JP5649412B2 - エラーコンシールメント装置及び復号装置 - Google Patents
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Description
符号化が実施された場合、メディアデータを再生する際、そのメディアデータの符号化データを元の形式に復号する必要があるが、記録媒体からの読み出し時や、ネットワークを介する伝送時に、電気的ノイズなどによってメディアデータの符号化データにエラーが混入すると、メディアデータの符号化データを復号する復号装置が、正常にメディアデータを復号することができず、出力映像にノイズが加わったり、復号処理を継続できなくなったりしてしまうことがある。
そのため、復号装置の中には、エラーを含んでいる符号化データを受信すると、そのエラーを隠蔽して、出力映像の画質劣化を低減させるエラーコンシールメント装置を搭載しているものがある。
これは、時間的に近い画像は、類似していることが多いという映像の特徴を利用しているものであり、この手法を適用すると、エラーによって復号処理を継続できなくなった箇所を過去の類似画像で埋めた修正画像を得ることができる。
これは、空間的に近い画素は、類似していることが多いという画像の特徴を利用しているものであり、この手法を適用すると、映像内の動きが考慮された修正画像を得ることができる。
また、エラーマクロブロックの近傍のマクロブロックの動きベクトルからエラーマクロブロックの動きベクトルを推定し、その動きベクトルからエラーマクロブロックの画素値を算出する場合、映像内の動きが考慮された修正画像が得られる。しかし、H.264等では、圧縮効果を高めるために可変長符号化を行っているため、エラー検出箇所とエラー発生箇所が異なることが多く、エラー発生箇所以降のデータは本来と異なる解釈が行われてしまうので、エラーマクロブロックの近傍のマクロブロックが正常に復号できているとは限らない。そのため、近傍のマクロブロックの動きベクトルを利用して、エラーマクロブロックのコンシールメント処理を行っても、復号映像を十分な品質で修正することができないことがある課題があった。
また、ブロック分割手段が、コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を示す指標として、そのコンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックの動きベクトルの分散を算出し、そのコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性が低い程、そのコンシールメント範囲を細かく分割するようにしたものである。
また、ブロック分割手段が、コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を示す指標として、そのコンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックの動きベクトルの分散を算出し、そのコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性が低い程、そのコンシールメント範囲を細かく分割するように構成したので、画像内の動きに追従しているコンシールメント画像を生成することができる効果がある。
図1はこの発明の実施の形態1によるエラーコンシールメント装置を搭載している復号装置を示す構成図である。
図1において、復号処理部1は符号化装置側で可変長符号化されているメディアデータ(以下、「符号化メディアデータ」と称する)を入力すると、その符号化メディアデータに対する復号処理を実施して復号画像を生成し、その復号画像と符号化メディアデータを復号する際に使用した復号パラメータ(例えば、符号化方式がH.264である場合、画像内のスライス構成やマクロブロック毎の予測モード、動きベクトルなどのパラメータ)をエラーコンシールメント装置2に出力する処理を実施する。
また、復号処理部1は復号エラーに関する復号エラー情報(例えば、復号エラーの検出有無、復号エラーが検出された画面内のエラー検出位置などを示す情報)をエラーコンシールメント装置2に出力する処理を実施する。
なお、復号処理部1は復号処理手段を構成している。
復号パラメータ蓄積部12は復号処理部1から出力された復号パラメータを一時的に蓄積するRAMやハードディスクなどの記録媒体である。
なお、復号画像蓄積部11及び復号パラメータ蓄積部12から蓄積手段が構成されている。
コンシールメント範囲ブロック分割部17は設定値保持部16に保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲を複数のコンシールメントブロックに分割する処理を実施する。
なお、設定値保持部16及びコンシールメント範囲ブロック分割部17からブロック分割手段が構成されている。
コンシールメント画像生成部19はコンシールメントブロック動きベクトル算出部18により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成する処理を実施する。なお、コンシールメント画像生成部19はコンシールメント画像生成手段を構成している。
復号処理部1は、符号化装置側で可変長符号化されている符号化メディアデータを入力すると、その符号化メディアデータに対する復号処理を実施して復号画像を生成して、その復号画像をエラーコンシールメント装置2に出力するとともに、その符号化メディアデータを復号する際に使用した復号パラメータ(例えば、符号化方式がH.264である場合、画像内のスライス構成やマクロブロック毎の予測モード、動きベクトルなどのパラメータ)をエラーコンシールメント装置2に出力する。
また、復号処理部1は、復号エラーに関する復号エラー情報(例えば、復号エラーの検出有無、復号エラーが検出された画面内のエラー検出位置などを示す情報)をエラーコンシールメント装置2に出力する。
復号処理部1から出力された復号画像は、エラーコンシールメント装置2の復号画像蓄積部11により一時的に蓄積される。
復号処理部1から出力された復号パラメータは、エラーコンシールメント装置2の復号パラメータ蓄積部12により一時的に蓄積される。
一方、その復号エラー情報が“復号エラー検出無”を示している場合、復号画像蓄積部11に蓄積されている復号画像の選択を指示する画像選択信号を出力画像選択部20に出力する。
例えば、復号エラーが検出されても、復号画像に与える影響が小さい軽微な復号エラーであれば、コンシールメント画像の生成指示を出力せずに、復号画像に与える影響が大きい重大な復号エラーである場合に限り、コンシールメント画像の生成指示を出力するようにする方法や、復号エラーの検出数が例えば1つのスライス内で所定の閾値を超えている場合に限り、コンシールメント画像の生成指示を出力するようにする方法などが考えられる。
具体的には、復号エラー情報に含まれているエラー検出位置情報からエラー検出箇所を特定し、エラー検出箇所の直前のスライス先頭から、エラー検出箇所の直後のスライス先頭までをコンシールメント範囲に設定する。
ここで、コンシールメント範囲設定部14が、コンシールメント範囲の開始位置をエラー検出箇所にせずに、エラー検出箇所の直前のスライス先頭まで遡っている理由は、下記の通りである。
この符号列にエラーが混入すると、エラー混入箇所以降の符号列とシンタックスの対応が本来の位置関係からずれてしまって、復号処理部1が誤った解釈を行うことになるが、本来の位置関係からずれた後の符号列にシンタックス上の違反がない場合、復号処理部1がエラーを検出できずに復号処理を継続し、符号列とシンタックスに不整合が発生した時点で初めてエラーを検出することになる。つまり、エラー検出位置より前の段階で既にデータが誤っている可能性がある。
このため、コンシールメント範囲設定部14は、コンシールメント範囲の開始位置をエラー検出箇所にせずに、エラー検出箇所の直前のスライス先頭まで遡っている。
ただし、コンシールメント範囲をエラーが混入している1つのスライスに限定するものではなく、複数のスライスをコンシールメント範囲としてもよい。
例えば、スライスヘッダ部にエラーが混入してスライスの区切りが判定不能になっているような場合には、連続する複数のスライスをコンシールメント範囲に設定すればよい。
復号画像30は復号エラーが発生している画像であり、スライス31,32,33,34から構成されている。
図2の例では、エラー検出箇所がスライス32内にあるため、スライス32がコンシールメント範囲に設定されている。
図2において、311はスライス32に隣接しているスライス31のマクロブロックであり、331はスライス32に隣接しているスライス33のマクロブロックである。
また、321は後述するコンシールメント範囲ブロック分割部17により分割されるコンシールメントブロックである。
画像には、空間的に近くにある画素同士は類似している可能性が高いという特徴があるため、コンシールメント範囲に設定されたスライス32に隣接するマクロブロック311,331の動きベクトルは、コンシールメント範囲32内の画素値を算出する動きベクトルを推定するために有用である。
そのため、隣接マクロブロック動きベクトル取得部15は、コンシールメント範囲設定部14がスライス32をコンシールメント範囲に設定すると、そのスライス32に隣接しているマクロブロック311,331を特定し、復号パラメータ蓄積部12に蓄積されている復号パラメータの中から、そのマクロブロック311,331の動きベクトルを取得する。
画像の中では、複数のものが様々な方向に動く場合があり、コンシールメント範囲内で、複数の動きに対応したコンシールメント処理を行うには、コンシールメント範囲をブロックに分割して、分割ブロック毎に動きベクトルを算出する必要があるため、コンシールメント範囲であるスライス32を複数のコンシールメントブロック321に分割している。
図2の例では、コンシールメント範囲の高さ方向(上下方向)については上下に2分割し、幅方向(左右方向)については、3つのマクロブロックの間隔で分割している。分割を行わずに、コンシールメント範囲を一つのコンシールメントブロックとすることも可能である。
ここで、図3はコンシールメントブロック321の動きベクトルの算出方法を示す説明図である。
図3では、コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロック321のうち、マクロブロック331と隣接しているコンシールメントブロック321の動きベクトルを算出する例を示している。
コンシールメントブロック321と隣接しているマクロブロック331a,331b,331cは、それぞれ動きベクトル331av,331bv,331cvを持っており、動きベクトル331av,331bv,331cvを用いて、コンシールメントブロック321の動きベクトル321vを算出する。
例えば、動きベクトル331av,331bv,331cvのメジアンを動きベクトル321vとする方法や、動きベクトル331av,331bv,331cvの平均値を動きベクトル321vとする方法などがある。
なお、コンシールメントブロック321のコンシールメント画像を生成する際の参照画像は、復号画像蓄積部11により蓄積されている復号画像を利用する。
一方、その画像選択信号が復号画像の選択を指示している場合(復号エラーが発生していない場合)、復号画像蓄積部11に蓄積されている復号画像を選択し、その復号画像を出力画像として出力する。
上記実施の形態1では、コンシールメント範囲ブロック分割部17が、コンシールメントブロック321の少なくとも1辺が、必ず、コンシールメント範囲と正常に復号された画像との境界を含むようにコンシールメント範囲を分割し、コンシールメントブロック動きベクトル算出部18が、コンシールメントブロック321の上側又は下側に隣接しているマクロブロック311,331の動きベクトルを用いて、コンシールメントブロック321の動きベクトルを算出するものを示したが、コンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲が画面の上端又は下端に位置している場合、コンシールメント範囲の上下方向に分割すると、正常に復号されたマクロブロックと隣接していないコンシールメントブロックが現れてしまう。
例えば、コンシールメント範囲が画面の上端に位置している場合に、コンシールメント範囲を上下方向に2分割すると、上側のコンシールメントブロックは、正常に復号されたマクロブロックと隣接していないブロックとなる。
また、コンシールメント範囲が画面の下端に位置している場合に、コンシールメント範囲を上下方向に2分割すると、下側のコンシールメントブロックは、正常に復号されたマクロブロックと隣接していないブロックとなる。
隣接マクロブロック動きベクトル取得部15は、コンシールメント範囲ブロック分割部17により画面の上端に位置しているコンシールメント範囲が左右方向に分割された場合、そのコンシールメント範囲の下側に隣接しているマクロブロックを特定して、復号パラメータ蓄積部12から上記マクロブロックの動きベクトルを取得し、その動きベクトルをコンシールメントブロック動きベクトル算出部18に出力する。
一方、コンシールメント範囲ブロック分割部17により画面の下端に位置しているコンシールメント範囲が左右方向に分割された場合、そのコンシールメント範囲の上側に隣接しているマクロブロックを特定して、復号パラメータ蓄積部12から上記マクロブロックの動きベクトルを取得し、その動きベクトルをコンシールメントブロック動きベクトル算出部18に出力する。
また、画面の下端に位置しているコンシールメント範囲が左右方向に分割された場合、そのコンシールメント範囲の上側に隣接しているマクロブロックの動きベクトルを用いて、コンシールメントブロックの動きベクトルを算出することができる。
隣接マクロブロック動きベクトル取得部15が、コンシールメント範囲が画面の上端に位置している場合、コンシールメント範囲の下側に隣接しているマクロブロックを特定して、復号パラメータ蓄積部12から上記マクロブロックの動きベクトルを取得し、コンシールメント範囲が画面の下端に位置している場合、コンシールメント範囲の上側に隣接しているマクロブロックを特定して、復号パラメータ蓄積部12から上記マクロブロックの動きベクトルを取得するように構成しているので、コンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲が画面の上端又は下端に位置している場合でも、コンシールメント範囲に隣接しているマクロブロックの動きベクトルを利用して、画像内の動きを考慮したコンシールメント画像を生成することができる効果を奏する。
上記実施の形態1では、コンシールメント範囲ブロック分割部17が、コンシールメントブロック321の少なくとも1辺が、必ず、コンシールメント範囲と正常に復号された画像との境界を含むようにコンシールメント範囲を分割するものを示したが、このような分割の制約があると、コンシールメント範囲が大きい場合、1つのコンシールメントブロック321の大きさが大きくなり、画像内の細かい動きに追従できないことがある。
そこで、この実施の形態3では、上記の制約を受けずに、より細かなコンシールメント範囲の分割を許容する例を説明する。
コンシールメント範囲ブロック分割部21は図1のコンシールメント範囲ブロック分割部17と同様に、設定値保持部16に保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲を複数のコンシールメントブロックに分割する処理を実施する。
ただし、コンシールメント範囲ブロック分割部21は図1のコンシールメント範囲ブロック分割部17と異なり、コンシールメントブロック321の少なくとも1辺が、必ず、コンシールメント範囲と正常に復号された画像との境界を含むようにコンシールメント範囲を分割するという制約を受けずに、より細かくコンシールメント範囲を分割する。
したがって、コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロック321の中には、正常に復号されたマクロブロックと隣接していないブロックが含まれている。
なお、設定値保持部16及びコンシールメント範囲ブロック分割部21からブロック分割手段が構成されている。
過去画像動きベクトル取得部22は、上記実施の形態1と同様にして、コンシールメント範囲設定部14がコンシールメント範囲を設定すると、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像(過去画像)の中で、そのコンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックを特定し、復号パラメータ蓄積部12により蓄積されている復号パラメータの中から、そのマクロブロックの動きベクトルを取得する。
具体的には、復号エラーが発生している復号画像と時間的に最も近い過去のPピクチャを過去画像として、そのPピクチャの中で、コンシールメントブロックと同じ位置にあるマクロブロックを特定し、復号パラメータ蓄積部12により蓄積されている復号パラメータの中から、そのマクロブロックの動きベクトルを取得する。
ここでは、復号エラーが発生している復号画像と時間的に最も近い過去のPピクチャを過去画像としているが、これは一例に過ぎず、例えば、過去画像として複数枚の画像を使用するようにしてもよい。
算出方法としては、例えば、過去画像において、コンシールメントブロックと同位置のマクロブロックの動きベクトルのメジアンを用いる方法や、過去画像において、コンシールメントブロックと同位置のマクロブロックの動きベクトルの平均を用いる方法がある。
また、過去画像として、複数の画像を使用する場合は、エラーピクチャと過去画像の表示時間差を考慮して外挿補間を行う方法などがある。
上記実施の形態1では、エラーコンシールメント装置2が、コンシールメントブロックと隣接しているマクロブロックの動きベクトルを取得する隣接マクロブロック動きベクトル取得部15を実装し、上記実施の形態4では、エラーコンシールメント装置2が、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像(過去画像)の中で、コンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックの動きベクトルを取得する過去画像動きベクトル取得部22を実装しているものを示したが、隣接マクロブロック動きベクトル取得部15と過去画像動きベクトル取得部22の双方を実装するようにしていてもよい。
コンシールメントブロック動きベクトル算出部23はコンシールメント範囲ブロック分割部21により分割されたコンシールメントブロックが、コンシールメント範囲の境界と接しているブロックである場合、隣接マクロブロック動きベクトル取得部15(第1の動きベクトル取得手段)により取得された動きベクトルを用いて、当該コンシールメントブロックの動きベクトルを算出し、コンシールメント範囲ブロック分割部21により分割されたコンシールメントブロックが、コンシールメント範囲の境界と接していないブロックである場合、過去画像動きベクトル取得部22(第2の動きベクトル取得手段)により取得された動きベクトルを用いて、当該コンシールメントブロックの動きベクトルを算出する処理を実施する。なお、コンシールメントブロック動きベクトル算出部23は動きベクトル算出手段を構成している。
コンシールメント範囲ブロック分割部21は、上記実施の形態3と同様に、設定値保持部16に保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲を複数のコンシールメントブロックに分割する。
ただし、コンシールメント範囲ブロック分割部21は、図1のコンシールメント範囲ブロック分割部17と異なり、コンシールメントブロックの少なくとも1辺が、必ず、コンシールメント範囲と正常に復号された画像との境界を含むようにコンシールメント範囲を分割するという制約を受けずに、より細かくコンシールメント範囲を分割する。
したがって、コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックの中には、正常に復号されたマクロブロックと隣接していないブロックが含まれている。
過去画像動きベクトル取得部22は、コンシールメント範囲設定部14がコンシールメント範囲を設定すると、上記実施の形態3と同様に、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像(過去画像)の中で、そのコンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックを特定し、復号パラメータ蓄積部12により蓄積されている復号パラメータの中から、そのマクロブロックの動きベクトルを取得する。
復号画像30は復号エラーが発生している画像であり、スライス31,32,33,34から構成されている。
図6の例では、エラー検出箇所がスライス32内にあるため、スライス32がコンシールメント範囲に設定されている。
ただし、図6の例では、図2の例と異なり、コンシールメント範囲の高さ方向(上下方向)については上下に4分割し、幅方向(左右方向)については、3つのマクロブロックの間隔で分割している。
一方、コンシールメント範囲ブロック分割部21により分割されたコンシールメントブロックが、コンシールメント範囲の境界と接していないブロックである場合、図4のコンシールメントブロック動きベクトル算出部18と同様にして、過去画像動きベクトル取得部22により取得された動きベクトルを用いて、当該コンシールメントブロックの動きベクトルを算出する。
一方、正常に復号されたマクロブロック311及びマクロブロック331のいずれにも隣接していないコンシールメントブロック322の動きベクトルの算出に用いる動きベクトルは、過去画像動きベクトル取得部22により特定されたマクロブロックの動きベクトルである。
上記実施の形態1〜4では、コンシールメント範囲ブロック分割部17,21が、設定値保持部16に保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲を一定のサイズのコンシールメントブロックに分割するものを示したが、画像内に細かな動きが混在する場合、コンシールメントブロックの分割サイズを変更するようにしてもよい。
動き均一性算出部24はコンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を算出し、画像の動きの均一性に対応する分割サイズをコンシールメント範囲ブロック分割部25に指示する処理を実施する。
コンシールメント範囲ブロック分割部25はコンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲を動き均一性算出部24により指示された分割サイズで分割する処理を実施する。
なお、動き均一性算出部24及びコンシールメント範囲ブロック分割部25からブロック分割手段が構成されている。
動き均一性算出部24は、上記実施の形態1と同様にして、コンシールメント範囲設定部14がコンシールメント範囲を設定すると、そのコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を算出する。
例えば、設定値保持部16により保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲を複数のコンシールメントブロックに分割し、過去画像の中で、複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある各マクロブロックの動きベクトルの分散を、動きの均一性を示す指標として算出する。
一方、動きの均一性が高い場合、設定値保持部16により保持されている設定値が示す分割サイズより大きな分割サイズをコンシールメント範囲ブロック分割部25に指示する。
動きの均一性が中程度の場合、設定値保持部16により保持されている設定値が示す分割サイズをコンシールメント範囲ブロック分割部25に指示する。
一方、動き均一性算出部24により算出された均一性が高い場合、幾つかのコンシールメントブロックを結合して分割サイズを大きくするようにする。
上記実施の形態1〜4では、コンシールメント範囲ブロック分割部17,21が、設定値保持部16に保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲を一定のサイズのコンシールメントブロックに分割するものを示したが、画像内の複雑さに応じて、コンシールメントブロックの分割サイズを変更するようにしてもよい。
画像複雑さ算出部26はコンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲内の画像の複雑さを算出し、画像の複雑さに対応する分割サイズをコンシールメント範囲ブロック分割部27に指示する処理を実施する。
コンシールメント範囲ブロック分割部27はコンシールメント範囲設定部14により設定されたコンシールメント範囲を画像複雑さ算出部26により指示された分割サイズで分割する処理を実施する。
なお、画像複雑さ算出部26及びコンシールメント範囲ブロック分割部27からブロック分割手段が構成されている。
画像複雑さ算出部26は、上記実施の形態1と同様にして、コンシールメント範囲設定部14がコンシールメント範囲を設定すると、そのコンシールメント範囲内の画像の複雑さを算出する。
例えば、設定値保持部16により保持されている設定値にしたがって、コンシールメント範囲を複数のコンシールメントブロックに分割し、過去画像の中で、複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある各マクロブロックのQP値の平均値を、画像の複雑さを示す指標として算出する。
一方、画像の複雑さが低い場合、設定値保持部16により保持されている設定値が示す分割サイズより大きな分割サイズをコンシールメント範囲ブロック分割部25に指示する。
画像の複雑さが中程度の場合、設定値保持部16により保持されている設定値が示す分割サイズをコンシールメント範囲ブロック分割部25に指示する。
一方、画像複雑さ算出部26により算出された画像の複雑さが低い場合、幾つかのコンシールメントブロックを結合して分割サイズを大きくするようにする。
Claims (8)
- 符号化データが復号されることで得られた復号画像及び上記符号化データが復号される際に使用された動きベクトルを蓄積する蓄積手段と、上記符号化データが復号される際に復号エラーが検出された場合、コンシールメント画像の生成指示を出力するコンシールメント画像生成指示手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されると、上記復号画像内で復号エラーが発生している可能性がある箇所を漏れなく包含している範囲をコンシールメント範囲に設定するコンシールメント範囲設定手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲に隣接しているマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する動きベクトル取得手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、上記動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、上記ブロック分割手段により分割されたブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、上記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成するコンシールメント画像生成手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力された場合、上記コンシールメント画像生成手段により生成されたコンシールメント画像を出力し、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されていない場合、上記蓄積手段により蓄積されている復号画像を出力する出力画像選択手段とを備え、
上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を示す指標として、上記コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックの動きベクトルの分散を算出し、上記コンシールメント範囲内の画像の動きの均一性が低い程、上記コンシールメント範囲を細かく分割することを特徴とするエラーコンシールメント装置。 - 符号化データが復号されることで得られた復号画像及び上記符号化データが復号される際に使用された動きベクトルを蓄積する蓄積手段と、上記符号化データが復号される際に復号エラーが検出された場合、コンシールメント画像の生成指示を出力するコンシールメント画像生成指示手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されると、上記復号画像内で復号エラーが発生している可能性がある箇所を漏れなく包含している範囲をコンシールメント範囲に設定するコンシールメント範囲設定手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲に隣接しているマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する動きベクトル取得手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、上記動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、上記ブロック分割手段により分割されたブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、上記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成するコンシールメント画像生成手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力された場合、上記コンシールメント画像生成手段により生成されたコンシールメント画像を出力し、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されていない場合、上記蓄積手段により蓄積されている復号画像を出力する出力画像選択手段とを備え、
上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の複雑さを示す指標として、上記コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックのQP値の平均値を算出し、上記コンシールメント範囲内の画像の複雑さが高い程、上記コンシールメント範囲を細かく分割することを特徴とするエラーコンシールメント装置。 - 上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲が画面の上端又は下端に位置している場合、上記コンシールメント範囲の上下方向には分割を行わず、上記コンシールメント範囲を左右方向に分割し、
上記動きベクトル取得手段は、上記コンシールメント範囲が画面の上端に位置している場合、上記コンシールメント範囲の下側に隣接しているマクロブロックを特定して、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得し、上記コンシールメント範囲が画面の下端に位置している場合、上記コンシールメント範囲の上側に隣接しているマクロブロックを特定して、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエラーコンシールメント装置。 - 符号化データが復号されることで得られた復号画像及び上記符号化データが復号される際に使用された動きベクトルを蓄積する蓄積手段と、上記符号化データが復号される際に復号エラーが検出された場合、コンシールメント画像の生成指示を出力するコンシールメント画像生成指示手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されると、上記復号画像内で復号エラーが発生している可能性がある箇所を漏れなく包含している範囲をコンシールメント範囲に設定するコンシールメント範囲設定手段と、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像の中で、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する動きベクトル取得手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、上記動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、上記ブロック分割手段により分割されたブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、上記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成するコンシールメント画像生成手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力された場合、上記コンシールメント画像生成手段により生成されたコンシールメント画像を出力し、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されていない場合、上記蓄積手段により蓄積されている復号画像を出力する出力画像選択手段とを備え、
上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を示す指標として、上記コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックの動きベクトルの分散を算出し、上記コンシールメント範囲内の画像の動きの均一性が低い程、上記コンシールメント範囲を細かく分割することを特徴とするエラーコンシールメント装置。 - 符号化データが復号されることで得られた復号画像及び上記符号化データが復号される際に使用された動きベクトルを蓄積する蓄積手段と、上記符号化データが復号される際に復号エラーが検出された場合、コンシールメント画像の生成指示を出力するコンシールメント画像生成指示手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されると、上記復号画像内で復号エラーが発生している可能性がある箇所を漏れなく包含している範囲をコンシールメント範囲に設定するコンシールメント範囲設定手段と、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像の中で、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する動きベクトル取得手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、上記動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、上記ブロック分割手段により分割されたブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、上記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成するコンシールメント画像生成手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力された場合、上記コンシールメント画像生成手段により生成されたコンシールメント画像を出力し、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されていない場合、上記蓄積手段により蓄積されている復号画像を出力する出力画像選択手段とを備え、
上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の複雑さを示す指標として、上記コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックのQP値の平均値を算出し、上記コンシールメント範囲内の画像の複雑さが高い程、上記コンシールメント範囲を細かく分割することを特徴とするエラーコンシールメント装置。 - 符号化データが復号されることで得られた復号画像及び上記符号化データが復号される際に使用された動きベクトルを蓄積する蓄積手段と、上記符号化データが復号される際に復号エラーが検出された場合、コンシールメント画像の生成指示を出力するコンシールメント画像生成指示手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されると、上記復号画像内で復号エラーが発生している可能性がある箇所を漏れなく包含している範囲をコンシールメント範囲に設定するコンシールメント範囲設定手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲に隣接しているマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する第1の動きベクトル取得手段と、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像の中で、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する第2の動きベクトル取得手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、上記ブロック分割手段により分割されたブロックが上記コンシールメント範囲の境界と接しているブロックである場合、上記第1の動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、当該ブロックの動きベクトルを算出し、上記ブロック分割手段により分割されたブロックが上記コンシールメント範囲の境界と接していないブロックである場合、上記第2の動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、当該ブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、上記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成するコンシールメント画像生成手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力された場合、上記コンシールメント画像生成手段により生成されたコンシールメント画像を出力し、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されていない場合、上記蓄積手段により蓄積されている復号画像を出力する出力画像選択手段とを備え、
上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の動きの均一性を示す指標として、上記コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックの動きベクトルの分散を算出し、上記コンシールメント範囲内の画像の動きの均一性が低い程、上記コンシールメント範囲を細かく分割することを特徴とするエラーコンシールメント装置。 - 符号化データが復号されることで得られた復号画像及び上記符号化データが復号される際に使用された動きベクトルを蓄積する蓄積手段と、上記符号化データが復号される際に復号エラーが検出された場合、コンシールメント画像の生成指示を出力するコンシールメント画像生成指示手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されると、上記復号画像内で復号エラーが発生している可能性がある箇所を漏れなく包含している範囲をコンシールメント範囲に設定するコンシールメント範囲設定手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲に隣接しているマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する第1の動きベクトル取得手段と、復号エラーが発生している復号画像より時間的に前の復号画像の中で、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲と同じ位置にあるマクロブロックを特定し、上記蓄積手段から上記マクロブロックの動きベクトルを取得する第2の動きベクトル取得手段と、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、上記ブロック分割手段により分割されたブロックが上記コンシールメント範囲の境界と接しているブロックである場合、上記第1の動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、当該ブロックの動きベクトルを算出し、上記ブロック分割手段により分割されたブロックが上記コンシールメント範囲の境界と接していないブロックである場合、上記第2の動きベクトル取得手段により取得された動きベクトルを用いて、当該ブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、上記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを用いて、コンシールメント画像を生成するコンシールメント画像生成手段と、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力された場合、上記コンシールメント画像生成手段により生成されたコンシールメント画像を出力し、上記コンシールメント画像生成指示手段からコンシールメント画像の生成指示が出力されていない場合、上記蓄積手段により蓄積されている復号画像を出力する出力画像選択手段とを備え、
上記ブロック分割手段は、上記コンシールメント範囲設定手段により設定されたコンシールメント範囲内の画像の複雑さを示す指標として、上記コンシールメント範囲内の複数のコンシールメントブロックと同じ位置にある過去画像内の複数のマクロブロックのQP値の平均値を算出し、上記コンシールメント範囲内の画像の複雑さが高い程、上記コンシールメント範囲を細かく分割することを特徴とするエラーコンシールメント装置。 - 符号化データに対する復号処理を実施して復号画像を生成し、上記復号画像と上記符号化データを復号する際に使用した動きベクトルを出力する復号処理手段と、
請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のエラーコンシールメント装置とを備えた復号装置。
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