JP5655383B2 - 溶接構造物用鋼板 - Google Patents
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以下、本発明に係る鋼板の化学組成について説明する。なお、含有量に関する「%」は「質量%」を意味する。
Cは、鋼の強度を高めるのに有効な元素であり、鋼の強度を得るために、0.01%以上含有させる。しかし、その含有量が0.10%を超えると、強度が高くなりすぎて母材靱性が劣化するだけでなく、優れた溶接疲労特性が実現しなくなる。すなわち、C含有量が0.10%を超えると溶接熱影響部の硬度が、母材あるいは溶接金属に対し高くなる。この時、疲労破壊起点となる溶接余盛り止端において硬度分布が急変し、材質ノッチによるひずみ集中が発生する。材質ノッチによるひずみ集中は、止端形状によるひずみ集中と重畳し、破壊起点での局所ひずみを著しく高めることとなり、継手の疲労強度を損なう。このため、C含有量は0.01〜0.10%とする。望ましい下限は0.03%超であり、望ましい上限は0.07%である。
Siは、鋼の脱酸に有効な元素であり、その効果を得るために0.03%以上含有させる。しかしながら、0.60%を超えると、M−A組織の形成が促進される。M−A組織は極めて硬度が高いので、溶接継手の靱性を著しく劣化させることになる。なお、M−A組織とは、ベイナイト組織中に形成される島状マルテンサイトの一種で、残留オーステナイトを含むM−A変態生成物である。したがって、靱性劣化を避けるためにSi含有量は0.60%以下とする。このため、Si含有量は0.03〜0.60%とする。望ましい下限は0.30%、そして望ましい上限は0.50%である。
Mnは、焼入性向上に有効な元素であり、強度上昇と母材の疲労き裂進展抵抗性を向上させるために、0.5%以上含有させる。一方、2.0%を超えると靱性が劣化するので、Mn含有量の上限は2.0%とする。このため、Mn含有量は0.5〜2.0%とする。望ましい下限は0.8%、そして望ましい上限は1.6%である。
Pは鋼中へ混入してくる不純物である。破壊靱性面からは少ないほど望ましい。ただし、Pを除去するにはコストがかかる。このため、許容上限を0.01%とした。
Sも鋼中に混入してくる不純物である。Sは偏析率が高く、かつ低融点物質を形成して凝固割れの原因となるため、極力少ない方がよい。ただし、Sを除去するにはコストがかかる。このため、許容上限を0.05%とした。
AlはSiとともに脱酸に必要な元素であり、その脱酸効果を得るために0.005%を超えるsol.Alを含有させる。他方、sol.Al含有量が0.10%を超えるとM−A組織の形成が促進されて、継手靱性が劣化する。これを避けるためにsol.Al含有量は0.10%以下とする。このため、sol.Al含有量は0.01〜0.10%とする。望ましい下限は0.015%、そして望ましい上限は0.05%である。
Sn、GeおよびPbは鋼材の靭性を劣化させる元素として位置づけられており、特殊な用途の鋼材を除き、従来は可能な限り含有させない方向で検討が進められてきた。それに対し、発明者らは数多の試作材に対して疲労試験を行い、その継手疲労強度を評価した結果、溶接熱影響部の組織微細化を促進するため、継手疲労強度の向上に極めて有益であることを見出した。すなわち、Sn、GeおよびPbから選択される1種以上を製鋼段階で適切量含有させることにより、溶接熱影響部の粒径を顕著に細粒とすることができ、もって継手の疲労強度の向上を図ることができる。この効果を得るには、 これらの元素の含有量を合計で0.02%以上とすることが必要である。一方、これらの元素を含有させると、母材の靭性が劣化する傾向となる。特にその含有量が0.40%を超えると、鋼材の靭性が著しく劣化し、Cr、MoおよびWから選択される1種以上を共存させるという靭性回復手段を採っても、溶接構造用鋼材として適用できないレベルまで靭性が下がる。よって、Sn、GeおよびPbから選択される1種以上の含有量は合計で0.02〜0.40%とする。望ましい下限は0.05%、そして望ましい上限は0.20%である。
Cr、MoおよびWは、Sn、GeおよびPbから選択される1種以上を含有させることに起因して発生する鋼材の靭性劣化に対して、その靭性の回復手段となるため、Cr、MoおよびWから選択される1種以上を含有させる。ただし、Cr、MoおよびWから選択される1種以上の含有量が合計で0.05%未満の場合には、Sn、GeおよびPbから選択される1種以上を含有させることに起因して発生する鋼材の靭性劣化の回復を十分に期待することはできない。一方、Cr、MoおよびWから選択される1種以上の含有量が合計で1.0%を超えると、溶接性が損なわれるので、溶接構造物用鋼材としての適用が大幅に制限される。よって、Cr、MoおよびWから選択される1種以上の含有量は合計で0.05〜1.0%とする。望ましい下限は0.10%、そして望ましい上限は0.70%である。なお、製鋼コストの面からは、Crを単独で0.1%を超えて含有させることが好ましい。
(1) 第1グループ:Nb:0.080%以下、Ti:0.030%以下およびV:0.080%以下から選択される1種以上。
(2) 第2グループ:Cu:0.7%未満およびNi:3.0%以下から選択される1種以上。
(3) 第3グループ:B:0.0030%以下。
(4) 第4グループ:Ca:0.007%以下、Mg:0.007%以下、Ce:0.007%以下、Y:0.5%以下およびNd:0.5%以下から選択される1種以上。
Nb:0.080%以下
Nbは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、焼入性を増すので強度向上と母材の疲労き裂進展抑制に効果がある。また、細粒化作用を通じて靭性を向上させる効果がある。ただし、その含有量が0.080%を超えると靭性が劣化するので、その上限は0.080%とする。好ましくは0.060%以下である。なお、Nbを含有させることによる効果を安定的に得るためには、0.005%以上含有させるのが望ましい。
Tiは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、強度向上と母材の疲労き裂進展抑制に効果がある。ただし、その含有量が0.030%を超えると靭性が劣化するので、その上限は0.030%とする。好ましくは0.020%以下である。なお、Tiを含有させることによる効果を安定的に得るためには、0.005%以上含有させるのが望ましい。
Vは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、強度向上と母材の疲労き裂進展抑制に効果がある。特に厚肉材においては、Vを含有させることによる特性改善が顕著になる。ただし、その含有量が0.080%を超えると靭性が劣化するので、その上限は0.080%とする。好ましくは0.070%以下である。なお、Vを含有させることによる効果を安定的に得るためには0.005%以上含有させるのが望ましい。
Ni:3.0%以下
Niは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、鋼の強度を高める作用がある。また、疲労き裂進展抑制にも効果がある。ただし、その含有量が3.0%を超えると、含有させるNiによるコスト上昇に見合うだけの高強度化と母材の疲労き裂進展抑制効果が見られないので、その上限は3.0%とする。好ましくは2.5%以下である。なお、Niを含有させることによる効果を安定的に得るには0.2%以上の含有が望ましい。
Cuは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、鋼の強度を高める作用がある。ただし、その含有量が0.7%以上になると鋼の靱性が劣化するので、その上限は0.7%未満とする。好ましくは0.5%未満である。なお、Cuを含有させることによる効果を安定的に得るには0.1%以上の含有が望ましい。
B:0.0030%以下
Bは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、焼入性を著しく高くすることで、強度上昇と母材の疲労き裂進展抵抗性を向上させる作用がある。ただし、その含有量が0.0030%を超えると靱性が劣化するので、0.0030%を上限とする。好ましくは0.0025%以下である。なお、Bを含有させることによる効果を安定的に得るには、0.0003%以上の含有が望ましい。
Ca:0.007%以下
Caは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、組織微細化を通して靱性改善に寄与する。ただし、Ca介在物の量が過剰になると、かえって靱性が劣化するので、0.007%を上限とする。好ましくは0.003%以下である。なお、Caを含有させることによる効果を安定的に得るには、0.0015%以上の含有が望ましい。
Mgは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、組織微細化を通して靭性改善に寄与する。ただし、その含有量が0.007%を超えるとMg介在物の量が過剰となって、かえって靭性が劣化するので、0.007%を上限とする。好ましくは0.003%以下である。なお、Mgを含有させることによる効果を安定的に得るには0.0005%以上の含有が望ましい。
Ceは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、組織微細化を通して靭性改善に寄与する。ただし、その含有量が0.007%を超えるとCe介在物の量が過剰となり、かえって靭性が劣化するので、0.007%を上限とする。好ましくは0.003%以下である。なお、Ceを含有させることによる効果を安定的に得るには0.0005%以上の含有が望ましい。
Yは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、組織微細化を通して靭性改善に寄与する。ただし、その含有量が0.5%を超えるとY介在物の量が過剰となり、かえって靭性が劣化するので、0.5%を上限とする。好ましくは0.05%以下である。なお、Yを含有させることによる効果を安定的に得るには0.01%以上の含有が望ましい。
Ndは、必要に応じて含有させることができる。含有させれば、組織の微細化を通して靭性改善に寄与する。ただし、その含有量が0.5%を超えるとNd介在物の量が過剰となり、かえって靭性が劣化するので、0.5%を上限とする。好ましくは0.05%以下である。なお、Ndを含有させることによる効果を得るには0.01%以上の含有が望ましい。
2.鋼板の製造方法
本発明に係る溶接構造物用鋼板は、公知の熱間圧延設備、または公知の熱間圧延設備と公知の熱処理設備を使用して、例えば、以下の手順により製造できる。
[母材強度YS(MPa)]◎:315以上、○:235以上315未満、×:235未満。
[母材靱性VE−5(J)]◎:120以上、○:100以上120未満、×:100未満。
[溶接性]◎:予熱不要、×:予熱必要。
[継手靱性VE−5(J)]◎:100以上、○:50以上100未満、×:50未満。
[継手疲労特性:疲労限(MPa)]◎:120以上、○:100以上120未満、×:100未満。
[総合評価]◎:上記の5つの試験結果のすべてが◎であるもの。
○:上記の5つの試験結果が、◎または○であるもの。
×:上記の5つの試験結果のうち、一つでも×があるもの。
Claims (5)
- 質量%で、C:0.01〜0.071%、Si:0.03〜0.60%、Mn:0.8〜2.0%、Cr:0.1%を超え1.0%以下、P:0.0145%以下、S:0.005%以下、sol.Al:0.005%を超えて0.10%以下を含有し、Sn、GeおよびPbから選択される1種以上を合計で0.02〜0.40%並びにCr、MoおよびWから選択される1種以上を合計で0.1%を超え1.0%以下を含み、残部はFeおよび不純物からなり、フェライト分率が40%以下であることを特徴とする溶接部の継手疲労特性に優れた溶接構造物用鋼板。
- Feの一部に代えて、質量%で、Nb:0.080%以下、Ti:0.030%以下およびV:0.080%以下から選択される1種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載の溶接構造物用鋼板。
- Feの一部に代えて、質量%で、Cu:0.7%未満およびNi:3.0%以下から選択される1種以上を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の溶接構造物用鋼板。
- Feの一部に代えて、質量%で、B:0.0030%以下を含有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の溶接構造物用鋼板。
- Feの一部に代えて、質量%で、Ca:0.007%以下、Mg:0.007%以下、Ce:0.007%以下、Y:0.5%以下およびNd:0.5%以下から選択される1種以上を含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれかに記載の溶接構造物用鋼板。
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