JP5646573B2 - 筒形スペーサ、及び、筒形スペーサを備えた緩衝装置 - Google Patents

筒形スペーサ、及び、筒形スペーサを備えた緩衝装置 Download PDF

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本発明は、緩衝装置に使用される懸架用のコイルスプリングの初期長さを決定するために緩衝装置に用いられる筒形スペーサ、及び、筒形スペーサを備えた緩衝装置に関する。
従来、例えば自動二輪車の緩衝装置としてのフロントフォークの内側に設置される懸架用のコイルスプリングの初期長さを決定するためにフロントフォークの内側に設けられるスペーサが知られている。
当該スペーサとして、コイルスプリングの一端を着座させる着座面を確保するために、断面形状が略V字状(三角形状)若しくはU字状に形成されたスペーサが知られている(特許文献1等参照)。
実開昭56−98796号公報
しかしながら、断面形状が略V字状(三角形状)若しくはU字状に形成されたスペーサでは、コイルスプリングの着座面にコイルスプリングの力が加わった場合に、スペーサが変形しやすく、コイルスプリングの一端を安定に着座させることができない。
本発明は、コイルスプリングの一端を着座させるための着座面を、ワッシャーを用いることなく部品点数を減らした構成によって、確保することができるとともに、変形しにくく、コイルスプリングの一端を安定に着座させることが可能な筒形スペーサ等を提供する。
本発明に係る筒形スペーサは、緩衝装置に使用される懸架用のコイルスプリングの初期長さを決定するために緩衝装置に用いられる筒形スペーサにおいて、筒形スペーサにおけるコイルスプリングの一端を着座させる筒の一端面を含む一端部の断面形状が、筒の外周面における離間した複数箇所で筒の中心軸線に近づく方向に窪んだ形状に形成されたので、コイルスプリングの一端を着座させるための着座面を、ワッシャーを用いることなく部品点数を減らした構成によって、確保することができるとともに、変形しにくく、コイルスプリングの一端を安定に着座させることができる筒形スペーサを提供できる。
また、本発明に係る別の筒形スペーサは、筒形スペーサにおける筒の全長に亘る断面形状が、筒の外周面における離間した複数箇所で筒の中心軸線に近づく方向に窪んだ形状に形成されたので、より変形しにくく、コイルスプリングの一端を安定に着座させることができる筒形スペーサを提供できる。
前記断面形状は、筒形スペーサの筒の中心軸線を回転中心としたn回対称の回転対称形状に形成されたので、コイルスプリングの一端を着座させる一端面により構成された着座面の均等性が確保され、コイルスプリングの一端をより安定に着座させることができる筒形スペーサを提供できる。
発明に係る筒形スペーサを備えた緩衝装置は、筒体により形成されたアウターチューブ及び筒体により形成されたインナーチューブを備え、インナーチューブが一端開口側よりアウターチューブの一端開口側を経由してアウターチューブ内に挿入されてインナーチューブとアウターチューブとが互いに筒の中心軸線に沿った方向に移動可能に構成され、筒形スペーサは、インナーチューブの閉塞された他端筒底又はアウターチューブの閉塞された他端筒底に、筒の他端面が着座するように設置され、インナーチューブの内側に位置されたコイルスプリングの一端が、筒形スペーサの筒の一端面に着座するようにコイルスプリングが設置されたので、コイルスプリングの一端をより安定に着座させることができる高品質の緩衝装置を提供できる。
コイルスプリングと筒形スペーサとの関係を示す斜視図。 筒形スペーサにおけるコイルスプリング一端の着座可能領域を説明した図。 筒形スペーサを示す斜視図。 筒形スペーサを用いたフロントフォークの断面図。 筒形スペーサを示す斜視図。 筒形スペーサを示す斜視図。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
実施形態1
図1;図2に示すように、自動二輪車のフロントフォークやリヤサスペンション等の緩衝装置に使用される懸架用のコイルスプリング1の初期長さを決定するために緩衝装置に用いられる実施形態の筒形スペーサ2は、コイルスプリング1の一端11を着座させる筒の一端面3を含む一端部4の断面形状が異形形状に形成された構成である。
図3に示すように、筒形スペーサ2の異形形状は、筒形スペーサ2の原形である断面真円形状の筒の一端部4の筒の外周面の一部が筒の中心軸線5に近づく方向に窪んだ形状であり、例えば筒の外周面における離間した複数箇所が凹形状に形成されて構成される。
異形形状は、一例として図3に示すように、筒形スペーサ2の筒の中心軸線5を回転中心としたn回対称の回転対称形状に形成される。当該n回対称の回転対称形状は、互いに同じ角度ずつ隔てた筒周面上の複数位置に筒の外側から筒の中心軸線5の方向に圧力を加えることによって形成された形状であり、例えば、互いに同じ角度ずつ隔てた筒周面上の複数位置に筒の外側から筒の中心軸線5の方向に向けて窪む同形状の窪部を有した形状であったり、あるいは、正n角形(nは3以上の整数)である。
筒形スペーサ2の一端部4の異形形状の一例としては、図1乃至図3に示すように、互いに90度隔てた4つの筒周面上の位置に筒の外側から筒の中心軸線5の方向に圧力を加えることによって、互いに90度隔てた4つの筒周面上の位置に筒の外側から筒の中心軸線5の方向に向けて湾曲して窪む同形状の湾曲窪部6が形成された4回対称の回転対称形状である。
筒形スペーサ2は、異形形状に形成された一端面3をコイルスプリング1の一端11を着座させるための着座面として機能させた場合、図2に示すように、コイルスプリング1の一端11を着座させることが可能な、筒の径に沿った方向の幅領域H(着座可能領域)が、異形形状に形成されていない断面真円形状の筒の一端面の場合と比べて幅広な領域となるので、コイルスプリング1の一端11を着座させるための着座可能領域を確保することができる。
さらに、従来、コイルスプリング1の着座面を形成する部材として使用していたワッシャーを用いる必要が無くなり、部品点数を減らしてコイルスプリング1の着座面を形成できることから、コストダウン化が図れる。即ち、ワッシャーを用いることなく部品点数を減らした構成によってコイルスプリング1の着座面を確保することができる。
また、筒形スペーサ2は、コイルスプリング1の一端11を着座させる筒の一端面3を含む一端部4の断面形状が異形形状に形成された筒により構成されているので、異形形状を形成する凹凸によりリブを備えたような補強効果が得られ、筒形スペーサ2の剛性が上がり、一端面3にコイルスプリング1からの力が加わった場合でも、変形しにくくなる。
即ち、コイルスプリング1の一端を着座させるための着座面を、ワッシャーを用いることなく部品点数を減らした構成によって、確保することができるとともに、変形しにくく、コイルスプリング1の一端を安定に着座させることができる筒形スペーサ2が得られる。
緩衝装置に使用される懸架用のコイルスプリング1の初期長さを決定するための実施形態1に係る筒形スペーサ2によれば、筒の一端面3を含む一端部4の断面形状が異形形状に形成されているので、異形形状に形成された一端面3をコイルスプリング1の一端11を着座させるための着座面として機能させた場合、着座面を確保することができるとともに、一端部4の断面形状が異形形状に形成された筒により構成されるので、コイルスプリング1の一端11の着座面となる一端面3にコイルスプリング1からの力が加わった場合でも、変形しにくくなる。従って、コイルスプリング1の一端11を安定に着座させることができる筒形スペーサ2となる。
また、一端部4の異形形状がn回対称の回転対称形状に形成された筒形スペーサ2としたので、コイルスプリング1の一端11を着座させる一端面3により構成された着座面の均等性が確保され、コイルスプリング1の一端11をより安定に着座させることができる筒形スペーサ2を提供できる。
次に、アウターチューブ30を使用して構成される緩衝装置としての一例としての自動二輪車のフロントフォーク50を図4に基づいて説明する。
フロントフォーク50は、筒により形成されたアウターチューブ30及び筒により形成されたインナーチューブ51を備え、インナーチューブ51が筒の一端開口52側よりアウターチューブ30の筒の一端開口32及び軸受8A;8Bを経由してアウターチューブ30の内側に挿入されて、インナーチューブ51とアウターチューブ30とがそれぞれ筒の中心軸線3Aに沿った方向に移動可能に構成される。
アウターチューブ30の一端開口32近くの内周面31に軸受圧入部72Aが形成されるとともに、当該軸受圧入部72Aとアウターチューブ30の他端側に位置する筒孔の底面39との間の内周面31にも当該当該軸受圧入部72Aとは別の軸受圧入部72Bが設けられており、軸受8A;8Bがアウターチューブ30の一端開口32側からアウターチューブ30内に挿入されて各軸受圧入部72A;72Bに圧入されて固定される。
アウターチューブ30の他端部には他端外面35から一端開口32側に向けて延長する有底の工具挿入孔36が形成されており、ねじ孔37が工具挿入孔36の底面38とアウターチューブ30の他端側に位置する筒孔の底面39とに連通するように形成されている。アウターチューブ30の筒孔の中心軸線3Aと工具挿入孔36の中心軸線3Aとねじ孔37の中心軸線3Aとが一致するように各孔が形成される。アウターチューブ30の他端部には車軸貫通孔40が形成される。車軸貫通孔40は、中心軸線がアウターチューブ30の筒孔の中心軸線3Aと直交して工具挿入孔36を貫通して両端がアウターチューブ30の他端部の外周面に開口する貫通孔により形成される。
アウターチューブ30の筒内にはシートパイプ41が設置される。シートパイプ41は、他端が前記ねじ孔37に固定された固定ボルト42に連結されてアウターチューブ30の底面39に固定され、一端側がインナーチューブ51の一端開口52を経由してインナーチューブ51の内側に挿入された筒体により形成される。シートパイプ41の一端はピストン部43に形成されている。
インナーチューブ51の筒孔内には筒孔の中心軸線3Aとコイルスプリング1のコイルの中心軸線とが一致するようにコイルスプリング1が設置される。
インナーチューブ51の他端開口53の内面にはねじ部54が形成され、当該ねじ部54にねじ蓋であるトップキャップ55が取付けられてインナーチューブ51の他端開口53が閉塞されている。トップキャップ55の他端面には、トップキャップ55の外周面に形成されたねじ部をインナーチューブ51のねじ部54に締結するための工具挿入用や図外の車体に対する車体取付用として使用される穴56が形成されている。
インナーチューブ51の筒孔内におけるトップキャップ55で閉塞されたインナーチューブ51の筒孔の他端底面側には前述した筒形スペーサ2が設置される。
筒形スペーサ2は筒の他端面21がトップキャップ55に接触して着座するように設置され、筒形スペーサ2の異形形状に形成された一端部4の一端面3がコイルスプリング1の一端11を着座させるための着座面として機能する。
コイルスプリング1は、一端11が筒形スペーサ2の異形形状に形成された一端面3により形成された着座面に着座し、かつ、他端12が例えばシートパイプ41の一端のピストン部43を形成する拡径部46の環状円板面により形成された着座面に着座するように位置される。
シートパイプ41のピストン部43は、例えばシートパイプ41の一端を拡径した拡径部46により形成される。当該拡径部46の外周面とインナーチューブ51の内周面とが摺動可能に構成される。
アウターチューブ30の筒内にはフォークオイル48が収容され、アウターチューブ30内に挿入されたインナーチューブ51の筒内はオイル溜りであるリザーバ室64となる。48Aはオイル面である。
インナーチューブ51の一端開口52の内側には筒状のロックカラー49が設けられている。
インナーチューブ51の一端開口52側の筒壁、及び、シートパイプ41の筒壁には、筒の内外にフォークオイル48を流通させるためのオイル流通孔59が形成されている。
アウターチューブ30の一端開口32側の内面にはオイルシール60が取付けられ、かつ、外部からアウターチューブ30の筒内への埃等の侵入を防止するためのダストシール61が設けられる。
インナーチューブ51の一端開口52とアウターチューブ30の他端側に位置する筒孔の底面39との間で下油室62が形成され、ロックカラー49とピストン部43との間で上油室63が形成される。
従って、インナーチューブ51とアウターチューブ30とがそれぞれ筒の中心軸線3Aに沿った方向に移動する場合(フロントフォーク50の伸縮時)において、フォークオイル48がオイル流通孔59を流通する際の抵抗により減衰力が得られる。
従って、前述したフロントフォーク50によれば、コイルスプリング1の初期長さを決定するために用いられる筒形スペーサ2として、一端部4が異形形状に形成された筒形スペーサ2を備えたので、コイルスプリング1の一端11をより安定に着座させることができる高品質のフロントフォーク50を提供できる。
前述したフロントフォーク50を自動二輪車の車軸の左右に取付けるとともに車体に取付けることにより、自動二輪車のフロントサスペンションが構成される。
尚、左右いずれか一方のフロントフォークとして、前述したフロントフォーク50からコイルスプリング1及び筒形スペーサ2を除去した減衰機能構成のフロントフォークを用い、他方のフロントフォークとして、前述したフロントフォーク50からフォークオイル48及びシートパイプ41を除去したばね懸架機能のフロントフォークを用いることで、自動二輪車のフロントサスペンションを構成してもよい。
また、図示しないが、筒形スペーサの筒の他端面がアウターチューブの閉塞された他端筒底に接触して着座するように筒形スペーサ2を設置して、筒形スペーサ2の異形形状に形成された一端部4がインナーチューブの一端開口を介してインナーチューブ内に位置された構成とし、インナーチューブ内に配置されたコイルスプリング1の一端11が筒形スペーサ2の異形形状に形成された一端面3に着座し、コイルスプリング1の他端12がトップキャップに接触して着座するように設置された構成のフロントフォークを形成することも可能である。
また、筒形スペーサ2は、上述したような正立式のフロントフォーク50、又は、倒立式のフロントフォークに使用可能である。
実施形態2
筒の全長に亘って断面形状が実施形態1で説明した異形形状に形成された構成の筒形スペーサであってもよい。
即ち、図5;図6に示すように、当該筒形スペーサ2Aの異形形状は、筒形スペーサ2Aの原形である断面真円形状の筒の外周面の一部が筒の全長に亘って筒の中心軸線5に近づく方向に窪んだ形状であり、例えば筒の外周面における離間した複数箇所が凹形状に形成されて構成される。
当該筒形スペーサとしては、一例として図5;図6に示すように、筒の全長に亘る断面形状が、互いに一定の所定角度隔てた複数の筒周面上の位置に筒の外側から筒の中心軸線の方向に圧力を加えることによって、互いに一定の所定角度隔てた複数の筒周面上の位置に筒の外側から筒の中心軸線の方向に向けて湾曲して窪む同形状のn個の湾曲窪部6Aが形成されたn回対称の回転対称形状に形成された筒形スペーサ2A、あるいは、正n角筒に形成された筒形スペーサがある。具体例としては、図5に示すような5個の湾曲窪部6Aが形成された5回対称の回転対称形状に形成された筒形スペーサ2A、あるいは、図6に示すような3回対称の回転対称形状である正三角筒状に形成された筒形スペーサ2A等がある。
実施形態2の筒形スペーサ2Aによれば、実施形態1の筒形スペーサ2と同様に、コイルスプリング1の一端11を安定に着座させることができ、かつ、筒の全長に亘って断面形状が異形形状に形成されたので、より変形しにくく、コイルスプリング1の一端11をより安定に着座させることができる。
尚、前記では、コイルスプリング1の一端11を着座させる筒の一端面3を含む一端部4の断面形状、又は、筒の全長に亘る断面形状が、筒形スペーサ2の筒の中心軸線5を回転中心としたn回対称の回転対称形状に形成された構成の筒形スペーサ2;2Aを一例として説明したが、本発明の筒形スペーサとしては、筒の一端面3を含む一端部4の筒周面の一部、例えば、筒の一端面3を含む一端部4の筒周面の一箇所以上、好ましくは、筒の外周面における離間した複数箇所が、筒の中心軸線5に近づく方向に窪んだ形状の異形の一端面3を備えた筒形スペーサであればよい。
また、本発明の筒形スペーサは、自動二輪車のリヤサスペンション、その他の緩衝装置に用いることが可能である。
1 コイルスプリング、2;2A 筒形スペーサ、3 筒形スペーサの筒の一端面、
4 筒形スペーサの筒の一端部、5 筒形スペーサの筒の中心軸、
11 コイルスプリングの一端、30 アウターチューブ、51 インナーチューブ。

Claims (4)

  1. 緩衝装置に使用される懸架用のコイルスプリングの初期長さを決定するために緩衝装置に用いられる筒形スペーサにおいて、
    筒形スペーサにおける前記コイルスプリングの一端を着座させる筒の一端面を含む一端部の断面形状が、筒の外周面における離間した複数箇所で筒の中心軸線に近づく方向に窪んだ形状に形成されたことを特徴とする筒形スペーサ。
  2. 緩衝装置に使用される懸架用のコイルスプリングの初期長さを決定するために緩衝装置に用いられる筒形スペーサにおいて、
    筒形スペーサにおける筒の全長に亘る断面形状が、筒の外周面における離間した複数箇所で筒の中心軸線に近づく方向に窪んだ形状に形成されたことを特徴とする筒形スペーサ。
  3. 前記断面形状は、筒形スペーサの筒の中心軸線を回転中心としたn回対称の回転対称形状に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の筒形スペーサ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された筒形スペーサを備えた緩衝装置であって、
    筒体により形成されたアウターチューブ及び筒体により形成されたインナーチューブを備え、
    前記インナーチューブが一端開口側より前記アウターチューブの一端開口側を経由して前記アウターチューブ内に挿入されて前記インナーチューブと前記アウターチューブとが互いに筒の中心軸線に沿った方向に移動可能に構成され、
    前記筒形スペーサは、前記インナーチューブの閉塞された他端筒底又は前記アウターチューブの閉塞された他端筒底に、筒の他端面が着座するように設置され、
    前記インナーチューブの内側に位置された前記コイルスプリングの一端が、前記筒形スペーサの筒の一端面に着座するように前記コイルスプリングが設置されたことを特徴とする緩衝装置。
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