JP5650874B1 - 制御方法、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

エネルギー使用量が所定の基準値以上の日のマス(1504)は第1色で表示され、エネルギー使用量が所定の基準値日未満のマス(1504)は第2色で表示されたカレンダーデータ表示欄(1503)を備える使用量確認画面(1500)が表示される。

Description

本開示は、例えば、ネットワークを介して電化機器のログ情報を収集及び管理する情報管理システムに用いられる情報提供方法に関する。
特許文献1は、電力を計測する電力計測器を備えた分電盤を開示する。前記電力計測器は電力検出用センサを備えている。前記電力計測器は、前記電力検出用センサからの電圧値または電流値により瞬時電力を計測し、前記瞬時電力を積算して積算電力値を演算する。前記電力計測器はインターネットなどのネットワークを介して電力モニタ演算部と接続される。前記電力モニタ演算部は前記電力計測器からの積算電力値を基に、表示画面を作成し、外部端末に配信する。前記表示画面は、前記電力計測器からの瞬間電力が1時間持続したものと変換した場合の「使用電力量」及び「発電量」を数値表示及びグラフ表示する表示領域を含む。また、前記表示画面のグラフ表示は日単位又は月単位などで表示される。また、目標値をグラフ上に表示することもできる(例えば、段落[0052]〜段落[0056]及び図8〜図12)。
特許文献2は、監視対象月間の日付の曜日と一致するように比較対象月間の日付をシフトさせて対応する日付同士の消費電力量計測値を日毎に表示させる技術を開示する(例えば、段落[0009]、段落[0040]〜段落[0068]及び図10)。
しかし、上記従来の技術では、更なる改善が必要であった。
特開2002−296307号公報 再公表2011/155258号公報
上記課題を解決するために、本開示の一態様は、ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、前記通信装置のコンピュータに対して、月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる。
本態様により、更なる改善が図れた。
本開示による管理システムの全体構成の第1例を示す図である。 本開示による管理システムの全体構成の第2例を示す図である。 本開示による管理システムの全体構成の第3例を示す図である。 本開示による管理システムの全体構成の第4例を示す図である。 第1例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第1例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第2例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第2例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第3例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第3例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第4例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第4例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 第4例の管理システムの構成パターンを示すブロック図である。 基本画面の一例を示す図である。 使用量確認画面の第1例を示す図である。 使用量確認画面の第2例を示す図である。 第1例の使用量確認画面の別の表示例を示す図である。 目安日数が当月の残日数より少ない場合の第1例の使用量確認画面を示す図である。 使用量確認画面の第3例を示す図である。 使用量確認画面の第4例を示す図である。 使用量確認画面の第5例を示す図である。 使用量確認画面の第6例を示す図である。 基準値テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 エネルギー管理データのデータ構成の一例を示すデータである。 エネルギー表示データのデータ構成の一例を示す図である。 カレンダー予定リストのデータ構成の一例を示す図である。 エネルギーデータの収集処理を示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 管理システムの処理シーケンスを示すシーケンス図である。 使用量確認画面の表示処理の第1例のフローチャートである。 使用量確認画面の表示処理の第2例のフローチャートである。 使用量確認画面の表示処理の第3例のフローチャートである。 使用量確認画面の表示処理の第4例のフローチャートである。 使用量確認画面の表示処理の第5例のフローチャートである。 エネルギー表示データの生成処理(S3704、S3812)のフローチャートである。 端末でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第1例のフローチャートである。 端末でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第2例のフローチャートである。 端末でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第3例のフローチャートである。 端末でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第4例のフローチャートである。 端末でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第5例のフローチャートである。 端末でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第6例のフローチャートである。 アドバイス描画処理(S4307)を示すフローチャートである。
(本開示に係る一態様を発明するに至った経緯)
上記の特許文献1は、前記表示画面に、時間単位、日単位又は月単位にて、前記電力計測器からの瞬間電力が1時間持続したものと変換した場合の「使用電力量」及び「発電量」を、目標値と共にグラフ表示するに過ぎない。
しかし、所定の時間単位にて、単に「使用電力量」及び「発電量」をグラフ表示しただけでは、なぜその日に「使用電力量」が目標値を超えたのか又は目標値以内に収まったのか判断できない。例えば、一日中家の中で過ごしたので、その日の消費電力量が前記目標値を超えたという判断はできない。同様に、例えば、その日は旅行で外出していたので、その日の消費電力量が前記目標値以下であったという判断はできない。
そのため、特許文献1では、単に、その日に「使用電力量」が目標値を超えたのか又は目標値以内に収まったかを示すに止まり、その日に「使用電力量」が目標値を超えた理由又は目標値以内に収まった理由などの判断材料を提示しないので、省エネ促進効果が低減する。
上記の特許文献2は、前月又は前年の消費電力量と比較した今月の消費電力量を表示するに過ぎない。
そのため、特許文献2においても、なぜその日に使用電力量が前月又は前年と比較して多かったのか又は少なかったのか判断できない。例えば、今月のその日は、一日中家の中で過ごしたので、その日の消費電力量が比較的多かったという判断はできない。同様に、例えば、今月のその日は、旅行で外出していたので、その日の消費電力量が比較的少なかったという判断はできない。
そのため、特許文献2も、単に、その日に使用電力量が比較的多かった又は比較的少なかったかを示すに止まり、その日に使用電力量が比較的多かった理由又は比較的少なかった理由などの判断材料を提示しないので、省エネ促進効果が低減する。
以上の検討を踏まえ、本発明者は、本開示にかかる各態様の発明を想到するに至った。
(1)本開示の第1の態様は、
ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
前記通信装置のコンピュータに対して、
月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる。
本態様は、前記ユーザの通信装置のディスプレイに表示されるカレンダーデータを提供する。前記カレンダーデータは、当該又は当該週月の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成して表示する。即ち、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示する画面であると共に、消費電力量を表す画面を兼用する。
これにより、例えば、ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えている場合、前記カレンダーデータを用いて前記ある日の予定を確認できる。そのため、ユーザは、なぜ前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えたのかを、前記ある日の予定を参酌して判断できる。例えば、一日中家の中で過ごしたので、前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えたと即座に判断できる。
同様に、例えば、他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であった場合、前記カレンダーデータを用いて前記他の日の予定を確認できる。そのため、ユーザは、なぜ前記他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であったのかを、前記他の日の予定を参酌して判断できる。例えば、前記他の日は旅行で外出していたので、前記他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であったと即座に判断できる。
このように、既存のカレンダーデータを利用して、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示すると共に、消費電力量を表示するので、各日の消費電力量の多少の理由を即座に判断できる。例えば、週単位又は月単位などで消費電力量を管理する場合に、本態様は適切な管理を効果的に支援できる。
従って、本態様によると、例えば、前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えた場合、又は、例えば、他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であった場合、その理由を示すためだけに用いられるパラメータを別個に生成して表示させるものではなく、既存のカレンダーデータを利用する。そのため、ユーザが確認すべき表示数を増加させることなく、ユーザが使い慣れたカレンデーデータというユーザインターフェースを兼用して操作性の向上を図ることができる。
また、ユーザは、前記カレンダーデータを用いて、前記ユーザの予定を確認する際には、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を各日単位にて確認することになる。
そのため、本日前の段階において、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日と、消費電力量が前記所定の基準値以下である日との割合を、ユーザは、前記カレンダーデータを見る際にはその都度認識することになる。例えば、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日の割合が、消費電力量が前記所定の基準値以下である日より多い場合には、本日以降、消費電力量を抑えた行動が必要になると、前記ユーザに認識させることができる。
その結果、本日以降の消費電力量を意識させることで、前記ユーザを効果的に省エネ行動に向けさせるので、当該月全体として、各日の消費電力量の平均値を前記基準値以下にすることを促進させることができる。
また、消費電力量をそのまま数字で前記カレンダーデータに表すのではなく、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を用いて表示する。そのため、上記のように、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日と、消費電力量が前記所定の基準値以下である日との割合として、消費電力量を簡易なデータ形式にて前記ユーザに認識させることができる。その結果、前記ユーザが前記カレンダーデータを確認する際に、前記ユーザの注意を簡易に消費電力量に向けさせることができる。
尚、前記情報管理システムから受信する消費電力量を示す情報は、日単位に集計済みの情報であってもよく、また、一日の中での所定時間単位の情報であってもよい。前記情報管理システムから受信する消費電力量を示す情報が、一日の中での所定時間単位の情報である場合、前記通信装置が日単位の情報に集計することになる。
尚、前記消費電力量を示す情報は、前記情報管理システムにおいて、電化機器に電力を供給する分電盤に接続された計測ユニットから受信してもよい。
(2)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記当該月又は当該週の本日の消費電力量に応じて前記第1表示又は前記第2表示を表示させてもよい。
(3)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記当該月又は当該週の本日の消費電力量に応じて前記第1表示又は前記第2表示を表示させるようにしてもよい。
本態様によると、当該月又は当該週の本日が翌日に移行する毎に、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記第1表示又は前記第2表示がなされる。即ち、一日毎にデータカレンダーデータの表示は更新される。そのため、前記カレンダーデータを用いて、日々、前日までの消費電力量の最新状況を確認でき、また、前記当該月又は当該週の消費電力量の推移を前記当該月の全体として把握できる。
(4)上記第1の態様において、例えば、
前記第1表示は第1色を用いて表された表示であり、前記第2表示は前記第1色とは異なる第2色を用いて表された表示であってもよい。
本態様によると、日々の消費電力量を前記第1色又は前記第2色を用いて表すことになる。そのため、一日の消費電力量を、例えば、250kWhと表示した場合、一般ユーザは、その数字が例えば一般家庭と比較して多いのか若しくは少ないのか判断することは必ずしも容易ではない。これに対して本態様では、日々の消費電力量を前記第1色又は前記第2色を用いて表すことにより、日々の消費電力量が多いのか若しくは少ないのか容易に前記ユーザに認識させることができる。その結果、その日の消費電力量が多いと前記ユーザにおいて認識されれば、翌日の消費電力量を抑える省エネ行動に容易に、前記ユーザを駆り立てることができる。
(5)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の平均消費電力量が当該月又は当該週の平均消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を表示させるようにしてもよい。
当該月又は当該週の残日数が少なくなるほど、各日の消費電力量が前記所定の基準値を超える日が多くなると、前記当該月の平均消費電力量は前記当該月又は当該週の目標値以下にはならない。そこで、本態様では、一定の目安として、当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば当該月又は当該週の平均消費電力量が前記所定の基準値以下になるかを示す目安日数を算出する。そして、この目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を表示させる。これにより、目安日数が残日数より多ければ、当該月又は当該週はまだ電力消費量に余裕があるといった判断材料をユーザに提示でき、目安日数が残日数よりも少なければ、今月は電力消費量を抑制する必要があるといった判断材料をユーザに提示できる。
(6)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の合計消費電力量が当該月又は当該週の合計消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させるようにしてもよい。
本態様では、当該月又は当該週の残日数が少なくなるほど、各日の消費電力量が前記所定の基準値を超える日が多くなると、前記当該月又は当該週の合計消費電力量は前記当該月又は当該週の目標値以下にはならない。そこで、本態様では、一定の目安として、当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば当該月又は当該週の合計消費電力量が前記当該月又は当該週の目標値以下になるかを示す目安日数を算出する。そして、この目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させる。これにより、目安日数が残日数より多ければ、当該月又は当該週はまだ電力消費量に余裕があるといった判断材料をユーザに提示でき、目安日数が残日数よりも少なければ、今月は電力消費量を抑制する必要があるといった判断材料をユーザに提示できる。
(7)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第1アドバイス情報に更新させるようにしてもよい。
(8)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第2アドバイス情報を更新させるようにしてもよい。
(9)上記第1の態様において、例えば、
前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が少ない日であることを示す第1表示データを表示させるようしてもよい。
(10)上記第1の態様において、例えば、
前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が多い日であることを示す第2表示データを表示させるようにしてもよい。
(11)上記第1の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、各日において最も消費電力量が多い電化機器を表す機器表示を表示させるようにしてもよい。
本態様によると、各日においてどの電化機器の消費電力量が最も多いかを確認できる。
(12)上記第1の態様のプログラムは、例えば、
ネットワークを介して電化機器のログ情報を収集・管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置において実行させるプログラムであって、
前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
前記通信装置のコンピュータに対して、
月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる。
(13)また、上記第1態様の通信装置は、例えば、
前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、上記のプログラムを搭載する。
(14)本開示の第2の態様は、
ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置のコンピュータに対して、
月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる。
本態様は、前記ユーザの通信装置のディスプレイに表示されるカレンダーデータを提供する。前記カレンダーデータは、当該又は当該週月の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成して表示する。即ち、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示する画面であると共に、消費電力量を表す画面を兼用する。
これにより、例えば、ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えている場合、前記カレンダーデータを用いて前記ある日の予定を確認できる。そのため、ユーザは、なぜ前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えたのかを、前記ある日の予定を参酌して判断できる。例えば、一日中家の中で過ごしたので、前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えたと即座に判断できる。
同様に、例えば、他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であった場合、前記カレンダーデータを用いて前記他の日の予定を確認できる。そのため、ユーザは、なぜ前記他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であったのかを、前記他の日の予定を参酌して判断できる。例えば、前記他の日は旅行で外出していたので、前記他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であったと即座に判断できる。
このように、既存のカレンダーデータを利用して、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示すると共に、消費電力量を表示するので、各日の消費電力量の多少の理由を即座に判断できる。例えば、週単位又は月単位などで消費電力量を管理する場合に、本態様は適切な管理を効果的に支援できる。
従って、本態様によると、例えば、前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えた場合、又は、例えば、他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であった場合、その理由を示すためだけに用いられるパラメータを別個に生成して表示させるものではなく、既存のカレンダーデータを利用する。そのため、ユーザが確認すべき表示数を増加させることなく、ユーザが使い慣れたカレンデーデータというユーザインターフェースを兼用して操作性の向上を図ることができる。
また、ユーザは、前記カレンダーデータを用いて、前記ユーザの予定を確認する際には、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を各日単位にて確認することになる。
そのため、本日前の段階において、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日と、消費電力量が前記所定の基準値以下である日との割合を、ユーザは、前記カレンダーデータを見る際にはその都度認識することになる。例えば、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日の割合が、消費電力量が前記所定の基準値以下である日より多い場合には、本日以降、消費電力量を抑えた行動が必要になると、前記ユーザに認識させることができる。
その結果、本日以降の消費電力量を意識させることで、前記ユーザを効果的に省エネ行動に向けさせるので、当該月全体として、各日の消費電力量の平均値を前記基準値以下にすることを促進させることができる。
また、消費電力量をそのまま数字で前記カレンダーデータに表すのではなく、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を用いて表示する。そのため、上記のように、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日と、消費電力量が前記所定の基準値以下である日との割合として、消費電力量を簡易なデータ形式にて前記ユーザに認識させることができる。その結果、前記ユーザが前記カレンダーデータを確認する際に、前記ユーザの注意を簡易に消費電力量に向けさせることができる。
尚、前記情報管理システムから受信する消費電力量を示す情報は、日単位に集計済みの情報であってもよく、また、一日の中での所定時間単位の情報であってもよい。前記情報管理システムから受信する消費電力量を示す情報が、一日の中での所定時間単位の情報である場合、前記通信装置が日単位の情報に集計することになる。
尚、前記消費電力量を示す情報は、前記情報管理システムにおいて、電化機器に電力を供給する分電盤に接続された計測ユニットから受信してもよい。
(15)上記第2の態様において、例えば、
前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能であってもよい。
(16)上記第2の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記当該月又は当該週の本日の消費電力量に応じて前記第1表示又は前記第2表示を表示させるようにしてもよい。
本態様によると、当該月又は当該週の本日が翌日に移行する毎に、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記第1表示又は前記第2表示がなされる。即ち、一日毎にデータカレンダーデータの表示は更新される。そのため、前記カレンダーデータを用いて、日々、前日までの消費電力量の最新状況を確認でき、また、前記当該月又は当該週の消費電力量の推移を前記当該月の全体として把握できる。
(17)上記第2の態様において、例えば、
前記第1表示は第1色を用いて表された表示であり、前記第2表示は前記第1色とは異なる第2色を用いて表された表示であってもよい。
本態様によると、日々の消費電力量を前記第1色又は前記第2色を用いて表すことになる。そのため、一日の消費電力量を、例えば、250kWhと表示した場合、一般ユーザは、その数字が例えば一般家庭と比較して多いのか若しくは少ないのか判断することは必ずしも容易ではない。これに対して本態様では、日々の消費電力量を前記第1色又は前記第2色を用いて表すことにより、日々の消費電力量が多いのか若しくは少ないのか容易に前記ユーザに認識させることができる。その結果、その日の消費電力量が多いと前記ユーザにおいて認識されれば、翌日の消費電力量を抑える省エネ行動に容易に、前記ユーザを駆り立てることができる。
(18)上記第2の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の平均消費電力量が当該月又は当該週の平均消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を表示させるようにしてもよい。
当該月又は当該週の残日数が少なくなるほど、各日の消費電力量が前記所定の基準値を超える日が多くなると、前記当該月の平均消費電力量は前記当該月又は当該週の目標値以下にはならない。そこで、本態様では、一定の目安として、当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば当該月又は当該週の平均消費電力量が前記所定の基準値以下になるかを示す目安日数を算出する。。そして、この目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を表示させる。これにより、目安日数が残日数より多ければ、当該月又は当該週はまだ電力消費量に余裕があるといった判断材料をユーザに提示でき、目安日数が残日数よりも少なければ、今月は電力消費量を抑制する必要があるといった判断材料をユーザに提示できる。
(19)上記第2の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の合計消費電力量が当該月又は当該週の合計消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させるようにしてもよい。
本態様では、当該月又は当該週の残日数が少なくなるほど、各日の消費電力量が前記所定の基準値を超える日が多くなると、前記当該月又は当該週の合計消費電力量は前記当該月又は当該週の目標値以下にはならない。そこで、本態様では、一定の目安として、当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば当該月又は当該週の合計消費電力量が前記当該月又は当該週の目標値以下になるかを示す示す目安日数を算出する。そして、この目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させる。これにより、目安日数が残日数より多ければ、当該月又は当該週はまだ電力消費量に余裕があるといった判断材料をユーザに提示でき、目安日数が残日数よりも少なければ、今月は電力消費量を抑制する必要があるといった判断材料をユーザに提示できる。
(20)上記第2の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第1アドバイス情報に更新させるようにしてもよい。
(21)上記第2の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第2アドバイス情報を更新させるようにしてもよい。
(22)上記第2の態様において、例えば、
前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が少ない日であることを示す第1表示データを表示させるようにしてもよい。
(23)上記第2の態様において、例えば、
前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が多い日であることを示す第2表示データを表示させるようにしてもよい。
(24)上記第2の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、各日において最も消費電力量が多い電化機器を表す機器表示を表示させるようにしてもよい。
本態様によると、各日においてどの電化機器の消費電力量が最も多いかを確認できる。
(25)上記第2の態様のプログラムは、例えば、ネットワークを介して電化機器のログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置において実行させるプログラムであって、
前記通信装置のコンピュータに対して、
月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる。
(26)また、第2の態様の通信装置は、例えば、上記のプログラムを搭載する。
(27)本開示の第3の態様は、
ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムにおける情報提供方法であって、
前記ネットワークを介して前記電化機器と関連づけられたユーザの通信装置から、月単位又は週単位の各日に前記ユーザのスケジュール情報を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示するための依頼を受信し、
前記依頼に応じて前記カレンダーデータを生成するために、前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリから前記ユーザのスケジュール情報を入力し、
前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報に基づいて、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成し、
前記ネットワークを介して前記通信装置に前記カレンダーデータを送信して前記通信装置のディスプレイに表示させる。
本態様は、前記ユーザの通信装置のディスプレイに表示されるカレンダーデータを提供する。前記カレンダーデータは、当該又は当該週月の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成して表示する。即ち、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示する画面であると共に、消費電力量を表す画面を兼用する。
これにより、例えば、ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えている場合、前記カレンダーデータを用いて前記ある日の予定を確認できる。そのため、ユーザは、なぜ前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えたのかを、前記ある日の予定を参酌して判断できる。例えば、一日中家の中で過ごしたので、前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えたと即座に判断できる。
同様に、例えば、他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であった場合、前記カレンダーデータを用いて前記他の日の予定を確認できる。そのため、ユーザは、なぜ前記他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であったのかを、前記他の日の予定を参酌して判断できる。例えば、前記他の日は旅行で外出していたので、前記他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であったと即座に判断できる。
このように、既存のカレンダーデータを利用して、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示すると共に、消費電力量を表示するので、各日の消費電力量の多少の理由を即座に判断できる。例えば、週単位又は月単位などで消費電力量を管理する場合に、本態様は適切な管理を効果的に支援できる。
従って、本態様によると、例えば、前記ある日の消費電力量が前記所定の基準値を超えた場合、又は、例えば、他の日の消費電力量が前記所定の基準値以下であった場合、その理由を示すためだけに用いられるパラメータを別個に生成して表示させるものではなく、既存のカレンダーデータを利用する。そのため、ユーザが確認すべき表示数を増加させることなく、ユーザが使い慣れたカレンデーデータというユーザインターフェースを兼用して操作性の向上を図ることができる。
また、ユーザは、前記カレンダーデータを用いて、前記ユーザの予定を確認する際には、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を各日単位にて確認することになる。
そのため、本日前の段階において、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日と、消費電力量が前記所定の基準値以下である日との割合を、ユーザは、前記カレンダーデータを見る際にはその都度認識することになる。例えば、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日の割合が、消費電力量が前記所定の基準値以下である日より多い場合には、本日以降、消費電力量を抑えた行動が必要になると、前記ユーザに認識させることができる。
その結果、本日以降の消費電力量を意識させることで、前記ユーザを効果的に省エネ行動に向けさせるので、当該月全体として、各日の消費電力量の平均値を前記基準値以下にすることを促進させることができる。
また、消費電力量をそのまま数字で前記カレンダーデータに表すのではなく、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を用いて表示する。そのため、上記のように、消費電力量が前記所定の基準値を超えた日と、消費電力量が前記所定の基準値以下である日との割合として、消費電力量を簡易なデータ形式にて前記ユーザに認識させることができる。その結果、前記ユーザが前記カレンダーデータを確認する際に、前記ユーザの注意を簡易に消費電力量に向けさせることができる。尚、前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリは、前記情報管理システムにおける異なるサーバ装置にあってもよい。
(28)上記第3の態様において、例えば、
前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能であってもよい。
(29)上記第3の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記当該月又は当該週の本日の消費電力量に応じて前記第1表示又は前記第2表示を表示させてもよい。
本態様によると、当該月又は当該週の本日が翌日に移行する毎に、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記第1表示又は前記第2表示がなされる。即ち、一日毎にデータカレンダーデータの表示は更新される。そのため、前記カレンダーデータを用いて、日々、前日までの消費電力量の最新状況を確認でき、また、前記当該月又は当該週の消費電力量の推移を前記当該月の全体として把握できる。
(30)上記第3の態様において、例えば、
前記第1表示は第1色を用いて表された表示であり、前記第2表示は前記第1色とは異なる第2色を用いて表された表示であってもよい。
本態様によると、日々の消費電力量を前記第1色又は前記第2色を用いて表すことになる。そのため、一日の消費電力量を、例えば、250kWhと表示した場合、一般ユーザは、その数字が例えば一般家庭と比較して多いのか若しくは少ないのか判断することは必ずしも容易ではない。これに対して本態様では、日々の消費電力量を前記第1色又は前記第2色を用いて表すことにより、日々の消費電力量が多いのか若しくは少ないのか容易に前記ユーザに認識させることができる。その結果、その日の消費電力量が多いと前記ユーザにおいて認識されれば、翌日の消費電力量を抑える省エネ行動に容易に、前記ユーザを駆り立てることができる。
(31)上記第3の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の平均消費電力量が当該月又は当該週の平均消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を前記表示データに表示させるようにしてもよい。
当該月又は当該週の残日数が少なくなるほど、各日の消費電力量が前記所定の基準値を超える日が多くなると、前記当該月の平均消費電力量は前記当該月又は当該週の目標値以下にはならない。そこで、本態様では、一定の目安として、当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば当該月又は当該週の平均消費電力量が前記所定の基準値以下になるかを示す目安日数を算出する。そして、この目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を表示させる。これにより、目安日数が残日数より多ければ、当該月又は当該週はまだ電力消費量に余裕があるといった判断材料をユーザに提示でき、目安日数が残日数よりも少なければ、今月は電力消費量を抑制する必要があるといった判断材料をユーザに提示できる。
(32)上記第3の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の合計消費電力量が当該月又は当該週の合計消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させるようにしてもよい。
本態様では、当該月又は当該週の残日数が少なくなるほど、各日の消費電力量が前記所定の基準値を超える日が多くなると、前記当該月又は当該週の合計消費電力量は前記当該月又は当該週の目標値以下にはならない。そこで、本態様では、一定の目安として、当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば当該月又は当該週の合計消費電力量が前記当該月又は当該週の目標値以下になるかを示す目安日数を算出する。そして、この目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させる。これにより、目安日数が残日数より多ければ、当該月又は当該週はまだ電力消費量に余裕があるといった判断材料をユーザに提示でき、目安日数が残日数よりも少なければ、今月は電力消費量を抑制する必要があるといった判断材料をユーザに提示できる。
(33)上記第3の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第1アドバイス情報に更新させるようにしてもよい。
(34)上記第3の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第2アドバイス情報を更新させるようにしてもよい。
(35)上記第3の態様において、例えば、
前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報に基づいて、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が少ない日であることを示す第1表示データを表示させるようにしてもよい。
(36)上記第3の態様において、例えば、
前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報に基づいて、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が多い日であることを示す第2表示データを表示させるようにしてもよい。
(37)上記第3の態様において、例えば、
当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、各日において最も消費電力量が多い電化機器を表す機器表示を表示させるようにしてもよい。
本態様によると、各日においてどの電化機器の消費電力量が最も多いかを確認できる。
本開示変形例として以下の態様を含む。
(38)本開示の変形例にかかる第1の態様は、
ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
前記通信装置のコンピュータに対して、
月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して前記ディスプレイに表示させる。
本態様は、前記ユーザの通信装置のディスプレイに表示されるカレンダーデータを提供する。前記カレンダーデータは、当該又は当該週月の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して表示する。即ち、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示する画面であると共に、消費電力量を表す画面を兼用する。
これにより、ユーザは、前記カレンダーデータを用いて、前記ユーザの予定を確認する際には、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を各日単位にて確認することになる。そのため、ユーザは、なぜ各々の日の消費電力量が前記数字で表された消費電力量であるのかを、各々の日の予定を参酌して判断できる。例えば、ある日、一日中家の中で過ごしたので、前記ある日の消費電力量が前記数字で表された消費電力量であったと即座に判断できる。同様に、例えば、他の日は旅行で外出していたので、前記他の日の消費電力量が前記数字で表された消費電力量であったと即座に判断できる。
このように、既存のカレンダーデータを利用して、前記カレンダーデータは、前記ユーザの予定を表示すると共に、消費電力量を表示するので、各日の消費電力量の多少の理由を即座に判断できる。例えば、週単位又は月単位などで消費電力量を管理する場合に、本態様は適切な管理を効果的に支援できる。
(39)本開示の変形例にかかる第2の態様は、
ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置のコンピュータに対して、
月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して前記ディスプレイに表示させる。
本態様によると、本開示の変形例にかかる第1の態様と同様の効果が得られる。
(40)本開示の変形例にかかる第3の態様は、
ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムにおける情報提供方法であって、
前記ネットワークを介して前記電化機器と関連づけられたユーザの通信装置から、月単位又は週単位の各日に前記ユーザのスケジュール情報を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示するための依頼を受信し、
前記依頼に応じて前記カレンダーデータを生成するために、前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリから前記ユーザのスケジュール情報を入力し、
前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報に基づいて、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成したカレンダーデータを生成し、
前記ネットワークを介して前記通信装置に前記カレンダーデータを送信して前記通信装置のディスプレイに表示させる。
本態様によると、本開示の変形例にかかる第1の態様と同様の効果が得られる。
(実施の形態)
以下、本開示の管理システムについて説明する。本開示の管理システムは、ユーザの家屋のエネルギー使用量(消費電力量)を管理するシステムである。
図1は、本開示による管理システムの全体構成の第1例を示す図である。第1例の管理システムは、端末100、エネルギー計測ユニット200、分電盤300、及び機器400を備える。端末100、エネルギー計測ユニット200、及び機器400は、ネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。第1例の管理システムにおいて、各構成要素は、例えば、あるユーザの1の家屋に設置されている。
また、第1例の管理システムにおいて、ネットワークとしては、例えば、ローカルエリアネットワークが採用され、TCP/IPの通信プロトコルを用いて種々のデータが送受信される。ローカルエリアネットワークとしては、例えば、IEEE802.3シリーズの有線LANや、IEEE802.11シリーズの無線LANや、両者が混在するネットワークが採用できる。
端末100は、例えば、ボタン式の携帯電話、タブレット端末、スマートフォン等の携帯式のコンピュータ、或いは、据え置き型のコンピュータで構成される。ここで、端末100は、家屋においてホームサーバとしての役割を担うコンピュータが採用されてもよいし、この役割を担っていないコンピュータが採用されてもよい。なお、図1では、端末100は1台しか示していないが、複数のユーザに対応して複数台存在してもよい。
エネルギー計測ユニット200は、例えば、分電盤300が備える電流センサで計測された電流値等を用いて、家屋内のエネルギー使用量を計測する。
分電盤300は、例えば、スマート分電盤で構成され、商用電力を電力線を介して機器400に供給する。また、分電盤300は、ブレーカを含み、機器400に供給する電流が規定値を超えるとブレーカを遮断し、機器400への電流供給を停止する。また、分電盤300は、家屋内の1以上のコンセントに電力を供給する分岐回路や、各分岐回路に流れる電流を検知する電流センサを備える。なお、エネルギー計測ユニット200及び分電盤300間は例えば特定省電力無線の通信路で通信可能に接続されている。
機器400は、例えば、家屋に設置された電化機器で構成されている。図1の例では、機器400として、エアコン、照明、テレビ、冷蔵庫、掃除機、及びレンジが示されている。但し、これは一例であり、機器400としては、ユーザの家屋に設置された電化機器であればどのような電化機器が採用されてもよい。したがって、図1に示す電化機器以外の電化機器が機器400に含まれてもよいし、図1に示す機器400のいずれかが省かれてもよい。図1に例示されていない機器400としては、例えば、電動シャッター、電動カーテン等が挙げられる。
上記説明では、機器400はユーザの家屋に設置されているとしたが、これは一例にすぎず、例えば、ビルディングに設置された機器であってもよい。また、家屋としては、1戸建ての住宅であってもよいし、集合住宅であってもよい。また、図1の例では、エネルギー計測ユニット200が情報管理システムの一例に相当する。
図2は、本開示による管理システムの全体構成の第2例を示す図である。第2例の管理システムは、第1例の管理システムに対して、更にエネルギー管理サーバ500が設けられている点を特徴とする。エネルギー管理サーバ500は、例えば、1以上のコンピュータで構成されるクラウドサーバである。そして、エネルギー管理サーバ500は、1以上家屋に設置された1以上の機器400を管理する。なお、図2の管理システムでは、1の家屋における構成要素とエネルギー管理サーバ500との関係が示されている。
そして、第2例の管理システムでは、エネルギー計測ユニット200は、自身が管理している家屋のエネルギー使用量を示すエネルギーデータをエネルギー管理サーバ500に送信し、エネルギー管理サーバ500に各家屋のエネルギーデータを一元的に管理させている。
ここで、エネルギー管理サーバ500としては、例えば、機器400の製造メーカが機器400を購入したユーザに対して機器400に関する種々のサービスを提供するメーカーサーバが採用できる。或いは、本開示による管理システムがサービスプロバイダにより提供されるのであれば、サービスプロバイダが管理するサービスプロバイダサーバが採用できる。ここで、サービスプロバイダとしては、例えば、家屋に商用電力を供給する電力会社が含まれる。
なお、第2例では、ネットワークには、インターネット及びローカルネットワークが含まれる。また、図2の例では、エネルギー計測ユニット200及びエネルギー管理サーバ500が情報管理システムの一例に相当する。
図3は、本開示による管理システムの全体構成の第3例を示す図である。第3例の管理システムは、第1例の管理システムに対して、更にカレンダーサーバ600が設けられた点を特徴とする。カレンダーサーバ600は、例えば1以上のコンピュータで構成されるクラウドサーバである。そして、カレンダーサーバ600は、1以上の各ユーザの予定を示すスケジュール情報を管理する。ここで、スケジュール情報は、例えば、図26に示すカレンダー予定リスト2600が採用される。
第1例及び第2例の管理システムでは、スケジュール情報は端末100が管理していたが、第3例の管理システムでは、スケジュール情報の管理をカレンダーサーバ600に担わせている。
なお、第3例では、ネットワークには、インターネット及びローカルネットワークが含まれる。また、図3の例では、エネルギー計測ユニット200及びカレンダーサーバ600が情報管理システムの一例に相当する。
図4は、本開示による管理システムの全体構成の第4例を示す図である。第4例の管理システムは、第1例の管理システムに対して、エネルギー管理サーバ500及びカレンダーサーバ600が設けられている点を特徴とする。
第4例の管理システムでは、スケジュール情報の管理はカレンダーサーバ600が担っている。また、エネルギー管理サーバ500は、各家屋のエネルギー使用量量を一元管理している。
なお、第4例では、ネットワークには、インターネット及びローカルネットワークが含まれる。また、図4の例では、エネルギー計測ユニット200、エネルギー管理サーバ500、及びカレンダーサーバ600が情報管理システムの一例に相当する。
図5は、第1例の管理システムの構成パターンA−1を示すブロック図である。図5の管理システムにおいて、端末100は、画面生成部101、画面制御部102、アプリ管理部103、蓄積部104、エネルギー表示データ生成部105、カレンダーデータ管理部106、通信部107、及び表示部108を備える。
画面生成部101は、端末100が表示する種々の画面の画像データを生成し、表示部108に表示させる。
画面制御部102は、表示部108に表示された種々の画面に対してユーザが行う種々の操作を検知する。本開示では、表示部108が備えるタッチパネルをユーザからの操作を受け付ける操作装置として採用する。よって、画面制御部102は、タッチパネルを通じてユーザにより入力されたタップ、スワイプ、フリックといった操作を検知する。また、画面制御部102は、表示部108に表示されたGUI部品をタップする操作を検知すると、そのGUI部品がユーザにより選択されたと判定する。なお、操作装置として、キーボードやマウスが採用される場合、画面制御部102は、キーボードに対するユーザの操作やマウスに対するユーザの操作を検知すればよい。
アプリ管理部103は、端末100にインストールされた1以上のアプリケーション(以下、アプリと記述する。)を管理する。例えば、アプリ管理部103は、端末100の基本画面において、あるアプリのアイコンのタップが画面制御部102で検知されると、そのアプリを起動させる。
蓄積部104は、例えば、端末100が種々の処理を行う際に使用する種々のデータを蓄積する。
エネルギー表示データ生成部105は、使用量確認画面1500(図15〜図22)を作成する際に使用されるエネルギー表示データ2500(図25)を作成する。そして、エネルギー表示データ生成部105は、エネルギー表示データ2500を画面生成部101に渡し、使用量確認画面1500を表示部108に表示させる。
カレンダーデータ管理部106は、スケジュール情報を生成し、蓄積部104に記憶し、スケジュール情報を管理する。
通信部107は、端末100をネットワークに接続し、端末100をエネルギー計測ユニット200等と通信させる。
表示部108は、例えば、タッチパネルを備えた液晶ディスプレイで構成される。
エネルギー計測ユニット200は、エネルギーデータ管理部201、蓄積部202、エネルギー使用量計測部203、及び通信部204を備える。
エネルギーデータ管理部201は、エネルギー使用量計測部203で計測されたエネルギー使用量を用いて、家屋におけるエネルギー使用量及び各機器400のエネルギー使用量を示すエネルギーデータを生成し、蓄積部202に蓄積し、エネルギーデータを管理する。具体的には、エネルギーデータ管理部201は、エネルギーデータをエネルギー管理データ2400(図24)に登録することで、エネルギーデータを管理する。
蓄積部202は、エネルギー計測ユニット200が種々の処理を行う際に使用する種々のデータを蓄積する。本開示では、特に、蓄積部202はエネルギー管理データ2400を蓄積する。
エネルギー使用量計測部203は、分電盤300で計測された電流値等を用いて家屋全体のエネルギー使用量及び各機器400のエネルギー使用量を計測し、エネルギーデータ管理部201に渡す。
通信部204は、エネルギー計測ユニット200をネットワークに接続し、エネルギー計測ユニット200を端末100と通信させる。
なお、図5に示す端末100において、エネルギー表示データ生成部105、例えば、端末100のプロセッサが、エネルギー管理アプリケーション(以下、管理アプリと記述する。)を実行することで実現される。また、カレンダーデータ管理部106は、既存のカレンダーアプリケーション(以下、カレンダーアプリと記述する)を端末100のプロセッサが実行することで実現される。また、画面生成部101は、例えば、端末100のプロセッサが、オペレーティングシステムや管理アプリを実行することで実現される。また、画面制御部102及びアプリ管理部103は、例えば、端末100のプロセッサがオペレーティングシステムを実行することで実現される。
また、蓄積部104は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。
また、通信部107は、LANや携帯電話の通信装置で構成される。
また、図5において、エネルギーデータ管理部201及びエネルギー使用量計測部203は、例えば、プロセッサが管理アプリを実行することで構成される。また、蓄積部202は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。また、通信部204は、エネルギー計測ユニット200をネットワークに接続させる通信装置、及び分電盤300と通信するための通信装置で構成される。
図6は、第1例の管理システムの構成パターンA−2を示すブロック図である。構成パターンA−2では、エネルギー表示データ2500の生成がエネルギー計測ユニット200で行われている。そのため、端末100からエネルギー表示データ生成部が省かれ、エネルギー計測ユニット200がエネルギー表示データ生成部205を備えている。
図7は、第2例の管理システムの構成パターンB−1を示すブロック図である。構成パターンB−1では、構成パターンA−1に対して、エネルギー管理サーバ500が追加されている。エネルギー管理サーバ500は、エネルギーデータ管理部501、蓄積部502、及び通信部503を備える。
エネルギーデータ管理部501は、各家屋のエネルギー計測ユニット200から送信されたエネルギーデータを蓄積部502に蓄積し、各家屋のエネルギーデータを一元管理する。
蓄積部502は、例えば、各家屋のエネルギーデータを蓄積する。
通信部503は、エネルギー管理サーバ500をネットワークに接続させる。
構成パターンB−1では、エネルギー表示データ2500の生成は、端末100で行われている。そのため、端末100は、エネルギー表示データ生成部105を備えている。
図7において、エネルギーデータ管理部501は、例えば、エネルギー管理サーバ500のプロセッサが管理アプリを実行することで実現される。蓄積部502は、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。通信部503は、モデム等の通信装置で構成される。
図8は、第2例の管理システムの構成パターンB−2を示すブロック図である。構成パターンB−2では、構成パターンB−1に対して、エネルギー表示データ2500の生成がエネルギー管理サーバ500で行われている。そのため、構成パターンB−2では、端末100からエネルギー表示データ生成部が省かれ、エネルギー管理サーバ500が、エネルギー表示データ生成部504を備えている。
この場合、エネルギー表示データ生成部504は、例えば、エネルギー管理サーバ500のプロセッサが管理アプリを実行することで実現される。
図9は、第3例の管理システムの構成パターンC−1を示すブロック図である。構成パターンC−1では、構成パターンA−1に対してカレンダーサーバ600が追加されている。
カレンダーサーバ600は、カレンダーデータ管理部601、蓄積部602、及び通信部603を備える。
カレンダーデータ管理部601の1以上の各ユーザのスケジュール情報を蓄積部602に蓄積し、スケジュール情報を管理する。
蓄積部602は、カレンダーサーバ600が種々の処理を行う際に用いる種々のデータを蓄積する。
通信部603は、カレンダーサーバ600をネットワークに接続させる。
カレンダーデータ管理部601は、例えば、カレンダーサーバ600のプロセッサが、コンピュータをカレンダーサーバ600として機能させるカレンダーサーバプログラムを実行することで実現される。蓄積部602は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。通信部603は、モデム等の通信装置で構成される。
構成パターンC−1では、エネルギー表示データ2500の生成は端末100が行い、スケジュール情報の管理は、カレンダーサーバ600で行われている。そのため、端末100は、エネルギー表示データ生成部105を備え、カレンダーデータ管理部が省かれている。
図10は、第3例の管理システムの構成パターンC−2を示すブロック図である。構成パターンC−2では、構成パターンC−1に対して、エネルギー表示データ2500の生成がエネルギー計測ユニット200で行われている。よって、端末100からエネルギー表示データ生成部が省かれ、エネルギー計測ユニット200がエネルギー表示データ生成部205を備えている。
図11は、第4例の管理システムの構成パターンD−1を示すブロック図である。構成パターンD−1では、構成パターンA−1に対して、エネルギー管理サーバ500及びカレンダーサーバ600が追加されている。構成パターンD−1では、エネルギー表示データ2500の生成は端末100が行い、スケジュール情報の管理はカレンダーサーバ600が行っている。そのため、端末100は、エネルギー表示データ生成部105を備え、カレンダーデータ管理部が省かれている。
図12は、第4例の管理システムの構成パターンD−2を示すブロック図である。構成パターンD−2では、構成パターンD−1に対して、エネルギー表示データ2500の生成がエネルギー管理サーバ500で行われている。そのため、端末100からエネルギー表示データ生成部が省かれ、エネルギー管理サーバ500にエネルギー表示データ生成部504が設けられている。
図13は、第4例の管理システムの構成パターンD−3を示すブロック図である。構成パターンD−3では、構成パターンD−2に対して、アプリ描画データ生成部505が追加されている。アプリ描画データ生成部505は、エネルギー表示データ生成部504で生成されたエネルギー表示データ2500を用いて、後述する使用量確認画面1500の描画データを生成する。この場合、端末100は、ブラウザを用いて使用量確認画面1500を表示できるため、画面生成部101は、ブラウザで構成される。
図14は、基本画面1400の一例を示す図である。この基本画面1400は、通常のスマートフォンやタブレット端末が表示する基本画面である。基本画面1400には、1以上のアプリケーションを実行するための1以上のアイコンがマトリックス状に表示されている。そして、1以上のアイコンの中に、管理アプリを実行するための管理アプリアイコン1401が含まれている。図14の例では、管理アプリアイコン1401は左上に配置されている。
図15は、使用量確認画面1500の第1例を示す図である。使用量確認画面1500は、管理アプリアイコン1401がタップされた場合に表示される画面であり、ユーザにエネルギー使用量を確認させる画面である。使用量確認画面1500の上部には、「2013年11月のエネルギー使用量」との見出しが付けられ、この画面が2013年11月におけるエネルギーの使用量を示す画面であることが明示されている。なお、図15は、2013年11月の使用量確認画面1500であるため、見出しには「2013年11月」と記載されているが、他の年月を示す場合、見出しには、他の年月が記載される。
使用量確認画面1500には、スケジュール情報を用いて生成されたユーザの予定をカレンダー形式で示すカレンダーデータ表示欄1503が設けられている。ここで、カレンダーデータ表示欄1503は、各日を1ヶ月又は1週間単位で表すカレンダーを表示する欄である。図15の例では、各日が1ヶ月単位で表されたカレンダーが採用されている。
カレンダーデータ表示欄1503は、横方向に配置された日曜日から土曜日までの7つの曜日と、縦方向に配置された5つの週とでマトリックス状に区切られた35個の矩形状のマス1504で構成されている。ここで、1つのマス1504は、日を示す領域である。各マス1504には、日を示す数字が表示されている。なお、図15の例では、表示対象となる月に属していない前月又は翌月に属する日に対応するマス1504には日を示す数字が表示されていない。但し、これは、一例であり、前月又は翌月に属する日に対応するマス1504に日が表示されてもよい。
カレンダーデータ表示欄1503には、ユーザがカレンダーアプリや管理アプリを通じて入力したユーザのスケジュールを示すスケジュールアイコン1507が表示されている。図15の例では、8日に「パーティ」、10日に「バーベキュー」、13日に「休み」、18日から23日まで「旅行」といったスケジュールアイコン1507が表示されている。また、図15の例では、本日に対応するマス1504には「today」と表示され、ユーザに対して本日が明示されている。
更に、カレンダーデータ表示欄1503において、エネルギー使用量が基準値より大きいの日のマス1504は、全域が第1色で表示され、エネルギー使用量が基準値以下の日のマス1504は、全域が第1色とは異なる第2色で表示されている。ここで、第1色としては、例えば赤色が採用できる。また、第2色としては、第1色と区別できる色であればどのような色が採用されもよく、例えば青色が採用できる。なお、図15では、カラー表示ができないため、第1色はハッチングで示され、第2色は網点で示されている。したがって、図15の例では、本日の1日前の14日以前において、2、3、8、9、10、13日のエネルギー使用量が基準値を超過しており、これら以外の日はエネルギー使用量が基準値を超過していないことが分かる。なお、本日である15日は、16日になったときに、エネルギー使用量が基準値より大きければ第1色で表示され、基準値以下であれば第2色で表示される。
また、基準値とは、1日あたりのエネルギー使用量の目標値である。
このように、使用量確認画面1500には、各日におけるエネルギー使用量が基準値を超えたか否かを示す情報と、ユーザのスケジュールとを共に表示するカレンダーデータ表示欄1503が設けられている。そのため、ユーザは、ある日のエネルギー使用量が基準値を超えた理由或いは基準値を超えなかった理由を、ある日の予定を参酌して判断できる。例えば、一日中家の中で過ごしたので、ある日のエネルギー使用量が基準値を超えたとユーザは判断できる。また、ある日は旅行で外出していたので、ある日のエネルギー使用量が基準値以下であったとユーザは判断できる。
更に、カレンダーデータ表示欄1503には、当月(図15の例では11月)において、エネルギー使用量が最小の日に対応するマス1504に最小使用日マーク1505が表示されている。ここでは、最小使用日マーク1505として、例えば、星型の図形が採用されている。但し、これは一例であり、四角形や、三角形等の図形が最小使用日マーク1505として採用されてもよい。図15の例では、4日がエネルギー使用量が最小であったため、4日のマス1504に最小使用日マーク1505が表示されている。これにより、ユーザはエネルギー使用量が最小であった日を即座に確認できる。
更に、カレンダーデータ表示欄1503には、当月において、エネルギー使用量が最大の日に対応するマス1504に最大使用日マーク1506が表示されている。ここでは、最大使用日マーク1506として、例えば、円の図形が採用されている。但し、これは一例であり、最小使用日マーク1505と区別できる図形であれば、どのような図形が最小使用日マーク1505として採用されてもよい。図15の例では、8日がエネルギー使用量が最大であったため、8日のマス1504に最大使用日マーク1506が表示されている。これにより、ユーザはエネルギー使用量が最大であった日を即座に確認できる。また、図15の例では、8日のマス1504には「パーティ」のスケジュールアイコン1507も表示されている。そのため、ユーザは、パーティがあったので、8日はエネルギー使用量が大きくなったことを認識できる。
カレンダーデータ表示欄1503の下側には、アドバイス表示欄1511が表示されている。アドバイス表示欄1511には、「今月のエネルギーは、毎日の使用量が基準値以内として、あと17日分利用できます。あと17日分の利用に収めると、月間合計使用量が目標値に収まります。」との文章が表示されている。この「17日」は、当月の本日以降の各日のエネルギー使用量が何日、基準値以下であれば、当月のエネルギー使用量が当月のエネルギー使用量の月間目標値以下になるかを示す目安日数1508である。具体的には、目安日数1508は、前日までの当月のエネルギー使用量の合計値と当月の月間目標値との差を基準値で割った日数である。
また、アドバイス表示欄1511には、この文章に続いて、「今月は残り16日ですので、1日分の余裕があります。」との文章が表示されている。この「1日」は、目安日数から当月の残日数を差し引いた余裕日数1509である。よって、余裕日数1509が多いほど、当月のエネルギー使用量が、月間目標値に対して余裕が大きいことが分かる。
使用量確認画面1500において、見出しの左側には、「前月」と記載された前月表示ボタン1501が表示されている。この前月表示ボタン1501は、表示部108の表示画面を前月の使用量確認画面1500に切り替えるためのボタンである。前月の使用量確認画面1500も当月の使用量確認画面1500と同様、カレンダーデータ表示欄1503が設けられている。そのため、ユーザは前月のエネルギー使用量を確認できる。
また、使用量確認画面1500において、見出しの右側には、「次月」と記載された次月表示ボタン1502が表示されている。次月表示ボタン1502は、表示部108の表示画面を次月の使用量確認画面1500に切り替えるためのボタンである。次月の使用量確認画面1500も当月の使用量確認画面1500と同様、カレンダーデータ表示欄1503が設けられている。ユーザは、次月の使用量確認画面1500を通じて、次月の予定を入力できる。
なお、図15では、カレンダーデータ表示欄1503にはカレンダーデータが1ヶ月単位で表示されているが、週単位で表示されてもよい。この場合、カレンダーデータ表示欄1503は、例えば、横方向に配置された日曜日から土曜日までの7つの曜日と、縦方向に配置された1つの週とでマトリックス状に区切られた7個のマス1504で構成される。
この場合、カレンダーデータ表示欄1503には、表示対象となる当週が翌月又は前月に跨る週であっても、月にとらわれずに週単位で日が表示される。例えば、図15において、1行目の週は、10月と11月とに跨る週であるが、この週のみがカレンダーデータ表示欄1503に表示される場合、空欄である10月に属する日にも日を示す数字と、スケジュールアイコン1507が表示される。また、この週において、エネルギー使用量が基準値より大きいの日のマス1504は、第1色で表示され、基準値以下の日のマス1504は、第2色で表示される。
また、1週間単位のカレンダーデータ表示欄1503が採用された場合、最小使用日マーク1505、最大使用日マーク1506も週単位で算出されて表示される。また、アドバイス表示欄の目安日数1508、余裕日数1509、及び後述する不足日数1510も週単位で算出されて表示される。
なお、カレンダーデータ表示欄1503において、ユーザは例えば以下のようにして予定を入力できる。まず、ユーザはカレンダーデータ表示欄1503の所望の日に対応するマス1504をタップする。すると、画面生成部101は、予定の詳細を入力する画面を表示させる。そして、画面生成部101は、この画面を通じて入力された情報をカレンダーデータ管理部106、601に通知する。これにより、カレンダーデータ表示欄1503を通じてユーザが入力した予定がカレンダー予定リスト2600に登録される。
図16は、使用量確認画面1500の第2例を示す図である。第2例の使用量確認画面1500は、アドバイス表示欄1511の表示内容が第1例とは異なる。第1例では、アドバイス表示欄1511において、「あと17日分の利用に収めると、月間合計使用量が目標値に収まります。」と記載されていたが、第2例では、「あと17日分の利用に収めると、月間平均使用量が目標値に収まります。」と記載されている。つまり、第1例では、月間目標値として当月のエネルギー使用量の合計値が採用され、この月間目標値に対する、前日までのエネルギー使用量の合計値の余裕の有無が示されていた。一方、第2例では、月間目標値として当月のエネルギーの平均使用量が採用され、この月間目標値に対する前日までのエネルギーの平均使用量の余裕の有無が示されている。それ以外は第1例と同じである。
ここで、前日までのエネルギーの平均使用量は、前日までの当月のエネルギー使用量の合計値を前日までの当月の日数で割ることで得られる。また、エネルギーの平均使用量の月間目標値としては、例えば、当月におけるエネルギー使用量の合計値の月間目標値を、当月の日数で割った値が採用できる。ここで、当月におけるエネルギー使用量の合計値の月間目標値が、基準値に当月の日数を乗じた値であるとすると、エネルギーの平均使用量の月間目標値は、基準値となる。
図17は、第1例の使用量確認画面1500の別の表示例を示す図である。図17の使用量確認画面1500では、目安日数1508が「16日」と算出され、当月の残日数が「15日」であるため、余裕日数1509が「1日」と算出されている。そのため、図17の例では、アドバイス表示欄1511には、図15の例に準じて、図示する文章が表示されている。
図18は、目安日数1508が当月の残日数より少ない場合の第1例の使用量確認画面1500を示す図である。図18の例では、目安日数が「4日」と算出されている。そのため、アドバイス表示欄1511には、目安日数1508として「4日」と表示されている。また、当月の残日数は「6日」であり、残日数が、目安日数よりも2日多いため、アドバイス表示欄1511には、「今月は残り6日ですので、2日分の不足があります。」と表示されている。この「2日」は、残日数から目安日数を差し引いた不足日数1510である。よって、不足日数1510が多いほど、当月のエネルギー使用量の合計値が月間目標値に対して不足の度合いが高いことが分かる。このように、図18の例では、不足日数1510を用いて、ユーザに対して、当月のエネルギー消費量を控えることを通知できる。
なお、不足日数1510を表示するに際しても、図17の例に準じて、平均使用量についてのアドバイスが表示されてもよい。
図19は、使用量確認画面1500の第3例を示す図である。第3例の使用量確認画面1500では、マス1504自体を第1色又は第2色で表示する態様に代えて、各日のエネルギー使用量を第1色又は第2色が付された文字で表示する点を特徴とする。それ以外は、第1例と同じである。
例えば、14日のエネルギー使用量は、126kWhであったため、14日のマス1504には、「126kWh」と表示されている。また、126kWhは、基準値以下であるため、14日のマス1504には、「126kWh」が背後に第2色のハイライトを付して表示されている。
また、例えば、10日のエネルギー使用量は、504kWhであったため、10日のマス1504には、「504kWh」と表示されている。また、504kWhは、基準値より大きいため、10日のマス1504には、「504kWh」が背後に第1色のハイライトを付して表示されている。
このように、第3例の使用量確認画面1500では、各日のエネルギー使用量を示す文字が表示されるため、ユーザは各日のエネルギー使用量を具体的に認識することができる。また、第3例では、エネルギー使用量を示す文字の背後に第1色又は第2色のハイライトが付されている。これにより、専門家でないユーザであっても、そのエネルギー使用量が高いことを意味しているのか、低いことを意味しているかを容易に把握できる。
なお、図19では、エネルギー使用量を示す文字の背後にハイライトを付す態様を示したが、エネルギー使用量を示す文字自体の色を第1色又は第2色で表示する態様が採用されてもよい。
図20は、使用量確認画面1500の第4例を示す図である。第4例の使用量確認画面1500では、各日のエネルギー使用量を示す文字が表示されている点を特徴とする。なお、第4例では、エネルギー使用量を示す文字の背後に第1色又は第2色は付されていない。それ以外は第3例と同じである。この場合、エネルギー使用量を示す数字は、エネルギー使用量が基準値より大きいか否かにかかわらず、同色で表示されてもよいし、エネルギー使用量が基準値基準値より大きければ第1色、基準値以下であれば第2色で表示されてもよい。
図21は、使用量確認画面1500の第5例を示す図である。第5例の使用量確認画面1500は、各日のマス1504を第1色又は第2色で表示すると共に、各日においてエネルギー使用量が最大の機器400を示す機器アイコン1512を各日のマス1504に表示する点を特徴とする。それ以外は、第1例と同じである。
例えば、14日は、家屋に設置された機器400のうちテレビのエネルギー使用量が最大であったため、14日のマス1504にはテレビの機器アイコン1512が表示されている。
また、例えば、10日は、エアコンのエネルギー使用量が最大であったため、10日のマス1504にはエアコンの機器アイコン1512が表示されている。
このように、第5例の使用量確認画面1500では、機器アイコン1512が表示されるため、各日においてエネルギー使用量が最大の機器400をユーザに認識させることができる。
図22は、使用量確認画面1500の第6例を示す図である。第6例の使用量確認画面1500は、各日のマス1504を第1色又は第2色で表示することに代えて、各日においてエネルギー使用量が最大の機器400を示す機器アイコン1512を第1色又は第2色で表示する点を特徴とする。それ以外は、第5例と同じである。
例えば、14日はエネルギー使用量が基準値以下であったため、機器アイコン1512は第2色で表示される。ここで、機器アイコン1512は、例えば、機器400を示す画像の輪郭等を示す描画線が第2色で表示されると共に、機器400を示す画像の背景が第2色で表示される。
また、例えば、10日はエネルギー使用量が基準値より大きかったため、機器アイコン1512は第1色で表示される。ここで、機器アイコン1512は、例えば、機器400を示す画像の輪郭等を示す描画線が第1色で表示されると共に、機器400を示す画像の背景が第1色で表示される。
このように、第6例の使用量確認画面1500では、機器アイコン1512が第1色又は第2色で表示されるため、ユーザは機器アイコン1512の色を通じて、各日のエネルギー使用量が基準値を超過したか否かを認識できる。また、ユーザは、機器アイコン1512を通じて、各日において、エネルギー使用量が最大の機器400を認識できる。
図23は、基準値テーブル2300のデータ構成の一例を示す図である。基準値テーブル2300には、「基準値」及び「月間目標値」が含まれる。ここで、基準値は、1日のエネルギー使用量の目標値である。図23の例では、基準値として、400kWhが登録されている。
ここで、基準値としては、管理システムが事前に定めた値が採用されてもよいし、ユーザが任意に設定した値が採用されてもよいし、世帯平均値が採用されてもよい。ここで、世帯平均値としては、例えば、国や、国に属する地域(例えば、県、州、群、地方、市、町、村)別の1日あたりのエネルギー使用量の平均値が採用できる。また、月間目標値が決まっている場合は、基準値としては、月間目標値を各月の日数で割った値が採用されてもよい。この場合、月間目標値が固定であるとすると、各月の日数は、月に応じて異なるため、基準値は月に応じて異なることになる。
月間目標値は、1つの月におけるエネルギー使用量の合計値の目標値である。図24の例では、月間目標値として、1200kWhが登録されている。この1200kWhは、単純に基準値である400kWhに1月の日数である30を乗じた値である。
ここで、月間目標値としては、管理システムが事前に定めた値が採用されてもよいし、ユーザが任意に設定した値が採用されてもよいし、世帯平均値が採用されてもよい。ここで、世帯平均値としては、例えば国や、国に属する地域(例えば、県、州、群、地方、市、町、村)別の一ヶ月あたりのエネルギー使用量の平均値が採用できる。また、基準値が決まっている場合は、月間目標値としては、基準値に各月の日数を乗じた値が採用されてもよい。この場合、基準値が固定であるとすると、各月の日数は、月に応じて異なるため、月間目標値は月に応じて異なることになる。
なお、基準値テーブル2300は、例えば、エネルギー表示データ2500を算出する装置の蓄積部に蓄積される。
図24は、エネルギー管理データ2400のデータ構成の一例を示すデータである。エネルギー管理データ2400は、各ユーザ(家屋)におけるエネルギー使用量を示すエネルギーデータが登録されたデータである。
ここで、エネルギーデータは、エネルギー計測ユニット200により定期的に生成され、エネルギー管理データ2400に登録される。ここで、エネルギー管理データ2400は、エネルギー管理サーバ500がない管理システムにおいては、エネルギー計測ユニット200で管理される。また、エネルギー管理データ2400は、エネルギー管理サーバ500がある管理システムにおいては、エネルギー管理サーバ500にて全ユーザのエネルギーデータが一元的に管理され、エネルギー計測ユニット200にて該当するユーザ(家屋)分のエネルギーデータが管理される。
したがって、エネルギー管理サーバ500で管理されるエネルギー管理データ2400には複数のユーザのエネルギーデータが登録されることになる。
エネルギー管理データ2400には、「ユーザID」、「データID」、「日時」、「エネルギー使用量」が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザが管理システムにユーザ登録する際に事前に設定した、ユーザの識別子である。「データID」は1のエネルギーデータに対して付与される識別子である。「日時」は、エネルギーデータの計測日時である。図24の例では、ユーザ「A」につき、エネルギーデータは1時間毎に計測されているため、1つ目のエネルギーデータの「日時(2013年11月1日10時)」に対して、2つ目のエネルギーデータの「日時」は1時間後(2013年11月1日11時)になっている。
「エネルギー使用量」には、「合計」及び「内訳」が含まれる。「合計」は「内訳」が示す各機器400のエネルギー使用量の合計値である。「内訳」は、各機器400のエネルギー使用量を示し、「設置場所・機器名」及び「機器別計」が含まれる。「設置場所・機器名」は、各機器400の設置場所と名称とを示す。「機器別計」は、各機器400のエネルギー使用量を示す。各機器400のエネルギー使用量は、エネルギー計測ユニット200が、該当する機器400に電力を供給する分電盤300の分岐回路に設けられた電流センサが検知した電流値を取得することで算出される。
例えば、データID「0001」のエネルギーデータにおいては、「設置場所・機器名」に「リビング・エアコン」が登録され、「機器別計」に「10kWh」が登録されているため、エアコンはリビングに設置され、該当する「日時(2013年11月1日10時)」において、エネルギー使用量が10kWhであることが分かる。
図25は、エネルギー表示データ2500のデータ構成の一例を示す図である。エネルギー表示データ2500は、使用量確認画面1500を作成する際に使用され、1日につき1つのレコードが割り当てられたデータである。エネルギー表示データ2500には、「日」、「エネルギー使用量」、「基準値との比較」、及び「最も使用した機器」が含まれる。なお、図25では、ある1のユーザのエネルギー表示データ2500が示されている。すなわち、エネルギー表示データ2500はユーザ別に作成される。
「日」は、エネルギー使用量が計測された日を示す。「エネルギー使用量」は、該当する日におけるエネルギー使用量である。この「エネルギー使用量」は、エネルギー管理データ2400に登録されたあるユーザの1日分のエネルギーデータにおいて、「合計」に登録されたエネルギー使用量を加算することで得られる。
「基準値との比較」は、該当する日のエネルギー使用量が基準値を超過するか否かを示す。ここでは、「基準値との比較」には、エネルギー使用量が基準値より大きければ、「多い」が登録され、エネルギー使用量が基準値以下であれば、「少ない」が登録される。
「最も使用した機器」は該当する日において、エネルギー使用量が最大の機器400を示す。この「最も使用した機器」は、エネルギー管理データ2400に登録されたあるユーザの1日分のエネルギーデータにおいて、「機器別計」に登録されたエネルギー使用量を機器400別に加算し、その値が最大である機器400が登録される。
図25の1行目のレコードには、2013年11月1日のあるユーザのエネルギー使用量は「126kWh」であり、このエネルギー使用量は基準値以下であり、この日においてエネルギー使用量が最大の機器400はキッチンの冷蔵庫であることが登録されている。
図26は、カレンダー予定リスト2600のデータ構成の一例を示す図である。カレンダー予定リスト2600(スケジュール情報の一例)は、管理アプリ又はカレンダーアプリを用いてユーザが入力したスケジュールが登録されたデータである。このカレンダー予定リスト2600は、カレンダーデータ表示欄1503を作成する際に用いられる。なお、このカレンダー予定リスト2600は、管理アプリ及びカレンダーアプリで共用される。また、このカレンダー予定リスト2600は、ユーザ毎に存在する。
具体的には、カレンダー予定リスト2600には、1つの予定について1以上のレコードが割り当てられたデータであり、「日」、「時間」、及び「予定内容」が登録されている。「日」は該当する予定が実行される日を示す。「時間」は該当する予定が実行される時間を示す。「予定内容」は該当する予定の内容を示す。
例えば、1行目のレコードには、2013年11月8日の13:00−18:00に実行される「パーティ」の予定が登録されている。なお、この「パーティ」の予定は、この日で終了するため、この予定には1つのレコードが割り当てられている。
一方、4〜9行目に登録された「旅行」の予定は、1つの予定であるが、日が6日に跨っているため、6個のレコードが割り当てられている。
図27は、エネルギーデータの収集処理を示すシーケンス図である。なお、この収集処理は、管理システムがエネルギー管理サーバ500を備える図2及び図4の構成で行われる。
エネルギー計測ユニット200のエネルギーデータ管理部201は、エネルギー使用量計測部203で計測されたエネルギー使用量を用いてエネルギーデータを生成し、通信部204を用いて、エネルギー管理サーバ500に送信する(S2701)。
エネルギー管理サーバ500のエネルギーデータ管理部501は、通信部503を用いてエネルギーデータを受信し、蓄積部502に蓄積する(S2702)。
図28は、管理システムの処理シーケンスSA−1を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSA−1は、構成パターンA−1(図5)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSA−1は、端末100がエネルギー表示データ2500を生成する点を特徴とする。
端末100のアプリ管理部103は、管理アプリを起動する(S2801)。ここで、アプリ管理部103は、管理アプリアイコン1401がタップされたことをトリガーに管理アプリを起動する。
端末100のエネルギー表示データ生成部105は、通信部107を用いて、エネルギーデータを取得するためのエネルギーデータ要求をエネルギー計測ユニット200に送信する(S2802)。
エネルギー計測ユニット200のエネルギーデータ管理部201は、蓄積部202からエネルギーデータを取得し、通信部204を用いて、端末100に送信する(S2803)。ここで、エネルギーデータ管理部201は、前日から過去に遡って所定期間(例えば、1ヶ月や1週間)のエネルギーデータをエネルギー管理データ2400から抽出し、端末100に送信すればよい。
エネルギー表示データ生成部105は、送信されたエネルギーデータを用いてエネルギー表示データ2500を生成する(S2804)。ここで、エネルギー表示データ生成部105は、エネルギー表示データ2500が未算出の日数分のレコードを生成し、生成したレコードのそれぞれについて、送信されたエネルギーデータを用いて「エネルギー使用量」、「基準値との比較」、及び「最も使用した機器」を算出し、生成したレコードに登録すればよい。
ここでは、エネルギー表示データ生成部105は、エネルギー表示データ2500が未算出の日数を算出対象としたが、管理アプリの起動の有無に拘わらず、一日毎にエネルギー表示データ2500を算出してもよい。この場合、S2803にてエネルギーデータ管理部201は1日分のエネルギーデータをエネルギー管理データ2400から抽出して端末100に送信すればよい。
また、S2804にて、エネルギー表示データ生成部105は、送信された1日分のエネルギーデータを用いて一日分のエネルギー表示データ2500を生成すればよい。この場合、図28の処理シーケンスSA−1は、例えば、当日が翌日に切り替わるタイミングで実行されればよい。このことは、以下の図29〜図36の処理シーケンスについても同じである。
エネルギー表示データ生成部105は、蓄積部104からカレンダー予定リスト2600を取得する(S2805)。
画面生成部101は、取得したカレンダー予定リスト2600及びエネルギー表示データ2500を用いて、ユーザの予定及びエネルギー使用量をカレンダー形式で示すカレンダーデータを生成し、表示部108に表示する(S2806)。これにより、図15に示すような使用量確認画面1500が表示部108に表示される。
図29は、管理システムの処理シーケンスSA−2を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSA−2は、構成パターンA−2(図6)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSA−2は、エネルギー計測ユニット200がエネルギー表示データ2500を生成する点を特徴とする。
S2901は、S2801と同じである。
端末100の画面生成部101は、通信部107を用いて、エネルギー表示データ2500をエネルギー計測ユニット200に生成させるためのエネルギー表示データ要求をエネルギー計測ユニット200に送信する(S2902)。
エネルギー計測ユニット200のエネルギー表示データ生成部205は、エネルギーデータを蓄積部202から取得し、エネルギー表示データ2500を生成する(S2903)。この処理の詳細は、S2804と同じである。
エネルギー表示データ生成部205は、通信部204を用いてエネルギー表示データ2500を端末100に送信する(S2904)。
S2905、S2906は、S2805、S2806と同じである。
図30は、管理システムの処理シーケンスSB−1を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSB−1は、構成パターンB−1(図7)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSB−1は、端末100が、エネルギー管理サーバ500からエネルギーデータを取得して、エネルギー表示データ2500を生成する点を特徴とする。
S3001は、S2801と同じである。
端末100のエネルギー表示データ生成部105は、通信部107を用いて、エネルギーデータを取得するためのエネルギーデータ要求をエネルギー計測ユニット200に送信する(S3002)。
エネルギー管理サーバ500のエネルギーデータ管理部501は、蓄積部502からエネルギーデータを取得し、通信部107を用いて、端末100に送信する(S3003)。ここで、エネルギーデータ管理部501は、該当する端末100を所有するユーザの、前日から過去に遡って所定期間(例えば、1ヶ月)のエネルギーデータをエネルギー管理データ2400から抽出し、端末100に送信すればよい。
S3004〜S3006は、S2804〜S2806と同じである。
図31は、管理システムの処理シーケンスSB−2を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSB−2は、構成パターンB−2(図8)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSB−2は、エネルギー管理サーバ500がエネルギー表示データ2500を生成する点を特徴とする。
S3101は、S2801と同じである。
端末100の画面生成部101は、通信部107を用いて、エネルギー表示データ2500をエネルギー管理サーバ500に生成させるためのエネルギー表示データ要求をエネルギー管理サーバ500に送信する(S3102)。
エネルギー管理サーバ500のエネルギー表示データ生成部504は、エネルギーデータを蓄積部502から取得し、エネルギー表示データ2500を生成する(S3103)。この処理の詳細は、S2804と同じである。
エネルギー管理サーバ500は、通信部503を用いてエネルギー表示データ2500を端末100に送信する(S3104)。
S3105、S3106は、S2805、S2806と同じである。
図32は、管理システムの処理シーケンスSC−1を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSC−1は、構成パターンC−1(図9)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSC−1は、端末100がエネルギー表示データ2500を生成し、且つカレンダーサーバ600からカレンダー予定リスト2600を取得する点を特徴とする。
S3201は、S2801と同じである。
S3202、S3203は、S2802、S2803と同じである。
端末100のエネルギー表示データ生成部105は、通信部107を用いて、カレンダー予定リスト2600の取得要求をカレンダーサーバ600に送信する(S3204)。
カレンダーサーバ600のカレンダーデータ管理部601は、該当する端末100を所有するユーザのカレンダー予定リスト2600を蓄積部602から取得し、通信部603を用いて端末100に送信する(S3205)。ここで、カレンダーデータ管理部601は、一日毎にエネルギー表示データ2500が作成される態様においては、算出対象となる一日分のエネルギー表示データ2500を端末100に送信すればよい。また、カレンダーデータ管理部601は、ユーザにより管理アプリが起動されたときにエネルギー表示データ2500が作成される態様においては、未算出の日数分のエネルギー表示データ2500を端末100に送信すればよい。
S3206、S3207は、S2804、S2806と同じである。
図33は、管理システムの処理シーケンスSC−2を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSC−2は、構成パターンC−2(図10)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSC−2は、エネルギー計測ユニット200がエネルギー表示データ2500を生成し且つ端末100がカレンダーサーバ600からカレンダー予定リスト2600を取得する点を特徴とする。
S3301は、S2801と同じである。
S3302〜S3304はS2902〜S2904と同じである。
S3305、S3306は、S3204、S3205と同じである。
S3307は、S2806と同じである。
図34は、管理システムの処理シーケンスSD−1を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSD−1は、構成パターンD−1(図11)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSD−1は、端末100がエネルギー管理サーバ500からエネルギーデータを取得してエネルギー表示データ2500を生成し且つ端末100がカレンダーサーバ600からカレンダー予定リスト2600を取得する点を特徴とする。
S3401は、S2801と同じである。
S3402、S3403は、S3002、S3003と同じである。
S3404〜S3407は、S3204〜S3207と同じである。
図35は、管理システムの処理シーケンスSD−2を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSD−2は、構成パターンD−2(図12)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSD−2は、エネルギー管理サーバ500がエネルギー表示データ2500を生成し且つ端末100がカレンダーサーバ600からカレンダー予定リスト2600を取得する点を特徴とする。
S3501は、S2801と同じである。
S3502〜S3504は、S3102〜S3104と同じである。
S3505、S3506は、S3204、S3205と同じである。
S3507は、S2806と同じである。
図36は、管理システムの処理シーケンスSD−3を示すシーケンス図である。この処理シーケンスSD−3は、構成パターンD−3(図13)の管理システムにおける処理シーケンスである。処理シーケンスSD−3は、エネルギー管理サーバ500がカレンダーサーバ600からカレンダー予定リスト2600を取得し、使用量確認画面1500の描画データを生成する点を特徴とする。
S3601は、S2801と同じである。
端末100の画面生成部101は、通信部107を用いて、エネルギー管理サーバ500に使用量確認画面1500の描画データを生成させるための描画データ要求を送信する(S3602)。
S3603は、S3103と同じである。
S3604では、エネルギー管理サーバ500のアプリ描画データ生成部505は、通信部503を用いてカレンダー予定リスト2600の取得要求をカレンダーサーバ600に送信する。
S3605では、エネルギー管理サーバ500の通信部503は、カレンダー予定リスト2600を受信する。
S3606では、エネルギー管理サーバ500のアプリ描画データ生成部505は、エネルギー表示データ2500及びカレンダー予定リスト2600を用いて、使用量確認画面1500の描画データを生成する。ここで、描画データは、例えばHTMLで記述されたデータである。
アプリ描画データ生成部505は、描画データを、通信部503を用いて端末100に送信する(S3607)。
端末100の画面生成部101は、描画データを用いて表示部109に使用量確認画面1500を表示する(S3608)。
図37は、使用量確認画面1500の表示処理の第1例のフローチャートである。このフローチャートは、処理シーケンスSA−1、SB−1に対応する。なお、処理シーケンスSA−1が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー計測ユニット200であり、処理シーケンスSB−1が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー管理サーバ500である。
まず、アプリ管理部103は、管理アプリを起動する(S3701)。エネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500も管理アプリを起動する(S3711)。
次に、エネルギー表示データ生成部105は、エネルギーデータ要求をエネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500に送信する。
次に、エネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500は、エネルギーデータ要求を受信し(S3712)、自身が管理するエネルギー管理データ2400からエネルギーデータを取得し(S3713)、端末100に送信する(S3714)。
次に、端末100の通信部107は、エネルギーデータを受信する(S3703)。
次に、エネルギー表示データ生成部105は、エネルギー表示データ2500の生成処理を実行する(S3704)。この処理の詳細は、後ほど説明する。
次に、画面生成部101は、蓄積部104からカレンダー予定リスト2600を取得する(S3705)。
次に、画面生成部101は、エネルギー使用量の表示処理を実行する(S3706)。この処理の詳細は後ほど説明する。
次に、画面生成部101は、エネルギー使用量を表示した後に日付が変わったか否かを判定する(S3707)。日付が変わった場合(S3707でYES)、処理はS3702に戻る。日付が変わらなかった場合(S3707でNO)、画面生成部101は、管理アプリの終了指示があったか否かを判定する(S3708)。管理アプリの終了指示があれば(S3708でYES)、処理は終了する。一方、管理アプリの終了指示がなければ、処理はS3707に戻る。
これにより、例えば、管理アプリの起動中に日付が変われば、自動的にエネルギー表示データ2500が生成され、カレンダーデータ表示欄1503に表示されるエネルギー使用量が更新される。その結果、ユーザは、管理アプリの起動中に日付が変わっても、管理アプリを再起動することなく、管理アプリの起動時に本日であった日のエネルギー使用量を確認できる。
なお、一日毎にエネルギー表示データ2500を作成する態様が採用される場合、ユーザによる管理アプリの起動の有無に拘わらず、端末100はエネルギー表示データ2500の生成処理を実行すればよい。
図38は、使用量確認画面1500の表示処理の第2例のフローチャートである。このフローチャートは、処理シーケンスSA−2、SB−2に対応する。なお、処理シーケンスSA−2が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー計測ユニット200であり、処理シーケンスSB−2が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー管理サーバ500である。
第2例の表示処理は、第1例の表示処理に対して、S3702、S3703、S3704に代えて、S3801、S3801が設けられ、S3712、S3714の処理に代えて、S3811、S3812、S3813の処理が設けられている。
S3801では、画面生成部101は、エネルギー表示データ要求をエネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500に送信する(S3801)。
エネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500は、エネルギー表示データ要求を受信する(S3811)。
S3812では、エネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500はエネルギー表示データ2500の生成処理を実行する(S3812)。この処理の詳細は後ほど説明する。
S3812では、エネルギー計測ユニット200又はエネルギー管理サーバ500は、エネルギー表示データ2500を端末100に送信する(S3813)。
S3802では、端末100の通信部107は、エネルギー表示データ2500を受信する。以降は第1例の表示処理と同じである。
図39は、使用量確認画面1500の表示処理の第3例のフローチャートである。このフローチャートは、処理シーケンスSC−1、SD−1に対応する。なお、処理シーケンスSC−1が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー計測ユニット200であり、処理シーケンスSD−1が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー管理サーバ500である。
第3例の表示処理は、第1例の表示処理(図37)に対して、S3705に代えて、図39で説明したS3901、S3902が設けられている。
S3901では、端末100の画面生成部101は、カレンダー予定リスト2600の取得要求をカレンダーサーバ600に送信し(S3901)、カレンダー予定リスト2600を受信する(S3902)。以降、第1例の表示処理と同じである。
図40は、使用量確認画面1500の表示処理の第4例のフローチャートである。このフローチャートは、処理シーケンスSC−2、SD−2に対応する。なお、処理シーケンスSC−2が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー計測ユニット200であり、処理シーケンスSD−2が採用される場合、右列の処理主体は、エネルギー管理サーバ500である。
第4例の表示処理は、第2例の表示処理(図38)に対して、S3705に代えて、図39で説明したS3901、S3902が設けられている。これは、第4例では、カレンダーサーバ600が設けられているからである。それ以外は、第2例の表示処理と同じである。
図41は、使用量確認画面1500の表示処理の第5例のフローチャートである。このフローチャートは、処理シーケンスSD−3に対応する。したがって、右列の処理主体は、エネルギー管理サーバ500である。
第5例の表示処理は、第4例の表示処理に対して、S3801、S3802、S3901、S3902、S3706に代えて、S4101、S4102、S4103が設けられ、S3811、S3813に代えて、S4111、S4112、S4113、S4114、S4115が設けられている。
S4101では、端末100の画面生成部101は、描画データ要求をエネルギー管理サーバ500に送信する。
S4111では、エネルギー管理サーバ500は、描画データ要求を受信する。
S3713、S3812に続くS4112では、エネルギー管理サーバ500は、カレンダー予定リスト2600の取得要求をカレンダーサーバ600に送信し、S4113では、カレンダー予定リスト2600を受信する。
S4114では、エネルギー管理サーバ500は、描画データを作成する。S4114の処理の詳細は、図43〜図48で後述するエネルギー使用量の表示処理と同じである。
S4115では、エネルギー管理サーバ500は、描画データを端末100に送信する。
S4102では、端末100の通信部107は、描画データを受信する。
S4103では、画面生成部101は、描画データを用いてエネルギー使用量に関する情報を描画する。
なお、エネルギー計測ユニット200がアプリ描画データ生成部を備える態様が採用されてもよい。この場合、図42の右列の処理主体は、エネルギー計測ユニット200となる。
図42は、エネルギー表示データ2500の生成処理(S3704、S3812)のフローチャートである。
エネルギー生成処理の処理主体は、端末100のエネルギー表示データ生成部105又はエネルギー管理サーバ500のエネルギー表示データ生成部504である。
まず、エネルギーデータを用いて、エネルギー使用量が1日単位でチェックされる(S4201)。具体的には、エネルギー使用量の算出対象となる日のうちで1の日がチェック対象として抽出される。ここで、エネルギー使用量の算出対象となる日としては、例えば、既にエネルギー使用量が算出されている日の翌日から本日の前日までの日が採用される。
次に、表示対象の全ての日に対するチェックが終了していれば(S4202でYES)、処理は終了し、チェックが終了していなければ(S4202でNO)、処理がS4203に進む。
次に、チェック対象の日のエネルギーデータを用いて、各機器400のエネルギー使用量が合算される(S4203)。次に、合算した値、つまり、チェック対象の日のエネルギー使用量が、基準値を超えたか否かが判定される(S4204)。
チェック対象の日のエネルギー使用量が基準値より大きければ(S4204でYES)、エネルギー表示データ2500の該当する日のレコードの「基準値との比較」に「多い」が設定される(S4205)。一方、チェック対象の日のエネルギー使用量が基準値以下であれば(S4204でNO)、エネルギー表示データ2500の該当する日のレコードの「基準値との比較」に「少ない」が設定される(S4206)。
S4205又はS4206の処理が終了すると、処理がS4202に戻され、次の日がチェック対象として決定され、S4202以降の処理が行われる。
図43は、端末100でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第1例のフローチャートである。まず、画面生成部101は、カレンダーデータ表示欄1503の初期画像を描画する(S4301)。ここで、カレンダーデータ表示欄1503の初期画像には、カレンダーの基本的な情報(例えば、月、日、曜日、及びマス等)が含まれる。
次に、画面生成部101は、カレンダー予定リスト2600を用いて、カレンダーデータ表示欄1503上のユーザの予定の入っている日にスケジュールアイコン1507を描画する(S4302)。
次に、画面生成部101は、エネルギー表示データ2500を用いて、当月のエネルギー使用量を1日単位で描画する(S4303)。
次に、画面生成部101は、当月の中から描画対象となる1の日を決定し、当月の全ての日に対する描画が終了していなければ(S4304でNO)、処理をS4309に進める。一方、当月の全ての日に対する描画が終了すれば(S4304でYES)、画面生成部101は、当月内でエネルギー使用量が最大の日のマス1504に最大使用日マーク1506を表示する(S4305)。
次に、画面生成部101は、当月内でエネルギー使用量が最小の日のマス1504に最小使用日マーク1505を表示する(S4306)。
次に、画面生成部101は、アドバイス描画処理を実行する(S4307)。この処理の詳細は後ほど説明する。
次に、画面生成部101は、使用量確認画面1500にその他の関連情報を描画する(S4308)。ここで、その他の関連情報としては、使用量確認画面1500において、上述した描画が行われていない画面パーツが該当する。
S4309では、画面生成部101は、エネルギー表示データ2500を用いて、描画対象の日のエネルギー使用量が基準値より多いか否かを判定する。
描画対象の日のエネルギー使用量が基準値より大きければ(S4309でYES)、画面生成部101は、描画対象の日のマス1504を赤色(第1色)で描画する(S4310)。
一方、描画対象の日のエネルギー使用量が基準値以下であれば(S4309でNO)、画面生成部101は、描画対象の日のマス1504を青色に描画する(S4311)。これにより、図15〜図17で示すような使用量確認画面1500が表示される。
S4310又はS4311の処理が終了すると、処理はS4304に戻り、次の日が描画対象の日として決定され、S4304以降の処理が実行される。なお、週単位でエネルギー使用量に関する情報を表示する態様が採用される場合、S4304の「当月」は、「当週」となる。また、図43がS4112(描画データの作成処理)のサブルーチンである場合、S4308で生成された使用量確認画面1500は、HTML形式に変換され、端末100に送信されて表示される。これらは、以下の図44〜図48においても同じである。
図44は、端末100でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第2例のフローチャートである。第2例のエネルギー使用量の表示処理は、第1例のエネルギー使用量の表示処理に対して、S4310、S4311の処理に代えて、S4401、S4402が設けられている。それ以外は、第1例のエネルギー使用量の表示処理と同じである。
S4401では、画面生成部101は、描画対象の日のマス1504に、エネルギー使用量を赤色(第1色)の文字で描画する。
S4402では、画面生成部101は、描画対象の日のマス1504にエネルギー使用量を青色(第2色)の文字で描画する。この場合、図20で示す使用量確認画面1500において、エネルギー使用量が基準値より大きいマス1504には赤色でエネルギー使用量の文字が表示され、エネルギー使用量が基準値以下のマス1504には青色でエネルギー使用量の文字が表示される。
図45は、端末100でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第3例のフローチャートである。第3例のエネルギー使用量の表示処理は、第1例のエネルギー使用量の表示処理に対して、S4310、S4311の処理に代えて、S4501、S4502が設けられている。それ以外は、第1例のエネルギー使用量の表示処理と同じである。
S4501では、画面生成部101は、エネルギー使用量の文字を、描画対象の日のマス1504の赤色(第1色)の背景領域上に描画する。
S4502では、画面生成部101は、エネルギー使用量の文字を、描画対象の日のマス1504の青色(第2色)の背景領域上に描画する。この場合、図19に示すように、エネルギー使用量が基準値より大きい日のマス1504には、エネルギー使用量が赤色のハイライトを付して表示され、エネルギー使用量が基準値以下のマス1504には、エネルギー使用量が青色のハイライトを付して表示される。
図46は、端末100でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第4例のフローチャートである。第4例のエネルギー使用量の表示処理は、第1例のエネルギー使用量の表示処理に対して、S4309、S4310、S4311の処理に代えて、S4601が設けられている。それ以外は、第1例のエネルギー使用量の表示処理と同じである。
S4601では、画面生成部101は、エネルギー使用量の文字を、描画対象の日のマス1504に描画する。この場合、図20で示す使用量確認画面1500において、エネルギー使用量が基準値より大きいか否かに拘わらず、エネルギー使用量の文字が同じ色で表示される。
図47は、端末100でのエネルギー使用量の表示処理(S3706)の第5例のフローチャートである。第5例のエネルギー使用量の表示処理は、第1例のエネルギー使用量の表示処理に対して、S4310及びS4311の処理の後にS4701が設けられている。それ以外は、第1例のエネルギー使用量の表示処理と同じである。
S4701では、画面生成部101は、エネルギー表示データ2500を用いて、描画対象の日のマス1504に、その日においてエネルギー使用量が最大の機器400の機器アイコン1512を描画する(S4701)。この場合、図21に示すように、前日以前の各マス1504に、エネルギー使用量が最大の機器400の機器アイコン1512が描画された使用量確認画面1500が表示される。
図48は、エネルギー使用量の表示処理(S3706)の第6例のフローチャートである。第6例のエネルギー使用量の表示処理は、第1例のエネルギー使用量の表示処理に対して、S4310、S4311の処理に代えてS4801、S4802が設けられている。それ以外は、第1例のエネルギー使用量の表示処理と同じである。
S4801では、画面生成部101は、エネルギー表示データ2500を用いて、エネルギー使用量が基準値より大きいの日のマス1504に、その日においてエネルギー使用量が最大の機器400の機器アイコン1512を赤色(第1色)の線で描画する。
S4802では、画面生成部101は、エネルギー表示データ2500を用いて、エネルギー使用量が基準値以下の日のマス1504に、その日においてエネルギー使用量が最大の機器400の機器アイコン1512を青色(第2色)の線で描画する。この場合、図22に示すように、機器400を示す画像の輪郭等を示す描画線が第1色又は第2色であり、機器400を示す画像の背景が第1色又は第2色の機器アイコン1512が描画された使用量確認画面1500が表示される。
図49は、アドバイス描画処理(S4307)を示すフローチャートである。
まず、画面生成部101は、基準値テーブル2300を用いてエネルギー使用量の月間目標値を取得する(S4901)。この場合、画面生成部101は、蓄積部104に基準値テーブル2300が蓄積されていれば、蓄積部104から取得すればよい。また、蓄積部104に基準値テーブル2300が蓄積されていなければ、基準値テーブル2300を蓄積している装置から基準値テーブル2300を取得すればよい。
次に、画面生成部101は、月間目標値から当月のエネルギー使用量を減算する(S4902)。具体的には、本日が当月の「10日」であるとすると、画面生成部101は、1日〜9日のそれぞれのエネルギー使用量の合計値を求め、月間目標値からその合計値を減じる。
次に、画面生成部101は、S4902で得られた減算値を基準値で除算する(S4903)。次に、画面生成部101は、S4903で得られた除算値を目安日数として、アドバイス表示欄1511の目安日数1508に表示する(S4904)。ここで、除算値が小数点以下の数値を含む場合、画面生成部101は、小数点以下の数値を切り捨てた値を目安日数として算出すればよい。減算値が多いほどエネルギー使用量は月間目標値に対して余裕があることを示すため、目安日数はエネルギー使用量が月間目標値に対してどの程度余裕があるかの目安を示す。
次に、目安日数が当月の残日よりも多ければ(S4905でYES)、画面生成部101は、目安日数から残日数を差し引いた値を余裕日数として算出し、アドバイス表示欄1511の余裕日数1509に表示する(S4906)。
一方、目安日数が当月の残日以下であれば(S4905でNO)、画面生成部101は、残日数から目安日数を差し引いた値を不足日数として算出し、アドバイス表示欄1511の不足日数1510に表示する(S4907)。
次に、画面生成部101は、アドバイス表示欄1511に警告メッセージを表示する(S4908)。この場合、図18に示すアドバイス表示欄1511に記載された文章が警告メッセージとして採用されてもよいし、図18に示した文章以外の例えば「このままでは月間目標値を達成できません。」といった文章が警告メッセージとして採用されてもよい。
なお、上記説明では、エネルギー使用量が基準値を超えた日であることを示す表示とエネルギー使用量が基準値以下の日であることを示す表示とが共に表示されたが、いずれか一方のみが表示されてもよい。
また、上記説明では、エネルギー使用量が基準値を超えたか否かの判定において、エネルギー使用量が基準値より大きい日はエネルギー使用量が「多い」と判定され、エネルギー使用量が基準値以下の日はエネルギー使用量が「少ない」と判定されたが、これに限定されない。エネルギー使用量が基準値以上の場合、エネルギー使用量が「多い」と判定され、エネルギー使用量が基準値未満の場合に、エネルギー使用量が「少ない」と判定されてもよい。
本開示によれば、ユーザの予定やサービスマンの予約可能日を管理するクラウドシステムにおいて有用である。

Claims (27)

  1. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置において実行されるプログラムであって、
    前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる、
    プログラム
  2. 前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能である、
    請求項1記載のプログラム
  3. 当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記当該月又は当該週の本日の消費電力量に応じて前記第1表示又は前記第2表示を表示させる、
    請求項1から請求項2のいずれか一に記載のプログラム
  4. 前記第1表示は第1色を用いて表された表示であり、前記第2表示は前記第1色とは異なる第2色を用いて表された表示である、
    請求項1から請求項3のいずれか一に記載のプログラム
  5. 当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の平均消費電力量が当該月又は当該週の平均消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第1アドバイス情報を表示させる、
    請求項1から請求項4のいずれか一に記載のプログラム
  6. 当該月又は当該週の本日以降の各日の消費電力量が何日、前記所定の基準値以下であれば、当該月又は当該週の合計消費電力量が当該月又は当該週の合計消費電力量の目標値以下になるかを示す目安日数を算出し、前記目安日数が当該月又は当該週の残日数に比べて多いか少ないかを示す第2アドバイス情報を表示させる、
    請求項1から請求項4のいずれか一に記載のプログラム
  7. 当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第1アドバイス情報に更新させる、
    請求項5記載のプログラム
  8. 当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記移行前の本日の消費電力量を含めた前記第2アドバイス情報に更新させる、
    請求項6記載のプログラム
  9. 前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が少ない日であることを示す第1表示データを表示させる、
    請求項1から請求項8のいずれか一に記載のプログラム
  10. 前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、前記カレンダーデータに表され当該月又は当該週の本日前のいずれかの日に対応する領域に、その日が最も消費電力量が多い日であることを示す第2表示データを表示させる、
    請求項1から請求項9のいずれか一に記載のプログラム
  11. 当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、各日において最も消費電力量が多い電化機器を表す機器表示を表示させる、
    請求項1から請求項10のいずれか一に記載のプログラム
  12. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法
  13. 前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のプログラムを搭載した通信装置。
  14. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置において実行されるプログラムであって、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる、
    プログラム
  15. 前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能である、
    請求項14記載のプログラム
  16. 当該月又は当該週の本日が翌日に移行した場合、前記翌日に移行する前の当該月又は当該週の本日に対応する領域に、前記当該月又は当該週の本日の消費電力量に応じて前記第1表示又は前記第2表示を表示させる、
    請求項14から請求項15のいずれか一に記載のプログラム
  17. 前記第1表示は第1色を用いて表された表示であり、前記第2表示は前記第1色とは異なる第2色を用いて表された表示である、
    請求項14から請求項16のいずれか一に記載のプログラム
  18. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成して前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法
  19. 請求項14から請求項17のいずれか1項に記載のプログラムを搭載した通信装置。
  20. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムにおける情報提供方法であって、
    前記ネットワークを介して前記電化機器と関連づけられたユーザの通信装置から、月単位又は週単位の各日に前記ユーザのスケジュール情報を表したカレンダーデータを前記通信装置のディスプレイに表示するための依頼を受信し、
    前記依頼に応じて前記カレンダーデータを生成するために、前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリから前記ユーザのスケジュール情報を入力し、
    前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報に基づいて、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量が所定の基準値を超えたことを示す第1表示又は前記ユーザと関連付けられた消費電力量が前記所定の基準値以下であることを示す第2表示を合成したカレンダーデータを生成し、
    前記ネットワークを介して前記通信装置に前記カレンダーデータを送信して前記通信装置のディスプレイに表示させる、
    情報提供方法。
  21. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法。
  22. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法。
  23. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムにおける情報提供方法であって、
    前記ネットワークを介して前記電化機器と関連づけられたユーザの通信装置から、月単位又は週単位の各日に前記ユーザのスケジュール情報を表したカレンダーデータを前記通信装置のディスプレイに表示するための依頼を受信し、
    前記依頼に応じて前記カレンダーデータを生成するために、前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリから前記ユーザのスケジュール情報を入力し、
    前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報に基づいて、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成したカレンダーデータを生成し、
    前記ネットワークを介して前記通信装置に前記カレンダーデータを送信して前記通信装置のディスプレイに表示させる、
    情報提供方法。
  24. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置において実行されるプログラムであって、
    前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記管理されたスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して前記ディスプレイに表示させる、
    プログラム
  25. 前記ユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、請求項24記載のプログラムを搭載した通信装置。
  26. ネットワークを介して電化機器の消費電力量を含むログ情報を収集及び管理する情報管理システムに接続され、ディスプレイを有する通信装置において実行されるプログラムであって、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    月単位又は週単位の各日を表したカレンダーデータを前記ディスプレイに表示させる指示を受け付けさせ、
    前記指示に応じて、前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を受信し、
    前記ネットワークを介して前記情報管理システムから、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を示す情報を受信し、
    前記受信したスケジュール情報及び前記受信した消費電力量を示す情報に基づき、当該月又は当該週の本日前の各日に対応する領域に、前記ユーザと関連付けられた消費電力量を表す数字を合成して前記ディスプレイに表示させる、
    プログラム
  27. 請求項26記載のプログラムを搭載した通信装置。
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