JP5666165B2 - リラクタンスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、1つのロータ(回転子)と1つのステータ(固定子)とを具備するリラクタンスモータに関し、ステータは、複数の自立するステータポールを有し、ステータポールにはコイルが巻装されている。さらに、ステータとコイルの間にコイル胴部が配設され、かつ/又は、ステータが、その外側を囲包するステータハウジングに収容されている。
リラクタンスモータは、周知技術である。例えば、特許文献1を参照する。特許文献1は、リラクタンスモータが開示されており、モータ稼働時の騒音発生を低減するために、コイル胴部の外側にステータカバーを備えている。自立するステータポールは、所定のステータコイルの担体としてステータコイルが巻かれている。加えて、ステータハウジングをもつリラクタンスモータも知られている。ステータハウジングは、特に、ステータを囲むステータ壁と、ステータの各端部において、回転するロータシャフトの軸受けに繋がるブリッジ部とからなる。
独国特許出願公開10337916A1
稼働中のステータ内における大きな電磁駆動力により振動が生じる。ステータ内及びコイル内では、モータの電流供給により微小運動が発生する。例えば、鉄の電気歪み、コイルの導線間の力、及び、ロータとステータの間の電磁相互作用である。これらの力の影響は、周波数に依存するモータ速度による。周波数によっては、装置の共振が活性化し得る。この結果、高回転モータの共振の影響が現れる。
上記の従来技術に鑑み、本発明の技術的課題は、リラクタンスモータにおいて、リラクタンスモータの稼働速度範囲における上述の共振の影響をさらに改善することである。
上記の課題は、本発明の構成により解決される。その構成は、リラクタンスモータの断面において、コイル胴部及びステータハウジングのうち少なくとも一方(以下、「コイル胴部及び/又はステータハウジング」と表現する場合がある)とステータとの間に、間隙すなわち一定の距離を設けたものである。この構成によれば、コイル胴部及び/又はステータハウジングの部品の共振に起因する運動によるステータとの衝突を防止でき、それにより生じる甚だしい騒音を回避できる。断面において、コイル胴部及び/又はステータハウジングがステータとの間に所定の間隙を有することにより、稼働速度範囲における共振の影響の解消を実現できる。これは、コイル胴部及び/又はステータハウジングを、ステータに対して全面的に接触させないようにしていることによる。
請求項1に係る本発明の構成は、以下に図面と共に説明するが、請求項1に従属する請求項の構成もそれぞれ重要である。
さらに好適な構成の1つにおいては、コイル胴部及び/又はステータハウジングが、対向するステータとの間に所定の間隙を設けるために、複数の突出部が形成されている。これに替わる構成又はこれと併せられる構成においては、ステータが、対向するコイル胴部及び/又はステータハウジングとの間に所定の間隙を設けるために、所定形状の突出部を形成されている。
複数の突出部は、ステータを貫通するロータ軸の径方向外側又は径方向内側へ向かうようにステータに対して形成され、ステータに対する支持部分となる。そして、それらの突出部同士の間に空間すなわち間隙が形成される。これに関して好適には、平坦面とせず、その替わりに最適には、コイル胴部及びステータハウジングの各々とステータとの間に点形状部分又は直線形状部分として突出部を設ける。
さらに別の好適例においては、突出部が、ロータの軸方向に延在している。すなわち、突出部は、ロータ軸に対して離間しかつ平行である。または、少なくとも各々の突出部同士が離間しかつ互いに平行に延在している。
モータにおける1つの尖ったコーナー部は0.5°〜30°の角度範囲を占めている。この構成において、リブ(小突条)としての突出部は、特に、モータの断面における直線状の部分に設けられる。これらのリブは、コイル胴部及び/又はステータハウジング又はステータから対向する壁に対して設けた多数の盛り上がりの形態で延在する。
リラクタンスモータの稼働速度範囲における共振の影響の問題は、さらなる解決手段により解消される。それによれば、間隙の領域は、ステータに直接隣接して形成されており、断面において、周方向ライン上で間隙の領域の周方向長さを合計すると、周方向ライン全体の20%〜98%を占める。それに対応して、対向する壁に対する支持部分が設けられており、コイル胴部及び/又はステータハウジングのステータに対する支持部分は、断面において、周方向ライン上で約2%〜80%を占め、好適には2%〜10%を占める。寸法についての別の実施例では、ステータを囲包する部品であるステータハウジングの周方向長さが250mmのとき、支持部分の周方向長さの合計は約10mm〜15mmである。
支持部分はさらに、好適なリブ状の突出部として周方向において均等な間隔で配置してもよく、それに替えて、周方向において不均等な間隔で配置してもよい。このように、断面の周方向において各支持面は小さく形成され、点形状部分又は直線形状部分として形成される。
コイル胴部及び/又はステータハウジング上に突出部が形成される場合、それらの各突出部の周方向長さが、それらの壁の厚さと同じかまたはそれより小さくともよい。好適には、コイル胴部及び/又はステータハウジングの壁は、厚さ1mm〜5mmで形成される。よって、1つの突出部の周方向長さは、5mm又はそれより短くされる。従って、この場合、突出部の周方向長さは、コイル胴部及び/又はステータハウジングの壁の厚さの10分の1〜2分の1とされる。さらに、好適には、壁の厚さが1mm〜5mmであるから、突出部の周方向長さは、0.1mm〜2.5mmとされる。これは特に、コイル胴部上の突出部におけるコイル胴部の壁厚との関係に相当する。
別の実施例または組み合わせられる実施例として、コイル胴部及び/又はステータハウジング上に突出部が形成される場合、それらの各突出部の周方向長さが、それらの壁の厚さと同じかまたはそれより大きくともよい。従って、壁厚との関係から、1つの突出部の周方向長さは、5mm又はそれより長くされる。これに関してさらに好適には、突出部の周方向長さは、コイル胴部及び/又はステータハウジングの壁厚の1.5倍〜10倍とされる。この結果、好適な壁厚を想定すると、好適な突出部の周方向長さは、各突出部について1.5mm〜50mmとなる。このようにして突出部が形成されるため、特にステータハウジングに設けられる場合は、ハウジング壁の厚さとの関係で突出部の周方向長さが決まる。
ステータハウジングは、好適な構成においては、金属シート部品から形成され、さらに曲げ加工または打ち抜き加工により形成される。さらに、ステータハウジングは、2つのハウジング部品に分離されており、所定の間隙は、少なくとも上側のブリッジ部を設けたハウジング部品に形成される。さらに別の好適例においては、所定の間隙は、上側のブリッジ部を設けたハウジング部品に形成され、その場合、ステータに対してステータハウジングを固定するために、ブリッジ部は、例えば、クランプ状にステータを受容する。ステータハウジングのブリッジ部に設けたこのクランプ状受容部は、上述の共振の影響に関して好適な改善をもたらす。なぜなら、ステータを覆うハウジング部品は、断面において所定の間隙を形成され、その所定の間隙のために突出部を設けられているからである。
さらに好適な構成では、所定の間隙のためにステータ自体の上に突出部が設けられる。ステータ積層体を形成するステータの好適な構成においては、同じ輪郭の多数のステータ板が互いに上下に重ねられる。よって、ステータ板の輪郭を打ち抜きで形成する際に、ステータハウジングとの間の所定の間隙を形成するための突出部を形成する。
好適な構成においては、コイル胴部は、電気絶縁性のプラスチック成型品として形成される。コイル胴部は、ステータに対する電気的絶縁の役割を果たしてステータコイルを巻装しかつステータコイルを支持している。
間隙において反対側に対向する2つの面は互いに傾斜しておらず、面同士の間の距離は十分に大きく設けられている。これにより、極度の条件下でも、これらの面が互いに接触しないことを確保している。振動時に、突出部の間で自由に伸長された面が曲げられ、さらにロータ軸に関してほぼ径方向に曲がるような状況においても、これらの面は互いに接触しない。またさらに、この場合、2つの突出部間の間隙の周方向長さを、1つの突出部の周方向長さの1〜50倍とする。さらに好適な構成においては、1つの突出部の周方向長さは、約1mm〜5mmであり、2つの突出部間において支持されていない間隙の周方向長さは、例えば1mm〜50mmである。
上述した各数値範囲は、例示のためであり限定するものではなく、これらの間の全ての中間値、特に、下方及び/又は上方の境界値ともう一方の境界値の間における十分の1刻みの中間値も含まれる。数値についての「及び」は、この意味で用いており、双方の境界値の各々又は双方の境界値の間の十分の1刻みの数値のいずれも含む。
ステータと、ステータに固定されブリッジ部として形成されたステータハウジングとを有するリラクタンスモータの斜視図である。 リラクタンスモータの側面図である。 図2のIII−IIIラインに沿った断面図である。 図3のIV領域の拡大図である。 図3のV領域の拡大図である。
以下、実施例を示した図面を参照して本発明を説明する。
図1を参照して、4−2型リラクタンスモータの形態であるリラクタンスモータ1について説明する。適宜の2相モータにおいて、ロータ3を具備するロータシャフト2は、耐トルク性を備えている。ロータ3は、直径方向に反対向きの2つのロータポール4を具備する。ロータ3は、リラクタンスモータ1の稼働中に、幾何学上のロータ軸x上に設けたロータシャフト2の周りで回転する。
ロータ3の周囲に位置するステータ5は、ロータ3の回転方向における90°毎の4つの位置に配置されたステータポール6を設けている。各ステータポール6は、コイル7を形成する巻線を巻かれている。
ステータ5に対するコイル7の電気的絶縁のために、ステータポール6の周囲とそれに繋がるステータ壁8に対して重ねられかつプラスチック成型により形成されたコイル胴部9が設けられている。コイル胴部9は、図3の断面図に示すように、コイル7のライナーとしてステータ領域の側面に配設されている。
ステータ5は、その外側にステータハウジング10を備える。図1では、ステータ5の前面に重なるブリッジ部11のみが示されている。このブリッジ部11は、図示しないが、ステータ5の反対側の面にもあり、同様のもう1つのブリッジ部が重ねられている。
ブリッジ部11は、もう1つのブリッジ部も含め、ロータシャフト2を格納する機能を有する。そのために、ブリッジ部11は、中央部に受容開口12を具備する。この受容開口12内に、ロータシャフト部品の格納のために、ボールベアリング又は同等の部品が設けられている。
ブリッジ部11は、さらに、ロータ軸xの周囲の環状カラー部13を具備する。環状カラー部13は、装置断面においてはステータ5に付加された端部部品の外面も取り囲んでいる。
ステータ5は、同一形状の多数のステータ板14を積層した1つのパッケージとして形成されている。これらのステータ板14を圧縮することにより作製され、構築されたステータ5における壁の外面には、その輪郭の90°の角度毎の4面に溝状のステータ外側面15が形成されている。ステータ外側面15は、ステータ5の周方向において各コーナー位置でも溝状に形成され、径方向においてロータ軸xに向かって凹となっている。
特に図4によく示されるように、ステータ5の断面において、ステータ外側面15の近傍には、突出部と陥没部が見られる。これにより、ブリッジ部の環状カラー部13を支持するための不連続な支持面が形成されている。突出部16は、ロータ軸xの径方向における高さaを有し、この高さaは、例えば、ブリッジ11の環状カラー部13を形成する板の材料厚さの約0.5倍である。突出部16は、ステータ外側面15を分断するように周方向に亘っており、突出部16の幅bは、例えば、高さaの約10倍である。「周方向」とは、断面において部品の輪郭が延在する方向をいう。
図3に示すように、2つのステータ外側面15の各々は、周方向の同じ面に互いに均等な間隔で並んだ3つの突出部16の間にそれぞれ位置する。すなわち、各々が突出部幅bをもつ2つの隣り合う突出部16の間に、間隙すなわち自由空間が存在することとなる。
実施例においては、2つの突出部16の間の間隙の長さは、突出部幅bに対して突出部高さaの2倍を追加した長さであり、環状カラー部13の壁厚の約10倍の長さである。各突出部16は、全てのステータ外側面15と共に、ロータ軸xに対して平行な向きに延在し、一方のブリッジ部11から反対側の端部のブリッジ部まで延在している。
上述の突出部16の形成により、ステータハウジング10の環状カラー部13が、ステータ5に対して間隙を伴って取り付けられる。この間隙は、突出部高さaにより規定されている。この間隙は、ステータ5の面取りした各コーナーにも形成されている。それにより、面取りした各コーナーにおいては、間隙を介して対向する環状カラー部が束縛されない状態で延在することとなる。
上述の構成では、ステータハウジング10、特に環状カラー部13とステータ5とが、直線状部分である突出部16でのみ接触することとなる。これらの突出部16により形成された間隙は、モータ1の稼働速度範囲における共振の影響を生じさせないために設けられている。そのために、これらの間隙において、互いに反対側に対向する面同士を接触させないように、突出部高さaを十分な大きさに設定する。また、振動によって生じた曲がりのために、隣り合う突出部16の間において環状カラー部13の一部である面が自由に伸長しても、ステータ5に対しては全く接触しない。好適な態様においては、ブリッジ部11は、ステータ5上にプレス接合される。
図4の実施例とは別の実施例として、ステータ5の方に突出部を設ける替わりに、断面において図4と同じ構成となるように環状カラー部13の方に突出部を設けてもよい。
さらに、コイル胴部9もまた、対向するステータ5の壁8の全面及びステータポール6の全面を覆っていない。その替わりに、コイル胴部9は、その外壁上に突出してロータ軸xに対し平行に延在する突出部17により、対向するステータ壁8を支持している。これらの突出部17は、リブ(小突条)として、形成されている。これらの突出部17は、コイル胴部9上に所定の厚さで一体形成されており、剛性緩衝リブとして作用する。コイル胴部9は、断面において点形状部分である突出部17においてのみ、対向するステータ壁8に接触する。
図5の拡大図に示すように、リブ状の突出部17は、断面において点形状部分を形成している。コイル胴部の壁18上の突出部17の拡がりは、周方向の幅cを有し、図示の場合は壁18の厚さの約3分の1である。突出部17における幅cに交差する方向の高さdは、突出部17の幅cの約2分の1である。断面において、突出部17は、壁18の厚さの約2分の1の長さまで周方向に延在する。
突出部17は、コイル胴部の壁18の周方向に延在する間隙を形成しており、図示の実施例では、隣接する2つの突出部17の間の間隙の幅は、突出部17の周方向の幅cの約10倍である。
図4に示すように、コイル胴部9は、ステータポール6に対向する面の領域においても、周方向に形成された2つの突出部17によりステータポール6を支持している。一方、ステータ壁8に対する支持のためには、周方向に形成された3つの突出部17がある。これらにより、周方向におけるステータ5に対する支持部分が得られる。断面において、周方向ライン全体の長さに対し、合わせて約85%の間隙が形成される。すなわち、コイル胴部9による支持部分は、ステータ5上の周方向ライン全体の長さの約15%となっている。
この場合も、コイル胴部9における直線形状の部分が、ステータ壁5に対向する。それにより、リブ状の2つの突出部17同士の間に露出面すなわち立体的空間が存在することとなる。これにより、稼働速度範囲における共振を回避できる。
図5の実施例とは別の実施例として、コイル胴部9の方に突出部を設ける替わりに、断面において図5と同じ構成となるようにステータ5の方に突出部を設けてもよい。
上述のリラクタンスモータ1は、大きな自己共振を特性として有する。しかし、モータの稼働速度範囲における望ましくない共振の影響を回避できる。さらに、金属同士の衝突音のような機械的騒音も回避できる。このモータは、ステータハウジング10すなわちブリッジ部11及び/又はコイル胴部9において、ステータ5との間に点形状部分又は直線形状部分の突出部を設けたことにより(すなわち間隙を形成したことにより)、振動レベルを低減し、騒音を最小限とすることができる。
1 リラクタンスモータ
2 ロータシャフト
3 ロータ
4 ロータポール
5 ステータ
6 ステータポール
7 コイル
8 ステータ壁
9 コイル胴部
10 ステータハウジング
11 ブリッジ部
12 軸受開口
13 環状カラー部
14 ステータ板
15 ステータ外側面
16 突出部
17 突出部
18 コイル胴部壁
a 高さ
b 幅
c 幅
d 高さ

Claims (14)

  1. ロータ(3)とステータ(5)とを備え、前記ステータ(5)には、立設されかつコイル(7)が巻装されたステータポール(6)が設けられ、前記コイル(7)と前記ステータポール(6)との間にはコイル胴部(9)が配設され、前記ステータ(5)はその外側を囲包するステータハウジング(10)に収容され、断面において、前記ステータハウジング(10)と前記ステータ(5)との間に間隙が形成されている、前記リラクタンスモータ(1)において、
    多数のステータ板からなる1つのパッケージとして形成された前記ステータにおける壁の外面には、その輪郭の90°の角度毎の4面にステータ外側面(15)が形成され、
    これらに割り当てられた、径方向内側に向かっている前記ステータポール(6)が存在し、
    前記ステータ外側面(15)がステータ(5)の周方向に面取りされたコーナーを形成し、
    前記間隙は、前記ステータ(5)の前記面取りされた各コーナーにおいても前記ステータハウジング(10)と前記ステータ(5)との間に形成され、
    前記面取りされた各コーナーにおいては、前記ステータ(5)と間隙を介してステータハウジングの環状カラー部が束縛されない状態で延在していることを特徴とするリラクタンスモータ。
  2. 断面において、前記ステータハウジング(10)が、前記ステータ(5)との間に所定の前記間隙を形成するための突出部(16)を設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリラクタンスモータ。
  3. 断面において、前記ステータ(5)が、前記ステータハウジング(10)との間に所定の前記間隙を形成するための突出部(16)を設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリラクタンスモータ。
  4. 前記突出部(16)が、前記ロータ(3)の軸方向に延在していることを特徴とする請求項2又は3に記載のリラクタンスモータ。
  5. 前記突出部(16)が、リブとして形成されていることを特徴とする請求項4に記載のリラクタンスモータ。
  6. 断面において、前記ステータ(5)に隣接する前記間隙の周方向長さの合計が、該ステータ(5)の周方向ライン全体の20%〜98%を占めることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のリラクタンスモータ。
  7. 断面において、前記突出部(16)の周方向長さが、前記ステータハウジング(10)の壁厚と同じか又はそれよりも小さいことを特徴とする請求項2又は3に記載のリラクタンスモータ。
  8. 断面において、前記突出部(16)の周方向長さが、前記コイル胴部(9)及び前記ステータハウジング(10)のうち少なくとも一方の壁厚の10分の1〜2分の1であることを特徴とする請求項7に記載のリラクタンスモータ。
  9. 断面において、前記突出部(16)の周方向長さが、前記ステータハウジング(10)の壁厚と同じか又はそれよりも大きいことを特徴とする請求項2又は3に記載のリラクタンスモータ。
  10. 断面において、前記突出部(16)の周方向長さが、前記ステータハウジング(10)の壁厚の1.5〜10倍であることを特徴とする請求項9に記載のリラクタンスモータ。
  11. 前記ステータハウジング(10)が1枚の金属シートから形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のリラクタンスモータ。
  12. 前記ステータハウジング(10)が2つのハウジング部品に分離されており、前記間隙は、少なくとも上側のブリッジ部(11)を設けたハウジング部品に形成されることを特徴とする請求項1〜11に記載のリラクタンスモータ。
  13. 前記コイル胴部(9)は、プラスチック成型により形成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のリラクタンスモータ。
  14. 2つの前記突出部(16)間の間隙の周方向長さが、1つの前記突出部(16)の周方向長さの1倍〜50倍であることを特徴とする請求項2又は3に記載のリラクタンスモータ。

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