JP5666428B2 - Gnss受信機におけるgnss時刻を取得する方法及び装置 - Google Patents

Gnss受信機におけるgnss時刻を取得する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System、GNSS)受信機に関し、特に、GNSS受信機におけるGNSS時刻を取得する方法及び装置に関する。
GNSS受信機に関する最も重要な核心の1つは、電源切断モードから起動モードにGNSS受信機が入るときに、GNSS時刻をいかに取得するかである。典型的には、GNSS受信機内部では、パワーオフモードにおいては、リアルタイムクロック(Real Time Clock、RTC)以外の全ての構成要素は電源が切られている。関連技術によれば、GNSS受信機が電源投入されたときに初期GNSS時刻を取得する共通の方法は、UTC時刻と呼ばれる協定世界時(Coordinated Universal Time)としてリアルタイムクロックにより与えられるリアルタイム時刻を読み、更にRTC時刻から導かれたUTC時刻をGNSS時刻のおおよその初期値に直接変換することである。それ故に、関連技術に従って実行するときには、いくつかの問題が引き起こされる。例えば、UTCうるう秒は未知である。その上、RTCの分解能は典型的には約数マイクロ秒であり、RTCのクロックドリフトは典型的には数10〜数100パーツ・パー・ミリオン(PPM)であり、前述のGNSS時刻の初期値を許容できないものとしてしまう。更に、RTC時刻と実際のGNSS時刻間の時刻同期の間、時間遅延が通常は存在し、前述のGNSS時刻の初期値を不正確にしてしまう。
GNSS受信機における全地球航法衛星システム(GNSS)時刻を取得する方法の例示的な実施形態は、第1のクロック信号と受信したGNSS時刻との間の時間的関係を取得するステップと、第1の時刻点における第1のパルス関係を取得するために、第2のクロック信号のクロック値B1を取得し、更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A1を取得するステップと、前記時間的関係に従い前記クロック値A1に対応するGNSS時刻C1を計算するステップと、第2のクロック信号のクロック値B2を取得し、更に第2の時刻点における第2のパルス関係を取得するために前記第1のクロック信号の関連クロック値A2を取得するステップと、前記GNSS時刻C1、前記クロック値B1、及び前記クロック値B2に従い、クロック値A2に対応するGNSS時刻C2を計算するステップと、を有する。更に具体的には、本実施形態において、前述の値A1、B1、C1、A2、B2及びC2は各々TTick1、FN1、TOW1、TTick2、FN2、及びTOW2のような値を表す。
GNSS受信機におけるGNSS時刻を取得する装置の例示的な実施形態は、第1のクロック信号を生成するために配置された第1のクロック供給源と、前記第1のクロック信号と前記GNSS受信時刻との間の時間的関係を取得するために配置された少なくとも1つの処理モジュールとを有し、前記処理モジュールは、第1の時刻点における第12のパルス関係を取得するために、第2のクロック信号のクロック値B1を取得するとともに更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A1を取得し、前記時間的関係に従って前記クロック値A1に対応するGNSS時刻C1を計算し、第2の時刻点における第2のパルス関係を取得するために、前記第2のクロック信号のクロック値B2を取得するとともに更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A2を取得し、前記GNSS時刻C1、前記クロック値B1及び前記クロック値B2に従って前記クロック値A2に対応するGNSS時刻C2を計算するように構成される。更に具体的には、本実施形態において、前述の値A1、B1、C1、A2、B2及びC2は各々TTick1、FN1、TOW1、TTick2、FN2及びTOW2のような値を表す。
本発明のこれら及び他の目的は、以下の種々の図表及び図面において示された好ましい実施形態の詳細説明を読むことにより、当業者によって間違いなく明らかとなるであろう。
本発明の第1実施形態に従ったGNSS受信機における全地球的航法システム(GNSS)時刻取得装置の図である。 本発明の一実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻取得方法を示している。 図2において示された実施形態の一変形例に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻取得方法を示している。 図2において示された方法の例示的なフローチャートである。 第1の手順が図2において示された電源切断時刻に終了する第1の期間に一致する場合における、図2において示された方法の第1の手順のフローチャートである。 第2の手順が図2において示された電源投入時刻から開始する第2の期間に一致する場合における、図2において示された方法の第2の手順のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻取得装置の図である。 本発明の第3実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻取得装置の図である。
いくつかの用語は、以下の説明及び請求項を通じて使用され、特定の構成要素に言及する。当業者が十分理解するように、電子機器製造業者は構成要素を異なる名称で呼んでもよい。この文書は、名称が異なるが、機能が異ならない構成要素間で区別することを意図していない。以下の説明及び請求項において、「含む」と「を構成する、から成る」の用語は非限定的に用いられ、それ故「含み、・・・に制限されていない」を意味するものとして解釈されるべきである。また、「連結する」の用語は、非直接的かそれとも直接的な電気的接続を意味することを意図している。従って、もし1つの装置が他の装置に接続されている場合、当該接続は直接的な電気接続を介した接続であってもよいし、他の装置や接続を経由した非直接的な電気的接続を介した接続であってもよい。
図1を参照して下さい。図1は、本発明の第1実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻を取得する装置100の図である。装置100は、携帯電話モジュール110と、計測エンジン(ME)120から成る。携帯電話モジュール110は、携帯電話動作を行うために配置され、一方で計測エンジン120は、同期計測(例えば、フレーム同期計測)のような計測を行う。
実際には、装置100は、複数の処理モジュールのような、少なくとも1つの処理モジュールから成る。例えば、複数の処理モジュールは、フレームパルスコントローラ112と、ナビゲーションエンジン(NE)11と、フレーム同期論理回路122(「フレーム同期論理」とラベル表示されている)と、計測エンジンコントローラ124(「MEコントローラ」とラベル表示されている)とから成る。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の一つの変形例によれば、処理モジュールの少なくとも一部は同じモジュールの内部に統合され得る。本実施形態の別の変形例によれば、処理モジュールの少なくとも一部の配置は変形され得る。
図1に示されるように、装置100は電話クロック10C及び温度補償水晶発振器132(「TCXO」とラベル表示される)のような少なくとも1つのクロック供給源から成り、更に不揮発性メモリのようなメモリ116から成る。ここで、本実施形態に係る温度補償水晶発振器132は、フレーム同期論理回路122(「フレーム同期論理」とラベル表示されている)の内部に組み込まれている。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の一変形例によれば、電話クロック110Cはフレームパルスコントローラ112の内部に組み込まれている。本実施形態の他の変形例によれば、温度補償水晶発振器132は、フレーム同期論理回路122の外部で実現される。本実施形態の他の変形例によれば、メモリ116は補助的な電源を動力源とする揮発性メモリである。本実施形態の他の変形例によれば、温度補償水晶発振器132は、低価格の水晶発振器に置き換えられてもよい。
装置100は本発明の一実施形態におけるGNSS受信機を表してもよいことにご注意下さい。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本発明の他の実施形態によれば、装置100はGNSS受信機の一部を表してもよく、例えば、上述の処理モジュールの少なくとも一部の組み合わせであってもよい。本発明の他の実施形態においては、装置100はGNSS受信機から成ってもよい。例えば、装置100は、携帯電話機能、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)機能、及びGNSS受信機機能を有する多機能装置であってもよい。
第1実施形態によれば、ナビゲーションエンジン114は、携帯電話モジュール110内のマイクロプロセッサ(Micro Processing Unit、MPU)により実行されるソフトウェアモジュールとともに実行される。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の一変形例によれば、ナビゲーションエンジン114はコントローラに内蔵されたハードウェアコードを実行するコントローラで実現される。本実施形態の他の変形例によれば、ナビゲーションエンジン114はファームウェアコードを実行するマイクロコントロールユニット(Micro Control Unit、MCU)とともに実施される。
第1実施形態に係るナビゲーションエンジン114は、計測エンジン120内部のベースバンド回路(図示せず)からの処理結果に応じて、詳細なナビゲーション演算を行うことができる。ここで、ベースバンド回路は、周波数が典型的には約10MHzであるベースバンド時間周期(time tick、TTick)で作動される。その上、上述のベースバンド時間周期は、実質的には第1実施形態における温度補償水晶発振器132から生成される第1のクロック信号133である。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の一変形例によれば、ベースバンド時間周期は温度補償水晶発振器132の代わりに他の発振器から生成される。本実施形態の他の変形例によれば、ベースバンド回路は計測エンジン120の代わりに他のモジュール内部で実現される。
第1実施形態においては、フレームパルスコントローラ112は、第2クロック信号113を生成するために、電話クロック110Cにより生成されたクロック信号を、1つ以上のセルラーネットワークの少なくとも1つの無線信号に関する同期型に変換する。ここで、無線信号は、同期源として受信されているので、図1において「同期」とラベル表示されている。特に、フレームパルスコントローラ112の制御下では、第2クロック信号113は、図1において示されているセルラーネットワークのフレームタイムクロックに同期している。
第2クロック信号113がフレームタイムクロックと同期したパルスを伝えるということにご注意下さい。従って、第2クロック信号113は実質的にはGNSS受信機の実施用時刻基準である。本実施形態においては、上述の少なくとも1つの処理モジュールのうちの1つは、一定期間省電力モードに入り、そして省電力モードから復帰するために、GNSS受信機の少なくとも一部を制御することができる。例えば、計測エンジンコントローラ124は、一定期間(例えば、スリープ期間)スリープモードに入り、そしてスリープモードから復帰するために、計測エンジン120を制御する。他の実施例においては、計測エンジン124は、一定期間(例えば、電源切断期間)電源を切断し、そして電源投入するために計測エンジン120を制御する。一定期間後、装置100は、第2のクロック信号113に従ってGNSS時刻を迅速に取得することができる。
GNSS受信機は、少なくとも1つの衛星から受信した衛星信号を処理するために、時間情報を常に導き出さなければならない。位置固定の各々の時間後、ナビゲーションエンジン114は、ベースバンド時間周期とGNSS時刻との間の時間的関係に従い、ベースバンド時間周期値を利用することにより、時刻情報を取得する。ここで、本実施形態に係るベースバンド時間周期値は、第1クロック信号133のクロック値であり、即ち、図1において「ME局所周期」とラベル表示されている。しかし、GNSS受信機が電源切断モードから起動したとき、時間的関係はもはや適合せず、GNSS受信機はGNSS時刻を得るために他の供給源を必要とする。本実施形態に係るナビゲーションエンジン114は、フレームパルスコントローラ112及びフレーム同期論理回路122(「フレーム同期論理」とラベル表示されている)を採用することにより、十分な分解能と正確性に対応する時刻情報を取得する。上述の処理モジュール(フレームパルスコントローラ112、ナビゲーションエンジン114、フレーム同期論理回路122及びMEコントローラ124のような)は、GNSS時刻を取得するために、第2のクロック信号113のクロック値を取得し、更に第1のクロック信号133の関連クロック値を取得する同期計測を実行することができる。
実際には、処理モジュールの一部は、フレーム同期論理回路122のように、米国特許出願番号 11/850,684に開示されている時間ラッチ論理回路150の少なくとも一部で実現され得る。例えば、フレーム同期論理回路122は、時間ラッチ論理回路150から成る。他の例においては、フレーム同期論理回路122は、時間ラッチ論理回路150の一部から成る。米国特許出願番号 11/850,684に開示されているような時間ラッチ演算の結果として、第1のクロック信号133関連クロック値と同期計測における第2クロック信号113のクロック値の両方とも、最も高い分解能、即ち、他のいずれよりも周波数が高いクロック信号の分解能を共有する。
上述のように、計測エンジン120は、同期計測(例えば、フレーム同期計測)のような計測を行うために配置され、ここで第2のクロック信号113と第1のクロック信号133の間の同期が発生してよい。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。一般的に、上述の計測は、第2のクロック信号113と第1のクロック信号133の間の同期を発生させることを目的としていない。
上述の処理モジュールは、特定時点における少なくとも1つのパルス関係を取得するために、第2のクロック信号113のクロック値を取得し、更に第1のクロック信号133の関連クロック値を取得するべく配置されたことにご注意下さい。例えば、処理モジュールは、第1時点における第1のパルス関係を取得するために、第2のクロック信号113のクロック値B1を取得し、更に第1のクロック信号133の関連クロック値A1を取得する。特に、第1実施形態に係る処理モジュールは、第1のパルス関係を取得するために第1時点において同期計測を実行し、第2のパルス関係を取得するために第2時点において同期計測を実行する。
図2は、本発明の一実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻を取得する方法を示す。図2に示された方法は、図1に示された装置100を利用することにより実施され得る。図2の左側部分を参照すると、GNSS受信機が位置決定を取得した後、本実施形態に係る処理モジュールは第1クロック信号133(特に、上述の局所周期)とGNSS時刻との間の時間的関係を取得する。本実施形態において、第1のクロック信号133とGNSS時刻との間の時間的関係は、第1のクロック信号133のクロック値とGNSS時刻との間のバリューマッピングを表す。時間的関係の一例は、一組の値(TOW0,Tick0)であり、ここでは値TOW0が週の時間(TOW)値を表し、値Tick0が局所周期値のような第1のクロック信号133のクロック値を表している。
本実施形態の維持段階において、上述の処理モジュールは、第1時点における第1のパルス関係を取得するために、第2のクロック信号113のクロック値B1を取得し、更に第1のクロック信号133の関連クロック値A1を取得する。特に、本実施形態において、本実施形態に係る処理モジュールは、第1のパルス関係を取得するために第1時点(図2の左下部で「フレーム同期計測」とラベル表示されている)におけるフレーム同期計測を実行する。そして、処理モジュールは時間的関係に従い、クロック値A1に対応するGNSS時刻C1を計算する。特に、上述のGNSS時刻C1はナビゲーションエンジン114により計算される。その上、位置決定(例えば、ある時間単位毎に、又はいくつかの位置決定毎に1回、又は各位置決定毎に)が取得された後、本実施形態に係る処理モジュールは、時間的関係を更新することができ、更に温度補償水晶発振器132の最新の局所周期ドリフトDTickとフレームタイムクロックの最新のフレームタイムクロック・ドリフトDFrameを計算/更新することができる。結果として、処理モジュールは第1時点に対応する一組の値をメモリ116に記憶する。
とりわけ、ナビゲーションエンジン114は、一組の値をメモリ116に記憶する。例えば、本実施形態の第1の実施選択案によれば、一組の値は最新の局所周期ドリフトDTick、最新のフレームタイムクロック・ドリフトDFrame、クロック値B1、GNSS時刻C1及びおそらくクロック値A1から成る。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の第2の実施選択案によれば、一組の値は、最新のフレームタイムクロック・ドリフトDFrame、クロック値B1及びGNSS時刻C1から成る。
実際には、処理モジュールは、クロック値A1を取得するために、クロック値B1に対応するパルスの到着時刻を計測すべく、第1のクロック信号133を利用する。特に、クロック値A1は局所周期値Tick1を表し、クロック値B1はフレーム番号FN1を表し、そしてGNSS時刻C1はTOW値TOW1を表す。処理モジュールは、局所周期値Tick1を取得するために、フレーム番号FN1に対応するフレームパルスの到着時刻を計測すべく、第1のクロック信号133を利用する。その結果、ナビゲーションエンジン114は下記の方程式(1)に従い、TOW値TOW1を計算する。
TOW1=TOW0+(Tick1−Tick0)*(1−DTick) ・・・(1)
その上、ナビゲーションエンジン114はフレームタイムクロック・ドリフトDFrameを、下記の方程式(2)に従って計算する。
DFrame=(△FN−△Tick*(1−DTick))/△FN ・・・(2)
ここで、△FNが2つのフレーム番号FNとFN間の差(FN−FN)を表し、△Tickが各々2つのフレーム番号FNとFNに対応する2つの局所周期値TickとTick間の差(Tick−Tick)を表している。
図2の右側部分を参照すると、電源切断期間の後、本実施形態に係る処理モジュールは、第1時点(例えば、本実施形態に第1の実施の選択案が適用された場合における最新の局所周期ドリフトDTick、最新のフレームタイムクロック・ドリフトDFrame、クロック値B1、GNSS時刻C1及び多分クロック値A1、又は本実施形態に第2の実施の選択案が適用された場合における単なる最新フレームタイムクロック・ドリフトDFrame、クロック値B1及びGNSS時刻)に対応する既に記憶された一組の値を検索し、GNSS時刻を取得するために、少なくとも既に記憶された値のいくつかの組を利用する。
本実施形態の初期段階において、上述の処理モジュールは、第2時点における第2のパルス関係を取得するために、第2のクロック信号113のクロック値B2を取得し、更に第1のクロック信号133の関連クロック値A2を取得する。特に、処理モジュール第2のパルス関係を取得するために第2時点(図2の右下部に「フレーム同期計測」とラベル表示されている)におけるフレーム同期計測を行い、GNSS時刻C1、クロック値B1、クロック値B2及び最新のフレームタイムクロック・ドリフトDFrameに従ってクロック値A2に対応するGNSS時刻C2を計算する。
実際には、処理モジュールは、クロック値A2を取得するために、クロック値B2に対応するパルスの到着時刻を計測すべく第1のクロック信号133を利用する。特に、クロック値A2は局所周期値Tick2を表し、クロック値B2はフレーム番号FN2を表し、そしてGNSS時刻C2はTOW値TOW2を表す。処理モジュールは、局所周期値Tick2を取得するために、フレーム番号FN2に対応するフレームパルスの到着時刻を計測すべく第1のクロック信号133を利用する。結果として、ナビゲーションエンジン114は、フレームタイムクロック・ドリフトDFrame、GNSS時刻C1(即ち、本実施形態におけるTOW値TOW1)、フレーム番号FN1、及びフレーム番号FN2に従って、GNSS時刻C2(即ち、本実施形態におけるTOW値TOW2)を計算する。本実施形態においては、ナビゲーションエンジン114は、下記の方程式(3)及び(4)に従い、GNSS時刻C2を計算する。
C2=C1+(B2−B1)*TFrame*(1−DFrame) ・・・(3)
又は
TOW2=TOW1+(FN2−FN1)*TFrame*(1−DFrame) ・・・(4)
ここで、TFrameはフレームタイムクロックのフレーム周期の長さを表す。
また、図2で示されているような電源切断期間の前の演算順序は、例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の一変形例に従えば、電源切断期間の前に行われる演算順序は、図3に示されているように変更され得る。この変更において、TOW0’、TOW1’、TOW2’、Tick0’、Tick1’、Tick2’及びFN2’のような値が上述の図2におけるTOW0、TOW1、TOW2、Tick0、Tick1、Tick2及びFN2と同様であり、ここでFN0’がTOW0’及びTick0’に対応するフレーム番号を表す。TOW0’の計算は、TOW1’が取得された後に行われる。この変更のための同様な説明は、ここでは詳細に繰り返さない。
図4は、図2に示された方法の例示的なフローチャートである。ステップ910において、上述の維持段階の演算に対応する維持段階処理が実行される。ステップ926において、NE演算(即ち、ナビゲーションエンジン114の演算)が停止され、ME(即ち、計測エンジン120)が電源切断される。ステップ928においては、NE演算(即ち、ナビゲーションエンジン114の演算)が作動され、ME(即ち、計測エンジン120)が電源投入される。ステップ930においては、上述の初期段階の演算に対応する初期段階処理が実行される。
図5は、図2に示された方法の最初の手順のフローチャートを示しており、ここで最初の手順は、図2に示された電源切断時点に終了する第1時点に対応する。本実施形態において、最初の手順はステップ910の維持段階処理を表し、以下のように詳述される。
ステップ912においては、ME(即ち、計測エンジン120)がNE(即ち、ナビゲーションエンジン114)に対する局所周期とともにGNSS計測結果を報告する。
ステップ914においては、NEは、報告された計測結果に対して、位置、速度、及びTOW値のようないわゆるPVTパラメータを計算する。
ステップ916においては、NEは、局所周期値Tick0とTOW値TOW0の間の時間的関係を更新する。
ステップ918においては、NEは、「フレーム同期計測」(即ち、上述のフレーム同期計測)を要求するか否かを決定する。
ステップ919においては、「フレーム同期計測」を要求すると判定された場合には、ステップ920に入る。そうでなければ、ステップ912に繰り返し入る。
ステップ920においては、NEが「フレーム同期計測」の要求を発行し、次いでフレーム番号FN1と関連局所周期値Tick1を取得し、そしてフレームタイムクロック・ドリフトDFrameを計算する。
ステップ922においては、NEが、上述のTOW値TOW0、局所周期値Tick0及び局所周期値Tick1に従って、対応するTOW値TOW1を計算し、そして(FN1,TOW1,DFrame)をメモリ116に保存する。ステップ922の演算が実行された後は、ステップ926に入る動作が開始されない限り(手動で又は自動的に)、ステップ912が再度実行される。
図6は、図2において示された方法の第2の手順のフローチャートを示しており、ここで第2の手順は、図2に示された電源投入時点から開始する第2時点に対応する。本実施形態において、第2の手順は、ステップ930の初期段階処理を表しており、以下の通り説明する。
ステップ932では、初期化が実行される。
ステップ934では、NEが、「フレーム同期計測」(即ち、上述のフレーム同期計測)を要求するか否かを決定する。
ステップ935では、「フレーム同期計測」を要求すると決定されたときには、ステップ940に入るか、若しくはステップ936に入る。
ステップ936では、NEがME用の粗支援情報を生成する。
ステップ940では、NEが「フレーム同時計測」の要求を発行し、そしてフレーム番号FN2及び関連局所周期値Tick2を取得する。
ステップ942では、NEが、既に記憶した値(FN1、TOW1、DFrame)及び上述のフレーム番号FN2に従い、対応するTOW値TOW2を計算する。
ステップ944では、NEが、ME用の支援情報を生成するために、局所周期値Tick2とTOW値TOW2との間の時間的関係を使用する。
図7は、本発明の第2実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS時刻取得装置200の図である。第2実施形態は、第1実施形態の一変形例であり、ここで第2実施形態と第1実施形態との間の相違は以下のように説明される。
上述の携帯電話モジュール110と計測エンジン120は、少なくとも処理モジュールの一部が変更されるので、それぞれ携帯機器モジュール210と計測エンジン220に置き換えられる。携帯機器モジュール220は、携帯機器演算を行うために配置され、一方で、計測エンジン220は同期計測(例えば、クロック同期計測)のような計測を行うために配置される。
上述のフレームパルスコントローラ112はシステムクロックコントローラ212と置き換えられ、上述の第2のクロック信号113は第2のクロック信号213に置き換えられる。特に、システムクロックコントローラ212の制御下では、第2のクロック信号213はシステムクロック(例えば、装置200のシステムクロック)を表すクロック供給源210Cから導出される。ここで、第2のクロック信号213は、少なくとも1つのクロックパルスを搬送する。上述の変更に対応し、フレーム同期論理回路122は、同期計測はフレームパルスの代わりにクロックパルスにより行われるので、フレーム同期論理回路222(「クロック同期論理」とラベル表示されている)に置き換えられる。第1時点で実行される同期計測はクロック同期計測を表し、第2時点で実行される同期計測はクロック同期計測を表すことにご注意下さい。
これに対応し、ナビゲーションエンジン114及び計測エンジンコントローラ124は、それぞれ変更した型、即ち、ナビゲーションエンジン214及び計測エンジンコントローラ224(「MEコントローラ」とラベル表示されている)にそれぞれ置き換えられる。また、フレーム同期要求(「フレーム同期要求」とラベル表示されており、即ち、上述の「フレーム要求計測」)は、クロック同期要求(「クロック同期要求」とラベル表示されており、即ち、クロック同期計測の要求)と置き換えられる。更に、フレームパルスコントローラ112からナビゲーションエンジン114へのフレーム番号(例えば、FN1又はFN2)は、上述のシステムクロックのシステム周期値(「システム周期」とラベル表示されている)に置き換えられる。本実施形態のための同様の説明はここでは詳細には繰り返さない。
図8は、本発明の第3実施形態に従ったGNSS受信機におけるGNSS受信機におけるGNSS時刻を取得する装置300の図である。第3実施形態は、第2実施形態の一変形例であり、また第1実施形態の一変形例でもある。ここで、第3実施形態と第2実施形態との相違点は、以下のように説明される。
上述の携帯機器モジュール210及び計測エンジン220は、少なくとも処理モジュールの一部が変更されるので、それぞれ携帯機器モジュール310及びGNSS受信機320に置き換えられる。携帯機器モジュール310は、上述の携帯機器モジュールと同様に、携帯機器動作を行うために配置され、一方、GNSS受信機の動作の大半はGNSS受信機320の内部で実行される。
特に、ナビゲーションエンジン214及び関連メモリ116は、それぞれGNSS受信機320内部のナビゲーションエンジン324及び関連メモリ326として実現される。これに対応し、ME局所周期は、GNSS局所周期と呼ばれ、そしてGNNSタスクモジュール314(「GNSSタスク」とラベル表示されている)は、クロック同期要求(「クロック同期要求」とラベル表示されている)とシステム周期値(「システム周期」と表示されている)を送信するために、システムクロックコントローラ212とナビゲーションエンジン324との間に配置される。
本実施形態において、GNSSタスクモジュール314は、携帯機器モジュール310内のMPUにより実行されるソフトウェアモジュールである。これは例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本実施形態の一変形例に従えば、GNSSタスクモジュール314は、コントローラ内部に組み込まれたハードウェアコードを実行するコントローラで実現される。本実施形態の他の変形例によれば、GNSSタスクモジュール314はファームウェアコードを実行するMCUで実現される。本実施形態のために類似する説明は、ここでは詳細に繰り返さない。
実際には、上述のフレーム番号又はシステム周期は整数値で実現されることにご注意下さい。これは、例示を目的としただけであり、本発明の限定を意味するものではない。本発明のいくつかの実施形態によれば、上述のフレーム番号又はシステム周期は、浮動小数点値で実現され得る。
関連技術とは対照的に、本発明の方法及び装置は、上記の実施形態による計算が、RTC時刻の利用よりもむしろ、クロック信号113により運ばれるフレームパルス又はクロック信号213により運ばれるクロックパルスに基づいているので、うるう秒の問題がない。
本発明の方法及び装置が、電源切断期間後に高分解能で正確にGNSS時刻の初期値を回復するために、同期計測(例えば、フレーム同期計測又はクロック同期計測)を利用するのは、本発明の別の利点であり、電源切断期間が短いときのGNSS時刻の初期値の典型的な誤差は、概してマイクロ秒レベルを下回る。
本発明の方法及び装置がサブフレームの同期に役立つのは、本発明の他の利点である。結果として、GNSS受信機が立ち上がったときに、最初の固定時間(TTFF)は関連技術と対比して大幅に低減させることができる。
当業者は、本発明の教示を保ちつつ、多くの変更と置換がなされ得ることは容易に気付くであろう。従って、上記の開示は、添付の請求の範囲の境界範囲によってのみ限定されるものとして解釈されるべきである。

Claims (14)

  1. GNSS受信機における全地球航法衛星システム(GNSS)時刻を取得する方法であって、前記方法は、
    第1のクロック信号の関連クロック値A0及び受信したGNSS時刻C0を取得するステップと、
    第1時点における第1のパルス関係を取得するために、第2のクロック信号のクロック値B1を取得し、更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A1を取得するステップと、
    前記関連クロック値A0及び前記GNSS時刻C0に従い、前記クロック値A1に対応するGNSS時刻C1を計算するステップと、
    第2時点における第2のパルス関係を取得するために、前記第2のクロック信号のクロック値B2を取得し、更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A2を取得するステップと、
    前記GNSS時刻C1、前記クロック値B1及び前記クロック値B2に従い、前記クロック値A2に対応するGNSS時刻C2を計算するステップと、を有し、
    前記第1のクロック信号はベースバンド時間周期を表し、
    前記第2のクロック信号はセルラーネットワークのフレームタイムクロックに同期され、
    前記GNSS時刻C1を計算するステップは、以下の方程式によって前記GNSS時刻C1を計算し、
    C1=C0+(A1―A0)*(1−D Tick
    前記D Tick は前記第1のクロック信号の最新の局所周期ドリフトを表し、
    前記GNSS時刻C2を計算するステップは、以下の方程式によって前記GNSS時刻C2を計算し、
    C2=C1+(B2−B1)*T Frame *(1−D Frame
    前記T Frame はフレームタイムクロックの1周期の長さを表し、D Frame は前記フレームタイムクロックのフレームタイムクロック・ドリフトを表し、以下の方程式によって計算され、
    D Frame =(△FN−△Tick*(1−D Tick ))/(△Tick*(1−D Tick ))
    前記△FNは2つのフレーム番号の間の差を表し、△Tickが前記2つのフレーム番号に対応する2つの局所周期値の間の差を表す、方法。
  2. 前記第1時点と前記第2時点との間の期間に省電力モードに入るように、前記GNSS受信機の少なくとも一部を制御するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも前記クロック値B1及び前記GNSS時刻C1をメモリに記憶するステップを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のパルス関係を取得するために前記第1時点における同期計測を行うステップと、
    前記第2のパルス関係を取得するために前記第2時点における同期計測を行うステップと、を更に有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1時点で行われる前記同期計測はフレーム同期計測であり、
    前記クロック値B1はフレーム番号FN1であり、
    前記第2時点で行われる前記同期計測はフレーム同期計測であり、
    前記クロック値B2はフレーム番号FN2である、請求項に記載の方法。
  6. 前記第2クロック信号はシステムクロックを表すクロック供給源から導出され、前記第1時点で行われる前記同期計測はクロック同期計測であり、前記第2時点で行われる前記同期計測はクロック同期計測である、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1時点で前記第1のパルス関係を取得するために、前記第2のクロック信号の前記クロック値B1を取得し、更に第1のクロック信号の前記関連クロック値A1を取得するステップは、
    前記クロック値A1を取得するために、前記クロック値B1に対応するパルスの到着時刻を計測すべく前記第1のクロック信号を利用するステップを更に有し、
    前記第2時点で前記第2のパルス関係を取得するために、前記第2のクロック信号の前記クロック値B2を取得し、更に前記第2のクロック信号の前記関連クロック値A2を取得するステップは、
    前記クロック値A2を取得するために、前記クロック値B2に対応するパルスの到着時刻を計測すべく前記第1のクロック信号を利用するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  8. GNSS受信機における全地球航法衛星システム(GNSS)時刻を取得する装置であって、前記装置は、
    第1のクロック信号を生成するために配置された第1のクロック供給源と、
    前記第1のクロック信号の関連クロック値A0及び受信したGNSS時刻C0を取得するために配置された少なくとも1つの処理モジュールとを有し、
    前記処理モジュールは、第1時点における第1のパルス関係を取得するために第2のクロック信号のクロック値B1を取得し、更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A1取得し、
    前記関連クロック値A0及び前記GNSS時刻C0に従い、前記クロック値A1に対応するGNSS時刻C1を計算し、
    第2時点における第2のパルス関係を取得するために、前記第2のクロック信号のクロック値B2を取得し、更に前記第1のクロック信号の関連クロック値A2を取得し、
    前記GNSS時刻C1、前記クロック値B1及び前記クロック値B2に従い、前記クロック値A2に対応するGNSS時刻C2を計算し、
    前記第1のクラック信号はベースバンド時間周期を表し、
    前記第2のクロック信号はセルラーネットワークのフレームタイムクロックに同期しており、
    前記GNSS時刻C1を計算することは、以下の方程式によって前記GNSS時刻C1を計算し、
    C1=C0+(A1―A0)*(1−D Tick
    前記D Tick は前記第1のクロック信号の最新の局所周期ドリフトを表し、
    前記GNSS時刻C2を計算することは、以下の方程式によって前記GNSS時刻C2を計算し、
    C2=C1+(B2−B1)*T Frame *(1−D Frame
    前記T Frame はフレームタイムクロックの1周期の長さを表し、D Frame は前記フレームタイムクロックのフレームタイムクロック・ドリフトを表し、以下の方程式によって計算され、
    D Frame =(△FN−△Tick*(1−D Tick ))/(△Tick*(1−D Tick ))
    前記△FNは2つのフレーム番号の間の差を表し、△Tickが前記2つのフレーム番号に対応する2つの局所周期値の間の差を表す、装置。
  9. 前記少なくとも1つの処理モジュールの1つは、前記第1時点と前記第2時点の間の期間に省電力モードに入るために、前記GNSS受信機の少なくとも一部を制御する、請求項に記載の装置。
  10. 前記装置はメモリを更に有し、
    前記処理モジュールは、少なくとも前記クロック値B1及び前記GNSS時刻C1を前記メモリに記憶する、請求項に記載の装置。
  11. 前記処理モジュールは、前記第1のパルス関係を取得するために前記第1時点で同期計測を行い、更に前記第2のパルス関係を取得するために前記第2時点で同期計測を行う、請求項に記載の装置。
  12. 前記第1時点で行われる前記同期計測はフレーム同期計測であり、
    前記クロック値B1はフレーム番号FN1であり、
    前記第2時点で行われる前記同期計測はフレーム同期計測であり、
    前記クロック値B2はフレーム番号FN2である、請求項1に記載の装置。
  13. 前記第2クロック信号は前記装置のシステムクロックを表すクロック供給源から導出され、前記第1時点で行われる前記同期計測はクロック同期計測であり、前記第2時点で行われる前記同期計測はクロック同期計測である、請求項1に記載の装置。
  14. 前記処理モジュールは、前記クロック値A1を取得するために、前記クロック値B1に対応するパルスの到着時刻を計測すべく前記第1のクロック信号を利用し、かつ前記処理モジュールは、前記クロック値A2を取得するために、前記クロック値B2に対応するパルスの到着時刻を計測すべく前記第1のクロック信号を利用する、請求項に記載の装置。
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