JP5649212B2 - 無線通信システムにおける基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法 - Google Patents

無線通信システムにおける基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおける基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法に関し、特にIEEE 802.16m無線通信システムにおけるサービスフローの生成/変更/削除のためのDSx−REQ/RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を挿入して、追加的にSLP−REQ/RSPメッセージを送信しなくても基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法に関する。
次世代通信システムである第4世代(4th Generation;以下、4Gとする)通信システムでは、約100Mbpsの送信速度を有する多様なサービス品質(Quality of Service:以下、QoSとする)を有するサービスをユーザに提供するための研究が盛んに進められている。特に、現在4G通信システムでは、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network;以下、LANとする)システム及び無線メトロポリタンエリアネットワーク(Metropolitan Area Network;以下、MANとする)システムのような広帯域無線アクセス(Broadband Wireless Access;BWA)通信システムに移動性とQoSとを保障する形態で高速サービスを支援するようにする研究が盛んに行われており、その代表的な通信システムがIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16通信システムである。
IEEE 802.16m通信システムにおけるサービスフロー(Service Flow)、すなわち接続(connection)の生成/変更/削除は、IEEE 802.16e通信システムにおけるDSx−REQ/RSPメッセージを利用する方法と同一である。すなわち、接続生成のために、端末は、基地局にDSA−REQ(Dynamic Service Addition Request)メッセージを送信し(MS−Initiated DSAの場合)、ここで前記DSA−REQメッセージは、接続生成に必要なパラメータを含むものとする。反対に、基地局が端末にDSA−REQメッセージを送信することもできる(BS−Initiated DSAの場合)。以後、MS−Initiated DSAの場合、基地局は、端末が送信したDSA−REQメッセージに対する応答として、端末にDSA−RSP(Dynamic Service Addition Response)メッセージを送信する。反対に、BS−Initiated DSAの場合、端末は、基地局が送信したDSA−REQメッセージに対する応答として、基地局にDSA−RSPメッセージを送信することができる。
ここで、前記DSA−RSPメッセージには、DSA−REQメッセージに対する応答情報として確認コード(Confirmation Code)が含まれる。前記確認コードは、DSA−REQメッセージに対する応答として、サービス接続要請に対する許容/成功(OK/success)を示すか、又はサービス接続要請に対する失敗及び失敗に対する理由を示す。例えば、基地局が端末のDSA_REQメッセージに対する応答として肯定応答(許容/成功)を送信する場合、前記DSA−RSPメッセージの確認コード値として「0」を使用することができる。この場合、該当サービスに対するQoSパラメータ及び接続識別子(すなわち、Multicast CID又はTransport CID)が前記DSA−RSPメッセージに含まれる。前記では、接続生成のためのDSA−REQ/RSPメッセージを利用する方法についてのみ述べているが、接続変更のためのDSC(Dynamic Service Change)−REQ/RSPメッセージを利用する方法、又は接続削除のためのDSD(Dynamic Service Deletion)−REQ/RSPメッセージを利用する方法も前記と似ており、したがって、詳細な説明は省略する。
一方、前記IEEE 802.16通信システムでは、端末の電力消費を最小化するためにスリープ(Sleep)モードとアイドル(Idle)モードとを定義している。すなわち、任意端末に対して、一定時間(タイマー)の間に送受信トラフィックがない場合、端末の状態をスリープモード又はアイドルモードに遷移するように定義している。端末は、前記スリープモード又はアイドルモードへの遷移を介して一定期間の間にパワーダウン(power down)を行うことができ、このようなパワーダウン状態で端末は、ダウンリンクチャネルをモニターリングするための動作を行わないから、電力消費を大幅に減らすことができる。そして、基地局は、スリープモード又はアイドルモードで動作する端末に対して、アクティブモード(Active mode)で動作する端末とは異なり、保障する資源を限定することによって、ネットワーク資源管理効率を上げることができる。
前記IEEE 802.16m通信システムで定義しているスリープモードは、IEEE 802.16e通信システムで定義しているスリープモードと類似の面を持っているが、以下のとおりに様々な異なる特徴を持っている。
まず、前記IEEE 802.16通信システムにおける端末と基地局とは、スリープモードで運営されるスリープパターンを定義する。前記スリープパターンを省電力クラス(Power Saving Class)という。前記省電力クラスは、スリープインターバル(sleep interval)とリスニングインターバル(listening interval)とからなるが、前記スリープインターバルにおいて端末は、パワーダウンし、前記リスニングインターバルにおいて端末は、基地局との同期を維持しチャネルをモニターリングする。前記IEEE 802.16e通信システムでは、一つの端末が同時に複数の省電力クラスを有することができる。端末は、トラフィックの特性によって複数の互いに異なる省電力クラスを有することができる。端末と基地局とが結んでいる接続(connection)は、一つ以上の省電力クラスに該当でき、これにより端末は、同時に複数の省電力クラスを互いに重複して運用できる。これに対して、前記IEEE 802.16m通信システムでは、概念上、一つの端末が一つの省電力クラスを有することができ、他の省電力クラスを適用する場合、既存の省電力クラスがこれに対立する。
次に、前記IEEE 802.16通信システムでは、スリープウィンドウ(Sleep Window)とスリープウィンドウとの間に、リスニングウィンドウ(Listening Window)が配置(interleaved)される。前記IEEE 802.16e通信システムのスリープモードは、トラフィックが存在しないネガティブトラフィック(Negative Traffic)状況で、スリープウィンドウが既存のスリープウィンドウの二倍に増加する形態を有し、トラフィックが存在するポジティブトラフィック(Positive Traffic)状況で、スリープモードから完全に外れる形態を有する。これに対し、前記IEEE 802.16m通信システムのスリープモードでは、スリープサイクル(Sleep Cycle)概念(Sleep Cycle=Listening Window+Sleep Window)が導入されて、ネガティブトラフィック状況で、スリープサイクルが二倍に増加し(リスニングウィンドウのサイズは、デフォルトに固定されているため、結局、スリープウィンドウのサイズが増加する)、ポジティブトラフィック状況では、スリープモードから退出するわけではなく、スリープモード内で該当スリープサイクルのみが初期スリープサイクル(initial Sleep Cycle)にリセットされる形態を有する。
一方、前記IEEE 802.16m通信システムにおけるスリープモードとアクティブモード(Active Mode)との間の遷移は、SLP(Sleep)−REQ/RSPメッセージなどのスリープモード関連管理メッセージ(Management message)により行われる。すなわち、トラフィックの存在などによる遷移は発生しない。ここで、前記SLP−REQ/RSPメッセージは、端末がアクティブモードからスリープモードに遷移するか、又はスリープモード内でスリープサイクル設定(Sleep Cycle setting)を変更するか、又は既に交渉されたことのあったスリープサイクル設定でスイッチングするために基地局に送信するメッセージである。
サービスフロー(すなわち、接続)が生成/変更/削除されると、QoS要求(requirement)が変わるようになる。現在IEEE 802.16m通信システムのスリープモードでは、一つのスリープサイクルパターンが適用されるので、QoS要求が変わる場合、それまで用いられるスリープサイクルパターンは適切でない場合がありうる。これによって、スリープサイクル設定を変更しなければならない場合が発生する可能性がある。この場合、追加的にSLP−REQ/RSPを介して、新しいスリープサイクル設定を適用するか、又は既存スリープサイクル設定でスイッチングするか、又は現在スリープサイクル設定を修正することができる。しかしながら、このような方法は、スリープサイクル設定の変更のためには、サービスフローの生成/変更/削除のためのDSx−REQ/RSPメッセージの送受信の他に、追加的にSLP−REQ/RSPメッセージの送受信の遂行を必要とし、QoS要求が頻繁に変わる場合、このような追加的なメッセージの送受信手順は、オーバーヘッドになりうる。
韓国特許公開第10−2005−0025229号
本発明の目的は、無線通信システムにおける基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、IEEE 802.16m無線通信システムにおけるサービスフローの生成/変更/削除のためのDSx−REQ/RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を挿入して、追加的にSLP−REQ/RSPメッセージを送信しなくても基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の第1見地によれば、無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための送信機の動作方法は、スリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信機に送信する過程と、前記受信機から、DSxに対する許容有無とスリープサイクル設定の変更に対する許容有無に関する情報のうち、少なくとも一つを含むDSx応答メッセージを受信する過程とを含み、ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであることを特徴とする。
また、本発明の第2見地によれば、無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための受信機の動作方法は、送信機からスリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信する過程と、前記DSx要請メッセージを介して変更が要求されるスリープサイクル設定を確認する過程と、前記送信機にDSxに対する許容有無とスリープサイクル設定の変更に対する許容有無に関する情報のうち、少なくとも一つを含むDSx応答メッセージを送信する過程とを含み、ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであることを特徴とする。
また、本発明の第3見地によれば、無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための送信機の装置は、スリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信機に送信する送信モデムと、前記受信機から、DSxに対する許容有無とスリープサイクル設定の変更に対する許容有無に関する情報のうち、少なくとも一つを含むDSx応答メッセージを受信する受信モデムとを備え、ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであることを特徴とする。
上記の目的を達成すべく、本発明の第4見地によれば、無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための受信機の装置は、送信機からスリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信する受信モデムと、前記DSx要請メッセージを介して変更が要求されるスリープサイクル設定を確認するサービスフロー管理部と、前記送信機にDSxに対する許容有無とスリープサイクル設定の変更に対する許容有無に関する情報のうち、少なくとも一つを含むDSx応答メッセージを送信する送信モデムを含み、ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであることを特徴とする。
本発明は、無線通信システムにおけるサービスフローの生成/変更/削除のためのDSx−REQ/RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を挿入して、基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法を提供することによって、追加的にSLP−REQ/RSPメッセージを送信しなくても基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉できるという利点がある。これにより、QoS要求が頻繁に変わる場合、追加的なメッセージの送受信によるオーバーヘッドが発生しないという利点がある。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるMS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための端末の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるMS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための基地局の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるBS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための基地局の動作方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるBS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための端末の動作方法を示すフローチャートである。 本発明に係る無線通信システムにおける基地局(あるいは、端末)の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付された図面を参照して詳細に説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にするおそれがあると判断された場合には、その詳細な説明を省略する。
以下、本発明では、無線通信システムにおけるサービスフローの生成/変更/削除のためのDSx−REQ/RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を挿入して、追加的にSLP−REQ/RSPメッセージを送信しなくても基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための方案について説明する。
以下、本発明は、IEEE 802.16m無線通信システムを例に挙げて説明しているが、端末に対して同時に一つのスリープサイクルパターンが適用されるすべての無線通信システムに適用可能であることはもちろんである。
また、以下、本発明は、サービスフローの生成のためのDSA−REQ/RSPメッセージを例に挙げて説明しているが、サービスフローの変更のためのDSC−REQ/RSPメッセージ、サービスフローの削除のためのDSD−REQ/RSPメッセージにも同様に適用されうることはもちろんである。以下の説明では、前記DSA、DSC、DSDをDSxと通称するようにする。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるMS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための端末の動作方法を示すフローチャートである。
前記図1に示すように、端末は、ステップ101にてサービスフローの生成が要求されているか否かを検査する。
前記ステップ101にて、サービスフローの生成が要求される際、前記端末は、ステップ103にて前記サービスフローの生成要求によってQoS要求が変更されて、スリープサイクル設定の変更が要求されているか否かを検査する。
前記ステップ103にて、スリープサイクル設定の変更が要求されない際、前記端末は、基地局と通常のDSA−REQ/RSPメッセージの送受信を行って、サービスフローを生成する。すなわち、前記端末は、基地局に前記生成が要求されるサービスフローのQoSパラメータを含むDSA−REQメッセージを生成し、かつ基地局に送信し、前記基地局から前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答/不正応答を含むDSA−RSPメッセージを受信する。
これに対し、前記ステップ103にて、スリープサイクル設定の変更が要求される際、前記端末は、ステップ105にて前記生成が要求されるサービスフローのQoSパラメータと前記サービスフローの生成要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQメッセージを生成し、かつ基地局に送信する。
ここで、前記スリープサイクル設定(Sleep Cycle setting)情報は、下記の表1のようなフォーマットから構成される。
Figure 0005649212
ここで、前記表1のようなフォーマットのスリープサイクル設定情報が端末が送信したDSA−REQメッセージ内に含まれると、基地局は、前記DSA−REQメッセージがサービスフローの生成と共にスリープサイクル設定の変更を要求するメッセージであると判断する。
ここで、前記スリープサイクル設定情報は、下記の表2のようなパラメータを含んで構成される。
Figure 0005649212
Figure 0005649212
ここで、前記Operationは、DSA−REQメッセージの動作タイプ(Operation Type)を示す。すなわち、前記DSA−REQメッセージがスリープモードから退出するための目的として送信されているか(「0b00」)、又はスリープモードに進入するための目的として送信されているか(「0b01」)、又は既存のスリープモードを変更するための目的として送信されているか(「0b10」)、又は端末がスリープモードに進入する過程で交渉されたスリープサイクル設定を変更(switching)するための目的として送信されているか(「0b11」)を示す。前記SCIDは、現在要請するスリープサイクル設定情報を区分するための識別子を示す。前記Start Frame Numberは、新しいスリープサイクル設定の適用時点を示す。前記LWEF(Listening Window Extension Flag)は、リスニングウィンドウ拡張フラグを示し、前記TIMF(Traffic Indication Message Flag)は、ダウンリンクトラフィックの存在有無を知らせるTRF−INDメッセージを端末に送信するか否かを示すトラフィック指示メッセージフラグである。前記NISCF(New Initial Sleep Cycle Flag)は、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクル(New Initial Sleep Cycle)が存在するかを指示するための指示子(New Initial Sleep Cycle Indicator)であって、基本的に、リスニングウィンドウの間に、トラフィック存在時に上述したように基本的に現在スリープサイクルが初期スリープサイクルにリセットされるが、前記NISCFが1にセットされると、NISCFとともに提供されるNew Initial Sleep Cycle値にリセットされる。前記Initial Sleep Cycleは、スリープサイクルパターンの初期スリープサイクルを示し、前記Final Sleep Cycleは、スリープサイクルパターンの最後のスリープサイクルを示す。前記Listening Windowは、端末が基地局とデータの送受信を行うことができるデフォルトリスニングウィンドウ区間のことを示す。前記Listening sub−frame bitmapは、端末がリスニングウィンドウを構成するフレーム内で、サブフレーム(Sub−frame)レベルでスリープモード動作を行う場合、端末が目覚める必要があるサブフレームを示すのに用いられる。前記New Initial Sleep Cycleは、前記NISCFが「1」に設定された場合に含まれるパラメータであって、スリープサイクルを初期スリープサイクルではない特定値にリセットするために用いられる。前記T_MSは、リスニングウィンドウが拡張される場合に用いられるタイマーである。
以後、前記端末は、ステップ107にて前記基地局からDSA−RSPメッセージが受信されているか否かを検査する。
前記ステップ107にて、前記基地局からDSA−RSPメッセージが受信される際、前記端末は、ステップ109に進んで前記DSA−RSPメッセージからスリープサイクル設定情報を抽出する。図示していないが、前記端末は、前記受信されたDSA−RSPメッセージから確認コードを確認して、DSA−REQメッセージに対する応答、すなわちDSAに対する承認有無とスリープサイクル設定の変更に対する承認有無とを把握でき、前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答を示す値(例、「0」)に設定されている場合に限って、前記DSA−RSPメッセージからスリープサイクル設定情報を抽出する。
ここで、前記DSA−RSPメッセージに含まれるスリープサイクル設定情報も、前記の表1のようなフォーマットから構成され、前記DSA−RSPメッセージに含まれるスリープサイクル設定情報は、下記の表3のようなパラメータを含んで構成される。
Figure 0005649212
Figure 0005649212
Figure 0005649212
ここで、前記Response_Codeは、DSA−RSPメッセージの応答タイプ(Response t ype)を示す。すなわち、端末の要請に対する応答又はUnsolicited送信(一方的な送信)を示す。Unsolicited送信の場合、端末は、基地局の要請を従わなければならない。前記Response_Codeは、前記DSA−RSPメッセージがunsolicited mannerにおいて送信されているか(「0b00」)、又は前記DSA−RSPメッセージが端末の要請に承認するための目的として送信されているか(「0b01」)、又は端末の要請を拒絶するための目的として送信されているか(「0b10」)を示す。ここで、MS−Initiated DSAの場合、前記DSA−RSPメッセージのスリープサイクル設定情報内のResponse_Codeは、「0b01」及び「0b10」のみに設定されることができる。前記Operationは、DSA−RSPメッセージの動作タイプ(Operation Type)を示す。すなわち、スリープモードへの進入(Enter)/スリープモードからの退出(Exit)/スリープモード変更(Change)/スリープサイクル設定変更(Switch)を示す。前記SCIDは、現在要請/承認するスリープサイクル設定情報を区分するための識別子を示す。前記Start Frame Numberは、新しいスリープサイクル設定の適用時点を示す。前記LWEFは、リスニングウィンドウ拡張フラグを示し、前記TIMFは、ダウンリンクトラフィックの存在有無を知らせるTRF−INDメッセージを端末に送信するか否かを示すトラフィック指示メッセージフラグである。前記NISCFは、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクル(New Initial Sleep Cycle)が存在するかを指示するための指示子(New Initial Sleep Cycle Indicator)であって、基本的に、リスニングウィンドウの間に、トラフィック存在時に上述したように基本的に現在スリープサイクルが初期スリープサイクルにリセットされるが、前記NISCFが1にセットされると、NISCFとともに提供されるNew Initial Sleep Cycle値にリセットされる。前記Initial Sleep Cycleは、スリープサイクルパターンの初期スリープサイクルを示し、前記Final Sleep Cycleは、スリープサイクルパターンの最後のスリープサイクルを示す。前記Listening Windowは、端末が基地局とデータを送受信することができるデフォルトリスニングウィンドウ区間を示す。前記Listening sub−frame bitmapは、端末がリスニングウィンドウを構成するフレーム内で、サブフレーム(Sub−frame)レベルでスリープモード動作を行う場合、端末が目覚める必要のあるサブフレームを示すのに用いられる。前記SLPID(Sleep ID)は、端末にTRF−INDメッセージを送信する場合、該当端末に割り当てるトラフィック指示(Traffic Indication)に対する識別子である。端末は、前記SLPIDを介してTRF−INDメッセージ内に該当SLPIDが含まれているか、又はTRF−INDメッセージ内のSLPIDビットマップ(Bitmap)にSLPIDとマッピングされるビットが1に設定されているかを確認して、ダウンリンクトラフィックの存在有無を把握する。前記New Initial Sleep Cycleは、前記NISCFが「1」に設定された場合に含まれるパラメータであって、スリープサイクルを初期スリープサイクルでない特定値にリセットするために用いられる。前記T_MS(Timer_MS)は、リスニングウィンドウが拡張される場合に用いられるタイマーである。前記REQ−durationは、SLP−REQメッセージの送信のための待機時間情報であって、基地局が端末の要請を拒否する際、端末にとってREQ−duration時間が過ぎた後に、SLP−REQメッセージを利用してスリープサイクル設定情報の変更を再要請できるようにするための一定時間である。
以後、前記端末は、ステップ111にて前記抽出されたスリープサイクル設定情報にDSA−REQメッセージに対する肯定応答が含まれているか否かを検査する。これは、前記スリープサイクル設定情報内のResponse_codeが端末の要請の承認を示す値(「0b01」)に設定されているか否かを確認することで検査できる。
ここで、前記Response_codeが端末の要請の承認を示す値に設定されている場合、スリープサイクル設定情報内の残りのパラメータは、端末がDSA−REQメッセージに含めたスリープサイクル設定情報内のパラメータと比較した時、いっそ無かったか、又は他の値を有するパラメータのみを含むことができる。これは、基地局が端末の要請を許容しているが、いくつかのパラメータに対しては、基地局が好む値に変更/適用しろとの意味を有するようになる。
したがって、前記ステップ111にて、前記抽出されたスリープサイクル設定情報にDSA−REQメッセージに対する肯定応答が含まれている場合、前記端末は、ステップ113にて前記抽出されたスリープサイクル設定情報に変更が要求されるパラメータが含まれているか否かを検査する。仮に、前記ステップ113にて、前記抽出されたスリープサイクル設定情報に変更が要求されるパラメータが含まれていない場合、前記端末は、自身の要請によってスリープサイクル設定が変更されたことを判断し、本発明に係るアルゴリズムを終了する。反面、前記ステップ113にて、前記抽出されたスリープサイクル設定情報に変更が要求されるパラメータが含まれている場合、前記端末は、ステップ115にて前記変更が要求されるパラメータで自身のスリープサイクル設定情報を変更した後、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
反面、前記スリープサイクル設定情報内のResponse_codeが端末の要請の拒否を示す値(「0b10」)に設定されている場合、これは、端末が再度スリープサイクル設定を基地局と交渉したいとき、時間に関係なくSLP−REQメッセージを基地局に送信できることを意味する。仮に、スリープサイクル設定情報にREQ−duration情報が含まれている場合、該当REQ−durationが満期になった時点にSLP−REQメッセージを送信することができる。
したがって、前記ステップ111にて、前記抽出されたスリープサイクル設定情報にDSA−REQメッセージに対する不正応答が含まれている場合、前記端末は、ステップ117にて前記抽出されたスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報が含まれているか否かを検査する。仮に、前記ステップ117にて、前記抽出されたスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報が含まれている場合、前記端末は、該当REQ−durationが満期になった時点に基地局と通常のSLP−REQ/RSPメッセージの送受信を行う。反面、前記ステップ117にて、前記抽出されたスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報が含まれていない場合、前記端末は、任意の時点に基地局と通常のSLP−REQ/RSPメッセージの送受信を行う。
他の実施の形態として、基地局は、端末からのDSA−REQメッセージに対して不正応答として、スリープサイクル設定情報自体を含めないDSA−RSPメッセージを端末に送信することもできる。したがって、この場合、端末は、基地局から受信されたDSA−RSPメッセージを確認して、前記DSA−RSPメッセージにスリープサイクル設定情報が含まれていない場合、自身のスリープサイクル設定に対する要請を基地局が拒否すると見なすことができる。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるMS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換して、スリープサイクル設定を交渉するための基地局の動作方法を示すフローチャートである。
前記図2に示すように、基地局は、ステップ201にて生成が要請されるサービスフローのQoSパラメータと前記サービスフローの生成要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQメッセージが受信されているか否かを検査する。ここで、前記スリープサイクル設定情報は、前記の表2のようなパラメータを含んで構成される。
前記ステップ201にて、QoSパラメータとスリープサイクル設定情報とを含むDSA−REQメッセージが受信される際、前記基地局は、ステップ203にて前記DSA−REQメッセージを介して端末が要請するサービスフローの生成とスリープサイクル設定に対する許容が可能であるか否かを検査する。
前記ステップ203にて、前記DSA−REQメッセージを介して端末が要請するサービスフローの生成とスリープサイクル設定に対する許容が可能であるとき、前記基地局は、ステップ205にて前記受信されるDSA−REQメッセージ内のスリープサイクル設定情報のうち、変更が要求されるパラメータが存在しているか否かを検査する。
前記ステップ205にて、前記受信されるDSA−REQメッセージ内のスリープサイクル設定情報のうち、変更が要求されるパラメータが存在すると、前記基地局は、ステップ207にて前記変更が要求されるパラメータをDSA−RSPメッセージ内のスリープサイクル設定情報に含め、ステップ209に進んで前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答を指示するDSA−RSPメッセージを端末に送信する。ここで、前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答を指示するために、DSA−RSPメッセージ内の確認コードは、例えば「0」の値に設定されることができ、スリープサイクル設定情報内のResponse_Codeは、例えば「0b01」の値に設定されることができる。ここで、前記DSA−RSPメッセージは、DSA−REQメッセージに対する応答、すなわちDSAに対する承認有無とスリープサイクル設定の変更に対する承認有無とを知らせるためのメッセージである。
反面、前記ステップ205にて、前記受信されるDSA−REQメッセージ内のスリープサイクル設定情報のうち、変更が要求されるパラメータが存在しないと、前記基地局は、直にステップ209に進んで前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答を指示するDSA−RSPメッセージを端末に送信する。ここで、前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答を指示するために、DSA−RSPメッセージ内の確認コードは、例えば「0」の値に設定されることができ、スリープサイクル設定情報内のResponse_Codeは、例えば「0b01」の値に設定されることができる。
これに対し、前記ステップ203にて、前記DSA−REQメッセージを介して端末が要請するサービスフローの生成とスリープサイクル設定に対する許容が可能でないと、前記基地局は、ステップ211にてDSA−RSPメッセージ内のスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報を含めるか否かを決定する。ここで、前記REQ_duration情報は、SLP−REQメッセージを利用してスリープサイクル設定情報の変更を再要請するための一定時間に対する情報である。
前記ステップ211にて、DSA−RSPメッセージ内のスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報を含めることを決定した場合、前記基地局は、ステップ213にてREQ_duration情報をDSA−RSPメッセージ内のスリープサイクル設定情報に含め、ステップ215に進んで前記受信されたDSA−REQメッセージに対する不正応答を指示するDSA−RSPメッセージを端末に送信する。ここで、前記DSA−REQメッセージに対する不正応答を指示するために、DSA−RSPメッセージ内の確認コードは、例えば「0」ではない他の値に設定されることができ、スリープサイクル設定情報内のResponse_Codeは、例えば「0b10」の値に設定されることができる。
これに対し、前記ステップ211にて、DSA−RSPメッセージ内のスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報を含めないことと決定した場合、前記基地局は、直ちにステップ215に進んで前記受信されたDSA−REQメッセージに対する不正応答を指示するDSA−RSPメッセージを端末に送信する。ここで、前記DSA−REQメッセージに対する不正応答を指示するために、DSA−RSPメッセージ内の確認コードは、例えば「0」ではでない他の値に設定されることができ、スリープサイクル設定情報内のResponse_Codeは、例えば「0b10」の値に設定されることができる。このようにDSA−RSPメッセージ内のスリープサイクル設定情報にREQ_duration情報を含めないことと決定した場合、DSA−RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を含めることは、オーバーヘッドのみを増加させる結果を引き起こすことができる。したがって、この場合、他の方法でDSA−RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を含めない場合もありうる。すなわち、前記DSA−RSPにスリープサイクル設定情報を含めないこと自体だけでも、端末のスリープサイクル設定に対する要請を基地局が拒否することに使用することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるBS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための基地局の動作方法を示すフローチャートである。
前記図3に示すように、基地局は、ステップ301にてサービスフローの生成が要求されるか否かを検査する。
前記ステップ301にて、サービスフローの生成が要求される際、前記基地局は、ステップ303にて前記サービスフローの生成要求によってQoS要求が変更されて、スリープサイクル設定の変更が要求されるか否かを検査する。
前記ステップ303にて、スリープサイクル設定の変更が要求されなと、前記基地局は、端末と通常のDSA−REQ/RSPメッセージの送受信を行う。すなわち、前記基地局は、前記生成が要求されるサービスフローのQoSパラメータを含むDSA−REQメッセージを生成して端末に送信し、前記端末から前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答/不正応答を含むDSA−RSPメッセージを受信する。
これに対し、前記ステップ303にて、スリープサイクル設定の変更が要求される際、前記基地局は、ステップ305にて前記生成が要求されるサービスフローのQoSパラメータと前記サービスフローの生成要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQメッセージを生成して端末に送信する。BS−Initiated DSAの場合、DSA−REQメッセージにスリープサイクル設定情報を含めることは、Unsolicited(一方的な) SLP−RSPメッセージと見なされる。すなわち、基地局が端末に一方的にスリープサイクル設定情報の変更を要請する形態になり、端末は、これに従わなければならない。
ここで、前記スリープサイクル設定(Sleep Cycle setting)情報は、前記の表1のようなフォーマットから構成され、前記DSA−REQメッセージに含まれるスリープサイクル設定情報は、下記の表4のようなパラメータを含んで構成される。
Figure 0005649212
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ここで、前記基地局が端末に送信するDSA−REQメッセージのスリープサイクル設定情報には、前記MS−Initiated DSAの場合に基地局が端末に送信するDSA−RSPメッセージと類似のパラメータが含まれる。ここで、BS−Initiated DSAの場合、前記DSA−REQメッセージのスリープサイクル設定情報内のResponse_Codeは、「0b00」のみで設定されることができる。MS−Initiated DSAの場合と異なる点は、端末と基地局とが交渉したパラメータがないために、基地局が含めなければならないパラメータは、前記の表4に示したように、ほとんどすべてのパラメータが含まれるようになる。また、REQ_durationを含める必要が全くない。一方、前記Response_Codeは、「0b00」のみに設定されるので、オーバーヘッド次元で前記Response_Codeを前記DSA−REQメッセージに含まれるスリープサイクル設定情報から省略させることができる。すなわち、BS−Initiated DSA−REQメッセージにスリープサイクル設定情報が含まれること自体だけでも、端末は、基地局がUnsolicited(一方的な)スリープサイクル設定情報の変更を試みると見なすことができ、DSA−RSPメッセージに「0」の値に設定された確認コードが含まれることだけでも、基地局は、端末が基地局の要請に対して、サービスフローの生成及びスリープサイクル設定変更を承認したと見なすことができる。このように、基地局は、DSA−RSPメッセージ内の確認コードを確認して、DSAに対する承認有無とスリープサイクル設定の変更に対する承認有無を把握することができる。
以後、前記基地局は、ステップ307にて端末からDSA−RSPメッセージを受信する。前記基地局は、DSA−RSPメッセージを介してDSA−REQメッセージに対する応答、すなわちDSAに対する承認有無とスリープサイクル設定の変更に対する承認有無を把握することができる。ここで、端末は、サービスフローに対する基地局の要請を承認するために、DSA−RSPメッセージの確認コードを「0」に設定でき、サービスフローに対する基地局の要請を拒絶するために、DSA−RSPメッセージの確認コードを「0」ではない他の値に設定できる。したがって、仮に、前記端末から受信されるDSA−RSPメッセージの確認コードが「0」ではない他の値に設定されている場合、基地局は、サービスフローだけでなくスリープサイクル設定変更に対する基地局の要請が拒絶されたと見なして無視する。仮に、前記端末から受信されるDSA−RSPメッセージの確認コードが「0」の値に設定されている場合、基地局は、サービスフローの生成だけでなく、スリープサイクルの設定変更が正しく行われたと見なす。
以後、前記基地局は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
図4は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるBS−Initiated DSAの場合に、端末と基地局とがスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQ/RSPメッセージを交換してスリープサイクル設定を交渉するための端末の動作方法を示すフローチャートである。
前記図4に示すように、端末は、ステップ401にて生成が要請されるサービスフローのQoSパラメータと前記サービスフローの生成要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQメッセージが受信されているか否かを検査する。ここで、前記スリープサイクル設定情報は、前記の表4のようなパラメータを含んで構成される。
前記ステップ401にて、QoSパラメータとスリープサイクル設定情報とを含むDSA−REQメッセージが受信される際、前記端末は、ステップ403にて前記端末のスリープサイクル設定情報を前記DSA−REQメッセージを介して獲得したスリープサイクル設定情報に変更する。図示していないが、前記端末は、DSA−REQメッセージが受信されるに伴い、サービスフローに対する基地局の要請を承認するか否かを決定して、承認を決定した場合に限って、自身のスリープサイクル設定情報を前記DSA−REQメッセージを介して獲得したスリープサイクル設定情報に変更する。
以後、前記端末は、ステップ405にて前記基地局へDSA−REQメッセージに対する応答、すなわちDSAに対する承認有無とスリープサイクル設定の変更に対する承認有無を知らせるためのDSA−RSPメッセージを送信する。ここで、前記端末は、サービスフローに対する基地局の要請を承認するために、DSA−RSPメッセージの確認コードを「0」に設定でき、サービスフローに対する基地局の要請を拒絶するために、DSA−RSPメッセージの確認コードを「0」ではない他の値に設定できる。
以後、前記端末は、本発明に係るアルゴリズムを終了する。
図5は、本発明に係る無線通信システムにおける基地局(あるいは、端末)の構成を示すブロック図である。
ここで、基地局と端末とは、同じブロック構成を有し、したがって、以下の説明では、一つの装置を持って基地局と端末との動作を説明するようにする。
図示のように、前記基地局(あるいは、端末)は、送受切り替え器502、受信モデム504、メッセージ処理部506、制御部508、サービスフロー管理部510、スリープサイクル設定情報格納部512、メッセージ生成部514、送信モデム516を備えて構成される。
前記図5を参照して、まず基地局の構成を述べると、前記送受切り替え器502は、デュプレックス方式に従って前記送信モデム516から提供された送信信号をアンテナを介して送信し、アンテナからの受信信号を受信モデム504に提供する。
前記受信モデム504は、前記送受切り替え器502から提供された信号からデータを復元して、前記メッセージ処理部506に送信する。例えば、前記受信モデム504は、RF受信ブロック、復調ブロック、チャネル復号ブロックなどを備えて構成される。このとき、前記RF受信ブロックは、フィルタ及びRF前処理器などから構成される。前記復調ブロックは、無線通信システムが直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式を使用する場合、各副搬送波に載せられたデータを抽出するためのFFT(Fast Fourier Transform)演算器などから構成される。前記チャネル復号ブロックは、復調器(demodulator)、デインタリーバ(deinterleaver)及びチャネルデコーダ(channel decoder)などから構成される。
前記メッセージ処理部506は、前記受信モデム504を介して端末から受信されるメッセージを分解して、その結果を前記制御部508に提供する。
前記制御部508は、前記基地局の全体的な送受信動作を制御する。特に、前記制御部508は、前記メッセージ処理部506から受信されるサービスフローの生成/変更/削除関連制御情報を前記サービスフロー管理部510に提供し、前記サービスフロー管理部510から提供されるサービスフローの生成/変更/削除関連情報を前記メッセージ生成部514に提供する。
前記サービスフロー管理部510は、MS−Initiated DSAの場合、前記メッセージ処理部506を介して生成が要請されるサービスフローのQoSパラメータと前記サービスフローの生成要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQメッセージが受信される際、許容可能如何によって、前記メッセージ生成部514を介して、必要によってスリープサイクル設定情報のうち、変更が要求されるパラメータを含み前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答を指示するDSA−RSPメッセージを生成し、かつ端末に送信するか、又は前記メッセージ生成部514を介して、必要によってREQ−duration情報を含み前記DSA−REQメッセージに対する不正応答を指示するDSA−RSPメッセージを生成し、かつ端末に送信する。また、前記サービスフロー管理部510は、BS−Initiated DSAの場合、サービスフローの生成が要求され、これによりQoS要求が変更されてスリープサイクル設定の変更が要求される場合、前記メッセージ生成部514を介して、QoSパラメータとスリープサイクル設定情報とを含むDSA−REQメッセージを生成し、かつ端末に送信し、前記メッセージ処理部506を介して前記端末からDSA−RSPメッセージを受信する。このような前記サービスフロー管理部510の動作は、サービスフローの変更のためのDSC−REQ/RSPメッセージ、サービスフローの削除のためのDSD−REQ/RSPメッセージの送受信にも同様に適用されうることはもちろんである。
前記スリープサイクル設定情報格納部512は、前記サービスフローの生成/変更/削除要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を格納する。
前記メッセージ生成部514は、前記制御部508の制御下に端末に送信するメッセージを生成して前記送信モデム516に提供する。
前記送信モデム516は、前記メッセージ生成部514から提供されたメッセージ又は送信データを無線資源を介して送信のための形態に変換して、前記送受切り替え器502に提供する。例えば、前記送信モデム516は、チャネル符号ブロック、変調ブロック、RF送信ブロックなどを備えて構成される。このとき、前記チャネル符号ブロックは、変調器(modulator)、インタリーバ(interleaver)及びチャネルエンコーダ(channel encoder)などから構成される。前記変調ブロックは、無線通信システムが直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式を使用する場合、各副搬送波にデータをマッピングするためのIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算器などから構成される。前記RF送信ブロックは、フィルタ及びRF前処理器などから構成される。
次に、端末の構成を述べると、前記送受切り替え器502は、デュプレックス方式に従って前記送信モデム516から提供された送信信号をアンテナを介して送信し、アンテナからの受信信号を受信モデム504に提供する。
前記受信モデム504は、前記送受切り替え器502から提供された信号からデータを復元して、前記メッセージ処理部506に送信する。例えば、前記受信モデム504は、RF受信ブロック、復調ブロック、チャネル復号ブロックなどを備えて構成される。このとき、前記RF受信ブロックは、フィルタ及びRF前処理器などから構成される。前記復調ブロックは、無線通信システムが直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式を使用する場合、各副搬送波に載せられたデータを抽出するためのFFT(Fast Fourier Transform)演算器などから構成される。前記チャネル復号ブロックは、復調器(demodulator)、デインタリーバ(deinterleaver)及びチャネルデコーダ(channel decoder)などから構成される。
前記メッセージ処理部506は、前記受信モデム504を介して基地局から受信されるメッセージを分解して、その結果を前記制御部508に提供する。
前記制御部508は、前記端末の全体的な送受信動作を制御する。特に、前記制御部508は、前記メッセージ処理部506から受信されるサービスフローの生成/変更/削除関連制御情報を前記サービスフロー管理部510に提供し、前記サービスフロー管理部510から提供されるサービスフローの生成/変更/削除関連情報を前記メッセージ生成部514に提供する。
前記サービスフロー管理部510は、MS−Initiated DSAの場合、サービスフローの生成が要求され、これにより、QoS要求が変更されてスリープサイクル設定の変更が要求される場合、前記メッセージ生成部514を介して、QoSパラメータとスリープサイクル設定情報とを含むDSA−REQメッセージを生成し、かつ基地局に送信し、前記メッセージ処理部506を介して前記基地局からDSA−RSPメッセージを受信する。前記サービスフロー管理部510は、前記受信されたDSA−RSPメッセージからスリープサイクル設定情報を抽出して、前記DSA−REQメッセージに対する肯定応答/不正応答を指示しているか否かを確認する。確認の結果、肯定応答を指示する場合、前記サービスフロー管理部510は、変更が要求されるパラメータが含まれているか否かによって自身のスリープサイクル設定情報を前記変更が要求されるパラメータに変更する。確認の結果、不正応答を指示する場合、前記サービスフロー管理部510は、REQ−duration情報が含まれているか否かによって、REQ−duration満期時点に、前記メッセージ生成部514を介してSLP−REQメッセージを生成及び基地局に送信する。仮に、REQ−duration情報が含まれていない場合、前記サービスフロー管理部510は、任意の時点に、前記メッセージ生成部514を介してSLP−REQメッセージを生成及び基地局に送信する。また、前記サービスフロー管理部510は、BS−Initiated DSAの場合、前記メッセージ処理部506を介して生成が要請されるサービスフローのQoSパラメータと前記サービスフローの生成要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を含むDSA−REQメッセージが受信される際、許容可能如何によって、自身のスリープサイクル設定情報を前記DSA−REQメッセージを介して獲得したスリープサイクル設定情報に変更し、前記メッセージ生成部514を介して、DSA−RSPメッセージを生成及び基地局に送信する。このような前記サービスフロー管理部510の動作は、サービスフローの変更のためのDSC−REQ/RSPメッセージ、サービスフローの削除のためのDSD−REQ/RSPメッセージの送受信にも同様に適用されうることはもちろんである。
前記スリープサイクル設定情報格納部512は、前記サービスフローの生成/変更/削除要求によって変更されるスリープサイクル設定情報を格納する。
前記メッセージ生成部514は、前記制御部508の制御下に基地局に送信するメッセージを生成して前記送信モデム516に提供する。
前記送信モデム516は、前記メッセージ生成部514から提供されたメッセージ又は送信データを無線資源を介して送信のための形態に変換して、前記送受切り替え器502に提供する。例えば、前記送信モデム516は、チャネル符号ブロック、変調ブロック、RF送信ブロックなどを備えて構成される。このとき、前記チャネル符号ブロックは、変調器、インタリーバ及びチャネルエンコーダなどから構成される。前記変調ブロックは、無線通信システムが直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式を使用する場合、各副搬送波にデータをマッピングするためのIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算器などから構成される。前記RF送信ブロックは、フィルタ及びRF前処理器などから構成される。
上述したように、本発明は、無線通信システムにおけるサービスフローの生成/変更/削除のためのDSx−REQ/RSPメッセージにスリープサイクル設定情報を挿入して、基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉するための装置及び方法を提供することによって、追加的にSLP−REQ/RSPメッセージを送信しなくても基地局と端末との間のスリープサイクル設定を交渉できるという利点がある。これにより、QoS要求が頻繁に変わる場合、追加的なメッセージの送受信によるオーバーヘッドが発生しないという利点がある。
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることは勿論である。したがって、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限って決まらず、特許請求の範囲だけでなく、特許請求の範囲と均等なものによって決まらねばならない。
502 送受切り替え器
504 受信モデム
506 メッセージ処理部
508 制御部
510 サービスフロー管理部
512 スリープサイクル設定情報格納部
514 メッセージ生成部
516 送信モデム

Claims (24)

  1. 無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための送信機の動作方法であって、
    スリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信機に送信する過程と、
    前記受信機から、前記要請メッセージに対応するDSx応答メッセージを受信する過程とを含み、
    ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであり、
    前記DSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を職別するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルのために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)のうち、少なくとも一つを含み、
    前記DSx応答メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を識別するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)、スリープ要請(sleep request:SLP−REQ)メッセージを使用してスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、少なくとも一つであることを特徴とする方法。
  2. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    記DSx応答メッセージの応答タイプは、DSx要請メッセージに対する肯定応答又はDSx要請メッセージに対する不正応答のうち、いずれか一つに設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    前記受信機がスリープサイクル設定変更に対して許容を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する肯定応答と送信機のDSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報に比べて変更が要求されるスリープサイクル設定情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    前記受信機がスリープサイクル設定変更に対して拒絶を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する不正応答とスリープサイクル設定情報の変更を再要請するための待機時間情報のうち、少なくとも一つを含むか、又はスリープサイクル設定情報を省略することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記DSx応答メッセージがDSx要請メッセージに対する不正応答を含む場合、前記スリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのスリープ要請メッセージを受信機に送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 記スリープサイクルは前記NSCFが“0”に設定される時、前記初期スリープサイクルにリセットされ、前記NSCFが“1”に設定される時、前記新しい初期スリープサイクルにリセットされ、
    前記DSx応答メッセージの応答タイプは、一方的な方法で、基地局による要請に設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための受信機の動作方法であって、
    送信機からスリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信する過程と、
    前記DSx要請メッセージを介して変更が要求されるスリープサイクル設定を確認する過程と、
    前記DSx要請メッセージに対応するDSx応答メッセージを送信する過程とを含み、
    ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであり、
    前記DSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を区分するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)のうち、少なくとも一つを含み、
    前記DSx応答メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を区分するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)、スリープ要請(sleep request:SLP−REQ)メッセージを使用してスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、少なくとも一つであることを特徴とする方法。
  8. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    記DSx応答メッセージの応答タイプは、DSx要請メッセージに対する肯定応答又はDSx要請メッセージに対する不正応答のうち、いずれか一つに設定されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    スリープサイクル設定変更に対して許容有無を決定する過程をさらに含み、
    ここで、スリープサイクル設定変更に対して許容を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する肯定応答と送信機のDSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報に比べて変更が要求されるスリープサイクル設定情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    スリープサイクル設定変更に対して許容有無を決定する過程をさらに含み、
    ここで、スリープサイクル設定変更に対して拒絶を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する不正応答とスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、少なくとも一つを含むか、又はスリープサイクル設定情報を省略することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 前記DSx応答メッセージがDSx要請メッセージに対する不正応答を含む場合、前記スリープサイクル設定情報を無視し、前記送信機から前記スリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのスリープ要請メッセージを受信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 記スリープサイクルは前記NSCFが“0”に設定される時、前記初期スリープサイクルにリセットされ、前記NSCFが“1”に設定される時、前記新しい初期スリープサイクルにリセットされ、
    前記DSx応答メッセージの応答タイプは、一方的な方法で、基地局による要請に設定されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  13. 無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための送信機の装置であって、
    スリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信機に送信する送信モデムと、
    前記DSx要請メッセージに対応するDSx応答メッセージを受信する受信モデムとを備え、
    ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであり、
    前記DSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を区分するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)のうち、少なくとも一つを含み、
    前記DSx応答メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を区分するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)、スリープ要請(sleep request:SLP−REQ)メッセージを使用してスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、 少なくとも一つであることを特徴とする装置。
  14. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    記DSx応答メッセージの応答タイプは、DSx要請メッセージに対する肯定応答又はDSx要請メッセージに対する不正応答のうち、いずれか一つに設定されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    前記受信機がスリープサイクル設定変更に対して許容を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する肯定応答と送信機のDSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報に比べて変更が要求されるスリープサイクル設定情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    前記受信機がスリープサイクル設定変更に対して拒絶を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する不正応答とスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、少なくとも一つを含み、スリープサイクル設定情報を省略することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  17. 前記送信モデムは、前記DSx応答メッセージがDSx要請メッセージに対する不正応答を含む場合、前記スリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのスリープ要請メッセージを受信機に送信することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 記スリープサイクルは前記NSCFが“0”に設定される時、前記初期スリープサイクルにリセットされ、前記NSCFが“1”に設定される時、前記新しい初期スリープサイクルにリセットされ、
    前記DSx応答メッセージの応答タイプは、一方的な方法で、基地局による要請に設定されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  19. 無線通信システムにおける端末のスリープサイクル設定を交渉するための受信機の装置であって、
    送信機からスリープサイクル設定情報を含むDSx要請メッセージを受信する受信モデムと、
    前記DSx要請メッセージを介して変更が要求されるスリープサイクル設定を確認するサービスフロー管理部と、
    前記DSx要請メッセージに対応するDSx応答メッセージを送信する送信モデムを含み、
    ここで、前記DSxは、DSA(Dynamic Service Addition)、DSC(Dynamic Service Change)、DSD(Dynamic Service Deletion)のうちのいずれか一つであり、
    前記DSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を区分するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)のうち、少なくとも一つであることを特徴とする装置。
  20. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    記DSx応答メッセージ内のスリープサイクル設定情報は、スリープサイクル設定変更(changing sleep cycle setting)又はスリープサイクル設定スイッチング(switching sleep cycle setting)であるかを指示する動作要請タイプ(operation request type)、スリープサイクル設定情報を区分するためのスリープサイクル識別子(sleep cycle ID)、新しいスリープサイクル設定の開始を指示する開始フレーム番号(start frame number)、前記スリープサイクル設定情報内に新しい初期スリープサイクルが存在しているかを指示するための次のスリープサイクルフラグ(Next Sleep Cycle Flag:NSCF)、新しい初期スリープサイクル(new initial sleep cycle)、初期スリープサイクルために割り当てられた区間を指示する初期スリープサイクル(initial sleep cycle)、最後のスリープサイクルために割り当てられた区間を指示する最後のスリープサイクル(final sleep cycle)、スリープ要請(sleep request:SLP−REQ)メッセージを使用してスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、少なくとも一つを含み、
    前記DSx応答メッセージの応答タイプは、DSx要請メッセージに対する肯定応答又はDSx要請メッセージに対する不正応答のうち、いずれか一つに設定されることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    前記サービスフロー管理部は、スリープサイクル設定変更に対して許容有無を決定し、
    ここで、スリープサイクル設定変更に対して許容を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する肯定応答と送信機のDSx要請メッセージ内のスリープサイクル設定情報に比べて変更が要求されるスリープサイクル設定情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  22. 前記送信機が端末で、前記受信機が基地局である場合、
    前記サービスフロー管理部は、スリープサイクル設定変更に対して許容有無を決定し、
    ここで、スリープサイクル設定変更に対して拒絶を決定した場合、前記DSx応答メッセージは、DSx要請メッセージに対する不正応答とスリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのREQ_durationのうち、少なくとも一つを含むか、又はスリープサイクル設定情報を省略することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  23. 前記受信モデムは、前記DSx応答メッセージがDSx要請メッセージに対する不正応答を含む場合、前記スリープサイクル設定情報を無視し、前記送信機から前記スリープサイクル設定情報の変更を再要請するためのスリープ要請メッセージを受信することを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 記スリープサイクルは前記NSCFが“0”に設定される時、前記初期スリープサイクルにリセットされ、前記NSCFが“1”に設定される時、前記新しい初期スリープサイクルにリセットされ、
    前記DSx応答メッセージの応答タイプは、一方的な方法で、基地局による要請に設定されることを特徴とする請求項19に記載の装置。
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