JP5661395B2 - 店舗用照明制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、店舗用照明制御システムにかかり、特にコンビニエンスストア等の小規模店舗の店舗用照明制御システムに関する。
近年、店舗として、店舗内空間を取り囲む外壁部の一面側にガラス窓が広く設けられ、このガラス窓を通じて採り込まれる太陽光によって店舗内が明るく照らされる構成になっているものがある。かかる店舗としては、例えばコンビニエンスストアが挙げられる。
店舗内には、照明機器が複数の箇所に設けられており、太陽光とともに店舗内を明るく照らしている。店舗内の各照明機器は、店員等により照明用スイッチがオン/オフされることで点灯及び消灯され、そのスイッチオン時には各照明機器に対して均等に電力供給がされるようになっている。これにより、店舗内の各所を均一の照度で照らすようにしている。また、近年、店舗の屋根上に太陽光パネルを設置して、太陽光パネルによる発電電力を用いて照明機器を駆動させる試みが一部で行われている。これによれば、店舗において省エネを図ることが期待できる。なお、特許文献1等には、店舗内の照明機器を制御する照明制御システムが開示されている。
また、例えばコンビニエンスストアでは、通常店舗内へ出入りするための出入口が、上記ガラス窓が設けられている側の面に設定されている。店舗内の出入口付近には、接客用のカウンタがガラス窓に直交する向きに設置され、カウンタに直交する向きに商品陳列棚が複数列設けられる。この場合、商品陳列棚の各列間に形成される通路スペース全域をカウンタ側から見通すことができるため、店員にとって顧客の様子を監視し易く、防犯性の観点から好ましい配置となっている。なお、このように配列された商品陳列棚は、換言すると、ガラス窓に対して平行に設けられている。
特開2010−33779号公報
ところで、上記のコンビニエンスストアでは、店舗内においてガラス窓と平行となる向きで商品陳列棚が設けられているため、ガラス窓を通じて射し込む太陽光の一部が商品陳列棚により遮られて、通路スペースが商品陳列棚の影になることがある。この場合、ガラス窓から離れた奥側の通路スペースほど太陽光が届きにくいため影になり、暗くなりがちである。そのため、複数の照明機器に均等に電力を供給してそれら照明機器を駆動し各通路スペースを照らした場合に、奥側の通路スペースほど照度が小さくなることが考えられる。
また、この点を鑑みると、店舗内の各通路スペースの照度を目標照度以上とするには、奥側の通路スペースの照度が目標照度となるように各照明機器を駆動させる必要がある。しかしながら、この場合奥側の通路スペース以外の通路スペースでは、照度が目標照度を超えてしまうことが想定され、その場合省エネ性の観点からすると無駄にエネルギを消費していることとなり好ましくない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、省エネ効果を高めることができる店舗用照明制御システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の店舗用照明制御システムは、店舗内スペースである商品陳列スペースに、互いに離間しかつ平行に複数の陳列棚が設置され、前記商品陳列スペースの内外を仕切るとともに前記複数の陳列棚に平行となる一側面の壁部に、前記商品陳列スペースに外光を取り込むための採光面部が設けられている店舗に適用され、前記店舗には、前記複数の陳列棚と前記壁との間、及び陳列棚同士の間に、複数の通路スペースが設けられており、前記商品陳列スペースの天井において前記複数の通路スペースごとに設けられる複数の照明機器と、太陽光発電を実施する太陽光発電装置と、前記太陽光発電装置から前記複数の照明機器に対して各々電力を供給する電力経路、及びそれら電力経路ごとに電力量を調整する電力調整手段を有する第1給電回路部と、前記採光面部に対する各照明機器の位置に応じて、前記太陽光発電装置から前記複数の照明機器への電力供給を前記電力調整手段により照明機器ごとに制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記構成の店舗では、店舗内の商品陳列スペースに対して、一側面の壁部に設けられた採光面部から外光が取り込まれるが、採光面部に平行に設置される複数の陳列棚が影になって、各通路スペースにおいて明るさが相違することが考えられる。このとき、採光面部から離れる通路スペースほど、外光が届きにくく、暗くなりがちであると考えられる。この点、本発明では、通路スペースごとに設けられる複数の照明機器に対して、太陽光発電装置からの電力供給が個別に調整される構成となっており、特に、採光面部に対する各照明機器の位置に応じて、太陽光発電装置から複数の照明機器への電力供給が照明機器ごとに制御される。したがって、各通路スペースのうちどれが暗くなりがちかを考慮して太陽光発電装置の発電電力を振り分けることができ、ひいては商品陳列スペースにおける明るさを均等に保つことができる。
太陽光発電装置の発電の電力量には上限があり、かつ都度の天候により電力量が変動するが、こうした状況の下でも、どこを優先して発電電力を供給するかを切り替えることができ、太陽光発電電力を効果的に利用できる。以上により、省エネ効果を高めつつ、店舗内の好適なる照明制御を実現することができる。
第2の発明の店舗用照明制御システムは、第1の発明において、前記制御手段は、前記太陽光発電装置の発電電力を、前記複数の照明機器のうち前記採光面部から離れた照明機器ほど優先して分配供給することを特徴とする。
本発明によれば、太陽光発電装置の発電電力が、採光面部から離れた奥側の照明機器ほど優先して分配されるため、採光面部から離れているが故に暗くなりがちであって、高い駆動電力で駆動させる必要のある奥側の照明機器ほど優先して太陽光発電装置の発電電力が供給されるため、照明機器の駆動のためにより多くの太陽光発電電力を用いることができる。これにより、同発電電力の有効利用を図ることができ、より一層省エネ効果を高めることができる。
第3の発明の店舗用照明制御システムは、第1又は第2の発明において、前記太陽光発電装置の発電電力を算出する発電電力算出手段と、前記複数の通路スペースにおける照度情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した各通路スペースの照度情報に基づいて、前記複数の照明機器の駆動に要する総駆動電力を算出する駆動電力算出手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動電力算出手段により算出した前記総駆動電力が、前記発電電力算出手段により算出した前記発電電力を上回った場合に、前記発電電力の不足分に応じて前記複数の照明機器に対する電力分配を制御することを特徴とする。
本発明によれば、複数の照明機器の駆動に要する総駆動電力が、太陽光発電装置の発電電力を上回った場合に、発電電力の不足分に応じて複数の照明機器に対する電力分配が制御される。この場合、太陽光発電電力の不足の度合いに応じて、その不足する発電電力を複数の照明機器により多く供給すべく、各照明機器への電力分配を行うことで、より一層省エネ効果を高めることが期待できる。
第4の発明の店舗用照明制御システムは、第3の発明において、商用電力を前記複数の照明機器に対して各々供給する第2給電回路部を備え、前記制御手段は、前記駆動電力算出手段により算出した前記総駆動電力に対して前記発電電力算出手段により算出した前記発電電力が不足している場合に、商用電力を前記第2給電回路部を介して前記複数の照明機器の少なくともいずれかに供給することを特徴とする。
本発明によれば、雨天等により、複数の照明機器の総駆動電力に対し太陽光発電装置の発電電力が不足している場合には、各照明機器のいずれかに商用電力を供給することで、発電電力の不足分を補うことができる。これにより、太陽光発電電力の不足時においても、各照明機器に必要な量の電力を供給でき、店舗内を好適に照らすことが可能となる。
第5の発明の店舗用照明制御システムは、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記太陽光発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置と、前記太陽光発電装置の発電電力であって前記複数の照明機器に対して供給されず余剰となった余剰電力を、前記蓄電装置に供給する蓄電制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、太陽光発電装置の発電電力のうち複数の照明機器に供給されず余剰となった余剰電力が蓄電装置に供給され同装置に蓄えられるため、その蓄えられた余剰電力を夜間に照明機器に供給する等して発電電力の有効利用を図ることができる。これにより、省エネ効果をさらに高めることができる。
店舗の間取りを示す平面図。 店舗内の構成を示す断面図。 照明システムの電気的構成を示す図。 照度制御処理を示すフローチャート。 不足時給電処理を示すフローチャート。 別例における不足時給電処理を示すフローチャート。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は店舗の間取りを示す平面図であり、図2は店舗内の構成を示す断面図である。また、本実施形態では、店舗としてコンビニエンスストアを想定している。
図1に示すように、店舗10は、全体として略直方体状に形成されており、その平面視において長方形状をなしている。店舗10の外周部には、四方に外壁部11が設けられている。これら四方の外壁部11のうち長辺側の外壁部11a,11bの一方は、店舗10内中央に設けられた商品陳列スペース25に太陽光を採り入れるための採光用の壁部となっている。
長辺側外壁部11aには、商品陳列スペース25に面した部分全域を含むようにして太陽光を店舗10内に採り入れ可能な採光領域16(採光面部に相当)が設定されている。長辺側外壁部11aにおいて、採光領域16には、複数の窓ガラス15が横並びに設けられている。窓ガラス15は、図2に示すように、長辺側外壁部11aの下部を構成する下部外壁部17の上方に設けられ、下部外壁部17の上端から店舗10の天井高さまでの上下全域に亘って延びている。この場合、窓ガラス15は長辺側外壁部11aの上下方向ほぼ全域に延びており、より多くの太陽光を店舗10内に取り込めるようになっている。
長辺側外壁部11aには、一部窓ガラス15が設けられていない部分があり、その部分は店舗10内への出入りを行うための出入口18となっている。つまり、出入口18は、横方向に隔てて設けられた2つの窓ガラス15の間に形成されている。出入口18には、当該出入口18を開閉する出入口ドア19が設けられている。出入口ドア19は、強化ガラスにより構成されており、採光可能となっている。したがって、長辺側外壁部11aにおいて、採光領域16は上記複数の窓ガラス15と出入口ドア19とにより構成されている。
店舗10内には、商品陳列スペース25を挟んだ両側のうちの一方に接客用のカウンタ34が設けられ、他方に飲料用品を陳列した冷蔵ショーケース39が設置されている。また、カウンタ34の裏側には店員が休憩するための休憩室36が設けられ、冷蔵ショーケース39の裏側及び横隣にはそれぞれ倉庫37とトイレ38とが設けられている。
商品陳列スペース25は、長辺側外壁部11a,11bと、それら外壁部11a,11b間のカウンタ34及び冷蔵ショーケース39とにより囲まれた空間であり、本店舗10では、主に各外壁部11のうち長辺側外壁部11aを通じて太陽光が商品陳列スペース25に取り込まれるようになっている。この場合、商品陳列スペース25を囲む長辺側外壁部11a以外の外壁部11には、太陽光を商品陳列スペース25に取り込むための窓部が設けられていない。なお、短辺側の外壁部11のうちの一方には、長辺側外壁部11aに隣接してガラス窓28がひとつだけ設置されているが、そのガラス窓28を通じて取り込まれる太陽光は、そのガラス窓28に面した通路29周辺を照らすだけで、商品陳列スペース25まで取り込まれることはほぼない。
商品陳列スペース25には、菓子や日用品等の商品を陳列するための商品陳列棚21が、長辺側外壁部11aに平行に複数列設けられている。商品陳列棚21の各列(以下、陳列棚列22という)は、長辺側外壁部11a,11bから離れた位置において互いに離間して平行に設けられている。商品陳列棚21は、図2に示すように、店舗10内の床面23に対する高さ寸法L1が、床面23から天井面24までの高さ寸法(以下、天井高さL2という)の半分よりも大きい寸法に設定されている。本実施形態では、店舗10内の天井高さL2が約2700mmに設定されているのに対し、商品陳列棚21の高さ寸法L1が約1400mmに設定されている。なお、商品陳列棚21の高さ寸法L1は、必ずしも天井高さL2の半分よりも大きくする必要はなく、L2の半分以下としてもよい。
商品陳列スペース25において、複数の陳列棚列22と長辺側外壁部11a,11bとの間及び、陳列棚列22同士の間は、通路スペース27となっている。通路スペース27は、長辺側外壁部11aに直交する方向において4箇所設けられており、以下の説明ではこれら各通路スペース27を長辺側外壁部11b側のものから長辺側外壁部11a側のものに向かって順に第1通路スペース27a、第2通路スペース27b、第3通路スペース27c、第4通路スペース27dという。
なお、商品陳列スペース25には、長辺側外壁部11a,11bの壁際に陳列什器26が設置されている。例えば、長辺側外壁部11aの壁際には、陳列什器26として書籍を陳列する書籍陳列棚26aや冷凍食品を陳列する冷凍ショーケース26b等が設置されており、長辺側外壁部11bの壁際には、陳列什器26として飲食品を陳列する冷蔵ショーケース26c等が設置されている。
商品陳列スペース25には、各通路スペース27ごとに照明機器30が設置されている。なお、図1では、便宜上、各照明機器30を一点鎖線で示している。各照明機器30はそれぞれ複数のLEDを光源として有するLED照明機器よりなり、通路スペース27の天井面24に設置されている。照明機器30は、LED駆動電流を調整することにより調光可能とされている。その詳細は後述する。
なお、照明機器30は、必ずしもLEDを光源として用いたものである必要はなく、蛍光灯や白色灯を光源としたものでもよい。また、以下の説明では、各通路スペース27a〜27dに設置された照明機器30をそれぞれ、第1通路スペース27a側から第4通路スペース27d側に向かって順に第1照明機器30a、第2照明機器30b、第3照明機器30c、第4照明機器30dという。
図2に示すように、店舗10の屋根33上には、太陽光が照射されることにより発電を行う太陽光パネル40が設置されている。太陽光パネル40は、屋根33上におけるほぼ全域に亘り複数設置されている。本店舗10では、太陽光パネル40による発電電力を各照明機器30に供給する構成としており、これにより省エネを図っている。また、本店舗10には、各照明機器30への電力供給を照明機器30ごとに制御する照明制御システムが設けられている。以下、この照明制御システムについて説明する。
店舗10内の各通路スペース27には、それぞれ取得手段としての照度センサ46が設けられている。照度センサ46は、当該センサ46が設置された通路スペース27の照度を検知するセンサである。照度センサ46は、商品陳列棚21dにおいて通路スペース27に面して設けられており、本実施形態では床面23から約1mの高さ位置に設けられている。
次に、照明制御システムの電気的構成について図3に基づき説明する。なお、図3は照明制御システムの電気的構成を示す図である。
図3に示すように、太陽光パネル40には電力線41が接続されており、当該電力線41から分岐された複数の分岐電力線42a〜42dはそれぞれ切替装置50a〜50dと接続されている。また、店舗10には、分電盤47が設けられ、分電盤47には、商用電力(AC100Vの交流電力)が送電線(図示略)を介して供給される。分電盤47には、電力線48が接続されており、当該電力線48から分岐された複数の分岐電力線49a〜49dはそれぞれ切替装置50a〜50dと接続されている。よって、各切替装置50a〜50dにはそれぞれ、太陽光パネル40から電力線41,42a〜42dを介して発電電力が供給され、商用電力系統から電力線48,49a〜49dを介して商用電力が供給される。
各切替装置50a〜50dはそれぞれ、電力線43a〜43dを介して照明機器30a〜30dと接続されている。切替装置50a〜50dは、太陽光パネル40及び商用電力系統のいずれから照明機器30a〜30dに対し電力供給するかを切り替えるものである。切替装置50a〜50dの操作により分岐電力線42a〜42dと電力線43a〜43dとが接続されると、これら各電力線42a〜42d,43a〜43dを介して太陽光パネル40から照明機器30a〜30dに電力が供給される。一方、分岐電力線49a〜49dと電力線43a〜43dとが接続されると、これら各電力線43a〜43d,49a〜49dを介して商用電力系統から照明機器30に電力が供給される。したがって、各照明機器30a〜30dにはそれぞれ2系統の電力が供給可能となっており、2系統のうちいずれの電力を照明機器30a〜30dに供給するのかを照明機器30ごとに個別に切り替えられるようになっている。
照明機器30は、光を照射するLED照明31と、LED照明31を駆動するLED駆動回路32とを有している。LED駆動回路32は、スイッチング素子(例えばMOSFET)等を有してなる駆動用ドライバであり、スイッチング素子を断続的にオン/オフさせるものである。具体的には、LED駆動回路32は、後述するコントローラ60から出力されるDuty信号に基づいて駆動され、これにより太陽光パネル40又は商用電力系統からLED照明31に供給される電力量がPWM制御される。そして、この電力量の制御によりLED照明31から照射される光の量が調整される。
なお、太陽光パネル40から各照明機器30a〜30dまでの電力系統において、電力線41,42a〜42d及びLED駆動回路32により第1給電回路部が構成されている。LED駆動回路32が電力調整手段に相当する。また、商用電力系統から各照明機器30a〜30dまでの電力系統において、電力線48,49a〜49d及びLED駆動回路32により第2給電回路部が構成されている。
電力線41からは、各分岐電力線42a〜42dの他に、分岐電力線52が分岐されており、この分岐電力線52にはバッテリ54が接続されている。蓄電装置としてのバッテリ54は、太陽光パネル40により発電された電力を蓄えるものである。太陽光パネル40により発電された電力が電力線41及び分岐電力線52を介してバッテリ54に供給されると、その供給された電力がバッテリ54に蓄えられるようになっている。また、分岐電力線52には、バッテリ54への電力供給を遮断及び許可する遮断装置56が設けられている。
店舗10には、制御手段としてのコントローラ60が設けられている。コントローラ60は、CPU等を有する周知のマイクロコンピュータにより構成されており、例えば休憩室36の壁面に設けられている。
コントローラ60には、発電量センサ45が接続されている。発電量センサ45は、太陽光パネル40により発電された電力量を検出するセンサである。コントローラ60には、発電量センサ45から逐次検知結果が入力される。また、コントローラ60には、各照度センサ46a〜46dが接続されており、これら各照度センサ46a〜46dからも逐次検知結果が入力される。
コントローラ60は、これら各センサ45,46a〜46dからの検知結果に基づいて、各切替装置50a〜50dを切替制御したり、LED駆動回路32a〜32dを駆動制御したり、遮断装置56を開閉制御したりする。なお、図3では便宜上、コントローラ60から各切替装置50a〜50dへの信号線を共通の信号線で示しているが、実際には各切替装置50a〜50dの切替操作は個別に制御される。また、コントローラ60から各LED駆動回路32a〜32dへの信号線についても共通の信号線で示しているが、実際には各LED駆動回路32a〜32dは個別に制御される。
次に、コントローラ60により実行される照明制御処理について図4に基づいて説明する。なお、図4は、照明制御処理を示すフローチャートである。また、本処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS11では、各照度センサ46a〜46dからの検知結果に基づいて、各通路スペース27a〜27dの現在の照度情報を取得する。
ステップS12では、各通路スペース27a〜27dの現在の照度に基づいて、各通路スペース27a〜27dの照度をそれぞれ目標照度とするのに要する照明機器30a〜30dの駆動電力を各照明機器30ごとに算出する。以下、この駆動電力を必要駆動電力Qw1〜Qw4といい、Qw1、Qw2、Qw3、Qw4をそれぞれ第1照明機器30a、第2照明機器30b、第3照明機器30c、第4照明機器30dの必要駆動電力とする。目標照度は、通路スペース27a〜27dが十分な明るさとなる照度に設定されており、例えば800ルクスに設定されている。なお、各通路スペース27a〜27dの目標照度は同じ値に設定されている。
ステップS13では、ステップS12で算出した各照明機器30a〜30dの必要駆動電力Qw1〜Qw4を総和し、必要総駆動電力Qwtを算出する。すなわち、この必要総駆動電力Qwtは、すべての通路スペース27a〜27dの照度を目標照度とするのに要する照明機器30a〜30d全体の総駆動電力である。
ステップS14では、発電量センサ45からの検知結果に基づいて、太陽光パネル40の都度の発電電力Qpを算出する。つまり、現時点において太陽光パネル40から照明機器30a〜30dに供給可能な電力量を算出する。
ステップS15では、各通路スペース27a〜27dの照度を目標照度とするのに要する照明機器30a〜30dの必要総駆動電力Qwtを、太陽光パネル40からの給電だけで賄えるか否かを判定する。つまり、太陽光パネル40の現時点の発電電力Qpが、照明機器30の現時点の必要総駆動電力Qwt以上であるか否かを判定する。太陽光パネル40からの給電だけで照明機器30の必要総駆動電力Qwtを賄える場合は、ステップS19に進む。
ステップS19では、各照明機器30a〜30dに対して太陽光パネル40から給電を行う。この場合、太陽光パネル40の発電電力が各照明機器30a〜30dに供給されるように各切替装置50a〜50dを切替操作するとともに、ステップS13で算出した各照明機器30a〜30d(LED照明31a〜31d)の必要駆動電力Qw1〜Qw4に応じたDuty信号を各LED駆動回路52a〜52dに出力する。これにより、太陽光パネル40から各LED照明31a〜31dにそれぞれ必要駆動電力Qw1〜Qw4に相当する電力が供給される。したがって、各LED照明31a〜31dから照射される光により各通路スペース27a〜27dの照度がそれぞれ目標照度とされる。その後、ステップS17に進む。
一方、ステップS15において、太陽光パネル40からの給電だけで照明機器30の必要総駆動電力Qwtを賄えない場合は、ステップS16に進み、不足時給電処理を実行する。この不足時給電処理では、長辺側外壁部11a(採光領域16)から離れた照明機器30ほど優先して、すなわち第1照明機器30a、第2照明機器30b、第3照明機器30c、第4照明機器30dの順に優先して太陽光パネル40から電力が供給される一方、同パネル40からの電力が供給されない照明機器30に対しては商用電力が供給される。以下、この不足時給電処理について図5に基づいて説明する。なお、図5は、不足時給電処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、まずステップS21では、第1通路スペース27aの照度を目標照度とするのに要する第1照明機器30aの必要駆動電力Qw1を太陽光パネル40からの給電により賄えるか否かを判定する。つまり、太陽光パネル40の現時点の発電電力Qpが第1照明機器30aの必要駆動電力Qw1以上であるか否かを判定する。太陽光パネル40からの給電により第1照明機器30aの必要駆動電力Qw1を賄えない場合にはステップS23に進む。
ステップS23では、各照明機器30a〜30dに対して商用電力系統から給電を行う。この場合、商用電力が各照明機器30a〜30dに供給されるように、各切替装置50a〜50dを切替操作するとともに、ステップS13で算出した各照明機器30a〜30d(LED照明31a〜31d)の必要駆動電力Qw1〜Qw4に応じたDuty信号を各LED駆動回路52a〜52dに出力する。これにより、商用電力系統から各LED照明31a〜31dにそれぞれ必要駆動電力Qw1〜Qw4に相当する電力が供給される。そのため、各LED照明31a〜31dから照射される光により各通路スペース27a〜27dの照度がそれぞれ目標照度とされる。その後、本処理を終了する。
ステップS21において、太陽光パネル40からの給電により第1照明機器30aの必要駆動電力Qw1を賄える場合には、ステップS22に進み、第1照明機器30aに対して太陽光パネル40から給電を行う。この場合、太陽光パネル40の発電電力が第1照明機器30aに供給されるように切替装置50aを切替操作するとともに、第1照明機器30aの必要駆動電力Qw1に対応するDuty信号を第1LED駆動回路52aに出力する。これにより、太陽光パネル40から第1LED照明31aに必要駆動電力Qw1に相当する電力が供給される。したがって、LED照明31aから照射される光により第1通路スペース27aの照度が目標照度とされる。その後、ステップS24に進む。
以下のステップS24〜S32では、上記ステップS21〜S23と基本的に同様の流れで、第2照明機器30b、第3照明機器30c、第4照明機器30dについての給電処理を行う。そのため、これらのステップS24〜S32については説明を簡単にする。
ステップS24では、太陽光パネル40から第1照明機器30aに給電を実施している場合において、第2通路スペース27bの照度を目標照度とするのに要する第2照明機器30bの必要駆動電力Qw2を同パネル40からの給電により賄えるか否かを判定する。太陽光パネル40からの給電により第2照明機器30bの必要駆動電力Qw2を賄えない場合にはステップS26に進み、商用電力系統から第2照明機器30b〜第4照明機器30dにそれぞれ必要駆動電力Qw2〜Qw4に相当する電力を供給する。その後、本処理を終了する。太陽光パネル40からの給電により第2照明機器30bの必要駆動電力Qw2を賄える場合にはステップS25に進み、太陽光パネル40から第2照明機器30bに必要駆動電力Qw2に相当する電力を供給する。その後、ステップS27に進む。
ステップS27では、太陽光パネル40から第1照明機器30a及び第2照明機器30bに給電を実施している場合において、第3通路スペース27cの照度を目標照度とするのに要する第3照明機器30cの必要駆動電力Qw3を太陽光パネル40からの給電により賄えるか否かを判定する。太陽光パネル40からの給電により第3照明機器30cの必要駆動電力Qw3を賄えない場合にはステップS31に進み、商用電力系統から第3照明機器30c及び第4照明機器30dにそれぞれ必要駆動電力Qw3、Qw4に相当する電力を供給する。その後、本処理を終了する。太陽光パネル40からの給電により第3照明機器30cの必要駆動電力Qw3を賄える場合にはステップS28に進み、太陽光パネル40から第3照明機器30cに必要駆動電力Qw3に相当する電力を供給する。その後、ステップS30に進む。
ステップS30では、太陽光パネル40から第1照明機器30a乃至第3照明機器30cに給電を実施している場合において、第4通路スペース27dの照度を目標照度とするのに要する第4照明機器30dの必要駆動電力Qw4を太陽光パネル40からの給電により賄えるか否かを判定する。太陽光パネル40からの給電により第4照明機器30dの必要駆動電力Qw4を賄えない場合にはステップS32に進み、商用電力系統から第4照明機器30dに必要駆動電力Qw4に相当する電力を供給する。その後、本処理を終了する。太陽光パネル40からの給電により第4照明機器30dの必要駆動電力Qw4を賄える場合にはステップS31に進み、太陽光パネル40から第4照明機器30dに必要駆動電力Qw4に相当する電力を供給する。その後、本処理を終了する。
図4の説明に戻り、ステップS16の後のステップS17では、太陽光パネル40の発電電力のうち各照明機器30に供給されず余剰となった余剰電力があるか否かを判定する。この判定は、ステップS14で算出された太陽光パネル40の発電電力Qpが、太陽光パネル40から各照明機器30a〜30dに供給された総電力量よりも大きいか否かに基づいて行う。太陽光パネル40の発電電力に余剰がない場合には、本処理を終了する。それに対し太陽光パネル40の発電電力に余剰がある場合には、ステップS18に進む。
ステップS18では、遮断装置56を閉操作することで太陽光パネル40の発電電力の余剰分をバッテリ54に供給する。これにより、余剰電力によりバッテリ54が充電される。そのため、バッテリ54の蓄電電力を夜間に照明機器30に供給する等、太陽光パネル40の発電電力を有効利用できる。その後、本処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
商品陳列スペース25の天井において複数の通路スペース27ごとに設けられた複数の照明機器30と、太陽光発電を実施する太陽光パネル40と、太陽光パネル40から複数の照明機器30に対して各々電力を供給する電力経路(電力線42a〜42d,43a〜43d等)、及びそれら電力経路ごとに電力量を調整する電力調整手段(LED駆動回路32)を有する第1給電回路部と、を設けた。そして、採光領域16に対する各照明機器30の位置に応じて、太陽光パネル40から複数の照明機器30への電力供給を電力調整手段により照明機器30ごとに制御するようにした。したがって、各通路スペース27のうちどれが暗くなりがちかを考慮して太陽光パネル40の発電電力を振り分けることができ、ひいては商品陳列スペース25における明るさを均等に保つことができる。また、太陽光パネル40の発電の電力量には上限があり、かつ都度の天候により電力量が変動するが、こうした状況の下でも、どこを優先して発電電力を供給するかを切り替えることができ、太陽光発電電力を効果的に利用できる。以上により、省エネ効果を高めつつ、店舗10内の好適なる照明制御を実現できる。
太陽光パネル40の発電電力を、複数の照明機器30のうち採光領域16から離れた奥側の照明機器30ほど優先して分配供給するようにした。具体的には、図5の不足時給電処理において、奥側の照明機器30ほど先に太陽光発電電力で照明駆動が可能か否かを判定し、その結果に応じて奥側ほど優先して太陽光電力を供給する構成とした。この場合、採光領域16から離れているが故に暗くなりがちな奥側の通路スペース27ほど優先して照明機器30により照らすことができるため、商品陳列スペース25の明るさを均等に保つのに好適な構成となっている。また、暗くなりがちな奥側の通路スペース27に設置されているが故に、高い駆動電力で駆動させる必要のある奥側の照明機器30ほど優先して発電電力が供給されるため、照明機器30の駆動のためにより多くの太陽光発電電力を用いることができる。これにより、同発電電力の有効利用を図ることができ、より一層省エネ効果を高めることができる。
照度センサ46により検知された各通路スペース27の照度情報に基づいて、複数の照明機器30の駆動に要する必要総駆動電力Qwtを算出し、その算出した必要総駆動電力Qwtが、算出した太陽光パネル40の発電電力Qpを上回った場合に、発電電力の不足分に応じて複数の照明機器30に対する電力分配を制御するようにした。この場合、太陽光発電電力の不足の度合いに応じて、その不足する発電電力を複数の照明機器30により多く供給すべく、各照明機器30への電力分配を行うことで、より一層省エネ効果を高めることができる。
商用電力を複数の照明機器30に対して各々供給する第2給電回路部を設け、算出した複数の照明機器30の必要総駆動電力Qwtに対して、算出した太陽光パネル40の発電電力が不足している場合に、商用電力を第2給電回路部を介して複数の照明機器30の少なくともいずれかに供給するようにした。これにより、雨天等により、必要総駆動電力Qwtに対して太陽光パネル40の発電電力が不足している場合でも、各照明機器30のいずれかに商用電力を供給することで、発電電力の不足分を補うことができる。これにより、太陽光パネル40の発電電力の不足時にも、各照明機器30に必要な量の電力を供給でき、店舗10内を好適に照らすことが可能となる。
太陽光パネル40の発電電力を蓄えるバッテリ54を設け、同パネル40の発電電力であって複数の照明機器30に対して供給されず余剰となった余剰電力が生じた場合に、その余剰電力をバッテリ54に供給するよう制御した。この場合、バッテリ54に蓄えた余剰電力を夜間に照明機器30に供給する等して発電電力の有効利用を図ることができる。これにより、省エネ効果をさらに高めることができる。
各照度センサ46a〜46dにより検知された通路スペース27a〜27dの照度に基づいて、複数の照明機器30の駆動に要する必要総駆動電力Qwtを算出した。この場合、各通路スペース27a〜27dの実際の照度に基づいて必要総駆動電力Qwtが算出されるため、精度の高い算出が可能となる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)図5に示す不足時制御処理を、図6に示すような処理に代えてもよい。本例では、太陽光パネル40の発電電力により各照明機器30a〜30dの必要駆動電力Qw1〜Qw4をそれぞれ賄えるか否かを照明機器30ごとに判定し、賄えると判定した場合には太陽光パネル40から、賄えないと判定した場合には商用電力系統から各照明機器30a〜30dにそれぞれ給電を実施するようにしている。
図6に示すように、まずステップS41では太陽光パネル40による発電電力により第1照明機器30aの必要駆動電力Qw1を賄えるか否かを判定する。必要駆動電力Qw1を賄える場合はステップS42に進み、第1照明機器30aに対し太陽光パネル40の発電電力を供給する。必要駆動電力Qw1を賄えない場合はステップS43に進み、第1照明機器30aに対し商用電力系統から商用電力を供給する。図5では、太陽光パネル40の発電電力により必要駆動電力Qw1を賄えない場合には、各照明機器30a〜30dにそれぞれ商用電力を供給していたが(ステップS23)、本例では第1照明機器30aにのみ商用電力を供給するようにしている。そして、第1照明機器30aに太陽光パネル40及び商用電力系統のいずれから給電された場合にも、ステップS44に進む。
ステップS44では、太陽光パネル40の発電電力により第2照明機器30bの必要駆動電力Qw2を賄えるか否かを判定し、必要駆動電力Qw2を賄える場合はステップS45に進み、第2照明機器30bに対し太陽光パネル40の発電電力を供給する一方、必要駆動電力Qw2を賄えない場合はステップS46に進み、第2照明機器30bに対し商用電力系統から商用電力を供給する。
以下、ステップS47〜S52において、第3照明機器30c及び第4照明機器30dについて同様の処理を行う。これらのステップS47〜S52の説明は割愛する。
上記の処理によれば、各照明機器30のうち必要駆動電力Qwの大きい照明機器30に対して、太陽光パネル40の発電電力を供給できない(つまり賄えない)場合でも、必要駆動電力Qwの小さい照明機器30に対して太陽光パネル40の発電電力を供給できるため、同発電電力を有効に利用することができる。
(2)上記実施形態では、各照度センサ46a〜46dの検知結果に基づいて、通路スペース27a〜27dの照度情報を取得する構成としたが、これを変更してもよい。例えば、予め取得した各通路スペース27a〜27dの照度情報を記憶手段(コントローラ60のメモリなど)に記憶しておき、その記憶された照度情報を読み出すことにより通路スペース27a〜27dの照度情報を取得するようにしてもよい。ここで、記憶手段に記憶する各通路スペース27a〜27dの照度情報としては、照明機器30の消灯時における各通路スペース27a〜27dの照度、すなわち太陽光の照射のみによって得られる各通路スペース27a〜27dの照度が挙げられる。この場合、各照明機器30a〜30dをどの程度の駆動電力で駆動させれば各通路スペース27a〜27dを目標照度にすることができるかを算出できるため、複数の照明機器30の必要総駆動電力Qwtを算出できる。
また、上記実施形態では、各通路スペース27a〜27dごとに照度センサ46a〜46dを設けたが、各通路スペース27a〜27dのうち1乃至3つの通路スペース27に照度センサ46a〜46dを設けてもよい。この場合、予め各通路スペース27ごとの照度差に関する情報(例えば照明機器30消灯時における照度差情報)を取得して記憶手段に記憶しておき、照度センサ46による検知結果と該記憶した照度差情報とに基づいて必要総駆動電力Qwtを算出することができる。
(3)太陽光パネル40の発電電力を、照明機器30に加えて、店舗10内に設置された空調装置や冷蔵ショーケース21c等その他の電気機器に供給してもよい。例えば太陽光パネル40の発電電力に余剰がある場合に、その余剰電力を上記の電気機器に供給するようにすれば、太陽光パネル40の発電電力をより一層有効利用でき、省エネ効果を高めることができる。
(4)上記実施形態では、コンビニエンスストアに本発明の店舗照明制御システムを適用したが、スーパーマーケット等その他の店舗に本システムを適用してもよい。
10…店舗、11…外壁部、16…採光面部としての採光領域、21…陳列棚としての商品陳列棚、27…通路スペース、30…照明機器、46…取得手段としての照度センサ、54…蓄電装置としてのバッテリ、60…制御手段としてのコントローラ。

Claims (4)

  1. 店舗内スペースである商品陳列スペースに、互いに離間しかつ平行に複数の陳列棚が設置され、前記商品陳列スペースの内外を仕切るとともに前記複数の陳列棚に平行となる一側面の壁部に、前記商品陳列スペースに外光を取り込むための採光面部が設けられている店舗に適用され、
    前記店舗には、前記複数の陳列棚と前記壁との間、及び陳列棚同士の間に、複数の通路スペースが設けられており、
    前記商品陳列スペースの天井において前記複数の通路スペースごとに設けられる複数の照明機器と、
    太陽光発電を実施する太陽光発電装置と、
    前記太陽光発電装置から前記複数の照明機器に対して各々電力を供給する電力経路、及びそれら電力経路ごとに電力量を調整する電力調整手段を有する第1給電回路部と、
    前記採光面部に対する各照明機器の位置に応じて、前記太陽光発電装置から前記複数の照明機器への電力供給を前記電力調整手段により照明機器ごとに制御する制御手段と、
    を備え
    さらに、
    商用電力を前記複数の照明機器に対して各々供給する第2給電回路部と
    前記太陽光発電装置の発電電力を算出する発電電力算出手段と、
    前記複数の通路スペースにおける照度情報を取得する取得手段と
    前記取得手段により取得した各通路スペースの照度情報に基づいて、前記複数の照明機器の駆動に要する総駆動電力を算出する駆動電力算出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動電力算出手段により算出した前記総駆動電力に対して前記発電電力算出手段により算出した前記発電電力が不足する発電電力不足時に、前記複数の照明機器のうち前記発電電力の供給されない前記照明機器に対して前記第2給電回路部を介して前記商用電力を供給し、
    また、前記制御手段は、前記発電電力不足時において、前記採光面部から離れた照明機器ほど先に前記発電電力により照明機器を駆動させることが可能か否かを判定し、その判定の結果当該照明機器を駆動させることが可能である場合には当該照明機器にそれよりも前記採光面部側にある照明機器より優先させて前記発電電力を供給することを特徴とする店舗用照明制御システム。
  2. 前記制御手段は、前記発電電力不足時において、前記採光面部から離れた照明機器ほど先に前記発電電力により照明機器を駆動させることが可能か否かを判定し、判定の結果当該照明機器を駆動させることが可能でない場合には当該照明機器とそれよりも前記採光面部側にある前記照明機器に前記商用電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の店舗用照明制御システム。
  3. 前記制御手段は、前記発電電力不足時において、前記採光面部から離れた照明機器ほど先に前記発電電力により照明機器を駆動させることが可能か否かを判定し、判定の結果当該照明機器を駆動させることが可能でない場合には当該照明機器に前記商用電力を供給し、その後、当該照明機器よりも前記採光面部側の前記照明機器について前記発電電力により駆動させることが可能か否かを判定することを特徴とする請求項に記載の店舗用照明制御システム。
  4. 前記太陽光発電装置の発電電力を蓄える蓄電装置と、
    前記太陽光発電装置の発電電力であって前記複数の照明機器に対して供給されず余剰となった余剰電力を、前記蓄電装置に供給する蓄電制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の店舗用照明制御システム。
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