JP5658938B2 - 藻類培養装置 - Google Patents

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Description

本発明は、藻類培養装置に関する。
藻類は、タンパク質、多糖類、脂肪酸、色素類等の有用物質を生産するため、藻類を培養してこれらの有用物質を獲得すべく、藻類を効率的に培養する方法が従来から研究されている。
例えば、特許文献1〜3は、省スペース化、省エネルギー化のためにらせん状に巻かれた透光性の管路内で藻類を培養する方法を開示している。該らせん状に巻かれた透明な管路に光が照射され、藻類は管路内で光合成反応を行なう。
特開2007−61086号公報 特開平09−121835号公報 特開昭62−282591号公報
しかしながら、特許文献1〜3の方法では、光源と管路までの距離が遠かったり、反射光を照射していたりすることから、管路に照射される光の強度が十分でなく、その結果、管路内を流通する藻類全体にわたって光を照射することが困難で、藻類を効率良く培養することはできなかった。一方、光源を、管路に近接するように配置すると、光源から発生される熱により、管路内を流通する藻類培養液の温度が上昇し、藻類が生育しにくいことが判明した。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、管路内の藻類培養液の温度上昇を抑制しつつ、管路内で光を効率よく藻類培養液に照射することができる藻類培養装置を提供することを目的とするものである。
本発明にかかる藻類培養装置は、複数の可視光LEDと、筐体と、管路と、容器と、循環部とを備える。
複数の可視光LEDは、所定方向に並んでいる。
筐体は、複数の可視光LEDを収容すると共に可視光LEDが出力する光を透過する部分を有しかつ上記所定方向に伸びる筒状である。
管路は、透明であり、上記筐体の上記光が透過する部分と少なくとも接するように上記筐体の外周面にらせん状に巻きつけられている。
容器は、藻類培養液を貯留する。
循環部は、上記管路と、上記容器との間で、上記藻類培養液を循環させる。
本発明によれば、可視光LEDが出力する光は赤外線をほとんど含まず、筐体の光が透過する部分の温度の上昇を抑えることができる。そして、藻類培養液を流通させる透明な管路を筐体の光が透過する部分に接触するように筐体にらせん状に巻きつけることにより、管路を可視光LEDに近づけることができ、藻類培養液の温度上昇を抑制しつつ管路内の藻類全体に対して光を効率よく照射することができる。
上述の発明において、筒状の筐体内に、上記所定方向に伸びる基板をさらに備え、上記基板の両面にそれぞれ、上記所定方向に並ぶ複数の可視光LEDが設けられていることが好ましい。これにより、基板の片面方向だけでなく、両面方向から可視光LEDの光が出射されるため、筐体の光が透過する部分の面積が増え、その結果、筐体に接触する管路についても光が照射される面積が増加し、一層効率的な培養が可能となる。
また、藻類培養装置が、上記複数の可視光LEDと上記筐体との組合せを複数有していることが好ましい。この場合、上記各筐体の軸は互いに平行に配置され、上記各筐体は、上記光を透過可能な部分とは反対側にヒートシンク部を有し、上記各筐体は、上記ヒートシンク部同士が向き合うように配置され、上記透明の管路は、上記各筐体の上記光が透過する部分と少なくとも接するように上記複数の筐体を一つの軸としてらせん状に巻きつけられている。
これにより、管路は、複数の筐体のヒートシンク部に接することなく、かつ、複数の筐体の光を透過する部分に接するので、管路の光が照射される面積が増える。よって、より一層、藻類培養液の温度上昇を抑制しつつ光を効率よく藻類培養液に照射することができる。さらに、筐体が複数であることから、筐体の周囲に巻き付ける管路の長さを長くすることができ、その分培養する藻類の量を増やすことができる。
藻類培養装置が、上記複数の可視光LEDと上記筐体との組合せを複数有している場合、上記複数の筐体は上下方向に配置されていることが好ましい。上下方向に配置されていることにより、複数の筐体のヒートシンク部からの放熱により加熱された空気が自然対流によって下から上へと抜けていき、複数の筐体のヒートシンク部に囲まれた部分の空気の温度上昇が防がれる。また、複数の筐体のヒートシンク部に囲まれた部分の空気の温度上昇を防ぐためには、複数の筐体のヒートシンク部に囲まれた部分に送風する送風機をさらに備えていることも好ましい。
また、本発明の藻類培養装置は、容器を収容する恒温槽をさらに備えることが好ましい。これにより、容器内の藻類培養液の温度を所定の温度範囲により維持しやすい。
また、本発明の藻類培養装置は、可視光LEDが出力する光の強度を調節する調光部をさらに備えることが好ましい。これにより、藻類に明期と暗期の光合成周期を創出することができるし、暗期には、消灯して電力を節約できる。また、培養する藻類の種類や用途に応じて、例えば、強光条件にする等の環境条件を変化させることもできる。
上記循環部は、上記透明な管路内の上記藻類培養液の流速を10〜20cm/sとすることが好ましい。上記範囲の流速であれば、藻類細胞間で摩擦が起こることによる機械的損傷や、藻類の細胞に外力がかかることによる藻類の増殖速度が低下する現象、または藻類が管路内で詰まったり、管壁に付着したりする問題が生じにくくなる。
本発明によれば、管路内の藻類培養液の温度上昇を抑制しつつ、光を効率よく藻類培養液に照射することができる藻類培養装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る藻類培養装置を示す一部断面概略構成図である。 図2の(a)は、図1の藻類培養装置の筐体20の近傍の径方向の断面図であり、図2の(b)は、他の実施形態にかかる筐体20の近傍の径方向の断面図である。 図3の(a)は、さらに他の実施形態にかかる、筐体20の近傍の斜視図であり、図3の(b)は、図3の(a)の筐体20の径方向の断面図である。 図4は、藻類培養システムの一例の概略斜視図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態の一例にかかる藻類培養装置100の基本構成を示す概略構成図である。図2の(a)は、図1の筐体20の近傍における、筐体20の軸に垂直な断面図である。
本発明に係る藻類培養装置100は、主として、複数の可視光LED21と、複数の可視光LED21を収容する筒状の筐体20と、透明な管路10と、藻類培養液を貯留する容器40と、藻類培養液を循環させる循環部50と、を備えた密閉型の培養装置である。
可視光LED21は、X方向に延びる細長い基板22の上に、同じX方向(所定方向)に複数並んで配置されており、X方向に伸びるLED列21Lを形成している。本実施形態では、可視光LED21がX方向に並んだLED列21Lを、基板22の上にY方向、すなわち、基板22の幅方向に2列有するが、一列でもよく、また、3列以上でもよい。好ましくは、各LED列21Lが有する可視光LED21の個数は10〜600個、LED列21Lの数は1〜20である。このような数にすることで、藻類の光合成反応に必要な光を十分に供給できる。なお、基板22は必ずしも必要ではなく、可視光LED21が筐体20に直接設けられていてもよい。本実施形態では、この可視光LED21は、その上面から主として光を出力する。
筐体20は、LED列21Lにおいて複数の可視光LED21が並ぶX方向と同じX方向に伸びる円筒状の形態であり、複数の可視光LED21を収容する中空体である。筐体20の両端部は口金26で閉じられており、一方の口金26には端子24が接続されている。各口金26は、ソケット25に差し込まれて固定されている。筐体20は、可視光LED21が出力する光を外部に透過可能となるように側面の少なくとも一部20t(本実施形態では上面)は透明である。透明な筐体20の一部20tを形成する材料としては、可視光の光透過性に優れていれば、いかなる素材でも使用可能であり、例えば、アクリル、PET(ポリエチレンテレフタラート)、ビニール等の樹脂やプラスチック、ガラス等を好適に使用できる。筐体20は、好適な数の可視光LED21を収容し、かつ、可視光LED21と管路10との距離を近接させるために、軸方向(X方向)の長さが80〜180cmであることが好ましく、外径が0.8〜1.4cm、厚みが0.5〜2mmであることが好ましい。可視光LED21は、発光時に熱を発生するため、この熱を基板22を介して筐体20の軸方向(X方向)に流し、口金26や端子24から除熱することが好ましい。この場合、管路10は、口金26とは接触しないことが好ましい。また、可視光LED21として水冷式のLEDを使用して除熱することも可能である。
管路10は、透明であり、筐体20の光が透過する部分20t(上面)と少なくとも接するように筐体20の外周面にらせん状に巻き付けられている。管路10の内径は、培養する藻類の種類にもよるが、好ましくは6〜12mmである。特に、藻類として、ヘマトコッカス藻(Haematococcus pluvialis)を培養する場合、管路10の内径は、7〜10mmであることが好ましい。管路10の内径が6mmより小さい場合、藻類が管路10内で詰まったり、管壁に付着したりする可能性があり、管路10の内径が12mmより大きい場合、管路10を流通する藻類の全体には、光が照射されない可能性がある。なお、光を透過させる観点から、管路10の管壁の厚さは0.5〜1.6mmであることが好ましい。図1のように、管路10は筐体20の外周面にらせん状に、隣接する管路10間に隙間がないように巻きつけられていることが好ましい。管路10において、筐体20に巻きつけられている部分の全長は、200〜2000cmとすることができる。管路10を形成する材料としては、可視光の光透過性に優れていれば、いかなる素材でも使用可能であり、例えば、アクリル、PET、ビニール等の樹脂やプラスチック、ガラス等を好適に使用できる。筐体20に管路10を巻きつけることから、管路10を形成する材料は可撓性を有していることが好ましい。
容器40は、藻類を含む藻類培養液Cを貯留する。容器40は、上端に開口を有し、開口は蓋40cでシールされている。容器40は、藻類の様子を外部から観察可能とし、また、容器40においても光合成反応を可能とする観点から、透明であることが好ましい。また、容器40の蓋40cは開閉可能であることが好ましい。この蓋40cを開けて、適宜、藻類培養液Cを供給や、抜き出しをすることができる。
管路10の一端部10aにはポンプ50が接続され、さらに、一端部10aの先端10aeは蓋40cを貫通して容器40内の底部にまで挿入されている。また、管路10の他端部10bの先端10beは蓋40cを貫通して容器40内の上部に挿入されており、先端10aeは先端10beよりも低い位置にある。
ポンプ50は、管路10と容器40との間で、藻類培養液Cを循環させる循環部を構成する。ポンプ50は特に限定されず、公知の種々のポンプを使用できる。
容器40の蓋40cには、さらに、ノズル31とノズル32とが挿入されている。ノズル31には、空気を供給するブロア36がラインL1を介して接続され、ラインL1には、二酸化炭素ガスボンベ34がラインL2を介して接続されている。ラインL2には、二酸化炭素ガスボンベ34からの二酸化炭素供給量を調節すべく、バルブ35が接続されている。ノズル31の下端31eは、管路10の一端部10aの先端10aeと同様に、容器40内の底部にまで挿入されている。
ノズル32は、容器40の内外を連通するものであり、ノズル32の外部にはフィルター33が設けられている。このフィルター33は、他の微生物や夾雑物等による藻類培養液Cのコンタミネーションを防ぐ。ノズル32の下端32eは、容器40内の上部に挿入されており、藻類培養液Cの液面よりも上となり容器40内のガスが排出できるようにされている。藻類培養液Cから藻類の光合成反応により生じた酸素が、ノズル32を介して容器40から外界へと放出される。なお、本発明の藻類培養装置100は、このフィルター付きノズル32を除いて密閉されており、他の微生物や夾雑物等が入らないようになっている。
容器40は、恒温槽80に収容されることが好ましい。恒温槽80は、例えば水、油等の伝熱媒体Dを貯留する槽81と、槽81内に貯留する伝熱媒体Dの加温又は冷却をして藻類培養液Cの温度を所望の温度に維持する温度コントローラ82とを有し、伝熱媒体Dが加温又は冷却された上で容器40の周囲を循環する。その結果、容器40内の藻類培養液Cの温度を所定の温度範囲に維持しやすい。
ソケット25には、可視光LED21が出力する光の強度を調節する調光部23が接続されている。調光部23は、可視光LED21に供給する電流を制御して点灯、消灯を切り替えると共に、可視光LED21が出力する光の強度を調節する。調光部23は、可視光LED21を所定時間ごとに消灯、点灯することが好ましい。
次に、本実施形態の藻類培養装置100を用いて藻類を培養する方法について説明する。
容器40の蓋部40cを開けて培養する藻類を含む藻類培養液Cを注入する。注入する藻類培養液Cの分量としては、液面がノズル31の下端31e及び管路10の一端部10aの先端10aeよりも上になり、ノズル32の下端32e及び管路10の他端部10bの先端10beより下となる程度の量であればよい。
ここで、培養する藻類は、特に限定されないが、例えば、クロレラ、ナンノクロロプシス、ドゥナリエラ、スピルリナ、ヘマトコッカス等を好適に培養することができる。特に、ヘマトコッカス藻は、栄養細胞から休眠状態であるシスト細胞に形態変化した後に、多量のアスタキサンチンをシスト細胞中に蓄積する藻類であり、アスタキサンチン生産に有用である。
次に、ブロア36及び二酸化炭素ボンベ34からの二酸化炭素を含んだ空気をノズル31から容器40内に供給する。空気が供給されることにより、藻類培養液Cが適度に攪拌されて、溶存二酸化炭素濃度が十分に維持され、また、藻類の沈殿による堆積等が起こりにくくなり、より藻類が培養されやすい環境となる。供給する空気中の二酸化炭素濃度は、2〜20vol/vol%程度とすることが藻類の培養には好ましい。この二酸化炭素を含んだ空気は、藻類培養液CのpHを調節し、かつ、藻類が光合成反応を行うのに必要な二酸化炭素供給源となる。容器40が透明である場合、外界から照射される光が透過し、容器40においても藻類が光合成反応をすることができる。
藻類培養液Cから藻類の光合成反応により生じた酸素は、ノズル32を介して容器40から外界へと適度に放出されるため、溶存酸素の過剰による光合成阻害が抑制される。なお、光合成反応により生じた酸素は、適宜、藻類の呼吸にも用いられる。
次に、調光部23により、可視光LED21を点灯する。可視光LED21は、藻類が光合成を行うのに必要な光を出力する。藻類が光合成を行うのに必要な光とは、培養する藻類の種類によっても異なるが、例えば、藻類としてヘマトコッカス藻を培養する場合、好ましくは360〜700nmの波長を含む光である。可視光LED21が出力する光は、この範囲の波長の光を含んでいればよく、可視光の全波長域にわたるスペクトルを有していなくてもよい。例えば、可視光の全波長域にわたるスペクトルを有している白色LEDを使用すると、培養する藻類の種類に関わらず光合成を行わせることが可能となる。
次に、循環部50を駆動させ、容器40内の藻類を含む藻類培養液Cを、管路10を通過させて再び容器40に戻す。これにより、藻類培養液Cは、筐体20に巻きついた管路10内を筐体20の一端から他端へと移動し、その間、藻類培養液Cに含まれる藻類が、可視光LED21からの光を浴び、これにより藻類が光合成をすることができる。循環部50は、管路10内の藻類培養液Cの流速を10〜20cm/sとすることが好ましい。この範囲の流速であれば、藻類細胞間で摩擦が起こることによる機械的損傷、藻類の細胞に外力がかかることによる藻類の増殖速度が低下する現象、または藻類が管路10内で詰まったり、管壁に付着したりする問題を防ぐことができ、藻類を適正な濃度に保ったまま、管路10内を流通させることができる。
容器40と管路10との間での藻類培養液Cの循環を続けた後、容器40内の藻類培養液Cは、培養の目的に応じて、藻類の成長度合いや濃度あるいは藻類が生産した有用物質の濃度が、好ましい程度に達していれば、適宜容器40から回収されて、その後の使用に供される。好ましい程度に達していない場合、藻類培養液Cは回収されず、再び同じように管路10を循環し、培養される。
なお、ヘマトコッカス藻は、強光条件や栄養飢餓条件に置かれることで、光合成反応を行う栄養細胞からアスタキサンチンを生産できるシスト細胞に変化する。藻類としてヘマトコッカス藻を培養する場合、増殖させるために光合成を活発に行わせる際には、可視光LED21の光強度は、管路10に照射される光強度が光合成有効量子束密度で20〜100μmol・m−2・s−1となるように調節することが好ましい。また、栄養細胞からシスト細胞に変化させるために強光条件を創出する際には、可視光LED21の光強度は、管路10に照射される光強度が光合成有効量子束密度で50〜100μmol・m−2・s−1となるように調節することが好ましい。
次に、本実施形態の藻類培養装置100における作用について説明する。
本実施形態によれば、可視光LED21から出射する光は、赤外線をほとんど含まないため、筐体20の光が透過する部分20tの温度の上昇を抑えることができる。そして、筐体20の光が透過する部分20tと透明な管路10とを接触させることにより、管路10と可視光LED21との距離を近接できることから、可視光LED21が出力する光は、管路10の筐体20と接していない反対側の部分にまで十分に届くことができ、藻類に対して満遍なく光を与えることが容易となる。よって、管路10内の藻類培養液Cの温度上昇を抑制しつつ、管路10内で光を効率よく藻類培養液Cに照射することができ、藻類培養液Cに含まれる藻類に活発に光合成を行わせることができる。
また、管路10が筐体20に対して、隣接する管路10間に隙間が無いようにらせん状に巻きつけられている場合、筐体20を透過した光の光エネルギーのうち、管路10に照射されずに外界へ放射されて失われてしまう分の光エネルギーの損失を十分に防ぐことができる。
また、可視光LED21は、同じ電力を用いた場合、白熱電球や蛍光灯等の人工光源に比べて所望の波長の光を効率よく得ることができ、省エネルギー化が図れる。
また、調光部23は、培養する藻類の種類や量に応じて、藻類の光補償点以上の強度の光を出力するよう可視光LED21からの光の強度を調節できる。また、調光部23によって可視光LED21を周期的に消灯、点灯することにより、明期と暗期のサイクルを創出することができ、培養する藻類の種類によっては、培養効率をより高めることができる。
さらに、ヘマトコッカス藻を培養する場合、調光部23により、光合成反応に適した光の強度と、強光条件の光の強度とに、光強度を調整できることは、ヘマトコッカス藻を増殖させ、アスタキサンチンを生産させるのに有利である。
図2の(b)は、他の実施形態における、筐体20の径方向の断面図である。上記実施形態では、図2の(a)に示すように、可視光LED21を、基板22の片面のみに設けている構成であるが、本実施形態では、図2の(b)に示すように、可視光LED21を基板22の両面に設けている。可視光LED21を基板22の両面に設けることで、基板の片面方向だけでなく、両面方向から可視光LED21の光が出射されるため、筐体20の光が透過する部分の面積が増え、その結果、筐体20に接触する管路21についても光が照射される面積が増加し、より一層効率よく藻類を培養できる。
図3の(a)及び(b)に、さらに別の実施形態を示す。上記の図1等の実施形態では、藻類培養装置100一個あたり、複数の可視光LED21と筒状の筐体20との光源ユニット(組合せ)29は一つしか含まれていなかったが、この光源ユニット29を複数にしても実施は可能である。図3の本実施形態では、複数の光源ユニット29に対して一つの管路10がらせん状に巻きついている。具体的には、図3の(a)では、各光源ユニット29を構成する筐体20の軸が互いに平行に配置され、複数の筐体20を一つの軸として管路10がらせん状に巻きついている。図3の(b)は、その複数の光源ユニット29の径方向の断面図である。各可視光LED21が高出力である場合や、可視光LED21の配置密度が高い場合には、可視光LED21の発熱量が多くなるため、その熱を光が出射する方向とは反対側から逃がすべく、筐体20が、光を透過可能な部分20tとは反対側にヒートシンク部20hを有することが好ましい。ヒートシンク部20hは、例えば、基板22と接するアルミニウム等の金属材料である。ヒートシンク部20hは、フィン形状を有してもよい。
筐体20がヒートシンク部20hを有している場合、図1のように、一本の筐体20のみに管路10をらせん状に巻きつける実施形態では、管路10の一部がヒートシンク部20hと接することから管路10内の藻類培養液Cの温度がかなり上昇する可能性がある。しかしながら、本実施形態では、各筐体20のヒートシンク部20h同士が互いに向き合うように配置され、各筐体20の光を透過する部分20tが互いに外側を向くように配置され、さらに、管路10が、各筐体20の光が透過する部分20tと少なくとも接するように複数の筐体20を一つの軸としてらせん状に巻きついている。このため、管路10を、ヒートシンク部20hと接触させることなく、複数の筐体20の光を透過可能な部分20tにそれぞれ接触させることができ、管路10の光が照射される面積が増える。これにより、藻類培養液の温度上昇を抑制しつつ光をより一層効率よく藻類培養液に照射することができる。さらに、筐体20が複数であることから、筐体20の周囲に巻き付ける管路10の長さを長くすることができ、その分培養する藻類の量を増やすことができる。
なお、この実施形態において、複数の筐体20に囲まれた部分Aの空気の温度は、ヒートシンク部26からの放熱により上昇しやすい。空気の温度上昇による藻類培養液の温度上昇を防ぐために、図3の(a)に示すように、複数の筐体20を上下方向に縦置きに配置することが好ましい。縦置きにすることで、加熱された空気が下方から上方に向かって抜けていく自然対流が起こり、複数の筐体20に囲まれた部分Aの空気の温度上昇が防がれる。
また、複数の筐体20を上下方向に縦置きに配置せずとも、複数の筐体20に囲まれた部分Aに送風する送風機60を設けてもよい。送風機からの強制対流により、複数の筐体20に囲まれた部分Aの空気の温度上昇が防がれる。なお、送風機60は、複数の筐体20を上下方向に縦置きに配置した場合にも、図3の(a)に示すように、複数の筐体20の下方に設けてもよい。この場合、自然対流に加え、送風機からの強制対流により、加熱された空気が複数の筐体20に囲まれた部分Aからより強力に排気される。
また、自然対流や強制対流によらずとも、複数の筺体20に囲まれた部分Aを貫通し、各ヒートシンク部20hに接触するパイプを設け、そのパイプに水冷液を流通させてもよい。パイプを水冷液が流通することにより、複数の筺体20に囲まれた部分Aの温度上昇が防がれる。また、このパイプは各ヒートシンク部20hごとに設けられていてもよい。また、熱を吸収する水冷液を筺体20の内部に導入し、水冷式にして可視光LED21自体からの熱を除熱することも可能である。
図4は、上記実施形態に係る藻類培養装置100を複数備える藻類培養システム300の一例を示す図である。
この藻類培養システム300では、10個の藻類培養装置100が、一つの藻類培養システム300を構成している。この藻類培養システム300は、底板92上に、4つの支持棒91が固定され、この支持棒91には中間板92’、恒温槽80及び天板93が固定されている。底板92上には、4個の光源ユニット29が配置されている。中間板92’上には、6個の光源ユニット29が配置されている。10個の容器40は、一つの恒温槽80内に一緒に収容されている。コンタミネーションを防ぐため、各藻類培養装置100は他の藻類培養装置100と独立であり、一つの藻類培養装置100の藻類培養液Cが、他の藻類培養装置100の藻類培養液Cと混合することはない。そして、二酸化炭素ガスボンベ34とブロア36とから、ラインL1及びL2を介して、各藻類培養装置100に対して、二酸化炭素を含んだ空気が供給される。藻類培養システム300は、さらに上下に複数段に段積みすることが可能である。このような藻類培養システム300によれば、藻類を大量培養する際に従来用いられていた大型培養槽や培養プール等を用いる場合に比べて、省スペース化を図りつつ、大量に藻類を効率よく培養することができる。また、それぞれの藻類培養装置100を小型に設計することができ、かつそれぞれの藻類培養装置100について整備・保守・点検を行えることから、大型培養槽や培養プール等に比べて、整備・保守・点検が容易となり、省力化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず様々な変形態様が可能である。
例えば、上記実施形態では、筐体20の形状は円筒であるが、筒状であれば特に円筒には限定されない。
また、容器40や蓋40cの形状や、容器40と管路10との接続方法も、特に上記実施形態に限定されない。また、調光部23を有さずに、可視光LEDを常時一定強度で点灯しても実施は可能である。
10…管路、21…可視光LED、22…基板、23…調光部、24…端子、25…ソケット、31,32…ノズル、33…フィルタ、34…二酸化炭素ガスボンベ、35…バルブ、36…ブロア、40…容器、50…循環部、60…送風機、70…恒温槽、71…温度コントローラ、80…コンテナ、100…藻類培養装置。

Claims (8)

  1. 所定方向に並ぶ複数の可視光LEDと、
    前記複数の可視光LEDを収容すると共に前記可視光LEDが出力する光を透過する部分を有しかつ前記所定方向に伸びる筒状の筐体と、
    前記筐体の前記光を透過する部分と少なくとも接するように前記筐体の外周面にらせん状に巻きつけられた透明な管路と、
    藻類培養液を貯留する容器と、
    前記管路と、前記容器との間で、前記藻類培養液を循環させる循環部と、
    を備える藻類培養装置。
  2. 前記筒状の筐体内に、前記所定方向に伸びる基板をさらに備え、前記基板の両面にそれぞれ、前記所定方向に並ぶ複数の可視光LEDが設けられている、請求項1に記載の藻類培養装置。
  3. 前記複数の可視光LEDと前記筐体との組合せを複数有し、
    前記各筐体の軸は互いに平行に配置され、
    前記各筐体は、前記光を透過する部分とは反対側にヒートシンク部を有し、
    前記各筐体は、前記ヒートシンク部同士が向き合うように配置され、
    前記透明の管路は、前記各筐体の前記光が透過する部分と少なくとも接するように前記複数の筐体を一つの軸としてらせん状に巻きつけられた、請求項1に記載の藻類培養装置。
  4. 前記複数の筐体の軸は上下方向に配置されている、請求項3に記載の藻類培養装置。
  5. 前記複数の筐体のヒートシンク部に囲まれた部分に送風する送風機をさらに備えた、請求項3又は4に記載の藻類培養装置。
  6. 前記容器を収容する恒温槽をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の藻類培養装置。
  7. 前記可視光LEDが出力する光の強度を調節する調光部をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の藻類培養装置。
  8. 前記循環部は、前記透明な管路内の前記藻類培養液の流速を10〜20cm/sとする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の藻類培養装置。
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