JP5658919B2 - 血圧計 - Google Patents
血圧計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5658919B2 JP5658919B2 JP2010141993A JP2010141993A JP5658919B2 JP 5658919 B2 JP5658919 B2 JP 5658919B2 JP 2010141993 A JP2010141993 A JP 2010141993A JP 2010141993 A JP2010141993 A JP 2010141993A JP 5658919 B2 JP5658919 B2 JP 5658919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armband
- air
- sphygmomanometer
- blood pressure
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000036772 blood pressure Effects 0.000 claims description 50
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 claims description 27
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 18
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 4
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 33
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 22
- 208000028867 ischemia Diseases 0.000 description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 13
- 230000000302 ischemic effect Effects 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 7
- 210000004712 air sac Anatomy 0.000 description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 6
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 6
- 210000001367 artery Anatomy 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000035488 systolic blood pressure Effects 0.000 description 5
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 4
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 3
- 206010020772 Hypertension Diseases 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000023597 hemostasis Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 101710179734 6,7-dimethyl-8-ribityllumazine synthase 2 Proteins 0.000 description 1
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 101710186609 Lipoyl synthase 2 Proteins 0.000 description 1
- 101710122908 Lipoyl synthase 2, chloroplastic Proteins 0.000 description 1
- 101710101072 Lipoyl synthase 2, mitochondrial Proteins 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 208000005434 White Coat Hypertension Diseases 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000035487 diastolic blood pressure Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000002439 hemostatic effect Effects 0.000 description 1
- 210000002758 humerus Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003340 mental effect Effects 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
そこで、本発明は、上記課題を解消するために、周囲温度測定用の温度センサを別途設ける必要が無く、部品点数を減らすことができる血圧計を提供することを目的とする。
前記圧力センサからの圧力信号を受けるとともに、前記制御手段により前記加圧手段と前記減圧手段を制御して血圧を測定する血圧計であって、
前記制御手段を構成する温度補正用の温度センサまたは前記圧力センサを構成する温度補正用の温度センサにより周囲温度を検出して、前記周囲温度を前記表示部に表示する構成としたことを特徴とする。
上記構成によれば、周囲温度測定用の温度センサを別途設ける必要が無く、部品点数を減らすことができ、表示部に周囲温度を表示できる。
上記構成によれば、ポンプがエアの供給動作をする際に発生する熱の影響を隔壁により防ぐことができ、制御手段または圧力センサは、ポンプによる温度上昇の影響を受けずに正確な周囲温度の測定ができる。
上記構成によれば、ポンプがエアの供給動作をする際に発生する熱の影響を隔壁により防ぐことができ、制御手段または圧力センサが搭載されている回路基板は、ポンプによる温度上昇の影響を受けずに正確な周囲温度の測定ができる。
図1は、本発明の血圧計の実施形態の全体を示す斜視図である。図2(A)は、図1に示す血圧計の血圧計本体を左後ろ側から見た斜視図である。図2(B)は、図1に示す血圧計の血圧計本体を右後ろ側から見た斜視図である。
図1に示す血圧計1は電子血圧計ともいい、この血圧計1では、腕帯部2と血圧計本体10は別体になっており、図1と図2に示す血圧計本体10から図1に示す腕帯部2を分離して使用する。この血圧計1は、腕帯部と本体部が一体となった一体型血圧計と違い、被測定者が座位にて測定する時に、血圧計本体10の設置場所が被測定者から前方に離れていても、腕帯部2を上腕Tに装着することで、背を伸ばして腹圧の掛からない状態で血圧測定が可能である。
K音検出用空気袋50はK音を検出するための空気袋であり、K音は、腕帯部2の阻血用空気袋14の内圧を最高血圧以上に上げて血管を一旦圧閉した後、内圧を徐々に下げて内圧が最高血圧以下になり、血管が開き始めると発生し、内圧が最低血圧以下になり、血管の圧閉が消失するまでの間検出できる音信号である。
図3(A)は、腕帯部2の内部構造例を示す断面図であり、図3(B)は、腕帯部2を折り畳んだ状態を示す正面図であり、図3(C)は、腕帯部2を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図1と図3に示すように、腕帯部2は、外周方向に沿っては切れ目のない筒状の部材であり、所定(一定)の長さの外周を有していて、この腕帯部2の中に被測定者の上腕Tを通すことができるようになっている。図3(B)と図3(C)に示すように、腕帯部2は被測定者が簡単に折り畳むことができる柔軟性を有し、図1と図3(A)に示すように、例えば外布16と、内布17と、上腕Tを阻血するための阻血用空気袋14と、K音信号を検出する2つのK音検出用空気袋50を有している。
なお、2つのK音検出用空気袋50は、好ましくは腕帯部2の長手方向(軸方向)の中間位置よりも開口部11P側寄りの位置(肩側寄りではなく、手指より側の位置)に配置するのが良い。このようにすることで、2つのK音検出用空気袋50のいずれかを上腕Tの動脈に対応する部分に当てることができる。
外布16は、例えば伸びにくい生地(201BE)を採用でき、引張強度は、JIS L1096−A法で測定した値として、タテが1430N/in〜1460N/inで、ヨコが810N/in〜850N/inである。さらには、タテが1430N/in〜1460N/inで、ヨコが810N/in〜850N/inであることが好ましい。タテとヨコともに、この数値範囲よりも小さいと阻血用空気袋14の外側への膨らみの抑制が弱くなり、また、この数値範囲よりも大きいと上腕Tの挿入に影響が出る可能性がある。外布16としては、例えば、ポリエステル100%の生地を用いると、タテが1445N/inで、ヨコが827N/inである。
これにより、腕帯部2に対して開口閉鎖部材30を設けることで、被測定者が腕帯部2に対して手先を通して血圧測定をしようとする際に、閉じている開口部11P側からは手先を通すことが無く、開いている開口部11R側から迷わずに手先を通すことができる。このため、被測定者が腕帯部2に対して誤って手先を開口部11P側から逆挿入してしまうことを防止することができる。もし、被測定者が腕帯部2に対して開口部11P側から逆挿入してしまうと、K音検出用空気袋50が上腕Tの動脈に適切に当たらなくなり、正確に血圧測定ができなくなる。
また、腕帯部2に対して開口閉鎖部材30を設けることで、腕帯部2を使用しない時に折り畳むのが容易にできる。
図1と図2に示すように、血圧計本体10は、筐体部60と、表示面部61と、腕帯部2の保持部62を有している。筐体部60と表示面部61と保持部62は、電気絶縁性を有する材料、例えばプラスチックにより作られている。表示面部61は、筐体部60の前面側に設けられ、被測定者が表示部63に表示される表示内容が見やすいように傾斜角度θを60度程度に傾斜されている。
図2(A)と図2(B)に示すように、筐体部60は、側面部68,69と、背面66と、破線で示す前面側開口部70と、筐体部60から突出して設けられた上面部71と、底部72を有している。
図1に示すように、表示面部61は、表示部63と、透明な例えばアクリル板のような保護板64と、枠状の保持部材65を有している。表示部63は保持部材65により保持され、保護板64は保持部材65に固定されて表示部63の表面を保護している。この保持部材65は、筐体部60の破線で示す前面側開口部70に対して着脱可能に装着されている。この保持部材65を筐体部60から取り外すことにより、筐体部60の破線で示す前面側開口部70を通じて筐体部60の内部を露出させることができる。
腕帯部の保持部62は、保持面62Aと脚部62Bを有している。筐体部60の下部側には、差込口67が形成されている。脚部62Bの先端部62Cは、この差込口67に挿入されることにより、腕帯部の保持部62は、筐体部60の背面66側に着脱可能に取り付けることができる。保持面62Aと筐体部60の背面66の間には、折り畳まれた腕帯部2を着脱可能に収納することができる。これにより、被測定者が腕帯部2を使用しない場合には、折り畳まれた腕帯部2を容易にしかも確実に収納することができる。被測定者が血圧測定しない場合に、腕帯部2が筐体部60の背部にあるので、被測定者は、腕帯部2により邪魔されることなく、表示部63の表示内容例えば時間や室温等を目視で確認でき、血圧測定に適した温度(環境温度)であるか否か容易に確認でき、更には、血圧計1の見栄えを良くすることができる。このため、血圧計本体10は、使用しない時には例えば時計としてリビングルーム等に飾っておくことができる。
一方、エアプラグ6の構造例は、図5に示している。図5(A)は、エアプラグ6の外観を示す斜視図であり、図5(B)は、エアプラグ6の内部構造例を示す断面図である。
図5(A)に示すように、エアプラグ6は例えばプラスチックにより作られており、筐体6Aと、接続筒部6B、6Cと、接続ガイド部6Dを有する。接続筒部6Bは、エアチューブ5に、接続筒部6Cは、エアチューブ4に、それぞれ対応している。接続筒部6Bは、外径が3.5〜5mm、好ましくは外径4mm、長さDE4が9〜11mm、好ましくは10mm、接続筒部6Cも、接続筒部6Bと同様の寸法で、外径が3.5〜5mm、好ましくは外径4mm、長さDE4が9〜11mmに形成されている。また、接続筒部6Bと接続筒部6Cの中心間距離D3は、10〜11mm、好ましくは、10.5mmとなっている。このような寸法とすることで、エアプラグ6の接続筒部6B、接続筒部6Cをエアプラグ差込口73に対して差し込んだり、取り外したりするのを容易にできる。また、筐体6Aの適所にリブ、溝、凹凸6Hを設けることで、エアプラグ6の接続筒部6B、接続筒部6Cをエアプラグ差込口73に差し込んだり、取り外したりするのを容易にできる。
図5(B)に示すように、接続筒部6B、6Cは、筐体6Aの一方の面からJ1方向に平行に突出して形成されている。これらの接続筒部6B、6Cは、エアプラグ差込口73の差し込み穴73G、73Hにそれぞれ着脱可能に挿入される。図5(A)に示す接続ガイド部6Dの上部分6Fは、図2(A)に示すエアプラグ差込口73の上部分73Aに案内して挿入され、接続ガイド部6Dの下部分6Gは、図2(A)に示すエアプラグ差込口73の下部分73Bに案内して挿入されるようになっている。これにより、エアプラグ6は、エアプラグ差込口73に対して上下逆に装着されることを防止しており、血圧計本体10側から阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50に対して逆にエア供給されることはない。エアプラグ6に接続される腕帯部2は、複数のサイズ、例えば、大、中、小の3サイズがあり、使用者の上腕の大きさに合わせて最も適合したものを選択できるようになっている。また、エアプラグ6は、血圧計本体10の正面に向かって側面に設けることで、駆動ポンプ110万一暴走し、異常に腕帯部2が加圧された場合でも、複雑な電子回路や異常時のスイッチを設けたりすることなく、使用者がエアプラグ6を引き抜くことで、腕帯部2の異常加圧を極めて容易に回避できる。
図2(A)に示すように、筐体部60の上面に突出して設けられた上面部71には、筐体部60の正面に向かって、右側から、開始/停止スイッチ88、メモリ―ボタン88M、時刻設定/メモリ―消去ボタン88Tの各種の操作ボタンが配置されている。この開始/停止スイッチ88は、他のスイッチより大きく(幅広)に形成され、被測定者が押すことにより血圧計1の血圧測定動作を緊急に停止させる緊急停止スイッチ機能と、被測定者が押すことにより阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50の圧力を緊急に強制排気させる緊急排気スイッチの機能と、被測定者が押すことにより制御部の動作をリセットさせる制御部のリセット機能を兼ねている。
図7(A)は、蓋体91を開けて電池収納部90内に4本の単3形電池93が収納されている状態を示し、図7(B)は、電池収納部90内から4本の単3形電池93が取り除かれた状態を示している。4本の単3形電池93は、血圧計1の駆動電源であるが、乾電池(一次電池)であっても充電池(二次電池)であっても良い。電池のサイズは、単3形電池に限らず、他の大きさの電池、例えば単2形電池であっても良い。電池の本数は、4本に限らず、例えば6本以上であっても良い。
電池収納部90と蓋体91は、底部72の幅方向M及び長さ方向Nに関してそれぞれ中央部に設けられている。つまり、電池収納部90と蓋体91は、底部72のほぼ中央位置に設けられている。これにより、内蔵される複数本の単3形電池93が、筐体部60の中心位置に配置できるので、筐体部60の底部72を置いた場合に、これらの電池の重みにより、血圧計本体10は転倒しないように安定して置くことができ、血圧計本体10の安定性を得ることができ、血圧測定が安定して行える。
これにより、図8(A)に示すように、電池収納用凹部94内に4本の単3形電池93が収納された状態で、被測定者が指で矢印H方向に単3形電池93の負極側を押すことにより、図8(B)に示すように単3形電池93の負極側が傾斜部97内に押し込まれるので、単3形電池93の正極側は電池収納用凹部94内から矢印K方向に持ち上げることができる。従って、被測定者が電池交換する時に電池の取り外しが容易に行え、電池収納部内から電池が不用意に突然飛び出して落としてしまうといったことが生じない。
なお、図7に示すように、蓋体91の内面には、傾斜部97に対応する位置に「押す」及び「矢印」表示99が配置されている。これにより、図7(A)に示すように、被測定者が電池交換する際に、電池収納用凹部94,95にそれぞれ単3形電池93が収納されていても、被測定者は電池を押すべき位置を簡単に知ることができ、電池を取り出して電池交換が容易になる。さらに、電池収納部90の長手方向に仕切りを設けて2室として単3形電池93が2個ずつ並列に収納されるようにすることで、電池交換する時に電池の取り外しが更に容易になる。
隔壁101は、筐体部60内において筐体部60と一体的に形成されている。隔壁101は、後で説明する加圧手段としての2つの駆動ポンプ110と、減圧手段としての制御バルブ111と排気バルブ112とを、回路基板100の制御部120から隔離するために設けられている。この隔壁101を設けることにより、加圧手段である駆動ポンプ110と、減圧手段としての制御バルブ111と排気バルブ112とを、回路基板100の制御部120から距離的に離すことができ、例えば駆動ポンプ110が動作するときに生じる熱が、回路基板100の制御部120に伝わりにくくなり、回路基板120上に搭載されている要素は熱の影響を受けにくい。
図12は、2つの駆動ポンプ110と、制御バルブ111と排気バルブ112と、接続配管系と、その他の要素を示している。図12に示すように、制御バルブ111と排気バルブ112は、ジャバラ管121を介してマニホールド122の第1マニホールド部122Aの一端部に接続されている。また、2つの駆動ポンプ110は、ジャバラ管121を介してマニホールド122の第1マニホールド部122Aの一端部に接続されている。第1マニホールド部122Aの他端部は、第2マニホールド部122Bの一端部に接続されている。
第2マニホールド部122Bの途中には、可撓性のシリコンチューブのようなチューブ123の一端部が接続されている。このチューブ123の他端部であって自由端124の途中には、コンデンサマイクロフォン125が内蔵して設けられている。コンデンサマイクロフォン125を用いることにより、圧電マイクロフォンを用いるのに比べて低い周波数の音を検出することができる。これにより、チューブ123として例えばシリコンチューブを用いることにより、例えばスピーカ85が発生する音や、開始/停止スイッチ88等の各種の操作ボタンの操作に伴い発生する音等のノイズがコンデンサマイクロフォン125に達するのを防ぐことができ、低い周波数であるコロトコフ音を確実に検出でき、正確な血圧測定が行える。
なお、図12に示すように、コンデンサマイクロフォン125は、チューブ123の途中に形成された分岐部分123D内に配置しても良い。
抵抗チューブ129A,129Bの内径は、チューブ127と接続筒126Aの内径よりも小さく、抵抗チューブ129A,129Bの端部はチューブ127と接続筒126A内に挿入することで接続されている。
また、可撓性を有するチューブ123内にも、円周方向に弾性を有する金属製の割りピンのような接続管134を配置することができる。接続管134は、長さが12mm、外径4〜4.5mm、内径3〜4mmである。これにより、可撓性を有するチューブ123であるにもかかわらずつぶれることが無く、確実にコンデンサマイクロフォン125に対して、ノイズが除去されたエアを供給することができる。接続管134は、上記の寸法より大きいと、実装しづらくなる。
図13(A)と図13(B)に示すように、腕帯部2は、阻血用空気袋14と、K音信号を検出する2つのK音検出用空気袋50を有している。阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50は、例えば透明のプラスチックシート、一例としてポリウレタンシートにより形成されている。2つのK音検出用空気袋50は、阻血用空気袋14の内面側に例えば両面粘着テープまたは接着剤により固定されており、図1に示すように2つのK音検出用空気袋50は互いに離れている。
なお、K音検出用空気袋50が阻血用空気袋14の内側面に少なくとも2つ配置されているのは、左右のいずれの上腕においても測定可能にするためであり、K音検出用空気袋50を上腕Tの動脈位置に位置させることができる。また、このK音検出用空気袋50が動脈の位置からラジアル方向にずれて装着された場合でも、一方のK音検出用空気袋50が、上腕TのK音の伝達効率が高い上腕筋部位に配置できる。
このエアフィルタ130の抵抗チューブ129Bが設けられているのは、次の理由からである。血圧測定時に2つのK音検出用空気袋50からのエアチューブ5を通じて得られるK音が、抵抗チューブ129Bを設けることによりエアチューブ4側に漏れないようにして、コンデンサマイクロフォン125側に小さなK音を音圧が低下しないようにきれいに導けるようにするためである。
図14において、制御バルブ111と2つの駆動ポンプ110を作動して、図13に示す阻血用空気袋14にエアを供給して上腕を時点t1まで加圧して、その後制御バルブ111が作動して阻血用空気袋14内のエア圧を傾きが一定になるように減圧させていく。この減圧させる途中では最高血圧と最低血圧を検出して、その後排気バルブ112を作動して阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50内のエアを抜く。このように、血圧測定中に、上腕を加圧して減圧すると制御バルブ111から作動音が生じるので、この作動音がエアチューブ4を通じてコンデンサマイクロフォン125に伝わるのを抑制するために、抵抗チューブ129Aが設けられている。
図15に示すように、腕帯部2の阻血用空気袋14は、エアチューブ4を通じて、血圧計本体10内のエアフィルタ130、圧力検出部(圧力センサ)140、2つの駆動ポンプ110、制御バルブ111、そして排気バルブ112に接続されている。K音信号を検出する2つのK音検出用空気袋50は、エアチューブ4を通じて、血圧計本体10内のコンデンサマイクロフォン125に接続されている。圧力検出部(圧力センサ)140は、腕帯部2内の圧力を検出する。
2つの駆動ポンプ110は、腕帯部2内の阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50にエアを供給して腕帯部2内の上腕を加圧する加圧手段である。このように、2つの駆動ポンプ110を用いるのは、腕帯部2が大きい場合には、2つの駆動ポンプを駆動させ、腕帯部2が小さい場合には、1つの駆動ポンプを駆動させ、阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50にエアを供給できるようにするためである。制御バルブ111と排気バルブ112は、腕帯部2内の阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50内のエアを抜いて加圧した上腕を減圧する減圧手段である。
制御部120は、各要素の制御を行う制御手段であり、駆動部150に指令を与えることにより駆動ポンプ110を駆動制御する。制御部120は、駆動部151に指令を与えることにより制御バルブ111、排気バルブ112を駆動制御する。
図16(A)に示すように、制御部120は、中央処理部(CPU)170と、第1クロック発生部171と、第2クロック発生部172を有している。中央処理部(CPU)170は、開始/停止スイッチ88と、第1クロック発生部171と第2クロック発生部172に電気的に接続されている。第1クロック発生部171は、中央処理部170を駆動するための基準クロックを発生して中央処理部170に供給し、例えばATカット型の水晶発振器を用いており、発振周波数は32KHzである。第2クロック発生部172は、例えばレゾネータであり、制御バルブ111と排気バルブ112の動作の基準周波数を供給する。第2クロック発生部172の発振周波数は例えば8MHzであり、第1クロック発生部171の発振周波数に比べて高い。
また、例えば、被測定者は、図16(A)に示す開始/停止スイッチ88を押すことで、図1に示す血圧計1により血圧測定を開始して腕帯部2により上腕Tを加圧したが、例えば中央処理部170の動作が暴走して上腕にかかる力が大きすぎると被測定者が感じた場合に、すぐに被測定者が、血圧計1による血圧測定動作を緊急に停止するために、もう一度開始/停止スイッチ88を押すことで、駆動ポンプ110を停止させて排気バルブ112を動作させて腕帯部2内のエアと阻血用空気袋14と2つのK音検出用空気袋50内のエアを急排気して上腕Tに与えている圧力を解除する。このように、1つの開始/停止スイッチ88が、血圧測定動作を開始するために動作開始スイッチと、血圧測定動作を停止するために押すスイッチと、緊急停止スイッチ機能と、緊急排気スイッチの機能を兼ねているので、開始/停止スイッチ88を設ければ、緊急停止スイッチや緊急排気スイッチを別途設ける必要が無く、中央処理部170の暴走による血圧測定時の不都合を防止できる。
図16(B)に示すように、開始/停止スイッチ88がリセット後に、再度スイッチオン信号RMが中央処理部170に入ると、第1クロック発生部171のクロックの発生動作はスイッチオン信号RMから時間T1をかけて徐々に立ち上がる。このように、第1クロック発生部171の動作の立ち上がりは時間T1かかり、この時間T1の間は中央処理部170を駆動するクロックが与えられず、時間T1だけ中央処理部170の動作が遅れることになる。
これにより、第1クロック発生部171に加えて第2クロック発生部172を用いることで、この第2クロック発生部172のクロック信号CS2が、第1クロック発生部171のクロック信号CS1に先立って中央処理部170に供給されるので、短縮時間T3だけ早く中央処理部170の時刻の遅れを補正することができる。すなわち、開始/停止スイッチ88を複数回押しても中央処理部170の時刻ができるだけ遅れないように補正でき、時刻の遅れを防ぐことができる。すなわち、開始/停止スイッチ88を繰り返して押しても、測定動作の開始と停止がなされた時の制御部120の時刻が補正でき、時刻が遅れることが無くなる。
この時間T2は時間T1に比べてかなり小さな値であり、時間T1は例えば100msec〜1secであり、時間T2は例えば数msec〜数10msecである。
図17(A)では、圧力検知部140が温度センサ180を内蔵している例を示している。圧力検知部140は、圧力測定の際に圧力値の温度補正処理を行うために、予め温度センサ180を備えている。この温度センサ180が、測定数値を制御部120に供給する。制御部120は、温度センサ180から得られた測定数値により、温度信号LS1を表示部63に送り、血圧計1の周囲温度、例えば血圧計1が置かれた場所の室温として、表示部63には時刻表示183、最高血圧値表示184、最低血圧値表示185とともに、温度表示182を表示することができる。
これにより、図17(A)と図17(B)のいずれの場合でも、血圧計1の周囲温度を測定するために、別途サーミスタ等の温度センサを設ける必要がなくなり、部品点数を減らすことができる。
また、図9に示すように、制御部120と圧力検知部140は、駆動ポンプ110に対して隔壁101により離して設けられているので、駆動ポンプ110が動作する際に生じる熱により温度上昇してしまうという問題が無くなり、温度センサ180あるいは温度センサ181は、血圧計1の周囲温度を正確に検知することができる。なお、例えば、就寝時の温度よりも翌朝の温度が、一例として10℃下がっている場合には、制御部120は、図1のスピーカ85を通じて10℃下がっていると、被測定者に対して音声ガイドをすることができる。
図18(B)に示すように、被測定者が例えば腕帯部2に左腕を挿入して血圧測定をする際には、指挿入部233Bと外布16の間に指Fを通して腕帯部2を確実に保持して、腕帯部2を左腕に沿ってV方向に移動することができる。これにより、上腕Tに対して腕帯部2の装着が容易にしかも確実にできるばかりでなく、つまみ部分233Aを見ることで腕帯部2の装着方向が明確になるので、開口11R側から迷わずに手先を通すことができる。このため、被測定者が腕帯部2に対して誤って手先を開口部11P側から逆挿入してしまうことを防止することができる。すなわち、被測定者が腕帯部を上腕に対して誤って逆方向に装着することを容易に防止でき、被測定者が腕帯部を上腕に対して正しい方向に装着して正しい血圧測定をすることができる。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形例を採用することができる。
図3に示す腕帯部2の開口閉鎖部材30は、面ファスナーに限らず、例えば一方の部材としてS極のマグネットを用い、他方の部材としてN極のマグネットを用いることもできる。また、図19に示すように、外布(不図示)の外側をほぼ囲包するように、外側が剛性を有し、取っ手を備えたプラスチック製の筐体2aを設けてもよい。
図15に示すブロック図と異なる点は、コロトコフ音を検出するためのマイクロフォンを設けず、圧力センサ150により、阻血用空気袋14の圧力と脈波検出用空気袋250の圧脈波を検出し、この圧脈波と阻血用空気袋14の圧力から最高血圧(収縮期血圧)、最低血圧(拡張期血圧)を演算する点である。なお、脈波検出用空気袋250は、1つであってもよいし、脈波検出の精度を高めるために、上腕に腕帯部が装着されるか、上腕を腕帯部に挿入したときに円周方向の対向位置になるように2つ設けてもよい。このような構成は、オシロメトリック方式の、いわゆるダブルカフ血圧計徒呼ばれるものである。なお、腕帯部を構成している外布は、円周方向及び長手方向に非伸縮性である材料で形成し、変形可能であるが伸縮性が非常に低いかほとんどない布部材である。こうすることで、血圧測定しない場合に、エアプラグを血圧計本体から取り外して、折り畳んでおくことができ、省スペース化が図られる。また、外布のほぼ全体を、剛性を有し、取っ手を備えたプラスチック製の筐体で囲包していてもよい。こうすることで、血圧測定時に、上腕に腕帯部が装着しやすくなる。
また、腕帯部2は、外布に面ファスナーを設けて上腕に巻き付けて装着するようなものであってもよい。
Claims (4)
- 腕帯部と、
この腕帯部とエアプラグにより着脱される血圧計本体と
を有しており、
前記血圧計本体には、前記腕帯部内を加圧する加圧手段と、制御手段と、前記腕帯部内の圧力を検出する圧力センサと、前記腕帯部内の圧力を減圧する減圧手段と、測定した血圧値を表示する表示部とを備え、前記圧力センサからの圧力信号を受けるとともに、前記制御手段により前記加圧手段と前記減圧手段を制御して血圧を測定する血圧計であって、前記制御手段を構成する温度補正用の温度センサまたは前記圧力センサを構成する温度補正用の温度センサにより周囲温度を検出して、前記周囲温度を前記表示部に表示する機構を備え、
前記表示部の背面には、前記血圧計本体を構成する筐体に設けた保持部が配置されていて、
血圧の測定を行わない際には、前記腕帯部と前記血圧計本体とをつなぐ前記エアプラグを外して、前記腕帯部を折り畳み、前記保持部に収容する構成であり、
かつ、前記表示部を備える表示面部の外形よりも前記筐体および前記保持部の外形が小さく形成されるとともに、前記表示部には、時刻と併せて前記周囲温度を表示する構成とした
ことを特徴とする血圧計。 - 前記制御手段または前記圧力センサは、前記血圧計本体を構成する前記筐体部内の隔壁により、前記加圧手段と離間されていることを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
- 前記制御手段または前記圧力センサが搭載されている回路基板は、前記血圧計本体を構成する前記筐体部内の隔壁により、前記加圧手段と離間されていることを特徴とする請求項1または2に記載の血圧計。
- 血圧測定方式は、コロトコフ音法,圧脈波法のいずれかである請求項1ないし3のいずれかに記載の血圧計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010141993A JP5658919B2 (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010141993A JP5658919B2 (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 血圧計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012005541A JP2012005541A (ja) | 2012-01-12 |
JP5658919B2 true JP5658919B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=45536812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010141993A Active JP5658919B2 (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 血圧計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5658919B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624525B2 (ja) * | 1991-07-04 | 1994-04-06 | 日本光電工業株式会社 | 連続型非観血血圧測定装置 |
JPH06254058A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-13 | Omron Corp | 電子血圧計 |
JPH06285029A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Sharp Corp | 血圧計 |
JP4559279B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2010-10-06 | テルモ株式会社 | 血圧測定装置、血圧測定方法、並びに制御プログラム |
JP5223590B2 (ja) * | 2008-10-27 | 2013-06-26 | オムロンヘルスケア株式会社 | 血圧計 |
-
2010
- 2010-06-22 JP JP2010141993A patent/JP5658919B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012005541A (ja) | 2012-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5536597B2 (ja) | 血圧計 | |
TWI494080B (zh) | 血壓資訊測量裝置用壓脈帶及備有壓脈帶之血壓資訊測量裝置 | |
JP2011212159A (ja) | 手首式血圧計 | |
US20210177274A1 (en) | Measurement device | |
JP5470025B2 (ja) | 電子血圧計 | |
WO2011158479A1 (ja) | 血圧計 | |
JP2012061107A (ja) | 血圧計 | |
JP2012152520A (ja) | 血圧計 | |
JP2012000292A (ja) | 血圧計 | |
JP2013027633A (ja) | 血圧計 | |
JP2012065806A (ja) | 血圧計 | |
JP2011200607A (ja) | 電子血圧計 | |
JP2012061104A (ja) | 血圧計 | |
JP5141679B2 (ja) | 血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置 | |
JP5658919B2 (ja) | 血圧計 | |
JP2010233655A (ja) | 血圧計 | |
JP2012061109A (ja) | 血圧計 | |
JP5629140B2 (ja) | 電子血圧計 | |
JP2012061108A (ja) | 血圧計 | |
JP2012045167A (ja) | 血圧計 | |
JP2012000342A (ja) | 血圧計 | |
JP2012005540A (ja) | 血圧計 | |
JP2012005649A (ja) | 生体情報測定装置 | |
JP5769441B2 (ja) | 血圧計 | |
JP2012061106A (ja) | 血圧計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130502 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5658919 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |