JP5656984B2 - バックアップ制御装置、並びにその方法、及びそのプログラム - Google Patents

バックアップ制御装置、並びにその方法、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータ・システムにおけるデータ・バックアップの分野に関し、より具体的には、データ破損又はデータ損失のリスクを低減させながら、定期的なデータ・バックアップを提供するための装置、方法、及びプログラムに関する。
コンピュータ・システムのユーザは、使用されるストレージ、生産I/Oに与える影響、及びバックアップが生産データに依存する時間を最小限に抑えながら、それらの生産データの定期的なバックアップを作成する必要がある。使用されるストレージ容量、及び、選択されたバックアップ管理機構が生産データに与える影響を最小限に抑えることは、大部分のユーザにとっての明らかな要件である。バックアップが生産データに依存する時間を最小限に抑えることは、バックアップ・データを生産データの損失から保護するためにユーザの必要性から生じる要件である。バックアップが生産データに依存する間、システムは、生産データの破損から保護されるが、その損失からは保護されない。
容量効率型(space-efficient)FlashCopy(FlashCopyは、米国、他の国、又はその両方におけるIBM Corporation社の登録商標である)の使用が、ユーザがバックアップに使用されるストレージを最小限に抑えるのを助け、カスケード・アルゴリズムを用いて実施されるFlashCopy解決法の使用が、生産I/Oに与えるバックアップの影響を最小限に抑えることは、当技術分野において周知である。データ・ストレージにおける容量効率(space-efficiency)の概念は、当技術分野において周知であり、本明細書でさらに説明する必要はない。最も広い概念では、FlashCopyは、「何らかのデータ」の第2のイメージを利用可能にする機能である。この機能は、他のシステムの文脈においては、ポイント・イン・タイム(Point-In-Time)コピー又はTコピーとして知られることもある。第2のイメージのコンテンツは、最初は、第1のイメージのものと同一である。第2のイメージは、「即座に」利用可能にされる。実際問題として、このことは、第2のイメージは、真の、別個の物理コピーを作成するのに要求されるよりはるかに少ない時間で利用可能にされ、さらに、使用アプリケーションの動作に対して受容不能な中断なしに確立できることを意味する。
確立されると、第2のコピーは、バックアップの実行、システムの試行、及び、データ・マイニングを含む多数の目的のために用いることができる。第1のコピーは、オリジナルの使用アプリケーションによって、その元の目的のために用いられ続ける。アプリケーションをもう一度再起動する前にアプリケーションをシャットダウンして、バックアップを取らなければならないFlashCopyなしのバックアップと、これを比較されたい。アプリケーションが、シャットダウンするのに十分にアイドル状態である時間ウィンドウを見つけることは、ますます困難になってきている。バックアップを取るコストは、増大している。従って、ビジネスを停止させることなく、バックアップを取ることを可能にするFlashCopyの能力におけるビジネス価値は、重要であり、高まりつつある。
FlashCopyの実施は、第2のイメージ(以下、ターゲットという)にアドレス指定された読み取りI/Oを、その領域(グレーン(grain)としても知られる)が書き込みの対象にされていなければ、オリジナルのイメージ(以下、ソースという)にリダイレクトすることにより、第2のイメージの存在の錯覚(illusion)を生じさせる。領域が(ソース又はターゲットへの)書き込みの対象にされている場合には、ソース及びターゲットの両方が各自のデータのコピーを所有するという錯覚を維持するために、書き込みコマンドの動作を一時停止するプロセスが起動され、一時停止が有効な間に、ソースからの影響された領域の読み取りを行い、読み取りデータを書き込みによってターゲットに適用し、次いで、(全ての段階が成功した場合にのみ)一時停止された書き込みを解放する。同じ領域への後続の書き込みは、ターゲットが既に各自のデータのコピーを有しているため、一時停止する必要はない。このコピー・オン・ライト(copy-on-write)技術は周知
のものであり、多くの環境で用いられている。
複数ターゲット型FlashCopyとしても知られる、幾つかのストレージ・コントローラは、ユーザが所与のソースに対して1つより多いターゲットを構成することを可能にする。これには、多数のアプリケーションがある。例えば、異なる試みをターゲットの各々に対して実行することができる。或いは、ターゲットを異なる時間(例えば、週の異なる日)で取り上げて、例えば、ウィルスによって引き起こされるような何らかのデータ破壊から回復する目的のために、ディスクへの履歴アクセスを可能にすることができる。複数ターゲット型FlashCopyの1つの形態は、カスケード化FlashCopyである。
例えば、カスケード化FlashCopyが、特許文献1に開示される。IBM SAN Volume Controller(SVC)を用いて利用可能な複数ターゲット型FlashCopy機能のような、特許文献1の開示によるカスケードの実施においては、まだコピーされていない領域に対するソース・ディスクへの書き込みにより、データが、ターゲット・ディスクの1つだけにコピーされる。これらの実施において、ターゲット・ディスクにサブミットされた読み取りI/Oは、どのソース・ディスク又はターゲット・ディスクに既に書き込まれているかに応じて、ソース・ディスク、ターゲット・ディスク、又はカスケード内の別のターゲット・ディスクからデータを読み取るよう、FlashCopyに要求することができる。
これら2つの既知の技術を用いて、今や、生産データを、要求される目標復旧ポイント(recovery pointobjective、RPO)まで破損から保護する解決法を構築することが可能である。しかしながら、どのように生産データを要求されるRPOまで損失から保護するかという問題が残る。
アプローチ1
ユーザは、完全な増分コピー(incremental copy;以下、インクリメンタル・コピーという)を取り、完全なインクリメンタル・コピーの再トリガの間に、通常の容量効率型FlashCopyを取ることができる。この解決法は、完全なコピー(full copy)がトリガされた後の経過時間に等しい、データ損失に関するRPOをユーザに与える。データ破損に関するRPOは、最後の容量効率型FlashCopyが取られた後の経過時間に等しい。データが失われた場合、それらのコピーは生産データに依存しているので、容量効率型コピーから生産システムを復旧することはできない。ユーザは、完全なコピーに戻り、これを完了しなればならない。完全なコピーが完了する前にデータが失われた場合、生産データを復旧することはできない。このことは、ユーザが、完全なコピーを再トリガするたびに、データ損失にさらされることを意味する。
アプローチ2
別のアプローチは、ユーザが、生産データの完全なインクリメンタル・コピーを取ることである。次いで、一定の間隔で、完全なコピー・ターゲットの容量効率型FlashCopyを取り、次に、完全なインクリメンタル・コピーを再トリガすることである。このことは、完全なコピーが完了すると、ユーザは、生産データから独立したより頻繁なコピーを有することを意味する。しかしながら、完全なコピーが完了しない間は、FlashCopyを用いて取られた容量効率型コピーが生産データに依存しているので、再トリガ動作により、ユーザは、何らかのデータ保護を一時的に失う。
不都合なことに、上述のアプローチのどちらも、要求されるストレージ及び生産I/Oに与える影響を最小限に抑えながら、ユーザが、データ破損及びデータ損失からの復旧に利用可能な生産データの定期的コピーを維持するのを可能にする方法を提供することができない。
米国特許第7,386,695号
従って、本出願人は、データ破損又はデータ損失のリスクを低減させながら、定期的にデータをバックアップするように動作可能な装置及び方法を提供することによって、周知の当技術分野の不利な点を改善することが望ましいと考える。
従って、本発明は、第1の態様において、第1のデータをカスケード内にコピーするように動作可能なポイント・イン・タイム・コピー機能を有し、かつ、第1のデータの完全なコピー又はインクリメンタル・コピーのうちの1つのためのターゲット仮想ディスクを選択するためのストレージ・ターゲッティング・コンポーネントと、カスケード内の仮想ディスクへの第1のデータの定期的なポイント・イン・タイム・コピーをトリガするための定期的バックアップ・コンポーネントと、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーの状態を試験するための試験コンポーネントと、前述の状態に応答して、カスケードを分割し、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数の第1のデータへの依存関係を除去するためのカスケード分割コンポーネントとを含む、仮想化ストレージ・システムにおける定期的なデータ・バックアップのためのバックアップ制御装置を提供する。
カスケード分割コンポーネントは、カスケード内の異なる位置において、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数を選択的に再アタッチするように動作可能であることが好ましい。カスケードは、再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングによって制御可能であることが好ましい。ポイント・イン・タイム・コピー機能は、FlashCopyを含むことが好ましい。再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングは、FlashCopy Fディスクを含むことが好ましい。
完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び、定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数は、容量効率型コピーを有することが好ましい。
第2の態様において、第1のデータをカスケード内にコピーするように動作可能なポイント・イン・タイム・コピー機能を有し、かつ、ストレージ・ターゲッティング・コンポーネントによって、第1のデータの完全なコピー又はインクリメンタル・コピーのうちの1つのためのターゲット仮想ディスクを選択するステップと、定期的バックアップ・コンポーネントによって、カスケード内の仮想ディスクへの第1のデータの定期的ポイント・イン・タイム・コピーをトリガするステップと、試験コンポーネントによって、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーの状態を試験するステップと、前述の状態に応答して、カスケード分割コンポーネントによって、カスケードを分割して、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数の第1のデータへの依存関係を除去するステップとを含む、仮想化ストレージ・システムにおける定期的なデータ・バックアップのためのバックアップ制御方法が提供される。
カスケード分割コンポーネントは、カスケード内の異なる位置において、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数を選択的に再アタッチするように動作可能であることが好ましい。カスケードは、再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングによって制御可能であることが好ましい。ポイント・イン・タイム・コピー機能は、FlashCopyを含むことが好ましい。再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングは、FlashCopy Fディスクを含むことが好ましい。完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数は、容量効率型コピーを含むことが好ましい。
第3の態様において、コンピュータ・システムにロードされ、その上で実行されるときに、コンピュータ・システムに、第2の態様による方法のステップを実行させるコンピュータ・プログラム・コードを含むコンピュータ・プログラムが提供される。
従って、本発明の好ましい実施形態は、データ破損又はデータ損失のリスクを低減させながら、記憶効率の良い定期的なデータ・バックアップを提供するための装置及び方法を有利に提供する。
ここで添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を単なる例として説明する。
本発明の実施形態を実施することができる装置を単純化された概略図の形で示す。 本発明の1つの実施形態による装置を単純化された概略図の形で示す。 本発明の1つの実施形態による方法をフローチャートの形で示す。 本発明の1つの実施形態による方法の更に別のステップをフローチャートの形で示す。 本発明の実施形態によるストレージの構成の単純化された加工例を示す。 本発明の実施形態によるストレージの構成の単純化された加工例を示す。 本発明の実施形態によるストレージの構成の単純化された加工例を示す。 本発明の実施形態によるストレージの構成の単純化された加工例を示す。 本発明の実施形態によるストレージの構成の単純化された加工例を示す。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるデータ・バックアップ・システムの実装に適し、かつ、
・生産データをバックアップするのに利用可能な物理的ストレージのストアである、物理的ストレージ(PS)102と、
・生産データをバックアップするのに利用可能な容量効率型ストレージのストアである、容量効率型ストレージ(ES)104と、
・バックアップ・スキームが必要とするFlashCopyのバックアップ、作成、開始及び停止に必要とされるストレージの作成を制御する、FlashCopy制御部(FCC)106と、
・バックアップ・ポリシーを成功裏に実行するために必要とされるイベントのシーケンスを制御する、バックアップ・コントローラ(BCtlr)108と、
・生産データである、生産データ(PD)110と、
を含む、装置100の構成を示す。
図2は、本発明の好ましい実施形態によるデータ・バックアップのための装置又は装置の構成1000を示す。この装置は、生産データ110をカスケード1004内にコピーするようにポイント・イン・タイム・コピー機能を有した状態で動作可能であり、かつ、生産データ110の完全なコピー又は増分コピー(以下、インクリメンタル・コピーという)のためのターゲット仮想ディスクを選択するためのストレージ・ターゲッティング・コンポーネント1006と、カスケード1004内の仮想ディスクへの生産データ110の定期的なポイント・イン・タイム・コピーをトリガするための定期的バックアップ・コンポーネント1008とを含む。装置1000はまた、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーの状態を試験するための試験コンポーネント1010と、状態に応答して、カスケード1004を分割して、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数の生産データ110への依存関係を除去するための、カスケード分割コンポーネント1012とを含む。
好ましい実施形態において、バックアップ制御装置1000は、カスケード分割コンポーネント1012が、カスケード内の異なる位置において、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数を選択的に再アタッチするように動作可能であるように構成される。
好ましい実施形態において、バックアップ制御装置1000は、完全なコピー、インクリメンタル・コピー、及び定期的ポイント・イン・タイム・コピーが、容量効率型コピーを含むことができるように構成され、容量効率型コピーでは、ターゲット仮想ディスクは、ソースと同じサイズを有するようにシステムに対して(例えば、ホスト・コンピュータに対して)定められるが、実際には、ソース・ディスクに書き込まれた実データを収容するのに必要なだけの大きさであり、従って、他の場合にはソース・ディスクの書き込まれていない部分のコピーで場所を取るあらゆる空間が節約される。
好ましい実施形態に従った方法は、大まかに言うと、以下の通りである。
ユーザは、保護されることになる生産データ110、バックアップの頻度、及びデータをバックアップするのに使用される物理的ストレージ102を指定する。全ての命令は、バックアップ・コントローラ108からFlashCopy制御部106に送られる。最初に、バックアップ・コントローラ108が、ターゲット・ディスクのための物理的ストレージ102からのストレージを用いて、生産データ110の増分(インクリメンタルFlashCopyマップを作成するように、FlashCopy制御部106に命令する。それ以降、バックアップ・コントローラ108は、バックアップ・システムが初めて開始されたとき、及び、バックアップからバックアップまでの期間が満了するたびに、図3に示されるような方法のステップを実行する。
論理装置のプロセス・ステップ又は論理機能は、図3のフローチャートに示されるように動作し、開始ステップ200においてプロセスが開始する。ステップ202において、ターゲット容量効率型Vディスクが、バックアップ・コントローラによって命令されるようなFlashCopy制御部106からのコマンドで、容量効率型ストレージ104により獲得され、試験ステップ204が、完全なコピーが完了したかどうかを判断する。完全なコピーが完了していない場合、ステップ208は、新ターゲット・Vディスクへの生産データ・Vディスクのコピーを開始し、試験ステップ210は、完全なコピーが開始されたかどうかを判断する。試験ステップ210における判断が、完全なコピーが開始されたことであった場合、プロセスは、ステップ202に戻る前に、ステップ214において特定の期間だけ待つ。試験ステップ210が、完全なコピーが開始されていないと判断した場合、ステップ212において増分(インクリメンタル)マップを開始し、プロセスは、ステップ202に戻る前に、ステップ214において特定の期間だけ待つ。試験ステップ204が、完全なコピーが完了したと判断した場合、ステップ206は、新ターゲット・Vディスクへの、完全なコピーのターゲット・Vディスクのコピーを開始し、続けて、ステップ212において増分マップを開始する。増分マップを開始した後、プロセスは、ステップ202に戻る前に、ステップ214において特定の期間だけ待つ。
インクリメンタルFlashCopyが完了すると、バックアップ・コントローラ108は、図4に示されるような方法のさらなるステップを実行する。
論理装置のプロセス・ステップ又は論理機能は、図4のフローチャートに示されるように動作し、ステップ300において、完全なコピーが完了したときにプロセスが開始する。ステップ302において、カスケードを分割することによって、完全なコピーがカスケードから除去され、試験ステップは、完全なコピーが最新のコピーであるかどうかを判断する。試験ステップ304において、完全なコピーが最新のコピーではないと判断された場合、ステップ308は、増分マップを開始し、プロセスはステップ306において終了する。試験ステップ304において、完全なコピーが最新のコピーであると判断された場合、プロセスはステップ306において終了する。
好ましい実施形態に従ったカスケードの分割は、Fディスクを用いてカスケードからマッピングを除去する方法に依存する。FlashCopyの内部のデータ構造であるFディスクは、カスケード内の所定のFlashCopyマッピングのためのソース・ディスク又はターゲット・ディスクを表すために使用される。Fディスクの使用により、多数のカスケード内で、又は、異なるFディスクによる同じカスケード内の多数の時点において、Vディスクを表すのを可能にすることによって、FlashCopyマッピングの操作が可能になる。第1のFディスクは、ホストに提示されるVディスクを表し、他のFディスクは、他の時点においてカスケードを維持するのに必要とされるVディスクを表す。
カスケードを分割する動作は、増分マップが再トリガされたときに、増分マップの下流にあるあらゆるマッピングが二次Fディスクにアタッチされ、最初に二次Fディスクの下流にあるあらゆるFディスクがカスケードの端部に移動されることを意味する。この場合、最初に第1のFディスクの下流にあるターゲット上のいずれのデータも、二次Fディスクの下流にあるターゲットにより必要とされることはないので、この変更は可能である。
ここで、図5乃至図9を参照して、加工例を説明する。
最初に、ディスク及びコンテンツの構成は、図5に示される通りである。図5において、IOリダイレクトのために、生産データ・一次Fディスク402に動作可能に接続された生産データ・Vディスク400が示される。生産データ・一次Fディスク402は、増分マップのために、完全なコピー・一次Fディスク406に動作可能に接続され、完全なコピー・一次Fディスク406は、IOリダイレクトのために、完全なコピー・Vディスク404に動作可能に接続される。完全なコピー・一次Fディスク406は、バックアップのために、ターゲット1容量効率型一次Fディスク410に動作可能に接続され、このターゲット1容量効率型一次Fディスク410は、IOリダイレクトのために、ターゲット容量効率型Vディスク408に動作可能に接続される。
この構成において、生産データは、RPOがバックアップ1の開始時である状態で、破損から保護される。システムは、完全なコピーが完了するまで、データ損失から保護されない。上述の構成から、2つの可能性、すなわち、インクリメンタル・マップが完了する前にバックアップからバックアップまでの期間が満了すること又は満了しないこと、がある。これは、コピーする必要があるデータの量及びコピーを取るために使用される期間によって決まる。従って、新しいコピーを取る前に完全なコピーが完了する場合には、ディスク及びコンテンツの構成は、図6に示される通りである。
番号付き参照が図5に示される通りである図6においては、生産データ・一次Fディスク402と完全なコピー・一次Fディスク406との間の増分マップ関係が切断されていることが分かる。
増分マップが完了する前に期間が満了した場合、ディスク及びコンテンツの構成は、図7に示される通りである。番号付き参照400−410が図5に示される通りである図7において、IOリダイレクトのために動作可能に接続された、ターゲット2容量効率型Vディスク600及びターゲット2容量効率型一次Fディスクの対が、対400/402と対404/406との間に挿置されていることが分かる。今や、生産データ・一次Fディスク402とターゲット2容量効率型一次Fディスク602との間に、バックアップ2の関係が確立され、ターゲット2容量効率型一次Fディスク602と完全なコピー・一次Fディスク406との間に、増分マップ関係が確立される。
ここで、第1の構成において期間が満了すると、又は、第2の構成において増分マップが完了すると、ディスク及びコンテンツの構成は、図8に示される通りとなる。バックアップ1は、完全なコピー・二次Fディスク700/完全なコピー・Vディスク702の新しい対と、既存の対408/410との間で継続し、対400/402と404/406との間のインクリメンタル・マッピング関係から分離され、対404/406と600/602との間のバックアップ2の関係からも分離される。
この構成において、生産データは、RPOがバックアップ1の開始時である状態で、破損及びデータ損失から保護される。生産データは、RPOがバックアップ1の開始時である状態で、データ破損から保護される。インクリメンタル・コピーが完了し、タイムアウトが終了すると、ディスク及びコンテンツの構成は、図9に示される通りとなり、そこで、バックアップ1及びバックアップ2は生産データから分離され、バックアップ3の関係が開始される。この構成において、生産データは、RPOがバックアップ1の開始時である状態で、破損及びデータ損失から保護される。
従って、この方法は、生産データをデータ損失及びデータ破損から保護するバックアップ(特に、容量効率型バックアップ)を得ることを可能にすることが分かる。これらのコピーは、後でこの保護のレベルを維持する。当業者には、ここに説明されるような依存性の除去のために、ユーザが、もはや必要とされないコピーを好都合に除去できること、及び、いずれのバックアップのコピーからも保護データを回復できることが、明らかであろう。
従って、本発明の実施形態は、データ破損又はデータ損失のリスクを低減させながら、定期的なデータ・バックアップを提供するための装置及び方法を提供する。方法のステップを実行するように構成された論理要素を含む論理装置又は複数の論理装置において、本発明の好ましい実施形態の方法の全て又は一部を好適かつ有用に具体化できること、及び、こうした論理要素は、ハードウェア・コンポーネント、ファームウェア・コンポーネント、又はこれらの組み合わせを含むことができることが、当業者には明らかであろう。
同様に、当業者であれば、本発明の好ましい実施形態による論理構成の全て又は一部は、方法のステップを実行するための論理要素を含む論理装置において好適に具体化でき、こうした論理要素は、例えば、プログラム可能な論理アレイ又は特定用途向け集積回路における論理ゲートのようなコンポーネントを含むことができることも明らかであろう。このような論理構成は、さらに、例えば、固定の又は伝送可能なキャリア媒体を用いて格納及び伝送することができる仮想ハードウェア記述言語を用いて、一時的又は永続的に、論理構造をこうしたアレイ又は回路内に確立するための使用可能化要素において具体化することもできる。
上述の方法及び構成はまた、1つ又は複数のプロセッサ(図示せず)上で実行されているソフトウェアにおいて完全に又は部分的に、好適に実行することもでき、このソフトウェアは、磁気ディスク又は光学ディスク等のような、あらゆる好適なデータ・キャリア(同様に図示せず)上に支持される1つ又は複数のコンピュータ・プログラム要素の形態で提供することができることを理解するであろう。同様に、データ伝送のためのチャネルは、全ての記述のストレージ媒体、並びに、有線又は無線信号搬送媒体のような信号搬送媒体を含むことができる。
方法は、一般に、所望の結果をもたらす、首尾一貫したステップのシーケンスであると考えられる。これらのステップは、物理量の物理的操作を必要とする。通常、必ずしも必要ではないが、これらの量は、格納し、転送し、結合し、他の方法で操作することが可能な電気信号又は磁気信号の形態を取る。主として一般的な慣習のために、これらの信号を、ビット、値、パラメータ、項目、要素、オブジェクト、記号、文字、用語、数字等と呼ぶことは、場合によっては便利である。しかしながら、これらの用語及び類似した用語の全ては、適切な物理量と関連付けられ、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことに留意すべきである。
本発明は、コンピュータ・システムと併せて用いるためのコンピュータ・プログラムとしてさらに好適に具体化することができる。こうした実施は、例えば、ディスケット、CD−ROM、ROM、又はハードディスクなどのコンピュータ可読媒体のような有形媒体上に固定されているか、又は、モデム若しくは他のインターフェース・デバイスにより、これらに限られるものではないが、光学若しくは類似の通信回線を含む有形媒体上で、又はこれらに限られるものではないが、マイクロ波、赤外線若しくは他の伝送技術を含む無線技術を用いて、コンピュータ・システムに伝送可能な、一連のコンピュータ可読命令を含むことができる。一連のコンピュータ可読命令は、ここで上述した機能の全て又は一部を具体化する。
当業者であれば、このようなコンピュータ可読命令は、多くのコンピュータ・アーキテクチャ又はオペレーティング・システムと併せて用いるための多数のプログラミング言語で書くことができることを理解するであろう。さらに、このような命令は、これらに限られるものではないが、半導体、磁気、又は光学を含む現在又は将来のあらゆるメモリ技術を用いて格納することができ、或いは、これらに限られるものではないが、光学、赤外線、又はマイクロ波を含む現在又は将来のあらゆる通信技術を用いて伝送することができる。このようなコンピュータ・プログラムは、例えば、市販のソフトウェアのように、印刷文書又は電子文書が付属する取り外し可能媒体として配布したり、コンピュータ・システムの、例えばシステムROM又は固定ディスク上に予めインストールしたり、或いは、例えばインターネット又はワールド・ワイド・ウェブのようなネットワーク上のサーバ又は電子掲示板から配布したりすることができると考えられる。
1つの代案においては、本発明の好ましい実施形態は、コンピュータ・インフラストラクチャ内に配備され、その上で実行されるときに、コンピュータ・システムに、方法の全てのステップを実行させるように動作可能なコンピュータ・プログラム・コードを配備するステップを含む、サービスを配備するコンピュータ実施の方法の形態で実現することができる。
更に別の代案においては、本発明の好ましい実施形態は、その上に機能データを有するデータ・キャリアの形態で実現することができ、この機能データは、コンピュータ・システムにロードされ、その上で動作されるときに、コンピュータ・システムが、方法の全てのステップを実行するのを可能にする機能的コンピュータ・データ構造を含む。
当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく、上記の例示的な実施形態に多くの改良及び変更をなし得ることが明らかであろう。
100:装置
102:物理的ストレージ(PS)
104:容量効率型ストレージ(ES)
106:FlashCopy制御部(FCC)
108:バックアップ・コントローラ(BCtlr)
110:生産データ(PD)
400:生産データ・Vディスク
402:生産データ・一次Fディスク
404、700:完全なコピー・Vディスク
406:完全なコピー・一次Fディスク
408:ターゲット(SE)Vディスク
410:ターゲット1(SE)一次Fディスク
600:ターゲット2(SE)Vディスク
602:ターゲット2(SE)一次Fディスク
702:完全なコピー・二次Fディスク
800:ターゲット3(SE)Vディスク
802:ターゲット3(SE)Fディスク
1000:バックアップ制御部
1004:カスケード
1006:ターゲッティング装置
1008:定期的バックアップ制御部
1010:試験装置
1012:分割装置

Claims (18)

  1. 第1のデータを複数のディスクを含むカスケード内にコピーするように動作可能なポイント・イン・タイム・コピー機能を有する、仮想化ストレージ・システムにおける定期的なデータ・バックアップのためのバックアップ制御装置であって、
    前記第1のデータの完全なコピー又は増分コピーのうちの1つのための第1のターゲット仮想ディスクを選択するためのストレージ・ターゲッティング・コンポーネントと、
    前記カスケード内の更に別の仮想ディスクへの前記第1のデータの定期的なポイント・イン・タイム・コピーをトリガするための定期的バックアップ・コンポーネントと、
    前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーの開始、完了又は最新の状態を判断するための試験コンポーネントと、
    前記開始、完了又は最新の状態に応答して、前記カスケードを分割して、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数と前記第1のデータとの間の依存関係を除去し、前記カスケード内に第2のターゲット仮想ディスクを挿置するためのカスケード分割コンポーネントと
    を含む、前記バックアップ制御装置。
  2. 前記カスケード分割コンポーネントは、前記カスケード内の異なる位置において、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの前記1つ又は複数を選択的に再アタッチするように動作可能である、請求項1に記載のバックアップ制御装置。
  3. 前記カスケードは、再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングによって制御可能である、請求項1又は2に記載のバックアップ制御装置。
  4. 前記ポイント・イン・タイム・コピー機能は、FlashCopyを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバックアップ制御装置。
  5. 前記再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングは、FlashCopyFディスクを含む、請求項に記載のバックアップ制御装置。
  6. 前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの前記1つ又は複数は、容量効率型コピーを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のバックアップ制御装置。
  7. 前記カスケードを分割する前に、前記第1のデータは当該カスケードにおける第1の位置に配置されており、並びに、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的なポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数は、前記第1の位置からダウンストリームにある第2の位置に配置されており、
    前記カスケードの分割に応じて、前記第1の位置と前記第2の位置との間に前記第2のターゲット仮想ディスクが挿置される、
    請求項1に記載のバックアップ制御装置。
  8. 前記ターゲット仮想ディスクへの前記第1のデータの完全なコピー又は増分コピーのうちの前記1つを実行するためのストレージ書き込みコンポーネント
    をさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のバックアップ制御装置。
  9. 第1のデータを複数のディスクを含むカスケード内にコピーするように動作可能なポイント・イン・タイム・コピー機能を有する、仮想化ストレージ・システムにおける定期的なデータ・バックアップのためのバックアップ制御方法であって、
    ストレージ・ターゲッティング・コンポーネントによって、前記第1のデータの完全なコピー又は増分コピーのうちの1つのためのターゲット仮想ディスクを選択するステップと、
    定期的バックアップ・コンポーネントによって、前記カスケード内の更に別の仮想ディスクへの前記第1のデータの定期的なポイント・イン・タイム・コピーをトリガするステップと、
    試験コンポーネントによって、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーの開始、完了又は最新の状態を判断するステップと、
    前記開始、完了又は最新の状態に応答して、カスケード分割コンポーネントによって、前記カスケードを分割して、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数と前記第1のデータとの間の依存関係を除去し、前記カスケード内に第2のターゲット仮想ディスクを挿置するステップと
    を含む、前記バックアップ制御方法。
  10. 前記カスケード分割コンポーネントは、前記カスケード内の異なる位置において、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの前記1つ又は複数を選択的に再アタッチするように動作可能である、請求項に記載のバックアップ制御方法。
  11. 前記カスケードは、再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングによって制御可能である、請求項又は10に記載のバックアップ制御方法。
  12. 前記ポイント・イン・タイム・コピー機能は、FlashCopyを含む、請求項9〜11のいずれか一項に記載のバックアップ制御方法。
  13. 前記再配置可能なカスケード・ディスク・マッピングは、FlashCopyFディスクを含む、請求項11に記載のバックアップ制御方法。
  14. 前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的ポイント・イン・タイム・コピーのうちの前記1つ又は複数は、容量効率型コピーを含む、請求項9〜3のいずれか一項に記載のバックアップ制御方法。
  15. 前記カスケードを分割する前に、前記第1のデータは当該カスケードにおける第1の位置に配置されており、並びに、前記完全なコピー、前記増分コピー、及び前記定期的なポイント・イン・タイム・コピーのうちの1つ又は複数は、前記第1の位置からダウンストリームにある第2の位置に配置されており、
    前記カスケードの分割に応じて、前記第1の位置と前記第2の位置との間に前記第2のターゲット仮想ディスクが挿置される、
    請求項9に記載のバックアップ制御方法。
  16. ストレージ書き込みコンポーネントによって、前記ターゲット仮想ディスクへの前記第1のデータの完全なコピー又は増分コピーのうちの前記1つを実行するステップ
    をさらに含む、請求項9〜15のいずれか一項に記載のバックアップ制御方法。
  17. 前記バックアップ制御方法が、
    ターゲット仮想ディスクに関連付けられた物理ストレージからのストレージを使用して第1のデータの増分マップを生成するステップ
    をさらに含む、請求項9〜16のいずれか一項に記載のバックアップ制御方法。
  18. コンピュータ・システムに、請求項9〜17のいずれか一項に記載の方法のステップを実行させるコンピュータ・プログラム。
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