JP5654007B2 - Mr画像誘導治療 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴(MR)画像化の分野に関する。本発明は、MR画像化ユニットと、患者の身体の組織内に、フォーカスした熱エネルギーのデポジション(deposition)をする温熱治療ユニットとを有する治療システムに関する。さらに、本発明は、コンピュータプログラムと、温熱治療の監視方法とに関する。
以下に詳しく説明するように、医学界において、熱エネルギーデポジション(thermal energy deposition)が、病変組織を壊死させる手段としてますます使われるようになっている。以下、本発明を、高密度焦点式超音波(HIFU)による温熱治療(therapeutic thermal treatment)のコンテキストで開示する。HIFUでは、焦点を絞った超音波ビームの発生に、圧電トランスデューサのフェーズドアレイを用いる。しかし、留意点として、本発明の技術は焦点を絞った熱エネルギーのデポジション(deposition)をするいかなるタイプの装置に関しても等しく適用できる。例えば、レーザや無線周波数アンテナがある。
超音波治療ユニットとMR画像化ユニットとを有する治療システムは、例えば特許文献1に記載され、一般的に知られている。既知のシステムでは、MR画像化ユニットは、超音波治療ユニットによる温熱療法治療を監視するために用いられる。
超音波はますます特定の治療的介入に対する望ましいアプローチとなっている。特に、高密度焦点式超音波(high intensity focused ultrasound)は、子宮筋腫の温熱治療的介入をするアプローチとして現在用いられており、肝臓、脳、前立腺、その他の癌病巣の治療に用いる可能性が研究されている。超音波は、血栓溶解を仲介する手段(sonothrombolysis)として大いに研究され、心臓発作患者に対するtPAの使用などの既存の医学的治療の効率を高めることが示されている。超音波仲介薬物送達と遺伝子治療も活発な研究領域となっている。遺伝子治療におけるタンパク質の遺伝子発現や、サイト目標治療(site-targeted therapies)における増加する薬剤の送達は、最小の副作用で幅広い病気を治療できる可能性がある。その他の超音波治療のアプリケーションは、脂肪除去などの美容を目的とした非侵襲的治療である。これらのアプリケーションにおける超音波の利用は、深部の組織の非侵襲的治療ができ、上部の器官にほとんど又はまったく影響を与えない点で望ましい。
組織切除のための超音波治療では、切除する組織(tissue of interest)に高強度超音波を当てる。超音波は吸収され、熱に変わり、組織の温度を上げる。温度が55℃より高くなると、組織の凝固壊死が起こり、すぐに細胞死が起こる。治療で用いるトランスデューサは身体の外側にあるか、または例えば血管、尿道、直腸を通して身体の中に挿入される。
水の陽子共鳴周波数シフト(PRFS)に基づくMRサーモメトリー(thermometry)は、現在、切除温熱治療の非侵襲的監視の「ゴールドスタンダード」と考えられている。陽子共鳴周波数の温度依存性は、主に水の中の水素結合の温度により誘起される破壊、伸び、または曲がりによるものである。純粋の温度依存性は1℃当たり0,0107ppmであり、水ベースの組織の温度依存性はこの値に近い。MR画像化装置内の不均一磁場のため、絶対的な陽子共鳴周波数測定は可能ではない。その代わり、最初に熱をかける前にMR画像を撮り、その後の測定結果からこのベースライン・サーモグラフィック画像を引くことにより、陽子共鳴周波数の変化を測定する。温度により誘起される陽子共鳴周波数の変化は、適切でそれ自体は既知であるMR画像化シーケンスによるMR信号の位相変化、または周波数シフトの測定により推定される。
異なる位置に治療をするために超音波トランスデューサを動かすアプリケーションで問題が生じる。トランスデューサの動きにより局所磁場が変化する。温度値を計算するために、動きの前後の位相画像を引くことができない。この問題を回避する一方法は、次の処理をする前に組織をベースライン値(例えば、37℃)までクールダウンさせるために、超音波トランスデューサを動かすたびに十分長い時間待つことである。そして、超音波トランスデューサの新しい位置及び方向で超音波を当てる前に、新しいベースライン・サーモグラフィックMR画像を撮るこの方式の欠点は、処置の時間が必要以上に長いことである。
現在使われているMRサーモメトリー・シーケンスでは、3次元空間における、異なる瞬間の体積温度情報を取得できない。その代わり、MRサーモメトリーは現在のところ二次元画像平面に限定されており、そのために処置を監視する温度更新時間を十分短く(reasonable)できている。MRサーモメトリーをする画像平面の位置は注意深く選択しなければならない。これは、安全を確保して、重要な解剖学的構造や正常な組織を保護しなければならないからである。さらに、確実に、目標領域を十分に加熱して、組織を完全に切除しなければならない。超音波トランスデューサを動かす必要があり、超音波照射を中断せずに処置を継続しなければならないアプリケーションでは、例えば腔内でトランスデューサを回転させるような場合、MRサーモメトリーをする画像平面を連続的に動かして更新する必要がある。治療では超音波トランスデューサを複数の位置と方向にしなければならないので、温度監視に用いる画像平面を、トランスデューサのすべての位置と方向に対応するように選択することはできない。
国際公開公報第2008/152542A2
上記の通り、容易に分かることは、MR画像誘導HIFUの治療システムを改良する必要があるということである。本発明の目的は、MRサーモメトリーに基づく温熱処置の時に、超音波トランスデューサの位置と方向が変わっても、温度を継続的に監視できるようにすることである。
本発明では治療システムを開示する。本発明のシステムは、検査ボリュームに配置した患者の身体からMR信号を取得するように構成されたMR画像化ユニットと、前記身体の組織内に熱エネルギーをデポジションする熱処置ユニットとを有する。本発明のシステムは、
a)前記検査ボリューム内のフォーカス位置において前記身体の組織を加熱して熱処置を開始する段階と、
b)前記熱処置のフォーカス位置が第1の画像平面内にあり、前記第1の画像平面からMR信号を選択的に取得する段階と、
c)前記第1の画像平面から取得したMR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成する段階と、
d)前記第1の画像平面とは異なる少なくとも1つの第2の画像平面内の温度分布からベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算する段階と、
e)前記熱処置のフォーカスを前記検査ボリューム内の新しい位置に動かす段階と、
f)前記第1の画像平面の位置及び/または方向を変えて、前記熱処置のフォーカスの新しい位置に対応させる段階と、
g)前記b)段階とc)段階を繰り返し、d)段階で計算したベースライン・サーモグラフィックMR画像を、その後のc)段階におけるサーモグラフィック画像の再構成に用いる段階と、を実行するように構成される。
本発明により、治療監視に必要な領域におけるMRサーモメトリーを継続的に取得できるようになる。本発明は、少数の2次元画像平面で集めた粗な一組の温度データを用いる。本発明のアプローチにより、組織がベースラインレベルまで冷えるのを待たずに、温度監視に用いる画像平面の位置と方向がトランスデューサに追随する。さらに、本発明により、トランスデューサの動きによる局所磁場変化により生じる問題を解消できる。
本発明は、主に腔内アプリケーションを目的としているが、温熱処理に用いるアプリケータをいろいろな位置や方向に動かすが、位置と方向が変わっても治療ステップを遅らせずに処置を進める必要があるようなその他のアプリケーションにも用いることができる。
通常、実際の処置を開始する前に、治療計画を立てるため一組のMR画像を取得する。この計画段階後、温熱処置を開始し、処置する組織の加熱を始める。本発明では、MRサーモメトリーに基づく温度監視を、処置中に、第1の(動的)領域すなわち第1の画像平面から行う。この領域は、超音波トランスデューサの動きに応じて移動する。さらに、治療の期間を通して固定される第2の(静的)領域、すなわち少なくとも1つの第2の画像平面を画定する。処置中、身体の第1と第2の領域で、実質的に規則的な時間間隔で、温度情報を取得する。超音波トランスデューサを動かすと、対応して、温熱処置のフォーカスが検査ボリューム内の新しい位置に動く。第1の領域すなわち第1の画像平面の位置及び/または方向は、それからMRサーモグラフィック画像を継続的に取得するものであるが、これを、温熱処置のフォーカスの新しい位置に対応して変更する。静的な第2の領域内の温度分布は、温熱処置のフォーカスの変更の前に監視されており、これを用いて、変化後の、すなわち温熱処理のフォーカスを動かした後の、第1の領域内の温度分布を求める。これを、第2の領域内で収集した温度分布からベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算し、後段の画像再構成段階においてこのベースライン・サーモグラフィックMR画像を用いることにより行う。その結果、まだ選択されていない画像領域の温度マップを作成して、事前にシステムのユーザインタフェースを介して治療システムのユーザに表示できる。その後の超音波トランスデューサの位置及び/または方向に対して、全手順を複数回繰り返す。この時、第1の画像領域を継続的に更新する。
本発明の好ましい実施形態では、温熱処置のフォーカスの変更後、後段の画像再構成に用いるベースライン・サーモグラフィックMR画像を、温熱処置のフォーカスを動かす前に選択した静的な第2の画像領域から選択的に取得したMR信号から計算する。このように、処置中、粗い一組の温度データを継続的に収集し、ユーザが事前に選択していない領域における温度監視を可能にする。
さらに別の本発明の好ましい実施形態では、第1の画像領域は、温熱処置のフォーカスの新しい位置に対応する第1の画像領域の位置及び/または方向の変化後の第2の画像領域と合致する。この実施形態では、第1の画像平面は、第1の処置のフォーカスが第1の平面内にあり、その後の第2の処置のフォーカスが第2の平面内にあるように、配置(align)される。第1の処置中に第2の平面から取得したMR信号により、第2の処置のフォーカスにおけるベースライン・サーモグラフィックMR画像を与え、それにより、第1の処置の位置(site)から第2の処置の位置にフォーカスが動いた後も継続的に温度監視ができる。これには対応する計画も含み、処置する位置の順序に応じて複数の第2の画像平面を選択する。
本発明のさらに別の好ましい実施形態では、基本的に第1の画像平面に対して垂直な一組の2つ以上の第2の画像平面を利用する。この場合、処置のフォーカスの位置及び/または方向の変更後の画像再構成段階に用いるベースライン・サーモグラフィックMR画像は、一組の第2の画像平面から取得したMR信号から再構成したサーモグラフィックMR画像の空間的補間により計算する。
ここまで説明した本発明のシステムにより、身体組織の温熱処置の監視方法を実行できる。該方法は、前記身体の第1の領域からMR信号を選択的に取得する段階と、前記第1の領域から取得したMR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成する段階と、前記身体の第2の領域内の空間的温度分布からベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算する段階と、前記第1の領域の位置及び/または方向を変更する段階と、前記変更した第1の領域からMR信号を選択的に取得する段階と、前記第2の領域内の空間的温度分布から計算した前記ベースライン・サーモグラフィックMR画像を用いて、前記変更した第1の領域から取得した前記MR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成する段階とを有する。
本発明の方法は、好都合にも、現在のところ臨床で使用されているほとんどのMR画像誘導HIFUシステムで実施することができる。このため、システムを本発明の上記の方法ステップを実行するように制御するコンピュータプログラムを利用するだけでよい。コンピュータプログラムは、治療システムの対応する制御ユニットにインストールするため、データ担体(CD、DVD、USBスティック等)上にあっても、ダウンロードするためにデータネットワーク中にあってもよい。
添付した図面には、本発明の好ましい実施形態を開示した。しかし、言うまでもなく、図面は例示のみを目的としたものであり、本発明の限定を意図したものではない。
本発明の治療システムを示す図である。 経尿道超音波トランスデューサの回転運動を示す図である。 図2に示した位置における温度値を時間の関数として示す図である。 前立腺の長手方向サーモグラフィックMR画像を示す図である。 本発明による画像平面の空間的位置を示す図である。 超音波トランスデューサの回転後の画像平面の変化を示す図である。
図1を参照するに、治療システム1を示す。このシステムは、検査ボリュームを通るZ軸に沿って実質的に一様かつ時間的に一定な主磁場を発生する、超伝導または通常伝導(resistive)の主磁石コイル2を有する。
磁気共鳴発生・操作システムは、一連のRFパルスと、スイッチされる傾斜磁場(magnetic field gradients)を印加して、核磁気スピンを反転または励起し、磁気共鳴を誘起し、磁気共鳴をリフォーカスし、磁気共鳴を操作し、磁気共鳴を空間的その他にエンコードし、スピンを飽和させるなどして、MR画像化を行う。
より具体的には、傾斜パルス増幅器3が、電流パルスを印加して、検査ボリュームのX、Y、Z軸に沿った全身傾斜コイル4、5、6のうち1つを選択する。デジタルRF周波数トランスミッタ7は、送受スイッチ8を介して、全身ボリュームRFコイル9にRFパルスまたはパルスパケットを送信し、検査ボリュームにRFパルスを送信する。一般的なMR画像化シーケンスは、短いRFパルスセグメントが一体となった(which taken together with each other)パケットよりなり、印加された傾斜磁場が核磁気共鳴の選択的な操作を実現する。RFパルスを用いて、共鳴を飽和させ、励起し、磁化を反転し、共鳴をリフォーカスし、共鳴を操作し、検査ボリュームに配置された身体10の一部を選択する。MR信号は全身ボリュームRFコイル9によってもピックアップされる。
パラレル画像化などにより身体10の限定された領域のMR画像を生成するため、一組のローカルアレイRFコイル11、12、13が、画像化のため選択された領域に隣接して配置される。アレイコイル11、12、13を用いて、ボディコイルRF送信により誘起したMR信号を受信することができる。
その結果得られるMR信号は、ホールボディボリュームRFコイル9及び/またはアレイRFコイル11、12、13によりピックアップされ、好ましくはプリアンプ(図示せず)を含む受信器14により復調される。受信器14は、送受スイッチ8を介してRFコイル9、11、12、13に接続されている。
ホストコンピュータ15は、傾斜パルスアンプ3と送信器7を制御して、エコープレーナ画像化(EPI)、エコーボリューム画像化、傾斜・スピンエコー画像化、高速スピンエコー画像化など複数のMR画像化シーケンスを発生する。選択されたシーケンスに対して、受信器14は、信号すなわち各RF励起パルスにすぐ続く複数のMRデータラインを受信する。データ取得システム16は、受信した信号のアナログ・ツー・デジタル変換を行い、各MRデータラインを後段の処理に適したデジタルフォーマットに変換する。現代のMR装置では、データ取得システム16は、生画像データの取得に特化した別個のコンピュータである。
最終的に、デジタルの生画像データは、再構成プロセッサ17により画像表示に再構成される。再構成プロセッサ17はフーリエ変換またはその他の適当な再構成アルゴリズムを用いる。MR画像は、例えば、患者の平面スライス、一連の平行な平面スライス、3次元ボリューム、その他を表す。画像は画像メモリに格納される。画像はアクセスされ、スライス、投影、画像表示のその他の部分が、ビデオモニタ18などを介して視覚化するための適当なフォーマットに変換される。ビデオモニタ18は得られたMR画像を人間が読むことができるように表示する。
システム1は、さらに、超音波制御ユニット20に接続された経尿道アプリケータ19を有する温熱処置ユニットを含む。超音波制御ユニット20は、駆動電子回路と、アプリケータ19のトランスデューサを動かすモータを有する。超音波制御ユニット20は、システムのホストコンピュータ15に接続している。ホストコンピュータ15は、温熱処置を開始し、アプリケータ19の超音波トランスデューサの動きを制御する。トランスデューサは、患者に対して上下方向で、身体10の尿道内に配置され、前立腺の周囲に向けて超音波エネルギーを放射する。このように、トランスデューサ本体に平行な縦方向の一平面で加熱をする。前立腺全体を切除するため、超音波制御ユニット20により、角度の増分ずつトランスデューサを回転する。
図2を参照するに、尿道21に対して横方向の一画像平面のMRサーモメトリー画像を、超音波トランスデューサの異なる2つの角度方向に対して示した。温度・熱量プロファイル(temperature and thermal dose profiles)22は、トランスデューサの異なる方向を反映する。
続けて図2を参照し、さらに図3も参照するに、約1秒またはそれ以上離れた様々な時点における、点23における温度を図3のグラフに示した。加熱段階では、MRサーモメトリー画像化は各時点において温度差がある。温度値T0からT8は、連続するMR画像間で測定した位相シフトから計算した。温度値T0の計算には、対応するベースライン温度値(例えば、37℃)を仮定した。
温度値T5を取得した後すぐにトランスデューサを回転した。対応する瞬間を図3中の矢印で示した。この瞬間以降、連続する温度値T5、T6、T7、T8の低下により示されたように、点23における温度は下がり始めた。トランスデューサの動きのため、温度値T5からT6へのMRサーモメトリー・ベースの温度変化は、正確ではないかも知れない。MR信号の位相変化が温度変化を表さない点まで磁場が変わっているからである。温度値T6を測定できないのは問題である。T5以降のすべての温度値を測定できないということになるからである。
(超音波制御ユニット20のモータ制御により決まる)トランスデューサの方向が変わると、システム1のホストコンピュータ15(図1参照)に通知される。ホストコンピュータ15は、トランスデューサの新しい方向の平面中の音響強度プロファイルを参照する。新しい方向における音響強度分布と、トランスデューサの回転前の時間における温度分布とに基づき、有限差分法を用いたバイオヒートモデリングを適用して、トランスデューサの回転直後の温度分布を計算できる。より簡単な代替策は、事前にバイオヒートモデリングにより、またはファントム実験により取得した、点23における温度変化のルックアップテーブルを用いることである。本発明では、これらの方法により、MRベース温度監視プロセスを、トランスデューサの回転直後に継続することができる。さらに超音波を当てる前に、組織をベースライン温度値まで冷やす必要はない。熱量(thermal dose)は温度履歴全体に依存し、そのため本発明により、トランスデューサを回転した瞬間以降の熱量を正確に計算できる。
バイオヒート熱シミュレーションはHIFUアプリケーションにおいて広く使われている。これらのシミュレーションは、組織特性の名目値を用いてアプリオリに実行でき、その結果を空間の各点についてルックアップテーブルとして記憶することができる。一方、シミュレーションは、実際の処理に先立つ試行により求めた患者の組織における温度上昇のデータ(knowledge)に基づき、処置の日に実行できる。さらに、シミュレーションは、第1の回転の前にトランスデューサの第1の回転における温度上昇に基づいてもよい。あるいは、温度値はファントム、生体外、または生体内前研究により求めることができる。シミュレーションで用いる組織音響・熱特性は、MRサーモメトリー・ベース非侵襲的熱及び温度パラメータ推定アプローチを用いてその場で推定することもできる(Cheng et al., "Tissue thermal conductivity by magnetic resonance thermometry and focused ultrasound heating", Journal of Magnetic Resonance Imaging, 2002, vol. 16 (5), pages 598-609を参照)。このように、本発明により、処置する組織領域内の温度分布を取得できる。これに基づき、熱処理のフォーカスの変化に対応して、処理と監視手順を中断することなく、画像平面の位置及び/または方向を変更できる。
図4ないし図6を参照するに、以下に、本発明による静的及び動的温度監視画像平面の利用により、空間的に適当な温度情報をいかに入手するか説明する。可能性のある温度画像化平面の設定を図4に示した。図4は、縦方向画像平面24にオーバーレイとして表した、トランスデューサ29の加熱ゾーン周辺に配置された5つの画像平面を示す。画像平面24における温度プロファイル22を示した。縦方向平面24は、本発明の意義の範囲内で第1の画像平面を構成する。第1の画像平面は、尿道に沿ってトランスデューサ29を通り、トランスデューサの方向で音響エネルギーが最大となる平面をカバーしている。トランスデューサ29を回転すると、縦方向平面24は継続的に更新され、音響エネルギーの最大値に沿った方向に留まる。3つの画像平面25、26、27は、本発明の意義の範囲内で第2の画像平面を構成する。横方向画像平面25、26、27は静的である。治療中、これらの位置と方向は変化しない。第5の画像平面28は安全評価に用いる。平面28におけるMRサーモメトリーにより、超音波ビームの近接場領域が過度に加熱されて、キャビテーション、沸騰、減衰増大など超音波ビームが遠隔場領域に伝搬することを妨げる意図しない効果を生ずることがなくなる。その他の安全性評価をすべき点(potential locations)として、熱的ダメージから保護すべき直腸壁と神経血管束がある。
間隔が粗い第2の画像平面25、26、27で測定した温度データは、空間的に補間して、直接的に測定していない画像平面における温度推定値を求める。このように、新しい第1の画像平面24の位置と方向におけるベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算してから、超音波トランスデューサ29の新しい方向において加熱を開始することができる。このコンセプトを図5に示した。図5には、前立腺30の冠状断面を示した。実線は第1と第2の画像平面24、25、26、27を示し、点線31は新しい位置における補間したベースライン・サーモグラフィックMR画像を表す。測定した第2の画像平面25、26、27から、補間したベースライン・サーモグラフィックMR画像を求める。補間は、線形補間やスプライン・ベース補間など任意の適切な方法により行える。これにより、縦方向の温度画像化平面、すなわち第1の画像平面が、温熱治療と温度監視を中断しなくとも、超音波平面と常に平行になる。
図6は第1の画像平面の回転を示す。トランスデューサ29の回転前の第1の画像平面の方向を参照数字24で示した。トランスデューサ29の回転後の方向を参照数字24′で示した。本発明では、回転した第1の画像平面24′における温度マップは、図5に示した静的な横方向の第2画像平面25、26、27での継続的温度測定から得られる。このように、平面24は常に更新され、トランスデューサ29の方向に追随する。
他の一実施形態(図示せず)では、異なる2つの縦方向平面を、本発明の意義の範囲内で、第1と第2の画像平面として選択する。第1の画像平面が常に温熱処置をフォーカス位置になり、他の(第2の)画像平面が次の処理のフォーカス位置(next treatment)になるよう、画像平面を配置(align)する。第2の画像平面における温度測定によりベースライン温度値を求め、熱処置のフォーカスが第1の位置から第2の位置に動いた時に、継続的な温度監視をするためにこのベースライン温度値を用いる。

Claims (10)

  1. 検査ボリュームに配置した患者の身体からMR信号を取得するように構成されたMR画像化ユニットと、
    前記身体の組織内に熱エネルギーをデポジションする熱処置ユニットと
    を有する治療システムであって、
    前記システムは、
    a)前記検査ボリューム内のフォーカス位置において前記身体の組織を加熱して熱処置を開始する段階と、
    b)前記熱処置のフォーカス位置が第1の画像平面内にあり、前記第1の画像平面からMR信号を選択的に取得する段階と、
    c)前記第1の画像平面から取得したMR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成する段階と、
    d)前記第1の画像平面とは異なる少なくとも1つの第2の画像平面内の温度分布からベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算する段階と、
    e)前記熱処置のフォーカスを前記検査ボリューム内の新しい位置に動かす段階と、
    f)前記第1の画像平面の位置及び/または方向を変えて、前記熱処置のフォーカスの新しい位置に対応させる段階と、
    g)前記b)段階とc)段階を繰り返し、d)段階で計算したベースライン・サーモグラフィックMR画像を、その後のc)段階におけるサーモグラフィック画像の再構成に用いる段階と、
    を実行するように構成された、システム。
  2. d)段階において、前記少なくとも1つの第2の画像平面から選択的に取得したMR信号から、前記ベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算するように構成された、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の画像平面は、f)段階で位置及び/または方向を変えた後、前記第2の画像平面と合同である、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記第2の画像平面は前記第1の画像平面と基本的に垂直である、請求項1ないし3いずれか一項に記載のシステム。
  5. 一組の2つ以上の第2の画像平面からMR信号を取得するように構成され、前記ベースライン・サーモグラフィックMR画像は、前記一組の第2の画像平面から取得した前記MR信号から再構成したサーモグラフィックMR画像を空間的に補間することにより、d)段階で計算される、請求項1ないし4いずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記b)段階ないしf)段階を複数回繰り返すように構成され、d)段階を繰り返すごとに計算したベースライン・サーモグラフィックMR画像を、その後に繰り返すc)段階におけるサーモグラフィック画像の再構成に用いる、請求項1ないし5いずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記少なくとも1つの第2の画像平面の位置及び/または方向は、b)段階からf)段階を繰り返す時に一定とされる、請求項6に記載のシステム。
  8. さらに、局所陽子共鳴周波数シフトからサーモグラフィック画像を再構成するように構成された、請求項1ないし7いずれか一項に記載のシステム。
  9. コンピュータに、
    身体の組織を加熱して熱処理を開始する段階と
    前記身体の第1の領域からMR信号を選択的に取得する段階と
    前記第1の領域から取得したMR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成する段階と
    前記身体の第2の領域内の空間的温度分布からベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算する段階と
    前記第1の領域の位置及び/または方向を変更する段階と
    前記変更した第1の領域からMR信号を選択的に取得する段階と
    前記第2の領域内の空間的温度分布から計算した前記ベースライン・サーモグラフィックMR画像を用いて、前記変更した第1の領域から取得した前記MR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成する段階と
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  10. 検査ボリュームに配置した患者の身体からMR信号を取得するように構成されたMR画像化ユニットと、前記身体の組織内に熱エネルギーをデポジションする熱処置ユニットとを有する治療システムにおける動作方法であって、
    前記システムは、
    前記検査ボリューム内の第1のフォーカス位置において、前記身体の組織を加熱する熱処置により前記熱処置のフォーカス位置がある第1の画像平面から選択的に取得したMR信号からサーモグラフィックMR画像を再構成し、前記再構成されたサーモグラフィックMR画像に基づき前記第1の画像平面とは異なる少なくとも1つの第2の画像平面内の温度分布からベースライン・サーモグラフィックMR画像を計算する段階と、
    前記検査ボリューム内の前記第1のフォーカス位置とは異なる第2のフォーカス位置において、前記段階を繰り返す段階と、
    を含む、動作方法。
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