JP5646729B2 - ヘテロジニアスなネットワークにおけるノイズ・パディング技術 - Google Patents

ヘテロジニアスなネットワークにおけるノイズ・パディング技術 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年4月13日に出願された「ヘテロジニアスなネットワーク(HETNET)におけるノイズ・パディング技術」(NOISE PADDING TECHNIQUES IN HETEROGENEOUS NETWORKS (HETNET))と題された米国仮特許出願61/323,855号の利益を主張する。この開示は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示のある態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、ヘテロジニアスな無線通信ネットワークにおけるノイズ・パディング技術に関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクでは、基地局からの送信が、近隣の基地局からの、または、その他の無線ラジオ周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇しうる。アップリンクでは、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する別のUEのアップリンク送信からの、または、別の無線RF送信機からの干渉に遭遇しうる。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けると、UEが長距離無線通信ネットワークにアクセスすることや、短距離無線システムがコミュニティにおいて展開されることとともに、干渉および混雑したネットワークの可能性が高まる。研究開発は、モバイル・ブロードバンド・アクセスのための増加する需要を満たすためのみならず、モバイル通信とのユーザ経験を進化および向上させるために、UMTS技術を進化させ続けている。
1つの態様では、無線通信の方法が開示される。この方法は、受信されたユーザ機器のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出すること、を含む。受信されたアップリンク送信は、検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、および/または、ユーザ機器タイプに基づいて、パディングされたノイズである。
別の態様では、無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための方法が開示される。この方法は、アップリンク干渉を検出することと、検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算することと、を含む。計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよび/またはレート制御コマンドが、ユーザ機器にダイレクトにシグナルされる。
実施形態では、装置が開示される。この装置は、受信されたユーザ機器のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出する手段を含む。この装置はさらに、受信されたアップリンク送信を、検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、および/またはユーザ機器タイプに基づいて、ノイズ・パディングする手段を含む。
別の態様では、無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための装置が開示される。この装置は、アップリンク干渉を検出する手段と、検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算する手段とを含む。計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよび/またはレート制御コマンドを、UEへダイレクトにシグナルする手段もまた含まれる。
別の実施形態では、無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が開示される。コンピュータ読取可能な媒体は、1または複数のプロセッサによって実行された場合に、1または複数のプロセッサに対して、受信されたユーザ機器のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出するための動作を実行させるための、記録されたプログラム・コードを有する。このプログラム・コードはまた、1または複数のプロセッサに対して、受信されたアップリンク送信に、検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、および/またはユーザ機器タイプに基づいて、ノイズ・パディングさせる。
別の態様は、無線通信における仮想的なノイズ・パディングのためのコンピュータ・プログラム製品を開示する。コンピュータ読取可能な媒体は、1または複数のプロセッサによって実行された場合に、プロセッサ(単数または複数)に対して、アップリンク干渉を検出することと、検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算することと、の動作を実行させるための、記録されたプログラム・コードを有する。プログラム・コードは、プロセッサ(単数または複数)に対して、計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよび/またはレート制御コマンドをUEへダイレクトにシグナルさせる。
別の実施形態は、メモリと、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する、無線通信のためのシステムを開示する。プロセッサ(単数または複数)は、受信されたUE(ユーザ機器)のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出するように構成される。プロセッサまた、受信されたアップリンク送信に、検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、および/またはユーザ機器タイプに基づいて、ノイズ・パディングするように構成される。
別の態様では、無線通信における仮想的なノイズ・パディングのためのシステムが開示される。このシステムは、メモリと、このメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する。プロセッサ(単数または複数)は、アップリンク干渉を検出し、検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算するように構成される。プロセッサはさらに、計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよび/またはレート制御コマンドをUEへダイレクトにシグナルするように構成される。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を概念的に例示する図である。 図3は、アップリンク通信における典型的なフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成された基地局/eノードBとUEとの設計を概念的に例示するブロック図である。 図5は、本開示の態様にしたがうヘテロジニアスなネットワークにおける適応リソース区分を概念的に例示するブロック図である。 図6Aは、本開示の態様にしたがうフェムト基地局の受信機フロント・エンドにおける異なるポイントにおけるノイズ・パディングを例示する。 図6Bは、本開示の態様にしたがうフェムト基地局の受信機フロント・エンドにおける異なるポイントにおけるノイズ・パディングを例示する。 図6Cは、本開示の態様にしたがうフェムト基地局の受信機フロント・エンドにおける異なるポイントにおけるノイズ・パディングを例示する。 図7は、本開示の1つの態様にしたがうサブフレーム・ベースのノイズ・パディングの例の例示である。 図8Aは、本開示の態様にしたがって、ノイズ・パディングを伴うカジュアルな自動利得補償(AGC:automatic gain compensation)の例を例示する。 図8Bは、本開示の態様にしたがって、ノイズ・パディングを伴う非カジュアルな自動利得補償(AGC:automatic gain compensation)の例を例示する。 図9Aは、ヘテロジニアスな無線ネットワークにおいてノイズ・パディング技術を適用するための方法を例示するブロック図である。 図9Bは、ヘテロジニアスな無線ネットワークにおいてノイズ・パディング技術を適用するための方法を例示するブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を示すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、テレコミュニケーション・インダストリ・アソシエーション(TIA)のcdma2000(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を含んでいる。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRA技術およびE−UTRA技術は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートシップ計画」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のみならず、前述された無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のためにも使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEまたはLTE−A(代わりにこれらはともに“LTE/−A”として称される)について記載されており、このようなLTE−A用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、LTE−Aネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eノードB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含む。eノードBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeノードB110は、特定の地理的エリアのために通信有効範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeノードBおよび/またはeノードBサブシステムからなるこの特定の地理的有効通信範囲エリアを称しうる。
eノードBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、一般に、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、一般に、比較的小さな地理的エリアをカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルもまた一般に、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)、住宅内のユーザのためのUE等による無制限のアクセスを提供しうる。マクロ・セルのためのeノードBは、マクロeノードBと称されうる。ピコ・セルのためのeノードBは、ピコeノードBと称されうる。そして、フェムト・セルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBと称されうる。図1に示す例では、eノードB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeノードBでありうる。eノードB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeノードBでありうる。そして、eノードB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1または複数(例えば2、3、4個等)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eノードBまたはUE)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeノードB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeノードB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等のような異なるタイプのeノードBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeノードBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeノードB、フェムトeノードB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、eノードBは、類似のフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。非同期動作の場合、eノードBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的に揃わない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作あるいは非同期動作の何れかのために使用されうる。
1つの態様では、無線ネットワーク100は、周波数分割デュプレクス(FDD)動作モードまたは時分割デュプレクス(TDD)動作モードをサポートしうる。ここに記載された技術は、FDD動作モードまたはTDD動作モードの何れかのために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eノードB110のセットに接続しており、これらeノードB110のための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信しうる。eノードB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線バックホールまたは有線バックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、タブレット等でありうる。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等と通信することができうる。図1では、2つの矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeノードBであるサービス提供eノードBとの間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンクで周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ区分されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDD構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図2に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、例えば、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSCまたはPSS)および二次同期信号(SSCまたはSSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、UEによって、セル検出および獲得のために使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、一定のシステム情報を伝送しうる。
図2で見られるように、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHおよびPHICHもまた、図2に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzでPSC、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループに、PDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。制御チャネルのために使用されるシンボルについて、各シンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素が、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ等間隔に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用された特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
図3は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なFDDおよびTDD(特別ではないサブフレームのみの)サブフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図3における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクション内に、連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eノードBへ制御情報を送信するために、制御セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図3に示すように、周波数を越えてホップしうる。1つの態様によれば、緩和された単一キャリア動作において、ULリソースで並列なチャネルが送信されうる。例えば、制御およびデータ・チャネル、並列制御チャネル、および並列データ・チャネルが、UEによって送信されうる。
PSC、SSC、CRS、PBCH、PUCCH、PUSCH、および、LTE/−Aで使用される他のこのような信号およびチャネルは、公的に利用可能な、「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
図4は、図1における基地局/eノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eノードB110とUE120との設計のブロック図を示す。基地局110は、図1におけるマクロeノードB110cでありうる。そして、UE120は、UE120yでありうる。基地局110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。基地局110は、アンテナ434a乃至434tを備え、UE120は、アンテナ452a乃至452rを備えうる。
基地局110では、送信プロセッサ420が、データ・ソース412からデータを、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ420は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データ情報および制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ420はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能であれば、基準シンボル、制御シンボル、および/または、データ・シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)432a乃至432tに提供しうる。おのおのの変調器432は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器432はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器432a乃至432tからのダウンリンク信号は、アンテナ434a乃至434tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ452a乃至452rが、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)454a乃至454rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器454は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器454はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a乃至454rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データ・ソース462から(例えば、PUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ480から(例えば、PUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ464はさらに、基準信号のための基準シンボルをも生成しうる。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器454a乃至454rによって処理され、基地局110へ送信される。基地局110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器436によって検出され、さらに、受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得される。プロセッサ438は、復号されたデータをデータ・シンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440へ提供しうる。基地局110は、例えばX2インタフェース441を介して、他の基地局へメッセージを送信しうる。
コントローラ/プロセッサ440,480は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ440および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のためのさまざまな処理の実行または実行の指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ480および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、図9A−9Bに例示された機能ブロック、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または実行の指示を行いうる。メモリ442,482は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
図5は、本開示の1つの態様にしたがうヘテロジニアスなネットワークにおけるTDM区分を例示するブロック図である。ブロックの第1行は、フェムトeノードBのためのサブフレーム割当を例示しており、ブロックの第2行は、マクロeノードBのためのサブフレーム割当を例示している。eノードBのおのおのは、静的な保護サブフレームを有する。この間、他のeノードBは、静的な禁止サブフレームを有する。例えば、フェムトeノードBは、サブフレーム0における禁止サブフレーム(Nサブフレーム)に対応する、サブフレーム0における保護サブフレーム(Uサブフレーム)を有する。同様に、マクロトeノードBは、サブフレーム7における禁止サブフレーム(Nサブフレーム)に対応する、サブフレーム7における保護サブフレーム(Uサブフレーム)を有する。サブフレーム1−6は、保護サブフレーム(AU)、禁止サブフレーム(AN)、および共通サブフレーム(AC)の何れかとして動的に割り当てられる。サブフレーム5,6において動的に割り当てられた共通サブフレーム(AC)では、フェムトeノードBとマクロeノードBとの両方が、データを送信しうる。
攻撃eノードBは、送信することを禁止されているので、(例えばU/AUサブフレームのような)保護サブフレームは、干渉が低減され、高いチャネル品質を有する。(例えば、N/ANサブフレームのような)禁止サブフレームは、データ送信を有さないので、犠牲eノードBは、低い干渉レベルでデータを送信できるようになる。(例えば、C/ACサブフレームのような)共通サブフレームは、データを送信している近隣eノードBの数に依存するチャネル品質を有する。例えば、近隣eノードBが、共通サブフレームでデータを送信している場合、共通サブフレームのチャネル品質は、保護サブフレームよりも低くなりうる。共通サブフレームのチャネル品質はまた、攻撃eノードBによって強く影響を受けた拡張境界エリア(EBA)について低くなりうる。EBA UEは、第1のeノードBに属するのみならず、第2のeノードBの有効通信範囲エリア内に配置されうる。例えば、フェムトeノードB有効通信範囲の範囲限界近傍のマクロeノードBと通信するUEは、EBA UEである。
LTE/−Aにおいて適用されうる別の干渉管理スキームの例は、緩慢な適応干渉管理である。干渉管理に対してこのアプローチを使用することによって、リソースは、ネゴシエートされ、スケジューリング間隔よりもはるかに大きな時間スケールにわたって割り当てられる。このスキームの目的は、時間リソースまたは周波数リソースのすべてにわたって、ネットワークの全体有用性を最大化する、送信元のeノードBとUEとのすべての送信電力の組み合わせを見つけることである。「有用性」は、ユーザ・データ・レート、サービス品質(QoS)フローの遅れ、および公平メトリックに応じて定義されうる。このようなアルゴリズムは、最適化を解決するために使用される情報のすべてへのアクセスを有し、かつ、例えば、ネットワーク・コントローラ130(図1)のような送信エンティティのすべてに対する制御を有する、中央エンティティによって計算されうる。この中央のエンティティは、必ずしも現実的でも、また、望ましくもないかもしれない。したがって、代替態様では、ノードのあるセットからのチャネル情報に基づいて、リソース用途を決定する、分配されたアルゴリズムが使用されうる。したがって、緩慢な適応干渉アルゴリズムは、中央エンティティを用いて配置されるか、あるいは、ネットワーク内のノード/エンティティのさまざまなセットにわたってアルゴリズムを分配することによって配置されうる。
例えば無線ネットワーク100のようなヘテロジニアスなネットワークの配置では、UEは、1または複数の干渉元のeノードBから高い干渉を観察しうる支配的な干渉シナリオで動作しうる。支配的な干渉シナリオは、制限された関連付けによって生じうる。例えば、図1では、UE120yが、フェムトeノードB110yの近くにあり、eノードB110yに関し高い受信電力を有しうる。しかしながら、制約された関連性によって、UE120yは、フェムトeノードB110yにアクセスすることができず、(図1に示すような)マクロeノードB110c、または、同様に低い受信電力を持つ(図1に示されていない)フェムトeノードB110zに接続しうる。UE120yは、その後、ダウンリンクで、フェムトeノードB110yからの高い干渉を観察し、アップリンクで、eノードB110yへ高い干渉を引き起こしうる。ネットワークが、増強された干渉調整をサポートしている場合、基地局は、干渉元のセルによる干渉を低減および/または除去するために、リソースを調整するように互いにネゴシエートし、リソースの一部を放棄する。特に、eノードB110cおよびフェムトeノードB110yは、調整された干渉管理を用いて、リソースをネゴシエートするために、バックホールを介して通信しうる。このネゴシエーションでは、フェムトeノードB110yは、チャネル・リソースのうちの1つでの送信を停止することに合意する。これによって、UE120yは、同じチャネルを介してeノードB110cと通信する場合ほど、フェムト110yからの干渉を受けなくなるであろう。リソースを放棄するためのフェムトeノードB110yのためのネゴシエーションによって、フェムト・セル有効通信範囲の下におけるマクロUE120yは未だに、放棄されたリソースを用いて、サービス提供マクロ・セル102cへアクセスすることができうる。OFDMを用いたラジオ・アクセス・システムでは、放棄されたリソースは、時間ベースであるか、周波数ベースであるか、あるいは、これらの組み合わせでありうる。調整されたリソース区分が時間ベースである場合、干渉元のセルは、単に、時間領域において、サブフレームのうちのいくつかを使用しないことがありうる。調整されたリソース区分が周波数ベースである場合、干渉は、周波数領域におけるサブキャリアを放棄しうる。調整されたリソース区分が、周波数と時間との両方の組み合わせである場合、干渉元のセルは、周波数リソースと時間リソースとを放棄しうる。
このような支配的な干渉シナリオでは、同期システムにおいてでさえも、UEと複数のeノードBとの間の距離が異なることにより、UEで観察された信号電力の不一致に加えて、ダウンリンク信号のタイミング遅れもUEによって観察されうる。同期システムにおけるeノードBは、システムを超えた推定に基づいて同期される。しかしながら、例えば、マクロeノードBから5kmの距離にあるUEを考慮すると、マクロeノードBから受信されたダウンリンク信号の伝搬遅れは、約16.67マイクロ秒(5km÷3×10、すなわち、光速’c’)の遅れとなるであろう。マクロeノードBからのダウンリンク信号を、より近いフェムトeノードBからのダウンリンク信号と比較すると、タイミング差は、time−to−live(TLL)誤差のレベルに近づきうる。
さらに、このタイミング差は、UEにおける干渉除去に悪影響を与えうる。干渉除去はしばしば、サンプル信号の複数のバージョンの組み合わせ間の相互相関特性を用いる。同じ信号の複数のコピーを組み合わせることによって、干渉は、より簡単に識別されうる。なぜなら、信号のおのおののコピーにおける干渉が存在するであろう間、干渉は、同じ場所にあることはないだろうからである。組み合わされた信号の相互相関を用いて、実際の信号部分が判定され、干渉と区別されうる。これによって、干渉が除去されるようになる。
電力クラスは、異なるeノードB間で変動しうる。例えば、マクロ・セルは、46dBmのノミナル送信電力を有し、ピコ・セルは、30dBmのノミナル送信電力を有し、フェムト・セルは、21dBmのノミナル送信電力を有しうる。すべてのUEがすべてマクロ・セルおよびピコ・セルに接続しうるが、フェムト・セルには、選択されたUEしか接続できない。
この開示では、マクロ・セルおよびフェムト・セルの干渉管理の例が例示および記載されているが、潜在的な干渉は、ピコ・セル、別のフェムト・セル、リレー、WiFiアクセス端末、またはBluetooth(登録商標)トランシーバ等からも発生しうる。
マクロ・セルとフェムト・セルとの間の送信電力差により、UEは、フェムト・セルを発見する前に、または、UEが、ラジオ・リンク失敗(RLF)を発見する前に、フェムト・セルに対して高い干渉を引き起こしうる。マクロUEとフェムトUEとの間の約18dBの送信電力差によって、UEがマクロ・セルおよび/またはフェムト・セルから同じダウンリンク電力を受信した場合、UEは、フェムト・セルに対してより高いアップリンク干渉を有するだろう。リリース8 UEは、高度なICICスキームを実行することができないだろう。リリース8 UEが、フェムト・セルへますます接近すると、ダウンリンク干渉がより強くなるだろう。ダウンリンク干渉が強すぎる場合、UEは、ラジオ・リンク失敗を宣言し、ネットワークへの接続を失うだろう。TDMリソース区分は、アップリンク干渉がTDM区分で継続する場合であっても、ダウンリンク干渉を低減するための1つの手法である。
リリース8 UEの場合、あるチャネル(例えば、CQI(チャネル品質インジケータ)、SRS(サウンディング基準信号)、およびSR(スケジューリング要求))のデフォルト周期は、8の倍数ではなく、チャネルは、ある間隔で、フェムトeノードBの保護サブフレーム(すなわち、Uサブフレーム)で送信されうる。リリース8のマクロUEが近傍にある場合、フェムトeノードBは、このような制御チャネルからの干渉を被りうる。
ヘテロジニアスな環境では、強いジャマ(jammer)が、いくつかのサブフレームと干渉しうるが、他のサブフレーム内には存在しないかもしれない。これは、干渉条件に依存して、異なる電力制御ループ、レート制御ループ、消去統計、およびラジオ・リンク・モニタリング(RLM)を示しうる。本開示の態様は、干渉条件に対処するために、ノイズ・パディングを利用する。ノイズ・パディング技術は、受信信号を規格化するために利用されうる。1つの態様では、ノイズ・パディングは、強いジャマが検出されるとトリガされ、ジャマが立ち去ると、ノイズ・パディングから移行するために、指数関数的なパディング減衰が利用されうる。フェムト基地局は、ジャマがいつ立ち去り、干渉が終わるのかが分からないので、ノイズ・パディングがトリガされると、指数関数的なパディング減衰によって、ノイズ・パディングは、徐々に減少するようになり、トリガ・イベントが消える。
一例では、ノイズ・パディングを使用することにより、制御ループが単純化されうる。さらに、信号対雑音比および入力信号の変動が、低減または最小化されうる。一般に、ノイズ・パディングは、高い干渉変動を防ぐために、eノードB側で使用されうる。さらに、ノイズ・パディングは、例えば、強い干渉変動がある場合、大きなAGC(自動利得制御)スイングを防ぐために、UE側にも適用されうる。
ノイズ・パディングは、さまざまなイベントによってトリガされうる。例えば、ノイズ・パディングは、潜在的な干渉に関する情報が、eノードB間で明示的に交換されることによってトリガされうる。他の態様の場合、ノイズ・パディングは、干渉レベル変動のeノードBによる測定または学習によってトリガされうる。
さらに、ノイズ・パディングは、さまざまな手段によって中止されうる。例えば、ノイズ・パディングは、干渉情報に関する情報がeノードB間で明示的に交換されることによって、干渉体の消滅を観察する測定によって、または、例えば、干渉の消滅後、指数関数的に減衰する関数のようないくつかの関数にしたがって、非アクティブとされうる。
一例では、ノイズ・パディングは、フェムト基地局において受信されたアップリンク送信に適用される。図6A−6Cは、フェムト基地局110cの受信機エンドと、ノイズ・パディングのさまざまな適用の例を例示する。フェムト基地局の受信機エンドは、アンテナ・ポート602、アナログ・ラジオ周波数(RF)回路604、自動利得補償(AGC)回路606、アナログ・デジタル変換器(ADC)608、高速フーリエ変換(FFT)回路610、およびモデム612を含みうる。
一例において、ノイズ・パディングは、時間領域において実行されうる。例えば、図6Aは、アナログ領域においてAGC回路606の前に実行されるノイズ・パディング・インジェクション614aを例示する。さらに、図6Bは、デジタル領域で、FFT回路610の前にノイズ・パディング・インジェクション614bが生じる代替例を例示する。これらの態様については、ホワイトすなわちガウシアン・ノイズ(vn)が、時間領域において導入されうる。別の例において、ノイズ・パディングは、周波数領域において実行されうる。例えば、図6Cは、FFT回路610の後に周波数領域において実行されるイズ・パディング・インジェクション614cを例示する。周波数領域におけるノイズ・パディングは選択的に実行され、選択は、1または複数の基準に基づきうる。ある態様の場合、ノイズ・パディングは、チャネル依存でありうる。ここでは、あるチャネルではノイズ・パディングが実行されるが、他のチャネルでは実行されない。他の態様の場合、ノイズ・パディングは、断片的な周波数再使用のために、サブ帯域依存でありうる。ここでは、あるサブ帯域にノイズが加えられるが、他のサブ帯域には加えられない。一例において、4つのサブ帯域に区分された5MHzサブフレーム帯域幅では、ノイズは、第1および第2のサブ帯域に導入されるが、第3および第4のサブ帯域には導入されない。
周波数領域におけるノイズ・パディングのいくつかの例では、マクロ・セルは、ネットワーク・バックボーンを介してフェムト・セルと通信し、フェムト・セルに、チャネル情報またはサブ帯域情報を提供しうる。他の実施形態については、フェムト・セルは、測定された干渉レベルに基づいて、ノイズを加えるチャネルまたはサブ帯域を学習しうる。例えば、アパートでは、フェムト・セルは、干渉している近隣のWiFiアクセス端末の帯域を学習し、この帯域に干渉を加えうる。
本開示のある態様は、仮想的なノイズ・パディングを適用しうる。フェムト基地局は、ノイズを導入するのではなく、最悪干渉シナリオに基づいて、電力制御および/またはレート制御を実行しうるが、干渉の無いサブフレームを活用するために、早期終了を許容しうる。ある態様の場合、フェムト基地局は、高い干渉を観察すると、より保守的な制御ループ・アップデートを人為的に使用する。他の態様の場合、フェムト基地局は、干渉が有るか無いかで、完全に異なる制御ループ・パラメータを使用しうる。
ある態様については、ノイズ・パディングは、サブフレーム毎、または、時分割多重(TDM)区分毎をベースとして、実行されうる。例えば、フェムト基地局は、例えばACサブフレームのようにサブフレーム干渉レベルにあるかをeノードBが確信していないサブフレームにのみパディングを適用しうる。サブフレーム・ベースのノイズ・パディングの例として、図7は、サブフレームnではなく、サブフレームn−1およびn+1にノイズを加えることを例示する。
サブフレーム・ベースか、TDM区分ベースのノイズ・パディングの場合、マクロ・セルは、ネットワーク・バックボーンを介してフェムト・セルと通信し、サブフレームまたはTDM区分の情報を、フェムト・セルに提供しうる。他の実施形態については、フェムト・セルは、測定された干渉レベルに基づいて、ノイズを加えるサブフレームまたはTDM区分を学習しうる。
ある態様については、ノイズ・パディングは、カジュアルな、または、非カジュアルな自動利得制御(AGC)を使用しうる。図8Aは、カジュアルなAGCの例を例示する。特に、サブフレームnの干渉が判定され、次に、サブフレームnについて判定された干渉に基づいて、次のサブフレームn+1にノイズ・パディングが適用されうる。一例では、カジュアルなAGCは、遅延およびバッファリングを行わない。
対照的に、図8Bは、非カジュアルなAGCを用いるノイズ・パディングを例示する。サブフレームnの第1の部分(例えば、サブフレームnの第1のシンボル)の干渉が判定されうる。その後、ノイズ・パディングは、サブフレームnの第1の部分について判定された干渉に基づいて、サブフレームnの残りの部分に適用されうる。次のサブフレームn+1では、サブフレームn+1の第1の部分の干渉(例えば、サブフレームn+1の第1のシンボル)もまた判定されうる。その後、サブフレームn+1の第1の部分について判定された干渉に基づいて、サブフレームn+1の残りの部分に、ノイズ・パディングが適用されうる。
ある態様については、ノイズ・パディングは、リリース・タイプにしたがって実行されうる。特に、ノイズ・パディングは、受信したアップリンク送信がリリース8またはリリース10のUEからのものであるかに依存して実行されうる。言い換えれば、UEが、ある手法で、時間、空間、および/または周波数においてリリース8とリリース10とに分配されている場合、ノイズ・パディングは、リリース8のUEまたはそれらのサブセットのみから受信したアップリンク送信に対して、選択的に適用されうる。
(例えば、リリース8またはリリース10のような)リリース・タイプにしたがって実行されたノイズ・パディングの場合、マクロ・セルは、ネットワーク・バックボーンを介してフェムト・セルと通信し、関連する情報をフェムト・セルに提供する。他の実施形態については、フェムト・セルは、UEのうちのどれがリリース8のUEであるのかを学習し、これらからのアップリンク送信に対してのみノイズを加えうる。
図9Aは、ヘテロジニアスなネットワークにおける通信にノイズを加える方法901を例示する。ブロック910では、受信されたアップリンク送信において、アップリンク干渉が検出される。ブロック912では、受信されたアップリンク送信に対して、条件を満足する、検出された干渉に基づいて、および、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、および/または、ユーザ機器タイプに基づいて、ノイズが導入される。図9Bは、仮想的なノイズ・パディングを適用する方法902を例示する。ブロック920では、アップリンク送信において干渉が検出される。ブロック922では、検出された干渉に基づいて、増加した干渉が計算される。ブロック922では、検出されたアップリンク送信に応じて、電力アップ・コマンドおよび/またはレート制御コマンドが、UEにダイレクトにシグナルされる。
1つの構成では、アップリンク干渉を検出する手段を含むeノードB110が、無線通信のために構成される。1つの態様では、検出する手段は、検出する手段によって詳述された機能を実行するように構成された受信プロセッサ438でありうる。eノードB110はまた、受信されたアップリンク送信に、ノイズを導入する手段をも含むように構成される。1つの態様では、導入する手段は、送信する手段によって詳述された機能を実行するように構成された受信プロセッサ438でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
1つの構成では、アップリンク干渉を検出する手段をも含むeノード110が、無線通信のために構成される。1つの態様では、検出する手段は、検出する手段によって詳述された機能を実行するように構成された受信プロセッサ438でありうる。eノード110はまた、増加した干渉を計算するための手段をも含むように構成される。1つの態様では、計算する手段は、これら機能を実行するように構成された受信プロセッサ438でありうる。eノード110はまた、UEにダイレクトにシグナリングするための手段を含むようにも構成される。1つの態様では、シグナリングする手段は、シグナリングする手段によって詳述された機能を実行するように構成された送信プロセッサ420でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または前述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信の方法であって、
受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出することと、
前記受信されたアップリンク送信を、前記検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングすることと、
を備える方法。
[C2]
前記ノイズ・パディングすることは、前記受信されたアップリンク送信にノイズを導入することを含む、C1に記載の方法。
[C3]
前記ノイズ・パディングすることは、前記UEの電力制御を指示すること、および、前記UEの送信レートを制御すること、のうちの少なくとも1つをトリガする、C1に記載の方法。
[C4]
前記ノイズ・パディングすることは、フェムト基地局の受信機フロント・エンドにおいて、干渉による入力信号変動を低減させることを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記干渉が検出された時と同じ期間の後半部分でなされる、C1に記載の方法。
[C6]
前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記干渉が検出された後の期間でなされる、C1に記載の方法。
[C7]
前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のチャネルではなく第1のチャネルへノイズを導入することを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のサブ帯域ではなく第1のサブ帯域へノイズを導入することを備える、C1に記載の方法。
[C9]
無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための方法であって、
アップリンク干渉を検出することと、
前記検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算することと、
前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つをUEへダイレクトにシグナルすることと、
を備える方法。
[C10]
無線通信のための装置であって、
受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出する手段と、
前記受信されたアップリンク送信を、前記検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングする手段と、
を備える装置。
[C11]
無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための装置であって、
アップリンク干渉を検出する手段と、
前記検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算する手段と
前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つを、UEへダイレクトにシグナルする手段と、
を備える装置。
[C12]
無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
記録されたプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備え、
前記プログラム・コードは、
受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出するためのプログラム・コードと、
前記受信されたアップリンク送信を、前記検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングするためのプログラム・コードと
を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C13]
無線通信における仮想的なノイズ・パディングのためのコンピュータ・プログラム製品であって、
記録されたプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な媒体を備え、
前記プログラム・コードは、
アップリンク干渉を検出するためのプログラム・コードと、
前記検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算するためのプログラム・コードと、
前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つを、UEへダイレクトにシグナルするためのプログラム・コードと、
を備える、コンピュータ・プログラム製品
[C14]
無線通信のためのシステムであって、
メモリと、前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信におけるアップリンク干渉を検出し、
前記受信されたアップリンク送信を、前記検出された干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングする
ように構成された、システム。
[C15]
前記ノイズ・パディングすることは、前記受信されたアップリンク送信にノイズを導入することを含む、C14に記載のシステム。
[C16]
前記ノイズ・パディングすることは、前記UEの電力制御を指示すること、および、前記UEの送信レートを制御すること、のうちの少なくとも1つをトリガする、C14に記載のシステム。
[C17]
前記ノイズ・パディングするように構成されたプロセッサはさらに、フェムト基地局の受信機フロント・エンドにおいて、干渉による入力信号変動を低減させるように構成された、C14に記載のシステム。
[C18]
前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記干渉が検出された時と同じ期間の後半部分でなされる、C14に記載のシステム。
[C19]
前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記干渉が検出された後の期間でなされる、C14に記載のシステム。
[C20]
前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のチャネルではなく第1のチャネルへノイズを導入することを備える、C14に記載のシステム。
[C21]
前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のサブ帯域ではなく第1のサブ帯域へノイズを導入することを備える、C14に記載のシステム。
[C22]
無線通信における仮想的なノイズ・パディングのためのシステムであって、
メモリと、前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
アップリンク干渉を検出し、
前記検出された干渉に基づいて、増加した干渉を計算し、
前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つを、UEへダイレクトにシグナルする
ように構成された、システム。

Claims (22)

  1. 無線通信の方法であって、
    受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を、基地局により、検出することと、
    前記第1の部分と第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分を、前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングすることと、
    を備え、
    前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なる方法。
  2. 前記ノイズ・パディングすることは、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分にノイズを導入することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノイズ・パディングすることは、前記UEの電力制御を指示すること、および、前記UEの送信レートを制御すること、のうちの少なくとも1つをトリガする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ノイズ・パディングすることは、前記基地局の受信機フロント・エンドにおいて、干渉による入力信号変動を低減させることを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記アップリンク干渉が検出された時と同じ期間の前記第2の部分でなされ、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分に後続する部分である請求項1に記載の方法。
  6. 前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記アップリンク干渉が検出された後の期間でなされる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のチャネルではなく第1のチャネルへノイズを導入することを備え、前記第1のチャネルは前記第2の部分に含まれ、前記第2のチャネルは前記第1の部分に含まれる請求項1に記載の方法。
  8. 前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のサブ帯域ではなく第1のサブ帯域へノイズを導入することを備え、前記第1のサブ帯域は前記第2の部分に含まれ、前記第2のサブ帯域は前記第1の部分に含まれる請求項1に記載の方法。
  9. 無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための方法であって、
    アップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を、基地局により、検出することと、
    前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、前記アップリンク送信の第2の部分における増加した干渉を計算することと、
    前記第1の部分と第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つをユーザ機器(UE)へダイレクトにシグナルすることと、
    を備え、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なる方法。
  10. 無線通信のための装置であって、
    受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を検出する手段と、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分を、前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングする手段と、
    を備え、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なる装置。
  11. 無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための装置であって、
    アップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を検出する手段と、
    前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、前記アップリンク送信の第2の部分における増加した干渉を計算する手段と、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つを、ユーザ機器(UE)へダイレクトにシグナルする手段と、
    を備え、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なる装置。
  12. 無線ネットワークにおける無線通信のための、記録されたプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記プログラム・コードは、
    受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を検出するためのプログラム・コードと、
    前記第1の部分と第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分を、前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングするためのプログラム・コードと
    を備え、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なるコンピュータ読取可能な記録媒体。
  13. 無線通信における仮想的なノイズ・パディングのための、記録されたプログラム・コードを有するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記プログラム・コードは、
    アップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を検出するためのプログラム・コードと、
    前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、前記アップリンク送信の第2の部分における増加した干渉を計算するためのプログラム・コードと、
    前記第1の部分と第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つを、ユーザ機器(UE)へダイレクトにシグナルするためのプログラム・コードと、
    を備え、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なるコンピュータ読取可能な記録媒体。
  14. 無線通信のためのシステムであって、
    メモリと、前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    受信されたユーザ機器(UE)のアップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を検出し、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分を、前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、さらに、周波数領域区分、サブフレームが保護されているか否か、およびユーザ機器タイプのうちの少なくとも1つに基づいて、ノイズ・パディングする
    ように構成され、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なるシステム。
  15. 前記ノイズ・パディングすることは、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分にノイズを導入することを含む、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記ノイズ・パディングすることは、前記UEの電力制御を指示すること、および、前記UEの送信レートを制御すること、のうちの少なくとも1つをトリガする、請求項14に記載のシステム。
  17. 前記ノイズ・パディングするように構成されたプロセッサはさらに、基地局の受信機フロント・エンドにおいて、干渉による入力信号変動を低減させるように構成された、請求項14に記載のシステム。
  18. 前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記アップリンク干渉が検出された時と同じ期間の前記第2の部分でなされる、請求項14に記載のシステム。
  19. 前記ノイズ・パディングすることは、時間領域区分に基づいており、前記アップリンク干渉が検出された後の期間でなされる、請求項14に記載のシステム。
  20. 前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のチャネルではなく第1のチャネルへノイズを導入することを備え、前記第1のチャネルは前記第2の部分に含まれ、前記第2のチャネルは前記第1の部分に含まれる請求項14に記載のシステム。
  21. 前記ノイズ・パディングすることは、前記周波数領域区分に基づいており、前記受信されたアップリンク送信の第2のサブ帯域ではなく第1のサブ帯域へノイズを導入することを備え、前記第1のサブ帯域は前記第2の部分に含まれ、前記第2のサブ帯域は前記第1のチャネルに含まれる請求項14に記載のシステム。
  22. 無線通信における仮想的なノイズ・パディングのためのシステムであって、
    メモリと、前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    アップリンク送信の第1の部分におけるアップリンク干渉を検出し、
    前記検出されたアップリンク干渉に基づいて、アップリンク送信の第2の部分における増加した干渉を計算し、
    前記第1の部分と前記第2の部分との間の干渉変動を低減させるために、前記計算された干渉に応じて、電力制御コマンドおよびレート制御コマンドのうちの少なくとも1つを、ユーザ機器(UE)へダイレクトにシグナルする
    ように構成され、前記受信されたアップリンク送信の第2の部分は、前記受信されたアップリンク送信の第1の部分とは異なるシステム。
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