JP5649250B2 - 複数のセル向けの物理ブロードキャストチャネル(pbch)復号のための装置および方法 - Google Patents

複数のセル向けの物理ブロードキャストチャネル(pbch)復号のための装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5649250B2
JP5649250B2 JP2013512055A JP2013512055A JP5649250B2 JP 5649250 B2 JP5649250 B2 JP 5649250B2 JP 2013512055 A JP2013512055 A JP 2013512055A JP 2013512055 A JP2013512055 A JP 2013512055A JP 5649250 B2 JP5649250 B2 JP 5649250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
subset
pbch
decoding
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013512055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013534077A (ja
Inventor
タオ・ルオ
ケ・リウ
カピル・バッタド
テサン・ヨー
シャオシア・チャン
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2013534077A publication Critical patent/JP2013534077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5649250B2 publication Critical patent/JP5649250B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0047Decoding adapted to other signal detection operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • H04J11/005Interference mitigation or co-ordination of intercell interference
    • H04J11/0056Inter-base station aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/7103Interference-related aspects the interference being multiple access interference
    • H04B1/7107Subtractive interference cancellation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その開示が全体的に参照により本明細書に明白に組み込まれている、2010年5月28日に出願された「APPARATUS AND METHOD FOR PBCH DECODING」という名称の米国仮特許出願第61/349,647号の、米国特許法第119条(e)に基づく利益を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を復号することに関する。
ワイヤレス通信ネットワークが広く配置されて、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスが提供されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークがある。
ワイヤレス通信ネットワークは、複数のユーザ機器(UE)の通信をサポートできる複数の基地局を含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
基地局はダウンリンクでデータおよび制御情報をUEへ送信することができ、かつ/または、アップリンクでデータおよび制御情報をUEから受信することができる。ダウンリンクでは、基地局からの送信は、近隣の基地局または他のワイヤレス高周波(RF)送信機からの送信による、干渉に遭遇し得る。アップリンクでは、UEからの送信は、近隣の基地局と通信する他のUEのアップリンク送信、または他のワイヤレスRF送信機からのアップリンク送信からの、干渉に遭遇し得る。この干渉は、ダウンリンクとアップリンク両方での性能を低下させ得る。
モバイルブロードバンドアクセスの需要が高まり続けるにつれて、より多くのUEが長距離のワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離のワイヤレスシステムが地域において配備され、干渉およびネットワークの混雑の可能性が高まっている。
「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA)、Physical Channels and Modulation」、3GPP TS 36.211
本開示の一態様によれば、ワイヤレス通信の方法は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するステップを含む。本方法は、生成されたセルリストからセルのサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるステップを含む。本方法は、様々な時間期間中に、割り当てられたメモリに、生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するステップをさらに含む。割り当てられたメモリは、セルの各サブセットの復号および各サブセットにおける復号されたセルの取消しを、各時間期間に試みるのに十分である。本方法は、生成されたセルリストを、様々な時間期間中にセルリストの各サブセットを処理することによって循環するステップをさらに含む。
別の態様では、ワイヤレス通信の方法は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するステップを含む。本方法はまた、新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すステップを含む。本方法は、新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるステップをさらに含む。本方法はまた、新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すステップを含む。本方法はなお、さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するステップをさらに含む。
さらに別の態様では、ワイヤレス通信の装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するように構成される。プロセッサはまた、生成されたセルリストからセルのサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるように構成される。プロセッサはまた、様々な時間期間中に、割り当てられたメモリに、生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するように構成される。割り当てられたメモリは、セルの各サブセットの復号および各サブセットにおける復号されたセルの取消しを、各時間期間に試みるのに十分である。プロセッサは、生成されたセルリストを、様々な時間期間中にセルリストの各サブセットを処理することによって循環するようにさらに構成される。
さらに別の態様では、ワイヤレス通信の装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するように構成される。プロセッサはまた、新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すように構成される。プロセッサはまた、取消し後に、新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるように構成される。プロセッサは、新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すようにさらに構成される。プロセッサはまた、さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するように構成される。
別の態様では、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品は、プログラムコードが記録された非一時的コンピュータ可読媒体を含む。プログラムコードは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、生成されたセルリストからセルのサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、様々な時間期間中に、割り当てられたメモリに、生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するためのプログラムコードを含む。割り当てられたメモリは、セルの各サブセットの復号および各サブセットにおける復号されたセルの取消しを、各時間期間に試みるのに十分である。プログラムコードはまた、生成されたセルリストを、様々な時間期間中にセルリストの各サブセットを処理することによって循環するためのプログラムコードを含む。
さらなる態様では、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品は、プログラムコードが記録された非一時的コンピュータ可読媒体を含む。プログラムコードは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、取消し後に、新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるためのプログラムコードを含む。プログラムコードは、新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すためのプログラムコードをさらに含む。プログラムコードはまた、さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するためのプログラムコードを含む。
別の態様では、ワイヤレス通信のための装置は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するための手段を含む。本装置はまた、生成されたセルリストからセルのサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるための手段を含む。本装置はまた、様々な時間期間中に、割り当てられたメモリに、生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するための手段を含む。割り当てられたメモリは、セルの各サブセットの復号および各サブセットにおける復号されたセルの取消しを、各時間期間に試みるのに十分である。本装置はまた、生成されたセルリストを、様々な時間期間中にセルリストの各サブセットを処理することによって循環するための手段を含む。
さらなる態様では、ワイヤレス通信のための装置は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するための手段を含む。本装置はまた、新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すための手段を含む。本装置はまた、取消し後に、新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるための手段を含む。本装置はまた、新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すための手段を含む。本装置はまた、さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するための手段を含む。
上記は、以下の詳細な説明がより理解され得るように、本開示の特徴および技術的な利点を、かなり大まかに概略を述べたものである。本開示のさらなる特徴および利点は、以下で説明される。本開示と同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として、本開示が容易に利用され得ることが、当業者には理解されよう。また、そのような等価の構成は、添付の特許請求の範囲で述べられるような本開示の教示から逸脱しないことが、当業者には認識されよう。機構と動作の方法との両方に関する、本開示の特性であると考えられる新規の特徴は、添付の図面とともに考慮されることで、さらなる目的および利点とともに、以下の説明からより理解されるだろう。しかし、図面の各々は例示および説明のみを目的に与えられ、本開示の範囲を定めることを目的とはしないことを、明確に理解されたい。
本開示の特徴、性質、および利点は、下記の詳細な説明を図面と併せ読めばより明らかになる。図中、同様の参照符号は、全体を通じて同じ部分を表す。
電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 電気通信システムのダウンリンクフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。 アップリンク通信の例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図である。 本開示の一態様により構成される、基地局/eNodeBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図である。 本開示の態様によるPBCHを復号するためのセルサブセットの分析を示す図である。 本開示の態様によるPBCHを復号するためのセルサブセットの分析を示す図である。 本開示の態様による複数のセルのPBCHを復号するための方法を示すブロック図である。 本開示の態様による複数のセルのPBCHを復号するための方法を示すブロック図である。 本開示の態様による複数のセルのPBCHを復号するための構成要素を示すブロック図である。 本開示の態様による複数のセルのPBCHを復号するための構成要素を示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAおよび他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば、互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、米国電気通信工業会(TIA)のCDMA2000などのような、無線技術を実装することができる。UTRA技術は、Wideband CDMA (WCDMA)およびCDMAの他の変形形態を含む。CDMA2000技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからの、IS-2000、IS-95およびIS-856規格を含む。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRA技術は、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE-Advanced(LTE-A)は、E-UTRAを用いるUMTSのより新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書で説明される技術は、上で言及されたワイヤレスネットワークおよび無線アクセス技術、さらには、他のワイヤレスネットワークおよび無線アクセス技術のために用いられ得る。分かりやすくするために、以下では、技術の特定の態様が、LTEまたはLTE-A(ともに「LTE/-A」という代わりの名前で呼ばれる)について説明され、そのようなLTE/-Aという用語が、以下の説明の多くで用いられる。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示しており、これはLTE-Aネットワークであってよく、複数のセルからPBCHを復号するための方法が実施され得る。ワイヤレスネットワーク100は、複数の発展型node B(eNodeB) 110および他のネットワークエンティティを含む。eNodeBは、UEと通信する局であってよく、基地局、node B、アクセスポイントなどとも呼ばれ得る。各eNodeB 110は、特定の地理的な領域に対し通信カバレッジを提供することができる。3GPPでは、「セル」という用語は、用いられる文脈に応じて、eNodeBのこの特定の地理的なカバレッジ領域、および/または、カバレッジ領域をサーブするeNodeBサブシステムを指し得る。
eNodeBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他の種類のセルのための、通信カバレッジを提供することができる。マクロセルは、一般に比較的広い地理的な領域(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダとのサービス契約により、UEによる無制限のアクセスを可能にし得る。ピコセルは、一般に比較的狭い地理的な領域をカバーし、ネットワークプロバイダとのサービス契約により、UEによる無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルも、一般に比較的狭い地理的な領域(たとえば住宅)をカバーし、無制限のアクセスに加えて、フェムトセルと関連するUE(たとえば、非公開の加入者グループ(CSG)のUE、住宅内のユーザのためのUEなど)による制限されたアクセスを提供することもできる。マクロセルのためのeNodeBは、マクロeNodeBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNodeBは、ピコeNodeBと呼ばれ得る。また、フェムトセルのためのeNodeBは、フェムトeNodeBまたはホームeNodeBと呼ばれ得る。図1に示される例では、eNodeB 110a、110bおよび110cは、それぞれ、マクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeNodeBである。eNodeB 110xは、ピコセル102xのためのピコeNodeBである。また、eNodeB 110yおよび110zは、それぞれ、フェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNodeBである。eNodeBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートすることができる。
ワイヤレスネットワーク100は、中継局を含むこともできる。中継局は、上流の局(たとえば、eNodeB、UEなど)からデータおよび/または他の情報の伝送を受信し、下流の局(たとえば、UE、eNodeBなど)へデータおよび/または他の情報の伝送を送る、局である。中継局はまた、他のUEのための伝送を中継するUEであってもよい。図1に示す例では、中継局110rは、eNodeB 110aとUE 120rとの間の通信を促進するために、eNodeB 110aおよびUE 120rと通信することができる。中継局はまた、中継eNodeB、リレーなどとも呼ばれ得る。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeNodeB、たとえば、マクロeNodeB、ピコeNodeB、フェムトeNodeB、リレーなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeNodeBは、ワイヤレスネットワーク100において、様々な送信電力レベル、様々なカバレッジ領域、干渉に対する様々なインパクトを有し得る。たとえば、マクロeNodeBは高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有することがあり、一方でピコeNodeB、フェムトeNodeBおよびリレーはより低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有することがある。
一態様では、ワイヤレスネットワーク100は同期通信をサポートし、同期通信では、複数のeNodeBが同様のフレームタイミングを有してもよく、ワイヤレスネットワーク100は、時間的に適切に整列され得る異なるeNodeBからの伝送をサポートする。
一態様では、ワイヤレスネットワーク100は、周波数分割複信(FDD)または時分割複信(TDD)の動作モードをサポートすることができる。本明細書で説明される技術は、FDDまたはTDDの動作モードに対して用いられ得る。
ネットワークコントローラ130は、eNodeB 110のセットに結合し、これらのeNodeB 110に対して調整および制御を行うことができる。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNodeB 110と通信することができる。また、eNodeB 110は、たとえば、直接または間接的にワイヤレスバックホールか有線バックホールを介して互いに通信することができる。
UE 120(たとえば、UE 120x、UE 120yなど)は、ワイヤレスネットワーク100全体に分散され、各UEは固定されていても移動式であってもよい。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などとも呼ばれ得る。UEは、携帯/ワイヤレス電話(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、携帯型デバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、ネットブック、スマートブックなどであってよい。UEは、マクロeNodeB、ピコeNodeB、フェムトeNodeB、リレーなどと通信することができてもよい。図1では、両側に矢印がある実線が、UEとサービングeNodeBの間の所望の伝送を示し、サービングeNodeBは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEをサーブするように指定されるeNodeBである。両側に矢印のある点線は、UEとeNodeBとの間で干渉する伝送を示す。
LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンクでシングルキャリア周波数分割多重化(SC-FDM)を利用する。OFDMおよびSC-FDMは、システムの帯域幅を複数の(K個の)直交サブキャリアに分割し、この複数の直交サブキャリアは、一般に、トーン、ビンなどとも呼ばれる。各サブキャリアは、データによって変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC-FDMでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定されてよく、サブキャリアの全体の数(K)は、システムの帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は15kHzであってよく、最小のリソース割り当て(「リソースブロック」と呼ばれる)は12個のサブキャリア(または180kHz)であってよい。その結果、ノミナルのFFTサイズは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに分割され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHz(すなわち6個のリソースブロック)をカバーすることができ、1.25、2.5、5、10、15または20MHzの対応するシステム帯域幅に対して、それぞれ、1、2、4、8または16個のサブバンドが存在し得る。
図2は、復号されるPBCHを含む、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDDフレーム構造を示している。ダウンリンクの伝送スケジュールを、無線フレームの単位に区分できる。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有することができ、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含むことができる。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間を含んでもよく、たとえば、通常のサイクリックプレフィックスに対して7個のシンボル期間を含んでもよく(図2に示されるように)、または、拡張されたサイクリックプレフィックスに対して6個のシンボル期間を含んでもよい。各サブフレームの中の2L個のシンボル期間は、0〜2L-1のインデックスを割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(たとえば12個のサブキャリア)をカバーすることができる。
LTEでは、eNodeBは、eNodeBの各セルに対して、主要な同期信号(PSS)と、二次的な同期信号(SSS)とを送ることができる。図2に示されるように、FDDの動作モードでは、主要な同期信号および二次的な同期信号は、通常のサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5の各々において、それぞれシンボル期間6および5で送られ得る。同期信号が、セルの検出および取得のためにUEにより用いられ得る。FDDの動作モードでは、eNodeBは、サブフレーム0のスロット1において、シンボル期間0から3で、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送ることができる。PBCHは、システム識別およびアクセス制御パラメータのような特定のシステム情報をUEに搬送することができ、40msの間隔で送られ得る。40msの期間ごとに、PBCHペイロードが4つの冗長バージョンを使用して送信され、10msごとに1つの冗長バージョンが送信される。1つの40msの期間内における4つの冗長バージョンのペイロードは同じだが、複数の40msの期間全体では、ペイロードは変化し得る。
図2で見られるように、eNodeBは、各サブフレームの第1のシンボル期間において、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送信することができる。PCFICHは、制御チャネルのために用いられるシンボル期間の数(M)を搬送することができ、Mは、1、2または3に等しくてよく、サブフレームにより異なっていてもよい。Mは、小さなシステム帯域幅、たとえば、10個未満のリソースブロックを有する帯域幅に対しては、4に等しくてもよい。図2に示される例では、M=3である。eNodeBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送ることができる。図2に示される例では、PDCCHおよびPHICHも、最初の3個のシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を搬送することができる。PDCCHは、UEに対するアップリンクおよびダウンリンクでのリソースの割り当てに関する情報と、アップリンクチャネルに対する電力制御情報とを、搬送することができる。eNodeBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送ることができる。PDSCHは、ダウンリンクでのデータ送信が予定されている、UEのためのデータを搬送することができる。
eNodeBは、eNodeBにより用いられるシステム帯域幅である中心1.08MHzにおいて、PSC、SSCおよびPBCHを送ることができる。eNodeBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間の中の、全体のシステム帯域幅にわたって、PCFICHおよびPHICHを送ることができる。eNodeBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送ることができる。eNodeBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送ることができる。eNodeBは、ブロードキャスト方式で、PSC、SSC、PBCH、PCFICHおよびPHICHをすべてのUEに送ることができ、ユニキャスト方式で、PDCCHを特定のUEに送ることができ、ユニキャスト方式で、PDSCHを特定のUEに送ることもできる。
いくつかのリソース要素が、各シンボル期間において利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーすることができ、実数または複素数の値であり得る1つの変調シンボルを送るのに用いられ得る。制御チャネルのために用いられるシンボルについて、各シンボル期間において参照信号に用いられないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)となるように並べられ得る。各REGは、1つのシンボル期間に4個のリソース要素を含み得る。PCFICHは4個のREGを占有することができ、4個のREGは、シンボル期間0において、周波数全体でほぼ等しく間隔を置かれ得る。PHICHは3個のREGを占有することができ、3個のREGは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数全体に分散し得る。たとえば、PHICHのための3個のREGは、すべてシンボル期間0に属してもよく、または、シンボル期間0、1および2に分散してもよい。PDCCHは、9、18、36、または72個のREGを占有してよく、これらのREGは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る。REGの特定の組合せのみが、PDCCHに対して許可され得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHのために用いられる特定のREGを知っていてもよい。UEは、PDCCHのためにREGの異なる組合せを検索してもよい。検索すべき組合せの数は、通常、PDCCHにおけるすべてのUEに対して許可された組合せの数よりも少ない。eNodeBは、UEが検索する組合せのいずれにおいても、PDCCHをUEに送ることができる。
UEは、複数のeNodeBのカバレッジの中にあり得る。これらのeNodeBの1つが、UEをサーブするために選択され得る。サービングeNodeBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)などのような、様々な基準に基づいて選択され得る。
図3は、本開示によるアップリンクロングタームエボリューション(LTE)通信における、例示的なFDDおよびTDD(非専用サブフレームのみ)のサブフレーム構造を概念的に示すブロック図である。アップリンクのための利用可能なリソースブロック(RB)は、データセクションと制御セクションに分割され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部に形成されてよく、構成可能なサイズを有し得る。制御セクションのリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。図3の設計により、連続するサブキャリアを含むデータセクションが得られ、これにより、単一のUEが、データセクションの中の連続するサブキャリアのすべてを割り当てられるようになり得る。
UEは、eNodeBに制御情報を送信するために、制御セクションの中のリソースブロックを割り当てられ得る。UEはまた、eNodeBにデータを送信するために、データセクションの中のリソースブロックを割り当てられ得る。UEは、制御セクションの中の割り当てられたリソースブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で、制御情報を送信することができる。UEは、データセクションの中の割り当てられたリソースブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみまたはデータと制御情報の両方を、送信することができる。図3に示されるように、アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにわたってもよく、周波数にまたがってホッピングしてもよい。一態様では、緩やかな単一キャリア動作では、並列チャネルがULリソースで送信され得る。たとえば、制御チャネルおよびデータチャネル、並列制御チャネル、ならびに並列データチャネルは、UEにより送信され得る。
PSC、SSC、CRS、PBCH、PUCCH、PUSCH、およびLTE/-Aで用いられる他のそのような信号およびチャネルは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA)、Physical Channels and Modulation」という表題の3GPP TS 36.211で説明され、これは公開されている。
図4は、複数のセルからPBCHを復号するための方法が実施され得る、基地局/eNodeB 110およびUE 120の設計のブロック図を示している。eNodeB 110およびUE 120は、図1の基地局/eNodeBのうちの1つおよびUEのうちの1つであってよい。基地局110は、図1のマクロeNodeB 110cであってよく、UE 120はUE 120yであってよい。基地局110はまた、何らかの他の種類の基地局であってもよい。基地局110は、アンテナ434a〜434tを備えてもよく、UE 120は、アンテナ452aから452rを備えてもよい。
基地局110において、送信プロセッサ420は、データ源412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信することができる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであってよい。データは、PDSCHなどのためのものであってよい。プロセッサ420は、データシンボルおよび制御シンボルを得るために、それぞれデータおよび制御情報を処理する(たとえば、符号化してシンボルマッピングする)ことができる。プロセッサ420はまた、たとえば、PSS、SSSのための参照シンボルと、セル特有の参照信号とを生成することもできる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430は、データシンボル、制御シンボル、および/または参照シンボルに対して空間処理(たとえばプリコーディング)を実行することができ、可能な場合には、変調器(MOD)432a〜432tに、出力シンボルストリームを提供することができる。各変調器432は、それぞれの出力シンボルストリーム(たとえばOFDMなどのための)を処理して、出力サンプルストリームを得ることができる。各変調器432はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
UE 120において、アンテナ452a〜452rは、基地局110からダウンリンク信号を受信することができ、それぞれ、受信された信号を復調器(DEMOD)454a〜454rに提供することができる。各復調器454は、それぞれの受信された信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを得ることができる。各復調器454はさらに、入力サンプル(たとえば、OFDMなどのための)を処理して、受信されたシンボルを得ることができる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a〜454rから、受信されたシンボルを得て、可能な場合には受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE 120のための復号されたデータをデータシンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に提供することができる。
アップリンクでは、UE 120において、送信プロセッサ464が、データ源462からのデータ(たとえば、PUSCHのための)を受信して処理し、コントローラ/プロセッサ480からの制御情報(たとえば、PUCCHのための)を受信して処理することができる。プロセッサ464はまた、参照信号のための参照シンボルを生成することもできる。送信プロセッサ464からのシンボルは、TX MIMOプロセッサ466によりプリコーディングされ、可能な場合には、(たとえばSC-FDMなどのために)変調器454a〜454rによりさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE 120からのアップリンク信号は、アンテナ434により受信され、復調器432により処理され、可能な場合にはMIMO検出器436により検出され、受信プロセッサ438によりさらに処理されて、UE 120により送られた、復号されたデータおよび制御情報を得ることができる。プロセッサ438は、復号されたデータをデータシンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440に提供することができる。基地局110は、たとえば、X2インターフェース441を介して、他の基地局にメッセージを送ることができる。
コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれ基地局110およびUE 120における動作を指示することができる。プロセッサ440ならびに/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明される技法の様々な処理の実行を、遂行または指示することができる。プロセッサ480ならびに/またはUE 120における他のプロセッサおよびモジュールも、図6A〜図6Bに示される機能ブロックおよび/または本明細書で説明される技法の他の処理の実行を、遂行または指示することができる。メモリ442および482は、それぞれ、基地局110およびUE 120のためのデータおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信について、UEをスケジューリングすることができる。
UEがアクティブ化されたとき、UEは同期信号を使用してすべての利用可能なセルを探索する。探索中に、本物のセルに加えて、いくつかの偽物のセルが検出される。受信されたシグナリングに基づくと、偽物のセルは、いくつかの近隣セルよりも、UEに近いところにあるとみられる(たとえば、ノイズが同期信号として現れることがある)が、遠くに存在することや、実際には存在しないことがある。UEは偽物のセルを区別できなければならない。セルが本物であることを確認する1つの方法は、PBCHを復号することである。PBCHが正常に復号された場合、セルは実際に存在すると考えることができる。
(たとえば、特定の地理的な領域における)同期式または準同期式LTEネットワークの場合、近隣セルからの物理ブロードキャストチャネル(PBCH)信号が重なることがある。その場合UEは、最強セルまたは最強セルと比較してさほど弱くないセルのPBCHのみを復号することが可能であり得る。
ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの展開において、UEは、1つまたは複数の干渉eNodeBからの高い干渉を観察することのある支配的干渉シナリオの中で動作することがある。支配的干渉シナリオは、限定的関連付けが原因で生じ得る。たとえば、図1では、UE 120yはフェムトeNodeB 110yに近く、フェムトeNodeB 110yに関する高い受信電力を有することがある。しかしながら、UE 120yは限定的関連付けが原因でフェムトeNodeB 110yにアクセスできず、そこで(たとえば、受信電力がより低い)マクロeNodeB 110cに、または(たとえば、同じく受信電力がより低い)フェムトeNodeB 110zに接続することがある。その場合UE 120yは、ダウンリンクでフェムトeNodeB 110yからの高い干渉を観察することがあり、アップリンクでeNodeB 110yへの高い干渉を引き起こすこともある。
これらの異種ネットワークシナリオでは、UEは、最強セルと比較して著しく弱いセルのPBCHを復号する必要があり得る。一例では、PBCH干渉消去(IC)が復号制限を克服し得る。
PBCHは、サブフレーム0で、または10個のサブフレームにつき1回、送信され得る。一例では、PBCHのペイロードは、40msの間は一定であるが、その時間間隔を越えると変化することがある。PBCHペイロードは、たとえば、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)グループの数、送信アンテナの数、システム帯域幅などの情報を含む。当業者には、PBCHのペイロードが上述の例に限定されないことを諒解されたい。
一例では、PBCH干渉消去動作は、PBCH復号が並行して試みられるセルのリストを識別することを含む。セルリストは、タイミング仮定、セルIDおよび/または周波数仮定のリストであり得る。PBCH復号は、(冗長バージョン(RV)とも呼ばれる)4つのPBCHバーストを使用することができる。しかしながら、本開示の範囲または趣旨に影響を与えることなく、他の数量のPBCHバーストを使用することもできる。復号されたセルのPBCHは取消し可能であり、取消し後の信号を使用して、リスト内の他のセルのPBCHを復号することができる。
PBCHの復号および取消しが並行して試みられるセルの数は、UEのハードウェアが原因で制限されることがある。たとえば、UEは、ハードウェア制限が原因で、一度に4個のセルのPBCHを記憶して復号できるにとどまる。もちろん、他のUEのハードウェア構成では、これよりも少ない数または多い数のセルの同時記憶が許容され得る。たとえば、UEは限定的なメモリを有することがあるが、並行して復号されるセルの対数尤度比(LLR)/チャネル推定値などを記憶しなければならないことがあり、そのため、一度に一定数のセルを処理できるにとどまる。
いくつかの設計では、反復取消しが用いられ得る。たとえば、受信サンプルから2つのセルが復号された場合、UEはまず、第1のセルの信号を推定し、それを取り消すことができる。次いでUEは、取り消されたサンプルを使用して、第2の復号されたセルに対応する信号を推定し、それを取り消して、取り消されたサンプルの最新版を取得する。次いでUEは、第1の復号されたセルの推定された信号を、取り消されたサンプルに足し戻し、第1のセルの信号を再推定する。再推定された第1のセルの信号は、以前の推定値よりも精度が高いことがあり、その理由は、新しい推定値が、第2の復号されたセルからの信号を伴わないサンプルからのものであることである。
一態様では、ハードウェアによって許容される(たとえば、4個のセルが許容される)よりも多くのセルを復号し、UEのハードウェア制限を克服するための手法が提供される。受信機ハードウェア制限を克服するためのこの手法は、PBCHの4個のバーストにおける最初のN個(たとえば、N=4)の最強セルを復号することを試みることを含む。この例では、Nは4に等しく、4個の最強セルが復号される。当業者は、ハードウェア構成に基づいて、他の数量のセルを復号してもよく、異なる数のバーストを使用してもよいことを諒解されよう。このプロセスは、すべてのセルの復号が少なくとも一度は試みられるまで、次のM個(たとえば、M=4)のセルについて(または残りのセルについて)、取り消されたサンプルに対し繰り返される。このようにして、UEは、PBCH復号に基づいて、本物のセルと偽物のセルとを識別することができる。1つの設計では、UEは、新しいサブセットにおけるセルの復号を開始すると、先行サブセットにおけるセルのチャネル推定値/LLRを記憶しないことがあり、その場合、反復取消しは同じサブセットにおけるセルに限定され得る。代替的設計では、UEは、PBCHが正常に復号され、取り消されたセルの再構築された信号からのチャネル推定値/LLRを継続的に記憶することができるが、UEは、次のサブセットで復号を試みるセルの数をしかるべく制限することができる。
たとえば、図5Aおよび図5Bは、UEが12個のセル(たとえば、セル0〜2、4〜12)を識別するネットワークにおけるPBCHの復号を示している。図5Aの例では、UEは4個のPBCHバーストを含む信号を受信する。信号は、所定の時間期間、たとえば40msにおけるものである。これらのセルに関する受信されたPBCHデータは、UEメモリ(たとえば、図4のメモリ482)に記憶され得る。UEは、一度に12個のセルすべてを分析するのではなく、並行して一度に4個のセルの信号を分析することができる。分析は、40msの間に観察された信号に基づいて生じる。したがって、セルはサブセットに分割され、各サブセットは4個のセルを含む。本例では、第1のサブセットは、セル0、4、5および6を含む。第2のサブセットは、セル1、7、8および9を含む。第3のサブセットは、セル2、10、11および12を含む。UEは4個のPBCHバーストをメモリに記憶する。UEは、セルの第1のサブセット(たとえば、セル0、4、5および6)を復号することを試みる。一例では、セル0は正常に復号され、セル4、5および6は偽物のセルであるので復号されない。次いで、セル0に関するデータが、UEメモリに記憶された信号から取り消される。次いで、セルの次のサブセット(たとえば、セル1、7、8および9)に対し復号が試みられる。一例では、セル1が復号される。セル1を復号した後、UEはメモリに記憶された信号からセル1情報を取り消す。次いで、セルの次のサブセット(たとえば、2、10、11および12)に対し復号が試みられる。このプロセスは、すべてのサブセットにおけるすべてのセルに対し復号が試みられるまで続く。
この例では、第1の設計において、反復取消しは用いられない。第2の設計では、セル0、4、5、6の復号を試み、セル0を復号した後、UEは、取り消されたサンプルに加えてセル0に関係するデータを記憶する。次いでUEは、次のバーストで並行してセル1、7、8(ハードウェアにおいて4個のセルの制限がある場合には3個の新しいセル+セル0)を復号することを試みる。セル1を復号すると、UEはセル0およびセル1の反復取消しを実行するのに十分な情報を有する。いくつかの設計では、下位のサブセットにおけるセルが復号され、取り消された場合に、UEは上位のサブセットにおける復号されていないセルの復号を再び試みることができる。反復取消しの利益を得るために、かつ/または下位のサブセットにおけるセルを取り消した後に上位のサブセットにおけるセルを復号することを試みるために、PBCHが正常に復号されたセルすべてを第1のサブセットに置くことによって、異なるサブセットにおける2つのセルが復号される場合に、UEはPBCH復号を再び始めることができる。だが、反復取消しは、ハードウェア容量によって決められるセルの数に限定される。
上記の例では、4個のセル識別が選択された場合、セルは4個からなるサブセットで分析される。4個のセルIDに関連するバーストがバッファに記憶され、次いで、次の4個のセルIDに関してバーストが分析される。このプロセスのすべては、同じ時間期間中、すなわちこの例では40msに観察された信号に基づいて生じる。
別の態様では、複数のセルのPBCHを復号するための第2の手法は、分析されるセルのサブセットごとに追加のバーストを受信することを含む。すなわち、この分析は、連続する時間期間にわたって生じ得る。一例では、(PBCHは40msの間は一定であり、4個の新しいバーストが各40msの単位で受信されるので)バーストは40msの単位で分析可能である。
図5Bを参照すると、最初の40msで、PBCHの4個のバーストが受信される。この例では、セル0、1、2が本物のセルであり、残りが偽物である。さらに、セル1は、セル0を取り消した後にのみ復号可能であり、セル2は、セル0および1を取り消した後にのみ復号可能であると仮定される。UEはこれらのバーストに基づいて12個のセル(セル0、4、5、6で始まる形で一度に4個のセル)を復号することを試みる。4個のセルを復号する試みを、1復号段階と呼ぶ。一例では、セル0が正常に復号される。次いで、次の40msの時間期間中に、新規サンプル(たとえば、バースト)が受信され、セル0、1、7および8について復号が試みられる。次いで、セル0、1、7および8に関するセル識別が解析される。セル0が復号され、セル0に関するチャネル情報がUEメモリに記憶される。次に、セル0に関する情報が取り消され、次いでセル1が復号され得る。セル0、1、7および8は同じサブセット内にあるので、セル0および1に関する情報は反復的に取り消され得る。その後、セル0、1、9、2が次の40msの時間期間中にバーストで分析される。ここで、セル0、1および2は復号可能である。この例では、固定サブセットが{0、4、5、6}、{1、7、8、9}および{2、10、11、12}である場合、セル1およびセル2は復号されないことがある。したがって、以前の復号段階からのPBCH確認済みセルを新しい復号段階に含めることは、有益である。セル循環で複数のPBCH復号段階を用いる1つの設計では、以前の復号段階で発見されたすべてのPBCH確認済みセルが含まれ、UEは、後続のPBCH復号段階で残りのセルを循環する。別の設計では、UEは、後続の復号段階に、以前の復号段階からのPBCH確認済みセルの1サブセットのみを含める。
メモリ使用量をさらに減らすために、40msの期間中に4個のバーストすべてではなく、現在のバーストのみが記憶される。その場合、セルの取消しは、セルの正常な復号後に受信されたバーストに対してのみ生じる。すなわち、セル取消しは復号後に受信されたバーストに適用される。現在のバーストのみではなくすべてのバーストが記憶された場合、処理は最初のバーストに戻り、次いで40msの期間中にすべてのバーストからセルを取り消すことができる。別の構成では、記憶されたPBCHバーストの1サブセットに対してのみ、取消しが実行される。そのような構成は複雑性を低減し得る。
別の構成では、復号前の1つのバーストが記憶される。この構成では、後続バーストのほか先行バーストにも取消しが適用される。先行バーストを記憶するのではなく、記憶されるバーストは、ランダムに、または正常復号の可能性を示す特性などに基づいて、選択され得る。記憶されるバーストは、他のバーストと比較してPBCH取消し数が多いバーストであってよい。
たとえば、UEがセル0、1、2、3を復号し、セル0がバースト0で、セル1がバースト1で、セル2がバースト3で復号されると仮定する。UEは、バースト0でセル0を復号し、4つのバーストすべて(バースト0〜3)でセル0を取り消す。UEは、バースト1でセル1を復号し、バースト1、2および3でのみセル1を取り消す。UEは、バースト3でセル2を復号し、バースト3でのみセル2を取り消す。したがって、UEは先行バーストを記憶せず、復号されていないセルのLLRを再計算しない。他の場合、UEはすべてのバーストを記憶し、バースト1でセル1を復号すると、UEは戻ってバースト0からセル1を取り消し、復号されていないセル2および3についてLLRを再計算/更新する。バースト3でセル2を復号すると、UEは戻ってバースト0〜2からセル2を取り消し、また、4つのバーストすべてにおいて復号されていないセル3についてLLRを再計算/更新する。より多くのメモリが消費され、より多くの再計算が生じるが、より多くのバーストが取消しに直面しているので、より良いパフォーマンスが実現され得る。
PBCHのいくつかの受信バーストでは、相対的に強いセルがデータを送信していることがあり、他の受信バーストでは、相対的に強いセルがデータを送信していないことがある。データは、相対的に弱いセルの参照信号トーンに対する干渉を引き起こすことがある。参照信号トーンは、PBCH復調のためのチャネル推定用である。データはまた、タイミングおよび周波数オフセットの存在下で相対的に弱いセルのPBCHデータに対する干渉を引き起こすことがある。したがって、相対的に強いセルからのデータを伴うバーストと比較して、相対的に強いセルからのデータを伴わないバーストを記憶するのは有益であり得る。
一態様では、UEは、PBCH確認済みセル(たとえば、巡回冗長検査(CRC)に合格したセル)の数Nが、UEのハードウェア能力(たとえば、4)を下回るか否かを判断する。確認済みセルは、巡回冗長検査(CRC)に合格したセルを含む。下回る場合、4-N個のセルの様々な組合せを復号して(Nはすでに確認されているセルの数)新しいセルを識別する。一態様では、プロセスは、最強の未確認セルから始まり、次いでセルリストを循環する。
一例では、4個を上回る確認済みセルが識別されたとき、プロセスは、電力レベルが3番目に強い確認済みセルを下回るPdBを少なくとも上回るセルを循環する。PdB値は、限定はしないが、アプリケーション、使用状況、システム設計、ユーザの選択、またはオペレーション、設計もしくは状況に関係する他の様々なパラメータなどの1つまたは複数の要素によって決定され得る。次に、(最強の未確認セルから始める形で)一度に2つの未確認セルをグループ化し、次いで、2つの最強の確認済みセルを取り消した後に復号を試みる。最強の2つの確認済みセルのうちのいずれかよりも強い新しい確認済みセルが発見された場合、新しい順序を使用してプロセスを再び始める。発見されなかった場合、完全リストを循環した後、最強の3つの確認済みセルを識別し、一度に1つのセルを復号することを試みる。一例では、PdB基準は、追加の最適化であってよく、サーチャが非正規メトリックを提供するときにサーチャからのメトリックとともに使用されるにすぎない。一例では、サーチャメトリックは、参照信号干渉消去(RS-IC)によって提供されるメトリックとともに使用され得る。別の態様では、UEのハードウェア制限を克服する手法は、考慮されるセルの最大数M(たとえば、M=8)を識別することを含み得る。
図6Aは、複数のセル向けにPBCHを復号するための方法を示している。ブロック610で、UEは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成する。ブロック612で、UEは、生成されたセルリストからセルのサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てる。ブロック614で、UEは、様々な時間期間中に、割り当てられたメモリに、生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶する。割り当てられたメモリは、セルの各サブセットの復号および各サブセットにおける復号されたセルの取消しを、各時間期間に試みるのに十分である。ブロック616において、UEは生成されたセルリストを、様々な時間期間中にセルリストの各サブセットを処理することによって循環する。
図6Bは、PBCH復号のための方法を示している。ブロック620で、UEは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信する。ブロック622で、UEは、新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消す。ブロック624で、UEは、取消し後に、新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みる。ブロック626で、UEは、新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消す。ブロック628で、UEは、さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶する。
一構成では、UE 120は、ワイヤレス通信用に構成され、生成するための手段、割り当てるための手段、サブセットを記憶するための手段、循環するための手段、受信するための手段、以前に復号されたPBCHを取り消すための手段、PBCH復号を試みるための手段、正常に復号されたセルを取り消すための手段、および取り消されたPBCHサンプルを記憶するための手段を含む。一態様では、前述の手段は、前述の手段の機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ480およびメモリ482であり得る。別の態様では、前述の手段は、前述の手段の機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であってよい。
図7は、図4のUE 120のようなUEのための装置の設計を示している。本装置は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するためのモジュール710を含む。本装置はまた、生成されたセルリストからセルのサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるためのモジュール720を含む。本装置は、様々な時間期間中に、割り当てられたメモリに、生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するためのモジュール730をさらに含む。割り当てられたメモリは、セルの各サブセットの復号および各サブセットにおける復号されたセルの取消しを、各時間期間に試みるのに十分である。本装置は、生成されたセルリストを、様々な時間期間中にセルリストの各サブセットを処理することによって循環するためのモジュール740をさらに含む。図7のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せであってよい。
図8は、図4のUE 120のようなUEのための装置の設計を示している。本装置は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するためのモジュール810を含む。本装置はまた、新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すためのモジュール820を含む。本装置はまた、取消し後に、新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるためのモジュール830を含む。本装置はまた、新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すためのモジュール840を含む。本装置はまた、さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するためのモジュール850を含む。図8のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せであってよい。
さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は理解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、汎用プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェア/ファームウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用でき、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスできる、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、またはワイヤレス技術、たとえば赤外線、無線、およびマイクロ波を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義内に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フレキシブルディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをたとえばレーザで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示の上記の説明は、当業者が本開示を作成または使用できるようにするために提供される。本開示への様々な修正が当業者には容易に明らかになることになり、本明細書に定義する一般原理は、本開示の趣旨および範囲を逸脱することなしに他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最大の範囲を与えられるものである。
100 ワイヤレス通信ネットワーク、ワイヤレスネットワーク
110 発展型node B(eNodeB)、基地局
110c マクロeNodeB
110r 中継局
110y フェムトeNodeB
102a マクロセル
102b マクロセル
102c マクロセル
102x ピコセル
102y フェムトセル
102z フェムトセル
120 UE
130 ネットワークコントローラ
412 データ源
420 送信プロセッサ
430 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
432 変調器(MOD)、復調器
434 アンテナ
436 MIMO検出器
438 受信プロセッサ
439 データシンク
440 コントローラ/プロセッサ
441 X2インターフェース
442 メモリ
444 スケジューラ
452 アンテナ
454 復調器(DEMOD)、変調器
456 MIMO検出器
458 受信プロセッサ
460 データシンク
462 データ源
464 送信プロセッサ
466 TX MIMOプロセッサ
480 コントローラ/プロセッサ
482 メモリ

Claims (22)

  1. 物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するステップと、
    前記生成されたセルリストから所定の数のセルを含むサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるステップと、
    様々な時間期間中に、セルの各サブセットの復号をすること、および、偽物のセルを取り消すことなく各サブセットにおける復号されたセルの取消しをすることを各時間期間に試みるのに十分である前記割り当てられたメモリ内に、前記生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するステップと、
    前記生成されたセルリストを、前記様々な時間期間中に前記セルリストの各サブセットを処理することによって循環するステップと
    を含む、ワイヤレス通信の方法。
  2. 各サブセットは独立している、請求項1に記載の方法。
  3. セルの次のサブセットは、先行サブセットに含まれていない復号されていないセルおよび先行サブセットからの以前に復号されたセルを含む、請求項1に記載の方法。
  4. セルの各サブセットのPBCH復号は、受信サンプルの異なるセットに基づく、請求項1に記載の方法。
  5. セルの各サブセットのPBCH復号は、セルの先行サブセットのPBCH復号に使用された受信サンプルのサブセットに基づく、請求項1に記載の方法。
  6. 物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するステップと、
    前記新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すステップと、
    取消し後に、前記新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるステップと、
    前記新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すステップと、
    さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するステップと
    を含む、ワイヤレス通信の方法。
  7. 前記取消しは、記憶されたPBCHバーストのサブセットに対してのみ実行される、請求項6に記載の方法。
  8. セルを正常に復号し、取り消した後に、復号されていないセルについて復号を再び試み、対数尤度比(LLR)を更新するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  9. 記憶されたバーストは、ランダムに、干渉セルが送信しているか否かに基づいて、そのバーストでPBCHが取り消されているセルの数に基づいて、または記憶できるバーストの数のハードウェア制限に基づいて選択される、請求項6に記載の方法。
  10. メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成し、
    前記生成されたセルリストから所定の数のセルを含むサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当て、
    様々な時間期間中に、セルの各サブセットの復号をすること、および、偽物のセルを取り消すことなく各サブセットにおける復号されたセルの取消しをすることを各時間期間に試みるのに十分である前記割り当てられたメモリ内に、前記生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶し、
    前記生成されたセルリストを、前記様々な時間期間中に前記セルリストの各サブセットを処理することによって循環する
    ように構成される、ワイヤレス通信の装置。
  11. 各サブセットは独立している、請求項10に記載の装置。
  12. セルの次のサブセットは、先行サブセットに含まれていない復号されていないセルおよび先行サブセットからの以前に復号されたセルを含む、請求項10に記載の装置。
  13. セルの各サブセットのPBCH復号は、受信サンプルの異なるセットに基づく、請求項10に記載の装置。
  14. セルの各サブセットのPBCH復号は、セルの先行サブセットのPBCH復号に使用された受信サンプルのサブセットに基づく、請求項10に記載の装置。
  15. メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信し、
    前記新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消し、
    取消し後に、前記新しいバーストに基づいてPBCH復号を試み、
    前記新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消し、
    さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶する
    ように構成される、ワイヤレス通信の装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、記憶されたPBCHバーストのサブセットに対してのみ前記取消しを実行するようにさらに構成される、請求項15の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、セルを正常に復号し、取り消した後に、復号されていないセルについて復号を再び試み、対数尤度比(LLR)を更新するようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、記憶されたバーストを、ランダムに、干渉セルが送信しているか否かに基づいて、そのバーストでPBCHが取り消されているセルの数に基づいて、または記憶できるバーストの数のハードウェア制限に基づいて選択するようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  19. コンピュータにより実行可能なプログラムコードからなるコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードは、
    物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するためのプログラムコードと、
    前記生成されたセルリストから所定の数のセルを含むサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるためのプログラムコードと、
    様々な時間期間中に、セルの各サブセットの復号をすること、および、偽物のセルを取り消すことなく各サブセットにおける復号されたセルの取消しをすることを各時間期間に試みるのに十分である前記割り当てられたメモリ内に、前記生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するためのプログラムコードと、
    前記生成されたセルリストを、前記様々な時間期間中に前記セルリストの各サブセットを処理することによって循環するためのプログラムコードと
    を含む、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム。
  20. コンピュータにより実行可能なプログラムコードからなるコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードは、
    物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するためのプログラムコードと、
    前記新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すためのプログラムコードと、
    取消し後に、前記新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるためのプログラムコードと、
    前記新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すためのプログラムコードと、
    さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するためのプログラムコードと
    を含む、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム。
  21. 物理ブロードキャストチャネル(PBCH)復号向けのセルのリストを生成するための手段と、
    前記生成されたセルリストから所定の数のセルを含むサブセットを復号し、取り消すためのメモリを割り当てるための手段と、
    様々な時間期間中に、セルの各サブセットの復号をすること、および、偽物のセルを取り消すことなく各サブセットにおける復号されたセルの取消しをすることを各時間期間に試みるのに十分である前記割り当てられたメモリ内に、前記生成されたリストからのセルのサブセットに関係する情報を記憶するための手段と、
    前記生成されたセルリストを、前記様々な時間期間中に前記セルリストの各サブセットを処理することによって循環するための手段と
    を含む、ワイヤレス通信のための装置。
  22. 物理ブロードキャストチャネル(PBCH)サンプルの新しいバーストを受信するための手段と、
    前記新しいバーストから以前に復号された各セルのPBCHを取り消すための手段と、
    取消し後に、前記新しいバーストに基づいてPBCH復号を試みるための手段と、
    前記新しいバーストおよび以前に記憶されたバーストから正常に復号されたセルを取り消すための手段と、
    さらなる処理のために、受信されたPBCHバーストのサブセットに対応する、取り消されたPBCHサンプルを記憶するための手段と
    を含む、ワイヤレス通信のための装置。
JP2013512055A 2010-05-28 2011-05-27 複数のセル向けの物理ブロードキャストチャネル(pbch)復号のための装置および方法 Active JP5649250B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34964710P 2010-05-28 2010-05-28
US61/349,647 2010-05-28
US13/117,033 2011-05-26
US13/117,033 US8582505B2 (en) 2010-05-28 2011-05-26 Apparatus and method for physical broadcast channel (PBCH) decoding for multiple cells
PCT/US2011/038424 WO2011150382A1 (en) 2010-05-28 2011-05-27 Apparatus and method for physical broadcast channel (pbch) decoding for multiple cells

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013534077A JP2013534077A (ja) 2013-08-29
JP5649250B2 true JP5649250B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=44352079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013512055A Active JP5649250B2 (ja) 2010-05-28 2011-05-27 複数のセル向けの物理ブロードキャストチャネル(pbch)復号のための装置および方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8582505B2 (ja)
EP (2) EP2675087A3 (ja)
JP (1) JP5649250B2 (ja)
KR (2) KR101670405B1 (ja)
CN (1) CN102918789B (ja)
WO (1) WO2011150382A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013149390A1 (en) * 2012-04-05 2013-10-10 Renesas Mobile Corporation Configuration of enhanced physical hybrid automatic repeat request indicator channel
EP2701422B8 (en) * 2012-08-22 2017-04-19 OCT Circuit Technologies International Limited P-CPICH scrambling code collision detection
CN103906158A (zh) * 2012-12-28 2014-07-02 展讯通信(上海)有限公司 一种从2g/3g网络返回lte网络的方法
EP2982167B1 (en) 2013-04-02 2018-02-28 Sierra Wireless, Inc. Method and apparatus for broadcast channel decoding
CN104093168B (zh) * 2014-07-31 2017-10-24 武汉邮电科学研究院 一种lte同频邻区检测方法及装置
US10244426B2 (en) 2014-08-19 2019-03-26 Qualcomm Incorporated Frequency error detection with PBCH frequency hypothesis
US9924493B1 (en) 2015-04-07 2018-03-20 Mbit Wireless, Inc. Method and apparatus for multiple parallel broadcast channel decoder
US11387938B2 (en) 2016-05-24 2022-07-12 Lg Electronics Inc. Broadcast signal transmission device, broadcast signal reception device, broadcast signal transmission method, and broadcast signal reception method
CN107734596B (zh) * 2016-08-12 2023-06-16 华为技术有限公司 一种物理广播信道发送和接收方法及装置
US9924408B1 (en) * 2016-08-24 2018-03-20 Intel IP Corporation Methods and devices for interference cancellation in cell search
US11601820B2 (en) * 2017-01-27 2023-03-07 Qualcomm Incorporated Broadcast control channel for shared spectrum
US10784997B2 (en) * 2018-02-12 2020-09-22 Mediatek Inc. Techniques of transmitting overlapping uplink channels
US11070262B2 (en) * 2018-03-19 2021-07-20 Qualcomm Incorporated Range extension for communication systems
CN108712241B (zh) * 2018-04-12 2021-02-02 广州海格通信集团股份有限公司 一种干扰环境下的快速重传确认信道分配方法
US11800539B2 (en) * 2020-05-18 2023-10-24 Lynk Global, Inc. Messaging from an orbital base station to cellular user equipment applications with message processing via a card operating system
CN113014295B (zh) * 2021-02-24 2022-03-08 南京邮电大学 一种去蜂窝大规模mimo系统上行联合接收方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI105639B (fi) * 1997-06-25 2000-09-15 Nokia Mobile Phones Ltd Parannettu menetelmä solun vaihtamiseksi
KR100426623B1 (ko) * 2001-12-22 2004-04-13 한국전자통신연구원 인접 기지국 파일럿 신호 제거를 위한 이동통신 단말기의복조 장치 및 그 방법
US7483702B2 (en) * 2004-10-20 2009-01-27 Nokia Corporation Cell reselection for improving network interconnection
JP5140312B2 (ja) * 2007-04-27 2013-02-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信における接続制御方法、移動通信管理装置、および移動局装置
US8588759B2 (en) * 2007-08-14 2013-11-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Cell identifier conflict avoidance
US8335176B2 (en) 2008-04-07 2012-12-18 Qualcomm Incorporated Transmission of overhead channels with timing offset and blanking
US20100085913A1 (en) * 2008-07-02 2010-04-08 Qualcomm Incorporated System acquisition with interference cancellation in the presence of femtocells
US9867203B2 (en) * 2008-07-11 2018-01-09 Qualcomm Incorporated Synchronous TDM-based communication in dominant interference scenarios
US9277487B2 (en) * 2008-08-01 2016-03-01 Qualcomm Incorporated Cell detection with interference cancellation
WO2010024743A1 (en) 2008-08-27 2010-03-04 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and arrangement, cell id collision detection
US8238482B2 (en) * 2008-10-14 2012-08-07 Apple Inc. Techniques for improving channel estimation and tracking in a wireless communication system
US8982750B2 (en) 2009-01-16 2015-03-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for transmitting overload indicator over the air
US8599772B2 (en) 2009-07-06 2013-12-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Multicarrier radio receiver and method for receiving multiple carriers
US9042240B2 (en) 2009-07-31 2015-05-26 Qualcomm Incorporated Systems, apparatus and methods for broadcast channel decoding
CN101674112B (zh) * 2009-09-29 2013-03-27 中兴通讯股份有限公司 一种干扰消除接收机及方法
US8457079B2 (en) 2009-10-05 2013-06-04 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for mitigating downlink control channel interference
US9143955B2 (en) * 2010-05-07 2015-09-22 Qualcomm Incorporated Detecting and reporting physical-layer cell identifier collisions in wireless networks

Also Published As

Publication number Publication date
KR20130040951A (ko) 2013-04-24
EP2675087A3 (en) 2014-08-27
CN102918789A (zh) 2013-02-06
KR101524147B1 (ko) 2015-05-29
US20110292875A1 (en) 2011-12-01
EP2675087A2 (en) 2013-12-18
JP2013534077A (ja) 2013-08-29
US8582505B2 (en) 2013-11-12
KR101670405B1 (ko) 2016-10-28
KR20150013939A (ko) 2015-02-05
CN102918789B (zh) 2016-06-22
EP2577896A1 (en) 2013-04-10
WO2011150382A1 (en) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5649250B2 (ja) 複数のセル向けの物理ブロードキャストチャネル(pbch)復号のための装置および方法
US8737187B2 (en) Interference cancellation
JP5512876B2 (ja) Tddにおける効率的なリソース利用
US9350475B2 (en) Physical layer signaling to user equipment in a wireless communication system
KR101498477B1 (ko) 크로스-서브프레임 할당에 의한 전력 제어
US9762426B2 (en) Interference cancellation
EP3346617A1 (en) Modified spatial diversity schemes for coverage enhancement
KR20210100625A (ko) Dci 반복을 위한 프루닝 규칙들
JP5654139B2 (ja) ブラインド復号を用いてアップリンク制御パスを決定すること
KR20130042616A (ko) 비대칭 업링크/다운링크 주파수 스펙트럼을 위한 백워드 호환성 lte 시스템 설계
CN108616322B (zh) 干扰消除
US9628214B2 (en) Handling mismatch of control spans between serving cell and interfering cells for control and data channel interference cancellation

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5649250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250