JP5650683B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5650683B2
JP5650683B2 JP2012085309A JP2012085309A JP5650683B2 JP 5650683 B2 JP5650683 B2 JP 5650683B2 JP 2012085309 A JP2012085309 A JP 2012085309A JP 2012085309 A JP2012085309 A JP 2012085309A JP 5650683 B2 JP5650683 B2 JP 5650683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
output
specific
unit
arrangement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012085309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013214927A (ja
Inventor
洋平 高野
洋平 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2012085309A priority Critical patent/JP5650683B2/ja
Publication of JP2013214927A publication Critical patent/JP2013214927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5650683B2 publication Critical patent/JP5650683B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、文字や記号を含む画像データを印刷する画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。本発明は、特に文字や記号が予め定めたサイズよりも小さいときにこれを拡大して印刷するようにした画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
文字や記号(以下、単に「文字」という。)を含む文書データ等の印刷の対象となる画像データの中には各種のサイズの文字が存在する場合がある。このような画像データをプリンタで規定サイズの用紙に印刷すると、小さなサイズの文字の部分が特に老眼や弱視等の視覚障害を持つユーザにとって読みづらいという問題が発生する。
そこで、原稿を読み取って得られたイメージから個々の文字を切り出して、必要な文字の大きさまで拡大したり、必要な文章を切り出して拡大した文章として再配置することが、本発明の第1の関連技術として提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この第1の関連技術では、各文字の切り出しは装置が行っても、拡大する文字の指定や、拡大後の文字サイズの指定は、ユーザが操作画面を見ながらいちいち指定する必要がある。したがって、装置の操作に手間と時間を要するだけでなく、ユーザが見過ごした小さなサイズの文字は、そのまま拡大処理されずに出力されてしまうという問題がある。
そこで、予め文字サイズの出力される際の視覚的な最小の適正サイズとしてのしきい値と、印刷用紙における印刷領域を定めておき、しきい値未満のサイズの文字についてはしきい値まで拡大して印刷領域の範囲内で印刷することが、本発明の第2の関連技術として提案されている(たとえば特許文献2参照)。
この第2の関連技術では、画像データにおける文字領域(テキスト領域)とそれ以外の領域としての絵柄領域を判別している。そして、文字領域に存在する文字の中で本来は、しきい値未満で出力されるものをしきい値のサイズまで拡大して出力している。第2の関連技術では、次の2つの手法を提案している。
第1の手法は、一部の文字列を拡大したために元の原稿と同一サイズの用紙にこれらの文字列をレイアウトすることができなくなる場合を扱っている。第1の手法では、サイズが元々大きい文字列を適当なサイズまで縮小したり、文書に含まれる画像のサイズを縮小することで、空きスペースを作り、ここに拡大後の文字列を配置することで、元の原稿と同一サイズの用紙にレイアウトすることを可能にしている。
第2の手法では、一部の文字列を拡大したために元の原稿と同一サイズの用紙にレイアウトすることができなくなる場合を扱っている。第2の手法では、このような場合に元の原稿を2ページに分割してレイアウトすることで空きスペースを作り、文書全体を読み易く整形することにしている。
特開2000−137801号公報(第0067段落、第0068段落、図9、図10) 特開2002−374400号公報(第0060段落〜第0067段落、図8〜図11)
この第2の関連技術を使用する場合には、印刷用紙のサイズを指定するときに、その用紙サイズにおける文字の最大印刷領域をユーザが事前に設定しておく必要がある。拡大後の文字をレイアウトする際に最大印刷領域の設定が必要とされるからである。
画像データが文字のみで構成されている場合には、最大印刷領域の範囲内で文字をレイアウトし、1ページに納まらない場合には2ページ分のレイアウトを行えばよい。このため、画像処理は比較的簡単である。ところが、画像データが文字領域と絵柄領域で構成されている場合には、元の1ページ分の画像データを1ページで印刷しようとすると、この第2の関連技術では、文字領域を拡大する分だけ絵柄領域のサイズを縮小したり、しきい値よりも大きなサイズの文字をしきい値で示すサイズまで縮小することで小さな文字を拡大するための空きスペースを作り出している。
このため、第2の関連技術を採用すると、文字領域内の文字については必要により拡大処理が行われる結果として読み易くなるという利点が生じるが、絵柄領域内に文字が存在する画像データの場合には絵柄領域の全体的な縮小によって、その内部に配置された文字のサイズがしきい値未満となるような事態が出現する可能性があった。この結果、絵柄領域内に元々配置されている文字が読みづらくなるという問題が発生した。
この問題を解決する1つの手法として、絵柄領域のみを縮小し、絵柄領域内部に配置されていた文字は縮小しないでそのままのサイズで出力することが考えられる。しかしながら、絵柄領域内に存在する文字は、絵柄と位置的な関連を持って配置されている場合が多い。このため、絵柄領域内に存在した文字のサイズのみを一方的に拡大して絵柄領域から大きくはみ出すような状態にすると、文字の一部が絵柄領域からはみ出して体裁が悪くなるという理由だけでなく、文字が絵柄と連動しなくなる場合があるという問題があった。
以上、画像データを構成する絵柄領域に、文字が重複してプリントアウトされたり、ディスプレイで絵柄領域に文字が重複して表示される際の文字の拡大処理に伴う問題点について説明した。一般には、画像データを構成する絵柄等の特定データの出力される領域に、文字等の特定の単位出力要素が任意数組み合わされて重複して出力されるように配置されている場合に、特定の単位出力要素の出力される際のサイズが視覚的な最小の適正サイズよりも小さいときにこれを拡大しようとしたときに同様の問題が発生する。
そこで本発明の目的は、絵柄等の特定データの出力される領域内に文字等の単位出力要素が配置された画像データについて出力形態を特別に指示することなく単位出力要素の出力されるサイズをより見やすく拡大処理することのできる画像処理装置、方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、絵柄領域に文字が含まれている画像データを入力したとき、視覚的な最小の適正サイズに達しないサイズとなっている文字をユーザの特別な指示を必要とすることなく、より見やすく拡大処理して前記した画像データに対応する画像を出力することのできる画像処理装置、方法およびプログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)画像データを入力する画像データ入力手段と、(ロ)この画像データ入力手段によって入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別手段と、(ハ)この特定出力領域判別手段で判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定手段と、(二)前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定手段によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別手段と、(ホ)この単位出力要素出力サイズ判別手段が前記単位出力要素について前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別手段と、(へ)この配置可否判別手段が配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウト手段と、(ト)前記配置可否判別手段が配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別手段と、(チ)この特定出力領域拡大可否判別手段が前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大手段と、(リ)前記特定出力領域拡大可否判別手段が前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別手段と、(ヌ)この最大出力可能領域拡大可否判別手段が前記最大出力可能領域に拡大可能であると判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別手段と、を画像処理装置が具備し、前記レイアウト手段は、前記特定出力領域拡大手段が拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトする。
また、本発明では、(イ)画像データを入力する画像データ入力ステップと、(ロ)この画像データ入力ステップで入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別ステップと、(ハ)この特定出力領域判別ステップで判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定ステップと、(二)前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定ステップによって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別ステップと、(ホ)この単位出力要素出力サイズ判別ステップで前記単位出力要素が前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別ステップと、(へ)この配置可否判別ステップで配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウトステップと、(ト)前記配置可否判別ステップで配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能な否かを判別する特定出力領域拡大可否判別ステップと、(チ)この特定出力領域拡大可否判別ステップが前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大ステップと、(リ)この特定出力領域拡大可否判別ステップが前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別ステップと、(ヌ)この最大出力可能領域拡大可否判別ステップが前記最大出力可能領域に拡大可能であると判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別ステップと、を画像処理方法が具備し、前記レイアウトステップは、前記特定出力領域拡大ステップが拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトする
更に本発明では、コンピュータに、(イ)画像データを入力する画像データ入力処理と、(ロ)この画像データ入力処理で入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別処理と、(ハ)この特定出力領域判別処理で判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定処理と、(二)記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定処理によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別処理と、(ホ)この単位出力要素出力サイズ判別処理で前記単位出力要素が前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別処理と、(へ)前記配置可否判別処理で配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウト処理と、(ト)前記配置可否判別処理で配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別処理と、(チ)この特定出力領域拡大可否判別処理が前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大処理と、(リ)前記特定出力領域拡大可否判別処理が前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別処理と、(ヌ)この最大出力可能領域拡大可否判別処理が前記最大出力可能領域に拡大可能であると判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別処理と、を実行させ、前記レイアウト処理は、前記特定出力領域拡大ステップが拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトする。
以上説明したように本発明によれば、絵柄領域等の特定出力領域内に文字等の特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に、これらの単位出力要素のそれぞれが、しきい値設定手段によって設定した最小の適正サイズ以上で出力されるかを判別するようにしている。そして、最小の適正サイズ以上で出力されない単位出力要素については適正サイズまで拡大したとき、これらの単位出力要素を配置する配置必要領域が特定出力領域からはみ出さないように配置可能かをチェックすることにして、配置可能な場合には拡大処理とこれに伴うレイアウトを行うことにした。これにより、文字等の特定の単位出力要素が必要により拡大され絵柄領域等の特定出力領域からはみ出さないように配置した状態で画像の出力が可能になる。ユーザは単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくだけでよく、個々の画像データに応じた複雑あるいは専門的な操作を指示する必要なく、より見やすくなった処理結果を得ることができる。
本発明の画像処理装置のクレーム対応図である。 本発明の画像処理方法のクレーム対応図である。 本発明の画像処理プログラムのクレーム対応図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置の構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施の形態の画像処理装置における制御部の具体的な構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態の画像処理装置におけるレイアウト処理部の構成の要部を表わしたブロック図である。 本実施の形態の画像処理装置の印刷処理の概要を表わした流れ図である。 本実施の形態におけるスキャンの対象となった原稿の一例を示す平面図である。 図8に示した原稿の画像データに対して絵柄領域内の文字の所定のものについて拡大処理を行った後のイメージを表わした説明図である。 図9に示した絵柄領域内の文字の所定のものを、はみ出た方向と反対方向に移動させた後のイメージを表わした説明図である。 1ページの印刷領域に文字領域と拡大後の絵柄領域のレイアウトが終了した例をイメージとして表わした説明図である。 図7で概要を説明した印刷処理におけるレイアウトに関係する処理をより具体的に表わした流れ図である。 本実施の形態における絵柄領域座標データの一例を示した説明図である。 ステップS238で示した絵柄領域拡大処理を具体的に表わした流れ図である。 本発明の変形例における画像処理装置の構成の概要を表わしたブロック図である。 この変形例における制御部の構成を表わしたブロック図である。 この変形例における拡大倍率上限判定部の構成を表わしたブロック図である。 この変形例のレイアウト処理部の構成の要部を表わしたブロック図である。 この変形例の画像処理装置の印刷処理の概要を表わした流れ図である。 ステップS401で示した拡大倍率決定処理を具体的に表わした流れ図である。 この変形例におけるレイアウト処理部のレイアウト処理の様子を表わした流れ図である。
図1は、本発明の画像処理装置のクレーム対応図を示したものである。本発明の画像処理装置10は、画像データ入力手段11と、特定出力領域判別手段12と、しきい値設定手段13と、単位出力要素出力サイズ判別手段14と、配置可否判別手段15と、レイアウト手段16を備えている。ここで、画像データ入力手段11は、画像データを入力する。特定出力領域判別手段12は、画像データ入力手段11によって入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する。しきい値設定手段13は、特定出力領域判別手段12で判別した前記した特定出力領域内に前記した画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておく。単位出力要素出力サイズ判別手段14は、前記した単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定手段13によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する。配置可否判別手段15は、単位出力要素出力サイズ判別手段14が前記した単位出力要素について前記した最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記した適正サイズまで視覚的に拡大し前記した任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記した特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する。レイアウト手段16は、配置可否判別手段15が配置可能と判別したとき、前記した特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記した配置必要領域を前記した特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行う。
図2は、本発明の画像処理方法のクレーム対応図を示したものである。本発明の画像処理方法20は、画像データ入力ステップ21と、特定出力領域判別ステップ22と、しきい値設定ステップ23と、単位出力要素出力サイズ判別ステップ24と、配置可否判別ステップ25と、レイアウトステップ26を備えている。ここで、画像データ入力ステップ21では画像データを入力する。特定出力領域判別ステップ22では、画像データ入力ステップ21で入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する。しきい値設定ステップ23では、特定出力領域判別ステップ22で判別した前記した特定出力領域内に前記した画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておく。単位出力要素出力サイズ判別ステップ24では、前記した単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定ステップ23によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する。配置可否判別ステップ25では、単位出力要素出力サイズ判別ステップ24で前記した単位出力要素が前記した最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記した適正サイズまで視覚的に拡大し前記した任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記した特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する。レイアウトステップ26では、配置可否判別ステップ25で配置可能と判別したとき、前記した特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記した配置必要領域を前記した特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行う。
図3は、本発明の画像処理プログラムのクレーム対応図を示したものである。本発明の画像処理プログラム30は、コンピュータに、画像データ入力処理31と、特定出力領域判別処理32と、しきい値設定処理33と、単位出力要素出力サイズ判別処理34と、配置可否判別処理35と、レイアウト処理36を実行させるようにしている。ここで、画像データ入力処理31では、画像データを入力する。特定出力領域判別処理32では、画像データ入力処理31で入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する。しきい値設定処理33では、特定出力領域判別処理32で判別した前記した特定出力領域内に前記した画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておく。単位出力要素出力サイズ判別処理34では、前記した単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定処理33によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する。配置可否判別処理35では、単位出力要素出力サイズ判別処理34で前記した単位出力要素が前記した最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記した適正サイズまで視覚的に拡大し前記した任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記した特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する。レイアウト処理36では、配置可否判別処理35で配置可能と判別したとき、前記した特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記した配置必要領域を前記した特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行う。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図4は、本発明の実施の形態における画像処理装置の構成の概要を表わしたものである。この画像処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、このCPU101が実行する制御プログラムを格納したメモリ102を備えた制御部103を有している。制御部103は、文字を表わすテキストデータのみが存在するテキスト領域を構成するテキストデータと、テキスト領域以外の領域としての絵柄領域を構成する絵柄データとを画像データとして入力する画像データ入力部104と接続されている。制御部103は、また画像データに関する座標情報を格納する座標情報記憶部105および画像データを基にして画像をプリントアウトする画像出力部106を備えている。更に、画像処理装置100は、画像処理の操作を行うための操作部107や各種の表示を行う表示部108も備えており、これらも制御部103と接続されている。
このうち画像データ入力部104は、装置構成によって各種の手法で画像データの入力が可能である。たとえば、図示しない通信制御部を介して有線または無線LAN(Local Area Network)によって画像データを入力することもできるし、同じく図示しないUSB(Universal Serial Bus)端子を介して外部メモリから画像データを入力することもできる。画像データを構成する絵柄データは、図示しないスキャナから入力することもできる。
画像出力部106は、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等の各種のプリンタで構成可能である。これらのプリンタは、モノクロプリンタであってもよいし、2色あるいはカラープリンタであってもよい。
図5は、制御部の具体的な構成を表わしたものである。この図5で示す制御部103は、図4に示したCPU101がメモリ102に格納された制御プログラムを実行することによりソフトウェア的に実現する機能手段を表わしたものなので、CPU101およびメモリ102を構成部品として示していない。もちろん、制御部103を構成する構成部品の少なくとも一部をハードウェアで置き換えることは自由である。図4と共に説明する。
制御部103は、印刷の対象となる画像データのうちの絵柄データの存在する領域としての絵柄領域を抽出する絵柄領域抽出部121を備えている。本実施の形態で絵柄領域抽出部121は、画像データ入力部104から入力された画像データから絵柄領域122を抽出する。絵柄領域抽出部121から抽出された絵柄領域122を構成する矩形の4つの頂点(左上、右上、左下、右下)の各座標は、絵柄領域座標データとして座標情報記憶部105に格納されることになる。
文字列抽出部123は、絵柄領域122から文字列を構成する文字データ124の抽出を行うようになっている。文字データ124は文字サイズ判定部125に送られて、これらの文字サイズがユーザの予め設定した最小文字サイズよりも小さいかどうかの比較を行う。
文字列拡大処理部126は、文字サイズ判定部125の判定結果127を用いて、最小文字サイズよりも小さいサイズの文字についてそのフォントのサイズを拡大することで、文字列の拡大処理を行う。拡大後の文字列を含む矩形の4つの頂点の座標は、文字列座標データとして座標情報記憶部105に格納される。
レイアウト処理部128は、文字列拡大処理部126の処理結果129を使用して印刷するページについてのレイアウトを処理する。このとき、文字列拡大処理部126によって拡大した文字列が絵柄領域の範囲からはみ出さないようにレイアウトの処理が行われる。また、1つの絵柄領域内に文字列が2組以上存在する場合、レイアウト処理部128は、文字列拡大処理部126によって拡大した後の文字列が他の文字列と重ならないようにレイアウトを処理する。このような処理を可能にするために、レイアウト処理部128は、絵柄領域の座標情報と文字列の座標情報の双方の座標情報を用いる。
図6は、レイアウト処理部の構成の要部を表わしたものである。図4と共に説明する。
レイアウト処理部128は、絵柄領域を判定する絵柄領域判定部131を備えている。絵柄領域判定部131は、絵柄領域の座標を表わした絵柄領域座標データ132を座標情報記憶部105から受け取る。そして、絵柄領域を包含する上端、下端、左端、右端の4つの座標を示す点を通過して成る矩形領域を、拡大後の文字列がはみ出してはいけない範囲と定めて、絵柄領域座標データ132を上書きする。文字列座標取得部133は、拡大後の文字列を含む矩形の4つの頂点の文字列座標データ134を座標情報記憶部105から受け取る。
領域比較部135は、絵柄領域判定部131から出力される絵柄領域判定データ136と、文字列座標取得部133から出力される文字列領域判定データ137を受け取って、これらの座標の比較を行う。そして、文字列が絵柄領域からはみ出している方向とはみ出している量を求める。比較結果138は領域移動部139に入力される。
領域移動部139は、文字列が絵柄領域からはみ出している場合に、その文字列をはみ出している量だけ、はみ出している方向とは反対方向に移動させる。領域移動部139の移動結果を表わした移動結果データ140は絵柄領域拡大部141に入力される。絵柄領域拡大部141は移動結果データ140と、絵柄領域判定部131が取得した絵柄領域座標データ132を比較する。そして、領域移動部139によって移動された拡大後の文字列が、絵柄領域の範囲内に収まらない場合に、絵柄領域を拡大する処理を行うようになっている。
以上、本実施の形態の画像処理装置100の構成の概要を説明した。次に、図4に示したメモリ102に格納されている制御プログラムをCPU101が実行する様子と共に画像処理装置100の画像処理の様子を具体的に説明する。
図7は、画像処理装置の印刷処理の概要を表わしたものである。図4〜図6と共に説明する。この図7に示す処理では、絵柄領域判定部131が判定した絵柄領域に関する印刷処理に限定して説明を行うことにする。すなわち、説明を単純にするために絵柄領域以外の領域に存在する文字列は、ユーザが読みやすい文字サイズの文字で構成されていることを前提として説明を行う。
ユーザが画像処理装置100の図示しないプラテンガラス上に原稿をセットして、図4に示した操作部107上の図示しないスタートボタンを押したとする(ステップS201:Y)。すると、画像データ入力部104を構成する読取部がこの原稿を走査して画像データを取得する(ステップS202)。取得した画像データは制御部104に入力され、図示しないバッファメモリに格納される。
制御部104内の絵柄領域抽出部121は、走査によって得られた画像データに絵柄領域が存在するかを判別して(ステップS203)、絵柄領域が存在する場合にはこれを抽出する(ステップS204)。絵柄領域とは画像データにおける文字領域以外の情報が存在する領域である。一般に画像データを2値化して原稿における黒色に相当する信号レベルの領域を特定し、その領域のサイズが通常の文字領域と見なせる範囲内にあれば、これを文字領域とする技術が存在する。この技術を用いれば、文字領域以外の領域としての絵柄領域を判別することができる。もちろん、文字領域と絵柄領域の判別には、これ以外の公知の手法を採用することができる。
図8は、画像データ入力部でスキャンの対象となった原稿を一例として表わしたものである。この原稿151を例に採ると、ほぼ上半分には「調査結果は……」で始まる文章が記載されている。この部分が文字領域を示す矩形部分152である。この文字領域(テキスト領域)を示す矩形部分152よりも下に存在する枠で囲った部分が絵柄領域を示す矩形部分153である。この例では、絵柄領域を示す矩形部分153内にも、「A」、「B」、「平成24年1月調査結果」という文字が存在している。
図7に戻って説明を続ける。ステップS203で原稿中に絵柄領域122が存在すると判別した場合、絵柄領域抽出部121はこの判別した絵柄領域122を包含する最小サイズの矩形を特定し、この4つの頂点の座標を絵柄領域座標データとして座標情報記憶部105に格納することで、ステップS204の絵柄領域の抽出処理を行う。図8で示した例では、絵柄領域を示す矩形部分153を特定する破線で示した矩形の4隅の座標を絵柄領域座標データとして座標情報記憶部105に格納することになる。なお、文字列座標データおよび絵柄領域座標データを特定する矩形は、本実施の形態の場合、それぞれ左上の座標を基準とするようにしている。
文字列抽出部123は、絵柄領域座標データ122で特定された絵柄領域内に文字が存在するかを判別する(ステップS205)。絵柄領域内に文字が存在するかを判別する手法は、公知の手法としていくつか提案されており、これらのいずれかを採用することができる。たとえば、特開2005−184402号公報には、絵柄領域の候補の中からレイアウト解析処理を行って、その領域内に存在する文字部分を抽出する技術が開示されている。
文字列抽出部123が絵柄領域内に文字が存在すると判別した場合(ステップS205:Y)、これらの文字が連続する文字列を抽出する(ステップS206)。文字サイズ判定部125は、その文字列を構成する文字についての文字サイズを判定する(ステップS207)。
たとえば特開2005−184402号公報に示された技術では、2行以上の文字列を含む文書から、セパレータを用いて各行を分離すると共に、文字領域を構成する矩形のサイズをしきい値と比較することで文字領域に文字が存在しているかを判別している。したがって、この先行技術を用いることで、絵柄領域内に存在する文字の文字サイズを判定することができる。
次に文字サイズ判定部125は、判定した文字サイズが予めしきい値として設定した文字サイズ未満のサイズであるかを判別する(ステップS208)。絵柄領域内に各種の文字サイズの文字が存在する場合、それぞれのサイズについてこのしきい値との比較が行われる。しきい値として設定した文字サイズは、この画像処理装置100の画像出力部106から文書をプリントアウトした際に該当する文字について大きさの点から許容できる最低限のサイズである。したがって、プリントアウトした文書を読むユーザによって、しきい値として設定する文字サイズは異なる可能性がある。もちろん、文字サイズについてのしきい値は、予め固定した値として設定してもよい。
文字サイズ判定部125の判定で該当する文字の文字サイズがしきい値未満とされた場合には(Y)、これらの文字をしきい値の文字サイズまで拡大処理する(ステップS209)。しきい値以上のサイズであった文字については(ステップS208:N)、元のサイズのままとする。
図9は、図8に示した原稿の画像データに対して絵柄領域内の文字の所定のものについてステップS209で拡大処理を行った後のイメージを表わしたものである。図8で示した原稿151と対比すると、絵柄領域を示す矩形部分153における「平成24年1月調査結果」という文字列が、図9に示す画像データのイメージ161では、しきい値として設定した文字サイズまで拡大されていることが分かる。
ただし、この画像データのイメージ161では、拡大前の該当する文字列の領域の左上の座標を基準として拡大処理を行っている。このため、「平成24年1月調査結果」という文字列の下側が、絵柄領域を示す矩形部分153の外枠の下の部分に接触したり、この文字列の右側部分が外枠の右端からはみ出てしまい、印字のバランスを欠くレイアウトとなっている。
レイアウト処理部128は、文字列拡大処理部126の処理結果129を入力して、レイアウトの調整のための処理を実行する(図7ステップS210)。図9に示した処理を基にしてその原理を説明する。図9では、絵柄領域内の文字列が絵柄領域の外枠の右端からはみ出している。この文字列の左端部は、絵柄領域の外枠の左端との間にある程度の余白がある。しかしながら、図10のイメージ171で分かるように、文字列の右端部を絵柄領域の外枠の右端ギリギリの位置に移動させたとすると、今度は文字列の左端部が絵柄領域の外枠の左端からはみ出してしまう。このように拡大後の文字列の領域のサイズによっては、これらの文字列を絵柄領域の枠内に納めることができない場合が出現する。
本実施の形態では、拡大後の文字列の領域を枠内にちょうど納めることができる拡大率まで、絵柄領域の拡大を行うレイアウト処理を行う。ただし、このためには、該当する文字列を、しきい値として設定した文字サイズまで拡張したとき、その領域のサイズが該当するページにおける絵柄領域の配置できる余白部分の最大サイズ以下であるという条件を満たすことが前提となる。ただし、ユーザが、この文字列を包含するが絵柄領域を次のページに印刷することを許容する設定を行っている場合には、拡大後の絵柄領域が次のページの全印刷領域に納まればよいことになる。
図11は、1ページの印刷領域に文字領域と拡大後の絵柄領域が収まり、かつ絵柄領域内にしきい値として設定した文字サイズまで拡張した文字列が納まった一例をイメージとして表わしたものである。図5に示すレイアウト処理部128は、しきい値として設定した文字サイズまで拡大後の文字列の領域を包含する最低限度だけ拡大した絵柄領域が、1ページの印刷領域に納まったレイアウトを行った場合、そのイメージ181を画像出力部106に送る。この場合、画像出力部106は「平成24年1月調査結果」という文字列が読みやすくなった状態で、1枚の用紙にイメージ181をプリントアウトして(ステップS211)、一連の印刷処理を終了する(エンド)。
これに対して、拡大後の文字列の領域を包含する最低限度だけ拡大した絵柄領域が、1ページの印刷領域に納まらなかった場合、レイアウト処理部128は、必要な拡大処理を行った絵柄領域をその内部の文字列と共に次ページに印刷するためのレイアウトを行う。このとき、レイアウト処理部128は、絵柄領域を必要に応じて90度回転させて次ページに配置してもよい。また、拡大後の文字列の領域を包含していれば、予め設定した設定内容によっては、絵柄領域の矩形の縦横の拡大比率を変えるようにすることも可能である。このように絵柄領域をその内部の文字列と共に次ページに分けてレイアウトを行った場合、画像出力部106は図8に示した原稿151を2ページに分けてプリントアウトして(ステップS211)、一連の印刷処理を終了することになる(エンド)。
なお、ステップS202で取得した画像データに絵柄領域が存在しないと判別した場合(ステップS203:N)や、絵柄領域が存在してもその内部に文字が存在しないと判別した場合(ステップS205:N)、ならびに絵柄領域が存在する文字がしきい値未満でなかった場合(ステップS208:N)、文字の拡大処理を行う必要がない。そこで、これらの場合には、以上説明したステップS209の文字の拡大処理や、ステップS210のレイアウト処理を行うことなく、直ちに画像出力部106による画像データの出力処理が行われて(ステップS211)、一連の印刷処理を終了することになる(エンド)。
図12は、図7で概要を説明した印刷処理におけるレイアウトに関係する処理をより具体的に表わしたものである。図4と共に説明する。
制御部103は、座標情報記憶部105に格納した絵柄領域座標データを読み出して(ステップS231)、絵柄領域の範囲を決定する(ステップS232)。
図13は、絵柄領域座標データの一例を示したものである。この例の絵柄領域座標データは、絵柄領域を構成する次の4点の座標から構成されている。
左端の座標(x1,y1)、右端の座標(x2,y2)、上端の座標(x3,y3)、下端の座標(x4,y4
この例の場合には、たとえば破線で示すような絵柄領域191が想定される。本実施の形態では処理を単純にするために、この想定される絵柄領域191に内接する、X軸およびY軸方向をそれぞれの辺とする実線で示す矩形領域192を定める。そして、これを拡大後の文字列がはみ出してはいけない範囲としての絵柄領域として決定する(ステップS232)。
この決定された絵柄領域の座標は、次の4点からなる。
左上の座標(x1,y3)、右上の座標(x2,y3)、左下の座標(x1,y4)、右下の座標(x2,y4
次に制御部103は、座標情報記憶部105に格納した文字列座標データを読み出して(ステップS233)、同様にして文字列全体を内接する、X軸およびY軸方向をそれぞれの辺とする矩形領域を定め、改定後の文字列の領域範囲を決定する(ステップS234)。ただし、座標情報記憶部105に元々格納している文字列座標データを構成する4点の座標がX軸およびY軸方向をそれぞれの辺とする矩形領域に基づく値となっている場合には、そのままの値を用いて文字列座標データを構成する4点の座標とする。
このようにして文字列の領域の範囲が決められたら、この範囲がステップS232で決定された絵柄領域の範囲内であるかの判別が行われる(ステップS235)。文字列は、すでに最小文字サイズまで拡大されている。したがって、この文字列が絵柄領域の範囲内であれば(Y)、レイアウト処理が終了したとして、そのまま処理を終了する(エンド)。
一方、文字列の拡大によってその範囲が絵柄領域の範囲内に納まらなくなった場合には(ステップS235:N)、図9でも説明したようにレイアウトを訂正する必要がある。そこで、この場合には絵柄領域の範囲から文字列がはみ出した座標の差分だけ、この文字列をはみ出した方向と反対方向に移動させるように座標移動を行う(ステップS236)。そして、移動後の文字列の範囲を示す座標データを用いて、移動後の文字列が絵柄領域の範囲内であるかの判別が行われる(ステップS237)。移動後の文字列が絵柄領域の範囲内であれば(Y)、レイアウト処理が終了したとして、そのまま処理を終了する(エンド)。
これに対して、図10で説明したように移動後の文字列が絵柄領域の範囲内になかったとする(ステップS237:N)。この場合には、文字列のサイズを小さくすることができないので、絵柄領域の範囲を拡大する絵柄領域拡大処理を行うことになる(ステップS238)。絵柄領域を拡大すると、図12に示すレイアウト関連処理が終了する(エンド)。
図14は、ステップS238で示した絵柄領域拡大処理を具体的に表わしたものである。図4と共に説明する。
制御部103は、拡大後の文字列を収容することのできる絵柄領域の拡大後の相似形の範囲を算出する(ステップS251)。そして、この算出した範囲を現在の印刷ページの空き領域に取得可能であるかを判別する(ステップS252)。具体的には、図9に示すような「平成24年1月調査結果」という拡大後の文字を、絵柄領域の枠内(図8に示す矩形部分153)に納めるために、この枠を、図8における文字領域を示す矩形部分152以外の領域(空き領域)に設定できるかを判別する。
そのような空き領域が取得可能であれば(ステップS252:Y)、その空き領域にバランスよく拡大後の絵柄領域が納まるように、その絵柄領域の座標を移動させる(ステップS253)。そして、移動後の絵柄領域の対応する位置に文字列を移動させるように座標の操作を行う(ステップS254)。これにより、拡大後の絵柄領域に文字列がはみ出さずに収容されることになる。絵柄領域をバランスよく配置するとは、たとえば図8における文字領域を示す矩形部分152以外の印字領域の中央位置に絵柄領域の中央位置が来るように配置することをいう。以上により、最も典型的な絵柄拡大処理が終了する(エンド)。
ステップS252で空き領域に拡大後の絵柄領域が納まらないと判別された場合には(N)、この絵柄領域を90度回転させた座標配置に変更する(ステップS255)。そして、この場合に空き領域に拡大後の絵柄領域が納まるかを判別する(ステップS256)。これは、たとえば拡大後の絵柄領域の短辺と長辺を切り替えることで空き領域にこの絵柄領域を収容できるかをチェックするためである。
90度回転させた条件で空き領域に絵柄領域を収容できれば(ステップS256:Y)、この回転状態でステップS253およびステップS254の処理が行われて、絵柄拡大処理が終了する(エンド)。この場合、ユーザは絵柄および文字列をやや見づらくなるが、1ページに納まった状態でプリントアウトが可能になる。もちろん、ユーザの設定によっては文字列を横書きから縦書きのように変更することも可能である。
ステップS256で絵柄領域を90度回転させても拡大後の文字列を含む絵柄領域をページ内にレイアウトできないと判別した場合、制御部103は拡大後の絵柄領域の範囲を次のページの全印字領域を使用して出力可能であるかを判別する(ステップS257)。この判別は、絵柄領域を回転前の状態でレイアウトし出力可能かという判別と、これが不可能な場合に90度回転させた場合に絵柄領域をレイアウトし出力可能かという判別の双方を含む形でよい。このような出力が可能な設定になっていれば(Y)、該当する絵柄領域を次のページに移動させ、その絵柄領域と文字列の双方をレイアウトして(ステップS258)、処理を終了する(エンド)。
ステップS257で拡大後の文字列を含む絵柄領域を新しいページに移動させてもレイアウトできないと判別した場合(N)、制御部103は現在のページの空き領域内で絵柄領域の縦横の倍率の拡大率を調整して、これに最大限納まる形で文字列をレイアウトし(ステップS259)、処理を終了する(エンド)。この処理の過程で絵柄領域の回転を配慮する処理が行われてもよいことは当然である。
以上説明した本実施の形態の画像処理装置100によれば、予め設定しておいたサイズ以下の文字が含まれる文書の該当する文字を拡大する処理を自動的に行うことができる。しかもこれらの文字列が絵柄領域に含まれている場合であっても、ユーザが特に指定することなく拡大後の文字列を適切にレイアウトすることが可能になるという効果がある。
<発明の変形可能性>
図15は、本発明の変形例における画像処理装置の構成の概要を表わしたものである。図15で図4と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この変形例の画像処理装置100Aは、制御部103A内にCPU101が実行する制御プログラムを格納したメモリ102Aを備えている。メモリ102Aには、先の実施の形態とは異なる制御を行うプログラムが格納されている。
図16は、この変形例における制御部の構成を表わしたものである。図16で図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
制御部103Aは、文字サイズ判定部125の判定結果127を入力する拡大倍率上限判定部301を新たに備えている。拡大倍率上限判定部301は、絵柄領域に納まる文字列の拡大倍率の上限を判定するようになっている。拡大倍率上限判定部301の判定結果311は文字列拡大処理部126Aに入力され、最小文字サイズよりも小さいサイズの文字についてそのフォントのサイズを拡大する処理が行われる。このとき、絵柄領域のサイズとの関係で文字列の拡大倍率の上限が設定される。文字列拡大処理部126Aの処理結果129Aはレイアウト処理部128Aに入力されてレイアウト処理が行われるようになっている。
図17は、この変形例における拡大倍率上限判定部の構成を表わしたものである。拡大倍率上限判定部301は、絵柄領域を判定する絵柄領域判定部321と、この判定結果331を用いて文字列の倍率を決定する倍率決定処理部322を備えている。絵柄領域判定部321は、絵柄領域を構成する上端、下端、左端、右端の4つの点で囲まれた矩形領域を、拡大後の文字列がはみ出してはいけない範囲と定める。これについては、先の実施の形態の絵柄領域判定部131で説明したので、その詳細な説明は省略する。
倍率決定処理部322は、文字列を包含する最小の矩形を構成する左上、右上、左下、右下の各座標と、絵柄領域の左上、右上、左下、右下の各座標を比較し、文字列が絵柄領域からはみ出さないようにレイアウトできる最大の倍率を決定する。この決定結果は、制御部103A内の所定の作業用メモリに格納する。図16に示した文字列拡大処理部126Aは、文字列の拡大倍率の上限を適用する必要があるときには、この作業用メモリに格納した文字列についてのレイアウトできる最大の倍率を読み出して適用することになる。
図18は、この変形例のレイアウト処理部の構成の要部を表わしたものである。図18で図6と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この変形例のレイアウト処理部128Aは、図17に示した拡大倍率上限判定部301内の絵柄領域判定部321で絵柄領域の判定結果を処理結果129Aの一部として受け取る。したがって、レイアウト処理部128A自体は先の実施の形態の図6のレイアウト処理部128と異なり絵柄領域判定部131を備えていない。
文字列座標取得部133は、拡大後の文字列を含む矩形の4つの頂点の文字列座標データ134を座標情報記憶部105から受け取る。そして文字列領域判定データ137を領域比較部135Aに入力する。領域比較部135Aは絵柄領域の判定結果を取得しており、これを拡大後の文字列を含む矩形の4つの頂点と比較する。この比較結果138Aは領域移動部139Aに入力される。
領域移動部139Aは、文字列を構成する文字のサイズが、予めしきい値として設定した文字サイズ未満のサイズであった場合、これをしきい値として設定した文字サイズまで拡大したとき絵柄領域の範囲に納まるかを判別する。納まる場合には、拡大後の文字列について、そのための必要な移動処理を行う。領域移動部139Aが、しきい値として設定した文字サイズまで拡大したときに文字列が絵柄領域の範囲に納まらないと判別した場合には、絵柄領域の範囲に納まる上限の倍率まで文字列の拡大処理を行った後、この文字列が絵柄領域の範囲に納まるような領域移動を行うことになる。
このように、この変形例では文字列を構成する文字のサイズが、予めしきい値として設定した文字サイズ未満のサイズであっても、絵柄領域の判定されたサイズに納まる最大倍率までしか文字の拡大を行わない。この結果、絵柄領域から拡大後の文字列がはみ出すおそれはない。このため、この変形例のレイアウト処理部128Aは、先の実施の形態のレイアウト処理部128に存在した絵柄領域拡大部141は不要である。
図19は、この変形例の画像処理装置の印刷処理の概要を表わしたものである。図19で図7と同一部分には同一のステップ番号を付しており、これらの説明を適宜省略する。図15〜図18と共に説明する。
変形例の画像処理装置100Aでは、図19におけるステップS201〜ステップS207までの処理を行った結果、文字サイズ判定部125の判定で該当する文字の文字サイズがしきい値未満とされた場合に(ステップS208:Y)、拡大倍率決定処理を行う(ステップS401)。この拡大倍率決定処理では、文字列を構成するこれらの文字をしきい値の文字サイズまで拡大処理可能であればこの倍率に拡大する。絵柄領域との関係で、絵柄領域から拡大後の文字列がはみ出すおそれのない上限値に拡大倍率を決定する場合もある。
この後、ステップS209Aの文字の拡大処理が行われ、ステップS210Aのレイアウト処理とステップS211の画像データ出力処理が行われて、印刷処理が終了する(エンド)。
図20は、ステップS401で示した拡大倍率決定処理を具体的に表わしたものである。図15〜図17と共に説明する。
拡大倍率上限判定部301内の絵柄領域判定部321は、座標情報記憶部105から絵柄領域122を構成する矩形の4つの頂点(左上、右上、左下、右下)の各座標を、絵柄領域座標データとして取り出し、これによって特定される絵柄領域を拡大後の文字列がはみ出してはいけない範囲として決定する(ステップS421)。倍率決定処理部322は座標情報記憶部105から拡大処理前の文字列を包含する最小サイズの矩形を表わした文字列座標データを取得する(ステップS422)。
拡大倍率上限判定部301は、絵柄領域座標データを用いて絵柄領域の縦方向(副走査方向)の長さと、横方向(主走査方向)の長さをそれぞれ算出する(ステップS423)。また、同様にして拡大倍率上限判定部301は拡大処理前の文字列座標データから文字領域の縦方向の長さと、横方向の長さをそれぞれ算出する(ステップS424)。
次に拡大倍率上限判定部301は、絵柄領域と文字領域の縦方向の長さの比率から、文字領域を最大で絵柄領域に収容できる縦方向の倍率を算出する(ステップS425)。同様に拡大倍率上限判定部301は、絵柄領域と文字領域の横方向の長さの比率から、文字領域を最大で絵柄領域に収容できる横方向の倍率を算出する(ステップS426)。
拡大倍率上限判定部301のこれらの処理の前提として、文字列は図19のステップS208でこれらの文字サイズが予めしきい値として設定した文字サイズ未満であることになっている。そこで、拡大倍率上限判定部301は算出したこれら文字領域の縦方向および横方向の倍率を上限値として文字の拡大を行ってもよいが、文字が縦長あるいは横長となって見づらくなる場合がある。そこで、この変形例ではステップS425およびステップS426で求めた両方向の倍率のうちで小さい方の倍率を上限値として設定する(ステップS427)。これら拡大後の文字領域の矩形を構成する左上、右上、左下、右下の各座標は、拡大後の文字列座標データとして座標情報記憶部105に格納して(ステップS428)、拡大倍率決定処理を終了する(エンド)。
図21は、この変形例におけるレイアウト処理部のレイアウト処理の様子を表わしたものである。図18と共に説明する。
文字列座標取得部133は、拡大後の文字列を含む矩形の4つの頂点の文字列座標データ134を座標情報記憶部105から取得する(ステップS441)。領域比較部135Aは、文字列からなる拡大後の文字領域が絵柄領域の範囲内に完全に納まるかをチェックする(ステップS442)。納まる場合には(Y)、その時点でレイアウト処理を終了する(エンド)。
拡大後の文字領域が絵柄領域からはみ出る場合には(ステップS442:N)、領域移動部139Aが、はみ出しを解消する方向にその量だけ文字領域の座標を移動させる(ステップS443)。拡大後の文字領域は絵柄領域に納まる倍率に設定されているので、これにより文字領域のはみ出しは解消する。そこで、レイアウト処理はこの処理によって終了する(エンド)。
以上説明した変形例によれば、文字列を構成する文字のサイズが小さいときには、絵柄領域を特に拡大することなく文字サイズを拡大することができる。しかも、これら文字列からなる文字領域は絵柄領域に含まれる上限値までしか拡大しないので、絵柄領域とその内部の文字領域を別のページに移すといった処理を不要とすることができ、1つのページ内のレイアウトを崩さないという利点がある。また、絵柄領域内で可能な限り文字領域の拡大が行われるので、拡大を行わない場合よりも文字が読みやすくなるという効果もある。
以上説明した実施の形態および変形例では、絵柄領域に文字が含まれる場合の処理に限定して説明を行った。実際には1ページの範囲内に、図8で示したように絵柄領域に含まれない文字領域が存在する場合も多い。このような場合の文字領域を構成する各文字のサイズを、予め定めた文字の最小サイズを表わすしきい値を用いて拡縮することは自由であり、これらの文字のみが存在する領域と、絵柄領域内に存在する文字領域を組み合わせる場合にも、本発明を適用できることは当然である。
また、実施の形態およびその変形例では矩形領域としての絵柄領域に含まれる文字領域についての文字サイズの拡大処理を行ったが、対象となる領域は矩形に限らないことは当然である。処理が多少煩雑とはなるが、円形、多角形、ハート形等の各種の形状の絵柄領域が設定されている場合にも、はみ出しの有無をチェックして文字サイズの拡大処理やレイアウトの処理を行うことも本発明の適用範囲内である。
また、実施の形態およびその変形例では画像をプリントアウトする場合を例に採って説明したが、これに限るものではない。たとえばスキャナで走査した画像をディスプレイに表示して情報の読み取りを行う装置で、表示対象となる文字のサイズが小さすぎて読みづらいような場合に、これらの文字を拡大して表示する装置や方法およびプログラムに対しても本発明を適用することは可能である。
更に、実施の形態およびその変形例では文字や記号からなる文字領域が絵柄領域に含まれる場合のレイアウト処理について説明したが、これに限るものではない。一般には出力の際に各種のサイズを採りうる文字等の特定の単位出力要素が視覚的な最小の適正サイズ以上のサイズで出力される場合のレイアウト処理全般について、本発明を適用することができることはもちろんである。
以上説明した実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
画像データを入力する画像データ入力手段と、
この画像データ入力手段によって入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別手段と、
この特定出力領域判別手段で判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定手段と、
前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定手段によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別手段と、
この単位出力要素出力サイズ判別手段が前記単位出力要素について前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別手段と、
この配置可否判別手段が配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウト手段
とを具備することを特徴とする画像処理装置。
(付記2)
前記特定出力領域は文字または記号のみから構成されるテキスト領域以外の画像の存在する領域としての絵柄領域であり、前記単位出力要素は文字または記号から構成されることを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
(付記3)
前記画像データ入力手段は、原稿を走査するスキャナであり、前記レイアウト手段によりレイアウトを行った後の画像データはプリンタあるいはディスプレイで視覚的な情報として出力することを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
(付記4)
前記特定出力領域および前記配置必要領域は、前記スキャナの主走査方向および副走査方向のそれぞれに沿った辺から構成される矩形領域で構成されることを特徴とする付記3記載の画像処理装置。
(付記5)
前記配置可否判別手段が配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別手段と、
この特定出力領域拡大可否判別手段が前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大手段
とを備え、
前記レイアウト手段は前記特定出力領域拡大手段が拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
(付記6)
前記特定出力領域拡大可否判別手段が前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別手段と、
この最大出力可能領域拡大可否判別手段が前記最大出力可能領域に拡大可能である判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別手段
とを備え、
前記レイアウト手段は前記特定出力領域拡大手段が拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする付記5記載の画像処理装置。
(付記7)
前記レイアウト手段は、前記配置必要領域を配置することができないとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域内で90度回転させて配置することを特徴とする付記1、5、6いずれかに記載の画像処理装置。
(付記8)
前記配置可否判別手段が配置不可と判別したとき、前記特定出力領域からはみ出さない最大範囲まで前記配置必要領域を構成する前記単位出力要素のうちで前記最小の適正サイズ未満のものを拡大する単位出力要素最低限拡大手段を具備することを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
(付記9)
画像データを入力する画像データ入力ステップと、
この画像データ入力ステップで入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別ステップと、
この特定出力領域判別ステップで判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定ステップと、
前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定ステップによって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別ステップと、
この単位出力要素出力サイズ判別ステップで前記単位出力要素が前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別ステップと、
この配置可否判別ステップで配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウトステップ
とを具備することを特徴とする画像処理方法。
(付記10)
前記配置可否判別ステップで配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別ステップと、
この特定出力領域拡大可否判別ステップで前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大ステップ
とを備え、
前記レイアウトステップでは前記特定出力領域拡大手段が拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする付記9記載の画像処理方法。
(付記11)
前記特定出力領域拡大可否判別ステップで前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別ステップと、
この最大出力可能領域拡大可否判別ステップで前記最大出力可能領域に拡大可能である判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別ステップ
とを備え、
前記レイアウトステップで前記特定出力領域拡大ステップで拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする付記10記載の画像処理方法。
(付記12)
前記配置可否判別ステップで配置不可と判別したとき、前記特定出力領域からはみ出さない最大範囲まで前記配置必要領域を構成する前記単位出力要素のうちで前記最小の適正サイズ未満のものを拡大する単位出力要素最低限拡大ステップを具備することを特徴とする付記9記載の画像処理方法。
(付記13)
コンピュータに、
画像データを入力する画像データ入力処理と、
この画像データ入力処理で入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別処理と、
この特定出力領域判別処理で判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定処理と、
前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定処理によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別処理と、
この単位出力要素出力サイズ判別処理で前記単位出力要素が前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別処理と、
この配置可否判別処理で配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウト処理
とを実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
(付記14)
前記配置可否判別処理で配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別処理と、
この特定出力領域拡大可否判別処理で前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大処理
とを更に実行し、
前記レイアウト処理では前記特定出力領域拡大手段が拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする付記13記載の画像処理プログラム。
(付記15)
前記特定出力領域拡大可否判別処理で前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別処理と、
この最大出力可能領域拡大可否判別処理で前記最大出力可能領域に拡大可能である判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別処理
とを更に実行し、
前記レイアウト処理で前記特定出力領域拡大処理で拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする付記14記載の画像処理方法。
(付記16)
前記配置可否判別処理で配置不可と判別したとき、前記特定出力領域からはみ出さない最大範囲まで前記配置必要領域を構成する前記単位出力要素のうちで前記最小の適正サイズ未満のものを拡大する単位出力要素最低限拡大処理を更に実行することを特徴とする付記13記載の画像処理方法。
10、100、100A 画像処理装置
11 画像データ入力手段
12 特定出力領域判別手段
13 しきい値設定手段
14 単位出力要素出力サイズ判別手段
15 配置可否判別手段
16 レイアウト手段
20 画像処理方法
21 画像データ入力ステップ
22 特定出力領域判別ステップ
23 しきい値設定ステップ
24 単位出力要素出力サイズ判別ステップ
25 配置可否判別ステップ
26 レイアウトステップ
30 画像処理プログラム
31 画像データ入力処理
32 特定出力領域判別処理
33 しきい値設定処理
34 単位出力要素出力サイズ判別処理
35 配置可否判別処理
36 レイアウト処理
101 CPU
102、102A メモリ
103、103A 制御部
104 画像データ入力部
105 座標情報記憶部
121 絵柄領域抽出部
123 文字列抽出部
125 文字サイズ判定部
126、126A 文字列拡大処理部
128、128A レイアウト処理部
131 絵柄領域判定部
132 絵柄領域座標データ
133 文字列座標取得部
134 文字列座標データ
135、135A 領域比較部
139、139A 領域移動部
141 絵柄領域拡大部
151 原稿
152 文字領域を示す矩形部分
153 絵柄領域を示す矩形部分
301 拡大倍率上限判定部
321 絵柄領域判定部
322 倍率決定処理部
161、171、181 イメージ

Claims (8)

  1. 画像データを入力する画像データ入力手段と、
    この画像データ入力手段によって入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別手段と、
    この特定出力領域判別手段で判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定手段と、
    前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定手段によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別手段と、
    この単位出力要素出力サイズ判別手段が前記単位出力要素について前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別手段と、
    この配置可否判別手段が配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウト手段と
    前記配置可否判別手段が配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別手段と、
    この特定出力領域拡大可否判別手段が前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大手段と、
    前記特定出力領域拡大可否判別手段が前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別手段と、
    この最大出力可能領域拡大可否判別手段が前記最大出力可能領域に拡大可能であると判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別手段と、を具備し
    前記レイアウト手段は、前記特定出力領域拡大手段が拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定出力領域は文字または記号のみから構成されるテキスト領域以外の画像の存在する領域としての絵柄領域であり、前記単位出力要素は文字または記号から構成されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像データ入力手段は、原稿を走査するスキャナであり、前記レイアウト手段によりレイアウトを行った後の画像データはプリンタあるいはディスプレイで視覚的な情報として出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記特定出力領域および前記配置必要領域は、前記スキャナの主走査方向および副走査方向のそれぞれに沿った辺から構成される矩形領域で構成されることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記レイアウト手段は、前記配置必要領域を配置することができないとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域内で90度回転させて配置することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記配置可否判別手段が配置不可と判別したとき、前記特定出力領域からはみ出さない最大範囲まで前記配置必要領域を構成する前記単位出力要素のうちで前記最小の適正サイズ未満のものを拡大する単位出力要素最低限拡大手段を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 画像データを入力する画像データ入力ステップと、
    この画像データ入力ステップで入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別ステップと、
    この特定出力領域判別ステップで判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定ステップと、
    前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定ステップによって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別ステップと、
    この単位出力要素出力サイズ判別ステップで前記単位出力要素が前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別ステップと、
    この配置可否判別ステップで配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウトステップと、
    前記配置可否判別ステップで配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能な否かを判別する特定出力領域拡大可否判別ステップと、
    この特定出力領域拡大可否判別ステップが前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大ステップと、
    この特定出力領域拡大可否判別ステップが前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別ステップと、
    この最大出力可能領域拡大可否判別ステップが前記最大出力可能領域に拡大可能であると判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別ステップと、を具備し、
    前記レイアウトステップは、前記特定出力領域拡大ステップが拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータに、
    画像データを入力する画像データ入力処理と、
    この画像データ入力処理で入力された画像データが視覚的な情報として出力される際の最大出力可能領域内でこの画像データに含まれる予め定めた特定データの出力される領域としての特定出力領域を判別する特定出力領域判別処理と、
    この特定出力領域判別処理で判別した前記特定出力領域内に前記画像データを構成する特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際のこれらの単位出力要素の出力の際の視覚的な最小の適正サイズを予めしきい値として設定しておくしきい値設定処理と、
    前記単位出力要素のそれぞれがこのしきい値設定処理によって設定した最小の適正サイズ以上であるかを判別する単位出力要素出力サイズ判別処理と、
    この単位出力要素出力サイズ判別処理で前記単位出力要素が前記最小の適正サイズ未満であると判別したとき、これらの単位出力要素を前記適正サイズまで視覚的に拡大し前記任意数組み合わせて出力するとき最低限必要な領域としての配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さないように配置可能か否かを判別する配置可否判別処理と、
    前記配置可否判別処理で配置可能と判別したとき、前記特定の単位出力要素が任意数組み合わされて出力される際に必要とされる前記配置必要領域を前記特定出力領域からはみ出さないようにレイアウトを行うレイアウト処理と、
    前記配置可否判別処理で配置不可と判別したとき、前記配置必要領域が前記特定出力領域からはみ出さなくなるまで前記特定出力領域を前記最大出力可能領域における余白スペースの中で拡大可能か否かを判別する特定出力領域拡大可否判別処理と、
    この特定出力領域拡大可否判別処理が前記特定出力領域を拡大可能と判別したとき、この特定出力領域の拡大を行う特定出力領域拡大処理と、
    前記特定出力領域拡大可否判別処理が前記特定出力領域を拡大不可能と判別したとき、前記特定出力領域を前記最大出力可能領域に拡大可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大可否判別処理と、
    この最大出力可能領域拡大可否判別処理が前記最大出力可能領域に拡大可能であると判別したとき、この最大出力可能領域に拡大後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域を配置可能であるかを判別する最大出力可能領域拡大後配置必要領域配置可否判別処理と、を実行させ、
    前記レイアウト処理は、前記特定出力領域拡大ステップが拡大した後の前記特定出力領域からはみ出さないように前記配置必要領域をレイアウトすることを特徴とする画像処理プログラム。
JP2012085309A 2012-04-04 2012-04-04 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Expired - Fee Related JP5650683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085309A JP5650683B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085309A JP5650683B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013214927A JP2013214927A (ja) 2013-10-17
JP5650683B2 true JP5650683B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=49587961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012085309A Expired - Fee Related JP5650683B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5650683B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6635057B2 (ja) * 2017-01-18 2020-01-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、画像読取方法、画像形成装置及び画像読取プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001094752A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP3690222B2 (ja) * 1999-12-28 2005-08-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置および方法
JP2003008868A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Dainippon Screen Mfg Co Ltd デジタル検版装置、記録媒体、およびプログラム
JP2006094022A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびその制御方法および制御プログラム
JP5058898B2 (ja) * 2008-06-27 2012-10-24 キヤノン株式会社 画像出力装置及び制御方法及びコンピュータプログラム
JP2010140199A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Fujitsu Ltd 情報処理装置、表示変更方法及び表示変更プログラム
JP2012060234A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013214927A (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2270714B1 (en) Image processing device and image processing method
EP2264995B1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer program
US10296559B2 (en) Display apparatus, control method therefor, and storage medium
KR102090973B1 (ko) 정보 처리장치, 정보 처리방법, 및 기억매체
US20170161869A1 (en) Image display apparatus, control method therefor, and storage medium
JP5256956B2 (ja) 画像処理装置、画像表示システム、及びプログラム
US8269791B2 (en) Information processing apparatus and method for processing a vector image composed of a plurality of objects described by structured document data
US8302000B2 (en) Enlarging document elements
JP2013171294A (ja) 画像処理装置
JP2010074342A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、及びプログラム
US20180035007A1 (en) Image forming apparatus, storage medium, and method for digitizing document
JP4998176B2 (ja) 翻訳装置及びプログラム
JP5650683B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6589302B2 (ja) 情報処理装置,画像読取装置,および画像表示方法
US8533590B2 (en) Information processing apparatus and layout processing method
US20100245896A1 (en) Image-processing device, image-forming device, image-processing method, and computer readable medium
JP2011145904A (ja) 情報表示装置及びプログラム
JP6414475B2 (ja) コンピュータプログラム及び制御装置
JP5528410B2 (ja) ビューワ装置、サーバ装置、表示制御方法、電子コミック編集方法及びプログラム
JP4501731B2 (ja) 画像処理装置
JP6617448B2 (ja) 携帯端末及びプログラム
JP5361315B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP7379063B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム
JP4651407B2 (ja) 画像処理装置およびコンピュータプログラムおよび記憶媒体
JP5935376B2 (ja) 複写装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5650683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees