接続スキームを利用するシステムにおいて適用されうることを認識するだろう。
IEEE 802.11に基づく次世代無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)システムでは、アクセス・ポイント(AP)(例えば、図1からのアクセス・ポイント110)は、マルチユーザ複数入力複数出力(MU−MIMO)送信スキームを用いて、データを、複数の局(STA)(例えば、図1からのユーザ端末120)へ、同時に送信しうる。しかしながら、APは、このような送信に先立って、データ通信のための媒体を確保するために、複数のSTAへ送信要求(RTS)メッセージを送信しうる。複数のSTAが、APから送信されたRTSメッセージを聞くことができない他のSTAから保護されるべきである(すなわち、これらその他のSTAが、隠れたノードを表す)場合、複数のSTAは、送信クリア(CTS)メッセージを持って応答する必要がありうる。しかしながら、各STAから個別にCTSメッセージを要求することの時間オーバヘッドは、大きすぎることがありうる。
(完全性保護を備えたビーコンおよび管理情報要素)
本開示のある態様は、メッセージで送信された情報要素(IE)の完全性保護のためのサポートを提供する。例えば、これら技術は、「IEレベル」で完全性保護を提供しうる。このIEレベルの完全性保護によって、従来、完全性保護が提供されていないメッセージのタイプで伝送されたIE(例えば、ビーコン)に対する完全性保護を可能にしうる。
ブロードキャスト管理フレームのための完全性チェックおよびリプレイ保護を提供するために、ブロードキャスト完全性保護(BIP)手順が、例えば、802.11規格に対する802.11w修正のようなあるバージョンの規格にしたがって利用可能となりうる。
図4は、BIPによって保護されうる管理フレーム・フォーマット400の例を例示する。例えば、フレーム・フォーマット400は、図5に示されるBIPカプセル化フレーム・フォーマット500にカプセル化されうる。BIP手順によれば、メッセージ完全性チェック(MIC)値は、カプセル化されたメッセージのために生成されうる。
図6に例示されるように、MICは、管理MIC情報要素(MMIE)600に含まれうる。MMIEは、BIPカプセル化フレーム・フォーマット500のボディ内に、カプセル化フレーム・フォーマット400とともに含まれうる。例示されるように、MMIE600は、要素IDフィールド、長さフィールド、鍵ID、完全性グループ一時鍵(IGTK)パケット番号(IPN)、およびMICを備えうる。
一般に、BIPは、ロバストな管理フレームとして定義されたフレームのためにのみ利用可能である。不運にも、ロバストな管理フレームとして具体的に定義されていないフレームは、BIPから利益を受けることを許可されない場合がありうる。
図7に例示されたように、フレーム・フォーマット700は、BIP保護されたIPカプセル部を示すために、単一のIEインデクス値を利用しうる。BIP保護されたIEは、複数のその他のIDおよびMMIEをカプセル化しうる。例示されるように、MMIEは、最後のIEでありうる。
図8に例示されるように、ある態様によれば、完全性保護されたIE800は、MMIEで増えた情報要素を含みうる。MMIEは、保護されるべきIEのための計算された完全性チェック値(例えば、メッセージ完全性チェックMIC)を含みうる。オプションの長さフィールドは、MMIEおよびIEのボディの長さを示しうる。情報IDは、MMIEとともにカプセル化された特定の情報要素に対応する値に設定されうる。
MMIEは、さまざまな異なる方式で生成されうる。例として、図9のMACフレーム・フォーマット900の例に示すように、MMIEは、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたMMIE MICビットを用いてカプセル化されたIEに基づいて生成されうる。別の例として、MMIEは、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたMMIE MICビットを用いて、所与のIEの前に送信されたビットを備えたフレーム・ボディの一部に基づいて生成されうる。
ある態様によれば、MMIEは、完全性鍵またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを用いて計算されたMICを備えうる。例えば、MICは、802.11wによって定義された手順にしたがって、ブロードキャスト管理フレームのために生成された完全性鍵およびその他のパラメータを用いて計算されうる。完全性鍵およびその他のパラメータは、IGTK、IPN、鍵IDを含みうる。
ある態様によれば、MMIEを備えた1または複数の完全性保護されたIEが、ビーコン・メッセージで送信されうる。MMIEが、(例えば、図7または図8に例示されるように)別のIE内にある場合、情報IDフィールドおよび長さフィールドが除去されうる(なぜなら、メッセージ全体が、情報IDフィールドと長さフィールドを含んでおり、これらのフィールドは冗長だからである)。
ある態様によれば、STAが、ブロードキャスト保護情報要素フレームを送信する場合、STAは、意図された受信者のグループへのフレームの送信のために現在アクティブであるIGTKを選択し、ゼロにマスクされたMICフィールドと、対応するIGTK鍵ID値に設定された鍵IDフィールドとを用いてMMIEを構築しうる。送信機は、単純に増加する、負ではない整数をMMIE IPNフィールドへ挿入しうる。送信元のSTAは、フレーム制御フィールドおよび1または複数のアドレス・フィールドに基づきうるAADを、指定されるように計算しうる。送信元の局はまた、(AAD||MMIEを含むIEボディ)の連結によって、AES−128−CMACを計算し、64ビット出力をMMIE MICフィールドへ挿入しうる。送信元の局はまた、IEEE 802.11ヘッダ、MMIEを含む管理フレーム・ボディ、およびFCSとしてフレームを構成しうる。前述したように、MMIEは、フレーム・ボディにおいて最後に現れうる。その後、STAは、このフレームを送信しうる。NIST SP 800−38BからのCMACモードにおけるAES−128は、アメリカ国立標準技術研究所によって提供されている暗号化規格を称する。
図10は、例えば、アクセス・ポイントまたはその他の送信元の局によって実行されうる動作1000の例を例示する。
動作1000は、1002において、完全性保護された情報要素(IE)内にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成することによって始まる。1004において、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値を備えるメッセージが送信される。
図10Aは、図10に図示された動作を実行することが可能なアクセス・ポイント1000Aの例を例示する。
例えば、これら構成要素は、完全性保護された情報要素(IE)内にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された完全性チェック生成器1002Aと、少なくとも1つの完全性保護されたIEと完全性チェック値とを備えるメッセージを送信するように構成された送信機1004Aとを含みうる。
図11は、例えば、ユーザ端末またはその他の受信無線ノードによって実行されうる動作1100の例を例示する。動作1100は、図10に図示されるものに対して相補的であり、受信デバイスは、受信されたメッセージにおけるIEの完全性を検証することが可能となる。
動作1100は、1102において、少なくとも1つの完全性保護された情報要素(IE)と完全性チェック値を備えるメッセージを受信することによって始まる。1104において、少なくとも1つの完全性保護されたIEにカプセル化された少なくとも1つのIEの完全性を検証するために、完全性チェック値が使用される。
例えば、これら動作を実行するデバイスは、ICVにおけるミスマッチを検出しうる。さらに、このデバイスはまた、例えば、予想されるシーケンシャルな値が検出されない場合、リプレイ・アタッチを検出しうる。これは、サード・パーティ・エンティティによる不正を示している可能性がある。
いくつかの場合には、受信デバイスは、IEのためのICVを計算するために使用される受信メッセージにおける情報に基づいて、ICVを計算することによって、完全性を検証しうる。この計算されたICVは、IEをカプセル化するメッセージにおいて受信された(含まれた)ICVと比較されうる。ICVチェックが失敗した場合、受信デバイスは、(例えば、ACKもNACKも送信することなく)メッセージの再送信を引き起こす動作を講じうる。
いくつかの場合には、許可されていないパーティによる不正に対して送信が保護されることを保証するために、IEに対する完全性保護を実行するための機能が、ネゴシエート中のこのような機能を示す交換メッセージに基づいて、関連付け中にネゴシエートされうるか、あるいは、その他いくつかの処理の間に既にネゴシエートされうる。
図11Aは、図11に図示された動作を実行することが可能な無線ノード1100Aの構成要素の例を例示する。
例えば、これら構成要素は、少なくとも1つの完全性保護された情報要素(IE)を備えるメッセージを受信するように構成された受信機1102Aと、少なくとも1つの完全性保護されたIEにカプセル化された少なくとも1つのIEの完全性を検証するために、完全性チェック値を使用するように構成された完全性チェック回路1104Aとを含みうる。
前述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示された動作が存在する場合、これら動作は、同じ符番を付された対応するミーンズ・プラス・ファンクション構成要素を有しうる。
本明細書で使用される場合、用語「決定すること」は、さまざまな動作を含む。例えば、「決定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
前述した方法のさまざまな動作は、例えばさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または、モジュール(単数または複数)のように、動作を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。通常、図面に例示される何れの動作も、これら動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行されうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、あるいは、これらの組み合わせで具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、実体的な媒体)を備えうる。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備えうる。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/または符号化された)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明される方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信のための装置であって、
完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された処理システムと、
少なくとも1つの前記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信するように構成された送信機と、
を備える装置。
[C2]
前記メッセージは、ビーコン・メッセージ、ブロードキャスト・メッセージ、またはマルチキャスト・メッセージのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の装置。
[C3]
前記メッセージは、前記完全性チェック値を含むIEを備える、C1に記載の装置。
[C4]
前記完全性保護されたIEは、複数のIEと、前記完全性チェック値とをカプセル化する、C1に記載の装置。
[C5]
前記完全性チェック値は、前記完全性保護されたIEにカプセル化された最後のIEに含まれる、C4に記載の装置。
[C6]
前記完全性チェック値は、以前に送信されたメッセージを再送信することを許可されていないデバイスに対してリプレイ保護を提供する方式で生成される、C1に記載の装置。
[C7]
前記完全性チェック値は、802.11規格完全性手順に対する802.11修正に基づいて生成された管理MIC情報要素(MMIE)に含まれる、C1に記載の装置。
[C8]
前記完全性保護されたIEは、前記完全性保護されたIEのボディの長さを示す長さフィールドを備える、C1に記載の装置。
[C9]
前記完全性保護されたIEは、特定のタイプの完全性保護されたIEに対応する数に設定された情報IDを備える、C1に記載の装置。
[C10]
完全性チェック生成部は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、少なくとも1つのカプセル化されたIE、または、ゼロに設定されたビットを有するメッセージ完全性チェック(MIC)値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、C1に記載の装置。
[C11]
完全性チェック生成部は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、カプセル化されたIEの前のビットを有するフレーム・ボディの一部、または、ゼロに設定されたビットを有するメッセージ完全性チェック(MIC)値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、C1に記載の装置。
[C12]
前記完全性チェック値は、完全性鍵またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを備える1または複数の鍵を用いて生成される、C1に記載の装置。
[C13]
前記完全性鍵またはセキュリティ鍵は、安全な関連付け処理の一部として交換されるか、生成されるかのうちの少なくとも1つである、C12に記載の装置。
[C14]
前記安全な関連付け処理は、IEの完全性保護の機能をネゴシエートすることを備える、C13に記載の装置。
[C15]
無線通信のための方法であって、
完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成することと、
少なくとも1つの前記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信することと、
を備える方法。
[C16]
前記メッセージは、ビーコン・メッセージ、ブロードキャスト・メッセージ、またはマルチキャスト・メッセージのうちの少なくとも1つを備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記メッセージは、前記完全性チェック値を含むIEを備える、C15に記載の方法。
[C18]
前記完全性保護されたIEは、複数のIEと、前記完全性チェック値とをカプセル化する、C15に記載の方法。
[C19]
前記完全性チェック値は、前記完全性保護されたIEにカプセル化された最後のIEに含まれる、C18に記載の方法。
[C20]
前記完全性チェック値は、以前に送信されたメッセージを再送信することを許可されていないデバイスに対してリプレイ保護を提供する方式で生成される、C15に記載の方法。
[C21]
前記完全性チェック値は、802.11規格完全性手順に対する802.11修正に基づいて生成された管理MIC情報要素(MMIE)に含まれる、C15に記載の方法。
[C22]
前記完全性保護されたIEは、前記完全性保護されたIEのボディの長さを示す長さフィールドを備える、C15に記載の方法。
[C23]
前記完全性保護されたIEは、特定のタイプの完全性保護されたIEに対応する数に設定された情報IDを備える、C15に記載の方法。
[C24]
完全性チェック生成部は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、少なくとも1つのカプセル化されたIE、または、ゼロに設定されたビットを有するメッセージ完全性チェック(MIC)値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、C15に記載の方法。
[C25]
完全性チェック生成部は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、カプセル化されたIEの前のビットを有するフレーム・ボディの一部、または、ゼロに設定されたビットを有するメッセージ完全性チェック(MIC)値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、C15に記載の方法。
[C26]
前記完全性チェック値は、完全性鍵またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを備える1または複数の鍵を用いて生成される、C15に記載の方法。
[C27]
前記完全性鍵またはセキュリティ鍵は、安全な関連付け処理の一部として交換されるか、生成されるかのうちの少なくとも1つである、C26に記載の方法。
[C28]
前記安全な関連付け処理は、IEの完全性保護の機能をネゴシエートすることを備える、C27に記載の方法。
[C29]
無線通信のための装置であって、
完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成する手段と、
少なくとも1つの前記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信する手段と、
を備える装置。
[C30]
前記メッセージは、ビーコン・メッセージ、ブロードキャスト・メッセージ、またはマルチキャスト・メッセージのうちの少なくとも1つを備える、C29に記載の装置。
[C31]
前記メッセージは、前記完全性チェック値を含むIEを備える、C29に記載の装置。
[C32]
前記完全性保護されたIEは、複数のIEと、前記完全性チェック値とをカプセル化する、C29に記載の装置。
[C33]
前記完全性チェック値は、前記完全性保護されたIEにカプセル化された最後のIEに含まれる、C32に記載の装置。
[C34]
前記完全性チェック値は、以前に送信されたメッセージを再送信することを許可されていないデバイスに対してリプレイ保護を提供する方式で生成される、C29に記載の装置。
[C35]
前記完全性チェック値は、802.11規格完全性手順に対する802.11修正に基づいて生成された管理MIC情報要素(MMIE)に含まれる、C29に記載の装置。
[C36]
前記完全性保護されたIEは、前記完全性保護されたIEのボディの長さを示す長さフィールドを備える、C29に記載の装置。
[C37]
前記完全性保護されたIEは、特定のタイプの完全性保護されたIEに対応する数に設定された情報IDを備える、C29に記載の装置。
[C38]
完全性チェック生成部は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、少なくとも1つのカプセル化されたIE、または、ゼロに設定されたビットを有するメッセージ完全性チェック(MIC)値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、C29に記載の装置。
[C39]
完全性チェック生成部は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、カプセル化されたIEの前のビットを有するフレーム・ボディの一部、または、ゼロに設定されたビットを有するメッセージ完全性チェック(MIC)値のうちの少なくとも1つに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、C29に記載の装置。
[C40]
前記完全性チェック値は、完全性鍵またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを備える1または複数の鍵を用いて生成される、C29に記載の装置。
[C41]
前記完全性鍵またはセキュリティ鍵は、安全な関連付け処理の一部として交換されるか、生成されるかのうちの少なくとも1つである、C40に記載の装置。
[C42]
前記安全な関連付け処理は、IEの完全性保護の機能をネゴシエートすることを備える、C41に記載の装置。
[C43]
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成し、
少なくとも1つの前記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信する、
ように実行可能な命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C44]
アクセス・ポイントであって、
少なくとも1つのアンテナと、
完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された完全性チェック生成器と、
少なくとも1つの前記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを、前記少なくとも1つのアンテナを介して送信するように構成された送信機と、を備えるアクセス・ポイント。

Claims (47)

  1. 無線通信のための装置であって、
    完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された処理システムと、
    記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信するように構成された送信機と、
    を備え、
    前記少なくとも1つのIEの各々は、識別子(ID)フィールド、長さフィールド、およびボディ・フィールドから成り、
    前記完全性チェック値は、管理MIC(メッセージ完全性チェック)情報要素(MMIE)に含まれ、かつ、完全性グループ一時鍵(IGTK)を用いて生成される装置。
  2. 前記メッセージは、ビーコン・メッセージ、ブロードキャスト・メッセージ、またはマルチキャスト・メッセージのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記メッセージは、前記完全性チェック値を含むIEを備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記完全性保護されたIEは、複数のIEと、前記完全性チェック値とをカプセル化する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記完全性チェック値は、前記完全性保護されたIEにカプセル化された最後のIEに含まれる、請求項4に記載の装置。
  6. 前記完全性チェック値は、以前に送信されたメッセージを再送信することを許可されていないデバイスに対してリプレイ保護を提供する方式で生成される、請求項1に記載の装置。
  7. 前記MMIEは、802.11規格完全性手順に対する802.11修正に基づいて生成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記完全性保護されたIEは、前記完全性保護されたIEのボディの長さを示す長さフィールドを備える、請求項1に記載の装置。
  9. 前記完全性保護されたIEは、特定のタイプの完全性保護されたIEに対応する数に設定された情報IDを備える、請求項1に記載の装置。
  10. 前記処理システムは、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたメッセージ完全性チェック(MIC)ビットを用いてカプセル化されたIEに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、請求項1に記載の装置。
  11. 前記処理システムは、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたメッセージ完全性チェック(MIC)ビットを用いてカプセル化されたIEの前の前記送信されたビットを有するフレーム・ボディの一部に基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、請求項1に記載の装置。
  12. 前記IGTKは、安全な関連付け処理の一部として交換されるか、生成されるかのうちの少なくとも1つである、請求項に記載の装置。
  13. 前記安全な関連付け処理は、IEの完全性保護の機能をネゴシエートすることを備える、請求項12に記載の装置。
  14. 無線通信のための方法であって、
    完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成することと、
    記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信することと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのIEの各々は、識別子(ID)フィールド、長さフィールド、およびボディ・フィールドから成り、
    前記完全性チェック値は、管理MIC(メッセージ完全性チェック)情報要素(MMIE)に含まれ、かつ、完全性グループ一時鍵(IGTK)を用いて生成される方法。
  15. 前記メッセージは、ビーコン・メッセージ、ブロードキャスト・メッセージ、またはマルチキャスト・メッセージのうちの少なくとも1つを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記メッセージは、前記完全性チェック値を含むIEを備える、請求項14に記載の方法。
  17. 前記完全性保護されたIEは、複数のIEと、前記完全性チェック値とをカプセル化する、請求項14に記載の方法。
  18. 前記完全性チェック値は、前記完全性保護されたIEにカプセル化された最後のIEに含まれる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記完全性チェック値は、以前に送信されたメッセージを再送信することを許可されていないデバイスに対してリプレイ保護を提供する方式で生成される、請求項14に記載の方法。
  20. 前記MMIEは、802.11規格完全性手順に対する802.11修正に基づいて生成される、請求項14に記載の方法。
  21. 前記完全性保護されたIEは、前記完全性保護されたIEのボディの長さを示す長さフィールドを備える、請求項14に記載の方法。
  22. 前記完全性保護されたIEは、特定のタイプの完全性保護されたIEに対応する数に設定された情報IDを備える、請求項14に記載の方法。
  23. 前記生成することは、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたメッセージ完全性チェック(MIC)ビットを用いてカプセル化されたIEに基づいて、前記完全性チェック値を生成することを備える、請求項14に記載の方法。
  24. 前記生成することは、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたメッセージ完全性チェック(MIC)ビットを用いてカプセル化されたIEの前の前記送信されたビットを有するフレーム・ボディの一部に基づいて、前記完全性チェック値を生成することを備える、請求項14に記載の方法。
  25. 前記IGTKは、安全な関連付け処理の一部として交換されるか、生成されるかのうちの少なくとも1つである、請求項14に記載の方法。
  26. 前記安全な関連付け処理は、IEの完全性保護の機能をネゴシエートすることを備える、請求項25に記載の方法。
  27. 無線通信のための装置であって、
    完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成する手段と、
    記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信する手段と、
    を備え、
    前記少なくとも1つのIEの各々は、識別子(ID)フィールド、長さフィールド、およびボディ・フィールドから成り、
    前記完全性チェック値は、管理MIC(メッセージ完全性チェック)情報要素(MMIE)に含まれ、かつ、完全性グループ一時鍵(IGTK)を用いて生成される装置。
  28. 前記メッセージは、ビーコン・メッセージ、ブロードキャスト・メッセージ、またはマルチキャスト・メッセージのうちの少なくとも1つを備える、請求項27に記載の装置。
  29. 前記メッセージは、前記完全性チェック値を含むIEを備える、請求項27に記載の装置。
  30. 前記完全性保護されたIEは、複数のIEと、前記完全性チェック値とをカプセル化する、請求項27に記載の装置。
  31. 前記完全性チェック値は、前記完全性保護されたIEにカプセル化された最後のIEに含まれる、請求項30に記載の装置。
  32. 前記完全性チェック値は、以前に送信されたメッセージを再送信することを許可されていないデバイスに対してリプレイ保護を提供する方式で生成される、請求項27に記載の装置。
  33. 前記MMIEは、802.11規格完全性手順に対する802.11修正に基づいて生成される、請求項27に記載の装置。
  34. 前記完全性保護されたIEは、前記完全性保護されたIEのボディの長さを示す長さフィールドを備える、請求項27に記載の装置。
  35. 前記完全性保護されたIEは、特定のタイプの完全性保護されたIEに対応する数に設定された情報IDを備える、請求項27に記載の装置。
  36. 前記生成する手段は、フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたメッセージ完全性チェック(MIC)ビットを用いてカプセル化されたIEに基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、請求項27に記載の装置。
  37. 前記生成する手段は、
    フレーム制御フィールド、1または複数のアドレス・フィールド、ゼロに設定されたメッセージ完全性チェック(MIC)ビットを用いてカプセル化されたIEの前の前記送信されたビットを有するフレーム・ボディの一部に基づいて、前記完全性チェック値を生成するように構成された、請求項27に記載の装置。
  38. 前記IGTKは、安全な関連付け処理の一部として交換されるか、生成されるかのうちの少なくとも1つである、請求項27に記載の装置。
  39. 前記安全な関連付け処理は、IEの完全性保護の機能をネゴシエートすることを備える、請求項38に記載の装置。
  40. 全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成し、
    記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを送信する、
    ように実行可能な命令群を有し、
    前記少なくとも1つのIEの各々は、識別子(ID)フィールド、長さフィールド、およびボディ・フィールドから成り、
    前記完全性チェック値は、管理MIC(メッセージ完全性チェック)情報要素(MMIE)に含まれ、かつ、完全性グループ一時鍵(IGTK)を用いて生成される、コンピュータ読取可能な記憶媒体
  41. アクセス・ポイントであって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    完全性保護された情報要素(IE)にカプセル化されるべき少なくとも1つの情報要素(IE)のための完全性チェック値を生成するように構成された完全性チェック生成器と、
    記完全性保護されたIEと前記完全性チェック値とを備えるメッセージを、前記少なくとも1つのアンテナを介して送信するように構成された送信機と、
    を備え、
    前記少なくとも1つのIEの各々は、識別子(ID)フィールド、長さフィールド、およびボディ・フィールドから成り、
    前記完全性チェック値は、管理MIC(メッセージ完全性チェック)情報要素(MMIE)に含まれ、かつ、完全性グループ一時鍵(IGTK)を用いて生成されアクセス・ポイント。
  42. 前記完全性保護されたIEは、前記MMIEをカプセル化する、請求項1記載の装置。
  43. 前記MMIEは、IGTKパケット番号(IPN)フィールド又は鍵IDフィールドのうち少なくとも1つを備える、請求項1記載の装置。
  44. 前記完全性保護されたIEは、前記MMIEをカプセル化する、請求項14記載の方法。
  45. 前記MMIEは、IGTKパケット番号(IPN)フィールド又は鍵IDフィールドのうち少なくとも1つを備える、請求項14記載の方法。
  46. 前記完全性保護されたIEは、前記MMIEをカプセル化する、請求項27記載の装置。
  47. 前記MMIEは、IGTKパケット番号(IPN)フィールド又は鍵IDフィールドのうち少なくとも1つを備える、請求項27記載の装置。
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